【初心者必見】コンビニで売ってるすぐ使えるモバイルバッテリーおすすめ3選
外出先でスマートフォンのバッテリーが切れてしまい、パニックになった経験は誰にでもあるはずです。
そんな時に頼りになるのが、私たちの生活に欠かせない「コンビニ」です。最近のコンビニで販売されているモバイルバッテリーは、単に「その場しのぎ」で使えるだけでなく、高性能で大容量、かつ「充電済みですぐ使える」タイプが主流となっています。
しかし、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンといった各チェーンで取り扱っている製品には違いがあり、どれを選べばコスパが良いのか迷ってしまうことも少なくありません。
この記事では、コンビニで今すぐ買えるモバイルバッテリーの選び方から、メーカー別の特徴、さらには「実は通販の方が圧倒的に安い」という裏技まで、16,000文字を超える圧倒的なボリュームで徹底的に解説していきます。
これを読めば、もう外出先での電池切れに怯える必要はありません!
・セブン・ファミマ・ローソンの取り扱いメーカー比較
・コンビニで買えるモバイルバッテリーの容量と種類
・iPhoneとAndroidで異なるケーブルの選び方
・コスパ最強!通販サイトとコンビニの価格差を検証
- コンビニのモバイルバッテリーは本当に「すぐ使える」のか?
- セブン・ファミマ・ローソンの取り扱いメーカー比較
- コンビニで買えるモバイルバッテリーの容量と種類
- iPhoneとAndroidで異なるケーブルの選び方
- コスパ最強!通販サイトとコンビニの価格差を検証
- セブンイレブンで買える!すぐ使えるおすすめバッテリー3選
- ファミリーマートで買える!機能性重視のバッテリー3選
- ローソンで買える!コスパと携帯性抜群のバッテリー3選
- コンビニで失敗しないための「端子チェック」完全ガイド
- 「充電済み」でも気をつけたい!購入直後の使い方
- コンビニと100均(ダイソー・セリア)のバッテリーは何が違う?
- コンビニのモバイルバッテリーは再利用(繰り返し充電)できる?
- モバイルバッテリーの持ち込みは飛行機で大丈夫?
- 急いでいる時に役立つ!「急速充電」の仕組みを理解する
- 【裏技】コンビニの支払い方法でさらにお得に買う方法
- モバイルバッテリーの正しい捨て方・リサイクルの手順
- 災害時に備える!コンビニのモバイルバッテリーの活用術
コンビニのモバイルバッテリーは本当に「すぐ使える」のか?

結論から申し上げますと、現在コンビニで市販されている多くのモバイルバッテリーは「充電済み」の状態で販売されています。
パッケージに「充電済み」「すぐに使える」といった表記があるものは、購入して袋から出した瞬間にスマートフォンへ接続し、給電を開始することが可能です。
かつては乾電池式のものが主流でしたが、現在はリチウムイオンポリマー電池を内蔵した充電式タイプがメインとなっており、非常に高い効率でスマホを復活させることができます。
ただし、注意点として「100%満タン」で保管されているわけではありません。
自然放電の影響を考慮し、だいたい70%から80%程度の蓄電状態で店頭に並んでいることが多いです。それでも、最新のiPhoneを1回フル充電するには十分な容量を備えている製品がほとんどですので安心してください。
また、ケーブルが一体型になっているタイプや、別途ケーブルが必要なタイプなど、製品によって仕様が異なります。
「すぐ使える」といっても、自分のスマホに合う端子(LightningやUSB-C)が含まれているかを確認することが、失敗しないための第一歩です。
最近では「モバイルバッテリーのレンタルサービス(ChargeSPOTなど)」を導入している店舗も増えていますが、自分のものとして所有できる買い切り型は、一度買えば繰り返し使えるため、長期的な視点では非常に便利です。
急ぎの場合は、棚にある「AC充電器(コンセントに刺すタイプ)」と間違えないように注意しましょう。
「モバイルバッテリー」は本体に電力を蓄えるデバイスです。パッケージの「mAh(ミリアンペアアワー)」という数字をチェックすることで、どれくらい充電できるかが分かります。
セブン・ファミマ・ローソンの取り扱いメーカー比較
大手コンビニ3社では、それぞれ提携しているメーカーやブランドが異なります。そのため、立ち寄るコンビニによって手に入るバッテリーの性能やデザインが変わってきます。
ここでは各社の特徴を詳しく見ていきましょう。
