【保存版】6角レンチはどこに売ってる?おすすめ5選とダイソー・セリアを徹底比較!
家具の組み立てや自転車のメンテナンス、DIYなど、日常生活で急に必要になるのが6角レンチ(ヘックスレンチ)ですよね。
「IKEAの家具をバラしたいのにレンチを無くした!」「自転車のサドルを調整したいけれど、どこに売ってるかわからない」と困っている方も多いのではないでしょうか。
実は、6角レンチは身近な100均のダイソーやセリア、ホームセンターだけでなく、最近ではコンビニやドラッグストアで取り扱っているケースも増えています。
しかし、安さだけで選んでしまうと「サイズが合わずにネジ穴をなめてしまった」「強度が足りなくてレンチが曲がった」といった失敗を招くこともあります。
この記事では、プロの視点から6角レンチがどこに売ってるのか、最新の販売店情報を詳しく網羅しました。
また、Amazonや楽天などの通販サイトがコスパ最強で非常におすすめな理由についても解説していきます。
この記事を読めば、あなたが今すぐ手に入れるべき最適な1本が必ず見つかるはずです。
・ホームセンター(カインズ・コーナン等)の品揃えと価格帯
・コンビニやドラッグストアで6角レンチは買えるのか?
・ドン・キホーテやロフトなどのバラエティショップの在庫状況
・コスパ最強!通販サイト(Amazon・楽天)で買うべきメリット
- 100均(ダイソー・セリア・キャンドゥ)の6角レンチ売り場を徹底調査
- ホームセンター(カインズ・コーナン等)のプロ仕様の品揃え
- コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)に6角レンチはある?
- ドラッグストア(ウエルシア・マツキヨ等)の日用品コーナー
- ドン・キホーテやロフト等のバラエティショップ
- コスパ最強!通販サイト(Amazon・楽天)で買うべき理由
- 6角レンチの選び方!失敗しないための重要ポイント5選
- プロ推奨!本当に使いやすい6角レンチブランド厳選5選
- 家具組み立てに最適な6角レンチのサイズと種類
- 自転車・バイク整備で必須となる6角レンチの条件
- 6角レンチの種類を網羅!L型・T型・ビット型の違い
- なめてしまった6角ネジを外す裏技と専用ツール
- ミリとインチの違いとは?6角レンチの規格を徹底解説
- 斜めから回せる「ボールポイント」の圧倒的なメリット
- 家具メーカー別!付属の6角レンチで苦労しないためのコツ
- 6角レンチセットの内容を比較!バラ買いとセットどっちがお得?
- 【体験談】安物レンチでネジをなめた失敗談とその教訓
100均(ダイソー・セリア・キャンドゥ)の6角レンチ売り場を徹底調査

まずは、最も手軽に安く手に入る場所として「100円均一ショップ」の在庫状況を見ていきましょう。
最近の100均は工具コーナーが非常に充実しており、6角レンチも主力商品の一つとして展開されています。
ダイソー(DAISO)の6角レンチの種類と品質
業界最大手のダイソーでは、単品販売からセット販売まで幅広く展開されています。
特に人気なのは「10本組」などのマルチセットで、ミリ規格だけでなくインチ規格のものも置いている店舗が多いです。
材質については、主に炭素鋼が使用されており、家庭でのちょっとした組み立て作業には十分な強度を持っています。
ただし、プロ仕様のクロムバナジウム鋼と比較すると、強いトルクをかけた際にしなりやすいという特性があるため注意が必要です。
売り場は「工具コーナー」や「DIY用品」の棚にあり、ドライバーやペンチのすぐ近くで見つけることができます。
セリア(Seria)で見つかるおしゃれで機能的なレンチ
デザイン性の高い商品が多いセリアでも、実用的な6角レンチが販売されています。
セリアの特徴は、収納ホルダーがコンパクトで持ち運びに適したタイプが多い点です。
例えば、キーホルダーのようにまとめられた折りたたみ式のレンチセットなどは、自転車のサドルバッグに忍ばせておくのに最適です。
品質面ではダイソーと同等ですが、見た目のスマートさからセリアを選ぶユーザーも少なくありません。
キャンドゥ(CanDo)などの他100均の状況
キャンドゥやワッツといった他の100均でも、基本的なL字型の6角レンチセットはほぼ確実に在庫があります。
