ピアッサーはどこで買える？失敗しないための選び方と販売店を徹底解説！

こんにちは、モモストアです！「ピアッサーってどこで売ってるの？」と疑問に思っている方は多いですよね。
初めてピアスを開ける方は特に、どこで買っていいか、どんな種類があるのか、不安なことがたくさんあると思います。

この記事では、ピアッサーが手に入る店舗の種類から、ネット通販のメリット・デメリット、そして後悔しないための選び方まで、詳しく徹底解説します。
この記事を読めば、もう迷うことはありません！さっそく見ていきましょう！

ピアッサーはどこで買える？市販されている主な店舗一覧

ピアッサーは医療機器に分類されるため、薬機法に基づき、販売できる店舗や購入時の注意点があります。主に市販されている場所は、大きく分けて「実店舗」と「ネット通販」の2種類です。

まずは、実店舗での具体的な購入場所をチェックしていきましょう。急いでいる方や、実際に手に取って選びたい方には実店舗がおすすめです。

実店舗で購入できる主な場所と特徴

ピアッサーを取り扱う実店舗は多岐にわたりますが、在庫状況や価格帯、専門性には差があります。ご自身の住んでいる地域や、求めるアドバイスの有無に応じて選ぶのが賢明です。

実店舗のメリットは、なんといっても「実物を手に取って確認できる」ことと、「店員さんに相談できる」点にあります。パッケージを見て、素材やゲージ（太さ）を確認できるのは安心ですよね。特に初めてのピアッシングの場合は、知識のある店員さんに相談できると不安が和らぎます。

主な購入場所と、それぞれの特徴を以下の表にまとめました。

店舗の種類	主な取り扱い商品	特徴・メリット
ドラッグストア	瞬間式ピアッサー、消毒液	比較的安価で手軽に購入できる。店舗数が多くアクセスしやすい。
ドン・キホーテ	多様なデザインのピアッサー、雑貨	深夜まで営業している店舗が多く、急に必要になったときに便利。
バラエティショップ（ロフトなど）	品質重視のピアッサー、アフターケア用品	品質の高い商品が多く、おしゃれなデザインや、耳たぶ以外のピアッサーも充実。
ピアス専門店	医療用、軟骨用、ボディピアス用	最も専門性が高く、素材やトラブルに関するアドバイスがもらえる。

このように、店舗によって強みが異なります。例えば、「まずは試しに開けてみたい」という方はドラッグストア、「おしゃれなファーストピアスを選びたい」方はバラエティショップや専門店、というように使い分けるのがおすすめです。

ただし、店舗によっては在庫がない場合や、取り扱いブランドが偏っていることもありますので、事前に電話で確認すると二度手間にならずに済みますよ！

最近は、インターネットでピアッサーの取り扱い店舗を地図で検索できるようになっているので、活用してみてくださいね。

ドラッグストア（マツキヨ、スギ薬局など）でのピアッサーの取り扱い状況

最も身近な購入場所の一つであるドラッグストア。
薬や日用品のついでにピアッサーも買えたら便利ですよね。ここでは、大手ドラッグストアチェーンでのピアッサーの取り扱いについて、詳しく見ていきましょう。

主要ドラッグストアの販売傾向と注意点

マツモトキヨシ、スギ薬局、ウエルシア、ツルハドラッグといった大手チェーン店では、多くの店舗でピアッサーが販売されています。しかし、その取り扱いには共通した傾向と、知っておくべき注意点があります。

販売傾向：

• 種類は限定的：ほとんどの場合、耳たぶ用の「瞬間式」ピアッサーがメインで、軟骨用やへそ用などのボディピアス用はほとんど置かれていません。
• 有名メーカーが中心：「JPS株式会社」や「ナック社」など、日本の主要なピアッサーメーカーの商品が中心です。品質は信頼できるものが多く、安心して使用できます。
• 在庫は医薬品コーナー付近：カミソリやヘアアクセサリー、あるいは衛生用品や医薬品のコーナーなど、レジから少し離れた場所に陳列されていることが多いです。

