AirPodsはどこで買える? 販売店や最安値、中古品の選び方まで徹底解説!
ワイヤレスイヤホンの代名詞とも言えるAppleのAirPodsシリーズ。その快適さや使いやすさから、「今すぐAirPodsを手に入れたい!」と思っている方は多いのではないでしょうか?
でも、いざ買おうと思っても「どこに売っているんだろう?」「家電量販店?それともネット?」と、販売場所に迷ってしまいますよね。
このページでは、Apple製品を熟知している筆者モモストアが、AirPodsが買える場所のすべてを徹底的に解説します。
最安値で買う方法や、自分にぴったりのモデルの選び方、さらに中古品を購入する際の注意点まで、あなたのAirPods選びと購入を完全にサポートしますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
・家電量販店でのAirPodsの取り扱い状況と在庫確認のコツ
・Apple Store(アップルストア)と公式オンラインストアで購入するメリットとは?
・コンビニやドラッグストアなど意外な場所での取り扱いはある?
・AirPodsを最安値で手に入れる!お得な購入ルート3選
- AirPodsが買える主な販売店舗と購入のメリット・デメリット
- 家電量販店でのAirPodsの取り扱い状況と在庫確認のコツ
- Apple Store(アップルストア)と公式オンラインストアで購入するメリットとは?
- コンビニやドラッグストアなど意外な場所での取り扱いはある?
- AirPodsを最安値で手に入れる!お得な購入ルート3選
- AirPodsの全モデル(Pro, 第3世代, Max, 第2世代)の特徴と選び方
- 【要チェック】購入前に知っておきたいAirPodsの偽物・非正規品の見分け方
- AirPodsをフリマアプリや中古ショップで購入する際の注意点
- AirPodsの保証・サポート体制と延長保証「AppleCare+」の必要性
- AirPodsの購入を迷っている人へ!よくあるQ&A
AirPodsが買える主な販売店舗と購入のメリット・デメリット

まず、AirPodsを購入できる場所は大きく分けて「実店舗」と「オンラインストア」の2種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、あなたのライフスタイルや購入の目的に合わせて選ぶことが大切です。
実店舗で購入するメリット・デメリット
実店舗の最大の魅力は、なんといっても「実際に商品を手に取って確認できる」点にあります。
特にAirPods ProやAirPods 第3世代など、耳に入れるタイプのイヤホンは、装着感が非常に重要ですよね。家電量販店などではデモ機が用意されていることが多く、自分の耳に合うかどうかを試すことができます。また、専門知識を持った店員さんに相談できるのも心強いポイントです。
【実店舗のメリット】
- 商品の実物やデモ機を試せる
- その日のうちに持ち帰れる(在庫があれば)
- 店員に直接質問や相談ができる
- ポイント還元や独自のキャンペーンを利用できる場合がある
一方で、デメリットとしては、人気モデルだと在庫切れの可能性があること、そしてオンラインストアに比べて価格が定価に近いことが多いため、最安値を見つけにくい点が挙げられます。
【実店舗の主な販売場所】
家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラなど)、Apple Store、一部の携帯キャリアショップ(ドコモ、au、ソフトバンクなど)
特に家電量販店では、そのお店独自のポイント還元が非常に魅力的です。購入金額の10%がポイントとして付与されることも珍しくなく、実質的な割引として考えることができます。また、他社の製品と比較しながら検討できるため、初めてワイヤレスイヤホンを購入する方には特におすすめです。
オンラインストアで購入するメリット・デメリット
オンラインストアは、「いつでも、どこでも、手軽に購入できる」利便性が魅力です。
AirPodsはApple公式サイトをはじめ、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、多くのECサイトで販売されています。これらのオンラインストアでは、実店舗よりも価格競争が激しく、セールやポイントアップキャンペーンを頻繁に実施しているため、最安値を見つけやすいのが大きなメリットです。
【オンラインストアのメリット】
- 価格が安く、最安値を見つけやすい
- 自宅から一歩も出ずに購入できる
- 実店舗の在庫に左右されない
- 購入者レビューを参考にできる
デメリットは、実際に試着できないことと、手元に届くまでに時間がかかる点です。また、フリマアプリや非公式サイトを利用する場合は、偽物や不良品のリスクもゼロではないため、信頼できるストアを選ぶことが重要になってきます。
【オンラインストアの主な販売場所】
Apple公式オンラインストア、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、各家電量販店のオンラインストア
