電球はどこで買える?売ってる場所を徹底解説!選び方も紹介
「あれ?急に電球が切れた!」と焦って、どこで買えるんだろうと困っていませんか?
一言で電球と言っても、今は種類もお店もたくさんあって、どこに行けば目当てのものが見つかるのか迷ってしまいますよね。
この疑問をモモストアが解消します!
この記事では、電球が買える場所を徹底解説するとともに、失敗しないための選び方の基礎知識まで詳しくご紹介しますね。
・【主要店舗別】電球の取り扱い状況と在庫の傾向
・ホームセンターが電球購入に最適な3つの理由
・家電量販店で電球を買うメリットと知っておくべきこと
・急な球切れ!コンビニで電球は買える?
すぐに解決!電球が今すぐ買えるのはココ!

電球が切れてしまった時、多くの人は「とにかく早く、今すぐ手に入れたい!」と考えますよね。
特に夜間や、家のどこか一箇所でも照明がないと不便な場所だと、一刻も早く新しい電球が欲しいはずです。
モモストアが、急な電球切れにも対応できる、「緊急時に頼れる購入先」をまずはズバリお教えします。
電球は、私たちの生活になくてはならない消耗品ですから、ほとんどの場所で取り扱いがあると思われがちですが、実は売っている種類や在庫には偏りがあるんです。
結論から言うと、一番確実で、夜間でも手に入れやすいのは「コンビニ」か「ドラッグストア」、そして「ホームセンター」の閉店時間前です。
コンビニエンスストアの利便性と注意点
コンビニは24時間営業している店舗が多く、夜間に電球が切れた場合でもすぐに買いに行けるという最大のメリットがあります。
しかし、コンビニで取り扱っているのは、一般的に家庭で最も使われているE26やE17といった口金サイズのLED電球や、まれに電池式の小型電球などに限定されていることがほとんどです。
もし特殊なサイズの電球や、調光機能付きなどの高機能な電球を探している場合は、コンビニでは見つからない可能性が高いので注意が必要です。
また、コンビニの電球は緊急用の位置づけのため、価格設定が他の店舗より少し高めになっている傾向があります。
「とにかく今夜を乗り切りたい」という時には最適ですが、「家の電球をすべてLEDに交換したい」「おしゃれな電球を探したい」といった場合には、後述の専門店を検討するのが良いでしょう。
夜間営業しているドラッグストアやスーパーの利用
次にドラッグストアですが、こちらも遅い時間まで営業している店舗が多いですよね。
ドラッグストアは、日用品を幅広く扱っているため、電球の品揃えもコンビニよりは豊富であることが多いです。
特に、生活必需品としてLED電球の主要な口金サイズや明るさのバリエーションがいくつか用意されていることが多いので、緊急時には大変頼りになります。
深夜までは開いていないこともありますが、22時や23時まで営業している店舗が多いので、仕事帰りなどにも立ち寄りやすいのが魅力です。
もし、お住まいの地域に夜遅くまで営業している「大型のホームセンター」があるなら、そこが品揃え、価格、専門性の全てにおいて最も理想的な購入先となります。
急ぎで電球をお探しなら、まずはご自宅や職場の近くのコンビニ、ドラッグストア、または夜間営業しているホームセンターを検索して確認してみてくださいね。
この見出しでは、急いでいる時に役立つ情報を重点的に解説しました。次は、各店舗の詳しい品揃えの傾向を見ていきましょう。
【主要店舗別】電球の取り扱い状況と在庫の傾向
電球が買えるお店はたくさんありますが、それぞれのお店で「どんな種類の電球を」「どれくらいの価格帯で」取り扱っているかを知っておくと、無駄足を踏まずに済みます。
ここでは、主要な購入先ごとの電球の在庫傾向や、取り扱いの特徴を詳しく見ていきましょう。
あなたの求めている電球が、どこに行けば見つかるのか、これで一目瞭然になりますよ。
ホームセンターの圧倒的な品揃え
カインズ、コーナン、DCMなどのホームセンターは、電球を探すならまず最初に訪れるべき場所です。
その品揃えは、他の追随を許しません。
単にE26やE17といった一般的な口金サイズの電球があるだけでなく、特殊な形状やワット数、さらには浴室用や屋外用といった特殊用途の電球まで、幅広いラインナップが用意されています。
