せいろはどこで売ってる?ニトリや100均、専門店まで販売店を徹底解説!
最近、健康志向の高まりや、本格的な調理を楽しみたいというニーズから、「せいろ」に注目が集まっていますよね!
せいろで蒸した野菜やお肉は、素材の味がギュッと凝縮されて本当に美味しいですし、なにより手軽に本格的な蒸し料理ができるのが魅力です。
でも、いざ「せいろを買おう!」と思っても、「どこに売っているんだろう?」「ニトリや100均にもあるのかな?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
ホームセンター、専門店、そしてオンラインショップまで、せいろの販売場所をモモストアが徹底的に調査しましたので、ぜひ参考にしてくださいね!
・ニトリ・無印良品でせいろは買える?価格帯と取り扱いをチェック
・ダイソーやセリアなど100均のせいろは使える?サイズと品質の正直レビュー
・ホームセンター(カインズ・コメリなど)でのせいろの取り扱い状況
・専門的なせいろが欲しいなら!キッチン用品専門店やデパートを覗いてみよう
- せいろが買える場所【実店舗編】をまとめて紹介!
- ニトリ・無印良品でせいろは買える?価格帯と取り扱いをチェック
- ダイソーやセリアなど100均のせいろは使える?サイズと品質の正直レビュー
- ホームセンター(カインズ・コメリなど)でのせいろの取り扱い状況
- 専門的なせいろが欲しいなら!キッチン用品専門店やデパートを覗いてみよう
- せいろを買うならオンライン通販が断然おすすめな理由
- 【素材別】せいろの種類と選び方!竹・杉・檜の違いと特徴
- せいろのサイズ(直径)はどう選ぶ?人数別・用途別の目安一覧
- 初めてせいろを使う人必見!「中華せいろ」と「和せいろ」の違い
- せいろを長く愛用するための「目止め」や「お手入れ」方法
- せいろは「セット」で買うべき?蓋と鍋の賢い選び方
- ズバリ!せいろの失敗しない選び方とチェックすべきポイント
- 中古品を狙うなら?メルカリやリサイクルショップの活用術
- せいろを使ったおすすめの調理法とレシピを紹介
せいろが買える場所【実店舗編】をまとめて紹介!

まずは「今すぐ実物を見て買いたい!」「現物を見てサイズ感を確かめたい!」という方のために、せいろが手に入る可能性の高い実店舗をまとめてご紹介しますね。
実店舗の最大のメリットは、やはり手に取って質感やサイズを確認できること、そして何よりすぐに手に入る即時性です。
主な販売店は、大きく分けて以下の4つのタイプに分類できます。
| 店舗タイプ | 具体的な店舗名(例) | 取り扱いの特徴 |
| 生活雑貨・家具店 | ニトリ、無印良品、IKEAなど | 比較的安価で、初心者向けの扱いやすいサイズが多い。季節商品の場合もある。 |
| ディスカウント・100均 | ダイソー、セリア、キャンドゥ、ドン・キホーテ | 非常に安価だが、素材や耐久性にばらつきがある。ミニサイズが多い。 |
| ホームセンター | カインズ、コーナン、DCM、コメリなど | 中華せいろと和せいろの両方、またはプロ仕様に近いものが手に入ることもある。 |
| 専門店・デパート | 東急ハンズ、ロフト、デパートのキッチン用品売り場 | 高品質な竹や檜のせいろ、有名ブランドのものが揃う。価格は高めだが長く使える。 |
せいろが店舗で見つからない時のチェックポイント
「せいろを探しに行ったけど見つからなかった…」という経験、実はよくあるんです。
せいろは季節や店舗の在庫状況によって、陳列場所が変わったり、一時的に品切れになっている場合があります。
特に、「蒸し器」や「調理器具」のコーナーだけを探していると見逃しがちです。以下の場所もチェックしてみてください。
- 食品保存容器の棚: 一部の店舗では、竹かごやざるの近くに陳列されていることがあります。
- 季節の調理家電コーナー: 冬場や新生活の時期など、蒸し料理が注目される時期に特設コーナーに置かれることがあります。
- レジ付近のワゴン: 在庫処分や特売品として、意外な場所に置かれていることもあります。
- 店員さんに聞く: 最も確実な方法です!「蒸し器(せいろ)を探しています」と具体的に伝えてみましょう。
また、せいろは基本的に天然素材でできているため、仕入れのロットによって形や色味が異なることがあります。
実店舗で購入する場合は、いくつか見比べて、ご自身の目で品質を確認してから選ぶことをおすすめしますよ。
ニトリ・無印良品でせいろは買える?価格帯と取り扱いをチェック
お手頃価格で良質な生活雑貨が手に入る「ニトリ」や、シンプルで機能的なアイテムが人気の「無印良品」。
こうした人気店でせいろが手に入るなら、嬉しいですよね!
早速、それぞれの取り扱い状況と、もしあった場合の価格帯について詳しく見ていきましょう。
ニトリのせいろは「高コスパ」が魅力
ニトリは、その時々のトレンドを反映した調理器具を販売することが多いので、せいろもタイミングによっては取り扱いがあります。
以前は「竹製蒸し器」として販売されていた時期もあり、価格は非常にリーズナブルで、中華せいろタイプのものが主流です。
ニトリのせいろの最大の特徴は、「価格の安さ」と「手軽さ」です。
例えば、直径21cm程度の一般的なサイズであれば、数千円以下で購入できることが多く、初めてせいろを試してみたい方にはぴったり!
