ビーズはどこで売ってる？100均から専門店まで販売場所と種類を徹底解説

「ビーズでかわいいアクセサリーを作りたい！」「急にビーズが必要になったけど、どこに売ってるの？」
そう思って、いざ探し始めると意外と種類やお店が多くて迷ってしまいますよね。

この記事では、ハンドメイド歴が長い筆者・モモストアが、ビーズが買える場所を100円ショップから手芸専門店、そして便利なネット通販まで、徹底的に解説します！
ビーズ探しの疑問をスッキリ解決して、あなたにぴったりのビーズを見つけましょう！

ビーズはどこで手に入る？主な販売ルートをチェック

ビーズは実は想像以上に多くの場所で販売されています。
もちろん、お店によって取り扱っているビーズの種類や品質、価格帯が全く違うのが特徴です。
「何を作りたいか」「どれくらいの予算か」「どれくらいの品質を求めるか」によって、最適な購入場所が変わってきますよ！

ここでは、ビーズの主な販売ルートをメリット・デメリットと合わせてご紹介します。まずは全体像を掴んでいきましょう。

販売ルートのタイプ別メリット・デメリット

ビーズを探すときは、まず以下の3つのタイプを頭に入れておくと、お店選びがグッと楽になります。

購入場所のタイプ	主なメリット	主なデメリット	おすすめのユーザー
100円ショップ系	とにかく安価。手軽に試せる。	種類や色の偏りがある。品質にばらつきがある場合も。	初心者、子どものおもちゃ、試作品作り
手芸・専門店系	専門的な知識を持つ店員がいる。品揃えが豊富で高品質。	価格が高めになりがち。近くに店舗がない場合がある。	品質重視、本格的な作品作り、特定のパーツ探し
ネット通販系	いつでもどこでも購入可能。国内外の珍しいビーズも豊富。	実物を見られない。送料がかかる場合がある。	大量購入、希少なビーズ探し、価格比較したい人

このように、それぞれの販売ルートには、必ず「得意なこと」と「苦手なこと」がありますよね。
例えば、「ちょっとしたキーホルダーを作るだけなら100均で十分」ですし、「結婚式で使うアクセサリーを作るなら専門店で高品質なものを」といった使い分けが重要になります。

また、最近ではホームセンターや大型スーパーなど、意外な場所でもビーズが手に入るようになってきています。
特に、お子様向けの知育玩具としてのアクアビーズやアイロンビーズなどは、文具・おもちゃ売り場でよく見かけますね。

「とにかく今すぐビーズが欲しい！」という場合は、やはり店舗数の多い100円ショップや、即日配送に対応しているネット通販が便利です。

実店舗とネット、探し方の違いは？

実店舗の最大の魅力は、やはり「実物を見て触って選べる」ことです。
ビーズは光の当たり方で色合いが全く違って見えるものが多いので、写真では伝わりにくい「きらめき」や「透明感」を確認できるのは大きなメリットですよね。
特に、チェコビーズやスワロフスキー（貴和クリスタル）などの高級感のあるビーズを選ぶ際は、実店舗で見ることを強くおすすめします。

一方で、ネット通販は、店舗では手に入らない海外のビーズや、問屋価格での大量購入が可能な点が魅力です。
「◯ミリのパールビーズを1000個欲しい」といった具体的な数量やサイズが決まっている場合や、特定のメーカーのビーズを探している場合は、ネットで検索した方が圧倒的に早く見つかることが多いですよ。

モモストアの経験上、最初は100均や手芸店で基本的な知識とビーズの種類を学んでから、ネット通販をチェックするのが一番効率的だと感じています。

【手軽に始める】100円ショップ（ダイソー・セリア）のビーズラインナップ

「ビーズアクセサリーを始めてみたいけど、続くかわからないから、まずは安く試したい」
そんな風に思っている方に、まずおすすめしたいのが100円ショップです！
最近の100均のハンドメイドコーナーの充実は本当にすごいですよね。ビーズだけでなく、テグスや金具、工具まで一通り揃ってしまうほどです。

