DEATH NOTE 13巻は売ってない？幻の公式ファンブックの入手方法と内容は？

あの伝説的な漫画『DEATH NOTE』のコミックス、なぜか「13巻だけが見つからない」「どこにも売ってない」と探している方がとても多いですよね。
本編は12巻で完結しているのに、なぜ13巻が存在するのでしょうか？
この幻の13巻の正体と、今すぐ確実に手に入れる方法を、筆者モモストアが徹底的に解説します！

デスノート13巻が「売ってない」「見つからない」と言われる本当の理由とは？

『DEATH NOTE』のファンなら誰もが一度は遭遇する疑問、それが「13巻はどこにあるの？」という問題ですよね。本編は12巻で華麗に完結しているはずなのに、なぜかナンバリングの続いている13巻が存在している。
そして、いざ書店を探しに行っても、ほとんどの場合見つけることができず、「やっぱり売ってないんだ」と諦めてしまう方が後を絶ちません。
この「売ってない」現象が起きる本当の理由は、この13巻が通常の連載コミックスではない、という点に尽きます。

13巻の正体は「設定資料集」であり「ファンブック」だった

正式名称は『DEATH NOTE 13 HOW TO READ』です。これは、本編のストーリーを追うための漫画単行本ではなく、作品の世界観、登場人物、トリック、そして作者の意図を徹底的に深掘りして解説するために作られた「公式ガイドブック」なんです。
これが通常のコミックスであれば、出版社も売れ行きに応じて継続的に増刷をかけるのが一般的ですが、資料集やファンブックは、初版や特定の期間の販売で終わってしまうことが多く、時間の経過とともに市場から姿を消していく運命にあります。

さらに、発売されたのが2006年ということもあり、すでに約20年近くが経過しています。通常の単行本ですら絶版になる可能性がある年数ですから、資料集ともなれば、新品での入手が極めて困難になるのは当然のことと言えるでしょう。
そのため、現在書店に在庫がないのは、単に品切れというよりは、事実上の「絶版状態」に近いと考えておくのが正しい見方です。
つまり、売ってないと感じるのは、あなたの探し方が悪いわけではなく、この本が持つ特殊な立ち位置と、時間の流れによるものだったんですね。

13巻の正式名称と収録内容を徹底解説！本編コミックとの決定的な違い

この幻の13巻を探す旅に出る前に、まずは13巻が具体的にどんな本で、どんな内容が詰まっているのかを知っておくことが非常に重要です。なぜなら、単なる「13巻」という認識で探すと、間違った場所を探し続けてしまう可能性があるからです。

「DEATH NOTE 13 HOW TO READ」に収録されている目玉コンテンツ

この本が多くのファンにとって「バイブル」と称されるのは、本編では決して語られなかった真実や、作者の裏話が大量に収録されているからです。
コミックスとの最大の違いは、もちろん「漫画ではない」という点ですが、それ以上に、物語の「裏側」を公式に覗ける唯一無二の資料であるという点です。

主な収録内容は、大きく分けて以下の通りです。

カテゴリー	主な収録内容	ファンの注目度
キャラクター設定	Lの本名、全キャラクターのプロフィール、命日、死亡原因の詳細	最高レベル（Lの本名公開は衝撃）
世界観解説	デスノートのルール詳細、事件簿、サブタイトルの意味、トリックの解説	高い（物語をより深く理解できる）
対談・インタビュー	大場つぐみ先生、小畑健先生の個別インタビュー、両先生の対談	非常に高い（制作秘話が満載）
その他	読切版デスノート、4コマ漫画、おまけマンガ「自由帳」など	高い（貴重な初期設定やコミカルな描写）

この中でも特に、世界中のファンが議論を交わしていた「Lの本名」が公式に明記されたのは、この13巻の最大の功績と言えるでしょう。この情報一つだけでも、探す価値は十分にあると言えますね。
このように、ただのファンブックというにはあまりにも情報量が多すぎるため、中古市場でも常に高い価値を維持しているわけです。

本編の謎を全て解決する「事件簿」や「ルール解説」の緻密さ

本編を読んでいて「あれ？この時のルールってどうなってたっけ？」とか、「あの事件の時系列がイマイチわからない」と感じたことはありませんか？
13巻では、作中で発生した「キラ事件」の全てを詳細な時系列と共に振り返る「事件簿」が収録されています。誰がいつ、どんな状況でノートを使ったのか、その裏でLや捜査本部がどのように動いていたのかが、まるで公的な記録のように整理されています。
さらに、デスノートにまつわる「ルール」についても、本編では出てこなかったであろう細かい設定や、読者が混乱しやすいポイントを丁寧に解説しています。

