【最新】iPadケースはどこに売ってる？お得な販売店と失敗しない選び方を徹底解説！

iPadを買ったら、次に悩むのが「ケースをどこで買うか？」ではないでしょうか？
家電量販店、100円ショップ、オンライン…選択肢が多すぎて、どこに行けば求めているケースに出会えるのか、迷ってしまいますよね。

この記事では、筆者モモストアがiPadケースの主要な販売ルートを徹底的に調査し、それぞれの店舗のメリット・デメリットを詳しく解説します。
「とにかく安く済ませたい」「デザイン性を重視したい」「最新のキーボード付きが欲しい」など、あなたのニーズに合わせた最適な購入場所と、後悔しないためのケースの選び方を全てお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでくださいね！

iPadケースはどこで買える？主要な販売ルートを完全網羅

iPadケースの販売場所は多岐にわたりますが、大きく分けて「実店舗」と「オンラインショップ」の2つに分類できます。
それぞれのルートには、商品の種類、価格帯、購入のしやすさにおいて明確な特徴があります。まずは全体像を把握しましょう。

実店舗での購入：触って試せる安心感

実店舗の最大の魅力は、やはり実際にケースを手に取って質感や重さ、iPadとの装着感を試せる点です。特にiPadケースは、装着したときの厚みやボタンの押しやすさが使い勝手に直結しますので、この点は非常に重要です。

代表的な実店舗の販売ルートと特徴をまとめました。

販売店	特徴	価格帯
家電量販店	純正品から有名メーカー品まで、幅広い種類を取り揃え。専門知識を持つ店員に相談可能。	高〜中価格帯
100円ショップ	低価格で汎用性の高いケースやフィルムが手に入る。品質は価格相応。	超低価格帯（110円〜550円）
雑貨店・専門店	デザイン性、ブランド力重視のケースが多い。最新モデルのケースも早く並ぶ傾向。	中〜高価格帯
ディスカウント店	掘り出し物や、旧モデル・汎用ケースが安価で見つかることがある。	低〜中価格帯

特に、初めてiPadケースを購入する方や、キーボード付きケースなどの高額なケースを検討している方は、実店舗で実機に装着させてもらうのが確実で安心です。

オンラインショップでの購入：価格と選択肢の自由度

「忙しくてお店に行く時間がない」「とにかく種類を比較したい」「少しでも安く買いたい」という方には、オンラインショップが最適です。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトでは、実店舗では見かけない膨大な数のケースが販売されています。

ただし、オンライン購入の場合は、実物を触れないため、レビューや商品説明、販売元の信頼性をしっかりと確認することが重要になります。特に安価すぎるノーブランド品には注意が必要です。選び方のポイントについては、後の見出しで詳しく解説しますね。

主要な販売ルートを把握したところで、次はそれぞれの店舗の特徴を深掘りしていきましょう。

家電量販店のiPadケースは種類が豊富？メリット・デメリットを解説

家電量販店（ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機など）は、iPadケースを探す上で最もオーソドックスで、そして最も「失敗しにくい」場所と言えるでしょう。
その理由は、取り扱っているケースの種類が非常に豊富で、品質も一定以上保証されているからです。ここでは、家電量販店を利用するメリットと、ちょっとしたデメリットをご紹介します。

最新モデルの取り揃えと専門スタッフの知識

家電量販店が強いのは、やはり最新機種への対応の早さです。
新しいiPad ProやiPad Airが発売されると、それに合わせて有名ブランドのケースが真っ先に店頭に並びます。特に、Apple公式のSmart FolioやLogicool（ロジクール）、エレコム、サンワサプライなどの人気メーカーの製品は、ほぼ確実に見つけることができます。
また、知識豊富な専門スタッフがいるため、「iPad Proの〇世代に合うキーボード付きケースが欲しい」といった具体的な要望にも的確に応えてもらえます。互換性の問題などで不安がある場合は、迷わず店員さんに相談してみましょう。

ケースの種類で言えば、ビジネス向けの「キーボード一体型」や、子供が使うことを想定した「耐衝撃ケース」、そして定番の「手帳型」など、用途に応じたカテゴリ分けがしっかりとされており、非常に見やすいのもメリットです。この品揃えの豊富さは、他の販売店ではなかなか真似できません。

