訂正印はどこで買える?すぐ欲しい時に便利な販売店と購入時の注意点
書類作成でミスをして「あっ、訂正印がない!」と慌てた経験はありませんか?
日常生活ではあまり出番がない訂正印ですが、いざという時にはすぐに手に入れたいものですよね。
この記事では、急ぎで訂正印が必要な方に向けて、どこで、どんな種類が売っているのかをモモストアが詳しく解説します。
コンビニから100円ショップ、そしてオンラインまで、あなたの疑問を全て解決しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
・100円ショップ(ダイソー・セリア・キャンドゥ)の訂正印の品揃えと価格
・コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)で訂正印は買える?
・ホームセンター(カインズ・コメリ・DCMなど)での訂正印の選び方と別注サービス
・文房具店・雑貨店(LOFT・ハンズなど)で見つかるおしゃれな訂正印
- 訂正印はどこで買える?販売場所を一気にチェック!
- 100円ショップ(ダイソー・セリア・キャンドゥ)の訂正印の品揃えと価格
- コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)で訂正印は買える?
- ホームセンター(カインズ・コメリ・DCMなど)での訂正印の選び方と別注サービス
- 文房具店・雑貨店(LOFT・ハンズなど)で見つかるおしゃれな訂正印
- 急ぎで欲しい!ドラッグストア(マツキヨ・スギ薬局)やドンキホーテでの取り扱い状況
- 訂正印を購入する前に確認したい「既製品」と「別注品」の違い
- 訂正印のサイズはどれが正解?一般的に使用されるサイズを解説
- 訂正印と「認め印」「三文判」はどう違う?用途別の使い分け
- Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングで訂正印を買うメリット
- 訂正印はメルカリやラクマなどのフリマアプリでも購入できる?
- 訂正印を使う上で知っておきたい正しい訂正方法とルール
- シャチハタ式と朱肉を使う訂正印、おすすめはどっち?
- 訂正印に関するよくある質問(Q&A)
訂正印はどこで買える?販売場所を一気にチェック!

「訂正印」と聞くと、ちょっと特殊なもののように感じるかもしれませんが、実は身近な場所で意外と簡単に手に入るんです。
急ぎで必要になったときのために、まずは代表的な購入先を一覧でチェックしていきましょう。
既製品の訂正印をすぐ手に入れたい場合の販売店
まずは、日本人の名前によくある名字(佐藤、田中、山本など)の「既製品」の訂正印を扱っているお店です。
既製品は安価で、レジですぐに購入できるのが最大のメリットですよ。
- 100円ショップ:ダイソー、セリア、キャンドゥなど。品揃えが豊富で価格が安いのが魅力です。
- 大型文房具店:伊東屋、丸善ジュンク堂など。印鑑コーナーが充実しています。
- ホームセンター:DCM、コーナン、カインズ、コメリなど。文具コーナー、または事務用品コーナーにあります。
- 家電量販店:ヨドバシカメラ、ビックカメラなど。事務用品のフロアで取り扱いがあります。
- ディスカウントストア:ドン・キホーテ。緊急時に探しやすいように、レジ付近に置かれていることもあります。
- ドラッグストア:マツモトキヨシ、スギ薬局、ウエルシアなど。全ての店舗ではありませんが、比較的大きな店舗の文具コーナーで見つかることがあります。
これらの店舗では、ほとんどの場合、シャチハタ式の朱色インクの訂正印が主流です。
木製の三文判タイプを探している場合は、ホームセンターや文房具店の方が確実に見つかるでしょう。
珍しい名字や特別な印鑑が欲しい場合の注文方法
自分の名字が既製品で見つからない、または会社名や部署名を入れた「別注品」の訂正印が欲しい場合は、以下の場所で注文することになります。
別注品対応の主な購入先
- 印鑑専門店:町のハンコ屋さん、チェーン店の印鑑ショップなど。材質や書体など、プロに相談しながら決められます。
- ホームセンター・文房具店:店頭で注文を受け付けている場合が多いです。専用の申込書に記入して、後日受け取りに行く形です。
- オンラインショップ:Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの印鑑ストア。店舗よりも安く、豊富なデザインから選べるのが最大のメリットです。
特にオンラインショップは、24時間いつでも注文でき、納期も早いお店が増えているので、急ぎではないけれど、こだわりの一本が欲しい方には非常におすすめですよ!
