JCBギフトカードどこで買える?購入場所と手軽に手に入れる方法を徹底解説!
大切な方への贈り物や、日頃の感謝を伝えるギフトとして、全国約100万店以上で使えるJCBギフトカードは非常に人気が高いですよね。
でも、いざ「買おう!」と思ったとき、「あれ?どこで売っているんだろう?」と手が止まってしまう方も多いのではないでしょうか?
この記事では、JCBギフトカードを安全かつ確実に手に入れられる購入場所から、知っておくと便利な購入方法まで、モモストアが徹底的にご紹介していきます!
この記事を読めば、もう購入場所に迷うことはなくなりますよ!
・【ネット注文】公式サイトでの購入手順とメリット・デメリット
・【実店舗】JCBギフトカードを対面で購入できる販売店一覧
・百貨店・大型ショッピングモールでの取り扱い状況
・スーパー・ディスカウントストアでの購入は可能?
- JCBギフトカードはどこで買える?主な購入ルートをチェック
- 【ネット注文】公式サイトでの購入手順とメリット・デメリット
- 【実店舗】JCBギフトカードを対面で購入できる販売店一覧
- 百貨店・大型ショッピングモールでの取り扱い状況
- スーパー・ディスカウントストアでの購入は可能?
- 家電量販店やホームセンターでの購入は意外と便利!
- 旅行会社(JTBなど)での購入はなぜ人気なの?
- 金券ショップやフリマアプリで購入する際の注意点
- JCBギフトカードの種類と券種(1,000円券・5,000円券)について
- モバイルオーダーや電話注文サービスを賢く利用するコツ
- 支払い方法の疑問を解決!現金以外にJCBカードは使える?
- 贈り物に必須!のしや包装サービスはどこで頼める?
- JCBギフトカードを購入する前に知っておきたい3つの注意点
- 大量購入・法人利用を検討している場合の購入方法
- JCBギフトカードをAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで購入できる?
- JCBギフトカードをメルカリやオークションサイトで買うのは危険?
- JCBギフトカード購入後の取り消し・返品はできる?
- JCBギフトカードの有効期限と失効について知っておくべきこと
- JCBギフトカードはAmazonでも使える?利用できる店舗の傾向
- JCBギフトカードを贈る際に知っておきたいマナーと渡し方
- JCBギフトカードの換金率と金券ショップでの売却
JCBギフトカードはどこで買える?主な購入ルートをチェック

JCBギフトカードの購入方法って、実はいくつか選択肢があるのをご存知でしたか?
「お店のサービスカウンターで買うもの」というイメージが強いかもしれませんが、現代ではインターネットでの購入が最も主流になっています。
まずは、主な購入ルートをざっくりと把握しておきましょう。購入ルートは大きく分けて以下の4つがあります。
| 購入ルート | 主な場所/サービス | メリット | デメリット |
| インターネット | JCB公式サイト | 24時間いつでも注文可能、多様な包装・のし対応、自宅配送 | 送料・手数料がかかる、手元に届くまで数日かかる |
| 全国の販売店 | 百貨店、大型スーパー、旅行会社など | すぐに手に入る、実物を見て安心できる | 店舗の営業時間による制限、在庫がない場合がある |
| モバイルオーダー | Web注文&店頭受け取り | 待ち時間短縮、事前に注文・決済ができる | 受け取り店舗が限定される |
| 電話注文 | JCBギフトカードデスク | オペレーターに相談しながら注文できる | 受付時間が限られる、手数料が割高な場合がある |
この中でも、大量に必要な方や、遠方の方へ贈りたい場合は「インターネット」が断然便利です。
一方で、「今日すぐに必要!」という緊急性の高い場合は「全国の販売店」が最適解となります。
このように、ご自身の状況に合わせて最適な購入方法を選ぶことが大切なんです。
特に、JCBギフトカードは人気が高いため、週末や年末年始などの繁忙期には店舗の在庫が少なくなることもあります。もし確実に入手したいなら、事前に電話で確認したり、公式サイトから早めに注文したりするのが賢明ですよ。
ちなみに、JCBの公式サイトで販売店を検索できますが、販売店によって取り扱い券種や支払い方法が異なるので注意が必要です。
例えば、ある店舗では1,000円券のみの取り扱いだったり、別の店舗では現金払いしかできなかったり、といったケースもあります。これは販売店の独自のルールによるものですから、気になる店舗がある場合はJCBギフトカードの販売店検索ページで詳細を確認するか、直接問い合わせることをおすすめします。
「JCBギフトカード」と「JCBプレモカード」の違いを知っておこう
ここで多くの方が混同しがちなのが、JCBが発行するもう一つのギフトサービス、JCBプレモカードとの違いです。
ユーザーの方の検索キーワードを見ると、「JCBの商品券」という表現を使っている方が多いため、紙のギフトカード(JCBギフトカード)を探していると推測されますが、念のためカードタイプのギフト券についても触れておきましょう。
| 比較項目 | JCBギフトカード(紙の商品券) | JCBプレモカード(カードタイプのギフト) |
| 利用方法 | 紙券をレジで渡す | プリペイドカードとして決済 |
| チャージ | 不可(使い切り) | 可能(繰り返し使える) |
| 利用可能店舗 | 約100万店以上(百貨店、宿泊施設など) | 約70万店以上(コンビニ、マクドナルドなど) |
| 購入場所 | 販売店、公式サイト、電話 | コンビニ(ファミマ、ローソン)、公式サイト、電話 |
JCBギフトカードは、有効期限がない「紙の商品券」で、主にフォーマルな贈り物や、年配の方へのギフトとして根強い人気があります。
一方、JCBプレモカードは、チャージして繰り返し使える「電子マネーに近いカード型ギフト」で、コンビニやオンラインでの利用に便利です。コンビニで購入できるのはプレモカードの方なので、間違えないようにしましょう!
