ダイソーの充電池が「売ってない」理由は?最新のUSB充電式リチウム電池まで徹底解説!

ダイソーの充電池が「売ってない」理由は?最新のUSB充電式リチウム電池まで徹底解説!

「ダイソーで充電池を探しているのに、どこにも見当たらない!」

今、そんなお悩みを抱えている方がとても多いんです。
かつてダイソーの定番商品だった「ReVOLTES(リボルテス)」ですが、最近は店頭で見かける機会が本当に減りましたよね。

一体なぜ、ダイソーの充電池は「売ってない」状態になっているのでしょうか?
この記事では、その真の理由をモモストアが徹底的に調査!さらに、旧モデルよりも高性能で話題の最新USB充電式リチウム電池まで、幅広くご紹介していきます。

・「ダイソー充電池売ってない」は本当?現状の販売状況を徹底調査
・【ReVOLTES】ダイソーの定番充電池が見当たらない理由とは?
・ダイソーで発見!最新の「USB Type-C充電池」が高性能すぎると話題に
・【種類と性能】ダイソー充電池(ReVOLTES)とUSB-C充電池を比較!
・ダイソーの充電池はセリアやキャンドゥなど他の100均でも買える?
  1. 「ダイソー充電池売ってない」は本当?現状の販売状況を徹底調査
    1. 「ReVOLTES」の目撃情報が激減している背景
    2. ダイソーの最新充電池は「500円商品」にシフトしている!
  2. 【ReVOLTES】ダイソーの定番充電池が見当たらない理由とは?
    1. 充電池の「ニッケル水素(Ni-MH)」という特性の限界
    2. 高性能な「リチウムイオン電池」への市場移行
    3. 旧モデルの充電器も店頭で見かけなくなった?
  3. ダイソーで発見!最新の「USB Type-C充電池」が高性能すぎると話題に
    1. 専用充電器はもういらない!手軽さが革命的
      1. Type-C充電池の驚異的なメリットをチェック
    2. Type-C充電池の購入時の注意点(絶対確認!)
  4. 【種類と性能】ダイソー充電池(ReVOLTES)とUSB-C充電池を比較!
    1. 主要スペック比較表:Ni-MH vs Li-ion
    2. 容量だけではわからない!「安定した電圧」の重要性
    3. こんな用途ならReVOLTESもまだ「アリ」
  5. ダイソーの充電池はセリアやキャンドゥなど他の100均でも買える?
    1. セリアとキャンドゥの充電池・充電器の状況
    2. 100均の充電池が難しい「液漏れ」問題
      1. 液漏れを防ぐための対策リスト
  6. ダイソー充電池のメリット・デメリット総まとめ
    1. 旧モデル「ReVOLTES(Ni-MH)」の評価
    2. 新モデル「USB Type-C充電池(Li-ion)」の評価
    3. あなたの機器に合うのはどっち?用途別診断
  7. こんな機器には要注意!充電池を使うべきではない電化製品
    1. 「指定電池」がある機器は絶対に使わないで
    2. デジタルカメラやストロボなど瞬間的な大電流機器
  8. ダイソー充電器の互換性は?エネループや他社製充電池も使える?
    1. 【原則】充電器はメーカーを合わせるのが絶対
    2. ダイソーの充電器は「Ni-MH専用」であることの再確認
  9. 【代替品】ダイソー以外で買えるコスパ最強の充電池3選
    1. Panasonic エネループ(eneloop)
    2. Amazonベーシック 充電式ニッケル水素電池
    3. 高容量モデル(例: 東芝IMPULSEなど)
  10. ダイソー充電池に関するユーザーの口コミと評判
    1. 旧モデル「ReVOLTES」の口コミ総評
    2. 最新「USB Type-C充電池」への期待の声
  11. 長期保管や災害備蓄に!ダイソーで買える「最強の乾電池」はどれ?
    1. 乾電池の基本!アルカリ乾電池とマンガン乾電池の違い
    2. 究極の備蓄用電池「リチウム乾電池」の存在
  12. 充電池を長持ちさせるための正しい使い方とメンテナンス方法
    1. 「過放電」と「過充電」が充電池の天敵!
    2. 充電池を安全に保管・廃棄するためのルール
      1. 保管方法の注意点
      2. 廃棄方法のルール
  13. 【Q&A】ダイソー充電池に関する素朴な疑問をモモストアが解決!
    1. Q1: Type-C充電池はどのくらいでフル充電できますか?
    2. Q2: ダイソーの充電池は液漏れしやすいって本当ですか?
    3. Q3: Type-C充電池は、500円じゃなくて100円にならないんですか?
    4. Q4: ダイソーの充電器をスマホの充電に使っても大丈夫ですか?
  14. まとめ:ダイソー充電池の今後は?販売再開はあるのか?
    1. ダイソー充電池の現状と結論
      1. 最後に確認すべきポイント
    2. 今後の展望:1.5Vリチウムイオン電池が主流に

「ダイソー充電池売ってない」は本当?現状の販売状況を徹底調査

momo-store.jp

結論から申し上げますと、かつての定番商品だった充電式ニッケル水素電池「ReVOLTES(リボルテス)」は、現在、多くの店舗で取り扱いが終了している可能性が非常に高いです。残念ながら、「売ってない」という状況は本当だと言えます。

