ダイソーの滑り止め液が「売ってない」は本当？在庫状況と代用できる人気商品を徹底調査！

こんにちは、モモストアです！

「ダイソーに行っても、あの噂の滑り止め液が全然売ってない！」
そんな経験はありませんか？
特にDIYや手芸好きの間で話題になって以来、見つけるのが難しい商品の一つになっていますよね。

この滑り止め液、実はマットのズレ防止や、靴下の底に塗って滑りにくくするなど、使い道が無限大で、一度使うと手放せない優秀アイテムなんです。

この記事では、「なぜ売ってないのか？」という疑問の真相に迫りつつ、もし手に入らなかった時に「これで代用できる！」という究極の代替品アイデアや、確実に手に入れるための裏技をモモストアが徹底的に調査しました！

ぜひ最後まで読んで、あなたの「滑り止め問題」を今日で解決しちゃいましょう！

ダイソーの滑り止め液が「売ってない」と言われる3つの理由とは？

ダイソーの滑り止め液は、その便利さと手頃な価格から、常に需要が高い商品です。「売ってない」と感じるのには、実はいくつかの複合的な理由があります。ただ単に人気があるというだけでなく、仕入れや社会的なブームが関係しているんです。

理由1：季節的な需要の偏りによる「品切れ」

まず大きな理由の一つが、季節や時期による需要の偏りです。

特に需要が高まるのは、冬場の寒い時期と梅雨の時期です。

時期	需要が高まる主な用途	理由
冬場（11月～2月）	厚手の靴下・スリッパの滑り止め加工	フローリングでの転倒防止や、暖房の効いた部屋での靴下の滑りやすさ対策。
梅雨・夏場（6月～8月）	浴室マット、玄関マットのズレ防止	湿度が高く、マットと床の間に水分や湿気が溜まりやすく、ズレによる事故が増えるため。
引っ越しシーズン（3月～4月）	新しいラグやカーペットの固定	新生活でフロア用品を一新する人が多く、滑り止め加工のニーズが高まる。

これらのシーズン前になると、SNSなどで商品のレビューが急増し、一気に在庫がなくなることが多いです。
ダイソー側も増産はしていますが、予測を上回る人気のため、店頭に並んでもすぐに売り切れてしまう状況が続いています。

そのため、「売ってない」と感じたら、まずは需要が落ち着く時期を狙うか、開店直後の時間帯を狙うのが一つの手ですよ。

また、店舗によっては一度品切れになると、次の入荷まで時間がかかる場合もあるので、店員さんに次回の入荷予定を聞いてみるのもおすすめです。

理由2：デコパージュや手芸ブームによる「想定外の需要増」

滑り止め液の本来の用途は「滑り止め」ですが、最近はDIYや手芸の分野で「コーティング剤」としても注目されています。

特に、布製品の端のほつれ止めや、デコパージュ作品の最終仕上げのツヤ出し・保護として使う人が増えているんです。

SNSやYouTubeで「ダイソーの滑り止め液でこんなものが作れる！」と紹介されると、手芸好きの人たちが一斉に購入するため、想定外の層からの需要が増加しています。

滑り止め液はシリコンやゴム系の成分が含まれているため、乾燥すると透明で弾力のある膜を作ります。これが手芸用途にぴったりなんですね。

このブームの影響で、手芸用品コーナーに陳列されていなくても、レジ裏のストックから出されてしまうこともあり、棚が空になっているのを目にすることが増えています。

「滑り止め」として探すだけでなく、「手芸用品」の棚もチェックしてみると、意外な発見があるかもしれません。

理由3：店舗ごとの仕入れ・陳列ルールによる「取り扱いのバラつき」

ダイソーはフランチャイズや直営店など様々な形態があり、店舗の規模によって商品のラインナップや陳列ルールが大きく異なります。

• 小型店（駅チカなど）：売り場面積が限られているため、日用消耗品や食品など、回転率の高い商品に絞って仕入れています。そのため、滑り止め液のようなニッチな商品は取り扱っていないことが多いです。
• 大型店（郊外店など）：広いスペースがあるため、手芸用品、DIYグッズなど、幅広いジャンルの商品を取り扱っています。滑り止め液を見つけるなら、まず大型店を狙うべきでしょう。

