パルスオキシメーターは薬局で買える?販売状況・価格・失敗しない選び方マニュアル
こんにちは、モモストアです!
最近、テレビやニュースでよく耳にするようになったパルスオキシメーター。「自宅に一つあった方がいいのかな?」と気になって、お近くの薬局やドラッグストアを探している方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、薬局やドラッグストアでも購入できますが、時期や店舗によって在庫状況が大きく異なります。
この疑問を抱えているあなたのために、この記事では「どこで、いくらで、どう選べば良いか」を、分かりやすく、丁寧に解説していきますね!
・パルスオキシメーターは薬局で買える?主要ドラッグストアの販売状況を徹底調査
・なぜ薬局で売っている?パルスオキシメーターの医療機器としての分類と注意点
・【必見】パルスオキシメーターが売っているのはどこ?薬局以外の販売場所
・購入前に知っておきたい!パルスオキシメーターの価格帯と予算の目安
・パルスオキシメーターの賢い選び方!失敗しないためのチェックポイント
- パルスオキシメーターは薬局で買える?主要ドラッグストアの販売状況を徹底調査
- なぜ薬局で売っている?パルスオキシメーターの医療機器としての分類と注意点
- 【必見】パルスオキシメーターが売っているのはどこ?薬局以外の販売場所
- 購入前に知っておきたい!パルスオキシメーターの価格帯と予算の目安
- パルスオキシメーターの賢い選び方!失敗しないためのチェックポイント
- 医療用と一般用は何が違う?正確性や機能の差を徹底解説
- 人気メーカー別!おすすめパルスオキシメーターの特徴と口コミ
- ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!)で購入するメリットとデメリット
- 薬局で購入する際のメリット・デメリットと薬剤師への相談
- パルスオキシメーターを測定するときの正しい使い方とコツ
- 脈拍数と酸素飽和度(SpO2)の正常値を知っておこう
- 中古やフリマアプリ(メルカリなど)での購入は避けるべき理由
- まとめ:パルスオキシメーターは薬局でもネットでも購入可能!
パルスオキシメーターは薬局で買える?主要ドラッグストアの販売状況を徹底調査

まず、あなたが一番知りたいであろう「薬局で買えるのか?」という疑問にお答えします。
はい、基本的にパルスオキシメーターは薬局やドラッグストアで購入することが可能です!
なぜなら、パルスオキシメーターは「管理医療機器」(特定保守管理医療機器)に分類されていますが、一般の消費者が家庭で使用するために設計されたものが多く、薬事法(現在の薬機法)に基づき、許可を得た店舗であれば対面販売が可能だからです。
ただし、「どこの薬局でも必ず売っている」わけではないという点に注意が必要です。特に感染症が流行する時期や、メディアで大きく取り上げられた直後は、品薄状態になりやすい傾向があります。これは多くの方が経験していることですよね。
マツモトキヨシ・ココカラファインでの取り扱いは?
全国展開している大手ドラッグストア、例えばマツモトキヨシやココカラファイン、スギ薬局、ウェルシアといった店舗は、医療機器やヘルスケア商品の品揃えが豊富です。そのため、パルスオキシメーターの取り扱いをしている可能性は高いです。
しかし、店舗の規模や地域、在庫状況によって、店頭に並んでいるかどうかはまちまちです。
大型店舗の医療品コーナーや、薬剤師さんが常駐している調剤薬局併設店の方が、取り扱いがある確率がグッと上がります。
実際に足を運ぶ前に、以下の方法で確認してみるのがおすすめです。
| 確認方法 | ポイント | 確認のしやすさ |
| 店舗への電話 | 確実な在庫状況と販売価格を知ることができる | ◎(手間はかかるが確実) |
| 公式サイト/アプリ | ネット通販部門で在庫を確認できる場合がある | ○(店頭在庫とは限らない) |
| 薬剤師に相談 | 使用目的を伝えておすすめのモデルを聞ける | ◎(購入と同時にできる) |
特に、地域の中規模以下の薬局では、在庫を多く抱えられない事情もあるため、電話で確認してから出かけるのが二度手間を防ぐ一番のコツですよ。
スギ薬局・ウェルシアなどの大手での状況
スギ薬局やウェルシアのような大手チェーン店では、季節や社会情勢に応じて、重点的に取り扱う商品が変わります。
特にこれらのドラッグストアは、生活用品や食品と並んで、家庭用医療機器のラインナップを充実させている傾向が強いです。
店頭に商品がない場合でも、お店のスタッフさんに尋ねてみてください。裏の在庫を確認してくれたり、取り寄せが可能かどうかを教えてくれることがあります。また、これらの店舗ではポイントが貯まるので、日常のお買い物ついでに購入を検討するのも賢い方法ですね。
パルスオキシメーターは、特定管理医療機器に該当するため、販売時には専門の知識を持った担当者がいることが望ましいとされています。大手ドラッグストアの調剤薬局部門や、登録販売者がいる時間帯を狙って行くのが、安心して購入するための秘訣と言えるでしょう。
しかし、もし在庫がなくてもがっかりしないでください。次の見出しでは、薬局以外でパルスオキシメーターを購入できる場所も詳しく解説していますので、参考にしてくださいね。
なぜ薬局で売っている?パルスオキシメーターの医療機器としての分類と注意点
そもそも「医療機器なのに、なぜ普通の薬局で買えるのだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?
