ダイソーでOHPフィルムは売ってる?販売場所・使い方まで徹底解説!

ダイソーでOHPフィルムは売ってる?販売場所・使い方まで徹底解説!

「OHPフィルムが急に必要になったけど、どこに売ってるの?」
そう思って、まず頭に浮かぶのが、なんでも揃うダイソーですよね!

昔は学校の授業などで使われたイメージのOHPフィルムですが、実は今、ハンドメイドや自宅でのプロジェクター利用などで再び注目されています。
この記事では、筆者モモストアが実際にダイソーでの販売状況を徹底調査し、販売場所から、もし売り切れていた場合の対処法、さらには賢い使い方まで、あなたの疑問を全て解決します!
ぜひ最後まで読んで、欲しいOHPフィルムを確実に手に入れてくださいね。

・ダイソーでOHPフィルムは本当に売っているの?【結論からお伝えします】
・ダイソーのOHPフィルムはどこの売り場にある?見つけにくい時の探し方
・ダイソーで買えるOHPフィルムのサイズや価格、種類を徹底解説
・ダイソーのOHPフィルムが売り切れ!他の100均(セリア・キャンドゥ)の在庫状況は?
・急いでOHPフィルムが欲しい!ダイソー以外で購入できるお店はココ
  1. ダイソーでOHPフィルムは本当に売っているの?【結論からお伝えします】
    1. ダイソーで探す前に知っておくべき重要事項
    2. ダイソーのOHPフィルムの主な用途
  2. ダイソーのOHPフィルムはどこの売り場にある?見つけにくい時の探し方
    1. OHPフィルムが置いてある可能性が高い売り場3選
    2. 見つけにくい時の最強の探し方
  3. ダイソーで買えるOHPフィルムのサイズや価格、種類を徹底解説
    1. ダイソーOHPフィルムの基本スペック
    2. インクジェット用とレーザープリンター用の致命的な違い
      1. インクジェットプリンター用(ダイソーで主流)
      2. レーザープリンター用(ダイソーでは稀)
    3. ダイソーOHPフィルムのコスパを検証
  4. ダイソーのOHPフィルムが売り切れ!他の100均(セリア・キャンドゥ)の在庫状況は?
    1. セリアのOHPフィルム(デコレーション・クラフト用品に強い)
    2. キャンドゥのOHPフィルム(店舗によるバラつきが大きい)
    3. 100均での在庫切れに遭遇した場合の賢い判断
  5. 急いでOHPフィルムが欲しい!ダイソー以外で購入できるお店はココ
    1. 文具専門店・大型書店
    2. 家電量販店(確実性を求めるならここ!)
    3. ホームセンター(大量購入にも対応)
  6. 家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラ)のOHPフィルムとダイソー品の違い
    1. 比較表:ダイソー vs 家電量販店
    2. 決定的な違いは「プリンターへの適合性」と「発色」
      1. プリンターへの適合性(特にレーザー用)
      2. 発色の良さと耐久性
    3. こんな人は家電量販店品を選ぼう
  7. OHPフィルムの賢い選び方!インクジェット用?レーザープリンター用?
    1. STEP1:自分のプリンターの種類を知る
    2. STEP2:用途に応じて選ぶ「印刷面」のタイプ
    3. 賢く、安く、高品質なフィルムを選ぶなら?
  8. ダイソーのOHPフィルムを使ったおすすめの活用事例3選
    1. 活用事例1:透明感のある「プラ板」制作の原画に
    2. 活用事例2:手作り「クリアスタンプ」や「デコレーションシール」
    3. 活用事例3:アクリルスタンドやキーホルダーの試作品
  9. Amazonや楽天市場など通販でOHPフィルムを買うメリットと注意点
    1. 通販で購入する4つの大きなメリット
    2. 通販で購入する際の3つの注意点
      1. 送料の確認
      2. 対応プリンターの最終確認
      3. 納期の確認
  10. OHPフィルムを安く手に入れる裏技と失敗しないためのポイント
    1. 裏技1:メルカリなどのフリマアプリを活用する
    2. 裏技2:プリンターメーカー純正品の「お試しパック」を探す
    3. OHPフィルム印刷で絶対に失敗しないためのポイント
      1. 裏表を絶対に間違えない
      2. 「用紙設定」を必ず変更する
      3. 一枚ずつ手差し給紙をする
  11. 【モモストア解説】OHPフィルムの正しい使い方とプリンター設定のコツ
    1. STEP1:フィルムの印刷面(裏表)を確認する
      1. プリンターへのセット方法(上向き/下向き)
    2. STEP2:PC側の印刷設定を最適化する
      1. コツ1:用紙の種類を「OHPフィルム」に設定
      2. コツ2:印刷品質を「きれい」または「高精細」に設定
      3. コツ3:インクを「フチなし印刷」にしない
    3. STEP3:印刷後の「乾燥」と「保護」
  12. OHPフィルムの代わりに使える身近な代用品はある?
    1. 【プロジェクター用途】の代用品
    2. 【ハンドメイド・デコレーション用途】の代用品
  13. OHPフィルムに関する気になるQ&A!みんなが抱える疑問を解決
    1. Q1: OHPフィルムは両面印刷できますか?
    2. Q2: 印刷したOHPフィルムを水に濡らしても大丈夫ですか?
    3. Q3: OHPフィルムは普通のハサミで切れますか?
    4. Q4: 印刷したフィルムのインクを剥がすことはできますか?
  14. まとめ:OHPフィルムはダイソーで手に入る?最終チェックリスト
    1. 【結論】ダイソーでのOHPフィルム販売状況
    2. 購入前の最終チェックリスト

ダイソーでOHPフィルムは本当に売っているの?【結論からお伝えします】

momo-store.jp

結論から申し上げますと、ダイソーではOHPフィルム(インクジェット用、または手書き用)の取り扱いがあります!

