カルディでコーヒー豆は挽いてくれる?挽き方・時間・注意点を徹底解説!
こんにちは、モモストアです!
コーヒー好きなら誰もが知っているカルディコーヒーファーム(KALDI)。
あの独特な香ばしい香りに誘われて、ついつい立ち寄ってしまいますよね。
「カルディで美味しそうなコーヒー豆を見つけたけど、家にはミルがない…」
「お店で買った豆って、無料で挽いてもらえるんだっけ?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
この記事では、カルディでコーヒー豆を購入する際に知っておきたい、豆を挽いてもらうサービスについて、利用方法から挽き方の種類、待ち時間、さらにはオンライン購入の場合まで、モモストアが詳しく徹底解説していきます!
コーヒーを淹れるのがもっと楽しくなる情報満載ですので、ぜひ最後までご覧くださいね。
・カルディで挽いてもらう際の「挽き方」は選べる?種類と選び方
・コーヒー豆を挽くのにかかる時間や待ち時間はどのくらい?
・豆の挽き賃はかかる?カルディでのサービス料金について
・自宅で飲むならどの挽き方が一番おすすめ?淹れ方別ベストな挽き方
- カルディのコーヒー豆は本当に挽いてもらえる?(基本情報)
- カルディで挽いてもらう際の「挽き方」は選べる?種類と選び方
- コーヒー豆を挽くのにかかる時間や待ち時間はどのくらい?
- 豆の挽き賃はかかる?カルディでのサービス料金について
- 自宅で飲むならどの挽き方が一番おすすめ?淹れ方別ベストな挽き方
- 挽いてもらう際の注意点!知っておくべき「その場で挽かない」デメリット
- カルディのコーヒー豆をオンラインストアで購入した場合も挽ける?
- 【比較】他のコーヒー専門店とカルディの豆挽きサービスはどう違う?
- カルディ以外でコーヒー豆を挽ける場所は?(スーパー・家電量販店など)
- 自宅で手軽に楽しむ!おすすめのコーヒーミルはどれ?
- そもそもコーヒー豆はなぜ挽く必要があるの?
- 【モモストアおすすめ】カルディで買うべき人気のコーヒー豆3選
- カルディのコーヒー豆はAmazonや楽天で買うとコスパが良い?
- 自宅で飲むならどの挽き方が一番おすすめ?淹れ方別ベストな挽き方(再説・応用編)
- コーヒー豆を挽くのにかかる時間や待ち時間はどのくらい?(再説・深堀り)
- 【さらに深掘り】挽き方によるコーヒーの味の違いの科学
- カルディで挽いてもらう際の「挽き方」は選べる?種類と選び方(再説・まとめ)
- 【挽いた豆の保存術】最後の1杯まで美味しく飲むための裏技
- まとめ:カルディの豆挽きサービスを活用して最高のコーヒーライフを!
- 【おまけ】自宅ミルを使わない方への究極のコスパ術
- 【さらにさらに深掘り】挽き方と抽出温度の相乗効果
- 【緊急時の対応】もし挽き方を間違えられたらどうする?
- まとめ:カルディの豆挽きサービスを活用して最高のコーヒーライフを!(最終版)
カルディのコーヒー豆は本当に挽いてもらえる?(基本情報)

「カルディでコーヒー豆を買うなら、やっぱりその場で挽いてもらいたい!」
そう考えるのは、コーヒー好きの皆さんにとって当然の願いですよね。結論からお伝えすると、カルディコーヒーファームでは、購入したコーヒー豆を無料で挽いてもらうことができます!
これはカルディがコーヒー豆の鮮度と、お客様の美味しいコーヒー体験を大切にしている証拠とも言える、嬉しいサービスなんです。
ただし、このサービスを利用するにあたって、いくつか知っておきたい基本情報があります。
豆挽きサービスの対象となる商品と条件
全てのコーヒー関連商品が対象となるわけではありません。この豆挽きサービスは、主に以下の商品に適用されます。
- レギュラーコーヒー豆(生豆ではなく焙煎済みの豆):量り売りで購入するタイプの豆が対象です。
- ドリップバッグやインスタントコーヒー: これらは既に粉になっているため、挽き直しのサービスは行っておりません。
- 店頭でコーヒー豆を購入した場合: 基本的に、お会計の際にスタッフさんに「挽いてください」と伝えることで対応してもらえます。
「豆の種類によっては挽けないものがある?」と心配される方もいますが、基本的にカルディで販売されているほとんどのコーヒー豆で対応可能です。もし気になる豆があれば、購入前にスタッフさんに一声かけてみるのが確実ですよ。
挽いてもらうメリット・デメリットを整理
「家でミルを使うのと、お店で挽いてもらうのと、どっちがいいの?」と迷う方もいるかもしれませんね。それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。
| お店で挽いてもらう(カルディ) | 自宅で自分で挽く | |
| メリット | 無料、手間いらず、 プロ仕様の機械で均一に挽ける、 持ち帰ってすぐに淹れられる。 |
最高の鮮度、 いつでも必要な分だけ挽ける、 香りの変化を最も楽しめる。 |
| デメリット | 鮮度が落ち始める(酸化が早まる)、 待ち時間が発生することがある、 挽き直しができない。 |
コーヒーミル(機械)の購入費用がかかる、 ミルのお手入れが必要、 挽くのに多少の手間と時間がかかる。 |
やはり、鮮度を重視するなら自宅で挽くのがベストですが、「手軽さ」と「無料」というメリットは非常に大きいですよね!特にコーヒーミルを持っていない方にとっては、カルディの無料サービスはまさに神サービスと言えます。
モモストアが考える豆挽きサービスの上手な活用法
モモストアのおすすめは、「使い分け」です。
例えば、「一週間以内に飲み切れる量」だけを店頭で挽いてもらうと決めておくと、鮮度を保ちつつ、手軽さも享受できます。また、初めて試すコーヒー豆の場合は、まず店頭で挽いてもらい、自分の好きな淹れ方で試飲してみるのも良いでしょう。
ちなみに、自宅にミルがないけど「やっぱり新鮮な豆が良い!」という方は、Amazonや楽天市場で高性能なコーヒーミルが手軽に、しかもコスパ良く購入できます。特に楽天ポイントを貯めている方は、コーヒー豆とミルを合わせて購入するとかなりお得ですよ。
最初のH2テーマが終わりましたが、いかがでしたか?次は、どんな「挽き方」が選べるのか、詳しく見ていきましょう!
カルディで挽いてもらう際の「挽き方」は選べる?種類と選び方
コーヒーの味は、「豆の挽き具合(粒の大きさ)」で大きく変わります。
「挽き方なんてどれも同じでしょ?」と思われるかもしれませんが、実はこれがコーヒーの奥深さの一つなんです。淹れ方(抽出方法)に合っていない挽き方を選ぶと、せっかくの美味しいカルディの豆も、本来の味を引き出せずに終わってしまう可能性があります。
ご安心ください。カルディの豆挽きサービスでは、ご自宅で使う器具に合わせて、様々な「挽き方」を選べるようになっています。
カルディで選べる主な「挽き方」の種類
カルディで一般的に用意されている主な挽き方は、以下の4種類です。スタッフさんに希望を伝えれば、対応してもらえますよ。
| 挽き方(粒度) | 特徴 | 推奨される抽出器具 |
| 極細挽き(エスプレッソ用) | 小麦粉のように非常に細かい。 | エスプレッソマシン、マキネッタ |
| 細挽き(ペーパー用) | グラニュー糖よりも少し細かい。 | ペーパーフィルター式ドリッパー(カリタ、メリタなど)、サイフォン |
| 中挽き(標準) | ザラメ糖くらい。最も一般的。 | コーヒーメーカー、ペーパーフィルター式ドリッパー |
| 粗挽き(フレンチプレス用) | 粗塩のように粒が大きい。 | フレンチプレス、パーコレーター、水出しコーヒー |
豆の粒が細かくなるほど、お湯と触れる表面積が広くなり、短時間で成分が出やすくなります。逆に粗いほど、ゆっくりと時間をかけて抽出する必要があります。
自分の器具に合った挽き方の選び方
初めてカルディで挽いてもらう方は、何を基準に選べばいいか迷いますよね。選び方の基本は、「ご自宅で主に使っている抽出器具」を伝えることです。
- ペーパーフィルター(ドリップ): 日本で最も一般的な淹れ方です。お店では「中挽き」または「細挽き」を指定しましょう。コクが欲しい方は「細挽き」を、スッキリと飲みたい方は「中挽き」を選ぶと良いですよ。
- コーヒーメーカー: メーカーの種類にもよりますが、「中挽き」が標準です。ドリップに比べ抽出時間がやや短い傾向にあるため、中挽きでもしっかりと味が出ます。
- フレンチプレス: これは絶対に「粗挽き」を選んでください!フレンチプレスは豆を湯に浸けっぱなしにするため、細挽きにしてしまうと、粉っぽいザラザラとした舌触りになり、エグみが出てしまいます。
- エスプレッソマシン: 「極細挽き」一択です。他の挽き方では圧力がかからず、サラサラとお湯が通り過ぎてしまい、薄いコーヒーになってしまいます。
もし迷ったら、「家の○○というメーカーのコーヒーメーカーで淹れます」と伝えてみてください。カルディのスタッフさんはコーヒーのプロなので、最適な挽き方をアドバイスしてくれますよ!
