すぐ欲しい！三角巾はどこに売ってる？主要な販売店からネット通販まで徹底解説

突然、家族やご自身の怪我で「三角巾」が必要になった時、「どこに売ってるの？」と焦ってしまった経験はありませんか？
学校の調理実習で使うことになったり、防災グッズとして用意しておきたい時など、用途は様々ですよね。
この記事では、今すぐ手に入る実店舗から、様々な種類が選べるネット通販まで、モモストアが販売場所の全てを徹底解説します！

三角巾は主にどんな場所で売ってる？【販売場所一覧】

「三角巾」と一口に言っても、その用途によって販売されているお店が違ってくるんです。主に怪我の応急処置に使われる「医療用」と、調理実習や給食当番に使われる「衛生・調理用」の2種類に分けられます。
そのため、まずはどの用途で必要かを明確にしておくと、探す手間がグッと省けますよ！

医療用三角巾の主な販売ルート

医療用として、骨折や脱臼などの応急処置に使う場合は、品質やサイズがJIS規格などに準拠しているものが安心です。これらは主に以下の場所で取り扱いがあります。

• ドラッグストア（薬局）：救急用品コーナーの一角に必ずと言っていいほど置いてあります。薬剤師さんがいる店舗なら、使い方のアドバイスも聞けて安心ですね。
• ホームセンター：日用品やDIY用品だけでなく、医療・介護用品のコーナーにも大判のものが置いてあることが多いです。防災グッズとして探すならここがおすすめ。
• ネット通販（Amazon, 楽天市場など）：サイズや素材のバリエーションが最も豊富です。特に大量購入や特殊なサイズを探している場合は便利です。
• 医療用品専門店：一般の人はあまり利用しませんが、プロ仕様の高品質な三角巾が手に入ります。

調理・衛生用三角巾の主な販売ルート

学校や職場で髪の毛の混入を防ぐ目的で使う三角巾は、安価で手に入りやすい場所で売られています。

• 100円ショップ（ダイソー、セリア、キャンドゥ）：最も手軽に入手できる場所です。布製のものや不織布のものなど、シンプルなものが中心です。
• スーパーの衣料品コーナー：エプロンや白衣などと一緒に陳列されていることがあります。調理実習直前に慌てて買う学生さんの姿もよく見かけます。
• 衣料品店（例：ユニクロ、無印良品など）：厳密には三角巾ではありませんが、大判のバンダナやスカーフを代用として使う場合は、こちらのお店も選択肢に入ります。

販売場所ごとのメリット・デメリットをまとめた表を作成したので、参考にしてみてください。

販売場所	主な用途	価格帯（目安）	メリット	デメリット
ドラッグストア	医療用、応急処置	300円～800円	品質が安心。薬剤師に相談可能。	サイズや色のバリエーションが少ない。
100円ショップ	調理用、簡易衛生用	110円	とにかく安い。急ぎの調達に便利。	耐久性やサイズに注意が必要。
ホームセンター	医療用、防災用（大判）	500円～1,500円	大判サイズや防災セットと一緒に購入可能。	店舗によっては医療品コーナーが小さい。
ネット通販	全般（医療用/調理用/特殊）	200円～数千円	種類・サイズが最も豊富。	届くまでに時間がかかる（当日配送の場合もある）。

このように、目的によってベストな購入先は変わってきます。それぞれの場所でどんな三角巾が手に入るのか、次から詳しく見ていきましょう！

ドラッグストア（マツキヨ・スギ薬局など）での取り扱いはある？

急な怪我で三角巾が必要になった時、真っ先に思い浮かぶのがドラッグストアではないでしょうか？答えから言うと、ほとんど全てのドラッグストアで三角巾は取り扱われています！
これは、三角巾が「救急用品」として、絆創膏や包帯、消毒液などと並んで常備薬・衛生用品の必須アイテムだからです。モモストアの調査によると、大手チェーン店だけでなく、地域の小さな薬局でも大抵は置いてあります。

どのコーナーに行けば見つかる？

三角巾が陳列されている場所は、店舗によって少し呼び方が異なりますが、主に以下のコーナーを探してみてください。

• 救急用品・応急手当コーナー：最も可能性が高い場所です。
• 包帯・絆創膏・ガーゼ売り場：これらの商品の近くに吊るされていることが多いです。
• 介護・サポーターコーナー：少し大きめの店舗の場合、介護用品の棚に医療用のしっかりしたものが置かれていることがあります。

もし見つからない場合は、店員さんに「三角巾はどこですか？」と尋ねるのが一番早いです。「アームスリング」や「腕つり」といった商品名で呼ばれていることもあるので、探す時のキーワードとして覚えておくと便利ですよ。

ドラッグストアで買える三角巾の特徴と価格

ドラッグストアで販売されている三角巾は、主に「医療用」または「救急箱用」として設計されています。
そのため、サイズは大人用（大判）がメインで、素材は綿やポリエステルでできた、比較的丈夫なものが主流です。色は白や生成り（きなり）といったシンプルなものがほとんどです。

