アロマティカスはどこに売ってる?探し方から育て方・活用法まで徹底解説!
皆さん、こんにちは!モモストアです。
突然ですが、あのミントに似た爽快な香りがたまらないハーブ、「アロマティカス」を探していませんか?
育てやすくて、料理にも使えて、さらに虫よけ効果もあると聞けば、ぜひとも手に入れたいですよね!
でも、「いざ買いに行こう!」と思っても、一般的なスーパーや花屋さんではなかなか見かけず、「アロマティカスは結局どこで売ってるの?」と疑問に思う方が多いようです。
この記事では、そんなあなたの疑問を解決するために、アロマティカスが確実に手に入るお店の探し方から、
購入後の失敗しない育て方、さらには日々の生活での活用法まで、モモストアが詳しく徹底解説していきますね!
これを読めば、今日からあなたのアロマティカスライフがスタートしますよ。
・確実にアロマティカスを見つけるための店舗の種類別リスト
・ホームセンターや園芸店でアロマティカスを見つけるコツ
・オンライン通販サイトの在庫状況と購入のメリット
・フリマアプリやSNSでアロマティカスを購入する際の注意点
- アロマティカスを探している人必見!売っている場所を徹底リサーチ
- 確実にアロマティカスを見つけるための店舗の種類別リスト
- ホームセンターや園芸店でアロマティカスを見つけるコツ
- オンライン通販サイトの在庫状況と購入のメリット
- フリマアプリやSNSでアロマティカスを購入する際の注意点
- アロマティカスの魅力って何?人気の理由と基本のプロフィール
- 初心者でも簡単!アロマティカスの基本的な育て方と注意点
- アロマティカスの独特な香りを活用!虫よけ・消臭効果について
- 挿し木でどんどん増やせる!アロマティカスの簡単な増やし方
- アロマティカスを料理に活用!おすすめのレシピと食べ方
- 購入前に知っておきたい!アロマティカスの価格相場と選び方
- アロマティカスを枯らさない!失敗しないためのトラブルシューティング
- 【モモストア解説】アロマティカスはこんな人におすすめ!
アロマティカスを探している人必見!売っている場所を徹底リサーチ

アロマティカスは、実は季節や地域によって、販売されている場所が大きく変わるハーブです。そのため、探す場所を間違えると「どこにも売ってない!」となりがちなんですよね。
まずは、アロマティカスが販売されている可能性が高い場所と、その時期についてモモストアが詳しくお教えします。
アロマティカスが店頭に並びやすい時期はいつ?
アロマティカスは暖かい気候を好む植物なので、基本的には春から夏にかけて、つまり4月〜9月頃に店頭に並ぶことが多くなります。
この時期は、植物の成長が活発になるため、生産者も出荷を増やしますし、ホームセンターや園芸店も「ハーブ」や「多肉植物」のコーナーを充実させるからです。
- 春(4月〜5月):苗が小さく、植え付けに最適なサイズで販売されます。
- 夏(6月〜8月):成長した株や、ハンギングできるようなボリュームのあるものが増えます。
- 秋以降:店頭から姿を消し始めるため、この時期に入手したい場合はオンラインや専門店を探すのがおすすめです。
「夏の間は店頭で見かけたのに、秋になったら急になくなった…」と感じるのは、植物の季節的なサイクルによるものなんですね。
アロマティカスを探す上で知っておきたい分類の知識
アロマティカスはハーブですが、葉が肉厚なため「多肉植物」の仲間としても扱われることがあります。
これが、探し回る上で非常に重要なポイントになります。お店の人がハーブと認識しているか、多肉植物と認識しているかで陳列場所が変わってくるからです。
販売店での陳列場所は主にこの3パターンに分かれます。
- ハーブコーナー:ミントやバジル、ローズマリーなどと一緒に並んでいるパターン。
- 多肉植物・セダムコーナー:エケベリアやセダムなどと一緒に並んでいるパターン。
- 観葉植物コーナー:比較的大きめの鉢植えとして、ポトスやアイビーなどと一緒に並んでいるパターン。
もし一つのコーナーで見つからなくても、諦めずに他の植物コーナーもチェックしてみてください。特に大型のホームセンターでは、コーナーをまたいで陳列されていることがよくありますよ。
また、お店によっては「キューバンオレガノ」や「インディアンボリジ」といった別名で扱われている可能性もゼロではありません。もし店員さんに尋ねる場合は、これらの別名も伝えてみるとスムーズかもしれませんね。
確実にアロマティカスを見つけるための店舗の種類別リスト
ここからは、アロマティカスを売っている可能性が高いお店を、種類別に詳しくご紹介していきます。店舗ごとの特徴を知っておけば、探す手間がグッと省けますよ!