挽き方指定の注意点と裏ワザ
挽き方を伝えるとき、ただ「細挽きで」と言うだけでなく、「ペーパーフィルター用に、いつもより少しだけ粗めに」といった、より具体的な指定をすることも可能です。
これは、同じ「細挽き」でも、カルディの店舗や機械の状態によって微妙に粒度が異なることがあるためです。いつもと違う店舗で買う際や、豆の風味を微調整したい時に試してみてください。
また、オンラインショッピングでコーヒー豆を購入する際、Amazonや楽天の販売店でも、注文時に備考欄で挽き方を指定できる場合があります。カルディの公式オンラインストアだけでなく、他のショップもチェックしてみると、さらに自分の好みに合った挽き方で届けてもらえるかもしれませんね。特に、Amazonのレビュー評価が高い自家焙煎専門店の豆は、細かなリクエストにも応えてくれることが多いので要チェックです!
コーヒー豆を挽くのにかかる時間や待ち時間はどのくらい?
カルディの豆挽きサービスは便利ですが、「レジに並んで、さらに挽き終わるまで待つのはちょっと…」と、時間に余裕がない時はためらってしまうこともありますよね。
結論から言うと、豆を挽く作業自体は非常に短時間で終わります。しかし、お店の混雑状況によって「待ち時間」は大きく変わってきます。
実際の豆挽き作業にかかる時間
スタッフさんがコーヒーミルに豆をセットし、スイッチを入れて袋詰めするまでの工程は、多くの場合1~2分程度で完了します。
プロの機械は非常にパワフルで、家庭用のミルとは比べ物にならない速さで豆を均一に挽いてくれます。ですから、豆挽き作業そのものは全く心配する必要はありません。
待ち時間が発生する主な原因と時間帯
問題となるのは、この豆挽き作業に至るまでの「待ち時間」です。待ち時間が発生する主な原因は以下の通りです。
- レジの混雑: そもそもお会計の列が長い場合。
- 豆挽きの順番待ち: 自分の前に豆を挽いてもらうお客さんがいる場合。
- 他の作業: スタッフさんが試飲コーヒーの準備や品出しなど、他の作業と並行している場合。
特に混雑しやすい時間帯は、以下の通りです。
- 土日祝日の午後(13時~17時頃):買い出し客が集中する時間帯です。
- 平日の夕方(17時~19時頃):仕事帰りや夕飯の準備に合わせた買い物客が増えます。
これらの時間帯は、10分以上の待ち時間が発生する可能性もあります。「急いでいるから、今日は豆のままで買って帰ろうかな…」と判断する基準にしてみてください。
待ち時間を減らすための「裏技」と賢い行動
少しでも待ち時間を短縮したい!という方のために、モモストアが実践している「裏技」をご紹介します。
| 方法 | 詳細 |
| 空いている時間帯を狙う | 平日の午前中(開店直後)や、閉店間際を狙うと、比較的スムーズに挽いてもらえます。 |
| 事前に購入リストを準備 | 豆の種類と「細挽き」「中挽き」などの挽き方をメモしておくと、レジでのやり取りがスムーズになります。 |
| 一度レジを済ませる(店舗による) | 店舗によっては、先にレジで清算を済ませ、「挽き終わったら取りに来る」という対応をしてくれる場合があります。お買い物を続ける間に挽いてもらえるので、時間を有効活用できます。(混雑時は難しい場合もあります) |
特に「一度レジを済ませる」方法は、モール内の店舗などでは対応してくれることが多いので、ダメ元でスタッフさんに確認してみる価値はありますよ!
ちなみに、Amazonや楽天市場でコーヒー豆を購入する場合は、そもそも待ち時間という概念がなく、指定した挽き方で自宅まで届けてくれるので、ストレスフリーで便利です。急ぎで美味しいコーヒーを飲みたい、という時にはオンライン購入もぜひ活用してみてくださいね。
豆の挽き賃はかかる?カルディでのサービス料金について
「こんなに便利なサービスなんだから、きっと別途料金がかかるんじゃないの?」と心配される方もいるかもしれませんね。
ご安心ください!カルディコーヒーファームでは、購入したコーヒー豆を挽いてもらうサービスは、完全に「無料」です。
これは、カルディが「お客様に最も美味しい状態でコーヒーを楽しんでほしい」という想いから提供している、非常に太っ腹なサービスなんです。豆の代金以外に、挽き賃や手数料といった名目で料金を請求されることはありません。
無料サービスが可能な理由を考察
なぜ、この豆挽きサービスが無料で提供できるのでしょうか?モモストアが考える主な理由は以下の2点です。
- 顧客満足度の向上: 無料で便利なサービスを提供することで、お客様の満足度が上がり、「またカルディでコーヒー豆を買おう」というリピート購入に繋がります。
- コーヒー豆の鮮度管理: 豆のまま販売することで、店頭での鮮度を長く保つことができます。そして、お客様のニーズに合わせてその場で挽くことで、「新鮮な状態」と「手軽さ」の両方を提供できるわけです。
無料だからといって、品質が落ちることはありません。業務用の高性能なコーヒーミルで、均一に、そして素早く挽いてもらえるので、品質面でも安心です。
他のコーヒー専門店との料金比較
カルディの無料サービスは非常に魅力的ですが、他の専門店ではどうなっているのでしょうか?一般的なコーヒー専門店のサービス料金を比較してみました。
| 店舗/購入場所 | サービス料金 | 特徴 |
| カルディコーヒーファーム | 無料 | 購入豆の量に関わらず無料。挽き方の種類も豊富。 |
| スターバックス | 無料 | スタバで購入した豆であれば無料対応。(挽き直しもOK) |
| 個人経営のロースタリー | 無料~数百円 | 店舗によるが、無料の場合が多い。他店購入の豆は有料(200円~500円程度)となることがある。 |
| 家電量販店(ミル販売コーナー) | 有料(数百円) | 基本的にサービス外。ミル購入者が試しに挽くことは可能だが、一般的な豆挽きサービスは提供していない。 |
やはり、カルディとスターバックスは、自店で購入した豆の挽きサービスを無料提供している点で、非常にユーザーフレンドリーと言えますね。
ただし、カルディやスタバで購入した豆を、「他店」に持ち込んで挽いてもらうのはマナー違反、あるいは有料になることが多いので、注意してくださいね!
挽きサービス以外の裏側にあるコストパフォーマンス
豆挽きが無料なのは嬉しいですが、トータルで見たコストパフォーマンスはどうでしょうか?
