ダイソーに立体型取り材は売ってる?どこにあるか売り場を徹底調査!

ダイソーに立体型取り材は売ってる?どこにあるか売り場を徹底調査!

こんにちは、モモストアです!
最近、SNSやYouTubeでオリジナルのレジンアクセサリーやフィギュア作りが流行っていますよね。そこで必要になるのが「立体型取り材」。
「ダイソーなら何でも売ってるはず!」と探したけど見つからない…と困っている方も多いのではないでしょうか?

今回は、ダイソーで「立体型取り材」が本当に売っているのか、売っていないならどんな商品で代用できるのかを徹底的に調査しました!
売り場のヒントから、本格的な型取り材が必要な時の賢い購入方法まで、詳しくご紹介していきますね。

・ダイソーの「立体型取り材」の取り扱いは実際どうなの?【結論】
・立体型取り材の売り場はどこ?ダイソー店舗内の探し方ガイド
・ダイソーで買える!型取りに使える神アイテム【3選】
・本格的な立体型取り(フィギュアや手形)ができないのはなぜ?
・本格派なら必見!ダイソー以外で立体型取り材が買えるお店
  1. ダイソーの「立体型取り材」の取り扱いは実際どうなの?【結論】
    1. 「立体型取り材」の定義とダイソー製品の違い
    2. 本格的な立体型取り材の平均価格帯
  2. 立体型取り材の売り場はどこ?ダイソー店舗内の探し方ガイド
    1. 【最重要】チェックすべき3つのコーナー
      1. ハンドメイド・レジンコーナー
      2. ねんど・工作コーナー
      3. お菓子作り・キッチンコーナー
    2. 大型店と小型店の違いを知っておく
    3. 店員さんに聞くときの裏ワザ
  3. ダイソーで買える!型取りに使える神アイテム【3選】
    1. 「おゆまる」を超える!?熱で溶ける新素材(熱可塑性樹脂)
      1. おゆまる型取りの具体的なステップ
    2. レジン用「シリコンモールド」(既製品)
    3. プラモデル用の「ポリエステルパテ」
      1. パテを使うべきタイミング
  4. 本格的な立体型取り(フィギュアや手形)ができないのはなぜ?
    1. H3:ダイソー製品に不足している3つの要素
      1. 高い流動性と硬化後の再現性
      2. 型からの抜きやすさ(離型性)と耐久性
      3. 安全性と人体への適合性(手形・足形の場合)
  5. 本格派なら必見!ダイソー以外で立体型取り材が買えるお店
    1. H3:【実店舗編】プロも利用するお店
      1. 大型手芸用品店(ユザワヤ、トーカイなど)
      2. 東急ハンズやロフト
      3. ホームセンター(大型DIY用品店)
    2. H3:【ネット通販編】種類と価格で選ぶならココ
      1. Amazon
      2. 楽天市場
      3. Yahoo!ショッピング
  6. 【モモストアおすすめ】ネット通販で買える人気・本格的な型取り材
    1. H3:手形・足形・人体に特化した「アルギン酸塩」キット
      1. 特徴
      2. 選ぶ際のチェックポイント
    2. H3:レジン・石膏に最適な「二液性RTVシリコンゴム」
      1. 特徴
      2. 選ぶ際のチェックポイント
  7. 「おゆまる」を使った簡単型取り術と注意点
    1. H3:おゆまる型取りを成功させる3つのテクニック
      1. テクニック1:原型を冷却する
      2. テクニック2:ベビーオイルを塗布する
      3. テクニック3:型枠(ウォール)を作る
    2. H3:おゆまるの限界と注意すべき点
  8. ダイソーの型取り用粘土はどんなもの?種類と仕上がりの違い
    1. H3:原型作りに最適な粘土の種類と特徴
      1. 石粉ねんど(石膏風の硬さに)
      2. 軽量紙ねんど(軽くて扱いやすい)
      3. 樹脂粘土(透明感と強度を求めるなら)
    2. H3:簡易型として使えるシリコンねんどの可能性
  9. 手軽な「ハンドメイド用シリコンモールド」の活用方法
    1. H3:ダイソーモールドの魅力的なラインナップ
      1. 定番の図形モールド
      2. トレンドを押さえたモチーフモールド
    2. H3:既製モールドをさらに活用する裏ワザ
      1. 裏ワザ1:モールドを組み合わせて使う
      2. 裏ワザ2:モールドをカットして形を変える
      3. 裏ワザ3:モールドを自作モールドの原型にする
  10. ダイソーの立体型取り材はメルカリやフリマアプリで買える?
    1. H3:フリマアプリで見つかる可能性のあるアイテム
      1. 過去の限定シリコンパテ
      2. 転売された人気モールド
      3. 未開封の「おゆまる」セット
    2. H3:フリマアプリ利用時の注意点
      1. 使用期限と劣化
      2. 価格のチェック
      3. 商品名の確認
  11. 在庫切れ・廃盤の可能性も?見つからない時の最終チェックリスト
    1. H3:【店舗編】「在庫切れ」と「取り扱いなし」を見分ける方法
      1. 売り場担当者に「発注予定」を聞く
      2. 店舗の規模と立地を確認する
      3. ダイソーの公式オンラインショップをチェックする
    2. H3:「廃盤」が確定した場合の代替策
  12. まとめ:ダイソーで型取り材を探す時の心得
    1. H3:【最終結論】目的別!購入先フローチャート
      1. 目的1:シンプルな形を少量作りたい(おゆまるで十分)
      2. 目的2:複雑なフィギュアや手形を正確に複製したい(本格派)
      3. 目的3:既製品の形でアクセサリーを作りたい(モールドで十分)
    2. H3:モモストアからのメッセージ