主な取り扱いメーカーと想定価格（変動あり）

メーカー例	商品名（類似品を含む）	想定価格帯	特徴
白十字	三角巾（大）	400円～700円	定番の医療用品メーカー。安心の品質。
川本産業	救急三角巾	350円～600円	コンパクトにたためるものが多く、携帯に便利。
各社PB商品	オリジナル三角巾	300円～500円	店舗オリジナルの低価格な商品。

価格帯は300円から700円程度と、手頃な価格で購入できるのもドラッグストアの魅力です。
「すぐに使いたいけど、品質も譲れない」という方には最適な購入場所と言えるでしょう。

購入する際のチェックポイント

ドラッグストアで三角巾を選ぶ際は、パッケージの裏面を見て「サイズ」と「素材」を必ず確認しましょう。

1. サイズ：大人用か子供用か。用途に応じて適切なサイズを選びましょう。大判（約105cm×105cm×150cm）が一般的です。
2. 素材：綿100%は肌触りが良く吸水性に優れますが、ポリエステル混合は乾きやすくシワになりにくいという特徴があります。
3. 個包装：救急箱に入れておく場合は、清潔が保てる個包装になっているかを確認しましょう。

多くのドラッグストアは夜遅くまで営業しているか、24時間営業の店舗もあるため、夜間や緊急時にも頼りになる存在です。もしもの時のために、最寄りのドラッグストアの営業時間もチェックしておくと良いかもしれませんね。

緊急時に便利！コンビニ（セブン・ローソン）でも購入できる？

「真夜中に急に必要になった」「外出先で応急処置をしたい」
そんな究極の緊急時に頼りになるのがコンビニエンスストアです。さて、肝心の三角巾はコンビニで手に入るのでしょうか？
残念ながら、結論から言うと、コンビニでの取り扱いは「非常に少ない」または「ほぼない」というのが現状です。

なぜコンビニには三角巾がないのか？

コンビニは非常に多くの商品を扱っていますが、店舗面積が限られているため、販売される商品は「回転率が高く、多くの人が日常的に必要とするもの」に絞られます。
三角巾は「たまに必要になる」救急用品であり、日用品としての回転率が低いため、一般的な商品ラインナップから外れていることが多いのです。

• 救急用品は最低限：絆創膏や鎮痛剤など、軽度の怪我や体調不良に対応できる最低限のアイテムはありますが、三角巾のような専門的な応急処置用品は置かれていないことがほとんどです。
• 地域・店舗の特性：ただし、稀に、観光地やレジャー施設が近くにある店舗、あるいは救急用品のニーズが高い地域（例えば、病院の近く）のコンビニでは、取り扱いがある場合があります。これは、各店舗の裁量によるものが大きいです。

コンビニで三角巾の代用品を探すなら？

もしコンビニに立ち寄って三角巾が見つからなかった場合でも、落ち込む必要はありません。応急処置としての機能を満たせる「代用品」を探すことができます。

コンビニで手に入る代用品候補

代用品	応急処置での役割	入手難易度
大判のバンダナ・スカーフ	腕を吊る、止血帯として利用	中（ファッション小物コーナーに稀に）
大きめのタオル	患部の固定、クッション材	易（日用品コーナーにほぼ確実）
レジ袋（ビニール袋）	一時的な保護、氷のうの代用	易（無料/有料で入手）
布製のエコバッグ	腕全体を支えるスリングとして	中（レジ横や日用品コーナー）

特に「大きめのタオル」は、どのコンビニでも確実に手に入り、患部を固定する際のクッション材や、一時的に腕を吊るための補助として非常に優秀です。ただし、本格的な固定には向かないため、あくまで「一時しのぎ」として利用し、速やかにドラッグストアや病院へ向かうようにしましょう。

コンビニの24時間営業を活かすなら？

コンビニ自体に三角巾がなくても、その24時間営業という利便性は別の形で活かせます。

1. 情報の検索：すぐにスマホで「最寄りの24時間営業ドラッグストア」や「夜間診療可能な病院」を検索しましょう。
2. タクシーの手配：急を要する場合は、コンビニの店員さんに声をかけてタクシーを呼んでもらうか、配車アプリを利用しましょう。
3. 水分補給・保冷剤：怪我をした本人や付き添いの人のための水分、または患部を冷やすための保冷剤（冷凍食品や氷）をすぐに購入できます。

このように、コンビニは直接三角巾を売っていなくても、緊急時の「拠点」としては非常に役立ちます。
もしもの時は焦らず、まずはコンビニに入って情報を整理し、次の行動を決めるのが賢明です。

100円ショップ（ダイソー・セリア）で手に入る三角巾のクオリティは？

調理実習や給食当番で使う「調理用」の三角巾を探しているなら、100円ショップが最有力候補です！
ダイソー、セリア、キャンドゥといった主要な100円ショップでは、ほぼ通年で三角巾の取り扱いがあります。何より価格が110円（税込）と安価なため、予備を含めていくつか購入しておくのにも最適です。

100円ショップの三角巾のラインナップと場所

100円ショップで売られている三角巾は、主に「衛生用品」や「調理器具・エプロン」のコーナーに陳列されています。

• ダイソー：調理用品（エプロンやふきん）コーナーか、衛生用品（マスクや手袋）コーナーにあります。サイズは大人用が中心ですが、子供用が置いてある場合もあります。
• セリア：手芸・裁縫用品コーナーや、キッチングッズの近くで見かけることが多いです。デザイン性の高いバンダナタイプのものが充実していることもあります。