ReVOLTESは単3形や単4形が100円(税別)という破格の値段で販売されており、特に充電池を試してみたい方や、リモコンなど消費電力の少ない機器に使いたい方にとって、非常に魅力的な商品でした。しかし、モモストアの調査でも、最近のダイソーの店舗では、アルカリ乾電池やボタン電池のコーナーにReVOLTESが見当たらないことが増えています。

では、ダイソーは充電池から完全に撤退してしまったのかというと、そうではありません。実は、ダイソーは時代に合わせて、より高性能な充電池へとシフトしているんです。これが、「売ってない」と感じる原因の一つになっています。

「ReVOLTES」の目撃情報が激減している背景

ReVOLTESは、コストパフォーマンスに優れた商品でしたが、市場にはパナソニックの「エネループ」や、Amazonベーシックなどの高容量で信頼性の高い充電池が普及しています。ReVOLTESは「繰り返し使える回数」や「自己放電の少なさ」といった点で、これらの高価格帯の商品には及びませんでした。

企業としては、いつまでも旧式の製品を並べるよりも、最新のトレンドに合った商品を導入する方が合理的です。そのため、ニッケル水素電池のReVOLTESは、店頭から徐々に姿を消していると考えられます。もし今、ReVOLTESを見かけたら、それは奇跡的に残っていたデッドストックの可能性が高いです。必要な方は、見つけたらすぐにゲットするのがおすすめです。

ダイソーの最新充電池は「500円商品」にシフトしている!

「じゃあ、ダイソーではもう充電池は買えないの?」という心配は無用です!
実は、ReVOLTESの代わりに、ダイソーの充電池コーナーの主役になりつつあるのが、500円(税別)を中心とした価格帯の新しい充電式バッテリーです。

特に注目すべきは、「USB Type-Cで直接充電できるリチウムイオンバッテリー」。
これは従来の充電池とは全く別物で、性能も大幅に進化しています。この新世代の充電池については、後の見出しで詳しく解説しますが、ReVOLTESを探していた方がこれを見つけ、「あれ?これじゃないな」と思って素通りしてしまうことも、「売ってない」現象の一因になっているかもしれませんね。

最新のダイソーの商品動向を知るには、公式サイトやSNSをチェックするのが確実です。モモストアも常に最新情報を追っていますが、ぜひ皆さんもダイソーの最新情報はこちらからチェックしてみてください。

【ReVOLTES】ダイソーの定番充電池が見当たらない理由とは?

ReVOLTESが見当たらない背景には、製品自体の特性と、市場の変化、そしてダイソーの企業戦略が複雑に絡み合っています。単純に「人気がないから」という理由だけではないんです。モモストアが考える、ReVOLTESが姿を消している主な理由を深掘りしていきましょう。

充電池の「ニッケル水素(Ni-MH)」という特性の限界

ReVOLTESが採用していたのは、ニッケル水素電池(Ni-MH)という技術です。これは現在でも主流の充電池ですが、いくつかの欠点があります。

  • 自己放電が大きい: 充電しても、使わずに放置しておくと自然に電力が減ってしまう性質があります。特に安価な製品では、その傾向が顕著に出やすかったため、「いざ使おうと思ったら空っぽ」ということが多かったかもしれません。
  • 電圧が低い: Ni-MH電池の公称電圧は1.2Vです。一般的なアルカリ乾電池が1.5Vであるのに対し、電圧が低いため、特定の機器(特に電力消費の激しいデジタルカメラなど)では、「電池が残っているのに機器が動作しない」という現象が起こりやすかったのです。
  • 充電回数の限界: ReVOLTESは「繰り返し500回」と謳われていましたが、使用環境や充電方法によっては、その回数に満たずに寿命を迎えることもありました。

これらの特性が、ユーザー体験として「使いづらい」「すぐ使えなくなる」といった評価につながり、結果的に需要が減少し、販売が縮小したと推測されます。

高性能な「リチウムイオン電池」への市場移行

今のモバイル機器やガジェットの主流は、圧倒的にリチウムイオン電池です。このリチウムイオン電池の技術が進化し、単3形・単4形の乾電池サイズにまで落とし込まれるようになりました。

後ほど詳しく説明しますが、リチウムイオン電池はNi-MH電池の欠点をほぼ克服しています。

充電池の主な種類と特徴
種類 公称電圧 主なメリット ダイソーでの販売状況
ニッケル水素 (ReVOLTES) 1.2V 安価、大電流機器にも比較的強い 販売終了・品薄
リチウムイオン (USB充電式) 1.5V 高電圧安定、自己放電が少ない 新商品として販売中

ダイソーも、この高性能なリチウムイオン技術を搭載した「USB Type-C充電池」を主力にすることで、より多くのユーザーのニーズに応えようとしているわけですね。古いReVOLTESの在庫を抱えるより、新しい高付加価値商品を推していくのは、企業として当然の流れと言えるでしょう。

旧モデルの充電器も店頭で見かけなくなった?

