ダイソーで蛍光灯が「売ってない」理由は？代わりのLED電球選びと購入場所を徹底解説

「あれ？ダイソーに蛍光灯がない！」と焦ってこのページにたどり着いた方が多いのではないでしょうか？
私も先日、家の電球が切れてダイソーに行った際、以前は見かけたはずの直管型の蛍光灯が見当たらず、困ってしまった一人です。

結論から言うと、あなたが探している蛍光灯の多くは、
現在、ダイソーでは「売ってない」という状況がほとんどなんです。
この記事では、なぜダイソーで蛍光灯の取り扱いが減ってしまったのか、
そして、代わりに今すぐ買うべき優秀なLED電球や代替品、
さらにはAmazonや楽天市場で確実に手に入れる方法まで、モモストアが詳しく解説していきます！

ダイソーで「蛍光灯が売ってない」のは本当？販売状況の真相をズバリ解説

多くの方が感じる「ダイソーに蛍光灯がない！」という疑問ですが、これは半分本当で、半分は商品の「世代交代」によるものです。

正確にお伝えすると、かつて主流だった「直管型（棒状）や環型（丸型）の蛍光灯本体」は、現在、多くのダイソー店舗で取り扱いがないか、在庫限りで終了している可能性が非常に高いです。
これは、単純な品切れではなく、時代の流れと商品戦略によるものだと考えられます。

ダイソーの照明器具売場の現状とLEDへの完全移行

現在のダイソーの照明器具売場に行くと、以前とは全く異なる商品ラインナップになっていることに気づくはずです。
主力となっているのは、間違いなくLED関連商品です。

具体的に、ダイソーで今、売っている照明関連アイテムは以下の通りです。

• LED電球：口金サイズE26やE17のものが主流。白熱電球の代わりになるタイプです。
• 電池式LEDライト：棚下やクローゼット、非常用などに使えるものが豊富です。
• USB接続式LEDライト：パソコンやモバイルバッテリーから給電できるタイプ。
• 装飾用LEDライト：クリスマスやインテリアに使うワイヤーライトなど。

このように、ダイソーは完全に「LEDシフト」を完了させています。
昔ながらの蛍光灯を探しに行った方にとっては、「売ってない」という感覚になるのは当然のことと言えるでしょう。

特に直管型蛍光灯はサイズや規格が多岐にわたるため、100円ショップで全種類を揃えるのは難しく、
在庫管理の面からも、汎用性が高いLED電球や小型LEDライトに一本化されたと見て間違いありません。

もし、どうしてもダイソーで蛍光灯を見つけたい場合は、大型店舗や古い店舗の「デッドストック」を探すという方法もなくはありませんが、
その労力を考えると、最初からLEDへの切り替えを検討した方が、結果的に電気代も節約でき、長持ちするというメリットがありますよ。

「探す労力」と「LEDのメリット」を比較すれば、賢い選択は明らかです！

なぜダイソーは蛍光灯の取り扱いを減らしたのか？その背景にある大きな理由

ダイソーだけでなく、多くの小売店、特に100円ショップが蛍光灯の取り扱いを減らしているのには、単なる「流行」以上の明確な理由と時代の変化が背景にあります。
その最も大きな理由は、間違いなく「LED照明の普及と政府の方針」です。

理由１：国の「水銀に関する水俣条約」と蛍光灯の製造・輸出入規制

蛍光灯にはご存知の通り、人体に有害な水銀が微量ながら含まれています。
国際的には、この水銀の使用を制限するための「水銀に関する水俣条約」があり、
日本もこれを受けて、水銀を使った製品の製造や輸出入に関する規制を進めてきました。

具体的には、2020年以降、特定の水銀ランプの製造・輸出入が禁止されており、
一般の蛍光ランプについても、将来的には規制対象となっていく方向性が示されています。

• 製造側の負担：規制が強化されることで、メーカー側は水銀フリーの製品への移行が必須となります。
• 小売側の判断：将来的に在庫が無駄になるリスクや、処分の難しさから、小売店も取り扱いを控えるようになります。

ダイソーも、このような国の大きな流れと、環境への配慮から、蛍光灯を扱うメリットが薄いと判断したわけです。

理由２：LED電球のコストダウンと圧倒的な性能差

もう一つの決定的な理由は、LED電球自体の進化と低価格化です。

かつては高価だったLED電球も、今やダイソーで数百円で購入できるレベルにまで価格が下がりました。
一方で、蛍光灯と比較してLED電球には以下の圧倒的なメリットがあります。