ここでは、特に品揃えが豊富で有名なダイソーとセリアのビーズラインナップを詳しく見ていきましょう。

ダイソーのビーズは種類と量が魅力

ダイソーは、ビーズの種類とパッケージの量が非常に豊富なのが特徴です。
特に、初心者さんが「まずはたくさん色々なビーズを触ってみたい」という時に最適です。

• 丸ビーズ（丸小・丸大）: アクセサリーの基本となるビーズ。透明、不透明、メタリックなどカラーバリエーションが豊富です。
• パールビーズ: 定番の白やキスカだけでなく、淡いカラーも揃っています。サイズ展開も豊富なので、ピアスやネックレス作りに便利です。
• アルファベットビーズ: 推し活グッズやネームアクセサリー作りに大人気！大量に入っているセットも見かけます。
• アイロンビーズ・アクアビーズ系: 知育玩具コーナーにあります。こちらはアクセサリー用のビーズとは別なので注意してくださいね。

ダイソーのビーズは、他の100均に比べて「大容量」で売られていることが多いため、失敗を恐れずにたくさん練習したい方にはぴったりです。
ただし、まれにビーズの穴の大きさにばらつきがあったり、色ムラがあるものもあるので、購入前にパッケージ越しに軽くチェックすることをおすすめします。

セリアのビーズはデザイン性が高い

おしゃれな雑貨やデザイン性の高い商品が多いセリアは、ビーズも「高見え」するものが揃っていると評判です！
「100均に見えないクオリティ」を求めるなら、セリアが断然おすすめです。

• 天然石風ビーズ: マーブル模様や不揃いな形をした天然石そっくりのビーズがあり、大人っぽいアクセサリー作りに活躍します。
• デザインビーズ: しずく型、菱形、フロスト加工（すりガラス風）など、加工が施されたビーズが多く、そのまま使ってもおしゃれに見えます。
• チャーム・金具: セリアはビーズだけでなく、ビーズと組み合わせるチャームや、アンティークゴールドなどの色味にこだわった金具も充実しています。

セリアはダイソーに比べると、一つのパッケージに入っている量が少なめですが、その分デザインのこだわりが詰まっていると感じます。
トレンド感のあるアクセサリーを作りたいときは、ぜひセリアのビーズコーナーを覗いてみてくださいね。

ちなみに、他の100均（キャンドゥやワッツなど）でもビーズの取り扱いはありますが、品揃えの豊富さで言えば、やはりダイソーとセリアが頭一つ抜けている状況ですよ！

【本格派向け】ユザワヤ・トーカイなど手芸専門店の品揃えと特徴

「100均のビーズじゃ満足できない！」「もっと細かく色やサイズにこだわりたい！」
そう感じ始めたら、次は手芸専門店に足を運ぶべきタイミングです。
ユザワヤやクラフトハートトーカイといった大型手芸店は、ビーズの種類、品質、専門知識の全てが桁違いです。

圧倒的な品揃え！量り売りも魅力のユザワヤ

ユザワヤは、手芸好きなら誰もが知る大型店です。ビーズに関しても、その品揃えは圧巻の一言。
一般的な丸小ビーズはもちろん、デリカビーズ、特小ビーズといった極小のビーズから、大粒のウッドビーズ、プラスチックビーズまで幅広く取り扱っています。

ユザワヤで探せるビーズの例

ビーズの種類	特徴	用途
シードビーズ	丸小、特小など。日本のMIYUKIビーズなど高品質なものが充実。	ビーズステッチ、ビーズ織り、細やかな刺繍
チェコビーズ	ファイヤーポリッシュやメロンビーズなど、独特なカットと色合い。	アンティーク調、ボヘミアン風アクセサリー
天然石ビーズ	アメジスト、ターコイズ、パール（淡水パール）など。	パワーストーンアクセサリー、高級感を出したい作品
スワロフスキー	現在は貴和クリスタルとして販売。圧倒的な輝き。	特別な日のアクセサリー、ギフト、ドレス装飾

ユザワヤの魅力は、何と言っても「量り売り」のコーナーがあること。
「特定の色のビーズを少量だけ欲しい」「色々な色を少しずつ試したい」という場合に、必要な分だけ購入できるのは本当に助かりますよね。
また、専門知識豊富な店員さんがいるので、道具の使い方やビーズのレシピについても相談できるのが大きな安心感につながります。