ただし、ニトリのせいろは人気が高く、シーズンによっては品切れになっていることも多いので、訪問前にニトリの公式サイトで在庫を確認するか、店舗に電話で問い合わせてみるのが確実です。季節限定の商品として陳列されることも多いため、見逃さないようにしてくださいね。
無印良品は「シンプルで美しい」ものが稀に登場
無印良品は、基本的に竹製のせいろを定番商品としては扱っていません。
しかし、過去には「竹ざる付き蒸し皿」や、一時的にせいろを販売していた時期もあります。
無印良品の製品は、素材の良さを活かしたシンプルなデザインが特徴ですから、もしせいろが販売されるとすれば、非常に美しい仕上がりで、インテリアにも馴染むものが期待できます。
無印良品でせいろを探す場合は、「キッチン用品」や「季節の食」のコーナーをこまめにチェックすることをおすすめします。
定番ではないからこそ、販売された際には「レアアイテム」として話題になることが多いですよ!
購入時の注意点:サイズと素材
ニトリや無印良品で購入を検討する際は、以下の点に注意してください。
| チェック項目 | 確認すべきこと | 理由 |
| サイズ(直径) | ご自宅の鍋のサイズに合うか | せいろが鍋に合わないと、蒸気が漏れてうまく蒸せません。必ず内径を測りましょう。 |
| 素材 | 竹、杉、檜のいずれか | 安価なものは竹製が多いですが、長く使うなら檜の方が耐久性が高いです。 |
| 目止め済みか | 購入後すぐに使えるか | 天然素材のせいろは、使う前に「目止め」というアク抜き作業が必要です。説明書を確認しましょう。 |
ニトリや無印良品は、手軽にせいろデビューしたい方には最適の選択肢です。
価格が手頃でも、基本の蒸し機能はしっかりしているので、まずは一つ試してみて、せいろ料理の楽しさに触れてみてください!
ダイソーやセリアなど100均のせいろは使える?サイズと品質の正直レビュー
「せいろって便利そうだけど、本格的なものはちょっと高い…」と感じている方もいるかもしれません。
そんな時、私たちの強い味方になってくれるのが、そう、ダイソーやセリアといった100円ショップですよね!
実は100均でもせいろが販売されていることがあるんです。でも、本当に使えるのでしょうか?
ここでは、100均せいろの正直なレビューと、購入前に知っておきたいポイントをご紹介します。
100均で見つかるせいろの種類と特徴
ダイソーやセリアでせいろが見つかる場合、ほとんどが「ミニせいろ」または「竹製の蒸し皿」という形での販売になります。
価格は税抜き100円〜500円程度のものが多く、手軽に試せるのが最大の魅力です。
ダイソーのせいろ
- サイズ: 直径10cm~15cm程度の非常に小さいサイズが主流です。
- 用途: 肉まん1個や少量の点心、野菜のちょこっと蒸しに最適です。本格的な家族向けの調理には向きません。
- 品質: 竹の編み目が粗いものや、ささくれが目立つものもあります。耐久性は高くないため、「まずはお試しで使ってみたい」という方に限定されます。
セリア・キャンドゥのせいろ
- 特徴: ダイソーと同様にミニサイズが多いですが、竹製のざるや竹の蓋と組み合わせて「なんちゃってせいろ」として使うアイデア商品が見つかることもあります。
- 注目ポイント: セリアでは、おしゃれな食器として使えるような小さな竹製トレーや竹ざるが人気を集めています。これらを蒸し器の代用として使うのも一つの手です。
100均せいろのメリットとデメリット
100均せいろは、使い方を工夫すれば非常に便利ですが、本格的なせいろとは違う点も理解しておく必要があります。
| メリット(◎) | デメリット(×) |
| ◎ とにかく価格が安いので、失敗を恐れず試せる。 | × サイズが小さい(ミニサイズ)ため、大量調理には不向き。 |
| ◎ 一人暮らしや少量の調理には十分な機能。 | × 素材が薄く、耐久性や蒸気の逃げ方にばらつきがある。 |
| ◎ ちょっとした食卓の演出に使える。 | × 天然素材ならではの木くずやささくれが気になる場合がある。 |
せいろ初心者へのアドバイス:100均と専門店の使い分け
モモストアからの正直なアドバイスとして、もしあなたが本格的にせいろ料理を日常的に楽しみたいなら、最初は中華街などで販売されている中級クラスのせいろ(3,000円〜5,000円程度)から始めることをおすすめします。
なぜなら、100均のミニせいろでは、蒸気の当たり方が均一でなかったり、すぐにカビが生えてしまったりと、かえって「せいろは難しい」という印象を持ってしまう可能性があるからです。
一方で、100均せいろは「シュウマイを2個だけ温めたい」「離乳食の野菜を少しだけ蒸したい」といった限定的な用途にはとても便利です。
用途を絞って使えば、100均のせいろも十分に活躍してくれますよ!