Amazonや楽天市場では、季節ごとの大型セール(Amazonプライムデー、楽天スーパーセールなど)を狙うと、普段よりも大幅に安く購入できるチャンスがあります。事前に価格をチェックし、「欲しいものリスト」に入れておくなどの対策をしておくと、セール開始と同時に購入でき、お得に手に入れられるでしょう。
このように、実店舗とオンラインストアでは、それぞれ購入体験が大きく異なります。「すぐに欲しい」「ポイントを貯めたい」なら実店舗、「最安値を追求したい」「自宅でじっくり選びたい」ならオンラインストアを選ぶのがおすすめです。
家電量販店でのAirPodsの取り扱い状況と在庫確認のコツ
多くの方がまず最初に思い浮かべるのが、ヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダ電機などの大手家電量販店ではないでしょうか。これらの店舗はAppleの正規取扱店であることが多く、安心してAirPodsを購入できる主要な場所です。
主要家電量販店でのAirPods販売状況
ほとんどの大手家電量販店では、AirPods Pro、AirPods 第3世代、AirPods Maxなど、Appleが販売しているほぼすべての現行モデルを取り扱っています。ただし、旧モデルのAirPods 第2世代などは、在庫限りで販売終了となっているケースもあるため、最新モデルが中心と考えておくと良いでしょう。
家電量販店で購入する最大の魅力は、前述の通りポイント還元です。例えば、10%のポイントが付く場合、実質的に数千円の割引と同じ効果が得られます。このポイントを使って、ケースや保護フィルムなどの関連アクセサリーを同時に購入する方も多いですね。
| 店舗名 | 主なメリット | ポイント還元率(目安) |
|---|---|---|
| ヨドバシカメラ | 幅広い在庫、手厚い接客、ポイントの使いやすさ | 10% |
| ビックカメラ | 駅近くの店舗が多く便利、Suicaや独自サービスとの連携 | 10% |
| ヤマダ電機 | 地域密着型店舗も多い、独自の長期保証サービスあり | 1%〜10%(商品による) |
また、これらの店舗ではApple製品の専門コーナーを設けていることが多く、AirPodsをiPhoneやiPadと連携させたデモンストレーションを見ることができます。実際にノイズキャンセリング機能を体験したり、空間オーディオの臨場感を試したりできるのは、実店舗ならではの大きなメリットです。
人気モデルの在庫確認をスムーズに行うための3つのコツ
特にAirPods Proのような人気モデルや、発売直後の新製品は、週末や大型連休中に在庫切れになることがあります。「せっかくお店に行ったのに売ってなかった!」という事態を避けるために、以下のコツを活用して在庫を確認しましょう。
オンラインストアの在庫状況をチェックする
ほとんどの家電量販店は、実店舗とは別にオンラインストアを運営しています。そして、このオンラインストアでは、「店舗在庫」を確認できる機能を提供していることが多いです。
行きたい店舗を選び、AirPodsのページで在庫状況をチェックすれば、無駄足を踏まずに済みます。ただし、リアルタイムの情報ではない場合もあるため、あくまで目安として利用しましょう。
公式サイトから電話番号を調べて直接問い合わせる
一番確実な方法は、店舗に直接電話で問い合わせることです。特に店舗独自の在庫管理システムを使っている場合、オンラインの情報が更新されていない可能性があります。
店舗の代表番号ではなく、「Apple製品やオーディオ製品担当のフロア」に繋いでもらうようお願いすると、より正確な在庫情報を聞くことができます。「今日これから買いに行くので、取り置きをお願いしたい」と伝えると、数時間程度なら確保してくれる場合もあるため、試してみる価値があります。
例として、某有名家電量販店のオンラインストアを参考に、在庫確認の方法を調べてみましょう。在庫確認は公式サイトで行うのが基本ですが、リアルタイムの状況は電話が確実です。詳しくは某有名家電量販店のオンラインストアなどで確認してください。
平日の開店直後や閉店間際を狙う
新しい在庫が入荷するのは、一般的に平日の午前中が多いです。週末は多くの人が来店するため在庫が減りやすいですが、平日の開店直後であれば、前日に売れ切れても補充されたばかりの新品を狙える確率が高まります。
また、閉店間際も狙い目です。在庫数が少なくなっている可能性はありますが、レジ周りが空いているため、店員さんにゆっくり相談しながら購入手続きを進められます。混雑を避けたい方におすすめの方法です。
これらのコツを組み合わせて活用することで、人気のAirPodsでもスムーズに、そして確実に手に入れることができるでしょう。在庫切れが心配な場合は、オンラインで予約・購入し、店舗で受け取る「クリック&コレクト」のようなサービスを利用するのも一つの手です。
Apple Store(アップルストア)と公式オンラインストアで購入するメリットとは?
