赤福餅はどこで買える？ 販売場所からオンライン、催事情報を徹底解説！

こんにちは、モモストアです！

日本人なら誰もが一度は食べたいと思う、あの伊勢名物「赤福餅」。あんことお餅の絶妙なバランスがたまりませんよね。ですが、いざ食べたいと思っても、「どこに売っているんだろう？」「自分の住んでいる地域で買えるのかな？」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか？

実は赤福餅、その美味しさを保つために、販売エリアが限られているんです。そのため、旅行に行った時や催事のタイミングでないと、なかなか手に入らない「幻の和菓子」のように感じている方もいるかもしれません。

この記事では、「赤福が買いたい！」というあなたの願いを叶えるために、常設店舗からオンライン、期間限定の催事や、知る人ぞ知る裏技まで、すべての購入ルートを徹底的に調査し、詳しく解説していきますね。

赤福餅はどこで買える？基本的な販売エリアと常設店舗

「赤福餅」は、その製造工程や品質管理へのこだわりから、日持ちが短いという特徴があります。そのため、販売エリアが限定されているのが大きなポイントなんです。主に常設で販売されているのは、三重県伊勢市を中心とした以下の地域にある百貨店やサービスエリア、駅の売店などになります。

主な常設販売エリア（原則）

• 三重県：伊勢の本店・支店、百貨店、主要駅、サービスエリア
• 愛知県：名古屋市内の主要百貨店、主要駅、サービスエリア
• 大阪府：大阪市内の主要百貨店、主要駅
• 兵庫県：一部百貨店
• 京都府：一部百貨店
• 奈良県、滋賀県、岐阜県：百貨店、サービスエリア、鉄道売店など

このように、東海・近畿地方が中心となっていることがわかりますね。特に、赤福餅の故郷である三重県の伊勢地方や、愛知県の名古屋、大阪府の梅田・難波エリアなどでは、比較的常設店舗が多く、手に入れやすい状況です。

関東や九州、北海道など、これらのエリア外にお住まいの方は、「なかなか買えないな…」と諦めてしまうかもしれませんが、ご安心ください！常設店舗以外にも、後ほど詳しくご紹介する「期間限定の宅配」や「催事販売」といった購入ルートも用意されているんです。

まずは、ご自身の現在地や旅行先がこのエリア内にあるかを確認して、もし近隣であれば、赤福の公式サイト「店舗のご案内」で具体的な店舗情報をチェックしてみてください。季節や店舗の状況によって、取り扱いがない場合もあるので、訪問前に確認するのがおすすめです。

特に伊勢にある赤福本店は、早朝から営業しており、参拝客で賑わいます。本店周辺のおかげ横丁も含め、ここでは赤福餅をその場で食べることもできるので、旅行の計画を立てる際にはぜひ組み込みたいスポットですよ。

ちなみに、販売場所には大きく分けて「直営店（本店など）」「百貨店・デパート」「交通機関（駅・SA・空港）」の3種類があります。それぞれ品揃えや営業時間が異なるため、ご自身の目的に合わせて選びましょう。たとえば、急いでいるなら駅の売店、確実に手に入れたいなら百貨店の和菓子コーナーなどがおすすめです。

また、赤福餅は冬期期間中（概ね10月中旬～5月中旬頃）に限り、消費期限が「製造日を含めて3日間」となりますが、それ以外の期間は「製造日を含めて2日間」となるため、購入する際は必ず期限を確認するようにしてくださいね。

【主要都市別】赤福餅が買えるデパート・百貨店をチェック！

広域な販売エリアの中でも、赤福餅を最も手に入れやすい場所の一つが、主要都市のデパートや百貨店の地下にある食料品売り場（デパ地下）です。

これらの店舗では、定番の折箱はもちろんのこと、場合によっては「白餅黒餅」のようなちょっと珍しい商品も取り扱っていることがあります。お土産として持ち帰るだけでなく、ご自宅用に購入する方も多いので、週末は特に売り切れに注意が必要ですよ。

デパートでの購入のメリット

• 交通の便が良い場所にあることが多い。
• 他の有名和菓子と一緒に購入できる。
• 雨の日など、天候に左右されずに購入できる。
• デパートのポイントカードなどが利用できる場合がある。

ここでは、特に販売店舗が多い「名古屋エリア」と「大阪エリア」に分けて、具体的な取扱店舗をご紹介します。ただし、店舗の入れ替わりや休業などもあるため、念のためお出かけ前に公式情報をご確認くださいね。