「え、そうなんだ!」と安心された方も多いのではないでしょうか。以前はあまり見かけなかったという声もありましたが、最近は様々な用途でOHPフィルムのニーズが高まっていることもあり、取り扱いのある店舗が増えています。

ダイソーで探す前に知っておくべき重要事項

ただし、ここで一つ、ダイソーでOHPフィルムを探しに行く前に知っておいてほしいことがあります。
それは、店舗によって在庫状況や取り扱いの有無が大きく異なるという点です。

ダイソーは非常に多くの商品を扱っているため、店舗の規模や地域ごとの需要によって、文房具のラインナップにも差が出ることが少なくありません。
特にOHPフィルムのような、一部の層に需要が集中する商品は、大型店舗でも在庫切れになっている場合があります。

モモストアの経験則から、OHPフィルムを見つけやすい店舗の特徴をまとめました。

特徴 見つけやすさ 理由
大型店舗・路面店 ★★★★★ 在庫スペースが広く、品揃えが豊富で、文房具・PC用品の専門コーナーがある可能性が高いです。
駅ビル・商業施設内の店舗 ★★★☆☆ 来店客が多い分、回転が速く売り切れやすいものの、文具への需要も高いため入荷頻度も高い傾向にあります。
小型店舗・コンビニ併設型 ★☆☆☆☆ スペースの都合上、生活必需品が優先され、特殊な文房具は置かれていないことが多いです。

もし、お近くの店舗をいくつか回って見つからなかった場合は、無駄足になる前に、すぐに次のステップとしてオンライン通販を検討することをおすすめします。特に急ぎで、確実に手に入れたいなら、Amazonや楽天市場などの大手通販サイトはコスパも良く、種類も豊富なため、真っ先にチェックすべき場所です。

ダイソーのOHPフィルムの主な用途

ダイソーのOHPフィルムは、その手軽な価格から様々な用途で活躍しています。

  • プロジェクター用:簡易的な資料やプレゼン資料を映写するのに使われます。(インクジェット対応品が必要)
  • プラ板の原画:イラストを反転させて印刷し、プラ板に転写する際の原画として使われます。
  • 手作りシール・デコレーション:透明性を活かして、窓ガラスや小物のデコレーションシートとして使われます。
  • 模型の窓:プラモデルやジオラマ制作で、窓ガラスなどの透明パーツとして代用されます。

このように、OHPフィルムは単にプロジェクターに使うだけでなく、ハンドメイドやDIYの強い味方になってくれるアイテムなんです。だからこそ、ダイソーで見つかると「ラッキー!」という気持ちになりますよね。

探しに行く前に、「本当に売っているんだ!」という希望と、「見つからなかったら通販があるさ!」という心の準備をしておきましょう。それが、賢くOHPフィルムを手に入れるための第一歩です。

筆者モモストアが調べた情報をもとに、次の見出しからは、さらに具体的にどこで、どんな種類が手に入るのかを詳しく見ていきますね!

ダイソーのOHPフィルムはどこの売り場にある?見つけにくい時の探し方

いざダイソーに行ったものの、「広すぎてどこを見たらいいかわからない!」と迷ってしまう方も多いはず。
OHPフィルムは文房具の中でも少し特殊な商品なので、一般的なノートやペンのコーナーではない場所に置かれていることが多いんです。

OHPフィルムが置いてある可能性が高い売り場3選

OHPフィルムがダイソーのどこに置かれているか、モモストアが厳選した可能性の高い売り場を3つご紹介します。

  1. 文具コーナーの「ファイル・用紙」エリア
    最も可能性が高いのがこのエリアです。OHPフィルムは「特殊な用紙」という括りで分類されていることが多く、A4サイズのコピー用紙や、インクジェットプリンター用の光沢紙、ラベル用紙などと一緒に陳列されています。特に、「インクジェットプリンター用紙」と書かれた棚を重点的にチェックしてみてください。

    ただし、普通のクリアファイルやルーズリーフの棚とは離れている場合もあるので、「印刷関連の用紙」が集まっている場所を探すのがコツです。

  2. PC・モバイル用品コーナー
    大型店舗の場合、USBケーブルやマウスパッドなど、PC関連のサプライ品を集めたコーナーがあります。OHPフィルムはプロジェクター(PCと接続する機器)と関連付けられるため、このコーナーに置かれていることもあります。特に、CD/DVDのメディアケースや、プリンターのインクカートリッジの隣などをチェックしてみると見つかるかもしれません。
  3. 画材・クラフト用品コーナー
    最近のダイソーはハンドメイド商品が充実しています。OHPフィルムをプラ板の原画やデコレーション用途で使う人が多いため、マステ(マスキングテープ)やレジン液、デコレーションシールなどの画材・クラフト用品の棚に紛れて置かれているケースも報告されています。

これらの3箇所を重点的に探しても見つからない場合は、「在庫切れ」か「そもそも取り扱いがない」のどちらかです。ダイソーは商品の入れ替わりも激しいため、粘り強く探すよりも、次のアクションに移る方が効率的ですよ。

見つけにくい時の最強の探し方

探し回って時間を無駄にするのはもったいないですよね。そんな時の最強の探し方はシンプルにこれです。

・近くの店員さんに「インクジェットプリンター用の透明シートはありますか?」と尋ねる!

OHPフィルムという名称は通じにくい場合もあるため、「インクジェットプリンター用の透明シート」や「プラ板に使える透明フィルム」といった具体的な用途を伝えると、スムーズに案内してもらえます。

また、もし店員さんが見つけられなくても、在庫管理システムで「OHPフィルム」や関連する商品名(例:透明ラベルなど)を検索してもらうことで、確実に取り扱いがあるかどうかが判明します。ダイソーに行く際は、ぜひこの最強の探し方を試してみてくださいね。

探し方を知っているだけで、時間を大きく節約できます。売り場にたどり着いたら、次はどんな種類があるかを見ていきましょう!

