えきねっとで東海道新幹線は買えない?確実な予約方法と注意点を徹底解説

えきねっとで東海道新幹線は買えない?確実な予約方法と注意点を徹底解説

こんにちは!モモストアです。
「えきねっとで東海道新幹線を予約しようとしたら、なぜかうまくいかない…」「チケットレスで乗れないってどういうこと?」と疑問に感じている方は多いのではないでしょうか?
実は、えきねっとと東海道新幹線には、多くの人が陥りやすい「壁」が存在するんです。
この記事では、その壁の正体から、東京・名古屋・新大阪間を快適に、そしてお得に移動するための確実な予約方法まで、鉄道ファンではない方にもわかりやすく解説していきますね!

結論からお伝えすると、東海道新幹線(東京~新大阪間)のチケットレス予約は、えきねっとではなく「EXサービス」を使うのが正解です。
これを読んで、もう二度と新幹線予約で悩むことがないよう、一緒に解決していきましょう!

・えきねっとで東海道新幹線が買えない「決定的」な理由とは?
・東海道新幹線でチケットレス乗車ができない!えきねっとの限界
・東海道新幹線の予約に特化!「EXサービス」の2つの選び方
・【年会費無料】誰でも簡単に使える「スマートEX」の基本を解説
・東海道新幹線は「いつから」予約できる?1年前予約の裏技も
  1. えきねっとで東海道新幹線が買えない「決定的」な理由とは?
    1. 東海道新幹線は「紙のきっぷ」なら購入可能だが…
  2. 東海道新幹線でチケットレス乗車ができない!えきねっとの限界
    1. チケットレス乗車ができないことのデメリット一覧
  3. 東海道新幹線の予約に特化!「EXサービス」の2つの選び方
    1. EXサービス比較表:エクスプレス予約 vs スマートEX
  4. 【年会費無料】誰でも簡単に使える「スマートEX」の基本を解説
    1. スマートEXの利用開始までの簡単な流れ
  5. 東海道新幹線は「いつから」予約できる?1年前予約の裏技も
    1. 【基本】乗車日1ヶ月前の午前10時が予約開始
    2. 【裏技】乗車日1年前から予約できる「1年前予約」サービス
  6. 紙のきっぷしか買えない時の「えきねっと予約」の大きな落とし穴
    1. きっぷの受け取り場所の制限が最大の罠!
    2. えきねっとで予約しても「おトク」にならない!
  7. えきねっとで予約したきっぷをJR東海エリアで受け取れないって本当?
    1. 旅行や出張で困るシチュエーション
    2. EXサービスならICカード1枚で全国どこでも!
  8. 急な予定変更でも安心!EXサービスでの「変更・払戻」の仕組み
    1. 発車時刻前なら何度でも手数料無料で変更可能!
    2. 払い戻し(キャンセル)の手数料について
  9. 新幹線代を節約!EXサービスならではの「おトクな早特商品」一覧
    1. 早特商品の種類と特徴
    2. 早特商品を探すコツ
  10. 東海道新幹線はなぜ「えきねっと」と「EXサービス」に分かれているの?
    1. 国鉄民営化とJR各社の独立性
    2. サービス内容の違いが競争力を生む
  11. EXサービスを使えば新幹線と在来線が乗り換えなしでスムーズに乗れる!
    1. 「新幹線eチケット」と「EXサービス」の仕組み
    2. 在来線乗り換え時の注意点
  12. EXサービスをより快適に!知っておきたい便利な機能と設定
    1. 座席表(シートマップ)を使った細かい座席指定
    2. ビジネス利用なら「S Work車両」を活用!
  13. 【結論】東海道新幹線を予約するなら「これ一択」!モモストアおすすめの予約方法
    1. 利用頻度別のおすすめ予約方法
  14. 東海道新幹線の予約で失敗しないためのQ&Aまとめ
    1. Q1: スマートEXを使えば、SuicaやPASMOは必要ですか?
    2. Q2: エクスプレス予約専用のICカードと、交通系ICカードはどちらが便利ですか?
    3. Q3: 予約した列車を逃した場合、どうなりますか?
  15. 東海道新幹線に乗るなら絶対知っておきたい「S Work車両」の活用法
    1. S Work車両の特徴と利用メリット
    2. S Work車両の予約方法
  16. 東海道新幹線で快適な座席選びをするための裏知識
    1. 裏知識1: 富士山が見える席は?
    2. 裏知識2: 荷物が多いなら「特大荷物スペースつき座席」
    3. 裏知識3: 電源コンセントがある席は?
  17. ビジネス利用に最適!法人向けEXサービスのメリット
    1. 法人一括精算サービス
    2. 経費精算システムとの連携
  18. EXサービスを活用した「旅先での便利な特典」とは?
    1. 新幹線チケット+観光がセットになった商品
    2. 旅先での移動もスムーズに!
  19. 「のぞみ」「ひかり」「こだま」の賢い選び方とEXサービスの活用
    1. 各列車の特徴と所要時間(東京〜新大阪の目安)
    2. 「のぞみ」のグリーン車がお得になるEX予約の特典
  20. メルカリやAmazon、楽天市場で新幹線チケットは売ってる?
    1. 原則として、新幹線チケットの「転売」はNG!
    2. Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで買えるもの
  21. 快適な移動のための新幹線車内でのマナーと注意点
    1. リクライニングは声をかけてから
    2. 大荷物は指定の場所に
    3. S Work車両以外での通話はデッキで
  22. 東海道新幹線に特化した便利なアプリを活用しよう
    1. EXアプリ
    2. JR東海提供の運行情報アプリ

