料理やキャンプに必須!バーナーはどこで売ってる?販売店と選び方を徹底解説
キャンプや料理で大活躍するバーナーですが、「いざ買おうと思ったらどこに売ってるの?」と迷ってしまうことはありませんか?
ホームセンター、アウトドアショップ、家電量販店など、実はバーナーが買える場所はたくさんあるんです!
この記事では、バーナーの販売場所から、用途に合わせた選び方、そして安全な使い方まで、モモストアが詳しく徹底解説します。
あなたにぴったりのバーナーを見つけて、アウトドアや調理をさらに楽しんでくださいね。
・ホームセンターのバーナー売り場を徹底解剖!おすすめメーカーや価格帯
・アウトドアショップ(キャンプ用品店)で探すメリットと人気モデル
・家電量販店で「料理用バーナー」を探すならココが狙い目!
・100均(ダイソー・セリア)のミニバーナーは使える?
- バーナーが売ってる主な店舗はどこ?実店舗を徹底リサーチ
- ホームセンターのバーナー売り場を徹底解剖!おすすめメーカーや価格帯
- アウトドアショップ(キャンプ用品店)で探すメリットと人気モデル
- 家電量販店で「料理用バーナー」を探すならココが狙い目!
- 100均(ダイソー・セリア)のミニバーナーは使える?
- 【種類別】バーナーの選び方!用途と燃料で失敗しないために
- CB缶(カセットボンベ)バーナーのメリット・デメリットと注意点
- 人気メーカー別!おすすめバーナーを徹底比較(SOTO・イワタニなど)
- オンライン通販(Amazon・楽天・Yahoo!)での購入が断然おすすめな理由
- 中古品でも大丈夫?メルカリやリサイクルショップでの購入ポイント
- バーナーを安全に使うための基礎知識と注意すべき保管方法
- 目的別!あなたにピッタリのバーナーを見つけるための最終チェック
バーナーが売ってる主な店舗はどこ?実店舗を徹底リサーチ

「バーナー」と一口に言っても、キャンプで使うシングルバーナーや、料理で炙りに使うクッキングバーナー、DIYで使うガストーチなど種類は様々です。
そのため、販売場所も種類によって大きく異なります。ここでは、代表的な実店舗とその取り扱い傾向について、詳しくご紹介していきますね。
ホームセンターは種類豊富!料理用からDIY用まで揃う
バーナーを探すなら、まず訪れたいのがホームセンターです。全国展開している「カインズ」や「DCM(カーマ・ホーマックなど)」、そして「コメリ」や「コーナン」などは、商品のラインナップが非常に充実しています。
ホームセンターでは、主に以下のバーナーを取り扱っています。
- 料理用バーナー(ガストーチ):炙り料理やデザート作りで使う小型のもの。カセットボンベ(CB缶)に接続するタイプが主流です。
- DIY・作業用バーナー:着火や溶接、古い塗料の剥がし作業などに使う強力なガストーチ。火力の強さやノズルの長さなど、プロ仕様に近いものもあります。
- アウトドア用バーナー:キャンプ用品コーナーに、イワタニやSOTOなどのCB缶を使うシングルバーナーが置いてあることがあります。ただし、専門のアウトドアショップほど種類は多くありません。
特にDIYや料理に使いたい場合は、店員さんに直接相談できるという点も大きなメリットですね。パッケージだけではわからない、細かい使い方や安全上の注意点を確認できます。
また、燃料となるカセットボンベも大容量でお得なセットが手に入るのも嬉しいポイントです。ぜひ、お近くのホームセンターの作業工具コーナーやアウトドア用品コーナーをチェックしてみてください。
アウトドア・登山用品店はキャンプ・登山用が専門
本格的なキャンプや登山で使用するバーナーを探しているなら、「WILD-1」や「スポーツオーソリティ」、「ヒマラヤ」などのアウトドア専門店、または「モンベル」のような登山用品店が最適です。
ここでは、厳しい環境下でも使える高性能なモデルが中心です。
- シングルバーナー:軽量・コンパクトで登山に最適なモデルや、風に強い構造のキャンプ向けモデルなど、選択肢が豊富です。
- ツーバーナー:ファミリーキャンプなどで調理スペースを確保したい場合に便利です。
- 燃料:OD缶(アウトドア缶)やホワイトガソリンなど、専門的な燃料も各種取り揃えられています。
特に、SOTOやプリムス、コールマン、EPIgasといった有名ブランドの最新モデルや限定品に出会える可能性が高いのが魅力です。価格は高めになりますが、店員さんも専門知識が豊富なので、自分の登山スタイルやキャンプ人数に合わせたアドバイスがもらえますよ。
ディスカウントストアと家電量販店の取り扱い傾向
ドン・キホーテや一部の家電量販店でもバーナーが売られていることがあります。
ディスカウントストア(ドン・キホーテなど)
こちらは品揃えが店舗や時期によって大きく変動します。主に、お手軽な価格のクッキングバーナーや、レジャー用のカセットコンロと一緒に、CB缶対応の簡易的なシングルバーナーが並んでいることが多いです。本格的なものではなく、「とりあえず使いたい」というニーズにはぴったりかもしれません。
家電量販店(ヨドバシカメラ・ビックカメラなど)