例えば、死神の目の取引のルール、ノートの所有権の複雑な定義など、物語の根幹に関わる部分の疑問をスッキリと解消してくれます。
作者の大場つぐみ先生の緻密な構成力が、この一冊に凝縮されていると言っても過言ではありません。物語の表舞台だけでなく、裏舞台まで全てを理解したいコアなファンにとっては、もはや必須のアイテムなんです。
これらの資料性が高いため、通常の漫画コーナーではなく、「設定資料集」「コミックガイド」の棚を探す必要がある、というのも「売ってない」と感じる原因の一つかもしれません。

13巻にだけ載っているファン必見の貴重な情報・裏設定を一部公開

「Lの本名が載っている」というのは有名ですが、実は13巻には、他にもファンなら思わず「えっ、そうだったの!?」と声を上げてしまうような、衝撃的かつ貴重な情報がぎっしり詰まっています。
これらの情報は、物語をより深く楽しむためのスパイスであり、本編を何周も読んだ読者へのご褒美のようなもの。あなたが今、13巻を探し求めているなら、これから紹介する内容を知れば、さらにモチベーションが上がるはずですよ！

Lの本名公開！そして全キャラの命日・寿命まで明らかに

最も大きな話題を呼んだのは、やはりLの本名、「L＝ローライト（L Lawliet）」が明かされたことでしょう。連載当時、Lの真の名前は絶対的な秘密とされていましたが、この資料集でついに公開されました。
さらに驚くべきことに、主要なキャラクターはもちろん、ほとんどの登場人物の命日（死亡年月日）まで詳細に記載されています。

特に注目すべきは、弥海砂（あまねミサ）の項目です。彼女は作中、死神の目の取引を2度行っており、その寿命に関する設定が非常に複雑です。
13巻の記述によると、彼女の命日は月の死亡からおよそ1年後（2月14日）とされており、これは月を失った後の自殺を示唆していると解釈されています。このように、本編ではサラッと流されてしまった後のキャラクターの運命までもが記されており、非常に重みのある情報となっています。

また、死神のリュークやレムといった存在についても、個別の能力や性格、裏設定が細かく解説されており、彼らの行動原理がより明確になります。

作者対談で明かされた「月生存ルート」の可能性と最終話の美少女の正体

大場つぐみ先生と小畑健先生の対談ページは、制作の裏側を知る上で非常に貴重です。この対談では、物語の構想段階や、連載中の苦悩、そして読者の間で長年議論されてきたいくつかの謎に公式な回答が提供されました。
例えば、「月が主人公として物語を牽引しているため、意外と緻密な計算ではなく、月を追い込んで打開策を考える、という流れでストーリーを作っていた」という告白は、ファンにとって驚きでした。あの複雑な物語が、常に先の展開を悩んで生まれたというのは、逆に先生方の天才性を感じさせますよね。

また、最終話のラストシーンに登場した、月を信じる美少女信者についても、対談で「特定の誰かではない」と明言されました。多くのファンが「ミサではないか？」と推測していましたが、この一冊で長年の謎に公式の終止符が打たれたのです。
このように、13巻は単なる資料集ではなく、作者からファンへの「公式見解」を伝えるための最終的な書物と言えるため、その価値は計り知れないものがあります。

読者の疑問を先回りして解決する情報例：
なぜライトは死神の目の取引をしなかったのか？という疑問に対しても、先生方の対談では「ライトが目の取引をしなかったのは彼のプライドと知性の表れ」であるという見解が示されています。彼は計算によってLを倒そうとし、あくまで「人間」としての能力にこだわった。もし目を手に入れていれば、彼自身の計画の緻密さが失われ、物語の魅力が半減していたかもしれませんね。

幻の13巻は現在どこで買える？販売されている可能性のある店舗を調査

「DEATH NOTE 13 HOW TO READ」が通常のコミックスとは違い、絶版に近い資料集であると分かれば、次なる課題は「じゃあ、どこに行けば買えるの？」という点です。
結論から言うと、新品を定価で手に入れるのは非常に困難です。
しかし、絶望する必要はありません。流通の仕組みを理解し、正しい場所を探せば、あなたの手元に届く可能性は十分にあります。ここでは、新品・中古を含めて探すべき場所を具体的にリストアップします。

一般書店（新刊書店）での購入の可能性は極めて低い

紀伊國屋書店や丸善ジュンク堂のような大型書店、あるいは地元の小さな書店でも、この13巻が「新刊」として棚に並んでいる可能性は、残念ながら限りなくゼロに近いです。
先述の通り、この本は増刷がほとんど行われていないため、新刊書店で残っているとすれば、それは20年近く前の在庫が奇跡的に残っていた場合だけです。