ホームセンター(カインズ・コメリなど)でのせいろの取り扱い状況
実店舗の中で、せいろの取り扱いが最も安定している場所の一つが「ホームセンター」です。
カインズ、コメリ、DCM、コーナンといった大手ホームセンターは、DIY用品だけでなく、本格的な調理器具や日用品も幅広く扱っています。
せいろは、「調理用品」「ざる・かご」「BBQ用品(竹ざる類)」のコーナーに置かれていることが多いですよ。
ホームセンターのせいろのメリット
ホームセンターでせいろを探すメリットは、主に以下の3点です。
- サイズ展開が豊富: 家族向け(24cm〜30cm)の大きめのサイズから、一人用(15cm〜18cm)まで、様々なサイズが揃っていることが多いです。
- 和せいろ・中華せいろの両方がある: 竹製の中華せいろだけでなく、杉や檜で作られた和せいろ(深さがあり、おこわなどの調理に向く)を取り扱っている店舗もあります。
- 関連商品が一緒に買える: 蒸し板(蒸し器と鍋の間に入れる金属の板)や、せいろを長持ちさせるための専用ブラシ、ふきんなども一緒に購入できることが多いので、必要なものが一度に揃うのが便利です。
大手ホームセンターの傾向と価格帯
| 店舗名 | 主な取り扱い | 価格帯(目安) | 特徴 |
| カインズ | 竹製中華せいろ、蒸し板 | 2,000円〜4,000円 | オリジナルブランドの調理器具が多く、シンプルで使いやすいデザイン。 |
| コメリ | 竹製中華せいろ、杉製和せいろ | 2,500円〜5,000円 | 比較的プロ仕様に近い、丈夫な作りのものが並ぶこともある。 |
| DCM/コーナン | 竹製中華せいろ、ステンレス蒸し器 | 1,500円〜3,500円 | 安価なものから中級品まで幅広く、地域によって仕入れに差がある。 |
ホームセンターでの失敗しない選び方
陳列されている商品が多い分、どれを選んだらいいか迷うかもしれません。
特に竹製のせいろを選ぶ際は、以下の点に注目して比較してみてください。
- 竹の編み込み: 隙間が少なく、しっかりと編み込まれているか。隙間が多いと蒸気が逃げすぎて、うまく蒸し上がらないことがあります。
- 蓋のフィット感: 蓋と本体がぴったりと合っているか。ガタつきが大きいものは、使用中に蒸気が漏れてしまいます。
- 底面の作り: 底の竹ざる部分が均一で、安定しているか。ゆがんでいるものは、鍋の上で安定せず危険です。
ホームセンターは、実用的なせいろを探している方にとって、品質と価格のバランスが取れたアイテムを見つけやすい場所だと言えます。
ぜひ、調理器具コーナーをじっくりと探索してみてくださいね!
専門的なせいろが欲しいなら!キッチン用品専門店やデパートを覗いてみよう
せいろをすでに愛用していて、「もっといいものが欲しい」「一生モノのせいろが欲しい」と考えている方や、特定の素材(檜など)にこだわりたい方は、ワンランク上のせいろが手に入る「専門店」や「デパート」を訪れるのがおすすめです。
専門店やデパートの魅力は、何と言ってもプロの目で厳選された高品質な商品が揃っていること、そして、知識豊富な店員さんから使い方や手入れの具体的なアドバイスをもらえる点です。
高品質なせいろが見つかる実店舗
東急ハンズやロフトなどのバラエティショップ
東急ハンズやロフトのキッチン用品コーナーは、デザイン性や機能性に優れた調理器具が多く集まります。
ここでは、おしゃれなデザインのせいろや、珍しい素材のせいろが見つかることがあります。
特に東急ハンズでは、料理研究家とのコラボ商品や、細部まで丁寧に作られた国産のせいろを取り扱っていることがあり、贈り物にもおすすめです。
デパート(三越、伊勢丹など)のキッチン・食器売り場
デパートのキッチン・食器売り場では、主に高級な檜(ひのき)せいろや、老舗の調理器具メーカーのせいろが並びます。
檜せいろは価格は高めですが、耐久性が高く、特有の芳しい香りが食材に移り、ワンランク上の美味しさを楽しめます。
価格帯は1万円を超えるものもありますが、大切に手入れをすれば何十年も使える、まさに「一生モノ」のせいろです。
合羽橋(かっぱばし)道具街などの専門街
東京の合羽橋道具街のように、調理器具の専門店が集まる街には、業務用としても使われる本格的なせいろが圧倒的な種類とサイズで揃っています。
ここで売られているせいろは、蒸気の漏れが少なく、耐久性にも優れているため、料理のプロも愛用するほどの品質です。
ただし、その分、プロ向けの説明書きしかない場合もあるため、事前にせいろに関する知識を少しつけてから訪れると、より良い買い物ができますよ。
専門店で購入する際の「価格差」の理由
専門店で売られているせいろが、ニトリやホームセンターのせいろと比べて価格が高いのには、明確な理由があります。
| 価格差の要因 | 具体的内容 | 使用感の違い |
| 素材の質 | 国産の檜や、太く質の良い竹を使用。 | 香りが良く、耐久性が高い。カビが生えにくい。 |
| 職人の手仕事 | 一つ一つ丁寧に編み込み、蓋と本体の隙間を最小限に抑える。 | 蒸気が均一に回り、ムラなく美味しく蒸し上がる。 |
| 仕上げの丁寧さ | ささくれや木くずが少なく、表面処理が滑らか。 | お手入れがしやすく、食材に木の破片がつきにくい。 |
初めて買う方はお手頃なものでも十分ですが、せいろ料理にハマってしまったら、ぜひ専門店で「本物のせいろ」に触れてみてくださいね!
