キャンドゥの裾上げテープはどこに売ってる?種類や売り場・失敗しない使い方を徹底解説!

キャンドゥの裾上げテープはどこに売ってる?種類や売り場・失敗しない使い方を徹底解説!

急な衣類のお直しで、「キャンドゥに裾上げテープは売ってるのかな?」「どのコーナーを探せばいいんだろう?」と疑問に思っていませんか?
この記事を読めば、キャンドゥで裾上げテープを見つける方法から、失敗しない使い方のコツまで、全てがわかります!
突然の衣類トラブルを解決したい、手軽に安く済ませたい方は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

この記事では、キャンドゥのアイテムに詳しい筆者(モモストア)が、他社の100均アイテムとの比較や、洗濯しても剥がれない裏技も詳しくご紹介します。
もうお店をウロウロ探す必要はありませんよ!

・キャンドゥの裾上げテープはどこに売ってる?売り場・コーナーはココ!
・キャンドゥの裾上げテープはどんな種類がある?アイロン接着と手芸用を比較
・ダイソー・セリアの裾上げテープも気になる!100均商品の選び方と比較
・裾上げテープを「買うべき人」「買わない方がいい人」の決定的な違い
・失敗しない!キャンドゥ裾上げテープの正しい使い方と剥がれないコツ
  1. キャンドゥの裾上げテープはどこに売ってる?売り場・コーナーはココ!
    1. 裾上げテープが置かれている可能性が高い定番売り場は2箇所!
    2. 店舗で在庫切れだった場合の対処法
  2. キャンドゥの裾上げテープはどんな種類がある?アイロン接着と手芸用を比較
    1. キャンドゥで主に取り扱われている2種類のテープ
      1. アイロン接着タイプ(熱でしっかり固定)
      2. 手芸・仮止め用(水でくっつく、またはシールタイプ)
    2. 幅・色・長さも要チェック!
  3. ダイソー・セリアの裾上げテープも気になる!100均商品の選び方と比較
    1. 大手3社の裾上げテープ比較表
    2. 【裏技】ダイソーの「裁ほう上手」類似品もチェック!
  4. 裾上げテープを「買うべき人」「買わない方がいい人」の決定的な違い
    1. 裾上げテープを「買うべき人」の特徴
    2. 裾上げテープを「買わない方がいい人」の特徴
  5. 失敗しない!キャンドゥ裾上げテープの正しい使い方と剥がれないコツ
    1. ステップ1:生地の準備とカットを完璧に行う
      1. 接着面の汚れを落とす(新しいウィンドウで開きます)
      2. 裾上げラインの決定と折り返し
    2. ステップ2:アイロンでの接着方法の裏技
      1. 「蒸気」と「時間」を味方につける
      2. 接着の順番
    3. ステップ3:熱を冷ます時間
  6. アイロンなしでOK?貼るだけ・水だけでできる裾上げテープの裏技
    1. 裏技1:貼るだけ!両面テープタイプの活用
    2. 裏技2:水で接着するタイプを選ぶ
    3. まとめ:アイロンなしの限界
  7. 洗濯しても剥がれない?耐久性をアップさせるための裏ワザとケア方法
    1. 裏ワザ1:テープを二重(二段)にする!
    2. 裏ワザ2:専用の補強アイテムを併用する
    3. 洗濯時のNG行為とOKケア方法
      1. NG行為
      2. OKケア方法
  8. 【ズボン・スカート別】裾上げテープを上手に使うポイントと注意点
    1. ズボンの裾上げで失敗しないためのポイント
      1. ズボンは「三つ折り」ではなく「二つ折り」が基本
      2. 「股下」ではなく「仕上がり丈」で測る
    2. スカートの裾上げで意識すべきポイント
      1. 薄い生地は「幅の狭いテープ」を選ぶ
      2. プリーツスカートは「点止め」を推奨
  9. 裾上げテープ以外で代用できる優秀アイテム5選!用途別の使い分け
    1. 代用アイテム一覧と使い分け
    2. 応急処置の強い味方「安全ピン・クリップ」
    3. もしもの時のボンド活用術
  10. 【H3多め】裾上げテープ使用時のよくあるQ&Aとトラブル解決法
    1. Q1:接着剤がはみ出してベタベタになった!どうすればいい?
    2. Q2:アイロンの温度はどれくらいがベスト?
    3. Q3:時間が経ったら端っこだけ剥がれてきた…どうすればいい?
    4. Q4:キャンドゥのテープはズボンの直し専用ですか?
    5. Q5:テープを剥がしたい時はどうすればいい?
  11. キャンドゥ以外で!ドラッグストア・ホームセンターでの取り扱い調査
    1. ドラッグストア(マツキヨ、スギ薬局、ハックドラッグなど)
    2. ホームセンター(カインズ、コーナン、DCMなど)
  12. ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!)で買うメリット・デメリット
    1. ネット通販で購入する最大のメリット
    2. ネット通販のデメリットと注意点
  13. 【モモストア最終結論】結局キャンドゥの裾上げテープは「買い」なの?
    1. 結論:「初めての裾上げ」「緊急時のお直し」なら間違いなく「買い」
    2. 上級者やこだわり派へのアドバイス