大型ホームセンターのグリーンコーナー
アロマティカスを探す上で、最も期待値が高いのは、やはり大型ホームセンターの園芸コーナーです。
特に「カインズホーム」「コーナン」「DCM(カーマ、ホーマックなど)」「コメリ」といった、園芸用品全般を広く扱っている店舗は要チェックです。これらの店舗は、ハーブ苗の種類が豊富で、季節の多肉植物も多く入荷するため、アロマティカスを取り扱っている確率が非常に高いです。
ホームセンターのメリット・デメリットをまとめました。
| メリット | デメリット |
| 価格が比較的安い | 専門的なアドバイスは期待薄 |
| 大量入荷で在庫が安定しやすい | タイミングを逃すと売り切れやすい |
| 鉢や土などの資材も一緒に購入できる | 店舗によっては扱っていない場合も |
もしお近くのホームセンターでアロマティカスを見つけられなかったら、オンラインでホームセンターのグリーンコーナーの在庫状況をチェックしてみるのも良い方法です。
専門の園芸店・フラワーショップ
大型ホームセンターで見つからなかった場合や、「もっと珍しい品種のハーブを探したい」という方は、地域にある専門の園芸店やフラワーショップを訪れてみましょう。
専門店の店員さんは知識が豊富で、アロマティカスに関する詳しい育て方のアドバイスをもらえることが多いです。また、ホームセンターでは見かけないような、少し変わった育て方(例:寄せ植えに使われているもの)で見つかることもあります。
ただし、専門の園芸店はホームセンターに比べて価格設定が若干高めになる傾向があります。品質や品種にこだわりたい方にはおすすめです。
雑貨店・インテリアショップ
意外かもしれませんが、LOFTや東急ハンズ、一部の大型インテリアショップのグリーンコーナーでも、アロマティカスが販売されていることがあります。
これらの店舗で売られているアロマティカスは、おしゃれな鉢に植えられていたり、すぐに飾れる状態になっていたりするケースが多いです。そのため、価格は少し高めですが、ギフト用やインテリアとしてすぐに使いたい方にはぴったりです。
雑貨店の欠点は、取り扱いが不安定なことです。シーズンごとに商品が入れ替わるため、タイミングが合わないと見つからない可能性もあります。もし見つけたら、それはラッキーと思って即決するのがおすすめですよ!
