エアダスターはどこに売ってる?主要な販売場所から選び方・価格帯まで徹底解説
大切なパソコンやキーボード、カメラのレンズに溜まったホコリ。
掃除機では届かない、拭き掃除では傷つけてしまいそう……そんな時に大活躍するのがエアダスターですよね!
「よし、今すぐ買いに行こう!」と思っても、いざ探してみると「どこに売ってるんだろう?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
特に急いでいる時や、少し変わった用途のエアダスターを探している時は困りますよね。
この記事では、筆者モモストアが、エアダスターが売っている主要な店舗から、価格帯、種類、そして失敗しない選び方まで、徹底的に解説していきます。
これを読めば、もうエアダスター探しで迷うことはありませんよ!
・【価格別】エアダスターが売っている店舗徹底比較!最安値はどこ?
・ダイソー・セリア・キャンドゥ!100均のエアダスターは使えるの?
・家電量販店(ヨドバシ・ビック)での品揃えと選び方のポイント
・ホームセンター(コーナン・カインズ)はプロ仕様も豊富?
- エアダスターの販売場所一覧!急ぎで欲しい時にも困らないのはココ
- 【価格別】エアダスターが売っている店舗徹底比較!最安値はどこ?
- ダイソー・セリア・キャンドゥ!100均のエアダスターは使えるの?
- 家電量販店(ヨドバシ・ビック)での品揃えと選び方のポイント
- ホームセンター(コーナン・カインズ)はプロ仕様も豊富?
- ドラッグストアやコンビニでエアダスターが買えるか?
- 【ガス式と電動式】エアダスターの種類と成分を徹底解説!
- 失敗しないエアダスターの選び方!チェックすべき3つのポイント
- エアダスターの主要メーカーと人気モデルの紹介
- ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!)で買うメリット・デメリット
- エアダスターを使う際の注意点!安全に正しく使うための方法
- エアダスターの代用品はある?どうしても手に入らない時の応急処置
- 使わなくなったエアダスターの正しい捨て方(廃棄方法)
エアダスターの販売場所一覧!急ぎで欲しい時にも困らないのはココ

エアダスターは、実は私たちが思っている以上に幅広い場所で販売されています。
しかし、お店によって取り扱いのある「種類」や「価格帯」が大きく異なってくるので、ご自身の用途に合わせて賢く選ぶことが大切です。
ここでは、代表的な販売場所を一覧でご紹介し、それぞれの店舗で購入する際のメリット・デメリットを詳しく解説します。
【結論】主な購入場所と選び方の早見表
まずは、「とにかく急いでいる!」「安く済ませたい」「高性能なものが欲しい」といった、目的別の早見表を作成しました。あなたが求めるエアダスターがどこで手に入るか、一目でチェックしてみてくださいね。
| 購入場所 | メリット | デメリット | おすすめな人 |
| 家電量販店 | 品揃えが豊富、専門知識を持つ店員に相談できる、高性能な製品が多い。 | 価格がやや高め、店舗が少ない地域もある。 | 高性能な電動式を探している人、PC周りの掃除に特化したものが欲しい人。 |
| ホームセンター | 大容量・業務用が多い、車の清掃用品なども同時に揃う、価格帯の選択肢が広い。 | PC用など繊細なものに特化した製品は少ない場合がある。 | DIYや車のメンテナンスにも使いたい人、大容量でコストを抑えたい人。 |
| 100円ショップ | 圧倒的な安さ(110円)、近所にあることが多い。 | 容量が少ない、ガス成分が可燃性の場合がある、パワーが弱い。 | 「ちょっとだけ使いたい」人、まずはお試しで使ってみたい人。 |
| ドラッグストア | 日用品のついでに買える、比較的安価。 | 取り扱いがない店舗もある、種類が少ない。 | 日用品のついでにサッと購入したい人。 |
| ネット通販 | 最安値を見つけやすい、種類が無限大、レビューで比較できる。 | 届くまでに時間がかかる(即日使用不可)、送料がかかる場合がある。 | 価格重視でじっくり選びたい人、珍しい専門的な製品を探している人。 |
このように、どこで購入するにも一長一短があります。
特に、「緊急でホコリを吹き飛ばしたい!」という場合は、家電量販店やホームセンターが確実性が高いです。
逆に「ちょっとしたPCのホコリを定期的に掃除したい」という場合は、100円ショップやネット通販を上手に利用するのが経済的ですよ。
急な出費を抑えるなら「100円ショップ」、大容量や高性能なら「ネット通販」をチェック!