最新のiPadケースのラインナップを見てみたい方は、まず大手家電量販店のオンラインストアをチェックしてみることをおすすめします。大手家電量販店のオンラインストアを参考にしてみてください。

店頭で試せる「実機体験」のメリット

オンラインショップでの購入に比べて、家電量販店での購入は「実機体験」ができるのが大きな利点です。
ケース選びで失敗する原因の一つに、「重さ」や「質感」のイメージ違いがあります。特に、キーボード付きケースなどは想像以上に重くなることが多く、実際にiPadに装着して持ってみることで、「これは持ち運びには重すぎるな」といった判断ができます。

＜店頭でチェックしたいポイント＞

• 重さ：ケース装着後のiPad本体の総重量を実際に持ってみる。
• スタンドの角度：スタンド機能を使って、タイピングや動画視聴に適した角度になるか試す。
• ペン収納：Apple Pencilを収納したときの取り出しやすさや、充電のしやすさ。
• ボタン操作：ケースのボタン部分が硬すぎず、スムーズに操作できるか。

ただし、デメリットとしては、オンライン専売の格安ケースの取り扱いが少ない点や、価格が定価に近い水準であることが挙げられます。ポイント還元があるとはいえ、最安値で手に入れたい場合は、オンラインショップに軍配が上がることが多いです。

ドンキやホームセンターでiPadケースは売っている？価格帯と掘り出し物

「家電量販店はちょっと高いな…」「もっと気軽に買える場所はないかな？」と思っているなら、ドン・キホーテやホームセンターが意外な「穴場」になるかもしれません。
これらの店舗は、専門的なガジェットショップではありませんが、汎用性の高いケースや、ちょっとした便利グッズとしての側面を持つケースを扱っていることがあります。価格帯も手頃で、ふらっと立ち寄るだけでも楽しめますよ。

低価格帯ケースを探すならドンキが狙い目

ドン・キホーテは、スマホ関連アクセサリーの宝庫ですが、iPadケースも例外ではありません。
特に狙い目なのは、汎用性の高いタブレットケースや、旧モデルの特価品です。ドンキには「情熱価格」など、独自の低価格ブランドの製品もあり、品質は二の次で「とりあえず傷を防ぎたい」という目的であれば十分な機能を持っています。

＜ドンキで購入する際の注意点＞

• モデルの確認：最新モデルや特定の世代にぴったり合う専用設計のケースは少ない傾向にあります。購入前に、パッケージに記載されている対応機種をしっかり確認しましょう。
• デザイン：キャラクターものや派手なデザインのものが多く、シンプルなデザインを求めている場合は選択肢が限られます。
• 在庫：店舗によって取り扱い状況が大きく異なります。大型店舗の方が、在庫が豊富なことが多いです。

「すぐにでもケースが欲しいけれど、Amazonで届くのを待てない！」という緊急性の高い場合にも、ドンキは強い味方になってくれるでしょう。数千円程度の「お手頃価格」のものが中心で、高機能・高価格帯のケースはほとんど見かけません。

ホームセンターで見つかる「意外な機能性」ケース

ホームセンター（カインズ、コーナン、DCMなど）は、一見、iPadケースとは無縁そうですが、実は「作業現場での使用」や「DIY」に特化した、丈夫なケースが見つかることがあります。
例えば、水やホコリに強い「防水・防塵ケース」や、落下時の衝撃に耐える「タフネスケース」などです。これらは、仕事で外回りをする方や、キッチンでレシピを見るためにiPadを使う方など、「特殊な環境」での使用を想定している方には非常に役立ちます。

店舗タイプ	得意なケースの種類	おすすめのユーザー
ドン・キホーテ	汎用ケース、旧モデルの処分品、派手なデザインのケース	価格を最優先する人、すぐにケースが必要な人
ホームセンター	防水・防塵ケース、頑丈なタフネスケース、タブレット用スタンド	屋外や作業現場でiPadを使う人、キッチンで使う人

ホームセンターは、電子機器のアクセサリー売り場というよりは、工具や事務用品売り場の片隅に置かれていることが多いので、もし立ち寄る機会があれば、探してみてくださいね。

意外な穴場！100円ショップのiPadケースの進化がすごい

「え、100均にiPadケースなんてあるの？」と思う方もいるかもしれませんが、現在の100円ショップ（ダイソー、セリア、キャンドゥ）は、タブレット関連商品の進化が目覚ましいです。以前は「スマホのおまけ」程度の品揃えでしたが、最近ではiPad専用のケースや周辺機器も登場しています。