ホームセンターや園芸店でアロマティカスを見つけるコツ
「よし、ホームセンターに行こう!」と決めても、広い店内をさまよってしまうのはもったいないですよね。ここでは、経験者のモモストアが、効率良くアロマティカスを見つけるための具体的なコツを伝授します。
店員さんに尋ねるときの鉄則
広い店内で自分で探すよりも、まずは店員さんに尋ねるのが一番早いです。ただし、尋ね方には少しコツがあります。
多くのハーブを扱っていても、「アロマティカス」という名前だけではピンとこない店員さんもいるかもしれません。その場合は、「多肉質の葉を持つ、ミント系の香りのするハーブ」といった具体的な特徴を伝えたり、「キューバンオレガノ」などの別名を言ってみると、話がスムーズに進むことが多いです。
特に、園芸担当のベテランらしき人に尋ねるのがベストです。入荷情報や陳列場所を詳しく知っていることが多いからです。
探すべき具体的な陳列場所
先述の通り、アロマティカスはハーブと多肉植物の間にいるような存在なので、以下の場所を順番に探してみましょう。
【チェックリスト】
- 多肉植物コーナー:多肉の小さな鉢が並んでいる棚。ここに置かれている確率が最も高いです。
- ハーブコーナー:バジルやミントなどの食用ハーブの苗が並ぶ場所。
- 観葉植物の小鉢コーナー:小さな観葉植物の鉢がまとめて置いてある場所。
- 虫よけ・アロマ関連の特設コーナー:夏場など、虫よけ効果が注目される時期に特設コーナーに置かれることがあります。
特に、多肉植物とハーブの境界線にあるような、「ちょっと変わった植物」が集まるような棚に注目すると見つけやすいですよ。
鮮度や状態を見極めるポイント
せっかくアロマティカスを見つけたら、元気で丈夫な苗を選びたいですよね。以下の点に注目して、良い株を選びましょう。
- 葉の厚みと色:葉が肉厚で、鮮やかな緑色をしていること。乾燥や水切れを起こしていると葉がしおれて薄くなっています。
- 株全体のバランス:茎が徒長(ひょろひょろと伸びすぎている)しておらず、葉が密集していて株元がしっかりしているもの。
- 虫のチェック:葉の裏や茎の付け根に、アブラムシやカイガラムシなどがついていないか念入りに確認してください。
- 土の状態:土が極端に湿りすぎていたり、カビが生えていたりしないか。根腐れの原因になります。
これらのポイントをしっかり確認して、あなたの家で元気に育ってくれそうな、最良のパートナーを選んでくださいね。
オンライン通販サイトの在庫状況と購入のメリット
「近くのお店には全然売ってない!」と諦めてしまう前に、オンライン通販サイトをチェックしてみましょう。実は、アロマティカスはオンラインでの購入が最も確実で便利な方法なんです。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの在庫傾向
大手通販サイトでは、多くの園芸ショップや生産者がアロマティカスを出品しています。特に、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3大モールをチェックすれば、ほぼ確実に入手できます。
【オンライン購入のメリット】
- 在庫が豊富:全国の生産者やショップが出品しているため、季節を問わず在庫が見つかりやすいです。
- 品種を選べる:斑入りの珍しい品種や、最初から大きなサイズの鉢など、店頭にはない選択肢があります。
- 比較検討しやすい:価格、サイズ、レビューなどを比較して、自分の希望にぴったりの商品を選べます。
- 重い土や鉢と一緒に購入できる:自宅まで配送してくれるため、運搬の手間が一切ありません。
ただし、オンラインで購入する際は、「レビュー評価が高いショップを選ぶこと」「配送時の梱包が丁寧であるか」を必ず確認してくださいね。生き物なので、丁寧な梱包は非常に重要です。
オンラインショップでの価格と送料の注意点
オンラインショップでは、苗自体の価格に加えて「送料」が発生します。この送料がネックになる場合もあるので、以下の点を注意深くチェックしましょう。
- 苗の価格:店頭価格(数百円〜千円程度)と比べて高すぎないか。
- 送料の有無:一定額以上の購入で送料無料になるショップが多いです。他の植物や園芸資材と一緒に購入して、送料を無料にするのが賢い方法です。
- 配送方法:速達便やクール便が選べるか。特に夏場は、植物の鮮度を保つために迅速な配送が望ましいです。
また、「まとめ買い割引」を設定しているショップもあるので、友達とシェアしたり、挿し木用の親株として数鉢購入したりするのもおすすめです。
Amazonや楽天市場などで検索する際は、「アロマティカス 苗」だけでなく、「アロマティカス 挿し木」や「キューバンオレガノ」といったキーワードも試してみると、隠れた掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。
フリマアプリやSNSでアロマティカスを購入する際の注意点
最近は、メルカリやラクマなどのフリマアプリや、InstagramなどのSNSのコミュニティで、個人が出品しているアロマティカスを見かけることも増えてきました。