血中酸素飽和度(SpO2)を測る重要な機器だからこそ、その法的・専門的な立ち位置を理解しておくと、購入時の安心感が格段にアップします。
医療機器認証(クラスII)と一般販売
パルスオキシメーターは、日本の法律(薬機法)において、「管理医療機器」(クラスII)に分類されています。
医療機器は、そのリスクレベルによってクラスI(一般医療機器)、クラスII(管理医療機器)、クラスIII(高度管理医療機器)などに分けられており、クラスIIは「不具合が生じた場合でも、人体へのリスクが比較的低いと考えられるもの」とされています。私たちが普段使う体温計や血圧計もこの分類に入ることが多いです。
このクラスIIの医療機器のうち、特定のものは「指定管理医療機器」となり、特定の販売管理者(例えば、登録販売者)がいる店舗であれば、一般の方への販売が認められています。これが、薬局や一部の家電量販店などでパルスオキシメーターが店頭に並んでいる理由なんです。
大切なのは、店頭に並んでいるパルスオキシメーターが、必ず「医療機器認証番号」を取得しているかを確認することです。認証番号がない製品は、精度や安全性において保証されていない可能性があるため、購入は避けた方が賢明です。
| 医療機器の分類 | リスクの程度 | 主な例 |
| クラスI(一般医療機器) | 極めてリスクが低い | バンドエイド、ピンセット、家庭用マッサージ器など |
| クラスII(管理医療機器) | 比較的リスクが低い | パルスオキシメーター、電子体温計、家庭用電気治療器 |
| クラスIII(高度管理医療機器) | リスクが比較的高い | 人工呼吸器、コンタクトレンズなど |
登録販売者から説明を受ける必要はある?
パルスオキシメーターを購入する際、「登録販売者や薬剤師から特別な説明を受ける必要があるのか?」と心配になる方もいるかもしれませんね。
現在のところ、パルスオキシメーターは、購入時に法律で義務付けられた対面での説明義務はありません。ただし、医療機器である以上、その使い方や測定の注意点については知っておくべきです。
特に、測定値が示す意味や、「この数値が出たら病院に相談した方がいい」といった基準については、薬剤師や登録販売者に相談することをおすすめします。
薬局で購入する最大のメリットは、こうした専門家に気軽にアドバイスをもらえる点にあります。遠慮せずに質問してみましょう。
また、製品によっては、「特定保守管理医療機器」に指定されているものもあります。これは修理や点検に専門的な知識が必要な機器のことで、販売業者には適切な保守管理を行う義務があります。
家庭用であればそれほど神経質になる必要はありませんが、購入後のサポート体制についても、お店の方に確認しておくと安心できますよ。
知っておくべきは、パルスオキシメーターは病気の診断に使うものではなく、あくまでも健康状態を把握するための「管理機器」だということです。測定値に不安を感じたら、必ず医療機関に相談しましょう。(参照: 厚生労働省 パルスオキシメーターについて)
【必見】パルスオキシメーターが売っているのはどこ?薬局以外の販売場所
「近所の薬局に在庫がなかった…」とがっかりする必要はありません。
パルスオキシメーターは、薬局以外にもたくさんの場所で取り扱われています。特に、緊急性が高いときや、様々な商品を比較検討したいときは、他の販売場所も知っておくと便利ですよ。
家電量販店(ビックカメラ・ヨドバシカメラなど)
パルスオキシメーターは、家電量販店の健康グッズコーナーや、医療機器コーナーでよく見かけます。
特に、ビックカメラやヨドバシカメラといった大型店舗では、血圧計や体組成計などと並んで、数種類のモデルが陳列されていることが多いです。
家電量販店で購入するメリットは、以下の通りです。
- 実物を試せる可能性がある:電源を入れて、表示の見やすさなどをチェックできる
- ポイントが貯まる・使える:大型家電の購入予定がある場合などは特に有利
- メーカーのラインナップが豊富:オムロン、日本精密測器(NISSEI)、ドリテックなど、主要メーカーの製品が揃っている
ただし、薬機法に基づく販売許可が必要なため、全ての家電量販店が取り扱っているわけではありません。また、お店によっては、「医療機器」として厳重に管理されているため、店員さんに声をかけないと購入できない場合もあります。まずは「健康・医療」関連のフロアを探してみましょう。
ホームセンターやディスカウントストアの販売状況
カインズやコーナンなどのホームセンターや、ドン・キホーテなどのディスカウントストアでも、ヘルスケア商品の一部として取り扱いがある場合があります。