今回あなたが探している「JCBの商品券」の多くは、このJCBギフトカード(紙券)のことだと思いますので、このまま記事を進めていきますね。
【ネット注文】公式サイトでの購入手順とメリット・デメリット
JCBギフトカードを一番手軽に、かつ豊富なオプションから選んで購入したいなら、断然JCBの公式サイトからのネット注文をおすすめします。
特に、遠方のご家族や友人へ直接送りたい場合、大量にまとめて購入したい場合に力を発揮してくれますよ。
公式サイトからの購入ステップ
購入手順は非常にシンプルで、普段ネットショッピングをするのと変わりません。
ざっくりとした流れは以下の通りです。
- JCB公式サイトのギフトカード購入ページへアクセス
- 希望の券種(1,000円券/5,000円券)と枚数を指定
- 包装やのしの種類を選択(オプションサービス)
- 購入者情報、お届け先情報を入力
- 支払い方法を選択(JCBカード決済または銀行振込)
- 注文内容を確認し、確定
MyJCB IDを持っている方なら、ログインするだけで購入履歴から簡単に再注文ができるなど、リピーターには嬉しいサービスもあります。贈り物として頻繁に利用する方は、ぜひ活用したい機能ですね。
また、公式サイトの魅力は、なんといっても「包装・のし」の選択肢が豊富な点です。カジュアルなものから、お祝い事、仏事に対応したものまで、用途に合わせた最適なラッピングを選べます。このサービスは、実店舗ではなかなか対応してもらえないことが多いので、ネット注文の大きな強みと言えます。
ネット注文のメリット・デメリットまとめ
| メリット | デメリット |
| 24時間365日いつでも注文可能 | 手元に届くまでに通常2営業日以上かかる |
| 多様な包装・のしを選べる | 送料(550円/税込)や、振込手数料がかかる |
| お届け先を複数指定できる | 注文後すぐに必要な場合は利用できない |
| JCBカードで決済可能 | 急な入り用には対応できない |
ご覧の通り、ネット注文は利便性が高い反面、送料や日数がかかるというデメリットがあります。
特に注意したいのが、注文が集中するゴールデンウィークや年末年始などは、発送に通常より時間がかかるケースがあることです。贈りたい日が決まっている場合は、余裕をもって注文するようにしましょう。
もし、急ぎで手に入れたい場合は、次の章で解説する「実店舗での購入」を検討するのがベストですよ。
JCBカードを持っていなくても、銀行振込で購入できますが、銀行の営業時間や振込手数料なども考慮に入れる必要がありますね。詳細な注文プロセスについては、JCBギフトカードオンライン購入ガイドを参考にすると安心です。
【実店舗】JCBギフトカードを対面で購入できる販売店一覧
「ネットで注文するのは面倒」「すぐに手渡ししたい」という方にとって、実店舗での購入は最も確実で迅速な方法です。
JCBギフトカードは全国約3,000か所の販売店で購入できるとされていますが、具体的にどんな場所で手に入るのかを詳しく見ていきましょう。
主要な販売チャネルは以下の通りです。
- 百貨店・大型店:多くの店舗のサービスカウンターや商品券売り場で取り扱っています。
- 大手スーパーマーケット:サービスカウンターで販売していることが多いです。
- 旅行会社:JTB、日本旅行など、主要な旅行会社の一部店舗で取り扱いがあります。
- 一部のホームセンター・家電量販店:店頭で販売しているケースがあります。
百貨店や大型店のサービスカウンターが最も確実!
実店舗の中で最も取り扱いが確実で、在庫も安定しているのは、主要な百貨店や大型ショッピングモールのサービスカウンターです。
例えば、三越、伊勢丹、高島屋、大丸、西武、そごうなどの百貨店では、ほぼ確実に購入できます。これらの店舗では、贈答品としての需要も高いため、包装やのしについても丁寧に対応してくれることが多いのが魅力です。
ただし、すべての百貨店のすべてのカウンターで対応しているわけではありません。通常は「商品券売り場」や「サービスカウンター」といった特定の場所での販売となります。
また、ショッピングモール内の専門店ではなく、モール自体のサービスカウンターでの取り扱いになることが一般的です。
週末や連休前などは混雑が予想されますので、大量に購入する場合は事前に電話で在庫を確認したり、待ち時間を覚悟したりした方が良いかもしれませんね。
特に、地方の店舗や小型店舗では取り扱いがない場合や、券種が限定されていることもありますので、「お近くの百貨店だから安心!」と過信せずに、お住まいの地域名と合わせて販売店を検索してみるのがベストです。
注意!コンビニエンスストアでは買えない!
「ギフトカード」というと、ついついコンビニをイメージしがちですが、JCBギフトカード(紙券)は、セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなどのコンビニエンスストアでは購入できません。
コンビニで購入できるのは、先ほど触れたカードタイプの「JCBプレモカード」や、Amazonギフトカード、Apple Gift Cardなど、POSAカード(コンビニのレジで有効化されるプリペイドカード)が中心です。
「仕事の帰り道にサッと買いたい」と思っても、コンビニでは取り扱いがないので、時間を無駄にしないためにも、百貨店や大型スーパーなど、確実な販売店に向かうようにしてくださいね。
百貨店・大型ショッピングモールでの取り扱い状況
実店舗での購入を考える上で、最も重要なのが百貨店や大型ショッピングモールです。
これらの施設は、贈答品としての需要が高いため、JCBギフトカードの販売体制が整っていることが多いからです。
主要百貨店・大型店の取り扱い例
ほぼ全ての主要な百貨店で購入が可能ですが、念のため代表的な店舗の例と、購入時のチェックポイントを表にまとめました。
| 施設カテゴリー | 代表的な施設名 | 購入場所の傾向 | 注意点 |
| 百貨店 | 三越、伊勢丹、大丸、高島屋、東急百貨店など | 商品券売り場、サービスカウンター | 購入できるのは開店〜閉店時間内のみ。 |
| 大型SC | イオンモール、ららぽーと、三井アウトレットパークなど | 総合サービスカウンター、インフォメーション | 専門店ではなく、SC運営会社のカウンターを探すこと。 |
| 駅ビル・ファッションビル | ルミネ、アトレ、パルコ(一部) | インフォメーション、一部の店舗のみ | 施設によっては取り扱いがない場合も多いので要確認。 |
特に「イオン」は、全国に多くの店舗を持つため、「イオンで買いたい!」という方も多いでしょう。イオンでは、一部の店舗でJCBギフトカードを購入できますが、全てのイオン系列店で取り扱っているわけではないという点に注意が必要です。
通常、大型の「総合スーパー(GMS)」であるイオンのサービスカウンターで販売されていることが多いですが、小型の「マックスバリュ」や「まいばすけっと」などでは販売していないことがほとんどです。
確実を期すなら、やはり最寄りのイオンが販売店かどうか事前にウェブでチェックするか、電話で確認してみるのが最良の方法ですよ。
また、百貨店や大型店で購入する際の大きなメリットは、JCBカードで購入できるケースが多いことです。後ほど詳しく説明しますが、手持ちのJCBカードのショッピング枠を使ってギフトカードを購入できるのは、ポイントを貯めたい方にとって大きな魅力ですよね。ただし、店舗によっては現金のみの取り扱いとなっている場合もあるので、決済前に必ず確認してくださいね。
購入の際は「サービスカウンター」を目指す!