特にLED電球に関しては、色温度(昼光色、昼白色、電球色)や明るさ(ルーメン)、そして調光・調色機能の有無など、細かなバリエーションを比較検討しながら選ぶことができます。
また、ホームセンターはDIY用品も扱っているため、照明器具そのものや、電球交換に必要な脚立なども一緒に購入できるという利点もあります。
価格帯も、メーカー品からプライベートブランドの低価格帯の商品まで幅広く揃っているため、予算に合わせて選べるのも魅力です。
在庫状況も常に潤沢ですが、新型のスマート電球などは家電量販店の方が早く入荷することがあるため、新製品が目当ての場合は注意が必要です。
家電量販店の専門性の高さ
ヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダ電機などの家電量販店は、ホームセンターと並んで電球の品揃えが豊富です。
特に、最新のスマート電球や高機能なLED電球を探しているなら、家電量販店が最適です。
Wi-Fi接続で色や明るさをスマホから操作できるスマート電球は、家電量販店でこそその機能やデモンストレーションを見ながら購入できます。
また、照明器具の専門知識を持った店員さんがいることも多く、複雑な設置や接続に関するアドバイスを受けられるのは大きなメリットです。
ただし、電球のバリエーションは多いものの、ホームセンターのように「古い白熱電球の代替品」や「特殊な業務用電球」など、生活雑貨的な電球の品揃えはやや手薄になる傾向があります。
価格は、セールやポイント還元を利用することで、ホームセンターよりもお得になる場合もあるので、家電量販店の最新セール情報をチェックしてから行くと良いでしょう。
ディスカウントストア・ドンキホーテの傾向
ドン・キホーテなどのディスカウントストアも、もちろん電球を扱っています。
ディスカウントストアの特徴は、「驚安」をテーマにしたコストパフォーマンスの高い商品が中心であるという点です。
主要な口金サイズ(E26・E17)のLED電球は置いてありますが、調光機能付きなどの高機能モデルや、色温度の細かいバリエーションは少ない傾向にあります。
とにかく安く、一般的な電球を手に入れたい時にはドンキホーテは非常に頼りになりますが、「こだわりたい」という場合には、品揃えが物足りないかもしれません。
急ぎの時はもちろん、予備の電球を安くストックしておきたい人にはおすすめです。
このように、お店によって得意な電球の分野が異なります。
あなたの電球に対する「求めるもの」に応じて、お店を選んでみてくださいね。
ホームセンターが電球購入に最適な3つの理由
前述の通り、電球を購入する場所として、モモストアはホームセンターを強くおすすめします。
その理由は、単に品揃えが豊富というだけでなく、電球選びにおけるすべての「困った」を解決できる環境が整っているからです。
ここでは、ホームセンターが電球購入に最適な、具体的な3つの理由を掘り下げて解説します。
理由1: あらゆる規格とサイズの網羅性
ご自宅で使われている電球が、もし特殊な口金サイズや、古いタイプの電球だった場合、コンビニやドラッグストアではまず見つかりません。
ホームセンターであれば、以下の表のように、家庭用から業務用まで幅広い規格を網羅しています。
| 規格・用途 | ホームセンターの在庫傾向 | 他の店舗との比較 |
| 一般的な口金(E26/E17) | ほぼすべての明るさ・色温度を網羅 | コンビニや100均でも扱いあり(種類限定) |
| 特殊な口金(E12/E14/E39など) | 豊富な種類。店舗によって在庫に差あり | 家電量販店の一部、通販が中心 |
| ハロゲンランプ、蛍光灯型電球 | 代替LEDも含めて充実 | 家電量販店はLEDが中心 |
| 屋外用、防湿・防雨型電球 | 専用コーナーで取り扱いあり | ドラッグストア等では見かけないことが多い |
特に、古い照明器具を使っている方は、生産が終了した白熱電球の代替となるLED電球を見つけ出す必要がありますが、ホームセンターなら同等の明るさや色を再現できるLEDを比較しながら探すことができます。
これは、電球交換のストレスを最小限にする上で非常に重要なポイントです。
理由2: 実物を比較検討できる展示の充実度
電球選びで最も難しいのが、「明るさ(ルーメン)」と「色温度(ケルビン)」の判断です。