キャンドゥの裾上げテープはどこに売ってる?売り場・コーナーはココ!

momo-store.jp

「よし、キャンドゥで裾上げテープを買おう!」と意気込んでお店に行ったものの、どこを探せばいいのか迷ってしまうことってありますよね。100円ショップは商品の入れ替わりが激しく、売り場も店舗によって異なるため、意外と見つけにくい商品の一つなんです。

裾上げテープが置かれている可能性が高い定番売り場は2箇所!

キャンドゥで裾上げテープを探す際に、まずチェックすべきなのは、以下の2つのコーナーです。ほとんどの場合、このどちらかに置いてありますよ。

  1. 手芸・裁縫用品コーナー
    最も見つけやすいのが、この手芸用品の棚です。糸や針、ボタン、フェルトなどが並んでいる場所ですね。裾上げテープは裁縫アイテムの一部として扱われることが多いため、この棚の、特に「補修」や「接着」といったキーワードの近くを探してみてください。他の補修布やワッペンなどと一緒に陳列されていることが多いです。
  2. 洗濯・掃除用品(または日用雑貨)コーナー
    意外かもしれませんが、洗濯ネットやハンガー、掃除道具などが並ぶ日用雑貨の棚にも置かれていることがあります。これは、裾上げテープが「衣類の補修・修繕」という実用的なアイテムとして捉えられているためです。
    もし手芸コーナーで見つからなかった場合は、洗濯関連のアイテムや、粘着フックなどが並ぶ一角を重点的に探してみましょう。

店舗で在庫切れだった場合の対処法

キャンドゥは店舗規模が小さい場合もあり、人気の裾上げテープは在庫切れになっている可能性もゼロではありません。特に、新生活や衣替えのシーズンは需要が高まりやすいです。

もし売り場で見つからなかった場合は、次の手順で在庫を確認するのが最も早くて確実です。

  1. 店員さんに直接聞く
    これが一番確実です。スマホで商品名(例:「アイロン接着 裾上げテープ」)の画像を見せながら尋ねてみましょう。在庫状況や、具体的な陳列場所をすぐに教えてくれます。
  2. 他の100円ショップを探す
    「ダイソー・セリアにもある?」の章で詳しく解説しますが、裾上げテープは他の100円ショップでも非常に高い確率で取り扱っています。もしお急ぎであれば、近くのダイソーやセリアに立ち寄るのも賢明な判断です。

ちなみに、筆者がいくつかの店舗を調査したところ、大型のキャンドゥほど手芸用品コーナーが充実しており、種類も豊富に取り揃えられている傾向がありました。迷ったら少し大きめの店舗を狙ってみるのもアリかもしれませんね。探す際は、これらの情報を頭に入れて、効率よくゲットしてください!

キャンドゥの裾上げテープはどんな種類がある?アイロン接着と手芸用を比較

「裾上げテープ」と一口に言っても、キャンドゥではいくつかの種類が販売されています。自分の直したい衣類や、使える道具(アイロンがあるかどうか)によって、選ぶべきテープは変わってきます。種類を知っておくと、お店で迷うこともなくなりますよ。

キャンドゥで主に取り扱われている2種類のテープ

キャンドゥで最も主流なのは、やはり「アイロン接着タイプ」と「水に強いタイプ」の2つです。それぞれの特徴と、どんな衣類に向いているかを見ていきましょう。

アイロン接着タイプ(熱でしっかり固定)

このタイプが最も一般的で、仕上がりもきれいです。
熱で接着剤を溶かして布の繊維の奥まで浸透させるため、しっかりとした固定力が得られます。特に、デニムやチノパンなどの厚手の生地の裾上げには、このアイロン接着タイプが最適です。

  • 特徴:アイロンが必要。接着力が強い。仕上がりが比較的硬くなる。
  • 向いている衣類:学校の制服、ビジネス用のスラックス、厚手のジーンズ、カーテンなど。

手芸・仮止め用(水でくっつく、またはシールタイプ)

最近人気なのが、アイロンを使わない「貼るだけ」タイプや「水に濡らして貼り付ける」タイプです。キャンドゥでは、「仮止め」や「手芸用ボンド」の棚の近くで見つかることもあります。

  • 特徴:アイロン不要。手軽で簡単。薄手の生地に向いている。
  • 向いている衣類:スカートの仮止め、レースやブラウスなどの薄手の生地、緊急時の応急処置。

ただし、アイロン接着タイプに比べると接着力が劣るため、日常的に頻繁に洗濯する衣類や、重い生地にはあまりおすすめできません。あくまで「一時的」や「薄手用」と割り切って使うのが良いでしょう。

幅・色・長さも要チェック!