キャンプ用品の取り扱いがある店舗であれば、アウトドアコーナーにシングルバーナーやカセットコンロが置かれています。特に、調理家電としてクッキングバーナーが充実している傾向があります。ガスボンベも一緒に買えるので便利です。
どちらの店舗も、日用品の買い物ついでにチェックできるのが利点ですね。
ホームセンターのバーナー売り場を徹底解剖!おすすめメーカーや価格帯
多くの方がバーナーを求めて訪れるホームセンターですが、いざ売り場に行くとその種類の多さに驚くかもしれません。ここでは、ホームセンターで特に注目すべきバーナーの種類と、価格帯、そして人気メーカーについて詳しく見ていきましょう。
ホームセンターで見かける主要なバーナーの種類と用途
ホームセンターでバーナーを探す際は、「どこに置いてあるか」が重要になります。多くの場合、「ガス器具・工具コーナー」と「アウトドア用品コーナー」に分かれています。
| 設置場所 | バーナーの種類 | 主な用途 |
| ガス器具・工具コーナー | ガストーチ(プロ向け含む) | 着火、解凍、炙り、ロウ付け、DIY作業 |
| アウトドア用品コーナー | CB缶シングルバーナー | キャンプでの調理、お湯を沸かす、レジャー |
| キッチン用品コーナー | クッキングバーナー | 炙り料理(寿司、肉)、デザートのキャラメリゼ |
DIYや本格的な作業を目的とするなら工具コーナーへ、手軽なアウトドアや料理での使用が目的ならアウトドアまたはキッチンコーナーを覗いてみてください。
ホームセンターでのおすすめメーカーと価格帯をチェック
ホームセンターで安定した人気を誇るのは、日本のメーカー「イワタニ」と「SOTO」です。これらに加えて、各ホームセンターのプライベートブランド(PB)商品もチェックが必要です。
イワタニ(Iwatani)
イワタニはカセットコンロで有名ですが、それと共通のカセットボンベ(CB缶)を使用するトーチバーナーやシングルバーナーも高性能です。特に料理用の「カセットガストーチバーナー」は、着火が簡単で火力調整もしやすく、初心者の方にも非常におすすめできます。
価格帯:2,000円〜5,000円程度
SOTO(ソト)
SOTOは新富士バーナーが展開するブランドで、アウトドアや作業用のバーナーにおいて絶大な信頼を得ています。特に有名なのは、ライターのように着火できる「ポケトーチ」や、CB缶をOD缶のように使える画期的な構造を持つ「レギュレーターストーブ」です。寒さに強い設計のモデルが多く、アウトドアのプロからも愛用者が多いです。
価格帯:3,000円〜8,000円程度
ホームセンターPB商品
カインズやコーナンなどの自社ブランドのバーナーは、機能を絞り込んで価格を抑えているのが特徴です。「年に数回しか使わない」「試しに使ってみたい」という方には、コストパフォーマンスが高く非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
価格帯:1,000円〜3,000円程度
ガストーチの選び方と安全に使うための基礎知識
ホームセンターで特に種類が多いのがガストーチです。これは先端のノズルをCB缶に装着して使用するタイプで、料理からDIYまで幅広く使えます。選ぶ際には、以下のポイントを参考にしてください。
炎の調整機能:
炎の形を「集中炎(一点を熱する)」と「拡散炎(広範囲を熱する)」に切り替えられるモデルは、料理と作業の両方に使いたい場合に便利です。特に料理用であれば、炙る食材に応じて火力を細かく調整できるものが使いやすいですよ。
自動着火装置:
ライターやマッチを使わずに、ボタン一つで火をつけられる「圧電点火方式」のものは、安全性も高くおすすめです。点火しやすいかどうかは、購入前に売り場で確認できると良いですね。
安全に使うために:
トーチバーナーは高温になりますので、使用後はノズルが完全に冷えていることを確認してから片付けてください。また、絶対に可燃物の近くで保管・使用しないこと、そしてお子様の手の届かない場所にしまうことが鉄則です。ホームセンターで購入した際は、必ず説明書を熟読しましょう。
アウトドアショップ(キャンプ用品店)で探すメリットと人気モデル
「バーナー=キャンプ」というイメージをお持ちの方も多いでしょう。アウトドア専門店は、バーナー選びに最も適した場所の一つです。ここでは、なぜアウトドアショップでの購入がおすすめなのか、そしてどのようなモデルが人気なのかをご紹介します。
専門店で購入する最大のメリットは「信頼性」と「専門知識」
アウトドアショップがホームセンターと決定的に違うのは、取り扱っているバーナーがすべて、フィールドでの使用を前提に設計されているという点です。つまり、多少の風や低温環境下でも、安定した火力を維持できるように工夫されているモデルが中心なのです。
| メリット | 詳細 |
| 高性能モデルの充実 | SOTOのレギュレーターストーブ、プリムスの軽量モデルなど、過酷な環境に耐えるモデルが多い。 |
| 燃料の専門知識 | OD缶とCB缶の違い、ホワイトガソリンバーナーの扱い方など、店員さんが詳しく教えてくれる。 |