100均のiPadケースは「とりあえず」使いたい人に最適

100円ショップで見つかるiPad関連商品は、主に以下の3パターンです。

1. 汎用タブレットケース（300円〜550円）：10インチ程度の汎用サイズに対応したソフトケースやポーチ型のもの。専用の穴が開いていないため、装着したままカメラやボタン操作はできませんが、持ち運び時の傷防止には十分です。
2. 背面クリアケース（300円）：特定のiPadモデルの背面形状に合わせたクリアケース。これは非常に人気があり、品切れになることもある掘り出し物です。ただし、対応機種が旧モデルであることも多いので、購入前にしっかりと自分のiPadのモデル名を確認しましょう。
3. 周辺機器：タッチペン、保護フィルム、スタンド、充電ケーブルなど、ケース以外にも使えるアイテムが充実しています。

「新しいケースを買うまでのつなぎに」「子供に持たせるために安く済ませたい」といった「とりあえず」のニーズには、100均は最強の選択肢です。特にダイソーでは、500円や700円といった100円ではない価格帯で、かなりしっかりした作りの汎用手帳型ケースを見かけるようになりました。

買ってはいけない？100均ケースの注意点

しかし、やはり100円ショップのケースには、いくつかの注意点もあります。

注意点	具体的なリスク	対処法
品質のバラつき	縫製が甘い、臭いが気になる、すぐに破れるなどの初期不良がある。	購入時に目視でしっかり確認し、初期不良がないかチェックする。
耐衝撃性の低さ	落下時の衝撃吸収性は期待できない。あくまで傷防止と考えるべき。	耐衝撃性を求めるなら、家電量販店やオンラインで高価格帯のものを購入する。
モデルの古さ	最新のiPadモデルに対応した専用ケースはほとんどない。	自分のiPadのサイズやカメラ位置などを、パッケージの記載と照らし合わせる。

特に、「精密機器を守る」という点で過度な期待はしない方が賢明です。あくまでも「持ち運び時のちょっとした傷や汚れを防ぐ」ためのものとして割り切りましょう。普段使いで頻繁に持ち歩くiPadには、耐久性のあるケースをおすすめします。100円ショップの最新の品揃えを知りたい方は、ダイソーのオンラインストアなどをチェックしてみると良いでしょう。

おしゃれなiPadケースを探すなら雑貨店・専門店がおすすめ

iPadケースを単なる保護カバーではなく、ファッションアイテムや、自分の個性を表現するツールとして捉えている方も多いでしょう。そんな「おしゃれさ」や「デザイン性」を重視したい方におすすめなのが、雑貨店や専門店での購入です。
これらの店舗では、実用性だけでなく、見た目の美しさや素材の質にこだわったケースが多く取り扱われています。

ロフト・ハンズで見つかるデザイン性の高いケース

ロフトや東急ハンズ（ハンズ）といった雑貨・バラエティショップは、ステーショナリーやクリエイティブ関連の商品が充実しているため、iPadケースもデザイン性に優れたものが豊富です。
特に、カラーバリエーションが豊富で、他の人と被りにくいような個性的な柄のケースや、高品質な本革・PUレザーを使用した手帳型ケースなどを見つけることができます。

＜雑貨店が得意なケースの特徴＞

• クリエイター向け：絵描きさんに人気の、ペンが収納しやすく、安定した角度で傾けられるスタンド機能付きケース。
• シンプル＆ナチュラル：無印良品などでは、iPad本体のデザインを邪魔しない、シンプルで素材感を活かしたケースやポーチ型のもの。
• キャラクター・コラボ：人気キャラクターやブランドとのコラボレーション限定ケース。

価格帯は、家電量販店と同等か、デザイン性が高い分、少し高めになる傾向があります。しかし、自分の気に入ったデザインのケースは、iPadを使うモチベーションにもつながりますので、じっくり探す価値はあります。