AirPodsを購入する上で、やはり最も信頼性が高く、安心できる場所といえば、Apple Store(直営店)とApple公式オンラインストアです。他の販売店にはない独自のメリットが多数存在しますので、詳しく見ていきましょう。
Apple Store実店舗での特別な購入体験
日本全国の主要都市にあるApple Storeは、AirPodsを購入する場所として特別な価値があります。
【専門家による手厚いサポート】
Apple Storeには「Genius Bar(ジーニアスバー)」と呼ばれる専門の技術者や、製品知識豊富な「Specialist(スペシャリスト)」が常駐しています。AirPodsのモデル選びはもちろん、iPhoneとの連携方法や初期設定についても、購入後にその場でマンツーマンのサポートを受けることができます。これは他の家電量販店ではなかなか得られないサービスです。
【刻印サービスやカスタマイズ】
AirPods ProやAirPods 第3世代などのケースには、無料で絵文字やテキストの刻印をしてもらうことが可能です。これはApple公式での購入限定のサービスで、プレゼント用や、自分だけの特別なAirPodsにしたい場合に非常に人気があります。
公式オンラインストア限定のメリット
実店舗に行けない方や、より手軽に購入したい方には、Apple公式オンラインストアがおすすめです。こちらは実店舗のメリットに加えて、さらにオンラインならではの利便性を提供しています。
常に最新かつ全ラインナップが揃っている
公式オンラインストアでは、新製品の予約開始と同時に購入できるため、誰よりも早く手に入れたい場合に最適です。また、家電量販店では取り扱いが少ない「AirPods Max」の全カラーバリエーションや、「整備済製品」など、公式限定のラインナップも豊富に用意されています。
返品・交換ポリシーが手厚い
Apple製品は、開封済みであっても「14日以内であれば理由を問わず返品可能」という非常に手厚い返品ポリシーが適用されます(一部例外あり)。
オンラインで購入して「思っていた色と違った」「サイズ感が合わなかった」という場合でも、安心して交換や返品ができるのは、購入者にとって大きなメリットです。この安心感は、他のECサイトにはない強みと言えるでしょう。
Apple Trade In(下取り)の利用
公式オンラインストアでは、現在使用している古いAirPodsやその他のApple製品を下取りに出して、新しいAirPodsの購入費用に充てることができます。例えば、古いAirPods Proを下取りに出すことで、新しいAirPods Pro 2を割引価格で購入できるため、非常にお得です。
下取り額は製品の状態やモデルによって異なりますが、使わなくなった機器を現金化できるため、賢く買い替えたい方にはぜひ活用してほしいサービスです。詳しくはApple公式サイトのAirPodsページをチェックしてみてください。
実店舗でのポイント還元や割引がない分、Apple公式での購入は定価となりますが、「安心感」「最新製品の確実な入手」「手厚いサポート」「限定の刻印サービス」といった付加価値を重視する方には、Apple Storeか公式オンラインストアが断然おすすめです。
コンビニやドラッグストアなど意外な場所での取り扱いはある?
