貼る眼帯はどこに売ってる?主要な販売店と種類・選び方を徹底解説!

貼る眼帯はどこに売ってる?主要な販売店と種類・選び方を徹底解説!

目が疲れたり、怪我をしてしまったり、あるいは斜視や弱視の訓練で必要になった時、
貼る眼帯って、いざとなったらどこに売っているんだろう?
と、意外と販売場所がわからなくて困ってしまうことがありますよね。

普通のガーゼと包帯で済ませることもできますが、貼る眼帯は手軽で衛生的、そして何よりフィット感が抜群なので、一枚持っておくと非常に便利です。
この記事では、貼る眼帯が買えるお店を徹底的にリサーチし、ドラッグストアや100円ショップの在庫状況、さらには用途に合わせた選び方まで、モモストアが詳しく解説していきます!

この記事を読めば、もう「どこで買えるの?」と迷うことはなくなりますよ!

・貼る眼帯が売っている場所はここ!主な購入先リスト
・【ドラッグストア編】マツキヨ・スギ薬局・ウエルシアなどの在庫状況を調査
・【薬局・調剤薬局編】医療用と一般用アイパッチの違いと購入ルート
・【バラエティショップ編】ロフトや東急ハンズでの取り扱いの有無
・【100円ショップ編】ダイソー・セリアで手に入る?品質はどうなの?
  1. 貼る眼帯が売っている場所はここ!主な購入先リスト
    1. 最も確実に手に入るのは「ドラッグストア」と「オンラインストア」
    2. 意外な穴場は「医療品専門店」や「介護用品コーナー」
  2. 【ドラッグストア編】マツキヨ・スギ薬局・ウエルシアなどの在庫状況を調査
    1. 大人用の保護眼帯は「常備薬」の感覚で置かれている
    2. 小児用(訓練用)アイパッチは在庫が少ないことも
  3. 【薬局・調剤薬局編】医療用と一般用アイパッチの違いと購入ルート
    1. 医療用眼帯と市販の貼る眼帯の決定的な違い
    2. 専門的なアイパッチは「取り寄せ」になることも
  4. 【バラエティショップ編】ロフトや東急ハンズでの取り扱いの有無
    1. 「トラベル・美容コーナー」で発見できるかも
    2. 小児用アイパッチはほとんど取り扱いがない
  5. 【100円ショップ編】ダイソー・セリアで手に入る?品質はどうなの?
    1. ダイソー・セリアでの取り扱いは「簡易的な保護用」のみ
    2. 医療目的での使用は避けるべき理由
  6. 【コンビニ・スーパー編】急な時にも便利?セブン・ローソン・イオンの状況
    1. コンビニの取り扱いは「絶望的」に近い
    2. スーパーマーケット(イオン・イトーヨーカドー)の状況
  7. オンラインストアでの購入が断然おすすめな理由とメリット
    1. オンラインが最強である3つの理由
    2. メルカリやフリマアプリの利用は慎重に
  8. 貼る眼帯の選び方!用途(大人用・子供用)と素材で変わるポイント
    1. 選び方1:用途による違い(保護用 vs 訓練用)
      1. 保護用(大人用)
      2. 訓練用(小児用アイパッチ)
    2. 選び方2:素材による違い(不織布 vs 紙 vs ハイドロコロイド)
  9. 貼る眼帯を使う目的は?斜視・弱視訓練用と眼科治療保護用の違い
    1. 目的1:小児の斜視・弱視訓練(アイパッチ)
      1. 弱視・斜視とは?
      2. 訓練用アイパッチに求められる機能
    2. 目的2:眼科治療後の保護や応急処置
      1. 保護用眼帯の具体的な使用シーン
  10. 【メーカー別】おすすめの貼る眼帯ラインナップとその特徴
    1. 川本産業:バランスの取れた定番ラインナップ
      1. おすすめ商品:カブキブタ アイパッチ(訓練用)
      2. おすすめ商品:貼る眼帯(大人用)
    2. ニチバン:肌に優しい粘着技術が光る
      1. おすすめ商品:アイパッチ A-1・A-2(大人用・子供用)
    3. 近江兄弟社(メンターム):特殊な目的に対応
      1. おすすめ商品:メンターム アイパッチ(一般用)
  11. 貼る眼帯を使う際の注意点と正しい貼り方
    1. 貼る眼帯を使う際の3つの注意点
    2. 正しい貼り方で遮光性とフィット感を確保
      1. ステップ1:準備
      2. ステップ2:優しく固定
      3. ステップ3:顔の形に沿わせる
  12. 貼る眼帯に関するギモンQ&A(サイズ、価格、代用品など)
    1. Q1:大人用と子供用のサイズはどれくらい違いますか?
    2. Q2:貼る眼帯の価格帯はどれくらいですか?
    3. Q3:貼る眼帯を貼ったままお風呂に入れますか?
  13. 貼る眼帯の代替品になるアイテムは?緊急時の対処法
    1. 代替品1:大きめの低刺激性絆創膏+ガーゼ
    2. 代替品2:医療用テープ+清潔な布(または眼帯)
    3. 代替品3:アイマスクは応急処置にはならない
  14. 貼る眼帯を使いこなすためのヒントと保管方法
    1. 訓練用アイパッチの剥がし跡をきれいに取る工夫
    2. 保管は「高温多湿」と「直射日光」を避けて
  15. 【おまけ】貼る眼帯をより快適に使うための豆知識
    1. 豆知識1:訓練用アイパッチにカバーを使う
    2. 豆知識2:剥がれやすい時は「スキンプレップ」を使う