ただし、もしあなたがどうしても諦めきれないなら、大型書店の店頭ではなく、「注文」を試みる価値はあります。
書店員さんに「ジャンプコミックスの『DEATH NOTE 13 HOW TO READ』」と伝え、出版社に在庫がないか確認してもらうのです。在庫があればラッキーですし、もし出版社に在庫がなくても、書店側で全国の系列店の在庫を調べてくれるサービスがあるかもしれません。この方法は、最後の望みとして試してみる価値があるでしょう。

しかし、時間と労力を考えると、効率が良いとは言えません。
私モモストアがお勧めするのは、次にご紹介する「中古市場」を主戦場として探すことです。

最有力候補は「中古市場」！探すべき場所リスト

現在の13巻の主な流通ルートは、間違いなく中古市場です。多くの人が読み終えた本や、コレクターが手放した本が、次の持ち主を待っている場所です。

具体的に探すべき場所は、以下の4つに絞られます。

1. 大手ネット通販（Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング）：中古業者が出品していることが多い。在庫が豊富で、価格比較がしやすいのが最大のメリットです。
2. フリマ・オークションサイト（メルカリ、ヤフオク）：個人が出品するため、相場よりも安く手に入るチャンスがある反面、商品の状態確認や取引の安全性には注意が必要です。
3. 大型古本チェーン店（ブックオフなど）：価格は安い傾向にありますが、いつ入荷するか分からないため、根気が必要です。
4. 専門古書店・マンガ専門店：少し価格は高めですが、商品の状態が良いものが多く、コレクター向けの商品も見つかる可能性があります。

これらの場所を戦略的に探すことで、「売ってない」という状況を打破できます。次の見出しでは、それぞれの場所での具体的な探し方と相場について詳しく解説していきますね。

大手ネット通販（Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング）での在庫状況と相場

絶版本を探すなら、まず最初にチェックすべきはAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ネット通販サイトです。なぜなら、これらのサイトには、全国の中古書店や個人業者が多数出店しており、最も在庫が流れ込んでいる場所だからです。
足を棒にして古本屋を巡るよりも、スマートフォン一つで全国の在庫をチェックできるため、非常に効率的でおすすめです。

Amazonの価格と在庫状況：状態を選べるのが最大のメリット

Amazonでは、「DEATH NOTE 13 HOW TO READ」を検索すると、新品・中古問わず、多くの出品が見つかることが多いです。
Amazonの最大のメリットは、商品のコンディションを細かく選べる点です。

例えば、以下のような選択肢から選ぶことができます。

• 「ほぼ新品」：帯付き、日焼けなしの美品。価格は高めだが、コレクター向け。
• 「非常に良い」：多少の日焼けや使用感はあるが、読む分には問題なし。
• 「良い」：日焼けやカバーの傷みがあるが、価格は安め。

価格相場は、コンディションによって大きく変動します。

コンディション	相場の目安（定価：770円/税込）	選ぶべき人
ほぼ新品・美品	2,500円～4,000円程度	コレクションとして保管したいファン
良い・可	1,200円～2,000円程度	内容を読めればOKという方
帯付き・初版	5,000円を超える場合も	プレミア価格を気にしない熱心なコレクター

価格を比較する際は、必ず送料を含めた総額で比較するようにしましょう。出品者によって送料が異なるため、本体価格が安くても送料が高くつくケースがあるからです。

楽天市場・Yahoo!ショッピングでの探し方とコスパ比較

楽天市場やYahoo!ショッピングでも、Amazonと同様に多くの古本ショップが出店しており、在庫を探すことができます。
これらのサイトを利用する際の最大の利点は、ポイントアップキャンペーンやセールを狙えることです。

特に楽天やAmazonは、ポイント還元やクーポン利用を考えれば、結果的に最もコスパが良いと言えます。

例えば、楽天市場では「お買い物マラソン」や「楽天スーパーセール」の時期に購入することで、通常よりも多くの楽天ポイントを獲得できます。また、Yahoo!ショッピングもPayPayポイント還元率が高い日を狙えば、実質的な購入費用を抑えることが可能です。
そのため、急ぎでない場合は、これらのセールのタイミングを待って購入することをおすすめします。

また、これらのモール型ECサイトでは、出品している古本屋のレビューを確認できるのも安心材料です。評価の高い信頼できるショップから購入すれば、商品の状態に関するトラブルを最小限に抑えることができますね。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングは中古本の流通が非常に活発なため、こまめにチェックし、通知設定を利用すれば、状態の良いものを相場価格で見つけられる可能性が非常に高いです。