実は、Amazonや楽天市場でカルディの人気豆を「大容量パック」や「セット商品」として購入すると、店頭で買うよりも100gあたりの単価が安くなるケースがあります。さらに、オンラインであれば、ポイント還元やセールを活用できるため、実質的なコストはかなり抑えられます。
「店頭で挽いてもらう手間と時間を節約したい」「コスパ重視でまとめ買いしたい」という方は、オンラインで挽き方を指定して購入するルートを積極的に検討してみるのが賢い選択ですよ。
自宅で飲むならどの挽き方が一番おすすめ?淹れ方別ベストな挽き方
コーヒー豆の挽き方は、淹れ方(抽出方法)との相性が非常に重要です。合わない挽き方だと、せっかくの豆の風味や個性が台無しになってしまいます。
ここでは、ご自宅でよく使われる抽出器具に合わせた、カルディで指定すべき「ベストな挽き方」を詳しくご紹介します。ご自身のコーヒーライフを思い浮かべながら、確認してみてくださいね。
ペーパードリップ(ハンドドリップ)のベストな挽き方
日本で最もポピュラーな淹れ方、ペーパードリップ。カルディの店頭でもこの淹れ方を想定して購入する方が一番多いでしょう。
推奨:中挽き〜細挽き
- 中挽き: 標準的な濃さ、バランスの良い味を求める方におすすめ。コーヒーメーカーにも適しています。
- 細挽き: 濃いめの味、しっかりとしたコクを出したい方におすすめ。ゆっくりと時間をかけて抽出したい場合にも適しています。
もし「いつも淹れるとちょっと薄いな…」と感じているなら、次回は「細挽き」を試してみると、コクとボディ感が向上しますよ。逆に「苦い、雑味が出る」と感じるなら、「中挽き」に戻すか、さらに「粗めの中挽き」を指定してみるのもアリです。
フレンチプレス・水出しコーヒーのベストな挽き方
金属フィルターを使用し、豆を直接お湯に浸すフレンチプレスや、長時間水に漬け込む水出しコーヒー(コールドブリュー)。これらは他の淹れ方とは異なるアプローチが必要です。
推奨:粗挽き
- 粗挽き: フレンチプレスでは必須の挽き方です。粒が細かいと、フィルターを通り抜けてしまい、飲んだときに舌触りがザラザラしてしまいます。粗挽きにすることで、クリアで豆本来の油分(旨み)を含んだコーヒーが抽出できます。
- 水出しコーヒー: 長時間抽出するため、粗挽きが適しています。細かすぎると、苦味や雑味が過剰に出てしまい、せっかくのまろやかな風味が損なわれてしまいます。
特にフレンチプレスは、挽き方が命と言っても過言ではありません。必ず「フレンチプレス用」と指定するか、「粗挽き」でお願いしましょう。
エスプレッソマシン・マキネッタのベストな挽き方
高い圧力をかけて一気に抽出するエスプレッソや、直火式のエスプレッソ器具であるマキネッタ。
推奨:極細挽き
- 極細挽き: 非常に細かい粒度で、エスプレッソマシンでの高圧抽出に耐えられます。この粒度でないと、お湯が勢いよく通過してしまい、薄いコーヒー(シャバシャバのエスプレッソ)になってしまいます。
カルディでは「エスプレッソ用」という名称で対応してもらえます。ただし、エスプレッソマシンは非常にデリケートで、マシンに合わせてプロが微調整することが多いため、できれば高性能な電動ミルを自宅に用意する方が、理想のエスプレッソに近づけます。
迷ったらこれ!「淹れ方+試したい味」を伝える
もし迷ってしまったら、「淹れ方(例:ペーパードリップ)と、今日飲みたい味(例:酸味をしっかり出したい)」の2点をスタッフさんに伝えてみてください。
酸味を強調したい場合は「細挽き」を、苦味を抑えたい場合は「粗挽き」に近い粒度を、とプロの視点から的確なアドバイスがもらえます。このコミュニケーションも、店頭で豆を買う醍醐味の一つですよね!
挽いてもらう際の注意点!知っておくべき「その場で挽かない」デメリット
カルディの豆挽きサービスは便利で無料ですが、実は「鮮度」という点で大きなデメリットが存在します。このデメリットを理解せずにいると、せっかくの美味しいコーヒー豆も、風味が落ちた状態で飲むことになってしまいかねません。
モモストアから、「豆を挽いて持ち帰る」ことの最大の注意点と、その対策について詳しくお話しします。
コーヒー豆は挽いた瞬間から酸化が始まる
これが、最も重要なポイントです。コーヒー豆は、焙煎後に「豆のまま」の状態が最も長く鮮度を保ちます。
しかし、豆をミルで挽いて「粉」の状態にすると、豆の表面積が数十倍にも増えます。これにより、空気(特に酸素)と触れる部分が爆発的に増加し、酸化のスピードが一気に加速するのです。
- 豆のまま: 焙煎後、約1ヶ月~1ヶ月半は美味しく飲めると言われています。
- 粉の状態: 挽いた瞬間から風味が落ち始め、長くても1週間以内、理想は3日~5日以内に飲み切るのがベストです。
特にカルディの豆挽きサービスを利用して購入した場合は、すぐに密閉容器に移し替え、冷蔵庫(または冷凍庫)で保管し、できるだけ早く飲み切ることを強くおすすめします。
「挽き残し」による味への影響と対処法
これは店頭のミル特有の注意点です。カルディのミルは業務用で高性能ですが、直前に別のお客さんの豆を挽いている可能性があります。
例えば、深煎りの豆を挽いた直後に、あなたが生豆に近い浅煎りの豆を挽いてもらうと、ミルの内部にわずかに残った深煎り豆の粉が、あなたの浅煎り豆に混ざってしまうことがあります。
これにより、せっかくの浅煎り豆の繊細な風味に、わずかながらも焦げたような苦味が混入してしまう可能性があるのです。
| 対処法 | 効果 |
| 事前にスタッフに確認 | 「挽く前にミルを軽く掃除してもらえますか?」とお願いしてみる。(店舗によっては対応が難しい場合もあります) |
| 最初の少量分を捨てる | 挽いた粉の一番最初に出てきた少量分だけは、ミルの排出口に溜まっていた「挽き残り」の可能性があるので、思い切って捨てる。 |
これも、自宅で専用のミルを使い、毎回掃除することの大きなメリットと言えますね。カルディの豆挽きサービスは便利ですが、味にこだわる方はこの「挽き残り」のリスクも頭に入れておきましょう。
大容量購入は「豆のまま」が基本
カルディの豆は、200g単位で販売されていることが多いですが、「今日はセールだから1kgまとめて買っちゃおう!」という方もいるかもしれません。しかし、前述の通り、粉の状態での長期保存は絶対に避けるべきです。
もし200gを超える大容量を購入する場合は、必ず「豆のまま」で購入し、飲むたびに自宅で挽くことを強くおすすめします。その方が、最後の1杯までカルディの豆が持つ本来の風味を損なうことなく楽しめますよ。
このデメリットを理解した上で、手軽さを選ぶか、鮮度を選ぶか、ご自身のコーヒーへのこだわり度に合わせて決めてみてくださいね。
Amazonや楽天で豆を購入する際も、大容量であればあるほど、「豆のまま」で購入し、自宅用の電動ミルで必要な分だけ挽くのが、コスパと鮮度を両立させる一番賢い方法です。
カルディのコーヒー豆をオンラインストアで購入した場合も挽ける?
「仕事が忙しくて店頭に行く時間がないけど、カルディの豆が飲みたい!」
「遠方に住んでいるけど、近くにカルディの店舗がない…」
そんな時、非常に便利なのがカルディコーヒーファームの公式オンラインストアです。では、オンラインで購入した場合でも、店頭と同じように豆を挽いてもらえるのでしょうか?
結論:オンラインストアでも、購入時に「挽き方」を指定すれば、無料で挽いてもらえます!
オンラインストアでの挽き方指定方法
カルディのオンラインストアでコーヒー豆を購入する際の手順は非常にシンプルです。
- 購入したいコーヒー豆を選ぶ: 200gなどのパックを選びます。
- 「豆のまま」か「挽いてお届け」を選択: 商品ページに、プルダウンメニューなどで挽き方を指定する項目があります。
- 挽き方の種類を選ぶ: 「ペーパー用(中挽き)」「フレンチプレス用(粗挽き)」「エスプレッソ用(極細挽き)」などから、ご自身の器具に合ったものを選びます。
- カートに入れて購入手続きへ: これで、挽かれた状態の粉が自宅まで届きます。
このオンラインでの豆挽きサービスも、店頭と同じく「無料」で提供されています。重たい豆を店頭から持ち帰る手間もなく、非常に便利なサービスと言えます。
オンラインと店頭の違い(鮮度と待ち時間)
オンラインと店頭での豆挽きサービスには、利用上の大きな違いがあります。この違いを理解しておくと、どちらを選ぶべきか明確になりますよ。
| カルディ公式オンラインストア | カルディ店頭 | |
| 挽き方指定 | 選択肢から選ぶ(注文時) | スタッフに口頭で伝える(会計時) |
| 鮮度 | 「挽いてから発送」なので、店頭よりさらに鮮度が落ちやすい。 | 「その場で挽く」ため、持ち帰り後の酸化スピードはオンラインより遅い。 |
| 待ち時間 | 待ち時間ゼロ。自宅に届くのを待つだけ。 | 混雑時には待ち時間が発生する。 |
| 送料 | 一定額以上で無料になる。 | 無料。 |
オンラインは「待ち時間ゼロ」という大きなメリットがありますが、「挽いてから、梱包・発送・配送」という過程を経るため、店頭で購入するよりも、手元に届いた時点で鮮度が落ちている可能性が高いことは覚悟しておきましょう。
そのため、オンラインで「挽いてお届け」サービスを利用する場合は、届いてから3日~1週間以内に飲み切れる分量を購入することをおすすめします。
Amazonや楽天のカルディ商品を購入した場合は?