商品名もシンプルに「三角巾」となっている場合や、「クッキング用三角巾」「不織布三角巾」といった具体的な用途が記載されている場合が多いです。

100円三角巾の品質と注意点

100円で手に入るのは非常に魅力的ですが、その品質はどうでしょうか？

主な特徴

1. 素材：綿100%のものもありますが、ポリエステルや不織布製のものも多いです。調理用としては問題なく使用できますが、肌が敏感な方は綿100%を選んだ方が安心です。
2. サイズ：大人用が主流ですが、医療用の大判サイズ（約100cm以上）に比べると、やや小ぶりなものが多い傾向にあります。
3. 耐久性：繰り返し洗濯して使う用途には向いていますが、やはり医療用のものと比べると縫製や生地の厚さが劣ります。「使い捨てに近い感覚」で捉えておくのが良いでしょう。

医療用としての使用は推奨されない理由

モモストアとしては、100円ショップの三角巾を本格的な怪我の「医療用」として使用することは推奨しません。その理由は以下の通りです。

• 強度の問題：骨折などで重い腕を支える場合、100円の生地や縫製では耐久性に不安が残ります。
• 衛生面：個包装になっていない場合や、素材が医療規格を満たしていない可能性があるため、傷口に触れるような使い方には不向きです。

あくまで「調理実習で髪をまとめるため」「ちょっとした衛生的な用途」と割り切って使う分には、100円ショップの三角巾はコストパフォーマンスに優れた最高の選択肢となります。

まとめ買いならネット通販が最強

学校や企業で数十枚単位で三角巾をまとめて購入する必要がある場合は、100円ショップを何軒も回るのは大変です。
そういった場合は、ネット通販で「業務用」や「まとめ買いセット」を探すのが圧倒的に効率的です。ネット通販なら、1枚あたりさらに安価になるケースも多く、種類も豊富です。

例えば、ネット通販で調理実習用三角巾を検索してみると、10枚セットで1,000円台など、1枚あたり100円以下の商品も簡単に見つかりますよ。

急ぎでなければ、まずはネットで価格をチェックしてから、100円ショップに行くかどうかを決めるのが賢い方法です。

ホームセンター（カインズ・コーナン）の三角巾は医療用品コーナー？

ホームセンターは、日用品からDIY、園芸用品まで、ありとあらゆるものが揃う「万能選手」です。
もちろん、三角巾の取り扱いもありますが、ドラッグストアや100円ショップとは少し毛色の違った商品が並んでいます。ホームセンターの三角巾は、「防災・作業・介護」の文脈で販売されているのが特徴です。

販売場所は主に2パターン

ホームセンターで三角巾を探す場合、陳列場所は大きく分けて以下の2パターンがあります。

1. 1. 防災・避難用品コーナー：

防災リュックや非常食、簡易トイレなどと一緒に並んでいます。ここに置かれているのは、災害時を想定した「大判」で丈夫な医療用三角巾が多いです。家族全員分の防災セットを準備する際に、まとめて購入するのに最適な場所です。

1. 1. 介護・医療用品コーナー：

サポーターや杖、車椅子などの近くに置かれています。こちらは、より本格的な応急処置や介護で利用するための、品質にこだわった綿素材のものが中心です。中には、特殊な素材を使った高性能なものもあるかもしれません。

調理用のシンプルな三角巾は、エプロンやキッチン用品コーナーの片隅に置かれていることもありますが、ホームセンターの主軸は「怪我や防災に役立つもの」だと覚えておきましょう。

ホームセンターで手に入る三角巾の強み

ホームセンターならではの三角巾の強みは、その「サイズ」と「用途の広さ」です。

• 特大サイズ（120cm以上）がある：体格の大きな人でもしっかり腕を固定できる特大サイズの三角巾が手に入りやすいです。ドラッグストアでは見かけないサイズかもしれません。
• 防災セットと同時購入：防災意識が高い人は、他の防災用品と一緒に三角巾をまとめて購入できる利便性が魅力です。
• 多目的利用できる素材：綿素材のしっかりした三角巾は、怪我だけでなく、止血帯、担架の補助、さらには荷物を包む布など、多目的に利用できる頑丈さを持っています。

ホームセンターでの購入を検討している方は、以下の点に注目して商品を選んでみてください。

ホームセンターの三角巾選び方チェックリスト

チェック項目	用途	確認事項
サイズ	応急処置、防災	パッケージに記載されている「対辺（最も長い辺）」の長さを確認。大人用で100cm以上あると安心。
個包装	防災バッグへの収納	ビニールなどでしっかり密閉されているか。湿気や汚れから守るため。
素材	耐久性	綿100%は丈夫で安心感があるが、ポリエステル混合は速乾性がある。
付属品	固定	固定用の安全ピンが付属しているか。あると便利だが、別途購入も可能。

ホームセンターは、日曜大工で怪我をするリスクがある人や、本格的な防災対策を考えている人にとって、三角巾の購入先として非常に優秀です。
特に「大は小を兼ねる」という観点から、大判サイズの三角巾を探しているなら、ぜひホームセンターを訪れてみてください。