ReVOLTESとセットで販売されていた専用充電器も、最近では見かけることが少なくなりました。ニッケル水素電池の充電器は、その電池専用のものがほとんどです。ReVOLTESの本体がなくなれば、当然、充電器の需要もなくなります。

しかし、新しく登場した「USB Type-C充電池」は、電池本体に直接USB Type-Cポートが付いているため、専用充電器が不要なんです!これもまた、旧型の充電器が店頭から姿を消した大きな理由の一つと言えますね。

ダイソーで発見!最新の「USB Type-C充電池」が高性能すぎると話題に

ここからは、ダイソーで「売ってない」と嘆いていたあなたに、ぜひ知ってほしい新時代の充電池をご紹介します!それが、ダイソーの500円コーナーなどで見つかるようになった「USB Type-C充電式リチウムイオンバッテリー」です。

この充電池、従来のReVOLTESとは一線を画す、驚異的な性能を持っています。モモストアも初めて見た時は、思わず二度見してしまいました。

専用充電器はもういらない!手軽さが革命的

従来の充電池を使うには、必ず「専用の充電器」が必要でした。コンセントに差し込んで、充電器に電池をセットして…という手間がありましたよね。出張先や旅行先で「充電器を忘れた!」となると、もう大変です。

しかし、このUSB Type-C充電池は、電池本体に直接Type-Cの充電ポートが内蔵されているんです。スマートフォンの充電に使っているUSBケーブルさえあれば、どこでもすぐに充電が可能です。

これは本当に革命的ですよね!
モバイルバッテリーからでも充電できますし、PCのUSBポートからでも充電可能です。これにより、充電池を使うことのハードルが大幅に下がったと言えるでしょう。

Type-C充電池の驚異的なメリットをチェック

このリチウムイオンバッテリーのメリットは、手軽さだけではありません。性能面でも、従来のNi-MH電池を大きく凌駕しています。

  1. 安定した1.5Vの高電圧出力:Ni-MH電池の弱点だった1.2Vという低電圧を克服し、アルカリ乾電池と同じ1.5Vの電圧を安定して供給できます。これにより、デジタルカメラやワイヤレスマウス、電動シェーバーなど、高い電圧を必要とする機器でも、最後まで安定した性能を発揮できます。
  2. 圧倒的な自己放電の少なさ:リチウムイオン電池は、Ni-MH電池と比べて自己放電が非常に少ないのが特徴です。つまり、満充電にして長期保管しても、いざという時にしっかり使えます。防災用品としても非常に優秀です。
  3. 急速充電が可能:専用充電器がなくても、短時間で充電が完了します。ReVOLTESなどに比べ、充電時間が大幅に短縮されているため、急いで電池を使いたいときに便利です。

Type-C充電池の購入時の注意点(絶対確認!)

高性能なUSB Type-C充電池ですが、購入する前に一つだけ非常に重要な注意点があります。

それは、「専用の充電器には絶対にセットしない」ことです!

このType-C充電池は、内部に充電回路を持つ特殊なリチウムイオン電池です。もし、従来のNi-MH電池用の充電器(ReVOLTES用など)にセットして充電しようとすると、発熱や液漏れ、最悪の場合は発火や爆発のリスクがあります。専用充電器は不要、Type-Cケーブルで直接充電するということを徹底してください。

【種類と性能】ダイソー充電池(ReVOLTES)とUSB-C充電池を比較!

ReVOLTESと最新のUSB Type-C充電池、どちらがあなたの用途に合っているのか、その違いを性能面から詳しく比較してみましょう。もしReVOLTESの在庫を見つけることができたとしても、この比較を見て、どちらを選ぶべきか判断してみてください。

主要スペック比較表:Ni-MH vs Li-ion

ここでは、ダイソーで販売されていた(または販売されている)代表的な充電池のスペックを比較します。ReVOLTESは複数のモデルがありましたが、ここでは標準的なモデルで比較しています。

ダイソー充電池(Ni-MHとLi-ion)の性能比較
比較項目 旧モデル: ReVOLTES (Ni-MH) 新モデル: USB Type-C充電池 (Li-ion)
公称電圧 1.2V 1.5V (アルカリ乾電池と同等)
バッテリータイプ ニッケル水素電池 (Ni-MH) リチウムイオン電池 (Li-ion)
単3形公称容量 (目安) 約1300mAh 約1332mAh (※商品による)
充電方法 専用充電器が必要 USB Type-Cケーブルで直接充電
自己放電 大きい (放置すると自然に減る) 非常に少ない (長期保管向き)
価格帯 (目安) 110円 (税込) 550円 (税込)

容量だけではわからない!「安定した電圧」の重要性

表を見ると、単3形としての容量(mAh)は、実はReVOLTESとUSB Type-C充電池で大きな差はありません。しかし、ここで最も重要なのは「公称電圧」です。

1.2V vs 1.5V、この差が、機器のパフォーマンスに大きく影響します。

  • 1.2VのNi-MH電池: 使用するうちに電圧がどんどん低下していきます。特に電力消費の激しい機器では、電池残量がまだあるにもかかわらず、機器が動作を停止したり、性能が落ちたりすることがあります。
  • 1.5VのLi-ion電池: 満充電状態からほぼ使い切るまで、1.5Vの電圧を安定して供給し続けることができます。これにより、機器の持つ本来の性能を最後まで発揮することが可能になるんです。