テープを選ぶ際は、接着方法だけでなく、以下の点も確認しておきましょう。

チェック項目 選び方のポイント キャンドゥでの傾向
幅(太さ) 裾の折り返し幅に合わせて選ぶ。太すぎると裏地でゴワつきやすい。 一般的なズボン用として、15mm~25mm幅が多い。
直し対象の生地と同系色を選ぶ。 黒、紺、グレー、白のベーシックカラーはほぼ揃っている。
長さ 直したいズボンやスカートの数を考慮する。 約2.5m~3m巻きが多く、ズボン1~2本分のお直しに十分な長さ。

特に、色選びは重要です。黒いスラックスに白いテープを使ってしまうと、洗濯を繰り返すうちに透けて見えてしまうことがあります。できる限り、直し対象の生地と「同じ色」、または「少し濃い色」を選ぶと、仕上がりが自然になりますよ。

ダイソー・セリアの裾上げテープも気になる!100均商品の選び方と比較

「キャンドゥで見つからなかった」「他の100均商品と何が違うの?」と、ダイソーやセリアの裾上げテープが気になる方も多いはずです。結論から言うと、どの100円ショップでも「裾上げテープ」は売っています。しかし、それぞれ微妙に特徴が異なるため、知っておくとベストな商品を選べます。

大手3社の裾上げテープ比較表

筆者のモモストアが実際に使用した経験に基づき、キャンドゥ・ダイソー・セリアの裾上げテープ(アイロン接着タイプ)を比較してみました。

キャンドゥ ダイソー セリア
特徴 ベーシックでシンプル、色の種類が豊富な傾向。 補修布やボンドなど関連アイテムの品揃えがトップクラス おしゃれな手芸用品が多く、薄手生地向けの取り扱いが多い。
接着力 標準的。しっかりつく。 強力なタイプも販売されており、厚手衣類にも対応しやすい。 標準的。薄手衣類には十分だが、厚手はやや弱い場合も。
長さ 平均的(2.5m~3m)。 長いもの(3m以上)や、逆に短いお試しサイズもある。 平均的(2.5m前後)。
結論 色を合わせたい時、手芸コーナーが充実している店舗が近い時におすすめ。 接着力を重視したい時、厚手の衣類に使いたい時におすすめ。 薄い生地や、手芸感覚で使いたい時におすすめ。

【裏技】ダイソーの「裁ほう上手」類似品もチェック!

アイロン接着が面倒な方に朗報です。手芸用品メーカーから出ている「裁ほう上手」というボンドが有名ですが、ダイソーではこれに類似した「布用接着剤」が100円~300円で売られていることがあります。(新しいウィンドウで開きます)

これは、テープではなく液体やジェル状の接着剤で、アイロン不要で強力に接着できるのが魅力です。裾上げテープが見つからなかった、またはもっと簡単に済ませたい場合は、これらの接着剤コーナーも覗いてみてください。

ただし、接着剤は液体の特性上、失敗するとやり直しが難しいというデメリットもあります。初心者はやはり、貼ってからアイロンで固定する「テープタイプ」から試すのが安心ですよ。

裾上げテープを「買うべき人」「買わない方がいい人」の決定的な違い

100円で手軽に買える裾上げテープですが、実は全ての人にとって最適な解決策とは限りません。あなたの用途や衣類の種類によっては、「買わない方が良かった…」と後悔することになるかもしれません。ここでは、あなたが裾上げテープを買うべきかどうかの判断基準を、筆者モモストアが明確にします。