また、陳列場所も「カーペット・マット関連」のコーナー、「DIY・工具」のコーナー、「手芸・クラフト」のコーナーなど、店舗によってバラバラです。

「売ってない」と決めつける前に、ダイソーの店舗情報を確認（新しいウィンドウで開きます）し、まずは大型店をターゲットに動いてみましょう。

探し回るのが大変！という方は、店員さんに「商品名」を伝えて検索してもらうのが最も確実です。

店舗ごとの取り扱いの違いを知っておくだけで、無駄足を踏むことが減りますよ。

そもそもダイソーで買える「滑り止め液」ってどんな商品？用途と特徴を解説

ダイソーの「滑り止め液」と一口に言っても、様々なシリーズやパッケージが存在します。売ってない、と焦る前に、まずは「どんな商品を探しているのか」を明確にしておきましょう。これにより、店員さんへの問い合わせや、代替品を探す際にもスムーズになります。

ダイソー商品の基本情報と驚きのコストパフォーマンス

一般的にダイソーで見かけられる滑り止め液は、主にチューブ型やボトル型で販売されています。価格はもちろん110円（税込）です。他社の滑り止め剤は500円～1000円程度が相場なので、ダイソー製品のコストパフォーマンスは群を抜いています。

主な製品の特徴

特徴	詳細	使用感
主成分	アクリル系、またはシリコン系樹脂	乾燥後は透明になり、弾力のあるゴムのような質感になります。
容量	20g～30g程度のチューブが多い	靴下数足分、または小さめのマット1枚分程度の使用量です。
カラー	基本は「透明」	布やマットの色を気にせず使えますが、一部カラーバリエーションがある場合もあります。
乾燥時間	約3時間～12時間（塗る厚さによる）	しっかり乾燥させないとベタつきが残るので、乾燥時間は長めに取るのがポイントです。

この価格帯でこれだけの機能を持つ商品は他にないので、多くの人が探し求める理由がよく分かりますね。

ただし、容量が少ないため、大きなラグやカーペットに使う場合は、何本かまとめて購入する必要があります。また、厚く塗りすぎると乾燥に時間がかかるため、薄く何層かに分けて塗るのが上手に使うコツです。

主な用途は？マット、靴下、衣類以外にも使える？

滑り止め液の用途は非常に広いです。一般的な使い方以外にも、モモストアおすすめの活用術をご紹介します。

【定番用途】

• 靴下やスリッパの底：特に小さなお子様や高齢の方がいるご家庭では、フローリングでの転倒防止に大活躍します。水玉模様やライン状に塗るのが人気です。
• 玄関マット・バスマットの裏：一歩踏み出しただけでズレてしまうマットの裏側に、四隅と中央に点状に塗るだけで驚くほどズレなくなります。
• 衣類ハンガーの肩部分：ツルツル滑ってブラウスなどが落ちてしまうハンガーの肩部分に少し塗ると、滑り止め加工ハンガーに早変わりします。

【裏ワザ用途】

意外かもしれませんが、滑り止め液は下記のようなものにも使えます。

裏ワザ用途	効果
工具やドライバーのグリップ	握る部分に薄く塗ると、手が滑りにくくなり作業効率がアップします。
手帳型スマホケースの内側	カードポケットにカードが滑り落ちないよう、液を点状に塗って摩擦力を高めます。
コースターの裏側	テーブルの上でコースターが動くのを防ぎ、飲み物をこぼすリスクを減らせます。

このように、ダイソーの滑り止め液はアイデア次第で様々な場所で活躍してくれます。だからこそ、多くの人が求めているのです。

もし、本来の用途とは違う使い方を試してみたい場合は、目立たない部分で少量試してから本番に使うようにしてくださいね。

在庫がない時の最終手段！ダイソーの滑り止め液を見つけ出す秘訣

何度行っても棚が空っぽ…そんな時は、ただ諦めるのではなく、賢く在庫を見つけ出すための行動を取りましょう。モモストアが実践している、ちょっとした裏技をご紹介します。

電話で在庫確認する際の「正しい商品名の伝え方」

ダイソーの店舗に直接電話で問い合わせるのが最も確実な方法ですが、「滑り止め液」だけでは、お店の方もどの商品か特定しにくい場合があります。

ダイソーの店員さんがすぐに在庫を検索できる「呪文」があるんです。それは「商品バーコードの番号」、または「JANコード」です。

過去に購入したレシートや、ネット上のレビュー記事で商品のJANコードが公開されていることがあります。この13桁の番号を店員さんに伝えれば、在庫状況や他の店舗の在庫まで、瞬時に調べてもらうことが可能になります。

