ドンキで薬は本当に売ってる?薬剤師がいる時間や店舗での探し方まで徹底解説!
急な頭痛や風邪の症状で「今すぐ薬が欲しい!」という時、24時間営業のイメージがあるドン・キホーテ(ドンキ)で薬が買えるのか気になりますよね。
結論から言うと、ドンキで市販薬は購入可能です!
でも、薬の種類や購入できる時間帯は、実は店舗によってルールが細かく決まっているんです。
この記事では、筆者モモストアがドンキの薬事情を徹底的に調査し、薬剤師さんの配置状況や、お得に賢く薬を買うための裏技まで、分かりやすくご紹介していきます!
・ドンキで買える薬の種類を徹底解説!【第1類・第2類・第3類】
・ドンキの薬売り場はどこにある?見つけにくい時の裏技
・薬剤師や登録販売者は常駐しているの?販売時間についても
・深夜営業のドンキでも薬は夜中でも買えるの?
ドン・キホーテで薬が売っているのは本当?

結論からお伝えすると、ドン・キホーテの多くの店舗で市販薬(一般用医薬品)は販売されています。
しかし、全てのお店で取り扱いがあるわけではない、というのが実情です。ここがドンキの少しややこしいところですね。
まず、医薬品を販売するためには、法律で定められた基準を満たし、「店舗販売業」の許可を得る必要があります。
そのため、主に大型店舗や総合スーパータイプの店舗、あるいは新しくオープンした店舗では、この許可を取得しているケースがほとんどです。
逆に、小規模な店舗や、特定の立地にあるお店では、薬の販売スペースや専門スタッフ(薬剤師や登録販売者)の確保が難しいため、取り扱いがない場合もあります。
「じゃあ、自分の家の近くのドンキはどうなの?」と疑問に思いますよね。
一番確実なのは、ドン・キホーテの公式ウェブサイトにある店舗情報ページを確認することです。医薬品の取り扱いがある店舗には、その旨が明記されていますよ。
ドンキで薬を売っている店舗の傾向と見分け方
薬の取り扱いがある店舗には、いくつかの共通する傾向があります。
- 郊外型の大型店舗(MEGAドン・キホーテなど):敷地面積が広く、専門コーナーを設けやすいので、ほとんどの店舗で医薬品を取り扱っています。
- 都市型の店舗:立地によりますが、夜間利用者が多い新宿や渋谷などの店舗でも、利便性のために薬の取り扱いを強化していることが多いです。
- ドラッグストア併設型:稀に、敷地内にドラッグストアを併設しているような店舗もあり、その場合はもちろん豊富な品揃えがあります。
店舗で実際に見分けるポイントとしては、レジ付近や特定のコーナーに「医薬品販売コーナー」と書かれたポップや看板が設置されているかどうかです。
特に、購入時に説明が必要な薬(第1類医薬品など)は、専門のカウンターが設けられていますので、そこを目印に探すと確実です。
「薬」の販売時間と営業時間の違い
ドンキは24時間営業や深夜営業の店舗が多いことで知られていますが、「薬の販売時間」と「店舗の営業時間」は、完全に別物として考える必要があります。
これは、薬の販売には法律で定められた専門家の配置が義務付けられているためです。
たとえ店舗が24時間開いていても、薬剤師や登録販売者が不在の時間帯(例:深夜0時〜朝9時など)には、第二類・第三類医薬品であっても、鍵がかかっていて購入できない、という状況がよくあります。
一般的に、多くの店舗で医薬品の販売時間は朝10時頃から夜22時頃までとなっていることが多いです。これは、専門スタッフの勤務時間と密接に関わっています。
急いでいる場合は、事前に電話で「今から頭痛薬を買いに行きたいのですが、登録販売者の方はいますか?」と確認するのが一番のショートカットですよ。
ドンキで買える薬の種類を徹底解説!【第1類・第2類・第3類】
ドンキで購入できる市販薬は、「第1類医薬品」「第2類医薬品」「第3類医薬品」の3つのリスク分類に分けられています。
