ダッカールはどこで売ってる？100均から美容室プロ用まで販売店を徹底解説！

髪をブロッキングする時や、メイクをする時、ちょっと邪魔な前髪を留めたい時など、日々の生活で大活躍する「ダッカール」。
いざ欲しいと思っても、「どこに売ってるの？」と探してしまう方も多いのではないでしょうか？
100円ショップで見かけるけれど、プロが使うようなしっかり留まる高品質なものはどこで買えるのか、気になりますよね。

この記事では、筆者モモストアが、ダッカールが売っている場所を徹底的に調査し、
用途に合わせた選び方まで、詳しく解説していきます！
この記事を読めば、あなたの目的にぴったりのダッカールを、すぐに手に入れる場所がわかりますよ！

ダッカールを今すぐ買える！売っている場所【店舗編】

「明日使うから今すぐ欲しい！」という時、ダッカールは意外と身近な場所で手に入ります。
しかし、お店によって取り扱っているダッカールの品質や種類が大きく違うのがポイントです。
ここでは、手軽に買える店舗と、そのお店の特徴を詳しくご紹介しますね。

最も手軽なのはやっぱり「100円ショップ」

ダッカールといえば、まず思い浮かぶのが100円ショップではないでしょうか。
ダイソー、セリア、キャンドゥなど、主要な100円ショップでは、必ずと言っていいほどダッカールが販売されています。

メリット:

• ✅ 価格が安く、失敗しても痛くない
• ✅ 店舗数が多く、どこでも手に入る
• ✅ ヘアアレンジ用のカラフルなものも豊富

デメリット:

• ❌ ホールド力はプロ用に劣ることが多い
• ❌ 耐久性が低く、すぐに壊れる可能性がある

日常使いや一時的な使用には十分ですが、頻繁にカラーやパーマをするなど、髪に強い力をかける作業には不向きな場合が多いです。
特に、髪の量が多い方は、100均のクリップだとすぐに滑り落ちてしまうかもしれません。

化粧品コーナーをチェック！「ドラッグストア」

ドラッグストアも、ダッカールを購入できる身近な場所です。
マツモトキヨシ、サンドラッグ、ウェルシアといったドラッグストアでは、シャンプーやヘアケア用品が並ぶ一角に、ヘアピンやゴムと一緒にダッカールが置かれていることが多いです。

ドラッグストアで売られているものは、100円ショップのものよりも少し品質が良いものが多く、
特に、前髪を留めてメイクをするための「跡がつきにくいクリップ」など、機能性に特化した商品が見つかることがあります。
「そこそこの品質で、すぐに欲しい」という時に最適です。

雑貨・バラエティ豊かな「バラエティショップ（Loft・東急ハンズ）」

もし、見た目のおしゃれさや、特定の機能（濡れた髪にも強い、跡がつきにくいなど）を求めるなら、Loft（ロフト）や東急ハンズ、PLAZA（プラザ）などのバラエティショップがおすすめです。

これらの店舗では、美容師向けの専門的な商品というよりは、セルフアレンジや日々の美容に特化した、デザイン性の高いダッカールが充実しています。
例えば、髪色に合わせて選べるくすみカラーのものや、シリコン素材で滑りにくい加工がされているものなど、ちょっとリッチなダッカールを探したい時に覗いてみると良いでしょう。
少し価格は上がりますが、その分、使い心地や見た目の満足度は高いですよ。

ダッカールは100円ショップ（ダイソー・セリア）で買える？

結論から言うと、ダッカールはダイソー、セリア、キャンドゥのほぼ全店舗で手に入ります！
しかも、最近の100円ショップのダッカールは、昔と比べて格段に進化しているんです。