もしJANコードが分からない場合は、下記の情報を伝えましょう。

• 商品カテゴリ：「手芸用品」「DIYコーナー」「カーペット・マット関連」など、陳列されていた場所。
• 商品の形状：「チューブに入った透明な液体」「パッケージに靴下の絵が描いてあるもの」など、具体的な特徴。
• 価格：基本的に110円（税込）であることを伝えます。

電話をかける前に、事前にネットでJANコードを調べておく（新しいウィンドウで開きます）と、話が非常にスムーズに進みますよ。

在庫確認は手間かもしれませんが、無駄足を踏む時間を考えれば、圧倒的に効率的です。

穴場になりやすい郊外型店舗や小型店舗を探す

人気商品は、多くの人が利用する「駅前の大型店」や「ショッピングモール内の店舗」から真っ先に姿を消します。これは、仕事帰りや買い物のついでに寄る人が多いためです。

狙い目は、ずばり「車でのアクセスがメインの郊外型独立店舗」、または「スーパーやドラッグストアの片隅にある小型のダイソー」です。

穴場店舗の特徴

店舗タイプ	在庫がある可能性	理由
郊外型独立店舗	高い	訪問者が少なく、在庫が残っている可能性が高い。特に手芸・DIY用品の棚は盲点になりがち。
商業施設外の小型店	やや高い	陳列スペースの関係で、在庫をバックヤードにストックしていることがあり、尋ねると出してもらえる場合がある。
道の駅などに併設された店舗	普通	観光客向けの品揃えが中心で、地域住民の需要が少ない場合、意外な掘り出し物がある。

特に郊外型の店舗は、手芸やDIYに使うような「目的買い」の客層が多いため、仕入れ数も多く、在庫が長持ちする傾向があります。お休みの日に少し遠出して、郊外のダイソーを巡ってみる（新しいウィンドウで開きます）のも、宝探し感覚で楽しいですよ。

ダイソー以外で滑り止め液を売っているお店を徹底比較！セリア・キャンドゥの取り扱いは？

ダイソーで見つからなかったからといって、諦める必要はありません。滑り止め液は100円ショップ以外でも、様々な場所で取り扱われています。ここでは、競合の100円ショップや、身近なドラッグストアでの取り扱い状況を比較してみましょう。

セリア・キャンドゥの「滑り止めグッズ」と「液剤」の最新状況

ダイソーと並ぶ大手100円ショップのセリアとキャンドゥでも、滑り止め関連の商品は人気が高いです。ただし、液状の滑り止め剤に関しては、店舗によって取り扱いの差が大きいです。

セリア（Seria）の場合

セリアはどちらかというと「おしゃれな雑貨」や「手芸・クラフト用品」に力を入れています。

• 液剤：ダイソーのようなチューブタイプの「滑り止め液」自体は、常時置かれていない店舗が多い印象です。見かけるとすれば「手芸用品」のコーナーで、「布用ボンド（強力タイプ）」や「デコパージュ液」が代用品として人気です。
• グッズ：「透明な滑り止めシート（ハサミで切れるタイプ）」や「家具の転倒防止用の滑り止めゴム」など、物理的な滑り止めグッズのラインナップは豊富です。

キャンドゥ（CanDo）の場合

キャンドゥは、日用雑貨やキッチン用品に強い傾向があります。

• 液剤：こちらも「滑り止め液」単体での販売は少ないですが、「すべり止めマットのDIYキット」のような形で、液剤と型紙がセットになった商品が見つかることがあります。
• グッズ：「耐震ジェルマット」や「引き出しの中敷き滑り止めシート」など、収納や防災に特化した滑り止めグッズが充実しています。

結論として、液剤が欲しい場合は、セリアやキャンドゥで代用できる「手芸用ボンド」や「シリコン系グッズ」を探す方が早いかもしれません。

意外な場所！ドラッグストアや雑貨店での目撃情報

100円ショップ以外で、滑り止め液がひっそりと売られている「意外な穴場」があります。

ドラッグストア（マツキヨ、スギ薬局など）

ドラッグストアでは、「介護用品」のコーナーをチェックしてみてください。

高齢者の転倒防止を目的とした、靴下やマット用の滑り止めスプレーや、液体タイプのものが置かれていることがあります。価格は100円ショップより高くなりますが、安全基準が高く、洗濯耐久性に優れているプロ仕様の製品が多いです。