この分類によって、購入方法や購入できる時間帯が大きく変わってくるので、ここでしっかりと理解しておきましょう。特にドンキでどんな薬が買えるかを知っておくのは、いざという時の助けになります。
第1類医薬品は取り扱いが少ない理由と購入時の注意点
第1類医薬品は、副作用のリスクが最も高いとされる市販薬で、薬剤師による対面での情報提供が義務付けられているものです。
例えば、一部の胃腸薬やH2ブロッカー含有薬、スイッチOTCの解熱鎮痛剤などがこれに該当します。
ドンキで第1類医薬品の取り扱いが少ないのは、この「薬剤師の常駐」というハードルがあるからです。
薬剤師は、登録販売者よりも資格要件が厳しく、深夜や早朝に配置するのが非常に困難です。
そのため、第1類医薬品を販売しているドンキは、調剤薬局を併設しているようなごく一部の大型店舗に限られると思っておいた方が良いでしょう。
購入する際は、必ず薬剤師から説明を受け、書面を渡してもらう必要があります。もし、特定の第1類医薬品が必要な場合は、事前にドンキの取り扱いをGoogle検索で確認してから行くことをおすすめします。
風邪薬や頭痛薬は?第2類・第3類医薬品の豊富なラインナップ
私たちが普段、最も購入する機会が多いのが、第2類医薬品と第3類医薬品です。
ドンキが力を入れているのは、まさにこのカテゴリーで、特に風邪薬、鎮痛剤、胃腸薬、湿布、目薬などの品揃えは非常に豊富です。
これらの薬は、登録販売者がいれば販売が可能であり、深夜営業に対応しやすいのが特徴です。
ドンキでよく見かける薬の例をいくつかご紹介します。
| 分類 | 医薬品の例(一般的なもの) | ドンキでの購入のしやすさ |
| 第2類 | 有名なメーカーの総合感冒薬、解熱鎮痛剤(イブ、バファリンなど)、漢方薬の一部 | 非常に多い(主要店舗ならほぼ取り扱いあり) |
| 第3類 | ビタミン剤、整腸薬、目薬、軽い湿布薬、うがい薬など | 最も多い(ドラッグストア並みの品揃え) |
特に第2類は、「指定第2類医薬品」という、さらに注意が必要な分類もありますが、これも登録販売者が対応可能です。
ドンキの広い売り場を探索すると、誰もが知る有名ブランド薬から、後ほど解説するPB商品まで、驚くほど幅広い選択肢があることに気づくはずですよ。
ドンキの薬売り場はどこにある?見つけにくい時の裏技
ドンキの店内って、とにかく商品が山積みで迷路みたいですよね!
「薬を買いたいのにどこにあるかわからない…」と、探し回った経験がある人も多いのではないでしょうか。
でも大丈夫です。薬売り場には、いくつかの傾向と、どうしても見つからない時の裏技があります。
医薬品コーナーがある場所のパターンを把握する
ドンキの薬売り場は、店舗の構造や広さによって配置パターンが異なりますが、大まかに以下の3つのパターンに分類できます。
- 【定番】レジの近くの専門カウンター
これは、薬剤師や登録販売者が常駐し、お客様への情報提供や相談に対応するためのカウンターです。
風邪薬や鎮痛剤など、主要な医薬品はこのカウンターの裏手や隣接した棚に並んでいることが多いです。 - 【大型店】日用品フロアの一角
MEGAドン・キホーテなどの大型店では、シャンプーや洗剤、化粧品などが並ぶ「日用品」や「ヘルスケア」のフロアに、一つのコーナーとして医薬品がまとめられていることがあります。 - 【要注意】レジの外側(別区画)
稀に、店舗のレジを通過した後、または店舗入り口とは別の独立した区画に薬局として存在しているケースがあります。
もし店内で迷ってしまったら、化粧品やサプリメントが並んでいるエリアの近くを探してみてください。
これらの商品と医薬品は、同じ「ヘルス&ビューティ」関連商品としてまとめられていることが多いからです。
どうしても見つからない時の最後の裏技!店員さんに聞くときのコツ
ごちゃごちゃしたドンキの店内では、店員さんに聞くのが一番早く確実です。ただし、聞き方にちょっとしたコツがあります。
