ハガキはどこに売ってる?主要な販売場所と種類を徹底解説!
急にハガキが必要になった時、「あれ?どこに売ってるんだっけ?」と立ち止まってしまうことはありませんか?
手紙を送る機会が減った今、いざという時に販売場所が分からず、困ってしまう方は少なくありません。
実は、ハガキは郵便局以外にも、私たちの生活圏内の身近な場所で意外と簡単に手に入ります。
この記事では、ハガキを売っている主要な販売場所を営業時間や取り扱い種類と合わせて詳しく解説します。
さらに、普通ハガキから特殊なハガキ、そしてデザインに凝った私製ハガキまで、用途に応じた選び方についても、モモストアが徹底的にガイドしていきますね!
これで、ハガキが必要になった時も慌てずに、ベストな場所で手に入れることができますよ。
・【定番】郵便局はやっぱり安心!ハガキの種類と営業時間をチェック
・コンビニで買えるハガキはどんな種類?急ぎの時に知っておきたいこと
・デザイン重視のハガキを探すなら!文房具店・大型店の品揃え
・安くて便利!100円ショップのハガキ活用術と注意点
- ハガキを今すぐ買いたい!24時間いつでも購入できる場所を徹底解説
- 【定番】郵便局はやっぱり安心!ハガキの種類と営業時間をチェック
- コンビニで買えるハガキはどんな種類?急ぎの時に知っておきたいこと
- デザイン重視のハガキを探すなら!文房具店・大型店の品揃え
- 安くて便利!100円ショップのハガキ活用術と注意点
- 意外と知られていない!スーパーや家電量販店でハガキを買うメリット
- 普通ハガキだけじゃない!購入できる主要なハガキの種類と用途
- 年賀状・暑中見舞いなど期間限定の特殊ハガキの販売時期
- 私製ハガキと官製ハガキは何が違う?失敗しない選び方
- ハガキの切手代はいくら?料金不足で戻ってこないための対策
- 大量購入したい時はどこが良い?まとめて買う際の最適な場所
- ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)でのハガキ購入のススメ
- 中古品でもOK?メルカリやフリマサイトで掘り出し物を探す方法
- 私製ハガキのデザインに合った切手を選ぶ楽しみ
- ハガキのサイズ規定を徹底解説!定形外郵便にならないために
- ハガキを出す際の最後の難関!切手、ポスト、投函時間
- 【まとめ】ハガキを売っている場所別!メリット・デメリット比較表
ハガキを今すぐ買いたい!24時間いつでも購入できる場所を徹底解説

「今すぐハガキが必要なのに、もう郵便局が閉まってる!」そんな緊急事態の時でも、焦る必要はありません。今の時代、ハガキは郵便局の窓口時間にとらわれず、24時間いつでも購入できる場所があります。
その代表格が、誰もが利用するコンビニエンスストアです。主要なコンビニチェーンであれば、ほとんどのお店で取り扱いがありますよ。
特に、急な弔事や慶事などで、深夜や早朝に急いで用意しなければならない時、コンビニの存在は本当に心強いですよね。
ただし、コンビニで購入できるのは、基本的に「普通ハガキ」と「往復ハガキ」の二種類がメインです。年賀ハガキなどの特殊なハガキは、販売時期や在庫状況によって取り扱いがないことも多いので、注意が必要です。
また、コンビニでのハガキの販売は、ほとんどの場合、レジカウンターで行われています。店内の棚に並んでいるわけではないので、店員さんに「ハガキをください」と声をかけてみましょう。
購入できる枚数は店舗や在庫状況によりますが、基本的にバラで購入が可能です。もちろん、切手も一緒に購入できますから、ポストに投函するまでの準備を一度に済ませられるのが大きな魅力です。急いでいる時ほど、このワンストップで完結できる便利さは、計り知れません。
このように、深夜や早朝といった時間帯を問わず、すぐにハガキを手に入れたいなら、まずは近所のコンビニエンスストアをチェックすることが、最も確実で迅速な方法だと言えます。
コンビニでのハガキ購入時の注意点とおすすめの買い方
コンビニは便利ですが、ハガキを購入する際にはいくつか知っておくと役立つポイントがあります。
まず、先ほどもお伝えしましたが、ハガキはレジで店員さんに声をかけて購入します。これは、ハガキや切手が金券に準ずる扱いとなるため、防犯上の理由からレジで管理されているためです。
次に、支払い方法についてです。多くのコンビニでは、ハガキを現金以外で支払うことが可能です。
ただし、nanacoやWAONなどの電子マネーや、クレジットカードで支払う場合、ポイントが付与されないケースが多いです。
これは、ハガキが切手と同じく非課税商品であるため、支払いサービスを提供する側がポイントを付けられないルールになっていることが主な理由です。
ポイントを貯めたい場合は、残念ながら諦めて現金で支払うのが確実でしょう。
また、コンビニによって取り扱っているハガキの紙質が異なることがあります。例えば、写真印刷をきれいにしたい場合は「インクジェット紙」のハガキを探す必要がありますが、コンビニでは標準のハガキのみの取り扱いとなっていることがほとんどです。
もし、特殊な紙質のハガキや大量の枚数が必要な場合は、次に解説する郵便局や文房具店を利用することを検討してみてくださいね。
コンビニを賢く利用するなら、「深夜や早朝の緊急時」や「1~2枚の少量購入」、そして「普通のハガキで十分」という場合に限定するのが、最もストレスなく購入できるおすすめの買い方です。