その香りと、蒸し上がりの美味しさに、きっと感動するはずです。
せいろを買うならオンライン通販が断然おすすめな理由
「実店舗を何軒も回ったけど、欲しいサイズが見つからない」「仕事が忙しくてお店に行く時間がない」という方には、オンライン通販での購入を強くおすすめします。
実は、せいろこそオンライン通販に向いている商品だと言える、いくつかの理由があるんですよ。
オンライン通販の圧倒的なメリット
実店舗にはない、オンライン通販ならではのメリットをまとめました。
1. サイズと種類が圧倒的に豊富
実店舗では、定番のサイズしか置いていないことがほとんどです。しかし、オンラインショップ、特にAmazonや楽天市場では、直径10cmのミニサイズから36cm以上の業務用サイズまで、全種類と言っても過言ではないほど揃っています。
素材も竹、杉、檜、そしてモダンなステンレス製まで、比較しながら選ぶことができます。
2. 専門店のせいろが自宅で手に入る
実店舗がない、老舗のせいろ専門店の逸品や、中華街のプロ仕様のせいろも、オンラインなら簡単に購入できます。
地方に住んでいても、東京や京都の有名店の商品を、自宅にいながらにして手に入れることができるのは、本当に便利ですよね。
3. ユーザーレビューで失敗を防げる
オンラインのレビューには、「このサイズは肉まんが〇個入った」「目止めなしで使えた」「蓋が少しガタつく」など、実際に使った人の生の声が詰まっています。
特にサイズのレビューや、鍋との適合性に関するレビューは必見です。
実物が見られない代わりに、他のユーザーの意見を参考にできるのは大きなメリットです。
主要オンラインサイトでの探し方と特徴
| サイト名 | 特徴 | 探し方のコツ |
| Amazon | 圧倒的なスピードで届く。安価なものからブランド品まで網羅。 | 「中華せいろ 21cm」「竹せいろ 蒸し板セット」など、具体的なキーワードで絞り込む。 |
| 楽天市場 | ポイント還元率が高い。老舗のキッチン用品店が出店していることが多い。 | せいろの専門店や、評価の高いショップのページを重点的にチェックする。 |
| Yahoo!ショッピング | PayPayユーザーにお得。雑貨屋系のショップが多く、おしゃれなせいろが見つかる。 | 「杉せいろ」「檜せいろ」など、素材で検索して比較検討する。 |
オンライン購入時の注意点(失敗しないために)
便利すぎるオンライン購入ですが、失敗しないための注意点もあります。
- 鍋との適合性を再確認: 「せいろの直径」だけでなく、「せいろの底の外径」と「ご自宅の鍋の内径」を必ず測り、商品説明と照らし合わせましょう。
- 付属品の確認: 蒸し板や受け台、専用の布が付属しているかを確認してください。特に蒸し板がないと、せいろを鍋に乗せられません。
- レビューの低い点をチェック: 総合評価が高くても、「カビが生えやすい」「木材が割れていた」といった低評価のレビューをチェックし、リスクを理解してから購入しましょう。
オンラインを活用すれば、あなたの理想のせいろにきっと出会えるはずです!
【素材別】せいろの種類と選び方!竹・杉・檜の違いと特徴
せいろと一言で言っても、実は様々な種類と素材があります。
主な素材は「竹」「杉」「檜」の3種類で、それぞれに特徴とメリット・デメリットがあります。
せいろを選ぶ上で、素材の知識は失敗しないための必須条件ですよ!
安価で手軽な「竹(タケ)せいろ」
最も一般的で、ホームセンターやオンラインで手に入りやすいのが竹製のせいろです。
私たちが「中華せいろ」と聞いて思い浮かべるのは、この竹製が多いですね。
竹せいろの特徴
- 価格: 最も安価で、手軽に購入できます。
- 軽さ・扱いやすさ: 軽くて扱いやすく、日常使いに最適です。
- 耐久性: 比較的弱く、丁寧に扱わないと割れたりカビが生えたりしやすいです。
- 用途: 点心、肉まん、野菜などの手軽な蒸し料理全般。
初めてせいろを使う方や、使用頻度がそれほど高くない方には、まずこの竹製から試すのがおすすめです。
ただし、購入直後のアク抜き(目止め)をしっかり行わないと、竹の匂いが食材に移ってしまうことがあるので注意が必要です。
香りが良く耐久性も高い「杉(スギ)せいろ」
竹せいろと檜せいろの中間に位置するのが、杉製のせいろです。和せいろとして使われることも多く、日本らしい美しい木目も魅力です。
杉せいろの特徴
- 価格: 竹より高く、檜より安い、中間的な価格帯です。
- 香りの良さ: 蒸す際に杉のほのかな香りが立ち込め、食材を風味豊かに仕上げてくれます。
- 水気に強い: 杉は比較的油分が多く、水切れが良いため、竹よりもカビが生えにくいと言われています。
- 用途: 蒸しパンやおこわ、赤飯など、香りを付けたい料理や、じっくりと蒸したい料理。
竹せいろよりワンランク上の品質を求めたい方や、木の香りを楽しみたい方におすすめです。
杉は比較的柔らかい素材なので、ぶつけたり落としたりしないよう、優しく扱う必要があります。
一生モノの高級品「檜(ヒノキ)せいろ」
せいろの最高級品として知られているのが、檜製のせいろです。
デパートや専門店での取り扱いがメインとなり、価格は高くなりますが、その分品質と耐久性はピカイチです。
檜せいろの特徴
- 価格: 高価です。
- 耐久性: 非常に強く、長持ちします。プロの料理人も愛用するほど丈夫です。
- 香り・防虫効果: 檜特有の強く爽やかな香りは、食材の美味しさを引き立てるだけでなく、防虫・防菌効果もあります。
- 用途: すべての蒸し料理に対応。特に蒸し鶏や魚介類など、素材の味を活かしたい高級な料理。
檜せいろは、一度買えば何十年も使える「一生モノ」の調理器具です。
高価な買い物ですが、せいろ料理を日常的に楽しみたい方には、長い目で見ればコスパが良いと言えますよ!