パッケージに書かれている数字だけでは、実際に部屋で点灯させた時のイメージが湧きにくいですよね。
ホームセンターの電球コーナーでは、多くの商品が実際に点灯された状態で展示されており、昼光色、昼白色、電球色の違いや、60W形相当と100W形相当の明るさの違いを、自分の目で見て確認することができます。
また、展示されている照明器具に実際に電球を差し替えて試せるサービスを提供している店舗もあります。
これは、通販では絶対にできない、ホームセンターならではの最大のメリットと言えるでしょう。
「思っていたより暗かった」「色が部屋の雰囲気に合わなかった」という失敗を避けるためにも、ぜひホームセンターで実物を比較検討してください。
理由3: 照明器具と関連商品の一括購入が可能
電球が切れたと思って交換しようとしたら、実は照明器具自体が故障していたというケースも少なくありません。
ホームセンターなら、電球の横に新しい照明器具のコーナーがあり、すぐに代わりのものを選ぶことができます。
さらに、高所の電球交換に必要な脚立や、古い電球を処分するための特殊な袋など、関連商品もすべて同じフロアで手に入るため、「あれもこれも買い足しが必要」という二度手間を防げます。
電球一つとっても、その周辺の「困りごと」をトータルで解決してくれるのが、ホームセンターの強みなんです。
家電量販店で電球を買うメリットと知っておくべきこと
ホームセンターが「実用性」と「網羅性」に優れているとすれば、家電量販店は「専門性」と「先進性」に強みがあります。
あなたの目的が「単なる交換」ではなく、「照明環境のアップグレード」であるなら、家電量販店が最高の選択肢になるでしょう。
ここでは、家電量販店で購入するメリットと、利用する際に知っておきたいポイントを解説します。
最新のスマート照明技術を体験できる
家電量販店の最大の魅力は、やはり最先端のテクノロジーを駆使したスマート電球を体験できることです。
色を自由に変えられる、音楽に合わせて光が変化する、外出先から照明を操作できるなど、生活を豊かにする機能を持った電球が多数展示されています。
スマートホーム化を進めたいと考えている方にとって、実際にアプリとの連携を試したり、デモンストレーションを見たりできるのは、大きなメリットです。
例えば、「このスマート電球をGoogle HomeやAlexaと連携させたい」といった具体的な要望がある場合、専門知識を持った店員さんがその場で設定方法や注意点を教えてくれるので安心です。
最新のスマート電球の機能について調べてみるのも楽しいですよ。
高機能・高品質なブランド品の充実
パナソニック、東芝、日立などの大手メーカーの電球は、やはり家電量販店での取り扱いが豊富です。
これらのメーカー品は、調光時のちらつきの少なさや、色合いの再現性の高さ、長寿命設計など、品質面で非常に優れています。
特に、リビングや寝室など、長時間過ごす部屋の電球は、高品質なものを選ぶことで目の疲れを軽減し、快適な空間を作ることができます。
多少価格が高くても、品質と信頼性を重視したい方には、家電量販店での購入がベストな選択となります。
また、家電量販店独自のポイントシステムを利用することで、実質的に割引価格で購入できる場合も多いです。
ポイント還元率が高いセール期間を狙うと、高品質な電球をお得に手に入れられるチャンスが増えます。
知っておきたい!口金変換アダプタの存在
家電量販店では、たまに特殊な口金サイズの電球を探すのが難しい場合があります。
例えば、E26の照明器具にE17の電球をつけたい、あるいはその逆のケースです。
このような場合、店員さんに相談すると「口金変換アダプタ」という便利なアイテムを紹介してもらえることがあります。
これは、口金のサイズを変えるための補助器具で、これがあれば、照明器具の規格に合わない電球でも使用できるようになる可能性があります。
ただし、アダプタを使うことで電球の長さや重さが増し、照明器具によっては取り付けられない、または重心が変わって不安定になる可能性もあるため、必ず店員さんと相談の上で購入を検討しましょう。
急な球切れ!コンビニで電球は買える?
家に帰ってきたら電球が切れていて、辺りが真っ暗!
そんな時、一番近くにあるコンビニエンスストアに駆け込むのは誰もが考える行動ですよね。
では、コンビニで電球は本当に買えるのでしょうか?