初心者キットも充実のクラフトハートトーカイ

クラフトハートトーカイも、手芸材料全般が揃う大型店です。
トーカイの特徴は、初心者向けの「キット商品」が充実している点です。ビーズアクセサリーの作り方が全て解説されたセットなので、道具がなくてもすぐに始められます。

• ビーズ織り機セット: ビーズを織って模様を作るための専用キット。
• ピアス・イヤリングキット: 特定のデザインのアクセサリーが作れるビーズと金具のセット。
• 季節のビーズ: ハロウィンやクリスマスなど、イベントに合わせた限定ビーズやチャーム。

トーカイも高品質な国産ビーズを取り扱っており、特に手芸材料としての使いやすさに重点を置いた品揃えが魅力です。
店舗によっては、ワークショップを開催していることもあるので、実際に教えてもらいながらビーズアクセサリー作りを体験できるのも嬉しいポイントです。

手芸専門店は価格帯こそ100均より高くなりますが、その分ビーズ一粒一粒のクオリティが高く、仕上がりが格段に美しくなります。長く大切に使えるアクセサリーを作りたいなら、ぜひ専門店を選んでみてくださいね。

ビーズ専門店（貴和製作所・パーツクラブ）の魅力と特別なパーツ

ビーズを極めたい人、プロのクリエイターを目指す人にとって、手芸店を超えた「ビーズの専門店」は欠かせない存在です。
特に有名なのが「貴和製作所」と「パーツクラブ」ですよね。

貴和製作所：高級感とトレンドを追求するなら

貴和製作所は、アクセサリーパーツのトレンド発信地と言っても過言ではありません。
シンプルかつ洗練されたデザインの金具や、高品質なガラスビーズ、そして独自のカットが美しい貴和クリスタル（旧スワロフスキー）などが豊富に揃っています。

• 金具の充実度: ピアス金具、ネックレスチェーン、留め具（マンテル、アジャスター）など、素材（金メッキ、K14GF、サージカルステンレス）やデザインが非常に豊富です。
• オリジナルビーズ: 貴和製作所オリジナルのカットビーズや、トレンドを取り入れたパーツは、他の店ではなかなか見つかりません。
• プロ仕様の工具: 精度の高いヤットコやニッパーなど、長く使える高品質な工具も購入できます。

貴和製作所の店舗は、まるで宝石店のようにビーズが美しく陳列されているのが特徴です。
見ているだけでインスピレーションが湧いてくるので、新しいデザインを考える際にも最適です。
また、レシピも非常に充実しており、店舗スタッフの方も知識が豊富なので、難しいテクニックも丁寧に教えてくれますよ。

ちょっと価格は張りますが、「誰かにプレゼントしたい」「販売したい」という高品質な作品作りには、貴和製作所のパーツは欠かせません。

パーツクラブ：手軽にデザイン性の高いパーツを見つける

パーツクラブも、全国に展開している人気のアクセサリーパーツ専門店です。
貴和製作所と並び称されますが、パーツクラブは比較的カジュアルで、手軽に試せる価格帯の商品も多いのが魅力です。

• 330円〜のプチプラパーツ: 一部、デザイン性の高いビーズやチャームが低価格で手に入ります。
• 豊富なデザインキット: 初心者でも簡単に作れるレシピ付きのキットが常時用意されています。
• 天然石ビーズ: パワーストーンとしての意味合いを持つ天然石ビーズも充実しており、ブレスレットや数珠作りにも利用できます。

パーツクラブのビーズは、「日常使いしやすい」「可愛い」と感じるデザインが多いのが特徴です。
特に、季節ごとに変わるトレンドのパーツ（例えば、夏ならシェルモチーフ、冬ならファーやタッセル）が充実しているので、最新のトレンドを追いかけたい人におすすめですよ。

両店ともオンラインストアも非常に使いやすいので、近くに店舗がない場合はぜひチェックしてみてください。どちらのオンラインストアも、パーツの種類や在庫が明確に表示されているため、必要なものを迷わず探せるはずです。