ドンキの店員さんは、担当の売り場が細かく分かれていることが多く、レジのスタッフに聞いても「あちらのフロアの担当に聞いてください」と言われてしまうことがあります。
そこで試してほしいのが、以下の2つの質問です。
- 「医薬品の販売カウンターはどこですか?」
- 「登録販売者さんがいるのはどの辺りですか?」
この質問をすることで、薬の場所だけでなく、専門知識を持ったスタッフがいる場所を聞き出すことができ、スムーズに購入まで進めます。
特に急いでいる時は、この聞き方を意識してみてくださいね。無駄な時間を使わずに目的の薬にたどり着けるはずです。
薬剤師や登録販売者は常駐しているの?販売時間についても
ドンキで薬を買う上で、最も重要なポイントの一つが「誰が」「いつ」販売しているのか、という点です。
医薬品の販売は、専門知識を持つスタッフの配置が義務付けられているため、薬剤師や登録販売者がいなければ、どんなに店舗が開いていても薬は購入できません。
登録販売者とは?薬剤師との違いと役割
薬を売っている専門家には「薬剤師」と「登録販売者」の2種類がいます。
ドンキで見かけることが多いのは、「登録販売者」の方です。
それぞれの役割の違いを下の表にまとめました。
| 資格 | 販売可能な医薬品 | 特徴 |
| 薬剤師 | 第1類、第2類、第3類 (全て販売可能) |
副作用のリスクが高い第1類医薬品について、詳しい説明ができる唯一の専門家。 |
| 登録販売者 | 第2類、第3類のみ (約9割の市販薬をカバー) |
一般の風邪薬や胃腸薬などの販売・情報提供を行う。ドンキの薬販売の主力を担う。 |
ドンキが深夜まで営業している店舗で薬を販売している場合、その時間帯の薬販売を支えているのは、ほとんどがこの登録販売者さんたちです。
彼らがいる時間帯であれば、主要な風邪薬や鎮痛剤は問題なく購入できますので、薬の陳列棚に「登録販売者在中」といった表示があるかを確認してみましょう。
薬剤師が常駐する時間帯は?第1類医薬品を買うならこの時間
前述の通り、第1類医薬品を購入したい場合は、必ず薬剤師が店舗にいる時間帯を狙って行く必要があります。
ドンキにおける薬剤師の配置時間は、通常のドラッグストアと同様に、日中の限られた時間帯に設定されていることが多いです。
一般的な傾向としては、以下の時間帯に薬剤師が配置されていることが多いですが、これはあくまで目安です。
- 平日・土曜: 10:00~18:00、または 11:00~19:00
- 日曜・祝日: 薬剤師が不在のケースも多い
第1類医薬品は、特に副作用のリスクが高いため、購入前にしっかりと相談に乗ってもらうことが大切です。
もし、どうしても第1類医薬品が必要な場合は、事前にGoogle検索で店舗名と薬剤師の配置時間を検索するか、直接電話で確認することをおすすめします。
特に「〇〇の薬が欲しい」と具体的に伝えることで、在庫と専門スタッフの在席状況を同時に確認してもらえますよ。
深夜営業のドンキでも薬は夜中でも買えるの?
深夜に急な体調不良に見舞われた時、「ドンキなら24時間開いているから薬も買えるはず!」と期待してしまいますよね。
しかし、残念ながら、ほとんどのケースで深夜帯に薬を購入することはできません。
ここが、ドンキを深夜利用する上で、多くの人が勘違いしやすいポイントなんです。
法律の壁!深夜に薬が買えない決定的な理由
薬の販売は、コンビニや一般的な商品とは異なり、医薬品医療機器等法(旧薬事法)という法律によって厳しく規制されています。
その法律の中で、第2類・第3類医薬品(風邪薬や胃腸薬など)を販売する際には、登録販売者や薬剤師が必ずいる時間帯に限る、と定められています。
つまり、24時間営業のドンキであっても、専門スタッフが帰宅してしまった夜間帯は、薬の販売カウンターがシャッターを下ろしていたり、棚に鍵がかかっていたりするのです。
前述の通り、多くのドンキでの薬の販売時間は、22時までが一つの目安とされています。