「急いでいるから、近所のコンビニやドラッグストアでサッと買いたい!」と考える方もいらっしゃるかもしれません。実際に、身近な店舗でAirPodsが買えるのかどうか、筆者モモストアが詳しく調査しました。
コンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミマなど)での販売状況
結論から言うと、現在のところ、コンビニエンスストアでAirPodsが販売されているケースはほとんどありません。
コンビニは、日用品や食品、そしてモバイルバッテリーや簡易的な充電ケーブルなど、緊急性の高いガジェット関連商品を中心に扱っています。AirPodsのように高額で、特定のブランド力が強い製品は、在庫管理やセキュリティの観点から、取り扱いの対象外となっているのが現状です。
ただし、コンビニが運営する「オンラインストア」を通じて、AirPodsの引換券や予約販売を行っている事例は過去にありましたが、これも常時ではありません。
| 店舗 | AirPodsの取り扱い | 主な取り扱いガジェット |
|---|---|---|
| セブンイレブン | ×(基本的に無し) | モバイルバッテリー、充電ケーブル、イヤホン(簡易型) |
| ローソン | ×(基本的に無し) | モバイルバッテリー、充電ケーブル、microSDカード(店舗による) |
| ファミリーマート | ×(基本的に無し) | 充電器、変換アダプター、ワイヤレスイヤホン(低価格帯) |
もし、コンビニで手軽に購入できるワイヤレスイヤホンを探している場合は、1000円〜3000円程度の安価なエントリーモデルであれば、まれに取り扱いがあることがあります。しかし、AirPodsのような高品質な製品は、やはり家電量販店やオンラインストアを利用するのが確実です。
ドラッグストアやディスカウントストアでの可能性
ドラッグストア(マツモトキヨシ、ウエルシアなど)や、ドン・キホーテなどのディスカウントストアでは、どうでしょうか。
ドン・キホーテなどのディスカウントストア
ディスカウントストア、特にドン・キホーテでは、AirPodsを取り扱っている店舗が一部存在します。
ドン・キホーテは、家電量販店よりもさらに独自の仕入れルートを持っており、時期によっては非常にお得な価格で販売していることがあります。ただし、取り扱いモデルが最新とは限らないこと、そして店舗によって在庫状況が大きく異なるため、事前に電話などで確認することが必須となります。
また、ドン・キホーテでの購入の際は、パッケージの封印シールが破れていないか、未開封の新品であるかをしっかりと確認しましょう。万が一の初期不良に備え、レシートは必ず保管しておくことも大切です。
ドラッグストアでの取り扱い
ドラッグストアに関しては、AirPodsの取り扱いはほぼありません。ドラッグストアは、ヘルスケア商品や化粧品、日用品、食品が中心であり、高額なデジタルガジェットは商品のカテゴリ外となります。
稀に、地域密着型の小型店舗で、おもちゃや文房具と一緒にガジェットを置いている場合もありますが、AirPodsのようなブランド製品を常時取り扱っていることはまずないため、期待しない方が良いでしょう。
結論として、AirPodsを確実に購入したい場合は、Apple Store、家電量販店、または信頼できる大手ECサイトのいずれかを選ぶのがベストです。近隣のディスカウントストアで運試しをする際は、必ず在庫確認をしてから足を運ぶようにしてくださいね。
AirPodsを最安値で手に入れる!お得な購入ルート3選
AirPodsは決して安くない買い物ですから、少しでもお得に、最安値で手に入れたいと考えるのは当然です。ここでは、筆者が考える「AirPodsを最安値で手に入れるためのおすすめ購入ルート」を3つご紹介します。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングのセールを狙う
大手ECサイトのセール期間は、間違いなく最安値を狙える最大のチャンスです。
【狙い目のセール時期】
- Amazon:プライムデー(7月頃)、ブラックフライデー(11月頃)、新生活セール(3月頃)
- 楽天市場:楽天スーパーセール(3月、6月、9月、12月)、お買い物マラソン(毎月数回)
- Yahoo!ショッピング:PayPay祭り(不定期)、5のつく日キャンペーン(毎月5日、15日、25日)
特にAmazonや楽天市場では、Apple製品がセール対象になることが多く、割引価格に加えて、さらにポイント還元が上乗せされます。例えば、楽天市場のお買い物マラソン期間中に、SPU(スーパーポイントアッププログラム)などを活用すると、実質20%近いポイント還元を受けることも夢ではありません。