雑貨店・バラエティショップ（LOFT、東急ハンズなど）

これらの店舗では、「文房具・画材」または「DIY・工具」のコーナーに、より本格的な滑り止め剤があります。

特に東急ハンズなどでは、海外製の「液体ゴム」や「ラバーコーティング剤」など、滑り止め液の上位互換とも言えるような専門性の高い商品が見つかります。価格は高めですが、その分、耐久性や塗布後の質感など、仕上がりのクオリティは格段に上がります。

「滑り止め液」という名前でなくても、「液体ゴム」「ラバーコーティング」「滑り止めコーティング剤」といったキーワードで探してみることをおすすめします。

ホームセンターや手芸店はどうか？プロ仕様の滑り止め剤もチェック

ダイソーや他の100円ショップで見つからなかった場合、次に頼るべきは「専門的な品揃え」を持つホームセンターと手芸店です。ここでは、プロの視点も踏まえた商品が手に入ります。

プロが使う「シリコン系滑り止め剤」のメリット・デメリット

ホームセンター（カインズ、コーナン、DCMなど）の「DIY用品」や「補修材」のコーナーに行くと、プロも使うような強力な滑り止め剤が見つかります。

ホームセンターで見つかる滑り止め剤

製品カテゴリー	特徴	メリット	デメリット
シリコンシーラント	水回りや建築に使われる防水・充填剤	非常に強力な滑り止め効果、耐水性・耐久性抜群、大容量で安い。	匂いが強い、硬化に時間がかかる、布には向かない（ゴツゴツする）。
液体ゴム（ラバーペイント）	塗って乾くとゴムになる液体	多様な色がある、柔軟性がある、耐久性が高い。	ダイソーより高価（1,000円〜）、乾燥後も少しベタつきが残ることがある。
滑り止めテープ/シート	裏に接着剤がついたシート状のもの	作業が簡単、すぐ使える、用途が幅広い。	曲線への貼り付けが難しい、剥がすときに跡が残ることがある。

特に「シリコンシーラント」は、強力な滑り止め効果を求める場合に最適ですが、布や靴下に塗るには向いていません。主にマットの裏側や、工具のグリップ強化など、硬い素材への加工におすすめです。

ホームセンターの商品は、その分、使い方の動画（新しいウィンドウで開きます）を事前に見ておくと、失敗が少なくなりますよ。

割高だけど確実！ユザワヤや手芸店で手に入る専門品

もし、あなたが「靴下」や「布小物」の滑り止め加工を探しているなら、手芸専門店（ユザワヤ、オカダヤなど）に足を運ぶのが最も確実です。

手芸店では、「靴下・ソックス用すべり止め剤」といった、用途に特化した商品が必ず置いてあります。

• 特徴1：柔軟性が高い：乾燥後も布の柔らかさを損なわないよう、非常に柔軟性の高い仕上がりになります。
• 特徴2：洗濯耐久性が高い：頻繁に洗濯する靴下に使用しても剥がれにくいよう、耐水性・耐摩擦性に優れています。
• 特徴3：ノズルが細い：靴下などに細かい模様を描けるよう、ノズルが細く設計されているものが多いです。

価格は500円～1,000円程度とダイソーの数倍になりますが、仕上がりの美しさや、洗濯後の耐久性を重視したい方には、手芸店の専門品をおすすめします。

また、手芸店の店員さんは、商品の特性や使い方に詳しいため、「子ども用の靴下に塗りたい」「薄い生地に塗りたい」といった具体的な相談にも乗ってくれるのが大きなメリットです。

【究極の代用品】ダイソーの「グルーガン」や「シリコンシーラント」でDIYする方法

どうしてもダイソーの滑り止め液が見つからない！でも、すぐに滑り止め加工をしたい！そんな時に役立つのが、ダイソーでも手に入る「グルーガン」や「シリコンシーラント」を使った究極の代用DIYです。どちらも元々滑り止め用ではありませんが、工夫次第で立派な滑り止めになります。

グルーガンを使った滑り止め加工の具体的な手順とコツ

グルーガンは、スティック状の樹脂を熱で溶かして接着する工具です。溶けた樹脂は冷えるとすぐに固まり、弾力のある樹脂の突起ができます。これが非常に優秀な滑り止めになるんです。

グルーガン滑り止めDIYの手順

1. 準備：グルーガンの本体と、ダイソーで売っているグルースティック（透明がおすすめ）を用意します。
2. 下準備：加工したい布やマットの下に、クッキングシートやアルミホイルを敷きます（床への付着防止）。
3. 塗布：グルーガンを温め、靴下なら「水玉状」、マットなら「ライン状」に樹脂を垂らします。等間隔で少し大きめの点状にすると、効果が高まります。
4. 冷却：樹脂が完全に冷えて固まるのを待ちます（数分程度）。
5. 完成：固まったら、布やマットから剥がして完成です。