モモストアが、主要なコンビニチェーンの電球事情と、緊急時の対応策を解説します。
主要コンビニチェーンの電球の在庫傾向
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンといった主要なコンビニチェーンでは、ほとんどの場合で電球の取り扱いがあります。
しかし、その品揃えは極めて限定的です。
取り扱いの中心となるのは、以下の3点に絞られます。
- 口金サイズ:E26(一般電球形)とE17(小型電球形)の2種類
- タイプ:LED電球のみ(ほぼ白熱電球や蛍光灯型は置いていません)
- 色温度:昼光色(白っぽい光)か、電球色(オレンジっぽい光)の2色
明るさ(ワット数相当)も、40W形や60W形といった、一般家庭で最も使用頻度の高いものに限定されています。
裏を返せば、「一般的なリビングや廊下、トイレの電球」が切れた場合は、コンビニで十分に対応できるということです。
しかし、特殊な用途の電球(例:シャンデリア球、レフランプ、調光器対応など)は、まず見つからないと思っておくべきでしょう。
コンビニ電球のメリットとデメリット
コンビニで電球を買うメリットは、なんと言っても「24時間いつでも買える」という利便性です。
夜間の急な球切れや、日中に時間が取れない方にとっては、このメリットが最大の魅力となります。
一方、デメリットも存在します。
最も大きなデメリットは、前述の通り「品揃えの少なさ」と、「価格の高さ」です。
コンビニの電球は、ホームセンターや通販サイトで購入するよりも割高になるケースがほとんどです。
そのため、「予備の電球」をストックしておくために買う場所としてはあまりおすすめできません。
あくまで「緊急時の救世主」として割り切って利用するのが賢明です。
| コンビニの利用が最適なケース | コンビニでは対応が難しいケース |
| 夜間に急に切れて、すぐに照明が必要な場合 | 特殊なサイズ(E12、E39など)の電球を探している |
| 口金サイズがE26またはE17で、一般的な明るさで良い場合 | 調光機能付きや、高機能なスマート電球を探している |
| 出張先や旅行先で、持ち運び用の電球が必要になった場合 | 大量に電球をまとめて購入したい場合(コストパフォーマンスが悪い) |
もしコンビニで目当ての電球が見つからなかった場合は、諦めずに遅くまで営業しているドラッグストアやホームセンターの情報を検索してみてください。最近は24時間営業しているドラッグストアも増えています。
100均(ダイソー・セリア)の電球は使える?品質を徹底比較
「電球が100円で買えるの!?」と驚く方もいるかもしれませんが、ダイソーやセリアなどの100円ショップでも電球は販売されています。
特にLED電球は、以前は高価なイメージがありましたが、最近では技術の進化とコストダウンにより、100均でも手軽に購入できるようになりました。
しかし、「安かろう悪かろう」ではないかと、品質について不安を感じる方も多いでしょう。
モモストアが、100均電球のリアルな実力と、購入する際の注意点を徹底的に比較解説します。
ダイソー・セリアの電球の主なラインナップ
100均で販売されている電球は、主に以下の特徴があります。
- 口金サイズ:E26、E17が中心。まれにE12などの小さなサイズも。
- タイプ:ほとんどがLED電球です。
- 明るさ:40W形相当が中心。最近は60W形相当も増えてきましたが、明るさ(ルーメン)は控えめな傾向があります。
- 色温度:電球色(暖色系)と昼光色(寒色系)の2色が多いです。
注目すべきは、価格が100円(税抜)の商品と、300円や500円といった高価格帯の商品が存在する点です。
特に300円以上の商品は、大手メーカー品に劣らない明るさや、調光器対応といった高機能を持つものもあります。
例えば、ダイソーでは、100円のLED電球に加え、高性能な300円や500円の電球もラインナップされており、用途に応じて選べる幅が広がっています。
セリアは、どちらかというと100円の商品が多く、比較的省スペースな場所や、短時間しか使わない場所に適した電球が多い印象です。
大手メーカー品との品質比較と賢い使い分け
では、100均の電球と、数倍の価格がする大手メーカーの電球とでは、何が違うのでしょうか?
