上履きはどこで売ってる?迷ったらココ!購入場所と失敗しない選び方
新学期や進級、あるいは突然のサイズアウトで「そういえば、上履きってどこに売ってるんだっけ?」と焦ってしまうことはありませんか?
学校指定のもの以外を探すとなると、スーパー、靴屋さん、ネット通販など、選択肢が多くて迷ってしまいますよね。
この記事では、上履きが手に入るすべての購入場所を徹底的に解説し、さらに子どもの大切な足を育むために失敗しないサイズの選び方や人気ブランドまで、モモストアが詳しくご紹介していきます。
・【実店舗編】学校用品が揃う!上履きを取り扱う主要なお店
・100円ショップやドラッグストアでも売ってる?意外な穴場を探してみた
・【ネット通販編】Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングで買うメリット・デメリット
・失敗しない!子どもの足に合う上履きの正しいサイズの選び方
- 上履きはどこで買える?主な販売店を徹底比較!
- 【実店舗編】学校用品が揃う!上履きを取り扱う主要なお店
- 100円ショップやドラッグストアでも売ってる?意外な穴場を探してみた
- 【ネット通販編】Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングで買うメリット・デメリット
- 失敗しない!子どもの足に合う上履きの正しいサイズの選び方
- メーカー別・上履きの人気ブランドと機能性ラインナップ
- 上履きの買い替え時っていつ?長持ちさせるためのポイント
- 清潔を保つ!上履きをキレイに保つ簡単お手入れ・洗濯術
- 上履きがない!急いで手に入れたい時の「最終手段」と緊急時の注意点
- 上履きを購入する際にチェックしたい「デザイン」以外の重要項目
- 【サイズ切れ対策】お店で売り切れていた時の対処法と在庫確認のコツ
- まとめ:わが子にぴったりの上履きを見つけるためのロードマップ
上履きはどこで買える?主な販売店を徹底比較!

上履きを購入できる場所は、大きく分けて「実店舗」と「ネット通販」の2種類があります。どちらにもメリットとデメリットがあり、目的や緊急度によって使い分けるのが賢い方法です。
ここでは、それぞれの販売チャネルでどんな上履きが手に入るのか、また、どんな時に利用するのがおすすめなのかを、具体的な例を交えて比較していきます。
実店舗で購入するメリットとデメリット
実店舗の最大のメリットは、何と言っても「試着ができる」点です。成長期の子どもの足は繊細で、靴選びは非常に重要です。特に上履きは長時間履くものなので、サイズ感だけでなく、幅や甲の高さが合っているかどうかが大切になります。
実際に履かせてみて、店員さんに相談しながら選べるのは、実店舗ならではの大きな強みです。
デメリットとしては、品揃えが店舗の在庫に左右されるため、特定の機能やデザインのものが置いていない場合があること、そして、お店まで出向く時間と手間がかかることが挙げられます。また、新学期前などのピークシーズンには、人気サイズが売り切れていることも少なくありません。
主な実店舗の比較表
どの店舗で、どのような上履きが手に入るのかを比較しやすいように、表にまとめました。
| 販売場所 | 品揃えの傾向 | 価格帯 | おすすめの利用シーン |
| 大手スーパー(イオン、イトーヨーカドーなど) | 一般的なバレーシューズ型、プライベートブランドの機能性シューズ | 中〜低価格帯 | 日常使い、ついで買い、急ぎではないが試着したい時 |
| 靴専門店(ABCマート、シュープラザなど) | 有名メーカー品、スポーツブランドの機能性シューズ | 中〜高価格帯 | 足の健康を重視したい、特定のメーカー品を探している時 |
| 衣料品店(しまむら、西松屋など) | 低価格帯のバレーシューズ、キャラクターもの | 低価格帯 | とにかく安く済ませたい、洗い替え用が欲しい時 |
| ホームセンター(カインズ、DCMなど) | 作業用シューズと併設、シンプルなバレーシューズ | 低〜中価格帯 | 他の買い物とまとめて済ませたい時 |
ネット通販で購入するメリットとデメリット
次に、ネット通販、すなわちAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトを利用するケースについて考えてみましょう。