項目	蛍光灯	LED電球
寿命	約6,000～12,000時間	約40,000時間
消費電力	高い	非常に低い（約1/5～1/10）
環境負荷	水銀を含む	水銀不使用
点灯速度	時間がかかる（チカチカする）	瞬時に点灯
価格（ダイソー）	取り扱いなし	110円～550円

寿命が長く、電気代も安く、環境にも優しいとなれば、わざわざ寿命が短く、水銀を含む蛍光灯を売場に置く理由がありませんよね。
ダイソーが「売ってない」状況は、時代の必然的な流れの結果なんです。

LED照明の規格についてもっと詳しく知りたい方は、LED電球の規格 日本ジス規格を検索してみてください。

蛍光灯の代わりにダイソーで今すぐ買うべき「LED電球」の種類と選び方

蛍光灯が売っていないとわかった今、最も賢い選択肢は、ダイソーで取り扱いのあるLED電球に切り替えることです。
「でも、LED電球って種類が多くてよくわからない…」という方のために、
ダイソーで失敗しないLED電球の選び方を、モモストアがわかりやすく解説します！

押さえるべき最重要ポイントは「口金サイズ」と「ワット相当」

ダイソーのLED電球を選ぶ上で、この二つだけは絶対に間違えてはいけません。
間違えると、せっかく買っても照明器具に取り付けられない、または暗すぎて使い物にならない、ということになってしまいます。

口金サイズ（E26 or E17）をチェック！

これは、電球を差し込むソケットの金具部分の直径のことです。
日本の一般家庭で使われている主な口金サイズは、この２種類です。

• E26（イーニジュウロク）：直径26mm。リビングやダイニング、玄関など、メインの照明器具に最も多く使われている、太いタイプです。
• E17（イーイチナナ）：直径17mm。ダウンライトや小型のスポットライト、シャンデリアなど、細いソケットに使われているタイプです。

切れた蛍光灯や電球を取り外して、ソケット部分に「E26」または「E17」と記載がないかを必ず確認してからダイソーに向かいましょう。

ワット相当（明るさ）で選ぶ！

LED電球は消費電力（W）ではなく、「白熱電球の何ワット相当の明るさか」という「ワット相当（W相当）」で明るさが表示されています。
ダイソーでは、主に以下のようなラインナップがあります。

明るさ（W相当）	適した場所	価格帯（ダイソー）
40W相当（約485ルーメン）	トイレ、廊下、お風呂場など（狭い場所）	110円～220円
60W相当（約810ルーメン）	玄関、寝室、読書灯など（標準的な明るさ）	330円～550円
80W相当（約1160ルーメン）	リビングの複数使い、広めの部屋（明るさ重視）	550円（取り扱いがあれば）

蛍光灯からの切り替えの場合、少し暗く感じることもあるので、普段使っているものよりも「ワンランク上のW相当」を選ぶと失敗が少ないですよ。

【色の選び方】
ダイソーのLED電球には、「昼光色（ちゅうこうしょく）」と「電球色（でんきゅうしょく）」の２種類がメインであります。

• 昼光色：青みがかった白で、文字が読みやすい色。作業部屋やキッチンにおすすめ。
• 電球色：オレンジがかった温かい色。寝室やリビングなど、リラックスしたい空間におすすめ。

蛍光灯の色味は「昼白色（ちゅうはくしょく）」に近いものが多いですが、ダイソーのラインナップでは昼光色か電球色を選ぶことになるので、好みや用途に合わせて選びましょう。

直管型や丸型蛍光灯が欲しい！ダイソー以外の100円ショップの在庫状況は？

ダイソーで目的の蛍光灯が見つからなかった場合、次に考えるのは「じゃあ、他の100円ショップなら売っているかも？」ということですよね。
しかし、残念ながら、ほとんどの100円ショップでも事情はダイソーとほぼ同じなんです。

セリアやキャンドゥも「LEDシフト」は完了している

セリア（Seria）やキャンドゥ（CanDo）といった主要な100円ショップも、照明器具に関してはダイソーと同様にLEDへの移行を積極的に進めています。

• 直管型蛍光灯（長い棒状）：基本的に取り扱いはありません。規格が多すぎて100均での対応が難しいためです。
• 丸型蛍光灯（シーリングライト用）：ほとんど取り扱いがありません。こちらも規格が多く、大型のため在庫スペースも必要です。
• 電球型蛍光灯：こちらもLED電球に置き換わっており、旧式の電球型蛍光灯そのものを見つけるのは困難です。