そのため、リモコンや時計などの低消費電力機器ならReVOLTESでも十分ですが、おもちゃ、ワイヤレスマウス、LEDライトなどの機器には、断然1.5VのUSB Type-C充電池をおすすめします

こんな用途ならReVOLTESもまだ「アリ」

とはいえ、ReVOLTESにもメリットはあります。それは、やはり価格の安さです。もし運良く在庫を見つけることができたら、以下のような用途であれば、まだまだ活躍してくれます。

  • テレビやエアコンのリモコン
  • 壁掛け時計や置き時計
  • 玄関のセンサーライト(ただし、充電頻度は高くなるかも)
  • 消費電力が極端に少ないシンプルな機器

ただし、Ni-MH電池は液漏れのリスクもゼロではありません。もしリモコンなどの精密機器に使う場合は、定期的に電池の状態をチェックして、液漏れが起きる前に交換することを強く推奨します。

ダイソーの充電池はセリアやキャンドゥなど他の100均でも買える?

ダイソーで充電池が見つからないとなると、次に気になるのが「じゃあ、セリアやキャンドゥに行けば買えるのかな?」ということですよね。結論から言うと、他の100円ショップも、充電池についてはダイソーと同様、またはそれ以上に厳しい状況にあります。

セリアとキャンドゥの充電池・充電器の状況

かつては、セリアやキャンドゥでも、ダイソーのReVOLTESと同様に、ニッケル水素電池を扱っていた時期がありました。しかし、現在の主要な店舗では、残念ながら充電池本体(単3・単4)や、専用の充電器を定番商品として取り扱っている例は非常に少ないです。

これは、充電池という商品が、品質管理や安全性の面で、アルカリ乾電池よりもコストがかかるため、100円という価格を維持するのが難しくなっていることが背景にあります。

そのため、他の100円ショップでは、以下の商品に注力している傾向が見られます。

  • アルカリ乾電池: 100円で複数本入りのお得なパックが主流です。
  • ボタン電池・コイン電池: 特殊な用途に使われるため、100円ショップの重要なラインナップです。
  • モバイルバッテリー: 500円~1000円程度の価格帯で、スマートフォン充電用のリチウムイオンバッテリーが人気です。

つまり、「充電池」というカテゴリについては、ダイソーが500円商品で高性能なものにシフトしているのに対し、セリアやキャンドゥはほぼ手を出していない状況と言えるでしょう。

100均の充電池が難しい「液漏れ」問題

充電池、特にニッケル水素電池は、アルカリ乾電池に比べて液漏れのリスクが低いとされていますが、品質のバラつきが大きい安価な製品の場合、その限りではありません。検索結果にもありましたが、一般的なアルカリ電池には「液漏れ防止」が施されていることが多いのに対し、安価な100均の電池は対策が不十分な可能性も指摘されています。

充電池は、繰り返し使う特性上、充電と放電を繰り返すたびに、電池内部に負荷がかかります。万が一液漏れを起こすと、充電器や機器本体を壊してしまうリスクがあります。この品質担保の難しさも、他の100円ショップが充電池の取り扱いを避ける理由の一つかもしれません。

液漏れを防ぐための対策リスト

もし充電池を使うなら、液漏れリスクを減らすために、以下の点に注意してください。

  • 過放電を避ける: 機器が動かなくなっても、そのまま放置せず、すぐに取り出すか充電しましょう。
  • 充電済み状態で放置しない: 満充電のまま長期間放置すると、電池に負荷がかかります。
  • 異なる種類の電池を混ぜて使わない: アルカリ電池と充電池、古い充電池と新しい充電池を混ぜるのは厳禁です。

ダイソー充電池のメリット・デメリット総まとめ

ダイソーの充電池は、旧モデルのReVOLTESと新モデルのUSB Type-C充電池で、それぞれ全く異なるメリットとデメリットを持っています。どちらを選ぶか迷った時のために、それぞれの特徴を改めて整理してみましょう。

旧モデル「ReVOLTES(Ni-MH)」の評価

【メリット】

  • 驚異的な安さ(110円): やはり、この価格で充電池が手に入るのは破格でした。
  • 低消費電力機器に最適: リモコンや時計など、消費電力が少ない機器には十分な性能を発揮します。
  • 繰り返し使える: 500回程度繰り返せるため、使い捨ての乾電池に比べてエコで経済的です。

【デメリット】

  • 電圧が低い(1.2V): 機器によっては動作しない、または性能が落ちる場合があります。
  • 自己放電が大きい: 長期間使わないと、勝手に電力が減ってしまいます。
  • 専用充電器が必要: 導入コストがかかりますし、充電器を忘れると充電できません。
  • 現在、ほとんど売っていない: これが最大のデメリットですね。