貼る眼帯が売っている場所はここ!主な購入先リスト

momo-store.jp

「貼る眼帯」と一口に言っても、実はその用途や種類によって、取り扱っているお店が少しずつ異なります。
特に、大人用の目の保護を目的としたものと、小児の斜視・弱視訓練を目的とした「アイパッチ」と呼ばれるものは、販売ルートが分かれていることがあるので注意が必要です。

まず、貼る眼帯が購入できる主な場所を、確実に手に入る順にリストアップしてみました。

購入先の種類 取り扱い商品の傾向 確実性
ドラッグストア(マツモトキヨシ、ウエルシア、スギ薬局など) 目の保護・傷治療用の大人向けが中心。一部店舗で小児用アイパッチ。 非常に高い
オンラインストア(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング) 全種類(大人用、小児用、複数メーカー)が豊富。特に訓練用は充実。 非常に高い
調剤薬局・病院内の売店 医療用や専門的な保護用品。小児科眼科の近くでは訓練用も。 高い(専門性が高い)
バラエティショップ(東急ハンズ、ロフトなど) 大人用保護タイプ。おしゃれなデザインや大容量タイプも稀に。 中程度(店舗による)
100円ショップ(ダイソー、セリア) 大人用保護タイプ(簡易的なもの)。在庫は不安定。 低い(簡易品のみ)
スーパー・コンビニ ほぼ取り扱いなし。ごく稀に絆創膏コーナーの片隅に大人用簡易品。 非常に低い

最も確実に手に入るのは「ドラッグストア」と「オンラインストア」

急いでいるなら、やはり最寄りのドラッグストアに駆け込むのが一番手っ取り早いでしょう。
特に大きなチェーン店であれば、衛生用品コーナーや絆創膏・ガーゼの近くに、大抵の商品が置いてあります。

しかし、お子さんの斜視・弱視訓練用のアイパッチなど、特定のサイズやキャラクターデザインを探している場合は、実店舗よりもオンラインストアが圧倒的に有利になります。オンラインなら、複数メーカーの製品を比較検討しながら、必要な枚数を確実に購入できますからね。

たとえば、カブキブタの可愛いデザインのアイパッチは、Amazonや楽天で探すのが賢明です。まずは、ご自身の用途と緊急度に合わせて、最適な購入先を見極めることが大切ですよ。

意外な穴場は「医療品専門店」や「介護用品コーナー」

通常のドラッグストアで見つからなかった場合、ちょっと視点を変えてみるのも手です。
例えば、「医療用品」や「介護用品」を専門に扱っているお店や、大型ドラッグストアの広い介護用品コーナーを覗いてみてください。
高齢者の方の保護用や、デリケートな肌に対応した医療グレードの貼る眼帯が見つかることがあります。

これらの製品は、肌への刺激が少ない粘着剤が使われていたり、通気性が高い素材が採用されていたりと、品質にこだわったものが多いのが特徴です。特に、長時間使用する場合や、肌が弱い方は、このような専門的な場所を探してみると良い発見があるかもしれません。
ただし、取り扱い店舗は限られているため、事前に電話で確認するか、Googleで近くの医療用品専門店を検索してみるのが確実です。

【ドラッグストア編】マツキヨ・スギ薬局・ウエルシアなどの在庫状況を調査

私たちの生活に最も身近な存在であるドラッグストアは、貼る眼帯のメインの販売チャネルです。
しかし、「全ての店舗に全種類が置いてある」わけではないのが実情です。ここからは、主要なドラッグストアチェーンの傾向を見ていきましょう。

ドラッグストア名 取り扱い傾向 探すポイント
マツモトキヨシ(マツキヨ) 大人用保護眼帯(川本産業、ニチバンなど)はほぼ確実。プライベートブランド(PB)がある場合も。 絆創膏、ガーゼ、包帯、湿布薬などが集まった衛生用品コーナー。
ウエルシア薬局 介護用品や衛生用品が充実しており、大人用はもちろん、小児用アイパッチ(訓練用)の取り扱いが多い傾向。 薬局スペースに近い、衛生用品棚の上段。
スギ薬局 大人用が中心。小児用は店舗規模によるが、取り扱いがあればレジ前の特設コーナーの場合も。 目薬、コンタクトケア用品の近く。
ココカラファイン 大人用、またはキャラクターとのコラボ品を限定的に取り扱っていることがある。 救急箱・救急セットの周辺。

大人用の保護眼帯は「常備薬」の感覚で置かれている

ドラッグストアで見かける貼る眼帯の多くは、目を怪我した時や、炎症がある時の保護を目的とした「一般医療機器」に分類されるものです。

これは、絆創膏やガーゼと同じく「家庭の常備薬・救急用品」という位置づけで、ほぼ全ての店舗で在庫が確認できます。例えば、川本産業の「貼る眼帯」やニチバンの「アイパッチA-1」といった定番商品は、棚の定位置に必ずあると思って良いでしょう。

