ピアッサーは薬局のどこで買える？ドラッグストア別の販売状況と選び方を徹底解説！

「ピアスを開けたいけど、どこでピアッサーを買えばいいんだろう？」
そう思って、一番身近なドラッグストアや薬局を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか？
急に思い立ったり、すぐに手に入れたい時、薬局でピアッサーが売っているかどうかは非常に重要なポイントですよね！

この記事では、ピアッシング経験者のモモストアが、薬局やドラッグストアでのピアッサーの実際の取り扱い状況を徹底的に調査しました！

どの店舗で、どんな種類のピアッサーが手に入るのか、また、購入する前に知っておきたい年齢制限や選び方のコツまで、詳しく解説していきます。

この記事を読めば、もうピアッサー探しで迷うことはありません！安心して素敵なピアスライフの第一歩を踏み出しましょう！

ピアッサーは薬局・ドラッグストアで本当に買えるの？【結論】

さて、多くの人が一番気になるであろう疑問、「ピアッサーは薬局やドラッグストアで買えるのか？」という点ですが、結論からお伝えすると、ほとんどの主要な薬局・ドラッグストアで購入可能です！
ピアスを開けようと決意したその日に、お近くの店舗に駆け込んで手に入れられる可能性が非常に高いので、ご安心ください。

ただし、ここで一つ注意しておきたいのが、「どこの薬局でも必ず置いてある」というわけではないという点です。薬局やドラッグストアは、その店舗の規模や立地、そして地域ごとのニーズによって、取り扱い商品が大きく異なります。

例えば、都市部の大型店舗や、美容・化粧品コーナーが充実している店舗では、ピアッサーやピアス関連のアフターケア用品の取り扱いが豊富にある傾向があります。
一方で、比較的小規模な店舗や、医療品に特化した調剤薬局などがメインの店舗では、在庫がない、あるいはそもそも取り扱いがないというケースもゼロではありません。

さらに、ピアッサーという商品は、医薬部外品や医療機器に分類されるため、レジ横の目立つ場所ではなく、医療品コーナーの棚、あるいはピアス・アクセサリーコーナー、美容関連の棚に陳列されていることが多いです。
実際に店舗に行ったのに見つけられなかった、という場合は、店員さんに「ピアスを開ける器具はありますか？」と尋ねてみるのが最も確実で早い方法ですよ。

そして、もう一つ覚えておきたいポイントは、季節によって在庫状況が変わる可能性があるということです。
特に夏前や長期休暇前など、肌の露出が増えたり、ピアッシングに挑戦する人が増える時期には、品切れになっていることもあり得ます。
もし購入を急いでいるのであれば、事前に電話で在庫を確認するか、種類を選ばず確実に手に入れたいなら、オンラインでの購入も検討すると良いでしょう。

次からは、具体的な主要ドラッグストアごとの販売状況や、どんな種類のピアッサーが売られているのかを詳しく見ていきましょう！
あなたの行きつけのドラッグストアの状況を知っておくことで、無駄足を踏むことなくピアッサーを手に入れられますよ！

主要ドラッグストアのピアッサー販売状況を徹底チェック！

では、日本全国に展開している主要なドラッグストアチェーンで、具体的にピアッサーがどのように販売されているのかを、モモストアが調査した結果を元にご紹介していきます。
お店ごとに、販売しているメーカーや在庫の安定性、陳列されている場所にも特徴がありますので、ぜひ参考にしてくださいね。

マツモトキヨシ（マツキヨ）でのピアッサー事情

マツキヨは、医薬品だけでなく化粧品や美容関連商品のラインナップが非常に豊富なため、ピアッサーの取り扱いにも比較的力を入れている店舗が多いです。
特に大型店や繁華街の店舗では、複数メーカーのピアッサーを扱っていることが確認されています。

• 取り扱い傾向：瞬間ピアッサー（バネ式）や、安全性の高い滅菌済みの製品が中心。
• 陳列場所：アクセサリーやヘアケア用品の近く、または消毒液や絆創膏などの医療品コーナーの一角。
• 価格帯：メーカーや仕様によりますが、一般的な価格帯（1,000円台後半～3,000円台前半）で販売されています。

ただし、最近はプライベートブランド商品に力を入れているため、ピアッサーもメーカーが限定されている可能性があります。

ウエルシア薬局でのピアッサー事情

ウエルシア薬局は、食品や日用品の取り扱いも多く、幅広い客層に対応しているのが特徴です。ウエルシアでもピアッサーの取り扱いはありますが、店舗によって在庫の有無に大きな差が出る傾向があります。

• 取り扱い傾向：ベーシックなピアッサーの取り扱いが多いものの、在庫数は少なめかもしれません。
• 陳列場所：こちらも医療品コーナー、特に絆創膏や衛生用品の近くを探してみると見つかりやすいです。
• 確認事項：ウエルシアは調剤薬局併設の店舗も多いため、薬剤師さんに相談できる安心感はあります。

もしウエルシアで購入を検討されているなら、念のため訪問前に電話で確認を取ることをお勧めします。

サンドラッグでのピアッサー事情

サンドラッグも、都市部を中心に展開する大手ドラッグストアです。こちらもマツキヨと同様に、美容関連商品の充実に積極的な店舗が多く、ピアッサーも安定して取り扱いが見られます。

• 取り扱い傾向：様々な種類のピアッサー、特にピアッシング後のトラブルを減らすための高品質な製品を置いている場合があります。
• 陳列場所：化粧品やアクセサリーのコーナー、または衛生用品の棚。

注意点：地域や店舗によって、販売されているメーカーが完全に異なります。特定のメーカー品を探している場合は、複数の店舗を回るか、やはりオンラインを利用した方が確実でしょう。