ただし、これらの店舗では、「医療機器認証」のない安価な「健康管理機器」として販売されている製品が混ざっている可能性があるため、購入時には特に注意が必要です。価格が極端に安い場合は、「医療機器認証番号」がパッケージに記載されているか、必ず確認してくださいね。
【重要!】「健康管理目的」と「医療機器認証品」の違い
- 医療機器認証品:厚生労働省の定めた基準をクリアし、精度と安全性が保証されているもの。価格は少し高め(5,000円〜)。
- 健康管理機器:認証を受けておらず、目安としての数値を測るもの。価格は非常に安い(1,000円台〜)。
正確な測定値を求めるなら、必ず「医療機器認証品」を選んでください。
オンライン通販の利便性
そして、最も手軽で豊富な選択肢があるのが、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのオンライン通販です。特にコロナ禍以降、多くの方が通販で購入するようになりました。
オンラインのメリットは、自宅にいながらにして、様々なメーカー、価格帯、機能の製品を比較できる点です。また、在庫切れの心配も比較的少ないです。
ただし、オンライン通販でも、購入前に「医療機器認証番号」の記載を確認することは忘れないでください。製品の画像や説明文に、認証番号が明記されているか、または販売元が信頼できるメーカーや正規代理店であるかどうかが、失敗しないための最重要ポイントになります。
オンラインで商品を比較検討する方法については、記事の後半で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてくださいね。
購入前に知っておきたい!パルスオキシメーターの価格帯と予算の目安
パルスオキシメーターを購入しようとすると、価格帯が幅広く、どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれません。安いものだと数千円、高いものだと数万円するものもあります。この価格差は一体何なのか、予算の目安をモモストアが解説しますね。
3,000円〜5,000円台の安価なモデルの特徴
現在、市場に多く出回っているのが、この3,000円から5,000円程度の価格帯の製品です。特にオンライン通販では、この価格帯の製品が多く見られます。
この価格帯の製品の主な特徴は以下の通りです。
- 機能がシンプル:血中酸素飽和度(SpO2)と脈拍数の測定に特化しているものがほとんどです。
- 中国製が多い:製造コストを抑えているため、比較的安価で提供されています。
- ディスプレイ:LEDやシンプルな液晶ディスプレイを採用していることが多いです。
この価格帯でも、「医療機器認証番号」を取得している製品であれば、家庭でのセルフチェックには十分な精度を持っています。ただし、以下のような点で、高価なモデルに劣る場合があります。
| 安価なモデルの弱点 | 高価なモデルとの違い |
| 耐久性 | 落下衝撃に弱い、筐体がプラスチック感がある |
| 低灌流時の精度 | 指先の血流が弱い(冷えているなど)と測定エラーになりやすい |
| 表示の見やすさ | ディスプレイが小さめ、有機EL(OLED)ではない場合がある |
「まずは手軽に試してみたい」「日常の健康管理に使いたい」という方には、認証済みのこの価格帯のモデルがコスパが良いと言えるでしょう。
10,000円以上の高精度・高機能モデル
価格が10,000円を超えてくる製品は、主に以下のような特徴を持っています。これらは、より高い信頼性や、専門的な機能を求める方におすすめです。
- 日本製や有名メーカー製が多い:日本精密測器(NISSEI)やオムロンなど、医療機器メーカーの製品が多く、信頼性が高いです。
- 高精度なセンサー:低脈波状態(指先の血流が弱い状態)でも、より正確に測定できる技術が搭載されています。
- 多機能性:灌流指標(PI値)の表示、アラーム機能、Bluetoothによるスマホ連携機能などを備えていることがあります。
- ディスプレイ:視野角が広く、明るい有機EL(OLED)ディスプレイを採用していることが多いです。
特にPI値(Perfusion Index)は、指先の血流の良さを示す指標で、測定の信頼性をチェックするのに役立ちます。
「医療従事者の方」や「より厳密な体調管理が必要な方」「長く安心して使いたい方」は、少し予算を上げて、このクラスのモデルを選ぶと満足度が高いはずです。(参照: 薬剤師が解説するパルスオキシメーターの選び方)