まず、「とにかく安く済ませたい」という方にとっての強い味方は、やはり100円ショップです。
ダイソー、セリア、キャンドゥの各店舗でエアダスターの取り扱いがあり、110円(税込)という破格の値段で購入できます。
もちろん、家電量販店で売られている数百円~数千円のものと比べると、ガスの容量や噴射パワーは劣りますが、
キーボードの隙間やちょっとした棚のホコリを吹き飛ばす程度であれば、十分に役立ってくれます。
ただし、100円ショップのエアダスターは可燃性のガスを使用している製品も多いため、火気には十分注意し、換気の良い場所で使うことが鉄則です。
大量にストックしたい、または頻繁に使う予定がある場合は、ネット通販の「まとめ買い」がお得になるケースが多いです。
Amazonや楽天市場では、複数のガス缶がセットになった商品や、高評価レビューの付いた電動エアダスターなど、幅広い選択肢から最安値を探すことができます。
特に、自宅に居ながらにして、あらゆるメーカーの製品を比較検討できるのは、ネット通販最大の魅力ですよね。
もし、あなたが「急なホコリが気になるけど、お店に行く時間がない」という状況であれば、まずはネット通販の即日配送サービスをチェックしてみるのも一つの手です。
【価格別】エアダスターが売っている店舗徹底比較!最安値はどこ?
エアダスターの価格帯は、その種類や容量、そして販売店舗によって大きく変動します。
ここでは、主要な3つの価格帯に分けて、それぞれの商品がどこで売られているのか、そして最安値を見つけるためのコツをご紹介します。
100円~500円台の安価なエアダスター:どこで買うのが一番お得?
この価格帯のエアダスターは、主に「ガス式(使い捨て)の小容量タイプ」が中心となります。
最も手軽に買えるのは、言うまでもなく100円ショップ(ダイソー、セリア、キャンドゥ)です。
税込み110円でエアダスターが手に入るのは、非常に魅力的ですよね。ただし、前述の通り容量はかなり控えめです。
少しだけ容量が欲しい場合は、ドラッグストアやコンビニを覗いてみるのも良いでしょう。
しかし、筆者が最もおすすめしたいのは、ホームセンターのPB(プライベートブランド)商品です。
例えば、カインズやコーナンなどのホームセンターでは、PBのガス式エアダスターを300円〜500円程度で販売していることが多く、
これは、容量と価格のバランスが非常に優れています。500円以下の製品であれば、可燃性ガス(DMEなど)を使用していることが多いため、
購入時には必ず成分表示を確認し、安全に使う意識を持つことが大切です。
また、ネット通販でも、この価格帯の製品は「合わせ買い」の対象になっていたり、
送料込みで考えると割高になってしまうことがあるので、実店舗で購入する方がお得な場合が多いです。
1,000円~3,000円台の定番エアダスター:ネットと実店舗どちらが有利?
この価格帯は、エアダスターの「定番中の定番」と言えるゾーンです。
大容量のガス缶や、不燃性のガスを使用した安全性の高い製品、
さらには逆さにしても使えるタイプ(逆さ使用OK)など、機能性に優れたものが多くなります。
実店舗では、家電量販店がこの価格帯の品揃えが最も豊富です。
PC周辺機器メーカーのサンワサプライやエレコムなどの製品がメインとなり、
店員さんに相談しながら、自分の用途に合ったものを選べるのが大きなメリットです。
一方、ネット通販(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング)では、この価格帯が最も価格競争が激しいゾーンでもあります。
セールやポイント還元率によっては、実店舗よりも数百円から1,000円近く安く買えることがあります。
「欲しい製品の型番が決まっている」という場合は、ネット通販で価格を比較してから購入するのが、最も賢い選択と言えるでしょう。
特に、大量に消費する方にとって、ネットでのセット購入は大幅なコスト削減に繋がります。
5,000円以上の高機能エアダスター:電動式はどこで買うべき?
5,000円を超えるエアダスターとなると、ほとんどが「電動エアダスター」になります。
これは充電して繰り返し使えるタイプで、一度買ってしまえばガス缶を買い足す必要がなく、
長期的には非常に経済的です。
電動式は、主にPC専門店や家電量販店、そしてネット通販で購入できます。
- 家電量販店: 実際に手に取って重さや握りやすさを確認できる。
- PC専門店: パワーやノズルの種類など、専門的な観点からアドバイスがもらえる。
- ネット通販: 海外メーカーの製品や、マニアックな製品も探せる。価格が安くなるセールが多い。
特に電動式は、メーカーによって風量やバッテリー持ちに大きな差があります。
筆者のおすすめとしては、ネット通販で多くのレビューを読み込み、信頼できるメーカーの製品をセール時に購入するのが一番コスパが良いです。
ただし、初期不良があった場合の対応や保証期間についても、しっかり確認しておきましょう。
ダイソー・セリア・キャンドゥ!100均のエアダスターは使えるの?