【定番】郵便局はやっぱり安心!ハガキの種類と営業時間をチェック
やはりハガキを買う場所として、最も安心感があり、種類も豊富なのが郵便局です。
当たり前すぎて「そこは知ってるよ!」と思われるかもしれませんが、郵便局でハガキを購入するメリットは、単に「売っている」という点だけではないんです。
郵便局の窓口では、普通ハガキ、往復ハガキはもちろんのこと、インクジェット紙のハガキや、くぼみ付きハガキといった特殊な用途のハガキまで、全種類が手に入ります。
年賀ハガキや暑中見舞い(残暑見舞い)ハガキといった期間限定の特殊ハガキも、販売期間中は間違いなく取り扱われています。
さらに、地方によっては、その地域限定の「ふるさと切手」が印刷されたハガキや、特殊なデザインのハガキが販売されていることもあるので、コレクション目的で探してみるのも楽しいですよ。
また、大量にハガキが必要な場合、郵便局であれば在庫も豊富で、箱単位での購入もスムーズに対応してもらえます。会社やサークルなどでまとめて購入する際には、郵便局の窓口が最も確実で手間がかかりません。
そして、購入したハガキについて、重さや料金、投函に関する疑問があれば、その場で郵便のプロである局員さんに直接質問できるのも、大きなメリットです。初めてハガキを出す方や、複雑な送り方をしたい方にとっては、これほど心強い場所はありません。
郵便局の営業時間を把握して効率的に購入するコツ
郵便局の唯一のデメリットとも言えるのが、営業時間です。一般的に、郵便窓口の営業時間は平日9時から17時までというところが多く、日中仕事をしている方にとっては、なかなか窓口に行くのが難しい時間帯かもしれません。
しかし、実は郵便局には「ゆうゆう窓口」というサービスがあります。これは、郵便窓口が閉まっている時間帯や土日祝日でも、郵便物の受付や切手・ハガキの販売を行っている窓口です。
すべての郵便局に設置されているわけではありませんが、比較的大きな中央郵便局や集配局には設置されていることが多いので、事前にウェブサイトで調べておくと便利です。
ゆうゆう窓口の営業時間は、局によって異なりますが、夜遅くまで開いていたり、土日も営業していたりする場所もあります。日中に時間が取れない方は、お住まいの地域や職場の近くにある郵便局のゆうゆう窓口の営業時間を調べておくことを強くおすすめします。
ただし、ゆうゆう窓口でも取り扱っているハガキの種類は、通常の窓口より限定的になる場合があるので、特殊なハガキが必要な場合は、やはり平日の郵便窓口の営業時間内に訪問するのが最も確実です。
購入したハガキをその場でポストに投函したい場合は、郵便局の外に設置されているポストを利用しましょう。多くの郵便局のポストは、他の街中のポストよりも集荷回数が多い傾向にあるため、少しでも早く届けたい時にも最適です。
コンビニで買えるハガキはどんな種類?急ぎの時に知っておきたいこと
先のセクションでも触れましたが、コンビニは24時間営業しているため、ハガキの緊急ニーズに最も応えてくれる場所です。しかし、購入できるハガキの種類については、郵便局と比べるとどうしても限定的になってしまいます。
具体的に、コンビニで一般的に取り扱いのあるハガキと、急ぎの時に知っておきたい情報を詳しく見ていきましょう。
コンビニで通年販売されている官製ハガキは、以下の通りです。
- 普通ハガキ:最も標準的なハガキで、白地のものです。
- 往復ハガキ:返信用ハガキがセットになっているもので、招待状の返信などに使われます。
特に、インクジェット紙やディズニーキャラクターがデザインされたハガキは、コンビニでは取り扱っていないことがほとんどです。プリンターで写真を高画質で印刷したい場合は、コンビニではなく、郵便局か文房具店を探す必要があります。
また、期間限定のハガキについても、コンビニでの取り扱いはあります。最も代表的なのが、年賀ハガキです。販売期間中には、多くのコンビニで年賀ハガキが販売されますが、郵便局のように「インクジェット紙の無地」や「寄付金付き」といった細かな種類は選べないことが多く、最も標準的な年賀ハガキのみの取り扱いとなります。
急ぎでハガキを買いたい時には、以下の点を確認すると効率的です。
- レジに直行する:ハガキは商品棚ではなくレジの裏に保管されていることが多いので、迷わず店員さんに声をかける。
- 枚数を確認する:在庫が少ない場合もあるため、必要な枚数を伝えて、在庫があるか確認する。
- 支払い方法を確認する:現金以外で支払いたい場合は、事前に使えるか確認する。(基本的に使えますが、ポイントは期待しない)
これらのポイントを押さえておけば、深夜や早朝の急なハガキ購入もスムーズに進められるはずです。コンビニはあくまで「緊急時のレスキュー」として、賢く活用してくださいね。
コンビニのマルチコピー機を利用したハガキ印刷の裏技
ハガキ自体は買えたけど、「今すぐ宛名やメッセージを印刷したい!」というニーズもあるかと思います。
自宅にプリンターがない場合でも、コンビニにあるマルチコピー機を使えば、ハガキの印刷が可能です。これは意外と知られていない、コンビニの便利な裏技の一つです。
主要なコンビニのマルチコピー機では、USBメモリやSDカード、あるいはスマートフォンアプリを通してデータを持ち込むことで、印刷ができます。
もちろん、ハガキサイズの用紙(私製ハガキや、すでに購入した官製ハガキ)を持ち込んで印刷することはできませんが、写真や文書をL判やA4サイズの紙に印刷してから、メッセージカードとして使用するという方法は使えます。