古本屋・リサイクルショップ（ブックオフなど）での取り扱いの有無

ネット通販は便利ですが、やはり本は実際に手に取って状態を確認したい、という方も多いですよね。また、思わぬ場所で掘り出し物を見つける「宝探し」のような体験も古本屋の醍醐味です。
では、ブックオフなどの大型リサイクルショップや古本屋では、デスノート13巻は売っているのでしょうか？

ブックオフで見つけるのは奇跡？在庫状況の傾向

ブックオフのような大手チェーン店は、大量の商品を安価で買い取り、安価で販売するのが特徴です。デスノートのような大人気漫画の単行本は常に大量に流通していますが、こと「13巻」に関しては、状況が少し異なります。

理由は、以下の3点です。

1. 資料集はコミックと分類が別：通常のコミック棚（「デ」の行）ではなく、「画集・設定集」や「サブカルチャー」のコーナーに置かれていることが多く、見落としやすい。
2. 希少性の認識：店員さんが13巻の希少性を知っている場合、相場に合わせてネット販売に回されることが多く、店頭に出ないケースがある。
3. そもそも入荷数が少ない：一般的なコミックスに比べて、所有しているファンが少ないため、買い取りに出される絶対数が少ない。

これらの理由から、店頭の均一価格帯の棚で13巻を見つけるのは、まさに「奇跡」に近い運が必要と言えるでしょう。
しかし、もし運良く見つかれば、ネット相場よりも遥かに安い、定価に近い価格（数百円〜1,000円程度）で手に入る可能性を秘めています。古本屋巡りが趣味の方にとっては、最高のターゲットと言えますね。

専門古書店やレトロな漫画専門店を巡るメリット

「奇跡」を待つよりも確実に手に入れたいなら、「まんだらけ」のような漫画・アニメグッズの専門店や、歴史の古い専門古書店を巡るのがおすすめです。
これらの店舗では、資料集やファンブックの価値を正しく理解しているため、在庫がある可能性は高いです。

専門店の最大のメリットは、商品の状態の良さと、確かな知識に基づいた値付けです。
例えば、「初版・帯付き」や「未開封に近い状態」といった、コレクター垂涎のアイテムが見つかるかもしれません。ただし、その分価格はネットの相場（中古美品価格）よりも高めに設定されている傾向があるため、予算と相談しながら探す必要があります。

専門店のスタッフに直接尋ねることで、在庫の有無だけでなく、入荷予定や関連する商品の情報も得られるかもしれません。「デスノート」という作品の熱狂的なファンであれば、一度は専門店の棚を探してみる価値はありますよ。

メルカリやヤフオクなどのフリマ・オークションサイトでの購入の注意点

最近では、メルカリやラクマなどのフリマアプリ、そしてヤフオクなどのオークションサイトが、絶版本を探す主要なルートの一つとなっています。ここでは個人間の取引となるため、価格が流動的である一方、トラブルに巻き込まれないための注意点も存在します。

メルカリでの取引相場とチェックすべき4つのポイント

メルカリでは、デスノート13巻は常に一定数出品されており、相場は商品の状態によって大きく異なりますが、おおむね1,500円〜3,000円程度で取引されていることが多いです。
ただし、美品や帯付きの場合は、すぐに売れてしまう傾向にありますので、通知設定をしておくことが非常に有効です。

メルカリやフリマサイトで購入する際に、絶対にチェックすべきポイントは以下の4点です。

1. 商品の写真：表紙、裏表紙だけでなく、「小口（本を閉じたときの側面）」の日焼け具合、内部の書き込みがないかを必ず確認しましょう。
2. 商品説明：「中古品です」「日焼けあり」など、状態に関する正直な記載があるか。記載が曖昧な場合は、迷わず出品者に質問しましょう。
3. 出品者の評価：「悪い」評価が多い出品者との取引は避けるのが賢明です。丁寧な取引をしてくれるかどうかの重要な指標になります。
4. 付属品の有無：特に帯（オビ）が付いているか、初版のものかどうかが価格に大きく影響します。帯の有無は写真だけでなく、説明文でも確認しましょう。

これらのチェックポイントをしっかり押さえておけば、個人間取引でも安心して状態の良い13巻を手に入れることができるでしょう。

ヤフオクなどのオークションサイトを利用する際の極意

ヤフオクなどのオークションサイトは、フリマアプリよりも価格が変動しやすいのが特徴です。競合が少ない時間帯（深夜など）を狙うことで、思わぬ低価格で落札できる可能性があります。
オークションで競り落とす際の極意は、「自分の中の最高額」を事前に決めておくことです。熱くなりすぎて相場以上の価格で落札してしまうと、結局ネット通販の中古業者から買った方が安かった、ということになりかねません。