購入時の注意点：

• 薬剤師がいない時間帯：ピアッサーは高度管理医療機器または管理医療機器に該当するため、販売には登録販売者や薬剤師の資格が必要です。夜間など、担当者が不在の場合は販売を断られることがあります。
• 陳列方法：盗難防止のため、鍵のかかったショーケース内に陳列されていることが多いです。店員さんに声をかけて取り出してもらう必要があります。
• アフターケア用品：消毒液は手に入りますが、専用のジェルや軟膏などは置いていない場合が多いです。

特に地方の店舗や小型店舗では、取り扱い自体がないこともあります。もし最寄りのドラッグストアで購入を考えているなら、事前に「ピアッサーの在庫と、購入可能時間」を電話で確認しておくのが最も確実な方法です。

また、価格帯は一般的に1,500円～3,000円程度と、比較的リーズナブルなものが中心です。「ドラッグストアのピアッサーの価格相場」を調べてみると、さらに詳しくわかりますよ。

ドラッグストアは手軽さが最大のメリットですが、デザインや素材の選択肢は少ないため、こだわりたい方は他の店舗も検討してみてくださいね。

ドン・キホーテ（ドンキ）でピアッサーは売っている？価格帯も紹介

何でも揃う驚安の殿堂、ドン・キホーテ（ドンキ）は、ピアッサーを探している方にとって、ドラッグストアと並んで有力な候補の一つですよね！
特に、夜遅くまで営業している店舗が多いので、急に「今すぐ開けたい！」と思い立ったときにも頼りになります。

ドンキのピアッサーの特徴とおすすめポイント

結論から言うと、ドン・キホーテでは多くの店舗でピアッサーが販売されています。しかし、その品揃えと陳列方法は、他の店舗とは少し異なります。

ドンキでピアッサーを探すときのポイント：

• 場所：アクセサリーやコスメ、カラコンなどが陳列されている「ビューティー・ヘルスケア」系のコーナー、または「医薬品」コーナーの近くで見つかることが多いです。
• 品揃え：ドラッグストアよりもデザインの種類が豊富な傾向にあります。シンプルなものだけでなく、ストーン付きやカラフルなものなど、ファーストピアスにそのまま使えるおしゃれなデザインが多いのが魅力です。
• 価格帯：こちらも1,500円～3,500円程度で、特にセット商品やコラボ商品など、ドンキならではの少しユニークな商品が並ぶこともあります。

ドンキで購入する最大のメリットは、「手軽に、豊富なデザインから選べる」ことです。学校や職場の規定で目立たないものを選びたい人も、個性的なデザインを楽しみたい人も、一定の選択肢があるのが嬉しいですよね。

ただし、ドンキの店員さんは、ピアスに関する専門的な知識を持っているとは限りません。素材やアレルギーに関する詳細なアドバイスを求める場合は、専門店や病院に相談するのがベストです。あくまで、「商品を探して買う」場所として活用しましょう。

「ドン・キホーテのピアッサーの種類」を事前に調べてから行くと、さらにスムーズに購入できますよ。

バラエティショップ（ロフト、東急ハンズなど）はピアッサーの品揃えが豊富？

おしゃれな雑貨やコスメが集まるロフトや東急ハンズ（ハンズ）といったバラエティショップは、デザイン性や品質にこだわりたい方にぴったりの購入場所です。特に、初めてのピアッシングで、「失敗したくないから、少し高くても信頼できるものがいい」と考えている方には、特におすすめできます。

高品質なピアッサーが揃うバラエティショップの魅力

バラエティショップは、ドラッグストアやドンキと比べて、「品質」や「専門性」に特化した商品が多いのが特徴です。

バラエティショップのメリット：

• 素材の選択肢が広い：アレルギー対応に優れた医療用チタンや、サージカルステンレスを使用したピアッサーが豊富に揃っています。金属アレルギーが心配な方も、安心して選びやすい環境です。
• 軟骨用ピアッサーの取り扱い：耳たぶ用だけでなく、ヘリックスなどの軟骨に対応したピアッサーも多く取り扱われています。
• 周辺アイテムが充実：ピアッシング後のトラブルを防ぐための専用ジェルや、ファーストピアスを保護するアイテムなど、関連商品もまとめて購入できます。

価格帯は、ドラッグストアやドンキよりもやや高め（2,000円～4,000円程度）になる傾向がありますが、その分、素材や使いやすさに配慮された高品質な商品が多いです。