珍しい品種や、地域ならではの大きな株に出会えるチャンスがありますが、いくつか注意すべき点があります。
メルカリやラクマでの購入のメリット・デメリット
フリマアプリの最大のメリットは、価格が安価な場合があることと、挿し木用として「カット苗」を少量から購入できることです。また、ご近所の方から譲ってもらうような感覚で、手軽に取引できるのも魅力です。
しかし、個人間の取引のため、以下のようなデメリットやリスクも存在します。
- 品質の保証がない:プロの生産者ではないため、病害虫がついているリスクや、根がしっかり張っていない場合があります。
- 返品・交換が難しい:取引後のトラブル対応は出品者次第で、ショップのような保証はありません。
- 配送方法に注意:第四種郵便など、安価だが配送に時間がかかり、植物に負担がかかる方法で送られることがあります。
購入する際は、必ず出品者の評価をチェックし、直近の取引で植物に関する悪い評価がないかを確認してください。また、配送方法や梱包についても事前に質問しておくと安心です。
SNSコミュニティでの情報交換と譲り受け
InstagramやX(旧Twitter)などで、「#アロマティカス」と検索すると、たくさんの愛好家の投稿が見つかります。こうしたコミュニティでは、「お分けします」「交換しませんか」といったやり取りが行われることがあります。
これは、アロマティカスが挿し木で簡単に増えすぎるため、「増えすぎて困っている」という方が多いからです。無料または非常に安価で譲ってもらえる可能性もあり、愛好家同士の交流も楽しめます。
ただし、こちらも個人間のやり取りなので、個人情報の取り扱いには十分注意してください。信頼できる相手かどうか見極めて、安全な方法で取引を行うようにしましょう。
モモストアからのアドバイスとして、初めて購入する際は、まずはプロが管理・梱包してくれるオンラインショップや園芸店で、しっかりとした苗を購入することをおすすめします。その後の「増やす」段階で、フリマアプリやSNSを活用するのが賢明です。
アロマティカスの魅力って何?人気の理由と基本のプロフィール
「とにかく欲しい!」と思わせるアロマティカスですが、その魅力はどこにあるのでしょうか?
改めて、アロマティカスの人気の秘密と、基本的なプロフィールを深掘りしていきましょう。知れば知るほど、欲しくなること間違いなしですよ!
アロマティカスの名前の由来と基本情報
アロマティカス(Aromaticus)は、その名の通り「芳香のある」という意味が由来となっています。和名はありませんが、別名の「キューバンオレガノ」や「インディアンボリジ」からもわかるように、元々は熱帯地域が原産です。
【アロマティカスの基本プロフィール】
| 科・属名 | シソ科プレクトランサス属 |
| 原産地 | 南アフリカ、インド、東南アジアなど |
| 分類 | 多肉質ハーブ(半耐寒性多年草) |
| 草丈 | 20〜50cm程度 |
| 特徴的な香り | ミントとオレガノを混ぜたような、スパイシーで清涼感のある香り |
多肉質でありながらハーブという、少し珍しい分類が、水やりが少なくて済む「育てやすさ」に繋がっています。うっかり水やりを忘れてしまっても、多肉質の葉に水分を蓄えているので、すぐに枯れる心配が少ないのが魅力の一つです。
香りが人を惹きつける!アロマティカスの最大の魅力
アロマティカスが多くの人を虜にする最大の理由は、やはりその「香り」です。
葉を軽く触ったり、揉んだりするだけで、強い清涼感のある香りが一気に広がります。この香りが、「爽やかで癒やされる」「独特なスパイシーさが癖になる」と大人気なんです。
特に、窓辺に置いておくと、風に乗って部屋の中にほのかな香りが広がり、天然のアロマディフューザーとしても活躍してくれます。疲れて帰ってきた日、そっと葉に触れて香りを嗅ぐだけで、一日の疲れが癒やされるような気がしますよ。
また、その香りの成分には「カルバクロール」という物質が含まれており、これがあとで詳しく解説する「虫よけ」や「抗菌」といった嬉しい効果にも繋がっています。
「観葉植物」としても優秀なデザイン性
アロマティカスは、香りだけでなく見た目も魅力的です。
肉厚で丸っこい葉っぱは、可愛らしくてインテリアに馴染みやすいデザインです。ライムグリーンから濃い緑まで、様々な色合いの葉があり、テラコッタやシンプルな白い鉢に植えるだけで、お部屋のアクセントになってくれます。
茎が垂れ下がって伸びていく性質があるので、ハンギングポットに植えて吊るしたり、棚の上から垂らしたりして飾ると、よりおしゃれな空間を演出できますよ。まさに、「見て癒やされ、触れて癒やされる」万能ハーブと言えるでしょう。
初心者でも簡単!アロマティカスの基本的な育て方と注意点
アロマティカスの購入を決めたら、次は「枯らさずに元気に育てるぞ!」と意気込む方も多いでしょう。
ご安心ください。アロマティカスはとても丈夫で、基本的なポイントさえ押さえれば、初心者の方でも失敗が少ない植物です。具体的な育て方を見ていきましょう!
