【幻のショコラ】ベルナシオンはパリのどこで買える？購入場所と裏技を徹底解説！

「ベルナシオン（Bernachon）」と聞いて、ピンとくるあなたは、相当なチョコレート通ですね！
リヨンに本店を構えるこの「幻のショコラ」は、
パリ旅行のお土産リストに絶対に入れたいと憧れている方も多いのではないでしょうか？

でも、ネットで調べると「パリには直営店がない」なんて情報もあって、
「結局、パリのどこで買えるの？」「リヨンまで行かないとダメなの？」と不安になりますよね。

大丈夫です！筆者モモストアが、あなたのために現地での確実な購入場所から、
日本にいながら手に入れる究極の裏技まで、詳しく、そして分かりやすく解説していきますね。
この記事を読めば、もう迷うことはありませんよ！

「ベルナシオン」とは？その幻のショコラたる所以

さて、まずは「ベルナシオン」という名前を初めて聞いた方や、
名前は知っていてもなぜこれほどまでに熱狂的に愛されているのかを知らない方のために、
そのチョコレート界での地位と、「幻」と呼ばれる理由をじっくりとご紹介させてください。

ベルナシオンは、フランスの美食の街リヨンに本店を構える、
家族経営のショコラティエです。創業から代々、職人の技術と情熱が受け継がれてきました。
しかし、単なる老舗というだけでは、世界中のショコラ愛好家を魅了することはできません。
ベルナシオンが特別である最大の理由は、Bean to Bar（ビーントゥバー）の先駆者である点にあります。

「ビーントゥバー」とは、カカオ豆の選定から、焙煎、精錬、成形まで、
チョコレート作りの全工程を自社で一貫して行うことを指します。今でこそこの手法を取り入れるショコラティエは増えましたが、
ベルナシオンは遥か昔からこのスタイルを貫いてきました。
特に、カカオ豆の焙煎に対するこだわりは尋常ではありません。
温度、時間、湿度。その全てを長年の経験に基づく職人の五感でコントロールすることで、
他では決して真似できない、深くて複雑なアロマを持つチョコレートを生み出しているのです。

その結果、ベルナシオンのチョコレートは、口に入れた瞬間の香り立ち、
そして滑らかに溶けていく口溶けが格別で、
「これぞチョコレートの極み」と感じる人が後を絶たないのです。

さらに、ベルナシオンを「幻」たらしめているもう一つの大きな要因は、
その販売戦略にあります。
基本的に、ベルナシオンのチョコレートは、リヨン本店でしか購入できません。
パリはもちろん、フランス国内であっても、ほとんど流通していません。
この「本店限定」というスタイルが、その希少価値をさらに高め、
多くの美食家や旅行者の「どうしても食べたい！」という強い探求心を掻き立てるのです。

しかし、ご安心ください。冒頭でもお伝えした通り、
実はパリにも、ごく限られた場所で、ベルナシオンのチョコレートを手に入れることができる裏ルートが存在します。
次の見出しで、そのパリでの「例外中の例外」となる販売場所について、詳しくお話していきますね！

ベルナシオンの歴史と受け継がれるこだわり

ベルナシオンの創業者、モーリス・ベルナシオン氏がリヨンに店を構えたのは1953年のことです。
当時から、彼は最高品質のカカオ豆を求めて世界中を飛び回り、
「最高の素材からしか、最高のチョコレートは生まれない」という揺るぎない信念を持っていました。

特に注目すべきは、彼らが取り扱うカカオ豆の品種と産地です。
特定の産地のカカオ豆をブレンドすることなく、その豆本来の風味を最大限に引き出すことに注力しています。
例えば、彼らのシグネチャーの一つである「パレドール」に使用されるカカオ豆は、
そのレシピに合わせて特別に選定されたものだと言われています。

現在、ベルナシオンは3代目となるフィリップ・ベルナシオン氏が指揮を執っていますが、
その伝統的な製法は、時代が変わっても一切変わっていません。
機械化が進む現代においても、彼らは手間と時間を惜しまず、
職人の手作業による細やかな調整を重視しています。
この「非効率的ともいえるほどのこだわり」こそが、
ベルナシオンのチョコレートが持つ独特の深みと温かみを生み出す源なのです。

主なカカオ豆の調達先と風味の特徴

ベルナシオンが愛用するカカオ豆は、主にカリブ海や南米の特定のプランテーションから直接仕入れられています。
その調達先は、最高の品質と持続可能性を重視して厳選されており、
長年にわたる信頼関係によって成り立っています。

産地	ベルナシオンでの主な使用	風味の特徴
ベネズエラ（特定地域）	ビター系、タブレット	ナッツのような香り、スパイシーで力強いカカオ感
マダガスカル	フルーティーなボンボン、ガナッシュ	ベリー系の酸味、フレッシュで華やかなアロマ
エクアドル	ミルクチョコレート、ブレンドのベース	フローラルな香り、バランスの取れた苦味と甘味