Apple Storeと専門店で買う純正・ハイブランドケース

「デザインも機能も、最高品質のものが欲しい」というこだわり派の方には、Apple Storeや、Apple製品を専門に取り扱うショップでの購入が一番確実です。
Apple純正のケースは、そのフィット感と機能性が群を抜いています。例えば、Magic KeyboardやSmart Folioなどは、iPad本体とマグネットで完璧に一体化し、Apple Pencilの充電にも配慮された設計は、サードパーティ製には真似できない部分があります。
また、サードパーティ製でも、MOFT（モフト）やPITAKA（ピタカ）など、薄さや軽さ、独自の機能に特化したハイブランドの製品も、専門店やApple Storeのオンラインで取り扱われていることが多いです。これらのブランドケースは、価格は高いですが、所有欲を満たしてくれる満足感があります。

特に、純正品の良さを確認したい場合は、Apple公式のケースページで詳細を確認することをおすすめします。

純正品or非純正品？Apple Storeとキャリアショップのメリット

iPadケースを選ぶ際、誰もが一度は悩むのが「Apple純正品にすべきか、それともサードパーティ製の非純正品にすべきか」という問題です。
特に、Apple Storeや携帯キャリアショップ（docomo、au、SoftBank）で購入する場合、純正品を強く勧められることもありますよね。ここでは、それぞれのメリットと、どういった人が選ぶべきかを解説します。

純正品（Smart Folio, Magic Keyboard）の価格と価値

Apple純正ケースの価格は、Smart Folio（一般的なカバー）で1万円前後、Magic Keyboard（キーボード一体型）では4万円を超えることもあり、非常に高価です。しかし、その価格に見合うだけの「価値」があります。

＜Apple純正品の最大のメリット＞

• 完璧なフィット感：マグネットによる装着はスムーズで確実。本体の薄さを最大限に活かす設計。
• 独自機能：Magic Keyboardのトラックパッド操作や、Smart Folioのオートスリープ機能など、iPadのOSと連携したシームレスな使い心地。
• デザイン：シンプルかつ高級感のあるデザインで、iPad本体の美しさを損なわない。

特にMagic Keyboardは、iPadをノートPCのように使えるようになるため、「iPadをメインのPCとして使いたい」と考えているビジネスユーザーや学生にとっては、最も投資する価値のあるアクセサリーと言えるでしょう。ただし、重さもそれなりに増しますので、携帯性を重視する場合は慎重な検討が必要です。

非純正品メーカーのコスパ最強ケース

一方で、非純正品メーカー（Anker、ESR、エレコム、ロジクールなど）のケースは、コストパフォーマンスの高さが最大の魅力です。
純正品と同じような機能（スタンド、ペン収納、オートスリープなど）を備えながら、価格は純正品の半分以下、場合によっては1/3程度で購入できるものも多くあります。また、カラーやデザイン、素材の選択肢が純正品よりも圧倒的に多いため、自分好みのものを見つけやすいのもポイントです。

ケースの種類	純正品	非純正品
価格	非常に高価	手頃〜中価格帯（数千円〜1万円台）
フィット感	完璧	概ね良好だが、細部に甘さがある場合も
機能	iPadOSと高度に連携	スタンド、ペン収納など実用的な機能が多い
選び方	最高品質を求める人	費用対効果を重視する人

携帯キャリアショップでは、純正品と、そのキャリアが推奨する一部の非純正品（耐久性に優れたものなど）がメインで販売されています。選択肢は少なめですが、購入と同時にケースを装着したい人には便利です。

あなたにぴったりのケースはどれ？タイプ別iPadケースの選び方

ここまで販売店を見てきましたが、いざケースを選ぼうとすると、その「形」にも様々な種類があることに気が付きます。iPadケースは、その形状によって使い勝手が大きく変わるため、自分の利用シーンに合わせて最適なタイプを選ぶことが大切です。
ここでは、主要なケースのタイプと、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

ビジネスにも便利！多機能な手帳型ケースの魅力

最もオーソドックスで人気が高いのが「手帳型ケース（フリップケース）」です。
iPadの画面全体をカバーで覆うことができるため、画面を傷やホコリから守る保護性能に優れています。多くの製品には、画面を立てかけるためのスタンド機能が搭載されており、動画視聴やWeb会議に便利です。

＜手帳型ケースのメリット＞

• 高い保護性能：カバンの中で画面が他のものと接触するのを防げる。
• スタンド機能：複数角度に対応できるものが多い。
• オートスリープ機能：カバーを開閉するだけでiPadのON/OFFが連動する。