ネット通販のメリットは、その圧倒的な品揃えと利便性にあります。家にいながらにして、全国のメーカー、さまざまな色やデザイン、機能性を比較検討でき、レビューを参考に選ぶことができます。また、セールやポイントアップを活用すれば、実店舗よりもお得に購入できる場合が多いのも魅力です。
しかし、最大のデメリットは「試着ができない」ことです。特に上履きの場合、メーカーやデザインによって同じサイズ表記でもフィット感が大きく異なるため、初めての購入やサイズアップの際には注意が必要です。返品・交換が可能なショップを選ぶ、または、事前に実店舗で試着をしてからネットで購入する「ハイブリッド型」の買い方もおすすめです。
ネット通販で上履きを探すなら、Amazonや楽天市場のスクールシューズランキングをチェックしてみると、人気の傾向がよくわかりますよ。
ネット通販では、メーカーの公式ショップや、靴専門の通販サイトも充実していますので、特定の機能に特化した上履きを探している方はぜひ活用してみてください。
【実店舗編】学校用品が揃う!上履きを取り扱う主要なお店
上履きを実際に手に取って選びたい、今日中に必要だという時には、実店舗が頼りになります。ここでは、上履きを安定して取り扱っている主要な販売店を、それぞれの特徴とともに深掘りしていきます。
ご近所にあるお店を思い浮かべながら、どこで購入するのが一番便利で安心できるかを確認していきましょう。
大手総合スーパー(イオン、イトーヨーカドーなど)
大手総合スーパーは、上履きを探す上で最もオーソドックスで、安心感のある購入場所と言えます。
学校用品のコーナーや、子ども服・靴売り場の一角に設けられていることが多く、一般的なバレーシューズ型の上履きから、
各スーパーのプライベートブランド(PB)による機能性上履きまで、幅広いラインナップが揃っています。
特に、イオンの「トップバリュ」やイトーヨーカドーの「セブンプレミアム」などは、
価格は抑えめながらも、抗菌・防臭加工や、足の曲がりにフィットするソールなど、
子どもにとって嬉しい機能が搭載されているモデルが多いのが特徴です。
- メリット:他の買い物と同時に済ませられる、試着室や休憩スペースがある、PB商品でお得に購入できる。
- デメリット:特定の専門メーカー品は取り扱いがない場合がある、休日のレジ待ちが長いことがある。
子ども用品専門店・衣料品店(西松屋、しまむらなど)
子ども用品専門店や、しまむらなどの衣料品店も、上履きの取り扱いが豊富です。これらの店舗は、価格競争力が高く、洗い替え用や、すぐにサイズアウトしてしまう時期のお子さんの上履きとして選ばれることが多いです。
西松屋では、未就学児〜小学生向けのサイズを中心に、キャラクターデザインの上履きが見つかることもあります。
しまむらでは、シンプルなバレーシューズに加え、
ちょっとしたトレンドを取り入れた上履きや、大人サイズのスクールシューズが並ぶこともありますので、親子でお揃い気分を楽しみたい方にもおすすめです。
靴専門店(ABCマート、シュープラザなど)
「子どもの足の健康を第一に考えたい」という方にとって、靴専門店は最適な選択肢です。
ここでは、ムーンスター、アキレス、アサヒといった上履きに特化した専門メーカーの製品が充実しています。
足育(あしいく)を考慮した、
つま先ゆったり設計や、高機能インソールを搭載したモデルなど、
他の店舗では見かけないような高性能な上履きを、専門的な知識を持った店員さんに相談しながら選べるのが最大の魅力です。
特に、初めての上履き選びで不安がある方や、
お子さんの足にトラブルがある方は、まずは靴専門店に足を運んでみることをモモストアとしては推奨します。
実店舗購入時のチェックリスト
実店舗で購入する際は、以下の点をチェックしておきましょう。
- 試着スペースが確保されているか
- 正しいサイズを計測できるメジャーが用意されているか
- 返品・交換のレシートをなくさないか
- 新学期直前の混雑時を避けられるか
これらの主要な店舗を回るのが難しい場合は、事前に各店舗のオンライン在庫をチェックするのも一つの手です。
100円ショップやドラッグストアでも売ってる?意外な穴場を探してみた
「まさかこんなところに?」と思うような場所にも、上履きがひっそりと置かれていることがあります。それが、100円ショップや一部のドラッグストアです。
緊急時や、本当にシンプルなものが欲しい時には、こうした「意外な穴場」が非常に役立ちます。ただし、購入する際には注意すべき点もありますので、そのあたりもしっかりと解説しますね。
100円ショップ(ダイソー、セリアなど)の上履き事情