また、コンビニによっては、年賀状シーズンになると「年賀状印刷サービス」を提供していることもあります。
店頭の端末でデザインを選び、宛名を入力するだけで、プロ仕様の仕上がりで印刷してもらえるサービスです。これはハガキをゼロから作成したい時に非常に便利なので、手間をかけたくない方は利用を検討してみると良いでしょう。
ただし、ハガキの宛名や裏面を直接コピー機で印刷する機能は、コンビニのサービスでは一般的ではありません。あくまで文書や写真の印刷がメインとなるため、ハガキへの印刷は、やはりご自宅のプリンターか、印刷業者への依頼が基本となります。
コンビニは、あくまでハガキ本体を購入し、切手を購入する場所として利用し、印刷は自宅で済ませるのが一番ストレスフリーな方法です。
デザイン重視のハガキを探すなら!文房具店・大型店の品揃え
送る相手に気持ちを伝えたい、特別なデザインのハガキを探しているという方には、郵便局やコンビニでは見つからない、個性豊かなハガキを取り扱っているお店をおすすめします。
それが、大型文房具店や雑貨店、そして大型書店の文具コーナーです。
代表的なお店としては、ロフト (LOFT) や東急ハンズ (ハンズ)、伊東屋などの専門店が挙げられます。
これらの店舗では、官製ハガキ(切手が印刷されたもの)の取り扱いは少ないか、全くないことがほとんどですが、代わりに「私製ハガキ」のラインナップが非常に充実しています。
私製ハガキとは、切手が印刷されておらず、自分で切手を貼る必要があるハガキのことです。デザインの自由度が非常に高く、以下のような特徴を持ったハガキが見つかります。
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| デザインハガキ | 有名イラストレーターや写真家の作品、季節のモチーフなど、数百種類を超えるデザイン。 |
| 素材ハガキ | 和紙、木材、布など、特殊な素材を使ったハガキ。手触りや見た目のインパクト大。 |
| ポップアップハガキ | 開くと立体的なモチーフが飛び出す、メッセージカード感覚のハガキ。 |
| ポストカードセット | 旅行先や美術館などで販売されている、デザイン性の高い絵ハガキ。 |
これらのハガキは、友達へのちょっとしたメッセージや、個展の案内、お洒落な招待状を送りたい時などに最適です。
また、文房具店では、ハガキと一緒に使えるデザイン切手やシーリングワックスなども取り扱っていることが多く、トータルでコーディネートして送る楽しみがあります。手紙を書くのが趣味な方や、クリエイティブな用途でハガキを使いたい方には、ぜひ一度足を運んでみてほしい場所です。
大型書店や雑貨店でのハガキ購入が向いている人
大型書店や雑貨店でのハガキ購入は、以下のような方々にとって特におすすめできます。
- デザイン性を重視する人: 個性的なイラストや写真、素材感にこだわりたい場合に最適です。特に海外輸入のポストカードなども見つかることがあります。
- 目的が明確な人: 「結婚祝いのメッセージカードに添えたい」「季節の挨拶をアートなハガキで送りたい」など、特定の目的がある場合に、最適な一枚を見つけやすいです。
- 手書きを楽しみたい人: 私製ハガキの多くは、筆記具との相性が良い紙質を選んでいることが多く、万年筆やカラーペンで丁寧に書きたい方にも向いています。
ただし、繰り返しになりますが、私製ハガキは必ず郵便局やコンビニで切手を購入し、貼ってから投函する必要があることを忘れないでくださいね。切手を貼らずにポストに入れてしまうと、差出人不明で送り返されてしまうことがあるので、注意が必要です。
これらの店舗は、営業時間も商業施設に準じているため、郵便局よりも遅くまで開いていることが多く、お仕事帰りにゆっくりとハガキを選ぶことができるのも嬉しいポイントです。
安くて便利!100円ショップのハガキ活用術と注意点
ハガキが必要だけど、できるだけコストを抑えたい、あるいは練習用としてたくさん使いたいという方におすすめなのが、100円ショップです。ダイソーやセリア、キャンドゥなどの大手100円ショップでは、ハガキ関連商品が驚くほど充実しています。
100円ショップで購入できるのは、ほとんどが「私製ハガキ」です。官製ハガキ(切手付き)の取り扱いはありませんので、切手は別途購入する必要がありますが、デザイン性の高いハガキが複数枚セットで110円(税込)で手に入るのは、大きな魅力です。
具体的に、100円ショップで見つかるハガキの種類は非常にバラエティ豊かです。
- 無地ハガキ(白・色付き):大量にメッセージを書きたい時や、イラストを描きたい時に便利な大容量パック。
- デザインハガキ:季節の柄、キャラクターもの、シンプルな罫線入りなど、種類が豊富。
- インクジェット対応ハガキ:自宅のプリンターで印刷するための、写真印刷に適した紙質のハガキ。
- 特殊素材ハガキ:クラフト紙、厚紙など、少し変わった素材のハガキが販売されていることもあります。
特に年末の年賀状シーズンや、暑中見舞いの時期になると、100円ショップでも季節に特化したデザインハガキのコーナーが設けられ、多くの人が利用します。プリンター用のハガキは、印刷業者に頼むほどのクオリティは求めないけれど、自宅で手軽に仕上げたいという場合に最適です。
100円ハガキを使う上での重要な注意点