ダイソーの「立体型取り材」の取り扱いは実際どうなの?【結論】

momo-store.jp

結論からお話しすると、ダイソーでは、いわゆる「本格的な立体型取り材」(アルギン酸ナトリウムや、二液性の高精度シリコンゴムなど)は、基本的に取り扱いがないと考えて良いでしょう。
多くの手芸・クラフト愛好家が「ダイソーで探したけど売ってない」と感じるのは、このためです。

「立体型取り材」の定義とダイソー製品の違い

私たちが探している「立体型取り材」とは、
①人間の指やフィギュアなどの複雑な形状を、
②正確に、かつ何度も再利用できる型として、
③安全かつ簡単に作るための素材

を指すことが多いです。
しかし、ダイソーで販売されている型取りに使えそうなアイテムは、性質や用途が少し異なります。

素材名 ダイソーでの用途 本格的な型取り材との違い
おゆまる(熱可塑性樹脂) 小物や簡単なモールド、消しゴムはんこ 形状保持力や耐久性が低く、複雑な立体には向かない
シリコンモールド(完成品) レジン用、チョコレート用など すでに型が決まっており、オリジナルの型は作れない
粘土・パテ 原型制作、造形 型を取るための素材ではなく、型取りに使う「原型」を作るための素材

ダイソーはあくまで100円ショップの限界の中で、最大限にホビー用品を提供してくれています。しかし、高精度や耐久性を求められる本格的な型取り材は、どうしても価格が高くなり、100円での提供が難しくなるため、ラインナップから外れている可能性が高いのです。
もしあなたが、お子さんの手形や、繊細なフィギュアの複製など、「失敗したくない」「高精度な型が欲しい」と考えているなら、ダイソー製品で代用するのではなく、本格的な素材を検討した方が、結果的に満足度の高いDIYになるでしょう。

本格的な立体型取り材の平均価格帯

本格的な立体型取り材は、手芸専門店やAmazon、楽天市場で探すことになりますが、だいたい以下の価格帯になります。

  • アルギン酸塩(手形・足形用): 100gあたり1,000円〜2,000円
  • 高精度シリコンゴム(レジン・石膏用): 200gセットで2,500円〜4,000円
  • 型取りパテ(プラモデル・一部手芸用): 100gあたり1,500円前後

ダイソーの100円商品と比べるとやはり高価ですが、その分、失敗しにくく、細かなディテールまで正確に型を取れるのが魅力です。

立体型取り材の売り場はどこ?ダイソー店舗内の探し方ガイド

「本格的な型取り材はない」とはいえ、ダイソーには「型取りに使えそうな商品」はたくさんあります。これらのアイテムを探す時に、どこの売り場を重点的にチェックすれば良いか、モモストアが詳しく解説しますね。