「100円ショップのエアダスターってどうなの?」
これは、多くの方が抱える疑問の一つですよね。結論から言うと、「用途を限定すれば、とても使える」アイテムです。
100円ショップで購入できるエアダスターのリアルな実態と、購入前に知っておくべき注意点を解説します。
100均エアダスターのメリットと限界を知っておこう
ダイソー、セリア、キャンドゥの各店で販売されているエアダスターの主なメリットは以下の通りです。
【100均エアダスターのメリット】
- 圧倒的な低価格: 110円(税込)で手に入るため、お試しや緊急時用に最適。
- どこでも手に入る: 店舗数が多いため、急に必要になった時にもすぐ買いに行ける。
- 小型で持ち運びやすい: デスクの引き出しや工具箱に入れておくのに邪魔にならないサイズ感。
一方で、限界やデメリットも理解しておく必要があります。
【100均エアダスターのデメリット】
- 容量が少ない: ガス缶のサイズが小さいため、長時間連続して使用するとすぐに空になってしまう。
- パワーが弱い: 大きなホコリや、詰まって固まった汚れを吹き飛ばすほどの強力な噴射力は期待できない。
- 可燃性ガスが主流: 安全性の高い不燃性ガス(HFC-152aなど)ではなく、DMEなどの可燃性ガスを使用している製品が多いため、取り扱いに注意が必要。
例えば、「月に一度、キーボードの隙間をサッと掃除したい」という方には、100均のエアダスターで十分でしょう。
しかし、「パソコンの内部清掃や、車のエアコン吹き出し口の奥の汚れを徹底的に除去したい」という場合は、
やはり家電量販店やネット通販で売られている、容量の多い、よりパワーのある製品を選ぶべきです。
購入前にチェックすべき!100均製品の3つの注意点
100円ショップでエアダスターを購入する際は、以下の3つのポイントを必ずチェックしましょう。
1. ガス成分が「可燃性」か「不燃性」か
先述の通り、100均製品は可燃性ガスを使用していることが多いです。
可燃性ガス自体が悪いわけではありませんが、使用する環境に注意が必要です。
火気の近くや、高温になる場所での使用・保管は絶対に避けてください。
特に夏場の車内などは非常に危険です。
2. 逆さ使用が可能かどうか
エアダスターを逆さにして使用すると、液化ガスが噴射されてしまい、機器に付着して凍結・故障の原因となることがあります。
高額なエアダスターには「逆さ使用OK」と明記されているものもありますが、
100均の製品にはこの機能がないものがほとんどです。ノズルを斜めにして使う際も、缶を垂直に保つよう意識しましょう。
3. ノズルは付属しているか
細い隙間や奥まった部分を掃除するためには、細長いノズルが必須です。
製品によってはノズルが付属していない、または非常に短いノズルしか付いていない場合があります。
購入前にパッケージをよく確認し、必要な長さのノズルが付いているかを確認しましょう。
このように注意点を理解して使えば、100均のエアダスターは非常にコストパフォーマンスの高い優れものになってくれますよ。
家電量販店(ヨドバシ・ビック)での品揃えと選び方のポイント
パソコンやカメラなどの精密機器の掃除が主な目的であれば、真っ先に訪れるべきは家電量販店です。
ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機などの大型店では、PCサプライ用品売り場に、非常に多種多様なエアダスターが並んでいます。その品揃えの豊富さは、他の店舗の追随を許しません。
家電量販店で手に入るエアダスターの特徴
家電量販店では、以下のような製品をメインに取り扱っています。
1. 有名PCサプライメーカーの製品が中心
サンワサプライ、エレコム、コクヨ、キングジムなど、PC周辺機器メーカーの製品が棚のほとんどを占めます。
これらのメーカーの製品は、「不燃性ガス」を積極的に採用しており、安全性が高いのが特徴です。
特に、高額なPC内部やカメラレンズに使用することを考えると、安心して使える製品が多いのは大きなメリットです。
2. 目的別・機能別の特化型が多い
単に「ホコリを飛ばす」だけでなく、以下のような特化型の製品が見つかります。
- 逆さ使用可能タイプ: 角度を気にせず、どんな場所でも吹き付けられる。
- ノンフロンタイプ: 地球環境に配慮したガスを使用。
- 強力噴射タイプ: 固着したホコリを吹き飛ばすためのハイパワーモデル。
- 電動式: 高価格帯になりますが、店頭で実際に試用できることが多い。
3. 店員さんに相談できる安心感
「このパソコンの機種に合うのはどれ?」「カメラのセンサー清掃に使いたいけど大丈夫?」など、専門的な疑問にも答えてもらえることが多いです。
特に、電動式など高額な製品を購入する際は、実際に触って試用できる点も含め、実店舗の強みと言えます。
家電量販店での賢い選び方:成分とノズルに注目!