ダイソーで買えるOHPフィルムのサイズや価格、種類を徹底解説

ダイソーで無事にOHPフィルムの売り場を見つけたら、今度はどの商品を選ぶかが重要になります。価格は基本的に110円(税込)ですが、用途によって選ぶべき種類が違います。

ダイソーOHPフィルムの基本スペック

ダイソーで販売されているOHPフィルムの主な仕様をまとめました。これは店舗や時期によってパッケージデザインや枚数が変わる可能性があるため、あくまで目安として参考にしてください。

項目 主な内容 注意点
価格 110円(税込) 基本的には100円均一価格です。
サイズ A4サイズ 一般的なプリンターで印刷しやすいA4サイズが主流です。
枚数 2枚~4枚入り 以前は枚数が多かった時期もありますが、現在は少量のパックが多いようです。
対応プリンター インクジェットプリンター用が多い パッケージに「インクジェットプリンター対応」と必ず書かれています。

ここで最も注意してほしいのが、「対応プリンター」の部分です。
自宅のプリンターがインクジェットなのか、レーザープリンターなのかによって、選ぶべきフィルムが全く違ってきます。

インクジェット用とレーザープリンター用の致命的な違い

もし間違ったフィルムを選んでしまった場合、最悪、プリンターが故障する原因にもなりかねません。この違いは非常に重要なので、しっかり理解しておきましょう。

インクジェットプリンター用(ダイソーで主流)

  • 特徴:フィルムの表面に、インクを吸収・定着させるためのコーティング(ザラザラした面)が施されています。
  • 用途:インクを吹き付けて印刷する家庭用プリンター(インクジェット)専用です。
  • 間違えると:レーザープリンターで使うと、熱でフィルムが溶けてプリンター内部に張り付く可能性があります。

レーザープリンター用(ダイソーでは稀)

  • 特徴:フィルムが熱に強く、トナー(粉末)を熱で定着させる方式に対応しています。コーティングはありません。
  • 用途:業務用などに多いレーザープリンター専用です。
  • 間違えると:インクジェットプリンターで使うと、インクが定着せず滲んだり、乾燥しなかったりします。

ダイソーで販売されているのは、ほとんどがインクジェットプリンター用です。
もし自宅のプリンターがレーザープリンターの場合は、ダイソーではなく、後述する家電量販店や通販サイトで「レーザープリンター用OHPフィルム」を確実に購入することをおすすめします。
「たかが100均」と油断せず、パッケージの記載を隅々までチェックしてくださいね。

ダイソーOHPフィルムのコスパを検証

2枚~4枚入りで110円という価格は、果たしてコスパが良いのでしょうか?

確かに1枚あたりの単価は高めに見えますが、「今すぐ1枚だけ欲しい」「ちょっと試してみたい」という場合には、ダイソーのOHPフィルムは最強の選択肢です。

しかし、もしあなたが10枚以上、あるいは継続的にOHPフィルムを使う予定があるなら、間違いなくAmazonや楽天市場で大容量パックを購入した方が、最終的なコストパフォーマンスは良くなります

たとえば、通販では20枚入りで500円~1,000円程度で購入できる商品もあります。1枚あたりの価格はダイソーの半分以下になるケースも多いです。
用途や使用頻度をよく考え、賢く選んでくださいね!

ダイソーのOHPフィルムが売り切れ!他の100均(セリア・キャンドゥ)の在庫状況は?

ダイソーに行ったけど、残念ながら売り切れだった……。そんな時は、すぐに諦める必要はありません!
OHPフィルムは、他の主要な100円ショップであるセリア(Seria)やキャンドゥ(Can★Do)でも取り扱われている可能性があります。

ただし、ダイソーとは取り扱い商品の傾向が少し違うため、探す際のポイントが変わってきます。

セリアのOHPフィルム(デコレーション・クラフト用品に強い)

セリアは、特に「おしゃれ」「デコレーション」「ハンドメイド」に特化した商品が多いのが特徴です。

  • 取り扱いの傾向:インクジェットプリンター用のOHPフィルムや透明シートが販売されていますが、ダイソーと同様に文具コーナーの「プリンター用紙」エリアに置かれていることが多いです。
  • 注意点:セリアでは「OHPフィルム」という名称ではなく、「透明インクジェット用紙」「デコレーションフィルム」といった名称で販売されていることもあります。パッケージに「プリンターで印刷できる」旨の記載があるかを確認しましょう。
  • 見つけやすい場所:クラフト用品やレジン用品の棚の近くも探してみてください。デコレーションの材料として活用されているため、そういった売り場に陳列されているケースもあります。

モモストアの経験上、セリアで見つからない場合は、ダイソーで見つけるよりも難易度が高くなる印象です。

キャンドゥのOHPフィルム(店舗によるバラつきが大きい)

キャンドゥも、文具やPCサプライ品を扱っていますが、OHPフィルムの取り扱いは店舗によるバラつきが最も大きい傾向にあります。

  • 取り扱いの傾向:もし取り扱いがある場合、やはりダイソーやセリアと同様にA4サイズのインクジェット用が主流です。
  • 見つけやすい場所:比較的、PC関連のサプライ品や、ビジネス文具が固まっているエリアに集中して陳列されていることが多いです。
  • 探し方:キャンドゥも店員さんに聞くのが最も確実です。「透明な印刷できるシート」を探していると伝えてみましょう。

100均での在庫切れに遭遇した場合の賢い判断

ダイソー、セリア、キャンドゥとハシゴをしてしまうと、交通費や移動時間だけでもかなりのロスになってしまいます。

時間と労力を無駄にしないための賢い判断基準を、モモストアがご提案します。

あなたの状況 取るべき次の行動
少量だけ欲しい、急いでいない ダイソーの別の大型店舗を1店舗だけチェック。
10枚以上必要、コスパを重視したい 即座に通販サイト(Amazon・楽天市場)に切り替える。
今日中に絶対欲しい、手書きで良い 大型文具店、家電量販店、または後述する代用品の利用を検討する。

特に、大量に欲しい場合や、何度も失敗したくない場合は、Amazonや楽天市場で購入するのが最もコスパが良く、確実性が高いです。100均を何店舗も回る手間や交通費を考えたら、最初から通販で高品質なものを購入した方が、結果的に安上がりになることが多いんですよ。

今一度、「本当に100均でなければならないか?」を考えてみましょう。100均は便利ですが、在庫の確実性や品質の安定性においては、どうしても通販や専門店に一歩譲ります。急ぎの時は、特に通販のプライム配送などが非常に頼りになりますよ!