名古屋エリアの主要取扱店舗

愛知県の名古屋は、三重県に次いで赤福餅の取り扱いが非常に充実している地域です。名古屋駅周辺や栄エリアのデパートには、ほとんどの場合、常設の赤福売場があります。

特にターミナル駅直結の百貨店は、出張帰りやお土産を探すのに最適です。

店舗名（一例）	所在地（目安）	備考
ジェイアール名古屋タカシマヤ	名古屋駅直結	地下1階の和菓子コーナーなど。品揃えが豊富です。
松坂屋名古屋店	栄駅・矢場町駅近く	本館地下1階の食品フロア。
名鉄百貨店本店	名鉄名古屋駅直結	地下1階に和菓子売場があります。
名古屋三越栄店	栄駅直結	こちらも安定して取り扱いがあります。

名古屋駅周辺だけでも複数の選択肢があるため、売り切れていても他店をチェックすることができます。ただし、新幹線の始発・終着が多い時間帯や、お盆・年末年始などの繁忙期は、午前中のうちに完売してしまうことも珍しくありません。確実に手に入れたいなら、午前中の早い時間帯を狙うのが鉄則です。

また、名古屋エリアでは、朔日餅（ついたちもち）の予約販売を実施している店舗もあります。朔日餅は非常に人気が高く、予約開始と同時にすぐに埋まってしまうので、情報公開を見逃さないようにしましょう。

デパートの赤福売場では、赤福餅の折箱（8個入、12個入、20個入）の他に、夏期限定の「赤福氷」や冬期限定の「赤福ぜんざい」の引換券や、五十鈴茶屋のお菓子が並ぶこともありますよ。

大阪エリアの主要取扱店舗

関西地方の玄関口である大阪でも、主要なデパートや百貨店で赤福餅を購入することができます。特に梅田や難波といったターミナル駅周辺に店舗が集中しています。

店舗名（一例）	所在地（目安）	備考
阪急うめだ本店	梅田駅直結	地下1階の和菓子売り場。
阪神梅田本店	梅田駅直結	地下1階の食品フロア、和菓子コーナー。
高島屋大阪店	難波駅直結	地下1階に赤福売場があります。
近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店	天王寺駅・大阪阿部野橋駅直結	こちらも安定して取り扱いがあります。

大阪エリアも名古屋と同様に、朔日餅の予約販売に対応している店舗が多いため、伊勢まで行けない方にとっては非常にありがたい購入ルートです。百貨店によっては、早朝から整理券を配布する場合もあるので、予約のルールを事前に確認しておくと安心です。

また、大阪駅直結の商業施設や、新大阪駅などの大きな駅のキオスクでも取り扱いがある場合がありますが、在庫は変動しやすいです。確実に購入したい場合は、デパートの常設売場を優先することをおすすめします。デパートのスタッフさんに声をかければ、その日の在庫状況や、翌日の入荷時間などを教えてもらえることもありますよ！

百貨店やデパートでは、贈答品としての需要も高いため、包装や熨斗（のし）のサービスも充実しています。遠方の方へのお土産や、お世話になった方への手土産として購入する際には、ぜひ活用してみてくださいね。

実は遠方でも買える！冬期限定の「宅配サービス」を徹底解説

「近くに常設店舗がない…」「デパートの催事にもなかなか行けない…」と嘆いている、東海・近畿エリア外にお住まいの方に朗報です！

赤福餅には、伊勢の工場から直接ご自宅まで届けてもらえる「冬期限定の宅配サービス」があるのをご存知でしょうか？これは、長距離の配送でも品質を保てる冬の時期（概ね10月中旬～5月中旬頃）限定の、赤福ファンにとって夢のようなサービスなんです。

冬期限定宅配サービスの基本情報

• 実施期間：毎年10月中旬～5月中旬頃まで
• 注文方法：電話、または一部地域ではオンライン（赤福公式通販とは別ルートの場合あり）
• 配送エリア：全国（一部離島除く）
• メリット：自宅にいながらにして、出来立てに近い赤福餅が手に入る。

なぜ冬期限定なのかというと、赤福餅は添加物などを極力使わず作られているため、温度変化に非常に敏感で、夏場などの高温多湿な時期は長距離輸送に向かないからです。だからこそ、この寒い時期だけの貴重なチャンスを見逃してはいけません。

宅配サービス利用時の詳細と注意点

宅配サービスを利用する際、特に重要なのが「消費期限」です。工場から出荷されてご自宅に届くまでに約1日かかるため、お手元に届いた時点で消費期限が残り1日（製造日を含めて3日間のうち）となっていることが多いです。

