ピアッサーはどこで売ってる？ドラッグストア・ドンキ・通販の販売店と選び方

「ピアスを開けたいけど、ピアッサーってどこで買えるの？」
そう思って検索された方も多いのではないでしょうか？
初めてのピアッシングは、期待と同時に不安も大きいですよね。何をどこで買うかによって、成功率やアフターケアのしやすさが大きく変わってくるんです。

この記事では、薬局やドン・キホーテといった実店舗から、Amazonや楽天市場などの通販まで、ピアッサーの主な販売場所を徹底的に解説します。
さらに、種類や価格帯、購入前に知っておくべき注意点まで、モモストアが詳しくお教えしますので、ぜひ最後まで読んで、安心してピアッシング準備を進めてくださいね！

ピアッサーはどこに売ってる？主要な販売店をリストアップ！

ピアッサーを探すとき、「どこに行けば確実にあるの？」という疑問が一番最初に浮かびますよね。実は、ピアッサーは特定の場所だけでなく、意外と色々な場所で手に入れることができます。ここでは、代表的な購入場所を、それぞれの特徴と一緒にリストアップしていきますね。

まず、大きく分けて購入ルートは「実店舗」と「ネット通販」の2つがあります。どちらにもメリット・デメリットがあるので、あなたの希望に合わせて選ぶのがベストです。

実店舗で購入できる場所とメリット・デメリット

実店舗で購入する最大のメリットは、「実物を手に取って確認できる」ことと、「すぐに手に入る」ことです。急に思い立って開けたくなったときや、サイズ感、パッケージの内容をしっかり確認したい人におすすめです。

販売場所	取り扱い商品の特徴	メリット	デメリット
ドラッグストア/薬局	消毒用品と合わせて陳列。種類は少なめだが定番品が多い。	手軽に買える。ポイントが貯まる場合も。	種類が少なく、選べない。
ドン・キホーテ	派手なパッケージのもの、変わったデザインのファーストピアス付きがある。	価格が安い場合がある。深夜まで営業。	専門知識を持つ店員が少ない。
バラエティショップ (ロフト/ハンズなど)	専門メーカー品、医療機器認証品など品質重視のものが揃う。	種類が豊富でじっくり選べる。	他の店舗よりやや価格が高い傾向。
アクセサリーショップ	ピアス専門店併設の場合、専門的なアドバイスを受けられることもある。	ピアッシングの相談も可能。	店舗数が少ない。

特に、初めてピアッサーを購入する方は、パッケージの裏面にある「医療機器認証番号」や「使い方」をしっかり確認できる実店舗から探してみるのも良いでしょう。ただし、お店によっては陳列場所が分かりにくいこともあるので、見つからなければ店員さんに聞いてみてくださいね！

ネット通販で購入する場所とメリット・デメリット

次に、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったネット通販です。こちらは、「品揃えの豊富さ」と「価格の安さ」が圧倒的なメリットになります。モモストアとしても、じっくり比較検討したい方には一番おすすめのルートです。

• Amazon: 発送が早く、急ぎで欲しいときに便利。海外製品も豊富。
• 楽天市場・Yahoo!ショッピング: ポイント還元率が高く、お得に購入できることが多い。レビューが多いので選びやすい。
• メーカー直販サイト: 品質重視で、確実な正規品を手に入れたい場合に最適。

デメリットとしては、やはり「届くまでに時間がかかる」ことと、「実物を触って確認できない」ことです。しかし、詳細な商品画像やレビューを参考にすれば、失敗するリスクはかなり減らせますよ。特に、レビュー数が多い商品は信頼性が高いので、ぜひチェックしてみてください。

実店舗とネット通販、どちらを選ぶかは、あなたのスケジュールや重視するポイントで決めてくださいね。次の章からは、主要な実店舗の取り扱い状況をさらに詳しく見ていきましょう！

ドラッグストア（薬局）でのピアッサーの取り扱い状況を徹底調査！

一番手軽に手に入れたいなら、近所のドラッグストア（薬局）を思い浮かべる方が多いはず。マツモトキヨシ、スギ薬局、ウエルシアなど、大手ドラッグストアなら大抵の店舗で取り扱いがありますが、種類や陳列場所には特徴があります。

大手ドラッグストア別ピアッサーの取り扱い傾向

基本的に、ドラッグストアで取り扱われているのは、厚生労働省に認可された「医療機器」として販売されている瞬間ピアッサーが多いです。特にJPSやセイフティピアッサーといった有名メーカーの定番商品が中心となります。