たくさんの製品が並んでいると迷ってしまいますが、以下の2点に注目して選ぶと間違いがありません。
HFC-152a(不燃性ガス)の製品を選ぶ
特にPC内部や、熱を持つ可能性のある機器の周辺に使う場合は、不燃性ガスであるHFC-152a(代替フロン)やCO2ガスを使用した製品を選びましょう。
火気の危険性を最小限に抑えられます。
ノズルの種類を確認する
キーボードの隙間には細く長いノズル、レンズ周りにはブラシが付いたノズルなど、用途によって最適な形状が異なります。
交換可能なノズルが複数付属しているセット商品も多いので、チェックしてみてください。
ちなみに、店舗に在庫がない場合は、店員さんに相談すればオンラインストアでの在庫や配送について調べてくれることもありますよ。
ホームセンター(コーナン・カインズ)はプロ仕様も豊富?
「エアダスター=PC周辺機器」というイメージが強いかもしれませんが、実はホームセンターもエアダスターの宝庫です。
ホームセンターが取り扱うエアダスターは、家電量販店とは少し毛色が違い、「大容量」「業務用」「DIY・車用」といった、より実用的な目的に特化した製品が多いのが特徴です。
ホームセンターで見つけるべきエアダスターの種類
カインズ、コーナン、DCMなどのホームセンターでは、主に以下の売り場周辺でエアダスターを見つけることができます。
- PCサプライ・オフィス用品コーナー: 家電量販店に近い、PC向けの製品。
- カー用品コーナー: 車内の清掃やエンジンルームのホコリ飛ばしなどに特化した製品。
- 工具・DIY用品コーナー: コンプレッサーと接続して使用する「エアガン」などのプロ仕様の道具。
特に注目すべきは、「大容量タイプ」と「プライベートブランド(PB)製品」です。
1. 大容量でコスパ最強の業務用・家庭用
ホームセンターでは、400mlや500mlといった大容量のガス缶が、家電量販店よりも比較的安価に手に入ることがあります。
「年末の大掃除で家中まとめてホコリを吹き飛ばしたい」
「複数のパソコンや家電を定期的にメンテナンスしたい」
という方には、この大容量タイプが非常におすすめです。
頻繁に購入する手間が省け、一本あたりの単価も安くなるため、コストパフォーマンスは抜群です。
2. PB製品は安くて高品質な掘り出し物が多い
ホームセンターの多くは、自社のプライベートブランド(PB)でエアダスターを販売しています。
PB製品は、中間マージンがカットされる分、価格が非常に抑えられていることが多いです。
品質も、大手メーカーの製品に劣らないものが増えてきていますので、
「とにかく安くて、そこそこの容量が欲しい」という方は、まずはPB製品の棚を探してみてください。
プロ仕様の「エアガン」が欲しいならホームセンター一択!
もしあなたがDIYや本格的な整備をする方であれば、「エアガン(エアーブローガン)」にも注目してみてください。
これはガス缶の代わりに、電動コンプレッサーから供給される強力な空気を使ってホコリを吹き飛ばす道具です。
もちろん初期投資は高くなりますが、ランニングコストはほぼゼロになり、ガス缶では実現できない圧倒的なパワーが得られます。
工具売り場や整備用品売り場に置いてあることが多いので、コンプレッサーとセットで販売されていることもあります。
ホームセンターは、このように「家庭用からプロ用まで」幅広いニーズに応える製品が揃っているのが魅力ですね。
ドラッグストアやコンビニでエアダスターが買えるか?
