【初心者必見】お供え物はどこに売ってる?おすすめ5選とマナーを徹底解説
「急にお通夜や法事が入ったけれど、お供え物はどこで買えばいいの?」
「失礼のないお供え物の選び方や、どこに売ってるか詳しく知りたい!」
そんな悩みをお持ちではありませんか?
お供え物は、贈る時期や相手との関係性によって選ぶべき品物や場所が大きく変わります。
百貨店や専門店はもちろん、最近では身近なコンビニやスーパー、さらにはコスパ最強で種類も豊富なネット通販を利用する方が非常に増えています。
この記事では、お供え物がどこに売ってるかを徹底調査し、初心者の方でも迷わずに準備できるおすすめの品物5選をご紹介します。
正しいマナーを身につけて、大切な方への供養の気持ちをしっかりと届けましょう。
最後まで読めば、あなたにぴったりの購入場所が必ず見つかるはずです!
・急ぎでも安心!コンビニで買えるお供え物の種類
・スーパーでお供え物を買うメリットと注意点
・百貨店(デパート)でお供え物を選ぶべき理由
・通販サイトでお供え物を買うのがコスパ最強な理由
- お供え物はどこに売ってる?主な販売店リスト
- 急ぎでも安心!コンビニで買えるお供え物の種類
- スーパーでお供え物を買うメリットと注意点
- 百貨店(デパート)でお供え物を選ぶべき理由
- 通販サイトでお供え物を買うのがコスパ最強な理由
- 【厳選】お供え物におすすめの品物5選
- お供え物を買うならどこ?ドラッグストアの意外な品揃え
- 仏具店でお供え物を購入するメリット
- お供え物の相場はいくら?状況別の予算目安
- 失敗しないお供え物の選び方!3つのチェックポイント
- お供え物の「のし紙」マナーと書き方の基本
- 「外のし」と「内のし」どちらが適切?
- 法事でのお供え物の渡し方とマナー
- 【時期別】お盆・お彼岸のお供え物の特徴
- 神道やキリスト教へのお供えはどうする?
- お供え物を配送する際の手紙・添え状の文面案
お供え物はどこに売ってる?主な販売店リスト

お供え物を探している際、まず気になるのが「具体的にどこへ行けば手に入るのか」ということですよね。
一般的にお供え物が販売されている場所は、大きく分けて以下の5つのカテゴリーがあります。
| 販売場所 | 主な特徴 | おすすめの用途 |
| 百貨店・デパート | 高級感があり、のし等の対応が完璧 | 正式な法要、目上の方へ |
| 大型スーパー | 品揃えが安定しており、手軽に買える | 日常のお参り、親戚への手土産 |
| コンビニ | 24時間営業で緊急時に非常に便利 | 急な訃報、夜間の準備 |
| 専門店(仏具・菓子店) | 専門知識を持った店員に相談できる | こだわりの品を探している時 |
| ネット通販 | 圧倒的な品揃えと配送の利便性 | 忙しい時、重い物を送る時 |
街中の店舗で購入する際のメリット
実店舗でお供え物を購入する最大のメリットは、実物を自分の目で見て確認できることです。
特に生花や果物などは、鮮度が重要視されるため、直接手に取って選べるのは大きな安心感に繋がります。
また、店員さんに直接相談できるため、地域の風習やマナーに不安がある場合でも、適切なアドバイスをもらいながら選ぶことが可能です。
急ぎの場合は、その場ですぐに持ち帰れる点も、店舗ならではの強みと言えるでしょう。
効率重視ならオンラインショップがおすすめ
一方で、最近のトレンドとしては「ネット通販」を利用する方が急増しています。
理由はシンプルで、「自宅にいながら、全国の有名店の品物を比較・検討できるから」です。
Amazonや楽天市場などでは、お供え物専用のギフトセットが充実しており、そのまま先方の自宅へ配送指定することも可能です。
特に重い飲料のセットや、かさばるお菓子の詰め合わせなどは、通販を利用するのが最もスマートで効率的です。