せいろのサイズ(直径)はどう選ぶ?人数別・用途別の目安一覧
せいろの購入で最も迷うのが「サイズ」ではないでしょうか?
せいろは鍋に乗せて使うため、ご自宅の鍋のサイズとの適合性はもちろん、「何を」「どれだけ」蒸したいかによって最適なサイズが変わってきます。
ここで、人数別・用途別の目安サイズをチェックして、失敗のないサイズ選びをしましょう。
人数別のせいろサイズ目安
せいろの直径は、一般的に「内径」で表示されます。
以下の表は、一般的な目安として参考にしてください。
| 人数 | 目安のせいろサイズ(直径) | 調理できる量(例) |
| 1人暮らし・少量 | 13cm~18cm | 肉まん1~2個、少量の温野菜、茶碗蒸し |
| 2人家族・夫婦 | 18cm~21cm | 肉まん3~4個、メインディッシュの魚や肉1人前ずつ、2人分の野菜 |
| 3~4人家族 | 24cm~27cm | 肉まん6~8個、メインディッシュの大量調理、おこわ |
| パーティー・業務用 | 30cm以上 | 大きな魚や鶏肉の丸ごと蒸し、大人数分の点心や饅頭 |
用途別に見る最適なサイズ
ただ人数だけでなく、「何を蒸したいか」によっても適したサイズは変わってきます。
用途1:肉まん・点心・シュウマイ
これは中華せいろの最も得意とする分野です。
肉まんやシュウマイは、蒸す際に膨らむため、せいろの縁から少し隙間を空けて並べる必要があります。
21cmサイズなら肉まんが4個、24cmなら6個程度が目安となります。
日常的にコンビニの肉まんを温め直す用途なら、18cm程度でも十分です。
用途2:野菜・魚介類
メインのおかずとして野菜や魚介類を蒸す場合、食材を重ねずに並べられるサイズを選ぶのがポイントです。
重ねてしまうと、蒸気の当たり方にムラが出て、上下で火の通りが変わってしまいます。
魚一匹を丸ごと蒸したい場合は、必ず30cm以上の大きなサイズが必要になります。
用途3:おこわ・赤飯などの米類
米類は、中華せいろよりも深さのある和せいろの方が向いています。
米は蒸し上がると大きくかさが増すため、底面積だけでなく、深さにも注目して選びましょう。
また、米類を蒸す際は、せいろに専用の布(ふきん)を敷く必要があるので、この布がせいろの縁から垂れすぎないように、せいろの直径に対して適切なサイズの布を用意することも重要です。
初めてせいろを使う人必見!「中華せいろ」と「和せいろ」の違い
せいろを探し始めると、「中華せいろ」と「和せいろ」という2つの言葉に出会うはずです。
どちらも「蒸し器」であることには変わりありませんが、実は構造や用途に大きな違いがあり、この違いを知らないと、せっかく買ったせいろを使いこなせない…ということになりかねません!
初めてせいろを使う方のために、この2つのせいろの違いをモモストアがわかりやすく解説しますね。
中華せいろ(竹製が主流)の特徴
中華せいろは、主に竹で作られており、点心や肉まんを蒸すときに使う、平たい円形のせいろです。
- 形状: 蓋と本体が同じ高さで、スタッキング(重ねて使うこと)が可能です。
- 素材: ほとんどが竹製で、安価なものが多いです。
- 構造: 側面に通気孔がないため、底の穴から上がってくる強い蒸気で一気に蒸し上げます。
- 用途: 点心、肉まん、短時間で蒸し上げたい野菜など。
- メリット: 重ねられるので、一度にたくさんの種類の料理を同時に蒸せる(時短になる)。
中華せいろは、「強火で短時間」で蒸すのに適しており、料理店のワゴンサービスのように熱々の点心をテーブルにそのまま出せるのが魅力です。
蓋を開ける際に、蓋の竹から滴る水滴が食材にかかることがあるため、食材の上にふきんやクッキングシートを敷くのが一般的です。
和せいろ(杉・檜が主流)の特徴
和せいろは、主に杉や檜といった木材で作られており、底が深く、蓋と本体が一体になっているタイプが多いのが特徴です。
- 形状: 側面に蒸気抜きの隙間(「とち」と呼ばれる部分)があるものが多いです。
- 素材: 杉や檜などの木製が主流で、竹製は少ないです。
- 構造: 側面からも蒸気を逃がすため、中華せいろよりも優しい蒸気でじっくりと加熱できます。
- 用途: おこわ、赤飯、蒸しパン、蕎麦や麺類を温めるなど、日本の伝統的な蒸し料理。
- メリット: 木の香りが食材に移りやすく、深いので米類のようにかさが増す食材を蒸すのに適している。
和せいろは、「中火以下でじっくりと」蒸すのに適しており、特に米を蒸す際には、中華せいろよりも美味しく仕上がると言われています。
また、木の香りが強く、リラックス効果も期待できるのが嬉しいポイントですね。
比較表で違いをチェック!