ホームセンターや大型スーパー（イオン・カインズ）でも買える？

「手芸店はちょっと敷居が高い」「買い物のついでにサッと済ませたい」という方もいますよね。
実は、ビーズはホームセンターや大型スーパーでも購入できることがあります。ただし、取り扱っているビーズの種類には大きな偏りがあるので、注意が必要です。

主な取り扱い傾向と注意点

ホームセンターや大型スーパーで見かけるビーズは、主に以下の2種類に大別されます。

1. キッズ・知育玩具系のビーズ:
   • アクアビーズ: 水でくっつくビーズ。主にイオンやトイザらスなど、おもちゃ売り場に置いてあります。
   • アイロンビーズ: アイロンの熱で接着するビーズ。カインズなどのホームセンターや、大型スーパーの文具・玩具コーナーにあります。
   • 大粒のプラスチックビーズ: 誤飲を防ぐため、非常に大粒でカラフルなビーズ。幼児向けの知育玩具セットとして販売されていることが多いです。
2. 手芸コーナーの補完的なビーズ:
   • シンプルな丸ビーズ: 裁縫の補修や、簡単な装飾に使うための、単色でシンプルな丸ビーズが少量置いてある場合があります。
   • テグスやゴム: ビーズを通すための基本的な紐やテグスは、裁縫用品と一緒に置いてあることが多いです。

つまり、「本格的なアクセサリー作り」に必要な、繊細なガラスビーズや高品質な金具は、ほとんど取り扱っていないと考えた方が良いでしょう。

しかし、例えば「アイロンビーズの単色だけ急に必要になった！」という場合や、「子どもの工作で使う大粒のビーズを探している」という場合は、ホームセンターや大型スーパーが最も手軽で便利な購入場所になります。

ホームセンターでの探し方

カインズやコーナンなどのホームセンターでビーズを探す際は、以下の場所をチェックしてみてください。

• 文具・玩具コーナー: アイロンビーズやアクアビーズ、知育玩具セットがメインです。
• 手芸・裁縫コーナー: 裁縫用のボタンや糸の近くに、シンプルな丸ビーズが少量ある場合があります。
• DIYコーナー: ごく稀に、木製やメタル製の大きなビーズが、DIY素材として売られていることがあります。

筆者のモモストアが調べたところ、イオンなどの大型スーパーでは、手芸用品のテナントが入っていることがあり、その場合は専門店並みの品揃えがあることもありますので、事前にテナント情報を確認してみるのがおすすめです。

コンビニやドラッグストアでのビーズの取り扱い状況

「本当に今すぐ欲しい！」「夜間にビーズが必要になった！」
そんな時、コンビニやドラッグストアはどうでしょうか？
残念ながら、結論から言うと、ビーズ単体の取り扱いは、ほとんど期待できません。

コンビニ（セブン・ローソン・ファミマ）の場合

コンビニエンスストアは、日用品や食料品がメインであり、手芸材料は基本的に置いていません。

• 例外的な商品:
  • 絆創膏や常備薬: ドラッグストアにもある日用品。
  • 文具: ボールペン、ノートなど最低限のものはあります。
  • 季節のイベントグッズ: ごく稀に、ハロウィンやクリスマス時期に、工作セットとしてビーズやモールが入った商品が置かれることがありますが、非常に珍しいケースです。

コンビニは、あくまで緊急性の高い商品や利便性を重視した品揃えなので、ビーズを探す場所としては適していません。もし、アクセサリーの「緊急の修理」で、瞬間接着剤や小さな工具が必要なら、その類は置いてある可能性があります。

ドラッグストア（マツキヨ・スギ薬局）の場合

ドラッグストアも、医薬品や化粧品、日用品が中心です。基本的にビーズは取り扱っていません。

• 取り扱いがない理由:
  • 手芸需要の低さ: ドラッグストアの客層は、手芸用品を求めることが少なく、回転率の低い商品は置かれません。
  • 専門性の欠如: ビーズは種類が多岐にわたるため、専門的な仕入れルートが必要です。