ちなみに、コンビニでは基本的に既製品の取り扱いはありますが、訂正印の取り扱いは少ないのが現状です。詳しくは後述のH2で解説しますね。
| 販売場所 | 既製品の有無 | 別注品の対応 | 価格帯(目安) | メリット |
| 100円ショップ | ◎(一般的な名字) | × | 110円 | とにかく安い、手軽に買える |
| ホームセンター | 〇 | ◎ | 500円~数千円 | 種類が多い、別注対応可能 |
| 文房具店・雑貨店 | 〇 | 〇 | 500円~数千円 | デザイン性が高いものがある |
| オンラインショップ | ◎ | ◎ | 500円~数万円 | 圧倒的な品揃え、納期が早い |
| コンビニ | △(ほぼ取り扱いなし) | × | – | – |
100円ショップ(ダイソー・セリア・キャンドゥ)の訂正印の品揃えと価格
「とりあえず、すぐに使いたい!」というとき、多くの人が真っ先に思い浮かべるのが100円ショップではないでしょうか。
結論から言うと、ダイソー、セリア、キャンドゥの主要な100円ショップでは、訂正印の取り扱いがあります。しかも、価格は税込110円という手軽さが魅力です!
ダイソーで見つかる訂正印の特徴
ダイソーは、100円ショップの中でも特に品揃えが豊富で、印鑑コーナーも充実しています。
多くの店舗で、文房具売り場のレジ近くや、事務用品の棚に専用のケースが設けられています。
- 取り扱い種類:シャチハタ式の浸透印がメインです。
- 品揃え:既製品の名字(約500種類~1000種類程度)が並んでいます。訂正印サイズのほかに、認め印サイズのラインナップも豊富です。
- 購入のポイント:ダイソーの印鑑は、品質も年々向上しており、数回使えれば十分という方にはコスパ最強です。ただし、珍しい名字だと見つからない可能性が高いです。
珍しい名字の場合、「ダイソーの印鑑検索サイト」などで事前に在庫を確認してみるのも手ですよ。
セリア・キャンドゥの訂正印はどうか?
セリアやキャンドゥも、ダイソーと同様に既製品の訂正印を取り扱っています。
特にセリアは、おしゃれなデザインの文房具が多いことで知られていますが、印鑑は実用的なものが中心です。
| ショップ名 | 主な種類 | 見つけ方 | 注意点 |
| セリア | 浸透印(シャチハタ式) | 文具・事務用品コーナー | 店舗によっては品揃えが少ない場合があります。 |
| キャンドゥ | 浸透印(シャチハタ式) | 文具・事務用品コーナー | 他の100均に比べて、取り扱い名字が限定的なことも。 |
どの100円ショップでも言えることですが、「浸透印」タイプはインク内蔵型で朱肉が不要なため、訂正印として最も便利で人気があります。
購入時には、印面がかすれていないか、試し押しができる環境であればチェックしてみると安心ですね。
100円の訂正印を使う上での注意点
100円ショップの訂正印は非常に便利ですが、使用する際には一点だけ注意が必要です。
それは、公的な書類や銀行印としては使えない場合があるということです。
- 銀行関係:銀行印として登録している印鑑は、訂正印としても同じものを使うのが原則です。100円の三文判は銀行印として登録できないことがほとんどです。
- 重要な契約書:裁判所や役所などに提出する重要な契約書や公正証書などでは、朱肉を使う正式な印鑑(認印)の使用が求められることが多く、シャチハタ式の浸透印は不可とされる場合があります。
「社内のちょっとした書類の訂正」や「手書きメモの訂正」など、重要度の低い日常的な訂正には100均の訂正印は最適ですが、公的な場面での使用は避けた方が無難です。
万が一のために、公的書類にも使える「正式な訂正印」を一つ持っておくことをモモストアはおすすめします。
ちなみに、100円ショップで見つからなかった場合は、オンラインで探すのが最も確実で早いです。
珍しい名字でも、別注品を最短で翌日発送してくれるサービスもありますよ。
コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)で訂正印は買える?
急いでいるとき、真っ先に駆け込みたい場所といえば、24時間営業のコンビニエンスストアですよね。
「セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンで訂正印は買えるの?」という疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
結論:基本的にコンビニでは訂正印の取り扱いは少ない
非常に残念なことに、結論から言うと、ほとんどのコンビニエンスストアでは、訂正印の取り扱いはありません。
理由は、訂正印が「日常的に誰もが頻繁に使う商品ではない」ため、限られた棚のスペースを割いてまで置く優先度が低いからです。
- 認め印(三文判):コンビニでは、簡易的な認め印(既製品の名字)が少量置かれていることはあります。これは、宅配便の受け取りなどで急に必要になる需要があるためです。
- 訂正印:認め印と比べて需要が低いため、置いていない店舗がほとんどです。
ごく稀に、オフィス街のコンビニや、大型ショッピングモールに併設されたコンビニなど、「文具・事務用品」の品揃えに力を入れている店舗で、シャチハタ式のごく一般的な名字の訂正印が置かれていることがありますが、これは例外中の例外だと考えてください。
コンビニに売っている文具で代用はできる?