医療機関や学校向け！専門店・通販サイトのメリット・デメリット

一般的な用途ではなく、「プロの現場」や「教育現場」で使う三角巾を探しているなら、医療用品の専門店や専門の通販サイトを利用するのがベストです。
これらの専門店では、品質の均一性、大量供給、そして専門性の高い商品を取り扱っています。学校の保健室の備品、企業の救護室の補充、さらにはボランティア団体での使用など、まとまった数が必要な場合は特に検討すべきルートです。

医療・介護用品専門店（実店舗・通販）のメリット

専門店の最大のメリットは、何と言っても「品質と信頼性」です。

• JIS規格・医療規格準拠： 販売されている三角巾は、国や業界が定める厳格な品質基準を満たしているため、安心して応急処置に使用できます。
• 特殊な素材・機能性： 滅菌済みのもの、不織布でできた使い捨てのもの、X線撮影時に邪魔にならないものなど、専門的な用途に特化した商品ラインナップが豊富です。
• ロットでの安定供給： 数十枚、数百枚といった大口の注文にも安定して対応できるため、学校や施設での定期的な備品補充に最適です。
• 専門知識によるサポート： 店舗やウェブサイトのサポート窓口では、商品の仕様や使い方について、より専門的なアドバイスを受けることができます。

デメリットと個人利用時の注意点

一方で、個人が緊急で1枚だけ欲しいという場合には、専門店は不向きな面もあります。

• 価格帯が高め： 高品質な分、ドラッグストアや100円ショップで売られているものよりも、単価が高くなる傾向があります。
• 購入ロットの制限： 通販サイトによっては、「5枚セットから」「業務用100枚入り」といったように、最小購入単位が設定されていることがあります。
• 入手に時間がかかる： 実店舗が限られているため、すぐに足を運べるとは限りません。通販の場合も、土日祝日の配送は休みになることがあるため、緊急時には向きません。

もし個人で防災備蓄用として購入する場合は、まずはAmazonや楽天市場の「医療用品カテゴリ」をチェックし、レビューや販売元が信頼できることを確認してから購入するのがおすすめです。これにより、専門店の高品質な商品を、単品で購入できる可能性が高くなります。

学校の調理実習用三角巾は「衣料品店」も選択肢に

学校で使う調理実習用の三角巾は、医療用ほどの品質は必要ありません。むしろ、洗えて、シワになりにくく、清潔感が保てるものが求められます。
この用途であれば、無印良品やユニクロなどの衣料品店で売られている大判のバンダナやスカーフも有力な選択肢となります。

これらは色柄も豊富で、頭に巻いてもファッション性が高く、実習のテンションも上がりますよね！ただし、学校によっては「白無地限定」といった指定がある場合もあるので、事前に確認が必要です。

衣料品店での購入のメリット

メリット	詳細
デザイン性	色柄が豊富で、おしゃれなものが選べる。
耐久性	衣料品として作られているため、洗濯に強い。
代替利用	調理実習以外にも、ファッションアイテムとして使える。

このように、用途に応じて「専門店」「衣料品店」「一般的な通販」を賢く使い分けることが、三角巾選びの秘訣となります。

三角巾の価格帯をサイズ・用途別に徹底比較！

三角巾の「どこに売ってるか」がわかったところで、次は気になる「価格」について掘り下げていきましょう。
モモストアの調査では、三角巾は安いもので110円から、高いものでも2,000円程度と、非常に幅広い価格帯で販売されています。この価格差は、主に「サイズ」「素材」「個包装の有無」によって決まってきます。

価格を左右する3つの要素

要素1：サイズ（大判ほど高くなる）

一般的に、対辺（最も長い辺）が100cm以上の「大人用・大判サイズ」は、子供用や小判サイズよりも価格が高くなります。これは、使用する布の量が多いことに加え、大判サイズは本格的な救急処置を想定して、より丈夫な素材を使っていることが多いからです。

サイズ区分（目安）	用途	一般的な価格帯	主な購入場所
小判（75cm以下）	幼児、小学校低学年	110円～300円	100円ショップ、ドラッグストア（稀）
中判（90cm前後）	調理実習、子供用、女性	200円～500円	ドラッグストア、ネット通販
大判（100cm以上）	成人男性、応急処置、防災備蓄	350円～1,000円	ドラッグストア、ホームセンター、ネット通販

要素2：素材（綿100%は安定、不織布は最安値）

素材も価格に大きく影響します。

• 綿100%：肌触りが良く、吸水性に優れ、耐久性も高いため、価格はやや高めになります（300円～）。繰り返し使う調理用や、肌に直接触れる医療用として安心感があります。
• ポリエステル・混紡：シワになりにくく、速乾性がありますが、価格は綿100%より少し安価な傾向があります。
• 不織布：非常に安価で、100円ショップで見かけることが多いです。主に「使い捨て」を目的としており、耐久性は劣りますが、衛生的です（110円）。

要素3：個包装・滅菌加工の有無

救急箱や防災バッグに入れるための三角巾は、ホコリや湿気から守るために個包装されているものがほとんどです。
さらに、医療現場で使うことを想定した「滅菌加工済み」の三角巾は、当然ながら最も高価になります（1枚あたり500円～2,000円程度）。
個人で使う防災用としては、滅菌加工までは必須ではありませんが、しっかりとしたビニール個包装になっているかは確認しておきましょう。