| 実物比較が可能 | 実際に手に取って、点火装置の操作性や収納時のコンパクトさを比較できる。 |
| 関連ギアの同時購入 | バーナーに合うクッカー(鍋)や風防(ウィンドスクリーン)を一緒に選べる。 |
特に、初めて本格的なバーナーを購入する方は、店員さんに「どのような場所で、何人分の料理をしたいか」を伝えることで、最適な一台を提案してもらえるのが最大のメリットです。
キャンプで定番!OD缶とCB缶のバーナーを比較
アウトドアショップでバーナーを選ぶ際、必ず話題になるのが燃料です。主にOD缶(アウトドア缶)とCB缶(カセットボンベ)のどちらかを選ぶことになります。
OD缶(アウトドア缶)バーナー
アウトドア専用に作られたOD缶は、寒冷地や高所など、気温が低い場所でも安定した火力を維持できるのが特徴です。缶の見た目もおしゃれで、キャンプサイトの雰囲気を壊しません。燃料代はCB缶に比べて高めですが、高性能を求めるキャンパーには必須の選択肢です。
CB缶(カセットボンベ)バーナー
ホームセンターやコンビニでも手に入り、安価で手軽に燃料が調達できるのが魅力です。ただし、一般的なCB缶は低温に弱いという弱点がありました。しかし最近ではSOTOなどのメーカーが、低温でも火力を落とさないように工夫された「レギュレーター」を搭載したモデルを開発しており、人気を集めています。
登山・ソロキャンプで人気のシングルバーナーモデル
アウトドアショップでは、目的別で特に人気のあるモデルがいくつかあります。ここでは、代表的な人気モデルをいくつかご紹介します。
- SOTO レギュレーターストーブ ST-310:CB缶を使用しながら、低温に強いレギュレーターを搭載した大人気モデル。安価な燃料と高性能を両立しているため、初心者からベテランまで幅広く使われています。
- プリムス ウルトラバーナー:軽量・コンパクトで、登山やバイクツーリングなど、荷物を極限まで減らしたいソロキャンパーに人気のモデル。高火力で調理時間を短縮できます。
- コールマン パワーハウスLPツーバーナーストーブ:ファミリーキャンプの定番。ガスコンロのように2口で調理ができるため、手の込んだ料理や大人数でのキャンプに最適です。
実際に店頭で点火してもらえる場合もあるので、気になるモデルはどんどん店員さんに聞いてみてくださいね。
SOTO ST-310の実際の使用感をGoogleで見てみる
家電量販店で「料理用バーナー」を探すならココが狙い目!
家電量販店というと、調理器具は電気のものがメインというイメージがありますが、実は料理のプロも使うような質の高いクッキングバーナーが手に入る穴場でもあります。ここでは、家電量販店でバーナーを探す際のポイントをお伝えします。
家電量販店のバーナーの主なラインナップ
ヤマダ電機やエディオンなどの家電量販店では、以下のバーナーを主に扱っています。
- カセットコンロとその周辺機器:卓上コンロと一緒に、同じメーカーのクッキングバーナーやガストーチが並べられています。
- キッチン家電コーナーの調理器具:炙り料理やキャラメリゼに特化した、小型でスタイリッシュなデザインのバーナーが置かれていることがあります。
- アウトドア・防災用品コーナー:店舗によっては、防災用品としてカセットボンベ式のシングルバーナーを取り扱っていることもあります。
特に「炙りサーモンを作りたい」「プリンのキャラメリゼに挑戦したい」といった料理を目的とする方は、キッチン用品コーナーを中心に探してみてください。デザイン性にも優れているモデルが多く、キッチンに置いておいても違和感がありません。
料理用クッキングバーナーの選び方とおすすめメーカー
料理に使うクッキングバーナーを選ぶ際は、火力の強さよりも「炎の形」と「安全性」が重要になります。
炎の形(ソフト炎・集中炎)
料理用バーナーは、食材を焦がしすぎないように比較的優しい火力の「ソフト炎」が使えるものが主流です。ただし、焼き目をしっかりつけたい肉料理などの場合は、高温の「集中炎」と切り替えられるモデルが便利です。購入前に、パッケージでどのような炎が使えるのかを必ず確認しましょう。
イグナイター(点火装置)と安定性
家庭で使うものなので、片手で操作でき、スムーズに着火できるものがおすすめです。また、CB缶に装着した状態で自立できるデザインのものだと、作業中に一時的に置く際にも安定して便利です。イワタニやSOTOなどの有名メーカー品であれば、安全性も信頼できます。
家電量販店でバーナーを買う際の注意点
家電量販店でバーナーを購入する際は、保証と初期不良対応について確認しておくことをおすすめします。
バーナーはガスを扱う製品ですので、万が一初期不良があった場合の対応は重要です。家電量販店であれば、購入後のサポート体制が整っていることが多く、安心して購入できます。購入時にレシートや保証書をしっかりと保管しておきましょう。
また、バーナー本体だけでなく、交換用のガスボンベが手に入りやすいメーカーを選ぶことも、長く使い続けるためのポイントになります。
100均(ダイソー・セリア)のミニバーナーは使える?