また、複数の出品者が同時に出品している場合は、「即決価格」が設定されているものを狙うのも一つの手です。これはオークション形式ではありますが、すぐに購入できるため、フリマアプリに近い感覚で利用できます。
どちらのサイトを利用する場合でも、Amazonや楽天などの中古販売価格を常に意識しておき、それよりもコスパが良い場合にのみ手を出す、という冷静な判断が重要になりますよ。

13巻を入手したいなら「電子書籍」という選択肢は存在するのか？

現代では多くの漫画が電子書籍化され、絶版本であっても手軽に入手できるようになりました。では、『DEATH NOTE 13 HOW TO READ』はどうでしょうか？
「紙の在庫がなくて売ってないなら、電子版を探せばいいのでは？」と考えるのは自然な流れですよね。

現状、公式の電子書籍版は存在しない可能性が高い

残念ながら、2024年現在、この『DEATH NOTE 13 HOW TO READ』に関しては、公式な電子書籍版（Kindle、楽天Koboなど）として配信されていない可能性が高いです。
本編のコミックス（1巻〜12巻）は電子書籍化されていますが、この資料集は性質が異なるため、電子化の対象外となっているのかもしれません。

資料集やファンブックは、以下のような理由で電子化が見送られがちです。

• レイアウトの問題：写真や図表、特殊なデザインページが多く、通常のコミックスのデータ形式に変換しにくい。
• コンテンツの性質：情報が中心であり、漫画のように「読ませる」コンテンツではないため、電子書籍としてのニーズが低いと判断される場合がある。
• 権利関係の複雑さ：作者へのインタビュー記事や、外部の協力者が関わったコンテンツが含まれる場合、電子化に際して新たな権利処理が必要になる。

そのため、あなたがこの13巻を手に入れたいのであれば、やはり中古の「紙媒体」を探すしか、現時点では確実な入手方法はない、というのが結論になります。

電子版の代替案：デジタルで内容を補完する方法

電子書籍版がないとなると、少しがっかりしてしまいますが、13巻に収録されている情報の一部は、デジタルで補完できる可能性があります。

例えば、以下のコンテンツはインターネット上で探すことができます。

• 読切版デスノート：「DEATH NOTE」の原点となった貴重な読切版は、他のコミックスや雑誌の電子版に収録されている場合があります。デスノート読切版の情報をGoogleで検索してみるのも良いでしょう。
• 作者インタビュー：大場つぐみ先生、小畑健先生のインタビューは、当時のジャンプ本誌や、様々な媒体に掲載されている可能性があります。もちろん、13巻に収録されている内容と全く同じではありませんが、制作秘話の一端を知ることはできます。

しかし、これらの情報をいくら集めても、Lの本名や詳細な事件簿など、13巻にしかない唯一無二のコンテンツは手に入りません。やはり、ファンとしては原典である13巻を手元に置きたいところですよね。だからこそ、中古市場で地道に探す努力をする価値があるのです。

絶版本となった13巻を少しでも安くお得に手に入れるための賢い方法

絶版本に近い状態の13巻は、定価よりも高いプレミア価格で取引されることがほとんどです。しかし、少しでも安く、そしてお得に手に入れたいと考えるのは当然のこと。
ここでは、情報戦を制し、タイミングを見極めるための賢いテクニックをモモストアがご紹介します。

ネット通販の「入荷通知」機能を最大限に活用する

中古本を探す上で最も重要なのが、「タイミング」です。状態の良い本は、出品された瞬間に売れてしまうことが多いため、いかに早くその情報をキャッチするかが勝負となります。

以下のサイトでは、「再入荷通知」や「価格アラート」などの機能を活用しましょう。

• Amazon：中古本の出品者が増えたときや、価格が下がったときに通知を受け取る設定ができる場合があります。
• メルカリ・ヤフオク：検索キーワードを登録し、「新着順」で表示させ、新しい出品があったら通知が来るように設定しましょう。
• 楽天・Yahoo!ショッピング：「ブックオフオンライン」などの大手中古業者のショップページで、通知設定を探してみましょう。

特にメルカリでは、出品された直後は価格設定が甘い（相場を知らずに安く設定している）ケースもあります。通知が来てすぐにチェックすることで、掘り出し物を誰よりも早くゲットできる可能性が高まります。