これらのカカオ豆を、ベルナシオンの職人が独自のレシピでブレンドし、丁寧に焙煎することで、
ベルナシオンにしか出せない唯一無二のフレーバーが完成するのです。
特に、チョコレートが持つ苦味と酸味のバランスは絶妙で、
「カカオ豆のポテンシャルを最大限に引き出している」と評価されています。

一度食べると忘れられない、深く、長く続く余韻。
それが、ベルナシオンが世界中で「幻」と崇められる理由なんですね。

【結論】ベルナシオンはパリに直営店がないって本当？

多くの人が気になるこの疑問、「ベルナシオンはパリに直営店があるのか？」について、
まずはハッキリと結論を申し上げますね。

結論から言うと、「はい、本当です」。

ベルナシオンは、創業の地であるリヨン本店（Bernachon Lyon）を唯一の販売拠点としています。
この「リヨン本店至上主義」こそが、ベルナシオンのブランドの核であり、
その希少性と特別感を保つための揺るぎないポリシーなのです。

パリは世界のトレンドが集まる大都市であり、
ショコラティエの激戦区でもありますが、
ベルナシオンは「リヨンでしか買えない」というスタンスを長年貫いてきました。
そのため、パリ市内に「Bernachon」という名前の路面店やブティックは存在しません。
もしパリの街中でベルナシオンのロゴを見かけることがあったとしても、
それはデパートなどのごく限られた場所での委託販売や、
一時的なポップアップストアである可能性が高いです。

では、なぜリヨンにこだわるのでしょうか？
その理由は、彼らのチョコレート作りの全プロセスがリヨン本店に集約されているからです。

• カカオ豆の焙煎所：リヨン本店に隣接
• 製造工房：リヨン本店に隣接
• フレッシュな素材の仕入れ：リヨンの市場との密な連携

特に、ベルナシオンのスペシャリテである「パレドール」などの生チョコレートは、
非常にデリケートで賞味期限が短いため、
遠方への輸送や在庫管理が難しいのです。
「最高にフレッシュな状態で提供したい」という職人のこだわりが、
この「直営店はリヨンのみ」という販売形態を維持させている最大の理由と言えるでしょう。

しかし、「パリで買いたい！」という熱烈なファンがいることも、
ベルナシオン側もよく理解しています。そこで、特別な例外として、
パリの「ある高級デパート」での販売が認められています。
次の見出しでは、そのパリでの唯一の購入場所について、
アクセス方法や具体的な売り場の情報まで、徹底的に深掘りしていきますね！

「リヨン本店至上主義」がもたらすベルナシオンのブランド価値

「直営店を増やさない」という戦略は、現代のビジネスとしては非効率に見えるかもしれません。
しかし、この「リヨン本店至上主義」こそが、
ベルナシオンのブランド価値を磐石なものにしているのです。

ポリシー	ブランド価値への影響
直営店はリヨン本店のみ	希少性：手に入りにくさからくる「幻のショコラ」としての地位確立。
カカオ豆の自社一貫製造	品質保証：他社には真似できない、一貫した最高品質の提供。
生チョコレートの鮮度維持	限定感：フレッシュなものへのこだわりが、リヨンへの旅の目的にもなる。
大規模な広告展開なし	口コミ効果：真の美食家による口コミでの評価が高まる。

このポリシーがあるからこそ、ベルナシオンのチョコレートは
「フランスに行ったからには、絶対に食べたい！」という強い動機付けとなり、
旅行者にとっての特別な体験として記憶されるのです。
つまり、ベルナシオンは「モノ」だけでなく「体験」を売っているとも言えますね。

ただし、この直営店がないという事実から、
パリ市内で「ベルナシオン」を名乗る偽物や、無許可の並行輸入品を見かけることも稀にあります。
特に、個人経営のお土産屋さんや、観光地の小さなブティックなどでの購入は、
品質や鮮度の保証ができないため、避けた方が賢明です。

次で紹介する「パリの唯一の購入場所」は、
ベルナシオンが正式に認めた、信頼できる販売ルートですので、ご安心ください。

パリでベルナシオンが買える唯一の聖地はココ！

お待たせいたしました！
「パリには直営店がない」という厳しい現実の中で、
ベルナシオンのチョコレートを唯一、継続的に販売している「聖地」をご紹介します。

その場所とは、パリの左岸、シックなサン・ジェルマン・デ・プレ地区にある
「ル・ボン・マルシェ Rive Gauche（Le Bon Marché Rive Gauche）」です！

ル・ボン・マルシェは、世界最古のデパートの一つとして知られ、
特にその食品館「ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ（La Grande Épicerie de Paris）」は、
世界中の高級食材と美食の宝庫として有名です。