急いでOHPフィルムが欲しい!ダイソー以外で購入できるお店はココ

「明日までに絶対必要!」という状況や、「100均だと品質が心配…」という方もいらっしゃるかと思います。そんな時、ダイソー以外でOHPフィルムを確実に購入できる場所を、幅広くご紹介します。

文具専門店・大型書店

文具専門店や大型書店の一角にある文具コーナーは、OHPフィルムの取り扱いがある可能性が非常に高いです。特に、「教育」「プレゼン」関連のコーナーを探してみましょう。

  • 東急ハンズ(ハンズ):文具だけでなく、DIYやクラフト用品も豊富なので、インクジェット用、手書き用、さらに特殊なサイズのものまで見つかる可能性があります。
  • ロフト(Loft):大型店であれば、おしゃれな文具と一緒に、プリンター用紙のコーナーで取り扱っていることがあります。
  • 紀伊國屋・丸善ジュンク堂など:大型書店の文具売り場は、ビジネス用途のサプライ品も充実しているため、要チェックです。

これらの店舗は、ダイソーよりも価格は高くなりますが、高品質な製品や、レーザープリンター対応品など、専門性の高い商品を見つけることができます。

家電量販店(確実性を求めるならここ!)

OHPフィルムは「プリンター用紙」というカテゴリーに入るため、プリンター本体やインクを販売している家電量販店は、最も確実性が高い購入場所の一つです。

  • ヨドバシカメラ・ビックカメラ:PCサプライ品やオフィス用品のフロアに、豊富な種類のOHPフィルムが陳列されています。有名メーカーの製品が多く、品質面での安心感は抜群です。
  • ケーズデンキ・ヤマダ電機:店舗の規模にもよりますが、プリンター用紙の棚を重点的に探せば見つかるでしょう。

ここでは、ダイソーではなかなか見つからない高品質な「レーザープリンター用」OHPフィルムも手に入るのが大きなメリットです。価格は10枚入りで1,000円前後〜と高めですが、失敗したくないなら迷わず選びましょう。

ホームセンター(大量購入にも対応)

ホームセンターは、オフィス用品やDIY用品を幅広く扱っています。文具コーナーだけでなく、「オフィス用品」「事務用品」のコーナーを探してみてください。

  • カインズ・DCM・コーナンなど:これらのホームセンターでは、業務用に近い大容量パックのOHPフィルムを取り扱っていることがあります。
  • 特徴:手書き用や、マジックで書けるタイプのOHPフィルムなど、シンプルな仕様のものが主流です。

急いでいて、かつ車移動が可能な場合は、これらの店舗をチェックしてみましょう。特に家電量販店は、その日のうちに確実に手に入れたい場合の最後の砦として非常に頼りになりますよ。

購入場所の選択肢が多いほど、あなたのニーズに合ったフィルムを見つけるチャンスが広がります。状況に応じて、近くの大型文具店の在庫状況を検索してみるのもおすすめです。

家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラ)のOHPフィルムとダイソー品の違い

「ダイソーで買えるなら、わざわざ家電量販店に行かなくてもいいんじゃない?」と思われるかもしれませんが、実は両者には品質、種類、そして使用用途における明確な違いがあります。

この違いを理解しておくと、「せっかく買ったのに失敗した!」という事態を防ぐことができます。モモストアが、両者のメリット・デメリットを比較し、最適な選び方をご提案します。

比較表:ダイソー vs 家電量販店

項目 ダイソー品(100均) 家電量販店品(専門メーカー)
価格(1枚あたり) 高め(110円/2~4枚) 安め(大容量パックで単価が下がる)
品質・発色 標準的、簡易的な用途向け 高品質、専門的な用途・写真印刷も可能
対応プリンターの種類 ほぼインクジェット用のみ インクジェット用、レーザープリンター用、手書き用が豊富
入手の確実性 低い(在庫切れが多い) 高い(在庫が安定している)
用途 プラ板、模型、簡易プロジェクター プレゼン資料、デザインカンプ、高品質なハンドメイド作品

決定的な違いは「プリンターへの適合性」と「発色」

最も大きな違いは、やはり「プリンターへの適合性」と「発色の良さ」です。

プリンターへの適合性(特にレーザー用)

前述しましたが、家電量販店には、レーザープリンター専用のOHPフィルムが必ずと言っていいほど置いてあります。ダイソーのOHPフィルムをレーザープリンターで使おうとすると、プリンターの熱でフィルムが溶けてしまい、最悪、プリンターが故障する原因になります。
レーザープリンターをお使いの方は、絶対に家電量販店や通販で専用品を購入してください。

発色の良さと耐久性

ダイソーのインクジェット用OHPフィルムは、インクを定着させるコーティングが簡易的な場合があり、印刷後、触れるとインクが剥がれやすいことがあります。

一方、専門メーカーの製品(コクヨ、エーワン、3Mなど)は、インクの発色が非常に良く、透明度が保たれたまま、印刷が剥がれにくいように設計されています。
そのため、ビジネスのプレゼン資料や、写真を使った高品質なハンドメイド作品を作りたい場合は、家電量販店や通販で販売されている、少し高価でも高品質なフィルムを選ぶべきです。

こんな人は家電量販店品を選ぼう

迷ったら、以下のチェックリストで判断してください。

  • ✅ 自分のプリンターがレーザープリンターである。
  • ✅ プレゼンや展示会など、人前で使うための高品質な資料を作りたい。
  • ✅ 写真やグラデーションなど、複雑なデザインを印刷したい。
  • ✅ 大量に必要なので、在庫切れの心配を避けたい。

ダイソー品は、あくまで「ちょっと試す」「簡易的な用途」と割り切るのが賢明です。目的に合わせて購入場所を使い分けることで、失敗を防ぎ、最高の仕上がりを実現できますよ!