そのため、一度に大量に注文しすぎると、食べきれずに残ってしまう可能性があります。ご家族やご友人などと一緒に食べる分量を考えて注文しましょう。また、配達希望日を指定できることが多いので、確実に受け取れる日を選ぶことも大切です。

項目	詳細（目安）	留意点
対象商品	折箱（サイズによる）が中心	朔日餅は原則対象外です。
注文受付	専用フリーダイヤルが設けられることが多い	受付開始・終了時期が毎年異なるため、公式サイトをチェックしましょう。
送料	配送エリアや注文数によって異なる	基本的にクール便（冷蔵）ではなく、常温便での配送となります。

この宅配サービスを利用すれば、普段赤福餅が買えない東京や北海道などでも、季節限定で本場の味を楽しむことができるのです。もしあなたが遠方にお住まいで、「今すぐ赤福が食べたい！」と思っているなら、まずは今年の宅配サービスの受付期間を赤福の公式サイトのFAQで確認してみるのが最善策ですよ。

ちなみに、この宅配サービスは、お歳暮やお中元といった贈答品としての利用も非常に多いです。美味しい赤福餅を、日頃お世話になっている方へのお礼として贈るのも素敵ですね。その際は、先方に消費期限が短いことを伝えておくと親切です。

赤福オンラインショップの魅力！購入できる商品ラインナップと送料

赤福餅を年中安定して購入したいなら、公式のオンラインショップは外せません。ただし、オンラインショップといっても、実は赤福餅（折箱）の取り扱いは「冬期限定の宅配サービス」が中心で、その他の商品は通年購入できることが多い、という少し特殊な事情があります。

赤福餅のオンライン販売は、品質保持のため非常に慎重に行われていることがわかりますね。では、公式オンラインショップではどんな商品が買えて、利用する際の送料や注意点は何があるのでしょうか？

オンラインで買える定番・限定商品一覧

赤福のオンラインショップでは、赤福餅本体だけでなく、赤福餅を手がける「五十鈴茶屋」の和洋菓子や、赤福にまつわる商品など、バラエティ豊かなラインナップが楽しめます。

オンラインショップの主な取扱商品

• 赤福餅：（主に冬期限定の宅配予約として受付）
• 白餅黒餅：白いお餅と黒糖風味のあんこのお餅の詰合せ。通常、店舗でも販売エリアが限られています。
• 五十鈴茶屋のお菓子：季節の和菓子（栗どらやき、燦マロン餅など）や、定番の焼き菓子など。
• お茶・詰合せ：赤福ほうじ茶ティーバッグ、赤福とほうじ茶詰合せなど。
• 季節限定商品：夏期限定の「赤福水ようかん」（土産用）や、冬期限定の「赤福ぜんざい」（土産用）など。

特に「白餅黒餅」は、通常の赤福餅とはまた違った美味しさがあり、ファンが多い商品です。オンラインで手軽に購入できるのは嬉しいポイントですね。五十鈴茶屋のお菓子は、日持ちするものが多いので、贈答品としても選びやすいですよ。

商品カテゴリ	特徴	購入時期
赤福餅（折箱）	定番商品。日持ちが短い	冬期期間のみ（宅配サービス）
白餅黒餅	白と黒の2種セット	通年（在庫状況による）
赤福ぜんざい（土産用）	レトルトで楽しめるぜんざい	冬期限定販売
赤福水ようかん（土産用）	夏にぴったりのさっぱりした水ようかん	夏期限定販売

季節限定の商品をチェックすることで、一年を通じて赤福の味覚を楽しむことができます。オンラインショップの更新情報は、赤福オンラインショップのトップページでこまめに確認するのがおすすめです。

オンラインショップ利用時の注意点と送料

オンラインショップを利用する際には、以下の点に注意しましょう。

オンライン購入の重要チェックポイント

• 送料：配送地域によって送料が異なります。また、クール便が必要な商品と常温便で送れる商品が混在する場合、送料が加算されることがあります。
• 消費期限：赤福餅本体を宅配で注文する際は、先述の通り日持ちが短いことを承知の上で、到着日に受け取り、すぐに食べきれるように計画しましょう。
• 在庫：特に人気のある季節限定商品（例えば栗どらやきなど）は、販売開始と同時に売り切れてしまうことがあります。

