盛岡でSuicaはどこで買える?販売場所・利用エリア・購入方法を徹底解説!
こんにちは、モモストアです!
「盛岡でSuicaを買いたいけど、どこで売ってるの?」「どの範囲まで使えるんだろう?」と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。
実は、盛岡エリアでSuicaが使えるようになってから、まだ日が浅いこともあり、購入場所や利用ルールについて知らないと困ってしまう注意点がいくつかあるんです。
この記事では、盛岡駅でのSuicaの具体的な購入窓口から、利用できるJR線、さらにはバスでの利用可否まで、盛岡でのSuicaに関する情報を徹底的に解説します!
スムーズにSuicaをゲットして、快適な岩手・盛岡ライフを送りましょう!
・Suicaカード本体はどこで買える?盛岡駅での購入窓口を解説
・盛岡エリアでSuicaが買える券売機とみどりの窓口の場所
・「My Suica(記名式)」と「Suicaカード(無記名式)」の選び方とデポジットについて
・Suica定期券を盛岡で買う方法と注意点
- 盛岡エリアでSuicaが使えるようになったのはいつから?
- Suicaカード本体はどこで買える?盛岡駅での購入窓口を解説
- 盛岡エリアでSuicaが買える券売機とみどりの窓口の場所
- 「My Suica(記名式)」と「Suicaカード(無記名式)」の選び方とデポジットについて
- Suica定期券を盛岡で買う方法と注意点
- 盛岡エリアのSuica利用可能区間を徹底チェック!
- エリア外にまたがる利用はNG!盛岡Suicaの最大注意点
- 盛岡市内のバス(岩手県交通・岩手県北バス)でSuicaは使える?
- Suicaと一緒に知っておきたい岩手の地域連携ICカード「Iwate Green Pass」「iGUCA」
- Suicaと一緒に知っておきたい岩手の地域連携ICカード「Iwate Green Pass」「iGUCA」
- 盛岡でSuicaにチャージできる場所はどこ?コンビニATMもOK?
- 盛岡エリアで使える全国相互利用ICカード一覧
- Suicaカード本体が手に入らない時の代わりになるサービス
- 【まとめ】盛岡でのSuica購入・利用に関するQ&A
盛岡エリアでSuicaが使えるようになったのはいつから?

盛岡エリアにお住まいの方や、これから盛岡に引っ越してくる方にとって、Suicaの利用開始時期は非常に重要なポイントですよね。
「あれ、前は使えなかったような…?」と感じるのも無理はありません。なぜなら、盛岡を含む北東北3エリア(青森・盛岡・秋田)でSuicaが使えるようになったのは、比較的最近のことだからです。
北東北エリアにおけるSuicaサービス開始の歴史
盛岡エリアのJR線でSuicaが本格的に利用開始となったのは、2023年5月27日(土)からです。これは、岩手県民にとって長年の念願が叶った瞬間と言っても過言ではありません。
それまで首都圏などでは当たり前だった「ピッとタッチで改札を通過」という体験が、ようやく盛岡周辺でも可能になったのです。
このサービス開始により、対象エリア内にあるJR東日本の駅で、従来の磁気切符を使わずにスムーズに乗り降りができるようになりました。この日が、盛岡の交通の利便性が大きく向上した転換点だと覚えておくと良いでしょう。
なぜこのタイミングでSuicaが導入されたのか
実は、JR東日本は2020年代に入り、地方主要都市でのICカード導入を積極的に進めてきました。これは、少子高齢化や人手不足が進む中、駅員の配置を効率化しつつ、同時に利用者の利便性を向上させるという、二つの大きな目標があったからです。
特に盛岡は、東北新幹線の停車駅であり、岩手県の交通の要衝です。観光客やビジネス客の往来も多く、ICカードの導入は必然の流れだったと言えます。
また、このSuica導入に合わせて、盛岡エリア内の田沢湖線に新たに「前潟駅」が開業(2023年3月ダイヤ改正日)するなど、地域の発展と連携した動きも見られました。
盛岡エリアのICカード事情は?