なぜル・ボン・マルシェだけが特別なのか？

リヨン本店至上主義を貫くベルナシオンが、
なぜル・ボン・マルシェでの販売を許可しているのかというと、
ル・ボン・マルシェが持つ「格式の高さ」と「品質への徹底的なこだわり」が、
ベルナシオンのブランドイメージと完全に一致しているからです。

ル・ボン・マルシェの食品館は、単なるデパートの食料品売り場ではありません。
美食のキュレーターとして、世界中から選び抜かれた最高級の品々だけを扱っています。
ベルナシオン側も、ル・ボン・マルシェであれば鮮度管理や販売方法が
自分たちの厳しい基準を満たすと認めているのでしょう。

ル・ボン・マルシェでの具体的な売り場（アクセスと注意点）

ル・ボン・マルシェは、パリ市内の中心部にあり、アクセスは非常に便利です。

施設名	ル・ボン・マルシェ Rive Gauche（Le Bon Marché Rive Gauche）
場所	ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ（食品館）
所在地	38 Rue de Sèvres, 75007 Paris, France
アクセス	メトロ10・12番線 Sèvres-Babylone駅下車すぐ
売り場	チョコレート・お菓子売り場（通常1階/Rez-de-chaussée）
注意点	常時在庫があるとは限らないため、午前中の訪問が推奨されます。

【重要】売り場を探すコツ！
食品館に入ったら、まずは「ショコラ（Chocolat）」のコーナーを目指しましょう。
ベルナシオンのコーナーは、他の有名ショコラティエ（ジャン＝ポール・エヴァン、アラン・デュカスなど）と
並んで陳列されていることが多いです。しかし、ベルナシオンのスペースは非常に小さいため、
見落とさないように注意が必要です。

もし見つからない場合は、遠慮せずに店員さんに「Bernachon, s’il vous plaît.」と聞いてみましょう。
フランス語が苦手でも、「ベルナシオン」という単語だけで通じるはずです。

そして、最も注意すべき点は、販売されている商品の種類と在庫です。
リヨン本店のように全てのラインナップが揃っているわけではなく、
「パレドール」や「タブレット（板チョコ）」など、日持ちのする商品に限定されていることがほとんどです。
フレッシュなケーキや生菓子系は、基本的に販売されていませんので、ご注意くださいね。

次の見出しでは、ル・ボン・マルシェでの賢いショッピング方法と、
絶対に買うべきおすすめ商品について詳しく解説していきます。

ル・ボン・マルシェでの賢い買い方とおすすめ商品3選

パリの「ル・ボン・マルシェ」でベルナシオンを見つけたら、
喜びのあまり、衝動買いしてしまうかもしれませんが、
せっかくの貴重な機会ですから、賢く、そして確実にお目当ての品を手に入れたいですよね。

モモストアが推奨するル・ボン・マルシェでのショッピング戦略と、
まず試すべきおすすめ商品3選をご紹介します！

賢い買い方：午前中を狙い、保冷対策を万全に

ベルナシオンのチョコレートは、パリでも非常に人気が高く、
特に観光シーズンや週末は午後には品薄になることが多いです。

• 【時間帯】：開店直後（午前10時頃）を狙って訪問するのが最も確実です。午前中なら、比較的在庫も豊富で、陳列されたばかりのフレッシュな商品に出会える可能性が高まります。
• 【保冷対策】：ル・ボン・マルシェは高級食材を扱うため、保冷バッグや保冷剤（Glaçon）を用意していることが多いですが、念のため自分で持参することをおすすめします。特に夏場は、ホテルに戻るまでの間にチョコレートが溶けてしまうリスクが高いので、保冷は絶対に欠かせません。
• 【購入個数】：人気の「パレドール」などは、一人当たりの購入制限が設けられている場合があります。制限がない場合でも、他の人に迷惑がかからないよう、常識の範囲内の量に留めましょう。

ル・ボン・マルシェで買うべきおすすめ商品3選

ル・ボン・マルシェで販売されているラインナップは変動しますが、
ここでは「これだけは外せない！」という定番中の定番をご紹介します。

パレドール（Palet d’Or）：ベルナシオンの代名詞

これは、ベルナシオンの顔とも言えるチョコレートで、
パリでこれを買えたら、もうミッションコンプリートと言っても過言ではありません。

• 特徴：金箔が施された小さな円盤状のチョコレート。中のガナッシュは、濃厚で香り高いカカオと、微かなオレンジの香りが絶妙なハーモニーを奏でます。
• 味わい：口に入れた瞬間のガナッシュの溶け方が驚くほど滑らかで、後味にカカオの深みとオレンジピールの爽やかさが残ります。
• 注意点：賞味期限が非常に短い（数日〜1週間程度）ため、購入後すぐに帰国する場合は、帰国日を考慮して購入しましょう。