セブンイレブン:Anker(アンカー)製品の信頼性
セブンイレブンは、世界的な充電器ブランドである「Anker(アンカー)」の製品をいち早く導入しました。
AnkerはAmazonなどの通販サイトでもベストセラーを連発しているメーカーで、その品質の高さと安全性には定評があります。
セブンで買えるAnker製品は、コンビニ向けにパッケージングされており、小型ながらパワフルなものが多いです。
「迷ったらセブンのAnker」と言われるほど、モバイルバッテリー界隈では信頼のブランドとなっています。
ファミリーマート:多機能なラインナップ
ファミリーマートでは、多摩電子工業(tama’s)などの国内メーカー製品が多く見られます。
ケーブル一体型や、コンセントプラグが内蔵されていて直接壁のコンセントから充電できるタイプなど、利便性を重視したラインナップが特徴です。
また、ファミマはデザイン性にもこだわっており、シンプルでスタイリッシュな白い筐体のモデルが多く、男女問わず手に取りやすい工夫がされています。
ローソン:持ち運びやすさと実用性
ローソンも多摩電子工業やトップランドといった老舗メーカーの製品を取り扱っています。
特に、軽量でコンパクトなカード型のバッテリーが充実している印象があります。
「とにかく今、最低限の充電ができればいいから軽くて安いものが欲しい」というニーズに応えるラインナップが豊富です。
| コンビニ名 | 主な取り扱いメーカー | 強み |
| セブンイレブン | Anker / 多摩電子工業 | 世界品質の安心感・急速充電 |
| ファミリーマート | 多摩電子工業 / 独自ブランド | 機能性(コンセント一体型など) |
| ローソン | トップランド / 多摩電子工業 | コンパクト・実用重視 |
どこのコンビニでも共通しているのは、以前よりも「急速充電」に対応したモデルが増えていることです。
移動中のわずかな時間でスマホを復活させたい場合、この急速充電(PD対応など)機能があるかどうかで満足度が大きく変わります。
コンビニで買えるモバイルバッテリーの容量と種類
コンビニのモバイルバッテリーコーナーに行くと、3,000mAh、5,000mAh、10,000mAhといった数字が並んでいます。どれを選べばいいのか分からない方のために、目安を整理しました。
5,000mAh:スマホ約1回分のスタンダード
現在、最も多く売られているのが「5,000mAh」クラスです。
最新のiPhone 15やiPhone 16であれば、だいたい0%から80%〜100%程度まで1回充電できる容量です。
サイズも手のひらに収まるコンパクトなものが多く、バッグの中でも邪魔になりません。
「今日一日を乗り切るための予備」として考えるなら、この5,000mAhが最もコスパが良く、おすすめの選択肢となります。
10,000mAh:旅行や動画視聴に最適な大容量
最近では10,000mAhの超大容量モデルもコンビニで見かけるようになりました。
これだけの容量があれば、最新スマホを約2回フル充電できます。また、タブレット端末への充電も可能です。
YouTubeを長時間見たり、ゲームアプリをしたりする方は、5,000mAhでは足りなくなる可能性があるため、こちらの10,000mAhを選んでおくと安心です。
乾電池式:災害時や非常時の最終手段
充電式バッテリーの隣に、単3電池を4本〜6本入れる「乾電池式」の充電器も売っています。
これは「モバイルバッテリー」とは少し毛色が異なりますが、災害時など電気が復旧しない場面では非常に有効です。
ただし、日常的な使用には向いていません。なぜなら、充電速度が非常に遅く、かつ乾電池を使い捨てにするためランニングコストが非常に高いからです。
基本的にはリチウムイオンの充電式バッテリーを選ぶべきですが、どうしても充電式が売り切れている場合には、これに頼ることになります。
コンビニで選ぶ際は、自分のスマホのバッテリー容量を確認しておきましょう。
最近のスマホは大型化しており、バッテリー容量自体が増えています。そのため、あまりに容量が小さいもの(2,000mAh程度)だと、半分も充電できずに終わってしまうことがあるので注意が必要です。
iPhoneとAndroidで異なるケーブルの選び方
モバイルバッテリーを買っても、スマホに接続できなければ意味がありません。
特にiPhoneユーザーとAndroidユーザーでは、必要な端子の形が異なるため、ここが一番の間違いポイントです。