ドラッグストア	取り扱いの有無	主なメーカー/種類	価格帯（目安）
マツモトキヨシ	◎（ほぼ確実）	JPS、セイフティピアッサーなど	1,500円～3,500円
ウエルシア薬局	〇（店舗による）	JPS、指定管理医療機器	2,000円前後
スギ薬局	〇（店舗による）	瞬間ピアッサー、耳たぶ用、軟骨用	1,800円～3,000円
ココカラファイン	◎（ほぼ確実）	定番メーカーのシンプルなもの	1,600円～3,200円

ただし、小さな店舗や郊外の店舗では、需要が少ないため取り扱いがない場合もあります。確実に手に入れたい場合は、事前に電話で確認するか、店舗の規模が大きいところを選ぶのがおすすめです。

ピアッサーはどこに陳列されているの？

ドラッグストア内でピアッサーを探すときは、以下の場所に注目してください。ピアッサーは「医療機器」として扱われるため、意外な場所に置かれていることがあります。

• 絆創膏・消毒液コーナーの近く: 衛生用品とまとめて陳列されていることが最も多いパターンです。特に消毒液や傷薬の棚のそばを探してみてください。
• サプリメント・美容グッズコーナーの棚下: 一部の店舗では、アクセサリーやカラコンなど、美容に関する商品と一緒に置かれていることもあります。
• レジカウンターの近く（鍵付きの棚）: 衛生管理や年齢確認の必要性から、レジのすぐそばにある鍵付きの棚に陳列されているケースもあります。見当たらない場合は、必ず店員さんに確認しましょう。

ドラッグストアのピアッサーは、種類が限られている分、「迷わずに買える」というメリットがあります。初めてで、とりあえず簡単なものから試したいという方には最適ですよ。ただし、軟骨用や特殊な部位用のものはほとんど売られていないので、その場合は別の販売店を探す必要があります。

「ドラッグストアのポイントを貯めたい」「今日中に手に入れたい」という方は、まずお近くのドラッグストアを訪ねてみるのが良い選択肢です。

もし、お近くのドラッグストアで希望のピアッサーが見つからなかったら、「ドラッグストア ピアッサー 在庫」で調べてみるのも手です。事前に情報を集めてから行くと安心ですね。

ドン・キホーテはピアッサーの穴場？売場と価格帯をチェック！

若者を中心に大人気のドン・キホーテは、ピアッサーの取り扱いも非常に充実している店舗の一つです。「ドンキは何でもある」というイメージの通り、他の店舗では見かけないような種類も見つかるかもしれません。

ドン・キホーテのピアッサー売り場はココ！

ドン・キホーテは店舗によって陳列がカオスな場合もありますが、ピアッサーを探すなら、以下のコーナーに注目しましょう。

• 化粧品・カラコン・つけまコーナーの近く: ピアッサーは美容・ファッションアイテムとして扱われることが多いため、鏡やメイク用品、コンタクトレンズの近くに置かれていることが多いです。
• アクセサリー・雑貨コーナー: ピアスやネックレスといったアクセサリーを売っている棚の周辺にも、ひっそりと陳列されていることがあります。
• レジ裏・セキュリティ対策コーナー: 万引き防止のため、ガラスケース内やレジ裏に保管されていることも珍しくありません。見当たらない場合は、店員さんに「ピアッサーはどこですか？」と尋ねるのが確実です。

ドンキのピアッサーの特徴と価格帯

ドン・キホーテで販売されているピアッサーの特徴は、「種類が豊富」で「価格帯が幅広い」ことです。定番のJPSやセイフティピアッサーはもちろん、ドンキ独自の仕入れルートによる個性的な商品も見つかることがあります。

ドンキでよく見かけるピアッサーの種類

• 瞬間ピアッサー（耳たぶ用・軟骨用）: 最もポピュラーなタイプ。医療用ステンレスやチタン製のファーストピアスがセットになっているものが中心です。
• 透明ピアス付きピアッサー: 学校や仕事で目立たせたくない人向けの、目立ちにくい透明ピアスがセットになった商品も置いてあります。
• へそピアス用、ボディピアス用: 店舗によりますが、耳以外用のボディピアッサーを取り扱っている場合もあります。

価格帯は、安いものだと1,000円台前半から、品質にこだわったものだと3,000円台までと幅広いです。週末や特定のキャンペーン期間には、驚安価格になっていることもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ただし、ドンキの店舗スタッフはピアッシングの専門家ではない場合がほとんどです。商品の選び方や使い方で不安な点があれば、購入前に商品のパッケージや説明書をしっかり確認するか、ピアッサーの使い方動画などを参考に、自分で情報を調べてから臨むようにしましょう。特に、アレルギー対応の素材かどうかは、念入りに確認してください。