| 特徴 | 中華せいろ | 和せいろ |
| 主な素材 | 竹(安価) | 杉、檜(中〜高価) |
| 蒸し方 | 強火で一気に蒸し上げる | 中火以下でじっくり蒸し上げる |
| スタッキング | 可能(重ねて使える) | 基本的に不可能(段数が少ない) |
| 得意料理 | 点心、肉まん、早めに火を通したいもの | おこわ、赤飯、蒸しパン、香りをつけたいもの |
| おすすめのユーザー | 日常的に手軽に使いたい、点心が好き | 本格的な蒸し料理が好き、香りにこだわりたい |
ご自身の一番作りたい料理に合わせて、中華せいろか和せいろかを選ぶのが、失敗しないコツですよ!
せいろを長く愛用するための「目止め」や「お手入れ」方法
せいろは天然素材でできているため、長く気持ちよく使い続けるためには、ちょっとした「ひと手間」が必要になります。
この「ひと手間」を怠ると、せいろ特有の「カビ」や「木のアク」の問題に直面してしまうかもしれません。
ここでは、せいろを長持ちさせるための「目止め」のやり方と、日頃のお手入れ方法を、モモストアが丁寧に解説しますね。
購入直後に必ずやるべき「目止め(めどめ)」
「目止め」とは、せいろの木材や竹の表面の「アク(木材に含まれるヤニや色素)」を抜き、同時にせいろの隙間を埋めて水漏れを防ぐための大切な作業です。
これをすることで、せいろを衛生的かつ機能的に使い始めることができます。
目止めの手順(アク抜き)
- 水洗い: まず、せいろを軽く水で濡らし、竹や木の粉、ホコリなどを洗い流します。洗剤は使いません。
- 米のとぎ汁に浸す: せいろがすっぽり入るサイズのボウルや鍋に、米のとぎ汁を入れます。せいろをこのとぎ汁に30分〜1時間ほど浸します。
※とぎ汁がない場合は、水に大さじ1〜2杯の米粉を溶かしたものでも代用できます。 - 蒸す(本目止め): 浸したせいろを軽く拭き、通常通り鍋に乗せて30分〜1時間程度空蒸しします。
※この時、蒸気が漏れずにしっかり充満しているかを確認しましょう。 - 乾燥: 蒸し終わったら、すぐに水気を拭き取り、風通しの良い日陰で完全に乾燥させます。
米のとぎ汁に含まれるでんぷん質が、せいろの表面の目を埋め、アクを吸い取ってくれるという仕組みです。
この目止めを行うことで、せいろから出る嫌な匂いがなくなり、蒸気が均一に回りやすくなりますよ。
使用後の日常のお手入れ方法
せいろは、使った後の手入れが非常に重要です。間違った手入れをすると、すぐにカビが生えてしまいます。
【絶対にNG】洗剤とつけ置き洗い
せいろは天然素材なので、食器用洗剤は使わないでください。洗剤の匂いがせいろに染み込み、次の調理時に食材に匂いが移ってしまいます。
また、水に長時間つけ置く(つけ置き洗い)のも厳禁です。木材が水分を吸いすぎてしまい、カビの原因になります。
正しいお手入れ手順
- ステップ1:さっと水洗い: 使用後すぐに、たわしやスポンジの固い部分を使い、お湯(または水)で汚れをこすり落とします。
- ステップ2:乾いた布で拭く: 特に汚れがひどくない場合は、熱いうちに固く絞った濡れ布巾や乾いた布でさっと拭くだけでも十分です。
- ステップ3:徹底乾燥: カビ防止の最重要ポイントです!
風通しの良い場所(直射日光が当たらない、湿気の少ない場所)に上下逆さまに置くなどして、完全に乾かしましょう。目安は丸一日です。
乾燥が不十分なまま棚にしまうと、湿気で翌日にはカビが生えている…なんてこともありますので、乾燥だけは手を抜かずに行ってくださいね。
せいろは「セット」で買うべき?蓋と鍋の賢い選び方
せいろを初めて買う時、「せいろ本体だけでいいの?」「蓋や鍋は別で買うべき?」と悩む方も多いでしょう。
せいろは、本体、蓋、そして蒸し板(または鍋)が揃って初めて機能する調理器具です。
それぞれのパーツの賢い選び方と、セットで購入するメリット・デメリットを解説します。
せいろ本体と蓋の選び方
中華せいろの場合、蓋と本体は同じ直径のものをセットで販売していることが多いです。
蓋は、蒸気をせいろの中に閉じ込める役割がありますが、実は「蓋の重さ」も蒸し上がりに影響します。
- 重い蓋: 蒸気をしっかり閉じ込め、強火で一気に蒸し上げたい中華料理に向いています。
- 軽い蓋: 蒸気を適度に逃がし、じっくりと火を通したい和の蒸し料理に向いています。檜や杉の蓋は比較的軽いです。
セット販売されている蓋は、基本的に本体に合うように作られていますが、別々に購入する場合は、本体と蓋の直径が完全に一致しているかをミリ単位で確認しましょう。わずかな隙間でも、蒸気が逃げてしまい、蒸しムラが発生してしまいます。
最重要パーツ!蒸し板(または専用鍋)の選び方
せいろを初めて使う方が見落としがちなのが「蒸し板」です。
せいろは、直接火にかけるのではなく、鍋(またはフライパン)から上がる蒸気で加熱します。この鍋とせいろの間に、蒸気を効率よくせいろに送るための「蒸し板(蒸し受け台)」が必要になることがあります。
蒸し板が必要な理由
せいろの底の外径と、ご自宅の鍋の内径がぴったり合わない場合、せいろが鍋の中に落ちてしまったり、逆に大きすぎて鍋の上に安定しなかったりします。
蒸し板は、鍋の上に安定して設置でき、せいろの外周を覆う形状になっているため、蒸気を逃がさずにせいろの底から効率よく送ることができます。
蒸し板の選び方
- 素材: ステンレス製が一般的で、錆びにくく手入れが簡単です。
- サイズ: ご自宅の鍋の内径に合うサイズを選び、その蒸し板に合うせいろを購入するのが最も確実です。
セットとバラ、どちらを選ぶべきか?