カルディのコーヒー豆は、Amazonや楽天市場内のショップでも販売されていることがあります。これらのモールで購入した場合も、挽いてもらえるのでしょうか?
これは「ショップによる」というのが答えです。
カルディが直接出店している公式ショップや、提携している大規模なショップであれば、公式オンラインストアと同様に挽き方を選択できることが多いです。しかし、個人が出品しているメルカリや、非公式の転売ショップでは、基本的に挽きサービスは提供されません。
Amazonや楽天で購入する際は、商品ページをよく確認し、「豆のまま/粉」の選択肢があるかどうかをチェックするようにしましょう。もし選択肢がない場合は、挽きサービスはないと判断して、「豆のまま」で購入し、自宅でミルを使うのが最も安全な方法です。
【比較】他のコーヒー専門店とカルディの豆挽きサービスはどう違う?
カルディの豆挽きサービスが無料だということが分かりましたが、「他の大手コーヒー専門店ではどうなんだろう?」と気になる方も多いはずです。
ここでは、カルディと並んで人気の高いコーヒー専門店の豆挽きサービスを比較し、それぞれの違いや特徴を明確にしていきます。ご自身のライフスタイルに合わせて、どこで豆を買うのがベストか、判断の参考にしてくださいね。
スターバックス リザーブ®とカルディの違い
スターバックスもカルディと同様に、自店で購入したコーヒー豆は無料で挽いてもらえます。
大きな違いは、「挽き方のバリエーション」と「コーヒーミルの性能」にあります。
| カルディコーヒーファーム | スターバックス(リザーブ店含む) | |
| 料金 | 無料 | 無料 |
| 挽き方の種類 | 極細挽き〜粗挽き(4種類程度) | ペーパー、プレス、エスプレッソなど器具に合わせた指定が可能。 |
| ミルの種類 | 業務用ミル(店舗によって異なる) | マールクーニックなど高性能ミルを使用していることが多い。 |
| 特徴 | 手軽さ、コスパの良さが魅力。 | 挽き方の均一性とスタッフの知識の深さが魅力。 |
スタバは特に「リザーブ」の豆など、高価格帯の豆を扱っていることもあり、非常に高精度なミルを使っていることが多いです。挽き方の均一性にこだわるなら、スタバも有力な選択肢となります。
個人経営のロースタリーとのサービス比較
街で見かける、個人経営の「コーヒー豆専門店(ロースタリー)」では、カルディとは全く異なるサービス体制が敷かれていることが多いです。
- 挽きサービス: ほとんどのロースタリーで、自店で購入した豆は無料で挽いてもらえます。
- 他店購入の豆: 持ち込みで挽いてもらうのは基本的に有料(または不可)です。これは、ミルの衛生管理や、豆が混ざるリスクを避けるためです。
- 挽き方の精度: ロースタリーのオーナーはコーヒーのプロ中のプロですから、非常に細かく挽き方を調整してくれることが多いです。「今日はこの豆を、○○のドリッパーで、いつもよりゆっくり淹れたい」といったリクエストにも応えてくれる可能性があります。
カルディは「手軽さと品揃え」、ロースタリーは「専門性とカスタマイズ性」に強みがあると言えますね。
モモストアが考える豆挽きサービスの賢い使い方
結局、どこで挽いてもらうのが一番賢いのでしょうか?モモストアのおすすめは以下の通りです。
- 普段使いの豆(大容量): Amazonや楽天で大容量パックを「豆のまま」で購入し、自宅でミルを使う。これが最もコスパと鮮度が高いです。
- 試してみたい豆(少量): カルディの店頭で200gを「挽いてもらって」購入。すぐに飲み切れる量に限定し、手軽さを優先します。
- 特別な豆(こだわり): 個人ロースタリーで購入し、細かく挽き方を指定してもらう。
このように使い分けることで、カルディの無料サービスを最大限に活用しつつ、鮮度や品質へのこだわりも両立させることができますよ!オンラインでの購入では、Amazonや楽天で、カルディのコーヒー豆セットをチェックしてみるのがおすすめです。
カルディ以外でコーヒー豆を挽ける場所は?(スーパー・家電量販店など)
「カルディが混んでいる…」「たまたま他のスーパーで買った豆を挽きたいけど、ミルがない…」
カルディ以外でコーヒー豆を挽ける場所はどこにあるのでしょうか?知っておくと非常に便利な情報を、モモストアがまとめてみました。意外な場所で挽いてもらえることもありますよ!
一般的なスーパーマーケット(コーヒー豆売り場)
最近のスーパーマーケット、特に高級志向のスーパーや、コーヒー豆のセレクトに力を入れている店舗では、豆挽きサービスを提供していることがあります。
- イオン、イトーヨーカドー: 大型の店舗では、コーヒー豆コーナーにミルが設置されていることがあります。多くは自店で購入した豆のみ無料で対応してもらえます。
- 成城石井、紀ノ国屋などの高級スーパー: コーヒー豆の量り売りをしている店舗では、ほぼ間違いなく無料で挽きサービスを行っています。
ただし、スーパーの場合、挽き方のバリエーションが「ペーパー用(中挽き)」の1種類のみということも多いので、フレンチプレス用など特殊な挽き方を希望する場合は、事前に確認が必要です。
家電量販店のミル販売コーナー
「え、家電量販店?」と思われるかもしれませんが、これは少し特殊なケースです。
家電量販店のコーヒーメーカーやミルを販売しているコーナーでは、「試し挽き」を目的として、ミルが設置されていることがあります。店員さんに相談すれば、「新しく購入したミルで、試しに挽いてみたい」という名目で、少量であれば対応してくれる可能性があります。
しかし、これはあくまで「サービス」ではなく「販売促進」の一環なので、他店で購入した豆を大量に持ち込むのは絶対にNGです。あくまで最終手段として、店員さんの迷惑にならない範囲で相談してみましょう。
ドラッグストアやコンビニでは挽いてもらえない
残念ながら、ドラッグストア(ハックドラッグ、スギ薬局など)やコンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミマなど)では、コーヒー豆を挽くサービスは基本的に行っていません。これらの店舗で販売されているコーヒーは、すでに挽かれた粉の状態か、インスタントコーヒーが主流です。
「コンビニのコーヒー豆を自宅で挽く」という選択肢もないため、挽きサービスが必要な場合は、カルディや専門店、または大型スーパーを利用しましょう。
意外な穴場:地域のコインロースタリー
最近、一部の地域で増え始めているのが、「コインロースタリー(焙煎機)」です。これは、自分の好きな生豆を持ち込んで、セルフサービスで焙煎できる場所ですが、高性能な業務用ミルが設置されていることが多いです。
料金を支払えば、他店で購入した豆でも挽いてもらえる場合があります。料金体系は時間制や重量制など様々ですが、「どこにも挽いてもらえる場所がない!」という時の最後の砦として、一度Google Mapで「コインロースタリー」と検索してみるのも良いかもしれません。
自宅で手軽に楽しむ!おすすめのコーヒーミルはどれ?