タブレット（Tablette）：カカオの個性を楽しむ板チョコ

日持ちも比較的長く、ベルナシオンのBean to Barの真髄を味わえるのがタブレットです。

• 特徴：カカオ豆の産地ごとに作られた単一オリジン（シングルオリジン）のタブレットが豊富です。パッケージデザインもシンプルでシックなので、お土産にも最適です。
• おすすめ：迷ったら、「Ceylan（セイロン）」や「Equateur（エクアドル）」などの産地名が入ったものを試してみてください。それぞれのカカオが持つ独特の風味の違いが楽しめます。
• 日持ち：ボンボンショコラに比べて数ヶ月単位で日持ちするため、ゆっくりと楽しみたい方におすすめです。

マンディアン（Mendiant）：ナッツとドライフルーツの競演

チョコレートの円盤の上に、ナッツやドライフルーツが飾られた見た目も華やかなチョコレートです。

• 特徴：ベルナシオンの高品質なチョコレートと、厳選されたナッツやドライフルーツの組み合わせが楽しめます。
• 味わい：ナッツの香ばしさ、ドライフルーツの凝縮された甘みと酸味が、ビターチョコレートの風味を一層引き立てます。
• 種類：ミルク、ダーク、ホワイトチョコレートなど、様々なベースで作られているので、好みのカカオ濃度に合わせて選んでみましょう。

ル・ボン・マルシェの売り場には、上記以外にも「プレジダン（Président）」などの特別な商品が
並ぶこともありますので、出会いを大切にして、その日のラインナップをじっくりとチェックしてみてくださいね！

ベルナシオンの「パレドール」が愛される理由と持ち運びの注意点

ル・ボン・マルシェで買うべき商品の筆頭に挙げた「パレドール（Palet d’Or）」は、
ベルナシオンのアイコンであり、「人生最高のチョコレート」と評する人も少なくありません。
なぜ、この小さな金箔のショコラが、これほどまでに愛されているのでしょうか？

パレドールの比類なきガナッシュの秘密

パレドールとは、「金の円盤」という意味です。
その名の通り、光り輝く金箔が施された姿は、まさに芸術品です。
しかし、その真価は見た目ではなく、中に秘められたガナッシュにあります。

このガナッシュは、ベルナシオン独自のブレンドカカオと、
上質な生クリーム、バターを絶妙な比率で混ぜ合わせ、
さらに微量のオレンジピールを加えて作られています。

• 口溶けの滑らかさ：ガナッシュに含まれる水分と脂肪分のバランスが完璧で、体温で溶ける一歩手前のような、ギリギリのテクスチャーを実現しています。口に入れると、まるでベルベットが溶けていくかのような滑らかさを感じます。
• 香りの奥行き：カカオの力強いアロマの後に、オレンジピールがフワッと爽やかに香り、重すぎないエレガントな余韻を残します。この柑橘系のアクセントが、ビターチョコレートの深みを際立たせているのです。
• フレッシュネス：生クリームなどのフレッシュな素材を多用しているため、日持ちが短く、その分、鮮度の高い状態で味わうことが、このチョコレートの醍醐味とされています。

海外旅行での「パレドール」持ち運び注意点（溶け対策）

このデリケートなパレドールを、パリから日本へ、あるいはホテルへ無事に持ち帰るためには、
徹底した温度管理が不可欠です。

持ち運びの極意：３つの必須アイテム

アイテム	用途	購入場所
保冷バッグ	チョコレートの温度変化を緩やかにするための必須アイテム。	ル・ボン・マルシェ、Monoprix（スーパー）、日本から持参
保冷剤（Glaçon）	温度を低温に保つためのもの。生鮮食品売り場などで入手可能。	ル・ボン・マルシェの食品館、ホテルで凍らせてもらう
新聞紙または布	保冷剤と商品の間に挟み、冷えすぎによる結露を防ぐための緩衝材。	現地のキオスク、ホテル

【モモストアからの裏技アドバイス！】
もし長時間持ち運ぶ必要がある場合は、「ドライアイス」の利用も検討しましょう。
ただし、ドライアイスは飛行機への持ち込み制限があるため、
帰国直前に購入する場合は、必ず航空会社に確認してください。

また、機内では手荷物として機内持ち込みにし、
CAさんにお願いして機内の冷蔵庫やクーラーボックスで一時的に保管してもらうのが、
最も安全な方法です。「C’est très fragile, s’il vous plaît. (とても壊れやすいのでお願いします)」と伝えてみましょう。