iPhoneユーザーのチェックポイント
iPhoneの場合、モデルによって端子が異なります。
・iPhone 14以前:Lightning(ライトニング)
・iPhone 15以降:USB Type-C(タイプC)
コンビニのバッテリーには「Lightningケーブル一体型」という便利な製品がありますが、これはiPhone 15以降のモデルには使えません。
逆に、最近のAndroidと同じ「Type-C」がiPhoneにも採用されたため、iPhone 15以降をお使いの方は、Android向けのバッテリーがそのまま使えるようになりました。
自分のiPhoneがどちらの端子か、買う前に今一度確認しましょう。
Androidユーザーのチェックポイント
現在のAndroidスマホのほとんどは、USB Type-Cを採用しています。
一昔前のモデルだと「Micro USB」という台形の端子でしたが、現在はほぼ絶滅危惧種です。
コンビニのバッテリーは「Type-Cケーブル付き」が標準となっているため、Androidユーザーは比較的選びやすいと言えます。
ただし、一部の格安スマホや古い機種をお使いの方は、自分のスマホの差し込み口をよく見て、「楕円形(Type-C)」か「台形(Micro USB)」かを判別してください。
ケーブル持ち込みか、一体型か
コンビニで売っているものには2パターンあります。
1. ケーブル一体型:バッテリーから直接ニョキッとケーブルが出ている。別途ケーブルを買う必要がない。
2. USBポート型:バッテリー本体に穴が開いているだけ。自分のケーブルを刺す必要がある。
もし手元にケーブルがない場合は、必ず「ケーブル一体型」か、もしくは「ケーブル同梱」と書かれたものを選んでください。
「本体だけ買ってケーブルを買い忘れた」という失敗は非常に多いので、パッケージのイラストをよく見て、ケーブルが付いているかを確認しましょう。
コスパ最強!通販サイトとコンビニの価格差を検証
ここで一つ、知っておくべき真実があります。それは「コンビニのモバイルバッテリーは、通販よりも価格が高い」ということです。
コンビニ価格の正体は「便利料」
コンビニで5,000mAhのモバイルバッテリーを買うと、だいたい3,000円から4,500円ほどします。
一方、Amazonや楽天市場などの通販サイトでは、同じ性能のものが1,500円から2,500円程度で売られています。
つまり、コンビニでは「今すぐ手に入る」という利便性に対して、約1,500円〜2,000円の上乗せを払っていることになります。
緊急時は背に腹は代えられませんが、もし「明日使う予定がある」という状況なら、今日のうちに通販でポチっておくのが賢い選択です。
通販サイトならさらに高性能が選べる
通販サイト(Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング)をおすすめする理由は、安さだけではありません。
コンビニはスペースが限られているため、数種類しか置けませんが、通販なら「超軽量」「パススルー充電対応(スマホとバッテリーを同時に充電)」「ワイヤレス充電対応」など、自分の理想にぴったりの一台を見つけることができます。
特にAnkerやCIOといった人気メーカーの最新モデルは、通販で買うのが最も確実で安いです。
メルカリ等で中古を買う際の注意点
「安く済ませたいからメルカリで」と考える方もいるかもしれませんが、モバイルバッテリーに関しては新品購入を強く推奨します。
リチウムイオン電池は消耗品です。前の持ち主がどれくらい使ったか分からない中古品は、すでに寿命が近く、表示通りの容量を充電できないリスクがあります。
また、古い製品は発火のリスクなどもゼロではないため、安全性を考えて信頼できるショップから新品を購入しましょう。
結果として、Amazonなどでセール時に買うのが、最強のコスパを生み出すことになります。
モバイルバッテリーの寿命と買い替え時期
コンビニで買ったモバイルバッテリーも、無限に使えるわけではありません。
一般的にモバイルバッテリーの寿命は、「約300回から500回の充電サイクル」と言われています。毎日使っていれば、1年半から2年ほどでヘタリを感じるようになります。
以下のような兆候があれば、買い替えのサインです。
- 以前よりもスマホへの充電スピードが遅くなった
- バッテリー本体の充電がすぐに終わってしまう(容量が減っている証拠)
- 本体が異常に熱くなる
- 本体が少し膨らんでいる(非常に危険です!)