OHPフィルムの賢い選び方!インクジェット用?レーザープリンター用?

OHPフィルム選びで最も重要なポイントは、「プリンターの種類に合わせる」ことです。これさえ間違えなければ、後の工程で失敗することはほとんどありません。

ここでは、あなたのプリンターに合ったフィルムを間違いなく選ぶためのチェックリストと、知っておくべき知識をモモストアが詳しく解説します。

STEP1:自分のプリンターの種類を知る

まずは、あなたが持っているプリンターがどちらのタイプか確認しましょう。プリンターの前面や製品名に記載されています。

プリンターの種類 特徴 選ぶべきOHPフィルム
インクジェット
(Inkjet)
液体インクを吹き付けて印刷する。家庭用プリンターの主流。 インクジェットプリンター用
レーザー
(Laser)
トナー(粉末)を熱で定着させる。熱が出るため、フィルム選びに注意が必要。 レーザープリンター用

特に、職場のプリンターを使う場合は、機種を間違えやすいので、必ず確認してから購入してください。

STEP2:用途に応じて選ぶ「印刷面」のタイプ

対応プリンターの種類を確認したら、次は「何を印刷したいか」によってフィルムの仕様を選びます。OHPフィルムには、マットタイプとグロスタイプがあるのをご存知でしたか?

フィルムのタイプ 印刷面の特徴 最適な用途
マット(つや消し)タイプ 表面がザラザラしていて、光の反射を抑える。 文字中心の資料、プレゼン、プロジェクターでの映写(反射しにくいため見やすい)
グロス(光沢)タイプ 表面がツルツルしていて、光沢がある。 写真、イラスト、鮮やかな発色を求めるハンドメイド作品
手書き用(非印刷) 表面に特殊な加工がなく、油性ペンなどで直接書き込む。 簡易メモ、会議での即席資料

ダイソーで見つかるOHPフィルムは、手書き用か、インクジェットのマットタイプが多い傾向にあります。
もしプロジェクターで映写する目的であれば、反射が少ないマットタイプを選ぶのが賢明です。

賢く、安く、高品質なフィルムを選ぶなら?

ダイソーのOHPフィルムは手軽ですが、印刷ミスを繰り返すことで結果的にコストがかさんでしまうことがあります。

モモストアのおすすめは、最初にAmazonや楽天市場で評価の高い専門メーカーの大容量パックを探すことです。
高品質なフィルムは、発色が良いだけでなく、印刷面とそうでない面が分かりやすいため、裏表を間違えるリスクも減らせるというメリットがあります。

特に、「エーワン」や「コクヨ」などの有名メーカー品は、プリンター設定のガイドも充実しており、初めてOHPフィルムを使う方でも失敗しにくいです。
ダイソーで何回か失敗するくらいなら、最初から信頼できる通販でコスパ最強の大容量パックを探す方が、賢い選択と言えるでしょう。

インクジェットプリンター対応OHPフィルムの検索結果を見る

ダイソーのOHPフィルムを使ったおすすめの活用事例3選

OHPフィルムと聞くと、つい「プロジェクター」の利用をイメージしがちですが、実はダイソーのOHPフィルムは、その透明性と安価であることを活かして、様々なハンドメイドやDIYのシーンで大活躍しています。

ここでは、モモストアが特におすすめしたい、ダイソーOHPフィルムの活用事例を3つご紹介します。もしOHPフィルムが余ってしまったら、ぜひ試してみてくださいね!

活用事例1:透明感のある「プラ板」制作の原画に

プラ板アクセサリーを作る際、「いかにきれいに原画を写すか」が作品の出来栄えを左右します。ここでダイソーのOHPフィルムが非常に役立ちます。

通常、プラ板に直接絵を描くか、紙から転写しますが、OHPフィルムにインクジェットプリンターで原画を印刷すれば、下絵の精度が格段に上がります。

  • 手順
  • PCでデザインやイラストを作成し、OHPフィルムに印刷する(鏡像印刷を忘れずに!)。
  • 印刷したフィルムをプラ板に重ね、油性ペンで正確になぞる。
  • 色付けをして、焼成する。

OHPフィルムなら、デザインの修正も容易ですし、プラ板を焼いて縮小した後の仕上がりが、驚くほどプロ並みになります。特に、細かい文字や複雑な模様をきれいに仕上げたい場合に最適です。

活用事例2:手作り「クリアスタンプ」や「デコレーションシール」

透明なOHPフィルムは、水に強く、薄くてハリがあるため、オリジナルのスタンプやシール作りに応用できます。

【手作りクリアスタンプ】

OHPフィルムに印刷したデザインを切り抜き、裏側に両面テープや吸盤を貼り付ければ、窓ガラスや鏡に貼れるオリジナルのクリアスタンプが作れます。季節のモチーフや、メッセージを印刷して、お部屋のデコレーションに活用してみましょう。

【デコレーションシール】

OHPフィルムの裏面に、全面シール状の紙(ラベル用紙)を貼り付け、デザインの輪郭に沿ってカットすれば、透明なオリジナルシールが完成します。ノートや手帳、スマホケースのデコレーションに最適で、まるで市販品のような仕上がりになりますよ。

活用事例3:アクリルスタンドやキーホルダーの試作品

近年流行しているアクリルスタンドやキーホルダーの自作において、印刷業者に発注する前に「仕上がりイメージ」を確認したいことがあります。

ダイソーのOHPフィルムに原寸大のデザインを印刷し、カットして厚紙などに貼り付ければ、非常にリアルな試作品が出来上がります。サイズ感や色合い、デザインのバランスなどを確認するのに、非常にコストをかけずに試すことができます。

この試作品作りは、特に初めてアクリルグッズを制作する方にとって、失敗を避けるための必須の工程と言えます。110円で失敗を避けられるなら、こんなにコスパの良い使い方はないですよね!