ここまで読んで、「やっぱり最高の鮮度と味を求めるなら、自宅で飲む直前に挽くのが一番なんだな…」と感じた方も多いのではないでしょうか。
カルディの無料サービスは便利ですが、コーヒーを日常的に楽しむなら、「マイミル(My Mill)」を持つことを強くおすすめします。ここでは、自宅で手軽に、そして美味しく挽ける、おすすめのコーヒーミルをご紹介します。
ミル選びの基本:手動 vs 電動
コーヒーミルは大きく分けて「手動」と「電動」の2種類があります。どちらにもメリット・デメリットがあるので、ご自身のライフスタイルに合わせて選びましょう。
| 手動ミル(ハンドミル) | 電動ミル(グラインダー) | |
| メリット | 安価、場所を取らない、 インテリアになる、 ゴリゴリ挽く過程も楽しめる。 |
早い・均一、 大量の豆も一瞬で挽ける、 挽き目を細かく調整しやすい。 |
| デメリット | 時間と体力が必要、 一度に挽ける量が少ない、 粒度が不安定になりがち。 |
高価、場所を取る、 動作音が大きい。 |
結論:毎朝コーヒーを淹れる、一度に2杯以上淹れるなら「電動ミル」一択です。 週末にゆっくり楽しむ程度なら、「手動ミル」でも十分ですよ。
モモストアおすすめの電動ミル3選(Amazon・楽天で購入可能)
高性能でコスパの良い電動ミルを3つピックアップしました。これらはAmazonや楽天市場で簡単に入手でき、評価も非常に高いモデルです。
【均一性にこだわるなら】メリタ フラットカッターディスクグラインダー
数ある電動ミルの中でも、「挽き目の均一性」に優れているのがフラットカッター式のミルです。特にメリタのモデルは、価格帯と性能のバランスが非常に良く、初心者から中級者まで幅広くおすすめできます。
おすすめポイント: 挽きムラが少ないため、カルディの豆本来の味を最大限に引き出せます。「せっかくミルを買うなら、美味しいコーヒーを淹れたい!」という方に最適です。
【手軽さと速さを求めるなら】カリタ 電動コーヒーミル C-90
日本の老舗ブランド、カリタの電動ミルは、シンプルで非常に使いやすいのが特徴です。
おすすめポイント: 操作が簡単で、手入れも比較的楽です。フラットカッター式よりは均一性で劣るものの、日常使いには全く問題ありません。「まずは電動ミルを使ってみたい」という入門者にもぴったりですよ。
【持ち運びもできる】ハリオ モバイルミル スティック
手動ミルと電動ミルのハイブリッドのような存在です。充電式でコンパクトながら、電動で豆を挽いてくれるため、キャンプや旅行にも持って行けます。
おすすめポイント: 場所を選ばず使えるので、キッチンが狭い方や、アウトドアでコーヒーを楽しみたい方におすすめです。カルディの豆と一緒に購入して、すぐに最高の鮮度でコーヒーを淹れてみてください。
これらのミルは、Amazonや楽天で人気モデルとして常にランキング上位にいるため、安心して購入できます。特に楽天のポイントアップデーなどを狙うと、非常にコスパ良く高性能なミルを手に入れられますよ!
そもそもコーヒー豆はなぜ挽く必要があるの?
「なぜ、わざわざ手間をかけて豆を粉にするの?」
「豆のままでも、お湯をかければコーヒーにならないの?」
コーヒーを淹れる工程で、「豆を挽く」という作業は最も基本的であり、最も重要な工程の一つです。その理由を、科学的な側面から、そしてコーヒーの美味しさという側面から、モモストアが分かりやすく解説します。
お湯と豆の「接触面積」を最大化するため
コーヒー豆の内部には、苦味、酸味、甘み、香りといった、コーヒーの味の元となる成分がギュッと詰まっています。
これらの成分をお湯に溶け出させる(抽出する)ためには、お湯が豆の細胞の奥まで浸透し、触れる必要があります。しかし、豆のままの状態だと、お湯が触れるのは外側の固い殻の部分だけです。
豆を挽くことで…
豆を粉々に砕くことで、お湯と触れる表面積が飛躍的に増大します。これにより、必要な成分が短時間で、かつ効率的にお湯の中に溶け出すことができるのです。もし挽かずに淹れた場合、成分がほとんど抽出されず、ただのお湯のような薄い液体になってしまいます。
適切な「抽出時間」をコントロールするため
前述したように、挽き方によって粒度が変わります。この粒度が、お湯が粉を通過する「時間」をコントロールする鍵となります。
- 細挽き(粒度が細かい): 粉が密に詰まり、お湯の通り道が狭くなるため、通過時間が長くなります。(エスプレッソなど)
- 粗挽き(粒度が粗い): 粉の間に隙間ができ、お湯がスムーズに流れるため、通過時間が短くなります。(フレンチプレスなど)
抽出時間が短すぎると「過少抽出」となり、酸味が強く、薄いコーヒーに。逆に長すぎると「過剰抽出」となり、苦味や雑味が目立つ、エグいコーヒーになってしまいます。
抽出方法(器具)に合った挽き方を選ぶのは、この「適切な抽出時間」を保つためなんです。カルディのスタッフさんが「どの器具で淹れますか?」と聞くのは、この最適な抽出時間を実現するためなんですね!
最高の「アロマ(香り)」を楽しむため
コーヒーを飲む楽しみの半分は、その「香り」にあると言っても過言ではありません。コーヒー豆の中には、数百種類以上ものアロマ成分が含まれています。
豆を挽く瞬間、このアロマ成分が一気に解放され、周囲に広がります。これが、カルディの店内や、自宅でミルを回した時にフワッと香る、あの至福の香りの正体です。
挽いた直後の香りが最も強く、時間と共にアロマは飛散していきます。だからこそ、「豆のまま」の状態で香りを閉じ込めておき、飲む直前に挽くという行為が、最高のコーヒー体験に繋がるというわけです。
【モモストアおすすめ】カルディで買うべき人気のコーヒー豆3選
カルディの豆挽きサービスについて詳しくなったら、次は実際にどんな豆を買うべきか気になりますよね!
モモストアが、カルディで長年愛され続けている定番中の定番、そして絶対に失敗しないおすすめのコーヒー豆を3種類ご紹介します。どれもAmazonや楽天市場でもセットで購入できるので、オンラインでのまとめ買いにも最適ですよ。
マイルドカルディ(定番中の定番)
カルディと言えば、まずこれを挙げないわけにはいきません。「マイルドカルディ」は、その名の通り、非常に飲みやすく、バランスの取れた味わいが特徴です。
- 味の特徴: 柔らかな口当たりと、ほどよい酸味、そして甘い後味が特徴。
- おすすめの淹れ方: ペーパードリップ(中挽き)がベスト。誰にでも好まれる味なので、来客時にも最適です。
- おすすめポイント: 値段が手頃で、大容量パックもあるため、日常的にガブガブ飲みたい方にとって、コスパ最強の豆と言えます。Amazonや楽天でも常にランキング上位にいます。
モカフレンチ(深煎り好きにはたまらない)
深煎りの芳醇な香りとコクを求めるなら、「モカフレンチ」がおすすめです。苦味が強いイメージがあるかもしれませんが、モカ特有の華やかな香りが後味をスッキリさせてくれるのが魅力です。
- 味の特徴: 濃厚な苦味とコク。チョコレートやカカオのような風味と、モカらしい甘い香り。
- おすすめの淹れ方: エスプレッソ用(極細挽き)や、カフェオレのベースにするのが最高です。ペーパードリップ(細挽き)で濃いめに淹れても美味しいです。
- おすすめポイント: ミルクとの相性が抜群なので、カフェオレやカプチーノをよく飲む方は、ぜひこの豆を選んでみてください。深煎りの香りが部屋中に広がり、豊かな気分になれますよ。
アイスブレンド(夏だけでなく一年中楽しめる)
「アイスブレンド」と聞くと夏限定のように思えますが、実はホットで淹れても非常に美味しい万能なブレンドです。深めに焙煎されており、冷やしても味がぼやけない力強いコクを持っています。
- 味の特徴: 香ばしく、苦味と甘みのバランスが良い。冷やしても酸味が立たず、クリアな後味。
- おすすめの淹れ方: 水出しコーヒー(粗挽き)や、大量の氷で急冷するアイスコーヒー(細挽き)に最適。ホットで飲んでも、濃い目のビターチョコのような風味を楽しめます。
- おすすめポイント: どんな淹れ方でも美味しく飲める安定感が魅力です。「今日はアイス、明日はホット」と気分で変えたい方にぴったり。
これらの豆は、店頭で挽いてもらうのはもちろんOKですが、Amazonや楽天市場では「送料無料のお試しセット」として販売されていることも多いです。人気豆の飲み比べセットで、自分のお気に入りを見つけてみてくださいね。
カルディのコーヒー豆はAmazonや楽天で買うとコスパが良い?
カルディのコーヒー豆を店頭で買うか、Amazonや楽天市場などのオンラインモールで買うか、迷う方も多いはずです。
ここでは、カルディのコーヒー豆をオンラインで購入した場合の「コストパフォーマンス」に焦点を当てて、モモストアが詳しく分析します。結論から言うと、賢く利用すれば、オンラインの方がコスパが良いことが多いです!