えきねっとで東海道新幹線が買えない「決定的」な理由とは?

momo-store.jp

「えきねっと」といえば、新幹線の予約サイトとしてとても有名ですよね。しかし、東京から新大阪へ向かう東海道新幹線をチケットレスで予約しようとすると、「あれ?なぜか買えないぞ…」という事態に直面することがよくあります。
これは決してシステムエラーではなく、非常にシンプルな理由があります。それは、「運営会社の違い」なんです。

えきねっとはJR東日本(東日本旅客鉄道)が運営するサービスで、主に東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線(東京〜上越妙高)、北海道新幹線などの「JR東日本エリアの新幹線」の予約に特化しています。
一方で、東海道新幹線(東京〜新大阪)は、JR東海(東海旅客鉄道)が管轄している路線なんですね。
例えるなら、家電量販店Aのポイントカードを持っていても、スーパーマーケットBでは使えないのと同じことです。基本的な路線管理が異なるため、JR東日本が主導する「新幹線eチケット」というチケットレスの仕組みが、JR東海が管轄する東海道新幹線の区間では適用されない、というのが根本的な理由です。

東海道新幹線は「紙のきっぷ」なら購入可能だが…

実は、えきねっとでも東海道新幹線の「紙のきっぷ」自体は購入できる場合があります。ただし、この購入方法は非常に不便で、おすすめできません。
なぜなら、チケットレス乗車ができないため、必ずJR東日本エリアの駅(東京駅など)の窓口や指定席券売機できっぷを受け取らなければならないという制約があるからです。
また、えきねっとのスマートフォンアプリ「えきねっとチケットレスアプリ」に至っては、東海道新幹線を含むJR東海エリアの新幹線は、紙のきっぷであっても申し込み自体ができません。
快適な新幹線移動を考えるなら、予約から乗車までをスムーズに行えるJR東海側の専用サービスを使うべきなのです。
もし、詳しい情報をもっと調べたい場合は、JR東日本の公式Q&Aを確認してみるのも良いでしょう。えきねっとの東海道新幹線に関する案内はこちら

東海道新幹線でチケットレス乗車ができない!えきねっとの限界

今の時代の新幹線利用は、断然チケットレスが便利ですよね。改札でサッと交通系ICカードや専用のICカードをタッチするだけで乗車できる手軽さは、一度体験するともう紙のきっぷには戻れません。
しかし、前述の通り、えきねっとで東海道新幹線を予約した場合、基本的にこのチケットレス乗車、つまり「新幹線eチケットサービス」が使えません。
この点が、えきねっとで予約しようとする利用者が最も戸惑うポイントであり、えきねっとが東海道新幹線で提供できるサービスの限界を示しています。

チケットレス乗車ができないことのデメリット一覧

紙のきっぷでの乗車は、想像以上に多くのデメリットを伴います。特に多忙なビジネス利用や、荷物の多い旅行時にはストレスの原因になりがちです。

デメリット 具体的な問題点
きっぷの受取が必要 出発駅の窓口や券売機に並ぶ必要があり、時間のロスになる。特に繁忙期は大行列も。
紛失・破損リスク 紙のきっぷは小さく、紛失や破損の恐れがある。
変更・払い戻しの手間 ネット上での変更が完結せず、きっぷを受け取った後に窓口に行く必要があるなど、手間がかかる。
乗車券が複数枚に 乗車券と特急券が別々になり、改札で複数枚を通す必要があるなど、スムーズさに欠ける。

これらのデメリットを考えると、東海道新幹線に乗るなら、きっぷを受け取る手間が一切ない「EXサービス」の一択である理由がよくわかりますね。
特に、朝の通勤時間帯や、連休前の東京駅などは、きっぷの受け取りで長蛇の列になることがあります。旅のスタートでストレスを感じないためにも、予約方法をしっかり選ぶことが大切です。

東海道新幹線の予約に特化!「EXサービス」の2つの選び方

東海道新幹線のチケットレス予約を確実に行うには、JR東海などが提供する「EXサービス」を利用する必要があります。
このEXサービスには、大きく分けて「エクスプレス予約」「スマートEX」の2種類があります。どちらも同じ新幹線に乗れますが、サービス内容や入会条件が少し違うので、ご自身の利用頻度やスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

EXサービス比較表:エクスプレス予約 vs スマートEX

項目 エクスプレス予約 (EX予約) スマートEX (Smart EX)
運営元 JR東海、JR西日本、JR九州 JR東海、JR西日本、JR九州
年会費 1,100円 (税込) ※専用のクレジットカードが必要 無料
チケットレス 専用ICカードまたは交通系ICカード 交通系ICカード
料金 会員価格で最もお得(通常よりかなり安い) 基本的に普通車指定席と同額か、ややお得(早特商品は利用可能)
予約期間 1年前から可能 1年前から可能
おすすめな人 年間数回以上、東海道・山陽新幹線を利用するビジネスパーソン たまに利用する方、年会費をかけたくない方

ご覧の通り、「年会費を払ってもとにかく安く乗りたい!」という方は「エクスプレス予約」を、「年に数回しか乗らないから、手軽にチケットレスで予約したい」という方は「スマートEX」を選ぶのがベストです。
特にスマートEXは、お持ちのクレジットカードと交通系ICカード(Suica、PASMOなど)を登録するだけで、すぐにチケットレス乗車が開始できる手軽さが最大の魅力です。迷ったらまずはスマートEXから始めてみることをモモストアはおすすめします!