店舗の規模にもよりますが、レジ付近の便利グッズコーナーではなく、しっかりとした奥の工具コーナーに陳列されています。
100均で購入する際の注意点として、パッケージに記載されている「ミリ(mm)」か「インチ(inch)」かを必ず確認してください。
日本の家具は基本的にミリ規格ですが、海外製の輸入家具はインチ規格が必要な場合があります。
ホームセンター(カインズ・コーナン等)のプロ仕様の品揃え
「長く使いたい」「しっかりとした締め付けを行いたい」という場合は、ホームセンターへ足を運ぶのが一番です。
ホームセンターには100均にはない高精度のツールが並んでいます。
カインズホームで見つける高コスパ工具
カインズでは、自社ブランド(PB商品)の工具が非常に優秀です。
カインズの6角レンチセットは、持ち手がカラーリングされており、サイズ判別が一目でできるよう工夫されています。
これにより、作業中に「どのサイズだったかな?」と迷うストレスを大幅に軽減してくれます。
価格も数百円から千円台と手頃で、プロ仕様に近い品質を手に入れることができます。
コーナンやロイヤルホームセンターの専門性
コーナンなどは職人向けの「コーナンPRO」を併設していることもあり、その品揃えは圧倒的です。
単品販売(バラ売り)が充実しているため、特定のサイズだけが折れてしまった、紛失してしまったという時にも重宝します。
また、ボールポイント付き(斜めから回せるタイプ)や、T型ハンドル付きなど、作業効率を劇的に上げるバリエーションが揃っています。
専門スタッフがいるため、「このネジに合うレンチをください」と相談できるのも大きなメリットです。
DCMホーマックやビバホームでの選び方
DCM系列やビバホームでも、初心者用から上級者用まで明確にランク分けされて陳列されています。
セット商品を選ぶ際は、ケースが自立するものや、マグネット付きでレンチが落ちにくいものを選ぶと現場での作業が捗ります。
また、自転車専用の携帯ツールなども在庫していることが多いため、用途に合わせて最適な形状を選びましょう。
コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)に6角レンチはある?
夜中や早朝に「どうしても今すぐ必要!」となった際、頼みの綱となるのがコンビニですよね。
結論から言うと、コンビニで6角レンチを置いている店舗は非常に稀です。
都心部と郊外のコンビニ在庫の違い
オフィス街のコンビニでは、文房具の延長として小さなドライバーセットが置かれていることがありますが、6角レンチが含まれていることは少ないです。
一方で、住宅街やロードサイドの店舗、あるいは広い日用品コーナーを持つファミマなどでは、稀に「緊急用工具セット」の中に含まれていることがあります。
ただし、単体での販売はほぼ期待できないため、基本的には他のショップを探したほうが無難でしょう。
ローソンストア100なら可能性あり
「ローソンストア100」であれば、100均と同様のラインナップがあるため、6角レンチセットが置かれている確率がぐんと上がります。
もし近くにあるなら、通常のコンビニよりも100円ローソンを優先的にチェックしましょう。
ドラッグストア(ウエルシア・マツキヨ等)の日用品コーナー
最近のドラッグストアは「ミニスーパー」化しており、生活雑貨が非常に充実しています。
ウエルシアやマツモトキヨシの工具在庫
ウエルシアなどの大型店舗では、キッチン用品や掃除用品の近くに「住まいのお手入れコーナー」があります。
そこには電球やガムテープと一緒に、基本的な工具セットが置かれていることがあります。
6角レンチが含まれるセットも稀に見かけますが、確実性は低いと言わざるを得ません。
地方のドラッグストア(コスモス・スギ薬局)
郊外型の広大な店舗面積を持つドラッグストアでは、ホームセンターに近い品揃えをしている場合があります。
食品から家電まで扱っている店舗なら、DIY用品として6角レンチが陳列されているケースもあります。
ドン・キホーテやロフト等のバラエティショップ
「驚安の殿堂」ドン・キホーテは、工具の宝庫でもあります。
ドン・キホーテの深夜でも買える強み