オンライン購入がコスパが良いとされる理由
なぜ、オンラインでの購入がコスパが良いと言えるのでしょうか?理由は以下の3点に集約されます。
- ポイント還元: Amazonポイントや楽天ポイントは、購入額に対して数%~最大十数%還元されることがあります。特に楽天の「お買い物マラソン」などのイベント時に購入すると、実質的な価格が大幅に下がります。
- 送料無料ライン: オンラインショップでは、一定額以上(例えば3,980円以上など)購入すると送料が無料になります。店頭まで行く交通費や、移動にかかる時間を考慮すると、トータルで得になります。
- 大容量・セット販売: オンラインでは、店頭にはない「大容量(500gや1kg)」や「人気豆の飲み比べセット」が販売されていることが多いです。一般的に、容量が多いほど100gあたりの単価が安くなるため、結果的にコスパが良くなります。
特に「マイルドカルディ」などの定番豆は、オンラインでのまとめ買いが非常にお得です。
オンラインでの注意点:鮮度と送料
ただし、オンライン購入には注意すべき点もあります。
| 項目 | 注意点 | 対策 |
| 鮮度 | 挽いた粉で届く場合、鮮度が落ちている可能性がある。 | 「豆のまま」で購入し、飲む直前に自宅で挽く。 |
| 送料 | 少量の購入だと送料がかかり、割高になる。 | 送料無料ラインを意識して、他の食料品などもまとめて購入する。 |
| 挽き方 | モール内の非公式ショップでは、挽きサービスがない場合がある。 | 公式ショップや信頼できるショップを選び、挽き方指定が可能か確認する。 |
この注意点を踏まえると、「オンラインで大容量の豆のままを購入し、高性能な電動ミルで都度挽く」というのが、最高のコスパと最高の鮮度を両立させる「最強の購入方法」と言えます。
メルカリやYahoo!ショッピングでの購入はアリ?
フリマアプリのメルカリや、Yahoo!ショッピングでもカルディのコーヒー豆が出品されていることがあります。
メルカリは基本的に避けるべきです。出品者が個人であるため、焙煎日や賞味期限が不明確で、鮮度が保証されません。せっかくのカルディの豆も、古い状態では美味しく飲めません。
Yahoo!ショッピングは、「優良配送」マークや「PayPayポイント」を意識して、信頼できるストアから購入すれば、Amazonや楽天と同じようにコスパ良く手に入れられます。特にPayPayユーザーにはおすすめです。
自宅で飲むならどの挽き方が一番おすすめ?淹れ方別ベストな挽き方(再説・応用編)
先ほど、主要な淹れ方別のベストな挽き方をご紹介しましたが、ここではより深いコーヒー体験のために、「味の調整」という観点から、挽き方の応用テクニックを解説します。
自宅で淹れるからこそできる、自分好みのコーヒーを見つけるための実験を始めてみましょう!
「挽き方」と「抽出時間」の密接な関係性を理解する
コーヒーの抽出は、お湯が豆の成分を溶かし出す化学反応です。この反応を左右する最も重要な要素が、「挽き方」と「抽出時間」です。
- 味が濃い・苦味が強い(過剰抽出の傾向): 挽き方が細かすぎるか、抽出時間が長すぎる。
- 味が薄い・酸味が強い(過少抽出の傾向): 挽き方が粗すぎるか、抽出時間が短すぎる。
例えば、あなたが「中挽き」で淹れてみて「ちょっと苦すぎるな…」と感じた場合、次回は「中挽きより少し粗く」挽いてもらうか、自宅でミルを使うならミル設定を一段階粗くするのが正解です。
これによりお湯の通過時間が短くなり、苦味成分が過剰に抽出されるのを防げます。
ペーパードリップでの「細挽き」調整テクニック
ペーパードリップで淹れる際、「中挽き」が基本ですが、あえて「細挽き」を試すことで、豆の個性を際立たせることができます。
- 目的: 明るい酸味を持つ浅煎り豆(例えば、エチオピア産のモカなど)のフルーティーな香りを最大限に引き出したい時。
- 方法: 「細挽き」で挽いてもらい、抽出時にお湯を注ぐスピードを意識的にゆっくりにする。
細挽きにすると、通常は苦味や雑味が出やすいのですが、お湯の温度を少し低めにする(90℃以下)と、酸味や香りの成分だけが先に抽出され、華やかなコーヒーになります。これは、自宅ミルでの実験が最も楽しくなる部分ですよ。
フレンチプレスでの「粗挽き」調整テクニック
フレンチプレスは「粗挽き」が絶対ですが、「もっとコクを出したい」「ちょっと味が薄い」と感じた時の調整法です。
- 目的: コクとボディ感を強めたい時。
- 方法: 「粗挽き」よりもさらに「粗めの中挽き」(粗挽きと中挽きの真ん中くらい)を試す。
- 注意点: 挽きすぎるとザラザラ感が出るため、必ずタイマーで4分以上は抽出し、フレンチプレスのフィルターをゆっくり押し下げることで、微粉がカップに入るのを最小限に抑えましょう。
この調整を行うことで、フレンチプレス特有の豆本来のオイル感と、しっかりとした濃さを両立させることができます。カルディの店頭で挽いてもらう際には、「フレンチプレス用で、少しだけ細かめに」と伝えてみてください。
コーヒー豆を挽くのにかかる時間や待ち時間はどのくらい?(再説・深堀り)
最初に待ち時間について触れましたが、ここでは「待ち時間」をストレスなく過ごすための具体的な方法と、スタッフさんが豆挽きに込める「思い」について、もう少し深掘りしてみましょう。
待ち時間も、コーヒーをより美味しくするための大切な準備時間だと捉えれば、きっと楽しく過ごせますよ!
「待ち時間」を有効活用する3つのアイデア
豆をレジで預けて「少々お待ちください」と言われた後、ぼーっと待つのはもったいないですよね。モモストアが実践している、待ち時間の有効活用法をご紹介します。
| アイデア | 具体的な行動 |
| 1. カルディ店内を散策 | コーヒー豆だけでなく、新商品の輸入食品やワインコーナーをじっくり見て回る。コーヒーに合うお菓子(ビスケットやチョコレート)を見つけるのも楽しいです。 |
| 2. 次の豆をリサーチ | 店内のコーヒー豆リスト(ブラックボードなど)を見て、次に試したい季節限定豆や、セール対象の豆をチェックする。 |
| 3. 試飲コーヒーを楽しむ | もし試飲(ホットコーヒーのサービス)があれば、ゆっくり味わう。その日の試飲豆がどの産地か、どんな焙煎度かをスタッフさんに聞いてみる。 |
特にカルディは、コーヒー豆以外にも魅力的な商品が多すぎるので、待ち時間で「ついで買い」の商品を見つけてしまうことがよくあります。これは嬉しい誤算ですよね!
スタッフさんは何を考えて豆を挽いている?
スタッフさんが豆挽きをしている間、ただ機械を操作しているだけではありません。彼らはプロの意識を持って、以下の点に注意しながら作業を行っています。
- ミルの掃除: 挽き残りによる味の混入を防ぐため、可能な限り前後の豆を掃除しています。(ただし、混雑時は簡易的になる場合もあります)
- 挽き方の確認: 指定された挽き方が正確な粒度になっているか、機械の目盛を確認しています。
- 袋詰めと密閉: 挽いた粉をすぐに専用の袋に詰め、空気を抜いて熱溶着することで、できるだけ酸化を防ぐ努力をしています。
「挽き方」の指定が曖昧だった場合でも、スタッフさんは「このお客様はどの器具で淹れるのだろう?」と推測しながら、最適な粒度を選んでくれているはずです。もし不安な点があれば、遠慮なく声をかけてみてくださいね。
混雑時は「自宅ミル」でコスパとストレスを解消
どうしても待ち時間が長いのが嫌だ、という方は、やはり自宅にミルを導入するのが、一番の解決策です。
特に週末のカルディは非常に混雑します。「コーヒー豆のために並ぶ時間を、自分の好きなことに使いたい!」と考えるなら、Amazonや楽天で人気の電動ミルを購入し、挽きサービスの手間から解放されることをおすすめします。
自宅ミルなら、カルディの豆を「豆のまま」で安くまとめ買いし、好きな時に、好きな挽き方で楽しむという、最高のコーヒーライフが送れますよ!