ココカラファイン、スギ薬局、ツルハドラッグについて

これらのドラッグストアチェーンも、基本的にはピアッサーを販売していますが、共通して言えるのは「店舗の規模が重要」ということです。
売り場面積が広く、美容グッズや化粧品フロアがある店舗であれば、ピアッサーを置いている可能性が高いです。特に、ピアッサーを置いている店舗では、ファーストピアスとセットになったパッケージでの販売が主流となっています。

主要ドラッグストア ピアッサー取り扱い状況（モモストア調べ）

店舗名	取り扱い状況（傾向）	探す場所のヒント	オンラインとの価格差
マツモトキヨシ	安定。有名メーカー品が多い。	アクセサリー、医療品コーナー。	実店舗の方がやや高めの可能性あり。
ウエルシア薬局	店舗差大。小型店は在庫薄の場合あり。	衛生用品、絆創膏の近く。	ほぼオンライン価格と変わらない場合も。
サンドラッグ	安定。美容関連商品が充実した店が狙い目。	化粧品、ピアスコーナー。	セール時にはお得に買える可能性あり。
その他	規模による。大型店推奨。	店員に確認するのが最も確実。	店舗独自のポイント付与がお得な場合も。

結局のところ、ドラッグストアで購入する最大のメリットは「すぐに手に入る」ことですが、デメリットとしては「種類が選べない」ことが挙げられます。
もし、ピアッサーの種類やファーストピアスの素材にこだわりたいのであれば、次の見出しでご紹介するその他の購入場所もチェックしてみてください。

一つ、念のため補足しておきます。薬局・ドラッグストアで購入する際は、必ずパッケージに「滅菌済み」の記載があるかを確認してくださいね！安全なピアッシングの第一歩です！

ピアッサーを買えるのはどこ？薬局・ドラッグストア以外の取扱店

薬局やドラッグストアでのピアッサーの取り扱い状況は理解できましたが、「もっと色々な種類の中から選びたい」「自宅や職場の近くにドラッグストアがない」という方もいらっしゃるでしょう。
ピアッサーは、実はドラッグストア以外にも多種多様な場所で販売されています。選択肢を知っておくことで、より自分に合ったピアッサーを見つけやすくなりますよ。

バラエティショップ（ドン・キホーテ、ロフト、ハンズなど）

ピアス関連グッズの取り扱いが非常に豊富なのが、バラエティショップです。特に若者向けのアクセサリーや化粧品が充実している店舗であれば、高確率でピアッサーが販売されています。

• ドン・キホーテ：深夜まで営業している店舗が多く、急な購入にも対応しやすいのが魅力です。美容家電やコスメのコーナー近くに置かれていることが多いです。価格も比較的リーズナブルなものから、人気の高機能なものまで幅広く取り扱っています。
• ロフト（Loft）：美容・健康雑貨のフロアにピアッサーコーナーが設けられていることが多いです。ここでは、デザイン性の高いファーストピアスがセットになったピアッサーや、アフターケア用品も一緒にチェックできます。
• ハンズ（Hands）：美容やDIY関連のコーナーで見つかることがあります。少しニッチなメーカーや、こだわりの素材を使ったピアッサーを探している人におすすめです。

オンラインショッピングサイト（Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング）

モモストアが最もおすすめしたい購入場所が、やはりオンラインです。
オンラインショップは、品揃え、価格、利便性の全てにおいて優位性があります。

• 圧倒的な種類：日本で販売されているほとんどのメーカーのピアッサーを比較検討できます。耳たぶ用、軟骨用、へそ用など、開けたい部位に特化した専門的なピアッサーも簡単に見つかります。
• 口コミを参考にできる：実際に使用した人のレビューや評価をチェックできるため、失敗のリスクを大幅に減らせます。特に、セルフピアッシングの難易度や痛みの感じ方など、具体的な情報を得られるのは大きなメリットです。
• 価格競争：複数のショップが出品しているため、ドラッグストアやバラエティショップの実店舗よりも安価に購入できることが多いです。

アパレルショップやアクセサリーショップ

大型のアパレルショップや、ボディピアスを専門に扱っているアクセサリーショップでも、ピアッサーを購入できることがあります。
特にボディピアス専門店では、ピアッサーだけでなく、ピアッシングに関する専門的なアドバイスを受けることができるため、初めてピアッシングをする方にとっては心強い存在です。

医療機関（皮膚科、美容外科）

ピアッサーを購入する、というよりは「ピアッシングをしてもらう場所」として最も安全な選択肢です。
自分でピアッサーを使って開けるのが不安な方、衛生面を最優先したい方は、医療機関での施術を強く推奨します。施術費用はかかりますが、万が一のトラブル時にも迅速に対応してもらえますし、医療用のピアッサーを使用するため、アレルギーのリスクなども低減できます。

薬局以外のピアッサー購入場所一覧

購入場所	メリット	デメリット	特に向いている人
バラエティショップ	種類が豊富、実物を見られる、比較的安価。	在庫が不安定な店舗もある。	実物を見て選びたい、若者向けのものが好き。
オンライン	圧倒的な品揃え、最安値を見つけやすい。	届くまでに時間がかかる。	種類にこだわりたい、失敗したくない、忙しい。
医療機関	安全性が最も高い、トラブル対応万全。	費用が高い、予約が必要。	初心者、アレルギーが心配な人、不安な人。

このように、ピアッサーを買える場所はたくさんあります。ご自身のライフスタイルや、ピアッシングに対する考え方に応じて、最適な購入場所を選んでくださいね。モモストアとしては、オンラインでのレビューチェックをしながらの購入を強くおすすめします！