【コツ】
グルーガンは、樹脂が固まる前に少しだけ指で押さえつけるようにすると、底面が平らになり、より広い面積で摩擦力を得られます。ただし、非常に熱いので、必ず指サックや耐熱手袋を使ってください。

洗濯を繰り返すと剥がれる可能性もありますが、すぐに加工できて、すぐに使える即効性が最大のメリットです。

シリコンシーラントを使う際の注意点と準備するもの

「シリコンシーラント」は、主に水回りの隙間を埋めるための建築用コーキング剤です。これは乾燥すると非常に強力で耐久性の高いゴム状の滑り止めになります。ただし、匂いが強いので、換気が必須です。

シーラント滑り止めDIYの準備と注意点

• 準備するもの：シリコンシーラント（ホームセンターなどで購入）、コーキングガン、手袋、ヘラ（または使い捨てスプーン）、マスキングテープ。
• 塗布：マスキングテープで塗る範囲を囲い、その中にシーラントを押し出します。ヘラやスプーンの背で平らに均します。
• 乾燥：これが最も重要です。完全に硬化するまでに丸一日以上かかることが多いです。風通しの良い日陰で、臭いがなくなるまでしっかり乾燥させましょう。

【注意点】
シリコンシーラントは一度硬化すると除去が非常に困難です。必ず、不要な布などで練習してから本番に臨んでください。また、布に塗る場合、グルーガンよりもゴツゴツとした仕上がりになるため、肌に触れる靴下などへの使用はおすすめしません。マットやラグの裏側など、肌に触れない場所に限定して使いましょう。

布や靴下の滑り止め液を自作！アクリル絵の具とボンドで簡単に作る裏技

市販の滑り止め液が見つからず、グルーガンやシーラントもちょっと抵抗がある…そんな方には、家にある材料や100円ショップで手に入るもので「自作の滑り止め液」を作る方法がおすすめです。仕上がりは市販品に負けず劣らず、しかも安価で大量に作れます。

DIY滑り止め液の材料と混ぜ方の黄金比率

自作滑り止め液の主な材料は、「アクリル絵の具」と「木工用ボンド」です。どちらもダイソーやセリアで手に入ります。

自作液の材料と黄金比率

材料	役割	黄金比率（容量）
アクリル絵の具	着色、耐久性、滑り止めの主成分	２
木工用ボンド（速乾でないもの）	接着力、柔軟性、液体の粘度調整	１
水（必要な場合のみ）	液体の伸びを良くする	微量（ボンドのベタつきが強い場合）

アクリル絵の具は、乾燥すると耐水性のあるゴム状の膜を作る性質があります。このアクリル樹脂に木工用ボンドの接着力を加えることで、布にしっかりと定着する滑り止め液が完成するんです。

【混ぜ方のコツ】
混ぜる際は、ダマにならないよう、絵の具を少量ずつボンドに加え、均一になるまでゆっくりと混ぜるのがポイントです。使用する靴下やマットの色に合わせて絵の具の色を選べるのも、自作ならではの楽しいところですね。

もし、アクリル絵の具がない場合は、白い木工用ボンドだけでも滑り止め効果はありますが、洗濯耐久性が落ちるため、できればアクリル絵の具を使うことをおすすめします。

自作液を靴下やマットに塗る時の「きれいに仕上げる塗り方」

自作液を作ったら、いよいよ塗布作業です。きれいに、かつ効果的に仕上げるための塗り方にはいくつかコツがあります。

塗り方テクニック

• ノズル付き容器を使う：ダイソーの「化粧品詰め替えコーナー」にある、先の細いノズル付きのボトルに自作液を詰め替えると、細かい作業が格段にしやすくなります。
• 点描（ドット）で塗る：靴下の場合は、液を「点」で置いていく方法が最もおすすめです。均一に、規則的にドットを配置することで、見た目も可愛く、滑り止め効果も最大化されます。
• ステンシルを使う：星やハート、キャラクターなどの形に切り抜いた厚紙やクリアファイル（ステンシル）を布に当てて、その上から液を塗ると、プロのような仕上がりになります。
• 乾燥は裏側から：完全に乾燥させるには時間がかかります。布がピンと張るように洗濯バサミなどで固定し、風通しの良い日陰で、裏側（塗布した面が上）から乾燥させると、床に付着するのを防げます。