送料については、地域ごとの詳細な料金表がオンラインショップに掲載されています。まとめ買いや、他の商品と組み合わせて購入することで、送料を抑える工夫もできますよ。

また、オンラインショップでは、贈答用の進物包装や熨斗（のし）にも対応してくれます。遠方のご家族やご友人へのお土産として贈るには、オンラインショップは最も便利で確実な手段と言えるでしょう。ただし、赤福餅本体は消費期限が短いため、贈る相手に事前に連絡を入れておくのがマナーです。

特に年末年始や連休前などは、注文が集中し、発送までに時間がかかることがあります。お急ぎの場合は、余裕をもって注文するか、他の購入ルート（店舗や催事）を検討することも大切です。

駅や空港、サービスエリア（SA）で見つける裏技と販売エリア

旅行中や出張中にふと赤福餅が食べたくなった時、頼りになるのが駅の売店や主要なサービスエリア、空港の土産物店です。これらの場所は、広域の販売エリアの中でも、特に多くの人が移動するハブとなるため、在庫を豊富に用意していることが多いんです。

ただし、ここにも販売エリアの制限があるため、東海道新幹線が通る主要駅や、伊勢神宮へのアクセスルート上にあるSAが主なターゲットになります。

交通機関における赤福餅の販売状況

主要な購入スポット（交通機関）

• 主要駅：名古屋駅、大阪駅、京都駅、新大阪駅などのターミナル駅にあるキヨスクや土産物売場。
• サービスエリア（SA）：東名阪自動車道や新名神高速道路沿いのSA。特に「EXPASA御在所（上り線）」には、赤福茶屋も併設されているため確実です。
• 空港：中部国際空港（セントレア）、関西国際空港など、東海・近畿地方の主要空港の土産物エリア。

特にSAは、車での移動が多い方にとっては非常に便利な購入ルートです。EXPASA御在所上り線には、赤福餅だけでなく、朔日餅の予約販売も行われることがあるなど、伊勢の次に赤福の取り扱いが充実しているスポットと言えます。長距離ドライブの休憩がてら、赤福餅を購入できるのは嬉しいですね。

駅での購入は、新幹線の発車時間ギリギリでも手に入れられるのが大きなメリットです。ただし、早朝や夜遅い時間帯には売り切れていることが多いので、夕方までには購入しておくのがおすすめです。

場所	販売傾向	在庫確保のコツ
主要駅売店（キヨスク等）	折箱（小サイズ）が中心	午前中～昼過ぎを狙う
サービスエリア（SA）	折箱、一部の限定品もあり	大型連休中は早めに立ち寄る
主要空港土産物店	お土産需要が高いため品揃え豊富	出発ロビー階の店舗をチェック

また、新幹線に乗る前に購入したい場合、新幹線の改札内にある売店を探すのも裏技の一つです。改札の外にある店舗より、競争率が低い場合がありますよ。旅行や出張でこれらの地域を訪れた際は、ぜひ帰りの電車に乗る前にチェックリストに入れておきましょう。

一つ注意点として、新幹線で東京方面へ向かう場合、途中の駅で赤福餅が買えるのは名古屋駅までと考えておいた方が安全です。東京駅などで常設販売は原則行われていませんので、「買って帰りたい」場合は必ず販売エリア内で購入を済ませるようにしてくださいね。

要チェック！「期間限定の催事販売」の情報を逃さないコツ

常設店舗がない関東や九州、東北などの遠方にお住まいの方にとって、最大のチャンスとなるのが、全国各地のデパートや百貨店で開催される「期間限定の催事販売」です。

これは、「全国うまいもの大会」や「三重県の物産展」といったイベントの一環として、赤福餅が数日間限定で販売される貴重な機会を指します。開催される頻度は多くありませんが、開催されると知れば多くのファンが詰めかける一大イベントとなります。

催事情報をキャッチするための３つの方法

「よし、次の催事を狙おう！」と思っても、いつどこで開催されるかの情報をどうやって知るかが重要ですよね。情報を逃さないための確実な方法は以下の３つです。

催事情報を手に入れる確実な方法

1. 赤福公式サイトの「期間限定 出店情報」をチェックする：最も確実な情報源です。毎月、翌月の出店予定が更新されることが多いので、定期的に確認しましょう。
2. 主要百貨店の物産展情報をチェックする：地元の百貨店（三越、伊勢丹、大丸、高島屋など）の公式サイトやチラシで、「全国うまいもの展」などの情報をチェックします。
3. 赤福の公式SNS（Instagramなど）をフォローする：InstagramやX（旧Twitter）では、リアルタイムな情報や、突発的な販売情報が流れることがあります。