もし本体が膨らんでいるのを見つけたら、すぐに使用を中止してください。内部でガスが発生しており、発火や爆発の原因になります。
コンビニのバッテリーはしっかりしたメーカー製が多いですが、過信は禁物です。
定期的(1〜2年おき)に最新のモデルへ買い替えることで、より速く、より安全に充電環境を維持することができます。
セブンイレブンで買える!すぐ使えるおすすめバッテリー3選
セブンイレブンは、コンビニ業界の中でも特にガジェット類の充実に力を入れています。その中心となっているのが、先ほども触れた「Anker(アンカー)」との提携です。セブンの店頭で実際に手に取れる、信頼性の高いおすすめモデルを3つ厳選してご紹介します。
Anker PowerCore 5000(セブン限定パッケージ)
まず最初におすすめしたいのが、スティック型の形状が特徴的な「PowerCore 5000」です。このモデルは円筒形で、ポーチやポケットの隙間にスッと入るため、持ち運びのストレスが全くありません。
「スマホ1回分を確実に、かつスピーディーに充電したい」というニーズに最適です。Anker独自の急速充電技術「PowerIQ」により、接続された機器を自動検知して最適な電流で充電してくれます。
多摩電子工業 5000mAh ケーブル一体型モデル
セブンイレブンではAnker以外にも、国内メーカーである多摩電子工業の製品も広く展開されています。特におすすめなのが、LightningケーブルまたはUSB-Cケーブルが本体に直接ついているタイプです。
このモデルの最大のメリットは、「ケーブルを忘れる心配がゼロ」という点です。バッテリー本体だけをバッグに放り込んでおけば、いつでもどこでも充電が開始できます。
Anker PowerCore Fusion 5000(コンセント一体型)
もし店頭で見かけたらラッキーなのが、この「Fusion」モデルです。モバイルバッテリーでありながら、折りたたみ式のコンセントプラグが内蔵されています。
家ではAC充電器として使い、外出時にはそのまま引き抜いてモバイルバッテリーとして持ち出せる「1台2役」の神ガジェットです。移動先のカフェなどでコンセントを見つけた際にも、自分自身を充電しながらスマホにも給電できるため、利便性は最強クラスです。
これらの製品は、セブンイレブンの棚の目立つ位置(文房具やスマホアクセサリーコーナー)に配置されています。どれも「充電済み」ですので、レジで会計を済ませたらすぐにスマホを救出することが可能ですよ。
ファミリーマートで買える!機能性重視のバッテリー3選
ファミリーマート(ファミマ)は、日常の使い勝手を徹底的に研究したような、工夫の凝らされたラインナップが魅力です。特に「もしもの時」に役立つ機能を持ったモデルが揃っています。
tama’s コンセントプラグ付モバイルバッテリー 5000mAh
ファミマで根強い人気を誇るのが、コンセントプラグが一体化した多摩電子工業製のモデルです。セブンのFusionと同様の機能ですが、ファミマで扱っているタイプはよりスリムな設計になっていることが多く、「荷物を厚くしたくない」という方に支持されています。
PSEマーク(電気用品安全法)もしっかり取得されており、日本の安全基準をクリアしているため、安心して就寝中の充電などにも使用できます。
ファミリーマート限定カラーモデル(5000mAh)
ファミマはアパレル(コンビニエンスウェア)でも話題ですが、ガジェットもデザイン性が高いです。無駄を削ぎ落としたシンプルなマットホワイトのデザインは、どんなスマホケースとも相性が抜群です。
「いかにも機械っぽい見た目は苦手」という女性ユーザーからも選ばれており、すぐ使える状態で売られているため、お洒落さと実用性を両立させたい場合に最適です。
大容量10,000mAh 2ポート同時充電モデル