デメリットとしては、背面カバー型に比べて重く、厚くなりがちな点です。また、カバーを背面に折り返して使うときに、かさばる感じが気になる人もいます。手帳型ケースは、iPadの保護を最優先し、動画視聴やタイピングでスタンド機能を頻繁に使うユーザーにおすすめです。

タイピング重視なら「キーボード一体型」を選ぶべき理由

iPadをノートPCのように使いたい、長文の入力が多いという方には、間違いなく「キーボード一体型ケース」がおすすめです。
このタイプは、ケースにBluetoothやSmart Connectorで接続するキーボードが組み込まれており、まるでノートPCのような快適なタイピング環境を実現します。

タイプ	特徴	推奨ユーザー
手帳型	画面全体を保護し、スタンド機能付き。	動画視聴、一般的な用途、保護重視の人。
背面カバー型	背面と側面のみを保護。薄さ・軽さ重視。	Apple Pencilの使用がメイン、純正Smart Folioと併用したい人。
キーボード一体型	キーボードとトラックパッドを搭載。	長文入力が多い、iPadをPC代わりにする人。
耐衝撃ケース	分厚いシリコンやプラスチックで全面を保護。	子供用、屋外や作業現場での使用がメインの人。

特に、LogicoolやApple純正のキーボードケースは、トラックパッドも搭載されており、マウス操作に近い感覚でiPadを操作できるため、作業効率が格段に向上します。この一体型ケースを選ぶ際は、重さとキーボードの打鍵感を必ずチェックしましょう。重さが加わることで、持ち運びが負担になることがあります。

失敗しないための「サイズ」と「モデル」の確認方法

iPadケース選びで最もやってしまいがちな失敗が、「サイズ間違い」です。
iPadは、同じ「iPad Air」や「iPad Pro」という名称でも、世代（年モデル）によって本体のサイズやカメラの位置が微妙に異なり、ケースの互換性がないことがほとんどです。
せっかくお気に入りのケースを見つけても、いざ装着しようとしたら「カメラ穴がズレている」「電源ボタンが押せない」となっては残念ですよね。ここでは、確実に失敗を避けるためのモデル確認方法を解説します。

世代が違うと使えない！正しいモデル確認手順

iPadのモデルを確認する方法はいくつかありますが、最も確実なのは「設定」アプリからモデル番号を確認する方法です。

＜iPadのモデル確認手順＞

1. iPadのホーム画面から「設定」アプリを開きます。
2. 画面左側のメニューから「一般」を選択します。
3. 「情報」をタップします。
4. 「モデル番号」と書かれた箇所に表示されている番号（例：A2567など）を控えます。

このモデル番号をGoogleで検索すれば、自分のiPadが「iPad mini (第6世代)」「iPad Air (第5世代)」といった具体的なモデル名がすぐにわかります。ケースのパッケージやオンラインショップの商品説明に記載されている「対応モデル」と、必ず照らし合わせるようにしてください。

また、iPadの背面下部にも、小さな文字でモデル番号（Aから始まる5桁の番号）が印字されていますので、パッケージがなくても確認可能です。

iPad AirとPro、機種別ケースの違い

「11インチのiPad Proと10.9インチのiPad Airのケースは流用できる？」という疑問もよく聞かれますが、答えは「基本的にできません」です。
特に、以下の点でケースの設計が異なります。

項目	iPad Air (例：第5世代)	iPad Pro 11インチ (例：第4世代)
カメラ形状	シングルレンズ	デュアルレンズ＋LiDARスキャナの四角い枠
厚み	わずかに薄い	わずかに厚い（モデルによる）
スピーカー穴	個数や位置が異なる	個数や位置が異なる

このため、11インチのPro用ケースをAirに使うと、カメラ穴が合わなかったり、スピーカーの位置がズレて音質が悪くなったりといった不具合が生じます。キーボード付きケースの場合、Smart Connectorの接続位置が合わないこともあります。必ず「〇〇専用」と記載されたものを選ぶように心がけましょう。

機能性重視！ペン収納や耐衝撃など「これだけは欲しい」機能

ケースを選ぶ際、デザインや価格も重要ですが、iPadを「何のために使うか」によって、必要な「機能」は大きく変わってきます。ただ保護するだけでなく、あなたの作業効率を格段に向上させる機能が搭載されたケースもたくさんあります。
ここでは、特にユーザーからの要望が多い、人気の機能にフォーカスして解説します。