Suica導入以前、盛岡には岩手県交通の「Iwate Green Pass」や岩手県北バスの「iGUCA」といった地域独自のICカードが存在していました。Suica導入後もこれらのカードは引き続き利用されていますが、Suica導入の最大のメリットは、「全国相互利用対応」になったことです。
つまり、首都圏で使っていたSuicaや、関西のICOCA、九州のSUGOCAなど、全国で相互利用可能なICカードを、そのまま盛岡エリアのJR線で使えるようになったということです。これは、出張や旅行で盛岡を訪れる方にとっても、非常に大きな進歩でしたね。
これらの背景を知っておくと、どこでSuicaを買うべきか、どう使うべきか、といった具体的な疑問の解決にも繋がりますよ。 盛岡でのSuica利用はまだ新しいサービスなので、最新の情報をチェックすることが大切です。 詳しくは、JR東日本の公式サイトで確認してみてくださいね。
| Suica利用開始日 | 2023年5月27日(土) |
| 対象エリア | 盛岡エリア(北上~盛岡、盛岡~雫石など) |
| メリット | 全国相互利用ICカードが使えるようになった。 |
Suicaカード本体はどこで買える?盛岡駅での購入窓口を解説
いざSuicaを買おう!と思っても、「どこで買えばいいの?」と迷ってしまいますよね。特に盛岡エリアでは、首都圏のようにコンビニや一部の私鉄駅では購入できないという制限があります。Suicaカード本体(無記名式・My Suica)を購入できる場所は、主にJR東日本の駅の窓口や券売機に限られています。
Suicaカード(無記名式・記名式)の購入場所の原則
盛岡エリアでSuicaカードを購入できる場所は、以下の3つの窓口に集約されます。
- JR東日本の駅の多機能券売機
- JR東日本の駅のみどりの窓口
- JR東日本の駅の話せる指定席券売機(オペレーター対応時)
盛岡駅は新幹線停車駅であり、これらすべての窓口が揃っているため、最もスムーズにSuicaを購入できる場所と言えます。特に「みどりの窓口」や「多機能券売機」は、盛岡駅の改札内・改札外のコンコースに設置されていますよ。
盛岡駅での具体的な購入場所
盛岡駅は在来線と新幹線のホームがあり、構造が少し複雑です。確実にSuicaを購入するために、具体的な場所を把握しておきましょう。
みどりの窓口の場所
盛岡駅には複数の改札口と窓口があります。主な「みどりの窓口」は、新幹線改札の近くや、在来線改札の近くに設置されています。特に、新幹線停車駅のみどりの窓口では、「Suicaカード(無記名式)」と「My Suica(記名式)」の両方を購入できます。駅員さんに直接相談しながら購入したい場合は、ここがおすすめです。
多機能券売機の利用
「多機能券売機」は、黒い筐体が特徴で、切符の購入だけでなく、定期券の購入やSuicaへのチャージ、そしてSuicaカード本体の購入も可能な優れものです。盛岡駅では、在来線改札口の近くや、新幹線乗り換え改札付近に設置されていることが多いです。操作に慣れている方や、駅員さんの手を煩わせたくない方は、券売機での購入が最も早いです。
購入時の注意点:デポジット500円
Suicaカード本体を購入する際には、販売価格とは別に預り金(デポジット)として500円が必要になります。これは、カードを借りるための保証金のようなもので、Suicaを不要になった際に駅の窓口に返却すれば、全額返金されますのでご安心ください。
例えば、チャージしたい金額が1,000円の場合、合計1,500円が必要となります。
モモストアの経験上、盛岡駅は特に朝夕や連休前は窓口が混雑することが多いです。もし時間に余裕があれば、比較的空いている時間帯(平日の午前中など)を狙って購入するか、券売機での購入を試みるのが賢明ですよ!
盛岡駅の構内図は、JR東日本の公式サイトで確認できますので、事前にチェックしておくと安心です。
| 購入可能なカード | Suicaカード(無記名式) / My Suica(記名式) / Suica定期券 / こども用Suica |
| 購入時の必須費用 | デポジット500円 + チャージしたい金額(最低1,000円から) |
| おすすめ購入場所 | 盛岡駅の「多機能券売機」または「みどりの窓口」 |
盛岡エリアでSuicaが買える券売機とみどりの窓口の場所
Suicaが買える場所が「JR東日本の駅」に限定されることは分かりましたが、盛岡エリアにあるすべての駅で買えるわけではありません。特に、みどりの窓口や多機能券売機がない駅では、Suicaカード本体の新規購入ができない場合があります。
ここでは、盛岡エリアで確実にSuicaが買える主要な駅と、盛岡駅以外の購入場所について詳しく見ていきましょう。
Suicaの新規購入が可能な主要駅
Suicaの新規購入(カード本体の発行)ができるのは、原則としてSuicaエリア内にあるJR東日本の駅、特に新幹線停車駅や主要駅に限られます。
盛岡エリアでSuica購入が可能な駅(一例):
- 盛岡駅: 新幹線停車駅のため、購入に必要な設備(みどりの窓口、多機能券売機)が全て揃っています。
- 北上駅: こちらも新幹線停車駅で、Suicaエリアの南側の主要駅です。購入が可能です。
- 新花巻駅: 新幹線停車駅。周辺にお住まいの方はこちらでの購入が便利です。
これら以外の駅、例えば東北本線の「矢幅駅」や「石鳥谷駅」など、Suica利用可能エリア内の駅であっても、多機能券売機やみどりの窓口がない場合は、Suicaの新規購入はできません。チャージはできても、カード自体は手に入らないというケースがあるため、必ず事前に確認が必要です。
盛岡駅の券売機での購入手順(初心者向け)
多機能券売機でのSuica購入は、駅員さんと話す必要がなく、自分のペースで進められるためおすすめです。基本的な流れを覚えておきましょう。
多機能券売機でのSuicaカード購入ステップ:
- 券売機の画面で「Suicaの購入」を選択します。
- 「Suicaカード(無記名)」または「My Suica(記名式)」を選びます。
- 購入金額(デポジット500円+チャージ金額)を選択します。(最低1,000円から)
- 現金を投入し、カードと領収書を受け取ります。
もし操作に迷ったら、「みどりの窓口」に設置されている「話せる指定席券売機」を利用する方法もあります。これは、券売機でありながらオペレーターとビデオ通話で対話できるため、手順を一つ一つ確認しながら進められるのが安心です。多機能券売機が苦手な方は、ぜひ活用してみてください。
Suicaが買えない駅での対処法
もしお近くの駅でSuicaが買えない場合は、以下の方法を検討してください。
| 方法1: | 盛岡駅など主要な駅まで移動して購入する。 |
| 方法2: | 後述の「モバイルSuica」をスマートフォンに設定する。(カード不要) |
| 方法3: | 全国相互利用可能な他のICカード(お手持ちのKitaca, PASMOなど)をそのまま利用する。 |
特にモバイルSuicaは、カードのデポジット500円も不要で、手軽に利用開始できるため、盛岡エリアでは非常に人気が高まっています。カードにこだわりがない場合は、モバイルSuicaへの切り替えも検討してみると良いかもしれませんね。
これらの購入場所と手順を参考に、あなたにとって最適なSuicaの入手方法を見つけてくださいね。もし詳しく知りたい場合は、JR東日本の購入方法ページもチェックしてみてください。
「My Suica(記名式)」と「Suicaカード(無記名式)」の選び方とデポジットについて
Suicaを購入する際、最初の選択肢として「My Suica(記名式)」と「Suicaカード(無記名式)」のどちらを選ぶか迷いますよね。盛岡エリアの利用であっても、この選択は非常に重要です。なぜなら、紛失時の対応や利用制限に大きな違いがあるからです。
それぞれの特徴をしっかり理解して、ご自身の利用スタイルに合ったカードを選びましょう。
記名式と無記名式の違いを徹底比較!