【最重要】チェックすべき3つのコーナー

ダイソーの売り場は店舗によって大きく異なりますが、型取りに関連するアイテムは以下の3つのコーナーに分散していることがほとんどです。

ハンドメイド・レジンコーナー

ここが一番、型取りに近いアイテムが集まる場所です。

  • シリコンモールド: 星やハート、キーホルダーサイズなど、様々な形の既製品のモールドが並びます。
  • レジン液、着色剤: 型取り後の材料も一緒に探せます。
  • UVライト: レジンを硬化させるための小型ライトもここにあります。
  • 型取り粘土の可能性: 稀に「型取り用の粘土」としてシリコン系のものが販売されることもありますが、時期や店舗限定の場合が多いです。

ねんど・工作コーナー

オリジナルの原型を製作するための素材や、簡易的な型取り材として使える商品があります。

  • おゆまる(ゆめいろねんど): 熱湯で柔らかくして型が取れる、ダイソー型取り材の代名詞的な存在です。
  • 石粉ねんど、軽量ねんど: 型取りの原型を作るのに最適です。
  • プラモデル用パテ: プラモデルコーナーが別にある場合はそちらですが、工作コーナーに置かれていることもあります。

お菓子作り・キッチンコーナー

意外かもしれませんが、柔軟性のあるシリコン製品を探すなら、このコーナーは外せません。

  • シリコン製お菓子型: チョコやマフィンの型は、レジンや石膏の型取りに流用できることがあります。ただし、食用なので、化学物質を含むレジンを使う際は自己責任でお願いします。
  • アイストレー: 小さなパーツの型取りに使える、様々な形のアイストレー(シリコンやプラスチック)が見つかります。

大型店と小型店の違いを知っておく

ダイソーの店舗には、いわゆる駅前にある「小型店」と、郊外や商業施設にある「大型店(ギガダイソーなど)」があります。
ホビー・クラフト用品は、大型店の方が圧倒的に種類が豊富です。特に、「手芸用品」や「クラフト用品」のコーナーが独立している店舗であれば、型取りに関連する商品のラインナップも期待できます。
小型店で見つからなかった場合は、少し遠出してでも大型店をチェックしてみるのがおすすめです。

店員さんに聞くときの裏ワザ

店員さんに「立体型取り材ありますか?」と聞くと、多くの場合は「ございません」と言われてしまいます。なぜなら、正式な商品名が「立体型取り材」ではないからです。
聞くときは、具体的な商品名代用品の名前を出すのがコツです。

  • OK例:「『おゆまる』はどこにありますか?」
  • OK例:「レジン用のシリコンモールドがあるコーナーはどこですか?」
  • NG例:「本格的なフィギュアの型を取る材料はありますか?」

具体的な商品名や用途を伝えることで、店員さんもスムーズに売り場を案内してくれますよ。

ダイソーで買える!型取りに使える神アイテム【3選】

本格的な型取り材がないと分かっても、落ち込む必要はありません!
ダイソーには、用途を限定すれば、素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれる型取りの「代用アイテム」が豊富にあります。その中でも特に使える3つの神アイテムをご紹介します。

「おゆまる」を超える!?熱で溶ける新素材(熱可塑性樹脂)

以前から型取りの代名詞的存在だった「おゆまる」に加え、最近は、より大きな塊で売られている「熱で柔らかくなる粘土」のような製品も増えています。
これらは「熱可塑性樹脂」と呼ばれる素材で、何度でも熱湯で温めて柔らかくし、型取りをやり直せるのが最大の魅力です。

おゆまる型取りの具体的なステップ

  1. 沸騰したお湯に「おゆまる」を5分程度浸けて、全体がトロトロになるまで柔らかくします。
  2. 火傷に注意しながら取り出し、水気を拭き取ります。
  3. 原型となるアイテムに押し付け、しっかりと形を転写させます。
  4. 冷水に浸けるか、自然冷却で完全に固まるのを待ちます。
  5. 原型を取り外し、完成です。

注意点:「おゆまる」は硬化しても少し弾力があるので、細かすぎるモールドや、型から抜きにくい複雑な形状の型取りには向きません。ボタンやコイン、シンプルなデザインのキーホルダー型など、シンプルな形状に限定して使うのが成功のコツです。

レジン用「シリコンモールド」(既製品)

これはオリジナルではありませんが、非常に高品質で、型取りの材料としてではなく、「型そのもの」として重宝します。

  • 種類が豊富: イヤリング、ネックレス、スマホグリップなど、トレンドに合わせた型が常に更新されています。
  • 繰り返し使える: シリコン製なのでレジンがくっつきにくく、何回でも繰り返し使用可能です。
  • 価格以上の品質: 100円〜300円商品が多いですが、手芸店で買うと倍以上の価格になることも。