特に催事では、赤福餅本体だけでなく、「白餅黒餅」や「五十鈴茶屋」の和洋菓子など、普段なかなかお目にかかれない商品が一緒に並ぶこともあります。例えば、過去には東京駅の東京ギフトパレットで期間限定販売が行われた際、定番の赤福餅に加えて五十鈴茶屋の季節商品も登場し、大きな話題となりました。

催事販売は、毎日数量限定で販売されるのが一般的です。開店前から行列ができることも多く、特に土日は早めの時間に行かないと、お昼過ぎには売り切れてしまう可能性が高いです。

催事販売を狙う時のポイント

ポイント	アクション	理由
開店前の行列に並ぶ	土日祝は特に必須	確実な購入には開店直後が勝負です。
複数サイズを検討	小さな折箱から売り切れることがある	確実性を重視するなら、少し大きめも検討を。
最終日を避ける	最終日は混雑しやすく、品薄になりやすい	催事期間の初日や平日を狙いましょう。

これらの催事情報は、遠方にお住まいの方にとっての唯一の対面購入チャンスといっても過言ではありません。お近くで開催される情報を見つけたら、予定を調整してぜひ足を運んでみてください。最新の催事情報は、赤福の期間限定出店情報ページを参考にしてみてくださいね。

幻の「朔日餅（ついたちもち）」の購入方法と月替わりの種類

赤福餅のファンなら、その存在を知らない人はいないであろう「朔日餅（ついたちもち）」。これは、毎月1日（正月を除く）に、その月だけの特別な種類のお餅が販売されるという、伊勢の伝統文化に根ざした非常に貴重な商品です。

朔日餅は、伊勢神宮に毎月1日にお参りする「朔日参り」のお客様をお迎えするために作られたもので、消費期限も当日限りという徹底ぶり。まさに「幻」と呼ぶにふさわしいお餅です。

朔日餅の予約・購入方法を徹底解説

朔日餅は、通常の赤福餅と購入方法が大きく異なり、基本的には「予約」が必要となります。購入ルートは主に以下の4通りです。

朔日餅の主な購入ルート

• 赤福本店早朝販売（予約不要）：本店に早朝から並び、整理券（時間指定券）をもらって購入します。非常に混雑し、早朝から長時間並ぶ覚悟が必要です。
• 伊勢お渡し会場予約販売（オンライン/電話予約）：事前にオンラインまたは電話で予約し、指定された伊勢のお渡し会場（本店ではない）で当日受け取ります。
• 百貨店・御在所SAでの予約販売：愛知・大阪・三重などにある一部の百貨店や御在所SAで予約し、当日に店頭で受け取ります。

特に百貨店での予約販売は、伊勢まで行けない方にとって最も現実的な購入方法です。しかし、販売月の前月10日など、予約開始日が決まっており、人気が高いため予約開始と同時にすぐに予定数に達してしまうことが多いです。

予約の競争率は非常に高いですが、チャレンジする価値は十分にあります。百貨店での予約方法は「ご来店（店頭予約）」が基本となるため、店頭で直接予約を申し込む必要があります。詳細な予約期間や方法については、赤福の朔日餅ご購入・ご予約方法ページで確認しましょう。

朔日餅の月替わりラインナップと魅力

朔日餅の最大の魅力は、その季節感を映した月替わりのラインナップです。毎月異なる素材や製法で作られるお餅は、日本の美しい四季を感じさせてくれます。

月	朔日餅の種類（一例）	特徴
2月	立春大吉餅	立春を祝う、縁起の良いお餅。
4月	さくら餅	桜の葉で包まれた春らしいお餅。
7月	笹わらび餅	笹の葉に包まれた、夏に涼しいわらび餅。
10月	栗餅	栗の風味豊かなあんこを使った秋の味覚。
12月	雪餅	白いお餅で雪景色を表現した冬のお餅。

このように、朔日餅はその月だけの特別な味わいなので、毎月楽しみにしているファンが多いのも納得できますね。もしあなたが旅行などで伊勢を訪れる機会があれば、ぜひ「朔日参り」の文化に触れ、朔日餅を味わってみてください。ただし、1月はお正月のため朔日餅の販売はありませんのでご注意を。