最も大きな違いは、「万が一紛失した時の再発行が可能かどうか」です。簡単に違いをまとめてみました。
| 項目 | My Suica(記名式) | Suicaカード(無記名式) |
| 氏名・生年月日登録 | 必要(券売機または窓口で登録) | 不要 |
| 定期券の購入 | 可能 | 不可 |
| 紛失時の再発行 | 可能(残高も引き継げる) | 不可(残高も補償されない) |
| 小児用Suica | My Suicaのみ対応 | 不可 |
| 譲渡 | 不可(本人以外利用不可) | 可能(誰でも利用可能) |
My Suica(記名式)がおすすめの人
紛失のリスクを考えると、My Suica(記名式)を選ぶのが圧倒的におすすめです。特に、通勤や通学で日常的に利用する方、また残高を多めにチャージしておく方は、記名式を選んでおけば、もし落としてしまっても残高を失わずに済みます。再発行の手続きは少々手間がかかりますが、安心感が段違いです。
Suicaカード(無記名式)がおすすめの人
無記名式を選ぶのは、主に以下のケースに限られます。
- 一時的な利用目的: 盛岡に短期出張や旅行で訪れる方。
- プレゼント・贈答用: 誰かに譲渡する可能性がある方。(ただし、紛失時はリスクあり)
- 個人情報を登録したくない方: 氏名などの情報を登録することに抵抗がある方。
無記名式は購入時に手間がかからないのが利点ですが、紛失すると購入時に入金したチャージ金額も諦めることになってしまうため、基本的にはMy Suicaを推奨します。
購入に必要な「デポジット(預り金)500円」の仕組み
先ほども少し触れましたが、Suicaカードを購入する際には、カード本体の代金としてではなく、デポジット(預り金)として一律500円が必要です。これはSuicaだけでなく、PASMOやICOCAなど、ほとんどの交通系ICカードに共通するルールです。
デポジットは「戻ってくるお金」
この500円は、カードを製造するための費用の一部を一時的に預けるという位置づけです。Suicaが不要になり、JR東日本の駅の窓口にカードを返却する際には、残高を清算した上で、この500円が全額返金されます。実質的なカード代金は0円ということですね。
ただし、残高が220円未満などの場合に手数料が発生し、デポジットから差し引かれる場合があるため、返却前に残高を使い切るか、十分な残高がある状態で払い戻しを行うのがおすすめです。
購入時の支払い例:
あなたがSuicaを新規で購入し、3,000円チャージしたい場合、窓口で支払う合計金額は「デポジット500円 + チャージ額3,000円 = 3,500円」となります。
記名式と無記名式のメリット・デメリットを比較して、賢くSuicaを選んでくださいね。モバイルSuicaならデポジットも不要で、より手軽ですよ!
Suica定期券を盛岡で買う方法と注意点
盛岡エリアのJR線で通勤・通学される方にとって、Suica定期券の購入は必須ですよね。従来の磁気定期券からSuica定期券に切り替えることで、改札での手間が省け、乗り降りが格段にスムーズになります。
しかし、Suica定期券の購入場所や、盛岡エリアならではの購入できる区間に関する制限がありますので、しっかり確認しておきましょう。
Suica定期券の購入場所
Suica定期券の新規購入や継続購入ができる場所は、通常のSuicaカードとほぼ同じですが、定期券ならではの注意点があります。
Suica定期券が買える窓口:
- JR東日本の駅の指定席券売機(紫色や多機能券売機)
- JR東日本の駅の多機能券売機(黒色)
- JR東日本の駅のみどりの窓口
Suicaエリア内の駅であれば購入可能ですが、先述の通り、盛岡エリアでは主要駅に集中しています。特に盛岡駅、北上駅など新幹線停車駅や、東北本線・田沢湖線の比較的大きな駅での購入が確実です。
新規購入と継続購入の違い
新規購入(初めてSuica定期券を作る場合):
多機能券売機やみどりの窓口で、新規にカードを発行し、定期券情報を書き込みます。この際、My Suica(記名式)が必要となるため、氏名などの登録が必要です。もちろん、デポジット500円も必要になります。
磁気定期券からの切り替えも可能ですが、券売機での操作が複雑に感じる場合は、みどりの窓口での手続きが安心です。
継続購入:
現在お使いのSuica定期券の有効期限が近づいた場合、期限の14日前から継続購入が可能です。多機能券売機で簡単に手続きができますので、窓口に並ぶ必要はありません。
Suica定期券で注意すべき3つのポイント
ポイント1: Suica定期券にできない区間がある
最も注意が必要なのは、JR線とJR線以外(私鉄やバス)にまたがる連絡定期券の一部が、盛岡エリアではSuica定期券にできない場合があることです。
例えば、IGRいわて銀河鉄道線とJR線にまたがる区間は、基本的にSuica定期券としては購入できません。その場合は、引き続き磁気定期券を購入するか、それぞれの会社でICカード(IGRの場合は「いわて銀河鉄道ICカード」など)を購入し、2枚持ちする必要がある可能性があります。
ポイント2: 通学定期券の初回購入は窓口必須
小児用Suicaや、中学校・高校・大学生の通学定期券を初めて購入する際は、通学証明書や学生証などの提示が必要なため、原則として「みどりの窓口」での手続きが必須となります。
券売機では購入できませんので、春先の混雑時期を避けて早めに手続きを済ませておくとスムーズです。
ポイント3: 新幹線定期券(FREX/FREXパル)もSuica化可能
盛岡エリア(盛岡~新花巻、盛岡~北上、新花巻~北上)の新幹線区間の定期券「FREX」や「FREXパル」も、Suica定期券として購入・利用できます。これは通勤時間が大幅に短縮できる便利なサービスです。もちろん、これも多機能券売機やみどりの窓口で購入できます。
Suica定期券の利便性は高いですが、岩手の地域特性上、購入できない区間や種類があることを念頭に置いておくと、いざという時に困りませんね。ご自身の利用区間がSuica定期券に対応しているか、JR東日本の定期券購入ページで確認してみるのが確実です。
盛岡エリアのSuica利用可能区間を徹底チェック!