結論から言うと、100円ショップで上履きが販売されていることはあります。
ただし、もちろん100円(税抜き)というわけではなく、300円〜500円程度の価格帯での取り扱いが一般的です。主に、ダイソーや一部の大型セリアなどで見かけることがあります。
100円ショップの上履きの特徴
- 種類:非常にシンプルな白いバレーシューズ型がほとんどで、デザインの選択肢は少ないです。
- 機能性:抗菌・防臭機能や、足の成長をサポートするような高機能インソールは期待できません。あくまで「一時しのぎ」や「洗い替え」と割り切って考えましょう。
- サイズ:主に小さいサイズ(幼稚園〜小学校低学年)が中心で、高学年向けの大きなサイズは取り扱いがないことが多いです。
「週末に急に必要になったけど、すぐにスーパーに行く時間がない!」という時などには、近所のダイソーを覗いてみる価値はあります。ただし、商品の入れ替わりが激しいため、在庫の有無は運次第と考えた方が良いでしょう。
ドラッグストア(ハックドラッグ、スギ薬局など)の隠れた商品
ドラッグストアは日用品や薬、食品がメインですが、店舗によっては季節商品や学校用品を置いていることがあります。特に、小学校の近くにあるドラッグストアや、
地域密着型の店舗では、新学期前や運動会のシーズンに上履きをコーナー展開しているケースがあります。
ドラッグストアで取り扱われている上履きも、100円ショップと同様に、
低価格でシンプルなバレーシューズが中心です。品質は一般的なものですが、
特売の対象になっていることがあり、思わぬ掘り出し物が見つかる可能性もあります。
利用する際の心得
これらの穴場的な店舗を利用する際は、「今日、手に入ればラッキー」くらいの気持ちで探すのがおすすめです。品質や機能性よりも、「今すぐ必要」という緊急度を優先する時や、短期間しか使わない臨時の上履きとして活用しましょう。もしお子さんが頻繁に靴を汚したり、すぐに破いてしまったりする場合は、洗い替えとしてキープしておくのも賢い使い方です。
緊急で上履きを探す際は、「上履き 緊急 購入」でリアルタイムの情報を検索してみるのも手ですよ。
【ネット通販編】Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングで買うメリット・デメリット
忙しい現代の親御さんにとって、ネット通販は上履き購入の最も便利な手段の一つです。
しかし、ただ「ポチる」だけでは失敗のもと。大手ECサイトであるAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングを上手に活用するための、それぞれの特徴と注意点を解説していきます。
Amazon:圧倒的なスピードと検索のしやすさ
Amazonの魅力は、何と言っても「配送スピード」と「広範な品揃え」です。
プライム会員であれば最短で翌日、あるいは当日中に届く地域もあるため、「明日までに新しい上履きが必要!」という緊急事態には真っ先に検討すべきプラットフォームです。
- メリット:迅速な配送、レビューの数が多い、同一商品の価格比較がしやすい。
- デメリット:出品者が多岐にわたるため、返品ルールが異なる場合がある、専門的な情報(メーカーの詳細な足型情報など)が不足しがち。
Amazonで上履きを探すときは、「ムーンスター 上履き」や「アキレス 瞬足 上履き」のように、メーカー名と商品名を組み合わせて検索すると、欲しいものにたどり着きやすいですよ。
楽天市場:ポイントと多様な専門店の活用
楽天市場は、ポイントアップイベントが多いのが特徴です。普段から楽天のサービスを利用している方にとっては、実質的なコストパフォーマンスが最も高くなる可能性があります。
また、楽天市場には、靴専門の店舗や、学校用品に特化したショップが多く出店しており、
きめ細やかな商品説明や、サイズ選びに関するアドバイスを提供しているお店が多いのも魅力です。
- メリット:楽天ポイントが貯まる・使える、靴専門店の詳細な商品情報が得やすい、セールやキャンペーンが多い。
- デメリット:配送スピードは出品店舗によってまちまち、サイト全体が少し複雑に感じることも。
楽天市場では、「共同購入」や「買い回り」のイベントに合わせて購入することで、家計に優しいお買い物ができます。
Yahoo!ショッピング:PayPay利用者には最適
PayPayユーザーやSoftBankユーザーの方にとって、Yahoo!ショッピングは非常に魅力的です。PayPayポイント還元率が高くなるキャンペーンが多く、実質価格で考えた時に、他のECサイトよりもお得になることが多いです。