そのため、深夜0時を過ぎて薬が必要になった場合、ドンキでは購入できないと認識しておく方が賢明です。
深夜に薬が買えないのは不便に感じるかもしれませんが、これはお客様が安全に医薬品を使用するための重要なルールなので、理解しておきたいですね。
どうしても深夜に薬が必要になった場合の代替手段
「明日まで待てない!どうしても今すぐ薬が必要!」という場合は、ドンキ以外で薬を購入する代替手段を検討する必要があります。
深夜でも薬を販売している可能性が高い場所は以下の通りです。
| 場所 | 特徴 | 注意点 |
| 調剤薬局併設の大型ドラッグストア | 一部の店舗では、24時間営業ではなくとも、深夜1時〜2時まで薬販売をしていることがある。 | 必ず事前に営業時間を確認すること。 |
| 夜間・休日診療の病院(救急外来) | 専門の医師の診察を受けられる。 | 軽度の症状では利用を控えるべき。本当に緊急の場合のみ。 |
ただし、最近は深夜まで薬を売っているドラッグストアも減ってきているため、一番確実なのは、自宅の近所のドラッグストアの営業時間をGoogleマップなどで確認することです。
深夜帯は緊急性の高い場合を除き、まずは自宅にある常備薬で対応し、翌朝に購入するのが最も安全で確実な方法といえるでしょう。
ドンキのPB(プライベートブランド)医薬品が安くて優秀な理由
ドン・キホーテの魅力といえば、何と言ってもその驚安価格と、ユニークなプライベートブランド(PB)商品のラインナップですよね!
実は、このPB商品の波は、医薬品の分野にも押し寄せています。
ドンキのPB医薬品は、なぜこんなに安くて優秀なのか、その秘密を探ってみましょう。
「ジェネリック医薬品」とPB医薬品の関係
ドンキのPB医薬品が安いのには、医薬品業界の仕組みが大きく関係しています。
PB医薬品の多くは、有名な大手メーカーの薬(先発医薬品)と同じ有効成分を使用しながら、パッケージデザインや広告宣伝費を大幅にカットすることで、低価格を実現しています。
これは、病院で処方される薬でいうところの「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」と同じような仕組みです。
ジェネリック医薬品が先発医薬品と同じ有効成分・効果を持つように、ドンキのPB医薬品も、有効成分の面では有名メーカー品と遜色がないことがほとんどなんです。
ドンキで「この薬、あの有名メーカーのものとパッケージが似ているな」と感じたことはありませんか?
それは、同じ成分で価格を抑えた、お得なPB医薬品である可能性が高いですよ。
モモストアおすすめ!ドンキの優秀なPB医薬品ラインナップ
筆者モモストアが注目している、ドンキの優秀なPB医薬品をいくつかご紹介します。
ただし、PB医薬品は常にラインナップが変わるため、店頭で似たような商品を探してみてくださいね。
| 商品カテゴリ | PB商品の特徴 | どんな人におすすめ? |
| 総合感冒薬 | 特定の有名メーカー品とほぼ同じ成分配合で、価格は半額近く。 | 成分にこだわりがなく、とにかく安く済ませたい方。 |
| 鼻炎薬 | 季節性の鼻炎に特化した成分を配合し、大容量で提供されていることが多い。 | 花粉症などで通年薬が必要な方。 |
| ビタミン剤 | 高濃度のビタミンB群やC群を、ブランド品より圧倒的な安さで販売。 | 日常的にビタミン補給をしたい、コスパ重視の方。 |
これらのPB医薬品は、成分は信頼できるものの、パッケージがシンプルだったり、広告をほとんど打っていないためにこの価格が実現しているのです。
購入の際は、必ずパッケージの成分表示を有名メーカー品と比較し、自分の症状に合ったものを選ぶようにしましょう。
PB医薬品の具体的な情報や成分については、ドンキホーテのプライベートブランド医薬品を検索して事前に確認すると安心ですね。
ドンキ以外で深夜に薬が買えるお店はどこ?