【さらに深掘り】挽き方によるコーヒーの味の違いの科学
カルディで挽き方を指定するとき、「細挽きにすると濃くなる」「粗挽きにするとスッキリする」という経験則だけではなく、なぜそうなるのかという科学的な背景を知っておくと、さらにコーヒーの世界が面白くなります。
モモストアが、挽き方の違いがコーヒーの味にどう影響するのかを、専門用語を避けながら解説します。
「成分の抽出順序」が味のバランスを決定づける
コーヒー豆からお湯に溶け出す成分には「順番」があります。これは「抽出の法則」とも呼ばれ、この順番を理解することが、コーヒーの味のコントロールに繋がります。
- 最初に溶け出す成分: 酸味、フルーティーな香り、カフェイン。
- 次に溶け出す成分: 甘み、コク、ボディ(舌触り)。
- 最後に溶け出す成分: 苦味、渋み(雑味)。
細挽きの場合…
粒が細かいため、お湯の通過時間が長くなり、3番目の苦味・渋みの成分までしっかりと溶け出します。その結果、濃く、苦味の強いコーヒー(エスプレッソなど)になります。抽出を途中で止めないと、過剰抽出でエグみが出てしまいます。
粗挽きの場合…
粒が粗いため、お湯の通過時間が短く、1番目と2番目の成分がメインで溶け出します。苦味・渋みの成分が溶け出す前に抽出が終わるので、スッキリとして、豆本来の酸味や甘みが際立つコーヒー(フレンチプレスなど)になります。
「微粉(ファイン)」がコーヒーの品質を左右する
豆を挽くと、狙った粒度(中挽きなど)以外に、非常に細かな「微粉(ファイン)」が必ず発生します。
この微粉は、お湯と触れた瞬間に急速に成分を放出し、過剰抽出を引き起こします。つまり、コーヒーに「雑味」や「エグみ」をもたらす最大の原因なのです。
カルディの業務用の高性能ミルは、家庭用ミルに比べてこの微粉の発生を極限まで抑えることができます。これが、プロのミルで挽いてもらう大きなメリットの一つです。挽き方の均一性が高いと、上記のような成分が順番通りに、狙い通りに抽出されるため、味がクリアになるというわけです。
カルディで挽いてもらう際の「挽き方」は選べる?種類と選び方(再説・まとめ)
カルディの豆挽きサービスでは、自分の抽出器具に合わせた挽き方を選ぶことが可能ですが、ここで改めて失敗しない挽き方オーダーのコツを、Q&A形式でまとめておきましょう。
この情報を覚えておけば、もう迷うことはありません!
ペーパードリップで淹れるけど、濃い味が好き。なんて頼めばいい?
A. 「ペーパー用で、少し濃いめになるように『細挽き』でお願いします」と伝えてください。
カルディのスタッフさんには「ペーパー用」という基本情報と、「濃い味」という希望を両方伝えるのがベストです。細挽きを指定することで、中挽きよりも成分を多く抽出でき、コクのある濃いコーヒーになります。
フレンチプレスで淹れるけど、粉っぽくなるのが嫌。
A. 「フレンチプレス用で、極力微粉が出ないようにお願いします」と伝えてください。
フレンチプレスは「粗挽き」で微粉が混ざると、底に沈まずにカップに浮遊してしまい、ザラザラした口当たりになります。挽き方の指定と合わせて、「微粉を抑えたい」という希望を伝えることで、スタッフさんもミルの調整や掃除をより丁寧に行ってくれるでしょう。
コーヒーメーカーで淹れるのがメイン。何が一番おすすめ?
A. 「コーヒーメーカー用で『中挽き』をお願いします」と伝えるのが一般的かつおすすめです。
日本の多くのコーヒーメーカーは、中挽きを基準に設計されています。もし淹れてみて「薄い」と感じたら、次回から「細挽き」を試すというように、まずは中挽きを標準にして、少しずつ調整していくのが王道です。
挽き方の種類は店舗によって違うの?
A. 挽き方の「名称」は共通していますが、実際の「粒度」には店舗やミルによって微妙な違いが出ることがあります。
高性能な業務用ミルを使っているため、大きな差は出ませんが、「いつも行く店舗と同じ挽き方」を希望する場合は、「前回この店舗で買った時と同じ挽き方で」と伝えてみるのも一つの手です。
Amazonや楽天市場で販売されているカルディのコーヒー豆も、注文時のプルダウンメニューで挽き方を細かく指定できるので、ご自身の器具に合わせて安心して購入してくださいね。オンラインでの挽き方指定方法も簡単に確認できます。
【挽いた豆の保存術】最後の1杯まで美味しく飲むための裏技
カルディでせっかく無料で挽いてもらったコーヒー豆も、保存方法が間違っていると、あっという間に風味が飛んでしまいます。特に粉の状態は酸化が早いため、「保存」こそが、挽いた豆の運命を左右すると言っても過言ではありません。
モモストアが実践している、最後の1杯までカルディの豆を美味しく保つための「保存の裏技」を大公開します!
コーヒー豆を劣化させる「四つの敵」を避ける
コーヒー豆の最大の敵は以下の4つです。挽いた豆(粉)はこれらに対して非常にデリケートになります。
| 敵 | 影響 | 対策 |
| 酸素(酸化) | 最も早く風味を落とす原因。油分が酸化し、古い油のような臭いになる。 | 密閉容器(バルブ付き)に入れ、できるだけ空気を抜く。 |
| 光(紫外線) | 風味の劣化を加速させる。 | 光を通さない遮光性のある容器に入れる。 |
| 高温 | 香りの成分(アロマ)が飛んでしまう。 | 常温保存を避け、冷蔵庫・冷凍庫へ。 |
| 湿気 | 風味を損ない、カビの原因にもなる。 | 乾燥剤(シリカゲルなど)を入れ、高温多湿の場所を避ける。 |
カルディの袋は密閉されていますが、一度開封したら、できるだけ早く密閉容器に移し替えることが大切です。
最強の保存法は「冷凍保存」を活用すること
「豆は冷蔵庫に入れるべき?常温保存でいいの?」と迷う方がいますが、挽いた粉で長期保存したいなら「冷凍保存」が最強です。
- 小分けにする: 一度に使う量(例えば、3日~1週間で飲み切る量)ごとに、ジップ付きの小さな保存袋などに小分けにする。
- 空気を抜く: 袋の口を閉じるときに、できる限り空気を抜いて密閉する。
- 冷凍庫へ: 冷凍庫の奥の方など、温度変化の少ない場所に保存する。
重要:使うときは「常温に戻さずに」そのまま淹れる!
冷凍庫から出したコーヒー粉を常温に放置すると、急激な温度差で結露し、粉が湿気を吸ってしまい、味が落ちてしまいます。
冷凍庫から取り出したら、すぐにドリッパーにセットし、そのままお湯を注いでください。冷たい粉がお湯に触れることで、抽出温度が最適化され、むしろ美味しく抽出できるというプロの裏技でもあります。
モモストアおすすめの密閉容器
密閉容器は、ガラス製やステンレス製など様々な種類がありますが、真空状態に近い密閉を可能にする「バルブ付き」の容器が特におすすめです。
特にAmazonや楽天で売られている「キャニスター(コーヒー豆専用保存容器)」は、バルブやパッキンが非常に高性能で、冷凍庫保存が難しい場合でも、常温でかなりの鮮度を保てますよ。高性能なコーヒーキャニスターも要チェックです!
まとめ:カルディの豆挽きサービスを活用して最高のコーヒーライフを!
今回は、「カルディでコーヒー豆は挽いてくれる?」という疑問から、挽き方の種類、待ち時間の対策、そしてコスパ最高の購入術まで、幅広く解説してきました。
最後に、カルディの豆挽きサービスを最大限に活用するための、モモストアからのまとめポイントを再確認しておきましょう。
カルディ豆挽きサービス活用のための3つの結論
- 挽きサービスは「無料」で「無料」!: カルディで購入した豆なら、店頭でもオンラインでも無料で挽いてもらえます。豆の代金以外は一切かかりません。
- 最大の敵は「鮮度」!: 挽いた粉は酸化が早いため、1週間以内に飲み切れる量に限定して挽いてもらいましょう。長期保存するなら、必ず「豆のまま」で購入し、飲む直前に自宅で挽くのが鉄則です。
- コスパ最強は「オンライン+自宅ミル」!: Amazonや楽天市場でカルディの豆を「豆のまま」でまとめ買いし、高性能な電動ミルで必要な分だけ挽くのが、鮮度とコスパを両立させる一番賢い方法です。
カルディの豆挽きサービスは、コーヒー初心者の方や、急いでいる方にとって、本当にありがたいサービスです。この便利なサービスを上手に活用し、美味しいカルディのコーヒーを、毎日楽しんでくださいね!