裾上げテープを「買うべき人」の特徴

以下のような目的や状況に当てはまる方は、迷わず裾上げテープを買いましょう。あなたの問題を確実に解決してくれます。

  • とにかく「安く」済ませたい人
    クリーニング店や洋服のリフォーム店に頼むと、最低でも1,000円〜2,000円はかかります。100円のテープで済むなら、圧倒的なコストダウンになります。
  • 緊急で「今日中」に直したい人
    明日着る予定のズボンの裾がほつれた、急にサイズが合わなくなったなど、時間に余裕がない時に役立ちます。慣れれば片足10分程度で作業が完了します。
  • 初めて裾上げに挑戦する人
    針と糸を使う裁縫に比べ、圧倒的にハードルが低いです。失敗しても100円の損害で済みますし、テープを剥がしてやり直すことも比較的容易です。(ただし、しっかり接着した後は剥がしにくいので注意)
  • カジュアルな服や子供服の裾上げが主な目的の人
    多少仕上がりがゴワついても気にならない、普段使いの衣類であれば、十分すぎるクオリティで仕上がります。特に成長の早いお子さんの服には最適です。

裾上げテープを「買わない方がいい人」の特徴

逆に、以下のような方は、お金をかけてでもプロに任せるか、より強力な補修用品を検討する方が賢明です。

  • 高級なブランド品やフォーマルなスーツを直したい人
    裾上げテープは、どんなにきれいにやっても、縫製と比べると仕上がりが硬くなり、ゴワつきが出やすいです。高級なスーツやブランド物の風合いを損なう可能性があるため、プロのお直しをおすすめします。
  • 防水・撥水加工された特殊な生地を直したい人
    接着剤が加工された繊維になじみにくく、すぐに剥がれてしまう可能性があります。スポーツウェアやレインウェアなどのお直しは、専用の補修剤やプロの技術が必要です。
  • ウールやカシミヤなどのデリケートな素材を直したい人
    アイロンの熱で生地を傷めてしまうリスクがあります。デリケートな素材こそ、専門知識のあるお直し店に相談しましょう。

ご自身の直したい衣類がどちらに該当するかを判断して、最適な方法を選んでくださいね。迷ったら「試しに100円だしやってみるか!」という気持ちでOKです。それが100均アイテムの最大の魅力ですから!

失敗しない!キャンドゥ裾上げテープの正しい使い方と剥がれないコツ

裾上げテープを買ってきたけれど、「説明書通りにやったのに、洗濯したら剥がれてしまった…」という失敗談は少なくありません。実は、裾上げテープを剥がれにくく、きれいに仕上げるためには、いくつかの「コツ」があるんです。ここでは、キャンドゥのアイロン接着タイプを想定した、プロ級の仕上がりを実現するための手順と裏技をご紹介します。

ステップ1:生地の準備とカットを完璧に行う

接着前の準備が、仕上がりの8割を決めると言っても過言ではありません。

接着面の汚れを落とす(新しいウィンドウで開きます)

これが最も重要なコツの一つです!
ズボンの裾には、ホコリや皮脂、目に見えない汚れが意外と付着しています。これらの汚れが残っていると、接着剤が繊維にしっかり密着するのを邪魔してしまい、剥がれやすくなります。裾上げをする前に、必ず裾の部分だけを洗って乾かす、または固く絞ったタオルで丁寧に拭き取りましょう。

裾上げラインの決定と折り返し

裾上げしたい長さを正確に測り、印をつけます。その後、テープの幅に合わせて折り返し分(約2~3cm)を残して生地をカットし、アイロンで折り目をつけておくと作業がスムーズに進みます。

ステップ2:アイロンでの接着方法の裏技

説明書には「体重をかける」と書いてありますが、それだけでは不十分です。

「蒸気」と「時間」を味方につける

接着剤を繊維に浸透させるためには、「熱」だけでなく「蒸気(水分)」が必要です。アイロンをかける際は、必ずスチーム機能を使用するか、当て布を湿らせてから行いましょう。

接着時間は、説明書に書かれている秒数(例:10秒)よりも、少し長めの15秒~20秒を目安に、体重をかけながら「押さえつける」ように圧力をかけるのがコツです。アイロンを滑らせるのではなく、上から垂直に押し込むイメージです。

接着の順番

一気に全面を接着しようとせず、以下の順番で作業を行うと均一に接着できます。

  1. 裾の縫い目など、生地が重なり合っている部分から先に接着する。
  2. 中央部分を接着する。
  3. 最後に、端から端まで全体を再度しっかり押し付けて完了。

ステップ3:熱を冷ます時間

接着が完了したら、すぐに衣類を動かしたり触ったりするのはNGです。熱いうちに動かすと、接着剤がまだ柔らかいため、剥がれたりズレたりする原因になります。
完全に熱が冷めるまで(目安:10分~15分)、平らな場所に放置して、接着剤が固まるのを待ちましょう。この「冷ます時間」が、剥がれない強度を生み出す最後の仕上げです。