バラエティショップ（ロフト・ハンズなど）なら種類が豊富？

品質とデザインにこだわりたいなら、ロフトや東急ハンズといったバラエティショップがおすすめです。これらの店舗は、「ちょっと良いもの」「珍しいもの」を取り扱う傾向があるため、他の店舗では見つからないようなピアッサーが見つかる可能性が高いです。

ロフト・東急ハンズのピアッサー販売の特徴

バラエティショップでピアッサーを購入する最大の魅力は、「メーカーや素材の選択肢が広い」ことです。特に、アレルギー対策として人気の高い純チタン製や医療用ステンレス製のピアッサーを複数比較できるのが大きなポイントです。

主な取り扱いメーカーと期待できる品揃え

• JPS（ジェイピーエス）: ピアッサーの定番。高品質で使いやすいものが揃っています。
• セイフティピアッサー: こちらも人気の高いブランド。ファーストピアスのデザインが豊富です。
• ピアチェーレ: ピアッサー本体のデザインや色にもこだわった、おしゃれな商品が多いです。

また、これらのショップではピアッサー本体だけでなく、ピアッシング後の「アフターケア用品」も充実しています。消毒ジェルやピアスホール洗浄液など、必要なものをすべて一緒に揃えられるのは非常に便利です。

バラエティショップでの購入がおすすめな人

以下のような方は、バラエティショップでのピアッサー購入が特におすすめです。

• 金属アレルギーが心配な方: アレルギー対応素材（チタン、樹脂など）の商品が豊富に揃っているので、じっくりと比較検討できます。
• ファーストピアスのデザインにこだわりたい方: シンプルなものから、誕生石を模したデザイン、小さなモチーフ付きなど、様々な種類のファーストピアス付きピアッサーが見つかります。
• 専門的な知識を得たい方: 店舗によっては、文具や雑貨だけでなく、ピアスに関する知識を持ったスタッフが配置されていることもあり、相談しやすい雰囲気があります。

売場としては、多くの場合、「トラベルグッズ」「美容・健康雑貨」「アクセサリーパーツ」のコーナー周辺に陳列されています。商品数が多いため、店員さんに尋ねるのが一番早く見つけるコツですよ。

少し価格は高めになるかもしれませんが、安心できる品質と豊富な選択肢を求めるなら、バラエティショップは間違いなく最高の選択肢の一つです。

イオンやデパート内のアクセサリーショップでも購入できる？

大型商業施設やデパート内のアクセサリーショップも、ピアッサーの購入を検討できる場所です。特に、ピアスやボディピアスを専門に扱う店舗では、ピアッサーだけでなく、ピアッシングに関するより専門的なアドバイスを受けられるメリットがあります。

アクセサリーショップでの取り扱い傾向

デパートやファッションビルに入っているアクセサリーショップの場合、主に二つのパターンがあります。

雑貨系アクセサリーショップ（例: Lattice、3COINSなど）

• 取り扱い: ほとんど取り扱いがありません。これらの店舗はファッションピアスを販売することがメインであり、ピアッサーのような医療機器は基本的に置いていません。
• 例外: ごく稀に、ピアスケア用品として消毒液などを扱っている程度です。

ボディピアス専門/提携ショップ（例: MEDI STORE、ROQUEなど）

• 取り扱い: 高い確率で取り扱いがあります。これらの店舗は、医療機器メーカーと提携していることが多く、信頼性の高いピアッサーを販売しています。
• 特徴: ピアッシングに詳しいスタッフが常駐していることが多く、ピアッシング位置やアフターケアについて丁寧に相談に乗ってくれます。

もしデパート内で探すなら、テナントリストを見て「ボディピアス」や「アクセサリー専門店」といった名称の店舗を探すのが効率的です。また、イオンなどの総合スーパーの場合、「生活用品・ヘルスケア」のコーナーにドラッグストアと同じような定番のピアッサーが置かれていることがあります。

アクセサリーショップで購入するメリット

最も大きなメリットは、購入時に相談ができるという点です。

• スタッフのアドバイス: ピアスのプロであるスタッフが、耳の形に合わせたピアッシング位置のアドバイスや、トラブルが起きにくいピアッサーの選び方を教えてくれることがあります。
• デザインの確認: ピアッサーにセットされているファーストピアスのデザインを、実際の店舗の照明でしっかり確認できます。
• 安心感: 信頼できる専門のショップで購入することで、ピアスホールのトラブル対応についても情報収集しやすいでしょう。