【年会費無料】誰でも簡単に使える「スマートEX」の基本を解説

前項でおすすめした「スマートEX」について、もう少し詳しく解説していきますね。
スマートEXの最大のメリットは、何と言っても年会費無料という点です。特定のクレジットカードを作る必要もなく、普段使っている交通系ICカード(Suica、PASMO、ICOCAなど)を登録すれば、すぐに東海道・山陽・九州新幹線でチケットレス乗車が可能になります。

スマートEXの利用開始までの簡単な流れ

利用開始までのステップはとても簡単で、オンラインでサクッと手続きが終わります。

  1. 会員登録: スマートEXの公式サイトでメールアドレスなどを入力し、会員登録を行います。
  2. 決済情報の登録: お持ちのクレジットカード情報を登録します。
  3. 交通系ICカードの登録: 普段使っているSuicaやPASMOなどの交通系ICカードを登録します。最大2枚まで登録できます。
  4. 予約&乗車: 予約時に利用するICカードを指定すれば、あとは改札でタッチするだけでOKです!

この手軽さのおかげで、急な出張や思いつきの旅行でも、スマホからすぐに予約・変更ができるのが本当に便利です。
「紙のきっぷを受け取らなきゃ!」というストレスから完全に解放されますよ。
また、スマートEXには「EX早特」といった、通常価格よりもお得になる商品も用意されているので、早めに予約すればさらにお得に新幹線を利用できます。具体的な早特商品は後ほど詳しくご紹介しますね。

もし、スマートフォンからの予約操作に慣れていない場合は、以下のGoogle検索で公式サイトを探して、一度画面を見てみることをお勧めします。スマートEX 公式サイトはこちら

東海道新幹線は「いつから」予約できる?1年前予約の裏技も

新幹線の切符は「乗車日の1ヶ月前の午前10時」から発売開始、というのが一般的なルールですが、東海道新幹線を予約できるEXサービスには、実はもっと早く予約できる「1年前予約」という裏技的な仕組みがあるんです!

【基本】乗車日1ヶ月前の午前10時が予約開始

通常、指定席の予約は、乗車日の1ヶ月前(前月の同じ日)の午前10時からスタートします。これは、えきねっとでもEXサービスでも同じです。
例えば、8月15日に乗りたい場合は、7月15日の午前10時から予約が可能です。
特にゴールデンウィークやお盆、年末年始などの繁忙期は、人気の列車や座席があっという間に埋まってしまうため、10時ちょうどに予約を完了させるのが定石です。EXサービスなら、スマホやPCから10時になる瞬間に操作できるので、窓口に並ぶ必要がなく、有利に予約を進められます。

【裏技】乗車日1年前から予約できる「1年前予約」サービス

EXサービス(エクスプレス予約・スマートEX)には、乗車日の1年前から予約を申し込めるサービスがあります。これは、まだダイヤが確定していない段階で、希望の列車や時間帯を仮予約できるという画期的な仕組みです。

サービス名 1年前予約
予約可能期間 乗車日の1年前 (前年同日) 5:30から
座席確定日 乗車日の1ヶ月前の8:00以降
注意点
  • この予約で確保できる座席数には限りがある
  • 予約完了時点では列車番号や座席番号は未確定
  • 確定前に払い戻しをすると手数料がかかる場合がある

旅行の予定がかなり前から決まっている、どうしてもこの日に新幹線に乗らなければならない、という方にとっては、非常に心強いサービスです。特に団体旅行や大きなイベントがある日の予約には、この1年前予約を活用することで、競争率の高い時期でも席を確保しやすくなります。

紙のきっぷしか買えない時の「えきねっと予約」の大きな落とし穴

「EXサービスを使うのが便利だと分かったけど、今回はどうしてもえきねっとで予約したいんだ!」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
例えば、JR東日本エリアの新幹線と東海道新幹線を乗り継ぐ場合など、えきねっとで一括予約したいケースもあるでしょう。
その際、東海道新幹線の区間を含む予約は「紙のきっぷ」となるわけですが、この予約方法には、知っておくべき大きな落とし穴があります。

きっぷの受け取り場所の制限が最大の罠!

えきねっとで東海道新幹線(東京~新大阪など)のきっぷを予約した場合、そのきっぷはJR東日本の駅でしか受け取れないという厳しい制限があります。

  • 受け取り可能な駅: JR東日本の主な駅(東京駅、品川駅、上野駅など)
  • 受け取り不可な駅: JR東海エリアの駅(新横浜駅、名古屋駅、京都駅、新大阪駅など)

これが何を意味するかというと、もしあなたが名古屋や大阪に住んでいて、東京駅発の新幹線をえきねっとで予約した場合、わざわざ東京駅まで行ってきっぷを受け取らなければならないということです。
また、旅行や出張の途中で急に予定を変更し、東海道新幹線に乗ることになった場合、最寄りのJR東海やJR西日本の駅ではきっぷを受け取ることができず、予約が無駄になってしまうリスクすらあります。
このように、予約の便利さよりも、利用後の手間やリスクがあまりにも大きいため、モモストアではやはり東海道新幹線単独の利用にはEXサービスを強くおすすめします。

えきねっとで予約しても「おトク」にならない!