ダイソーのダッカール：ホールド力と種類の豊富さが魅力

ダイソーでは、シンプルな黒や茶色のダッカールだけでなく、最近話題の「コーム付きダッカールクリップ」の取り扱いが増えています。
コームが付いていることで、髪をしっかり梳かしながら留めることができるため、ブロッキングの精度が上がりやすいのが特徴です。
また、以前はプロ仕様に比べてバネが弱めな商品が多かったのですが、
最近は、バネを強化したり、滑り止めにラバー素材を使ったりと、ホールド力をアップさせた商品が次々と登場しています。

ダイソーでのチェックポイント：

• 場所：ヘアアクセサリーコーナーまたはメイク道具コーナー
• 人気商品：コーム付きクリップ、くすみカラーのダッカール
• 価格帯：基本的に110円（税込）

自宅でのセルフカラーや前髪カットなど、短時間の作業で使うには、ダイソーの進化系ダッカールで十分対応可能です。

セリア・キャンドゥのダッカール：アレンジ向けのデザイン性

セリアやキャンドゥでは、ダイソーに比べて、「ヘアアレンジ」に特化したデザイン性のあるダッカールが多い傾向にあります。
特に、セリアはシンプルでおしゃれなモノトーン系のアイテムが充実しているので、
「クリップとして使わない時も、洗面所やドレッサーに置いておきたい」というインテリア性も重視する方におすすめです。

また、セリアやキャンドゥで見かけるのが、「跡がつきにくい」ということを売りにした商品です。
例えば、留める部分にギザギザがなく、平たい構造になっている「メイククリップ」などもダッカールの仲間として扱われています。
これは、朝のメイク中に前髪を留めておきたいOLさんや学生さんに大変人気がありますよ。

100均ダッカールを選ぶ上での注意点

100均のダッカールはコストパフォーマンスに優れていますが、購入前に以下の点を確認しておくと失敗がありません。

チェック項目	確認すべきポイント
バネの強度	実際に開閉してみて、戻る力が強いか確認する。（弱いと厚い髪は留まらない）
留める部分の形状	歯のギザギザがしっかりしているか、ゴムやシリコンの滑り止めが付いているか確認する。
サイズ	自分の髪の量や長さに合ったサイズか。ロングヘアならLLサイズがおすすめ。

特に、髪質が硬い方や量が多い方は、「LLサイズ」や「プロ用」とパッケージに書いてあるものを選ぶ方が安心です。100均でも探せば見つかりますが、品揃えは店舗によって大きく異なります。

ダッカールはドラッグストア（マツキヨ・ウェルシア）で手に入る？

ドラッグストアは、日用品から化粧品まで揃う便利な場所ですが、ダッカールの品揃えは店舗の規模によってかなり差が出ます。
大型店舗であれば見つけやすいですが、小型店舗だと取り扱いがない場合もあります。

しかし、ドラッグストアで見つかるダッカールには、100均にはない魅力的な特徴があります。

美容家電メーカーのヘアクリップが隠れている

マツモトキヨシやウェルシアなどのドラッグストアでは、ヘアアイロンやドライヤーを扱う美容家電メーカーが、周辺グッズとしてダッカールを販売していることがあります。
例えば、カールクリップやブロッキングクリップなど、プロ向けではないものの、非常に機能的に作られたクリップ類です。

これらは、ヘアアレンジやセルフカットをサポートするために設計されているため、「髪をしっかり固定しつつ、跡がつきにくい」というバランスの取れた製品が多いのが特徴です。
価格帯は300円〜800円程度と、100均よりは高くなりますが、品質は確かなものが多く、長く愛用できます。

ドラッグストアの販売傾向テーブル

主要なドラッグストアチェーンごとのダッカールの販売傾向をまとめました。これはあくまで一般的な傾向なので、訪問前に各店舗のアプリやウェブサイトで確認すると確実です。

 