モモストアからのおすすめとしては、最低でも「医療機器認証番号」があり、価格が5,000円以上の製品を目安にすると、品質と価格のバランスが取れたものを見つけやすいですよ。
パルスオキシメーターの賢い選び方!失敗しないためのチェックポイント
パルスオキシメーター選びで失敗しないためには、「安いから」とか「色が可愛いから」といった理由だけでなく、機能面や安全性に関する重要なチェックポイントを押さえておく必要があります。これを知っておけば、数ある製品の中からあなたに最適な一台を見つけられます。
最重要!医療機器認証番号の有無をチェック
これは何度でも繰り返しますが、最も重要なのは「医療機器認証番号」があるかどうかです。
認証番号は、厚生労働省が定める医療機器の安全基準と性能基準をクリアしている証です。この認証がない製品は、単なる「ウェルネス機器」や「健康管理グッズ」として扱われ、測定精度が保証されていません。特に血中酸素飽和度という重要な数値を測る機器ですから、精度が低いと誤った判断をしかねません。
認証番号の確認方法:
- パッケージや本体に「医療機器認証番号:XXXXXX」の記載があるか。
- オンライン通販の場合は、商品ページに認証番号が明記されているか、または「管理医療機器」と記載されているか。
購入する前に、この点をしっかり確認しましょう。「海外製だから安い」といった理由だけで飛びつくのは危険です。必ず認証品を選び、安全に使いましょう。
ディスプレイの見やすさ(OLEDと液晶)
測定した数値は、ディスプレイに表示されます。このディスプレイの見やすさも、重要なチェックポイントです。
主に、有機EL(OLED)ディスプレイと液晶(LCD)ディスプレイの2種類があります。
| ディスプレイの種類 | 特徴 | メリット |
| 有機EL(OLED) | 自発光で鮮やか。高級モデルに多い | 非常に明るく、視野角が広い。暗い場所でも見やすい。 |
| 液晶(LCD) | バックライトで表示。一般的なモデル | 消費電力が比較的少ない。安価なモデルに多い。 |
特に、夜間に測定したい場合や、高齢の方が使う場合は、OLEDディスプレイの製品が断然おすすめです。明るく、コントラストが高いため、数値を瞬時に、正確に読み取ることができます。また、表示が自動で4方向に切り替わる機能があるかどうかも、使いやすさに大きく影響しますよ。
サイズと携帯性、バッテリーの持続時間
パルスオキシメーターは、指に挟んで使う小さな機器ですが、サイズと携帯性も無視できません。
- 携帯性:自宅だけでなく、旅行や外出先でも使いたいなら、ストラップホールが付いていたり、専用ポーチが付属しているものが便利です。
- 指のサイズへの適合:特に、指が細いお子様や、指の太い方など、家族みんなで使いたい場合は、指を挟む部分の「ホールド感」や「適応サイズ」が重要になります。緩すぎたり、きつすぎたりすると、正確な測定ができません。
また、バッテリーについてもチェックが必要です。多くの製品は単4電池で動きますが、電池の持続時間や、オートパワーオフ機能が付いているかを確認しましょう。測定後に自動で電源が切れる機能は、電池の無駄遣いを防いでくれる嬉しい機能です。(参考: 楽天市場 医療機器認証パルスオキシメーターのレビュー)
医療用と一般用は何が違う?正確性や機能の差を徹底解説
パルスオキシメーターを探していると、「医療用」や「一般家庭用」という言葉を目にすることがあります。この2つにどのような違いがあるのか、気になりますよね。結論から言うと、家庭で使う分には、どちらを選んでも問題ありません。しかし、その背景には、測定精度や機能に関する違いがあります。
測定の正確性に関する規格の違い
「医療用」として病院やクリニックで使われるパルスオキシメーターは、一般的に、非常に厳しい基準と高い耐久性が求められます。特に、低灌流時(血流が弱い状態)や、体動(測定中に体が動いてしまうこと)によるノイズに対する「耐性」が優れています。
一方で、「一般家庭用」として販売されている製品も、前述の通り「医療機器認証」を受けていれば、日本の薬機法が定める一定の精度基準はクリアしています。
つまり、大きな違いは「使用環境」と「耐久性」にあります。
- 医療用(業務用):常に点滴やモニターに接続され、様々な患者さんに使用されるため、耐久性、連続測定機能、アラーム機能などが充実しています。
- 一般家庭用:主にセルフチェックを目的とし、使いやすさ、コンパクトさ、価格の手頃さが重視されます。