薬局・ドラッグストアで買えるピアッサーの種類と人気メーカー

いざ薬局に行ってみると、「どれを選べばいいんだろう？」と迷ってしまうのが、ピアッサーの種類の多さです。
ドラッグストアで一般的に見かけるピアッサーには、いくつかの種類と、特に人気のあるメーカーがあります。これらの知識を持っておけば、商品のパッケージを見てすぐに「これは自分に合っているか？」を判断できるようになりますよ。

薬局で主流のピアッサーの種類

ドラッグストアの店頭に並んでいるのは、ほとんどが「瞬間ピアッサー」と呼ばれるタイプです。

瞬間ピアッサー（バネ式・ワンタッチ式）

これは、最もポピュラーでセルフピアッシングに適したピアッサーです。操作が非常に簡単で、耳たぶにセットしてボタンやレバーを押し込むだけで、一瞬でピアッシングが完了します。

• 特徴：「カチッ」という音とともに、一瞬で針が通り、同時にファーストピアスが装着されます。この「一瞬」で終わるという点が、痛みを最小限に抑えたい初心者の方に大人気です。
• メリット：手軽さ、痛みが少ない、衛生的（使い捨てが多い）。
• デメリット：ピアッシング部位の微調整がしにくい、軟骨など硬い部分には不向きな製品もある。

手動式ピアッサー

こちらはあまりドラッグストアでは見かけませんが、ネジ式やピンセットのように自分で力を加えてピアスを通すタイプもあります。
時間をかけてゆっくりとピアッシングしたい人には良いかもしれませんが、衛生面や失敗のリスクを考えると、初心者には瞬間ピアッサーの方が断然おすすめです。

薬局でよく見かける人気メーカー

ドラッグストアでピアッサーを探す際、パッケージでよく目にする代表的なメーカーをご紹介します。これらのメーカーの製品を選べば、品質や安全性については高い信頼性があります。

JPS（日本ピアスシステム）

医療分野でも使用されることが多く、滅菌処理や安全性が徹底されていることで知られています。ドラッグストアでの取り扱いも非常に多く、初心者から経験者まで幅広く支持されています。

• 特徴：シンプルなデザイン、ピアッシング後のトラブルが少ないよう設計されている。医療用ステンレスやチタン製のファーストピアスがセットになっているものが多いです。

ピアチェーレ（Piaceré）

こちらは、ピアッサーだけでなく、ファーストピアスやセカンドピアスなども幅広く展開しているブランドです。特に、ファーストピアスに可愛いデザインが多いのが特徴で、ピアッシング後もおしゃれを楽しみたい方に人気があります。

• 特徴：ファーストピアスにラインストーンなどが使われているものがあり、デザイン性が高い。

その他（クレアーズなどのアクセサリーブランド）

バラエティショップなどでは、アクセサリーブランドが独自に開発したピアッサーも販売されていることがあります。これらは、ファーストピアスのおしゃれさに特化していることが多いですが、素材や滅菌処理については、パッケージをよく確認することが重要です。

ファーストピアスの素材も要チェック！

ピアッサーにセットされているファーストピアスの素材は、ピアッシング後のトラブル（特に金属アレルギー）を防ぐために非常に重要です。
薬局で購入する際は、以下の素材をチェックしてください。

ファーストピアスのおすすめ素材

素材	特徴	アレルギーリスク
医療用ステンレス	最も一般的で安価。強度が高く変形しにくい。	比較的低い。
チタン	金属アレルギーが最も起こりにくい素材。軽量で皮膚に優しい。	極めて低い。アレルギー体質の方に推奨。
樹脂（プラスチック）	アレルギーの心配がない。一時的にピアスを外せない場合に便利。	なし。ただし、安定期間が長くなる傾向あり。

ドラッグストアで購入できるピアッサーのほとんどは、安全性の高い医療用ステンレスかチタンを採用していますが、不安な方はチタン製を選ぶのがベストです！
このように、薬局でピアッサーを選ぶ際も、種類とメーカー、そして素材を意識するだけで、安心感が格段に増しますよ。

ピアッサーの価格帯はどのくらい？お店ごとの値段を比較

ピアッサーの価格は、「どこで買うか」「どのメーカーを選ぶか」「どのような機能（耳たぶ用か軟骨用かなど）がついているか」によって大きく変動します。
ここでは、薬局やオンラインでの一般的な価格帯を比較し、賢くお得に購入する方法を解説します。

薬局・ドラッグストアでの価格帯

ドラッグストアで販売されているピアッサーは、ほとんどがファーストピアスとセットになった使い捨てタイプです。そのため、価格は基本的に「ピアッサー本体＋ファーストピアス代」となっています。

• 一般的な価格帯：1,500円～3,500円（税抜）程度
• 安価なタイプ：1,500円～2,000円程度のものは、医療用ステンレスのベーシックなファーストピアスがセットになっていることが多いです。
• 高価なタイプ：2,500円～3,500円程度のものは、チタン製のファーストピアスや、より安全性の高い滅菌処理が施された高機能なピアッサーである場合が多いです。また、軟骨用などの特殊な部位用のピアッサーもこの価格帯になります。

ドラッグストアの価格は、定価販売が基本ですが、時折ポイントアップキャンペーンや割引セールが行われることがあります。もし急ぎでなければ、セールのタイミングを狙うのも一つの手です。

オンラインショッピングでの価格帯

オンラインは価格競争が激しいため、実店舗よりも安価に手に入れられる可能性が高いです。

• 一般的な価格帯：1,200円～3,000円程度（送料別）
• 最安値：メーカー直営のショップではない場合、在庫処分などで定価よりも数百円安く購入できることがあります。
• セット購入：複数のピアッサーや、アフターケア用品とセットで購入することで、一つあたりの単価が割安になるケースが多いです。