安くて便利な100円ショップのハガキですが、いくつか注意しておきたい点があります。
- 切手は必須:何度も言いますが、私製ハガキなので、必ず切手を貼ってください。切手の販売は100円ショップでは行っていないため、別途コンビニや郵便局で購入する必要があります。
- 厚さとサイズ:100円ショップのハガキの中には、官製ハガキよりも紙が薄いものや、わずかにサイズが規定外のものが含まれている場合があります。郵送する際は、郵便局の窓口で「これはハガキとして送れますか?」と確認するのが確実です。特に定形外郵便物と判断されると、切手代が高くなることがあるので注意が必要です。
- インクの滲み:インクジェット対応と書かれていても、プリンターの種類やインクとの相性によっては、インクが滲みやすいものもあります。特に写真印刷をする際は、少量パックで試し刷りをしてから、本格的に使用することをおすすめします。
100円ショップは、とにかく安く大量にハガキを手に入れたい、デザインを楽しみたいという目的には最高の場所です。賢く選んで、ハガキライフを楽しんでくださいね。
意外と知られていない!スーパーや家電量販店でハガキを買うメリット
ハガキの販売場所として、郵便局やコンビニ、文房具店が主流ですが、実はスーパーマーケットや家電量販店でも、ハガキを取り扱っていることがあります。
これらの店舗での購入は、特定のニーズを持つ方にとって、非常に便利な選択肢となります。
スーパー(イオン、イトーヨーカドーなど)
大型スーパーのサービスカウンターや文具コーナーでは、官製ハガキ(普通ハガキ)や切手を取り扱っていることがあります。スーパーのメリットは、買い物ついでに立ち寄れることと、駐車場が完備されていることが多いため、車で大量に購入しに行きたい場合に非常に便利です。
- メリット:他の日用品の買い物と同時に済ませられる、駐車場が広い。
- 取り扱い:普通ハガキ、往復ハガキ(店舗による)、切手。
ただし、取り扱いがあるのはレジ横やサービスカウンターなど、限られた場所です。店舗によっては取り扱いがない場合もあるため、事前に電話で確認するか、サービスカウンターに直接尋ねてみるのが確実です。
家電量販店(年賀状シーズン)
通常時、家電量販店でハガキを見かけることは少ないかもしれません。しかし、年賀状シーズンになると状況は一変します。
プリンターコーナーやインク・用紙コーナーの一角で、官製の年賀ハガキ(特にインクジェット紙)や、私製の印刷用ハガキが大量に陳列されます。
- メリット:インクやプリンターとセットでハガキを購入できる、インクジェット紙の品揃えが豊富。
- 取り扱い:年賀ハガキ(インクジェット紙がメイン)、プリンターメーカー各社が推奨する私製ハガキ。
家電量販店でハガキを購入する最大のメリットは、印刷に関する専門的なアドバイスを受けやすいことです。プリンターの機種に最適なハガキ用紙を選びたい方や、インクと一緒にハガキを調達したい方には、この時期の家電量販店が最高のスポットとなります。
普通ハガキだけじゃない!購入できる主要なハガキの種類と用途
ハガキと一口に言っても、その種類は様々です。用途や目的に合わせて適切なハガキを選ぶことで、メッセージがよりスムーズに、そして確実に届きます。
ここでは、郵便局をはじめ、様々な場所で購入できる主要なハガキの種類と、それぞれの使い道について詳しく解説していきますね。
まず、ハガキは大きく分けて「官製ハガキ」と「私製ハガキ」の二種類があります。
官製ハガキ:切手不要でそのまま投函できる便利なハガキ
官製ハガキとは、郵便局が発行し、あらかじめ切手部分が印刷されているハガキのことです。購入すれば、切手を貼る手間なくそのまま投函できます。主な種類は以下の通りです。
- 通常ハガキ(普通ハガキ): 最も一般的なハガキで、白や淡い色の紙質のものです。メッセージや案内、公的な書類のやり取りなど、日常のあらゆる用途に使われます。
最近では、写真印刷に特化した「インクジェット紙」のものも通常ハガキとして販売されています。 - 往復ハガキ: 行きと返信用のハガキが一枚につながっているタイプです。同窓会やイベントの招待状、アンケートの回収など、相手からの返事が欲しい場合に使われます。
- 特定期間の特殊ハガキ: 年賀ハガキ(年賀状)や、夏の時期に販売される「かもめ~る」(現在は暑中見舞い・残暑見舞い用ハガキ)などがあります。これらは懸賞やくじが付いていることが多く、販売期間が限られています。
官製ハガキは、基本的に郵便局の窓口や、コンビニ、一部のスーパーなどで購入できます。
私製ハガキ:デザイン重視のポストカード
私製ハガキとは、切手部分が印刷されておらず、自分で切手を貼る必要があるハガキのことです。ポストカードとも呼ばれます。デザインの自由度が高いのが最大の特徴です。
- 絵ハガキ(ポストカード): 旅行先の風景、美術館の展示品、人気キャラクターなど、デザイン性が高いものが多く、メッセージを添えて送るお土産や、個展の案内などによく使われます。
- 印刷用ハガキ(業務用): 名刺印刷業者や、企業がダイレクトメールを大量に送るために使う、印刷会社向けの厚紙ハガキです。
- 特殊素材ハガキ: 和紙、木製、透明フィルムなど、変わった素材のハガキで、メッセージにインパクトを与えたい時に使われます。
私製ハガキは、主に文房具店、雑貨店、100円ショップ、そしてネット通販で手に入ります。必ず切手を貼ることを忘れずに!