ただし、ドラッグストアの中には、食料品や日用品の品揃えを強化し、小型スーパーのような形態になっている店舗（例：ウェルシアの一部店舗など）もあります。そういった店舗の「おもちゃ・文具コーナー」にごくわずかなアイロンビーズや子ども向けビーズキットが置いてある可能性は、ゼロではありません。しかし、本格的なアクセサリー用のビーズは諦めた方が賢明です。

まとめると、ビーズを探す際は、コンビニやドラッグストアではなく、100円ショップや手芸店、またはネット通販を利用するのが確実ですよ！

ネット通販（Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング）の圧倒的なメリット

最近のビーズ購入の主流となりつつあるのが、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったネット通販サイトです。
特に、実店舗が近くにない方や、特定のビーズを大量に、または安く手に入れたい方にとって、そのメリットは計り知れません。

ネット通販の3つの強力なメリット

実店舗にはない、ネット通販ならではのメリットを3つご紹介します。

1. 圧倒的な品揃えと希少性:
   ネット通販では、実店舗ではスペースの都合で置けない数万種類ものビーズが取り扱われています。
   海外からの直輸入ビーズ、廃盤になったビーズ、特定の地域でしか手に入らない天然石など、希少性の高いアイテムが見つかる可能性が非常に高いです。
2. 価格比較の容易さと問屋価格:
   複数のショップの価格を瞬時に比較できるため、最もお得なショップを見つけやすいです。
   また、楽天市場やYahoo!ショッピングには、ビーズ専門の問屋さんが直販しているケースもあり、大量購入（パック売り）で驚くほど安く手に入れられることがあります。
3. レビューや口コミで品質がわかる:
   「届いたビーズの色が写真と違った」「穴が小さすぎて通せない」といった失敗を避けるために、購入者のレビューや評価を事前に確認できるのは大きなメリットです。
   特に、初心者の方は評価の高い「初心者セット」を選ぶと、失敗が少ないでしょう。

大手通販サイトごとの特徴

大手3サイトもそれぞれ特徴があります。

通販サイト	特徴	おすすめの使い方
Amazon	海外の大量セット、初心者用スターターキットが豊富。配送が早い。	すぐにビーズが必要、大容量のセットが欲しい。
楽天市場	トーカイや貴和製作所などの公式ショップや、チェコビーズ専門のショップが多い。	ポイントを貯めたい、専門店の品質をネットで買いたい。
Yahoo!ショッピング	PayPayポイント還元が魅力。アクリルビーズなどの低価格な大量パックも多い。	価格を重視したい、普段からYahoo!サービスを利用している。

ネット通販でビーズを購入する際は、特に「サイズ（ミリ数）」「色（品番）」「個数」をしっかり確認してから購入するようにしてくださいね。実物を見られない分、情報確認が命です！

ビーズの品質の違いを徹底比較！100均と専門店どちらを選ぶべき？

ビーズを使い始めると、必ず直面するのが「品質の違い」です。
「100均のビーズでも可愛いものが作れるじゃん！」「専門店って高いだけでしょ？」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、品質の違いは、作品の仕上がりや耐久性に大きく影響します。ここでは、100均ビーズと専門店ビーズの具体的な違いを比較します。

穴の均一性と耐久性の違い

最も大きな違いは、「穴の均一性」と「耐久性」です。

• 100均ビーズ:
  穴の大きさにばらつきがある商品が多いため、テグスが通らなかったり、通ってもビーズが傾いたりすることがあります。
  特にプラスチックビーズは、紫外線や摩擦で色褪せや変形が起こりやすい傾向にあります。
• 専門店ビーズ:
  日本のMIYUKIビーズやチェコビーズなど、高品質なものは穴のサイズが非常に均一です。これにより、ビーズステッチやビーズ織りなど、精密な作業が必要な作品も美しく仕上がります。
  ガラスビーズが多いため、耐久性も高く、色褪せしにくいのが特徴です。

アイロンビーズで比較した記事（参考記事）でも、高さのばらつきがアイロンがけに影響することが指摘されています。これは丸ビーズでも同様で、均一なビーズを使うと、作品全体がプロのような仕上がりになります。