クーポンやポイントの「合わせ技」で実質価格を抑える

本の本体価格を下げるのは難しいですが、「実質的な」購入費用を下げることは可能です。これが、ネット通販を強くおすすめする理由の一つです。

以下のポイントを意識して購入しましょう。

プラットフォーム	活用すべき特典	狙い目のタイミング
楽天市場	楽天ポイント、SPU（スーパーポイントアップ）	お買い物マラソン、楽天スーパーセールの「5と0のつく日」
Amazon	Amazonポイント、プライム会員特典	プライムデー、ブラックフライデー
Yahoo!ショッピング	PayPayポイント、各種クーポン	「5のつく日」「ゾロ目の日」など、ポイント還元率の高い日
フリマアプリ	各種割引クーポン（○○%OFFなど）	定期的に配布されるクーポン利用時

例えば、楽天市場で2,500円の中古本を購入する際、ポイント還元率が10倍になる日を選べば、実質250円分のポイントが戻ってきます。これは、他の場所で250円安い本を探すのと同じ効果があるため、結果として最もお得な購入方法となるわけです。
このように、本の価格だけでなく、「特典」の面からコスパを追求するのも、絶版本を安く手に入れるための重要な戦略です。

中古の13巻を買う際にチェックすべきポイントと偽物を見分けるコツ

プレミア価格で取引される絶版本だからこそ、中古で購入する際には細心の注意を払う必要があります。特に、商品の状態は価格に直結しますし、ごく稀にですが「偽物」や「粗悪なコピー品」が出回っている可能性もゼロではありません。
あなたが後悔しない買い物をできるよう、プロの目線でチェックすべき重要ポイントを詳しく解説します。

「帯」の有無と「日焼け・書き込み」の確認

中古本のコンディションを評価する上で、以下の3点は絶対にチェックしてください。

1. 帯（オビ）の有無：帯は初版の証拠や、当時の宣伝文句が書かれているため、付いているだけでコレクション価値が大きく上がります。帯付きの場合は、価格が高くなりますが、将来的に再販する際の価値も保たれやすいです。
2. 日焼けの程度：本の側面（小口）や表紙の背表紙の色が、太陽光や蛍光灯によって変色していないかを確認します。特に13巻は白い部分が多いため、日焼けが目立ちやすいです。
3. 書き込みの有無：資料集であるため、過去の持ち主が線引きやメモを書き込んでいる可能性があります。内容を楽しむ上で問題はありませんが、コレクターにとっては致命的です。商品説明に「書き込みなし」と明記されているか確認しましょう。

ネット通販で購入する場合は、必ず複数の写真を確認し、疑問点があれば購入前に出品者にメッセージを送ることが鉄則です。

初版と再版の見分け方：巻末の奥付をチェック！

同じ13巻でも、発売直後の「初版」は、その後の「再版」よりもコレクター的な価値が高く評価される傾向があります。
あなたが手に入れようとしている本が初版かどうかを見分ける方法は簡単です。

本の巻末にある「奥付（おくづけ）」のページを開いてください。

奥付には通常、以下の情報が記載されています。

• 発行年月日
• 印刷年月日
• 発行回数（例：「第1刷発行」「第2刷発行」など）

もし「第1刷発行」と書かれていれば、それは初版です。2006年10月13日の発売日付近の日付と「第1刷」が一致していれば、最も貴重なバージョンであると判断できます。デスノート13巻 帯付きの価格をGoogleで確認してみると、その価値の高さが理解できるでしょう。

ネットで出品されている場合は、奥付の写真まで載せている出品者は少ないため、「初版ですか？」と直接質問するのが最も確実な方法です。
万が一、偽物が不安な場合は、個人出品ではなく、Amazonや楽天に出店している大手の中古業者から購入するのが最も安心です。彼らはプロの鑑定眼を持っていますので、偽物を掴まされる可能性は極めて低いです。

13巻の発売日・初版のプレミア価値は？再販の可能性はあるの？

絶版に近い本を探すファンにとって、その本の「プレミア価値」と「再販の可能性」は非常に気になるポイントですよね。13巻が持つ特別な立ち位置を考えると、この二つの問いには明確な答えが存在します。

発売日とプレミア価値の明確な関係性

『DEATH NOTE 13 HOW TO READ』の発売日は、2006年10月13日です。ちなみに、この日付は「13日の金曜日」であり、作者の大場つぐみ先生が意図的に狙ったという制作秘話が13巻の対談でも語られています。
この資料集のプレミア価値が下がりにくいのは、以下の点が理由です。