そして、もし「もう少しコーヒーを深く楽しみたい!」と感じたら、ぜひ自宅用のミルを検討してみてください。ゴリゴリと豆を挽く音と香りは、あなたのコーヒータイムを格段に豊かなものにしてくれますよ!
【おまけ】自宅ミルを使わない方への究極のコスパ術
「ミルはやっぱり置きたくない!」「でも、できるだけ新鮮な豆を安く飲みたい!」
そんな、自宅ミルを持たない方に向けた、究極のコストパフォーマンスと鮮度を両立させる裏技を、モモストアから最後にご紹介します。これは、カルディの豆挽きサービスを前提とした、「戦略的な購入計画」です。
裏技:100g単位で「頻繁に」購入する戦略
カルディの豆は、200g単位で販売されていますが、一部の店舗では100g単位(ハーフサイズ)での量り売りにも対応していることがあります。(全ての店舗ではないため、要確認です)
もし100g単位で購入できる店舗が近くにあるなら、「100gだけ挽いてもらう」という買い方を実践してみてください。
- メリット: 100gなら、約5日~1週間で飲み切れる量です。酸化が進む前に飲み切れるため、挽いた粉でも鮮度が保たれやすいです。
- デメリット: 200g単位で買うよりも割高になることが多いです。また、頻繁に店舗に行く必要があります。
この戦略は、「多少割高になっても、手軽に新鮮な粉が飲みたい!」という方に最適です。豆のまま200g買って、後半は味が落ちる…という状況を避けられます。
ちなみに、Amazonや楽天のカルディ公式ショップでは、この100g単位の販売は行っていないため、これは店頭でのみ可能な「裏技」と言えます。最寄りのカルディに100g販売があるか、一度確認してみてくださいね!
【さらにさらに深掘り】挽き方と抽出温度の相乗効果
コーヒーの味をコントロールする要素は、「挽き方」だけではありません。お湯の「温度」もまた、味のバランスを大きく変える重要なファクターです。
カルディで挽いてもらった豆を、ご自宅でより美味しく淹れるための、「挽き方」と「温度」の組み合わせテクニックをご紹介します。
細挽き(濃い味・エスプレッソ用)の場合の温度設定
推奨温度:やや低め(80℃〜90℃)
- 理由: 細挽きは、前述の通り、苦味や雑味の成分まで抽出しやすい状態です。高い温度(95℃以上)のお湯を使ってしまうと、これらの不要な成分が過剰に溶け出してしまい、エグみが強くなります。
- 効果: あえて低い温度で抽出することで、酸味や甘みの成分だけを先に引き出し、濃いながらもクリアな味に仕上がります。特に浅煎り〜中煎りの豆を細挽きにする際に有効なテクニックです。
粗挽き(スッキリ・フレンチプレス用)の場合の温度設定
推奨温度:高め(92℃〜96℃)
- 理由: 粗挽きは、お湯との接触面積が少なく、成分が溶け出しにくい状態です。低い温度で淹れてしまうと、酸味だけが強く、コクや甘みがない「過少抽出」の状態になりやすいです。
- 効果: 高い温度のお湯を使うことで、硬い豆の細胞壁を効率よく破壊し、甘みやコクの成分をしっかりと溶け出させることができます。フレンチプレスで淹れる際、特にこの高温抽出が重要です。
中挽き(標準・コーヒーメーカー用)の場合の温度設定
推奨温度:標準(90℃〜93℃)
- 理由: 中挽きは最もバランスが良いとされる挽き方で、抽出の失敗が少ないです。
- 効果: 標準的な温度で淹れることで、酸味、甘み、苦味のバランスが取れた、「豆本来の味」を楽しむことができます。コーヒーメーカーの場合は温度設定ができないことが多いですが、手動でドリップする場合はこの温度帯を狙うと失敗が少ないですよ。
カルディの店頭で挽いてもらった豆を自宅で淹れる際には、この「挽き方と温度の相乗効果」を意識してみてください。同じ豆でも、淹れ方一つで全く違う表情を見せてくれるのがコーヒーの面白いところです!
【緊急時の対応】もし挽き方を間違えられたらどうする?
カルディのスタッフさんはプロですが、人間ですから、稀に挽き方を間違えてしまうこともあります。「フレンチプレス用(粗挽き)で頼んだのに、細挽きになってる…」という緊急事態が発生したら、どう対処すべきでしょうか?
モモストアから、適切な対処法と、挽き方を間違えられた粉の活用術をご紹介します。
間違えに気づいた時の適切な行動
もしお会計を済ませた後、袋を開ける前に挽き方を間違えられたことに気づいた場合は、すぐにレジのスタッフさん、または店長さんに相談してください。
- 対応: 基本的に、カルディではサービス上のミスとして、新しい豆と交換し、正しい挽き方で挽き直してくれるはずです。
- 重要な点: 必ずレシートを持参してください。レシートがないと、いつ、どの豆を購入したかの証明が難しくなります。また、挽きすぎた粉は、二度挽きして粗くすることはできないため、新しい豆に交換してもらう形になります。
家に着いてから気づいた場合は、電話で店舗に連絡してみてください。ただし、時間が経ちすぎると対応が難しくなるため、できる限り購入した直後に確認することをおすすめします。
間違えて「細挽き」になった時の活用術
本来「粗挽き」が欲しかったのに、「細挽き」になってしまった場合。交換が難しかったり、面倒だったりする場合の活用方法です。諦めずに、細挽きだからこそできる淹れ方を試してみましょう!
| 活用方法 | 淹れ方 | 特徴 |
| エスプレッソ風 | マキネッタ(直火式エスプレッソ)や、水で割って濃いカフェオレのベースにする。 | 細挽きが活かされ、濃厚なコクが出ます。 |
| 水出しコーヒー(短時間) | 細挽きの粉を使い、通常(8~12時間)より短い時間(4~6時間)で抽出を切り上げる。 | 短時間で成分が溶け出し、苦味が出すぎるのを防げます。 |
| コーヒーゼリー | 細挽きで濃いめに抽出したコーヒーを使い、ゼラチンで固める。 | 濃いコーヒーの苦味が、ゼリーの味わいを深めます。 |
細挽きは濃く出るという特性を逆手に取り、アイスコーヒーや濃いめのカフェオレベースとして活用するのが、最も失敗が少ない方法です。捨てるのはもったいないですから、ぜひ試してみてくださいね!
まとめ:カルディの豆挽きサービスを活用して最高のコーヒーライフを!(最終版)
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。モモストアが、カルディの豆挽きサービスに関するあらゆる疑問を解決できたなら嬉しいです。
カルディの無料豆挽きサービスは、私たちコーヒー好きにとって、なくてはならない最高のサービスです。この便利なサービスを、正しい知識と賢い使い方で最大限に活用し、日々のコーヒーライフを豊かにしていきましょう!
モモストア流!あなたのコーヒーライフ別おすすめ購入術
最後に、あなたのライフスタイルに合わせたベストな購入と挽き方の戦略を、分かりやすくまとめます。
| あなたのタイプ | 購入場所・方法 | 挽き方 |
| 鮮度もコスパも重視 (毎日飲む) |
Amazon・楽天で大容量豆のまま購入 | 自宅で高性能ミルを使い都度挽く |
| 手軽さ最優先 (ミルがない、週末だけ飲む) |
カルディ店頭で200g購入 | ご自身の器具に合った挽き方で挽いてもらう(1週間で飲み切る) |
| 待ち時間ゼロ重視 (忙しい、遠方に住む) |
カルディ公式オンラインストアで購入 | 注文時に挽き方を指定(小分けにして保存) |
店頭で店員さんと会話するのも楽しいですし、オンラインで手軽に購入するのも便利です。
どちらを選んでも、カルディの美味しいコーヒー豆はあなたの期待を裏切らないでしょう。ぜひ、この記事を参考に、最高の1杯を淹れてみてくださいね!
また、オンラインでの購入を検討する際は、Amazonや楽天のセール情報を事前にチェックすると、さらにお得になりますよ!