色と輝きの持続性

色や輝きも、品質に大きな差が出るところです。

項目	100均ビーズ（アクリル・プラスチック）	専門店ビーズ（ガラス・天然石）
色の深み	単調な色が多い。内側からの透明感や深みは出にくい。	発色が良く、光沢やカットによる複雑な輝きがある。
コーティング	メッキや塗装が剥がれやすいものがある。	耐久性の高いコーティングが施されているため、長く使っても色が剥げにくい。
カットの精度	型抜きによるため、カット面が甘いことが多い。	機械または手作業で精密にカットされており、光をきれいに反射する。

結論として、「普段使いで、頻繁に作り直すもの」なら100均、「長く愛用したい、プレゼントにしたい、販売したいもの」なら専門店を選ぶのがベストです。
ご自身の製作目的に合わせて、賢く購入場所を使い分けてくださいね！

初心者必見！ビーズアクセサリー作りに必要な道具リスト

ビーズを手に入れたら、次に必要になるのが道具ですよね。
「ビーズとテグスだけあれば大丈夫？」と思うかもしれませんが、実はいくつかの基本的な工具がないと、アクセサリーとして完成させるのは難しいんです。
最初は最低限の3点セットから揃えるのがおすすめですよ！

必ず揃えたい！ビーズ用工具3点セット

ビーズアクセサリーを作る上で、この3つの工具は欠かせません。

• 平ヤットコ（プライヤー）:
  ビーズの「つぶし玉」を潰したり、Cカンや丸カンなどの金具を開閉したりするために使います。先端が平らになっているのが特徴です。
• 丸ヤットコ:
  先端が丸く細くなっている工具で、Tピンや9ピンの先端を丸めて輪っかを作るために使います。これが無いと、ピアスやイヤリングのパーツ作りができません。
• ニッパー（ワイヤーカッター）:
  テグスやワイヤー、ピンなどの金属をカットするために使います。普通のハサミでは金属は切れないので、必ずビーズ用のニッパーを用意しましょう。

この3点セットは、100円ショップのハンドメイドコーナーでも売られていますが、頻繁に使うなら手芸専門店や貴和製作所などで、握りやすい高品質なものを購入するのがおすすめです。安い工具だと、金属をカットする際に力が入りにくかったり、先端がすぐに歪んでしまったりすることがあるからです。

ビーズを扱うためにあると便利な消耗品

工具の他にも、ビーズアクセサリー作りに欠かせない消耗品があります。

消耗品名	用途	選び方のポイント
テグス（透明糸）	ビーズを通すための基本的な糸。	伸縮性のないナイロン製と、伸縮性のあるオペロンゴム（ブレスレット用）を使い分ける。
丸カン・Cカン	ビーズパーツや金具同士をつなぐための基本的な金具。	サイズ（直径）と太さ（線径）を確認。作品の重さに耐えられる太さを選ぶ。
Tピン・9ピン	ビーズを一つずつパーツ化するための金属ピン。	Tピンは先端がT字、9ピンは先端が輪っかになっている。
ビーズマット	ビーズを広げても転がらない、起毛素材の作業マット。	無地で明るい色のマットだと、ビーズが見やすい。

特にビーズマットは、小さなビーズを扱う際には必須アイテムです！これがないと、ビーズがテーブルから転がり落ちて、探すだけで大変な時間がかかってしまいます。100均でも手に入りますので、ぜひ購入してくださいね。

大容量ビーズセットはどこがお得？大量購入の賢い方法

「色々な種類をまとめて手に入れたい！」「たくさん作るので、とにかく大容量でお得なセットが欲しい！」
ビーズアクセサリー作りが趣味になると、必ず大量購入の必要が出てきますよね。大量購入を検討するなら、やはりネット通販が最もお得で賢い選択肢です。

問屋直販の福袋やアソートセットを狙う

楽天市場やYahoo!ショッピングには、ビーズ専門の問屋が運営しているショップが多数存在します。
こうしたショップでは、以下のようなお得なセットが販売されています。