ドラッグストア名	取り扱いの傾向	想定される用途
マツモトキヨシ	自社ブランド製品、美容家電メーカーの周辺グッズが多い	メイク時、簡易ヘアアレンジ
ウェルシア薬局	ヘアゴム・ピンの定番品が多い。一部に大きめクリップ	洗顔時、家でのまとめ髪
スギ薬局	化粧品・ヘアケア用品の近くに、少量陳列	ブロッキング、セルフカット（初心者向け）
ココカラファイン	ヘアアクセサリーとして、デザイン重視のクリップも	おしゃれなアレンジ、前髪留め

特に、旅行用や急に必要になった時など、「今すぐ」「確実に」手に入れたい場合は、化粧品コーナーの隣にあるヘアピン・ヘアゴム売り場を探してみてください。
パッケージに「ブロッキングクリップ」や「ヘアクリップ」と書かれていることが多いですが、形状がダッカールと同じであればそれが目的のアイテムです。

ドン・キホーテやLoft・東急ハンズでのダッカールの取り扱い

「普通のダッカールじゃ満足できない！」「もっと機能的でユニークなものが欲しい！」という方には、ドン・キホーテやLoft（ロフト）、東急ハンズ（ハンズ）が、まさにダッカール探しの穴場となります。
これらの店舗は、「ユニークさ」と「機能性」の両方を兼ね備えたアイテムを見つけるのに最適です。

ドン・キホーテ：プロ仕様に近いアイテムも？

ドン・キホーテ（ドンキ）は、ご存知の通り、美容グッズの品揃えが非常に豊富です。
ヘアアイロンやカラー剤なども充実しているため、それに付随する「プロ用」や「サロン仕様」と銘打たれたダッカールが置かれていることがあります。

特に、美容師が使う「ワニクリップ」や「シャーククリップ」といった、ホールド力の高いクリップが、
通常のバラエティグッズのエリアではなく、「美容機器」や「ヘアカラー剤」が並ぶ専門的な棚にひっそりと置かれていることがあるので、要チェックです。
価格も、プロ専門の通販サイトで購入するよりも手軽な価格設定になっていることが多いのが魅力です。

Loft（ロフト）・東急ハンズ：デザインと美容サポートに特化

Loftや東急ハンズでは、上記で述べたように、美容サポート系のダッカールが充実しています。
特に人気の高いのが、「跡がつきにくい」系クリップです。

前髪に留めても痕が残りにくく、外出直前まで使えるという点で、メイク時間の時短アイテムとしても大人気です。
また、これらの店舗では、海外のヘアアクセサリーブランドのダッカールも取り扱っている場合があり、
シンプルながらも色が美しかったり、特殊なカーブ形状で頭の形にフィットしたりと、細かい使い心地にこだわった商品が多いです。

購入時のチェックリスト：

• ✅ 素材：ラバーやシリコンが使われているか（滑り止め効果）
• ✅ 色：セルフカラーに使うなら、液で汚れても目立たない黒や濃い色
• ✅ 形状：ブロッキングなら細長くて歯が多いもの、メイクなら平たいもの

実際に手に取って、自分の髪質や用途に合うかをじっくり試せるのが、実店舗で購入する最大のメリットです。

美容師さんが使う「プロ仕様」のダッカールはどこで買える？

セルフアレンジ用ではなく、「美容師さんが使うような、本当に髪をしっかりホールドしてくれる高品質なダッカールが欲しい」という方もいらっしゃいますよね。
プロ仕様のダッカールは、ブロッキングの精度や耐久性が段違いです。
しかし、一般の店舗ではなかなか売っていません。では、どこで手に入るのでしょうか？

プロ向けの卸売サイト・専門店

プロ仕様のダッカールを最も確実に手に入れることができるのは、理美容用品の卸売を行うオンラインストアや実店舗です。
代表的なブランドとしては、Y.S.PARK（ワイエスパーク）のシャーククリップや、アイビル（AIVIL）のプロクリップなどが挙げられます。