日本からパリのベルナシオンを手に入れる方法究極の裏技

「パリ旅行の予定はないけど、どうしてもベルナシオンが食べたい！」
「誰かに頼んで買ってきてもらうのも気が引ける…」

そんな熱烈なショコラファンの方のために、
日本にいながらにしてベルナシオンを手に入れる「究極の裏技」を、
モモストアが詳しく解説しますね。これは知る人ぞ知る、特別なルートです。

裏技１：代行サービス（パーソナルショッパー）の活用

ベルナシオンのような「現地でしか手に入らない」希少な商品には、
パーソナルショッパー（海外在住のバイヤー）に購入を依頼するという方法が最も確実で人気があります。

パーソナルショッパーサービスのメリット・デメリット

メリット	デメリット
リヨン本店の商品まで依頼可能	購入代行手数料がかかる（商品価格の20%〜40%程度）
新鮮な商品を保冷状態で輸送してくれる	配送トラブル（遅延、紛失）のリスクがある
特定の限定品もリクエスト可能	パレドールなど生菓子の輸送は断られる場合もある

主要なパーソナルショッパーサービスや、メルカリなどのフリマサイトでも、
「ベルナシオン代行」という形で出品されていることがあります。
ただし、フリマサイトの場合は個人のやり取りになるため、
輸送中の品質管理やトラブル対応には細心の注意が必要です。

【代行依頼の際のポイント】
代行を依頼する際は、「必ず保冷梱包で、追跡可能な便で送ってほしい」という点を
強く要望することが大切です。特に夏場はクール便（Refrigerated Shipping）が必須になります。

裏技２：高級輸入食品店や百貨店の催事（バレンタイン）

日本では、ベルナシオンは基本的に常時販売されていませんが、
年に一度だけ、「ある特別な期間」に日本で手に入るチャンスがあります。

それが、皆さんご存知、「バレンタインの催事」です！

日本の主要な高級百貨店（伊勢丹、高島屋、三越など）が
開催するバレンタインのチョコレートイベント（例：サロン・デュ・ショコラ、アムール・デュ・ショコラなど）では、
世界中から選りすぐりのショコラティエが招かれます。

ベルナシオンも、この催事のために特別に商品を輸入し、販売することがあります。

購入のチャンス	販売形態	メリット
毎年1月下旬〜2月上旬	日本の百貨店での特設ブース	最高の鮮度と品質で、安心して購入できる
オンラインストア（催事期間中のみ）	百貨店のオンラインショップでの事前予約・販売	並ばずに確実に手に入れられる

ただし、この催事でのベルナシオンは、非常に人気が高く、
発売開始数時間で完売してしまうこともザラにあります。
事前に百貨店の公式ホームページやSNSをチェックし、
発売日時をしっかりと把握しておくことが、成功の鍵となりますよ。

バレンタイン催事でのベルナシオンの最新情報をGoogle検索でチェック！

ベルナシオンを現地で楽しむ！リヨン本店の魅力とアクセス方法

パリでの購入方法をマスターしたあなたへ。
もしフランスに滞在する機会があり、時間に余裕があるなら、
ぜひ「リヨン本店」まで足を延ばしてみることを強くおすすめします！

なぜなら、リヨン本店でしか味わえない特別な魅力が、
ベルナシオンには詰まっているからです。

リヨン本店が「聖地」と呼ばれる理由

リヨン本店は、単なる販売店ではありません。
そこには、ベルナシオンの全てがあります。

1. 全ラインナップが揃う：パリのル・ボン・マルシェでは手に入らない、フレッシュな生ケーキや、限定の生菓子など、ベルナシオンの全ラインナップが揃っています。
2. サロン・ド・テの存在：本店には併設の「サロン・ド・テ（喫茶室）」があり、購入したチョコレートやケーキを、その場でゆっくりと楽しむことができます。これはパリでは体験できない、特別な時間です。
3. 製造所併設の臨場感：店舗の裏には、カカオ豆の焙煎から行われる製造工房があり、その香りが店内に漂っています。この「カカオの香り」を嗅ぐだけでも、一見の価値があります。

リヨン本店へのアクセス方法（パリから日帰りも可能！）

パリからリヨンへのアクセスは、フランスの新幹線「TGV」を利用すれば、非常にスムーズです。

出発地	パリ・リヨン駅（Gare de Lyon）
目的地	リヨン・パール・デュー駅（Gare de Lyon Part-Dieu）
所要時間	約2時間〜2時間半
運行頻度	日中、1時間に1〜2本程度運行
注意点	TGVのチケットは早めの予約がお得です。当日に買うと高額になる場合があります。

リヨン・パール・デュー駅から本店までは、タクシーで約10〜15分、または地下鉄と徒歩でもアクセス可能です。

【本店でのおすすめの過ごし方】
午前中に本店を訪れ、サロン・ド・テで名物の「パレドール」と温かいショコラショーを楽しみます。
その後、お土産用のタブレットや日持ちするボンボンショコラを購入し、
午後のTGVでパリに戻れば、贅沢な日帰りショコラ旅が完成しますよ！