オンライン購入の注意点：「送料」を忘れないようにしましょう。本体価格が安くても、送料を含めると実店舗での購入と変わらない、あるいは高くなることがあります。送料無料の店舗を選ぶか、他の商品とまとめて購入して送料を節約するのがおすすめです。

医療機関での施術費用

これはピアッサーの「購入費用」とは異なりますが、安全性を重視するなら検討すべき費用です。ピアッサーの購入＋施術料が含まれます。

• 一般的な費用：耳たぶ一か所あたり3,000円～5,000円程度
• 軟骨の場合：部位によって異なりますが、耳たぶよりも高くなる傾向があります（5,000円～8,000円程度）。

医療機関での施術は、費用は高くなりますが、痛みへの配慮や衛生面での安心感、そして万が一のトラブルへの対応を考えると、お金には換えられない価値があります。

購入場所別 価格とメリット・デメリット比較

場所	主な価格帯	価格以外のメリット	価格以外のデメリット
薬局・ドラッグストア	1,500円～3,500円	すぐに手に入る、ポイントがつく。	種類が少ない、セール時以外は定価。
オンライン	1,200円～3,000円	種類が豊富、価格競争で安い。	届くまでに時間がかかる、送料に注意。
医療機関（施術）	3,000円～8,000円（施術料込）	安全性が最高、トラブル対応も万全。	費用が高い、予約が必要。

賢くピアッサーを手に入れるには、まずはオンラインで希望するメーカーや種類の最安値をチェックし、その価格を基準に、急ぎの場合は薬局で購入するかどうかを判断するのがベストですよ！

購入前に知っておきたい！薬局でのピアッサー選びの重要ポイント

いざ薬局のピアッサーコーナーに行くと、似たようなパッケージが多くてどれを選べばいいのか迷ってしまうものです。しかし、ピアッサー選びは、後のピアッシングの成功と、ピアスホールが安定するまでの期間に大きく影響する、非常に重要なプロセスです。
モモストアが考える、薬局でピアッサーを選ぶ際に絶対にチェックしてほしい4つの重要ポイントを解説します。

ピアッシングする部位に合った製品を選ぶ

ピアッサーは大きく分けて「耳たぶ用」と「軟骨用」があります。薬局の棚に並んでいるものの多くは「耳たぶ用」ですが、軟骨に開けたい場合は、必ず「軟骨用」と明記されたものを選びましょう。

• 耳たぶ用：耳たぶの厚さに合わせて設計されており、バネの力が比較的弱めです。
• 軟骨用：耳たぶよりも分厚く、硬い軟骨を貫通させるために、非常に強いバネの力を持つよう設計されています。耳たぶ用を軟骨に使用すると、途中で止まってしまったり、強い痛みを感じる原因になります。

特に、初めて軟骨に挑戦する場合は、自分で判断せず、医療機関でのピアッシングも視野に入れるべきです。セルフで行う場合は、必ずパッケージに「軟骨用」と記載があるかを確認してくださいね。

ファーストピアスの素材を最優先にチェックする

前の見出しでも触れましたが、ファーストピアスの素材は、アレルギーや炎症といったトラブルを防ぐための最重要チェックポイントです。
ピアスホールが安定するまでの約1ヶ月〜2ヶ月間、ずっと肌に触れているものなので、金属アレルギーのリスクが低い素材を選ぶ必要があります。

薬局で見かける安全な素材の例：

ファーストピアス安全素材チェックリスト

素材	適性	備考
医療用チタン	★★★★★	金属アレルギーの方に最適。ホール安定も早い傾向。
サージカルステンレス316L	★★★★☆	体内に埋め込む器具にも使われる、信頼性の高い素材。
生体適合性セラミック	★★★★☆	アレルギーの心配がない。非常に衛生的。

「アレルギー対応」や「金属アレルギー防止」といった記載があるか、パッケージの裏面をしっかりと確認しましょう！

針の太さ（ゲージ）と長さ（ポストの長さ）を確認する

ピアスホールの太さ（ゲージ）は、ピアッサーにセットされているファーストピアスの太さで決まります。ピアッサーは、一般的に16G（ゲージ）か18Gのものが主流です。

• 太さ（ゲージ）：細い方がピアッシング時の痛みは少ないですが、細すぎるとホールが安定しにくいという意見もあります。一般的には16G～18Gが推奨されます。
• ポストの長さ：耳たぶの厚さに対してポスト（軸）が短すぎると、腫れたときにピアスが埋まってしまう危険性があります。特に耳たぶが厚い方は、8mm以上の長めのポストがセットされているピアッサーを選ぶと安心です。

滅菌済みのパッケージであること

これは最も基本的なことですが、ピアッシングは皮膚を傷つける行為です。細菌感染を防ぐためにも、ピアッサー本体が完全に滅菌された状態で密封されているパッケージを選んでください。
購入前に「滅菌済」「医療機器」などの記載があるかを確認し、パッケージが破れていないこともチェックしましょう。
もし不安であれば、購入後にもう一度、ピアッサーの衛生状態について検索してみることをおすすめします。

これらのポイントを押さえておけば、薬局で販売されているピアッサーの中から、失敗せず、安全性の高いものを選ぶことができますよ。パッケージに記載されている情報をしっかりと読み込み、納得のいくピアッサーを選んでくださいね。

ピアッサー購入時の年齢制限や必要なものはある？

ピアッサーを買いに薬局へ行った時、「もしかして未成年だと買えないのかな？」とか、「親の同意書が必要？」といった疑問が頭をよぎるかもしれません。
特に若い方にとって、年齢制限や必要な書類の有無は、購入の障壁になりかねない重要な情報です。ここでは、ピアッサー購入時のルールと、一緒に準備しておきたいものについて詳しく解説します。