時間がない現代人にとって、通販はまさに最強の味方と言えるでしょう。
急ぎでも安心!コンビニで買えるお供え物の種類
「明日の朝一番でお参りに行かなければならない」「夜中にお通夜の連絡が入った」
そんな絶体絶命のピンチを救ってくれるのが、24時間営業のコンビニエンスストアです。
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどの大手チェーンでは、実はお供え物に適したアイテムが多数取り扱われています。
コンビニで定番のお供え用お菓子
コンビニの棚をよく見てみると、進物用(ギフト用)のお菓子コーナーが設置されている店舗が多いです。
特に住宅街や寺院の近くにある店舗では、のし紙が既に巻かれた状態のせんべいや、個包装のクッキーセットなどが置かれています。
ブランド品にこだわらなければ、500円から2,000円程度の予算で、十分に見栄えのするお供え物を揃えることができます。
また、バラ売りの和菓子などを組み合わせて、カゴ盛り風にするという工夫も可能です。
仏具や線香もコンビニで揃う
お菓子だけでなく、お線香やローソク、お花(仏花)を置いているコンビニも増えています。
お線香は、家庭用の少量パックから、贈答用のしっかりとした箱入りまで、ニーズに合わせて選べるよう工夫されています。
「とりあえず何か持っていかなければ」という時には、お線香とお菓子のセットが最も無難です。
レジでのし紙のサービスを行っている店舗は限られますが、緊急時の対応としてはこれ以上ない便利な場所です。
スーパーでお供え物を買うメリットと注意点
イオンやイトーヨーカドー、地元のスーパーマーケットは、お供え物を購入する場所として最もポピュラーな選択肢の一つです。
食品から日用品まで幅広く扱っているため、お供え物のレパートリーも非常に豊富です。
食品スーパーならではの鮮度の高い果物
スーパーでお供え物を買う最大のメリットは、「果物(フルーツ)」の鮮度と安さにあります。
お供え物の定番である「リンゴ」「メロン」「バナナ」などがセットになった盛り籠や、旬のフルーツをリーズナブルな価格で購入できます。
サービスカウンターがある店舗であれば、購入した果物をきれいにラッピングしてくれたり、お供え用のカゴを作ってくれたりする場合もあります。
事前に電話で予約しておけば、希望の予算に合わせて豪華な盛り合わせを作ってもらえるのもスーパーならではのサービスです。
特設コーナーの活用とラッピングの有無
お盆やお彼岸の時期になると、スーパーの目立つ場所に「お供え物特設コーナー」が出現します。
そこには、落雁(らくがん)やゼリー、お供え用の和菓子などが一堂に会しているため、迷うことなく選ぶことができます。
注意点としては、セルフサービスが基本のスーパーでは、のし紙の貼り付けや包装を自分で行わなければならないケースがあることです。
忙しい時間帯はサービスカウンターが混雑することもあるため、時間に余裕を持って行くか、あらかじめ包装済みの商品を選ぶようにしましょう。
百貨店(デパート)でお供え物を選ぶべき理由
「親戚が集まる法事なので、失礼のないものを選びたい」「目上の方へのご挨拶としてお供えを持参したい」
そのような場合は、迷わず百貨店(デパート)へ足を運びましょう。
三越、伊勢丹、高島屋といった一流百貨店の包装紙は、それだけで「きちんとしたものを選んだ」という信頼感を与えます。
有名ブランドの安心感と品質
百貨店には、とらや、ヨックモック、千疋屋など、誰もが知る有名ブランドが集結しています。
味の保証はもちろん、パッケージのデザインや中身の個包装まで、全てにおいて高いクオリティが約束されています。
お供え物は、下げた後に集まった親戚や知人で分け合うことが多いため、個包装で日持ちのする百貨店ブランドのお菓子は非常に喜ばれます。