ドンキの最大のメリットは、深夜まで(あるいは24時間)営業していることです。
工具コーナーは非常に充実しており、初心者向けの格安セットから、ちょっとしたブランド工具まで取り扱っています。
夜中に家具を組み立てていて「レンチがない!」と気づいたときは、ドンキが最強の味方になります。
ハンズやロフトのホビー向けツール
ハンズ(旧東急ハンズ)には、精度にこだわった一流メーカーのレンチが置かれています。
単なる「回せればいい」というレベルではなく、手に馴染む質感や、ネジを傷めない精密な設計を求めるならハンズがおすすめです。
一方、ロフトはデザイン重視の折りたたみツールなどがメインとなります。
コスパ最強!通販サイト(Amazon・楽天)で買うべき理由
実は、実店舗を回るよりもAmazonや楽天市場などの通販サイトで購入するのが最も賢い選択であることが多いです。
Amazonの圧倒的なレビューと低価格
Amazonでは、世界中の工具メーカーが競い合っており、高品質なレンチセットが驚くほど安く手に入ります。
「なめにくい」「耐久性が高い」といった実際のユーザーレビューを参考にできるため、ハズレを引くリスクが極めて低いです。
プライム会員なら、早ければ当日や翌日に届くため、探し回るガソリン代や時間を考えれば通販がコスパ最強です。
楽天市場でポイントを貯めながら購入
楽天では、お買い物マラソンなどのイベント時に購入することで、実質価格を大幅に下げることができます。
専門店の出店も多いため、プロ御用達のドイツメーカー(WeraやWihaなど)の高級レンチを手に入れるのにも適しています。
Yahoo!ショッピングやメルカリの活用法
PayPayユーザーならYahoo!ショッピングもお得です。
また、「一度しか使わないから中古でいい」という場合はメルカリで格安で出品されていることもあります。
しかし、工具は消耗品という側面もあるため、基本的にはAmazon等で新品のセットを買っておくのが一番のおすすめです。
6角レンチの選び方!失敗しないための重要ポイント5選
どこで買うかが決まったら、次は「何を買うか」です。
6角レンチ選びで失敗しないためのポイントを5つにまとめました。
ミリ規格かインチ規格かを必ずチェック
これが最大の落とし穴です。
日本で流通している多くの製品はミリ(mm)規格ですが、アメリカ製の家具や自転車(一部)、ギターなどはインチ(inch)規格を使用しています。
ミリのネジにインチのレンチを無理やり使うと、一瞬でネジ穴が壊れて修復不能になります。
不安な場合は、ミリとインチがセットになった両対応モデルをAmazonで探すのが安全です。
ボールポイント付きが圧倒的に便利
ボールポイントとは、レンチの先端が球状になっているタイプのことです。
これがあることで、ネジに対して斜め(約25度程度)から差し込んで回すことができます。
狭い場所や障害物がある場所での作業効率が、通常のレンチとは比較にならないほど向上します。
素材と硬度(クロムバナジウム鋼がおすすめ)
安いレンチは鉄(炭素鋼)製が多く、硬いネジを回そうとするとレンチ自体がねじ曲がってしまうことがあります。
「クロムバナジウム鋼(Cr-V)」や「S2合金鋼」と記載されているものを選べば、高い耐久性が保証されます。
一生モノの道具として持つなら、素材にはこだわりましょう。
サイズ展開(セット内容)の確認
一般的に家庭でよく使うのは 1.5mm / 2mm / 2.5mm / 3mm / 4mm / 5mm / 6mm / 8mm / 10mm のセットです。
特に家具の組み立てには 4mm や 5mm が多用されます。
あまりに安いセットだと、重要なサイズが抜けていることもあるので注意してください。
持ち手の形状(L字型かT字型か)
最も一般的なのはL字型で、コンパクトに収納できます。
一方、T字ハンドル型は力が入りやすく、長時間の作業でも手が痛くなりにくいのが特徴です。
家庭用ならL字型のロングタイプ(長めのもの)が、軽い力で回せるためおすすめです。
プロ推奨!本当に使いやすい6角レンチブランド厳選5選
100均やホームセンターのPB商品も悪くありませんが、一度使うと戻れないのが「専門メーカー」のレンチです。