つまり、「直管型や丸型の蛍光灯本体」を探す目的で100円ショップを巡るのは、時間と労力の無駄になってしまう可能性が高いです。
もし、どうしても100円ショップで照明関連商品を探すなら、以下のような代替品を探しましょう。

100均でチェックすべき「今どきの照明」代替アイテム

直管や丸型の蛍光灯そのものがなくても、100円ショップには「小型の照明を必要とする場所」をカバーできる優秀なアイテムが揃っています。

セリア・キャンドゥで見つかる便利ライトの例

商品名	用途	ダイソーとの違い
プッシュライト（LED）	クローゼット、物置、棚の中など、一時的に光が欲しい場所	デザイン性が高いものが多い傾向があります。
センサーライト	玄関、廊下、階段など、人感センサーで自動点灯させたい場所	ダイソーと並んで人気の品。在庫があれば即買い推奨です。
USB式ミニライト	パソコン作業時の手元照明、モバイルバッテリーからの給電	ケーブルが柔軟に曲がるタイプなど、種類が豊富です。

結論として、直管や丸型蛍光灯が欲しい場合は、最初からホームセンターかAmazon・楽天市場などの通販を利用するのが、最も早く、確実に手に入れる方法です。
100円ショップはあくまで「ちょっとした補助照明」の調達場所として考えを切り替えるのが得策ですよ。

【要注意】蛍光灯とLED電球を間違えないための基礎知識と互換性

「蛍光灯が売ってないからLEDにしよう！」と決めても、何も考えずにLED電球を買ってしまうと、後で大変なトラブルになる可能性があります。
特に、既存の蛍光灯器具にLEDを組み込もうとしている方は、この知識が必須です。
間違った使い方をすると、最悪の場合、火災や器具の故障につながることもあるので、慎重に進めましょう。

蛍光灯器具に「そのままLED電球」は使える？

最も多くの方が疑問に思うのは、この「互換性」についてでしょう。
結論から言うと、一般的に売られている「口金タイプのLED電球」は、白熱電球や電球型蛍光灯を使っていたソケットにはそのまま使えます。

問題は「直管型・丸型蛍光灯の代替LED」

あなたがもし、リビングや台所の天井にある、長い棒状の蛍光灯（直管型）をLEDに替えたいと思っているなら、話は全く変わってきます。

直管型や丸型の蛍光灯器具には、「安定器（または点灯管・グローランプ）」という部品が必ず内蔵されています。
これは、蛍光灯を点灯させるために必要な高い電圧を発生させるための装置です。

この安定器をそのままにして、「蛍光管の形をしたLEDランプ」を差し込むだけでは、正常に作動しない、または寿命が極端に短くなることがあります。
LEDランプには安定器の機能は不要なため、以下のどちらかの対応が必要です。

• 安定器を「バイパス（除去）」する工事：電気工事士の資格が必要です。最も確実で安全な方法です。
• 「工事不要タイプ」のLEDランプを選ぶ：グローランプを取り外すだけで使えるタイプもありますが、全ての器具に対応しているわけではありません。

ダイソーで売っているのは「口金タイプのLED電球」のみです。
直管型の代替LEDランプ（蛍光管の形をしたもの）はホームセンターや家電量販店、通販でしか手に入らない上に、取り付けには専門知識が必要な場合が多いことを覚えておきましょう。

LED電球の規格は全世界共通ではない！

ダイソーで販売されているLED電球は、日本のJIS規格に準拠していますが、海外の製品と比べると細かな違いがあります。
特に中国や韓国で使われているE27などの口金サイズは、E26と似ていますが規格が異なるため、無理に取り付けるとソケットを破損させる危険があります。

安心・安全に使うためにも、ダイソーや国内のメーカー品を選ぶのが一番です。
万が一、海外の通販サイトで格安のLED電球を見つけても、口金サイズの表記（E26かE17か）を厳重にチェックしてくださいね。