Suicaカードを手に入れたら、次に気になるのが「どこまで使えるの?」という利用可能エリアですよね。盛岡エリアのSuicaエリアは、首都圏や仙台エリアとは異なり、利用できる区間が限定されています。
知らずにエリア外まで乗り越してしまうと、精算時に手間取ったり、運賃を余計に支払うことになったりする可能性がありますので、しっかり把握しておきましょう。
盛岡Suicaエリアの具体的な路線と駅
盛岡エリアでSuicaが使えるのは、JR東日本の以下の2路線・17駅(2023年5月27日時点)です。
| 路線名 | 区間 | 対象駅(主要駅を抜粋) |
| 東北本線 | 北上駅~盛岡駅 | 北上、花巻、花巻空港、石鳥谷、紫波中央、矢幅、盛岡など |
| 田沢湖線 | 盛岡駅~雫石駅 | 盛岡、前潟、大釜、小岩井、雫石 |
これらの駅を起点、または終点とする区間で、Suicaを使ってスムーズに乗降することができます。注目すべきは、盛岡市内の「仙北町駅」や「岩手飯岡駅」なども含まれているため、盛岡市内の移動にも非常に便利になったという点です。
Suicaが使えない主な路線・区間
盛岡エリア周辺で、Suicaが使えない(利用可能エリアに含まれていない)路線は多岐にわたります。特に間違えやすいのは以下の路線です。
- IGRいわて銀河鉄道線: 盛岡駅~目時駅(Suicaは使えません。独自のICカードを利用)
- 三陸鉄道: 全線(Suicaは使えません)
- 釜石線: 全線(ただし、花巻~新花巻間はエリアに含まれますが、それより先は使えません)
- 山田線: 全線(盛岡駅発着ですがSuicaエリア外)
- 大船渡線、北上線など: 全線(エリア外)
もしこれらの路線を利用する場合は、Suicaではなく磁気切符を購入する必要があります。ICカードをタッチする改札機がなく、駅員さんが目視で切符を確認する駅が多いので注意してくださいね。
新幹線への利用は?(タッチでGo!新幹線)
Suicaには、新幹線を特急券なしで利用できる「タッチでGo!新幹線」という便利なサービスがあります。しかし、盛岡エリアでは、現状このサービスは利用できません。
盛岡で新幹線に乗る場合、乗車券・特急券はSuicaとは別に購入する必要があるということを覚えておきましょう。Suicaを乗車券として使いたい場合は、モバイルSuicaで「Suica定期券」として新幹線区間を購入するなど、限定的な使い方になります。
新幹線自由席に乗る際も、紙の特急券を別途用意するか、えきねっとで予約した際に指定したICカード(Suicaなど)を利用する方法がありますが、盛岡エリアのJR在来線とはルールが異なるため、必ず乗車前に確認してください。詳細はJR東日本の盛岡エリアページが参考になりますよ。
| 使えない区間の例 | IGRいわて銀河鉄道線、釜石線(新花巻より先)、山田線など |
| 新幹線利用 | 基本的に特急券の別途購入が必要。「タッチでGo!新幹線」は非対応 |
エリア外にまたがる利用はNG!盛岡Suicaの最大注意点
盛岡エリアでSuicaを使う上で、最も注意が必要なのが「エリアまたがり利用の制限」です。このルールを知らずに利用してしまうと、改札でエラーが出て出られなくなるなど、非常に困った事態に陥る可能性があります。これは盛岡エリアだけでなく、青森や秋田のエリアでも共通する重要なルールです。
「エリア内完結」利用の原則とは?