ピアッサーの購入に「法律上の」年齢制限はない

まず結論から言うと、ピアッサー（器具）を薬局で購入すること自体に、法律で定められた厳密な年齢制限はありません。ピアッサーは、刃物やアルコール類のように購入年齢が制限されている商品ではないため、小学生でも中学生でも、理論上は購入可能です。

しかし、これはあくまで「購入」に関する話です。「ピアッシング」という行為そのものには、社会的なルールや自主的な制限が関わってきます。

店舗や親権者による自主的な制限がある

多くのドラッグストアやバラエティショップでは、ピアッサーを販売するにあたって、以下のような自主的な制限を設けていることがあります。

• 未成年者への販売制限：店舗によっては、「18歳未満の方への販売は、保護者の同意があることを推奨します」といった注意書きを掲げている場合があります。
• 医療機関での制限：皮膚科や美容外科でピアッシング施術を受ける場合は、ほぼ確実に18歳未満（または一部の病院では20歳未満）は親権者の同意書が必要になります。

もしあなたが未成年者である場合は、トラブルを避けるためにも、購入前に必ず保護者の方にピアッシングの許可を得ておくことが最も重要です。また、親御さんが同伴することで、店舗での購入がスムーズになることもあります。

購入時に一緒に準備しておきたいものリスト

ピアッサー本体の準備はもちろん大切ですが、失敗なく、そして安全にピアッシングを完了させるためには、以下のアイテムも薬局で一緒に購入しておくことを強くおすすめします。

ピアッサー購入時に必要なものチェックリスト

アイテム	重要度	用途・備考
消毒液（ジェルタイプ）	★★★★★	ピアッシング前の耳たぶの消毒、ピアッサーの保管は不要。
マーキングペン（マジック）	★★★★★	ピアッシング位置を正確に決めるため。アイライナーなどでも代用可能。
鏡（手鏡）	★★★★☆	位置確認と、後ろ側を開ける際に必須。
ピアッシング後のケア用品	★★★★★	次見出しで詳しく解説。炎症防止のために必須。
氷や保冷剤（あれば）	★★★★☆	ピアッシング前の耳たぶの冷却・麻痺（痛み軽減）用。

特に重要なのは、ピアッシングの位置決めと消毒です。
位置がズレてしまうと後悔することになりますし、消毒を怠ると感染症のリスクが格段に上がります。薬局の医療品コーナーには、消毒液やガーゼなどが揃っているので、ピアッサーと一緒に忘れずにカゴに入れましょう！

また、未成年の方が医療機関で施術を受ける際の同意書は、多くの場合、病院のホームページからダウンロード可能です。事前に準備しておくとスムーズですよ。

失敗しないピアッシングのために！準備とセルフピアッシングの手順

ピアッサーを無事に購入したら、いよいよピアッシング本番です！
初めてのセルフピアッシングは緊張するかもしれませんが、事前の準備と手順をしっかり守れば、失敗のリスクを最小限に抑えることができます。モモストアが推奨する、安全で確実なピアッシングのための準備と手順をご紹介します。

【ステップ１】事前の準備を徹底する

「準備が9割」と言っても過言ではありません。この準備を怠ると、位置ズレや感染といったトラブルの原因になります。

日時と場所の選定

• 日時：ピアッシング後は、多少の腫れや痛みが出ることがあります。週末や連休など、翌日以降に予定がなく、安静にできる日を選びましょう。
• 場所：清潔で明るい場所を選びます。特にお風呂上がりなど、体が温まり血行が良い状態は避けた方が無難です。

消毒と冷却

• 手の消毒：石鹸で手をよく洗い、可能であればアルコール消毒をします。
• 耳たぶの消毒：ピアッシングする部位を消毒用アルコールやジェルで丁寧に拭き取ります。
• 冷却：保冷剤などをタオルで包み、ピアッシング部位に数分間当てて感覚を麻痺させます（痛みの軽減に効果的です）。冷やしすぎると皮膚が硬くなり、ピアッサーが通りにくくなるため注意してください。

位置のマーキング

これが最も重要です！理想の位置をマーキングペン（またはアイライナー）で何度も確認します。

• 鏡で確認：正面だけでなく、横からも確認し、顔全体とのバランスを見ます。
• 複数の点を打つ：最初はいくつか候補の点を打ち、最終的にベストな一点を選びましょう。
• ピアッサーを当てる：ピアッサーをマーキングした点にそっと当ててみて、鏡で最終確認をします。

【ステップ２】セルフピアッシングの手順

準備が整ったら、いよいよ本番です。深呼吸をして、リラックスした状態で行いましょう。

ピアッサーのセット

マーキングした点に、ピアッサーの先端をしっかりと合わせます。ピアッサーが耳たぶに対して垂直になっていることを確認してください。斜めになってしまうと、ピアスホールも斜めに開いてしまいます。

一気に押し込む！

ためらわずに、一気に、最後まで、ピアッサーのレバー（またはボタン）を押し込みます。「カチッ」という音がするまで押し切ることが非常に重要です。途中でやめてしまうと、ピアッサーが外れなくなったり、ピアスが完全に装着されないといったトラブルにつながります。

ピアッサーを外す

音が鳴り、ピアッシングが完了したら、ピアッサーをそっと耳たぶから離します。この時、ファーストピアスが耳たぶに装着されていることを確認します。

ピアスの状態を確認する

鏡でピアスの角度や位置を確認します。多少出血することがありますが、消毒液を染み込ませた綿棒などで優しく拭き取りましょう。出血や痛みは一時的なものですので、慌てなくて大丈夫です。