百貨店やショッピングモール内でJCBギフトカードを探す際、どこへ行けばいいか迷ったら、まずは「サービスカウンター」または「インフォメーション」を目指しましょう。多くの施設で、これらの場所がギフトカードの販売窓口となっています。
一般のレジでは取り扱いがないことがほとんどです。
また、贈り物として購入する場合、百貨店であれば無料で丁寧な包装やのし掛けをお願いできることが多いです。特にフォーマルな贈答品として利用する場合は、百貨店で購入すると安心感がありますね。購入する際は、用途を伝えて最適な包装を選んでもらいましょう。
スーパー・ディスカウントストアでの購入は可能?
日常のお買い物のついでに、スーパーやディスカウントストアでJCBギフトカードを買えたら便利ですよね。
結論から言うと、一部の大型スーパーでは購入可能ですが、ディスカウントストアでの取り扱いは限定的です。
購入できる可能性が高いスーパーマーケット
イオン以外にも、以下の大手スーパーマーケットの一部店舗では、JCBギフトカードを取り扱っている実績があります。
- イトーヨーカ堂:大型店を中心にサービスカウンターでの販売実績があります。
- ダイエー:一部の店舗で取り扱いがあります。
- 西友:一部店舗のサービスカウンターで販売している場合があります。
- ライフ、マルエツなど:地域によって販売の有無が分かれますが、大型店では可能性あり。
これらのスーパーマーケットで購入する最大のメリットは、自宅や職場の近くなど、アクセスしやすい場所にあることが多いという点です。わざわざ遠くの百貨店まで足を運ばなくても、いつものお買い物ルートで購入できるのは非常に魅力的ですよね。
しかし、スーパーでの取り扱いは、百貨店に比べて「店舗による差」が非常に大きいです。
同じチェーン店であっても、店舗の規模や地域戦略によって販売の有無が異なります。そのため、「○○というスーパーで買えた」という情報があっても、必ず事前に電話で問い合わせるか、JCBの公式販売店検索で確認するのが賢明です。
ドン・キホーテなどディスカウントストアでの取り扱い
「ドン・キホーテ」のようなディスカウントストアは、JCBギフトカードが使えるお店として有名ですが、販売しているかどうかは別問題です。
検索結果(※1.2)にも記載がある通り、ドン・キホーテは「JCBギフトカードが使えるお店」の一つとしてリストアップされていますが、これが「販売店」であることを直接意味しているわけではありません。販売店かどうかは、その店舗がギフトカード販売の契約をしているかどうかによります。
ドン・キホーテの一部大型店では販売しているという情報もありますが、頻繁に購入できる場所としては確実性に欠けます。基本的には、百貨店や大手スーパーのサービスカウンターを優先して探す方が、効率的かつ確実性が高いと言えますね。
ドラッグストアでは買えない?
近年、日用品から食品まで何でも揃うドラッグストアですが、JCBギフトカード(紙券)を販売している店舗は、ほぼありません。
ツルハドラッグやウエルシア、スギ薬局などの大手チェーンでも、基本的に取り扱いはありません。
これも、先ほどのコンビニと同様に、POSAカード(各種プリペイドカード)の販売が中心となっているためです。「ついでに買いたい」という気持ちは分かりますが、ドラッグストアは対象外だと覚えておきましょう。
家電量販店やホームセンターでの購入は意外と便利!
JCBギフトカードの意外な購入場所として、家電量販店やホームセンターが挙げられます。これらの店舗は、郊外にも多く立地しているため、車でのアクセスがしやすいというメリットがあります。
主要な家電量販店の取り扱い例
主要な家電量販店では、一部店舗でJCBギフトカードの販売を行っています。特に大手チェーンの大型店舗では、サービスカウンターや専用のカウンターを設けていることが多いです。
- ヤマダデンキ:一部のLABI店舗や大型店で販売実績があります。
- ビックカメラ:一部店舗のサービスカウンターで取り扱いがあります。
- ヨドバシカメラ:こちらも一部店舗で販売している可能性があります。
- ケーズデンキ:大型店舗では販売しているケースがあります。
家電量販店での購入の利点は、立地の良さと、比較的遅い時間まで営業している店舗が多いことです。例えば、仕事が終わってから百貨店に行くのは間に合わないけれど、夜遅くまで開いている家電量販店なら間に合う、ということもあるでしょう。
ただし、家電量販店での購入も、スーパーと同様に「店舗によって取り扱いの有無や券種が異なる」という点には細心の注意が必要です。特に、小型店舗や駅前の店舗では、販売スペースや人員の都合で取り扱いがないことも少なくありません。
購入を予定している場合は、必ず「家電量販店名 + JCBギフトカード 販売」で検索するか、電話で確認しましょう。
ホームセンターでの購入も選択肢に
ホームセンターも、JCBギフトカードの販売店としてリストに挙がることがあります。
例えば、島忠/島忠ホームズ、カインズ、コメリなどの一部大型店舗では、サービスカウンターで販売しているケースがあります。
ホームセンターは、駐車場が広くて車でアクセスしやすく、日用品の買い物ついでに立ち寄れるのがメリットですね。
ホームセンターのサービスカウンターは、比較的待ち時間が短い傾向にあるため、「急いでいるけど、ネット注文では間に合わない」という場合に、穴場的な購入場所として活用できるかもしれません。
ここでもやはり、事前に取り扱いを確認する一手間は惜しまないようにしてください。販売が終了していたり、一時的に在庫切れだったりする可能性もゼロではありませんからね。
旅行会社(JTBなど)での購入はなぜ人気なの?