年賀状・暑中見舞いなど期間限定の特殊ハガキの販売時期
ハガキの中でも、特に需要が高く、販売時期が限定されているのが年賀ハガキや暑中見舞い用のハガキです。これらは通常のハガキとは異なり、くじ引きの要素があったり、特定のデザインがあしらわれていたりするため、販売開始を心待ちにしている方も多いでしょう。
年賀ハガキの販売時期と購入場所
年賀ハガキは、毎年11月上旬に販売が開始されるのが通例です。
販売期間は、年明けの1月上旬頃までですが、人気のあるデザインやインクジェット紙などの特定の種類は、早めに売り切れてしまうことがあるので、必要な方は販売開始直後に購入するのがおすすめです。
主な購入場所:
- 郵便局:全種類が揃います。インクジェット紙、ディズニーデザイン、寄付金付きなど、最も選択肢が豊富です。
- コンビニ:標準的な年賀ハガキのみですが、24時間購入可能です。
- 家電量販店:インクジェット紙やプリンター用の私製年賀ハガキが充実します。
- スーパー/文房具店:一部店舗で取り扱いがありますが、種類は限定的です。
特に、大量に年賀ハガキを購入する場合は、郵便局で予約購入することも可能です。年賀ハガキは、通常ハガキとは料金が異なる場合があるので、購入時に料金を確認しておきましょう。
夏の特殊ハガキ(かもめ~る)の販売時期
以前は「かもめ~る」という名称で親しまれていた夏の特殊ハガキですが、現在は「暑中見舞い・残暑見舞い用ハガキ」として販売されています。こちらも年賀ハガキと同様に、くじが付いているのが特徴です。
販売時期は、6月上旬から8月下旬頃までが一般的です。この時期を逃すと、夏の挨拶をくじ付きハガキで送ることはできなくなってしまうので、注意が必要です。
夏の特殊ハガキの用途:
- 暑中見舞い:梅雨明け後(7月中旬頃)から立秋(8月上旬)の前日まで。
- 残暑見舞い:立秋以降(8月上旬)から8月いっぱいまで。
このハガキも、主に郵便局の窓口で購入できます。コンビニでの取り扱いは、年賀ハガキほど多くはないため、確実に入手したい場合は郵便局に行くのがおすすめです。
私製ハガキと官製ハガキは何が違う?失敗しない選び方
ハガキを購入する際に、最も迷うポイントの一つが「官製ハガキ」と「私製ハガキ」のどちらを選ぶべきかという点です。どちらも郵便物として送れますが、根本的な違いと、それぞれのメリット・デメリットを理解しておくと、用途に合った失敗のないハガキ選びができます。
官製ハガキ(切手不要)
官製ハガキの最大の特徴は、切手がすでに印刷されている(料金が支払われている)ことです。切手代が含まれた価格で販売されており、購入後はそのままポストに投函するだけでOKです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 切手を貼る手間がない | デザインのバリエーションが少ない |
| 料金不足の心配がない | 紙質やサイズが規定内のみ |
| 急ぎの時にコンビニで買える | 個性が出しにくい |
向いている用途:ビジネス上の連絡、事務的な通知、返信用ハガキ、緊急のメッセージなど、手軽さと確実性を重視する場合。
私製ハガキ(ポストカード)
私製ハガキは、ハガキ本体の代金のみで、切手は含まれていません。そのため、必ず自分で切手を貼る必要があります。デザインの自由度が高く、サイズや紙質、形なども多種多様です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| デザインが非常に豊富 | 必ず切手を貼る手間がある |
| 特殊な紙質やサイズを選べる | 料金不足になるリスクがある |
| 100円ショップなどで安く買える | 切手代を別途用意する必要がある |
向いている用途:季節の挨拶状、旅行先から送る絵ハガキ、個展の案内、友人へのメッセージなど、デザインや個性を重視する場合。
失敗しないハガキ選びのポイント
「失敗した!」とならないために、以下の基準で選んでみましょう。
- 緊急度・手軽さ: 急いでいて手間をかけたくないなら、迷わず官製ハガキ(コンビニ・郵便局)を選びましょう。
- デザイン・個性: 送る相手に合わせた特別なデザインを選びたいなら、私製ハガキ(文房具店・雑貨店・ネット通販)を選び、可愛い切手も一緒に準備しましょう。
- 写真印刷の有無: 写真をきれいに印刷したいなら、官製・私製にかかわらず「インクジェット紙」と明記されているものを選んでください。
ハガキの切手代はいくら?料金不足で戻ってこないための対策
私製ハガキを購入した際に、最も注意しなければならないのが「切手代の料金不足」です。料金が不足していると、相手に届くのが遅れるだけでなく、最悪の場合、差出人に戻ってきてしまい、手間が倍増してしまいます。
ハガキの切手代は通常一律ですが、条件によっては料金が変わることを知っておきましょう。
標準的なハガキの切手代(定型内)
日本の郵便制度において、「通常ハガキ(定形郵便物)」として送れるのは、以下のサイズと重さの規定を満たしているハガキです。
- サイズ:最小 14cm × 9cm、最大 15.4cm × 10.7cm
- 重さ:2gから6gまで
この規定内に収まる通常のハガキであれば、切手代は一律で「63円」です。官製ハガキはすでに63円分の切手代が含まれているため、追加で切手を貼る必要はありません。
料金が変わるケース(定形外・特殊)