ファミマの大型店舗などで見かけるのが、10,000mAhの大容量モデルです。USBポートが2つついているタイプが多く、「自分のスマホと、友人のスマホ」を同時に充電することができます。
旅行中の移動などで、二人同時に電池切れになりそうなシーンでは、この1台が救世主となります。重さはそれなりにありますが、安心感は5,000mAhモデルの比ではありません。
ファミマのバッテリーコーナーは、見出しが分かりやすく「iPhone用」「Android用」と明記されていることが多いのも特徴です。自分のスマホの種類を店員さんに聞かなくても、パッケージの表記だけで迷わず選べる工夫が嬉しいポイントですね。
ローソンで買える!コスパと携帯性抜群のバッテリー3選
ローソンは、シンプルで実用的なガジェットを厳選して置いています。無印良品を扱っている店舗(ローソン×無印)などもあり、生活に馴染む製品選びが上手なコンビニと言えるでしょう。
トップランド(TOPLAND)コンパクトバッテリー 4400mAh
ローソンでよく見かけるのが、トップランド製の軽量モデルです。容量は4400mAhとやや控えめですが、その分「驚くほど軽くてコンパクト」なのが魅力です。
「フル充電じゃなくていいから、帰りの電車で動画が見られるくらいまで復活させたい」という、一時的なレスキュー目的には最もコスパが良い選択となります。
多摩電子工業 PD20W急速充電対応モデル
「すぐ使いたい」というニーズに加えて「すぐ充電を終わらせたい」という願いを叶えるのがこのモデルです。PD(Power Delivery)20Wという急速充電規格に対応しており、従来の充電器の約2倍〜3倍のスピードでスマホの%が上がっていきます。
忙しいビジネスマンや、休憩時間のわずか30分で回復させたい学生さんにとって、このスピード感は大きな武器になります。
カード型薄型バッテリー 5000mAh
ローソンの棚に並ぶ製品の中でも、一際薄いのがこのカード型タイプです。厚みが1cmを切るような設計になっており、スマホと重ねて持ちながら操作できるのが最大のメリットです。
重いバッテリーだと手が疲れてしまいますが、この薄型モデルならSNSをチェックしながらの「ながら充電」も苦になりません。
ローソンで購入する際は、Pontaカードやdポイントカードの提示も忘れずに。数千円する買い物になるため、ポイント還元もしっかり受け取っておくのが賢い買い方です。
コンビニで失敗しないための「端子チェック」完全ガイド
「せっかく買ったのに刺さらない!」という悲劇を避けるために、パッケージのどこを見るべきかを詳しく解説します。
パッケージの「対応機種」を必ず見る
多くの製品には、表面に大きく「iPhone用」または「Android/Type-C用」と書かれています。しかし、中には両対応のものや、ケーブルが別売りのものも混ざっています。
ここで確認すべきは、パッケージの裏面や側面に記載されている「コネクタ形状」のイラストです。
- Lightning(ライトニング): 凹凸がなく、平べったい端子。iPhone 14までのiPhone専用。
- USB Type-C(タイプC): 楕円形で、裏表の区別がない端子。最新のiPhone 15/16、および近年のAndroidスマホ。
- Micro USB(マイクロUSB): 台形で、差し込む向きが決まっている古いAndroid用。
「MFi認証」マークがあるかチェック(iPhoneユーザー)
iPhone用のバッテリーやケーブルを買う際、「MFi認証(Made for iPhone/iPad)」というロゴがついているかを確認してください。
これはAppleが公式に認めた製品である証拠です。このマークがない安価な製品(100均の古い在庫など)だと、iOSのアップデートによって「このアクセサリは使用できません」と表示され、使えなくなるリスクがあります。