もし、どうしてもコンビニで今すぐどうにかしたい!という場合、文具コーナーにあるもので代用できないか考えるかもしれません。
- 認め印(三文判)で代用:原則として、訂正印は「認め印よりも一回り小さい印鑑」を使うのが正式なルールです。認め印で訂正することは可能ですが、公的な書類や社内規定が厳しい書類では、正式な訂正印を使う方が望ましいです。
- ボールペンで訂正:訂正印を押す代わりに、訂正箇所に二重線を引き、その上に認め印を押すのが正式な訂正方法です。しかし、訂正印の代わりにボールペンで二重線を引き、認め印を押すだけでは、訂正印が必須の場面では通用しません。
やはり、正式な訂正が必要な場合は、コンビニに頼らず、近くの100円ショップやホームセンターに足を運ぶのが最も確実な方法です。
「コンビニで売ってないならどうしよう…」と焦る気持ちも分かりますが、時間帯によっては24時間営業のドン・キホーテや、遅くまで開いている大型文房具店なども検討してみましょう。
ホームセンター(カインズ・コメリ・DCMなど)での訂正印の選び方と別注サービス
文房具店や100円ショップの次に、訂正印を探すのにおすすめなのがホームセンターです。
カインズ、コメリ、DCM(カーマ、ホーマックなど)といった大型のホームセンターは、事務用品や文具の取り扱いが非常に充実しており、訂正印の種類も豊富に揃っています。
ホームセンターの訂正印売り場は「既製品」と「別注サービス」の宝庫
ホームセンターの文具・事務用品コーナーに行くと、ほとんどの場合、印鑑専用のコーナーがあります。
ここで注目すべきは、単に既製品が売られているだけでなく、「印鑑の別注(受注生産)サービス」の窓口や申込書が必ずと言っていいほど用意されている点です。
すぐ持ち帰れる既製品の選び方
すぐに訂正印が欲しい場合は、既製品コーナーをチェックします。
ホームセンターの既製品は、100円ショップのものに比べて、以下の点で優れていることがあります。
- 取り扱い名字の多さ:100円ショップよりもやや珍しい名字まで揃えていることがあります。
- 材質の多様性:シャチハタ式の浸透印だけでなく、朱肉を使って押す木製やプラスチック製の三文判タイプの訂正印も取り扱っていることが多いです。
- ブランド:シヤチハタやサンビーなど、信頼できる印鑑メーカーの製品を取り扱っているため、インクの耐久性や印面の品質が高い傾向にあります。
価格帯は500円~1,500円程度で、100円ショップよりは高くなりますが、長く使うことを考えれば十分納得できる品質です。
珍しい名字も安心!ホームセンターの別注サービス
既製品コーナーをいくら探しても自分の名字が見つからない場合は、別注サービスを利用しましょう。
ホームセンターの別注サービスは、オンラインの注文に慣れていない方にとって、非常に便利な選択肢です。
- 申込書に記入:店頭にある専用の申込書に、希望の名字、書体、インクの色、材質などを記入します。
- 価格と納期を確認:別注品は既製品よりも高価で、納期は通常1週間~10日程度かかります(特急サービスがある場合もあります)。
- 代金を支払い、後日受け取り:注文時に代金を支払い、指定された日に店舗のサービスカウンターなどで受け取ります。
特に、「チタン製」「黒水牛」といった本格的な材質の印鑑は、ホームセンターでも別注が可能です。
ホームセンターの別注サービスは、実物を見ながら相談できる安心感がありますね。
ホームセンター独自の便利な商品
ホームセンターには、「印鑑ケース付きの訂正印」や「認め印と訂正印がセットになったツインネーム印」など、利便性の高い商品も豊富にあります。
例えば、認め印と訂正印が一体になった商品は、持ち運びにも便利で、社内で使うには非常に重宝しますよ。
ぜひ、文具コーナーをじっくりと見て、自分の用途に合った一本を見つけてみてください。
文房具店・雑貨店(LOFT・ハンズなど)で見つかるおしゃれな訂正印
「どうせ持つなら、ちょっとおしゃれでかわいい訂正印が欲しい!」と思っている方もいるのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、LOFTや東急ハンズなどの大型雑貨店や専門の文房具店です。
おしゃれなデザインと豊富なインク色