朔日餅を無事にゲットできた時の喜びはひとしおです！その日のうちにいただくという、昔ながらの「一期一会」の贅沢な体験を、ぜひ味わってみてくださいね。

伊勢神宮参拝の記念に！本店・おかげ横丁での特別な楽しみ方

赤福餅の最高の購入体験は、やはりその発祥の地である三重県伊勢市で味わうことではないでしょうか。

伊勢神宮の内宮前にある「おかげ横丁」の一角にたたずむ「赤福本店」は、なんと江戸時代から300年以上にわたり、伊勢参りの人々を迎え入れてきた歴史あるお店です。ここでは、ただ赤福餅をお土産として買うだけでなく、本店ならではの特別な体験が待っているんです。

本店・支店での特別なイートインメニュー

本店や主要な支店には、「赤福茶屋」が併設されています。ここでのお楽しみは、なんといってもできたての赤福餅を、香ばしいお茶と一緒にその場でいただくことです。

本店・茶屋で味わいたいメニュー

• 赤福餅（お召し上がり）：お餅3個と番茶のセット（または抹茶セット）。その場で食べる赤福は、持ち帰り用とは一味違う、ふっくらとしたお餅の食感が楽しめます。
• 夏期限定「赤福氷（あかふくごおり）」：宇治金時のかき氷の中に、お餅とこしあんが隠されています。夏の伊勢参りの名物です。
• 冬期限定「赤福ぜんざい」：香ばしく焼いたお餅が入った、体を温めてくれるぜんざい。

特に夏場の「赤福氷」は、行列ができるほどの人気です。伊勢神宮参拝後の休憩に、この冷たい和風スイーツをいただくと、旅の疲れが吹き飛びますよ。本店は、五十鈴川を眺めながらお餅をいただける席もあり、風情ある景色とともに最高のひとときを過ごせます。

本店での購入の裏技

本店は朝早くから営業しており、伊勢神宮の開門時間と同じ、朝5時（季節による変動あり）頃から開店しています。これは、早朝にお参りする「朔日参り」の文化があるからです。この早朝の時間帯は、比較的空いていることもあり、ゆっくりと赤福餅を購入できるチャンスでもあります。

また、本店から徒歩圏内にある「おかげ横丁」にも赤福の支店や五十鈴茶屋があり、こちらでも赤福餅を購入したり、季節のお菓子を楽しむことができます。おかげ横丁自体が、昔ながらの街並みが再現された魅力的な観光地ですので、散策がてらお土産を選ぶのも楽しいですよ。

伊勢への旅行を計画する際は、ぜひ赤福本店の営業時間とアクセスを事前にチェックして、旅の最高の思い出として赤福餅を味わってみてくださいね。

赤福餅の値段はいくら？サイズ別の価格と消費期限の豆知識

赤福餅を購入する際、気になるのが「価格」と「日持ち」ですよね。特にお土産として購入する場合は、相手に合わせたサイズ選びや、消費期限を考慮した日程調整が大切になってきます。

ここでは、赤福餅の一般的な折箱の価格と、間違いやすい消費期限について詳しく解説します。価格はすべて税込表示で、記事作成時の情報となります。

赤福餅のサイズ別価格一覧

赤福餅の定番は、お餅をへらですくって折箱に詰めた「折箱（おりばこ）」です。家族構成や渡す相手の人数に合わせて、以下の3つのサイズから選ぶことができます。

赤福餅（折箱）価格表

サイズ	個数	価格（税込）	目安人数
小箱	8個入	900円	1～2人
中箱	12個入	1,300円	3～4人
大箱	20個入	2,200円	5人以上

また、本店などの茶屋で食べる「お召し上がり」の赤福餅（お餅3個と番茶のセット）は、通常400円前後で提供されています。他にも、銘々箱（1箱400円）など、手軽に購入できるサイズもありますよ。

価格は比較的リーズナブルで、歴史と品質を考えると非常にお得感があります。お土産としても、あまり気負わせることなく渡せる価格帯ですね。

間違えやすい！消費期限の豆知識

赤福餅は、先述の通り保存料を使用していないため、非常に日持ちが短いのが特徴です。ここが、赤福餅を購入する上で最も注意すべき点です。

赤福餅の消費期限

• 冬期期間（概ね10月中旬～5月中旬）：製造日を含む3日間
• 上記以外の期間（夏期期間）：製造日を含む2日間

つまり、夏場に購入した場合は、翌日までには食べきらないといけないということになります。特に遠方へのお土産として持ち帰る場合は、この消費期限をしっかりと考慮し、購入日を逆算してスケジュールを組むことが非常に重要です。