ただし、ここで重要なのは、大人用と子供用(特に訓練用)は別物として扱われることが多いという点です。訓練用のアイパッチは、斜視・弱視治療という専門的な目的があるため、一般的な衛生用品とは別の棚に置かれているか、そもそも大型店舗でしか扱っていないことがあります。

小児用(訓練用)アイパッチは在庫が少ないことも

お子様の斜視や弱視の訓練で使用する「アイパッチ」は、色や柄、サイズ展開が豊富ですが、ドラッグストアでは全ての種類を揃えきれていないことが多いです。
特に、人気キャラクターがプリントされたり、肌に優しい特殊な素材が使われたりしている高機能なものは、回転率が低いためか、一時的に品切れになっていることも珍しくありません

もし特定のメーカーやサイズを探している場合は、訪問する前に、そのドラッグストアの公式オンラインストアで在庫を確認するか、Google検索で「ドラッグストア 貼る眼帯 在庫」と検索して、リアルタイムの情報をチェックするのがおすすめです。

【薬局・調剤薬局編】医療用と一般用アイパッチの違いと購入ルート

病院に併設されている調剤薬局や、街中の小さな薬局は、貼る眼帯を探す上で非常に重要な場所になります。
特に、医師の指示で貼る眼帯が必要になった場合、こちらで購入するのが一番スムーズです。

医療用眼帯と市販の貼る眼帯の決定的な違い

「医療用」と「市販」の貼る眼帯には、主に以下の点で違いがあります。

  • 医療用眼帯:主に病院内で使用されるか、医師の指示に基づき調剤薬局で提供されます。非常に高い品質基準が求められ、特に手術後の保護や、重度の皮膚アレルギーを持つ患者さん向けに、デリケートな肌に特化した粘着剤が使われていることが多いです。
  • 市販の貼る眼帯:ドラッグストアなどで一般に販売されており、軽度の目の保護や家庭での救急処置に使用されます。手軽に入手できる分、医療用に比べて粘着力や通気性、肌への優しさが劣る場合もあります。

もし、お子様の弱視訓練用で「○○眼科で使用しているものと同じものが欲しい」という場合は、必ず調剤薬局に相談することをおすすめします。
調剤薬局であれば、病院から出た処方箋や指示書に基づき、医療用の規格品を取り寄せたり、在庫している可能性が高いからです。

専門的なアイパッチは「取り寄せ」になることも

調剤薬局といえども、特殊なサイズや、アレルギー対応のアイパッチは、常に在庫しているわけではありません。
特に、斜視・弱視訓練用のアイパッチは、毎日貼り替える消耗品であるため、数カ月分まとめて購入することが一般的ですが、その場合は事前に薬局に電話をして、「○○社の△△という商品を取り寄せられますか?」と確認を取ると確実です。

取り寄せには数日かかることがありますが、確実に必要なもの、特に肌トラブルを避けたいデリケートな製品は、専門家のいる薬局で購入するのが最も安心できる方法です。

また、眼科で勧められた製品名を覚えておくと、調剤薬局での相談がスムーズになります。具体的な商品名が分からなくても、「子供の弱視訓練用で、肌に優しいタイプが欲しい」と伝えれば、薬剤師さんが適切な商品を見つけてくれますよ。

【バラエティショップ編】ロフトや東急ハンズでの取り扱いの有無

ドラッグストアや薬局の「いかにも医療品」という棚ではなく、もう少し「便利グッズ」や「アイデア商品」が並ぶバラエティショップでは、貼る眼帯はどうなのでしょうか。
代表的なお店であるロフトや東急ハンズの傾向をチェックしてみましょう。

「トラベル・美容コーナー」で発見できるかも

ロフトや東急ハンズ(ハンズ)のようなバラエティショップでは、貼る眼帯は「トラベルグッズ」や「健康・美容コーナー」に陳列されていることが多いです。
その理由は、単に目を保護するだけでなく、「アイマスクの代わり」や「旅行中の簡易的なケア用品」といった、ライフスタイル用品としての側面も持つからです。

ここで見つかる貼る眼帯の傾向としては、

  • 大容量・個包装タイプ:旅行や出張時に便利な、衛生的な個包装タイプ。
  • デザイン性のあるもの:目を隠すだけでなく、見た目にも配慮したシンプルな白以外のカラー(肌色に近いものなど)。
  • 特殊機能付き:温熱シートや冷却機能がプラスされた、リフレッシュ用品に近い商品。

など、「日常の不便を解消するグッズ」としてのラインナップが中心になります。純粋な医療目的のものは少ないため、緊急性がない場合や、より快適に使用したい場合に探してみるのがおすすめです。

小児用アイパッチはほとんど取り扱いがない

残念ながら、小児の斜視・弱視訓練用のアイパッチは、バラエティショップではほとんど取り扱いがありません。
これは、訓練用アイパッチが特定の医療目的を持った「高度管理医療機器」に準ずる扱いとなるため、専門的な流通ルートや販売許可が必要になるケースが多いためです。

もし東急ハンズなどで探す際は、健康グッズやリラックス用品のコーナーを念入りにチェックしてみてください。
目薬やアイケア用品の近くに置かれていることが多いですが、もし見当たらなければ、店員さんに「貼るタイプの眼帯を探しているのですが」と具体的に尋ねるのが一番早く確実です。

ただし、バラエティショップは地域や店舗の規模によって品揃えが大きく異なりますので、お出かけの際は、「東急ハンズ 貼る眼帯 在庫」などと検索して、確認してから行くことを推奨します。

【100円ショップ編】ダイソー・セリアで手に入る?品質はどうなの?