「急にPCのホコリが気になり始めたけど、もう夜遅い……」
「風邪薬を買いに行ったついでに、エアダスターもサッと買いたい」
このような緊急時や「ついで買い」をしたいとき、ドラッグストアやコンビニでエアダスターが買えるのかどうかは非常に気になるところですよね。結論と、それぞれの販売状況をお伝えします。
ドラッグストア(マツキヨ・スギ薬局など)の販売状況
ドラッグストアは、主に日用品、化粧品、医薬品を扱っていますが、最近はPCサプライ品や小型の電化製品を置いている店舗が増えてきています。
- 取り扱い: 店舗によって大きく異なるが、比較的大きな店舗、特に都市部の店舗では取り扱いがある可能性が高い。
- 場所: 文具・事務用品コーナー、またはPCサプライ用品の小さな棚。
- 種類: 主にガス式の小容量~中容量タイプ。メーカーはエレコムやサンワサプライの安価なモデル、またはメーカー不明の輸入製品など。
- 価格帯: 500円~1,000円程度。
【ポイント】
もし、お目当てのドラッグストアでエアダスターを見つけられなかったら、慌てず「OAクリーナー」のコーナーを探してみてください。
キーボードのホコリを払うための小さなブラシや、クリーニングクロスと一緒に置かれていることがあります。
コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)の販売状況
コンビニエンスストアは、急なニーズに応えるための商品が揃っていますが、残念ながらエアダスターの取り扱いは非常に稀です。
- 取り扱い: 原則として取り扱いがない。ごく一部の店舗、特にオフィス街の大型店舗や、文具コーナーを拡張している店舗でのみ、極めてまれに取り扱っているケースがある。
- 種類: あってもガス式の最小容量タイプ。
- 価格帯: 割高になる傾向がある。
【ポイント】
コンビニは、急なホコリ対策にはあまり期待できません。もしコンビニしか近くにない場合は、ウェットティッシュや小さなブラシなどで応急処置をするか、ネット通販の翌日配送を検討した方が確実でしょう。
どうしてもコンビニで探したい場合は、店員さんに「パソコンのホコリを飛ばすスプレー」があるか尋ねてみるのが一番早いです。
結論として、急な場合は「ドラッグストア」、深夜でも確実なのは「ネット通販」となります。
【ガス式と電動式】エアダスターの種類と成分を徹底解説!
エアダスターを購入する前に、あなたが「ガス式」と「電動式」のどちらを選ぶべきか、そしてそれぞれのガスの成分にどんな違いがあるのかを理解しておくことは非常に重要です。
間違った種類を選んでしまうと、機器を傷つけたり、火災の原因になってしまう可能性もあるため、じっくりと比較検討しましょう。
ガス式エアダスター:手軽さとランニングコストを重視するなら
ガス式エアダスターは、コンビニや100円ショップでも手に入る、最もポピュラーなタイプです。
缶の中に液化されたガスが入っており、ボタンを押すことで高圧の気体となって噴射されます。
主なガス成分と特徴
ガス式エアダスターに使われているガスは、大きく分けて以下の3種類があります。
| ガス成分 | 特徴 | 安全性(燃焼性) | 使用上の注意点 |
| DME(ジメチルエーテル) | 安価で噴射力が強い。 | 可燃性 | 火気厳禁。換気を徹底。100均や安価な製品に多い。 |
| HFC-152a(代替フロン) | 不燃性で比較的安全性が高い。 | 不燃性 | PCなどの精密機器に最適。家電量販店でよく見られる。 |
| CO2(炭酸ガス) | 不燃性で安定性が高い。やや高価。 | 不燃性 | 主に業務用やプロ仕様で利用される。 |
【モモストアからのアドバイス】
ご自宅でPCや高額なカメラに使用する場合は、HFC-152a(不燃性)の製品を選ぶことを強くおすすめします。
安価なDME(可燃性)製品を使う場合は、必ず火の気のない場所で、窓を開けて使用するようにしてください。
電動式エアダスター:長期的な経済性とパワーを求めるなら
電動式エアダスターは、充電式のバッテリーでモーターを駆動させ、強力な風を連続して発生させるタイプです。
電動式のメリット・デメリット
- メリット:
- ランニングコストがゼロ(電気代のみ)。
- ガスの残量を気にせず、好きなだけ連続して使える。
- ガス式よりも強力な風量を出せるモデルが多い。
- 逆さ使用OKで、どんな角度からも使える。
- デメリット:
- 初期費用が高額(5,000円~15,000円程度)。
- 使用中に「音」が出る(静音設計のモデルもあるが、ガス式よりはうるさい)。