「オリジナルの形にはこだわらないけど、色々な形の作品を作りたい」という方にとっては、ダイソーのシリコンモールドはまさに救世主です。

プラモデル用の「ポリエステルパテ」

工作コーナーやプラモデルコーナーにある「パテ」は、型取りの素材ではありませんが、型取りの「原型」を修正・作成する上で欠かせません。

パテを使うべきタイミング

  • フィギュアの原型に凹みや傷がある場合。
  • 左右対称にしたいパーツの欠損部分を埋める場合。
  • 既存のフィギュアに新たなディテールを追加したい場合。

パテは硬化後にヤスリで削ることができるため、自分の思い通りの形に修正できます。型取りの第一歩は「完璧な原型」を作ることですので、このパテもぜひ型取り準備の神アイテムとして活用してください。

本格的な立体型取り(フィギュアや手形)ができないのはなぜ?

ダイソー製品で簡単な型取りはできても、「フィギュアの細かな髪の毛一本一本まで再現したい」「大切な家族の手形を一生残したい」といった本格的なニーズには、ダイソーの代替品では対応が難しいのが現実です。
なぜダイソーの材料では難しいのか、その技術的な理由を理解しておきましょう。

H3:ダイソー製品に不足している3つの要素

本格的な立体型取り材には、以下の3つの重要な性質が求められます。

高い流動性と硬化後の再現性

フィギュアの細部まで型を取るには、型取り材が液体の状態で、原型のミクロな凹凸にまでしっかり入り込む「高い流動性」が必要です。
そして、硬化後はその形を収縮させることなく、正確に維持する「再現性」が求められます。
ダイソーで代用される「おゆまる」は、そもそも液体ではないため、原型に押し付けた力のかかり方次第で形が歪んでしまいます。シリコン粘土も同様に、押す力でディテールが潰れがちです。

型からの抜きやすさ(離型性)と耐久性

一度型を取ったら、そこにレジンや石膏を流し込み、硬化後に型から抜き出す必要があります。
本格的なシリコンゴムは、硬化後に型が柔軟性を持ちながらも適度なコシがあるため、原型や流し込んだ材料を傷つけずにスルッと抜き出せます。
しかし、ダイソーの代替品は、

  • おゆまる: 固いプラスチック状になるため、複雑な形状だと型から抜く際に原型が折れたり、型自体が割れたりしやすい。
  • 粘土: 表面がベタついたり、原型に張り付いたりして、型から抜き出すときにディテールを破損させやすい。

という弱点があります。また、何十回も繰り返し使うための耐久性も、本格素材には及びません。

安全性と人体への適合性(手形・足形の場合)

特にお子様やペットの「手形・足形」を取る場合、皮膚に直接触れても安全な素材を選ぶ必要があります。
専用のアルギン酸塩は、歯科治療でも使われるほど安全性が高く、急速に硬化するため、じっとしていられない赤ちゃんの手形取りにも適しています。
ダイソーの一般的なクラフト用素材は、人体への使用を想定して作られていないため、手形取りなどの目的には絶対に使用しないでください。安全性を最優先するなら、専用品を選ぶべきです。

本格派なら必見!ダイソー以外で立体型取り材が買えるお店

ダイソーで目的の本格型取り材が見つからなかった場合、次にどこへ行けば手に入るのでしょうか?
実店舗で購入できる場所と、手軽なネット通販について、モモストアが詳しく解説します。

H3:【実店舗編】プロも利用するお店

もしあなたが型取りを急いでいる、または実物を手に取って選びたいのであれば、以下の専門店をチェックしてみてください。

大型手芸用品店(ユザワヤ、トーカイなど)

手芸店は、レジンや粘土、クラフトの材料が豊富に揃う場所です。特にレジン関連のコーナーには、二液性のシリコンゴムや、レジン専用の型取りパテなどが置かれていることが多いです。
店員さんも専門知識を持っているため、どのような作品を作りたいかを相談すれば、適切な材料を教えてもらえる可能性が高いです。

東急ハンズやロフト

これらのバラエティショップのホビーコーナーやDIYコーナーにも、本格的な型取り材が置かれています。特に東急ハンズは、専門的な化学材料や特殊な樹脂なども取り扱っているため、プロ仕様に近いアイテムが見つかることもあります。
少し価格帯は上がりますが、品質重視で色々な種類を比較したい場合に最適です。