もう一つ、えきねっとで予約するデメリットとして、料金面でのメリットがない点が挙げられます。
えきねっとが提供する「えきねっとトクだ値」のような割引切符は、基本的にJR東日本エリアの新幹線限定です。
東海道新幹線をえきねっとで予約した場合、割引のない通常の運賃・料金で購入することになります。一方で、EXサービスには「EX早特」をはじめとする様々な割引商品が用意されているため、料金面でもEXサービスに軍配が上がります。
お得に、そしてスムーズに新幹線を利用したいなら、東海道新幹線に関してはスマートEXの早特商品をチェックしてみましょう!

えきねっとで予約したきっぷをJR東海エリアで受け取れないって本当?

この疑問は、前の見出しでも触れた通り、「本当」です。
これは、えきねっとがJR東日本のシステムであり、JR東海エリアの駅の券売機や窓口とは、きっぷの発券システムが基本的に繋がっていないためです。
この問題は、特に「旅行先から帰る時」や「出張先で切符を予約し直す時」に、非常に大きな問題となります。

旅行や出張で困るシチュエーション

あなたが東京から京都へ旅行に行ったとします。

・行きは東京駅で受け取ったので問題なし
・帰りのきっぷを現地で急遽変更したくなり、えきねっとで新しく予約
・京都駅の券売機できっぷを受け取ろうとする
→ 受け取れない!

このような場合、手元にきっぷがないまま、出発時間だけが迫るという最悪の事態になりかねません。
もちろん、JR東日本の駅まで戻って受け取るなんてことは現実的ではありませんよね。結局、新しくJR東海側できっぷを買い直すことになり、余計な費用と手間がかかってしまいます。

EXサービスならICカード1枚で全国どこでも!

一方で、EXサービスを使えば、あなたの交通系ICカード(Suica、PASMOなど)や専用ICカードがそのままきっぷ代わりになります。
つまり、紙のきっぷを受け取るという概念がないため、きっぷの受け取り場所を気にする必要が一切ありません。
予約さえ完了していれば、あとは登録したICカードを持って改札をタッチするだけ。出張や旅行の移動を、こんなにもシンプルにしてくれるのは、本当にありがたいですよね。

急な予定変更でも安心!EXサービスでの「変更・払戻」の仕組み

新幹線を利用する際、急な会議の延長や、観光地での思わぬ足止めなどで、予約した列車に間に合わなくなりそう…といった「予定変更」はつきものです。
この「変更のしやすさ」も、EXサービスとえきねっとを比較する上で、EXサービスが圧倒的に有利なポイントとなります。

発車時刻前なら何度でも手数料無料で変更可能!

EXサービス(エクスプレス予約、スマートEX共通)の最大の利便性は、予約した列車の発車時刻前であれば、手数料無料、かつ回数制限なしで予約変更ができるという点です!

たとえば、朝9時の「のぞみ」を予約していたけれど、少し寝坊してしまった!という時。
お手持ちのスマホやPCからEXサービスのサイトやアプリにアクセスし、発車時刻前であれば10時の「のぞみ」にすぐに変更できます。
しかも、この変更は、予約した乗車日の3ヶ月後までの列車に変更することが可能です。
紙のきっぷを駅の窓口で変更する場合、毎回手数料がかかったり、窓口の営業時間や混雑具合に左右されたりしますが、EXサービスならその心配は一切ありません。
ただし、注意点として、乗り遅れた場合は紙のきっぷと同様に後続列車への乗車はできず、特急券を買い直す必要があります。必ず発車時刻前に変更手続きを済ませましょう。

払い戻し(キャンセル)の手数料について

急な出張キャンセルなどで、新幹線自体に乗らなくなった場合の払い戻し(キャンセル)についても、EXサービスは非常に分かりやすいルールになっています。

払い戻し時期 手数料
乗車日の2日前まで 340円
乗車日の前日から発車時刻まで 発売額の30%(最低340円)
発車時刻後 払い戻し不可

この手数料は、通常の紙のきっぷの払い戻し手数料と比べても大きな差はないものの、スマホやPCから簡単に払い戻し手続きが完結するという手軽さが圧倒的です。万が一の時も慌てずに対応できるのは、精神衛生上も大きなメリットと言えるでしょう。

新幹線代を節約!EXサービスならではの「おトクな早特商品」一覧

東海道新幹線を賢く利用するなら、EXサービスが提供している「早特(はやとく)」商品を絶対に活用すべきです。
これらは、通常の切符よりもかなり安く新幹線に乗れる割引チケットで、旅行や帰省の費用を大きく抑えることができます。

早特商品の種類と特徴

EXサービスの早特商品には、予約する時期や利用条件によっていくつかの種類があります。

商品名 予約期限 主な特徴 割引率イメージ
EX早特1 前日まで 前日までの予約で割引に。急な予定にも対応しやすい。 ★★
EX早特3 3日前まで 3日前までの予約で割引。旅行の計画が立ったばかりの人に。 ★★★
EX早特7 7日前まで 7日前までの予約で大きな割引率。土日や特定期間に設定が多い。 ★★★★
EX早特21 21日前まで 最大級の割引。最も早く予約することで最もお得になる。 ★★★★★
EXファミリー早特7 7日前まで 土休日に家族で利用する際に特にお得になる商品。 ★★★★

ご覧の通り、早く予約すればするほど、割引率が高くなるのが特徴です。特に「EX早特21」や「EX早特7」は、東京~新大阪間で数千円単位の節約になることも珍しくありません。
ただし、早特商品は通常のきっぷと異なり、利用できる列車や座席数に限りがあること、そして予約後の変更に制約がある(一度払い戻して買い直す必要がある場合が多い)という点には注意が必要です。

早特商品を探すコツ

スマートEXの予約画面で日付と区間を入力する際に、「おトクなきっぷを探す」といったオプションをチェックすると、現在発売中の早特商品が表示されます。
特に利用したい日の21日前や7日前を過ぎていないか、こまめにチェックすることがお得な切符を手に入れるコツです。
もし、早特商品の最新情報や利用条件について詳しく調べたい場合は、以下のGoogle検索で確認してみることをおすすめします。スマートEX 早特商品一覧

東海道新幹線はなぜ「えきねっと」と「EXサービス」に分かれているの?