ただし、これらの店舗は販売価格が定価に近いことが多く、通販に比べると割高になる可能性があります。即座に専門的なサポートを受けたいか、価格を優先するかで検討してみてくださいね。

【結論】一番おすすめ！Amazon・楽天などのネット通販で購入するメリット

実店舗での購入場所を見てきましたが、モモストアとして今一番おすすめしたいのが、やはりAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといったネット通販での購入です。特にピアッサーのような、事前にしっかり情報収集して選びたい商品には、ネット通販が最適なんです。

通販が最強の購入ルートである5つの理由

なぜネット通販がおすすめなのか、その具体的な理由を5つご紹介します。

1. 圧倒的な品揃えと比較のしやすさ:
   実店舗では数種類しか比較できませんが、通販なら数百種類の中から選べます。耳たぶ用、軟骨用はもちろん、へそ用や、ピアスの素材（チタン、ステンレス、樹脂）まで、すべての条件で絞り込み検索が可能です。
2. 価格の安さ:
   実店舗よりも割引価格で販売されていることが多く、特にまとめ買いやセール期間を狙えば、非常にお得に購入できます。
3. 信頼性の高いレビュー:
   実際に使用した人の生の声（レビュー）を多数確認できます。「痛かった」「使いやすかった」「トラブルがなかった」など、購入前に使用感を把握できるのは非常に大きなメリットです。
4. 24時間いつでも購入可能:
   仕事や学校で忙しくても、深夜や早朝など自分の好きな時間にじっくりと商品を選ぶことができます。
5. アフターケア用品も一緒に買える:
   ピアッサーと一緒に、後述する「アフターケア用の消毒液」や「セカンドピアス」などもまとめて購入できるため、買い忘れの心配がありません。

賢く通販を利用するためのコツ

通販で購入する際に失敗しないためのコツは、「医療機器認証番号」が記載されている商品を選ぶことです。これは、その商品が国に認められた安全な医療機器であることを示しています。パッケージ画像や商品説明文を必ずチェックしてください。

通販で失敗しないためのチェックリスト

• ✅ 医療機器認証番号の記載があるか
• ✅ ファーストピアスの素材（金属アレルギー対策）
• ✅ 滅菌されているパッケージか
• ✅ レビュー評価が高いか

Amazonや楽天市場は、購入履歴から「人気ランキング」なども確認できるので、多くの人に選ばれている安心の商品から選ぶのもおすすめです。品質と価格、そしてレビューを総合的に判断できる通販を、ぜひ活用してみてくださいね。

メルカリなどのフリマアプリでの購入はおすすめしない理由

ネット通販がお得で便利だとご紹介しましたが、同じネット上の購入ルートでも、メルカリやラクマといったフリマアプリでのピアッサー購入は、モモストアでは一切おすすめしません。安さに惹かれて手を出してしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるからです。

衛生面と安全性の重大なリスク

ピアッサーは、皮膚に穴を開ける「医療機器」です。そのため、「滅菌処理」が施された状態で販売されています。フリマアプリで売られているピアッサーの多くは、以下のリスクを抱えています。

滅菌状態の保証がない

新品未開封とされていても、購入から時間が経っていたり、保管環境が悪かったりすると、パッケージが劣化して滅菌状態が保たれていない可能性があります。雑菌が繁殖したピアッサーを使用すると、ピアッシング後に重度の炎症や感染症を引き起こすリスクが高まります。

使用済みの可能性

誤って購入してしまったとして出品されている商品でも、本当に未使用かどうかは判断できません。ごく稀に「試しに使おうとした」といった理由で、一部が開封されていたり、使用済みのものが混じっている可能性も否定できません。

医療機器の資格を持つ販売者ではない

ピアッサーは「高度管理医療機器」に該当するものもあり、販売には資格が必要な場合があります。フリマアプリの出品者は、医療機器の販売に関する知識や責任を持っていないため、万が一トラブルが起こっても誰も責任を取ってくれません。

保証とサポートが一切受けられない

正規の販売店や通販サイトで購入したピアッサーであれば、万が一、不良品や故障があった場合にメーカーや販売店による返品・交換、あるいは使用に関するサポートを受けることができます。

• ピアッサーのバネが作動しなかった
• ファーストピアスのキャッチが外れなかった
• アレルギー反応が出た

このようなトラブルが発生しても、フリマアプリでの個人間取引では一切の保証やサポートを受けることはできません。たかが数千円を節約しようとして、自分の身体に大きなリスクを負うのは賢明ではありませんよね。