品揃えは楽天市場と似ており、多くの専門店が出店していますが、検索エンジンの使い勝手が良く、シンプルに探したい時にも便利です。
「上履き」と検索するだけでも、人気ランキング形式で商品が表示されるため、初めてネットで買う方でも安心です。
ネット通販で失敗しないための秘訣(メルカリも含む)
ネット通販で最も注意すべきは「サイズ間違い」ですが、これを防ぐためには、
「メーカーの公式サイズ表」と「レビュー」を必ず確認することです。特に、「普段履いている靴よりワンサイズ上を選んだ方が良い」など、
具体的なアドバイスが書かれているレビューは大変参考になります。
また、中古品のフリマサイト「メルカリ」でも、サイズアウトした上履きが頻繁に出品されています。
「まだ数回しか履いていない」「洗い替えに」といった理由で出品されることが多く、ブランド品をお得に手に入れるチャンスもありますが、
衛生面を考慮し、必ず消毒や洗濯をしてから使用するようにしましょう。
出品されている上履きの状態をよく確認し、納得した上で購入してください。
サイズ間違いを防ぐための確認事項
| 確認事項 | チェックポイント | 推奨ECサイト |
| 実寸との比較 | メーカーの「足囲」「足幅」のサイズ表をダウンロードする | 楽天市場、Yahoo!ショッピング(専門店が多い) |
| フィット感 | 「ワンサイズ上/下が良い」という具体的なレビューを確認 | Amazon(レビュー数が多い) |
| 返品・交換条件 | サイズが合わなかった場合の往復送料や交換期限を確認 | 購入前に必ずチェック |
失敗しない!子どもの足に合う上履きの正しいサイズの選び方
上履き選びは、子どもの足の健康に直結する非常に重要なミッションです。合わない上履きを履き続けると、外反母趾や扁平足などの足のトラブルを引き起こす原因になりかねません。
ここでは、モモストアが推奨する、正しいサイズの測り方と上履き選びのポイントを詳しく解説します。
ステップ1:正確な足のサイズを測る
靴屋さんでサイズを測ってもらうのが一番確実ですが、自宅で測る場合は以下の手順で行ってください。
朝ではなく、足がむくみやすい夕方に測るのがポイントです。
- かかとを壁につける:お子さんを立たせ、かかとを壁にぴったりつけさせます。
- 長さをマークする:一番長い足の指の先端に印をつけます。(通常は親指ですが、人差し指が長い子もいます)
- 計測:壁から印までの長さを測ります。これが「足長(そくちょう)」です。
- 幅と甲囲も測る:足の最も幅が広い部分と、甲周り(足囲)もメジャーで測ります。
この「足長」に、0.5cm〜1cm程度の「捨て寸(ゆとり)」を加えたものが、上履きの適正サイズとなります。一般的には「プラス0.5cm」が推奨されますが、メーカーの設計によっても変わります。
ステップ2:サイズ選びでチェックすべき3つのポイント
単に足長だけでなく、以下の3点を確認することが、失敗しない上履き選びの鍵となります。
つま先に適度なゆとり(捨て寸)があるか
上履きを履かせた状態で、お子さんに立ってもらい、つま先に大人の人差し指の幅(約1cm)程度のゆとりがあるかを確認します。このゆとりがないと、指が曲がってしまい、踏ん張りが効かなかったり、爪の変形につながったりします。
ただし、ゆとりがありすぎると、歩くたびにかかとが浮いてしまい、脱げやすくなるだけでなく、足指で靴をつかもうとする「浮き指」の原因にもなるので注意が必要です。
甲の部分がしっかりと固定されているか
上履きは、マジックテープやゴムで甲の部分を固定します。この部分が緩いと、靴の中で足が動いてしまい、摩擦による靴擦れや、正しい歩行ができなくなってしまいます。
マジックテープ式であれば、甲の高さに合わせてしっかりと締め付けられるか、ゴムバンド式であれば、きつすぎず、緩すぎないフィット感があるかを確認しましょう。
ソール(靴底)が柔らかく、かつ適度な硬さがあるか
上履きのソールは、床からの衝撃を吸収し、足の裏の動きをサポートする重要な役割があります。
良質な上履きは、足の「曲がるべき部分」(指の付け根)だけが曲がるように設計されています。
靴の中央や、かかと部分が簡単に曲がってしまうような柔らかすぎるソールは、足のアーチ形成を妨げる可能性があるため、避けるのが無難です。
この選び方を詳しく知りたい方は、日本の子どもの靴選びに関する専門情報も参考にしてみてください。