アイロンなしでOK?貼るだけ・水だけでできる裾上げテープの裏技

「アイロンがない」「出張先で急に直したい」「デリケートな生地だから熱を使いたくない」といった理由で、アイロン接着ができないシーンは意外と多いですよね。ご安心ください。キャンドゥをはじめとする100円ショップには、アイロンを使わずに裾上げができる便利なアイテムや裏技があります。ここでは、火も熱も使わない裾上げの方法をご紹介します。

裏技1:貼るだけ!両面テープタイプの活用

キャンドゥの手芸コーナーや文房具コーナーをよく見てみると、「布用強力両面テープ」という商品が売られていることがあります。これは、通常の紙用テープよりも接着力が強く、洗濯にもある程度耐えられるように作られています。

使い方は非常に簡単です。

  1. 裾の折り返し部分の裏側に、テープを数箇所に分けて貼り付ける。(全面でなくてOK)
  2. 剥離紙を剥がし、折り返し部分をしっかりと押さえつけて圧着する。

この方法は、薄手の生地や、仮止めとして使うには最適です。ただし、接着力がアイロンタイプに比べると弱いため、頻繁に洗濯する衣類にはあまり向きません。あくまで「一時的な応急処置」や「薄手スカートの裾直し」として割り切って使いましょう。

裏技2:水で接着するタイプを選ぶ

最近、100円ショップでも見かけるようになったのが、「水で貼るタイプ」の裾上げテープ(新しいウィンドウで開きます)です。
これは、テープ自体に水溶性の接着剤が塗布されており、

  1. テープを水で軽く濡らす。
  2. 濡れた面を生地に貼り付ける。
  3. 乾燥するまで待つ。

という手順で接着が完了します。アイロンを使わないため、火傷の心配もなく、手軽に作業ができます。接着力は通常のアイロンタイプに劣りますが、熱に弱い化学繊維の衣類には非常に重宝します。

まとめ:アイロンなしの限界

アイロンなしの方法は手軽さが魅力ですが、やはり「しっかりとした接着力」と「洗濯耐久性」ではアイロン接着タイプには敵いません。大切な衣類や、何度も洗濯する予定のものは、手間をかけてでもアイロン接着を選ぶのが、結果として長持ちさせる秘訣ですよ。

洗濯しても剥がれない?耐久性をアップさせるための裏ワザとケア方法

裾上げテープを使った後に最も気になるのが、「洗濯に耐えられるか?」という点ですよね。せっかく直しても、一度の洗濯で剥がれてしまっては意味がありません。実は、ちょっとした裏ワザと、日頃のケア方法を知っておくだけで、裾上げテープの耐久性は格段に向上します。筆者のモモストアが、洗濯耐久性をアップさせるための秘訣をご紹介します。

裏ワザ1:テープを二重(二段)にする!

これは最も効果的な裏ワザの一つです。通常の裾上げテープは、裾の折り返し部分の中央に一本だけ貼りますが、これをやめてみましょう。

折り返し部分の「上端」と「下端」の二箇所に、それぞれテープを貼って接着するのです。

通常の貼り方 折り返し部分の真ん中に一本
耐久性アップの貼り方 折り返し部分の端から約5mm内側に二本

こうすることで、洗濯時に最も負荷がかかりやすい「裾のフチ」と「折り返しの上端」の2点を強力に固定でき、剥がれを防ぐことができます。ただし、生地が薄すぎるとゴワつきの原因になるので、厚手のズボン(デニムや制服)に限定して行うのがおすすめです。

裏ワザ2:専用の補強アイテムを併用する

キャンドゥなどではあまり見かけませんが、ホームセンターや手芸店には、裾上げテープの上に重ねて貼る「補強ファイバーテープ」(新しいウィンドウで開きます)のような商品もあります。これを使うことで、接着面を物理的にも強化し、耐久性を高めることができます。

100均アイテムで代用するなら、接着力が強い「布用ボンド」を、テープのフチに沿って少量塗布してからアイロン接着するという方法もあります。テープとボンドのダブル使いで、最強の耐久性を手に入れましょう。(ただし、ボンドは少量にしないとシミの原因になるので注意が必要です。)

洗濯時のNG行為とOKケア方法

せっかく強力に接着しても、洗濯方法を間違えるとすぐに剥がれてしまいます。以下の点に注意してください。

NG行為

  • 乾燥機にかける:高温で長時間加熱すると、接着剤が再溶解してしまい、剥がれたり、ズレたり、ベタついたりします。裾上げ部分は必ず自然乾燥させましょう。
  • 漂白剤を直接かける:強力な薬品は接着剤を劣化させる可能性があります。