ここでは、DIY初心者からプロまで愛用者の多い、信頼の5ブランドを厳選してご紹介します。
これらのブランドは、どれもAmazonや楽天で簡単に手に入り、かつ実店舗より安く買えることが多いですよ。
E-Value(イーバリュー)|コスパ最強の入門セット
「安くてそこそこ良いものが欲しい」という方に最適なのが、藤原産業のブランド「E-Value」です。
特に人気なのが、ショートタイプとロングタイプがセットになったモデルや、カラーで見分けがつくセットです。
1,000円を切る価格帯でありながら、ボールポイント付きで精度も安定しており、家具の組み立てレベルならこれ一択と言っても過言ではありません。
ホームセンターでもよく見かけますが、Amazonのセット販売が最もお得なケースが多いです。
TRUSCO(トラスコ中山)|質実剛健な日本ブランド
日本のモノづくりを支えるトラスコ中山のレンチは、非常に高い信頼性を誇ります。
派手な装飾はありませんが、硬度が非常に高く、ネジ穴への食いつきが抜群です。
「ネジをなめたくない」という安心感を重視するなら、トラスコのクロムバナジウム鋼モデルを選んでおけば間違いありません。
1本単位でのバラ売りも豊富なので、特定のサイズだけ買い足したい時にも非常に便利です。
Wera(ヴェラ)|独特の形状で力が逃げない「Hex-Plus」
ドイツの高級工具メーカー「Wera」は、世界中の工具ファンを虜にしています。
最大の特徴は、独自の特許技術「Hex-Plus」を採用している点です。
従来のレンチはネジ穴の「点」で接触しますが、Weraは「面」で接触するため、ネジを傷めにくく、さらに強い力をかけることができます。
カラフルなスリーブが巻かれた外観は非常に美しく、所有欲を満たしてくれる一生モノのレンチです。
PB Swiss Tools(ピービースイスツールズ)|至高の精度と打撃に強い靭性
工具界のロールスロイスとも呼ばれるスイスの老舗メーカーです。
PBのレンチはとにかく「精度」が桁違いで、ネジ穴に差し込んだ瞬間にその違いがわかります。
また、独自の特殊合金を採用しており、非常に硬いのに折れにくい(しなる)という理想的な特性を持っています。
価格は高めですが、絶対に失敗したくない重要な作業(高級ロードバイクの調整など)には欠かせない存在です。
ENGINEER(エンジニア)|ネジトラブルの救世主
「ネジザウルス」で有名な日本のメーカー、エンジニアも優れた6角レンチを展開しています。
特筆すべきは、なめてしまったネジを回すための特殊なレンチなど、ニッチな困りごとを解決するラインナップです。
通常のセットも非常に高品質で、日本人の手に合わせたコンパクトな設計が多く、扱いやすさは抜群です。
家具組み立てに最適な6角レンチのサイズと種類
IKEAやニトリなどの組み立て家具を購入した際、付属のレンチでは手が痛くなった経験はありませんか?
家具組み立てを快適にするための、具体的な選び方を深掘りします。
IKEA(イケア)の家具に必要なサイズ
IKEAの家具は、その多くが「4mm」または「5mm」の6角レンチを使用します。
たまに特殊なサイズが含まれることもありますが、基本的にはこの2種類があれば事足ります。
付属のL字レンチは非常に短いため、力が入りにくく、ネジが斜めに入ってしまう原因にもなります。
長めのロングレンチを1本用意するだけで、作業時間は半分以下に短縮できます。
ニトリや通販家具でよく使われるレンチ
日本のメーカーであるニトリや、楽天・Amazonで購入できる組み立て式デスクなどは、ほぼ100%「ミリ規格」です。
稀に安価な製品だとネジの精度が悪く、レンチが奥まで刺さりにくいことがありますが、そういった時こそ精度の高い専門メーカーのレンチが真価を発揮します。
セットを一つ持っておけば、引越しの際の解体や、緩んできたネジの増し締めにもすぐに使えます。
手が痛くならない!T型ハンドルの活用
大量のネジを締める必要がある大型の棚やベッドを組み立てるなら、L字型ではなく「T型ハンドル」のレンチを検討してください。
ドライバーのように握って回せるため、握力が弱い方や女性でも楽に作業ができます。
通販サイトでは、主要サイズがセットになったT型ハンドルセットが2,000円程度で販売されており、非常に人気が高いです。