新幹線の予約システムが「えきねっと」と「EXサービス」の2つに分かれているのは、利用者からすると少し不便に感じますよね。まるで、インターネットの世界で2つの異なる国があるようなものです。
この背景には、日本の鉄道会社の複雑な歴史と、それぞれの会社が持つ「縄張り」が関係しています。

国鉄民営化とJR各社の独立性

1987年に国鉄が民営化され、JRはJR東日本(東)、JR東海(海)、JR西日本(西)、JR九州、JR北海道、JR四国、JR貨物の7社に分割されました。
このうち、新幹線を運行する主要な3社が、それぞれのエリアで独自の予約システムを構築・発展させてきた経緯があります。

  • JR東日本エリア(東北・上越など): サービスの中心が「えきねっと」
  • JR東海エリア(東海道新幹線): サービスの中心が「EXサービス」
  • JR西日本エリア(山陽新幹線・北陸新幹線など): JR東海と共同で「EXサービス」を、独自の予約サービスとして「e5489」も展開

東海道新幹線はJR東海が所有・運行しているため、JR東海が主体となって開発し、最もお得なサービスを提供しているのがEXサービスというわけです。
利用者にとっては「東海道新幹線に乗るならJR東海のEXサービス」と覚えておくのが、最も賢い利用法と言えます。

サービス内容の違いが競争力を生む

単純にシステムが分かれているだけでなく、それぞれのサービスが独自の割引商品や利便性を競い合っている側面もあります。
EXサービスが提供する「1年前予約」や、様々な「早特商品」は、JR東日本エリアの新幹線にはない魅力です。
この競争があるからこそ、私たち利用者はより安く、より便利に新幹線を利用できるようになっているのです。
もし、JRの分割民営化について深く知りたい方は、以下のGoogle検索で調べてみるのも面白いかもしれません。JR分割民営化の歴史

EXサービスを使えば新幹線と在来線が乗り換えなしでスムーズに乗れる!

EXサービスのチケットレス乗車は、東海道新幹線だけでなく、在来線(通勤電車など)との乗り換えも驚くほどスムーズに行えます。
これが、紙のきっぷにはない、EXサービスならではの大きなメリットの一つです。

「新幹線eチケット」と「EXサービス」の仕組み

EXサービスで予約した情報を、あなたが普段使っている交通系ICカード(Suica、PASMOなど)に紐づけておけば、そのICカード1枚で、在来線から新幹線への乗り換えが自動改札機で完結します。

  1. 在来線乗車時: 登録したICカードをタッチして入場(在来線の運賃がICカードから引かれる)
  2. 新幹線乗り換え改札: 同じICカードをタッチ
  3. 改札通過: 新幹線の特急券情報が自動で認証され、在来線の精算と新幹線の認証が一瞬で完了!

この一連の流れは、紙のきっぷだと「在来線のきっぷ」と「新幹線のきっぷ」の2枚を改札機に通す必要があり、非常に煩雑です。
特に、東京駅や新大阪駅のような巨大ターミナル駅では、改札付近で複数枚のきっぷを探す手間や、きっぷを通す時のモタつきが、大きなストレスになります。EXサービスなら、ICカードをサッとタッチするだけで、まるで魔法のように新幹線に乗れてしまうのです。

在来線乗り換え時の注意点

ただし、このスムーズな乗り換えには一つだけ注意点があります。それは、「新幹線乗車に利用するICカードと、在来線乗車に利用するICカードを同じにする」ことです。
もし、新幹線乗車のためにEX予約専用のICカードを使い、在来線乗車のために別のSuicaを使った場合、新幹線乗り換え改札では一度精算が必要になり、スムーズさが失われてしまいます。
スマートEXを利用する方は、普段使いのSuicaやPASMOなどを登録しておけば、この問題はクリアできますよ!

EXサービスをより快適に!知っておきたい便利な機能と設定

EXサービスを使いこなせば、予約や乗車が非常に快適になりますが、さらに便利な機能や設定を知っておくことで、新幹線移動の満足度は格段に向上します。
ここでは、特に知っておきたい「座席指定」と「ビジネス向け」の便利な機能をご紹介します。

座席表(シートマップ)を使った細かい座席指定

EXサービスでは、予約時に座席表(シートマップ)を見ながら、希望の座席をピンポイントで指定できます。
えきねっとでも同様の機能はありますが、EXサービスでは東海道新幹線の車両構造に合わせた詳細なシートマップが表示されます。

  • 窓側・通路側の指定: もちろん可能。景色を楽しみたい方はA席(富士山が見える側)を。
  • 車両内の位置指定: 出口に近い車両、デッキに近い席、など細かく指定できます。
  • 多目的室・車いす席: 必要に応じて予約可能です。

特にビジネスパーソンに人気なのは、電源コンセントがある席や、他の乗客との接触を避けやすい車両の端の席です。自分の好みに合わせて最適な席を選べるのは、長時間の移動では大きな違いになりますね。

ビジネス利用なら「S Work車両」を活用!