一般的な既製品の訂正印は、デザインが地味で実用性重視のものが多いですが、LOFTやハンズでは、デザインにこだわった商品が多く並んでいます。
- キャラクターもの:リラックマやムーミンなど、人気キャラクターをモチーフにした訂正印。
- カラフルなボディ:ピンクやミントグリーンなど、オフィスで気分が上がるようなカラフルな印鑑ケース。
- 多機能ペン一体型:ボールペンと訂正印が一体になった商品もあり、持ち物を減らしたいミニマリストの方にも人気です。
また、シャチハタの「ネーム9」のように、インクの色を朱色以外に変えられる別注サービスも、これらの店舗では積極的に展開されています。
青や緑など、書類の訂正で目立ちすぎない色を選べば、社内での書類整理にも役立ちますね。
文房具専門店ならではの深い品揃え
街の小さな文房具屋さんでも、老舗の専門店であれば、伝統的な朱肉を使うタイプの訂正印や、高級な材質の印鑑を取り扱っていることがあります。
特に、印鑑の書体(篆書体、楷書体、行書体など)にこだわりたい場合は、専門店の知識豊富な店員さんに相談してみるのが一番です。
文房具店のメリット
- 材質や書体について専門的なアドバイスがもらえる。
- インク補充やメンテナンス用品も一緒に購入できる。
- 珍しい名字の相談に乗ってくれる場合がある。
「長く愛用できる一本」を探している方は、ぜひ文房具店やLOFT、東急ハンズの文具コーナーを覗いてみてください。
おしゃれなだけでなく、使い勝手の良い優秀な訂正印が見つかるはずです。
急ぎで欲しい!ドラッグストア(マツキヨ・スギ薬局)やドンキホーテでの取り扱い状況
「今すぐ、本当に今すぐ必要なのに、もう夜遅い…」そんな緊急事態のとき、夜間も営業していることが多いドラッグストアやディスカウントストアのドン・キホーテは、頼みの綱ですよね。
これらの店舗で訂正印は売っているのでしょうか?
ドラッグストアの取り扱い状況は「店舗による」が基本
マツモトキヨシ、スギ薬局、ウエルシアなどのドラッグストアは、近年、食料品や日用品だけでなく、文房具の取り扱いも増えています。
しかし、文房具の品揃えは、店舗の規模や立地に大きく左右されます。
- 大型店・郊外店:比較的広めの文具コーナーがあり、一般的な名字の既製品の訂正印(シャチハタ式)を置いている可能性が高いです。
- 小型店・都心店:医薬品や化粧品がメインで、文房具はボールペンやノートなど最低限の品揃え。訂正印はほとんど置いていないことが多いです。
もし、ドラッグストアに立ち寄る際は、まず「文具コーナー」または「事務用品コーナー」をチェックしてみてください。
レジ周りや、電池などが置かれている棚の近くに、印鑑が吊り下げられていることもあります。
ドン・キホーテは意外な発見があるかも!
ディスカウントストアのドン・キホーテは、商品のジャンルが非常に幅広く、予想外のものが売られていることで有名ですよね。
ドン・キホーテでも、文具や事務用品のコーナーがあり、多くの店舗で訂正印の取り扱いがあります。
ドン・キホーテで訂正印を探すメリット
- 24時間営業が多い:緊急時にいつでも購入できるのが最大のメリットです。
- 意外な場所に陳列:文具コーナーだけでなく、事務用品の棚や、なぜかレジ前の衝動買いコーナーなどに置かれていることもあります。
取り扱っているのは、ほとんどがシャチハタ式の既製品の訂正印です。
こちらもドラッグストアと同様に、珍しい名字の取り扱いは期待できませんが、「佐藤」さんや「田中」さんのような一般的な名字であれば、見つけられる可能性は高いでしょう。
訂正印を購入する前に確認したい「既製品」と「別注品」の違い
お店で訂正印を探していると、「既製品」と「別注品」という言葉をよく耳にしますよね。
これらは、単に名字の違いだけでなく、価格や納期、そして何よりあなたのニーズに合っているかどうかが大きく異なります。
既製品(ネーム印)の特徴とメリット
既製品とは、工場であらかじめ大量生産され、店頭に並んでいる印鑑のことです。
日本で多い名字(約500~1000種類程度)が対象となります。
既製品のメリット
- 安価:100円ショップからホームセンターまで、非常に安価に手に入ります。
- 即日入手可能:店頭にあれば、その場で購入してすぐに使うことができます。
- 手軽さ:シャチハタ式のものが多く、朱肉を用意する必要がありません。