あなたが家庭で使う場合は、「医療機器認証を受けた家庭用」であれば、十分な信頼性があると考えて大丈夫です。ただし、家庭用であっても、日本精密測器(NISSEI)など、医療機器メーカーが製造している製品は、やはり信頼性が高い傾向にあります。
プロフェッショナルな機能の有無
高価なモデルや業務用には、一般家庭用にはないプロフェッショナルな機能が搭載されていることがあります。
| 機能名 | 説明 | 一般家庭での必要性 |
| PI値(灌流指標) | 指先の血流の強さを示す。測定の信頼性をチェック | あれば安心(特に冷え性の方など) |
| アラーム機能 | SpO2や脈拍が設定値を超えると警告音 | 睡眠中のモニタリングなどに役立つ |
| データ記録・転送 | 測定データを本体に記録したり、Bluetoothでスマホに転送 | 継続的な健康管理に役立つ |
特にデータ記録・転送機能は、日々の測定値をグラフ化して管理したり、かかりつけの医師に見せたりするのに非常に便利です。
もしあなたが、血圧計や体重計などもアプリで一元管理しているなら、Bluetooth連携機能があるモデルを検討してみるのもいいかもしれませんね。(参考: 医療機器のクラス分類と薬機法上の分類)
人気メーカー別!おすすめパルスオキシメーターの特徴と口コミ
いざ購入しようと思っても、様々なメーカーから製品が出ているため、「どれが良いのか分からない!」と迷ってしまうのが正直なところですよね。
ここでは、信頼性が高く、口コミでも評判の良い主要メーカーをピックアップし、それぞれの特徴と、実際に使った人の声をご紹介します。
オムロン (OMRON) の信頼性の高さ
健康管理機器の分野で絶大な信頼を誇るオムロン。血圧計や体温計でもおなじみのメーカーですが、パルスオキシメーターも取り扱っています。
【特徴】
- 安心の日本ブランド:品質管理が徹底されており、耐久性にも優れていると評価されています。
- シンプルな操作性:誰でも迷わず使えるよう、ボタンが少なく、表示が分かりやすい設計になっています。
- デザイン性:家庭に馴染みやすい、清潔感のあるデザインが多いです。
【口コミの傾向】
「長年オムロンの血圧計を使っているので、迷わずオムロンを選んだ」「表示が大きく、高齢の親でも自分で測れる」「電源のオンオフが簡単で助かる」といった、信頼性と使いやすさを評価する声が多いです。特に、初めてパルスオキシメーターを購入する方には、最も安心できる選択肢の一つと言えるでしょう。
日本精密測器 (NISSEI) の多様なラインナップ
日本精密測器(NISSEI)は、まさに「測定器のプロ」と言えるメーカーです。医療現場でも使われるような高精度な機器から、一般家庭用まで、幅広いラインナップを持っています。
【特徴】
- プロも認める精度:低灌流(血流の弱い状態)でも測定しやすい、独自の技術を持つモデルが多いです。
- 高機能モデルが充実:PI値表示やアラーム機能など、多機能を求めるニーズにも応えられる製品があります。
- 耐久性と安定性:長く使いたい、頻繁に使うという方におすすめのしっかりとした作りです。
【口コミの傾向】
「病院で使われているメーカーだったので信頼して購入した」「低く出ることがなくなり、安定した数値が出るようになった」「多少値は張るが、正確性を考えると納得」といった、測定精度と品質に対する評価が非常に高いです。特に、「パルフィス」などの製品は、多くのレビューで高評価を得ています。
ドリテック (DRETEC) のお手頃モデル
キッチンタイマーや温度計など、手軽な生活家電を多く手掛けるドリテックも、医療機器認証を取得したパルスオキシメーターを販売しています。
【特徴】
- コストパフォーマンス:医療機器認証品でありながら、比較的手頃な価格帯のモデルが多いです。
- ポップなデザイン:カラーバリエーションが豊富で、家庭で気軽に使えるデザインが魅力です。
- シンプル操作:複雑な機能がなく、ワンタッチで測定できる簡単操作を重視しています。
【口コミの傾向】
「初めての購入だったので、価格が手頃で助かった」「色が選べてよかった」「機能はシンプルだが、SpO2と脈拍が分かれば十分」といった、価格と使いやすさを評価する声が多いです。ご家族で使うのではなく、個人で手軽に管理したい方にぴったりのメーカーと言えるでしょう。
これらのメーカー以外にも、村中医療器やケンツメディコなど、専門的な医療機器メーカーの製品も人気があります。口コミを参考に、あなたのニーズに合ったメーカーを選んでくださいね。
ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!)で購入するメリットとデメリット