購入時には、パッケージの裏面などに記載されている「医療機器承認番号」を確認すると、さらに安心感が増します。これは、厚生労働省の承認を得た医療機器であることを示す番号で、安全性の基準を満たしている証明です。

ただし、店舗によっては、ピアッサーの陳列場所が「アクセサリー売り場」と「ヘルスケア売り場」に分かれていることもあるので、見つからない場合は店員さんに聞いてみてくださいね。バラエティショップは、購入する際の「安心感」と「デザイン性」のバランスが最も取れている場所と言えるでしょう。

「ロフトでのピアッサーのラインナップ」を事前にチェックしておくと、欲しい商品があるかどうかが分かります。

ピアス専門店やアクセサリーショップ（ボディピアス店）で購入するメリット

ピアッサー選びに最も専門的なアドバイスを期待できるのが、ピアス専門店やボディピアスを専門に扱うアクセサリーショップです。特に、耳たぶ以外の場所に開けたい方や、過去に金属アレルギーなどのトラブル経験がある方には、強くおすすめしたい購入場所です。

専門店ならではのきめ細やかなサポート体制

専門店は、単に商品を売るだけでなく、ピアッシングに関する深い知識と経験を持ったスタッフが常駐していることが最大のメリットです。

専門店を利用する具体的なメリット：

• 専門的な知識：ゲージ（太さ）、素材（チタン、サージカルステンレスなど）、アフターケアの方法について、医学的な観点も交えたアドバイスをもらえることがあります。
• 多様なピアッサーの選択肢：滅菌された状態で梱包された高品質な医療用ピアッサーはもちろん、セルフピアッシングでは難しいとされる軟骨やトラガス用のピアッサーや、特殊なゲージの商品も取り扱っています。
• トラブル対応：万が一トラブルが発生した場合の初期対応や、病院へ行くべきかどうかの判断基準についても、相談に乗ってもらえるケースが多いです。

また、専門店では、ピアッサーだけでなく、ファーストピアス後のセカンドピアスについても豊富な品揃えがあります。自分の好みに合ったデザインのピアスを最初から選べるのも、おしゃれを楽しみたい方には嬉しいポイントですよね。

ただし、専門店はドラッグストアなどに比べて店舗数が少なく、都会に集中している傾向があります。アクセスが難しい場合は、後述するネット通販の利用を検討しましょう。

価格帯は、専門的な商品が多い分、他の店舗よりも高め（3,000円～5,000円程度）になることもありますが、「安全」と「安心」を買うと思えば、決して高い買い物ではないはずです。ピアッシングは一生モノの経験ですから、慎重に選びたいですね。

特に専門的な知識が必要なボディピアスの場合は、「ボディピアス専門店の評判」などを事前にネットで調べてから訪れると、より良いサービスを受けられるでしょう。

【結論】ネット通販（Amazon、楽天、Yahoo!）で買うのが最もおすすめな理由

実店舗での購入場所を見てきましたが、モモストアが最終的に最もおすすめしたいのは、ズバリ「ネット通販」での購入です！
「え、実際に見て買えないのは不安…」と思うかもしれませんが、今の時代、ネット通販はピアッサーを購入する上で、安全性、価格、品揃えの全てにおいて最強の選択肢となっています。

ネット通販が最強である3つの理由

なぜネット通販がおすすめなのか、その具体的な理由を3つご紹介します。

理由1：圧倒的な品揃えと詳細な情報

実店舗では、スペースの都合上、どうしても置ける商品の種類が限られてしまいます。しかし、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトでは、国内の主要メーカー品から、海外の専門的なピアッサーまで、驚くほどの種類が揃っています。

さらに、商品ページには、素材、ゲージ、有効期限、使用方法、そして「医療機器承認番号」といった重要な情報が詳細に記載されています。実店舗でパッケージの小さな文字を読むよりも、よほど分かりやすい情報が得られます。

理由2：価格競争によるリーズナブルな設定

ネット通販は、多くの販売者が競争しているため、実店舗よりも価格が安く設定されていることが多いです。特にセット商品や、アフターケア用品とピアッサーがセットになったお買い得な商品を見つけやすいのも大きなメリットです。