ドンキが深夜に薬を販売していないとなると、「じゃあ、夜中に体調が悪くなった時、一体どこに行けばいいの?」という疑問が生まれますよね。
ここでは、ドンキ以外で深夜帯に医薬品を購入できる可能性のあるお店と、その探し方についてご紹介します。
24時間営業のドラッグストアを探すのが王道
深夜に薬が必要になった場合の「王道」となるのは、24時間営業のドラッグストアです。
ただし、ドラッグストアもドンキと同様に、「24時間営業=24時間薬を販売」ではないことに注意が必要です。
それでも、深夜まで専門スタッフを配置している店舗は、ドンキよりも多く存在します。
探す際のポイントは、「大型のロードサイド店」や「繁華街の旗艦店」を狙うことです。
これらの店舗は、夜間でも利用客が多いため、人件費をかけてでも深夜帯に登録販売者を配置していることがあります。
また、深夜まで営業しているドラッグストアの多くは、薬の販売終了時間を入り口やレジ付近に大きく掲示していますので、確認してみましょう。
具体的なチェーン名としては、マツモトキヨシやウエルシアの一部店舗などが、深夜営業や24時間営業を行っている場合がありますが、必ずしも薬の販売が深夜まで行われているわけではないので、ご注意ください。
ネット通販(Amazon・楽天市場)の翌日配送を頼る
今すぐの購入は無理でも、「翌朝一番には絶対に薬が欲しい」という場合は、ネット通販の翌日配送サービスが非常に強力な味方になります。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトでは、多くの市販薬が取り扱われており、夜中に注文しても翌日には自宅に届くサービスを提供していることが多いです。
- Amazon: 地域によっては深夜までの注文で翌日午前中に届く「お急ぎ便」などがあります。
- 楽天市場: 「あす楽」対応商品を選べば、最短で翌日配送が可能です。
ただし、第1類医薬品は、ネット通販でも薬剤師による情報提供が義務付けられているため、購入後に薬剤師からのメールや電話での確認が必要になります。
そのため、第1類医薬品を急いでいる場合は、ネット通販よりも、日中のうちに薬剤師のいる実店舗に行く方が確実性が高いでしょう。
深夜に急いでいる場合は、まずは深夜に薬が買えるドラッグストアを検索して、電話で確認してみましょう。
ドンキで薬を買うメリット・デメリットを正直に比較してみた
ドンキで薬を買うことには、他のドラッグストアにはない独自のメリットと、知っておくべきデメリットが存在します。
筆者モモストアが、利用者の目線で正直に比較してみました。
ドンキで薬を買う3つの大きなメリット
ドンキで薬を購入する最大の魅力は、以下の3点に集約されます。
- 【驚安価格】有名メーカー品も安い!
ドンキの仕入れ力は強力で、一般的なドラッグストアよりも有名メーカーの薬が安く手に入るケースが多々あります。特に特売品を見つけた時の「驚安」感はたまりません。 - 【ついで買い】日用品や食料品と同時に済ませられる
薬だけでなく、お菓子や日用品、衣料品まで、全てを一つの場所で済ませられるのは、時間がない現代人にとって非常に大きなメリットです。 - 【ポイント】majicaポイントが貯まる
ドンキ独自の電子マネー「majica(マジカ)」を使って支払えば、ポイントが貯まります。薬代が高くなりがちな時でも、ポイント還元があるのは嬉しいですね。
特に、「ついで買い」はドンキの最大の強みであり、「ついでにマスクも買っておこう」「栄養ドリンクも」といった形で、必要なものを一度で揃えられるのは非常に便利です。
ドンキで薬を買う3つのデメリットと注意点
一方で、ドンキならではのデメリットや注意点も把握しておく必要があります。
- 【在庫】特定の薬がない、または売り場が分かりにくい
ドラッグストア専門ではないため、最新の薬や非常にニッチな薬の取り扱いは少ない傾向があります。また、商品が山積みになっているため、探すのに苦労することも多いです。 - 【専門性】薬剤師が不在の時間帯が多い
前述の通り、薬剤師の配置時間が短いため、第1類医薬品はほとんど購入できません。専門的な薬の相談をしたい場合は、ドラッグストアの方が適しています。 - 【深夜購入】深夜・早朝は購入不可
24時間営業でも、薬の販売時間は限られています。深夜に急に必要になった場合は、結局他の店を探すことになってしまいます。
結論として、「安く、有名な第2類・第3類医薬品を、他の買い物ついでに購入したい」という方にはドンキは最適ですが、「専門的な相談をしたい」「第1類医薬品が欲しい」「深夜に買いたい」という場合は、他のドラッグストアを検討した方が良いでしょう。
ドラッグストアよりドンキの方がお得な薬はある?