| セット購入のメリット | バラで購入するメリット |
| ◎ サイズの失敗がなく、すぐに使える。 | ◎ 既に持っている鍋を最大限に活用できる。 |
| ◎ 鍋、せいろ、蓋の材質・デザインに統一感が出る。 | ◎ 好きな素材(檜、竹など)やブランドを選べる。 |
| ◎ 初心者には最も安心できる選択肢。 | ◎ 壊れたパーツだけを買い替えられる(経済的)。 |
初めて購入する場合は、蒸し板とせいろがセットになった商品を選ぶのが、サイズで悩まず、すぐに料理を始められる一番の近道ですよ!
ズバリ!せいろの失敗しない選び方とチェックすべきポイント
ここまでせいろの販売場所や種類について解説してきましたが、最後に、「失敗したくない!」というあなたのために、購入時にチェックすべきポイントを総まとめします。
以下の3つのポイントを押さえておけば、きっと満足のいくせいろ選びができますよ。
チェックポイント1:鍋とのサイズ適合性
最も失敗が多いのが、このサイズ問題です。
「せいろは鍋に乗せて使う」という大前提を忘れずに、購入前に以下の2つのサイズを必ず測ってください。
計測すべきサイズ:
- ご自宅の鍋の「内径」: 鍋のフチの内側の直径を測ります。
- 購入予定のせいろの「底の外径」: せいろの底の、鍋に乗る部分の外側の直径です。
基本的に、鍋の「内径」とせいろの「底の外径」が「ほぼ同じか、せいろの方がわずかに大きい」のが理想です。
ぴったり合わない場合は、前述の「蒸し板」を使うのが確実な方法です。
せいろの底の外径が鍋の内径より大幅に小さいと、せいろが鍋の中に落ちてしまうので絶対に避けましょう。
チェックポイント2:編み込みと仕上げの品質
特に竹製のせいろは、価格によって品質に大きな差が出ます。
実物が見られる場合は、以下の点を確認してください。
- 編み込みの密度: 竹ひごの隙間が少なく、しっかりと編み込まれているか。隙間が多いと、蒸気が漏れやすく、耐久性も低くなります。
- ささくれとバリ: 触ってみて、手に刺さりそうなささくれや、木材のバリがないか。これは料理の衛生面や、手入れのしやすさに直結します。
- 蓋のフィット感: 蓋を本体に乗せてみて、ぐらつきがないか。蓋が緩いと、蒸気が逃げてしまいます。
オンラインで購入する場合は、レビューの「作りが雑」といったコメントを重点的にチェックし、信頼できるメーカーや、老舗の専門店から購入するようにしましょう。
チェックポイント3:素材と用途のバランス
あなたがせいろで何をしたいか?によって、選ぶべき素材は変わってきます。
| あなたの目的 | おすすめの素材 | 重視すべき点 |
| 肉まん、点心、時短調理がメイン | 竹(中華せいろ) | サイズ(スタッキングできるか)、手入れのしやすさ |
| おこわ、赤飯、香りを重視したい | 杉、檜(和せいろ) | 品質(耐久性)、深さ、価格 |
| 長期間、毎日でも使いたい | 檜(高級品) | 耐久性、カビにくさ(品質)、アフターフォローの有無 |
「手入れが面倒そう…」と感じる方は、檜のようにカビに強く、耐久性の高いものを選ぶことで、結果的に長く使えて手間も少なくなります。
自分のライフスタイルに合った「使いやすさ」を最優先して選ぶと、せいろ料理がもっと楽しくなりますよ!