また、ポイント還元やセールを利用すれば、さらに安く購入することも可能です。

理由3：口コミ・レビューで事前に評価を確認できる

これがネット通販最大の強みかもしれません。実際にその商品を使った人の「口コミ」や「レビュー」を、購入前に何十件、何百件と確認できます。

「痛みが少なかった」「一瞬で開いた」「ファーストピアスのデザインが可愛い」といったポジティブな意見だけでなく、「使い方が少し難しかった」「ファーストピアスが取れやすかった」といったネガティブな意見も参考にできるため、失敗するリスクを大幅に減らすことができます。

ただし、購入する際は、「販売元が信頼できるか」「医療機器承認番号が記載されているか」を必ず確認するようにしてください。信頼性の低い販売者から購入するのは避けましょう。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで「医療用ピアッサーのレビュー」を比較してみると、人気の傾向がすぐに分かりますよ。

メルカリなどのフリマアプリでピアッサーを購入するのはアリ？

ネット通販といえば、Amazonや楽天といった大手サイトの他に、メルカリやラクマなどのフリマアプリも選択肢として頭に浮かぶかもしれません。「少しでも安く手に入れたい」「もう販売されていない限定品が欲しい」といった理由で、フリマアプリの利用を考える方もいるでしょう。
しかし、モモストアとしては、ピアッサーをフリマアプリで購入することには、非常に慎重になるべきだと強くお伝えしたいです。

フリマアプリ購入の潜在的な危険性

なぜフリマアプリでの購入が推奨されないのか。それはピアッサーが「肌に直接触れ、傷をつける」医療機器だからです。一般の商品とは異なり、安全性や衛生面が最も重要になります。

フリマアプリ購入の主なリスク：

リスクの種類	具体的な危険性	影響
衛生面の問題	滅菌状態が保証されない（一度開封された可能性）	感染症や炎症を引き起こすリスク
有効期限切れ	メーカー保証の有効期限が切れている可能性がある	ピアッシングの失敗、針の動作不良
偽造品の可能性	正規品ではない、または粗悪品である可能性	素材不良によるアレルギー発症
法律違反	ピアッサーは医療機器のため、個人間の転売は薬機法に抵触する可能性がある	知らずに法を犯すリスク

特に懸念されるのが、「滅菌状態」です。ピアッサーは、製造工程で完全に滅菌され、密封されています。一度開封されてしまうと、雑菌が繁殖する可能性があり、それを肌に使用することは感染症のリスクを伴います。安易に「未使用品」という言葉を信用するのは危険です。

また、ピアッサーには有効期限が設定されているものがほとんどです。期限が切れると、内部のバネの力が弱まり、ピアッシングが途中で止まってしまうなど、「ピアッシングの失敗」に直結する恐れがあります。

Amazonや楽天市場など、正規の販売ルートを利用すれば、これらのリスクをゼロに抑えることができます。数百円の節約のために、ご自身の健康や安全を危険に晒すことは避けるべきです。ピアッサーは新品の正規流通品を購入しましょう。

ピアッサーを選ぶ上で絶対に失敗しないための4つのポイント

購入場所がわかったら、次は「どんなピアッサーを選べば良いか」が重要になってきます。
特に初めてピアッシングをする方は、「どれも同じに見える…」と感じるかもしれません。しかし、選び方を間違えると、アレルギーや炎症、ピアッシングの失敗といったトラブルにつながることがあります。

後悔しないピアッサー選びのチェックリスト

絶対に失敗しないために、以下の4つのポイントを必ずチェックしましょう。

ポイント1：ファーストピアスの素材を最優先でチェック！

ピアッシング後、ファーストピアスは最低でも1ヶ月間はつけっぱなしになります。この期間に、ピアスホールを完成させるための重要な役割を果たすため、素材選びは最も重要です。

最も安全な素材：

• 医療用チタン：アレルギー反応を起こしにくい素材として、最も推奨されています。非常に軽量で、金属アレルギーの心配がある方に最適です。
• サージカルステンレス（SUS316L）：医療用のメスにも使われる素材で、安価でありながらアレルギーを起こしにくいとされています。ただし、ごく稀にニッケルが含まれるため、重度の金属アレルギーの方は注意が必要です。
• 純金・純プラチナ：非常に高価ですが、こちらもアレルギーのリスクは低いです。