メーカー別・上履きの人気ブランドと機能性ラインナップ
上履きと聞くと、誰もが知る老舗メーカーがいくつかのブランドを展開しています。ただ安いから、という理由だけでなく、それぞれのメーカーが持つ独自の技術や、足へのこだわりを知ることで、わが子に最適な一足を見つけることができます。
ここでは、特におすすめしたい人気メーカーとその代表的な機能をご紹介します。
ムーンスター(MoonStar):足育にこだわる老舗
ムーンスターは、長年にわたり子ども靴を研究してきた老舗ブランドです。特に、「つま先ゆったり」の設計と、足のアーチをサポートするインソールに定評があります。
親御さんからの信頼も厚く、多くの小学校で推奨品として挙げられることが多いです。
- 代表的なモデル:「キャロット(Carrot)」シリーズ、「バイオテフ」など。
- 搭載機能:
- カウンター構造:かかとをしっかり固定し、歩行時のぐらつきを防ぐ。
- Ag+抗菌防臭:銀イオンの力で菌の増殖を抑え、臭いを防ぐ。
- ハイカットモデル:足首までホールドし、より安定した歩行をサポート。
価格帯は他のブランドと比べるとやや高めですが、その分、子どもの足の成長を第一に考えた設計になっており、決して後悔しない選択となるでしょう。
アキレス(Achilles):速乾性と軽量性が魅力
アキレスは、特に速乾性や通気性に優れた素材を使用している上履きが多いのが特徴です。
学校で上履きを洗う習慣がある方や、梅雨の時期など、なかなか乾きにくい環境にお住まいの方には特におすすめできます。
- 代表的なモデル:「うわばきプラス」など。
- 搭載機能:
- 吸湿速乾素材:汗を素早く吸収し、発散させる素材をインソールなどに採用。
- 軽量設計:長時間の着用でも疲れにくいよう、徹底した軽量化を図っている。
- 衝撃吸収材:かかと部分に衝撃吸収材を搭載し、運動時の負担を軽減。
アキレスの「うわばきプラス」は、特にソールの溝が深く滑りにくい設計になっているため、体育館での使用が多いお子さんにも適しています。
アサヒ(ASAHI):丈夫さとシンプルなデザイン
アサヒの上履きは、昔ながらの丈夫で長持ちする設計が特徴です。シンプルで飽きのこないデザインが多く、長く愛用できることを重視する親御さんから支持されています。
素材の耐久性が高いため、活発なお子さんや、靴底の減りが早いと感じる方におすすめです。
人気ブランド比較表
| ブランド名 | 最も得意とする機能 | おすすめするお子さん |
| ムーンスター | 足の健康サポート(足育) | 初めて上履きを履く子、足のトラブルが気になる子 |
| アキレス | 速乾性・軽量性 | 上履きを頻繁に洗う家庭、活発で汗っかきな子 |
| アサヒ | 耐久性・シンプルさ | 物をすぐに破いてしまう子、長く同じものを履きたい子 |
これらの有名メーカーの製品は、各ブランドの公式サイトや比較サイトでさらに詳細な情報を確認できます。
上履きの買い替え時っていつ?長持ちさせるためのポイント
上履きは外履きと違って、どれくらいの頻度で買い替えるべきなのか判断に迷うことがありますよね。汚れているだけなら洗えばいいのですが、買い替えを怠ると足の成長に悪影響を及ぼす可能性があります。ここでは、適切な買い替えのサインと、少しでも長く、清潔に使うための工夫をご紹介します。
買い替えのサインを見逃さない!3つのチェックポイント
以下の3つのうち、どれか一つでも当てはまったら、すぐに新しい上履きへの買い替えを検討しましょう。
サイズが合わなくなったとき(最も重要)
前述したように、つま先に1cm程度のゆとり(捨て寸)がない状態、つまり足の指が上履きの先端に当たっている状態は、完全にサイズアウトです。最低でも3ヶ月〜半年に一度は、足のサイズを測り直す習慣をつけましょう。特に小学生低学年の間は、驚くほど足の成長が早いです。
注意点:お子さんが「大丈夫」と言っても、実際に測るとサイズオーバーしていることが多々あります。子どもの感覚に頼らず、親御さんが定期的にチェックしてあげてください。
かかとやソールの安定性が失われたとき
上履きのかかと部分(ヒールカウンター)が柔らかくなったり、踏み潰したような状態で履き癖がついてしまったりしている場合は、足の安定性を保つ機能が失われています。
また、靴底(ソール)の溝がすり減ってツルツルになっていると、滑りやすくなり、思わぬ転倒事故につながる可能性もあります。
破れやひび割れ、ひどい汚れが取れないとき