主に以下の点で差が出ると言われています。
| 比較項目 | 100均電球の傾向 | 大手メーカー品の傾向 |
| 寿命(時間) | 記載が曖昧、または短いことが多い | 20,000~40,000時間と明記されている |
| 明るさ(ルーメン) | 同じW形相当でも、ルーメン値が低いことがある | 表示通りの明るさ、高輝度なものが多い |
| 配光(光の広がり) | 光が下向きなど、局所的なものが多い | 広配光(光が広がる)タイプが充実 |
| 色味の再現性 | 色ムラやちらつきが出やすい場合がある | 自然な色味で、ちらつきが少ない |
しかし、「電球が点灯する」という基本的な機能においては、100均の電球も十分実用レベルに達しています。
賢い使い分けとしては、以下の方法がおすすめです。
- 100均電球:トイレ、物置、廊下、玄関など、短時間の使用や、明るさにそこまでこだわらない場所。
- 大手メーカー品:リビング、ダイニング、寝室など、長時間使用する場所や、色・明るさにこだわる場所。
頻繁に点滅させる場所では、寿命が縮みやすいので、大手メーカー品を選ぶ方が結果的に経済的になることもあります。あなたの用途に合わせて、最適な一本を選んでくださいね。
スーパーやドラッグストアでの電球のラインナップ
スーパーやドラッグストアは、日々の買い物ついでに立ち寄りやすく、「ついで買い」ができる便利な場所です。
特に、食料品や医薬品だけでなく、日用品全般を扱う店舗が増えたことで、電球の取り扱いも充実してきています。
ここでは、これらの店舗での電球のラインナップと、「失敗しないついで買い」のポイントを解説します。
スーパーマーケット(イオン、イトーヨーカドーなど)の傾向
大型のスーパーマーケット(総合スーパー)では、食料品フロアだけでなく、日用品や家電コーナーも充実しているため、電球の品揃えも期待できます。
取り扱いの特徴は、「家族向け」の実用的な商品が中心であるという点です。
主に以下の電球が並んでいます。
- 主要な口金:E26、E17
- 色温度:家族団らんのリビングに適した昼白色(自然な光)が多い
- ブランド:大手メーカー品と、スーパー独自のプライベートブランド(PB)品
特にプライベートブランドの電球は、品質は大手メーカー品と遜色ないのに、価格が抑えられていることが多く、コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。
週末のまとめ買いや、食料品の買い物ついでに、予備の電球をチェックするのに最適な場所と言えます。
ただし、照明の専門知識を持つ店員さんがいるわけではないため、複雑な質問や特殊な規格の相談は難しいかもしれません。
ドラッグストア(マツキヨ、スギ薬局など)の傾向
最近のドラッグストアは、医薬品や化粧品だけでなく、洗剤やトイレットペーパーなどの日用品、さらには食料品まで扱うようになり、まさに「生活の拠点」となっています。
電球の取り扱いも、生活必需品として充実してきています。
ドラッグストアの電球は、「急な球切れに対応できる」ことを意識したラインナップです。
夜遅くまで営業している店舗が多いこともあり、緊急時には非常に頼りになります。
在庫傾向は、コンビニよりは豊富ですが、ホームセンターほど専門的ではありません。
E26とE17のLED電球が中心で、価格帯も手頃なものが多く、すぐに交換したい時に重宝します。
また、電球の近くに電池や懐中電灯といった防災用品も置かれていることが多く、関連商品もチェックしやすいレイアウトになっていることが多いです。
ただし、ドラッグストアもスーパーと同様に、特殊な電球や高機能な電球を探す場所としては不向きです。
もし、ご自宅の電球が特殊な場合は、電球の箱や本体に書かれている規格をスマホで撮影しておき、それを見ながら店員さんに確認するのが確実です。
電球の選び方で失敗しない!最低限知っておきたい基礎知識
「電球が切れたから買ってきたけど、大きさが合わなかった」「取り付けたけど、部屋が暗すぎた」といった失敗談は意外と多いものです。
電球を買いに行く前に、最低限知っておきたい基礎知識を押さえておけば、もう失敗することはありません。
ここでは、電球を選ぶ上で絶対に確認すべき「3つの重要ポイント」をモモストアが解説します。
ポイント1: 口金サイズ(最も重要!)