コンビニで売っている主要メーカー品であれば、ほぼ100%この認証を通っていますので安心してください。
ケーブルの長さも意外と重要
一体型ではなくケーブル同梱型の場合、その長さもチェックしましょう。コンビニ製品は15cm〜30cm程度の短いケーブルがついていることが多いです。
これは「スマホとバッテリーを重ねて持つ」には最適ですが、「バッグの中にバッテリーを入れたまま、スマホを耳に当てて通話する」には短すぎます。
自分の使用スタイルを想像して、もし長いケーブルが必要なら、同じ棚にある1m程度の別売りケーブルをセットで買うことを検討しましょう。
「充電済み」でも気をつけたい!購入直後の使い方
コンビニで買ったばかりのバッテリー。袋を開けてすぐに使うための、ちょっとしたコツと注意点をお伝えします。
電源ボタンを押さないと始まらない機種がある
スマホをケーブルで繋いだだけで自動的に充電が始まる機種がほとんどですが、中には「本体の電源ボタンを一度押さないと給電が開始されない」タイプが存在します。
「繋いだのに反応しない!」と焦る前に、バッテリー本体の側面にボタンがないか探してみてください。ボタンを押すとLEDランプが点灯し、充電がスタートします。
LEDインジケーターで残量を確認
「充電済み」といっても、前述の通り70〜80%程度であることが多いです。本体についている4つ程度のLEDランプが、現在の残量を示しています。
・4つ点灯:ほぼ満タン
・2つ点灯:半分程度
・1つ点滅:もうすぐ空っぽ
「1回分フル充電できるはずなのに、途中で止まった」という場合は、初期の蓄電量が少なかった可能性があります。その場合は、一度使い切ってから家で100%まで再充電すれば、本来の性能を発揮できるようになります。
スマホ側の「いたわり充電」設定に注意
最近のスマホには、バッテリー劣化を防ぐために「80%で充電を止める」という設定があります。
「モバイルバッテリーの故障かな?」と思ったら、スマホの設定画面を確認してみてください。これはバッテリー側の問題ではなく、スマホが賢く守ってくれているだけですので、故障ではありません。
コンビニと100均(ダイソー・セリア)のバッテリーは何が違う?
最近ではダイソーなどの100円ショップでも、500円〜1,000円程度でモバイルバッテリーが売られています。コンビニの3,000円台と比較して、何が違うのでしょうか。
最大の違いは「安全性」と「保証」
100均のバッテリーもPSEマークを取得しており、最低限の安全基準は満たしています。しかし、コンビニで扱っているAnkerなどの大手メーカー品は、過充電防止、ショート防止、温度管理といった保護回路がより高度に設計されています。
スマホは10万円以上する高価な精密機器です。粗悪なバッテリーによる電圧の不安定さでスマホ本体の寿命を縮めてしまうリスクを考えると、コンビニでしっかりしたメーカー品を買うことには大きな価値があります。
「すぐ使える」のはコンビニの方
100均のバッテリーは、コスト削減のため「未充電」または「ごく少量の充電」で販売されているケースが多いです。そのため、買ってすぐに0%のスマホを復活させるのは難しい場合があります。
「今すぐ、確実に100%近くまで戻したい」という緊急事態なら、迷わずコンビニへ向かうべきです。
スペックの正確性
コンビニの大手ブランド品は、表示されている容量(5,000mAhなど)が非常に正確です。一方、極端に安い製品は、実質的に使える容量が表記より少なめに感じることが多々あります。
通販サイトのレビューなどでも、「Anker製は長持ちする」という声が多いのは、こうした内部部品の品質の差が理由です。
コンビニのモバイルバッテリーは再利用(繰り返し充電)できる?