上履き本体に大きな破れや、素材のひび割れが見られたら、交換のサインです。小さな穴から水や砂が入ると、不衛生になるだけでなく、そこから破れが広がる可能性もあります。
また、頻繁に洗濯してもカビやひどい黒ずみが取れなくなった場合も、衛生面を考慮して買い替えを検討しましょう。
上履きを長持ちさせるためのポイント
少しでも長く、気持ちよく上履きを使ってもらうために、日々のちょっとした工夫が役立ちます。
- ポイント1:週に一度の洗濯:汚れをためると落ちにくくなり、生地を傷める原因にもなります。
- ポイント2:完全に乾燥させる:生乾きはカビや臭いの原因になります。天日干しがベストですが、難しい場合は乾燥機を使う(生地を傷めない温度で)か、新聞紙を詰めて湿気を吸わせるのも効果的です。
- ポイント3:履き口のゴムをきつくしない:緩いからといって、履き口のゴムを無理に縫い縮めると、かえって足の甲に負担をかけ、生地が破れやすくなります。
長持ちさせるためのNG行動
| NG行動 | 理由 |
| かかとを踏んで履く | かかと部の芯材が潰れ、足のぐらつきの原因になり、買い替え時期を早める。 |
| 脱水後、すぐに天日干ししない | 水分が残っていると雑菌が繁殖しやすく、嫌な臭いやカビの原因になる。 |
| 漂白剤を頻繁に使用する | 生地を傷め、黄ばみの原因になることがある。特にカラーの上履きは色落ち注意。 |
清潔を保つ!上履きをキレイに保つ簡単お手入れ・洗濯術
上履きを洗うのは、親御さんにとって週末のルーティンの一つかもしれません。手間だと感じるかもしれませんが、正しい方法でお手入れをすれば、上履きの寿命を延ばし、何よりお子さんを気持ちよく学校へ送り出すことができます。
ここでは、モモストアおすすめの簡単で効果的な上履き洗濯術をご紹介します。
基本の洗濯ステップ:浸け置きとブラシのW効果
頑固な汚れを落とすには、ブラシでゴシゴシこする前に、汚れを浮き上がらせる「浸け置き」の工程が非常に重要です。
- 予洗いとブラッシング:靴底の砂や石を軽く落とし、大きな泥汚れを水で洗い流します。
- 浸け置き:40℃程度のぬるま湯(汚れが落ちやすい温度)に、洗濯用洗剤を溶かします。そこに上履きを入れ、1〜2時間、できれば一晩浸け置きます。重曹や酸素系漂白剤を少量加えると、さらに効果が高まります。
- 本洗い:浸け置き後、汚れが浮いた状態になったら、歯ブラシや専用ブラシを使って汚れをこすり落とします。特に、つま先や甲のゴム部分、靴底の溝は念入りに洗いましょう。
- すすぎ:洗剤が残らないように、念入りに水ですすぎます。洗剤残りは黄ばみの原因になります。
裏技:洗濯機用の粉末洗剤は、泥汚れを分解する成分が強力なので、浸け置きに使うと効果的です。
乾燥方法:カビと黄ばみを防ぐ最大のポイント
洗濯後の乾燥は、単に乾かすだけでなく、上履きの形状維持とカビ防止の観点からも非常に重要です。
- 乾燥の基本:風通しの良い日陰で、完全に乾くまで干すのが基本です。直射日光は生地やゴムの劣化、黄ばみの原因になることがあるため、注意が必要です。
- 裏技:上履きのつま先部分に新聞紙や乾燥材をギュッと詰めて干すと、水分を吸収して乾燥時間を短縮でき、形状も整えやすくなります。
- 最終手段:急いで乾かしたい場合は、コインランドリーの「靴専用乾燥機」を利用しましょう。高温になりすぎず、短時間でしっかりと乾かすことができます。
汚れの種類別・おすすめ洗剤
| 汚れの種類 | おすすめの洗剤・アイテム | ポイント |
| 泥汚れ、砂汚れ | 粉末洗濯洗剤、重曹 | 長時間ぬるま湯に浸け置きして、泥を浮かす。 |
| 黒ずみ、皮脂汚れ | 酸素系漂白剤(ワイドハイターなど) | つけ置き時に洗剤と併用。色柄物にも使えるタイプを選ぶ。 |
| 油性ペンなどのインク汚れ | 消毒用アルコール、またはクレンジングオイル | 汚れ部分に少量つけて、揉み出すように拭き取る。 |
上履き洗いに便利な上履き専用のブラシや洗剤も販売されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
上履きがない!急いで手に入れたい時の「最終手段」と緊急時の注意点
「明日、上履きが必要なのに、昨日洗ったものがまだ乾いていない…」「サイズアウトに気づかずに、朝になってしまった!」
こうした緊急事態は、子育てにはつきものです。ここでは、時間がない時の究極の解決策と、その際に注意すべき点をご紹介します。
最終手段1:学校の予備靴や借り物制度の活用