電球と照明器具を繋ぐ金具の部分を「口金(くちがね)」と呼びます。
この口金サイズが合わないと、物理的に電球を取り付けることさえできません。
日本で最も一般的なのは、以下の2種類です。
古い電球や照明器具の口金部分(金属のネジ山)に刻印されていることが多いので、必ず確認してからお店に行ってくださいね。
| 規格名 | 口金直径(mm) | 主な用途 |
| E26 | 26mm | リビング、ダイニング、キッチン、玄関など、一般家庭で最も多いサイズ |
| E17 | 17mm | 小型のシーリングライト、ダウンライト、クリップライトなど、コンパクトな照明器具 |
この他にもE12、E14など特殊なサイズもありますが、まずはE26かE17かを確認することが最も重要です。
Eはエジソンベースの略で、数字は直径を表しています。
もし切れた電球を処分してしまった場合は、照明器具の口金部分にシールなどで記載されていることが多いので、確認してみましょう。
ポイント2: 明るさの単位「ルーメン(lm)」
昔は「40W形」「60W形」というように、ワット(W)で明るさを表していましたが、これは白熱電球の消費電力のことで、LED電球では明るさの単位が変わりました。
LED電球では、ルーメン(lm)という単位で明るさを表します。
ルーメンとは「光束(こうそく)」のことで、電球から出る光の総量を表します。数字が大きいほど明るくなります。
白熱電球からの買い替えの目安は以下の通りです。
| 白熱電球のW形 | LED電球のルーメン(lm)目安 | 用途の例 |
| 40W形相当 | 485lm前後 | 廊下、玄関、トイレ、間接照明 |
| 60W形相当 | 810lm前後 | 寝室、子供部屋、少し広めのキッチン |
| 100W形相当 | 1,520lm前後 | リビング、広めのダイニング、主照明 |
「リビングなのに810lmじゃ暗かった!」とならないように、少し明るめを選ぶのが失敗しないコツです。
特に古い照明器具は、光が拡散しにくい場合もあるので、ルーメン値はしっかりと確認しましょう。
ポイント3: 光の色「色温度(K)」
光の色合いを決定するのが、色温度(ケルビン:K)です。
ケルビン値が低いほど赤みが増し、高いほど青みが増します。
部屋の雰囲気や用途に合わせて選びましょう。
- 電球色(約3,000K):オレンジがかった温かい光。リラックスしたい寝室や、食事が美味しく見えるダイニングに最適。
- 昼白色(約5,000K):太陽の光に近い自然な色。リビングや洗面所など、日常的に使う場所に適しており、見えやすい色。
- 昼光色(約6,500K):青みがかった白い光。集中力を高めたい勉強部屋や書斎、細かい作業をする場所に最適。
この3つのポイントをしっかり押さえておけば、電球選びで迷うことはなくなりますよ!
電球の口金サイズ(E26・E17)の見分け方と重要性
先ほど、電球の選び方で口金サイズが最も重要だとお伝えしましたが、この項目では、特に日本で主流のE26とE17の口金サイズに焦点を当て、その具体的な見分け方と、間違えた時の影響について詳しく掘り下げます。
これが分かれば、店頭で迷うことなく正しい電球を選べるようになりますよ。
E26とE17を間違えてしまうとどうなる?
E26とE17は直径が9mmも違うため、間違えて購入すると、物理的に取り付けられません。
E26の照明器具(ソケットが大きい)にE17の電球(口金が小さい)を差し込もうとしても、ブカブカで接触せず、点灯しません。
逆に、E17の照明器具(ソケットが小さい)にE26の電球(口金が大きい)は、そもそも入りません。
「後で口金変換アダプタを使えばいいや」と思うかもしれませんが、アダプタを使用すると電球の長さや重さが増し、照明器具によってはバランスを崩したり、シェードに接触したりする可能性が出てきます。
そのため、最初から正しい口金サイズを選ぶことが、最も安全で確実な方法です。
切れた電球本体で口金サイズを見分ける方法
一番簡単な方法は、切れた電球の口金部分(ネジになっている金属部分)に記載されている刻印を確認することです。
多くの電球は、この部分に「E26」や「E17」といった規格名が刻印されています。
しかし、長期間使用していると刻印が薄れて見えなくなることもあります。
その場合は、定規やメジャーで口金の直径を測るのが確実です。
| 規格 | 直径の目安 | 身近なものとの比較 |
| E26 | 約26mm(2.6cm) | ペットボトルや缶コーヒーの口(飲み口)くらいの太さ |
| E17 | 約17mm(1.7cm) | 親指の付け根くらいの太さ、または単3電池より少し太い程度 |
店頭でメジャーがなくても、この身近なものとの比較を覚えておくと、箱のサイズ表示を見る時にイメージが湧きやすくなります。
照明器具の場所による口金サイズの傾向
一般的な傾向として、設置場所によって使われている口金サイズが異なります。
- E26が多い場所:リビングのメイン照明、和室のペンダントライト、玄関の外灯、スタンドライトなど、広い範囲を明るく照らす必要のある場所。
- E17が多い場所:ダウンライト(天井に埋め込まれた小型照明)、シャンデリア、洗面所の鏡の上、小型のテーブルランプなど、比較的小さな照明器具や、多数の電球を使う器具。
ご自宅の電球がE26かE17か迷った場合は、「照明器具の大きさ」を一つの目安にしてみてください。
大型の照明器具にはE26、小型の照明器具にはE17が使われている可能性が高いです。
念のため、スマホで照明器具の写真を撮ってお店に持っていくと、さらに安心ですね。
LED電球と従来の電球、どちらを選ぶべき?