Apple Pencilユーザー必見！ペン収納機能の種類

Apple Pencilを使って絵を描いたり、メモを取ったりするユーザーにとって、ペン収納機能は必須です。
収納機能には、大きく分けて2つのタイプがあります。

1. フリップカバーの側面収納：ケースのフチにペンを挟むように収納するタイプ。最も一般的なタイプで、ペンを紛失しにくいのがメリットです。ただし、充電中のモデル（第2世代）の場合、充電できる位置にペンを固定できるかを必ず確認する必要があります。
2. 背面内蔵ホルダー：ケースの背面にペンを収納するための専用ホルダーが設けられているタイプ。かさばりにくいですが、ペンの出し入れに手間がかかる場合があります。

iPad ProやAirの第2世代Apple Pencilを使用している方は、特に「マグネット吸着とワイヤレス充電に対応した収納スペースがあるか」を最優先でチェックしてください。ペンを別々に持ち運ぶ煩わしさから解放されますよ。

子供や外での使用に必須の「耐衝撃性能」

iPadを子供に使わせる場合や、建築現場、医療現場など、落下のリスクが高い環境で使用する場合は、「耐衝撃ケース」一択です。
耐衝撃ケースは、分厚いシリコンやTPU素材でiPadの四隅をしっかりと保護し、画面よりもフチを高く設計することで、落下時に画面が直接地面に当たらない構造になっています。

機能	チェックポイント	おすすめのユーザー
ペン収納	Apple Pencilのワイヤレス充電に対応しているか。	絵描き、学生、ビジネスでメモを取る人。
耐衝撃	MIL規格（米軍の調達基準）に準拠しているか。	子供用、屋外作業、持ち運びが多い人。
360度回転	縦置き・横置き、どちらのスタンドも安定しているか。	Web会議、レシピ参照、様々な体勢で使う人。

耐衝撃ケースの中には、米軍の調達基準である「MIL-STD-810G」に準拠したことを謳っている製品もあります。これらの製品は、価格は高めですが、大切なiPadを何年も守ってくれる安心感があります。ただし、その分重さと厚みが増すことは覚悟しておきましょう。

ケースの「素材」で使い勝手が変わる！PUレザーやTPUの特徴

iPadケースは、その「素材」によって、見た目の質感、重さ、耐久性、そして価格が大きく変わってきます。
なんとなくで選んでしまうと、「手触りが気に入らない」「すぐに汚れてしまった」といった後悔につながりかねません。ここでは、市場でよく見かける主要な素材の特徴を詳しく解説します。

質感重視ならPUレザー、軽量化重視ならTPU

ケースによく使われる素材は多岐にわたりますが、特に人気の高い3種類の素材を比較してみましょう。

素材	特徴	メリット	デメリット
PUレザー	合成皮革。本革に近い質感や光沢を持つ。	高級感がある、デザインが豊富、比較的安価。	加水分解で劣化しやすい、熱に弱い。
TPU	熱可塑性ポリウレタン。シリコンと硬質プラスチックの中間。	柔軟で脱着しやすい、衝撃吸収性が高い、軽量。	変色しやすい（黄ばむ）、安っぽく見える場合がある。
ポリカーボネート	硬質なプラスチック。背面のクリアケースに多用。	透明度が高い、薄くできる、耐久性がある。	割れやすい、キズが目立ちやすい、脱着しにくい。

もし、あなたが「見た目の高級感」を重視するなら、PUレザー製の手帳型ケースを選びましょう。ただし、PUレザーは使っているうちにフチがボロボロになってくる「加水分解」という劣化現象が起こりやすいので、数年で買い替えが必要になることも念頭に置いておく必要があります。

一方、「軽さと保護性能のバランス」を重視するなら、TPU素材がおすすめです。柔軟性があるため、iPadの脱着が非常に簡単で、角からの落下にも比較的強いのが特徴です。背面カバー型や耐衝撃ケースの外側に使われることが多い素材です。

劣化しにくい素材と長持ちさせるための手入れ方法

ケースを長くきれいに使いたいなら、素材の耐久性も重要です。
最も耐久性が高いのは、シリコンや、ナイロン・ポリエステルなどのファブリック素材を使ったケースです。これらの素材は、加水分解や紫外線による劣化が比較的少なく、汚れも拭き取りやすいという利点があります。