リヨン本店への道順をGoogleマップで確認する

【価格比較】パリとリヨン、どちらがお得？

ベルナシオンのチョコレートをパリ（ル・ボン・マルシェ）とリヨン本店で購入する場合、
気になるのは「価格」ですよね。

結論から言うと、商品の価格自体は、ほぼ変わりません。
フランス国内での販売価格は、基本的にメーカー（ベルナシオン）が設定しているため、
パリのデパートであっても、リヨン本店と大きな差はないと考えていただいて大丈夫です。

ただし、「総合的なコスト」で考えると、話は少し変わってきます。

総合的な購入コストの比較（TGV vs デパート手数料）

購入場所	チョコレート本体価格	その他コスト	総合評価
リヨン本店	基準価格（€€）	TGV往復チケット代（約€50〜€100）	価格面では高くなるが、全商品が手に入る
パリ（ル・ボン・マルシェ）	基準価格＋微量の手数料（€€）	パリ市内の移動費（メトロ代など）	安く済むが、ラインナップが限られる
日本（代行・催事）	基準価格＋輸入経費＋手数料（€€€）	国内送料、手数料	最も高くなるが、現地に行かなくて済む

ご覧の通り、パリ（ル・ボン・マルシェ）で購入するのが、最も総合コストを抑えられる方法です。
TGVのチケット代は、往復で数万円かかる場合もありますので、
単純にチョコレートだけが目的なら、パリでの購入が賢明です。

しかし、リヨン本店でしか買えない生ケーキやフレッシュな生菓子を味わいたい！という場合は、
TGV代を「美食体験の費用」として割り切り、リヨンへ行く価値は十分にあります。

免税（タックスリファンド）の適用について

海外旅行者がフランス国内で商品を購入する場合、一定額以上の買い物をすると
免税（VAT還付）の対象となります。

• ル・ボン・マルシェ：デパートでの購入となるため、食品であっても免税の対象となります。デパートの免税カウンターで手続きを忘れずに行いましょう。
• リヨン本店：路面店での購入となりますが、免税手続きに対応していることが多いです。購入時に店員さんに「Détaxe, s’il vous plaît.（デタックスをお願いします）」と伝えてみましょう。

免税手続きをすることで、実質的な購入価格はさらに安くなりますので、
パスポートを忘れずに持参し、しっかりと手続きを行ってくださいね。

フランスの最新の免税手続き情報をGoogle検索で確認する

ベルナシオンのチョコレートを通販・お取り寄せで買う方法

前述の通り、ベルナシオンは基本的に通信販売を行っていません。
これは、鮮度と品質への強いこだわりがあるためで、
特にデリケートなガナッシュ系のショコラは、長距離の輸送には向かないとされています。

しかし、「通販・お取り寄せ」という枠組みで考えると、
日本からでもベルナシオンを手に入れる方法がいくつかあります。

公式ではないけれど信頼できる「お取り寄せ」ルート

ベルナシオンを正規のオンラインストアで注文することはできませんが、
前述の「究極の裏技」と重複する部分も含め、現実的なお取り寄せルートを整理してみましょう。

1. フリマサイト（メルカリ、ラクマなど）：
   フランス旅行者からの「お土産販売」として、ベルナシオンのタブレットやボンボンが出品されることがあります。
2. 輸入食品を扱うオンラインセレクトショップ：
   ごく稀に、特定の高級輸入食品を専門に扱うオンラインショップが、独自のルートでベルナシオンのタブレットを仕入れ、販売することがあります。
3. バレンタイン催事のオンラインショップ：
   これが最も公式に近いルートです。百貨店のオンラインストアで、催事期間中に限定販売されるチャンスを逃さないようにしましょう。

通販でベルナシオンを購入する際の「品質」チェックポイント

フリマサイトや非公式なオンラインショップで購入する場合、
最も心配なのは「品質」ですよね。
特に、チョコレートは温度変化に非常に弱いため、以下の点を確認しましょう。

チェックポイント	確認すべき事項
賞味期限	特にボンボンショコラは非常に短いです。残りの日数を必ず確認しましょう。
輸送方法	「クール便（冷蔵）」で発送されたか、またはそう記載されているか。普通便は絶対に避けましょう。
保存状態	購入者がフランスでどのように保管していたか（高温多湿な場所に置いていなかったか）を質問してみましょう。
チョコレートの状態	写真で「ブルーム現象（Fat Bloom）」（表面が白っぽくなる現象）が起きていないかを確認します。

「ブルーム現象」は食べても害はありませんが、風味は確実に落ちています。
せっかくのベルナシオンですから、最高の状態で味わいたいですよね。

また、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトでも、
輸入業者が販売しているケースがあります。価格は高くなりますが、
輸送体制がしっかりしているため、品質面での安心感は高いと言えます。