ホームセンター(大型DIY用品店)

カー用品や建築材料のコーナーには、FRP(繊維強化プラスチック)用の樹脂や、エポキシパテ、簡易的な型取り材などが置かれていることがあります。ただし、これらは工業用途のものが多いため、手芸やクラフトに転用する際は、安全データシート(SDS)などを確認し、換気に十分注意して使用してください。

H3:【ネット通販編】種類と価格で選ぶならココ

多くの型取り愛好家が利用するのがネット通販です。実店舗では手に入りにくい海外製品や大容量パックも手軽に購入できます。

Amazon

とにかく商品の種類と量が豊富です。「アルギン酸塩 型取り」「シリコンゴム レジン」などのキーワードで検索すれば、初心者向けからプロ仕様まで、幅広い価格帯の製品が見つかります。
レビュー評価を参考にしながら、予算や用途に合ったものを選べるのが魅力です。

楽天市場

日本の手芸材料メーカーや、専門店が出店していることが多く、信頼性の高い製品を選びやすいのが特徴です。ポイントを活用したい方や、日本語での詳細な説明書が欲しい方に特におすすめです。

Yahoo!ショッピング

PayPayユーザーには特にお得なのがYahoo!ショッピングです。楽天市場と同様に専門店が多く、独自のキャンペーンを実施していることも多いので、チェックしてみる価値があります。

モモストアとしては、価格と種類で選ぶならAmazon、信頼性とポイントで選ぶなら楽天市場での購入をおすすめします。

【モモストアおすすめ】ネット通販で買える人気・本格的な型取り材

ダイソー製品での代用が難しいと感じたあなたのために、モモストアが実際に利用されている本格的な型取り材のジャンルと、おすすめポイントをご紹介します。
これらの商品は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで手軽に購入できます。

H3:手形・足形・人体に特化した「アルギン酸塩」キット

最も人気が高く、安全性と精度に優れているのがこのタイプです。

特徴

  • 主成分: アルギン酸ナトリウム。海藻から抽出される成分で、安全性が高い。
  • 硬化速度: 非常に速い(数分以内)。動く手形取りなどに最適。
  • 再現性: 細かな皮膚のシワまで再現できるほどの高精度。

選ぶ際のチェックポイント

「色」と「使用期限」をチェックしてください。
アルギン酸は粉末の色がピンクやブルーに着色されていることが多く、水を加えると色が変化し、硬化するタイミングが分かりやすくなっています。また、品質が落ちやすい素材なので、必ず使用期限を確認して、新しいものを購入しましょう。

おすすめ用途 赤ちゃんの立体手形、ペットの足形、歯型(歯科用)
型取りの精度 ★★★★★
価格帯(1回分) 2,000円〜3,500円(石膏含むキットの場合)

H3:レジン・石膏に最適な「二液性RTVシリコンゴム」

レジン作品を量産したい、硬くて耐久性のある型が欲しい、というプロ志向の方におすすめなのが、液体の「二液性シリコンゴム」です。

特徴

  • 主成分: シリコン(主剤)と硬化剤の二液を混ぜて使用。
  • 耐久性: 硬化後は非常に柔軟で耐久性が高く、数百度の熱にも耐えることができるものが多い(熱に強い素材を流し込める)。
  • 離型性: 抜群に良く、レジンや石膏が簡単にはがれる。

選ぶ際のチェックポイント

「硬度」と「粘度」が重要です。
粘度: 低粘度のものほど流動性が高く、細部まで綺麗に型が取れますが、型枠の隙間から漏れやすいという欠点もあります。
硬度: 低硬度(柔らかい)ほど抜き出しやすく、複雑な形状に向きます。高硬度(硬い)ほど耐久性が高く、大きな型やシンプルな形状に向きます。

おすすめ用途 レジンアクセサリー、キャンドル、石膏像、チョコレート(食品グレードの場合)
型取りの精度 ★★★★☆
価格帯(200g) 2,500円〜4,500円

購入する際は、必ず二液性シリコンゴムの使い方を調べて、正確な計量(デジタルスケール必須!)と換気を徹底してくださいね。

「おゆまる」を使った簡単型取り術と注意点

ダイソーで手に入る「おゆまる」は、手軽さにおいては最強の型取り材です。ここでは、おゆまるを最大限に活用するための具体的なテクニックと、失敗しないための注意点を解説します。