JCBギフトカードの販売ルートとして、昔から非常にメジャーなのが旅行会社の店舗です。
「なぜ旅行会社で?」と思うかもしれませんが、これにはきちんとした理由があるんです。
ギフト券と旅行業界の深い関係
JCBギフトカードは、旅館やホテル、旅行ツアーの支払いにも利用できるため、旅行業界とは非常に親和性が高い商品です。
そのため、JTB、日本旅行、近畿日本ツーリストなど、主要な旅行会社の店舗(一部を除く)では、JCBギフトカードの販売を積極的に行っていることが多いです。
旅行会社で購入するメリット
- アクセスが良い店舗が多い:主要駅前やデパート内に店舗を構えていることが多く、立ち寄りやすい。
- 贈答品としてのノウハウ:旅行のプロですから、フォーマルな贈答品としての包装やのし掛けの対応に慣れているスタッフが多い。
- 在庫が安定している傾向:ギフト券の取り扱いが多いため、百貨店ほど混雑していない場合、スムーズに購入できる可能性がある。
特に、旅行会社はギフト券の販売に関する専門知識を持っていることが多いため、法人利用や大量購入の相談にも乗りやすいというメリットがあります。
ただし、すべての旅行会社や、すべての支店で販売しているわけではありません。特に近年は、旅行会社の店舗数が減少傾向にあるため、事前にJTBの公式サイトなどで販売店舗の情報を確認してから向かうようにしましょう。
JTBナイスギフトとの違い
ここで注意が必要なのが、旅行会社であるJTBが発行する「JTBナイスギフト」という商品券の存在です。
このナイスギフトも、JCBと提携しており、JCBギフトカードと非常に似たデザインや利用可能店舗を持っています。実際に、検索結果(※1.6)にはJTBナイスギフトのご利用加盟店一覧が表示されていることからも、その混同のしやすさが分かります。
もしあなたが求めているのが「JCBギフトカード」そのものであれば、旅行会社で「JCBナイスギフト」を勧められたとしても、「JCB発行のJCBギフトカードが欲しい」と明確に伝えることが重要です。ナイスギフトはJTBのサービスカウンターなどで購入できますが、JCBギフトカードとは発行元が異なるため、細かな利用規約が違う可能性がありますからね。
金券ショップやフリマアプリで購入する際の注意点
「少しでも安くJCBギフトカードを手に入れたい!」と考えるなら、金券ショップやフリマアプリでの購入も選択肢に入ってくるでしょう。
しかし、このルートはメリットと同時に大きなリスクも伴うため、モモストアとしては慎重になることをおすすめします。
金券ショップのメリットとリスク
金券ショップの最大のメリットは、額面よりも安く購入できる可能性があることです。
JCBギフトカードは人気が高いため、割引率はそれほど大きくありませんが、それでも99%〜99.5%程度の価格で購入できることがあります。
| メリット | リスク・注意点 |
| 定価より安く購入できる | 偽造券のリスクはゼロではない |
| 現金で購入できる | 券種が限定される場合がある(1,000円券のみなど) |
| その場ですぐに手に入る | 包装やのしなどのサービスは一切ない |
特に注意したいのは、金券ショップは法人からの買取品も多いため、法人名が入った裏面記載があるギフトカードが混ざっている場合があることです。利用上は問題ありませんが、贈答用としては避けた方が無難でしょう。また、ギフトカードの状態(折り目や汚れ)も、購入前にしっかり確認してください。
フリマアプリでの購入は絶対に避けるべき理由
メルカリやラクマなどのフリマアプリでも、JCBギフトカードが出品されているのを見かけることがあります。しかし、フリマアプリでの金券購入は、安全面から極力避けるべきだとモモストアは強く推奨します。
- 偽造券・使用済み券のリスク:出品者が悪意を持って偽造品や使用済みの券を送ってくるリスクが、金券ショップよりも高いです。
- 追跡の難しさ:万が一トラブルがあっても、個人間取引のため追跡や補償が困難になるケースが多いです。
- 規約違反の可能性:多くのフリマアプリでは、金券類の出品を規約で禁止または制限しているため、取引自体が削除されるリスクもあります。
数パーセントの割引のために、大切なギフトの信頼性を損なったり、詐欺に遭ったりするリスクを負うのは賢明ではありません。
JCBギフトカードは「定価で、確実な販売店から購入する」のが、最も安心で賢い選択と言えます。
JCBギフトカードの種類と券種(1,000円券・5,000円券)について
JCBギフトカードの購入場所が分かったところで、次に知っておきたいのが、取り扱われている券種についてです。
JCBギフトカードには、主に2種類の券種があり、用途や贈る相手に合わせて選び分けることができます。
基本の券種は2種類のみ
現在、JCBギフトカードとして流通し、販売されているのは以下の2種類です。
| 券種 | 特徴 | おすすめの用途 |
| 1,000円券 | 使いやすく、小額の買い物にも便利。 | 景品、お返し、ちょっとしたお礼、財布に入れておく予備券として。 |
| 5,000円券 | 金額が大きいため、しっかりとした贈り物になる。 | 結婚祝い、出産祝い、お中元・お歳暮、目上の方への贈答品。 |
販売店によって、取り扱っている券種が異なる場合がある点には注意が必要です。
例えば、地方の小型店や一部の販売店では、回転率の高い1,000円券のみを取り扱っており、5,000円券は在庫していない、というケースもあります。特に5,000円券をまとまった枚数購入したい場合は、事前に電話で在庫を確認してから訪問することをおすすめします。
公式サイトのネット注文であれば、1,000円券と5,000円券の両方を自由に組み合わせて購入できるため、最も選択肢が広いと言えるでしょう。
端数が出た場合の対応について
JCBギフトカードは、お釣りが出ない商品券です。
例えば、5,000円券で4,500円の買い物をした場合、残りの500円は返金されず、実質的に損をしてしまいます。これが紙の商品券の最大のデメリットの一つです。
そのため、贈る相手が「端数を気にせず使い切りたい」という場合は、1,000円券を組み合わせて贈るのが親切です。
例えば、10,000円分のギフトを贈る場合、5,000円券を2枚よりも、1,000円券を10枚にした方が、日常のちょっとした買い物にも使いやすくなります。
逆に、レストランや高級店など、高額な支払いが想定される場合は、5,000円券をメインにする方が、レジでの手間が少なくスマートでしょう。
このように、券種を選ぶ際は、贈る相手のライフスタイルや、想定される利用シーンを考慮に入れると、より喜ばれるギフトになりますよ。
モバイルオーダーや電話注文サービスを賢く利用するコツ
ネット注文や実店舗購入が主要なルートですが、JCBギフトカードには、モバイルオーダーや電話注文という、痒い所に手が届く便利なサービスもあります。これらを賢く利用することで、よりスムーズにギフトカードを手に入れることができるんです。
モバイルオーダーは「待ち時間をゼロ」にできる
モバイルオーダーサービスは、Webサイトで事前に購入したいギフトカードを注文・支払いまで済ませておき、指定した日時・店舗でスムーズに受け取ることができるサービスです。
これは、「今日中にギフトカードが欲しいけれど、サービスカウンターで並びたくない」という方に最適な購入方法と言えます。
- Webで注文・決済:自宅や移動中に、スマホやPCから必要な券種と枚数を指定し、JCBカードで決済を完了させます。
- 受取日時・店舗を指定:ご自身が都合の良い日時と、受け取り可能な店舗(主にJCBと提携している一部の百貨店や大型店)を指定します。
- 店頭でスムーズに受け取り:指定した日時に店舗に行き、モバイルオーダーの控えを見せるだけで、すぐにギフトカードを受け取れます。
モバイルオーダーの最大の利点は、店頭での注文手続きや支払いの待ち時間が一切なくなることです。特に、昼休みや退社後の忙しい時間帯に、時間を有効活用したい方にはうってつけのサービスですね。ただし、モバイルオーダーを受け付けている店舗は限られているため、事前にJCBのモバイルオーダー対応店舗をチェックしておく必要があります。
電話注文はオペレーターに相談したい場合に最適
インターネットでの注文に慣れていない方や、大量購入で複雑な注文内容になる場合、また、のしや包装について細かく相談したい場合は、JCBギフトカードデスクへの電話注文がおすすめです。
- オペレーターに直接相談できるため、注文ミスを防ぎやすい。
- 複雑な注文や、特別な要望(例:複数のお届け先指定など)にも対応してもらいやすい。
- 支払い方法はJCBカード決済または銀行振込が選べる。
ただし、電話注文は受付時間が平日の9:00AM〜5:00PMと限られています(土日祝・年末年始は休業)。また、発送手数料もネット注文より割高になるケースがあるため、時間に余裕があり、かつインターネットでの手続きが苦手な場合に活用するのが良いでしょう。
なお、JCBの公式サイトでも告知されている通り、この電話による注文受付は将来的に終了する可能性がありますので、利用を検討されている方は最新情報を確認してくださいね。
支払い方法の疑問を解決!現金以外にJCBカードは使える?