これらの活用事例からも分かるように、OHPフィルムはあなたのアイデア次第で、無限の可能性を秘めています。ぜひ、次のDIYやハンドメイドの際には、ダイソーのOHPフィルムを手に取ってみてください。

Amazonや楽天市場など通販でOHPフィルムを買うメリットと注意点

ダイソーなどの100円ショップは手軽ですが、やはり確実性と種類においては通販サイトが圧倒的に優位です。特に、OHPフィルムのように特定の用途に特化した商品は、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった通販サイトでの購入を強くおすすめします。

通販で購入する4つの大きなメリット

モモストアが考える、通販でOHPフィルムを購入する最大のメリットは以下の4点です。

  1. 在庫の確実性
    100均のように「売り切れで何店舗も回る」という無駄がありません。在庫があれば即購入でき、急ぎの場合はプライム配送などを利用すれば翌日には届くことも多いです。
  2. 驚異的なコスパ(単価が安い)
    前述の通り、通販では20枚、50枚といった大容量パックが主流です。ダイソー品と比べ、1枚あたりの単価が半分以下になるケースも多く、頻繁に使う人ほどお得になります。
  3. 種類と品質の選択肢が豊富
    インクジェット用、レーザープリンター用はもちろん、透明度が高い高級品や、両面印刷対応品、耐水性が高いものなど、用途に合わせた高品質なフィルムを選べます。
  4. ユーザーレビューで失敗を防げる
    実際に購入した人のレビュー(「インクが滲まなかった」「裏表が分かりやすかった」など)を参考にできるため、初めての購入でも失敗しにくいです。

通販で購入する際の3つの注意点

便利な通販ですが、購入時にはいくつか注意してほしい点があります。

送料の確認

本体価格が安くても、送料がかかると結果的に割高になることがあります。送料無料のものを探すか、他の文具とまとめて購入するなどして、送料を抑える工夫をしましょう。

対応プリンターの最終確認

商品名に「インクジェット」や「レーザー」と書かれていても、念のため商品の詳細説明欄で最終確認をしてください。特に、「インクジェットプリンター対応」としか書かれていないものを、安易にレーザープリンターで使わないように注意しましょう。

納期の確認

「翌日配送」となっている場合でも、在庫状況や地域によっては日数がかかることがあります。「今日中に欲しい!」という場合は、やはり実店舗での購入が確実です。納期に余裕を持って注文しましょう。

これらのメリットと注意点を踏まえると、ダイソーで何度も探す労力と時間、そして交通費を節約するためにも、通販サイトをメインの購入場所として活用することをおすすめします。特に、信頼できる専門メーカーのOHPフィルムは、一度使うとその品質に感動するはずですよ!

OHPフィルムを安く手に入れる裏技と失敗しないためのポイント

「品質は求めたいけど、できればコストは抑えたい」というのが、賢い消費者の本音ですよね。OHPフィルムを可能な限り安く、かつ失敗なく手に入れるための、モモストア流の裏技とポイントを解説します。

裏技1:メルカリなどのフリマアプリを活用する

OHPフィルムは、特定のプロジェクトのために少量だけ購入し、残りが大量に余ってしまう人が多い商品です。そのため、メルカリやラクマなどのフリマアプリでは、「未開封」「未使用」のOHPフィルムが格安で出品されていることがあります。

  • メリット:定価よりも安く、プロ仕様の高品質なフィルムを少量から購入できる可能性があります。
  • 注意点
    ・対応プリンター:購入前に必ず、インクジェット用かレーザー用かを確認しましょう。
    ・保管状態:フィルムは湿気に弱いため、未開封でも保管状態が悪いと印刷不良の原因になります。出品者に「保管場所」などを質問してみるのも手です。

特に、専門メーカーのOHPフィルムを試してみたいけど、いきなり高いお金を出すのは…という方には、この裏技がおすすめです。

裏技2:プリンターメーカー純正品の「お試しパック」を探す

エプソンやキャノンなどのプリンターメーカーが、自社のプリンター用紙のラインナップの中に、「OHPフィルムのお試しパック(少量)」を販売していることがあります。これは、家電量販店やメーカーの公式通販サイトで見つかりやすいです。

  • メリット:メーカー純正品なので、あなたのプリンターとの相性は抜群です。印刷設定に迷うこともありません。
  • デメリット:価格は少し高めですが、失敗するリスクをゼロにできると考えれば、十分ペイできるコストです。

「純正品」はやはり安心感が違います。初めてOHPフィルムを扱う方は、まずここから入るのも一つの手です。

OHPフィルム印刷で絶対に失敗しないためのポイント

安く手に入れても、印刷に失敗してインクを無駄にしてしまっては元も子もありません。以下の3つのポイントを必ず守りましょう。

裏表を絶対に間違えない

インクジェット用のOHPフィルムには、インクを定着させるためのコーティングされた面(印刷面)と、そうでないツルツルした面(裏面)があります。ほとんどの場合、ザラザラしている面が印刷面です。