「ちょっとした着火に使いたい」「予算をかけずに試してみたい」という時、真っ先に頭に浮かぶのが100円ショップではないでしょうか。ダイソーやセリアなどの100円ショップでも、バーナーが売られていることがあります。その実力は、実際のところどうなのでしょうか?
100均で売っている「バーナー」の正体とは
100円ショップで見かけるのは、正確には「ガストーチバーナー」や「ターボライター」に近い製品です。一般的なCB缶に接続する本格的なバーナーではなく、ライターサイズの着火器具がメインです。
| 店舗 | 主な取り扱い製品 | 用途の目安 |
| ダイソー | ターボライター、チャッカマン、ライター用ガス | BBQの炭への着火、ろうそくの点火、花火 |
| セリア | ターボライター、多目的ライター | 着火作業、手芸(熱収縮チューブなど) |
| キャンドゥ | ライター、簡易トーチ | 簡易的な着火、家庭内での使用 |
これらは110円(税込)という価格帯ながら、炎が風に強いターボ式になっていたり、ノズルが長くて安全に着火できるチャッカマンタイプになっていたりと、工夫が凝らされています。しかし、本格的な炙り料理や長時間の使用には向いていません。
100均バーナーのメリット・デメリットと限界
100均のミニバーナーは、価格以上の活躍をしてくれますが、用途を見極めることが重要です。
メリット
- 価格が圧倒的に安い:失くしても壊れても、すぐに買い直せる手軽さがあります。
- 軽量・コンパクト:ポケットに入れて持ち運べるサイズで、ソロキャンプや防災ポーチに入れておいても邪魔になりません。
- 手軽な着火:ターボライターは風に強いため、BBQの着火剤に火をつけるなど、ちょっとした作業には非常に便利です。
デメリットと限界
- 火力と持続力:本格的な炙りや溶接には全く使えません。ガスの容量も少なく、すぐに燃料切れになります。
- 安全性と耐久性:製品によっては、長時間使用すると本体が熱くなりすぎたり、耐久性に不安が残る場合があります。
- 燃料補充の手間:使い切りタイプが多い、または専用のライターガスが必要な場合があります。
結論として、100均バーナーはあくまで「簡易的な着火器具」として割り切って使うのが正解です。料理やキャンプのメイン調理に使うのは難しく、本格的なバーナーはホームセンターなどで購入することをおすすめします。
安全に100均バーナーを使うためのコツ
100均の製品といえども、火を扱う以上、安全管理は徹底する必要があります。
使用上の注意点:
使用前に、取扱説明書(パッケージ裏面)の注意書きを必ず読みましょう。特に「連続使用時間」が設定されている場合は、それを超えて使用しないようにしてください。本体が異常に熱を帯びた場合は、すぐに使用を中止して冷やしましょう。
保管方法:
火災の原因となるため、直射日光の当たる場所や、車内などの高温になる場所には絶対に放置しないでください。また、着火ボタンを誤って押さないように、ロック機能がある場合は必ずロックをかけて保管しましょう。
【種類別】バーナーの選び方!用途と燃料で失敗しないために
バーナーと一口に言っても、その種類は本当に多岐にわたります。購入後に「思っていた用途に使えなかった…」と後悔しないように、あなたの目的と燃料の種類に合わせて、適切なバーナーを選ぶためのポイントを整理しましょう。
用途から選ぶ!3大バーナータイプ別チェックリスト
まずは、あなたがバーナーを「何のために使うのか」を明確にすることが、最初のステップです。大きく分けて、以下の3つのタイプがあります。
キャンプ・登山用バーナー(シングル・ツーバーナー)
- 目的:野外での調理、お湯を沸かす、寒い場所での使用。
- 重視ポイント:火力、耐風性、携帯性、低温環境での安定性。
- おすすめ燃料:OD缶(アウトドア缶)または寒冷地対応のCB缶。
- 適している人:本格的なキャンプや登山をする人、料理を野外でも楽しみたい人。
料理用バーナー(クッキングトーチ)
- 目的:寿司や肉の炙り、デザートの焼き色付け(キャラメリゼ)。
- 重視ポイント:炎の調整のしやすさ、取り扱いやすさ、安全装置、デザイン。
- おすすめ燃料:CB缶。
- 適している人:家庭で手軽に炙り料理を楽しみたい人、お菓子作りが好きな人。
DIY・作業用バーナー(ガストーチ)
- 目的:木炭や薪の着火、ロウ付け、塗料の剥離、解凍作業。
- 重視ポイント:最大火力、ノズルの長さと角度、連続燃焼時間。
- おすすめ燃料:CB缶。
- 適している人:DIYが趣味な人、本格的な作業を効率よく行いたい人。
このチェックリストで、まずは自分のメインの用途がどれにあたるかを確認してみてください。
燃料から選ぶ!OD缶・CB缶・ホワイトガソリンの比較
バーナーは燃料によって、その性能や手軽さが大きく変わります。それぞれのメリットとデメリットを理解しておきましょう。
| 燃料の種類 | メリット | デメリット | 主な販売場所 |
| CB缶(カセットボンベ) | 安価、コンビニやスーパーでも手に入る、手軽。 | 寒さに弱い(低温時火力が落ちる)、見た目が生活感が出やすい。 | スーパー、コンビニ、ホームセンター |