大手通販サイトでのベルナシオンの取り扱いをGoogle検索で探す

パリの他の有名ショコラティエとの徹底比較

せっかくパリに来たなら、ベルナシオンだけでなく、
パリの街中に溢れる他の有名ショコラティエのチョコレートも楽しみたいですよね。

ベルナシオンと、パリを代表するショコラティエを比較することで、
それぞれの個性と魅力がより際立ちますよ！

ベルナシオン vs パリの有名ショコラティエ

ショコラティエ名	特徴・強み	代表的な商品	購入のしやすさ（パリ）
ベルナシオン	Bean to Barのパイオニア、リヨン本店主義、カカオの深み	パレドール、タブレット	非常に困難（ル・ボン・マルシェのみ）
ジャン＝ポール・エヴァン	ガナッシュの魔術師、繊細でエレガントな風味、ショコラショーも有名	ボンボンショコラ（特にキャラメル）、マカロン	容易（パリ市内に多数店舗）
アラン・デュカス	レストランのシェフが手掛ける、カカオ豆の産地へのこだわり、モダンなデザイン	タブレット（シングルオリジン）、プラリネ	容易（店舗多数）
ピエール・エルメ	パティスリー界のピカソ、マカロンが有名だが、チョコレートも芸術的	マカロン、イースター限定ショコラ	非常に容易（店舗多数、デパートにも）

ベルナシオンを選ぶべき人、他のショコラティエを選ぶべき人

【ベルナシオンを選ぶべき人】
「カカオそのものの力強い風味を味わいたい」「希少性を楽しみたい」「職人のこだわりを感じたい」という、
「カカオの純粋な探求者」におすすめです。
リヨンへの旅や、パリでの宝探しのような体験も込みで、楽しむことができます。

【他のショコラティエを選ぶべき人】
「洗練されたフレーバーの組み合わせを楽しみたい」「様々な種類のガナッシュを食べ比べたい」「手軽に、たくさんの場所で買いたい」という、
「パリのチョコレート文化を幅広く楽しみたい人」におすすめです。

特にジャン＝ポール・エヴァンは、ベルナシオンと並び、
フランスのショコラ界の頂点に君臨する存在ですので、
ぜひ食べ比べて、ご自身の「推しショコラティエ」を見つけてみてくださいね！

ベルナシオンのお土産に最適！日持ちするチョコレートの種類

せっかく手に入れたベルナシオン、
自分へのご褒美だけでなく、大切な人へのお土産にしたいですよね。

しかし、前述の通り、パレドールのような生菓子系は日持ちしません。
そこで、お土産として安心して渡せる、日持ちするチョコレートの種類を
モモストアが厳選してご紹介します！

「日持ちの長さ」別！お土産チョコレートリスト

種類	特徴	目安の賞味期限	お土産におすすめ度
タブレット（板チョコ）	カカオ豆の風味を純粋に楽しめる。最も日持ちがする。	製造から数ヶ月〜半年	★★★★★（最高！）
マンディアン	ナッツとドライフルーツ入り。タブレットに近い日持ちの良さ。	製造から数ヶ月	★★★★☆
プラリネ	ナッツペーストを練り込んだチョコレート。ガナッシュより日持ちする。	製造から数週間〜1ヶ月	★★★☆☆
ガナッシュ系ボンボン	パレドールなどの生チョコレート。最も日持ちしない。	製造から数日〜1週間	★☆☆☆☆（現地で消費推奨）

特におすすめの「タブレット」：カカオ豆の品種を語れるお土産

お土産として最もおすすめなのは、やはりタブレット（板チョコ）です。
なぜなら、タブレットはカカオ豆の個性が最もダイレクトに伝わり、
ベルナシオンのBean to Barへのこだわりを伝えることができるからです。

お土産を渡す際に、「これはマダガスカル産カカオのフルーティーな酸味が特徴なんだよ」と
一言添えるだけで、お土産の価値は何倍にも上がりますよね！

【購入時のポイント】
購入時には、必ず製造日や賞味期限を店員さんに確認しましょう。
フランス語で「Quelle est la date limite de consommation ?（ケレ・ラ・ダットゥ・リミットゥ・ドゥ・コンソマシオン？）」
と聞けば通じます。

そして、日本に帰国後、すぐに冷蔵庫に入れず、
15度〜18度の涼しい場所（ワインセラーや野菜室の隅）で保管し、
食べる少し前に常温に戻してから味わうと、最高の風味を楽しめますよ。