【ステップ３】注意点と失敗回避術

• 複数開ける場合：一度に両耳を開けるのではなく、片方ずつ日を分けて開けることをおすすめします。片耳が腫れたり、トラブルが起きた場合に、もう片方の耳を清潔に保ちやすくなります。
• 軟骨ピアッシング：軟骨は耳たぶよりも難易度が高く、失敗やトラブルのリスクも高くなります。初心者の方は、専門の医療機関での施術を真剣に検討してください。
• 開け直し：位置が気に入らなくても、すぐに開け直すのは絶対にNGです。ホールが安定するまで待ち、完全に塞がってから別の位置に開け直しましょう。

ピアッシングの瞬間は一瞬ですが、その後のケアこそが最も大切です。次の見出しでは、ホールを健康に安定させるためのケア用品について詳しく解説します！

念のため、ピアッシングの正しい方法を動画などで確認してから行うと、より安心ですよ！

開けた後のケア用品も大事！一緒に買っておきたいおすすめアイテム

ピアッシングは、「開けて終わり」ではありません。むしろ、そこから始まるアフターケアこそが、綺麗なピアスホールを作るための鍵となります。
せっかく開けたピアスホールを炎症や化膿から守るためにも、ピアッサーと一緒に薬局で買って帰りたい必須のケア用品をご紹介します。

消毒用ジェルまたはスプレー

最も重要なアイテムです。ピアスホールが完成するまでの約1～2ヶ月間は、毎日欠かさずにケアを行う必要があります。

• 推奨：ジェルタイプの消毒液がおすすめです。液だれしにくく、患部にしっかり留まってくれるため、消毒効果が持続しやすいです。
• 注意点：「マキロン」などの強すぎる消毒液は、細胞を傷つけ、かえってホールの治りを遅らせる可能性があるため、ピアスホール専用の消毒液を選ぶようにしましょう。薬局のピアスコーナーや医療品コーナーに必ず置いてあります。
• 使用方法：朝晩の2回、ピアスを軽く前後に動かしながら、ホール全体に消毒液を塗布またはスプレーします。

抗生物質軟膏（化膿止め）

少しでも赤みが出たり、腫れたり、痛みを感じるようになったら、すぐに使用できるように、抗生物質入りの軟膏を常備しておくことをおすすめします。

• 推奨：ドルマイシン軟膏やテラマイシン軟膏など、薬局で手に入る抗生物質入りの眼科用軟膏などが適しています。
• 注意点：軟膏は炎症が起きた時や、トラブルの予兆があるときに使用し、予防のために毎日使う必要はありません。長期間の使用は、耐性菌を生む可能性もあるため、症状が改善しない場合はすぐに病院へ行きましょう。

刺激の少ない石鹸

ピアスホールを清潔に保つためには、入浴時の洗浄も重要ですが、洗浄剤の刺激が強すぎると肌を傷つけてしまいます。

• 推奨：低刺激性の液体石鹸や、敏感肌用のボディソープで優しく洗浄しましょう。泡立てネットなどでよく泡立てて、その泡でホールを包み込むように洗うのがポイントです。
• 注意点：洗浄後は、石鹸の成分がホール内に残らないように、シャワーでしっかりと洗い流し、清潔なタオルで水分を優しく拭き取ってください。

その他の便利アイテム

ピアッシング後にあると便利なアイテムも、薬局やドラッグストアで購入できます。

アフターケア便利アイテム

アイテム	用途	備考
絆創膏（パッチ）	寝ている間の引っかき防止、運動時の一時的な保護。	通気性の良いものを選びましょう。
綿棒	消毒液の塗布、分泌物や汚れの除去に最適。	通常の綿棒でOK。
軟膏用ヘラ（または綿棒）	指で直接軟膏を塗ると雑菌が入る可能性があるため、清潔に塗布するための道具。	薬局の医療品コーナーで売っています。

アフターケアは、ピアスホールを「傷」ではなく「新しい皮膚のトンネル」として完成させるための大切な期間です。最低でも1ヶ月間は、毎日欠かさず愛情を持ってケアしてあげてくださいね！

「ピアスホールのケアってどうすればいいの？」と迷ったら、ピアスホール専用のケア用品を薬局で探すのが最も確実ですよ！

オンライン購入が断然おすすめな理由とメリット

この記事では、薬局・ドラッグストアでのピアッサーの販売状況を詳しく見てきましたが、モモストアが最終的に最もおすすめしたい購入場所はオンラインショッピングです！
もちろん、すぐに手に入るという薬局のメリットは大きいですが、オンライン購入にはそれを上回るほどの多くのメリットがあるんです。

メリット１：圧倒的な種類と在庫の安定性

オンラインショップ（Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど）には、数多くのメーカー、素材、ゲージ（太さ）、デザインのピアッサーが集まっています。実店舗では、どうしても「売れ筋」の数種類しか置けませんが、オンラインでは以下のような特殊なピアッサーも見つけられます。

• 軟骨専用：より強い力が必要な軟骨用が豊富。
• へそ・舌用：特殊な部位用のニッチなピアッサーも。
• 素材特化：アレルギー対策のチタンや樹脂製に特化した製品。
• 可愛いファーストピアス：ラインストーンや誕生石など、デザイン性の高いものも豊富に選べます。

また、実店舗では品切れになる可能性があるピアッサーも、オンラインであれば在庫が安定しており、複数店舗を回る手間がありません。

メリット２：価格の比較が容易で最安値を見つけやすい

オンラインでは、複数の販売店が価格競争をしているため、実店舗の定価よりも安く購入できることが多いです。また、価格比較サイトやショッピングモールの機能を活用すれば、自宅にいながらにして、最安値のピアッサーを簡単に見つけ出すことができます。