| OD缶(アウトドア缶) | 寒さに強い、高所でも安定、見た目がスタイリッシュ。 | CB缶より割高、専門のアウトドア店でしか手に入らない。 | アウトドアショップ、一部ホームセンター |
| ホワイトガソリン | 極寒地でも圧倒的に強い火力、ランニングコストが安い。 | プレヒート(予熱)が必要、メンテナンスが面倒、扱いが難しい。 | アウトドアショップ、一部ホームセンター |
もしあなたが手軽さを重視するなら「CB缶」、登山や冬キャンプなど環境の厳しさを重視するなら「OD缶」か「ホワイトガソリン」を選ぶと失敗が少ないでしょう。
バーナーの機能性で選ぶ細かいポイント
用途と燃料を決めたら、最後に細かい機能を見ていきましょう。
- 点火方式:「圧電点火方式」(ボタン一つで火がつく)が最も手軽で安全です。ライターで着火するタイプは、風が強い時に苦労する場合があります。
- 分離型・一体型:
- 一体型:バーナーヘッドが燃料缶の上に直接乗るタイプ。コンパクトで安価ですが、鍋が安定しにくいことがあります。
- 分離型:バーナーヘッドと燃料缶がホースで繋がっているタイプ。安定性が高く、大きな鍋も置けますが、収納時にかさばります。
- 耐風性(ウィンドスクリーン):屋外で使用する場合、炎が風で煽られると著しく火力が落ちます。バーナー本体に風防が付いているか、または別売りのウィンドスクリーンと合わせて使うことを検討しましょう。
これらの機能を比較することで、あなたの使用環境に最適なバーナーが必ず見つかりますよ。
CB缶(カセットボンベ)バーナーのメリット・デメリットと注意点
手軽さと経済性の高さから、今やバーナーの主流となっているのがCB缶(カセットボンベ)を使うタイプです。ホームセンターや家電量販店で見かけるモデルのほとんどがCB缶対応ですが、その利点と欠点をしっかり理解しておきましょう。
CB缶バーナーを選ぶ大きなメリット
CB缶を使うバーナーは、特に初心者やファミリーキャンパーに非常に人気があります。その理由は、以下の3つの大きなメリットにあります。
燃料の調達が圧倒的に簡単で安価
CB缶の最大の魅力は、燃料がどこでも手に入ることです。スーパー、コンビニ、ドラッグストア、ホームセンターなど、全国どこでも購入できます。また、OD缶と比べて1本あたりの価格が格段に安いため、燃料コストを気にせずガンガン使えるのも大きなメリットです。
本体価格が安く、手軽に始められる
CB缶はガスの規格が共通しているため、バーナー本体の構造が比較的シンプルで、高性能なモデルでもOD缶バーナーより安価な傾向があります。初めてバーナーを購入する際の初期投資を抑えたい方には、非常に魅力的です。
家庭用のカセットコンロと燃料を共有できる
家庭で使うカセットコンロと燃料を共用できるため、「防災備蓄用のカセットボンベをそのままキャンプでも使う」といった使い方も可能です。無駄がなく、燃料の管理もシンプルになります。
知っておくべきCB缶のデメリットと低温対策
利便性が高いCB缶バーナーですが、使用環境によっては注意が必要です。特に以下の2点については、対策を考えておく必要があります。
低温環境に弱いという弱点
CB缶のガスは、気温が低くなると気化しにくくなり、-5℃を下回るような環境では火力が著しく低下したり、最悪の場合着火できなくなったりします。冬キャンプや高地での使用には、この点が大きなデメリットとなります。
- 対策:SOTOの「レギュレーターストーブ」など、低温環境下でも安定した火力を維持する機能を搭載したモデルを選ぶ必要があります。また、ボンベを人肌で温めるなどの対策も有効ですが、湯煎などは危険なので避けましょう。
ドロップダウン現象が起きやすい
バーナーを長時間連続で使用すると、気化熱でCB缶本体が冷えてしまい、内部の圧力が低下して火力が落ちる現象(ドロップダウン)が起こりやすいです。冬場だけでなく、夏場でも大容量の調理をするときには注意が必要です。
- 対策:長時間連続使用を避け、可能であれば燃料缶を交換しながら使用しましょう。また、分離型のバーナーで、燃料缶を地面から離して置くことで、冷えすぎを防ぐ工夫も有効です。
安全にCB缶バーナーを使うための3つの注意点
CB缶は正しく使えば非常に安全ですが、扱い方を間違えると事故につながる恐れがあります。以下の点に特に注意しましょう。
| 注意点 | 具体的な行動 |
| 接続・着脱時の確認 | カセットボンベとバーナーの接続部を確実にロックすること。ガス漏れの音がしないか確認しましょう。 |
| 熱源からの隔離 | ボンベ自体が熱せられると爆発の危険があります。バーナーの熱が直接ボンベに当たらないよう、遮熱板が付いているモデルを選ぶか、調理器具のサイズに注意しましょう。 |
| 使用期限の確認 | ガスボンベにも使用期限があります。期限切れのものは中身が劣化している可能性があるため、必ず新しいものを使用し、古いものは地域のルールに従って適切に処分しましょう。 |
人気メーカー別!おすすめバーナーを徹底比較(SOTO・イワタニなど)
バーナー選びにおいて、メーカーは信頼性のバロメーターです。日本の気候や利用シーンを熟知したメーカーから、世界的なアウトドアブランドまで、それぞれのメーカーが持つ強みと、特におすすめのバーナーを比較しながらご紹介していきます。
SOTO(ソト):日本の技術が生んだ革命的バーナー