避けるべき素材：安価な「メッキ」や「合金」は、金属アレルギーの原因となりやすいため、ファーストピアスとしては絶対に選ばないでください。パッケージに必ず素材が明記されているか確認しましょう。

ポイント2：有効期限と医療機器承認番号の確認

前述の通り、ピアッサーは「医療機器」です。有効期限が切れていないか（購入後すぐに使用する場合でも）を確認し、必ず「医療機器承認番号」が記載されている製品を選びましょう。これにより、国の基準を満たした安全な製品であると保証されます。

ポイント3：ピアッサーのタイプ（瞬間式 or バネ式）を理解する

ピアッサーには、一瞬で穴が開く「瞬間式」と、自分でバネを操作して開ける「バネ式」があります。初めての方は、痛みが少なく、失敗しにくい「瞬間式」を選ぶのがおすすめです。

ポイント4：開けたい場所に応じたゲージ（太さ）を選ぶ

ピアスの穴の太さ（直径）を示す単位を「ゲージ（G）」と言います。数字が小さいほど太くなります。

開けたい場所	推奨ゲージ（G）	特徴
耳たぶ	16G（標準）、18G（細め）	最も一般的なゲージです。
軟骨（ヘリックスなど）	14G、16G	耳たぶより太い14Gが推奨されることが多いです。

太い方がピアスホールが安定しやすいというメリットもありますが、初めての方は標準的な太さを選び、徐々に拡張していくのが一般的です。自分の開けたい場所に合わせて選びましょう。

初めてのピアッシング！ピアッサーの種類とゲージの選び方

ピアッサーを選ぶ上での基本的なポイントは理解いただけたと思いますが、ここではもう少し深掘りして、ピアッサーの種類とゲージについて解説します。
この知識があれば、店頭やネット通販で迷うことなく、自分に合った最適なピアッサーを選ぶことができますよ。

ピアッサーの2大タイプ：瞬間式とバネ式

現在主流となっているピアッサーは、大きく分けて以下の2種類があります。

瞬間式ピアッサー（最もおすすめ！）

• 仕組み：トリガー（引き金）を最後までカチッと押し込むだけで、一瞬で針が通り、同時にファーストピアスが装着される仕組みです。
• メリット：痛みが少なく、短時間でピアッシングが完了するため、初めての方でも失敗しにくいです。また、手元がブレる心配が少ないのも魅力です。
• デメリット：価格がやや高めになる傾向があります。

バネ式（スプリング式）ピアッサー

• 仕組み：トリガーを操作すると、内部の強力なバネが作動し、瞬間的に針が打ち込まれるタイプです。
• メリット：瞬間式よりも構造がシンプルで、比較的安価なものが多いです。
• デメリット：ピアッシング時に大きな音がするため、人によっては驚いてしまうことがあります。また、バネの力が弱いと、途中で針が止まってしまうリスクもあります。

モモストアとしては、多少コストがかかっても、安全性と確実性の高い「瞬間式」を強く推奨します。特にセルフピアッシングに慣れていない方は、瞬間式を選ぶのが後悔しないコツです。

ゲージの深掘り：細いと太いの違い

ピアスの太さを示すゲージは、ピアッシング後のホールの安定に深く関わってきます。

ゲージ	太さ（直径）	主な用途	特徴
18G	約1.0mm	一般のファッションピアスと同じ太さ	穴が小さく目立ちにくいが、安定までに時間がかかることがある
16G（推奨）	約1.2mm	ピアッサーで最も主流な太さ	穴が安定しやすく、ファッションピアスの大半が使用可能
14G	約1.6mm	軟骨ピアスやボディピアスで主流	穴が太く、安定が早い。耳たぶが厚い人にもおすすめ

耳たぶに開ける場合、16Gを選ぶのが最も無難で失敗が少ないです。18Gだと、ピアスホールの完成後、少し太めのファッションピアスを付けたいときに通りにくいことがありますし、14Gは安定が早い反面、ピアッシング時の痛みが強くなる可能性があります。