ダイソーで買える！停電時や非常時に役立つおすすめの「電池式LEDライト」

蛍光灯が売っていない問題は、LED電球への切り替えで解決できますが、停電時やアウトドアでの照明はどうでしょうか？
こんな時こそ、ダイソーが本領を発揮する、優秀な「電池式LEDライト」の出番です！
コンセント不要で、100円〜500円という手軽さで手に入る、災害対策にもなる人気商品をチェックしていきましょう。

一家に一つは欲しい！ダイソーの定番防災アイテム

災害はいつ起こるかわかりません。蛍光灯やLED電球が使えない、つまり家全体の電気が止まってしまった時、頼りになるのが電池式のライトです。

高輝度LEDランタン（500円商品が多い）

ダイソーの電池式ライトの中で、最も「明るさ」と「汎用性」が高いのがこのLEDランタンです。
300円〜500円商品が多いですが、その性能は価格以上だとモモストアも太鼓判を押します！

• 明るさ：部屋全体を照らすには十分な光量があるものが多いです。
• 特徴：吊り下げ用のフックが付いており、テントの中や部屋の天井に引っ掛けられます。
• メリット：光源が全方向を照らすため、テーブルの上に置くだけで家族団らんの明かりになります。

センサーライト（マグネット付きタイプ）

普段は玄関やクローゼットで活躍しますが、非常時には懐中電灯代わりにもなる優れものです。
特にマグネットが付いているタイプは、冷蔵庫や鉄の柱などに貼り付けられるため、
両手を使いたい時の作業灯としても役立ちます。

【購入時の注意点】
ダイソーで電池式ライトを購入する際は、「必要な電池の種類」を必ずチェックし、
一緒にダイソーで単3形や単4形などの電池も購入しておくことをおすすめします。いざという時に電池がない、という事態は避けたいですよね。

小型ライトは「クローゼット」や「棚下」の隠れたニーズを満たす

蛍光灯の代わりとまではいかなくても、ちょっとした暗い場所を照らしたいというニーズは日常的にあります。
ダイソーの小型LEDライトは、まさにそんな「痒い所に手が届く」商品です。

商品名	便利ポイント	価格
クリップライト	本のカバーや棚に挟んで、手元だけを明るくしたい時に便利です。	110円
人感センサーライト	引き出しやシューズボックスなど、開けた時だけ点灯して電池を節約します。	220円～330円

蛍光灯が売っていないことで、むしろ「必要な場所に必要な光を」という考え方に切り替えることができるかもしれません。
防災対策としても、これらの電池式LEDライトは非常に優秀なので、ダイソーに行った際はぜひチェックしてみてください。

電球型蛍光灯の代わりはこれで決まり！お得にLED電球を買うための購入先比較

かつて「白熱電球の代わり」として一世を風靡した「電球型蛍光灯」。
これもまた、ダイソーをはじめとする多くの店から姿を消しつつあります。
寿命が長く、省エネだった電球型蛍光灯の役割は、今やLED電球が完璧に引き継いでいます。
ここでは、LED電球を最もお得に、そして確実に手に入れるための購入先を比較していきます。

ダイソー vs ホームセンター vs 通販サイトのメリット・デメリット

LED電球の主な購入先は3つあります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、あなたの用途に合わせて選びましょう。

ダイソー（100円ショップ）のLED電球

メリット	デメリット
とにかく安い（110円〜550円）	明るさや色温度の選択肢が限られる
急な電球切れにすぐ対応できる	品質や寿命が大手メーカー品に劣る可能性
手軽に試せる	調光機能付き器具には基本的に非対応

【結論】
トイレ、廊下、クローゼットなど、点灯時間が短い場所や、明るさがそこまで重要でない場所にはダイソーのLED電球で十分です。

ホームセンター（コーナン、カインズ、DCMなど）

メリット	デメリット
大手メーカー品（パナソニック、東芝など）が豊富	価格はダイソーより高い（数百円〜数千円）
専門の店員に相談できる	店舗に足を運ぶ手間がかかる
調光・密閉器具対応品など、機能性が高い

【結論】
リビングやダイニングなど、長時間使用する場所、調光機能が必要な場所は、品質と保証がしっかりしているホームセンターや家電量販店での購入がおすすめです。

Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの通販サイト

メリット	デメリット
価格が最も安い（大量購入がお得）	実物を見られない（色味がわかりにくい）
直管型LEDなどの特殊なものも確実に見つかる	届くまでに時間がかかる
レビューで他人の評価を確認できる