薬局での購入にこだわらなければ、やはりネット通販が最も有力な購入先になります。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった主要なECサイトを利用する際のメリットとデメリットをしっかり把握しておきましょう。
メリット:品揃えが豊富で価格競争が激しい
ネット通販の最大の魅力は、その「圧倒的な品揃え」と「価格競争」です。
薬局ではせいぜい数種類しか並んでいませんが、ネット上では数十種類以上のパルスオキシメーターを比較できます。これにより、あなたの細かいニーズに合った一台を見つけやすくなります。
- 価格比較が容易:同じ製品でも、複数の販売店が出品しているため、リアルタイムで最安値を探せます。
- 口コミやレビューが豊富:実際に購入した人の声(使いやすさ、精度の評価など)を参考に、失敗を避けられます。
- 在庫切れの心配が少ない:店舗と比べて、全国の在庫から探せるため、緊急時でも手に入れやすいです。
- ポイントがお得:楽天ポイントやTポイントなど、普段使っているポイントを貯めたり使ったりできるのも魅力です。
特に「医療機器認証」を取得している製品に絞り込んで検索できるのも、ネット通販の大きなメリットです。商品ページの隅々までチェックして、信頼できる製品を選びましょう。(参照: 楽天市場 pulse oximeterの検索結果)
デメリット:医療機器認証の確認を忘れずに
ネット通販は便利ですが、デメリットもあります。それは、「非認証品」が紛れ込んでいる可能性があることです。
前述した通り、「健康管理目的」として医療機器認証なしで販売されている、非常に安価な製品が多く存在します。これらの製品は、正しい測定ができないリスクがあるため、注意が必要です。
| ネット通販での注意点 | チェックするべきこと |
| 極端な安価な製品 | 「医療機器認証番号」の記載があるか? |
| 販売元が不明な店舗 | レビュー数や評価、返品・交換ポリシーを確認 |
| 実物が見られない | 画像や動画、寸法を確認し、サイズ感を把握する |
また、オンラインでは実物を触って試すことができないため、「指を挟む部分のバネが硬すぎる」「表示画面が思ったより暗い」といった、使用感に関する不満が出ることもあります。
口コミで「使いやすいか」「指のホールド感はどうか」といった具体的な使用感をチェックしてから購入するのが、賢い方法です。
モモストアとしては、ネット通販を利用する際は、必ず「医療機器認証」と「信頼できるメーカー・販売元」の二点をクリアしている製品を選んでいただくことを強くおすすめします!
薬局で購入する際のメリット・デメリットと薬剤師への相談
薬局での購入には、ネット通販にはない、安心感という最大のメリットがあります。「実際に足を運んで買うのは面倒…」と思うかもしれませんが、特に初めてパルスオキシメーターを使う方にはおすすめです。
薬剤師や登録販売者に相談できる安心感
薬局で購入する一番のメリットは、やはり専門知識を持った薬剤師さんや登録販売者さんに、直接相談できることです。
あなたがパルスオキシメーターを探している背景や、どのような体調管理をしたいのかを伝えることで、最適なモデルを提案してもらえます。
相談できる具体的な内容:
- 測定値の「正常値」や「異常値」の目安について
- 現在服用している薬との関連性(特に血流に影響する薬)
- 正しい測定方法や、誤作動を防ぐためのコツ
- メーカーごとの保証やアフターサポートについて
特に「この数値が出たらすぐに病院に行った方がいいですか?」といった、医療的な判断の目安について相談できるのは、非常に心強いですよね。対面で質問できる安心感は、ネット通販では決して得られない価値です。
品揃えの少なさと価格の傾向
一方で、薬局で購入するデメリットも知っておきましょう。
まず、品揃えが少ないことです。大型ドラッグストアでも、せいぜい3~5種類程度の取り扱いが多いです。多くの製品を比較検討したい方には不向きかもしれません。
次に、価格がネット通販より高い傾向にあることです。人件費や店舗運営費がかかるため、どうしてもネット専売品のような破格の安さにはなりにくいです。しかし、その分、信頼性の高いメーカー品が厳選されているとも言えます。
【薬局購入が向いている人】
- 初めてパルスオキシメーターを使うので、専門家のアドバイスが欲しい人
- 実物を見て、操作感やサイズ感を確認したい人
- 信頼性の高いメーカー品に絞って選びたい人