SOTOは、新富士バーナー株式会社が展開する、アウトドア用品のトップブランドです。「Made in Japan」の高い技術力に裏打ちされた製品は、キャンパーや登山家から絶大な支持を得ています。
SOTOの強みと人気製品
- マイクロレギュレーター搭載:CB缶を使用しながら、低温や連続使用による火力低下(ドロップダウン)を抑える画期的な技術を搭載。
- 高機能・コンパクト:軽量でありながら高火力、風に強い設計など、高い機能性を誇ります。
おすすめモデル:
SOTO レギュレーターストーブ ST-310:先述の通り、CB缶バーナーの概念を変えた大ヒットモデル。冬場でも安定した火力を求めるCB缶ユーザーはこれ一択と言えるほど人気です。
SOTO マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310:OD缶モデルの中で、特に風に強い設計が施されたモデル。ゴトク(鍋を置く台)が着脱可能で、軽量化と安定性を両立しています。
イワタニ(Iwatani):手軽さナンバーワンのガス器具の雄
家庭用カセットコンロの代名詞とも言えるイワタニは、そのノウハウを活かしたバーナーも数多く販売しています。何よりも「手軽さ」を求める方にはイワタニがおすすめです。
イワタニの強みと人気製品
- 入手の容易さ:燃料のCB缶がどこでも手に入るため、ガス切れの心配が少ない。
- シンプルで操作が簡単:複雑な構造がなく、誰でも直感的に使えるデザイン。
おすすめモデル:
イワタニ カセットガストーチバーナー CB-TC-CJ2:料理や着火に特化したガストーチ。着火ボタンと火力調整ツマミが大きく、操作が非常に簡単です。家庭用バーナーとしてベストセラーになっています。
イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB:軽量・コンパクト設計で、手軽なソロキャンプやツーリングにおすすめ。一般的なCB缶を使用できる手軽さが魅力です。
コールマン(Coleman):ファミリーキャンプの王道ブランド
アメリカ発祥のコールマンは、ファミリーキャンプ向けの大型ギアに強いブランドです。特に、大人数での調理を想定したバーナーが豊富です。
コールマンの強みと人気製品
- 大型・高火力モデルの充実:2口コンロや、ホワイトガソリンを使用した強力な火力のバーナーが有名。
- サイトの統一感:テントやタープなど、他のギアとデザインを統一しやすい。
おすすめモデル:
コールマン パワーハウスLPツーバーナーストーブ:キャンプサイトのキッチンを完成させる2口コンロ。火力も安定しており、家庭と同じ感覚で調理ができるため、ファミリーに絶大な人気を誇ります。
どのメーカーを選ぶか迷ったら、まずは自分の利用シーンと予算を決め、その上でSOTOやイワタニといった信頼性の高いメーカーの製品から探してみてくださいね。
SOTOとイワタニのバーナー比較記事をGoogleで見てみる
オンライン通販(Amazon・楽天・Yahoo!)での購入が断然おすすめな理由
実店舗でバーナーを手に取るのも楽しいですが、「種類を徹底的に比較したい」「最安値で手に入れたい」という場合は、やはりオンライン通販がおすすめです。ここでは、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった主要な通販サイトで購入するメリットをお伝えします。
オンライン通販の3つのメリット
オンラインでの購入は、実店舗では得られない多くのメリットがあります。
圧倒的な品揃えと細かな比較
実店舗ではスペースの制約上、一部のモデルしか置けませんが、オンラインではSOTO、イワタニはもちろん、海外のマイナーな高性能ブランドまで、数えきれないほどのバーナーを比較できます。機能(分離型/一体型)、燃料(OD缶/CB缶)、価格帯など、詳細な条件で絞り込めるため、本当に自分のニーズに合った商品を見つけやすいです。
価格比較とポイント還元で最安値を狙える
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングはそれぞれ価格競争を行っています。同じ商品でも、サイトや販売店によって価格が異なるため、複数のサイトを比較して最安値を見つけることができます。また、楽天やYahoo!ショッピングではポイント還元率が高い日を狙えば、実質的な価格を大幅に下げることができます。
ユーザーレビューで実際の評価を確認できる
バーナーは「火力の強さ」「点火のしやすさ」「安定性」など、実際に使ってみないと分からない部分が多いです。オンライン通販では、数多くのユーザーレビューや口コミを事前に確認できるため、「買って後悔した」という失敗を大幅に減らせます。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの使い分け
主要な3つの通販サイトには、それぞれ特徴がありますので、うまく使い分けることでよりお得に購入できます。
| 通販サイト | 特徴 | おすすめの利用方法 |
| Amazon | 配送が速い、価格が安定している、レビュー数が多い。 | すぐに商品が欲しい時や、海外ブランドの正規品を探す時。 |