OKケア方法

  • 必ず裏返して洗濯ネットに入れる:洗濯機内で他の衣類との摩擦を防ぐことで、テープの端が引っかかるのを防ぎます。
  • 弱水流で洗う:手洗いモードやドライコースなど、できるだけ衣類に負担をかけない洗い方を選びましょう。

これらの裏ワザとケア方法を実践すれば、キャンドゥの裾上げテープでも、縫製に近いレベルの耐久性を実現できますよ。

【ズボン・スカート別】裾上げテープを上手に使うポイントと注意点

裾上げテープは万能ですが、ズボンとスカートでは、接着する際の「見栄え」と「着心地」を考慮した注意点が異なります。それぞれのアイテムに合わせて、よりきれいに、より快適に仕上げるためのポイントを解説します。

ズボンの裾上げで失敗しないためのポイント

ズボン、特にビジネススーツや学生服のスラックスは、折り返しの仕上がり一つで全体の印象が変わります。気をつけたいのは「ゴワつき」と「左右の長さのズレ」です。

ズボンは「三つ折り」ではなく「二つ折り」が基本

元々三つ折りになっていたとしても、テープで接着する際は、元の縫い代を切り落とし、折り返しを二つ折りにして接着する方が、ゴワつきが少なく、きれいに仕上がります。

また、折り返し幅が広すぎるとテープが足りなくなったり、足元が重く見えたりするので、最大でも3cm程度に抑えるのがおすすめです。

「股下」ではなく「仕上がり丈」で測る

左右の長さを測る際、床に置いて股下から測るよりも、実際に履いて、誰かに立ってもらった状態で仕上がりラインに印をつけてもらうのが最も正確です。左右の足の長さや履き癖によって、股下寸法が同じでも履いた時の見た目の長さは微妙に変わることがあるからです。

スカートの裾上げで意識すべきポイント

スカートは、ズボンと比べて生地が薄いことが多く、テープの「透け」や「硬さ」が目立ちやすいという特徴があります。

薄い生地は「幅の狭いテープ」を選ぶ

ブラウスや薄手のプリーツスカートなど、デリケートな生地を直す場合は、幅の広いテープ(20mm以上)を使うと、テープの形が表に浮き出て見えてしまうことがあります。キャンドゥで売っている10mm〜15mm程度の、細めのテープを選ぶことで、目立ちにくくなります。

プリーツスカートは「点止め」を推奨

プリーツスカートの裾を全面接着してしまうと、プリーツのヒダが固まってしまい、揺れ感がなくなって不自然に見えてしまいます。プリーツの「山」の部分だけを、テープやボンドで点状に接着することで、自然なドレープ感を保ったまま、裾のほつれを防ぐことができます。

このように、アイテムの特性を理解してテープを使い分けることで、100均のアイテムでも満足のいく仕上がりになりますよ。

裾上げテープ以外で代用できる優秀アイテム5選!用途別の使い分け

「今すぐ裾上げしたいけど、キャンドゥまで行く時間がない!」「テープが切れていた!」そんな緊急事態に役立つ、裾上げテープ以外で代用できる優秀なアイテムをご紹介します。すべてご家庭や身近な場所で手に入るものばかりですよ。

代用アイテム一覧と使い分け

代用アイテム 用途・特徴 接着力・耐久性
1. 安全ピン・クリップ 【緊急時・仮止め】一時的な応急処置。 なし(物理的に留める)
2. 両面テープ(布用) 【アイロンなし・薄手】熱に弱い生地、仮止めから簡易接着へ。 弱(洗濯には不向き)
3. 木工用ボンド 【最終手段】乾燥後に硬くなるため、目立たない部分に少量。 中~強(ただしゴワつき注意)
4. ホッチキス(細い針) 【裏地・見えない部分】生地を傷めるリスクがあるため、裏地など目立たない部分を数カ所留める。 なし(物理的に留める)
5. 裁縫用のり(スティック) 【仮止め・水溶性】水で簡単に剥がせるため、位置決めや仮の接着に最適。 弱(仮止め用)

応急処置の強い味方「安全ピン・クリップ」

急な出先でズボンの裾が地面についてしまう…という状況には、安全ピンが最も手っ取り早い解決策です。裾の折り返し部分を内側に折り込み、内側の布にだけ安全ピンや小さなクリップで数カ所留めることで、見た目にはほぼ分からず、裾が落ちてくるのを防げます。