現在、市場に出回っている電球のほとんどはLED電球です。
従来の電球、特に白熱電球は、環境への配慮や省エネの観点から生産が終了・縮小しており、徐々に店頭から姿を消しています。
しかし、「昔ながらの白熱電球の温かい光が好き」という方もいるでしょう。
ここでは、LED電球と従来の電球(白熱電球・蛍光灯型電球)のメリット・デメリットを比較し、今、あなたがどちらを選ぶべきかを解説します。
LED電球のメリットとデメリット
LED電球は、まさに今の時代のスタンダードです。 その最大のメリットは、以下の3点に集約されます。
- 圧倒的な長寿命:白熱電球の約40倍(約40,000時間)の寿命があり、交換の手間がほとんどかかりません。
- 省エネ性:消費電力が白熱電球の約1/5~1/10と非常に少なく、電気代を大幅に節約できます。
- 発熱が少ない:電球自体が熱くなりにくいため、夏場でも部屋の温度が上がりにくく、火傷の心配も少ないです。
一方、デメリットとしては、「初期費用がやや高い」ことや、「光の広がり方にクセがある」ことが挙げられます。
昔のLED電球は光が直下に集中するものが多かったため、部屋全体を均一に照らすのが苦手でしたが、最近の製品は広配光タイプが増え、このデメリットは解消されつつあります。
また、白熱電球のような「フィラメント(細い線)の光」の温かみを求める方には、LEDフィラメント電球という、見た目も光り方も白熱電球にそっくりな製品も登場しています。
LEDフィラメント電球の見た目を一度検索して見てみるのも面白いですよ。
従来の電球(白熱・蛍光灯型)を選ぶべきケース
白熱電球は基本的にLED電球への置き換えが進んでいますが、それでも白熱電球を選ばざるを得ないケースがいくつか存在します。
- 調光器対応の照明器具:古い調光器(明るさを調節するスイッチ)の多くは、LED電球に対応していません。無理に使うとちらついたり故障の原因になるため、「調光器対応」と明記されたLED電球を探すか、従来の白熱電球を使う必要があります。
- 特殊な照明器具:電球を密閉する形になっている照明器具(密閉型器具)や、断熱材施工ダウンライト(SB、SGI、SG形表示)にLED電球を使用する場合、「密閉型器具対応」「断熱材施工器具対応」と明記されたLED電球でなければ、故障や寿命の短縮につながります。
- 色味へのこだわり:特に飲食店やアートギャラリーなど、光の色味(演色性)にこだわる場所では、白熱電球ならではの暖色系の光を好む場合があります。
蛍光灯型電球(電球型蛍光ランプ)は、LED電球の登場でその役目を終えつつありますが、古い照明器具でまだ使われていることがあります。
蛍光灯型電球は、スイッチを入れてから明るくなるまでに時間がかかるという欠点があるため、今はLED電球に交換するのがおすすめです。
トータルで見ると、ほとんどの場合でLED電球を選ぶのが正解であり、LED電球で代替品がないかを探すのが現在の電球選びの基本となります。
通販サイト(Amazon・楽天)で電球を買うメリット・デメリット
電球は実店舗で買うもの、というイメージがあるかもしれませんが、最近は通販サイト、特にAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングで電球を購入する方が増えています。
また、中古品や掘り出し物を探すならメルカリといったフリマアプリも選択肢に入ります。
モモストアが、通販サイトでの電球購入のメリットとデメリット、そして賢い利用法をお教えします。
通販サイトでの購入のメリット
通販サイトで電球を買う最大のメリットは、「品揃えの桁違いの多さ」と「価格競争による安さ」です。
メリット1:特殊な電球が確実に見つかる
実店舗ではまず見かけない、特殊な形状の電球、海外メーカーのスマート電球、特殊な口金サイズの電球など、ニッチな商品も簡単に見つけることができます。
もし、ご自宅の電球がE12などのマイナーな規格だったり、シャンデリア用のクリプトン球だったりした場合は、まず通販サイトで検索してみるのが確実です。
メリット2:価格を比較しやすい