- 充電が必要。
【モモストアからのアドバイス】
もしあなたがITエンジニアやカメラマンのように、日常的にホコリ掃除をする必要があり、長期間にわたって使う予定であれば、電動式一択です。
初期費用はかかりますが、ガス缶を何十本も買うことを考えれば、数年で元が取れてしまう計算になります。
ただし、音が気になる場合は、静音設計のモデルを選ぶようにしましょう。
失敗しないエアダスターの選び方!チェックすべき3つのポイント
様々な種類やメーカーがあるエアダスターの中から、自分にぴったりの一本を見つけるのは案外難しいものです。
ここでは、「これだけはチェックしておけば大丈夫!」という3つの選び方のポイントをご紹介します。
ポイント1:使用したい環境と安全性を考える(ガス成分)
先ほどの章でも触れましたが、最も重要なのは「どこで、何に使うか」ということです。
- 火気の近くや熱を持つ機器の周辺:
- 不燃性ガス(HFC-152a、CO2)のガス式、または電動式を選びましょう。
- 主にPCのキーボードや机周り:
- 100均などの可燃性ガス(DME)のガス式でも使えますが、換気を徹底してください。
- 大量に使用する場合:
- 電動式が最も安全で経済的です。
特に、パソコンの電源を切らずに作業を行う場合など、熱がこもっている箇所に可燃性ガスを噴射するのは危険ですので、安全性を最優先してください。
ポイント2:噴射力とノズルの形状(用途に合わせる)
エアダスターの「噴射力」と「ノズル」は、掃除の仕上がりを左右する重要な要素です。
【噴射力】
- 繊細な機器(カメラレンズ、時計など):弱めの噴射力で、優しくホコリを吹き飛ばせるモデル。
- 固着したホコリ(エアコン、換気扇の奥など):強力噴射タイプ、または電動式のハイパワーモデル。
【ノズルの形状】
ノズルは、細く長いものが標準ですが、他にも以下のような便利な形状があります。
| ノズル形状 | 適した用途 | メリット |
| ブラシ付きノズル | キーボード、PCの排気口 | ホコリを掻き出しながら吹き飛ばせる。 |
| 太口ノズル | 広い面(机、棚の上) | 広範囲を一気に掃除できる。 |
| フレキシブルノズル | 曲がった場所、手の届かない奥 | 角度を自由に変えて狙った場所に噴射できる。 |
複数のノズルがセットになっている製品を選ぶと、さまざまな場所に対応できるのでおすすめです。
ポイント3:コストパフォーマンス(容量と価格)
エアダスターは消耗品ですので、コスパを考えることも大切です。
- 頻繁に使う人:
- 初期投資は高いが、電動式が最も経済的。
- ガス式を選ぶなら、ホームセンターなどの大容量セットやPB製品を狙う。
- たまにしか使わない人:
- 100円ショップやドラッグストアの小容量タイプで十分。
ガス式の場合、缶に記載されている容量(ml)と価格を比較し、「1mlあたりの単価」を計算してみると、本当にお得な製品が見えてきますよ。
エアダスターの主要メーカーと人気モデルの紹介
エアダスターの世界にも、信頼性の高い「定番メーカー」が存在します。
どのメーカーの製品を選べばいいか迷った時は、これらの主要メーカーの中から選ぶのが間違いありません。それぞれのメーカーの特徴と、人気の理由を解説します。
サンワサプライ:PC周りの掃除のプロフェッショナル
サンワサプライは、パソコン周辺機器を幅広く手掛ける日本のメーカーです。
エアダスターに関しても、PCのメンテナンスに特化した製品を数多くラインナップしています。
- 特徴: 不燃性ガス(HFC-152a)を採用したモデルが多く、安全性が高い。逆さ使用OKの製品も豊富。
- 人気モデル: 逆さでも液漏れしにくい「大容量エコタイプ」や、様々なノズルが付属したセット。
- 向いている人: 高額なデスクトップPCやノートPCの内部、キーボードの掃除に使いたい人。
家電量販店やネット通販で最も見かけるメーカーの一つで、迷ったらサンワサプライを選んでおけば安心です。
エレコム(ELECOM):手軽さと豊富なラインナップ
エレコムもサンワサプライと並び、PCサプライ用品の定番メーカーです。
特にエレコムの製品は、価格帯の幅が広く、安価で手軽に使えるモデルから高性能な電動式まで揃っているのが魅力です。
- 特徴: ノンフロンガスを使用した環境に配慮したモデルや、使い切りやすい小容量タイプも充実。
- 人気モデル: 持ちやすいスリム缶、地球温暖化係数を抑えた「フロンガス不使用タイプ」。