以下のケースでは、通常の63円では送れないため、追加で切手を貼る必要があります。
- 規定外のサイズ・重さのハガキ: 私製ハガキの中には、上記の規定サイズをオーバーしていたり、厚紙で重さが6gを超えていたりするものがあります。この場合、「定形外郵便物」扱いとなり、最低でも120円(50gまで)の切手が必要になります。特に、木製ハガキやポップアップハガキは要注意です。
- 往復ハガキ: 往復ハガキは、「行き」と「返信」の2枚分の機能を持っているため、合計で126円分の料金が必要になります。官製の場合は最初から印刷されていますが、私製で送る場合は126円分の切手を貼る必要があります。
- 速達や書留で送る場合: これらはオプションサービスとして追加料金が必要となります。速達料金(250gまで)は260円の追加が必要となるため、63円+260円分の切手を貼るか、郵便局の窓口で手続きをしてください。
料金不足で戻ってこないための確実な対策
私製ハガキを使う際、料金不足を避けるための最も確実な対策は、「郵便局の窓口で投函する」ことです。
窓口で「このハガキを送りたいのですが」と伝えれば、局員さんがサイズや重さを計測し、不足料金があれば教えてくれます。その場で不足分の切手を購入して貼れば、料金不足で戻ってくる心配は一切ありません。
ポストに投函する場合は、不安があるハガキは避けるか、事前に定規とキッチンスケール(デジタル秤)でサイズと重さを厳密に測って、規定内であることを確認してから63円切手を貼りましょう。少しでも不安な場合は、迷わず郵便局の窓口を利用するのが賢明です。
大量購入したい時はどこが良い?まとめて買う際の最適な場所
年賀状やダイレクトメール、企業での事務連絡など、ハガキを大量にまとめて購入したいというニーズは少なくありません。数十枚、数百枚単位で購入する場合、バラ売りがメインのコンビニでは手間がかかりすぎますし、在庫の心配もあります。
大量購入をスムーズに行うための最適な場所と、それぞれの購入方法を見ていきましょう。
郵便局の窓口:最も確実で迅速な方法
官製ハガキを最も確実に、かつ大量に手に入れられるのは、やはり郵便局の窓口です。郵便局では、ハガキを「束」や「箱」単位で在庫しているため、数百枚、数千枚といった単位でもスムーズに対応してもらえます。
- 購入方法:窓口で希望の種類と枚数を伝えればOKです。
- メリット:在庫が豊富、大量購入に対応している、その場で領収書を発行してもらえる、種類が豊富。
- 注意点:平日の営業時間内に訪問する必要があります。(ゆうゆう窓口でも大量購入は可能ですが、事前に在庫を確認しておくと安心です)
特に、年賀ハガキの時期は、事前に予約注文を受け付けている郵便局も多いため、確実に必要な枚数を確保したい場合は、予約制度を利用するのがおすすめです。
ネット通販(楽天市場・Yahoo!ショッピング):私製ハガキの大量購入に最適
官製ハガキではなく、デザインに凝った私製ハガキや、業務用で使う無地の印刷用ハガキを大量に購入したい場合は、ネット通販が非常に便利です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングには、文具メーカーや印刷用紙専門店が出店しており、大容量パックのハガキを安価で購入できます。
- 購入方法:各通販サイトで「ハガキ 500枚」などで検索して注文します。
- メリット:自宅やオフィスに届く、種類や紙質の選択肢が非常に豊富、価格比較がしやすい。
- 注意点:届くまでに時間がかかるため、急ぎの場合は不向き。また、切手は含まれていないため、別途購入が必要です。
大手文房具店・事務用品店:会社でのまとめ買いに
企業の総務部などが、社内の事務用品としてハガキを大量に購入する場合、アスクルやカウネットといった事務用品専門の通販や、大型の文房具専門店(例:KOKUYO製品を取り扱う店舗)を利用するのも手です。
法人向けの価格設定や、請求書払いに対応していることが多く、ビジネス利用に特化しています。
ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)でのハガキ購入のススメ
現代において、ハガキを購入する手段として見逃せないのがネット通販です。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトでは、実店舗では取り扱いの少ない特殊なハガキや、大容量パックが手軽に購入できます。
特に、「デザイン性」と「利便性」を両立させたい方には、ネット通販でのハガキ購入が非常におすすめです。
ネット通販でハガキを買うべき3つの理由
- 圧倒的な品揃えと選択肢: 実店舗では場所の制約から置けないような、様々な素材、色、サイズ、デザインの私製ハガキが揃っています。和紙、光沢紙、マット紙、クラフト紙など、送りたいメッセージに最適な紙質をじっくり選ぶことができます。
- 大容量パックの安さ: 年賀状やイベントの招待状など、まとまった枚数が必要な場合、ネット通販の大容量パックは、単価が非常に安くなります。業務用やサークル活動での利用には、コストパフォーマンスが最も高い選択肢です。
- 自宅にいながら購入完了: 郵便局の営業時間や、文房具店の定休日を気にする必要がありません。思い立った時にすぐに注文でき、重い荷物を運ぶ手間もなく、自宅やオフィスまで届けてくれるのは大きな魅力です。
ネット通販利用時の注意点
ネット通販は便利ですが、以下の点には注意が必要です。