印刷面を間違えると、インクが定着せず、ベタベタになって滲んでしまいます。一度プリンターにかける前に、どちらの面を上(または下)にセットすれば印刷面になるのかを、フィルムのパッケージや説明書で必ず確認してください。

「用紙設定」を必ず変更する

これは最重要ポイントです。印刷をする際、プリンターのドライバー設定で用紙の種類を「普通紙」から「OHPフィルム」や「光沢紙」「厚紙」などに必ず変更してください。

この設定をすることで、プリンターは「インクの量を減らす」「インクの乾燥時間を長く取る」「インクジェットの吐出速度を調整する」といった、OHPフィルムに適した印刷モードに切り替わります。これを行わないと、インク過多で滲んでしまうことが高確率で発生します。

一枚ずつ手差し給紙をする

OHPフィルムは静電気を帯びやすく、複数枚をまとめてセットすると、2枚同時に給紙されてしまう(重送)トラブルが起きやすいです。これを避けるためにも、面倒でも一枚ずつ手差し給紙トレイを使って印刷することをおすすめします。

これらのポイントを守るだけで、あなたのOHPフィルム印刷の成功率は格段に上がりますよ!

【モモストア解説】OHPフィルムの正しい使い方とプリンター設定のコツ

OHPフィルムを扱う上で、最もつまづきやすいのが「プリンター設定」です。せっかくダイソーや通販でフィルムを手に入れても、設定を間違えてしまうとインクが滲んでしまい、フィルムもインクも無駄になってしまいます。

ここでは、モモストアが実践している、OHPフィルムで失敗ゼロを目指すための正しい手順と、プリンター設定のコツを詳しく解説します。

STEP1:フィルムの印刷面(裏表)を確認する

何度も強調していますが、これが最初の関門です。インクジェットプリンター用OHPフィルムには、インクを吸着させるためのコーティングが施された「印刷面」と、ツルツルした「裏面」があります。

ほとんどの製品は、触ると少しザラザラしている方が印刷面です。もし、触っても判別が難しい場合は、フィルムの角を指で少し湿らせてみてください。水分を弾かずに染み込む方が印刷面です。

プリンターへのセット方法(上向き/下向き)

  • 背面給紙トレイ(上から入れるタイプ):一般的に、印刷面を手前(外側)に向けてセットします。
  • 前面給紙カセット(下から入れるタイプ):一般的に、印刷面を上に向けてセットします。

念のため、お手持ちのプリンターの説明書(特に特殊用紙の項目)を必ず確認してください!

STEP2:PC側の印刷設定を最適化する

これが印刷の成功を分ける最大のコツです。印刷のダイアログを開き、以下の設定を必ず変更しましょう。

コツ1:用紙の種類を「OHPフィルム」に設定

設定項目:「用紙の種類」「用紙設定」「メディアタイプ」など

ここで必ず「OHPフィルム」「透明フィルム」「フォトマット紙」など、できるだけ厚手の、インクの乾燥を要する用紙設定を選びます。
もし「OHPフィルム」という選択肢がなければ、「光沢紙」や「マット紙」の厚手を選ぶと、インク量が調整されるため失敗しにくいです。

コツ2:印刷品質を「きれい」または「高精細」に設定

設定項目:「印刷品質」「クオリティ」など

印刷品質を「きれい」に設定すると、インクの密度が均一になり、発色が良くなります。ただし、乾燥時間は長くなりますので、印刷後はすぐに触らないように注意しましょう。

コツ3:インクを「フチなし印刷」にしない

設定項目:「フチなし印刷」

OHPフィルムは、フチなし印刷に対応していない場合が多いです。フチなし印刷に設定すると、プリンターのローラー部分に余分なインクが付着し、他のフィルムや次回の印刷を汚してしまう原因になります。必ずフチを残して印刷しましょう。

STEP3:印刷後の「乾燥」と「保護」

印刷が終わったら、すぐに触ったり重ねたりするのは厳禁です。

  • 乾燥時間:OHPフィルムは紙ではないため、インクの乾燥に時間がかかります。最低でも10分~30分は、水平な場所に広げて放置し、完全に乾燥させてください。
  • 保護:完全に乾燥した後も、重ねると印刷面同士がくっついて剥がれてしまうことがあります。トレーシングペーパーや普通紙を1枚挟んで保管するか、すぐに使用することをおすすめします。

これらの手順を守ることで、ダイソーのOHPフィルムでも、プロ仕様のフィルムでも、安定した高品質な印刷結果が得られます。特に、設定変更は、Amazonや楽天市場で購入したコスパ最強のフィルムを最大限に活かすための鍵となりますので、ぜひ実践してくださいね!

OHPフィルムの代わりに使える身近な代用品はある?

「ダイソーを何店舗も回ったけど見つからない!」「今すぐ、家ににあるもので代用したい!」という、緊急事態に直面することもありますよね。そんな時、OHPフィルムの代わりに使える身近な代用品をご紹介します。

ただし、用途によって代用品の向き・不向きが大きく分かれるので、あなたの目的に合ったものを慎重に選んでください。

【プロジェクター用途】の代用品

OHP(オーバーヘッドプロジェクター)の映写に使う場合、「透明度が高く、熱に強いこと」が絶対条件になります。しかし、残念ながら、家庭でプリンター印刷できる透明な代用品は、ほとんどありません。

代用は非常に難しい!
・クリアファイル:透明度は高いが、熱で溶けやすい上、プリンター印刷には対応していません。
・ラミネートフィルム:同様に熱で溶ける危険性が非常に高いため、プロジェクター用途での使用は絶対にやめてください。

もし、プロジェクターの映写用としてどうしても代用したい場合は、「手書き」に限定されます。

  • トレース台用のトレーシングペーパー:非常に薄い紙なので、プロジェクターによっては光を透過して映写できます。ただし、紙なので手書き限定です。
  • 透明な下敷き:油性ペンで直接書き込めば、簡易的なプレゼン資料として使えます。