自転車・バイク整備で必須となる6角レンチの条件
乗り物の整備は命に関わるため、工具選びの重要性が家具組み立てとは比較になりません。
自転車やバイク乗りが持つべきレンチの条件を解説します。
ロードバイクやクロスバイクでの携帯性
サイクリング中のサドルの高さ調整や、ハンドルの位置変更には「携帯マルチツール」が必須です。
これには6角レンチだけでなく、ドライバーやチェーンカッターが一体化されているものが多いです。
しかし、自宅での本格的な整備(トルク管理が必要な部分)には、携帯用ではなく、精度の高い単品のレンチを使用してください。
ボルトをなめないための「高精度」な選択
バイクや自転車のボルトは、アルミなどの柔らかい素材が使われていることが多く、非常になめやすいのが特徴です。
100均のレンチで無理やり回そうとすると、ボルトの角が削れてしまい、最悪の場合ボルトをドリルで破壊して抜き出すという大掛かりな修理が必要になります。
これを防ぐためには、前述したWeraやPBといった、ネジ穴にガタツキなくフィットするブランドを選んでください。
トルク管理と6角ビットの重要性
カーボンフレームの自転車などでは、ネジの締めすぎはパーツの破損に直結します。
そのため、通常のL字レンチではなく「トルクレンチ」に差し込んで使う「6角ビット」も持っておくと安心です。
ビット形式であれば、ラチェットハンドルに取り付けて素早く回すことも可能になり、整備の幅が格段に広がります。
6角レンチの種類を網羅!L型・T型・ビット型の違い
一口に6角レンチと言っても、その形状によって得意な作業が全く異なります。
それぞれの特徴を理解して、最適なものを選べるようになりましょう。
| 形状 | 特徴 | おすすめの用途 |
| L字型 | 最も一般的。長い方と短い方の両方が使える。 | 家具組み立て、一般的なDIY |
| T型ハンドル | グリップがあり、力が入れやすい。早回しが可能。 | 自転車、バイク整備、長時間の作業 |
| ビット型 | ドライバーやラチェットに装着して使用する。 | インパクトドライバー、トルク管理 |
| 折りたたみ型 | ナイフのように収納できる。携帯性に優れる。 | サイクリング、アウトドア用 |
最も汎用性が高い「L字型ロングタイプ」
これから初めて6角レンチセットを買うなら、間違いなく「L字型のロングタイプ」をおすすめします。
短いレンチだと、固着したネジを回す際に力が足りませんが、ロングタイプならてこの原理で楽に回せます。
また、多くのロングタイプには長い方の先端に「ボールポイント」がついているため、使い勝手が非常に良いです。
狭い場所で活躍する「ショートヘッド」
L字レンチの「曲がっている短い方の首」がさらに短く設計されたモデルもあります。
これは、壁際や機械の内部など、通常のレンチが入らないような超狭所での作業に特化したものです。
「どうしてもレンチが入らない!」という壁にぶつかった時は、このショートヘッドタイプをAmazonで探してみてください。
なめてしまった6角ネジを外す裏技と専用ツール
「6角レンチが空回りしてネジが回らなくなった…」という絶望的な状況を打破する方法を伝授します。
焦って何度も回そうとすると、さらに状況が悪化するため、以下のステップを試してください。
貫通ドライバーとハンマーで衝撃を与える
まず試すべきは、ネジに対して軽い衝撃を与えることです。
ネジ穴にレンチを差し込み、お尻をハンマーで軽く叩くことで、固着が解けることがあります。
また、少し大きいサイズのマイナスドライバーを叩き込んで、溝を作って回すという荒技もあります。
摩擦増強剤(ネジすべり止め液)を使う
「ネジやま救助隊」などの摩擦増強パウダーをネジ穴に垂らすだけで、驚くほどグリップ力が回復することがあります。
これは、パウダーに含まれる微細な粒子がレンチとネジの隙間を埋めてくれるためです。
数百円で購入できるため、一家に一個持っておくと安心な救急キットです。
最強ツール「ネジザウルス」や「ネジバズーカ」
どうしても回らない場合は、エンジニア社の「ネジバズーカ」など、なめたネジ専用のビットを使用します。
これらは特殊な刃先がネジ穴の壁面に食い込み、強制的に回転させる仕組みです。