まず最初に確認すべきは、学校に予備の上履きがないかということです。多くの学校では、急な忘れ物や破損に備えて、サイズが限定的ですが貸し出し用の予備靴を用意しています。
朝、登校時に先生に事情を説明すれば、すぐに貸してもらえることが多いです。ただし、これはあくまで一時しのぎであり、借りた上履きはすぐに返却することがマナーです。
最終手段2:コンビニエンスストアの活用(可能性は低いがゼロではない)
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどの大手コンビニでは、残念ながら、常時上履きを販売しているケースはほとんどありません。
しかし、学校の近くの店舗や、オフィス街の店舗などでは、稀にですが、ビニール製の簡易的なスリッパや、旅行用の携帯シューズが置かれていることがあります。
これらを上履きの代用として使用することはできますが、滑りやすかったり、足に合わなかったりするリスクがあるため、あくまでその日の午前中だけを乗り切るための方法として考えてください。
最終手段3:24時間営業のディスカウントストア(ドン・キホーテなど)
ドン・キホーテなどの一部のディスカウントストアは、24時間営業または深夜まで営業している店舗があります。これらの店舗では、靴売り場が充実していることがあり、一般的なバレーシューズ型の安価な上履きが手に入る可能性があります。
ただし、深夜帯はスタッフが少なく、試着のサポートを受けられないことも多いので、サイズ選びは慎重に行う必要があります。
緊急時の注意点:サイズは絶対に妥協しない
どんなに急いでいても、サイズだけは絶対に妥協しないでください。
一時的なものだからと、大きすぎる靴や小さすぎる靴を履かせると、その日のうちに足を痛めてしまう可能性があります。
もし適正サイズがない場合は、無理に買わずに、学校の予備靴を借りる選択肢を優先しましょう。無理して買った上履きで足を痛めてしまっては、元も子もありません。
緊急時の乾燥を早める裏ワザ
洗った上履きが乾かない場合は、以下の方法で乾燥を早めましょう。
- タオルで徹底的に水気を拭き取る(脱水するイメージ)
- ドライヤーの温風と冷風を交互に当てる(高温になりすぎないよう注意)
- エアコンや除湿機の風が直接当たる場所に置く
これらの方法でも乾かない場合は、靴専用乾燥機のあるコインランドリーへ直行するのが、最も確実で安全な方法です。
上履きを購入する際にチェックしたい「デザイン」以外の重要項目
子どもが自分で選んだデザインの上履きを履くのは嬉しいものですが、親としては、見た目以上に「機能性」と「安全性」に注目してあげたいものです。
ここでは、デザインの次にチェックすべき、長く安全に履いてもらうための重要項目を解説します。
ソールの屈曲性と剛性(ぐにゃぐにゃはNG)
前述の通り、ソールの「曲がり方」は非常に重要です。正しい上履きは、足の指の付け根部分(母趾球あたり)だけが曲がり、土踏まずにあたる部分は曲がらない「剛性」を持っています。
手で上履きをねじったり、真ん中で折り曲げようとしてみたりして、簡単にぐにゃぐにゃと曲がってしまうものは避けましょう。これは、足のアーチを支える力が弱い証拠です。
中敷き(インソール)の取り外しやすさ
上履きが一番不潔になりやすいのは中敷きです。汗や皮脂を吸い込んでいるため、中敷きだけを取り外して洗えるかどうかは、清潔を保つ上で非常に重要なポイントになります。
また、中敷きが取り外せることで、中敷きの下の靴本体の乾燥も早くなり、カビの発生を抑える効果もあります。
通気性と素材の耐久性
長時間履き続ける上履きは、通気性が悪いと足が蒸れてしまい、臭いや水虫の原因になります。
メッシュ素材や、通気孔が設けられたデザインのものを選ぶのがおすすめです。
また、素材の耐久性もチェックしましょう。特に、つま先部分のゴムが本体の布地としっかりと接着されているか、
マジックテープがすぐに剥がれてしまわないかなど、細部まで確認してください。
機能性チェックリスト
| チェック項目 | 良い上履きの特徴 | 見落としがちな重要性 |
| かかと部分 | しっかりとした硬さがある(ヒールカウンター) | 足のぐらつきを防ぎ、正しい姿勢を保つ。 |
| 中敷き | 取り外し可能で、土踏まずのアーチをサポートする形状 | 清潔を保ちやすく、足裏への負担を軽減する。 |
| 履き口 | 甲をマジックテープなどでしっかり固定できる | 靴の中で足が滑るのを防ぎ、靴擦れを防ぐ。 |