• 色別・系統別アソート: 「パステルカラー系」「アンティーク調」「マリンモチーフ」など、テーマごとに数十種類〜数百個のビーズが詰め合わせになったセット。
• 福袋形式: 種類や色はおまかせになりますが、市場価格よりも圧倒的に安く、大量のビーズが手に入ります。
• グラム（g）売り: 丸小ビーズなど、細かいビーズは「10gパック」「100gパック」といった単位で売られており、実店舗の小分けパックよりも断然お得です。

例えば、「チェコビーズ 福袋」などで検索すると、1,000円ぽっきりで数十個〜百数十個の高品質なビーズが手に入るといった、驚くような商品が見つかることがあります。
もちろん、Amazonでも大容量の「初心者キット」はありますが、より専門的で高品質なビーズの大量セットを探すなら、楽天市場やYahoo!ショッピングをチェックすることをおすすめします。

100均の大容量パックは？

100円ショップでも、ビーズは「お得な大容量パック」として売られていることがあります。
例えば、ダイソーの丸ビーズなどは、一袋に数百個入っているものもありますよね。

しかし、「品質」を考慮すると、専門店のグラム売りの方が結果的にお得になることがあります。
100均ビーズは、前述したように穴のばらつきや色ムラがあるため、最終的に使えるビーズが少なくなりがちです。

「練習用」「色や形にこだわらない工作用」であれば100均の大容量パックで十分ですが、「完成度の高い作品を大量に作りたい」場合は、ネットの問屋直販や手芸店のグラム売りを選びましょう。

大量購入する際は、ビーズの収納方法も考えておくとスムーズです。
ダイソーやセリアで売っている仕切り付きのピルケースや、小分けのチャック付きポリ袋などを活用して、種類や色ごとに整理しておくと、作業効率が格段にアップしますよ！

珍しいビーズや天然石ビーズを探すならココがおすすめ

ビーズアクセサリー作りにある程度慣れてくると、「もっと個性的なビーズが欲しい」「あの国のビーズを使ってみたい」といった欲が出てきますよね。
特に、天然石や海外製のヴィンテージビーズは、普通の店舗ではなかなか見つかりません。

天然石ビーズを探す場所

天然石（パワーストーン）ビーズを探すなら、以下の専門店をチェックしてみてください。

1. パワーストーン専門店:
   天然石をメインで扱っている専門店では、丸玉だけでなく、タンブル（さざれ石）やドロップ型など、様々なカットや形状のビーズが豊富に揃っています。
   石の意味や品質についても詳しく聞けるのがメリットです。
2. 手芸専門店（ユザワヤ・トーカイ）:
   定番のアメジスト、ローズクォーツ、ターコイズなどは、手芸専門店の天然石コーナーにあります。ただし、パワーストーン専門店ほど種類は多くありません。
3. ネット通販（天然石専門ショップ）:
   楽天市場などで「天然石ビーズ 卸」「パワーストーン 連売り」などで検索すると、高品質なものを安価で大量に購入できるショップが見つかります。

天然石ビーズは、一つとして同じ色や模様がないため、作品に唯一無二の個性を与えてくれます。ブレスレットやピアスの主役に使うと、グッと高級感が増しますよ。

海外の珍しいビーズを探すなら

世界には、日本にはないユニークなビーズがたくさんあります。

• チェコビーズ:
  独特なメロン型やカットが魅力。ヴィンテージ感があり、アンティーク調の作品にぴったりです。
  楽天市場に専門のショップが多いです。
• ヴェネチアングラス（ムラーノビーズ）:
  イタリア・ムラーノ島で作られる高級なガラスビーズ。繊細な模様や金箔が特徴です。
  百貨店の手芸イベントや、ネットの専門ショップで探すことができます。
• アジアンビーズ（とんぼ玉など）:
  エスニックなアクセサリーに合うビーズ。とんぼ玉や陶器ビーズなどは、雑貨店や、アジアンテイストの衣料品店（チチカカなど）で売られていることがあります。

これらの珍しいビーズは、実店舗だと東京の浅草橋や日暮里など、手芸問屋街に集まっていることが多いです。お近くに問屋街がない場合は、やはりネット通販が最も確実な入手方法となります。