ただし、注意点として、「マーケットプレイス(個人・中小業者)」ではなく、「公式ストア」や「正規代理店」が出品しているAirPodsを選ぶようにしましょう。偽物を掴まされたり、保証が受けられなかったりといったトラブルを避けるためにも、販売元をしっかり確認することが重要です。
キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の端末割引を利用する
現在契約している携帯キャリアが、AirPodsとスマートフォンをセットで購入する際の割引キャンペーンを実施している場合があります。
これは、機種変更や新規契約の際に、AirPodsを同時購入することで数千円〜1万円以上の割引を受けられるというものです。割引額は非常に大きいですが、適用条件(例:特定の料金プランへの加入)があることが多いため、契約時に店員さんに詳しく確認してみましょう。
また、キャリア独自のポイント(dポイント、Pontaポイント、ソフトバンクポイントなど)を使ってAirPodsを購入することも可能です。大量のポイントを貯めている方は、この方法で実質無料でAirPodsを手に入れることもできます。
Appleの整備済製品(認定中古品)を狙う
Apple公式オンラインストアでは、「Apple認定整備済製品」として、返品された製品や展示品などを、厳格なプロセスで整備し直した製品を販売しています。
【整備済製品の安心ポイント】
- 新品と同様に1年間の製品保証が付いている
- 新しいバッテリーと外装が使用されているため、見た目や機能は新品とほぼ変わらない
- 定価よりも15%〜20%ほど安く購入できる
整備済製品は、新品にこだわりがなければ、最も賢く、かつ安心してAirPodsを安く手に入れられる方法です。ただし、在庫は非常に流動的で、人気のモデルはすぐに売り切れてしまいます。こまめにApple公式サイトの整備済製品ページをチェックし、在庫があったら即決するくらいのスピード感が求められます。
これらの3つのルートを駆使すれば、定価よりも大幅に安く、そして安全にAirPodsを手に入れることができるはずです。あなたの最も都合の良い方法を選んで、お得なAirPodsライフをスタートさせてくださいね。
AirPodsの全モデル(Pro, 第3世代, Max, 第2世代)の特徴と選び方
「AirPodsが欲しい!」と思っても、現在販売されているAirPodsにはいくつかのモデルがあり、それぞれ機能や価格が大きく異なります。ここでは、主要なモデルの特徴を比較し、あなたにぴったりのAirPodsを選ぶためのポイントを解説します。
主要AirPodsモデル比較表
まずは、現行の主要モデルの基本的な違いをチェックしましょう。
| モデル名 | 形状 | ノイズキャンセリング(ANC) | 空間オーディオ | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| AirPods Pro | カナル型(イヤーチップあり) | 搭載(高性能) | 対応 | 最高の音質と静寂性。あらゆる環境におすすめ。 |
| AirPods(第3世代) | インナーイヤー型(イヤーチップなし) | 非搭載 | 対応 | AirPodsらしい解放感と空間オーディオを楽しめる。 |
| AirPods(第2世代) | インナーイヤー型 | 非搭載 | 非対応 | 最も安価なモデル。基本機能のみで十分な方へ。 |
| AirPods Max | オーバーイヤー型(ヘッドホン) | 搭載(最高性能) | 対応 | 最高のリスニング体験。自宅やスタジオでの使用に最適。 |
ノイズキャンセリングを重視するなら「AirPods Pro」一択
電車やカフェ、飛行機の中など、外部の騒音を完全にシャットアウトして音楽や作業に集中したいなら、迷わずAirPods Proを選びましょう。
AirPods Proは、耳栓のように密閉性の高い「カナル型」を採用しており、業界最高クラスのアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載しています。一度この静寂性を体験すると、もう元には戻れません。さらに、周囲の音を聞き取れるようにする「外部音取り込みモード」も非常に自然で、会話やアナウンスを聞く際にも便利です。
AirPods Proの最新モデルは、より進化したANCとバッテリー性能を持っています。価格は高めですが、その価値は十分にあります。