盛岡エリアのSuica利用は、「エリア内完結」が原則です。
これは、乗車駅も降車駅も、両方とも「盛岡エリア」内の駅でなければならないという意味です。
- 【OK例】矢幅駅(盛岡エリア内)から盛岡駅(盛岡エリア内)まで乗車
- 【NG例】北上駅(盛岡エリア内)から一ノ関駅(仙台エリア内)まで乗車
- 【NG例】雫石駅(盛岡エリア内)から田沢湖駅(秋田エリア外)まで乗車
もし【NG例】のように、盛岡エリアから別のSuicaエリアやSuica非対応エリアへ移動したい場合は、必ず乗車前に切符を購入してください。ICカードをタッチして乗車してしまうと、降車駅で精算ができず、駅員さんの対応が必要となり、非常に手間がかかってしまいます。
エリアをまたがってしまった場合の対処法
万が一、うっかりSuicaをタッチしてエリア外まで乗り越してしまった場合は、どう対処すれば良いのでしょうか。
対処法の手順:
- 降車駅の改札機でSuicaをタッチすると、必ずエラーが出てしまいます。
- エラーが出た場合は、改札口にいる駅員さんに正直に事情を説明しましょう。
- 駅員さんが、乗車記録を元に現金で運賃を精算し、カードの処理を行ってくれます。
この場合、エリアをまたがった全区間の運賃を現金で支払う必要があります。また、駅員さんの対応が必要になるため、時間のロスも発生します。特急列車や新幹線の乗り換えなどで急いでいる場合は、特に注意が必要です。
最悪のケースとして、乗車記録が確認できず、乗車駅からの運賃を証明できない場合は、始発駅からの運賃を請求される可能性もありますので、くれぐれもエリアまたがり利用は避けてください。
盛岡エリアと他のエリアをまたぐ移動の裏ワザ
盛岡エリアと他のエリア(例: 仙台エリア)をまたいで移動したい場合、最もスムーズな方法は、Suicaを使わず最初から最後まで「磁気切符」を利用することです。
もしくは、途中のエリア境界駅(例: 小牛田駅など)で一度改札を出て、切符を買い直すという方法もありますが、手間と時間がかかります。
また、先述したモバイルSuicaでは、えきねっとと連携して切符を購入・受け取りできるなど、一部便利な機能もありますが、基本的な「エリア内完結」のルールは変わりません。特に地方エリアを移動する際は、「切符」が最強だと覚えておくのが安全かもしれませんね。
盛岡でのSuica利用は非常に便利ですが、この「エリアまたがり利用NG」のルールだけは、絶対に忘れないようにしましょう!
盛岡市内のバス(岩手県交通・岩手県北バス)でSuicaは使える?
JR線でSuicaが使えるようになった今、次に気になるのは盛岡市内のバスでの利用可否ですよね。盛岡市民の主要な移動手段であるバスでSuicaが使えるようになれば、利便性はさらに向上します。
結論から言うと、盛岡市内の路線バスでもSuicaは利用可能です!しかし、バス会社によって利用できるカードの種類が異なるため、注意が必要です。
岩手県交通のバスでSuicaは使える?
盛岡市内を走る「岩手県交通」の路線バスでは、全国相互利用の交通系ICカード(Suica, PASMO, ICOCAなど)が利用可能です。
これは、岩手県交通が導入している地域連携ICカード「Iwate Green Pass」が、全国相互利用に対応しているためです。バスの乗降口にあるICカードリーダーにSuicaを「ピッ」とタッチするだけで乗車できます。切符を準備したり、小銭を探したりする手間が一切なくなりますね!
地域連携ICカード「Iwate Green Pass」について
Iwate Green Passは、Suicaの機能と岩手県交通の定期券や特典機能(ポイントなど)が一体化したカードです。Suicaエリア外の区間や、岩手県交通の定期券として利用したい場合は、このカードを購入する必要があります。
ただし、通常のSuicaカードもバスの乗車のみであれば利用可能なので、旅行者やJR線メインの利用者は改めてIwate Green Passを作る必要はありません。
岩手県北バスのバスでSuicaは使える?
盛岡駅前を中心に、八幡平方面や郊外への路線を持つ「岩手県北バス」でも、全国相互利用の交通系ICカードが利用できます。
岩手県北バスが導入しているのは、地域連携ICカード「iGUCA(イグカ)」です。こちらも、Iwate Green Passと同様にSuicaのシステムと連携しているため、お手持ちのSuicaカードで乗車・降車が可能です。
地域連携ICカード「iGUCA」について
iGUCAは、岩手県北バスの定期券機能や、バスポイント機能が付帯しています。岩手県北バスをメインで利用する方にとっては、iGUCAの方が特典面でお得になる場合があります。
iGUCAは岩手県北バスの営業所や案内所で購入できます。iGUCAに関する詳細は、岩手県北バスの公式サイトで確認してみてください。
バスでのSuicaチャージはできる?
Suicaのチャージは、基本的にバス車内ではできません。できるのは現金での運賃支払いのみです。
チャージが必要な場合は、盛岡駅構内の券売機や、コンビニ、セブン銀行ATMなどを利用する必要があります。バスに乗車する前に、必ず残高を確認しておきましょう。
このように、盛岡市内の主要なバス会社であれば、Suicaは問題なく利用できます。JR線だけでなく、バスにもSuicaが使えるようになったことで、盛岡での移動は劇的に便利になりましたね!
| 岩手県交通 | Suica利用可能(地域連携ICカードはIwate Green Pass) |
| 岩手県北バス | Suica利用可能(地域連携ICカードはiGUCA) |
| チャージ場所 | 駅の券売機、コンビニ、セブン銀行ATMなど(バス車内でのチャージは不可) |
Suicaと一緒に知っておきたい岩手の地域連携ICカード「Iwate Green Pass」「iGUCA」
盛岡エリアの交通事情を語る上で、Suicaの利便性は外せませんが、岩手県独自の地域連携ICカードである「Iwate Green Pass」と「iGUCA」の存在も非常に重要です。
これらのカードは、Suicaの技術を利用しながらも、地域に特化した独自のサービスを提供しており、岩手にお住まいの方にとってはSuicaよりもお得で便利な場合があります。
地域連携ICカードとは?