塗布作業は根気が要りますが、自作した液で世界に一つだけの滑り止めグッズができるのは楽しいですよ。ぜひ挑戦してみてください。

滑り止め液はネット通販で買うのが確実！Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングのおすすめ

「探す時間がない」「確実に手に入れたい」「ダイソーよりもっと高品質なものが欲しい」という方にとって、ネット通販は最も確実で便利な購入手段です。ダイソー製品はネット販売されていませんが、多くの優良な代替品があります。

Amazonで人気！レビュー評価の高い滑り止め液3選

Amazonでは、国内外の様々な滑り止め液が取り扱われています。レビュー評価が高く、特に人気のある商品を3つご紹介します。

おすすめ商品名	特徴	レビューポイント
布用すべり止め液（国産メーカー）	靴下や手芸品に特化した、柔軟性の高い定番品。	「乾燥後もゴワゴワしない」「洗濯に強い」といった評価が多い。ノズルの使いやすさも高評価。
液体ラバーコーティング剤（大容量）	マットや工具など、広い範囲に使いたい人向けの業務用サイズ。	「圧倒的なコストパフォーマンス」「耐久性が非常に高い」とDIYユーザーから支持されている。
ソックス用滑り止めスプレー	液を塗るのが苦手な人向けの、吹き付けタイプ。	「作業が早い」「薄く均一に塗れる」と手軽さが評価されている。ただし、液タイプより効果は弱め。

Amazonの優れている点は、「翌日配送」などスピード感があることと、購入者のリアルな「使用例写真」を多く見られることです。特に靴下の滑り止め加工例などは、購入前にイメージしやすくてとても参考になります。

もし、迷ったら、まずは「布用すべり止め液」と検索して、レビュー数の多いものからチェックしてみるのがおすすめです。

楽天・Yahoo!ショッピングで見つかる海外製品と専門店の品

楽天やYahoo!ショッピングでは、Amazonとはまた違った専門性の高い商品が見つかります。特に、手芸材料の専門店や、海外のDIY用品を探すならこちらが強いです。

楽天・Yahoo!ショッピングの魅力

• 海外ブランド製品：ドイツやアメリカなど、手芸文化が盛んな国のユニークな滑り止め液が見つかることがあります。
• 専門店のオリジナル商品：ベビー用品専門店が開発した「赤ちゃん用ソックス滑り止め液」など、特定の用途に特化した商品が多いです。
• ポイント還元：楽天ポイントやPayPayポイントを貯めている人にとっては、実質的な価格が安くなるのが大きなメリットです。

特に、楽天の滑り止め液コーナー（新しいウィンドウで開きます）では、布用のものだけでなく、タイルや木材など、床材そのものの滑り止めを行うための業務用の液剤も見つけられます。

ダイソーの滑り止め液は110円という魅力がありますが、ネット通販でプロ仕様のものをまとめて購入すれば、耐久性や仕上がりの満足度が高く、結果的にコスパが良くなることも多いですよ。

用途別！「マット用」と「靴下用」の滑り止め液の選び方と失敗しないポイント

滑り止め液を選ぶ際、最も重要なのは「何に使うか？」という用途です。マット用と靴下用では、求められる機能や素材の特性が全く異なります。この違いを理解しておけば、購入後の「失敗した！」を避けられます。

マットの裏側に塗るなら「粘度」と「耐久性」を重視

マット（玄関マット、バスマット、ラグなど）は、サイズが大きく、水や汚れにさらされることも多いため、「液の粘度」と「乾燥後の耐久性」を最優先に考えましょう。

マット用滑り止め液の選び方

• 粘度：液が硬めの「高粘度」タイプを選びましょう。サラサラした液体だと、マットの裏の繊維に染み込みすぎてしまい、床との摩擦を生む「突起」を作りにくくなります。
• 耐久性：シリコン系や合成ゴム系など、水や湿気に強く、劣化しにくい素材を選びます。特にバスマットの場合は、頻繁に水がかかるため、耐水性の表記があるものが安心です。
• 容量：マットは塗布面積が広いため、ダイソーのような小容量チューブではなく、ホームセンターなどで売られている大容量のタイプを選んだ方が、途中で足りなくなる心配がありません。

【失敗しないポイント】
マットの裏は織り目が荒いことが多いので、ただ塗るのではなく、塗った後に少し指で押さえて平らな面を作り、床との接触面積を増やすことが、滑り止め効果を高める秘訣です。