装着感とバッテリー持ちを重視するなら「AirPods(第3世代)」
「カナル型は耳に合わない」「密閉感が苦手」という方には、AirPods 第3世代が最適です。
AirPodsらしい「インナーイヤー型」の解放感を保ちつつ、AirPods Proと同等の「空間オーディオ」や「耐汗耐水性能」など、最新の機能を搭載しています。第2世代よりも音質やバッテリー持ちが大幅に改善されているため、日常使いには最もバランスの取れたモデルと言えます。
また、充電ケースはワイヤレス充電に対応しており、使い勝手も抜群です。価格はProよりも安く、ノイズキャンセリングが不要であれば、このモデルが「ベストバイ」となるでしょう。
最高の音質と没入感を求めるなら「AirPods Max」
予算を気にせず、自宅やオフィスで究極のリスニング体験を追求したいなら、AirPods Maxという選択肢もあります。
これはイヤホンではなく「オーバーイヤー型ヘッドホン」であり、AirPodsシリーズの中で最も高価なモデルですが、その分ノイズキャンセリング性能、音質、装着感のすべてが最高レベルです。特に、長時間音楽を聴く方や、動画編集、音楽制作など、音のディテールを重視するクリエイターにおすすめです。
重量があるため携帯性には劣りますが、一度AirPods Maxで聴く空間オーディオの迫力を体験すれば、その価格に納得できるはずです。
選び方のまとめとして、「機能(ANC)を重視するか、装着感(開放感)を重視するか」の2軸で考えると、自分に合うモデルが見つけやすくなります。
【要チェック】購入前に知っておきたいAirPodsの偽物・非正規品の見分け方
AirPodsは世界的に人気の製品であるため、残念ながら偽物(非正規品)が市場に出回っているのが現状です。特にECサイトやフリマアプリで購入する際は、偽物を掴まされないように細心の注意を払う必要があります。ここでは、偽物を見分けるための決定的なポイントを詳しく解説します。
外箱とパッケージの決定的な違い
偽物のAirPodsは、本物と非常によく似たパッケージで販売されていることが多いため、細部に注目することが大切です。
フォントと印刷の品質
Apple製品は、パッケージのフォント、特に「AirPods Pro」や「Designed by Apple in California」といった文字の太さ、間隔(カーニング)、色味に至るまで、非常に厳格に管理されています。偽物は、フォントがかすれていたり、本物よりも太すぎたり、細かすぎる場合があります。
また、箱に印刷されているAirPodsの画像がぼやけている、または光沢が不自然な場合は、偽物である可能性が高いです。本物のパッケージは、製品の画像部分がエンボス加工(浮き出し加工)されており、非常に立体感があります。
シリアル番号とIMEIの確認
すべてのAirPodsには、一意のシリアル番号が割り振られています。この番号は外箱と充電ケースの蓋の裏側などに記載されています。
購入前に販売者からシリアル番号を聞き出し、Appleの公式サポートページでシリアル番号を入力し、保証状況をチェックしましょう。シリアル番号が「無効」と表示されたり、「製品情報が見つかりません」と出たりした場合は、そのAirPodsは偽物である可能性が極めて高いです。
また、偽物は本物のシリアル番号をコピーして利用しているケースもあるため、シリアル番号が「有効」でも、価格が極端に安い場合は注意が必要です。
製品本体と機能での見分け方
実際に製品を開封して確認できるポイントもいくつかあります。
技適マークの有無
日本国内で無線通信を行う機器(AirPodsもこれに該当します)は、電波法令の技術基準に適合していることを示す「技適マーク」の表示が義務付けられています。
本物のAirPods Proなどは、充電ケースの内側や本体にこの技適マークが刻印されています。もし、技適マークが確認できない場合、それは日本の電波法に違反する非正規品である可能性が高く、使用することで他の無線機器に干渉する恐れもあります。
この技適マークについては、総務省のホームページでも詳しく解説されていますので、気になる方は総務省の電波利用ホームページで確認してみましょう。
Bluetooth接続時のアニメーション
本物のAirPodsを初めてiPhoneの近くで蓋を開けると、画面下に滑らかで美しいアニメーションが表示され、接続を促されます。
偽物の場合、このアニメーションが表示されなかったり、表示されても非常にカクカクしていたり、不自然な日本語が表示されたりすることがあります。また、ノイズキャンセリングや外部音取り込みモードの切り替えができなかったり、設定画面の表示がおかしかったりする場合も、偽物のサインです。