日当たりと置き場所の最適な条件
アロマティカスは日光を好みますが、真夏の強すぎる直射日光は葉焼けの原因になります。特に、西日のような強い日差しが長時間当たる場所は避けた方が無難です。
【最適な置き場所】
- 屋内:レースのカーテン越しのような、明るい日陰がベストです。窓辺に置くことで、風通しも良くなり、葉焼けも防げます。
- 屋外:午前中だけ日が当たる半日陰か、遮光ネットなどで日差しを和らげた場所。ただし、真夏以外は日当たりの良い場所で育てた方が、香りが強く、株も元気に育ちます。
また、風通しが悪いと、病害虫が発生しやすくなります。室内に置く場合でも、定期的に窓を開けて換気したり、サーキュレーターで空気を循環させたりすることを意識してくださいね。
「多肉質」だからこその水やりルール
アロマティカスは多肉質な葉に水分を蓄えることができるため、水やりは「乾燥気味」にするのが鉄則です。これが、アロマティカスを枯らしてしまう最大の原因を防ぐポイントになります。
【水やりの目安】
| 時期 | 水やりの頻度 | ポイント |
| 春〜秋(成長期) | 土の表面が乾いてから2〜3日後 | 鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと |
| 冬(休眠期) | 土が完全に乾いてから1週間後 | 回数を大幅に減らし、乾燥させて寒さに強くする |
特に冬場は、水をあげすぎると根が冷えて腐ってしまう「根腐れ」を起こしやすいので要注意です。「水が足りないかな?」と感じるくらいが、アロマティカスにとってはちょうど良いのです。
適度な剪定でより元気に!
アロマティカスは成長が早いので、適度な剪定(せんてい)をしてあげると、株が蒸れるのを防ぎ、形も整ってより元気に育ちます。葉っぱが密集しすぎて風通しが悪くなってきたら、剪定のサインです。
剪定で切った茎は、そのまま挿し木に使えるので一石二鳥です!
アロマティカスの育て方についてさらに詳しく知りたい方は、アロマティカス 育て方 年間スケジュールを参考に、年間を通してのお手入れ方法を学んでみましょう。
アロマティカスの独特な香りを活用!虫よけ・消臭効果について
アロマティカスの強い香りは、ただ癒やされるだけではありません。実は、生活のさまざまなシーンで役立つ「天然の万能薬」のような効果を持っているんです。その中でも特に有名な、虫よけと消臭効果について解説します。
天然の虫よけハーブとしての効果
アロマティカスの葉に含まれる揮発性の精油成分が、一部の虫にとって「嫌な匂い」となるため、天然の虫よけ効果が期待できます。
- コバエ対策:特にキッチンや生ゴミの近くにアロマティカスを置いておくと、コバエが寄ってくるのを軽減してくれると言われています。
- 蚊よけ:シトロネラのような強力な効果はありませんが、窓辺や玄関先に置くことで、蚊が屋内に入ってくるのを少しでも防ぐ効果が期待できます。
使い方はとても簡単です。鉢植えをそのまま置いておくだけでも効果がありますが、より強い香りを出すには、葉を数枚ちぎって、小さな器に入れて置いておくのがおすすめです。葉が乾燥するにつれて香りが濃縮され、虫よけ効果が高まります。
気になる生活臭を消臭・芳香