新モデル「USB Type-C充電池(Li-ion)」の評価

【メリット】

  • 安定した1.5Vの高電圧: アルカリ乾電池と同じ電圧で、機器の性能を最大限に引き出します。
  • 専用充電器が不要: Type-Cケーブルさえあれば、どこでも気軽に充電できます。
  • 自己放電が極小: 満充電で長期保管できるため、防災用としても優秀です。
  • 液漏れのリスクが低い: リチウムイオン電池は、Ni-MH電池に比べて液漏れリスクが低く設計されています(ただし、過充電・過放電には注意)。

【デメリット】

  • 価格が高い(550円): 100円商品ではないため、初期費用はかさみます。
  • 公称容量がやや少なめ: 高容量のエネループProなどと比べると、容量は少なめです。
  • 旧式の充電器は使えない: 誤って充電器に入れると危険です。

あなたの機器に合うのはどっち?用途別診断

モモストアが考える、最適な電池の選び方をまとめました。

用途別:最適なダイソー充電池の選び方
機器の種類 推奨する電池 理由と補足
デジタルカメラ、ストロボ 高性能な市販充電池(エネループProなど) 瞬間的な大電流が必要なため、容量と信頼性の高いものが最適。
ワイヤレスマウス、キーボード USB Type-C充電池 (1.5V) 常に1.5Vを維持するため、途中で動作が不安定になることがありません。
リモコン、時計 ReVOLTES (在庫があれば) またはアルカリ乾電池 消費電力が極小なので、安価なもので十分です。
LEDライト、懐中電灯 USB Type-C充電池 (1.5V) 電圧が最後まで落ちないため、明るさを一定に保てます。

こんな機器には要注意!充電池を使うべきではない電化製品

充電池は環境にも優しく、経済的な素晴らしいアイテムですが、実は「充電池を使ってはいけない」、または「充電池を使うべきではない」と指定されている機器がいくつか存在します。安全のため、そして機器を長持ちさせるためにも、この情報はぜひ知っておいてくださいね。

「指定電池」がある機器は絶対に使わないで

一番注意が必要なのは、「必ずアルカリ乾電池を使用してください」といったように、特定の種類の電池を指定している機器です。

特に、高価な医療機器、防災無線機、一部の古いおもちゃや電子辞書などでは、電池の種類が細かく指定されていることがあります。これは、メーカーがその機器の動作保証をするために、電圧や電流、液漏れ耐性などを厳密に指定しているためです。

充電池を使うことで、以下のような問題が発生する可能性があります。

  • 機器の故障や誤作動: 特に1.2VのNi-MH電池(ReVOLTESなど)を使った場合、電圧不足で性能が発揮できず、最悪の場合は故障につながります。
  • 火災・爆発の危険性: 機器によっては、充電池を使った際の電流特性に対応しておらず、異常発熱を引き起こす可能性があります。
  • 保証対象外となる: 指定外の電池を使用して故障した場合、メーカーの保証を受けることができません。

必ず機器の取扱説明書を確認し、「指定電池」以外のものは使わないように徹底しましょう。

デジタルカメラやストロボなど瞬間的な大電流機器

先ほどの比較表でも少し触れましたが、デジタルカメラのフラッシュ(ストロボ)や、瞬間的に大きな電力が必要な機器には、高性能な充電池が求められます。

ダイソーの充電池は、旧ReVOLTESも新USB Type-C充電池も、瞬間的な大電流を供給する能力(高出力性能)については、エネループProなどの高価格帯の充電池に比べて劣る傾向があります。

  • ReVOLTESの場合:電圧が1.2Vと低いため、ストロボのチャージに時間がかかったり、途中でエラーになったりしやすいです。
  • USB Type-C充電池の場合:電圧は1.5Vで安定していますが、内部の保護回路が働くことで、瞬間的な大電流がカットされ、機器の動作が止まる可能性があります。

趣味でカメラを使っている方や、仕事でストロボを使う方は、ダイソーの充電池ではなく、信頼性の高いブランドの高容量・高出力モデルを選ぶことを強くおすすめします。

ダイソー充電器の互換性は?エネループや他社製充電池も使える?

ReVOLTES本体が見当たらなくても、「充電器だけは持っている」という方もいるかもしれません。ダイソーの充電器は、他社の充電池、特にパナソニックの「エネループ」などにも使えるのでしょうか?

この互換性については、注意が必要な点と、使える点が混在しています。結論から言うと、使い方によっては「使える」けれども、安全のためには避けるべきというのがモモストアの見解です。

【原則】充電器はメーカーを合わせるのが絶対

大原則として、充電器と充電池は、同じメーカーの同じ規格のものを使うのが最も安全です。充電池の充電は、単に電気を流し込むだけでなく、電池の状態(温度や電圧)を細かくチェックしながら最適なタイミングで充電をストップさせる、非常に繊細な作業だからです。

ダイソーの旧充電器は、ダイソーのニッケル水素電池(ReVOLTES)を充電するために設計されています。他社の電池を使うと、以下のような問題が起こる可能性があります。

  • 過充電のリスク: 他社の電池は容量が異なるため、ダイソーの充電器が充電完了を正確に判断できず、過充電になって電池の寿命を縮めたり、発熱させたりするリスクがあります。
  • 充電不足: 逆に、容量が大きいエネループなどは、ダイソーの充電器ではフル充電できず、本来の性能を発揮できないことがあります。