- 切手の有無: 販売されているハガキのほとんどが私製ハガキ(ポストカード)です。商品説明に「切手付き」と明記されていない限り、切手は別途購入する必要があることを忘れないでください。
- 紙質の確認: 写真印刷に使いたい場合は、必ず「インクジェット対応」と書かれているかを確認しましょう。また、レビューを参考にして、紙の厚さや印刷後のインクの滲みがないかをチェックすることが重要です。
- 配送日数: 急ぎで必要な場合は、当日発送や翌日発送に対応している店舗を選びましょう。海外からの輸入ハガキなどは、届くまでに時間がかかることがあります。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで「ハガキ インクジェット」「ポストカード 和紙」といった具体的なキーワードで検索すれば、きっとお気に入りの一枚が見つかるはずです。
中古品でもOK?メルカリやフリマサイトで掘り出し物を探す方法
ハガキは新品で購入するのが一般的ですが、「少し前の年賀ハガキの余りを使いたい」「もう販売されていない限定デザインのポストカードが欲しい」といった場合は、メルカリやラクマといったフリマサイトが、実は穴場的な購入場所となります。
フリマサイトでハガキを購入するメリット
フリマサイトでハガキを探す最大の魅力は、その「掘り出し物」が見つかる可能性があることです。
- 過去の限定ハガキ: 何年も前のお年玉くじ付き年賀ハガキや、販売が終了したキャラクターデザインのハガキ、地域限定のふるさと切手付きハガキなどが出品されていることがあります。コレクション目的の方には非常に魅力的です。
- 私製ポストカードのセット: イラストレーターやクリエイターが作成したオリジナルのポストカードや、旅行先で購入した絵ハガキのセットなどが、定価よりも安くまとめ売りされていることがあります。
- 未使用の官製ハガキ: 書き損じではない、完全に未使用の官製ハガキが、金券ショップのような感覚で出品されていることもあります。ただし、この場合は額面に近い価格で取引されることが多いです。
フリマサイトでの購入時の注意点(トラブル回避のために)
フリマサイトは個人間の取引なので、トラブルを避けるために以下の点に注意してください。
- 使用済みか未使用か: 出品されているハガキが「未使用」であることを商品説明や写真で必ず確認してください。使用済みのものは郵便物として送れません。
- 年賀ハガキの日付: くじ付き年賀ハガキの場合、くじの抽選日が過ぎていないかをチェックしましょう。抽選日が過ぎたものは、通常のハガキとしてしか利用価値がありません。
- 額面を確認: 過去の官製ハガキは、現在のハガキ代(63円)と額面が異なる場合があります(例:50円、52円)。額面が不足している場合は、不足分の切手を追加で貼る必要があることを計算に入れて購入しましょう。
- セットの数と状態: セット販売の場合は、何枚セットなのか、汚れや折れがないかを写真で拡大して確認し、疑問点があれば必ず出品者に質問してください。
フリマサイトは、少し手間はかかりますが、「普通のお店では買えない」特別なハガキを探すのには最適な場所です。ぜひ、宝探し感覚で覗いてみてくださいね。
私製ハガキのデザインに合った切手を選ぶ楽しみ
私製ハガキを選ぶ際の大きな楽しみの一つが、ハガキのデザインに合わせて切手をコーディネートするという作業です。官製ハガキにはない、自分だけの個性を演出できるポイントですよ。
デザイン切手の種類と購入場所
切手には、通常切手以外に、様々なデザインのものがあります。これらを「特殊切手」や「記念切手」と呼びます。
- 季節の切手: 桜、紅葉、花火など、季節感のあるデザインが発売されます。春のメッセージには桜の切手を貼るなど、ハガキの絵柄と季節を合わせると非常に粋な仕上がりになります。
- キャラクター切手: サンリオやディズニーなどの人気キャラクターがデザインされた切手です。子供やキャラクター好きの友人に送る際に使うと、喜ばれます。
- ふるさと切手: 各都道府県の有名な風景や特産品が描かれた切手です。旅行先から送る絵ハガキに、その地域のふるさと切手を貼ると、特別感がアップします。
これらのデザイン切手は、基本的に郵便局の窓口で購入できます。コンビニでは、通常の切手しか取り扱っていないことがほとんどなので、デザイン切手を探している方は、郵便局に行きましょう。
切手を貼る際のちょっとしたテクニック
ハガキの左上の切手を貼るスペースは小さいですが、複数枚の切手を組み合わせて貼ることも可能です。
- 63円切手がない場合: 例えば、10円切手3枚と50円切手1枚を組み合わせて、合計80円分の切手を貼る、といったことができます。(料金が超過しますが、そのまま送れます)。
- デザインを楽しむ組み合わせ: 20円切手3枚と3円切手1枚(合計63円)のように、意図的に小さな切手を組み合わせて、カラフルな「切手アート」を楽しむ人もいます。
切手もまた、メッセージの一部です。ハガキのデザインだけでなく、切手選びにもこだわって、受け取った人が思わず微笑んでしまうような、素敵な一枚を完成させてくださいね。
ハガキのサイズ規定を徹底解説!定形外郵便にならないために
私製ハガキを選ぶ際に、デザインや紙質ばかりに気を取られてしまいがちですが、実は「サイズ」の規定を間違えると、郵便料金が変わってしまうという大きな落とし穴があります。定形外郵便物として高い料金を払うことにならないよう、正しいサイズ規定をしっかりと把握しておきましょう。