「地域連携ICカード」とは、JR東日本のSuicaシステムを基盤としつつ、地元の交通事業者(バス会社など)が発行・運営するICカードのことです。
このカードは、SuicaエリアのJR線と地元のバス路線の両方で利用できるのが最大の特徴で、さらに地元のバスの定期券や割引サービス、ポイントサービスなど、地域独自の機能が搭載されています。
Iwate Green Pass(岩手県交通)の魅力
Iwate Green Passは、主に岩手県交通の路線バスで利用するために発行されているカードです。Suica機能に加えて、以下のメリットがあります。
- バス定期券の搭載: 岩手県交通の定期券をこのカード1枚にまとめられます。
- 地域ポイントサービス: バスを利用するごとにポイントが貯まり、運賃などに利用できる特典があります。
- JR線・バスの一体利用: JR線と岩手県交通のバスを乗り継ぐ際も、これ1枚で完結します。
岩手県交通のバスを日常的に利用する方や、盛岡市内のバス定期券を購入したい方には、Suica単体よりもIwate Green Passの方が断然おすすめです。購入は岩手県交通の営業所や案内所で行えますよ。
iGUCA(岩手県北バス)の魅力
iGUCA(イグカ)は、主に岩手県北バスの路線バスで利用するために発行されているカードです。こちらもIwate Green Passと同様に、Suica機能と地域独自の特典が連携しています。
- バス定期券の搭載: 岩手県北バスの定期券として利用できます。
- 独自の割引運賃: iGUCAで支払うと、現金よりも割引された運賃が適用される場合があります。
- 盛岡エリア外での利用: 岩手県北バスの広いネットワーク内での移動に特化しています。
岩手県北バスは郊外や八幡平方面への路線も多く、盛岡市外へ頻繁に移動する方にはiGUCAが便利です。購入は岩手県北バスの営業所や案内所で行うことができます。
どちらのカードを選ぶべき?
結論として、あなたの主な移動手段に合わせて選ぶのがベストです。
| Suica(無記名・My Suica) | JR線利用がメイン、バスはたまにしか使わない、全国どこでも使いたい旅行者や出張者。 |
| Iwate Green Pass | JR線と岩手県交通のバスの両方を日常的に利用し、岩手県交通の定期券が欲しい方。 |
| iGUCA | JR線と岩手県北バスの両方を日常的に利用し、岩手県北バスの定期券が欲しい方。 |
これらの地域連携ICカードも、盛岡駅の券売機やコンビニなどでチャージが可能ですので、利便性はSuicaとほとんど変わりません。ぜひ、ご自身のライフスタイルに合わせて最適なカードを選んでみてくださいね。
Suicaと一緒に知っておきたい岩手の地域連携ICカード「Iwate Green Pass」「iGUCA」
盛岡エリアの交通事情を語る上で、Suicaの利便性は外せませんが、岩手県独自の地域連携ICカードである「Iwate Green Pass」と「iGUCA」の存在も非常に重要です。
これらのカードは、Suicaの技術を利用しながらも、地域に特化した独自のサービスを提供しており、岩手にお住まいの方にとってはSuicaよりもお得で便利な場合があります。
地域連携ICカードとは?
「地域連携ICカード」とは、JR東日本のSuicaシステムを基盤としつつ、地元の交通事業者(バス会社など)が発行・運営するICカードのことです。
このカードは、SuicaエリアのJR線と地元のバス路線の両方で利用できるのが最大の特徴で、さらに地元のバスの定期券や割引サービス、ポイントサービスなど、地域独自の機能が搭載されています。
Iwate Green Pass(岩手県交通)の魅力
Iwate Green Passは、主に岩手県交通の路線バスで利用するために発行されているカードです。Suica機能に加えて、以下のメリットがあります。
- バス定期券の搭載: 岩手県交通の定期券をこのカード1枚にまとめられます。
- 地域ポイントサービス: バスを利用するごとにポイントが貯まり、運賃などに利用できる特典があります。
- JR線・バスの一体利用: JR線と岩手県交通のバスを乗り継ぐ際も、これ1枚で完結します。
岩手県交通のバスを日常的に利用する方や、盛岡市内のバス定期券を購入したい方には、Suica単体よりもIwate Green Passの方が断然おすすめです。購入は岩手県交通の営業所や案内所で行えますよ。
iGUCA(岩手県北バス)の魅力
iGUCA(イグカ)は、主に岩手県北バスの路線バスで利用するために発行されているカードです。こちらもIwate Green Passと同様に、Suica機能と地域独自の特典が連携しています。
- バス定期券の搭載: 岩手県北バスの定期券として利用できます。
- 独自の割引運賃: iGUCAで支払うと、現金よりも割引された運賃が適用される場合があります。
- 盛岡エリア外での利用: 岩手県北バスの広いネットワーク内での移動に特化しています。
岩手県北バスは郊外や八幡平方面への路線も多く、盛岡市外へ頻繁に移動する方にはiGUCAが便利です。購入は岩手県北バスの営業所や案内所で行うことができます。
どちらのカードを選ぶべき?
結論として、あなたの主な移動手段に合わせて選ぶのがベストです。
| Suica(無記名・My Suica) | JR線利用がメイン、バスはたまにしか使わない、全国どこでも使いたい旅行者や出張者。 |
| Iwate Green Pass | JR線と岩手県交通のバスの両方を日常的に利用し、岩手県交通の定期券が欲しい方。 |
| iGUCA | JR線と岩手県北バスの両方を日常的に利用し、岩手県北バスの定期券が欲しい方。 |
これらの地域連携ICカードも、盛岡駅の券売機やコンビニなどでチャージが可能ですので、利便性はSuicaとほとんど変わりません。ぜひ、ご自身のライフスタイルに合わせて最適なカードを選んでみてくださいね。
盛岡でSuicaにチャージできる場所はどこ?コンビニATMもOK?