特に、ピアッサーだけでなく、消毒液や軟膏、セカンドピアスなど、関連商品もまとめて購入できるため、トータルでかかる費用を抑えることが可能です。

メリット３：購入者のリアルな口コミ・レビューをチェックできる

これがオンライン購入の最大の強みかもしれません。ピアッサーは「一度きりの使用」が多いため、失敗したくないですよね。
オンラインショップのレビュー欄には、実際にそのピアッサーを使った人の

• 「痛みの感じ方」
• 「開ける時の力加減」
• 「ファーストピアスのデザインの満足度」
• 「ピアッシング後のトラブルの有無」

といった生の声が書かれています。これらの口コミを参考にすれば、ピアッサーの使い勝手を事前に把握でき、失敗のリスクを大幅に減らすことができますよ。

メリット４：メルカリなどのフリマサイトも選択肢に

オンラインにはAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手モール以外にも、メルカリなどのフリマサイトがあります。
未開封・未使用のものに限定されますが、時には製造終了になった人気モデルや、セットで購入したけれど余ってしまったピアッサーを格安で手に入れられる可能性があります。

注意点：ピアッサーは医療機器扱いのため、衛生面を考慮し、必ず「未開封」「滅菌済み」の記載がある新品のみを購入するようにしてください！中古品や開封済みのものは、絶対に避けましょう。

このように、オンライン購入は手間なく、安全性の高いピアッサーをお得に手に入れられる、非常に賢い選択肢と言えます。特に初めてピアッシングをする方こそ、口コミを参考にできるオンラインの利用をおすすめします。

ピアッサー以外でピアスを開ける方法とそれぞれのメリット・デメリット

ピアスを開ける方法は、ピアッサーを使う以外にもいくつかあります。「ピアッサーを使うのが怖い」「もっと安全な方法はないの？」と考えている方のために、ピアッサー以外の代表的なピアッシング方法とその特徴をご紹介します。

方法１：病院（皮膚科・美容外科）で開ける

最も安全で、初心者におすすめの方法です。医療行為としてピアッシングが行われます。

• メリット：
  • 衛生管理が徹底されている：滅菌された医療器具を使用し、感染リスクが極めて低いです。
  • 麻酔が使える場合がある：痛みに弱い方は、麻酔クリームなどを使用できる場合があります（要相談）。
  • トラブル対応：万が一、炎症や化膿といったトラブルが起きても、すぐに診察・治療を受けられます。
  • 位置決め：専門家が顔のバランスを見て、最も適切な位置に開けてくれます。
• デメリット：
  • ピアッサーの購入費に加え、施術費用がかかるため、費用が高くなります。
  • 予約が必要で、すぐに開けられないことが多いです。
• 向いている人：初めてピアスを開ける人、痛みが怖い人、アレルギー体質の人、完璧な位置に開けたい人。

方法２：ニードル（医療用注射針）で開ける

ニードルは、ピアッサーよりも上級者向けのピアッシング方法です。ニードルも薬局やオンラインで購入できますが、自己責任で行う必要があります。

• メリット：
  • ホールが綺麗に開く：ニードルは組織を押し広げるのではなく、「切る」ため、ピアスホールが安定しやすいという意見が多いです。
  • ピアッサーでは難しい部位も可能：軟骨など硬い部分にも比較的スムーズに開けられます。
• デメリット：
  • ピアッサーよりも難易度が高い：角度を間違えやすく、貫通させるのに勇気が必要です。
  • 衛生管理が非常に難しい：ニードル本体だけでなく、周辺器具の滅菌が必須です。
• 向いている人：セルフピアッシングに慣れている人、特殊な部位に開けたい人、ホール完成度を追求したい人。

方法３：ピアッシングスタジオで開ける

「ピアススタジオ」と呼ばれる専門のスタジオでもピアッシングが可能です。医療機関ではありませんが、高い技術力と専門的な知識を持つプロが行います。

• メリット：
  • 特殊な部位にも対応：トラガス、ヘリックス、インダストリアルなど、難易度の高い部位のピアッシングに慣れています。
  • アフターケアの指導：プロの視点から、適切なケア方法を詳しく指導してもらえます。
• デメリット：
  • 費用は高め：病院やセルフよりも高価になることが多いです。
  • 衛生面：医療機関ほどの徹底した滅菌設備がない場合もあるため、スタジオ選びが重要です。
• 向いている人：特殊な部位を開けたい人、ファッション性を重視する人、プロの技術に任せたい人。

ピアッシング方法別の比較

方法	安全性	難易度	費用
病院（医療機関）	★★★★★	易しい（プロが行う）	高い
ピアッサー（セルフ）	★★★☆☆	普通	安い
ニードル（セルフ）	★★☆☆☆	難しい	安い
ピアッシングスタジオ	★★★★☆	易しい（プロが行う）	高い

初めてのピアッシングであれば、費用はかかっても病院での施術が最も安心です。セルフで行う場合は、必ず信頼できるメーカーのピアッサーを選び、衛生管理を徹底してくださいね。

薬局でピアッサーが見つからない時の裏技的な探し方

「この記事を読んで、あのドラッグストアに行けばあるはず！と思って行ったのに、どこにも見当たらない…」
そんな時、ガッカリして諦めてしまうのはもったいないです！薬局のピアッサーは、意外な場所にひっそりと陳列されていることが多いんです。
ここでは、店員さんに尋ねる前に試してほしい、モモストア流の裏技的な探し方をご紹介します。