ピアッシングは、身体に負担をかける行為です。安易な気持ちでフリマアプリに頼るのではなく、安心と安全を最優先に、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった信頼できるネット通販か、実店舗で購入するようにしましょう。

ピアッサーの種類と選び方：瞬間式とニードルの違いを解説

どこで買えるかが分かったら、次は「どのピアッサーを選ぶか」が重要になってきます。ピアッサーには大きく分けて「瞬間ピアッサー」と「ニードル」の2種類があり、それぞれ特徴が全く異なります。この違いを理解することが、成功するピアッシングへの第一歩です。

初心者におすすめ！瞬間ピアッサー（バネ式）

ドラッグストアやドンキなどで最も一般的に売られているのが、この瞬間ピアッサーです。「バチン！」という音とともに、バネの力で一瞬でファーストピアスをホールに押し込む仕組みになっています。

瞬間ピアッサーのメリット・デメリット

メリット	デメリット
使い方が非常に簡単で、初心者でもセルフピアッシングが可能。	ニードルに比べると皮膚組織へのダメージがやや大きい。
一瞬で終わるため、痛みが少なく感じる人もいる。	ファーストピアスが固定されているため、デザインを選べない。
最初からファーストピアスがセットされており、滅菌済みで衛生的。	太さ（ゲージ）の種類が限られる（主に16G、18G）。

特に、耳たぶへのピアッシングを考えている方や、「とにかく簡単に済ませたい」という方には、瞬間ピアッサーが最適です。一発勝負で済むため、緊張する時間を短くできますよ。

経験者や軟骨におすすめ！ニードル（医療用針）

ニードルは、医療用の鋭利な針（注射針のようなもの）を使い、皮膚にゆっくりと穴を開けていく方法です。上級者向け、または軟骨ピアスを開ける際に病院で推奨されることが多い方法です。

ニードルのメリット・デメリット

メリット	デメリット
皮膚組織を「切る」ため、ダメージが少なくホールが綺麗に完成しやすい。	自分で開けるのが難しく、技術と度胸が必要。
ファーストピアスを自由に選べる（ピアスの太さの選択肢も広い）。	ニードルとピアスを別々に用意する必要がある。
貫通時の痛みは瞬間ピアッサーより少ないと感じる人が多い。	使用後のニードルの処分が大変（医療廃棄物として処理が必要）。

軟骨は耳たぶよりも分厚く硬いため、瞬間ピアッサーだと途中で止まってしまうリスクや、ホールが斜めになってしまうリスクがあります。そのため、軟骨ピアッシングを検討している場合は、ニードルを選ぶか、病院でのピアッシングをおすすめします。

ピアッサーの太さ（ゲージ）の選び方

ピアッサーに付属しているファーストピアスの太さは「ゲージ（G）」という単位で表されます。数字が小さいほど太くなります。

• 耳たぶ用ピアッサー: 16G（1.2mm）または18G（1.0mm）が主流。初めてなら16Gがおすすめ。少し太い方がホールが安定しやすいと言われています。
• 軟骨用ピアッサー: 14G（1.6mm）が多い。軟骨は安定しにくいので、太めのゲージで開けるのが一般的です。

開けた後、一般的なファッションピアス（20Gが多い）に付け替えたい場合は、18Gで開けるのが無難です。しかし、安定を重視するなら16Gを選び、ピアスのゲージの詳しい情報も参考に、後悔のない選択をしてくださいね。

初めての方向け！ピアッサーの正しい使い方と注意点

ピアッサーを購入したら、いよいよピアッシングです。ドキドキすると思いますが、正しい手順と注意点を守れば、失敗なく安全にホールを開けることができます。ここでは、最もポピュラーな瞬間ピアッサーの正しい使い方を解説します。

ピアッシング前の5つの準備

失敗やトラブルを防ぐために、ピアッサーを握る前に必ず以下の準備を済ませましょう。

1. 体調を整える: 体調が悪いときや寝不足のときは、免疫力が低下しておりトラブルの原因になります。万全なコンディションで行いましょう。
2. 道具を揃える: ピアッサー本体、マーキング用のペン（チャコペンやアイライナーなど）、消毒液、鏡、ティッシュやコットンを準備します。
3. 手を洗う: 石鹸で手をしっかり洗い、清潔に保ちます。可能であればアルコール消毒も行いましょう。
4. 開ける部位の消毒: ピアッシングする耳たぶなどを、薬用石鹸で洗い、消毒液で拭き取ります。
5. マーキング: 開けたい場所に正確に印をつけます。正面や横から見て、位置が曲がっていないか鏡で何度も確認してください。