「とりあえず一時的に目を保護したい」「コストを抑えたい」という時、最初に頭に浮かぶのが100円ショップではないでしょうか。
ダイソーやセリアでは、本当に貼る眼帯が手に入るのか、そしてその品質は医療品と比べてどうなのか、詳しく見ていきましょう。

ダイソー・セリアでの取り扱いは「簡易的な保護用」のみ

結論から言うと、一部の大型店舗や衛生用品に力を入れている店舗では、貼るタイプの眼帯が販売されていることがあります。

しかし、そこで手に入るのは、以下のような特徴を持つ「簡易的な保護用」がほとんどです。

  • 大人用サイズのみ:子供用、特に訓練用のサイズ展開はほぼ見られません。
  • 枚数が少ない:少量のパックで販売されていることが多いです。
  • 粘着剤が強力でない:肌への負担を考慮してか、医療品グレードに比べると粘着力が弱い場合があります。

100円ショップで見つかる眼帯は、あくまで「応急処置」や「一時的な目の保護」を目的としたものと理解しておきましょう。例えば、軽い目にゴミが入った時や、一時的に眼帯が必要になった時に使うには十分ですが、長時間の使用や、斜視・弱視の訓練などの医療目的には適していません

医療目的での使用は避けるべき理由

小児の斜視・弱視訓練用(アイパッチ)は、遮光性、通気性、そして何よりも肌への優しさが非常に重要です。
訓練は毎日、長時間にわたって行う必要があるため、粘着剤が肌に合わずにかぶれてしまうと、訓練自体を中断せざるを得なくなります。

100円ショップの製品は、コストを抑えるために、医療用品メーカーの専門的な技術が使われていない可能性が高く、以下のリスクが考えられます。

  1. 肌トラブルのリスク:デリケートな目の周りの皮膚が赤くなったり、かぶれたりする可能性がある。
  2. 遮光性の不足:光が漏れてしまうと、弱視訓練の効果が薄れてしまう。
  3. 耐久性の問題:汗や湿気ですぐに剥がれてしまうことがある。

大切な目に関わることですから、医療目的や、毎日・長時間使用する場合は、必ずドラッグストアやオンラインで、信頼できるメーカーの製品を選ぶようにしてください

【コンビニ・スーパー編】急な時にも便利?セブン・ローソン・イオンの状況

出先で急に眼帯が必要になった場合、真っ先に駆け込めるのがコンビニや、食料品の買い物ついでに寄れるスーパーです。
これらの場所で貼る眼帯は手に入るのでしょうか?

コンビニの取り扱いは「絶望的」に近い

セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどの主要なコンビニチェーンでは、残念ながら貼る眼帯の取り扱いはほぼありません

コンビニで販売されている衛生用品は、絆創膏(カットバン)、消毒液、マスク、ウェットティッシュなど、ごく一般的な応急処置用品に絞られています。
理由としては、陳列スペースが限られていることと、貼る眼帯の需要が非常に低いことが挙げられます。

もし、どうしてもコンビニで代用したい場合は、「大きめの絆創膏」と「ガーゼ」を組み合わせて代用するしかありませんが、これはあくまで緊急避難的な方法です。遮光性やフィット感は期待できません。

スーパーマーケット(イオン・イトーヨーカドー)の状況

一方、イオンやイトーヨーカドーといった大型スーパーマーケットの場合は、状況が異なります。
これらのスーパーには、日用品や医薬品を取り扱う独立したコーナーやテナント(ドラッグストア)が併設されていることが多いからです。

スーパー内の医薬品・衛生用品コーナーであれば、

  • 大人用の保護眼帯(川本産業など)
  • 簡易的な救急セット

が見つかる可能性は高いです。ただし、これもドラッグストアと同様に、小児の訓練用アイパッチの取り扱いは期待できません

もしスーパー内で探す場合は、食料品売り場ではなく、必ず「薬や日用品、化粧品が置いてあるエリア」を目指して探してみてください。また、併設されているドラッグストアの営業時間も確認しておくと安心です。

店舗タイプ 取り扱い確度 主な用途
コンビニエンスストア ほぼ無し 緊急時の簡易代用品の調達(絆創膏など)
食品中心のスーパー 低い
大型スーパー(ドラッグストア併設) 高い 大人用の保護、簡易的な応急処置

オンラインストアでの購入が断然おすすめな理由とメリット

貼る眼帯を探しているモモストアのおすすめは、やはりオンラインストアでの購入です。
緊急時でなければ、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトを利用するメリットは計り知れません。