JCBギフトカードを購入する際、「現金以外で買えるの?」「手持ちのJCBカードで決済したらポイントはつくの?」という疑問を持つ方は非常に多いです。
ここでは、支払い方法に関する疑問を一気に解決していきましょう。
公式サイトならJCBカード決済か銀行振込
JCBの公式サイトからのネット注文の場合、支払い方法は「JCBカード決済」または「銀行振込」の2択となります。
- JCBカード決済:最も簡単で、処理も早いです。当然ながら、JCBブランドのカードのみ利用可能です。
- 銀行振込:JCBカードを持っていない方や、会社の経費として購入したい場合に利用されます。振込確認後の発送となるため、カード決済よりも時間がかかります。
「JCBカード以外のクレジットカード(VisaやMastercardなど)は使えないの?」という質問もよくありますが、公式サイトでの購入はJCBカード限定となっていますので注意してください。
実店舗では「現金」か「JCBカード」が基本
実店舗(百貨店、大型スーパーなど)での購入の場合、支払い方法は販売店によって異なりますが、基本的に以下のいずれか、あるいは両方での取り扱いとなります。
| 販売店 | 支払い方法の傾向 | ポイント付与の有無 |
| 百貨店・旅行会社 | 現金、JCBカード(自社発行カード以外は不可の場合も) | 原則としてポイント付与なし(後述) |
| スーパー・量販店 | 現金が主。JCBカードも可能な場合あり。 | 原則としてポイント付与なし(後述) |
| 金券ショップ | 現金のみ(クレジットカード不可) | なし |
JCBギフトカードは「換金性が高い商品」と見なされるため、クレジットカードでの購入を制限している店舗が非常に多いのが実情です。
しかし、百貨店やJCBと提携している一部の大型店では、JCBカードであれば購入できるケースがあります。この場合も、自社で発行しているハウスカードや提携カード以外は使えないなど、複雑なルールがあるため、購入前に必ず確認するようにしましょう。
クレジットカードのポイントは付く?
多くの方が気になる「ポイント付与」についてですが、残念ながらJCBギフトカードの購入は、原則としてクレジットカードのポイント付与の対象外となっていることがほとんどです。
これは、ギフトカードが将来的に現金として利用できる(換金性が高い)ため、ポイント付与の対象から除外されているためです。もしポイントが付く店舗やカードがあったとしても、それは非常に稀なケースだと考えておくべきでしょう。ポイントを期待してカード決済をしようとすると、がっかりすることになるかもしれませんので、ご注意ください。
購入金額が高額になる場合は、ポイント付与を期待するよりも、確実な購入方法と、贈答品としての質の高さを優先することをおすすめします。
贈り物に必須!のしや包装サービスはどこで頼める?
JCBギフトカードを贈り物として購入する場合、「のし」や「包装」のサービスは欠かせませんよね。購入ルートによって、これらのサービスの充実度が大きく変わってきます。
ネット注文は「包装のバリエーション」が豊富!
最も包装・のしサービスのバリエーションが豊富なのは、JCB公式サイトからのネット注文です。
公式サイトでは、以下のような多様なニーズに対応できるオプションが用意されています。
- 一般包装:シンプルなデザインの包装紙。
- 慶事用包装:結婚祝いや出産祝いなど、お祝い事に適した華やかな包装。
- 弔事用包装:香典返しや法要のお返しなどに適した落ち着いた包装。
- 多種多様なのし:蝶結び(何度あっても良いお祝い事)、結び切り(一度きりが望ましいお祝い事)、仏事用のしなど、細かく指定可能。
- 名入れサービス:のしへの名入れももちろん対応可能です。
特に、遠方のお届け先に直接ギフトカードを送る場合、公式サイトなら確実にフォーマルな体裁を整えて送れるため、非常に便利です。送料はかかりますが、手間と時間を考えれば、このサービスを利用する価値は十分にあると言えるでしょう。
実店舗では「無料サービス」が基本だが簡素な場合も
百貨店や大型スーパーなどの実店舗で購入する場合、基本的に無料で包装やのし掛けのサービスを受けられます。
- 百貨店:最も丁寧な対応が期待できます。百貨店の包装紙で、プロの手による綺麗な包装と、用途に合わせた適切なのし掛けをしてくれます。
- 旅行会社:こちらも贈答品に慣れているため、比較的丁寧な対応が期待できます。
- スーパー・量販店:無料のサービスはありますが、百貨店ほど凝った包装はできず、簡素なものになることが多いです。のし掛けも、基本的なもののみの対応となる可能性があります。
金券ショップやフリマアプリでは、基本的に包装・のしサービスは一切ありませんので、贈答用として購入する場合は、最初からこれらの購入ルートは選択肢から外すべきです。また、家電量販店やホームセンターでも、専門の包装サービスは期待できません。
フォーマルな贈り物であれば、公式サイトのネット注文か、百貨店での対面購入を選びましょう。
JCBギフトカードを購入する前に知っておきたい3つの注意点
JCBギフトカードの購入場所はこれでバッチリですが、スムーズに購入し、気持ちよく贈るために、最後に知っておきたい重要な注意点を3つお伝えします。
売り場によっては「現金のみ」の場合がある
これは先述の通りですが、非常に重要なので再度強調します。
ギフトカードは換金性が高い商品であるため、クレジットカードの不正利用防止や、購入制限のため、「現金のみ」の取り扱いとしている販売店が多数存在します。
「せっかくお店に行ったのに、手持ちの現金が足りなかった…」という事態を避けるためにも、以下のことを徹底してください。
- 高額な購入になる場合は、事前に販売店に電話で「JCBカードでの決済が可能か」を確認する。