これでもダメな場合は、ネジの頭をペンチ型の「ネジザウルス」で掴んで回すのが最終手段になります。
ミリとインチの違いとは?6角レンチの規格を徹底解説
6角レンチを選ぶ上で、最も基本的かつ重要なのが「規格」の違いです。
見た目は全く同じに見えるネジでも、実はミリメートル(mm)で設計されたものと、インチ(inch)で設計されたものが混在しています。
日本の日常生活で目にする製品の多くはミリ規格ですが、特定の分野ではインチ規格が標準となっています。
日本国内の製品で一般的な「ミリ(メートル)規格」
日本を含む世界の多くの国で採用されているのが国際標準(ISO)に基づくミリ規格です。
100均や日本のホームセンターで「6角レンチセット」として売られているものは、ほぼ間違いなくこのミリ規格です。
主なサイズは 1.5mm / 2mm / 3mm / 4mm / 5mm / 6mm / 8mm / 10mm となっており、これらはJIS規格にも準拠しています。
国産車、国産バイク、一般家電、そしてニトリやIKEAなどの家具も基本的にこのミリ規格のレンチを使用します。
輸入家具や米国製品に多い「インチ規格」
一方で、アメリカやイギリスなどのインチ法を採用している国の製品には、インチ規格のネジが使われています。
例えば、ハーレーダビッドソンなどのアメリカ車、フェンダーやギブソンといった海外製ギター、またアメリカから直輸入された組み立て家具などが該当します。
インチ規格のサイズは「1/16」「5/64」「3/32」といった分数で表記されるのが特徴です。
ミリ規格のレンチをインチのネジに使うと、わずかにサイズが異なるため、一見ハマったように見えても回した瞬間にネジ山を潰してしまいます。
間違えないための判別方法と対策
自分の持っているネジがどちらの規格か判断するには、まず製品の原産国を確認するのが近道です。
アメリカブランドの製品であればインチを疑いましょう。
また、見た目での判断が難しい場合は、通販サイトで「ミリ・インチ兼用セット」を一つ購入しておくのが最も賢明な対策です。
Amazonなどでは、両方の規格が色分けして収納されたセットが安価で販売されており、これがあれば規格違いで泣くことはありません。
斜めから回せる「ボールポイント」の圧倒的なメリット
6角レンチの形状として、最近の主流となっているのが「ボールポイント」付きのタイプです。
これがあるかないかで、作業効率は天と地ほどの差が生まれます。
ボールポイントの構造と使いどころ
ボールポイントとは、レンチの長い方の先端が球状(ボール状)に加工されているものを指します。
通常の平らな先端は、ネジ穴に対して垂直に真っ直ぐ差し込まなければなりませんが、ボールポイントは最大で約25度から30度ほど傾けた状態でもネジを回すことができます。
これにより、壁際でレンチを回すスペースがない場所や、奥まった位置にあるネジでもスムーズに作業が可能になります。
早回しに特化した性能と注意点
ボールポイントの最大の利点は「早回し」ができることです。
ネジがある程度緩んだ後、あるいは締める途中の段階で、スルスルと高速で回転させることができます。
ただし、注意点として「本締め(最後の強い増し締め)」や「緩め始め(最初の固い一撃)」には向いていません。
球状になっている分、ネジ穴との接触面積が小さいため、強い力をかけるとボール部分が折れたり、ネジ穴を傷めたりすることがあります。
初心者こそボールポイント付きを選ぶべき理由
DIYに慣れていない方ほど、ネジに対して垂直にレンチを保持するのが難しく、斜めに差し込んでネジ山を潰してしまうミスをしがちです。
ボールポイント付きであれば、多少角度がズレても確実にネジを捉えてくれるため、失敗のリスクを大幅に減らせます。
通販で購入する際は、商品画像を見て先端が丸くなっているかを確認しましょう。
100均でも一部取り扱いはありますが、精度を求めるならAmazon等でしっかりしたメーカー品を選ぶことを強くおすすめします。
家具メーカー別!付属の6角レンチで苦労しないためのコツ
家具を組み立てる際、必ずと言っていいほど付いてくる簡易的なL字レンチ。