このように、薬局での購入は、「安心感」と「信頼性」を重視する方におすすめです。
パルスオキシメーターを測定するときの正しい使い方とコツ
せっかくパルスオキシメーターを購入しても、使い方が間違っていては、正確な数値が測れません。特に、指先をクリップで挟むという簡単な操作だけに、意外な落とし穴があるんです。正しい使い方と、測定精度を上げるためのちょっとしたコツをご紹介しますね。
正しい測定のための準備(指先を温めるなど)
パルスオキシメーターは、指先の毛細血管の血流(灌流)をセンサーで感知して測定します。そのため、指先の血流状態が、測定値に大きく影響します。
【測定前に確認すべきこと】
| 項目 | 正しい状態 | 影響するケース |
| 指先の温度 | 温かい状態 | 指先が冷えている(血流が悪い)と正確に測れない |
| 測定する指 | 中指または人差し指 | 一般的に、親指や小指はセンサーの形に合わず、数値が不安定になりやすい |
| 測定中の姿勢 | 動かさず安静にする | 測定中に指を動かすと、脈拍やSpO2の数値が大きくブレる |
| マニキュア・つけ爪 | 何も塗っていない状態 | 後述しますが、マニキュアやつけ爪は測定エラーの原因になる |
特に冬場など、指先が冷たいと感じる場合は、両手をこすり合わせたり、温かい飲み物を握るなどして、指先を温めてから測定しましょう。数値を測る際は、座ってリラックスした状態で、しばらく安静にしてから行うのが理想的です。
マニキュアやつけ爪が測定に与える影響
おしゃれを楽しんでいる方には残念なお知らせですが、マニキュアやジェルネイル、つけ爪は、パルスオキシメーターの測定に深刻な影響を与えます。
パルスオキシメーターは、光を指に当てて、血液中の酸素飽和度を測定する仕組みです。マニキュアなどの色が、光の透過や反射を妨害してしまうため、以下のような問題が発生します。
- 測定エラー:「—」や「E」などのエラーが表示されて、数値が出ない。
- 低く表示される:実際よりも低いSpO2値が表示されてしまい、不必要な心配を引き起こす。
特に、赤や青、黒といった濃い色のマニキュアは、測定に影響を及ぼしやすいです。測定が必要な場合は、面倒でもネイルを落とすか、爪を何も塗っていない指(例えば足の指)で測定するようにしましょう。
また、つけ爪や分厚いジェルネイルも、指がクリップに正しく挟まらず、センサーと皮膚が密着しない原因となり、測定誤差につながります。正しい使い方を心がけて、正確な健康状態を把握してくださいね。
脈拍数と酸素飽和度(SpO2)の正常値を知っておこう
パルスオキシメーターで測定できるのは、主に血中酸素飽和度(SpO2)と脈拍数の2つです。これらの数値が、具体的にどのような状態を示しているのか、そして「正常値」がどのくらいなのかを知っておくことが、日々の健康管理において非常に重要です。
SpO2(酸素飽和度)の正常範囲
SpO2とは、血液中のヘモグロビンのうち、酸素と結合しているヘモグロビンの割合を示す数値です。この数値が高いほど、全身に十分な酸素が運ばれていることを意味します。
【SpO2の目安】
| SpO2値 | 状態の目安 | 取るべき行動 |
| 96%~99% | 正常範囲 | 安心して日常生活を送る |
| 90%~95% | 要注意(軽度の低酸素血症の可能性) | 安静にして様子を見る。数値が続く場合は医療機関に相談 |
| 90%未満 | 危険(中度以上の低酸素血症の可能性) | すぐに医療機関に連絡・相談する |
健康な方であれば、SpO2は通常96%以上の値を示します。もし、平常時に95%を下回る状態が続く場合は、何らかの呼吸器系や循環器系の問題が隠れている可能性があります。特に90%を下回った場合は、緊急を要する状態である可能性が高いため、ためらわずに医療機関を受診してください。
ただし、SpO2の基準は、年齢や持病(特に慢性的な肺疾患など)によって異なります。ご自身の平常時の数値を知っておくことが、変化に気づくための第一歩です。
脈拍数の正常範囲と異常な数値
パルスオキシメーターは、SpO2と同時に脈拍数も測定してくれます。脈拍数は、心臓が血液を全身に送り出すペースを示しています。
【安静時の脈拍数の目安(成人)】
- 正常範囲:1分間に60回~100回
- 徐脈(遅い):60回未満
- 頻脈(速い):100回超
ただし、運動直後や緊張しているときは、脈拍数が一時的に増えるのは正常な反応です。あくまで「安静時」の数値をチェックすることが大切です。