マナーに精通したスタッフのサポート
百貨店でお供え物を買う最大の価値は、「サービス」にあります。
のし紙の表書きはどうすればいいか、水引の色はどれが適切かなど、冠婚葬祭のマナーを熟知したプロの店員さんが対応してくれます。
地域によるしきたりの違いなど、自分では判断が難しいことでも安心して任せられるのが百貨店の強みです。
また、配送サービスも充実しているため、重いものや大量の注文でもスマートに手配が可能です。
通販サイトでお供え物を買うのがコスパ最強な理由
近年、最も賢いお供え物の買い方として支持されているのが、Amazonや楽天市場などの通販サイトの活用です。
店舗を回る時間がない方はもちろん、コストパフォーマンスを重視する方にとってもメリットが非常に大きいです。
圧倒的な選択肢とレビューによる評価
店舗では棚に並んでいる数種類の中から選ぶしかありませんが、通販なら数千点の中から選ぶことができます。
「予算3,000円、日持ち30日以上、のし対応可」といった条件で一瞬で絞り込みができるのも、デジタルならではの利便性です。
また、実際に購入した人のレビュー(口コミ)を確認できるため、「写真より実物がしょぼかった」という失敗を防ぐことができます。
ポイント還元と配送費の節約
通販サイトでは、定期的にポイント還元セールが行われています。
実店舗で購入するよりも、ポイント分を考慮すると実質的に10%〜20%安く購入できることも珍しくありません。
さらに、「送料無料」の商品を選べば、百貨店などで発生する配送料(1,000円前後)を浮かせることも可能です。
「良いものを、より安く、手間をかけずに」という点において、通販は最強の選択肢と言えるでしょう。
【厳選】お供え物におすすめの品物5選
お供え物選びで最も大切なのは、「後に残らないもの(消えもの)」を選ぶことです。
これは、悲しみを後に残さないという意味が込められているためです。
具体的にどのような品物が喜ばれ、かつマナーに適っているのか、おすすめの5選を詳しく見ていきましょう。
個包装の和菓子・洋菓子セット
お供え物の王道といえば、やはり「お菓子」です。
特に、親戚が集まる場では、その場で分け合える「個包装」タイプが圧倒的に重宝されます。
和菓子であれば、日持ちのする「お煎餅」や「最中」、洋菓子であれば「クッキー」や「マドレーヌ」などが定番です。
選ぶ際のポイントは、賞味期限が少なくとも2週間以上あるものを選ぶことです。
夏場であれば、喉越しの良い「ゼリー」や「水ようかん」の詰め合わせも非常に喜ばれます。
季節の果物盛り合わせ
仏教において、果物は「香り」を供えるという意味もあり、古くからお供えの定番とされてきました。
旬の果物は見た目も華やかで、仏壇を明るく彩ってくれます。
丸い形の果物は「円満」を表すとされ、リンゴや梨、メロンなどが好んで選ばれます。
ただし、バラやトゲのある植物を連想させるものや、匂いの強すぎる果物は避けるのが一般的です。
最近では、カゴ盛りにされた状態で販売されているものも多いため、そのままお供えできる利便性もあります。
高品質な線香・ローソクのセット
食べ物以外でのお供えとして、実用性が高く、かつ格式高いのが「お線香」や「ローソク」のギフトです。
高級な白檀(びゃくだん)や沈香(じんこう)の香りは、心身を清め、故人への最高の供養になるとされています。
特に、四十九日までの間や、新盆(初盆)などの節目の際には、普段自分では買わないような少し良いお線香を贈るのがマナーです。
最近では、煙が少ないタイプや、花の香りがするものなど、現代の住宅事情に合わせた商品も人気を集めています。
100%果汁飲料やビールの詰め合わせ
故人がお酒好きだった場合や、お子様のいるご家庭へのお供えには、飲料のセットが最適です。
100%のフルーツジュースや、ビール、日本酒などは、日持ちも良く、季節を問わず喜ばれるアイテムです。