特にマーキングは最重要です。一度開けたらやり直しがきかないので、家族や友人に確認してもらうとより安心です。

ピアッサー使用の正しい手順

瞬間ピアッサーは「一瞬で、思い切り」が最大のポイントです。もたもたせずに、以下のステップで進めましょう。

• ステップ1：位置合わせ
  ピアッサーの先端を、マーキングした印に正確に合わせます。このとき、ピアッサーが耳たぶに対して垂直になっているか確認してください。
• ステップ2：押し込む
  ピアッサーをゆっくりと握り込み、ファーストピアスの先端が皮膚に触れるところまで軽く押し込みます。
• ステップ3：貫通（バチン！）
  ここからが重要です。ためらわずに、一気に「バチン！」と最後まで強く握りしめます。途中で力を緩めると、ピアスが途中で止まってしまう「失敗」につながります。
• ステップ4：確認
  ピアッサーが完全に開ききったら、ゆっくりと手を離し、ピアッサー本体を耳から外します。ファーストピアスがホールにセットされ、キャッチがしっかりかかっているか確認すれば完了です。

もし貫通しなかった場合は、決して無理にピアッサーを押し込まないでください。皮膚を傷つけてしまいます。その場合は、すぐに使用を中止し、しばらく時間を置いてから別のピアッサーで挑戦するか、病院で開けることを検討しましょう。

ピアッシング後のアフターケアが最重要！必要なアイテムと手順

無事にピアッシングが成功したら、次は「ピアスホールの完成」に向けてのアフターケアが始まります。この期間をいかに丁寧に過ごすかで、その後のピアスライフが大きく左右されます。購入時にアフターケア用品を一緒に揃えておくことが大切です。

必ず揃えたいアフターケア用品

ピアスホールが安定するまでの期間（耳たぶで約1ヶ月半～2ヶ月、軟骨で約3ヶ月～1年）は、以下のアイテムが必須です。

1. 消毒液 or ジェル:
   マキロンやオキシドールなどの刺激が強いものはNGです。ピアスホール専用の低刺激性の消毒ジェルや洗浄液を用意しましょう。刺激が強すぎると、かえってホールの治りを遅らせてしまいます。
2. 滅菌綿棒 or コットン:
   患部に直接触れずに優しくケアするために使います。清潔なものを使用してください。
3. ファーストピアスを外さない決意:
   これが一番重要かもしれません！ホールが完成する前にファーストピアスを外すと、穴が塞がってしまうだけでなく、感染症の原因にもなりかねません。

毎日の正しいケア手順（1日2回）

ピアスホールは、小さな傷と同じです。傷口を清潔に保つことが、治癒を早める唯一の方法です。朝晩の1日2回、以下の手順でケアを行いましょう。

• 【夜のケア】お風呂で優しく洗浄:
  泡立てた薬用石鹸を手に取り、ピアスホールとその周辺にのせます。このとき、ピアスを前後に動かしたり回したりする必要はありません。泡を乗せて、シャワーで優しく洗い流すだけで十分です。洗い残しがないよう、鏡で確認してください。
• 【お風呂上がり】水分を拭き取り、消毒:
  清潔なタオルで水分を優しく拭き取った後、ピアスホール専用の消毒液やジェルを少量つけます。ピアスのポスト（軸）全体に行き渡るように、キャッチの裏側まで丁寧に塗布しましょう。
• 【朝のケア】消毒とチェック:
  朝も同様に消毒を行い、腫れや赤み、痛みがないか確認します。少しでも異常を感じたら、ケアを中止し、次の「トラブル時の対処法」を参考にしてください。

この期間、髪の毛や衣服が引っかからないよう特に注意してください。引っかかりは炎症の原因の最たるものです。

トラブル時の対処法

赤みや腫れがひどい、黄色っぽい液体（膿）が出るなどの異常が見られた場合は、すぐにセルフケアを中止し、皮膚科を受診してください。自己判断で市販薬を塗ったり、ピアスを外したりするのは危険です。専門医の指示に従うのが最も安全で確実な方法です。

ピアッサー購入時に知っておきたい！価格帯とファーストピアスの素材

ピアッサーは「価格」と「素材」によって、その後のピアッシングの快適さが大きく変わります。安さだけで選ぶのではなく、特にファーストピアスの素材にこだわって選ぶことが、トラブルを避けるために非常に重要です。