- 確認が取れない場合は、必要な金額分の現金を準備しておく。
特に、初めて行く販売店や、個人経営に近い小さな販売店の場合は、現金が必須だと考えておいた方が安全ですよ。
1,000円券と5,000円券の在庫状況を確認する
券種が2種類あるため、時期や店舗によっては、特定の券種が売り切れている場合があります。
例えば、年末年始の贈答シーズンになると、5,000円券の需要が高まり、一時的に品薄になることがあります。また、逆に景品としての需要が高い1,000円券が大量購入により在庫切れになることもあります。
購入予定の枚数が多かったり、必要な券種が決まっていたりする場合は、「1,000円券を〇枚、5,000円券を〇枚欲しいのですが、在庫はありますか?」と、訪問前に確認の電話を入れる一手間が、結果的に最短で購入できる秘訣になります。
JCBギフトカードは「お釣りが出ない」
こちらも繰り返しになりますが、JCBギフトカードはお釣りが出ません。これは、紙の商品券の共通のルールです。
例えば、1,000円券で980円の買い物をしても、差額の20円は戻ってきません。
この性質上、贈る相手に損をさせないためには、以下の使い方をおすすめしましょう。
- 額面以上の買い物に使う:例えば1,000円券を使うなら、必ず1,000円以上の買い物に充てる。
- 端数は現金や他の決済手段で支払う:合計金額が5,100円の場合、5,000円券を1枚使い、残りの100円を現金で支払うなど。
このお釣りが出ないという性質は、フリマアプリやネットオークションなどで出品されている「残り数円のギフトカード」を避けるべき理由にも繋がります。残高が減っているギフトカードは、実質的な価値が低いため、定価で購入するのは避けるべきですね。
JCBギフトカードを最大限お得に使う方法についても、贈る相手に伝えてあげると親切かもしれません。
大量購入・法人利用を検討している場合の購入方法
企業での記念品、キャンペーンの景品、福利厚生の一環としてなど、JCBギフトカードを大量に購入したいと考えている方もいるでしょう。
個人での購入とは異なり、大量購入や法人利用の場合は、購入ルートをしっかり選ぶことが、スムーズな取引と経理上の処理を円滑にする鍵となります。
法人での大量購入は公式サイトがベスト
数万円、数十万円といった高額なJCBギフトカードを一度に購入する場合、最も安心で便利なのは、JCBの法人専用サイトまたは専用ダイヤルを通じた注文です。
公式サイト(法人向け)を利用するメリット
- 安定した在庫:大量注文にも対応できる在庫が確保されているため、急な注文にも対応しやすい。
- 経理処理の簡略化:領収書の発行や、銀行振込による決済など、法人特有の経理処理に合わせた対応が可能です。
- 配送・包装の確実性:数百枚単位の注文でも、正確な枚数、希望通りの包装・のしで、指定のお届け先に間違いなく配送してもらえます。
実店舗でも大量購入は可能ですが、在庫確認や現金の準備、店頭での受け渡し手続きなど、時間と労力がかかります。また、店頭では高額な取引に慣れていない場合もあるため、法人としての信頼性を重視するなら、公式サイトを通すのが確実です。
特に、一度に数十枚、数百枚といった単位で購入する場合は、事前にJCBのギフトカードデスク(法人窓口)に連絡を取り、購入意思と数量を伝えておくのが最もスマートな方法です。
旅行会社や大手百貨店での大量購入
「どうしても対面で手続きしたい」「会社の近くにある百貨店で受け取りたい」という場合は、大手百貨店の外商担当や、旅行会社の法人営業窓口に相談するのも一つの手です。
これらの窓口であれば、大量購入の経験も豊富で、スムーズに対応してくれるでしょう。ただし、公式サイトのような即時の在庫保証は難しいため、やはり事前に連絡を入れて、在庫状況や支払い方法、受け取り日時について綿密な打ち合わせを行うことが不可欠です。
法人利用の場合、購入したギフトカードの扱い(福利厚生費、交際費、販売促進費など)によって、経理上の処理が変わってきます。
購入ルートを決める前に、税理士や経理部門と相談し、最も効率的かつ透明性の高い方法を選ぶことが大切ですよ。
法人利用向けのJCB PREMOカードという選択肢
補足として、大量購入や法人利用の場合、紙のJCBギフトカードではなく、チャージ式のJCB PREMOカードを検討するのも非常に有効な選択肢です。
PREMOカードであれば、
- カード自体にデザインを施せる(オリジナルデザイン):企業ロゴやキャンペーンビジュアルを印刷できるため、販促効果が高い。
- セキュリティが高い:万が一紛失しても、利用停止手続きが可能。
- PINコード管理ができる:配布や利用状況の管理がしやすい。
といったメリットがあり、特にキャンペーンやアンケート謝礼など、若年層を含む不特定多数に配布する場合に非常に適しています。
利用可能店舗は紙券より少ないものの、コンビニやオンラインストアなどでの利便性が高いため、用途に応じてどちらのJCBギフトを選ぶか、比較検討してみることをおすすめします。詳細な法人プランについては、JCBプレモカードの法人向けページで確認してくださいね。
JCBギフトカードをAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで購入できる?
多くの方が日常的に利用するECサイト、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでJCBギフトカードが販売されているかどうかは、とても気になるポイントですよね。
自宅から一歩も出ずに、いつものサイトで購入できれば、こんなに便利なことはありません。
公式・定価での販売はなし!