オンラインが最強である3つの理由

なぜオンラインでの購入がおすすめなのか、その具体的な理由を挙げてみましょう。

  1. 圧倒的な品揃えと在庫の安定性
    実店舗ではスペースの都合上、特定のメーカーやサイズしか置けません。しかし、オンラインでは川本産業、ニチバン、近江兄弟社などの主要メーカーから、海外製の特殊なものまで、大人用・子供用問わず、あらゆる種類を比較検討できます。特に小児の訓練用アイパッチは、柄違いやサイズ違いをまとめて購入できるため、訓練を継続する上で非常に便利です。
  2. 価格比較と最安値での購入
    実店舗では定価販売が基本ですが、オンラインでは価格競争が激しいため、同じ商品でも店舗によって価格が異なります。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングを横断的に比較することで、少しでも安いお店を見つけ出すことが可能です。また、大容量パックを購入することで、さらに単価を抑えることもできます。
  3. ユーザーレビューを参考にできる
    貼る眼帯は「肌に合うか」「遮光性はどうか」「剥がれにくいか」といった、実際に使ってみないと分からない要素が重要です。
    オンラインストアでは、実際に使用した他のユーザーのレビューを参考にできるため、「この商品は肌が弱い子でも大丈夫だった」「遮光性が高い」といった生の声を知ることができます。これは、特に初めて訓練用アイパッチを購入する際に非常に役立ちます。

メルカリやフリマアプリの利用は慎重に

オンラインの購入先として、メルカリやラクマなどのフリマアプリも選択肢に入ってくるかもしれませんが、貼る眼帯のような衛生用品の購入は、極めて慎重になるべきです。

未開封とはいえ、一度人手に渡ったものは保管状況が不明確であり、湿気や熱で粘着剤が劣化している可能性があります。
特に、肌に直接触れる医療用品、衛生用品については、正規の販売店やメーカーから直接購入するのが鉄則です。価格の安さだけで判断せず、安全性を最優先してくださいね。

貼る眼帯の選び方!用途(大人用・子供用)と素材で変わるポイント

貼る眼帯は種類が多く、「どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いはずです。
選び方を間違えると、訓練の効果が薄れたり、肌トラブルの原因になったりするので、用途と素材に注目して選ぶことが大切です。

選び方1:用途による違い(保護用 vs 訓練用)

まず、貼る眼帯を「何のために使うのか」を明確にしましょう。

保護用(大人用)

目的:怪我や手術後の目を外部の刺激(光、風、ゴミなど)から守る。
選ぶポイント:

  • サイズ:大人の目のカーブにしっかりフィットし、光を漏らさないサイズ。
  • 通気性:長時間貼ってもムレにくい素材であること。(特に夏場)
  • 粘着力:多少汗をかいても剥がれにくい、適度な粘着力。

この目的であれば、ドラッグストアで手に入る川本産業やニチバンの大人用貼る眼帯で十分に対応できます。

訓練用(小児用アイパッチ)

目的:斜視や弱視の治療として、視力の良い方の目を意図的に遮蔽し、弱い方の目を強制的に使わせる(訓練)ため。
選ぶポイント:

  • 遮光性光を完全に遮断できる素材であること。少しでも光が漏れると訓練効果が激減します。
  • 肌への優しさ:毎日何時間も貼り続けるため、低刺激性のアクリル系粘着剤が使われているか。
  • デザイン:子供が嫌がらずに貼れるように、キャラクターデザインやカラフルなものを選ぶ。(これも訓練継続の重要な要素です!)

訓練用は、医療機器に近い専門的な製品なので、購入はオンラインストアか調剤薬局、または眼科の指導に従って選びましょう。

選び方2:素材による違い(不織布 vs 紙 vs ハイドロコロイド)

眼帯の素材によって、使用感や肌への優しさが大きく変わります。

素材 特徴 メリット デメリット
不織布(一般的な眼帯) 柔軟性があり、目のカーブにフィットしやすい。 通気性が良くムレにくい。比較的安価。 遮光性が若干劣るものもある。
紙・パルプ(訓練用の一部) 通気性が非常に良い。肌に優しい。 非常に軽量で肌への負担が少ない。 水に弱く、汗でヨレやすい。遮光性が製品によってバラつきがある。
ハイドロコロイド(特殊な製品) 湿潤環境を作り、傷の治癒を促す。 傷口の保護・治癒に特化。剥がす時の痛みが少ない。 高価。粘着力が強すぎる場合がある。

肌が弱い方は、特に粘着剤が肌に優しい「アクリル系」と表記されている製品を選ぶのがポイントです。また、訓練用であれば「通気性がありながら遮光性が高い」という相反する機能を両立させている専門メーカーの製品を選ぶのが最善です。

貼る眼帯を使う目的は?斜視・弱視訓練用と眼科治療保護用の違い

貼る眼帯は、見た目は同じように見えても、使われる目的によって求められる機能が全く異なります。
この違いを理解することは、正しい製品を選び、最大の効果を得るために非常に重要です。

目的1:小児の斜視・弱視訓練(アイパッチ)

この目的で使用される貼る眼帯は、単なる目の保護具ではなく、「治療器具」としての役割を果たします。

弱視・斜視とは?