最もコストパフォーマンスが高いのはネット通販

「品質と価格のバランス」を考えると、やはりネット通販（Amazon、楽天市場）が最強です。
特に、国内メーカーの製品を「まとめ買い」することで、単価を大幅に下げることができます。例えば、5枚セットで1,500円の商品なら、1枚あたり300円となり、ドラッグストアで単品購入するよりも安くなるケースが多々あります。
また、ネット通販では頻繁にセールが行われているため、セール時期を狙うのも賢い買い方ですよ。

【用途別】正しい三角巾の選び方とチェックすべきポイント

三角巾の販売場所や価格がわかったところで、次はあなたの用途にぴったりの三角巾を失敗なく選ぶための具体的な方法をお伝えします。
「なんとなく大判を買っておけば安心」と思いがちですが、用途が違えば最適な三角巾も違ってくるんですよ！

用途別：最適な三角巾の選び方

医療用・応急処置として使う場合

最も重視すべきは「強度」と「サイズ」です。骨折や脱臼で腕全体を支えるためには、布が薄すぎると負担がかかり、すぐに破れてしまう危険性があります。

• サイズ：大人であれば最低でも対辺100cm以上。体格が良い方や厚着の季節に備えるなら、110cm以上の特大サイズも検討しましょう。
• 素材：綿100%が望ましいです。丈夫で滑りにくく、患部をしっかりと固定できます。
• 衛生面：個包装になっていて、清潔が保たれているものを必ず選びましょう。できれば医療用品メーカーの製品を選べば安心です。

調理実習・給食当番として使う場合

こちらは主に「衛生目的」のため、「洗いやすさ」と「速乾性」を重視します。

• 素材：ポリエステルや綿混紡がおすすめです。綿100%も良いですが、ポリエステルは乾きやすく、毎日の洗濯にも耐えられます。
• 価格：100円ショップや、ネットのまとめ買いなどで安価なもので十分です。汚れても気にならない価格帯を選ぶのがポイント。
• 色柄：学校や園の指定がなければ、バンダナ感覚で使えるおしゃれな柄物を選ぶのも楽しいですね！

防災備蓄品としてストックする場合

一度購入したら何年も使わない可能性があるため、「耐久性」と「収納性」が重要になります。

• 個包装：必ずビニールなどで密閉された個包装のものを選びましょう。湿気や虫、カビから布を守り、長期保存に適しています。
• サイズ：大判サイズ（100cm以上）をストックしておけば、家族の誰にでも対応できます。また、怪我以外にも、荷物を縛る、日差しを遮るなど、多目的な用途に使えます。
• 収納場所：救急箱や防災リュックの中で場所を取らないよう、コンパクトに折りたたまれたものを選ぶと、他の備品をしまうスペースを確保できます。

ネット通販で買うなら「レビュー」もチェック

実店舗と違い、ネット通販では実際に手に取って商品の厚みやサイズ感を確認できません。
そこで役立つのが、購入者のレビューです。

• 「思ったより薄かった」「サイズが小さい」：といったネガティブなレビューは特に要チェックです。これらのコメントがあれば、商品の強度やサイズ感が、写真から想像していたものと違う可能性があります。
• 「防災バッグに入れてもかさばらない」：というレビューは、防災用として探している場合に非常に参考になります。
• 「洗濯してもシワになりにくい」：というレビューは、調理用として繰り返し使う場合に重要な情報です。

モモストアの経験上、レビューの平均点だけでなく、具体的なコメントを読んで判断するのが、ネット通販での失敗を防ぐ最大のコツです。

急な怪我や災害時に！三角巾の代用品になるものは？

「ドラッグストアが閉まっている！」「コンビニにも売ってない！」「でも今すぐ腕を固定しなきゃ！」
こんな究極のピンチに役立つのが、身の回りにあるものを利用した「代用品」です。三角巾の代用品を用意する際は、以下の2つの機能を満たすことが重要になります。

1. 固定機能（スリング）：腕全体を包み込み、首から吊って重みを支えること。
2. 止血・保護機能：患部を圧迫したり、清潔に保護したりすること。

身の回りにある代用品候補

三角巾の代わりになるものは、実は身近にたくさんあります。ポイントは「長さ」と「丈夫さ」です。

大判のスカーフ・バンダナ・風呂敷

これらは三角巾と形が似ているため、最も使いやすい代用品です。特に風呂敷は布が丈夫でサイズも大きいため、大人でもしっかり腕を支えることができます。旅行や外出先で持っている可能性が高いアイテムです。

Tシャツ・Yシャツ・上着

着ているTシャツやYシャツも代用可能です。服の裾を破って、その布を首の後ろで結べば、簡易的なスリングになります。ただし、服を破ることに抵抗がある場合は、脱いだ上着の袖を結びつけて、輪っかにして腕を通す方法もあります。

大きめのタオル・ストール

バスタオルや大きめのフェイスタオルは、患部の固定やクッション材として優秀です。また、長いストールやマフラーも、腕を吊るためのスリングとして使えます。タオルはどのご家庭にもあるため、最も簡単に入手できる代用品と言えるでしょう。