ただし、缶のままお供えするのは失礼とされる場合もあるため、箱入りのギフトセットとして持参するのが基本です。
また、重さがあるため、持参するよりも通販サイトから直接配送してもらう方が、贈る側も受け取る側も負担が少なくて済みます。
日持ちのする高級缶詰・乾物
「甘いものが苦手な方」や「実用的なものを贈りたい」という場合に重宝されるのが、高級な缶詰や乾物のセットです。
カニ缶やホタテ缶、あるいは高級なお茶や海苔などは、保存期間が非常に長く、家庭での食事にも使いやすいのがメリットです。
お供え物としての品格も高く、特に年配の方が多いご家庭への贈り物として失敗がありません。
通販サイトでは、お供え専用の包装が施された乾物ギフトが多数用意されているため、チェックしてみる価値があります。
お供え物を買うならどこ?ドラッグストアの意外な品揃え
最近、コンビニ以上に店舗数を増やしている「ドラッグストア」も、お供え物の調達場所として非常に優秀です。
マツモトキヨシ、ウエルシア、スギ薬局などでは、食品コーナーが充実しており、ギフト需要にも対応しています。
ドラッグストアでお供え物を探すポイント
ドラッグストアの強みは、「箱入りのお菓子」が驚くほど安く手に入ることです。
大手の製菓メーカーが作っている進物用の詰め合わせ(ゴーフレットやクッキーなど)が、常に割引価格で販売されていることが多いです。
また、お酒の取り扱いがある店舗であれば、ビールのケース販売や日本酒の箱入りも揃うため、一箇所で必要なものをまとめ買いできます。
さらに、ポイントカードの還元率が高いため、実質的な購入価格を抑えられるのも嬉しいポイントです。
のし対応ができる店舗も増加中
以前は「セルフで買う場所」というイメージが強かったドラッグストアですが、最近ではギフト対応に力を入れている店舗も増えています。
サービスカウンターがある店舗や、レジ横に「のし」のサンプルが掲示されている店舗では、無料でラッピングやのし紙の貼り付けを行ってくれます。
ただし、スーパーや百貨店に比べると包装技術に差がある場合もあるため、急ぎの日常使いとして利用するのが賢明です。
仏具店でお供え物を購入するメリット
「法事の内容が特殊で、何を持っていけばいいか全くわからない」という時の最終手段は、やはり「仏具店(仏壇店)」です。
はせがわ等の有名店から地元の老舗まで、お供えに関する専門知識の塊と言えます。
専門知識に基づいた的確なアドバイス
仏具店では、宗派や地域の慣習に合わせたお供え物のアドバイスを受けることができます。
例えば「浄土真宗ではこのお供えが一般的です」「この地域ではこの色の水引を使います」といった、ネット検索だけでは得られない生の情報が手に入ります。
また、お線香一つとっても、贈答用の桐箱に入ったものなど、百貨店以上に格式の高い品揃えを誇ります。
大切な法要であればあるほど、仏具店での相談は大きな安心感に繋がります。
お供え物の「格」を意識した品揃え
仏具店で扱っている商品は、そもそもがお供えのために作られたものばかりです。
そのため、デザインや香りが上品で、受け取った側も「きちんとした場所で用意されたものだ」とすぐに分かります。
特に、絵ろうそくや高級な香木セットなどは、仏具店ならではの逸品です。
少し予算は高くなりますが、それに見合うだけの「格」と「誠意」を伝えることができるでしょう。
お供え物の相場はいくら?状況別の予算目安
お供え物を選ぶ際に最も悩むのが「金額」ですよね。
安すぎると失礼にあたりますし、高すぎると相手に気を使わせてしまいます。
一般的な相場を以下の表にまとめました。
| 贈る場面 | 予算の目安 | おすすめの品物 |
| 日常的なお参り | 1,000円 〜 3,000円 | 季節の菓子、果物 |