アロマティカスの清涼感のある香りは、不快な臭いを中和し、爽やかな芳香を広げるのに役立ちます。
【活用できる場所】
- 玄関:外からの臭いや湿気による籠もり臭対策に。
- トイレ:鉢を置くことで、爽やかな空間に変わります。
- 冷蔵庫内:葉をカットしてガーゼに包み、冷蔵庫の隅に入れておくと、庫内の嫌な臭いを吸着してくれます。(ただし、水分に注意)
- 車内:車に持ち込んで窓際に置いておくと、車内のこもった空気をリフレッシュしてくれます。
ただし、香りが強いので、使用する際は「葉の枚数を調整する」ことが大切です。特に閉め切った空間では、香りが強くなりすぎないように注意してくださいね。
アロマティカスの虫よけ効果についてさらに深掘りしたい方は、アロマティカス 虫よけ 成分に関する研究結果などを検索してみるのも面白いかもしれません。
挿し木でどんどん増やせる!アロマティカスの簡単な増やし方
アロマティカスは成長が早く、生命力が強いため、「挿し木(さしき)」で簡単に数を増やすことができるのが大きな魅力です。「増やしすぎて困る!」という嬉しい悲鳴をあげる愛好家もいるほどですよ。
挿し木に必要なものと手順
挿し木は、剪定した茎を土や水に挿して、そこから根っこを生やして新しい株を作る方法です。難しい技術は一切必要ありません。
【挿し木に必要なもの】
- 親株から切り取った茎:節(葉の付け根)が2〜3つついた、元気な部分。
- 挿し木用の土:赤玉土やバーミキュライトなど、水はけの良い清潔な土。
- 植木鉢またはコップ:小さなものでOK。
- ハサミ:清潔なもの。
【挿し木の手順】
- 茎をカット:親株の先端から5〜10cmほどの長さで、斜めにカットします。
- 下葉を取り除く:水に浸かる部分や土に埋まる部分の葉は、根腐れの原因になるのできれいに取り除きます。
- 水に挿す(水挿し):切り口を水に数日間浸しておくと、発根しやすくなります。
- 土に挿す:発根したら、または水挿しを経ずに、そのまま挿し木用の土に挿します。
- 日陰で管理:根が出るまでは明るい日陰で管理し、土が乾かないように水やりをします。
土に挿してから約2〜3週間ほどで根が出て、新しい葉が展開し始めます。この時期が、挿し木が成功した合図です!
水挿し vs 土挿し、どちらが良い?
挿し木の方法には、茎を水に浸す「水挿し」と、直接土に挿す「土挿し」の2種類があります。
| 方法 | メリット | デメリット |
| 水挿し | 根が出る様子が観察できて楽しい。 成功率が高い。 |
土に植え替えるときに、根が傷つきやすい。 |
| 土挿し | 植え替えの手間がない。 土に順応した強い根が育つ。 |
根が出たかどうかが確認しにくい。 |
モモストアのおすすめは、まず水挿しで根が出たことを確認してから、土に植え替える方法です。これなら失敗が少なく、安心してアロマティカスを増やすことができますよ。
アロマティカスを料理に活用!おすすめのレシピと食べ方
アロマティカスはただの観葉植物ではなく、れっきとしたハーブです。そのスパイシーで独特な香りは、料理に使うことで、一気にプロの味に近づけてくれます。おすすめの活用法をご紹介します。
肉料理との相性は抜群!