自分の耳たぶの厚さや、今後付けたいピアスの種類を考慮して、最適なゲージを選びましょう！

ピアッサー購入後すぐに知っておきたい正しい使い方と注意点

ピアッサーを購入し、いざピアッシング！となる前に、正しい使い方と、後で後悔しないための重要な注意点を把握しておくことが不可欠です。
知識がないまま進めてしまうと、斜めに開いてしまったり、感染症を引き起こしたりするリスクが高まります。安全なピアッシングのために、以下の手順とポイントをしっかりと頭に入れておきましょう。

安全なピアッシングのための5つのステップ

ここでは、最も主流で失敗しにくい「瞬間式ピアッサー」を使った場合の基本的な手順を解説します。

ステップ1：マーキング

ピアッシングしたい位置に、皮膚用のペンなどで正確に印をつけます。これがホールの位置になりますから、鏡で横や後ろからも見て、左右のバランスを慎重に確認しましょう。位置が気に入らなければ、何度でもやり直して大丈夫です。

ステップ2：消毒（耳たぶと手）

ピアッシングを行う前に、耳たぶの表と裏、そして手を石鹸で丁寧に洗い、アルコールや専用の消毒液で消毒します。不衛生な状態で行うと、感染症の原因となるため、この工程は絶対に怠らないでください。

ステップ3：固定とピアッサーの準備

ピアッサーの先端にマーキングした印が来るように、耳たぶを挟んで固定します。このとき、ピアッサーが耳たぶに対して「垂直」になっているかを再度確認してください。斜めになると、ピアスホールが使いにくい角度になってしまいます。

ステップ4：ピアッシング実行

息を吸い込み、吐き出しながら、一気に最後までトリガーを押し込みます。途中でやめたり、ゆっくり力を加えたりすると、針が中途半端な位置で止まってしまい、ピアッシングに失敗する可能性が高まります。迷わず、勢いよく「カチッ」と音がするまで押し込みましょう。

ステップ5：ピアッサーを取り外す

音が鳴ったら、ピアッサーを静かに耳たぶから外し、ファーストピアスがしっかりと装着されているかを確認します。血が出ることがありますが、清潔なガーゼなどで優しく拭き取りましょう。

最も重要な注意点：有効期限と無理なピアッシング

• 有効期限は厳守：パッケージに記載されている有効期限を過ぎたピアッサーは使用しないでください。針の切れ味が悪くなっていたり、バネが弱くなっていたりする可能性があります。
• 体調不良時は避ける：体調が悪いとき、寝不足のときなどは、身体の免疫力が低下しているため、ピアッシングを避けましょう。体調が良いときに安全に行うのが鉄則です。

ピアッシング後のアフターケア用品も一緒に買える場所

ピアッサーの購入はゴールではありません。むしろ、ピアスホールを安定させるための「アフターケア」こそが、ピアッシング成功の鍵を握っています。
ピアッサーと一緒に、アフターケアに必要なアイテムをまとめて購入できる場所を知っておくと便利です。

アフターケア用品の種類と購入場所

アフターケア用品は、大きく分けて「消毒液」と「ケアジェル・軟膏」の2種類があります。これらをどこで購入できるかを見ていきましょう。

消毒液（マキロンなど）

• 役割：ピアッシング直後の傷口や、ファーストピアス周りの皮膚を清潔に保つために使われます。
• 購入場所：ドラッグストア、ドン・キホーテ、ネット通販の全てで手軽に入手できます。特にドラッグストアの医薬品コーナーには、消毒液の定番商品が豊富に揃っています。
• 注意点：あまり強い消毒液を使いすぎると、皮膚が乾燥してかえってトラブルの原因になることがあります。専用の低刺激性の消毒液を選ぶのがおすすめです。

ケアジェル・軟膏（ホール用保湿剤）

• 役割：ピアスホールが安定するまでの期間、乾燥を防ぎ、ファーストピアスとホールの滑りを良くして、ピアスを回しやすくするために使われます。
• 購入場所：バラエティショップ（ロフトなど）、ピアス専門店、ネット通販が中心です。ドラッグストアには置いていないことが多いので注意が必要です。
• 種類：「ピアチェーレ」や「セーフティピアッサー」といったメーカーから、専用のケアジェルが販売されています。特にネット通販では、これらのケアジェルがピアッサーとセットで売られていることが多く、非常に便利です。