しかし、あれはあくまで「最低限」のものであり、使いやすさは考慮されていません。
IKEA(イケア)の家具組み立ての注意点
IKEAの家具は大量のネジを締める工程が多く、付属の短いレンチだけでは指の皮が剥けそうになることもあります。
特にポエングなどの木製フレーム家具は、ネジの食い込みが硬いため、強い力が必要です。
IKEA製品をよく買う方は、4mmと5mmのロングタイプをあらかじめ用意しておきましょう。
また、IKEAのネジは独特の形状をしていることがありますが、基本的には標準的なミリ規格の6角レンチで対応可能です。
ニトリや無印良品の組み立て家具
ニトリや無印良品の製品も、基本的には4mmや5mmのレンチが多用されます。
これらのメーカーの家具は、ネジの品質が安定しているため、精度の高いレンチを使えば非常にスムーズに組み上がります。
付属レンチの代わりに、グリップの付いた「T型ハンドル」を使用すると、驚くほど楽にベッドや大型の棚を完成させることができます。
海外製輸入家具と特殊なレンチ
海外製のデザイナーズ家具などでは、稀に「星型(ヘックスローブ/トルクス)」と呼ばれる、6角形をさらに複雑にした形状のネジが使われていることがあります。
これは通常の6角レンチでは回せません。
もし購入した家具のネジ穴が星のような形をしていたら、無理に回そうとせず「トルクスレンチ」を別途購入してください。
6角レンチセットの内容を比較!バラ買いとセットどっちがお得?
「1本だけ欲しい」時と「セットで持っておきたい」時、どちらが経済的で賢いのでしょうか。
セット購入のメリットとカバー範囲
一般的に販売されているセットは、9本組や10本組が多く、家庭で必要となるサイズをほぼ100%網羅しています。
個別に揃えるよりも単価が非常に安くなるため、最初の1回はセットで購入するのが正解です。
特にAmazonなどの通販サイトでは、1,000円前後のセットが最も充実しており、コスパが非常に高いです。
バラ買い(単品購入)が必要になるケース
バラ買いは、ホームセンターなどで1本100円〜300円程度で売られています。
これは「セットの中の特定の1本だけを無くしてしまった」場合や、「8mm以上の巨大なサイズが必要になった」という特殊な状況に向いています。
また、プロの方は自分が最も頻繁に使う4mmや5mmだけを、最高級ブランド(PBやWera)の単品で購入し、他は安価なセットで済ませるという使い分けもしています。
カラーコード付きセットの利便性
最近の人気は、サイズごとに色が塗られた「カラーコード付き」のセットです。
「5mmは赤、4mmは青」というように視覚的に覚えられるため、作業中にレンチを床に置いても、必要なサイズを瞬時に手に取ることができます。
こうした便利な機能を持ったセットは、やはり実店舗よりも通販の方が種類も在庫も豊富です。
【体験談】安物レンチでネジをなめた失敗談とその教訓
ここで、多くのDIY初心者が通る「失敗の道」をご紹介します。
「100均ので十分でしょ」と思って作業を始めた結果、どうなるかというリアルな話です。
無理な力でレンチが「しなり」そしてネジが…
ある日、ロードバイクのパーツを外そうとした際、長年固着していたのか非常にネジが硬くなっていました。
手元にあった100均のレンチを差し込み、力いっぱい回した瞬間、グニャリという嫌な感触がありました。
レンチが曲がったのかと思いきや、ネジ穴の角が見事に削れ、丸くなってしまったのです。
こうなると通常のレンチはもう空回りするだけで、一切の力を伝えることができません。
修理代がレンチ代の10倍以上に!
結局、自力ではどうしようもなくなり、プロのショップへ持ち込むことに。
ネジをドリルで破壊して除去する工賃として数千円が飛び、さらに新しいパーツ代もかかりました。
最初から1,000円程度のしっかりとした精度の高いレンチを使っていれば、このような事態は防げたはずです。
「工具への投資は保険と同じ」という教訓
この経験から学んだのは、工具は安ければ良いというものではないということです。
特に6角ネジは構造上、一度角をなめてしまうとリカバリーが非常に困難です。
「ネジ山を潰して数十万の機材を台無しにする」リスクを考えれば、数千円のレンチ代は決して高い投資ではありません。