ベルト・ネクタイ（止血用）

骨折の固定というよりは、出血時の「止血帯」として利用できます。腕や足の付け根などを圧迫して止血するのに使いますが、強く締めすぎると危険なため、応急処置の知識がある場合のみ利用してください。

代用品を使う際の注意点

代用品はあくまで「応急処置」です。以下の点に注意して、速やかに医療機関を受診してください。

• 清潔さ：できれば清潔な布（未使用のタオルなど）を使い、患部を不必要に汚さないようにしましょう。
• 固定力：代用品では強度が不足しがちです。結び目が解けないように、しっかりと固定し、こまめに確認してください。
• 血行：指先や爪の色を見て、血行が悪くなっていないかを定期的に確認してください。もし指先が青くなったり、しびれが出たりしたら、すぐに結び目を緩めてください。

特に防災備蓄品としては、三角巾そのものだけでなく、大判のバンダナや手ぬぐいなどを多めに用意しておくことが、災害時の生存率を高める重要な要素となります。

三角巾に関するQ&A：よくある疑問をモモストアが解決！

ここからは、モモストアに寄せられる三角巾に関する「よくある疑問」について、Q&A形式でわかりやすくお答えしていきます。
正しい知識を持っておくと、いざという時に慌てずに対応できますよ！

Q1: 子供用の三角巾はどこで買えますか？大人用との違いは？

A: 子供用の三角巾は、主に100円ショップ、大型ドラッグストア、そしてネット通販で購入できます。
特に小学校の調理実習シーズン前には、100円ショップの在庫が増える傾向があります。
大人用との大きな違いは「サイズ」です。子供用は対辺が75cm〜90cm程度と小さく設計されています。腕を吊る場合、大きすぎると首の後ろで結び目が余ってしまい、不快感や固定力の低下につながるため、お子さんの体格に合ったサイズを選んであげてください。

Q2: 三角巾の正しい使い方は？腕以外にも使えますか？

A: 三角巾の使い方は「腕を吊る（アームスリング）」だけではありません！体幹や足の固定、止血、さらには布として包帯の代用にも使えます。この多様性こそが、三角巾が救急用品として優秀な理由です。

• 腕の固定：怪我をした腕の肘を直角に曲げ、三角巾で腕全体を包み、布の頂点を肘に当て、両端を首の後ろで結びます。
• 止血：患部を清潔なガーゼや布で覆った後、その上から三角巾を帯状にしてきつく縛り、圧迫して止血します。
• 頭部の保護：頭部に傷を負った場合、三角巾を帽子のようにかぶり、傷口を覆って保護することもできます。

災害時の応急処置として、腕の固定以外の使い方もぜひ覚えておきたいですね。

Q3: ダイソーの三角巾を医療用として使っても大丈夫ですか？

A: 緊急時の「一時的な代用」としては可能ですが、本格的な医療用としては推奨しません。
ダイソーなどの100円ショップの三角巾は、主に調理用や簡易衛生用品として販売されており、医療用品としての強度や滅菌基準を満たしていない可能性が高いです。
骨折などで重い腕を長時間支える必要がある場合は、必ずドラッグストアやホームセンターで販売されている、しっかりとした品質の医療用三角巾を使用しましょう。100円のものは、あくまで「髪をまとめる」「一時的に患部を覆う」といった用途に留めておくのが賢明です。

Q4: 三角巾の洗濯方法は？繰り返し使えますか？

A: ほとんどの布製三角巾は繰り返し洗濯して使えます。

• 調理用・衛生用：通常の衣類と同じように洗濯機で洗って問題ありません。清潔を保つために、他の衣類とは分けて洗濯し、必要であれば漂白剤の使用も検討してください。
• 医療用：患部に触れる可能性がある場合は、念のため中性洗剤で優しく手洗いし、清潔な場所で陰干しするのがベストです。汚れがひどい場合は、思い切って新しいものに交換しましょう。
• 不織布製：不織布製のものは耐久性が低いため、原則として使い捨てです。

Q5: ネット通販で「アームスリング」という商品を見かけますが、三角巾と同じですか？

A: 用途は同じですが、「アームスリング」の方がより専門的です。
アームスリングは、怪我をした腕を吊るすことに特化した専用のサポーターで、肩や首への負担を軽減するためのパッドや、サイズの調整機能などが付いています。
三角巾は「多目的な布」であるのに対し、アームスリングは「腕を固定するための専用器具」と考えると分かりやすいです。より快適で確実な固定を求めるならアームスリングを、汎用性や価格を重視するなら三角巾を選ぶと良いでしょう。

ネット通販（Amazon・楽天）で購入するメリットと注意点

これまでに見てきたように、ネット通販は三角巾を購入する上で「最もバリエーションが豊富で、価格競争が激しい」場所です。特に、緊急時ではない、予備や防災備蓄として購入する場合は、ネット通販を賢く活用しない手はありません。

ネット通販の3大メリット

メリット1：圧倒的な品揃えと特殊サイズの発見

実店舗では、大人用（大判）か子供用、そして白無地がほとんどです。しかし、ネット通販では以下の商品が見つかります。

• 特大サイズ（120cm、130cm）：体格の大きな方や、冬場に厚手のコートの上から使う場合に便利。
• 特殊用途（滅菌、防水など）：病院や介護施設で使うような、専門的な機能を持った商品。
• セット販売：調理用など、まとめて必要な場合の「5枚セット」「10枚セット」などがあり、単価が大幅に安くなります。