極端に安い価格で販売されているAirPodsは、「偽物リスク」を背負っていることになります。少しでも不安を感じたら、購入を控えるか、Apple Storeや大手家電量販店などの正規ルートでの購入を検討することをおすすめします。
AirPodsをフリマアプリや中古ショップで購入する際の注意点
最安値を追求する上で、中古品やフリマアプリ(メルカリ、ラクマなど)を利用することは、非常に有効な手段です。しかし、中古品には特有のリスクも伴います。安全かつ納得のいくAirPodsを手に入れるために、特に注意すべき点をまとめました。
フリマアプリでの「中古AirPods」購入の3つのリスク
フリマアプリは掘り出し物が見つかる反面、個人間取引であるがゆえに、以下の3つのリスクが存在します。
バッテリーの劣化具合が不明
ワイヤレスイヤホンの寿命は、バッテリーの寿命に直結します。中古のAirPodsの場合、前使用者がどれだけ使用したかによって、バッテリーの最大容量が大きく異なってきます。
出品者が「使用期間〇ヶ月」と記載していても、それが本当かどうかを証明するのは困難です。できれば、「設定」アプリの「バッテリー」項目にある「バッテリーの状態」画面のスクリーンショットを要求し、最大容量を確認しましょう。80%を切っている場合は、新品時の性能を期待するのは難しいと考えた方が良いです。
衛生面での懸念
AirPodsは直接耳に入れる製品です。中古品の場合、イヤーチップや本体の溝に皮脂や耳垢が残っている可能性がゼロではありません。
出品画像で、充電ケースの内側や、スピーカー部分のメッシュが汚れていないか、可能な限りアップの写真で確認しましょう。購入後には、必ずアルコール消毒や、Appleが推奨するクリーニング方法で徹底的に清掃する必要があります。衛生面が気になる方は、新品、または専門業者によるクリーニング済みの製品を選ぶべきです。
初期設定の解除漏れ(アクティベーションロック)
AirPodsは、最後に接続したApple IDと紐付けられることがあります。前の利用者が「iPhoneを探す」からAirPodsを削除していない場合、新しいユーザーが自分のデバイスにペアリングできない「アクティベーションロック」がかかった状態になることがあります。
これは非常に厄介なトラブルです。フリマアプリで購入する際は、「アクティベーションロックは解除済みですか?」と必ず質問し、出品者に「設定」アプリからAirPodsを削除してもらうよう依頼しましょう。解除されていない場合は、使用できなくなるリスクを覚悟しなければなりません。
中古ショップや買取店を利用するメリット
ゲオやブックオフなどの専門の中古ショップや、じゃんぱらなどの中古デジタル機器専門店を利用すれば、これらのリスクを軽減できます。
中古ショップでは、専門のスタッフが動作確認やクリーニングを実施しているため、バッテリーの残量目安や、アクティベーションロックの解除状況について保証がされています。また、店舗独自の「中古保証」が付いていることも多く、万が一購入直後に不具合が発生しても対応してもらえる安心感があります。
フリマアプリに比べて価格は若干高くなりますが、「安心を買う」という意味では、中古ショップの利用を強くおすすめします。
AirPodsの保証・サポート体制と延長保証「AppleCare+」の必要性
高価なAirPodsだからこそ、購入後の保証やサポート体制についてしっかり理解しておくことは大切です。特に、延長保証サービス「AppleCare+」に入るべきかどうかは、多くの人が悩むポイントです。
購入者に付帯する2つの基本保証
AirPodsを購入すると、すべてのユーザーに以下の2つの基本的な保証が自動で付帯します。
限定保証(1年間)
これは、Apple製品すべてに適用される「メーカー保証」です。購入日から1年間、AirPods本体や充電ケースの「製造上の欠陥」による故障に対して、無償で修理または交換が受けられます。
例えば、「電源が入らない」「片方のイヤホンから音が出ない」といった、ユーザーの過失ではない初期不良や自然故障が対象となります。ただし、落下や水濡れといった「事故による損傷」は対象外なので注意が必要です。
無償テクニカルサポート(90日間)
購入日から90日間は、Appleの専門スタッフによる電話またはチャットでの技術サポートを無償で受けられます。「iPhoneとの接続方法がわからない」「ノイズキャンセリングの設定方法を知りたい」といった、操作方法に関する質問やトラブルシューティングに対応してくれます。
AppleCare+に加入するべきか?