ピアッサーの価格帯は幅広く、品質に比例する

一般的な耳たぶ用の瞬間ピアッサーの価格帯は、以下のようになっています。

価格帯（目安）	主な販売場所	特徴
1,000円～1,500円台	ドン・キホーテ、一部ドラッグストア	最も安価。ファーストピアスは樹脂や安価なステンレス製が多い。
1,800円～2,500円台	ドラッグストア、ネット通販（売れ筋）	最も一般的な価格帯。医療用ステンレス製の定番品が揃う。
3,000円～4,000円台	バラエティショップ、ネット通販（高品質）	純チタン製など、アレルギーに配慮された高素材のものが多い。軟骨用もこの価格帯が多い。

安すぎるピアッサーは、バネの力が弱く貫通しにくい、ファーストピアスの素材が粗悪でトラブルになりやすいといったデメリットがあるため、できれば1,800円以上の商品を選ぶことをおすすめします。数千円の投資で、その後の数ヶ月間の安心を買えると思えば安いものですよね。

ファーストピアスの素材こそが命！

ピアッシング直後のホールはデリケートな傷口です。ここに触れるファーストピアスの素材が、体質に合わないと重度の金属アレルギーを引き起こし、せっかく開けたホールを諦めざるを得なくなることもあります。

特におすすめの素材

• 純チタン（Titanium）:
  金属アレルギー対応素材の中で最もアレルギー反応が出にくいと言われています。価格は高めですが、敏感肌の方やアレルギーが心配な方に最適です。
• 医療用ステンレス（サージカルステンレス316L）:
  医療用器具にも使われる、比較的アレルギーが出にくい素材です。多くのピアッサーに採用されており、価格と品質のバランスが良いのが特徴です。

避けた方が良い素材

• ニッケル、コバルト、クロムを含む素材:
  これらの金属はアレルギーを引き起こしやすいため、ピアッサーのパッケージに成分表示がないものは避けた方が安全です。
• プラスチック、樹脂:
  アレルギーの心配はありませんが、強度が弱く傷がつきやすいため、傷に雑菌が繁殖しやすいというデメリットがあります。ホールが安定するまでは使用を避けましょう。

購入時には、必ずパッケージに「純チタン製」「医療用ステンレス製」といった素材に関する明記があるかを確認しましょう。通販なら商品説明を、実店舗ならパッケージ裏面をしっかり見て選んでくださいね。

病院やクリニックでピアッシングするメリット・デメリット

セルフピアッシングが不安な方や、特に軟骨など難しい部位に開けたい場合は、最初から病院やクリニックでピアッシングしてもらうという選択肢もあります。費用はかかりますが、何物にも代えがたい「安心感」が得られます。

病院でピアッシングする最大のメリット

病院（主に皮膚科や形成外科）で開けることのメリットは、主に以下の3点です。

専門家による確実な施術

医師や看護師が、麻酔や滅菌処理を徹底した環境で、解剖学に基づいた正確な位置に開けてくれます。血管や神経を傷つけるリスクが極めて低く、トラブルの心配が最も少ない方法です。

痛みの軽減（麻酔の利用）

クリニックによっては、希望すれば局所麻酔（注射または塗るタイプ）を使用できる場合があります。痛みに弱い方でも安心してピアッシングに臨むことができます。

トラブル時の即時対応

万が一、ピアッシング直後やその後に炎症や感染症といったトラブルが発生した場合、その場で保険診療による適切な処置を受けることができます。アフターケアに関する指導も専門的に受けられるため、初心者には特におすすめです。

病院でのピアッシングのデメリット

もちろん、病院でのピアッシングにもデメリットはあります。

• 費用が高い: 自由診療となるため、費用は病院によって異なりますが、耳たぶ一つで5,000円～1万円以上かかるのが一般的です。軟骨はさらに高くなります。
• デザインの選択肢が少ない: 病院が用意しているファーストピアスは、主にチタン製や医療用プラスチック製のシンプルなデザインに限られることがほとんどです。
• 予約が必要: 当日行ってすぐに開けてもらえるわけではなく、事前に予約が必要です。

「お金がかかっても、とにかく安全を最優先したい」「自分で開ける自信がない」という方は、迷わず病院を選ぶべきです。自分の安全と健康は、何よりも大切にしてくださいね。近くのクリニックを探す際は、「ピアス ピアッシング 病院」で検索して、実績のあるところを選びましょう。

【モモストア解説】セルフピアッシング成功のためのQ&A

最後に、モモストアに寄せられるピアッシングに関するよくある質問にお答えします。この記事を読んでもまだ残るかもしれない疑問を解消して、安心してピアッシングに臨めるようにサポートさせていただきますね！