弱視とは、メガネやコンタクトレンズをしても視力が十分に出ない状態で、子供の目の発達期に、片方の目を十分に使う機会がないために起こります。
訓練用アイパッチは、視力の良い方の目を数時間~終日遮蔽することで、弱い方の目を使わざるを得ない状況を作り出し、視神経の発達を促します。

訓練用アイパッチに求められる機能

  1. 完全な遮光性:わずかな光でも、遮蔽した目を通して見ようとしてしまうため、訓練効果が薄れます。
  2. 低アレルギー性:毎日の訓練を中断しないためにも、皮膚炎やかぶれは厳禁です。
  3. フィッティング:子供が活発に動いても剥がれない、汗に強い粘着力と、顔の輪郭に合わせた形状が必要です。

このため、訓練用はキャラクターデザインが豊富で、子供が前向きに訓練に取り組めるような工夫が凝らされています。価格は保護用に比べて高めですが、子どもの将来の視力に関わるため、ケチらず高品質なものを選ぶべきです。

目的2:眼科治療後の保護や応急処置

こちらは、大人が使う貼る眼帯の主な目的です。目の病気や怪我の治療、あるいは外部刺激の遮断を目的とします。

保護用眼帯の具体的な使用シーン

  • 術後の保護:白内障などの手術後、目をこすらないように保護するため。
  • 結膜炎やものもらい:炎症を起こした目を外部の刺激(光、風、ほこり)から守る。
  • 目の充血・疲労:目を休ませるための一時的な遮光。
  • 顔面神経麻痺:まぶたが閉じられなくなった場合の乾燥を防ぐため。(この場合は特に保湿性の高い製品が推奨されます)

保護用は遮光性も重要ですが、訓練用ほど神経質になる必要はありません。それよりも、通気性が良くムレにくいこと、剥がす時に皮膚を傷めないことが重要になります。
特に術後の保護は、医師の指示に従って適切な製品を選ぶようにしてください。

【メーカー別】おすすめの貼る眼帯ラインナップとその特徴

ここでは、貼る眼帯の主要メーカーと、それぞれのおすすめ商品、特徴をご紹介します。
メーカーごとの得意分野を知っておくと、迷わず最適な商品を選べるようになりますよ。

川本産業:バランスの取れた定番ラインナップ

川本産業は、衛生用品の老舗であり、貼る眼帯の定番中の定番を提供しています。

おすすめ商品:カブキブタ アイパッチ(訓練用)

斜視・弱視訓練用のアイパッチで、様々な可愛らしいデザインが特徴です。子どもが毎日貼るのが楽しくなるよう、デザインの豊富さにこだわっています。
遮光性、通気性、低刺激性のバランスが非常に良く、多くの眼科で推奨されています。

おすすめ商品:貼る眼帯(大人用)

シンプルな大人用保護眼帯で、不織布タイプと紙テープタイプがあります。
不織布タイプは柔軟で顔にフィットしやすく、術後の保護などにも適しています。ドラッグストアで最も見かける製品の一つです。

ニチバン:肌に優しい粘着技術が光る

絆創膏「ケアリーヴ」などで知られるニチバンは、粘着技術に定評があり、肌への優しさを追求した製品が特徴です。

おすすめ商品:アイパッチ A-1・A-2(大人用・子供用)

「アイパッチA」シリーズは、目の保護を目的とした製品で、ニチバン独自の肌に優しい粘着剤を使用しています。
大人用(A-1)と小児用(A-2)があり、特に小児用は訓練用としても利用されますが、訓練専門品に比べるとデザイン性は劣ります。しかし、皮膚の弱い方からの信頼は厚いです。

近江兄弟社(メンターム):特殊な目的に対応

メンタームブランドでおなじみの近江兄弟社も、貼る眼帯を販売しています。

おすすめ商品:メンターム アイパッチ(一般用)

比較的安価で手に入りやすい一般用の貼る眼帯です。目のカーブに合わせた立体的な構造で、フィット感を重視しています。
目の疲労時や、花粉症などで目をこすりがちな時の一時的な保護に役立ちます。

これらの製品は、オンラインストア(Amazon、楽天市場で貼る眼帯を検索、Yahoo!ショッピング)であれば、ほぼ確実に見つけることができますよ。

貼る眼帯を使う際の注意点と正しい貼り方

貼る眼帯は正しく使ってこそ、その効果を最大限に発揮できます。
特に訓練用アイパッチの場合は、貼り方を間違えると訓練の意味がなくなってしまうため、注意が必要です。

貼る眼帯を使う際の3つの注意点

使用する前に、以下の3点を必ず確認してください。

  1. 肌の清潔を保つ:貼る部分に汗や皮脂、化粧品などがついていると、粘着力が弱まったり、肌トラブルの原因になります。貼る前に、石鹸などで優しく洗い、水分を拭き取って乾燥させてから貼りましょう。
  2. 使用時間に注意する:訓練用の場合は、医師や視能訓練士から指定された時間を厳守してください。指定時間よりも長く貼りすぎると、遮蔽していた目(弱い目)以外の視力に悪影響を及ぼす可能性があります。
  3. かぶれ・かゆみが出たら中止する:少しでもかゆみや赤みが出た場合は、すぐに使用を中止し、新しい製品に変えるか、医師に相談してください。肌に合わない製品を使い続けると、皮膚炎がひどくなり、その後の訓練が困難になることがあります。