結論からお伝えすると、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの正規販売ルートにおいて、JCBギフトカード(紙券)が定価で販売されることはありません。
- Amazon:Amazonが公式に販売しているのは、主にAmazonギフトカードです。JCBギフトカードは、換金性の高い商品であるため、公式ルートでの取り扱いはありません。
- 楽天市場・Yahoo!ショッピング:これらはモール型ECサイトですが、出店している店舗(金券ショップなど)が、二次流通品として販売しているケースがあります。
ECサイトに出品されている「二次流通品」の注意点
もし、楽天市場やYahoo!ショッピングでJCBギフトカードを見かけた場合、それは金券ショップやチケット販売業者が「定価よりも高い価格」で出品しているものがほとんどです。
なぜ定価より高いのかというと、これらの業者はギフトカードの仕入れコスト(手数料や送料など)を乗せて販売しているためです。定価(1,000円券なら1,000円、5,000円券なら5,000円)で購入できる公式ルートがある以上、わざわざ割高な価格でECサイトから購入するメリットはほとんどありません。
また、ECサイトでの購入は、金券ショップでの購入と同様に、以下のリスクを伴います。
- 購入価格が高い:定価以上での購入は、純粋に損をしてしまいます。
- 商品の状態:使用済みではないか、折り目や汚れがないかなど、実物を確認できないリスクがあります。
- 送料・手数料:販売者が設定する送料や手数料が別途かかるため、最終的なコストはさらに高くなります。
そのため、JCBギフトカードを購入する場合は、「JCB公式サイト(ネット注文)」または「実店舗(百貨店・大型店)」の正規ルートを利用することを強くおすすめします。ECサイトは、あくまで「定価で買うことができない」場合の緊急手段としてのみ検討すべきでしょう。
JCBギフトカードをメルカリやオークションサイトで買うのは危険?
ECサイトの話に付随して、メルカリやヤフオク!などのオークションサイト・フリマアプリでの購入について、改めて詳しく見ていきましょう。
結論は既に述べましたが、ここではその「危険性」を掘り下げて解説します。
フリマアプリの金券類出品ルール
まず、多くのフリマアプリでは、換金性が高いとされる商品券類の出品を規約で禁止、または厳しく制限しています。
これは、マネーロンダリングや詐欺行為に使われるリスクがあるためです。
もし、そうした規約をすり抜けて出品されているJCBギフトカードを見かけたとしても、それはアプリの運営側が推奨していない取引であり、トラブルが発生しても十分な補償を受けられない可能性が高いです。
購入者が負う3つのリスク
個人間取引であるフリマアプリでの金券購入には、特に以下の3つの大きなリスクが潜んでいます。
- 偽造券のリスク:素人が見分けられない精巧な偽造券を掴まされる可能性があります。偽造券だと判明した場合、利用できないだけでなく、購入代金を取り戻すことも困難になります。
- 盗難・不正取得券のリスク:出品者が不正に手に入れたギフトカードである場合、後々問題が発覚して、利用停止になってしまうリスクがあります。
- 使用済み・残高不足のリスク:JCBギフトカードは残高がないことがありませんが、もしPINコード付きのJCB PREMOカードであった場合、残高がゼロになっていた、という詐欺被害も考えられます。
特に贈答用として購入する場合、これらのリスクは絶対に避けなければなりません。
贈った相手が「偽物の商品券だった」と知ったら、あなたの信用問題にも関わってきます。安心と信頼を買うためにも、定価であっても正規の販売店から購入することを選びましょう。
メルカリなどのフリマアプリは、洋服や雑貨、エンタメグッズなどを購入する場所として活用し、金券類は手を出さないのが賢い消費者の選択です。
JCBギフトカード購入後の取り消し・返品はできる?
無事にJCBギフトカードを購入できても、「枚数を間違えた」「急に不要になった」といった理由で、購入後の取り消しや返品を考えることがあるかもしれません。
購入後の対応について、事前に知っておくことで、万が一の事態にも落ち着いて対処できます。
原則として購入後の返品・交換は不可
結論から言うと、JCBギフトカードは、一度購入すると原則として返品や交換、キャンセルはできません。
これは、ギフトカードが換金性の高い「金券」という特性を持っているためです。クーリングオフ制度なども適用されません。
| 購入ルート | 返品・交換の可否 | 理由 |
| 公式サイト(ネット注文) | 不可 | 注文確定をもって売買契約成立となるため。 |
| 実店舗(百貨店、スーパーなど) | 不可 | 金券類の即日キャンセルは原則として認められない。 |
| 金券ショップ | 不可 | 売買契約が成立しているため。 |
購入枚数を間違えた、券種を間違えたといった自己都合のキャンセルは、基本的に認められないと考えておきましょう。そのため、注文・購入手続きを行う前に、券種(1,000円券か5,000円券か)と枚数について、二重、三重のチェックを行うことが非常に大切です。
例外:公式サイトでの注文ミスが発覚した場合
公式サイトで注文した場合、注文確定後すぐに発送手続きが開始されるわけではありません。
もし、注文確定直後などに重大なミス(例:届け先住所の間違い、枚数の一桁違いなど)に気づいた場合は、すぐにJCBギフトカードデスクに電話連絡を試みてください。
まだ発送準備に入る前であれば、対応してもらえる可能性がありますが、これはあくまでJCB側の厚意によるものであり、確実ではありません。
特に、銀行振込での支払いを選択し、まだ入金前の段階であれば、注文の取り消しが比較的容易になることがあります。
いずれにしても、「購入する前の確認こそが最大の防御」であることを肝に銘じておきましょう。
JCBギフトカードの有効期限と失効について知っておくべきこと
紙の商品券には、プリペイドカードや電子マネーとは違い、有効期限があるのかどうか、という疑問もよく聞かれます。
これも、購入後の安心感に繋がる大切な情報なので、しっかり確認しておきましょう。
JCBギフトカードには有効期限がない!
JCBギフトカード(紙券)の最も大きなメリットの一つは、有効期限がないということです。
これは、贈られた方が「急いで使わなきゃ」と焦る必要がなく、ご自身の好きなタイミングで、本当に必要なもののために利用できるという点で、非常に大きな利点です。
何年経っても、券面に記載された金額そのままの価値で利用できますので、ご安心ください。
この有効期限がないという特性は、贈答品として非常に優れています。例えば、結婚祝いや出産祝いなどで、すぐに使えるかどうかわからない時期に贈る場合でも、相手にプレッシャーを与えることがありません。
また、企業が福利厚生や景品として大量に購入し、ストックしておく場合にも、有効期限の管理が不要という点で大きなメリットとなります。
有効期限がない代わりに気をつけたいこと
有効期限がないとはいえ、以下の点には注意が必要です。
- 汚損・破損:水濡れや破れ、汚損などにより券面が読み取れなくなると、利用できなくなる可能性があります。大切に保管してもらうように伝えましょう。
- 利用可能店舗の変更:極めて稀ですが、JCBとの提携を解消する店舗が出てくる可能性はあります。とはいえ、全国100万店以上で利用できるため、利用先に困ることはほぼありません。
- 紛失・盗難:紛失・盗難にあった場合、再発行は一切できません。現金と同じ扱いになるため、厳重に保管する必要があります。
有効期限がないからといって、タンスの奥にしまい込まず、分かりやすい場所に、丁寧に保管してもらうことが大切ですね。
JCB PREMOカードは有効期限がある!