これらのクリップは、バネの耐久性が高く、厚い髪や濡れた髪でも滑りにくいように設計されており、
一度買えば何年も使えるほどの品質を持っています。

主な購入先：

• ビューティガレージ、FIVE WEB STOREなど：理美容専門のECサイト。一般の方も購入できる場合があります。
• 美容専門学校の購買部：卒業生でなくても、一般販売している店舗もあります。（要事前確認）
• 大型百貨店の美容関連コーナー：稀にプロ仕様の道具を扱っている場合があります。

これらの専門店で買う最大のメリットは、プロが認める品質のものを、適正価格で手に入れられることです。特に、セルフカットやセルフカラーを頻繁に行う方は、初期投資としてプロ仕様のものを選んで損はありません。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングが便利

しかし、卸売サイトを探したり、実店舗に出向くのは少し手間ですよね。
実は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトのヘアアクセサリーや美容機器のカテゴリでも、プロ仕様のダッカールは簡単に見つかります。

これらのサイトで探す際は、「美容師」「プロ用」「シャーククリップ」「Y.S.PARK」「アイビル」といったキーワードを入れて検索すると、高品質な商品にたどり着きやすいです。
レビューも豊富なので、実際に購入した一般の方の評価を見てから選べるのも大きなメリットです。

ダッカールの種類と選び方！違いを知って失敗をなくそう

ダッカールと一言で言っても、実は様々な種類があり、それぞれ得意な用途が違います。
「買ったのにすぐに外れてしまう」「跡が残ってしまう」といった失敗を避けるために、主要なダッカールの種類とその違いを知っておきましょう。

主要なダッカール・クリップの種類

ダッカールとして分類されるクリップには、大きく分けて以下の種類があります。

 

種類	特徴・用途	得意なこと
① ワニクリップ/シャーククリップ	美容師がブロッキングに使う、歯が多くてホールド力が高いクリップ。	厚い髪、濡れた髪、セルフカラー
② カールクリップ	形状がカーブしており、髪の丸みに沿いやすい。ドライヤーやアイロンの熱にも強い素材が多い。	パーマ・カール後の固定、ドライ
③ コーム付きクリップ	クリップの片側にコーム（櫛）が付いており、ブロッキングしながら髪を整えられる。	ブロッキングの精度向上、毛流れを整える
④ メイククリップ/フラットクリップ	留める部分が平たく、前髪などに留めても跡がつきにくい。	メイク時、洗顔時、おでかけ前
⑤ ラバー付きクリップ	クリップの内側に滑り止めのラバー素材がついている。	滑りやすい直毛、少量ずつのブロッキング

失敗しないための「サイズ」の選び方

ダッカール選びで最も重要なのがサイズ選びです。
自分の髪の量と長さに合っていないと、どんなに高品質なクリップでもその性能を十分に発揮できません。

 

• 髪の量が多い方 / ロングヘア：
  →130mm以上のLLサイズ（ロングサイズ）を強く推奨します。クリップの長さだけでなく、開口部分の広さ（バネの強さ）も確認しましょう。
• 髪の量が少ない方 / ショートヘア：
  →100mm前後のMサイズやSサイズが使いやすいです。小さくて細かくブロッキングできるものを選びましょう。
• 前髪専用：
  →50mm〜70mm程度の小型で、フラットな形状のクリップを選びましょう。

「大は小を兼ねる」と考えがちですが、小さすぎるクリップは髪をしっかり留められず、大きすぎるクリップは邪魔になってしまうため、用途を明確にしてサイズを選ぶのが賢明です。

【美容師モモストア流】ダッカールの失敗しない選び方チェックリスト

ダッカールを探しに行ったとき、棚にたくさんの種類が並んでいて迷ってしまうことはありませんか？
ここでは、筆者モモストアが実際に美容師の視点から「これは使える！」と判断する際のチェックリストをご紹介します。
このポイントを押さえれば、100均のものからプロ用まで、外れを引く確率がぐっと下がりますよ。