• 情報が公式かつ唯一：Lの本名など、他の公式出版物では得られない決定的な情報が含まれているため、代替品が存在しない。
• 作品の普遍的な人気：『DEATH NOTE』という作品自体の世界的な人気が衰えていないため、新規ファンが常にこの13巻を探し求めている。
• 資料集という性質：通常のコミックスは何度も増刷されるが、資料集は一度きりの発行で終わる可能性が高いため、希少性が高まりやすい。

そのため、定価（770円/税込）に対して、中古でも1,500円〜4,000円程度の価格で取引されるのは、作品のファンにとってその情報が持つ価値が非常に高いことの裏付けと言えるでしょう。このプレミア価値は今後も大きく崩れることはないと考えられます。

残念ながら再販の可能性は低い？その理由を考察

「これだけ需要があるなら、再販してくれればいいのに！」と思うファンも多いはずですが、残念ながら、13巻が本格的に再販される可能性は低いと考えられます。

主な理由としては、以下のようなものが挙げられます。

1. コミックスではない：出版社にとって、連載作品のコミックスは「定番商品」として増刷しやすいですが、資料集は「企画商品」としての位置づけが強く、再度の企画会議や印刷調整にコストがかかる。
2. 市場の在庫：中古市場が活発であるため、出版社が「まだ中古で手に入るから大丈夫」と判断してしまう可能性がある。
3. 著作権・権利の再確認：特にインタビュー記事や特殊なコンテンツが含まれる場合、再販の際に改めて権利者との許諾が必要になるケースがあり、手続きが煩雑になる。

もちろん、作品の20周年、30周年といった節目で「完全版」や「復刻版」として企画される可能性はゼロではありませんが、それは何年も先の話になるかもしれません。
そのため、今すぐ手に入れたいのであれば、中古市場を探すのが最も現実的かつ確実な方法であるという結論は変わりません。楽天やAmazonでは常に誰かが出品している状況ですので、この機会にぜひチェックしてみてください。

13巻が世に出た背景！作者の先生方が込めたファンへの想いとは

なぜ本編が12巻で完結したにも関わらず、「13」というナンバリングを付けてまで資料集を発売したのでしょうか。その背景には、作者である大場つぐみ先生と小畑健先生の、ファンに対する深い感謝と、作品を愛するがゆえの熱い想いが込められています。

連載を終えたファンが抱える「すべての疑問」に応えるために

『DEATH NOTE』は、その緻密な心理戦と複雑なトリック、そして善悪の定義を問う哲学的なテーマで、多くの読者に衝撃と熱狂をもたらしました。その一方で、物語の終盤では、

• Lの本名は何だったのか？
• 作中に出てくるデスノートのルールは全てだったのか？
• 月やL、ミサといったキャラクターの細かい設定は？

といった、物語を補完するための「疑問」が大量に残されていました。
大場先生は、これらの疑問をファンが抱えていることを理解し、「物語を読了したすべての読者へ、答え合わせと特典を提供する」という目的でこの13巻を企画されたと言われています。単なる「設定集」ではなく、本編の「真実の書」として位置づけられているわけです。

ナンバリングを「13」としたのも、本編の続きではないものの、作品の一部としてファンに届けたいというメッセージが込められていたのかもしれません。

対談に見る「月を追い込む」制作スタイルと読者との距離感

13巻に収録されている対談を読むと、先生方がいかに読者の反応を意識し、作品作りをされていたかが分かります。
特に印象的なのは、大場先生の「主人公である月をギリギリまで追い込み、そこからどうやって脱出させるかを考える」という独特の制作スタイルです。これは、読者が「もう月はダメだ」と思った瞬間に、見事なトリックでそれを覆すという、読者との息詰まるような「駆け引き」を意識されていた証拠です。

13巻は、この駆け引きの舞台裏をファンに公開することで、読者がもう一度、本編をより深く楽しむための「招待状」のような役割を果たしていると言えるでしょう。
だからこそ、発売から20年近く経った今でも多くの人がこの本を探し続け、「売ってない」と嘆くほどの熱狂的な需要が生まれているんですね。

13巻以外にも存在するデスノートの貴重な関連本・スピンオフ作品

13巻が手に入りにくいと分かると、「じゃあ、他のデスノート関連の本にはどんなものがあるんだろう？」と興味を持つ方もいらっしゃると思います。
実は『DEATH NOTE』は、その世界観の広さから、本編コミックス以外にも様々な形で作品が展開されており、ファン必見の貴重な書籍が多数存在します。13巻と合わせて、これらの関連本もチェックしておくと、より深く作品の世界に浸れますよ！

天才・西尾維新が描く異色のスピンオフ小説「ANOTHER NOTE」

まずご紹介したいのが、小説版の『DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件』です。
この小説は、あの有名な作家・西尾維新先生が執筆を担当されており、本編では語られなかった「Lが過去に解決した事件」を描いた異色のスピンオフ作品となっています。