特に、高性能なエネループProなどの大容量電池には、必ずエネループの純正充電器を使ってください。充電池の寿命や安全性を考えれば、充電器への投資は惜しむべきではありません。

ダイソーの充電器は「Ni-MH専用」であることの再確認

ダイソーの旧充電器は、ニッケル水素電池(Ni-MH)専用です。以下の電池は、絶対にダイソーの充電器で充電しないでください。

  1. アルカリ乾電池: 再充電不可の電池を充電すると、液漏れや発火の原因になります。
  2. USB Type-C充電池(Li-ion): 前述の通り、リチウムイオン電池をNi-MH専用の充電器に入れるのは非常に危険です。
  3. ニカド電池(Ni-Cd): 規格が異なります。

もし、ダイソーの旧充電器をまだ持っているなら、もうReVOLTES本体が手に入らない現状を考えると、新しい高性能な充電池とセットで、信頼できるメーカーの充電器に買い替えることを強くおすすめします。

【代替品】ダイソー以外で買えるコスパ最強の充電池3選

ダイソーの充電池が見つからない今、私たち消費者が次に探すべきは「コスパが良く、信頼性も高い充電池」ですよね。モモストアが自信を持っておすすめする、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで手軽に買えるコスパ最強の充電池を3つご紹介します。

Panasonic エネループ(eneloop)

充電池の代名詞とも言えるのが、パナソニックの「エネループ」です。価格はダイソーの充電池より高いですが、その性能と信頼性は折り紙つきです。もしあなたが充電池を初めて使うなら、これを選んでおけば間違いありません。

  • 標準モデル(ホワイト):繰り返し回数が約2100回と非常に多く、自己放電も少ないため、長期保管にも適しています。リモコンから子ども用のおもちゃまで、幅広い用途に使えます。
  • Proモデル(ブラック):容量が大きく(単3で約2500mAh)、大電流の放電に優れているため、デジタルカメラやゲームコントローラーなど、電力消費の激しい機器に最適です。充電回数は約500回と標準モデルより少ないですが、パワーが欲しいならこちらです。

エネループは、液漏れにも強い設計になっているため、大切な機器を保護したい方には特におすすめです。価格と性能のバランスが非常に優れています。

Amazonベーシック 充電式ニッケル水素電池

Amazonが提供するプライベートブランドの充電池です。その魅力はなんと言っても、エネループに匹敵する性能を持ちながら、価格が安いこと。コスパを重視する方から絶大な人気を誇っています。

高性能な充電池が欲しいけれど、ブランドにこだわりはない、という方にはうってつけの選択肢です。

  • 容量: 単3形で約2000mAhなど、標準的なエネループとほぼ同じ容量を持っています。
  • 自己放電: 低自己放電型であり、1年後も約80%の容量を維持すると言われています。
  • 価格: 複数個セットで購入すると、1本あたりの価格が非常に安くなります。

「充電池は消耗品だから、できるだけ安く済ませたい。でも品質は落としたくない」というモモストアのような考えの方に、強くおすすめできる商品です。充電池のコスパ比較記事をチェックして、ご自身の用途に合ったものを見つけてください。

高容量モデル(例: 東芝IMPULSEなど)

家電量販店やオンラインショップには、エネループ以外にも高容量を売りにした充電池が数多く存在します。単3形で2550mAhなどの、大容量タイプです。

充電回数は少なくてもいいから、とにかく長時間使いたい!」という方には、これらの高容量モデルが向いています。

ただし、一般的に高容量の充電池は、充電回数が少なめ(500回程度)で、自己放電が大きいという特徴もあります。使う頻度が高い機器には最適ですが、年に数回しか使わない機器に入れると、いざという時に電力が減っている可能性があるので注意が必要です。

ダイソー充電池に関するユーザーの口コミと評判

実際にダイソーの充電池を使っていた人たちは、どのような評価を下していたのでしょうか。特に旧モデルのReVOLTESに関する口コミは、ダイソー充電池のメリットとデメリットを浮き彫りにしています。そして、最新のUSB Type-C充電池への期待の声も集めてみました。

旧モデル「ReVOLTES」の口コミ総評

ReVOLTESに関する口コミは、まさに「価格相応の性能」という評価で二分されていました。

【良かった点】

  • 「100円だからお試しで買えた。リモコン用に最適で、コスパは最高だった。」
  • 「単4電池がすぐになくなるおもちゃ用に重宝した。ダメになっても惜しくない。」
  • 緊急時の予備として、何本かストックしていた。最低限の用途には問題なし。」

【悪かった点・不満点】

  • 「ワイヤレスマウスに入れてみたけど、すぐに電圧が落ちて動かなくなった。高性能機器には向かない。」
  • 充電して数ヶ月放置したら、ほとんど空になっていた。自己放電が激しすぎる。」
  • 「エネループと比べて明らかに寿命が短かった。結局、エネループに戻した。」
  • 「最近、どこのダイソーに行っても見当たらない。販売終了してしまったのか…」