ただし、生地を傷つける可能性があるので、あくまで移動中の応急処置として活用しましょう。帰宅したらすぐにテープや縫製でしっかり直してくださいね。

もしもの時のボンド活用術

「木工用ボンドなんて使えるの?」と思うかもしれませんが、実は布にも接着可能です。ただし、乾燥すると非常に硬くなり、ゴワつきが目立ち、洗濯耐久性も保証できません。
使う場合は、爪楊枝の先端に少量だけをつけ、生地の端に「点」で塗布するようにしてください。広範囲に塗ると、ボンドが表に染み出してシミになったり、生地がガチガチに固まって着心地が悪くなったりします。

これらの代用アイテムはあくまで「つなぎ」です。恒久的なお直しには、キャンドゥの裾上げテープや、専用の裁縫セットを使うようにしてくださいね。

【H3多め】裾上げテープ使用時のよくあるQ&Aとトラブル解決法

裾上げテープを使う人からよく寄せられる疑問や、実際にトラブルが起きた時の解決方法を、Q&A形式でまとめました。事前に知っておけば、いざという時も慌てずに対応できますよ。

Q1:接着剤がはみ出してベタベタになった!どうすればいい?

A:すぐにアイロンの熱で再加熱し、布や紙に吸い取らせる
接着剤が柔らかいうちに、清潔な「いらない布」や「クッキングシート」をあて、再度アイロンで熱を加えてください。接着剤が溶けて、あてた布やシートに吸い取られます。この際、アイロンを滑らせるとシミが広がるので、必ず「押さえつける」ようにしてください。何度も繰り返すうちに、ベタつきが解消されます。

Q2:アイロンの温度はどれくらいがベスト?

A:中温〜高温(140℃~160℃)が基本だが、生地に合わせる
裾上げテープの接着剤が最も効率よく溶けて繊維に浸透するのは、だいたい140℃~160℃の中温〜高温です。しかし、ポリエステルなどの化学繊維は熱に弱いため、「低温」で時間をかけて圧着するようにしてください。必ず衣類の洗濯表示にある「アイロンのマーク」を確認し、指示された温度を守りましょう。

Q3:時間が経ったら端っこだけ剥がれてきた…どうすればいい?

A:剥がれた部分だけをピンポイントで再接着する
全体が剥がれているわけではない場合、剥がれた端の部分に、市販の布用ボンドを少量塗り、その上からアイロンの熱を再度加えることで、ピンポイントで強力に再接着できます。テープが劣化してしまった場合は、剥がして新しいテープに交換する方が、結局はきれいに仕上がります。

Q4:キャンドゥのテープはズボンの直し専用ですか?

A:いいえ、カーテンやバッグの補修にも使えます
裾上げテープという名前ですが、要は「布を熱で接着するテープ」です。もちろん、カーテンの丈詰めや、布製バッグの裏地補修、破れてしまった布製品の応急処置など、様々な布製品の補修に活用できます。アイデア次第で用途は無限大ですよ。

Q5:テープを剥がしたい時はどうすればいい?

A:熱を加えて接着剤を再度柔らかくする
剥がす時も、接着する時と同じく熱を使います。剥がしたい部分に当て布をしてアイロンを当てる(新しいウィンドウで開きます)と、接着剤が溶けてテープが柔らかくなります。柔らかくなったところをゆっくりと剥がし、残った接着剤のベタつきはQ1の要領で吸い取らせて除去しましょう。

これらのトラブルシューティングを頭に入れておけば、もう裾上げテープを使うのが怖くなくなりますね。安心して作業を進めてください!

キャンドゥ以外で!ドラッグストア・ホームセンターでの取り扱い調査

「近所にキャンドゥがない」「100円ショップの品質では心配」という方もいらっしゃるでしょう。裾上げテープは、実は100円ショップ以外でも、私たちの生活に密着した様々な店舗で売られています。筆者が、ドラッグストアとホームセンターでの取り扱い状況を調査しました。

ドラッグストア(マツキヨ、スギ薬局、ハックドラッグなど)

ドラッグストアは、薬や化粧品のイメージが強いかもしれませんが、日用品や生活雑貨も幅広く取り扱っています。裾上げテープもその一つです。

  • 売り場:日用品コーナー、特に洗濯用品(洗剤や柔軟剤)の近くか、衣類補修用品の棚に置かれていることが多いです。
  • 価格帯:100円ショップの商品に比べ、品質の高い300円〜500円程度の有名メーカー品(コニシの裁ほう上手、クロバーなど)が主流です。
  • メリット:夜遅くまで営業している店舗が多く、急に必要になった時に立ち寄りやすい。100均よりも高機能な商品を選べる。

特に、「裁ほう上手」などの強力な布用接着剤を探している場合は、ドラッグストアの方が確実に見つかることが多いです。週末の緊急時に、ぜひ足を運んでみてください。

ホームセンター(カインズ、コーナン、DCMなど)