「ドンキは安い」というイメージはありますが、ドラッグストアもクーポンや特売日があるので、本当にドンキの方がお得なのでしょうか?
ここでは、筆者モモストアが考える「ドンキで買うべきお得な薬」と「ドラッグストアで買うべき薬」の境界線について解説します。
ドンキで狙うべき薬のカテゴリーと価格戦略
ドンキが他のドラッグストアよりも価格競争力があるのは、主に以下のカテゴリーです。
- 【PB医薬品】:これが一番お得です。前述の通り、成分は有名メーカー品と変わらないのに、価格は半額~3分の2程度に抑えられています。
- 【ナショナルブランドの終売・パッケージ変更品】:ドンキは、メーカーが在庫処分したい旧パッケージ品などを大量に、非常に安価に仕入れるのが得意です。効果は全く変わらないので、見つけたらラッキーです。
- 【大容量タイプ】:ビタミン剤やサプリメントなど、長期的に消費する大容量のものは、ドンキのPBや驚安品が目立ちます。
特に、「成分にこだわりはないが、コストパフォーマンスを最優先したい」という方は、PB医薬品を積極的に試してみることをおすすめします。効果が同じであれば、安い方が断然お得ですよね。
ドラッグストアで買うべき薬の境界線
逆に、ドラッグストアの方がお得になったり、購入するメリットが大きい薬もあります。
- 【最新・新薬】:発売されたばかりの最新の市販薬は、ドラッグストアの方が早く、確実に手に入ります。
- 【特定の漢方薬や専門性の高い薬】:品揃えが専門的なドラッグストアの方が豊富で、薬剤師や登録販売者から詳細な説明を受けられる安心感があります。
- 【ポイント・クーポン還元率が高い日】:ドラッグストアによっては、「ポイント10倍デー」や「〇%オフクーポン」など、還元率が非常に高い日があります。これらの日を狙えば、結果的にドンキよりも安く有名メーカー品を買えることがあります。
賢く薬を買うためには、「日頃使う消耗品系の薬はドンキのPB」「最新や相談が必要な薬はドラッグストア」と使い分けるのがベストな戦略と言えるでしょう。
ドンキの公式アプリで薬の取り扱い状況を調べる方法
「せっかくドンキに行ったのに、欲しかった薬が売ってなかった!」
こんなガッカリ体験を避けるために、ドン・キホーテの公式アプリ「majica(マジカ)」を使った裏技をご紹介します。
事前にアプリで薬の取り扱い状況を把握できれば、無駄足を踏まずに済みますよ。
アプリの店舗検索機能で「医薬品取扱」をチェック!
majicaアプリには、現在の位置情報やキーワードから店舗を探せる「店舗検索」機能が搭載されています。
この機能を使うことで、医薬品の取り扱いがあるかどうかを簡単にフィルタリングできます。
アプリでの確認手順は以下の通りです。
- majicaアプリを起動し、「店舗検索」をタップ。
- 検索エリアやキーワードを入力(例:地名)。
- 検索結果の店舗一覧で、「医薬品」のアイコンやマークがあるかどうかを確認する。
このアイコンが付いている店舗であれば、そのドンキは医薬品販売の許可を得ているということになります。
特に、自宅から少し離れた場所にある店舗へ行く前に確認しておくと、安心感が違いますね。
商品レベルの在庫確認は店舗に直接電話が確実
残念ながら、majicaアプリや公式ウェブサイトでは、「〇〇という風邪薬の在庫が今何個あるか」といった商品レベルのリアルタイム在庫状況を確認することはできません。
これは、ドンキの商品管理が非常に流動的で、常に在庫が変動しているためです。
もし、特定のブランドの薬や、絶対に手に入れたい薬がある場合は、アプリで「医薬品取扱店」であることを確認した後、直接店舗に電話で問い合わせるのが最も確実な方法です。
電話をする際のポイントは、「商品名と、どの分類の薬か(例:第2類医薬品の〇〇)」を具体的に伝えることです。
そうすることで、電話を受けた店員さんが、すぐに登録販売者や担当フロアのスタッフに確認してくれますよ。
ドンキで薬を買った人のリアルな口コミ・評判をチェック!