- 向いている人: コストを抑えたいが、100均よりも信頼できるメーカー品が欲しい人、環境配慮を重視する人。
ナカバヤシ(Digio2):カメラやオフィス用品にも強い
ナカバヤシは、主にオフィス用品や写真用品を扱っているメーカーで、カメラレンズの掃除用など、より精密な機器の清掃に適したモデルも販売しています。
- 特徴: カメラのメンテナンスグッズと一緒に置かれていることが多く、特殊な用途に強い製品がある。
- 人気モデル: ブロワー(手動式エアダスター)とガス式エアダスターの両方を取り扱う。
- 向いている人: カメラのメンテナンスや、事務機器の掃除にも使いたい人。
これらのメーカー製品は、ネット通販のランキングでも常に上位に位置していますので、安心して購入できます。
ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!)で買うメリット・デメリット
現代の買い物において、ネット通販(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング)は欠かせない選択肢です。
エアダスターに関しても、実店舗にはない独自のメリットとデメリットが存在します。賢く使い分けて、お得に購入しましょう。
ネット通販でエアダスターを購入する3つのメリット
ネット通販が実店舗よりも優れている主な点は以下の通りです。
- 1. 品揃えが無限大:実店舗ではスペースの都合上、置ける製品に限りがありますが、ネット通販には無数のメーカーの製品が並んでいます。
国内の有名メーカーはもちろん、海外の高性能な電動エアダスターなど、実店舗ではまず見かけない製品も見つけることができます。 - 2. 価格比較と最安値の発見:価格比較サイトを使わなくても、Amazonや楽天市場の検索機能を使えば、最安値の製品を瞬時に見つけることができます。
また、「まとめ買い割引」や「ポイント還元」などを利用することで、実店舗よりも大幅に安く購入できる可能性が高いです。 - 3. 詳細なレビューで失敗を回避:「噴射力が弱い」「すぐに液化ガスが出る」といった、実際に使ってみないと分からない情報が、購入者のレビューとしてたくさん公開されています。
これらのレビューを参考にすることで、購入後のミスマッチを防ぐことができます。
ネット通販ならではの2つのデメリットと注意点
便利なネット通販にも、エアダスターを購入する上での注意点があります。
- 1. 即日使用できない:「今すぐ使いたい!」という急なニーズには対応できません。
Amazonのプライム会員や楽天の「あす楽」などのサービスを使っても、最短で当日~翌日配送となります。
緊急の場合は、迷わず実店舗に向かいましょう。 - 2. 送料と「合わせ買い」の罠:特に安価なエアダスター(500円以下など)の場合、商品代金よりも送料の方が高くなってしまうことがあります。
送料無料の条件を満たすために、必要のないものを一緒に買う「合わせ買い」をしてしまうと、かえって高くついてしまうことがありますので注意が必要です。
Amazon Primeなどの会員サービスを利用して送料を無料にするか、他の日用品と一緒に購入するのが賢明です。
エアダスターを使う際の注意点!安全に正しく使うための方法
エアダスターは、正しく使えば非常に便利な掃除グッズですが、使い方を間違えると故障や事故、火災の原因にもなりかねません。
ここでは、特に注意していただきたい3つのポイントを解説します。
注意点1:換気と火気の管理を徹底する
ガス式エアダスターの多くは、可燃性ガス(DMEなど)を使用しています。
また、不燃性ガスであっても、高濃度のガスを吸い込むのは健康上危険です。
- 換気: 必ず窓を開けるか換気扇を回して、風通しの良い場所で使用してください。
- 火気: エアダスターを噴射している間、および使用直後は、タバコやストーブなどの火気、静電気の発生源(電源プラグの抜き差しなど)を近づけないでください。
- 保管: ガス缶は高温になると破裂する危険性があるため、直射日光の当たる場所や夏場の車内には絶対に放置しないでください。
注意点2:逆さ噴射をしない(液化ガスによる凍結・故障)
ほとんどのガス式エアダスターは、缶を逆さにして使うことを想定していません。
逆さにして使うと、本来気体として噴射されるはずの液化ガスがそのまま噴き出してしまいます。
液化ガスが噴射された箇所は、急激な気化熱によって白く凍結してしまいます。
これがPCの基盤やカメラのレンズに付着すると、機器の故障やシミの原因となるため、非常に危険です。