ホームセンターは、裾上げテープを探す上では、100円ショップよりもさらに最適な場所と言えます。幅広い手芸・補修用品が揃っているからです。

  • 売り場:手芸・クラフト用品コーナー、またはDIY・補修材料コーナーにあります。
  • 価格帯:100円のものから、プロ仕様の業務用(強力・長尺)のものまで、最も幅広い価格帯から選べます。
  • メリット:圧倒的な種類と在庫量。アイロン接着、両面テープ、布用ボンドなど、全てのタイプが比較検討できる。

大量に裾上げをする必要がある場合(例:会社のユニフォームや団体の衣装など)や、特定の素材(皮革、撥水加工など)に特化したテープを探している場合は、ホームセンターの一択と言えるでしょう。店員さんも専門知識を持っていることが多いので、質問してみるのも良いですね。

ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!)で買うメリット・デメリット

キャンドゥや実店舗で探すのが面倒な方、または「もっと強力なテープが欲しい」という方は、ネット通販の利用を考えているでしょう。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトは、裾上げテープにおいても非常に魅力的ですが、メリットとデメリットを理解しておくことが大切です。

ネット通販で購入する最大のメリット

ネット通販最大の魅力は、その「選択肢の多さ」と「比較のしやすさ」にあります。

  • 圧倒的な種類の豊富さ:100円ショップでは扱っていない、プロ用の強力なテープ、超極細の目立たないテープ、水に強い特殊なテープなど、日本中・世界中の商品から選べます。
  • レビューでの品質確認:実際に購入した人のレビューを参考にできるため、接着力や耐久性、使い勝手を事前に確認してから購入できます。「洗濯しても剥がれない」というレビューが多い商品を選べば安心ですよね。
  • 大容量・業務用がお得:ズボンやスカートをまとめて直したい場合、業務用のお得な長尺タイプ(10m~50m巻きなど)が購入でき、単価を大幅に抑えられます。

ネット通販のデメリットと注意点

もちろん、ネット通販にもデメリットはあります。特に注意したいのが以下の点です。

  • すぐに手に入らない:「今すぐ直したい」という緊急時には対応できません。届くまで数日待つ必要があります。
  • 送料がかかる場合がある:テープ1点だけだと、商品価格よりも送料が高くついてしまうことがあります。他の日用品と一緒に購入したり、送料無料ラインを狙う工夫が必要です。
  • 色味が分かりにくい:画面上の色と実物の色には差が出ることがあります。特に黒やグレーは微妙な色合いが多いため、色合わせを重視する場合は実店舗での購入がおすすめです。

時間がある時、または、キャンドゥのテープで満足できなかった経験がある方は、ぜひネット通販で「プロ仕様」の裾上げテープを探してみてください。強力なアイテムが多数見つかりますよ。

【モモストア最終結論】結局キャンドゥの裾上げテープは「買い」なの?

ここまで、キャンドゥの裾上げテープの売り場から、使い方、他社製品との比較まで、詳しく解説してきました。最後に、筆者モモストアとしての最終結論をお伝えします。結局、キャンドゥの裾上げテープは「買い」なのでしょうか?

結論:「初めての裾上げ」「緊急時のお直し」なら間違いなく「買い」

キャンドゥの裾上げテープは、100円という価格以上のパフォーマンスを発揮する、非常に優秀なアイテムです。

キャンドゥのテープが最適な人 キャンドゥでは不向きな人
✅ 費用をかけたくない人 ❌ 高級スーツなどフォーマルな服を直したい人
✅ 緊急で今すぐ直したい人 ❌ 大量の衣類をまとめて直す必要がある人
✅ カジュアルな衣類や子供服のお直し ❌ 撥水・防水加工など特殊な生地のお直し

もしあなたが、「急に必要になった」「とりあえず試してみたい」「普段着の裾を直したい」という目的なら、迷わずキャンドゥで手に取ってみてください。この記事でご紹介した裏ワザを使えば、剥がれる心配もなく、きれいに長持ちさせることができます。

上級者やこだわり派へのアドバイス

ただし、もし「洗濯に絶対負けない耐久性が欲しい」「直した部分を極限まで目立たせたくない」というプロレベルの仕上がりを求めるなら、やはりネット通販やホームセンターで販売されている、専用の布用接着剤(新しいウィンドウで開きます)や、高品質な裾上げテープを選ぶことをおすすめします。

いずれにせよ、キャンドゥの裾上げテープは、私たちの生活のちょっとした困りごとを解消してくれる素晴らしいアイテムです。ぜひこの情報を活用して、快適なお直しライフを送ってくださいね!

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