アロマティカスの香りは、特に鶏肉や豚肉などの「獣肉臭」を消してくれる効果があり、肉料理との相性が非常に良いです。
【肉料理での使い方】
- ローストチキンやグリル:肉に塩胡椒をした後、刻んだアロマティカスの葉をまぶしたり、肉の隙間に差し込んだりして焼きます。爽やかな香りが、肉の旨味を引き立ててくれます。
- ハンバーグやミートソース:みじん切りにした葉を少量、合い挽き肉に混ぜ込みます。オレガノやタイムのような風味をプラスできます。
- マリネ液:オリーブオイル、レモン汁、ニンニク、塩胡椒、そしてアロマティカスの葉を漬け込むだけで、高級感のあるマリネ液が完成します。
ただし、香りが強いので、最初は少量から試して、好みの量を調節することをおすすめします。入れすぎると、ハーブの香りが強すぎてしまうかもしれません。
アロマティカスティーでリラックスタイム
アロマティカスの葉は、ハーブティーとしても楽しめます。
ミントティーに似た清涼感があり、特に食後のお口直しや、リラックスしたい時に最適です。
【アロマティカスティーの作り方】
- アロマティカスの葉を3〜5枚、きれいに洗います。
- 葉を軽く揉んで、香りを出しやすくします。
- カップに入れ、熱湯を注ぎます。
- 3〜5分蒸らしたら、完成です。
お好みでハチミツを加えたり、レモンスライスを浮かべたりすると、さらに飲みやすくなりますよ。特に、葉を乾燥させたものを使うと、よりマイルドな風味になります。
新鮮なアロマティカスを使ったレシピをもっと知りたい方は、キューバンオレガノ レシピといった別名での検索も試してみましょう。
購入前に知っておきたい!アロマティカスの価格相場と選び方
アロマティカスをいざ購入する際、「この値段は適正なのだろうか?」「どのサイズの鉢を選べばいいのだろう?」と迷うことがあるかもしれません。
ここでは、購入前に知っておきたい価格の目安と、目的に合った苗の選び方についてお話しします。
アロマティカスのサイズ別価格相場
アロマティカスの価格は、主に鉢のサイズと株のボリュームによって決まります。季節によっても変動しますが、一般的な相場は以下の通りです。
| サイズ | 目安の価格相場 | 選び方のポイント |
| カット苗(挿し木用) | 100円〜300円/本 | とにかく安く、たくさん増やしたい人向け。 |
| 3号ポット(標準サイズ) | 300円〜800円 | 最も一般的。初心者や、これから大きく育てたい人向け。 |
| 5号鉢以上(大株) | 1,500円〜3,000円 | すぐにインテリアとして飾りたい人や、親株として使いたい人向け。 |
| おしゃれな鉢付き | 2,000円〜5,000円 | ギフトや、手間をかけずにすぐに飾りたい人向け。 |
この相場を参考に、もし店頭で極端に高価なものを見かけたら、オンラインショップの価格と比較検討してみることをおすすめします。
目的に合わせた鉢のサイズ選び
どのサイズを選ぶかは、あなたがアロマティカスをどう楽しみたいかによって変わってきます。
【目的別おすすめサイズ】
- 増やして活用したい場合:3号ポットを一つ購入し、そこから剪定した茎でどんどん挿し木するのが最も効率的です。
- キッチンで使いたい場合:3号ポットをいくつか並べて、使うたびに葉を摘み取るのが便利です。
- リビングでインテリアにしたい場合:最初から見栄えの良い5号鉢以上のものを購入するか、3号ポットを一つ購入し、大きめの素焼きの鉢に植え替えて大きく育てるのも楽しいです。
アロマティカスは成長がとても早いので、最初は小さめの苗から育て始めると、成長の過程を楽しむことができて愛着も湧きますよ!