正しい貼り方で遮光性とフィット感を確保

貼る眼帯を貼る際は、以下の手順で、目元を優しく保護するように貼ってください。

ステップ1:準備

目を閉じた状態で、眼帯のカーブが目の形に沿うように、上下の向きを確認します。もし左右の目に対応している製品であれば、間違えないようにしましょう。

ステップ2:優しく固定

眼帯の裏紙を剥がし、目の真ん中にパッドが来るように乗せます。この時、絶対に目を押しつけないように、優しく、力を入れずにそっと置くイメージです。

ステップ3:顔の形に沿わせる

目尻側から目頭側、あるいは上から下へと、顔の輪郭に沿ってシワが寄らないように、優しく密着させていきます。
特に鼻の付け根の部分は、光が漏れやすい場所なので、指の腹を使ってしっかりと密着させることが重要です。

剥がす時は、皮膚を引っ張らないように、端からゆっくりと、皮膚を押さえながら優しく剥がしてください。剥がし跡が残ったり、皮膚が赤くなったりする場合は、剥がす前にぬるま湯などで少し湿らせてから剥がすと、肌への負担を軽減できます。

貼る眼帯に関するギモンQ&A(サイズ、価格、代用品など)

貼る眼帯について、読者の方が抱きやすい、いくつかの疑問にQ&A形式でお答えしていきますね。

Q1:大人用と子供用のサイズはどれくらい違いますか?

A:製品によりますが、大人用は縦約5〜6cm、横約8〜9cm程度が一般的です。
対して、子供用(訓練用)は、縦約4cm、横約6〜7cmと、一回り以上小さく作られています。これは、子供の小さな顔にフィットし、剥がれにくく、また、遮蔽した目の周囲までしっかりカバーするためです。

子供用はさらに、幼児用(0〜2歳向け)と学童用(3歳以上向け)といったように、細かくサイズが分かれているメーカーもあります。お子様の顔のサイズに合わせて、最適なものを選んであげてください。

Q2:貼る眼帯の価格帯はどれくらいですか?

A:価格帯は、用途と枚数によって大きく異なります。

種類 特徴 価格目安(1枚あたり)
大人用(保護用) 不織布、簡易的な保護 約15円〜30円
訓練用(小児用) 低刺激性、完全遮光、デザイン性 約30円〜50円
特殊な医療用 滅菌済、ハイドロコロイドなど 約50円〜100円以上

訓練用は毎日使うため、大容量パックで購入すると、1枚あたりの単価が抑えられてお得になることが多いです。Amazonや楽天市場で「貼る眼帯 100枚」などで検索して、比較してみると良いでしょう。

Q3:貼る眼帯を貼ったままお風呂に入れますか?

A:基本的に、貼る眼帯を貼ったままお風呂やシャワーに入ることは推奨されません

なぜなら、ほとんどの眼帯は防水加工されておらず、水やお湯に濡れると

  1. 粘着剤が剥がれて眼帯がズレる(遮光性・保護効果の低下)
  2. 眼帯内部に水が染み込み、ムレて不衛生になる

といった問題が発生するからです。入浴時は必ず剥がし、お風呂上がりで肌が完全に乾いてから新しいものに貼り替えるようにしましょう。ただし、「水に強い」と明記されている特殊な眼帯や絆創膏の代用であれば、短時間のシャワー程度なら可能な場合もあります

貼る眼帯の代替品になるアイテムは?緊急時の対処法

急な目のトラブルで貼る眼帯が必要になったのに、すぐに手に入らないという緊急事態が発生することもあります。
そんな時のために、貼る眼帯の代わりになるアイテムと、その応急処置方法を知っておきましょう。

代替品1:大きめの低刺激性絆創膏+ガーゼ

最も手軽で、コンビニでも手に入りやすい代替品が、「大きめの絆創膏」と「滅菌ガーゼ」の組み合わせです。

応急処置の手順

  1. 滅菌ガーゼを、目の大きさに合わせて折りたたみます。(厚くしすぎないこと)
  2. 大きめの絆創膏のパッド部分(真ん中の白い部分)に、折ったガーゼを乗せます。
  3. 目の上全体を覆うようにして、絆創膏の粘着部分で顔の皮膚に固定します。

注意点:絆創膏の粘着力は皮膚には優しくないため、長時間貼るとかぶれる可能性が高いです。また、ガーゼが目に触れないように、立体感を出すことが重要です。ガーゼの代わりに、清潔なコットンやティッシュを薄くして代用することもできますが、できるだけ滅菌ガーゼを使うようにしてください。

代替品2:医療用テープ+清潔な布(または眼帯)

自宅に医療用テープ(サージカルテープ)がある場合は、それを活用するのがベストです。
医療用テープは肌への刺激が少なく、通気性にも優れているため、絆創膏よりも安心して使えます。