メリット2：価格比較が容易で最安値を見つけやすい

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった複数のサイトで、同じ商品の価格を一瞬で比較できます。セールやポイントアップキャンペーンなども活用すれば、実店舗よりも安く購入できる可能性が高いです。

メリット3：他の救急用品とまとめて購入できる

救急箱の中身を補充する場合、包帯、ガーゼ、消毒液など、他のアイテムと一緒にまとめて注文できるため、買い物の手間が省けます。特に、「Amazonで救急用品セット」といった形で、必要なものがすべて揃ったキットを探すことも可能です。

ネット通販で購入する際の2つの注意点

メリットが多いネット通販ですが、以下の点には注意が必要です。

注意点1：品質と販売元を確認する

安価な海外製品の中には、「サイズがパッケージ表記と違う」「糸のほつれがひどい」といった粗悪品が稀に混ざっています。特に医療用として使う場合は、日本の医療用品メーカーの製品を選ぶか、販売元の信頼性をレビューで必ず確認しましょう。

注意点2：配送日数を必ず確認する

「明日までに絶対必要！」という緊急時には、ネット通販は向きません。注文する際は、必ず「お届け予定日」を確認しましょう。Amazonや楽天の一部商品は当日配送に対応していますが、対応していない場合はドラッグストアなど実店舗での購入に切り替える判断も必要です。

メルカリなどのフリマアプリも選択肢に？

メルカリなどのフリマアプリでは、「調理実習で一度使っただけ」の綺麗な三角巾や、「防災グッズのセットから余った新品」の三角巾が安価で出品されていることがあります。コストを抑えたい方にとっては魅力的な選択肢ですが、以下の点には特に注意してください。

• 衛生面：特に中古品の場合、洗濯済みとはいえ衛生面での保証はありません。使用前に必ず再度洗濯・消毒をしましょう。
• 個包装の有無：防災備蓄品としては、未開封の個包装品を選ぶようにしましょう。
• 発送日数：出品者によって発送までの日数がバラバラです。急ぎの場合は購入前に質問をするなど、余裕を持って対応しましょう。

目的の三角巾が見つからない時の対処法と裏技

あらゆるお店を探したけれど、「子供用の可愛い柄物がない」「特大サイズのものがどこにも見つからない」など、目的の三角巾が見つからない時もありますよね。そんな時に使える「対処法と裏技」をモモストアが特別にお教えします！

裏技1：自分で作る（手芸店・100円ショップの布を活用）

「世界に一つだけの三角巾が欲しい！」「指定のサイズがない！」という場合は、裁縫が得意でなくても、実は簡単に自作できるのが三角巾の最大のメリットです。

自作のメリット

• サイズ自由自在：使う人の体格や用途に合わせて、縦横のサイズを完璧に調整できます。
• 好きな布が選べる：好きな色柄、好きな素材（ガーゼ、ネルなど）を選んで、愛着のある三角巾が作れます。

必要なもの（全てホームセンターや手芸店、100円ショップで揃う）

材料	目安の量	ポイント
布地（綿など）	大人の場合：120cm×60cm程度	厚すぎず、薄すぎない、扱いやすい素材を選ぶ。
ハサミ・定規	各1点	布用のハサミがあると綺麗に切れる。
ミシンまたは裁縫セット	–	端の処理（三つ折り）をするだけでOK。手縫いでも簡単。

作り方は非常にシンプルです。必要なサイズで正方形または長方形の布を用意し、対角線でカットするだけで、基本的な三角巾が2枚完成します。端を三つ折りにして縫えば、より丈夫でほつれにくい仕上がりになりますよ。手芸店には防災用や医療用の丈夫な布も売っているので、素材選びからこだわってみるのも面白いかもしれません。

裏技2：病院・整形外科の売店を探す

もし、怪我をして病院に行った場合、病院内にある売店や、整形外科の窓口で三角巾が販売されていることがあります。これは、病院側も急な応急処置のために、質の良い三角巾を常備しているからです。

• メリット：医療用として安心の品質。サイズも多種類ある場合がある。
• 注意点：薬局よりも高価になる場合がある。基本的に病院利用者向け。

怪我の直後で、どこかの店舗に行く元気がない場合は、受診した病院の売店を尋ねてみるのも一つの手です。

裏技3：自治体の防災窓口に相談する（防災用として）

防災備蓄品として三角巾を探しているが、どこで買えばいいかわからない、という場合は、お住まいの地域の自治体の防災担当窓口に相談してみるのも良いでしょう。
自治体によっては、防災用品の推奨品リストを公開していたり、地域の防災訓練で参加者に配布するためにまとめて購入しているルートを知っている場合があります。これにより、信頼性の高い、地域の防災基準に合った三角巾を見つけやすくなります。

三角巾は、単なる布切れではなく、いざという時の命綱にもなり得る重要な救急用品です。ぜひ、この記事を参考に、あなたの用途にぴったりの三角巾を見つけて、安心できる備えをしてくださいね！