既製品のデメリット
- 名字が限定的:自分の名字がない可能性があります。
- 書体が選べない:多くの場合、決まった書体(楷書体など)のみとなります。
- 公的書類には不向き:浸透印は、重要な書類での使用を制限されることがあります。
「社内文書やメモの訂正」など、日常的な軽い訂正に使うのであれば、既製品で十分です。
別注品(オーダーメイド)の特徴とメリット
別注品とは、名前、書体、インクの色、材質などを指定して、ゼロから作ってもらう印鑑のことです。
珍しい名字の方や、会社名などの特殊な文字を入れたい場合に利用します。
別注品のメリット
- どんな文字でも作成可能:珍しい名字や、アルファベット、ペットの名前なども作れます。
- 公的な用途にも対応可能:朱肉を使う正式な印鑑(木材、チタンなど)で作成すれば、公的書類にも使えます。
- 品質とデザインにこだわれる:耐久性の高い材質や、個人の好みに合わせたデザインを選べます。
別注品のデメリット
- 高価:既製品よりも価格が高くなります。
- 納期がかかる:注文から受け取りまで、数日~数週間かかるのが一般的です。
特に、実印や銀行印などと同じ材質・書体で訂正印を作りたい場合は、別注一択となります。
オンラインショップなら、店頭に足を運ぶ手間なく、細かく仕様を指定して注文できますよ。
訂正印のサイズはどれが正解?一般的に使用されるサイズを解説
いざ訂正印を購入しようとすると、「あれ?どれくらいのサイズを買えばいいんだろう?」と迷うことがありますよね。
訂正印は、実は「これが正しい」という明確な規格があるわけではありませんが、一般的に使われているサイズというのがあります。
この一般的なサイズを知っておくことで、書類の見た目もスマートになり、失礼のない訂正ができるようになります。
最も一般的で推奨される訂正印のサイズ
訂正印として最も一般的に使われるのは、直径6mm(丸型)または5×9mm(小判型)です。
これは、一般的な認め印(直径10.5mm~12mm)や銀行印と比べて、一回り以上小さいサイズです。
なぜ訂正印は小さいのか?
訂正印は、書類の訂正箇所に押すため、文字を消す二重線や、訂正する文字の横など、非常に狭いスペースに押す必要があります。
そのため、文字や罫線を邪魔しないように、あえて小さく作られているのです。
- 丸型6mm:最もシンプルで、小さなスペースにもすっぽり収まるため、シャチハタ式の訂正印に多いサイズです。
- 小判型5×9mm:こちらも一般的なサイズで、認印の小判型と同じく、縦長のデザインで押す文字を少し大きく見せたい場合に適しています。
訂正印のサイズと用途の関係
サイズが小さすぎると、押したときに印影が不鮮明になることがありますし、大きすぎると訂正箇所が汚らしく見えてしまいます。
迷ったら、まずは6mm丸型を選ぶのが無難です。
| 印鑑の種類 | 一般的なサイズ(直径) | 主な用途 |
| 実印 | 13.5mm~18mm | 役所への登録、不動産取引、車の購入など |
| 銀行印 | 12mm~15mm | 銀行口座開設、金銭の出入金 |
| 認め印(三文判) | 10.5mm~12mm | 宅配便の受領、社内文書、簡単な契約書など |
| 訂正印 | 6mm(または5×9mm) | 書類の文字の訂正 |
認め印をそのまま訂正印として使うのはOK?
急いでいる場合、「認め印(三文判)で訂正しちゃおう」と思うかもしれませんが、これはあまりおすすめできません。
前述の通り、認め印は直径が10.5mm以上あり、訂正箇所の小さなスペースには大きすぎることが多いからです。
また、公的な文書や、企業の経理書類などでは、「訂正印は認め印とは区別して、小さい印鑑を使うこと」とルールで定められている場合もあります。
訂正印は数百円から手に入るものですから、トラブルを避けるためにも、正式なサイズの訂正印を一つ用意しておくことが賢明です。
訂正印と「認め印」「三文判」はどう違う?用途別の使い分け
訂正印を探していると、「認め印」「三文判」といった、似たような言葉が出てきて混乱することがありますよね。
どれも日常的に使う印鑑ですが、それぞれ役割が異なります。
この違いを理解しておけば、書類への捺印で恥をかくこともなく、スムーズに手続きを進めることができますよ!