使わなくなったビーズを売る・譲る方法はある？

ビーズアクセサリー作りを続けていると、「買ったけど使わなかったビーズ」や「もう趣味が変わってしまったビーズ」が溜まってしまうことがありますよね。
ビーズは場所を取るので、なんとか手放したいと思う方も多いはずです。

フリマアプリ（メルカリ・ラクマ）で売る

ビーズやハンドメイドパーツは、フリマアプリ（メルカリ、ラクマなど）で非常に需要が高いアイテムです。
特に「福袋に入っていたけど使わない色」「大容量セットで余ってしまったもの」などは、まとめて売ると喜ばれます。

ビーズを高く売るためのコツ

• 小分けにして整理する:
  色や種類ごとにチャック付きの袋に入れ、何個入っているか（または何グラムか）を明記すると、買い手が見つけやすいです。
• 「セット売り」を基本にする:
  一粒ずつ売るのは大変なので、「初心者向けセット」「パステルカラービーズセット」など、テーマを決めてセットで売ると売れやすいです。
• 専門店やメーカー名を明記:
  MIYUKIビーズやチェコビーズなど、品質の良いものは必ずメーカー名を明記しましょう。高値で売れる可能性が高まります。

ただし、100円ショップのビーズを一つ一つ売るのは手間と送料の割に合わないことが多いので、100均ビーズはまとめて「おまけ」として付けるなど工夫すると良いでしょう。

手芸コミュニティや譲渡会で譲る

「お金にはならなくていいから、誰かに使ってほしい！」という場合は、地域のハンドメイドコミュニティや、手芸店の譲渡会などを利用するのも一つの方法です。

• 地域の情報サイト:
  近所のハンドメイドサークルや、ママさん向けの交流サイトなどで、ビーズの引き取り手を探すことができます。
• 手芸店の交換会:
  一部の手芸店では、使わなくなった材料を持ち寄って交換する「交換会」や「フリマ」を開催していることがあります。

フリマアプリでの梱包や発送の手間を省きたい場合は、身近な友人や知人でビーズを始める人に譲るのが、一番手っ取り早い方法かもしれませんね。

まとめ：あなたの目的別！最適なビーズの購入場所診断

ここまで、ビーズが買えるさまざまな場所を見てきましたが、結局どこで買うのが一番良いのか、迷ってしまうかもしれませんね。
最後に、あなたの「目的別」に最適なビーズの購入場所を診断してみましょう！

目的別！ビーズ購入場所チャート

あなたの目的	最適な購入場所	購入場所の特徴
Q1: とにかく安く試したい、子どもの工作用	100円ショップ（ダイソー・セリア）	手軽さ、安さ、工具や他のハンドメイド材料も揃う。
Q2: 品質重視！長く使える本格的なアクセサリーを作りたい	ビーズ専門店（貴和製作所・パーツクラブ）	金具や工具の質が高い、トレンドパーツ、貴和クリスタルなど高級品が豊富。
Q3: 大量に欲しい、珍しいビーズや天然石を探したい	ネット通販（Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング）	問屋直販で大量購入が可能、世界中の珍しいビーズが見つかる。
Q4: 専門家に相談しながら選びたい、実物を見たい	大型手芸店（ユザワヤ・トーカイ）	豊富な種類を実物で確認できる、店員さんのアドバイスが聞ける、量り売りがある。
Q5: アイロンビーズなど、おもちゃ系のビーズが欲しい	ホームセンター・大型スーパー（イオン・カインズ）	玩具売り場や文具コーナーで、キットや大粒ビーズが手に入る。

筆者のモモストアとしては、最初はダイソーやセリアで道具と基本的なビーズを揃え、慣れてきたらユザワヤや貴和製作所で品質の良いビーズにステップアップ、そして大量に欲しくなったらネット通販を活用するという流れを強くおすすめします。

ビーズを探し回る時間も楽しいものですが、この記事があなたの素敵なビーズライフの一助となれば嬉しいです！ぜひ、あなたの作りたいものにぴったりのビーズを見つけて、ハンドメイドを楽しんでくださいね！

これでビーズについての記事は完成です！ビーズ探しの旅を、ぜひ楽しんでください！