| 初盆・新盆 | 3,000円 〜 5,000円 | 高級線香、ゼリーセット |
| 三回忌・七回忌 | 5,000円 〜 10,000円 | 有名店の菓子、飲料ケース |
| 特にお世話になった方へ | 10,000円以上 | カタログギフト、高級果物 |
相手との関係性で金額を調整する
基本的には、3,000円から5,000円の間で選ぶのが最も失敗が少ない「安牌(あんぱい)」です。
ただし、親戚同士で金額を合わせている場合や、地域の慣習で決まっている場合もあります。
もし不安であれば、事前に他の親戚の方に「お供えはいくらくらいのものを用意しますか?」と確認しておくのがスマートです。
香典(現金)とお供え物を両方用意する場合
地域によっては、現金(香典)とお供え物の両方を持参するケースがあります。
この場合、お供え物は「2,000円〜3,000円程度」の少し控えめなものにし、メインを現金にするというバランスが一般的です。
大切なのは金額の多寡よりも、「故人を偲ぶ気持ち」が伝わるかどうかです。
失敗しないお供え物の選び方!3つのチェックポイント
どこで買うかが決まったら、次は具体的な品物選びの最終チェックです。
以下の3つのポイントを押さえておけば、どのような場面でも失礼のないお供え物を選ぶことができます。
「消えもの」であること
先述の通り、お供え物は食べたり使ったりしてなくなるものが基本です。
「不吉なことを残さない」という意味があるため、置物やインテリアなどは避けるのが一般的です。
お菓子、果物、お茶、お線香などは、まさに「消えもの」の代表格と言えます。
日持ちがすること(賞味期限の確認)
お供え物は、供えた後にしばらく仏壇に置かれることが多いため、すぐに腐ってしまうものはNGです。
生菓子やケーキなど、当日中に食べなければならないものは、あらかじめ相手の了承を得ている場合を除き避けるべきです。
また、お供えを下げた後に「お下がり」として配ることを考えると、個包装で常温保存ができるものが最も親切です。
殺生を連想させないもの
仏教では殺生を禁じているため、肉や魚そのもの、あるいはそれらを加工した品物はお供え物としてふさわしくありません。
鰹節(かつおぶし)などは慶事のイメージも強いため、弔事のお供え物としては避けるのが無難です。
迷ったときは、植物由来の材料で作られたお菓子やお線香を選ぶようにしましょう。
お供え物の「のし紙」マナーと書き方の基本
お供え物を準備する際、最も気を遣うのが「のし紙(掛け紙)」ではないでしょうか。
弔事のお供え物には、厳密には「のし(熨斗)」は付けず、「掛け紙」を使用するのが正しいマナーです。
水引の色や表書きは、四十九日の前後や、仏教・神道などの宗教によっても変わるため、事前の確認が不可欠です。
四十九日前後の水引の色の違い
一般的に、仏教のお供え物で使用する水引の色は、四十九日までは「黒白」の結び切り、四十九日以降は「黄白」または「黒白」を使用します。
関西地方など一部の地域では、四十九日以降は一貫して「黄白」を使用する慣習があるため、百貨店などで購入する際は地域の情報を伝えるとスムーズです。
結び切りという形には「二度と繰り返さない」という意味が込められており、弔事には欠かせない形です。
表書きの書き方と名前の入れ方
表書きは、上段に「御供(おそなえ)」または「御供物」と書くのが最も一般的で、どのような場面でも通用する無難な書き方です。
下段には贈り主(自分)の氏名をフルネームで記入します。
連名で贈る場合は、目上の方を右から順に書き、3名以上の場合は「代表者名+他一同」と記載するのがマナーです。
筆記具については、四十九日前は「薄墨」を使用し、四十九日以降は「濃い墨」を使用するというルールもありますが、最近では印刷されたものでも失礼にはあたりません。
「外のし」と「内のし」どちらが適切?