3つの印鑑の定義と役割
まずは、それぞれの印鑑の定義と主な用途を確認しましょう。
| 名称 | サイズ(目安) | 定義と役割 | 公的な書類への適性 |
| 実印 | 13.5mm~18mm | 自治体に登録された「本人証明」の印鑑。最も重要。 | ◎(必須) |
| 銀行印 | 12mm~15mm | 銀行に登録された、金銭取引専用の印鑑。 | 〇(必須) |
| 認め印 | 10.5mm~12mm | 日常の「確認」「承諾」を示す印鑑。 | 〇(日常的な契約など) |
| 訂正印 | 6mm(5×9mm) | 書類に誤りがあった際、「訂正した証」として押す専用の印鑑。 | 〇(訂正箇所限定) |
訂正印と認め印の決定的な違い
認め印と訂正印は、「日常的な承認・訂正」という比較的軽い用途で使われますが、決定的に違うのは「サイズ」と「用途」です。
- 認め印:書類全体の承認や受領を示すため、少し大きめで印影がはっきり見える必要があります。
- 訂正印:訂正箇所に押すため、文字を邪魔しないよう、あえて小さく作られています。
「三文判」というのは、安価で大量生産された認め印の総称であり、印鑑の種類を指すものではありません。100円ショップで売っている認め印は、まさに三文判にあたります。
訂正印が必要なシチュエーション
訂正印は、主に以下のシチュエーションで必要になります。
- 経理書類や請求書:金額や日付のミスを訂正する際。
- 公的機関への提出書類:役所や学校に提出する申込書で、記入ミスがあった場合。
- 社内の稟議書や申請書:上司や担当者が内容を修正した際。
特に重要なのは、「訂正箇所には、その訂正に責任を持つ人物の印が必要」ということです。
だからこそ、誰の印鑑か明確にするためにも、訂正印は認め印と同じ名字の印鑑を使うのが原則となっています。
認め印を一つ持っている方も多いと思いますが、訂正印は認め印とセットで、できればツインネーム印など一体型で持っておくと、非常に便利ですよ。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングで訂正印を買うメリット
「近くのお店では珍しい名字の訂正印が見つからない」「仕事が忙しくてお店に行く時間がない」という方にとって、オンラインショッピングは最高の選択肢です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトで訂正印を購入するメリットは非常に大きいです。
圧倒的な品揃えと別注品の簡単注文
実店舗では、どうしても店頭に置ける商品の種類に限りがあります。
しかし、オンラインショップであれば、既製品だけでなく、別注品も含めて無限に近い品揃えから選ぶことができます。
オンライン購入のメリット
- 珍しい名字でも確実に見つかる:別注品を扱う印鑑ストアが多数出店しているため、名字の心配は一切不要です。
- デザイン・材質が豊富:おしゃれなキャラクターものから、高級なチタン製、伝統的な黒水牛まで、実店舗では見られない商品が手に入ります。
- 24時間いつでも注文可能:自分の都合の良い時間に、ゆっくりと比較検討しながら購入できます。
特に別注品の場合、店頭で申込書に記入するよりも、オンラインのフォームに名前を入力するだけで簡単に注文が完了するため、手軽さの面でも優れています。
価格比較と最短納期での入手
大手ECサイトの最大の強みは、「価格の比較が容易であること」と「納期が早いこと」です。
- 価格競争:多くの印鑑ストアが出品しているため、自然と価格競争が起こり、高品質な商品が安価に手に入る傾向があります。
- 最短当日・翌日発送:一部のストアでは、注文を受けてからすぐに作成・発送する「特急サービス」を提供しています。これは、急ぎで別注品が欲しい場合に非常に助かります。
もし、今すぐ訂正印が欲しいという場合は、「当日発送」「翌日出荷」といったキーワードで検索してみると良いでしょう。
モモストアがおすすめするオンライン購入時のチェックポイント
オンラインで訂正印を選ぶ際は、以下の点に注目してください。
| チェック項目 | 詳細 |
| レビュー・評価 | 実際に購入した人の評価が高いか、印影の鮮明さに関するコメントがあるか確認しましょう。 |
| 書体の種類 | 楷書体、行書体など、選べる書体が多いほど、こだわりの一本が作れます。 |
| インク補充 | シャチハタ式の場合、専用の補充インクが販売されているかを確認しましょう。 |
| 送料と納期 | 急ぎの場合は、納期が早いだけでなく、送料無料のサービスがないかチェックしましょう。 |
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで「訂正印」と検索すれば、あなたのニーズに合った完璧な一本が必ず見つかりますよ。
ついでにおしゃれな印鑑ケースも一緒に探してみるのも楽しいかもしれませんね!
訂正印はメルカリやラクマなどのフリマアプリでも購入できる?