チェックリスト①：ホールド力の源「バネと歯の構造」

ダッカールの命は、髪を挟む「ホールド力」です。
これを左右するのが、バネの強度とクリップの歯（ギザギザ）の構造です。

 

1. バネの開閉のスムーズさ：
   開けるときにスムーズで、閉じたときに「パチン」と力強く戻るものを選びましょう。安いものはバネが硬すぎたり、逆に緩すぎたりすることがあります。
2. 歯の「噛み合わせ」の精度：
   クリップを閉じたとき、上下の歯がズレなくピッタリと噛み合っているかを確認してください。この噛み合わせが悪いと、髪の毛が少しずつ滑り落ちてきます。
3. 滑り止めの素材：
   内側にゴムやシリコン素材がついているものは、滑りやすい直毛の方でも安定して固定できます。特にセルフブローやアイロンを使う際に非常に便利です。

チェックリスト②：用途に合った「耐熱性・耐薬品性」

ダッカールを何に使うかによって、素材への要求が変わってきます。

 

• セルフブロー/アイロン時：
  ドライヤーやヘアアイロンの熱が当たっても変形しない、「耐熱性」の高いポリカーボネートやカーボン素材のものを選びましょう。
• セルフカラー/パーマ時：
  カラー剤やパーマ液が付着しても変質しない、「耐薬品性」のある素材が理想です。特に金属製やプラスチック製の安価なものは、薬品に弱い場合があるので注意が必要です。

チェックリスト③：クリップの「軽さ」と「扱いやすさ」

たくさん髪を留める場合、クリップ自体の重さも重要になってきます。

重すぎるクリップは、長時間つけていると頭皮に負担がかかったり、留めた部分の髪が重さで引っ張られて跡がつきやすくなったりします。
プロ仕様のクリップは、ホールド力は高いのに、素材がカーボンなどで作られているため、驚くほど軽いものが多いです。
店頭で実際にいくつか手に取り、重さや指へのフィット感（開閉のしやすさ）を比較してみることをおすすめします。

ダッカールとクリップの違いって？用途別使い分けを解説

「ダッカール」と「ヘアクリップ」って、どう使い分けたらいいの？と疑問に思う方も多いはずです。
結論から言うと、ダッカールはヘアクリップの一種であり、主に「ブロッキング（髪を分ける作業）」に特化したクリップの総称です。
日常的なヘアアクセサリーとは、その目的が大きく異なります。

「ダッカール」は作業用クリップ

ダッカール（Duck Bill Clip、アヒルのくちばしに似ていることから）は、髪をしっかり掴んで、作業中に動かないように固定することを最優先に作られています。

ダッカールを使う主な場面：

• ブロッキング：セルフカットやヘアカラー、パーマをする際に、髪をいくつかのブロックに分けて固定するとき。
• ドライ：ドライヤーで乾かすとき、根元から立ち上がらせるために髪を持ち上げるとき。
• アイロン/スタイリング：アイロンを通す髪を少量ずつ分け取るとき。

そのため、形状は細長く、髪の根元から毛先まで均等に圧力をかけられるように設計されています。
外した時に髪に跡がつくことも多いですが、それは「強力に固定した」ことの証でもあります。

「ヘアクリップ」は装飾・一時固定用クリップ

一方で、一般的な「ヘアクリップ」は、髪を一時的に留める、またはファッションとして装飾することを主な目的としています。

ヘアクリップを使う主な場面：

• 前髪留め：食事中や洗顔時にさっと留める。
• ハーフアップ：髪の毛の一部をまとめて留める。
• バレッタ/バナナクリップ：ファッションのアクセントとして使用する。

最近では、ダッカールのような形状でもデザイン性の高いものが増え、そのまま外出してもおかしくない「ブロッキングクリップ」なども出ていますが、
基本的には、「作業か、装飾か」で考えると、選びやすくなります。