| 楽天市場 | ポイント還元率が高い、国内大手ショップが出店している。 | 楽天ポイントを貯めている人、キャンペーン時にまとめて購入する時。 |
| Yahoo!ショッピング | PayPayポイント還元がある、家電やホームセンター系の出店が多い。 | PayPayユーザー、ホームセンターPB商品など特定の国内商品を探す時。 |
オンラインでの購入時に注意したいこと
便利なオンライン通販ですが、いくつか注意すべき点があります。
- 並行輸入品に注意:海外ブランドのバーナーには、日本正規代理店を通さない並行輸入品が販売されていることがあります。価格は安いですが、日本のガス規格に合っているか、保証や修理が受けられるかを事前に確認しましょう。
- 偽物に注意:人気モデルには、粗悪な偽物が出回っていることがあります。極端に安い価格のものは避け、販売元が信頼できる大手ストアであることを確認してください。
- 燃料の同時購入に注意:ガス缶などの危険物は、航空便で送れない場合があります。配送方法や日数が通常と異なる場合があるため、注意書きをよく読んでください。
これらの点に注意すれば、オンライン通販はバーナー購入の最強の選択肢となりますよ。
中古品でも大丈夫?メルカリやリサイクルショップでの購入ポイント
「高性能なバーナーが欲しいけど、新品は高すぎる…」と感じる方もいるでしょう。そんな時、メルカリやリサイクルショップといった中古市場を覗いてみるのは賢い選択です。ただし、中古品はガスを扱う製品であるため、安全面から慎重なチェックが必要です。
中古のバーナーを購入するメリット・デメリット
中古品ならではのメリットと、必ず知っておくべきデメリットを比較してみましょう。
メリット:お得にハイエンドモデルを手に入れられる
- 価格が安い:新品の半額以下で、SOTOやプリムスといった人気ブランドのハイエンドモデルを手に入れられる可能性があります。
- 廃盤品が見つかる:現在では手に入らない、希少な限定モデルや廃盤となった名品に出会えることがあります。
- 即戦力:箱から出してすぐに使える状態で出品されていることが多く、手間がかかりません。
デメリット:安全面とメンテナンスの不安
- ガス漏れの危険性:使用頻度や保管状態によっては、パッキンが劣化しガス漏れを起こす可能性があります。
- 保証がない:メーカー保証が切れている、または保証書がない場合がほとんどです。故障した場合は自費での修理や買い替えが必要です。
- サビや汚れ:屋外使用が前提のため、サビや焦げ付き、油汚れなどが付着していることが多いです。
メルカリ・フリマアプリで購入する際の3つのチェック項目
メルカリなどのフリマアプリでバーナーを購入する場合は、特に細心の注意を払ってください。以下の3点を確認しましょう。
傷やサビの状態を写真で確認する
商品写真で、バーナーのヘッド部分(炎が出る部分)やゴトク(鍋を置く台)、そして燃料との接続部分に目立つサビや変形がないかをチェックします。特に、接続部分にサビがあるとガス漏れの原因になることがあるため、入念に確認しましょう。写真が不鮮明な場合は、必ず追加の写真を依頼してください。
「点火確認済み」であることを確認する
最も重要なのは、出品者が「点火確認済み」「動作確認済み」と記載しているかどうかです。これがない場合、「故障していても自己責任」となるリスクが高まります。確認済みであっても、購入前に「ガス漏れはありませんか?」とコメントで質問することをおすすめします。
使用頻度と購入時期を確認する
「数回使用」「5年前に購入」といった情報があれば、バーナーの劣化具合を推測できます。使用頻度が少ないものでも、長期保管されていた場合はパッキンが劣化している可能性があるため、購入時期が分かると安心です。
リサイクルショップでの購入が優位な点
ハードオフやセカンドストリートなどのリサイクルショップでアウトドア用品を探すのもおすすめです。フリマアプリと違い、店頭で実際に手に取って状態を確認できるのが最大のメリットです。
店員さんが簡単な動作確認をしている場合もありますので、気になる点があればその場で質問してみましょう。ただし、フリマアプリと同様、基本的に保証はありませんので、自己責任で購入することになります。
バーナーを安全に使うための基礎知識と注意すべき保管方法
バーナーは私たちの生活を豊かにしてくれる便利なツールですが、燃料のガスは危険物であるということを常に意識し、正しく安全に扱うことが重要です。ここでは、バーナーを使う上で守るべき基礎知識と、長期保管の注意点について解説します。
使用前に必ず確認したい安全の4原則
バーナーを使う前には、以下の4つの項目を必ずチェックしてください。これは、キャンプでも家庭内での料理でも共通の鉄則です。
| 確認事項 | 詳細 | 危険性の回避 |
| 換気 | 屋内で使用する場合は、必ず窓を開けるか換気扇を回す。 | 一酸化炭素中毒の予防 |
| 水平な場所 | バーナーは必ず平らで安定した場所に置く。 | 転倒による火災、ヤケドの予防 |
| 可燃物との距離 | テントの壁、服、紙など、周囲の可燃物から十分に離す。 | 火災の予防 |
| ガス漏れのチェック | ボンベ接続後、シューという音がしないか確認。においでもチェック。 | 引火・爆発の予防 |
ガス缶の正しい保管方法:絶対NGな場所とは?