実際にドンキで薬を買った人が、どんな感想を持っているのか、リアルな口コミや評判は気になりますよね。
筆者モモストアがSNSやレビューサイトから集めた、ポジティブな意見とネガティブな意見をご紹介します。
ドンキの薬販売に関する良い口コミ(驚安・品揃え)
ドンキの薬販売に対するポジティブな意見の多くは、やはり「価格」と「利便性」に集中しています。
- 「いつも使ってる鎮痛剤が、近所のドラッグストアより200円も安かった!やっぱりドンキは驚安だわ。」
- 「夜10時まで薬が買えるから助かる。仕事帰りでも間に合うのが本当に便利。」
- 「PBのビタミン剤を試してみたら、効果は変わらないのにコスパ最強だった。定期的に買ってる。」
- 「化粧品とかお菓子とか、他の買い物と一緒に薬が買えるのがラク。時間の節約になる。」
特に、ドラッグストアの特売日を逃してしまった時や、夜遅くに買い物ついでにサッと買いたい時に、ドンキの薬売り場は非常に重宝されていることが分かります。
安くて、ついでに買える利便性は、他の追随を許さない強みですね。
ドンキの薬販売に関する悪い口コミ(専門性・在庫)
一方で、ネガティブな口コミは、「専門性の低さ」や「売り場の分かりにくさ」に関するものが目立ちました。
- 「探している薬について登録販売者さんに相談したけど、専門的な説明はあまり得られなかった。」
- 「薬の販売時間が夜10時で終わっていた。24時間営業なのにがっかり。」
- 「売り場がごちゃごちゃしていて、目的の薬を見つけるのに20分かかった。あれは迷路だ。」
- 「第1類医薬品は置いてないと言われた。結局、別の薬局に行くことになった。」
これらの意見から、ドンキの薬売り場は、「自分で買う薬が決まっている人向け」であり、「じっくり相談して選びたい人向けではない」ということが再認識できますね。
事前にドンキの薬の口コミを検索して、利用したい店舗の状況をチェックしておくと、よりスムーズです。
ドンキで薬を買う時に注意したい3つのポイント
最後に、ドンキで後悔なく、安全に薬を購入するために、筆者モモストアが特に注意してほしい3つのポイントをまとめました。
【最重要】医薬品の販売時間帯を必ず確認する
これまでに何度も触れてきましたが、やはりこれが一番重要です。
「ドンキ=24時間営業」というイメージで、深夜に薬を買いに行くと、必ず失敗します。
ほとんどの店舗で薬が買えるのは、朝10時頃から夜22時頃までです。
特に、夜間に体調を崩しやすい方は、この販売時間内に購入を済ませるか、事前に常備薬を用意しておくのが賢明です。
夜間に急な発熱などがあった場合は、無理に薬を探し回らず、翌朝まで安静に過ごすか、本当に緊急性の高い場合は救急外来を検討しましょう。
第1類医薬品は「ない」ものとして諦める(または事前確認)
もし、特定の第1類医薬品(H2ブロッカーなど)が必要な場合は、ドンキには「置いていない」、または「薬剤師がいない時間帯なので買えない」ものとして考えた方が無難です。
ドンキの強みは「安さと利便性」であり、「専門性」ではないからです。
第1類医薬品を確実に購入したいなら、調剤薬局を併設しているような大型ドラッグストアや、駅前の大きな薬局に行くことを強くおすすめします。
どうしてもドンキで購入したい場合は、事前に薬剤師の常駐時間を確認する手間を惜しまないようにしましょう。
PB医薬品は必ず成分表を有名メーカー品と比較する
ドンキのPB医薬品は非常にコスパが高いですが、初めて購入する際は、必ず有効成分の名称と量を、自分が普段使っている有名メーカーの薬と比較してください。
ほとんどの場合、成分は同等か似たものですが、稀に配合量が少なかったり、自分の症状には不要な成分が入っていたりすることもあります。
薬は体に入れるものなので、「安いから」という理由だけで衝動買いせず、しっかりと成分を確認して納得した上で購入しましょう。
ドンキは安くて楽しいお店ですが、薬に関しては、ルールと注意点を理解して利用することで、最大のメリットを得ることができますよ!
最後に、市販薬の安全な使い方についてもぜひ一度目を通しておいてくださいね。