最近では、あらゆるものがフリマアプリで取引されていますよね。
「訂正印もメルカリやラクマで売っているのかな?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
結論から言うと、フリマアプリでも訂正印の購入は可能です。しかし、利用する際にはいくつか注意点があります。
フリマアプリで見つかる訂正印の種類
フリマアプリでは、主に以下の2種類の訂正印が出品されています。
- 既製品の未使用品・中古品:「間違えて同じ名字を買ってしまった」「部署が変わって不要になった」といった理由で出品される、一般的な名字の既製品の訂正印です。
特にシャチハタ式は、インク残量が残っているものが多く、安価に手に入る可能性があります。 - ハンドメイド・別注品のオーダー受付:「ハンドメイドの印鑑ケースとセットで販売」や、「別注品を代行で注文し、完成品を発送する」といったサービスを個人で展開しているケースもあります。
ただし、これは印鑑専門店ではなく、個人間の取引になるため、品質や納期については慎重な確認が必要です。
フリマアプリを利用する際の最大の注意点
フリマアプリは安価で手に入りやすい反面、「衛生面」と「印面の状態」に特に注意が必要です。
- 衛生面:中古品の場合、他の人が使った印鑑であるため、気になる方は避けた方が良いでしょう。特に朱肉を使うタイプは、印面にゴミが付着している可能性もあります。
- 印面の状態:シャチハタ式の場合、インクがどれだけ残っているか、またはインクの補充が可能かを確認する必要があります。出品者に「試し押しの写真」を見せてもらうのが一番確実です。
- 既製品か別注か:既製品であれば問題ありませんが、別注品のオーダー受付を利用する場合は、名前の誤字脱字がないか、キャンセルが可能かなど、細心の注意を払ってメッセージのやり取りをしましょう。
フリマアプリでの「印鑑」取引は特殊性がある
印鑑は、個人の名前や承認を証明する「個人の象徴」とも言える重要なアイテムです。
そのため、中古の印鑑を他人が使用することは、セキュリティの観点からも推奨できません。
もしフリマアプリで購入する場合は、「全く使用していない新品の既製品」に限定するか、あくまで消耗品として割り切って購入することをおすすめします。
長い目で見て安心・安全な一本が欲しいなら、やはり印鑑専門店や大手ECサイトのストアでの購入が最も安心です。
訂正印を使う上で知っておきたい正しい訂正方法とルール
訂正印は、ただ「間違えたところに押せばいい」というものではありません。
書類の訂正には、「正式なルール」があり、これを守らないと、訂正が無効になったり、書類全体が信頼性を失ったりする可能性があります。
正しい訂正方法をマスターして、スマートなビジネスパーソンを目指しましょう!
訂正の基本ルール:二重線と訂正印
書類の文字を訂正する際の基本は、以下の3つのステップです。
- 二重線を引く:間違えた文字の上に、定規を使ってきっちりと二重線(または一本線)を引きます。文字が読める程度に薄く引くのがマナーです。
- 訂正印を押す:二重線にかかるように、または二重線のすぐ横に、訂正印(6mmの印鑑)を押します。
- 正しい文字を記入する:二重線の近くの余白(通常は上や下)に、正しい文字を記入します。
このとき、「修正液や修正テープは絶対に使用しない」というのが鉄則です。
修正液などを使ってしまうと、いつ、誰が、何を訂正したのかが分からなくなり、書類の信頼性が損なわれてしまいます。
訂正箇所の数字を記入する「〇文字削除、〇文字追加」のルール
さらに正式な書類では、訂正印を押した後に、「何文字削除して、何文字追加したか」を記入するルールがあります。
例:住所の「一丁目」を「二丁目」に訂正したい場合
- 「一」の上に二重線を引き、その上に訂正印を押す。
- 余白に「二」と記入する。
- 訂正印の近くに「1文字削除、1文字追加」と記入する。
この「〇文字削除、〇文字追加」の記入は、改ざん防止の重要な役割を果たします。
銀行や公的機関に提出する書類、または会社の重要な契約書などでは、この記入を求められることが多いので、必ず覚えておきましょう。
訂正印のインク色に関するマナー
原則として、訂正印のインク色は、朱色(赤色)を使います。
これは、日本の印鑑文化において「朱色=正式な承認の色」とされているからです。
特に、公的書類では黒や青のインクは避け、朱肉を使うタイプの印鑑、または朱色のシャチハタ式訂正印を使用してください。
知っておきたい豆知識
印鑑は「押す」ではなく「捺印(なついん)」というのが正しい表現です。
ビジネスシーンでは、こうした言葉遣いにも気をつけると、さらに印象がアップしますよ。
シャチハタ式と朱肉を使う訂正印、おすすめはどっち?