先ほども触れましたが、カードタイプのJCB PREMOカードには有効期限があります。
こちらは「最終利用日から5年間」と設定されており、使い続けていれば期限が切れることはありませんが、使わずに放置しておくと失効してしまう可能性があります。
この違いも、贈る相手や用途に応じて、紙券を選ぶかカード券を選ぶかの判断基準になりますので、頭の片隅に入れておきましょう。
もし、お手元にあるJCBギフトカードが利用できるか不安になった場合は、JCBギフトカードが使えるお店の最新情報をチェックしてみてくださいね。
JCBギフトカードはAmazonでも使える?利用できる店舗の傾向
「購入場所」の次は「利用場所」についても知っておくと、購入後のギフトカードの価値をより高められますよね。
特に、オンラインショッピングが主流の今、「Amazonや楽天でJCBギフトカードは使えるの?」という疑問は非常に多いです。
Amazonでは原則として利用不可
残念ながら、JCBギフトカード(紙券)をAmazonでの直接的な支払いに利用することはできません。
JCBギフトカードは、あくまで実店舗(レジで紙券を渡す形式)での利用を想定した商品券だからです。
Amazonの支払いに使えるのは、クレジットカード、デビットカード、Amazonギフトカード、コンビニ・ATM払いなどが主であり、紙の商品券を直接入力したり郵送したりする仕組みはありません。
ただし、例外的な「裏ワザ」として、JCBギフトカードを利用して「Amazonギフトカード」を販売しているお店が、一部の百貨店や大型店に入っていることがあります。
もし、どうしてもAmazonで使いたい場合は、以下の手順で間接的に利用する方法を検討しましょう。
- JCBギフトカードが使える家電量販店や百貨店に行く。
- その店舗で、JCBギフトカードを使って「Amazonギフトカード(カードタイプ)」を購入する。
- 購入したAmazonギフトカードのPINをAmazonアカウントにチャージし、Amazonで利用する。
この方法は、すべての店舗で可能なわけではありませんし、手間もかかりますが、JCBギフトカードをオンライン利用に変換できる数少ない方法の一つです。
楽天・Yahoo!ショッピングでも直接利用は難しい
楽天市場やYahoo!ショッピングといった他の主要ECサイトでも、JCBギフトカードを直接支払いに充てることはできません。
これらのサイトもAmazonと同様に、オンライン決済手段がメインとなっています。
しかし、JCBギフトカードは、全国の百貨店、イオン、イトーヨーカ堂、ドン・キホーテ、ヤマダデンキ、ユニクロ、デニーズなど、非常に幅広いジャンルの実店舗で利用できます。
日常生活のほとんどの場面で利用できると考えても差し支えありませんから、オンライン利用ができなくても、その価値は非常に高いと言えるでしょう。
JCBギフトカードを贈る際に知っておきたいマナーと渡し方
JCBギフトカードの購入場所や利用方法がわかったら、最後に、大切な方へ贈る際のマナーについて知っておきましょう。
紙の商品券はフォーマルな贈り物としても使われるため、渡し方一つで相手への印象が大きく変わります。
フォーマルな場面では「のし」を付けて
結婚祝い、出産祝い、お中元、お歳暮など、フォーマルな場面でJCBギフトカードを贈る場合は、必ず「のし」を付けて贈りましょう。
のし紙には、用途に合わせた適切な水引(蝶結び、結び切りなど)を選ぶ必要があります。
| 水引の種類 | 水引の形 | 主な用途 |
| 蝶結び(花結び) | 何度でも結び直せる | 出産祝い、お中元、お歳暮、長寿の祝いなど(何度あっても良いお祝い) |
| 結び切り | 固く結ばれて解けない | 結婚祝い、快気祝い、弔事など(二度と起こらないように) |
特に、結婚祝いや快気祝いなどの「一度きりが望ましいお祝い事」には、間違っても蝶結びを選ばないように注意が必要です。
もし不安であれば、百貨店のサービスカウンターで「○○の贈り物に使いたいのですが」と相談するのが最も確実です。プロのスタッフが適切なのしを選んでくれますよ。
目録やメッセージカードを添える
JCBギフトカードをそのまま手渡すだけでも問題ありませんが、特に目上の方や、高額なギフトを贈る場合は、目録やメッセージカードを添えることで、より丁寧な印象を与えることができます。
目録には「金一封」「御商品券」などと記載し、その中にギフトカードを収めます。
また、手書きの一言メッセージを添えるだけでも、事務的なギフトではなく、気持ちのこもった贈り物に変わります。購入場所に関わらず、メッセージカードを添えるスペースを確保しておくと良いでしょう。
JCBギフトカードの換金率と金券ショップでの売却
最後に、JCBギフトカードが手元に余ってしまった場合や、現金化したいと考えた場合の「換金」について、購入場所の記事ではありますが、知識として触れておきましょう。
換金性が高い=買取需要が高い
JCBギフトカードは、全国的な利用範囲の広さと有効期限がないことから、金券ショップでの買取需要が非常に高く、換金率も安定しています。
換金率(額面に対して戻ってくる現金の割合)は、95%〜99%程度で推移していることが多いです。
| 商品券の種類 | 換金率の傾向 | 備考 |
| JCBギフトカード | 97%〜99% | 安定して高い。5,000円券の方が若干高い傾向。 |
| 全国百貨店共通商品券 | 96%〜98% | こちらも高水準だが、利用店舗は百貨店に限定される。 |
| ビール券 | 70%〜80% | 利用範囲が限定されるため、換金率はやや低め。 |
売却は「金券ショップ」か「宅配買取」で
不要になったJCBギフトカードを売却する場合、以下の2つの方法が主流です。
- 金券ショップの店頭買取:お店に持ち込めば、その場ですぐに現金化できます。
- 金券の宅配買取サービス:ネットで申し込み、ギフトカードを郵送して、後日口座に振り込んでもらう方法。近くに金券ショップがない場合や、大量に売りたい場合に便利です。
フリマアプリでの売却は、購入の場合と同様に規約違反やトラブルのリスクがあるため、「金券ショップ」または「買取専門業者」を利用するのが最も安全で確実です。
売却する際も、ギフトカードに折り目や汚れがあると、換金率が下がってしまうことがあるため、状態が良いものを持ち込むようにしましょう。