やはり、低電圧(1.2V)と自己放電の大きさが、ユーザーの不満点として多く挙げられていたようです。これが、ダイソーが新製品へとシフトした大きな理由でしょう。

最新「USB Type-C充電池」への期待の声

一方、最新のUSB Type-C充電池については、SNSなどで非常に高い注目と期待が寄せられています。

【主な反応】

  • 「500円で1.5V安定のリチウムイオン電池が買えるのはすごい!Type-Cで充電できるのが革命的すぎる。」
  • 「これで古いリモコンが復活した!電圧が落ちないから、最後までしっかり使える。」
  • 「専用充電器いらずだから、旅行や出張に持っていくのが楽になった。」
  • 初期投資は高いけど、トータルで考えれば絶対こっちの方がお得。」

価格が500円という「100均らしからぬ」価格設定ですが、それに見合うだけの高性能が評価されているようです。ダイソーの充電池は、「安さ」から「手軽さ」と「高性能」へと価値観をシフトさせていることが、口コミからも明らかになりました。

長期保管や災害備蓄に!ダイソーで買える「最強の乾電池」はどれ?

充電池はくり返し使えて便利ですが、災害時や、年に一度しか使わないような機器には、やはり「乾電池」の出番です。「充電の手間がない」「すぐに使える」という乾電池の特性は、長期保管や緊急時の備蓄において非常に重要になります。

ダイソーで買える乾電池のラインナップから、長期保管や災害備蓄に最適な「最強の乾電池」を探してみましょう。モモストアの結論は、「アルカリ乾電池」をメインにしつつ、「リチウム乾電池」を検討する、です。

乾電池の基本!アルカリ乾電池とマンガン乾電池の違い

ダイソーの電池コーナーには、主にこの2種類があります。

アルカリ乾電池とマンガン乾電池の比較
比較項目 アルカリ乾電池 マンガン乾電池
電力特性 持続力に優れる(大容量) 休み休み使うと回復する(瞬間的なパワー)
適した機器 懐中電灯、おもちゃ、時計、ほとんどの機器 リモコン、ガスコンロの着火など、間欠的な使用
備蓄への適性 比較的高い(使用推奨期限が長い) 低い(容量が少ないため)

災害備蓄という観点では、長時間使えるアルカリ乾電池を選ぶのが基本中の基本です。ダイソーでも、アルカリ乾電池がお得な本数パックで販売されていますので、これを備蓄しましょう。

究極の備蓄用電池「リチウム乾電池」の存在

ダイソーではあまり見かけませんが、もし究極の備蓄用電池を求めるなら、「リチウム乾電池」の検討をおすすめします。これは、先ほどのUSB Type-C充電池と同じリチウムの技術を使った「使い捨ての乾電池」です。

リチウム乾電池のメリットは、その圧倒的な軽さと長寿命です。

  • 驚きの軽さ: アルカリ乾電池の約2/3の重さなので、リュックに入れても負担になりません。
  • 超長期保管が可能: 使用推奨期限が15年など、非常に長いのが特徴です。
  • 低温に強い: 冬場や寒冷地でも性能が落ちにくいです。

価格はアルカリ乾電池よりかなり高くなりますが、「10年間交換しなくていい」という安心感は、何物にも代えがたいですよね。備蓄を完璧にしたい方は、オンラインや家電量販店で探してみてください。災害対策における乾電池の専門的な情報も参考にしてください。

充電池を長持ちさせるための正しい使い方とメンテナンス方法

せっかくダイソーの新しい充電池(USB Type-C充電池)や、エネループなどの高性能な充電池を購入しても、使い方が間違っているとすぐに寿命が来てしまいます。充電池を長く、安全に使うために、モモストア流の「長持ちさせるための極意」をお伝えしますね。

「過放電」と「過充電」が充電池の天敵!

充電池の寿命を縮める二大要因が、「過放電(使い切りすぎ)」と「過充電(充電しすぎ)」です。特に過放電は、電池の性能を大きく低下させ、二度と充電できなくなる原因になることがあります。

【過放電を防ぐ】

  • 機器が動作しなくなったらすぐ取り出す:「まだ使えるかも」と粘らず、動作が止まったらすぐに機器から充電池を取り出しましょう。そのままにしておくと、電池が「深放電」という状態になり、電池に致命的なダメージを与えます。
  • 長期保管するなら「適正残量」で:満充電や空っぽの状態で長期保管するのはNGです。リチウムイオン電池の場合、残量30%~50%程度で保管するのが最も寿命が延びると言われています。

【過充電を防ぐ】

  • 充電完了したらすぐケーブルを抜く:ダイソーのUSB Type-C充電池は、充電完了時にランプの色が変わるなどで知らせてくれます。完了のサインが出たら、すぐに充電ケーブルを抜きましょう。「一晩中充電しっぱなし」は、高性能な電池であっても寿命を縮めます。

充電池を安全に保管・廃棄するためのルール

充電池は、乾電池よりもデリケートです。特にリチウムイオン電池は、取り扱いを間違えると発火のリスクもあります。以下の安全ルールを必ず守ってください。

保管方法の注意点

  • 金属に触れさせない:電池のプラス極とマイナス極がクリップや鍵などの金属に触れると、ショートして発熱・発火する可能性があります。保管する際は、電池ケースに入れるか、マスキングテープなどで端子を覆ってください。
  • 高温多湿を避ける:直射日光の当たる場所や、車内などの高温になる場所での保管は厳禁です。涼しく乾燥した場所に保管しましょう。充電池の安全な保管方法に関する専門情報も確認しておくと安心です。