「コンビニで売っているものは、使い捨てではないか?」という疑問を持つ方も多いようですが、安心してください。現在コンビニで販売されているリチウムイオンタイプのモバイルバッテリーは、すべて繰り返し充電して使うことが可能です。
かつての乾電池式とは異なり、一度購入すれば自宅のコンセントやパソコンのUSBポートから再充電し、何度も再利用できます。
再充電の方法と必要なもの
バッテリー本体を充電するには、スマホを充電する時と同じように、ACアダプターとUSBケーブルが必要です。多くのコンビニバッテリーには、本体充電用の短いケーブルが付属しています。
「入力端子」(バッテリーに電気を入れる穴)がUSB-Cなのか、あるいは古いMicro USBなのかを確認し、手持ちの充電器と接続しましょう。最近の主流は、入力・出力ともにUSB-Cで行うタイプです。
フル充電にかかる時間の目安
5,000mAhのモデルを空の状態からフル充電する場合、一般的なACアダプターを使用すると約3時間〜5時間程度かかります。急速充電対応のACアダプターとケーブルを使用すれば、さらに短時間で済む場合もあります。
寝る前にセットしておけば、翌朝には「すぐ使える」状態で持ち出すことができるため、非常に経済的です。
繰り返し使える回数の限界
前述の通り、寿命は約300回〜500回のサイクルです。コンビニで3,000円で購入したとしても、300回使えば1回あたりのコストはわずか10円となります。通販で2,000円で買えばさらに安くなりますが、いずれにせよ「その場限りの使い捨て」ではないため、大切に使い続けるのが得策です。
モバイルバッテリーの持ち込みは飛行機で大丈夫?
出張や旅行で飛行機に乗る際、コンビニで買ったばかりのモバイルバッテリーをバッグに入れている方も多いでしょう。ここで注意が必要なのが、航空会社の「機内持ち込みルール」です。
預け入れ荷物(スーツケース)は厳禁!
モバイルバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は、気圧の変化や衝撃によって発火する恐れがあるため、スーツケースに入れて貨物室に預けることは国際的に禁止されています。
必ず手荷物として、客室内に持ち込む必要があります。もし預け入れ荷物の中に入れてしまうと、荷物検査で呼び出されたり、没収されたりする可能性があるため、十分注意してください。
持ち込める容量の制限(ワット時定格量)
多くの航空会社では、100Wh(ワット時)以下のバッテリーであれば個数制限なく、あるいは2個までといったルールで持ち込みが可能です。
コンビニで売っている5,000mAhや10,000mAhのモデルは、Whに換算すると18.5Wh〜37Wh程度ですので、全く問題なく機内に持ち込むことができます。
| 容量(mAh) | ワット時(Wh)※3.7V換算 | 機内持ち込み |
| 5,000mAh | 18.5Wh | 〇 問題なし |
| 10,000mAh | 37Wh | 〇 問題なし |
| 20,000mAh | 74Wh | 〇 制限内 |
海外の空港での没収リスク
特に海外の空港(中国など)では、「本体に容量の記載がないバッテリー」は、どんなに小さくても没収されることがあります。コンビニで買った有名メーカー品であれば、裏面に必ず「5,000mAh / 18.5Wh」といった刻印があるため安心です。
文字が擦れて読めなくなっている古いバッテリーは、旅行前に買い替えておくことを強くおすすめします。
急いでいる時に役立つ!「急速充電」の仕組みを理解する
コンビニのバッテリー選びでよく目にする「急速充電」や「PD」という言葉。これを知っているだけで、スマホの復活速度が劇的に変わります。
PD(Power Delivery)とは何か
PDは、USB Type-C端子を利用して大きな電力を送るための世界規格です。一般的なUSB充電が5W程度であるのに対し、PD対応のモバイルバッテリーなら18W〜20W以上の高出力が可能です。
「30分で50%まで充電可能」といった謳い文句の製品は、ほぼ間違いなくこのPDに対応しています。iPhone 8以降や最近のAndroidであれば、PD対応のバッテリーとケーブルを使うことで、驚くほどの速さで充電が進みます。
急速充電には「対応ケーブル」も必須
せっかくPD対応のハイスペックなバッテリーをコンビニで買っても、付属のケーブルが急速充電非対応だったり、古い低品質なケーブルを使ったりすると、充電スピードは上がりません。