バーナー本体だけでなく、燃料であるガス缶(CB缶、OD缶)の保管方法も非常に重要です。保管場所を間違えると、夏場の高温で缶が破裂する危険性があります。
- 高温を避ける:直射日光の当たる場所や、車内、ガレージなど、50℃以上になる可能性のある場所には絶対に保管しないでください。特に夏場の車内は非常に危険です。
- 湿気を避ける:湿気の多い場所に放置すると、缶の底や接続部分がサビて、ガス漏れの原因になることがあります。風通しの良い、乾燥した場所に保管しましょう。
- 火気のない場所:当然ですが、ストーブやコンロなど、火気のある場所の近くには置かないようにしてください。
- キャップをする:OD缶の場合は、使用後に必ずプラスチックのキャップを装着し、ガスの噴出孔を保護しましょう。
バーナー本体のメンテナンスと長期保管のコツ
バーナーを長く安全に使うためには、使用後の簡単なメンテナンスが欠かせません。
使用後のメンテナンス:
使用後は、バーナーヘッドやゴトクに付着した油や焦げ付きを、完全に冷めてから、柔らかい布などで拭き取ります。特に、炎が出る穴(ノズル)に汚れが詰まると、炎が不安定になる原因となります。細かい部分は歯ブラシなどで優しく掃除しましょう。
長期保管:
数ヶ月以上使わない場合は、必ず燃料缶をバーナー本体から取り外してください。ガス缶を装着したまま保管すると、パッキンに負荷がかかり続けたり、微量のガス漏れが起きる原因になることがあります。分解できるものは分解し、専用のケースに入れて、直射日光の当たらない涼しい場所に保管しましょう。
目的別!あなたにピッタリのバーナーを見つけるための最終チェック
これまで、バーナーの販売場所、種類、メーカー、そして安全な使い方について詳しく解説してきました。最後に、あなたのライフスタイルや目的に合わせて、後悔しない一台を選ぶための最終チェックを行いましょう。
シーン別!おすすめバーナータイプ早見表
あなたのメインの利用シーンはどれですか?以下の表で、最適なバーナーのタイプを再確認しましょう。
| あなたの目的 | 最適なバーナー | 購入推奨場所 |
| 冬キャンプ、高所登山 | OD缶・ホワイトガソリンバーナー | アウトドア専門店、オンライン通販 |
| ファミリー・レジャーキャンプ | CB缶バーナー(レギュレーター付き)、ツーバーナー | アウトドア専門店、ホームセンター |
| 家庭での炙り料理、お菓子作り | 料理用クッキングトーチ | 家電量販店、ホームセンター、オンライン通販 |
| DIY、木炭の着火 | 強力ガストーチ(作業用) | ホームセンター(工具コーナー) |
| 非常時の備え、防災用品として | CB缶シングルバーナー | ホームセンター、オンライン通販 |
特に、「オールシーズン使いたい」という方は、SOTOのレギュレーターストーブのように低温に強いCB缶モデルを選ぶか、迷わずOD缶モデルを選ぶことを強くおすすめします。
初心者がバーナー選びで失敗しないための3つのヒント
バーナーを初めて購入する方には、以下の3つのヒントがきっと役に立ちます。
ヒント1:燃料を統一する
もしあなたがすでにカセットコンロをお持ちなら、バーナーもCB缶対応のものを選べば、燃料の在庫管理が楽になります。一方で、OD缶バーナーを選んだ場合は、ランタンや他の燃焼器具もOD缶で統一すると便利です。燃料を分けると、ガス缶の種類を間違えてしまう危険性もありますので、できるだけ統一しましょう。
ヒント2:収納時のサイズをチェックする
キャンプや登山で持ち運ぶ場合、収納時のサイズは非常に重要です。バーナーは基本的に収納ケースが付属していますが、それがザックや車のどこに収まるかをイメージして購入しましょう。特に分離型のバーナーは、一体型よりもかさばることを覚えておいてください。
ヒント3:口コミやレビューを必ずチェックする
オンライン通販の項目でも触れましたが、バーナーはスペックだけでは分からない使い勝手の良し悪しが非常に出やすい製品です。特に「点火のしやすさ」「ゴトクの安定性」「火力調整のしやすさ」といった部分は、実際に使った人の生の声が最も参考になります。購入前には必ず複数のレビューを確認しましょう。
最後に:迷ったら「安価なCB缶バーナー」から試してみよう
もし、どのバーナーを買うべきかまだ決められない…という状態なら、まずはホームセンターやオンラインで手に入る、イワタニなどの信頼できるメーカーの「CB缶対応のクッキングトーチ」や「簡易シングルバーナー」から試してみることをおすすめします。
数千円で手に入り、料理やBBQの着火などで十分に活躍してくれます。バーナーの扱いに慣れてきて、「もっと本格的なものが欲しい」と感じた時に、改めて高性能なOD缶バーナーやホワイトガソリンバーナーへのステップアップを検討しても遅くはありません。
この情報が、あなたのバーナー選びの助けになれば嬉しいです。安全に楽しく、バーナーのある生活を満喫してくださいね!