＜ケースを長持ちさせるコツ＞

• PUレザー：定期的に乾いた布で拭き、直射日光の当たる場所に長時間放置しない。
• TPU/シリコン：中性洗剤を薄めた水で優しく手洗いし、陰干しする。
• ポリカーボネート：細かなホコリがケースとiPadの間に溜まると傷の原因になるため、月に一度は外し、本体とケースのホコリを拭き取る。

また、TPUのクリアケースは紫外線で黄ばみやすいので、屋外での使用頻度が高い方は、最初から色付きのケースを選ぶか、黄変しにくい特殊なTPU素材を使った製品を選ぶと良いでしょう。素材の特性を理解して、自分に合ったものを選びましょう。

iPadケースをオンラインショップで買うメリットと注意点

実店舗での購入も魅力的ですが、近年ではオンラインショップで購入するユーザーが圧倒的に増えています。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトは、「品揃え」「価格」「利便性」の三拍子揃った最強の販売場所と言えるでしょう。
ここでは、オンライン購入の具体的なメリットと、購入時に陥りやすい落とし穴について解説します。

Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングのメリット比較

オンラインショップは「安い」というイメージがありますが、それ以外にも大きなメリットがあります。

ショップ	メリット	デメリット
Amazon	膨大な商品数、翌日配送などのスピード、レビュー数が多い。	販売元が不明なノーブランド品が多い。
楽天市場	楽天ポイントの利用・獲得、日本のメーカーの店舗が多い、セールが頻繁。	送料が店舗によって異なる場合がある。
Yahoo!ショッピング	PayPayポイントの利用・獲得、SoftBank/Y!mobileユーザーにお得。	他の2社に比べると、ガジェット系の品揃えはやや劣る場合がある。

価格を比較する際は、商品価格だけでなく、送料も含めた総額で比較することが大切です。
特に、Amazonでは、中国の工場から直接仕入れたようなノーブランドの格安ケースが多く、非常に低価格で購入できます。ただし、品質や耐久性にはバラつきがあるため、レビューを熟読し、評価の高いものを選ぶのが鉄則です。

オンラインショップでの選択肢の多さを実感したい方は、AmazonのiPadケースカテゴリを覗いてみると、その種類の多さに驚くはずです。

偽物・粗悪品に注意！信頼できる販売元を見極める方法

オンライン購入で最も注意が必要なのが、「偽物」や「粗悪品」を掴まされるリスクです。特に、人気メーカーの製品が極端に安く売られている場合は、偽物や模倣品の可能性を疑うべきです。

＜信頼できる販売元を見極めるポイント＞

• 販売元を確認：Amazonであれば「販売元：Amazon.co.jp」または「販売元：[メーカー名]」であることを確認する。聞いたことのない中国語の販売元や、評価の低い個人販売者からは避けるのが無難です。
• レビューの質：レビュー数が多すぎる、または「星5」と「星1」の両極端なレビューしかない商品は要注意。文章が不自然な日本語のレビューが多い場合も、サクラの可能性があります。
• 保証の有無：初期不良時の交換や返金に対応しているか、保証期間が明記されているかを確認しましょう。

安さにつられてすぐに飛びつくのではなく、商品ページをスクロールして、細部まで確認する手間を惜しまないことが、オンラインで成功するケース選びの秘訣です。信頼できる大手メーカーの製品であれば、公式サイトから購入するのも一つの手です。

実は狙い目？中古・フリマアプリで安く手に入れる方法

少しでも出費を抑えたい、または「このデザインがどうしても欲しいけど、もう廃盤になっている…」という場合は、中古品やフリマアプリ（メルカリ、ラクマなど）の利用を検討してみましょう。運が良ければ、定価の半額以下で、ほとんど使用されていない美品を見つけられることがあります。

メルカリ・ヤフオクで「掘り出し物」を見つけるコツ

フリマアプリでの中古ケース探しは、一種の宝探しのような楽しさがあります。特に、Apple純正のSmart FolioやMagic Keyboardは、高価なため中古市場でも人気が高く、状態が良いものが頻繁に出品されています。