掛け紙を包装紙の外側に貼る「外のし」と、品物に直接貼ってから包装する「内のし」には、それぞれ使い分けの意味があります。
持参する場合は「外のし」が基本
法要の会場や先方の自宅へ直接持参して手渡しする場合は、「外のし」を選ぶのが正解です。
これには、誰がどのような目的でお供え物を持ってきたのかを一目で分かりやすくするという役割があります。
また、お供え物が山積みになるような大きな法要では、整理のしやすさという点でも「外のし」が親切です。
配送する場合は「内のし」がおすすめ
通販サイトや百貨店から直接配送してもらう場合は、「内のし」を選ぶのが一般的です。
これは、配送中に掛け紙が破れたり汚れたりするのを防ぐためです。
また、控えめにお供えをしたいという気持ちの表れとしても「内のし」は好まれます。
状況に応じて、最もスマートに見える貼り方を選びましょう。
法事でのお供え物の渡し方とマナー
お供え物を用意して会場に到着しても、渡し方を間違えてしまうとせっかくの誠意が台無しになってしまいます。
基本的な所作を身につけて、落ち着いて挨拶をしましょう。
渡すタイミングと言葉の添え方
お供え物を渡すタイミングは、玄関先での挨拶が終わった後、部屋に通された直後が理想的です。
「つまらないものですが」という表現は避け、「仏前にお供えください」「心ばかりの品ですが」といった言葉を添えて渡します。
いきなり仏壇に供えるのではなく、まずは施主(遺族)に手渡しするのが正しいマナーです。
施主から「お供えしてください」と言われた場合に初めて、仏壇へ向かいます。
紙袋や風呂敷の扱いについて
品物を持参する際に使った紙袋や風呂敷は、そのまま渡してはいけません。
必ず袋から取り出し、相手から見て正面(表書きが読める向き)になるように向きを変えて両手で渡します。
使い終わった紙袋や風呂敷は、手早く畳んで自分で持ち帰るのが基本です。
ただし、先方が「袋のまま預かります」と言ってくれた場合は、お言葉に甘えても問題ありません。
【時期別】お盆・お彼岸のお供え物の特徴
お供え物は、一年を通じた仏教行事の中でも特に「お盆」と「お彼岸」で大きな需要があります。
お盆(新盆・初盆)にふさわしいお供え
お盆は故人の霊が帰ってくる時期とされており、特に「新盆(初盆)」は盛大に供養が行われます。
夏の暑い時期のため、お供え物には見た目にも涼やかな「ゼリー」や「そうめん」が非常に好まれます。
また、盆棚(精霊棚)を飾るための、少し豪華な果物の盛り合わせなども定番です。
最近では、長期保存が可能な「フリーズドライのお供え膳」なども人気です。
お彼岸(春・秋)ならではのお供え物
お彼岸といえば、春は「ぼたもち」、秋は「おはぎ」をお供えするのが日本の伝統です。
手作りのものを持参するのも素敵ですが、最近では有名和菓子店の限定おはぎを予約して購入する方も多いです。
お彼岸の時期は、スーパーの店頭にもこれらのお供え用お菓子が並ぶため、最も手軽に調達できる時期でもあります。
「季節感」を大切にすることが、供養の質を高めることに繋がります。
神道やキリスト教へのお供えはどうする?
お供え物は仏教だけのものではありません。神道(神式)やキリスト教の場合も、独自のルールが存在します。
神道(神式)のお供え物と表書き
神道では、お供え物のことを「神饌(しんせん)」と呼びます。
表書きは「御供」でも通じますが、「奉献(ほうけん)」や「御玉串料(おたまぐしりょう)」とするのがより丁寧です。
品物としては、日本酒(お神酒)や海苔、乾物、果物などが一般的です。
水引は「双白」や「黒白」を使用しますが、仏教と異なりお線香を供える習慣はないため注意しましょう。
キリスト教でのお供えの代わりに贈るもの
キリスト教(カトリック・プロテスタント)には「お供え」という概念がありませんが、故人を偲んで「お花」を贈る習慣があります。
「御花料(おはなりょう)」として現金を包むか、白いカーネーションや百合をメインにしたアレンジメントを贈ります。
もしお菓子などを持参する場合は、表書きを「献花(けんか)」や「御霊前」とします。
宗教によって名称が全く異なるため、事前のリサーチが非常に重要です。
お供え物を配送する際の手紙・添え状の文面案
通販サイトや百貨店からお供え物を配送する場合、品物だけが届くよりも、一言メッセージが添えられている方が格段に印象が良くなります。
親戚・知人へ贈る際の内容
親しい間柄であれば、あまり堅苦しすぎず、かつ敬意を払った文面にします。
「ご無沙汰しております。お供えの品を別送いたしましたので、仏前にお供えいただければ幸いです。ご家族の皆様もどうぞご自愛ください。」
これくらいの短文でも、贈り主の顔が浮かぶような温かいメッセージになります。
正式な法要に欠席して贈る際の内容
法要に招かれたけれど出席できない場合は、お詫びの言葉を必ず含めます。
「この度は〇〇様の〇回忌にあたり、謹んでお悔やみ申し上げます。あいにく都合により参列が叶いませんため、心ばかりの品を同封いたしました。」
配送の場合は、法要の日よりも前に届くように手配するのが最低限のマナーです。