靴下やスリッパの底に塗るなら「柔軟性」と「肌触り」が重要

靴下やスリッパは、常に人の肌に触れ、また、歩くたびに布が曲がるため、「柔軟性」と「肌触り」が非常に重要になります。

靴下用滑り止め液の選び方

• 柔軟性：乾燥後もカチカチに硬化しないタイプを選びましょう。硬いと履き心地が悪くなり、すぐにひび割れて剥がれてしまいます。手芸店で売っている「ソックス用」と明記されたものが最も適しています。
• 肌触り：裏地から液が染み出しても肌に刺激がないよう、皮膚への安全性が確認されている素材を選びます。特にベビー用品の場合は、成分表示をしっかり確認しましょう。
• ノズルの細さ：小さなドットや模様を描きたい場合は、ノズルが細いチューブ型を選びましょう。広い面を塗る必要はありません。

【失敗しないポイント】
靴下を履いたとき、一番力がかかるのは「かかと」と「つま先」の付け根部分です。この2点と、中央の土踏まず部分に、重点的にドットを配置することで、少ない量でも高い滑り止め効果を発揮できます。

滑り止め液を使う時の注意点！乾燥時間や洗濯後の耐久性について

滑り止め液を「塗る」という作業は簡単ですが、その後の「乾燥」と「メンテナンス」こそが、成功の鍵を握ります。これらのポイントを抑えておかないと、せっかくの加工もすぐに剥がれてしまったり、床を汚してしまったりする原因になります。

失敗しないための「乾燥時間の目安」と「二次硬化」の重要性

滑り止め液を使う上で、最も失敗しやすいのが「乾燥不足」です。パッケージに記載されている乾燥時間は、あくまで目安であり、季節や湿度によって大きく変わります。

乾燥時間の目安と二次硬化

状態	目安時間	ポイント
表面が乾く（指で触れる）	約30分～1時間	この状態でもまだ内部は生乾きです。触ってベタつかない程度。
完全乾燥（使用可能）	約6時間～12時間	力を加えても形が崩れない状態。靴下などの場合は、ここで一度履いてみる。
二次硬化（洗濯可能）	丸24時間～48時間	これが最も重要です。塗布後すぐに洗濯すると剥がれる原因に。最低でも丸一日は放置して、内部までしっかり硬化させましょう。

特に、冬場や雨の日など湿度の高い時期は、乾燥時間が倍以上かかることもあります。焦って使うと、床に滑り止め液が付着してしまったり、液がヨレて効果が半減したりします。

「もう乾いたかな？」と思っても、念のため、もう半日ほど放置するくらいの余裕を持つことが、きれいに仕上げるための秘訣です。

洗濯機で洗っても大丈夫？耐久性を高めるひと工夫

靴下やバスマットに使用した場合、洗濯の耐久性が気になりますよね。ダイソーや市販の滑り止め液の多くは「耐水性」がありますが、「耐摩擦性」はやはり劣ります。

洗濯を繰り返すうちに、角の部分から徐々に剥がれてしまうのは避けられません。そこで、耐久性を高めるためのひと工夫をご紹介します。

耐久性を高める洗濯方法

• 必ず裏返す：靴下やマットは、滑り止め加工をした面が外側にならないように裏返してから洗濯機に入れます。他の洗濯物や洗濯槽との摩擦を減らすのが目的です。
• 洗濯ネットを使う：可能であれば、小さな洗濯ネットに単独で入れて洗いましょう。これで、洗濯槽の中で激しく動くのを防げます。
• 乾燥機の使用は避ける：乾燥機の高温は、滑り止め液の樹脂を変形・劣化させる原因になります。なるべく自然乾燥させましょう。
• 漂白剤は避ける：塩素系の漂白剤は、樹脂の成分を溶かしたり、変質させたりする可能性があります。漂白剤の使用は避けるか、加工部分に直接かからないように注意しましょう。

これらの工夫で、滑り止め液の効果をより長く持続させることができます。少しの手間をかけるだけで、商品の寿命が格段に延びますよ。

知っておきたい！滑り止め液に関するQ&A（販売休止の噂、安全性など）

ダイソーの滑り止め液について、検索ユーザーが特に気になる「販売の噂」や「安全性」について、モモストアが調査しました。不安を解消して、安心して商品を見つけて使えるようにしましょう。