裏技１：探す場所の「常識」を疑う

ピアッサーは、一般的に以下のようなコーナーに置かれていることが多いですが、その「常識」をあえて外して探してみてください。

• 絆創膏・消毒液コーナーの近く：医療機器として、これらの衛生用品と一緒に置かれていることは多いです。
• ヘアアクセサリー・化粧品コーナー：ファッションアイテムとして、ピアッサーやピアス関連グッズが一緒に陳列されていることがあります。

裏技の探し方：

裏技的 陳列場所チェックリスト

意外な場所	理由	特に見つかりやすい店舗
レジカウンター裏	万引き防止のため、高額・小型商品として保管されている。	小型のドラッグストア、駅前の店舗。
男性化粧品コーナー	ボディピアスを目的としたものが置かれていることがある。	若者向けの品揃えが多い店舗。
サプリメント・健康食品の棚	「医療」や「健康」という大カテゴリでまとめて陳列されている。	ウエルシアなど、調剤薬局併設の店舗。

特にレジカウンターの裏は盲点です。店員さんに「ピアスを開けるもの（器具）はありますか？」と尋ねると、すぐにレジ裏から出してきてくれることがありますよ！

裏技２：パッケージの「色」を意識する

ドラッグストアの棚は、多種多様なパッケージで溢れかえっていますが、ピアッサーのパッケージは、意外と目立たないデザインが多いです。
消毒液や絆創膏のパッケージ（白や青、緑など）と混ざってしまっていることがあります。

• ピアッサーのメーカーであるJPSやピアチェーレは、白や淡いピンク、水色といった清潔感のある色を基調としたパッケージが多いです。
• 棚を上から下まで、これらの色に注目して、小さな箱がないかを徹底的に見てみましょう。

裏技３：オンラインの在庫状況をチェックする

これは、ピアッサーが薬局にない場合の最終手段です。もし急ぎでなければ、すぐにオンラインで注文してしまった方が賢明です。

• Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで「ピアッサー」と検索し、口コミの良い商品をポチッと注文しましょう。
• 実店舗で諦めていた高機能なピアッサーや、好きなデザインのファーストピアスがセットになったものを見つけられるかもしれません。

探し回る時間と労力を考えれば、オンラインで注文し、最短翌日に届けてもらう方が、精神的にも肉体的にも楽ですよ。どうしても今日中に開けたい！というのでなければ、オンラインを積極的に活用しましょう！

【モモストア解説】ピアッシングでよくあるQ&Aとトラブル対処法

最後に、ピアッシングに関してモモストアに寄せられることの多い質問や、万が一トラブルが起きたときの対処法について解説します。これらの知識を持っておけば、より安心してピアッシングに臨めますよ。

Q1. ピアッシングってやっぱり痛いですか？

A. 痛みは一瞬です！
瞬間ピアッサーを使った場合、痛みは「輪ゴムで強く弾かれた程度」と表現する人が多いです。痛みよりも、一瞬の「衝撃」や「音」に驚く方がほとんどです。
痛みを感じる時間は0.1秒程度で、その後はジンジンとした鈍い痛みがしばらく続くことが多いですが、これは痛み止めを飲むほどではありません。

痛みを軽減するコツ：ピアッシング前に氷や保冷剤で耳たぶをしっかり冷やして麻痺させるのが、最も効果的な痛みの軽減法です。

Q2. ピアッサーの音（カチッ）が怖いのですが…

A. 音は安全に開いた証拠です！
瞬間ピアッサーから鳴る「カチッ」という音は、ピアッシングが完了し、ファーストピアスが完全にキャッチに固定されたことを示す音です。この音が鳴らないと、ピアスが完全に装着されていない可能性があり危険です。
音を気にしすぎず、「この音が鳴れば成功だ！」と思って、一気に押し込みましょう。

対処法：音を軽減するため、厚いタオルや枕の上で開けるという人もいますが、安全のために、鏡を見て位置確認がしやすい環境を優先してください。

Q3. ピアッシング後に血が出たらどうすればいいですか？

A. 優しく拭き取り、清潔に保ちましょう。
ピアッシング直後は、多少の出血は珍しくありません。驚く必要はありませんが、血を放置するのは感染の原因になります。

• 対処法：消毒液を染み込ませた清潔な綿棒で、優しく出血部分とピアスホールの周りを拭き取ります。
• 注意点：強く押さえつけたり、ゴシゴシ擦ったりするのは絶対にやめてください。また、ファーストピアスを外したり、回したりするのもNGです。

出血が止まらない、または大量に出る場合は、すぐに医療機関を受診してください。

Q4. トラブルが発生したら？（腫れ・化膿・かゆみ）

ピアッシング後のトラブルは、適切なケアで回避できることが多いですが、万が一症状が出てしまった場合の対処法を知っておきましょう。

トラブル別 対処法

症状	考えられる原因	対処法
軽い腫れ・赤み	ピアッシング直後の自然な反応、体質。	毎日清潔に洗浄・消毒を続ける。冷やして炎症を抑える。
強い痛み・黄色い分泌物	細菌感染（化膿）の可能性大。	市販の抗生物質軟膏を塗布し、症状が続く場合はすぐに病院へ！
強いかゆみ	金属アレルギーの可能性。	ピアスをチタンや樹脂製に交換する。症状が続く場合は病院へ。
ピアスが埋まる	ピアスのポストが短い、または腫れがひどい。	自力で取らず、すぐに病院へ！（危険な状態です）

ピアスは、ご自身の体が異物を排除しようとする過程でトラブルが起きやすいものです。少しでもおかしいと感じたら、自己判断で悪化させる前に、病院（皮膚科）へ相談するのが一番安心で確実な方法ですよ。