ワニクリップとコーム付きの違い

特に美容師の間で使われることが多い「ワニクリップ（シャーククリップ）」と「コーム付きクリップ」の使い分けは以下の通りです。

種類	使い分けの基準
ワニクリップ	とにかくホールド力が必要な時。髪の量が非常に多い方や、厚い毛束を固定したいとき。
コーム付きクリップ	毛流れを整えたい時。細かく正確なブロッキングが必要なときや、パーマやカラーの塗り分けをするとき。

セルフカットの際などは、コーム付きで髪を梳かしながら正確に分けるのがおすすめです。

【用途別】ダッカールのおすすめメーカー＆ブランド

数あるダッカールの中から、あなたの目的にぴったりのメーカーやブランドを、モモストアが厳選してご紹介します！
どこで買えるかも合わせてお伝えしますので、ぜひ購入時の参考にしてくださいね。

① プロの愛用率No.1：Y.S.PARK（ワイエスパーク）

美容師であれば誰もが知っている、プロフェッショナル御用達のブランドです。

特徴：
* シャーククリップ：髪を逃がさない強靭な歯とバネが特徴。濡れた髪でも滑りにくい。 * カーボン素材：軽くて耐久性があり、ドライヤーの熱にも強い。 * 用途：本格的なブロッキング、セルフカラー、セルフパーマなど、高いホールド力が必要な作業全般。

主な購入場所：
理美容専門ECサイト、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングのプロ向け販売店。

② 品質と手軽さのバランスが良い：アメリー（Ameri）

一般のドラッグストアやバラエティショップでも取り扱いが増えてきているブランドです。

特徴：
* 跡がつきにくい設計：特に前髪用やメイク用のクリップに定評があり、留め跡を気にせず使える。 * おしゃれなカラー：くすみカラーやマットな質感のものが多く、見た目にもこだわりたい方に人気。 * 用途：メイク時、洗顔時、ちょっとしたハーフアップなど、日常の「ちょい留め」に最適。

主な購入場所：
ドラッグストア（一部）、Loft、PLAZA、Amazonなど。

③ コスパ最強の進化系：DAISO（ダイソー）

やはり外せないのが100円ショップのダイソーです。

特徴：
* コーム付きクリップ：100円とは思えないほど、ブロッキングの精度を高めやすい。 * 豊富なサイズ展開：LLサイズやミニサイズなど、用途に合わせて選べる。 * 用途：とりあえず試してみたい初心者、消耗品として惜しみなく使いたいセルフカラー時。

主な購入場所：
ダイソー全店舗、ダイソーネットストア（ダイソーネットストア公式はこちら）。

④ 美容家電のノウハウを応用：AIVIL（アイビル）

ドライヤーやアイロンなどの美容家電メーカーとして有名なアイビルも、プロ用クリップを多数展開しています。

特徴：
* プロクリップ：髪をしっかりホールドしつつ、クリップの先端が髪に当たって痛くないよう配慮されている。 * ラバーグリップ：手に馴染みやすく、濡れた手でも滑りにくいデザインが多い。 * 用途：ヘアアイロンでのスタイリング時のブロッキング、長時間クリップを装着する作業。

主な購入場所：
理美容専門ECサイト、Amazon、Yahoo!ショッピングなど。

あなたの「今、何に使いたいか」を考えて、最適なブランドを選んでみてくださいね。

ダッカールが売ってない？そんな時に試すべき代替品

もし、急いでいる時に近くのお店でダッカールが見つからなかったら…焦りますよね！
特にヘアカラーの最中や、重要なメイクの直前など、髪を固定したい場面でクリップがないのは致命的です。