東海道・山陽新幹線には、ビジネス利用に特化した「S Work車両」が設定されています。これは、静かな環境でPC作業やWeb会議を行いたい方向けの車両です。
この車両を利用するには、EXサービスでの予約が必要です。
通常の座席と同じ料金で利用できますが、車内での通話やWeb会議が容認されているため、周囲を気にせず仕事に集中できます。
頻繁に出張するビジネスパーソンの方は、このS Work車両の予約方法をぜひマスターしてください!

【結論】東海道新幹線を予約するなら「これ一択」!モモストアおすすめの予約方法

ここまで、えきねっとで東海道新幹線が買えない理由から、最も便利なEXサービスの使い方までを詳しく解説してきました。
最後に、モモストアとして、最もおすすめする東海道新幹線の予約方法を、利用頻度に合わせてまとめます。

利用頻度別のおすすめ予約方法

あなたの利用頻度 おすすめの予約サービス 選ぶ理由
年に数回、たまに利用する スマートEX 年会費無料、交通系ICカードでチケットレス乗車可能、早特商品も利用可能
毎月または週に数回、頻繁に利用する エクスプレス予約 年会費はかかるが、通常価格がスマートEXよりもさらに安く、トータルで大幅な節約になる
JR東日本エリアの新幹線も頻繁に利用する スマートEX + えきねっと(新幹線eチケット) それぞれの区間で最適なサービスを使い分けることで、両方のチケットレス乗車のメリットを享受できる

ほとんどの方にとっては、年会費無料の「スマートEX」で十分その利便性を感じていただけるはずです。
えきねっとで「買えない」と悩む必要はもうありません。東海道新幹線に関しては、EXサービスに切り替えるだけで、新幹線の予約・乗車は格段にスムーズで快適なものになりますよ。
ぜひ、この情報を参考に、ストレスフリーな新幹線の旅を楽しんでください!

もし、まだスマートEXへの登録を迷っている方は、以下のGoogle検索で登録方法を調べてみてくださいね!スマートEX 登録方法を詳しく見る

東海道新幹線の予約で失敗しないためのQ&Aまとめ

最後に、東海道新幹線の予約に関して、多くの方が疑問に感じるであろうポイントをQ&A形式でまとめておきます。これで、もう迷うことはありません!

Q1: スマートEXを使えば、SuicaやPASMOは必要ですか?

A: 必須ではありませんが、利用を強く推奨します。
スマートEXは、交通系ICカードを登録しなくても「QRチケット」を利用して乗車することが可能ですが、QRチケットは毎回スマホを取り出して操作する手間がかかります。SuicaやPASMOなどの交通系ICカードを登録すれば、改札をタッチするだけで乗車できるチケットレスの恩恵を最大限に受けられます。

Q2: エクスプレス予約専用のICカードと、交通系ICカードはどちらが便利ですか?

A: エクスプレス予約専用のICカード(EX-ICカード)は、会員証を兼ねており、それ自体で乗車が完結します。
一方、交通系ICカード(Suicaなど)を登録した場合、そのカードで在来線から新幹線への乗り換えがスムーズに行えるメリットがあります。
普段の利用でSuicaなどをメインに使っているなら、そちらを登録するのが最も便利です。どちらのカードを使っても、予約した座席情報は正しく読み込まれますのでご安心ください。

Q3: 予約した列車を逃した場合、どうなりますか?

A: 残念ながら、予約した列車の発車時刻を過ぎてしまうと、その特急券は無効になってしまいます。
紙のきっぷと同様に、後続の「のぞみ」「ひかり」「こだま」の自由席に乗車することはできません。
もし乗り遅れてしまった場合は、新たに特急券(またはスマートEXなどで新しい予約)を買い直す必要があります。
そのため、発車時刻ギリギリになりそうな場合は、必ず発車時刻前にスマホで「変更」操作を済ませておくようにしましょう。

東海道新幹線に乗るなら絶対知っておきたい「S Work車両」の活用法

出張などで新幹線を移動オフィスとして活用したいビジネスパーソンにとって、EXサービスで予約できる「S Work車両」は革命的なサービスです。
この車両は、「静かに仕事ができる空間」を提供するために設計されており、通常の指定席とは一線を画しています。

S Work車両の特徴と利用メリット

S Work車両は、東海道・山陽新幹線(16両編成)の7号車に設定されています。

特徴 メリット
Web会議・通話OK 周りを気にせず、イヤホンなどを装着した状態で通話やWeb会議が可能。
静粛性の確保 会話を控える人が多いため、通常の指定席よりも静かで集中しやすい。
専用設備 (一部) 座席にモバイルワークに適した環境(電源、テーブルなど)が整備されている。

ただし、S Work車両は「オフィス」ではないため、大きな声での通話や、周囲に迷惑をかける行為は禁止されています。あくまで「仕事をしやすくするための車両」であり、通常の指定席よりも快適に集中できる環境、と考えると良いでしょう。

S Work車両の予約方法

S Work車両を予約するには、EXサービス(エクスプレス予約またはスマートEX)を利用するしかありません。
えきねっとでは予約できないため、これもまた東海道新幹線利用者がEXサービスを選ぶべき大きな理由の一つです。
予約操作時に「S Work車両」を選択するオプションが表示されますので、そちらを選んで予約を確定させてください。
特に平日の午前中など、ビジネス利用が多い時間帯は、S Work車両がすぐに埋まってしまうこともあるため、早めの予約をおすすめします!
もしS Work車両についてもっと詳しく知りたい場合は、以下のGoogle検索で確認してみましょう。S Work車両の詳細はこちら

東海道新幹線で快適な座席選びをするための裏知識

新幹線に乗るなら、少しでも快適な席を選びたいですよね。EXサービスならシートマップを見ながら予約できますが、そもそもどの席が快適なのかという裏知識を知っておくと、より満足度の高い移動ができます。

裏知識1: 富士山が見える席は?