これらの機能性を重視した上履きは、専門の靴メーカーのサイトで詳しく紹介されています。
【サイズ切れ対策】お店で売り切れていた時の対処法と在庫確認のコツ
新学期の直前や、学年が上がる春休みは、上履きの需要が最も高まる時期です。特に、20.0cmや22.5cmなどの中途半端なサイズや、人気のキャラクターものは、すぐに売り切れてしまいがちです。
ここでは、お店で欲しい上履きが売り切れていた時の落ち着いた対処法と、無駄足にならないための在庫確認のコツをお伝えします。
売り切れ時の冷静な対処法
店舗間での在庫確認を依頼する
大手総合スーパーやチェーン展開している靴専門店であれば、他店舗の在庫状況をレジやサービスカウンターで確認してもらえることが多いです。遠方でも在庫があれば、取り置きや配送サービスを利用できる場合もありますので、遠慮せずに尋ねてみましょう。
ネット通販の即日配送をチェックする
実店舗で在庫切れだった場合は、すぐにスマートフォンでAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングをチェックしましょう。
先述したように、Amazonプライム会員なら翌日配送が可能な場合があるため、時間との勝負になったときは、最も頼りになる手段です。
「仮の上履き」として代用品を探す
どうしても見つからない場合は、学校が始まる数日間だけを乗り切るための「仮の上履き」を購入することも検討します。
100円ショップやドラッグストアの低価格な上履き、または靴専門店で少し大きめの「中敷き(インソール)」だけを購入し、ワンサイズ大きな上履きに詰めて応急処置をするなどの方法もあります。
在庫確認のコツ:無駄足回避のための準備
電話での事前確認は「品番」を伝える
お店に電話で在庫を確認する際は、単に「上履きはありますか?」と尋ねるのではなく、欲しい上履きの「メーカー名」「品番」「サイズ」を正確に伝えてください。
特に品番が分かると、店員さんもスムーズに在庫を検索でき、正確な情報を得ることができます。(例:「ムーンスターのバイオテフ01、21.5cmを探しています」)
オンライン在庫情報を活用する
ユニクロやGUのように、大手スーパーや靴専門店も、自社のオンラインストアで「店舗在庫」を確認できるサービスを提供している場合があります。
お店に出かける前に、目的の店舗の在庫状況をオンラインでチェックしておけば、無駄足を踏むリスクを大幅に減らせます。
これらの対策を講じることで、特に繁忙期でも、欲しい上履きをスムーズに手に入れることが可能になります。
まとめ:わが子にぴったりの上履きを見つけるためのロードマップ
上履き選びは、単なる日用品の購入ではなく、子どもの健やかな成長をサポートするための大切な投資です。
最後に、これまでの情報を整理し、わが子にぴったりの一足を見つけるための「ロードマップ」としてまとめます。
上履き探しのベストな流れ
- 現在の足のサイズを計測する:夕方に正確な「足長」と「足囲」を測る。
- 購入の目的と優先順位を決める:
- 最優先が「足の健康」なら:ムーンスターやアキレスなどの専門メーカー品に絞り、靴専門店やネット通販の専門店を検討。
- 最優先が「価格と利便性」なら:大手スーパーのPB商品や、低価格帯のネット商品を検討。
- 実店舗で試し履きをする:一度は正確なサイズ感やフィット感を確認するために、靴専門店などで試着をする。
- ネット通販で比較検討する:試着で得た情報をもとに、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで最安値やポイント還元率を比較する。
- 早めに購入・ストックする:サイズアウトの兆候が見えたら、シーズンを待たずに早めに購入し、常に洗い替え用を一足ストックしておく。
特に、ネット通販で「上履き」と検索すれば、人気のムーンスターやアキレスの機能性モデルが多数ヒットします。口コミ評価の高い商品から検討を始めるのがおすすめです。
モモストアからの最後のアドバイス
上履きは、毎日の学校生活を支える大切なアイテムです。すぐに汚れるからと安価なものを選ぶのも一つの手ですが、ソールの剛性、かかとの硬さ、そして子どもの足に合ったサイズ感だけは、妥協しないであげてください。
正しい上履きを選び、定期的に愛情を込めてお手入れしてあげることで、お子さんはより快適で安全な学校生活を送ることができるはずです。
この記事が、あなたの上履き選びの助けになれば、モモストアとして大変嬉しく思います。