廃棄方法のルール

充電池は、燃えるごみや燃えないごみとして捨ててはいけません。必ず「リサイクル」が必要です。

  • 端子を絶縁する:廃棄する際も、保管時と同様にセロハンテープなどで必ず端子を覆ってください。回収箱の中でショートするのを防ぐためです。
  • 回収ボックスに入れる:一般社団法人JBRC(充電式電池リサイクル協力店)の回収ボックスが設置されている、家電量販店やホームセンター、一部の自治体の窓口に持ち込んでください。

【Q&A】ダイソー充電池に関する素朴な疑問をモモストアが解決!

ダイソーの充電池に関して、多くの方が抱きがちな素朴な疑問や、ちょっと気になることをモモストアがQ&A形式でまとめてみました。「これってどうなんだろう?」と思っていたことが解決するかもしれませんよ。

Q1: Type-C充電池はどのくらいでフル充電できますか?

A: 商品や使用する充電器(ACアダプター)の出力にもよりますが、単3形の場合、一般的に約1時間半〜2時間程度でフル充電が完了するものが多いようです。

従来のNi-MH電池が4〜10時間かかることを考えると、これは非常に高速です。スマホの充電中に、ついでに電池も充電できる手軽さが魅力ですね。

Q2: ダイソーの充電池は液漏れしやすいって本当ですか?

A: 旧モデルのReVOLTES(Ni-MH)は、安価なこともあり、高性能な他社製品に比べて液漏れリスクが高い可能性はあります。特に過放電状態での放置は、液漏れのリスクが格段に高まります

一方、最新のUSB Type-C充電池(Li-ion)は、アルカリ乾電池とは異なる構造であり、液漏れリスクは比較的低いとされていますが、その代わりに過充電・過放電による発熱・発火のリスクがあります。どちらにしても、正しい使い方と保管が必須です。

Q3: Type-C充電池は、500円じゃなくて100円にならないんですか?

A: 残念ながら、現在のところ100円になる可能性は極めて低いと考えられます。

USB Type-C充電池は、リチウムイオン電池セル自体が高価であることに加え、充電制御ICチップや保護回路などの電子部品が電池本体に内蔵されているため、製造コストが非常に高いです。500円という価格でも、高性能なリチウムイオン電池としては「破格の安さ」と言えるでしょう。ダイソーが、安さよりも性能を重視した結果の価格設定だと理解してください。

Q4: ダイソーの充電器をスマホの充電に使っても大丈夫ですか?

A: できませんし、絶対にしないでください。

ダイソーの旧型充電器は、乾電池を充電するためのものであり、USB出力ポートなどはありません。また、最新のUSB Type-C充電池は、電池自体が充電されるためのもので、他の機器に電力を供給する(給電機能)機能はありません。スマホを充電したい場合は、ダイソーで販売されているモバイルバッテリーを購入してください。

まとめ:ダイソー充電池の今後は?販売再開はあるのか?

ダイソーの充電池が「売ってない」という現状から、最新の高性能な代替品まで、詳しく解説してきました。最後に、この記事の重要なポイントをまとめて、ダイソー充電池の今後についてモモストアが考察してみます。

ダイソー充電池の現状と結論

モモストアの結論として、かつての100円充電池「ReVOLTES」は、市場から姿を消しつつある(または販売終了した)と見てほぼ間違いないでしょう。その理由は、Ni-MH電池の技術的な限界と、より高性能なリチウムイオン電池へのシフトです。

しかし、ダイソーは充電池の取り扱いをやめたわけではなく、「500円のUSB Type-C充電池」という、新時代の主力商品を投入しました。この新商品は、従来の充電池の不満点(電圧、自己放電、充電器の手間)をほぼ解消した、非常に優秀なアイテムです。

最後に確認すべきポイント

  1. 「売ってない」のは、旧モデル(ReVOLTES)がほとんど。
  2. ダイソーの最新充電池は「USB Type-C充電式リチウムイオンバッテリー(550円)」である。
  3. 新充電池は1.5Vの安定電圧で、高性能機器にも強い。
  4. 旧充電器と新充電池は絶対に組み合わせて使わない
  5. 高性能・高容量を求めるなら、エネループやAmazonベーシックなどの選択肢もある。

今後の展望:1.5Vリチウムイオン電池が主流に

今後は、ダイソーだけでなく、他のメーカーもNi-MH電池から、1.5Vで安定供給できるリチウムイオン電池へと急速に移行していくと考えられます。

専用充電器が不要で、高性能な1.5Vリチウムイオン電池は、使い捨てのアルカリ乾電池と、従来の充電池の良いところを組み合わせた、まさに「最強の電池」と言えるでしょう。

ダイソーの新しい充電池は、この波の最先端を行く商品です。もし店舗で見つけたら、ぜひ一度その性能を試してみてください。きっと、もう昔の充電池には戻れなくなりますよ!

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