そんな時、家にあるもので代用できる「代替品」をいくつかご紹介します。あくまで応急処置ですが、意外と役立ちますよ。

代替品①：大きめの洗濯バサミ（ピンチ）

「え、洗濯バサミ？」と思うかもしれませんが、これが意外と強力なダッカールの代わりになります。

【おすすめの条件】

• プラスチック製：金属製だとサビや髪へのダメージが心配。
• ギザギザが少ないもの：できるだけ平らで、髪の毛に跡がつきにくい形状のもの。
• バネが強いもの：厚めのタオルなどを挟めるくらいのホールド力があるもの。

特にセルフカラーのブロッキングなど、「汚れを気にせず強力に留めたい」という時には、使い捨て感覚で使えるため便利です。
もちろん、そのまま外出するのはNGですよ！

代替品②：バンスクリップ・バナナクリップ（大きめ）

普段、髪をまとめるのに使っている大きめのバンスクリップやバナナクリップも、ブロッキングの応急処置として使えます。

【代用方法】
髪の毛を少量ずつ分ける「ブロッキング」には向きませんが、「一度まとめた髪を一時的に頭のてっぺんに留めておく」という用途には最適です。
例えば、下の髪をアイロンしている間、上の髪を邪魔にならないようにまとめておく、といった使い方です。
ただし、歯が髪に深く食い込みやすいため、長時間留めると跡がつきやすいので注意が必要です。

代替品③：ダックカール型のクリップ付きヘアピン

ヘアアクセサリーとして販売されているヘアピンの中には、飾り部分がなく、ダッカールと同じ形状をした小型のクリップがついたものがあります。

これは、通常のダッカールよりも小型でホールド力は劣りますが、前髪や顔まわりの細かい毛束を留めるには十分です。
もし、ドラッグストアなどでダッカールが見つからなかったら、ヘアアクセサリーコーナーでこの手のピンを探してみると良いでしょう。

応急処置をしたら、次の日にでもAmazonなどで用途に合ったダッカールを注文しておくと安心ですね。

ダッカールの平均的な価格帯と安いものを選ぶ際の注意点

ダッカールは100円ショップで手に入るものから、プロ用のセットで数千円するものまで、価格帯が非常に幅広いです。
ここでは、それぞれの価格帯の目安と、安いものを選ぶ際に特に注意すべきポイントを解説します。

ダッカールの価格帯の目安

ダッカールの品質は、価格とほぼ比例すると考えて間違いありません。主な価格帯は以下の通りです。

 

価格帯	主な販売場所	品質の特徴	用途
100円～300円	100円ショップ、一部のドラッグストア	ホールド力は弱め、耐久性に難あり。	洗顔・メイク時、初心者のお試し
300円～800円	ドラッグストア、バラエティショップ	品質が安定。跡がつきにくいなど、機能性がプラスされる。	日常使い、簡単なセルフアレンジ
800円～1,500円（1本あたり）	美容専門EC、プロ用ブランド	バネが強く、髪への固定力と耐久性が非常に高い。	セルフカラー、本格的なブロッキング

安いもの（100円〜300円）を選ぶ際の注意点

「どうせ髪を挟むだけだから、安くていいや」と選びがちですが、特に髪の量が多い方や、しっかりブロッキングしたい方は要注意です。

① バネがすぐに緩む
安価なものは、バネの金属疲労が早く、数回使っただけでホールド力が弱まってしまうことがあります。
一度ブロッキングした髪が、作業中にパラパラと落ちてくるのは、とてもストレスになりますよね。

② 歯の角が鋭い
髪をしっかり固定するために、歯のギザギザが鋭利になっているものがあります。
これが髪に食い込みすぎると、髪の表面を傷つけたり、外すときに髪が引っかかって切れてしまう原因になります。
購入前に、歯の先端が丸みを帯びているか、プラスチックの素材が滑らかかを確認しましょう。

③ 耐熱性がない
ドライヤーやアイロンの熱が当たると、クリップが溶けて変形したり、髪にくっついてしまったりする危険性があります。
熱を使う用途で使う場合は、必ずパッケージに「耐熱性」「高温対応」などの記載があるか確認してください。特に100円ショップのものは、熱への耐久性が低い場合があるので注意が必要です。