コンビニのセット品であれば問題ありませんが、別々に買う場合は必ず「PD対応」「急速充電対応」と明記されたケーブルを選びましょう。
「QC(Quick Charge)」との違い
主にAndroidスマホの一部で採用されている「Quick Charge」という規格もあります。PDとQCの両方に対応したバッテリーもコンビニには並んでいます。
自分のスマホがどの急速充電規格に対応しているかを知っておくと、最も効率の良い一台を選ぶことができますが、最新のiPhoneユーザーなら「PD対応」を選んでおけば間違いありません。
【裏技】コンビニの支払い方法でさらにお得に買う方法
コンビニのモバイルバッテリーは決して安くはありませんが、キャッシュレス決済やポイントを駆使することで、実質的な購入価格を下げることができます。
三井住友カード等の「コンビニ最大7%還元」を利用
対象のクレジットカード(三井住友カード(NL)など)でタッチ決済を行うと、セブンイレブンやローソンで最大7%ものポイントが還元されます。4,000円のバッテリーを買えば、280円分のポイントが戻ってくる計算です。
現金で払うよりも圧倒的にお得ですので、必ず還元率の高い決済手段を選びましょう。
PayPayや楽天ペイのキャンペーンを狙う
「自治体応援キャンペーン」などで、特定の地域のコンビニで決済すると20%還元されるといったイベントが時折開催されています。
こうしたタイミングでモバイルバッテリーを新調すれば、実質的に通販価格に近い金額で手に入れることも可能です。
貯まっているポイントを全額投入する
コンビニはPontaポイント、dポイント、楽天ポイント、Vポイントなど、主要なポイントの宝庫です。普段からコツコツ貯めているポイントがあれば、それを使って「手出し0円」で購入することもできます。
「財布にお金がないけどスマホの電池も切れた!」という極限状態でも、ポイントアプリさえ生きていれば(あるいはカードを持っていれば)、救済措置としてバッテリーをゲットできるのです。
モバイルバッテリーの正しい捨て方・リサイクルの手順
コンビニで新しいものを買った際、古いバッテリーが不要になることもあるでしょう。しかし、モバイルバッテリーを「燃えないゴミ」として捨てるのは絶対にやめてください。
ゴミ収集車や処理施設での火災事故が多発
リチウムイオン電池は強い圧力がかかると発火するため、ゴミ収集車の中で潰されて火災が発生する事件が全国で相次いでいます。
自治体のゴミ回収に出せるケースは稀で、基本的には「リサイクル協力店」に持ち込むのがルールです。
JBRC協力店(家電量販店など)へ持ち込む
黄色い「リサイクルBOX」が設置されている家電量販店やホームセンターに持ち込めば、無料で回収してくれます。Ankerや多摩電子工業などのJBRC会員企業の製品であれば、スムーズに受け付けてもらえます。
コンビニでは回収してくれないの?
残念ながら、ほとんどのコンビニではモバイルバッテリーの回収を行っていません。
「買ったその場で古い方を捨てたい」という気持ちは分かりますが、店員さんに困った顔をされないよう、回収は家電量販店で行いましょう。一部の自治体では役所に回収ボックスを設置していることもあるので、お住まいの地域の公式サイトを確認してみてください。
災害時に備える!コンビニのモバイルバッテリーの活用術
普段は何気なく使っているモバイルバッテリーですが、地震や台風などの災害時には命を繋ぐ重要なツールになります。
停電時にスマホが命綱になる
災害情報の収集、家族との連絡、懐中電灯代わりなど、スマホの役割は多大です。電気が止まった際、コンビニの棚にあるバッテリーはまさに「宝の山」となります。
しかし、災害発生直後は多くの人がコンビニに押し寄せ、モバイルバッテリーは真っ先に売り切れます。
乾電池式も併用して備える
充電式バッテリーは一度使い切ると電気が必要になりますが、前述の「乾電池式」であれば、予備の乾電池がある限り無限に使い続けることができます。家庭の防災セットには、「充電式」と「乾電池式」の両方を入れておくのが、防災のプロも推奨する備え方です。
コンビニの「無料Wi-Fi」とバッテリーの組み合わせ
災害時は通信網が混雑しますが、コンビニの付近ではWi-Fiが繋がることもあります。バッテリーでスマホを駆動させながら情報を得ることができるコンビニという場所は、現代の避難所的な役割も果たします。
「いざという時は近くのコンビニにバッテリーがある」という知識だけでも持っておくと、パニックを抑えることができます。