AirPodsを長く安心して使いたいなら、AppleCare+ for Headphonesへの加入を強く推奨します。これは、限定保証ではカバーされない「事故による損傷」を格安で修理・交換できる延長保証サービスです。
AppleCare+の主なメリット
- 保証期間が購入日から2年間に延長される
- 落下、水濡れ、紛失などのアクシデントによる損傷を、回数制限なく安価なサービス料(自己負担額)で修理・交換できる
- バッテリーが新品時の80%未満に劣化した場合も、無償で交換可能
特にAirPodsのような小型のイヤホンは、「誤って落としてしまった」「洗濯機で回してしまった」「片方を紛失した」といったトラブルに見舞われるリスクが高いです。AppleCare+に加入していれば、例えばAirPods Proの場合、通常数万円かかる交換費用が、サービス料を支払うだけで済み、経済的な負担が大幅に軽減されます。
| 修理・交換内容 | AppleCare+ 加入時(サービス料) | AppleCare+ 非加入時(通常費用) |
|---|---|---|
| 事故によるイヤホン本体の損傷(片方) | 数千円 | 1万円〜1万5千円程度 |
| バッテリー交換(80%未満の劣化) | 無償 | 1万円程度 |
| 充電ケースの交換(事故損傷) | 数千円 | 1万5千円程度 |
AirPodsは精密機器であり、特にイヤホン本体の修理費用は高額になりがちです。AppleCare+の加入費用はモデルによって異なりますが、「2年間、何があっても安心を買う」と考えると、費用対効果は非常に高いと言えます。購入と同時に加入することをおすすめします。
AppleCare+の公式サイトで最新の料金を確認しておくと良いでしょう。
AirPodsの購入を迷っている人へ!よくあるQ&A
最後に、AirPodsの購入を検討している方が抱きがちな疑問や、筆者モモストアによく寄せられる質問をQ&A形式でまとめてみました。ぜひ、最後の決め手として参考にしてください!
Q1: AndroidスマホでもAirPodsは使える?
A: はい、問題なく使えます。
AirPodsはBluetooth接続に対応しているため、Androidスマートフォンやタブレット、Windows PCなど、Bluetoothを搭載した機器であれば基本的に接続して使用することができます。
ただし、注意点として、iPhoneで使う場合に発揮される「特別な機能」の一部は、Androidでは使えません。例えば、「Hey Siri」による音声操作、iPhoneの画面上に表示されるバッテリー残量の詳細アニメーション、自動デバイス切り替え機能などは、Androidでは利用できません。
しかし、「高音質の音楽を聴く」「ノイズキャンセリングを使う」「通話をする」といった基本的な機能は問題なく動作しますので、Androidユーザーの方でも安心して購入してください。
Q2: AirPods ProとAirPods 第3世代、音質の違いは大きい?
A: 音質は異なりますが、「好みの問題」とも言えます。
AirPods Pro(カナル型)は、耳を密閉するため、低音がより豊かに響き、外部のノイズがない分、クリアで解像度の高い音に感じられます。没入感を求める方にはProの音質が優れていると感じるでしょう。
一方、AirPods 第3世代(インナーイヤー型)は、耳を完全に密閉しないため、Proに比べると低音の迫力は劣りますが、開放感があり、長時間聴いても疲れない自然な音が特徴です。どちらも非常に高音質ですが、特にノイズキャンセリングによる「静寂性」が音質の感じ方に大きく影響することを覚えておきましょう。
もし可能であれば、家電量販店などでデモ機を試聴して、ご自身の耳で違いを確かめることをおすすめします。
Q3: AirPodsをなくしそう…紛失防止策はある?
A: Apple純正の「探す」機能と「紛失防止アクセサリー」が有効です。
AirPodsは、iPhoneの「探す」アプリと連携しており、最後に接続された場所を地図上で確認できます。さらに、近くにあればAirPodsから大きな音を鳴らすことも可能です。
また、物理的な紛失を防ぐために、充電ケースに装着できるAirTag対応のケースや、カラビナ付きのケースを別途購入し、カバンやキーホルダーに付けておくのが最も効果的です。特にAirPods Maxの場合、専用のヘッドホンスタンドを活用し、決まった場所に置く習慣をつけることで、置き忘れを防ぐことができます。
もし片方だけを紛失してしまった場合でも、前述のAppleCare+に加入していれば、安価に片方だけを交換できるため、究極の紛失対策になります。
これらのQ&Aで、あなたのAirPods購入に関する疑問が解消されたなら嬉しいです。ぜひ、自分にぴったりのAirPodsを見つけて、快適なワイヤレスライフを楽しんでくださいね!