Suicaを手に入れたり、モバイルSuicaを設定したりしても、残高がなければ意味がありませんよね。盛岡で快適にSuicaを使うためには、どこで、どのようにチャージできるのかを知っておくことが非常に重要です。
盛岡エリアでは、JR駅の券売機だけでなく、日常的に利用する場所でもチャージが可能ですので、その場所を詳しく見ていきましょう。
Suicaチャージの基本はJR駅の券売機
最も基本的で確実なチャージ場所は、やはりJR東日本の駅の券売機です。盛岡駅はもちろん、Suicaエリア内の各駅に設置されている自動券売機、多機能券売機でチャージができます。
- 多機能券売機: Suicaカード本体の購入もできる、黒い筐体の券売機です。紙幣(1,000円札から)でのチャージが可能です。
- 自動券売機: 切符の購入がメインの券売機でも、Suicaチャージに対応しているものが多くあります。
改札を入る前や、改札を出た後など、駅を利用するついでにチャージできるのが大きなメリットです。操作も簡単なので、迷うことはほとんどないでしょう。
コンビニでのチャージは最も便利!
盛岡市内の全国のコンビニエンスストアのレジでも、Suicaへのチャージが可能です。これは、全国相互利用サービスのおかげで、非常に便利なチャージ方法となっています。
例えば、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなどの主要なコンビニであれば、レジで店員さんに「Suicaに〇〇円チャージをお願いします」と伝え、Suicaカードを専用の端末に置くだけでチャージが完了します。チャージは現金のみで、クレジットカードは使えませんので注意してくださいね。
盛岡駅のフェザン地下にあるNewDaysや、駅周辺のコンビニでももちろんチャージできますので、急いでいる時や、夜間に駅の窓口が閉まっている時には、コンビニチャージが非常に役立ちます。
セブン銀行ATMでもチャージ可能!
意外と知られていないのが、セブン銀行ATMでのチャージです。盛岡市内のセブン-イレブンはもちろん、駅や商業施設に設置されているセブン銀行ATMでも、Suicaへのチャージが可能です。
ATMでのチャージ手順(概略):
- ATMの画面で「電子マネーチャージ」を選択。
- 「Suica」を選択し、カードリーダーにSuicaを置く。
- チャージしたい金額を選択し、現金を投入する。
セブン銀行ATMは、岩手銀行などの金融機関のATMと異なり、夜間や土日祝日でも手数料無料でチャージできるのが魅力です。紙幣だけでなく、硬貨でのチャージはできませんので、千円札を用意しておきましょう。
モバイルSuicaならどこでもチャージ可能
最も手軽にチャージしたいなら、やはりモバイルSuica(スマートフォンで利用するSuica)が最強です。
モバイルSuicaなら、クレジットカード情報を登録しておけば、スマートフォンからいつでもどこでもチャージが可能です。もちろん、盛岡にいながらでも、全国のどこにいてもチャージできますので、カードの紛失や残高不足の心配も減らせますよ!
このように、盛岡エリアでは様々な場所でSuicaにチャージできますので、ご自身にとって最も便利な方法を見つけて活用してくださいね。
盛岡エリアで使える全国相互利用ICカード一覧
盛岡エリアでSuicaが使えるようになった最大のメリットの一つは、全国の主要な交通系ICカードが利用できるようになったという点です。これは、盛岡を訪れる観光客やビジネス客だけでなく、岩手県民が他県を訪れる際にも、非常に大きな利便性をもたらします。
ここでは、盛岡エリアのJR線やバスで使える、全国相互利用対象のICカードを改めて確認しておきましょう。
全国相互利用対象の10種類のICカード
盛岡エリアのJR線(Suicaエリア内)や、岩手県交通・岩手県北バスでは、以下の10種類のICカードを相互に利用することができます。
| JR系ICカード | 私鉄・その他ICカード |
| Suica(スイカ) | PASMO(パスモ) |
| Kitaca(キタカ) | manaca(マナカ) |
| TOICA(トイカ) | PiTaPa(ピタパ) |
| ICOCA(イコカ) | nimoca(ニモカ) |
| SUGOCA(スゴカ) | はやかけん |
これらのカードをお持ちであれば、改めてSuicaを購入する必要はありません。そのまま盛岡エリアのJR線の改札や、バスの運賃箱のリーダーにタッチするだけで利用できます。
相互利用の注意点:機能はSuica基準に
「相互利用」というのは、「乗車券として利用できる」という意味であり、すべての機能が使えるわけではありません。
- 定期券機能: Suica以外のカードでは、盛岡エリアのJR線やバスの定期券として利用することはできません。定期券が必要な場合は、Suicaカードまたは地域連携ICカードを購入する必要があります。
- チャージ: 盛岡エリアのJR駅の券売機では、PASMOやICOCAなど、JR東日本以外のカードへのチャージはできない場合があります。ただし、コンビニやセブン銀行ATMであれば、どのカードでもチャージが可能です。(現金チャージのみ)
- エリアまたがり: Suicaと同じく、「エリア内完結」のルールが適用されます。盛岡エリア内の利用であれば問題ありませんが、盛岡エリアから仙台エリアなどにまたがって利用することはできません。
盛岡エリアでPASMOを使うメリット・デメリット
例えば、東京圏で発行されたPASMOを盛岡で使う場合を考えてみましょう。
- メリット: カードを買い直す必要がない。残高をそのまま使える。
- デメリット: JR駅の券売機でチャージできない場合がある。万が一紛失した際の手続きは、発行元である東京の私鉄等で行う必要がある。
基本的には、盛岡をメインの生活拠点とする方は、万が一の紛失・再発行手続きの利便性を考慮してSuica(My Suica)を選ぶのが最も合理的です。しかし、一時的な利用であれば、お手持ちのカードで十分ですよ。
全国どこでも使えるICカードの便利さを、盛岡でもぜひ体験してみてください!