ダッカールをネット通販で買うメリットとデメリット

ダッカールは実店舗でも購入できますが、やはり「種類」「価格」「レビュー」の面でネット通販が非常に優位です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで購入するメリットとデメリットを比較してみましょう。

ネット通販のメリット

① プロ仕様のアイテムが手に入る
実店舗では一般販売されていない、美容師専用ブランド（Y.S.PARK、アイビルなど）のダッカールが、個人でも簡単に購入できます。
特にセット販売（6本入り、10本入りなど）が多く、トータルで見るとコストパフォーマンスが高いです。

② 価格比較が容易
同じ商品でも、複数のショップが異なる価格で販売しているため、最も安く手に入る場所を簡単に見つけられます。
Amazonプライムや楽天ポイントなどを活用すれば、さらにお得に購入できます。

③ ユーザーレビューで失敗を防げる
「髪の量が多い人でも大丈夫だった」「セルフカラーに使ったら液で変色した」など、実際に使った人の具体的なレビューを参考にできるため、自分の髪質や用途に合っているかを判断しやすいです。

ネット通販のデメリット

① 今すぐ手に入らない
当然ながら、注文から到着までに時間がかかります。「明日必要！」という緊急のニーズには対応できません。

② サイズ感がわかりにくい
写真や商品説明だけでは、クリップの「実際の大きさ」や「バネの強さ（ホールド力）」がイメージしにくいことがあります。
初めて買うブランドの場合は、既存の商品とのサイズ比較（例：長さ130mm、LLサイズ相当など）をしっかり確認しましょう。

③ 偽物に注意
ごく稀に、人気ブランドの模倣品や偽物が安価で販売されていることがあります。
特にAmazonや楽天市場のモール型ECサイトで購入する際は、販売元が信頼できる正規店や大手ショップであることを確認すると安心です。

ネット通販を上手に利用して、高品質で長く使えるダッカールを手に入れてくださいね。Amazonでダッカールの種類を見てみるのもおすすめです。

ダッカール販売店まとめ！あなたの目的に合った購入場所

最後に、ダッカールを購入する場所を、目的別にわかりやすくまとめておきますね！
あなたがダッカールを「何に」「どれくらいの頻度で」使いたいのかを考えて、最適な場所を選んでください。

【目的別】ダッカールの最適購入場所リスト

 

あなたの目的	最適な購入場所	理由・特徴
とにかく安く済ませたい	100円ショップ（ダイソー、セリア）	価格が最も安い。進化系クリップも登場しており、日常使いには十分。
今すぐ手に入れたい（緊急）	ドラッグストア	店舗数が多く、美容グッズコーナーに定番品が置いてある可能性が高い。
おしゃれで跡がつかないものが欲しい	Loft、東急ハンズ、PLAZA	デザイン性・機能性の高い「メイククリップ」などが見つかる。
美容師が使うプロ仕様が欲しい	Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング	Y.S.PARKやアイビルなど、プロブランドの品揃えが豊富。セット購入も可能。
海外のユニークなアイテムが見たい	メルカリなどのフリマアプリ	廃盤品や日本未入荷品が見つかることがある。（ただし品質注意）メルカリでダッカールを検索してみるのも手です。

モモストアからの購入アドバイス

筆者モモストアがおすすめするのは、「日常のちょい留め用に100均（またはドラッグストア）のクリップ」と、「セルフカット・セルフカラー用にネット通販のプロ仕様クリップ」の2種類を持つことです。

プロ仕様のクリップは、一度買えば何年も使えるほど耐久性が高いので、
初期費用はかかっても、長い目で見れば最もお得でストレスフリーな選択となります。

ぜひこの情報を活用して、あなたの髪をサポートしてくれる最高のダッカールを見つけてくださいね！
楽天市場で人気のダッカールを見てみるのも良いですよ。