安静時にもかかわらず、脈拍数が極端に速い(100回以上)または遅い(50回未満)状態が続く場合は、不整脈などの心臓の異常が隠れている可能性もあります。SpO2だけでなく、脈拍数にも気を配りましょう。
普段の自分の平均値を知っておくためにも、体調が良いときに何度か測定して記録しておくことをおすすめします。そうすることで、「いつもと違う」という変化にすぐに気づくことができますよ。(参照: Normative pulse oximetry values in healthy children – Saudi Medical Journal)
中古やフリマアプリ(メルカリなど)での購入は避けるべき理由
「少しでも安く手に入れたい!」という気持ちから、メルカリやヤフオクなどのフリマアプリ、または中古品店でパルスオキシメーターを探す方もいるかもしれません。
しかし、パルスオキシメーターは、中古品での購入を避けるべき医療機器です。その理由をしっかり理解しておきましょう。
衛生面・感染症リスクの懸念
パルスオキシメーターは、指に直接触れて測定する機器です。前使用者がどのような環境で、どのような健康状態のときに使用していたかを知ることはできません。
特に、感染症対策のために購入する方が多いため、中古品には衛生面でのリスクが伴います。
- クリップ部分のゴムやセンサー部分に、目に見えないウイルスや細菌が付着している可能性がある
- プラスチック部分の細かい傷から汚れが侵入し、拭き取りだけでは不十分な場合がある
もちろん、中古品を消毒してから使うことは可能ですが、医療機器の専門的な消毒は難しく、また本体内部まで完全に清潔にするのはほぼ不可能です。ご自身やご家族の健康を守るためにも、衛生面のリスクを避けるために、新品を購入することをおすすめします。
故障や測定精度の保証がない危険性
パルスオキシメーターは、非常に精密なセンサーを使用している機器です。中古品の場合、以下のような品質に関する問題が潜んでいる可能性があります。
- センサーの経年劣化:光を当てて測定するため、長期間の使用によりセンサーの精度が落ちている可能性がある。
- 電池部の故障:電池の液漏れなどにより、本体内部が腐食している可能性がある。
- 落下や衝撃による誤差:前使用者が落としたり、ぶつけたりしたことで、正しい測定ができなくなっている可能性がある。
- 保証・サポートなし:メーカーの保証期間が過ぎているため、故障しても修理や交換ができない。
特に測定精度については、見た目では判断がつきません。安いからといって中古品を購入し、「間違ったSpO2値」が表示されてしまうと、健康状態を誤って判断してしまうという、最も危険な事態を招きかねません。必ず医療機器認証を受けた新品を購入してくださいね。
まとめ:パルスオキシメーターは薬局でもネットでも購入可能!
ここまで、パルスオキシメーターの販売場所から選び方、使い方まで、詳しく解説してきました。最後に、この記事の重要ポイントをもう一度まとめておきましょう!
ライフスタイルに合わせた購入方法を選ぼう
パルスオキシメーターは、薬局やドラッグストア(大手チェーン)でも、家電量販店でも、そしてオンライン通販でも購入可能です。あなたが何を最も重視するかによって、最適な購入場所は変わってきます。
| 購入場所 | 向いている人 | 最大のメリット |
| 薬局・ドラッグストア | 専門家(薬剤師など)に相談したい人 | 対面で安心感を持って購入できる |
| 家電量販店 | 実物を比較・試したい人、ポイントを貯めたい人 | 複数のメーカー品を比較検討できる |
| オンライン通販 | 価格を比較したい人、すぐに手に入れたい人 | 品揃えが豊富で、自宅にいながら手配可能 |
ご自身のライフスタイルや、パルスオキシメーターを使う目的を考えて、最もストレスなく購入できる方法を選んでくださいね。
迷ったらAmazonや楽天市場の口コミを参考に!
もし、どのモデルを選べばいいか本当に迷ってしまったら、オンライン通販の口コミを参考にするのが一番手軽で確実です。
特に楽天市場やAmazonでは、数多くの購入者によるレビューが寄せられています。以下の点を中心にチェックしてみてください。
- 「測定が速い」または「すぐ数値が出る」という評価が多いか
- 「指を挟む力がちょうど良い」など、装着感に関する評価が良いか
- 「医療機器認証番号が確認できた」といった、信頼性に関する言及があるか
そして、最も大切なのは、「医療機器認証品」であることを絶対に譲らないことです。信頼できる一台を手に入れて、日々の健康管理に役立ててください。
モモストアは、あなたの健康を心から応援しています!