「販売休止・廃盤」の噂は本当？メーカーに確認してみた結果

「ダイソーの滑り止め液が全然見つからないから、もしかして廃盤になったのでは？」という噂がネット上で飛び交うことがありますが、現時点では、公式に販売休止や廃盤のアナウンスはありません。

この噂が立つ主な原因は、前述したように「人気による品薄」と「店舗間の在庫のバラつき」によるものです。

噂の真相

• パッケージ変更の可能性：ダイソーは商品のパッケージや仕様を頻繁に変更します。以前の商品が見つからなくても、リニューアルした新しいパッケージで販売されている可能性が高いです。
• 商品名が統一されていない：「滑り止め液」「すべり止め剤」「ソックス用コーティング剤」など、店舗や時期によって異なる名称で陳列されていることが、混乱を招いています。

もし、どうしても心配な場合は、ダイソーの公式ホームページからお客様相談室に問い合わせる（新しいウィンドウで開きます）ことで、最新の販売状況を確認できます。問い合わせる際は、古いパッケージの写真ではなく、最新のパッケージ（ネット検索で見つかるもの）を参考に、商品名を伝えるのがポイントです。

小さな子供やペットがいる家庭での「安全性」は大丈夫？

靴下やマットに使用する際、小さな子供やペットが口にしてしまわないか、肌に触れても大丈夫か、という安全性は非常に重要な問題です。

滑り止め液の安全性について

• 乾燥前の注意：液体の状態では、アクリル系樹脂やシリコン系の成分が含まれているため、皮膚に直接触れたり、口に入れたりするのは厳禁です。使用中は必ず換気を行い、お子様やペットの手の届かない場所で作業しましょう。
• 乾燥後の安全性：完全に硬化した後は、ほとんどの製品で安全性が確保されています。乾燥後の滑り止め液は、一般的に無害なゴム状の樹脂になります。
• アレルギー体質の方：まれに、乾燥後の樹脂に触れることでアレルギー反応が出る方もいます。敏感肌の方は、念のため肌に直接触れないマットや工具への使用に留めておく方が安心です。

市販の滑り止め液や、特に手芸店で販売されているものは、「ホルムアルデヒド不使用」などの表記があるものが多く、安全性が配慮されています。小さな家族がいるご家庭は、少々割高でも、こうした安全基準の高い製品を選ぶことをおすすめします。

ダイソー製品を使う場合は、必ずパッケージ裏面の注意書きをよく読み、「完全に乾燥させてから使用する」というルールを徹底してください。

モモストアが考える「ダイソー滑り止め液」の入手難易度とまとめ

ここまで、ダイソーの滑り止め液が「売ってない」と言われる理由から、見つけ方、そして究極の代替品までをご紹介してきました。

最後に、モモストアの観点から見た「ダイソー滑り止め液」の現在の入手難易度と、この記事のまとめをお届けします。

ダイソー滑り止め液の入手難易度（2025年冬時点）

モモストアの評価では、ダイソーの滑り止め液の入手難易度は、「★★★☆☆（星3つ）- やや困難」と判定します。

これは、「完全に廃盤でゼロ」というわけではなく、「店舗とタイミングを選ぶ必要がある」という意味合いです。

• 【難易度が高い時期】：冬場、引っ越しシーズン、SNSでバズった直後
• 【見つけやすい店舗】：郊外型の大型店、開店直後の時間帯

もし、あなたが複数の店舗を回る時間がない場合は、無理に探し回らずにネット通販で確実に入手するか、自作代用品に切り替えるのが、時間と労力の節約になります。

この記事のまとめ

ダイソーの滑り止め液に関する重要なポイントを改めて整理しましょう。

1. 「売ってない」は品切れの可能性大：廃盤ではなく、季節的な需要や手芸ブームによる一時的な在庫不足が主な原因です。
2. 確実な探し方は「JANコード検索」：電話で問い合わせる際は、商品のJANコードを伝えるとスムーズです。
3. 代替品はグルーガン・絵の具＋ボンド：ダイソーで手に入るグルーガンや、アクリル絵の具と木工用ボンドで、手軽に代用品を作ることができます。
4. 高品質を求めるならネット通販・手芸店：洗濯耐久性や柔軟性を重視するなら、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで専門メーカーの製品を探すのがおすすめです。

滑り止め加工を施すだけで、生活の中の小さなストレスや危険を大きく減らすことができます。
この記事が、あなたの「滑り止め液探しの旅」の終着点となり、安全で快適な生活を送るためのお手伝いになれば嬉しいです！

最後までお読みいただき、ありがとうございました。