＜中古品探しで成功するコツ＞

• 検索キーワード：「iPad [モデル名] ケース」「Magic Keyboard 美品」など、具体的なモデル名と状態を組み合わせて検索する。
• 写真の確認：商品の全体像だけでなく、角の擦れ、ボタン周辺の傷、ケース内側の汚れなど、細かい部分の写真も必ずチェックする。
• 出品者の評価：評価が「非常に良い」や「良い」で、取引実績が多い出品者から購入する。
• 出品理由：「機種変更のため出品」など、理由が明確な方が信頼性が高い。

値下げ交渉にも応じてくれる場合があるため、コミュニケーションを取りながら、お得に手に入れられる可能性があります。

中古品購入時の最大の注意点「衛生面と状態」

中古品やフリマアプリでの購入には、大きなデメリットもあります。それは「衛生面」と「使用状態が分かりにくい」という点です。

注意点	具体的なリスク	対処法
衛生面	皮脂汚れ、手の臭い、タバコの臭いなどが付着していることがある。	購入後、アルコール消毒や中性洗剤で丁寧にクリーニングする。
使用状態	写真では見えない傷、スタンド機能の緩み、マグネットの弱体化がある。	購入前に「スタンドの緩みはありませんか？」「マグネットはしっかり吸着しますか？」など、質問欄で具体的な状態を確認する。
返品不可	基本的にノークレーム・ノーリターンが多いため、自己責任となる。	状態について納得いくまで確認してから購入を決める。

特に、キーボード一体型ケースの場合、キーボード部分に食べかすやホコリが詰まっている可能性もあります。少しでも気になる場合は、新品の購入を検討するか、「新品未使用」や「数回使用の美品」といった商品に絞って探すことをおすすめします。

最新モデルのiPadケースをいち早く手に入れる裏技

iPad ProやiPad Airなどの最新モデルが発表された直後は、ケースの供給が追い付かず、「欲しいケースがどこにも売っていない！」という状況になりがちです。特に、純正品や人気メーカーのケースは、発売日直後に品薄になることが多いです。
いち早く新しいiPadとケースを使いたい！という方のために、ケースを最速で手に入れるための裏技とチェックポイントをご紹介します。

新しいiPad発売直後、ケースはまずどこに並ぶか

新しいiPadが発売されたとき、ケースが店頭に並ぶスピードには、ある程度の傾向があります。

1. 最速は「Apple Store（オンライン・実店舗）」：当然ですが、純正ケースはiPad本体と同時に販売が開始されます。ただし、非常に人気が高いため、オンラインでは予約開始と同時に完売することも珍しくありません。
2. 数日遅れで「家電量販店」：Logicoolやエレコムといった大手メーカーの主要なケースは、iPad発売から数日〜1週間程度で家電量販店の店頭に並び始めます。特に、オンラインストアでの予約販売をチェックすると、確実に手に入れやすいです。
3. 2週間〜1ヶ月後に「Amazon・楽天市場」：ノーブランド品や海外メーカーのケースは、この時期に一気に流通量が増えます。特に、Amazonの海外セラーは、実機が発売される前から、予想図を基にしたケースを先行販売することがあります。

どうしても早く手に入れたい場合は、iPad本体を予約する際に、純正ケースも同時に予約してしまうのが最も確実です。もし純正品以外を狙うなら、家電量販店のオンラインストアで「予約受付開始」の通知設定をしておくことをおすすめします。

最新ケース情報を見逃さないためのチェックサイト

人気メーカーのケースがいつ発売されるかを知るには、以下の情報源をこまめにチェックしましょう。

• メーカーの公式SNS：特にESR、PITAKAなどのガジェットアクセサリーメーカーは、新製品の発売情報をTwitter（X）やInstagramでいち早く発信します。
• ガジェット系ニュースサイト：新しいiPadに関する情報は、必ずケース情報とセットで報道されます。特に、アクセサリーメーカーへの取材記事などをチェックしましょう。
• Apple公式サイトの「アクセサリ」ページ：純正品はもちろん、Appleが認めたサードパーティ製の主要なケースも掲載されます。ここを定期的にチェックすれば、良質なケースを逃すことはありません。

また、失敗しないケース選びのコツをまとめたブログなども参考にしながら、最新のトレンドを把握しておくことが、最良のケースをいち早く手に入れるための近道となります。

モモストア