複数のメーカーや販売店の価格を一瞬で比較できるため、最も安い商品を見つけることができます。
特に、電球を複数個まとめ買いする場合、送料を含めても実店舗より安くなるケースが多いです。 メリット3:レビューを参考にできる
実際に購入した人の「明るさの感想」「色味の評価」「寿命の長さ」といった生の声(レビュー)を参考にできるため、「買って失敗した!」というリスクを減らすことができます。
特に、明るさや色温度は人によって感じ方が違うため、レビューの平均的な評価は非常に参考になります。
通販サイトでの購入のデメリットと注意点
便利な通販サイトにも、注意すべきデメリットがあります。
- 実物を見られない:これが最大のデメリットです。パッケージ写真とレビューだけでは、実際の光の色味や明るさがイメージと違うことがあります。特に、電球色を選ぶ際は、自分の好みの色温度(K)を把握しておくことが重要です。
- 届くまでに時間がかかる:「今すぐ必要!」という緊急時には向いていません。配送に数日かかるため、急な球切れには実店舗の利用をおすすめします。
- 模倣品や粗悪品のリスク:特に海外のノーブランド品や、極端に安い商品には、記載されているルーメン値や寿命が信用できないものも存在します。信頼できるメーカーや、レビュー評価の高い商品を選ぶようにしましょう。
フリマアプリのメルカリなどで中古の未使用品や、生産終了した電球を探すのも一つの手ですが、その場合は「動作保証」や「返品の可否」をしっかり確認し、出品者とのやり取りを丁寧に行うことが大切です。
いらなくなった古い電球の正しい捨て方・処分方法
新しい電球を買って交換したら、次に悩むのが「古い電球の捨て方」ですよね。
電球は種類によって捨て方が異なり、燃えないゴミとして捨てていいものと、分別が必要なものがあります。
間違った捨て方をすると、ごみ収集車や処理施設で問題を引き起こす可能性もあるため、正しい分別方法をモモストアが解説します。
LED電球、白熱電球、電球型蛍光灯の分別方法
電球の処分方法は、自治体によって細かく異なりますが、一般的な分類は以下の通りです。
| 電球の種類 | 一般的な分別区分 | 主な注意点 |
| LED電球 | 燃えないゴミ(不燃ゴミ) | 割れないように紙などに包み、「キケン」と明記する |
| 白熱電球 | 燃えないゴミ(不燃ゴミ) | 割れないように紙などに包み、「キケン」と明記する |
| 電球型蛍光灯 | 資源ゴミ、または有害ゴミ | 水銀が含まれているため、絶対に燃えないゴミに入れない |
電球型蛍光灯の捨て方の重要性
最も注意が必要なのが、「電球型蛍光灯」です。
これは、蛍光灯と同じく微量の水銀が含まれており、これを通常の燃えないゴミとして捨ててしまうと、処理過程で水銀が飛散し、環境汚染につながる可能性があります。
電球型蛍光灯は、「蛍光管」や「有害ゴミ」として分別回収されます。
回収場所は、役所や公民館、地域によってはスーパーや家電量販店の回収ボックスに設置されていることが多いです。
自治体のホームページで「蛍光灯の捨て方」を確認し、指定の場所に出すようにしましょう。
割れてしまった蛍光灯は、さらに注意が必要です。
ガラス片を厚手の紙などに包み、「割れた蛍光灯」と明記した上で、自治体の指示に従って処分してください。
お住まいの自治体の電球型蛍光灯の正しい捨て方を調べるのが確実です。
割れた電球の安全な処分方法
LED電球や白熱電球を捨てる際、割れていないものはそのまま紙などに包んで出せば問題ありませんが、もし割れてしまった場合は、回収作業員の方が怪我をしないように、細心の注意を払う必要があります。
- 厚手の紙や布で包む:割れた破片が飛び散らないように、新聞紙や厚紙でしっかりと包みます。
- 袋に入れる:ビニール袋に入れ、口をしっかり縛ります。
- 「キケン」と明記する:外側から見てすぐにわかるように、油性ペンなどで「ワレモノ」「キケン」と大きく書いておきましょう。
正しい分別と安全な出し方を心がけることで、環境への負荷を減らし、誰もが気持ちよくゴミを処分できるようになりますね。