【結論】
まとめて家のLEDを交換したい時、直管型など特殊なものを探している時は、通販が最も品揃えが豊富でお得です。
特に「〇個セット」のまとめ買い割引を利用すると、ホームセンターよりも安くなることが多いですよ。

LED電球の電気代計算ツールを使えば、蛍光灯と比べてどれだけお得になるか数値でわかります。電気代計算ツールを検索してシミュレーションしてみましょう！

【裏技】ダイソーのLED電球をさらに賢く使うためのちょっとした工夫

ダイソーのLED電球は安価で手軽ですが、そのまま使っているだけではもったいない！
ちょっとした「裏技」や「工夫」を知っておくだけで、その利便性や寿命を格段に上げることができます。
ここでは、モモストアが実践しているダイソーLED電球の活用術をご紹介します。

工夫１：電球の寿命を延ばす「放熱対策」

LED電球の最大の敵は「熱」です。
LED自体は発熱が少ないですが、内蔵されている電子部品は熱に弱く、熱がこもると寿命が短くなってしまいます。

熱がこもりやすい場所での使い方

• 密閉型器具：ダイソーのLED電球の多くは、「密閉型器具非対応」と書かれています。これは熱がこもりやすく故障の原因となるためです。
  もし密閉型器具で使う場合は、点灯時間を短くする、または必ず「密閉型器具対応」と明記されたメーカー品を選びましょう。
• ダウンライト：天井に埋め込まれたダウンライトも熱がこもりやすいです。
  ダイソーのLEDをダウンライトで使う場合は、夏場など室温が高い時期は、長時間つけっぱなしにしないよう注意が必要です。

工夫２：光の反射を利用した「明るさアップ」術

同じ明るさのLED電球でも、設置方法や周りの環境を少し変えるだけで、部屋全体の明るさを格段にアップさせることができます。

反射板やレフ板を活用する

ダイソーには、アルミ製のプレートや、鏡面仕上げのシートなどが販売されています。
これらを電球の周り、特に光が逃げやすい場所（天井や壁の隅など）に配置することで、
光を効率よく反射させ、少ないワット数でも部屋全体を明るく見せることができます。
レフ板代わりに、白い厚紙やアルミホイルをカットして使うだけでも効果がありますよ。

工夫３：複数個使いで「故障リスクを分散」

ダイソーのLED電球は安価なため、「60W相当の明るさの電球を1個」買うのではなく、「40W相当の電球を2個」買うという方法もおすすめです。

この方法のメリットは以下の通りです。

• 均一な明るさ：光が分散されるため、影ができにくく、部屋全体を均一に照らせます。
• 故障リスク分散：もし1個故障しても、もう1個が点灯しているので真っ暗になることはありません。
• 調光の代わり：1個だけ点灯すれば暗めに、2個点灯すれば明るめに、といった簡易的な調光のように使えます。

安価だからこそできる、賢い使い方ですよね。ぜひ試してみてください。

Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングで「欲しい蛍光灯」を見つける方法

ダイソーでは売っていなかった、直管型や丸型の蛍光灯。
「LEDに替えたいけど、器具ごと替えるのは面倒…」という方のために、
ここでは通販サイトで今すぐ欲しい蛍光灯や、代替のLEDを確実に見つけるための検索テクニックをご紹介します。

蛍光灯を探すときの検索キーワードの重要性

蛍光灯にはサイズや規格が非常に多く、適当なキーワードで検索しても、欲しい商品にたどり着けないことが多いです。
購入する際は、必ず以下の３つの情報を照明器具本体から読み取ってから検索しましょう。

型番（品番）をそのまま検索する

今使っている蛍光灯のガラス管や、器具本体に記載されている型番が最も確実な情報源です。
例：「FL40SS」「FCL32/40」「FHF32EX-N-H」など、アルファベットと数字が並んだものをそのまま検索窓に入力してください。

サイズとワット数を組み合わせる

型番が消えて読めない場合は、以下の情報を組み合わせて検索します。

• 直管型：「直管 蛍光灯 40W 昼白色」のように、「型」「ワット数」「色」で検索します。
• 丸型（環型）：「丸型 蛍光灯 30形 32形 セット」のように、「型」「形（ワット数ではない）」「個数」で検索します。