「買って帰ったらもう期限ギリギリだった！」とならないように、購入したらすぐに帰宅し、できるだけ早いうちに美味しくいただくのが一番です。また、人にあげる際も「日持ちが短いからすぐに食べてね」と一言添えるのが親切ですね。

ちなみに、赤福餅は冷蔵庫に入れると、お餅が硬くなって風味が損なわれてしまうため、基本的に常温保存が推奨されています。詳しくは次のH2で解説しますが、冷蔵庫保存は避けましょう。

自宅で楽しむ！赤福餅を美味しく保存・アレンジする裏ワザ

念願の赤福餅を手に入れたら、最後の一口まで美味しくいただきたいですよね。しかし、日持ちが短いのが悩みどころ。ここでは、赤福餅を最も美味しく保つための保存方法と、万が一食べきれない場合の「裏ワザ」的なアレンジ方法をご紹介します。

赤福餅の「正しい」保存方法

赤福餅の公式サイトでも推奨されている通り、赤福餅は「常温」での保存が基本です。

常温保存のポイント

• 冷蔵庫はNG：冷蔵庫に入れると、お餅が水分を失い、硬くパサついてしまいます。風味も落ちてしまうので、絶対に避けましょう。
• 涼しい場所で：直射日光や高温多湿を避け、できるだけ涼しい場所（冬場であれば玄関先など）で保存してください。
• 開封後も注意：開封後は、箱をきちんと閉め、消費期限にかかわらず、その日のうちに食べきるのが理想です。

「でも、どうしても食べきれない！」という場合は、実は「冷凍保存」という最終手段があります。これはあくまで「自己責任の裏ワザ」ですが、試す価値はあります。

冷凍保存の裏ワザと解凍方法

赤福餅をひとつずつラップでぴったりと包み、さらに密閉できる袋に入れて冷凍庫へ入れます。こうすることで、乾燥を防ぎ、約1週間程度は保存が可能になると言われています。

食べる際は、自然解凍するのがポイントです。冷蔵庫には入れず、常温で数時間かけてゆっくりと解凍しましょう。解凍後に少しお餅が硬く感じるかもしれませんが、常温に戻すことで、元の食感に近づきますよ。

赤福餅の簡単アレンジレシピ

消費期限が迫っているけど、そのまま食べるのはちょっと飽きた…という時に試してほしい、赤福餅を使った簡単アレンジをいくつかご紹介します。

赤福餅アレンジレシピ3選

1. 赤福トースト：食パンの上に赤福餅を数個乗せ、トースターで軽く焼きます。あんこが溶け、お餅がカリッとした食感になり、和風スイーツトーストの完成です。バターを少し塗ると塩気が加わり、さらに美味しくなります。
2. 赤福ミルクぜんざい風：牛乳（または豆乳）を温め、赤福餅を溶かし入れます。溶け残ったお餅の食感も楽しめて、洋風ぜんざいとして楽しめます。お好みでシナモンパウダーを振っても美味しいです。
3. 赤福アイス添え：バニラアイスや抹茶アイスに、細かく刻んだ赤福餅をトッピングします。お餅の冷たい食感がアイスと相性抜群で、赤福氷風のデザートになります。

どのレシピも手間いらずで、赤福餅のあんこの風味を活かしながら最後まで楽しめます。特に冷凍保存したものや、期限が近いものを消費する際には、ぜひ試してみてくださいね。

赤福が買えない地域でも諦めない！類似商品や代替スイーツ紹介

「どうしても赤福餅が買えない地域に住んでいる」「催事のタイミングを逃してしまった」という方でも、赤福餅に似た味わいを楽しめる和菓子はたくさんあります。

伊勢地方には、赤福餅と並んで愛される歴史あるお餅スイーツが存在します。また、全国的に見ても、あんことお餅の組み合わせは定番中の定番です。ここでは、赤福餅の代替品としておすすめできる和菓子をご紹介します。

伊勢・三重地方のライバル！？「へんば餅」「御福餅」

赤福餅の地元である伊勢・三重地方には、他にも有名なお餅のお菓子があります。

• へんば餅：伊勢の伝統的なお餅で、こしあんを包んだお餅を両面焼いています。香ばしい焼き目が特徴で、赤福餅とはまた違った美味しさがあります。
• 御福餅（おふくもち）：赤福本店からほど近い場所にある「御福餅本家」が販売しているお餅です。あんこの波の形が赤福餅と似ていますが、あんこの甘さや食感に違いがあり、こちらも根強いファンがいます。