東京方面から新大阪方面へ向かう場合(下り)、進行方向右側の座席(E席)が富士山側になります。逆に、新大阪方面から東京方面へ向かう場合(上り)は、進行方向左側の座席(A席)が富士山側です。
富士山が見えるのは、静岡駅の手前から新富士駅を通り過ぎるあたりまでで、天気が良ければ車窓から雄大な姿を楽しめます。
特に観光目的で乗車する場合は、予約時にこの情報を活用して座席を選んでみてください。

裏知識2: 荷物が多いなら「特大荷物スペースつき座席」

大きなスーツケースやゴルフバッグなど、「3辺の合計が160cm超250cm以内」の特大荷物を持ち込む場合は、事前に「特大荷物スペースつき座席」の予約が必要です。
この座席は、車内の最後尾の座席など、後方に荷物スペースがある席とセットで予約されます。
もし、この予約をせず特大荷物を持ち込むと、手数料(1,000円)が必要になる場合があるため、荷物が多いことが分かっている場合は、EXサービスで必ずこの座席を選んで予約しましょう。
この座席も、EXサービスの予約画面から簡単に選択できるようになっています。

裏知識3: 電源コンセントがある席は?

東海道新幹線の車両(N700S・N700A)では、全席に電源コンセントが設置されています。しかし、窓側の席(A席・E席)は、コンセントが座席の側壁にあり使いやすいですが、通路側の席(B席・D席)は座席の肘掛部分などにあり、少し使いにくいと感じる人もいます。
充電を頻繁にする必要がある方は、窓側の席を選ぶとより快適に過ごせますよ。

ビジネス利用に最適!法人向けEXサービスのメリット

出張が多い企業や個人事業主の方にとって、EXサービスには、経費精算や管理を劇的に楽にする法人向けサービスも用意されています。

法人一括精算サービス

「エクスプレス予約」には、法人カードを利用して出張者全員分の新幹線代を一括で精算できるサービスがあります。
これにより、出張者個人が立て替える必要がなくなり、経理担当者も領収書の管理や突合の手間が大幅に削減されます。
特に、複数の社員が頻繁に新幹線を利用する企業にとっては、出張コストの管理が非常にシンプルになるため、導入を検討する価値は大きいです。

経費精算システムとの連携

法人向けサービスの中には、予約データを直接、企業の経費精算システムに取り込むことができる機能もあります。
これにより、手動でのデータ入力ミスがなくなり、より正確でスピーディーな精算が可能となります。

もし、あなたの会社でまだこのようなサービスを活用していない場合は、経理部門に一度提案してみるのも良いかもしれません。間接的なコスト削減に繋がる可能性が高いですよ。
法人サービスの詳細については、以下のGoogle検索で確認できます。エクスプレス予約 法人サービスについて

EXサービスを活用した「旅先での便利な特典」とは?

EXサービスを利用すると、新幹線の予約や乗車が便利になるだけでなく、旅先の観光施設や飲食店で使えるお得な特典を受けられることをご存知でしょうか?
これは、EXサービス会員限定の特別なサービスで、旅行の満足度をさらに高めてくれます。

新幹線チケット+観光がセットになった商品

EXサービスを介して、新幹線とホテル、または新幹線と観光施設の入場券がセットになった、「EX旅パック」のような商品が提供されています。
これらは、個別に予約するよりもお得な価格設定になっていることが多く、手間も省けます。

また、東海道新幹線沿線の駅ビルや駅構内の一部店舗では、EXサービスの会員証(EX予約専用ICカードなど)を提示することで、割引サービスや優待を受けられる特典が用意されていることもあります。
具体的には、駅構内のお土産屋さんやレストランなどで、割引やちょっとしたプレゼントがもらえるといった内容です。

旅先での移動もスムーズに!

EXサービスでは、新幹線チケットだけでなく、旅先での地下鉄やバスの乗り放題きっぷをセットで購入できるオプションが用意されている場合もあります。
例えば、東京や大阪など、現地の公共交通機関のチケットを事前に購入しておけば、到着後すぐに観光やビジネスに集中できます。
新幹線の予約ついでに、旅先での移動手段も一緒に準備できるのは、非常に便利ですよね。

旅行の計画を立てる際は、ぜひEXサービスの公式サイトをチェックして、特典やセット商品がないか確認してみてください。
お得な情報を見つけられるかもしれませんよ。

「のぞみ」「ひかり」「こだま」の賢い選び方とEXサービスの活用

東海道新幹線には、停車駅の数が異なる「のぞみ」「ひかり」「こだま」の3種類の列車があります。
どの列車を選ぶかで、移動時間や快適性が大きく変わってきますので、EXサービスでの予約時にどのように選ぶのが賢いのかを解説します。

各列車の特徴と所要時間(東京〜新大阪の目安)