特に丸型の場合、「30形」「32形」「40形」など、「形」という単位が重要になります。ワット数（W）と間違えないようにしましょう。

「代替LED」に切り替える場合の検索方法

「どうせならLEDに切り替えたい」という場合は、「現在使っている蛍光灯の型番」+「LED」で検索するのが最も簡単で確実です。

• 例：「FHF32EX-N-H LED」
• 例：「丸型 30形 32形 LED 互換」

こうすることで、「工事不要」で既存の蛍光灯器具にそのまま使える互換性のあるLEDランプが検索結果に表示されます。
ただし、前述の通り「グローランプの取り外しが必要」など、取り付け方法が製品によって異なるため、購入前にレビューや商品説明をしっかり確認しましょう。

蛍光灯の型番の意味をより深く知りたい場合は、蛍光灯の型番 規格を検索してみてください。

古い照明器具を使い続けたい人へ！蛍光灯を維持するための代替策と注意点

「愛着のある照明器具だから、蛍光灯のままずっと使い続けたい」「LEDへの切り替え工事費用をかけたくない」
そんな理由で、古い蛍光灯器具の維持を考えている方もいるかと思います。
しかし、蛍光灯自体が市場から姿を消しつつある今、維持にはいくつかの「代替策」と「重要な注意点」があります。

代替策１：ネット通販での「まとめ買い」と「互換品」のストック

今後、蛍光灯の生産はさらに縮小していくことが予想されます。
そのため、今すぐ切れていない蛍光灯でも、予備として購入し、ストックしておくのが最も現実的な代替策です。

• 購入場所：Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、またはメルカリ（中古品・未使用品）
• ストック期間：蛍光灯は経年劣化するため、あまりに長期間（5年以上）ストックするのはおすすめできません。予備は2〜3本程度にしておきましょう。

特に、特殊なワット数や色温度（例：植物育成用の蛍光灯、色付きの蛍光灯）を使っている場合は、今後入手が極めて困難になるため、早めに確保しておくことが重要です。

代替策２：切れたら即交換！「安定器の寿命」に要注意

蛍光灯が切れても、新しい蛍光管に交換すれば点灯しますよね。しかし、照明器具本体にある「安定器」にも寿命があることを忘れてはいけません。

• 安定器の寿命：一般的に、安定器の寿命は8年〜15年程度と言われています。
• 故障のサイン：点灯に時間がかかる、チカチカする、異音がする、焦げ臭い匂いがするなどのサインがあれば、安定器の寿命の可能性があります。
• 危険性：寿命を超えて使い続けると、安定器から出火する火災リスクがあります。

もしお使いの蛍光灯器具が製造から10年以上経過している場合は、蛍光灯を維持するのではなく、LED一体型シーリングライトなどに器具ごと交換することを強くおすすめします。
器具交換は面倒ですが、安全のためには避けて通れない道です。

蛍光灯の賢い処分方法！ダイソーでは引き取り不可？地域ごとのルールを解説

蛍光灯が切れたり、LEDに交換して不要になったりした時、その「処分方法」に困る方も多いのではないでしょうか？
特に、蛍光灯には水銀が含まれているため、一般的なゴミとは異なる「特別なルール」が適用されます。
ダイソーや100円ショップでは引き取りは行っていません。正しい処分方法をしっかり把握しておきましょう。

蛍光灯は「燃えないゴミ」ではない！自治体ごとの回収ルール

水銀が含まれている蛍光灯は、環境汚染を防ぐため、リサイクルの対象となっています。
決して「燃えないゴミ」として他のゴミと一緒に捨ててはいけません。

主な回収方法（地域によって異なります）

回収方法	特徴	注意点
集団回収（拠点回収）	役所や公民館、学校、大型商業施設などに設置された専用の回収ボックスに入れる。	割れないように購入時のケースに入れるか、新聞紙などで包む。
自治体の特別回収	月1回などの頻度で「有害ごみ」「資源ごみ」として特定の日時・場所で回収される。	指定された日と場所を厳守し、割れたものは回収しない地域もあります。
家電量販店の引き取り	新しいLED電球を購入する際に、店頭で古い蛍光灯を有料または無料で引き取ってもらえる場合がある。	購入時のレシートが必要な場合もあるため、事前に店舗に確認が必要です。