ピアス専門店やバラエティショップなら、店員さんに相談しながら、ピアッサーとケア用品を同時に選ぶことができるため、手間が省けます。また、ネット通販なら「ピアッサー＋ケア用品セット」で検索すれば、必要なものが一度に手に入ります。

アフターケアは、ピアスホールが完成するまでの最低1ヶ月間（軟骨の場合はそれ以上）毎日続ける必要があります。忘れずに、購入段階で一緒に準備しておきましょう！

病院や皮膚科でピアッシングしてもらう場合の費用感

ここまで、セルフピアッシングのためのピアッサー購入場所について解説してきましたが、やはり「自分で開けるのは怖い」「絶対に失敗したくない」という方もいるでしょう。そんな方には、専門の病院や皮膚科でピアッシングしてもらう方法が最も安全で確実な選択肢となります。

医療機関でのピアッシングのメリットと費用相場

医療機関でピアスを開ける最大のメリットは、「衛生的で、万が一のトラブルにもすぐに対応してもらえる」という安心感です。

メリット：

• 清潔な環境：医療用の滅菌された器具を使用し、最も清潔な環境で施術を受けられます。感染症のリスクがほとんどありません。
• 正確な位置：医師や看護師といったプロが、解剖学的な知識に基づいて、最適な位置に正確にピアッシングしてくれます。
• 麻酔の使用：痛みに弱い方は、局所麻酔を使用してもらえる場合があり、痛みを最小限に抑えられます。
• トラブル対応：万が一、ピアッシング後に腫れや化膿といったトラブルが発生した場合も、すぐに診察・処置を受けられます。

費用相場：

医療機関でのピアッシングは、基本的に健康保険が適用されず、「自由診療」となります。そのため、病院によって料金が大きく異なります。

部位	片耳あたりの相場（税込）	料金に含まれるもの
耳たぶ	3,000円 ～ 6,000円	施術料、ファーストピアス代（医療用チタンなど）
軟骨	5,000円 ～ 10,000円	施術料、ファーストピアス代、麻酔代（別料金のことも）

この料金には、ピアッサー（ファーストピアス込み）の代金と、施術料が含まれていることが一般的です。セルフでピアッサーを購入するよりも高くなりますが、「失敗しない確実な方法」として考えれば、納得のいく費用ではないでしょうか。

特に、初めてピアスを開ける方や、アレルギー体質の方、耳たぶが厚い方などは、迷わず医療機関での施術を選ぶことをモモストアはおすすめします。事前に「ピアッシング対応の皮膚科と費用」を検索して比較検討してみてくださいね。

まとめ：ピアッサー購入は店舗とネット通販を賢く使い分けよう

今回は、「ピアッサーはどこで買えるの？」という疑問に、販売場所から選び方、アフターケアまで、徹底的にお答えしてきました。
ピアッサーの購入は、「手軽さ」を求めるか、「品揃えと価格」を重視するかによって、選ぶ場所が変わってきます。

最後に、それぞれの購入場所が向いている方をまとめておきましょう。

あなたのピアッサー購入はどこが最適？

購入場所	向いている人	購入の決め手
ドラッグストア	今日中に開けたい！手軽に安く済ませたい人	アクセスと価格重視
バラエティショップ	デザインにもこだわりたい、品質も重視したい人	品質とデザイン性のバランス
ピアス専門店	軟骨など特殊な部位に開けたい、専門的なアドバイスが欲しい人	専門的な知識と豊富な種類
ネット通販（Amazon・楽天）	最も安く、最も豊富な種類の中から選びたい人	品揃え、価格、口コミの多さ
病院・皮膚科	セルフは怖い、絶対に失敗したくない人	安全と安心の確実性

ピアッサー選びで失敗しないためには、「素材（医療用チタンなど）」と「医療機器承認番号」の2点を必ず確認し、安全性を最優先に考えることが大切です。

特にネット通販では、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで信頼できるメーカーのピアッサーがセット商品として多く販売されています。価格も安く、口コミも確認できるため、最も賢い購入方法と言えるでしょう。

この記事を参考に、あなたにとって最適なピアッサーを見つけて、安全で素敵なピアッシングライフを始めてくださいね！