調理実習や給食当番用！子供が喜ぶ三角巾選びのコツ

調理実習や給食当番で三角巾が必要になるのは、子供たちにとって少し特別なイベントですよね。
どうせ使うなら、子どもたちが「これを使いたい！」と喜んでくれるような三角巾を選んであげたいものです。
ここでは、実用性だけでなく、子どもたちのモチベーションがアップするような三角巾選びのコツをお伝えします。

ポイント1：色柄でモチベーションアップ

学校の指定がない限り、子どもが好きな色柄の三角巾を選ぶと、使うのが楽しみになります。無地の白や生成りも清潔感があって良いですが、以下のような柄物も人気です。

• 男の子：恐竜、乗り物、宇宙柄、迷彩柄など。落ち着いた青や緑のチェック柄も定番です。
• 女の子：スイーツ、動物（ねこ、うさぎ）、花柄、ドット柄、ピンクや水色のパステルカラーなど。

これらの柄物は、主に手芸店やネット通販（特に楽天市場やYahoo!ショッピング）で豊富に見つけることができます。100円ショップでも、季節によってはキャラクターものや可愛い柄物が出ることがあるので、チェックしてみてください。

ポイント2：結びやすさ＝使いやすさ

三角巾を頭に巻くとき、自分で上手に結べない子は少なくありません。特に小学校低学年のうちは、結び目が緩んだり、解けたりして実習中に困ってしまうこともあります。
そこで重要なのが、「結びやすい素材と形」を選ぶことです。

• 素材：ポリエステル100%のサラサラした素材は、結び目が滑って解けやすい傾向があります。綿100%の、少し摩擦感がある素材の方が、一度結んだら解けにくく、初心者にはおすすめです。
• バンダナタイプ：最初から頭の形に合わせて帯状に縫製されている「バンダナタイプ」は、被るだけで済むため、結ぶ手間がなく、子供一人でも簡単に装着できます。

ポイント3：名前を記入できるスペースの有無

学校で使うものは、必ず記名が必要になります。三角巾の目立たない場所に、油性ペンで名前を大きく書けるスペースがあるか、または記名用の小さなタグが縫い付けられているかを確認しましょう。
もし記名スペースがない場合は、アイロンで貼り付けるタイプの「お名前シール」や、布に直接縫い付ける「お名前テープ」などを事前に用意しておくと便利です。これらも100円ショップや手芸店で簡単に入手可能です。

子供用三角巾の選び方早見表

用途	最適な選択肢	購入場所
日常使い・洗い替え	綿または綿混紡のシンプルな柄物	ネット通販（セット品）、手芸店
緊急の予備	100円ショップのポリエステル製	ダイソー、セリア、キャンドゥ
本格的な調理用	バンダナタイプ（給食帽子）	スーパーの衣料品コーナー、ネット通販

準備万端にしておけば、お子様も楽しく、そして衛生的に実習に臨めますね。お子様の笑顔のために、ぜひ一緒に選んであげてください。

防災バッグに必須！三角巾を常備する上での最後の確認ポイント

最後に、防災意識が高まっている今、防災バッグへの三角巾の備えについて、モモストアからの最後のチェックリストをお届けします。三角巾は、非常時において最も使用頻度の高い救急用品の一つです。備えあれば憂いなし、しっかりと確認しておきましょう。

チェックポイント1：個包装の有無と長期保存性

防災バッグに裸のままの三角巾を入れるのはNGです。長期保存中に湿気やホコリ、虫の影響を受け、いざという時に使えない状態になっている可能性があります。
必ず、ビニールなどで密閉された「個包装」のものを準備してください。また、救急箱に入れっぱなしにせず、定期的に中身を確認し、袋が破れていないか、カビが発生していないかをチェックしましょう。

チェックポイント2：家族の人数分・用途別に用意しているか

三角巾は一人一枚ではなく、家族の人数分＋予備2～3枚を目安に準備することをおすすめします。
なぜなら、災害時には一人が複数の怪我を負う可能性や、固定以外にも止血や包帯代わりとして使う可能性があるからです。また、大人と子供では必要なサイズが違うため、それぞれに適したサイズのものをストックしておきましょう。

• 大人用（大判）：骨折や脱臼の固定用
• 子供用（中判・小判）：軽度の怪我や、頭部の保護用

チェックポイント3：収納場所と取り出しやすさ

いくら備蓄していても、いざという時にどこにあるかわからなければ意味がありません。
三角巾は「救急箱の中の一番取り出しやすい場所」または「防災リュックの最上部」に収納しておきましょう。夜間に被災する可能性も考慮し、懐中電灯ですぐに識別できるように、パッケージに蛍光シールを貼るなどの工夫も有効です。

チェックポイント4：使い方をシミュレーションしているか

三角巾を買っただけで満足してはいけません。実際に骨折した腕を吊るす動作を、家族全員で一度はシミュレーションしておきましょう。
いざという時に、パッケージに記載されている使用方法を読んでからでは遅すぎます。動画サイトなどで正しい三角巾の使い方を確認し、全員が簡単な応急処置ができるようにしておくことが、最も重要な備えとなります。

このチェックリストが、あなたの安心・安全な生活の一助となれば幸いです。もし、防災用品についてさらに詳しく知りたいことがあれば、いつでもモモストアにご相談くださいね！