通常ハガキ(定形内郵便物)の厳格なサイズ規定
ハガキが63円で送れる「通常ハガキ(定形内郵便物)」と認められるためには、以下の3つの規定をすべて満たす必要があります。
- 最大サイズ:15.4cm × 10.7cm
- 最小サイズ:14.0cm × 9.0cm
- 重さ:2g以上6g以下
官製ハガキは、もちろんこの規定を厳守して作られているため、サイズや重さを気にする必要はありません。問題は、文房具店や100円ショップで購入する私製ハガキ(ポストカード)です。
定形外郵便物となるケースと料金
上記のサイズ規定から少しでも外れると、そのハガキは「定形外郵便物」として扱われ、料金が大幅に上がります。一般的に、以下のハガキが定形外になる可能性があります。
- 最小サイズを下回るもの: 小さすぎるミニサイズのポストカード。
- 最大サイズを上回るもの: 海外の大型ポストカードや、日本の規定よりも大きなサイズの私製ハガキ。
- 重さが6gを超えるもの: 厚手のクラフト紙ハガキ、木製ハガキ、プラスチック製ハガキ、または複数の装飾品(シール、ラインストーンなど)が貼られたハガキ。
定形外郵便物となった場合、ハガキであっても「120円」からの料金がかかります。(重さによって料金はさらに上がります)。
63円の切手を貼って投函してしまうと、料金不足で戻ってきてしまうので、「少しでも規定外の可能性がある」と感じた場合は、必ず郵便局の窓口で計測してもらいましょう。
ハガキを出す際の最後の難関!切手、ポスト、投函時間
ハガキを購入し、メッセージを書き終えたら、いよいよ最後のステップである「投函」です。切手の準備からポストの場所、そして投函のタイミングまで、ちょっとした知識で、あなたのハガキがより早く、確実に届くようになります。
切手はどこで買う?
私製ハガキの場合に必要な切手は、以下の場所で購入できます。
- 郵便局の窓口・ゆうゆう窓口: 全ての種類の切手が購入可能です。デザイン切手や特殊な額面の切手もここで手に入ります。
- コンビニエンスストア: 63円切手、84円切手などの需要の高い切手は、ほとんどのコンビニのレジで購入できます。
- 一部のたばこ店: 昔ながらの街のたばこ屋さんでも、切手や収入印紙を取り扱っていることがあります。
切手は金券扱いとなるため、コンビニではレジで声をかけてください。郵便局やコンビニが閉まっている時間帯は、残念ながら切手を購入する手段はありません。事前に準備しておくのがベストです。
ポストの投函時間と集荷
ポストに投函する際、ポストの側面に「集荷時間」が記載されているのを見たことがあるでしょうか?
集荷時間直前に投函すれば、その日のうちに郵便局に回収され、翌日には配達が始まる可能性が高くなります。
しかし、集荷時間が過ぎてから投函しても、次に集荷されるまでポストの中に留まることになります。急いでいる場合は、集荷時間に合わせて投函するか、集荷回数の多い郵便局前のポストに投函するのがおすすめです。
特に、大きな郵便局前のポストは、一般の街中のポストよりも集荷回数が多いことがほとんどです。
また、ポストには「手紙・ハガキ」と「定形外・ゆうメール」など、投函口が分かれている場合があります。通常ハガキは「手紙・ハガキ」の投函口に入れましょう。間違えても届きますが、スムーズな処理のためにも区分を守ってください。
【まとめ】ハガキを売っている場所別!メリット・デメリット比較表
ここまで、ハガキを購入できる様々な場所について、詳しく解説してきました。最後に、主要な購入場所のメリットとデメリットを一覧で比較し、あなたが最適な場所を瞬時に判断できるようにまとめますね!
| 販売場所 | 主な取り扱い | メリット | デメリット | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 郵便局 | 官製ハガキ全種、切手 | 全種類が揃う、大量購入可能、確実性が高い | 平日の営業時間限定(ゆうゆう窓口除く) | 大量購入、特殊な種類が必要な人 |
| コンビニ | 普通ハガキ、往復ハガキ、切手 | 24時間いつでも購入可能、最寄りの場所で手に入る | 種類が非常に少ない、在庫が不安定 | 緊急時、少量購入、普通ハガキで十分な人 |
| 文房具店・雑貨店 | 私製ハガキ(デザイン豊富) | デザインや紙質にこだわれる、個性的なハガキが見つかる | 官製ハガキ(切手付き)の取り扱いが少ない | デザイン重視、特別なメッセージを送りたい人 |
| 100円ショップ | 私製ハガキ(デザイン、印刷用) | 安価で大量に手に入る、コストを抑えたい場合に最適 | 切手は別購入が必要、紙質がまちまち | コスト重視、練習用、自宅印刷用の人 |
| ネット通販 | 私製ハガキ(大容量、特殊) | 品揃えが豊富、自宅に届く、価格比較が簡単 | 届くまでに時間がかかる、実物を確認できない | 大量購入、特殊な素材を探している人 |
ハガキは、デジタル時代になった今でも、気持ちを込めて送る大切なコミュニケーションツールです。
この記事を参考に、あなたの目的にぴったりのハガキと、最適な購入場所を見つけて、ぜひ素敵なメッセージを届けてくださいね。もし「こんなハガキはどこに売ってる?」といった具体的な疑問があれば、モモストアまでいつでもご相談ください!