訂正印を購入する際、多くの人が迷うのが「シャチハタ式」と「朱肉を使うタイプ」のどちらを選ぶかという点です。
どちらにもメリット・デメリットがあり、あなたの主な使用用途によって最適な選択肢が変わってきます。
シャチハタ式(浸透印)のメリット・デメリット
シャチハタ式(正式には「浸透印」)は、インクが内蔵されており、朱肉を使わずにポンと押せるタイプです。
多くの人が「訂正印」と聞いて思い浮かべるのは、このタイプかもしれません。
メリット
- 手軽さ:朱肉を持ち運ぶ必要がなく、すぐに押せます。
- 速乾性:押した後にインクが乾くのが早く、書類を汚しにくいです。
- 携帯性:小型でペン型になっているものもあり、持ち運びに便利です。
デメリット
- 公的書類での制限:公的な書類(役所、銀行、保険関係など)では、「シャチハタ不可」とされることが非常に多いです。インクが変質しやすく、耐久性に劣ると見なされるためです。
- インク切れ:インクが切れると補充が必要で、補充を怠ると使えなくなります。
シャチハタ式は、「社内文書や宅配便の受領など、日常的な軽い用途」に最適です。
朱肉を使うタイプのメリット・デメリット
朱肉を使うタイプは、木製やチタン、プラスチックなどの印材を朱肉につけてから押す、伝統的な印鑑です。
認め印や実印と同じ構造をしています。
メリット
- 耐久性・信頼性:印影が消えにくく、変質しないため、公的な書類にも問題なく使えます。
- 高級感:チタンや黒水牛などの印材を選べば、長く使える高級感のある一本になります。
- どこでも使える:朱肉が使える場所であれば、インク残量を気にせず使えます。
デメリット
- 朱肉が必要:印鑑本体とは別に朱肉を持ち運ぶ必要があります。
- 手間:押すたびに朱肉をつける手間がかかります。
朱肉を使うタイプは、「公的書類や重要な契約書、長く愛用したい一本」に最適です。
モモストアとしては、日常用にはシャチハタ式、重要書類用には朱肉を使うタイプを、2本セットで使い分けることをおすすめします!
訂正印に関するよくある質問(Q&A)
訂正印を購入したり、使用したりする際によくある疑問を、Q&A形式でまとめてみました。
あなたの疑問もここで解決するかもしれませんよ!
Q1: 訂正印のインクが薄くなってきたら、どうすればいいですか?
A: シャチハタ式の訂正印の場合、インクが薄くなったら、専用の補充インクを購入して補充する必要があります。
他のインクを使ってしまうと、印面が詰まったり、インクが滲んだりする原因になりますので、必ずメーカー指定のインクを使用してください。
補充インクは、訂正印を購入したお店(文房具店、ホームセンター、オンラインショップ)で一緒に購入できます。
補充インクの購入時の注意点
印鑑本体に記載されている「品番」を確認し、それに合った補充インクを選びましょう。品番は印鑑の側面などに小さく記載されていますよ。
Q2: 訂正印を間違えて違う名字で買ってしまいました。交換はできますか?
A: 既製品の場合、未開封であれば購入した店舗の返品・交換規定に従って対応してもらえる可能性があります。
しかし、一度でもパッケージを開封してしまったり、試し押しをしてしまったりすると、中古品扱いとなり、返品・交換は難しくなります。
オンラインで購入した別注品の場合は、基本的に「受注生産」のため、購入者側のミスによる返品・交換はできません。注文時には、名前の漢字やスペルを何度も確認しましょう。
Q3: 訂正印はどこに保管するのがベストですか?
A: 訂正印は、重要な役割を持つ印鑑なので、紛失しないように保管場所を決めておくことが大切です。
- シャチハタ式:高温多湿を避けた引き出しやペン立て。ペンケースに入れて持ち運ぶのも便利です。
- 朱肉を使うタイプ:専用の印鑑ケースに入れ、鍵のかかる引き出しや、金庫など、セキュリティの高い場所に保管しましょう。
印鑑を紛失すると、悪用される危険性もありますので、実印や銀行印と同じく、厳重に管理してくださいね。
Q4: 訂正印で二重線を引き忘れてしまいました。訂正は無効になりますか?
A: 二重線は訂正の「証拠」として非常に重要ですが、訂正印が押されていれば、完全に無効になることは少ないです。
しかし、書類を受け取る側(特に公的機関や銀行)から「正式な手続きを踏んでいない」として、訂正のやり直しや書類全体の書き直しを求められる可能性が高くなります。
手間を省くためにも、必ず二重線を引いてから訂正印を押すという手順を守るようにしてください。
Q5: 訂正印を紛失してしまいました。どうすればいいですか?
A: 訂正印は認め印と同じく、特に登録が必要な印鑑ではありませんので、紛失しても役所への届け出などは不要です。
しかし、すぐに新しい訂正印を購入するようにしてください。
万が一、第三者に悪用される可能性もゼロではありませんので、できれば書体や印材を変えて、以前のものとは違う訂正印に買い替えることをおすすめします。