アロマティカスを枯らさない!失敗しないためのトラブルシューティング
丈夫なアロマティカスですが、時として「あれ?なんだか元気がないな…」というトラブルに見舞われることもあります。
ここでは、アロマティカスを枯らしてしまう原因のトップ3と、その対処法について知っておきましょう。トラブルを未然に防いで、長く付き合っていきたいですね。
失敗のトップはこれ!「水のやりすぎ」による根腐れ
アロマティカスを枯らしてしまう原因で、ダントツで多いのが「水のやりすぎ」です。
特に、日本のジメジメした梅雨の時期や、冬場の乾燥を気にしすぎて水を頻繁に与えてしまうと、多肉質な葉に蓄えきれない水分が根を腐らせてしまいます。
【根腐れのサインと対処法】
| サイン | 対処法 |
| 葉が黄色や黒っぽくなり、ふにゃふにゃになる。 | すぐに水やりをストップし、風通しの良い日陰に移動させます。 |
| 株元から異臭がする。 | 鉢から抜き、腐った根をカットして、新しい水はけの良い土に植え替えます。 |
「土が乾いたら」ではなく、「土が乾いてから数日経って」水をあげる、という意識を持つだけで、根腐れのリスクは大きく減らせます。
「日照不足」による徒長を防ぐ
室内で育てていると、「日当たりが足りない」状態になりがちです。日光が不足すると、株は必死に光を求めて茎をひょろひょろと長く伸ばしてしまいます。これを「徒長(とちょう)」と呼びます。
【徒長のサインと対処法】
- サイン:茎が細く長く伸び、葉と葉の間隔が広がってしまう。香りが薄くなる。
- 対処法:徒長した部分はカット(剪定)し、もっと明るい場所に移動させます。剪定した茎は、挿し木に利用できます。
冬場など、どうしても日照時間が短くなる時期は、植物育成ライトを活用するのも一つの手です。無理のない範囲で、光をしっかり当ててあげましょう。
病害虫対策は早めの発見が鍵
アロマティカスは病害虫に強い方ですが、風通しが悪くなったり、株が弱ったりすると、アブラムシやカイガラムシなどが付くことがあります。
【対処法】
- 初期段階:見つけたらすぐにティッシュや綿棒などで拭き取るか、水で洗い流します。
- 広範囲の場合:天然成分由来の殺虫剤(例えば、牛乳や石鹸水を薄めたもの)をスプレーして対処します。
日々の水やりの際や、葉を摘む際に、葉の裏側や茎の付け根をチェックする習慣をつけておくと、早期発見に繋がりますよ。
【モモストア解説】アロマティカスはこんな人におすすめ!
ここまでアロマティカスの魅力や育て方について解説してきましたが、「結局、私はアロマティカスを育てるのに向いているのかな?」と考える方もいるかもしれません。
最後に、モモストアが考える「アロマティカスとの相性抜群な人」の特徴をご紹介します。
初めて植物を育てる初心者さん
アロマティカスは、水やりや肥料の管理が比較的簡単なため、「植物を育ててみたいけど、枯らすのが怖い」という初心者さんに心からおすすめできます。
- 水やりの失敗が少ない:多肉質なので、多少忘れても大丈夫。
- 成長が早い:挿し木で簡単に増えるので、植物を育てる達成感をすぐに得られます。
- 剪定を恐れなくて良い:多少乱暴に切っても、すぐにまた生えてくる生命力があります。
「まずは一つ、成功体験を積みたい!」という方にとって、アロマティカスは最高の入門植物になってくれるでしょう。
ズボラで忙しいけど、香りに癒やされたい人
毎日忙しくて、植物のお世話に時間をかけられない…という方にも、アロマティカスはぴったりです。
水やりは頻繁でなくて良いですし、肥料も特に与えなくても育ってくれます(もちろん、与えた方が大きくはなります)。手間いらずなのに、葉に触れるだけでミントのような爽やかな香りが広がり、日々の疲れを癒やしてくれます。
帰宅後のわずかな時間に、アロマティカスにそっと触れて深呼吸する。そんな「癒やしの習慣」を取り入れたい忙しい現代人にこそ、アロマティカスはおすすめです。
小さな虫が苦手で、天然の虫よけを探している人
「虫よけスプレーの化学的な匂いが苦手」「観葉植物を置いてみたいけど、虫が湧くのが心配」という方にも、アロマティカスは救世主となってくれます。
その強い香りは天然の虫よけ効果が期待できるため、ベランダや窓際、キッチンに置くことで、害虫対策に役立ちます。化学薬品を使わずに、植物の力で快適な空間を作りたいという方に、これほど適したハーブはないでしょう。
アロマティカスは、探す楽しみ、育てる喜び、そして活用する利便性をすべて兼ね備えた、本当に素敵なハーブです。ぜひこの記事を参考に、あなたのアロマティカスを見つけて、豊かなグリーンライフを始めてみてくださいね!
モモストアでした!