割れてしまった蛍光灯は「危険物」として扱う

蛍光灯を誤って割ってしまった場合、ガラスの破片だけでなく、飛び散った水銀も危険です。
割れた蛍光灯を処理する際は、以下の点に注意しましょう。

• 作業時の注意：手袋を着用し、破片が飛び散らないように注意して集めます。
• 水銀の処理：掃除機を使うと水銀が室内に拡散してしまう可能性があるため、濡らした新聞紙やガムテープで丁寧に拭き取るようにしましょう。
• 梱包方法：集めた破片と、掃除に使った新聞紙をまとめて、「キケン」「ワレモノ」などと明記した厚手の袋や容器に入れて密封します。

割れた蛍光灯の回収方法は、自治体によって大きく異なりますので、必ず蛍光灯 処分方法 自治体名を検索し、地域のホームページで確認してください。

ズバリ！蛍光灯とLED電球、どちらが電気代や寿命でお得なのか比較

蛍光灯がダイソーから姿を消した最大の理由は、LED電球が「トータルコストで圧倒的に優れている」からです。
この記事を読んでいるあなたがLEDへの切り替えを迷っているなら、具体的な「お得度」を知れば、迷いはなくなるはずです。
最後に、電気代と寿命という２大要素で、両者を徹底比較してみましょう。

電気代の差：家計へのインパクトは予想以上！

仮に、リビングで最もよく使われる「40Wの直管蛍光灯1本」と、同等の明るさの「LED直管ランプ（消費電力18W）」を比較してみます。

【条件設定】

• 使用時間：1日8時間点灯
• 電気代単価：1kWhあたり31円（全国家庭電気製品公正取引協議会が示す目安単価）

年間電気代の比較

照明の種類	消費電力	1日の消費電力（Wh）	年間電気代（円）
蛍光灯（40W）	40W	40W × 8h = 320Wh	約3,660円
LED（18W）	18W	18W × 8h = 144Wh	約1,647円

この比較からわかる通り、たった1本の直管蛍光灯をLEDに替えるだけで、年間約2,000円も電気代が安くなるんです。
家中の照明をLEDに替えれば、年間数万円の節約になることも珍しくありません。

寿命の差：交換の手間とコストを大幅削減！

「交換の手間」も重要なコストです。特に高い位置にある照明の電球交換は、脚立を使ったり、誰かに手伝ってもらったりと大変ですよね。

照明の種類	平均寿命	交換頻度（1日8時間使用の場合）	トータルコスト
蛍光灯	約10,000時間	約3.4年に一度	本体代＋交換の手間＋処分費用
LED電球	約40,000時間	約13.7年に一度	本体代のみ（非常に長期間）

LEDは蛍光灯の約4倍長持ちするため、交換頻度が劇的に減ります。
初期費用は蛍光灯より高くても、この「電気代の安さ」と「交換の手間のなさ」を総合的に考えれば、LED電球の方が圧倒的に安く、便利でお得だと言えるでしょう。

AmazonのLED電球ランキングをチェックして、お得な商品を今すぐ見つけてくださいね。

まとめ：ダイソーで蛍光灯がなくても困らない！LEDへの移行が絶対におすすめ

この記事を通じて、「ダイソーで蛍光灯が売ってない」という問題が、実は時代の変化と技術革新の結果であるということが、お分かりいただけたかと思います。

直管型や丸型の蛍光灯は、環境規制やLEDの圧倒的な優位性により、小売店の売場から姿を消しつつあります。
これは、蛍光灯が「悪い商品」だったわけではなく、単に「より安く、より便利で、よりエコな商品」に役目を譲ったというポジティブな変化なのです。

蛍光灯が「売ってない」問題へのモモストア流・最終結論

あなたが今、切れた蛍光灯の交換に困っているなら、取るべき行動は以下の通りです。

1. 電球型（E26・E17）の場合：ダイソーで口金サイズとワット相当を確認し、LED電球に迷わず交換しましょう。
2. 直管型・丸型の場合：古い器具を使い続けるのは危険です。できればLED一体型の新品器具に交換するか、通販で互換性の高いLED直管ランプを探しましょう。
3. 非常用ライトの場合：ダイソーの電池式LEDライトやランタンは、コスパ最強の防災アイテムとしてストックしておくことを強くおすすめします。

LED電球は、初期投資こそ蛍光灯よりかかるかもしれませんが、電気代の節約効果と、約10年間交換不要という手間いらずのメリットを考えれば、すぐに元が取れます。

ダイソーで探しても見つからない蛍光灯に時間を使うよりも、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで、あなたの家にぴったりの高性能なLED電球を賢く選んで、快適でエコな照明ライフを始めてみませんか？