これらのお餅も、日持ちは短めですが、伊勢方面へ旅行に行った際には、赤福餅と一緒に食べ比べをしてみるのも楽しいですよ。

全国のおすすめ「あんこ餅」スイーツ

全国各地のデパートの和菓子コーナーや、オンラインショップを探せば、赤福餅の代わりになり得るあんこ餅スイーツが見つかります。

商品名（一例）	地域	特徴
出陣餅	新潟県	きな粉と黒蜜をかけて食べるタイプ。餅の食感が特徴。
生もみじ	広島県	もみじ饅頭ですが、モチモチとした食感で、和菓子好きに人気。
きびだんご	岡山県	あんこ餅とは異なりますが、モチモチとした食感のお菓子として人気。

これらの商品は、比較的日持ちが長く、オンラインや地元のデパートでも手に入りやすいことが多いです。赤福餅が買えない時でも、これらの和菓子で「あんこ餅が食べたい」という気持ちを満たすことができますよ。

また、自分で作ったお餅をこしあんで包む、という「自家製赤福風」に挑戦してみるのも面白いかもしれません。こしあんは、スーパーの製菓コーナーなどで手軽に購入できます。和菓子作りにチャレンジして、赤福餅を待つ間の楽しみを見つけるのもおすすめです。

赤福餅に関するQ&A！みんなが知りたい疑問を解消

最後に、赤福餅の購入や利用に関して、読者の皆さんが抱きがちな、よくある疑問（Q&A）をまとめて解消していきますね。

Q1：赤福餅は東京や福岡などの大都市で常設販売されていますか？

A：原則として常設販売はありません。
赤福餅は、品質管理上の理由から、三重県、愛知県、大阪府を中心とした東海・近畿地方内での販売が基本となっています。そのため、東京、横浜、仙台、福岡といった主要都市のデパートや駅で、年間を通じていつでも買える常設の店舗は原則ありません。

これらの地域で手に入れるには、以下のルートに限られます。

• 期間限定の催事販売（物産展など）
• 冬期期間の宅配サービス（オンライン/電話注文）

最新の催事情報は、必ず公式サイトの「期間限定 出店情報」をチェックしましょう。

Q2：赤福餅を日持ちさせるために冷蔵庫に入れても大丈夫ですか？

A：いいえ、冷蔵庫に入れるのは避けてください。
赤福餅は、冷蔵庫に入れるとお餅が硬くなり、食感が大きく損なわれてしまいます。品質保持のためにも、常温保存が推奨されています。

冬期期間は製造日を含めて3日間、夏期期間は2日間と日持ちが短いですが、購入後はできるだけ早く、常温で美味しくいただくのが一番です。どうしても食べきれない場合は、「冷凍保存の裏ワザ」（H2-10参照）を試してみてください。

Q3：赤福餅はAmazonや楽天市場で公式に購入できますか？

A：公式のオンラインショップはありますが、Amazonや楽天市場などのECモールでの公式販売は行われていません。
赤福餅は、自社の公式オンラインショップを通して販売されています。冬期期間には、そのオンラインショップを通じて「宅配サービス」の予約・注文が行えることがあります。Amazonや楽天市場などで見かける赤福餅は、転売品である可能性が高いため、品質や消費期限の観点から、公式の販売ルート（店舗、宅配、催事）を利用することを強くおすすめします。

ただし、楽天市場やYahoo!ショッピングでは、赤福餅以外の関連商品（五十鈴茶屋のお菓子など）が販売されている場合があります。

Q4：赤福の「白餅黒餅」はどこで買えますか？

A：「白餅黒餅」は、一部の直営店と、オンラインショップ、催事会場での販売が中心です。
通常の赤福餅よりも販売店舗が限られている、少し珍しい商品です。特に赤福オンラインショップでは比較的安定して販売されていることが多いので、オンラインでの購入を検討するのがおすすめです。また、白餅黒餅の公式情報も併せて確認してみると良いでしょう。

Q5：朔日餅（ついたちもち）は予約なしでも買えますか？

A：赤福本店での早朝販売のみ、予約不要で購入可能です。
朔日餅は非常に人気が高いため、百貨店や伊勢のお渡し会場での受け取りは、基本的に事前予約が必要です。しかし、赤福本店では、毎月1日の早朝（お正月を除く）に、整理券（時間指定券）を配布し、予約なしで購入できるルートが設けられています。ただし、非常に早くから並ぶ必要があるため、覚悟を決めて臨んでくださいね。