Suicaカード本体が手に入らない時の代わりになるサービス
現在、全国的に半導体不足などの影響で、SuicaやPASMOといったICカード本体の新規発行が一時的に中止・制限されている場合があります。特に無記名式のカードは品薄になりやすい傾向があります。盛岡でもカードが手に入らない場合、困ってしまいますよね。
しかし、ご安心ください!カード本体がなくても、Suicaと全く同じ機能を利用できる便利な代替サービスがあるんです。それが「モバイルSuica」です。
モバイルSuicaが最強の代替手段
モバイルSuicaは、スマートフォン(iPhoneやAndroid)にSuicaの機能を取り込んで利用するサービスです。カードが手に入らない今、最も推奨される代替手段と言えます。
モバイルSuicaのメリット
| カード不要 | プラスチックカードの発行がないため、品切れの心配がありません。 |
| デポジット不要 | カード代わりの預り金(デポジット500円)が不要です。 |
| 場所を選ばないチャージ | クレジットカードを登録しておけば、アプリ内からいつでもどこでもチャージ可能です。 |
| 機種変更も簡単 | 機種変更時も、簡単な手続きで新しいスマホにSuica情報を引き継げます。 |
| 定期券・グリーン券の購入 | モバイルSuicaアプリ内で定期券や新幹線グリーン券なども購入・利用可能です。 |
盛岡エリアで利用する場合も、カード式Suicaと全く同じように、JR線の改札やバスの運賃箱にスマートフォンをかざすだけで「ピッ」と通過できます。改札での通過スピードも非常に速いのが特徴です。
モバイルSuicaの利用方法(iPhone/Android)
iPhone(Apple Pay)の場合:
- 「Wallet」アプリを開く。
- 「+」マークをタップし、「交通系ICカード」から「Suica」を選択。
- 新規発行を選び、必要事項を入力してチャージすれば、すぐに利用開始できます。
Android(おサイフケータイ)の場合:
- Google Playストアから「モバイルSuicaアプリ」をダウンロード。
- アプリ内で会員登録(無料)を行い、Suicaの新規発行を選択。
- クレジットカードやコンビニなどでチャージすれば、すぐに利用できます。
モバイルSuicaであれば、盛岡にいながらにして、カードの在庫状況を気にせずすぐにSuicaライフをスタートできますよ。カードに特にこだわりがない方は、ぜひモバイルSuicaの導入を検討してみてください。
ただし、お持ちのスマートフォンが「おサイフケータイ」機能やNFC機能に対応しているか、事前に確認が必要です。モバイルSuicaの詳細はJR東日本のモバイルSuica公式サイトでご確認くださいね。
【まとめ】盛岡でのSuica購入・利用に関するQ&A
最後に、これまで解説してきた盛岡でのSuica購入・利用に関する重要なポイントを、Q&A形式でまとめておきましょう。疑問に感じた点や、記事を読んで改めて確認したい点を最終チェックしてくださいね!
Q1: 盛岡駅以外のJR駅でもSuicaカードは買えますか?
A: Suicaエリア内であれば、理論上は購入可能です。しかし、実際には多機能券売機やみどりの窓口がある主要駅(盛岡駅、北上駅、新花巻駅など)に限定されます。小さな駅では新規購入はできませんので、確実に手に入れたい場合は盛岡駅へ行くか、モバイルSuicaを利用してください。
Q2: 盛岡エリア外にうっかりSuicaで乗り越してしまったらどうなりますか?
A: 改札でエラー(ロック)がかかり、出られなくなります。必ず駅員さんの対応が必要です。その際、乗車した全区間の運賃を現金で精算し、カードの処理を行ってもらうことになります。エリアまたがりは絶対に避けましょう。岩手県外やIGR線へ行く場合は、切符を購入するのが最も安全です。
Q3: 盛岡のコンビニでもSuicaはチャージできますか?
A: はい、可能です。セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなどの全国相互利用対象のコンビニエンスストアのレジで、現金でのチャージができます。また、セブン銀行ATMでもチャージが可能です。夜間や早朝のチャージにも便利です。
Q4: 盛岡エリアのバスでもSuicaの定期券は買えますか?
A: Suicaカード本体をバスの定期券として利用することはできません。バスの定期券として利用したい場合は、岩手県交通の「Iwate Green Pass」や岩手県北バスの「iGUCA」といった、地域連携ICカードを購入する必要があります。これらのカードにはSuicaの機能も含まれているため、JR線でも利用可能です。
Q5: 今持っているPASMOやICOCAも盛岡で使えますか?
A: はい、使えます。全国相互利用対象のICカード(PASMO, ICOCA, Kitacaなど10種類)は、盛岡エリアのJR線、岩手県交通、岩手県北バスの乗車時にSuicaと同様に利用可能です。ただし、定期券機能やチャージ場所には制限があるため、注意が必要です。
盛岡でのSuica利用は、2023年に始まったばかりの新しいサービスです。この記事が、あなたのSuicaライフをよりスムーズで快適なものにする一助となれば幸いです。もし、利用方法や購入場所についてさらなる疑問があれば、いつでもモモストアにご相談くださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