ベルナシオンを待たずに買う！穴場な購入タイミング

パリのル・ボン・マルシェ、そしてリヨン本店。
どちらも時間帯によっては長蛇の列ができたり、
お目当ての商品が売り切れていたりすることがあります。

「時間を有効に使って、待たずにベルナシオンを手に入れたい！」
という賢い旅行者のために、穴場な購入タイミングをモモストアがこっそり教えちゃいますね。

【原則】開店直後と平日の午前中を狙う

これは多くの人気店に共通することですが、「開店直後」が最もおすすめです。

• ル・ボン・マルシェの場合：午前10時の開店と同時に入店し、他の買い物客がまだ少ないうちに食品館のショコラ売り場へ直行しましょう。
• リヨン本店の場合：こちらも開店直後が狙い目です。また、観光客が集中するのは週末や長期休暇中ですので、火曜日〜木曜日の午前中は比較的空いています。

週末の午後や、バレンタイン直前などは、避けた方が賢明です。

穴場な購入タイミングと裏技カレンダー

タイミング	理由	場所
バレンタイン直後の平日	イベント終了で需要が一旦落ち着くため、在庫が補充されやすい。	ル・ボン・マルシェ、リヨン本店
クリスマス（12月25日）直前ではない時期	クリスマス前後は大混雑。12月上旬など、少し早めの時期なら空いている可能性が高い。	ル・ボン・マルシェ、リヨン本店
フランスのサマーバカンス期間	7月下旬〜8月にかけて、観光客は多いが、地元客が減るため、リヨン本店が比較的空く可能性がある（ただし、本店自体が休業する可能性も要チェック）。	リヨン本店

【リヨン本店限定の裏技！】
リヨン本店にはサロン・ド・テ（喫茶室）が併設されています。
このサロン・ド・テを利用するお客さんは、優先的にチョコレートを購入できる場合があります。
「サロン・ド・テでお茶をしてから、お土産を買う」という流れにすれば、
並ばずにスムーズに購入できる可能性が高まります。試してみてくださいね！

ベルナシオン リヨン本店の最新の営業カレンダーをGoogle検索でチェック

ベルナシオンの最新情報と限定品をチェックする方法

ベルナシオンのファンなら、「次にどんな限定品が出るんだろう？」
「季節限定のケーキはいつから？」と、常に最新情報を追いかけたいですよね。

しかし、ベルナシオンは、大規模な宣伝を行わないことでも知られています。
そのため、情報収集は自力で行う必要があります。

信頼できる情報源は「公式サイト」と「現地のSNS」

ベルナシオンの最新情報を得るために、最も信頼できる情報源は以下の2つです。

ベルナシオン公式サイト（フランス語）

公式サイトは、商品の基本情報や営業時間、季節ごとのイベント情報などが
最も正確に掲載されています。

• チェックすべき項目：「Actualités（ニュース）」や「Événements（イベント）」のページです。フランス語ですが、ブラウザの翻訳機能を使えば、概要は把握できます。
• 限定品：イースター（復活祭）やクリスマスなど、季節のイベントに合わせて登場する限定のチョコレート（動物の形をしたものなど）の情報は、公式サイトでいち早く公開されます。

現地のショコラ愛好家のSNS（インスタグラム・X）

公式サイトの情報は堅いものが多いですが、「今、店頭に何が並んでいるか」という
最もリアルで鮮度の高い情報は、現地のファンや美食家のSNS投稿から得られます。

• 検索キーワード：インスタグラムやX（旧Twitter）で「#Bernachon」「#paletdor」「#Lyonchocolat」などのハッシュタグを検索してみましょう。
• 限定品の発見：「今日、〇〇が店頭に並んでいた！」といったリアルタイムの情報が発見できることがあります。特に、パリのル・ボン・マルシェの在庫状況は、この方法でチェックするのが一番確実です。

季節限定の「タルト・プレジデント」を狙う

ベルナシオンには、チョコレート以外にも「タルト・プレジデント」という、
これまた伝説的なケーキがあります。

これは、ジョルジュ・ボクール大統領のために作られたという逸話を持つ、
チョコレートとアプリコットのムースが絶妙なハーモニーを奏でるケーキです。

このケーキは、リヨン本店でしか購入できず、
しかも非常にデリケートなため、「リヨン本店に行く目的」として
これを挙げるファンも多いです。

タルト・プレジデントは、生菓子ですので、
パリのル・ボン・マルシェでは手に入りません。
リヨン本店へ行くチャンスがあるなら、ぜひこのケーキの販売状況も
公式サイトやSNSでチェックしてみてくださいね。

モモストアが解説するベルナシオンについての情報は以上です。

この通り、ベルナシオンはパリでは限られた場所でしか手に入らない、非常に希少なショコラです。
しかし、その希少性こそが、手に入れた時の感動を何倍にも高めてくれるはずです。

パリでの「宝探し」のような体験、あるいはリヨンへの「美食の旅」を通して、
最高のベルナシオンとの出会いをぜひ楽しんでくださいね！

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