応急処置の手順

  1. 清潔な布(ハンカチの端など)や市販の滅菌眼帯を、目の上にそっと置きます。
  2. その上から、医療用テープを目の周りの骨格に沿って貼ることで固定します。

この方法であれば、目を完全に覆い、刺激から守ることができます。特に斜視・弱視訓練で遮光が必要な場合は、布の色を黒や濃い色にして、光が漏れないように工夫しましょう。テープは皮膚を引っ張りすぎないよう、優しく貼り付けることが大切です。

代替品3:アイマスクは応急処置にはならない

手持ちのアイマスクで代用しようと考えるかもしれませんが、アイマスクは目の周りの隙間が大きく、遮光性や保護性に欠けるため、貼る眼帯の代わりにはなりません
特に、訓練用アイパッチのような完全な遮光が必要な場合は、アイマスクでは訓練の効果が全く得られないので、避けてください。

やはり、一時的な応急処置としては、絆創膏とガーゼ、もしくは医療用テープでの固定が、手軽さと安全性から最も現実的な方法だと言えます。

貼る眼帯を使いこなすためのヒントと保管方法

貼る眼帯は、適切な方法で保管し、ちょっとした工夫をすることで、より快適に、そして最後まで無駄なく使い切ることができます。
日々の生活の中で役立つヒントをご紹介しますね。

訓練用アイパッチの剥がし跡をきれいに取る工夫

お子様の訓練で毎日アイパッチを貼っていると、目の周りに粘着剤の「剥がし跡」が残ってしまい、肌荒れの原因になることがあります。

そんな時は、粘着剤を優しく拭き取る工夫をしてみましょう。

  • ベビーオイルやワセリン:粘着跡に少量のベビーオイルやワセリンを塗り、数分置いてから優しく拭き取ると、油分が粘着剤を分解してきれいに取れます。
  • ぬるま湯で湿らせる:剥がす前に、眼帯の上からぬるま湯で湿らせたコットンなどを数分当てて、粘着剤を緩ませてから剥がすのも有効です。
  • 専用のリムーバー:医療用テープや眼帯専用の「粘着剤剥離剤(リムーバー)」もあります。肌に優しい成分でできているため、頻繁に剥がし跡が残る場合は、こういった専用製品を検討してみるのも良いでしょう。(Googleで粘着剤剥離剤を検索

無理にこすり取ると肌を傷つけることになるので、焦らず優しくケアすることが大切です。

保管は「高温多湿」と「直射日光」を避けて

貼る眼帯を保管する上で、最も注意すべきは「粘着剤の劣化」です。

粘着剤は、高温多湿の環境や直射日光に晒されると、その成分が変質し、

  1. 粘着力が弱くなる(剥がれやすくなる)
  2. 粘着力が強くなりすぎる(剥がす時に皮膚を傷める)

といったトラブルの原因になります。特に夏場の車内や、窓際、湿気の多い洗面所などでの保管は避けてください。

理想的な保管場所

  • 日光が当たらない、涼しい引き出しの中
  • 湿度の低いリビングや寝室の棚
  • 購入時の箱に入れたまま保管する(箱が湿気や光から守ってくれます)

また、訓練用アイパッチは、多めに購入して備蓄しておくことが多い製品です。使用期限が切れていないか、定期的にチェックする習慣をつけておくと安心です。

【おまけ】貼る眼帯をより快適に使うための豆知識

最後に、貼る眼帯をより快適に、ストレスなく使いこなすための、ちょっとした豆知識をモモストアからご紹介します。

豆知識1:訓練用アイパッチにカバーを使う

斜視・弱視訓練用のアイパッチを貼ると、その上からメガネをかけることが一般的です。しかし、メガネをかけることで、アイパッチのフチがメガネフレームに干渉したり、見た目を気にしたりすることがあります。

そんな時に便利なのが、「メガネ用アイパッチカバー」です。

これは、メガネのレンズ部分に直接被せて使う布やフェルト素材のカバーで、

  • 肌に直接粘着剤を貼らなくて済むので、肌荒れの心配がない
  • アイパッチを貼るのを嫌がる子供も、カバーなら受け入れやすい

といったメリットがあります。アイパッチを貼るのが苦手なお子さんには、ぜひ試していただきたいアイテムです。ただし、カバーは粘着タイプより遮光性が劣る場合があるため、必ず医師や訓練士に相談してから導入してくださいね。

豆知識2:剥がれやすい時は「スキンプレップ」を使う

夏場や運動後など、汗をかいて貼る眼帯が剥がれやすくなることがあります。

頻繁に剥がれてしまう場合は、貼る眼帯の粘着力を補助するための「スキンプレップ(皮膚保護剤)」を試してみてください。
これは、肌にバリアを作り、粘着剤との密着度を高める液体です。貼る前に、眼帯を貼る部分の皮膚に薄く塗り、乾いてから眼帯を貼ると、驚くほど剥がれにくくなります。

ドラッグストアの衛生用品コーナー、またはオンラインストアで手に入りますが、使用前には必ずパッチテストを行い、肌に合うかどうか確認してくださいね。

貼る眼帯は、目の保護や治療において、非常に重要な役割を果たすアイテムです。
この情報が、皆さんが最適な商品を見つけ、目の健康をサポートする一助となれば幸いです!

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