列車名 停車駅 所要時間(目安) EXサービスの優位性
のぞみ 主要駅のみ停車 約2時間30分 本数が多く、時間変更が容易。
ひかり 「のぞみ」の停車駅+主要都市に停車 約3時間 「のぞみ」に次いで利便性が高い。
こだま 各駅に停車 約4時間 特定の割引商品が設定されることがある。

ビジネス利用や移動時間を重視するなら、断然「のぞみ」を選ぶべきです。本数も多く、EXサービスなら予約変更も簡単にできるため、最も使い勝手が良い列車と言えます。
一方、もし移動時間に余裕があり、少しでも安く済ませたい場合は、「こだま」に設定されている「ぷらっとこだま」のような格安商品(EXサービス外の商品も含め)や、EXサービスの「こだま早特」などを探してみるのも手です。

「のぞみ」のグリーン車がお得になるEX予約の特典

エクスプレス予約の会員(年会費が必要な方)であれば、グリーン車の利用がお得になるサービスがあります。
特定の期間や条件を満たせば、通常料金よりも安くグリーン車に乗れるため、快適性を求める方には大変魅力的な特典です。
これは、スマートEXでは提供されていない、エクスプレス予約会員ならではのメリットの一つです。
長距離移動が多く、少しでも快適に過ごしたいと考える方は、エクスプレス予約の入会を検討する価値があるでしょう。

メルカリやAmazon、楽天市場で新幹線チケットは売ってる?

新幹線の切符を少しでも安く手に入れたい、という気持ちはよくわかります。そんな時、「メルカリやAmazonなどのECサイトで新幹線チケットが売っていないかな?」と考える方もいるかもしれませんね。
この点について、モモストアが詳しく解説します。

原則として、新幹線チケットの「転売」はNG!

メルカリなどのフリマアプリでは、新幹線の回数券や株主優待券などが売られていることがありますが、原則として、記名式の特急券や、EXサービスで予約したチケットレスの情報は転売できません。
特にEXサービスは個人に紐づくサービスであり、他人に譲渡することはできません。
また、回数券のばら売りなども、鉄道会社の規約で禁止されている場合が多く、トラブルの原因になる可能性があるため、正規の方法以外での購入は避けるべきです。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで買えるもの

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったECサイトでは、新幹線の「きっぷ」そのものは売っていません。
しかし、新幹線と宿泊がセットになった旅行会社のツアー商品や、新幹線代をカバーできる旅行券(JTB旅行券など)を購入することは可能です。
これらの旅行商品を利用すれば、新幹線単体で購入するよりも、トータルで費用を抑えられる場合があるので、一度チェックしてみる価値はあります。

【おすすめの検索方法】
Amazonや楽天市場で「新幹線 ホテル ツアー 東海道」などで検索すると、お得なパックが見つかることがあります。
新幹線単体での最安値はEXサービスに軍配が上がりますが、ホテル代込みで考えるなら、ECサイト経由のツアーも強力な選択肢となります。

結論として、新幹線チケットはEXサービスで早特商品を購入するのが最も安くて確実な方法であり、ECサイトのツアーはホテルとのセットでお得に利用したい場合に検討するのが良いでしょう。

快適な移動のための新幹線車内でのマナーと注意点

最後に、東海道新幹線での移動をより快適にするための、車内でのマナーと注意点について触れておきます。
特にEXサービスを活用してスムーズに乗車できた分、車内では気持ちよく過ごしたいものですよね。

リクライニングは声をかけてから

新幹線の座席はリクライニングが深く倒れますが、後ろの方に迷惑がかからないよう、倒す際は必ず「倒してもよろしいでしょうか?」と声をかけるのが大人のマナーです。
特に食事中や作業中の場合は、一声かけるだけで印象が大きく変わります。

大荷物は指定の場所に

座席の上の棚や、特大荷物スペースつき座席の指定された場所に置くようにしましょう。
通路やデッキに荷物を放置すると、他のお客様の通行の妨げになるだけでなく、安全上の問題も発生します。

S Work車両以外での通話はデッキで

S Work車両以外(一般の指定席や自由席)での携帯電話での通話は、原則としてデッキ(車両の出入り口付近)で行うのがマナーです。
Web会議の利用も、他の乗客の迷惑にならないよう、S Work車両を利用するか、通話せずにチャットなどで済ませる配慮が必要です。

せっかくEXサービスで快適なチケットレス乗車を実現できたのですから、車内でも気持ちの良い時間を過ごせるように、お互いに配慮し合いたいですね。

東海道新幹線に特化した便利なアプリを活用しよう

新幹線での移動がより快適になるよう、EXサービスと連携して使える、東海道新幹線に特化した便利なアプリも存在します。

EXアプリ

エクスプレス予約やスマートEXの予約・変更・払い戻しを、ウェブサイトよりもスマートフォンから直感的に操作できる公式アプリです。
予約履歴の確認や、運行状況の確認など、移動中に必要な機能が詰まっています。

JR東海提供の運行情報アプリ

東海道新幹線は、運行状況がリアルタイムで刻一刻と変化します。
JR東海が提供している運行情報アプリなどを活用すれば、遅延が発生した場合でも、すぐに最新の情報を確認でき、予定の変更などの判断を素早く行えます。
遅延が発生した場合の対応についても、EXサービスなら手数料無料で列車変更ができるので、運行状況アプリと合わせて利用すれば、より安心して移動できますよ。

これらのアプリは、EXサービスを利用する上での必須アイテムと言っても過言ではありません。スマートフォンをお持ちの方は、ぜひダウンロードして活用してみてください。

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