主な内容は以下の通りです。

• 主人公：探偵の「魅上照（みかみてる）」…ではなく、この事件の調査に協力した探偵「美空ひばり（ミス・メイベル）」の視点で描かれます。
• 事件：ロサンゼルスで起きた連続殺人事件。Lがまだ世に出て間もない頃の活躍が描かれています。
• 魅力：西尾維新先生特有の言葉遊びや論理展開が冴えわたり、本編とはまた違ったテイストでデスノートの世界を楽しめます。

この小説は、Lファンにとっては必読の内容であり、13巻と同様に、本編を補完する重要な作品と位置づけられています。西尾維新による小説版アナザーノートは、電子書籍版も存在しますので、比較的容易に入手できるのが嬉しいポイントです。

映画版やドラマ版の公式ノベライズやガイドブック

『DEATH NOTE』は、実写映画やドラマ、ミュージカルなど、メディアミックス展開も非常に活発に行われました。これらの関連作品にも、それぞれ公式のノベライズやガイドブックが存在します。

特に、映画版のノベライズは、映画オリジナルの設定や、本編とは異なるストーリー展開を楽しむことができるため、別バージョンのデスノートの世界を体験したい方にはおすすめです。
これらの関連本は、13巻ほどのプレミア価格は付いていませんが、発行部数が少ないものはやはり中古市場が中心となりますので、ネット通販や古本屋で探してみる価値は十分にありますよ。
＜関連本の例＞

• DEATH NOTE light up the NEW world（映画版のノベライズ）
• デスノート 公式ドラマガイド（ドラマ版の設定資料やインタビュー）
• デスノート アニメ版オフィシャルスタートガイド

これらの書籍を読み比べてみることで、本編のコミックス、13巻の資料、そしてメディアミックス作品それぞれの解釈の違いを楽しめるのも、この作品の奥深い魅力の一つです。

【まとめ】デスノート13巻は売ってないわけではない！最善の入手ルート

ここまで、『DEATH NOTE 13 HOW TO READ』が「売ってない」と言われる理由から、その貴重な内容、そして確実に手に入れるための方法までを徹底的に解説してきました。
改めて結論を申し上げると、

デスノート13巻は「売ってない」のではなく、「新品が店頭に並んでいない」状態であり、中古市場では活発に取引されています。

あなたがこの幻の書を手に入れるための最善かつ最短のルートは、以下のステップで進めることです。

確実に入手するための3つのステップ

1. まずはネット通販（Amazon・楽天）をチェックする：
   足を運ぶ手間がなく、在庫状況と価格をすぐに比較できます。特に楽天やAmazonはポイント還元やクーポンを考慮すると最もコスパがいいため、まずはこの2サイトで「良い」以上のコンディションのものを探しましょう。
2. 価格アラート・通知機能を設定する：
   メルカリやヤフオク、そして大手ネット中古書店で、「デスノート 13巻」というキーワードで通知設定を行いましょう。状態の良い本は一瞬で売れてしまうため、情報戦に勝つことが重要です。
3. 中古購入の際は「奥付」「日焼け」を確認する：
   高額な買い物になる可能性があるため、出品者に質問をするなどして、必ず本の状態（特に日焼けや書き込みの有無、初版かどうか）を納得してから購入手続きを行いましょう。

この13巻を手に入れれば、あなたは本編を読んで抱いていたすべての謎が解け、DEATH NOTE 13 HOW TO READ 公式情報を隅々まで楽しむことができるようになります。
ぜひ、この記事を参考に、あなたのデスノートライフをさらに深く豊かなものにしてくださいね！
モモストアが、あなたの宝探しを応援しています！

この記事で解決した疑問のおさらい

この記事を最後まで読んでくださったあなたは、もう「売ってない」という言葉に惑わされることはありません。最後に、解決した疑問点をまとめておきましょう。

疑問	この記事で分かったこと
なぜ売ってない？	通常のコミックスではなく、増刷が少ない「公式資料集」であり、事実上の絶版に近い状態だから。
13巻の内容は？	Lの本名公開、全キャラの命日、作者対談、読切版など、本編の裏側が全て詰まっている。
どこで買える？	新品は絶望的。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの中古出品が最も確実なルート。
安く手に入れる方法は？	ネット通販のポイント還元日や、フリマアプリの通知機能を活用し、タイミングを狙う。

さあ、あなたもいますぐDEATH NOTE 13 HOW TO READ 中古 現在をチェックしてみましょう！