中古品を狙うなら?メルカリやリサイクルショップの活用術
「せいろを使ってみたいけど、新品だとちょっと高い…」「珍しいサイズのせいろを探している」という方は、中古品市場をチェックしてみるのも一つの手です。
特にフリマアプリのメルカリや、リサイクルショップでは、状態の良いせいろや、廃盤になった貴重なせいろが見つかることがあります。
しかし、中古品には中古品ならではの注意点があります。失敗しないための活用術をご紹介します。
メルカリで掘り出し物を見つけるコツ
メルカリは、個人の不用品が出品されるため、思わぬ掘り出し物や、格安のセット品が見つかる可能性があります。
チェックすべき3つのポイント
- 使用頻度の確認: 「数回使用」「未使用に近い」など、使用頻度を明記している出品者を選びましょう。また、「目止め済み」と記載されている場合は、すぐに使い始められるのでラッキーです。
- カビ・匂いの確認: 竹や木製品なので、カビや匂いは中古品で最も注意すべき点です。
商品説明に「カビや匂いなし」と記載があっても、必ず写真でカビの有無を確認し、少しでも気になる点があれば、コメントで「カビや匂いの状態を詳しく教えてください」と質問しましょう。 - 付属品とサイズの確認: せいろ本体だけでなく、蓋や蒸し板がセットになっているか、サイズ(特に直径)が正確に記載されているかをチェックします。
メルカリでは、「有名ブランド名+せいろ」(例: 「萬古焼 せいろ」「竹細工 せいろ」)などで検索すると、価値の高い商品を見つけやすいですよ。
リサイクルショップ・古道具屋のメリット
地域のリサイクルショップや古道具屋にも、稀にせいろが並ぶことがあります。
ここでは、メルカリとは違ったメリットがあります。
- 現物を確認できる: やはり、カビやササクレ、蓋のフィット感などを直接目で見て確認できるのは大きいです。
- プロの鑑定: 古道具屋などでは、店主が商品の状態を把握しているため、質問に対して正確な情報を得やすいです。
リサイクルショップで見つけた場合は、すぐに持ち帰って念入りにアク抜きと消毒を行うことを忘れずに行ってください。
特に古いせいろは、前の持ち主の使用状況がわからないため、必ず衛生面に気を配りましょう。
中古品を購入する際の究極の注意点
中古のせいろは、価格の安さや珍しさで魅力がありますが、「清潔さ」だけは妥協してはいけません。
購入後は、必ず以下の方法で徹底的に消毒してから使用しましょう。
- 熱湯消毒: せいろ全体に熱湯をかけ、菌を死滅させます。
- 目の確認: 蒸し板を使い、何も入れずに一度空蒸しを行い、変な匂いやアクが出ないかを確認します。
- 完全乾燥: 完全に乾燥させ、カビの発生リスクをゼロにしてから収納しましょう。
手間はかかりますが、この作業を行うことで、中古のせいろも新品同様に安心して使えるようになりますよ!
せいろを使ったおすすめの調理法とレシピを紹介
せっかくお気に入りのせいろを手に入れたら、すぐにでも料理を楽しみたいですよね!
せいろは、ただ温めるだけでなく、食材の旨味を最大限に引き出してくれる魔法のような調理器具です。
モモストアから、せいろを使った、簡単で美味しいおすすめの調理法とレシピをご紹介します。
基本中の基本!「蒸し野菜」の驚きの美味しさ
せいろ料理でまず試してほしいのが、シンプルな「蒸し野菜」です。
ただ茹でるのとは違い、水溶性のビタミンが流れ出ることがなく、野菜本来の甘みや栄養がすべて閉じ込められます。
おすすめの蒸し野菜と時間
| 野菜 | 目安の蒸し時間(強火) | 美味しさのポイント |
| かぼちゃ、さつまいも | 15分~20分 | ホクホクとした食感と、驚くほどの甘みが引き出されます。 |
| ブロッコリー、にんじん | 8分~10分 | 茹でるよりも色が鮮やかになり、水っぽさがなく、食感が良い。 |
| もやし、葉物野菜 | 3分~5分 | シャキシャキ感を残しつつ、しんなりとした仕上がりに。 |
蒸し上がった野菜は、何もつけずにそのまま食べても美味しいですが、塩とオリーブオイル、またはポン酢やごまドレッシングを少し加えるだけで、立派な一品になりますよ。
メインディッシュに!「豚バラの蒸し」
せいろを使うと、お肉も驚くほどジューシーかつヘルシーに仕上がります。
豚バラ肉をせいろで蒸すと、余分な脂が落ちてさっぱりと食べられるので、ダイエット中の方にもおすすめです。
豚バラとキャベツの重ね蒸しレシピ
- 準備: キャベツをざく切りにし、豚バラ肉は食べやすい大きさに切ります。
- せいろにセット: せいろの底にキャベツを敷き詰め、その上に豚バラ肉を広げて乗せます。
- 蒸す: 強火で10分〜15分ほど蒸します。豚肉の色が変わり、キャベツがしんなりしたら完成です。
仕上げは、特製の「ネギ塩ダレ」がおすすめ!
刻んだネギ、ごま油、塩、少量の鶏がらスープの素を混ぜるだけで、ご飯が進む絶品のタレが完成します。
デザートにも活躍!「蒸しパン」
せいろは、和菓子や洋菓子などのデザート作りにも大活躍します。
特に、蒸しパンや中華カステラ(マーラーカオ)は、せいろで蒸すと生地全体に優しい熱が伝わり、ふっくら、しっとりと仕上がります。
- ポイント1: 蒸し時間は、一般的なレシピよりも少し長めに、弱火〜中火でじっくりと蒸すのがコツです。
- ポイント2: 蓋の内側に水滴がたくさんついたら、一度布で拭き取るか、蓋を布で覆って水滴が落ちないようにしましょう。水滴が落ちると、蒸しパンの表面がべちゃっとしてしまいます。
せいろは、調理後のテーブルへの移動も楽で、そのまま食卓に出せる「器」としての役割も果たしてくれます。
ぜひ、いろいろな料理に挑戦して、せいろライフを楽しんでくださいね!