やむを得ず斜めや下向きに噴射する場合は、「逆さ使用OK」と明記された製品を選びましょう。
注意点3:連続噴射は控える(冷却と圧力低下)
ガス式エアダスターは、連続して噴射しすぎると、缶自体が冷たくなり、内部の圧力が低下してしまいます。
圧力が低下すると、噴射力が弱くなるだけでなく、液化ガスが出やすくなる原因にもなります。
- 連続噴射は10秒以内: 間隔を空けながら、小刻みに「シュッシュッ」と噴射するのがコツです。
- 缶を温める: 缶が冷たくなってきたら、しばらく手のひらで温めるなどして、温度を回復させてから使うようにしましょう。(ただし、熱湯などでの急激な加熱は厳禁です。)
これらの注意点を守るだけで、エアダスターはより安全に、そして長持ちして使えますよ。
エアダスターの代用品はある?どうしても手に入らない時の応急処置
「今すぐホコリを吹き飛ばしたいのに、エアダスターが手元にない!」
そんな緊急事態に役立つ、エアダスターの代用品となるアイテムをご紹介します。ただし、あくまで応急処置ですので、本格的な掃除はエアダスターで行いましょう。
カメラ用「ブロワー」を使う
最も安全で、エアダスターに代わる有力な選択肢となるのが、カメラ用品コーナーで売られている「ブロワー」です。
これは、ゴム製の玉を握って、手動で空気を吹き出す道具です。
- メリット: ガスを使用しないため、火災や液化ガス凍結の心配が全くありません。
- デメリット: 噴射力はエアダスターに比べてかなり弱く、奥のホコリを飛ばすのは難しい。
【ポイント】
家電量販店やカメラ専門店で手に入ります。カメラのレンズなど、特にデリケートな部分の掃除には、エアダスターよりもブロワーの方が適している場合もあります。
掃除機の「排気」を利用する
掃除機の中には、ホースを繋ぎ替えることで「排気(ブロー)」機能として使えるものがあります。
ただし、掃除機の排気には細かいホコリやチリが含まれている可能性があるため、精密機器には絶対に使用しないでください。
- メリット: 噴射力は非常に強い。
- デメリット: 排気と一緒に内部のホコリを吹き付けてしまう可能性がある。
【ポイント】
これは、家の隅や換気扇のフィルターなど、精密さが必要ない場所でのみ試すようにしましょう。
口で「息」を吹きかけるのは避けるべき理由
一番手っ取り早い「息を吹きかける」という行為ですが、これは絶対に避けるべきです。
息には、湿気(水分)や唾液の微粒子が含まれています。
これが精密機器の内部やレンズに付着すると、カビやサビの原因となり、故障のリスクを大幅に高めてしまいます。
もしエアダスターがない場合は、代わりに「ブロワー」や「毛先の柔らかいブラシ」を使うようにしてください。
使わなくなったエアダスターの正しい捨て方(廃棄方法)
使い終わったエアダスターのガス缶は、中身が残ったまま捨てると、収集車や処理施設で火災や爆発の原因となり大変危険です。
必ず、お住まいの自治体のルールに従って、安全に廃棄しましょう。基本的な手順を解説します。
手順1:必ず中身のガスを完全に抜く
これが最も重要で、絶対に怠ってはいけない作業です。
- ガスの噴射: 缶のボタンを押し、中のガスを完全に空になるまで噴射しきってください。
- ガスの抜き取り器具(ガス抜きキャップ): 多くの製品には、ガスを安全に抜くための「ガス抜きキャップ」や「ガス抜き機構」が付いています。これを使って、残ったガスを完全に抜き取ります。
- 場所: 必ず風通しの良い屋外で、火の気のない場所で行ってください。近隣住民にも配慮し、人通りが少ない場所を選びましょう。
【注意】
穴開け器などで缶に穴を開ける方法もありますが、近年は自治体によっては穴開けを推奨しない、または禁止している場合が増えています。
穴を開ける際に、残ったガスが引火・爆発する危険性があるためです。
まずは製品付属のガス抜き機構を使い、それが難しい場合は自治体の指示を優先してください。
手順2:自治体のゴミ出しルールに従う
ガスを完全に抜いた後は、お住まいの自治体のルールに従ってゴミに出します。
- 缶の分別:
- 多くの自治体では、「燃えないゴミ」や「資源ゴミ(スプレー缶)」として回収されます。
- 分別方法:
- 他の不燃ゴミとは分け、中身の見える袋に入れる。
- 「スプレー缶」であることを明記する。
ルールは自治体によって大きく異なりますので、「○○市 スプレー缶 捨て方」などのキーワードで、必ず最新の情報を確認してから廃棄するようにしてください。
電動エアダスターの場合は、リチウムイオンバッテリーの処分方法も別途確認が必要です。