Q1: ピアッシングはどのくらいの時間で終わりますか？

A: 瞬間ピアッサーを使ったセルフピアッシングの場合、実際にピアスが開くまでの時間は「1秒未満」です。バネの力で一気に貫通するので、ためらう時間はありません。

ただし、事前の準備（マーキング、消毒）には10分〜20分かけてください。特にピアスの位置決めはじっくり行うことが、後悔しないための秘訣です。ピアッサーを握ってから放すまでが勝負ですが、それまでの準備は時間をかけて慎重に行いましょう。

Q2: ピアッシングは痛いですか？

A: 痛みには個人差がありますが、ピアッサーで開ける耳たぶの場合、「輪ゴムで強く弾かれたような一瞬の痛み」と表現する人が多いです。痛みはすぐに引き、その後はジンジンとした鈍い痛みがしばらく残ります。

軟骨は耳たぶよりも痛みを感じやすく、特にピアッシング後のジンジンした痛みが長く続く傾向があります。痛みが不安な方は、先述したように麻酔を使用できる病院でのピアッシングを検討するか、保冷剤で耳たぶをしっかり冷やしてから行うと痛みが軽減されますよ。

Q3: ピアスホールが完成するまでどれくらいかかりますか？

A: ホールが安定し、セカンドピアスに付け替えられるようになるまでの期間は以下の通りです。

• 耳たぶ: 約1ヶ月半～2ヶ月
• 軟骨: 約3ヶ月～1年（部位や体質によって大きく異なります）

この期間は、いかなる理由があってもファーストピアスを外してはいけません。焦らず、毎日欠かさずに丁寧なアフターケアを続けてください。完全に安定するまでは、半年から1年かかると考えておくと安心です。

Q4: 失敗を防ぐための最重要ポイントは？

A: セルフピアッシング失敗の原因で最も多いのは、「途中で力を緩めてしまう」ことです。ピアッサーのバネが完全に作動する前に手を緩めると、ファーストピアスが途中で止まってしまい、無理に押し込むことで皮膚を傷つけてしまいます。

「一気に、最後まで」力を込めて握り切ることが、ピアッサー成功の絶対条件です。緊張する気持ちは分かりますが、深呼吸をして、躊躇せずに実行してくださいね！

ピアッサーを購入する前に知っておきたい！年齢制限について

最後に、ピアッサーを購入する際、そして実際にピアッシングを行う前に、非常に重要な「年齢制限」について解説します。特に未成年の方は、この情報をしっかり理解しておく必要があります。

ピアッサーの購入に年齢制限はある？

ピアッサーは医療機器として販売されており、法律による明確な年齢制限はありません。そのため、ドラッグストアやドン・キホーテ、ネット通販でも、基本的に誰でも購入することができます。

しかし、一部の店舗やメーカーでは、「16歳未満への販売自粛」や「高校生以下の場合は保護者の同意が必要」といった独自のルールを設けている場合があります。

• 実店舗: レジで店員さんが高校生以下だと判断した場合、購入を断られたり、保護者の同意の有無を聞かれたりすることがあります。
• ネット通販: 購入自体は可能ですが、商品の注意書きに「未成年の方は保護者の同意を得てご使用ください」と明記されていることがほとんどです。

ピアッシング自体は「医療行為」の扱い

最も重要なのは、ピアッシングは「身体を傷つける医療行為」と見なされることです。日本皮膚科学会などの専門団体も、未成年のピアッシングには保護者の同意を強く推奨しています。

保護者の同意を得るべき理由

1. 法的・倫理的な問題: 自分の身体に手を加える行為は、未成年者単独では自己責任能力が十分でないと判断される場合があります。
2. トラブル発生時の対応: 感染症や重度の炎症が起きた場合、治療には保護者の同意や付き添いが必要です。同意を得ていないと、病院での治療がスムーズにいかないことがあります。
3. 後悔を防ぐ: 一時的な流行で開けてしまい、将来後悔するケースも少なくありません。保護者とよく話し合うことが、後悔のない選択につながります。

もしあなたが未成年であれば、必ず保護者の方に相談し、同意を得た上で購入・使用するようにしてください。保護者の理解と協力があれば、アフターケアを含め、より安全で楽しいピアスライフを送ることができますよ。

ピアッシングは楽しいものですが、自分の身体に責任を持つことが何よりも大切です。

モモストアでは、あなたの安全で素敵なピアスライフを応援しています！