プロジェクター用途の場合は、安全のためにも、できる限り専門のOHPフィルムを購入することをおすすめします。火事やプリンター故障の原因になりかねません。

【ハンドメイド・デコレーション用途】の代用品

プラ板の下絵やデコレーション用途であれば、「透明でハリがある」という条件を満たすものが代用可能です。

代用品 メリット デメリット
A4サイズのクリアファイル 家にあることが多い。透明度が高い。 インクジェットプリンターで印刷できない。油性ペンでの手書き限定。
PPシート(プラスチックシート) ダイソーなどでも入手可能。厚みがあり丈夫。 ツルツルしすぎていて、油性ペンでもインクが乗りづらいことがある。
透明ラベルシート(大判) プリンター印刷に対応しているものがある。 裏面がシールになっているため、OHPフィルム本来の「透明性」とは用途が異なる。

特に、プラ板の原画として使う場合は、クリアファイルに油性ペンで手書きして代用するのが最も簡単です。ただし、きれいに印刷された原画にはかないませんので、最終的にはOHPフィルムを購入することをおすすめします

代用品はあくまで緊急時の「つなぎ」です。本格的に活用したいなら、Amazonや楽天市場で信頼できるメーカーのOHPフィルムを、まとめて購入するのが最も賢明な方法と言えます。

OHPフィルムに関する気になるQ&A!みんなが抱える疑問を解決

OHPフィルムの購入場所や使い方がわかったところで、利用者がよく抱える具体的な疑問について、モモストアがQ&A形式で解説します。知っておくと、さらに便利に、そして失敗なくOHPフィルムを活用できるようになりますよ。

Q1: OHPフィルムは両面印刷できますか?

A: ほとんどのOHPフィルムは、片面印刷専用です。

インクジェット用のOHPフィルムは、インクを定着させるためのコーティングが片面のみに施されています。もし、裏面(ツルツルした面)に印刷しようとすると、インクが定着せず滲んでしまい、プリンター内部を汚す原因にもなります。

ただし、ごく一部の専門メーカーから「両面印刷対応」のOHPフィルムも販売されています。両面印刷をしたい場合は、通販サイトで「両面印刷」と明記されている商品を選びましょう。

Q2: 印刷したOHPフィルムを水に濡らしても大丈夫ですか?

A: 基本的に水に濡らすのはNGです。

インクジェットプリンターのインクは、水溶性のものが多いです。フィルム上に定着していても、水に濡れるとインクが流れ出し、滲んだり、ベタついたりします。

耐水性を高めたい場合は、以下の方法を試してください。

  • 耐水性のインクを使う:顔料インク対応のOHPフィルムを選び、顔料インクで印刷する。
  • 保護スプレーを使う:印刷後に、定着スプレーやUVカットスプレー(ホームセンターで入手可能)を吹き付けてコーティングする。

特にハンドメイドで使う場合は、仕上げに保護スプレーをかけることで、作品の耐久性が格段に向上しますよ。

Q3: OHPフィルムは普通のハサミで切れますか?

A: はい、普通のハサミで簡単に切れます。

OHPフィルムは非常に薄いプラスチック素材なので、カッターやハサミで簡単に加工できます。プラ板の原画作成などで細かいカットが必要な場合は、デザインカッターを使うとよりきれいに切り抜くことができます。

切った後のフィルムのフチが尖っていると怪我の原因になるため、角を丸く処理するなど、安全に配慮して使用しましょう。

Q4: 印刷したフィルムのインクを剥がすことはできますか?

A: フィルムの種類やインクにもよりますが、アルコールや除光液を使うと剥がせる場合があります。

ただし、フィルム自体が溶けてしまったり、表面のコーティングが剥がれて使えなくなったりするリスクがあります。失敗した場合は、無理に剥がそうとせず、新しいフィルムでやり直すことをおすすめします。

OHPフィルムのインク剥がしは、時間と手間がかかるだけでなく、フィルムの再利用も難しいため、やはり「印刷設定を間違えない」ことが最大の対策になります。

OHPフィルムの耐水性に関するQ&Aをもっと見る

まとめ:OHPフィルムはダイソーで手に入る?最終チェックリスト

ここまで、ダイソーでのOHPフィルムの販売状況から、選び方、使い方、そして他の購入先まで、詳しく解説してきました。
最後に、あなたのOHPフィルム探しと印刷が成功するための「最終チェックリスト」をまとめます。

【結論】ダイソーでのOHPフィルム販売状況

ダイソーでOHPフィルムは売っていますが、店舗による在庫のバラつきが大きいです。

もしダイソーで見つからなかったり、何度も失敗したくない場合は、Amazonや楽天市場などの通販サイトで、コスパの良い大容量パックを購入するのが最も確実で賢い選択です。通販であれば、インクジェット用・レーザープリンター用の区別も明確で、失敗のリスクを減らせます。

購入前の最終チェックリスト

OHPフィルムを購入する前に、以下の3点を必ず確認してください。

チェック項目 確認すべき内容 もし当てはまったら…
プリンターの種類 インクジェットか?レーザーか? レーザーなら絶対に通販か家電量販店で専用品を!
使用目的 プレゼン用か?ハンドメイド用か? 高品質な発色が必要なら、専門メーカー品がおすすめ。
必要枚数 1~2枚だけか?10枚以上か? 10枚以上必要なら、通販の大容量パックの方が断然お得です。

これらの準備をしっかり行い、この記事でご紹介した「プリンター設定のコツ」を実行すれば、あなたのOHPフィルム活用は間違いなく成功するでしょう。

この記事が、あなたのOHPフィルム探しの一助となれば嬉しいです!ぜひ、あなたのアイデアを透明なフィルムに印刷して、素敵な作品や資料作りに役立ててくださいね。

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