H3:おゆまる型取りを成功させる3つのテクニック

単に熱して押し付けるだけでは、きれいな型は取れません。このテクニックで、仕上がりをワンランクアップさせましょう。

テクニック1:原型を冷却する

おゆまるは熱い状態で原型に押し付けますが、原型の温度が高いと、おゆまるが冷める前に原型にくっついてしまい、剥がしにくくなります。そこで、型取りする原型を事前に冷蔵庫で冷やしておくと、おゆまるが原型に触れた瞬間に急速に冷え、きれいに剥がしやすくなります。

テクニック2:ベビーオイルを塗布する

型から抜きやすくするために、原型にごく少量のベビーオイルやワセリンを塗っておく「離型処理」は非常に有効です。
ただし、塗りすぎるとディテールが潰れてしまうため、綿棒などで薄く、均一に塗るのがポイントです。

テクニック3:型枠(ウォール)を作る

おゆまるが柔らかい状態で原型に押し付ける際、横に広がってしまい、形の周辺がガタガタになってしまうことがあります。これを防ぐために、レゴブロックや段ボール、クリアファイルなどを使って原型を囲う「型枠(ウォール)」を作っておくと、おゆまるを垂直に押し付けやすくなり、型の側面が綺麗に仕上がります。

H3:おゆまるの限界と注意すべき点

おゆまるは万能ではありません。以下の点に注意して使用しないと、かえって時間と材料を無駄にしてしまいます。

  • 細部の再現性は低い: どうしても押し付ける力に依存するため、髪の毛のような繊細なディテールは再現が難しいです。
  • 型が歪みやすい: 熱を加えると何度でも変形するため、レジンを流し込む際、型の内側が熱で変形し、歪んだ作品ができてしまうことがあります。
  • 大サイズには不向き: 大きな型を取るには大量のおゆまるが必要になり、コストパフォーマンスが悪くなります。また、熱が均一に伝わりにくく、型取り自体が難しくなります。

おゆまるは、あくまで「試しに型取りをしてみたい」「シンプルなパーツを複製したい」というライトな用途に限定して使うのが賢明です。

ダイソーの型取り用粘土はどんなもの?種類と仕上がりの違い

ダイソーには「型取り」と直接書いていなくても、型作りに使える様々な種類の粘土が販売されています。それぞれの粘土が、型取りの「原型」として、また「簡易型」としてどのように使えるのかを比較してみましょう。

H3:原型作りに最適な粘土の種類と特徴

ここで紹介する粘土は、型を取るための「モールド」を作るのではなく、「モールドを作るための元となる形(原型)」を作るのに最適です。

石粉ねんど(石膏風の硬さに)

ダイソーの石粉ねんどは、乾くと非常に硬くなり、ヤスリがけや削り出しなどの加工がしやすいのが特徴です。
メリット: 乾いた後に表面を滑らかにできるため、フィギュアや複雑な造形の原型作りに最適です。
デメリット: 水に弱いので、レジンなどを流し込むと原型自体が溶けたり、変形したりする可能性があります。型取りの前に防水加工が必要です。

軽量紙ねんど(軽くて扱いやすい)

軽くてふわふわした質感の紙ねんどは、手の力を入れずに造形できるため、お子様の工作や、軽さを重視するアクセサリーの原型作りに向いています。
メリット: 非常に軽いので、大きな原型を作る際にも負担が少ないです。
デメリット: 乾くとひび割れしやすく、強度が弱いため、細かなパーツは破損しやすいです。

樹脂粘土(透明感と強度を求めるなら)

樹脂粘土は、乾燥後にプラスチックのような透明感と強度が出るのが特徴で、特にフェイクフードやフラワーアクセサリーの原型作りに使われます。
メリット: 乾燥後の強度が強く、細工がしやすいです。
デメリット: 他の粘土より値段が高く、乾燥に時間がかかります。

H3:簡易型として使えるシリコンねんどの可能性

ダイソーやセリアでは、時折「シリコンねんど」や「型取り用シリコンパテ」といった商品が販売されることがあります。これらは、従来の二液性シリコンゴムとは異なり、粘土のように手でこねて形を作り、空気中で硬化させるタイプのものです。

  • 硬化時間: 数時間〜一日
  • 仕上がり: 弾力のあるゴム状
  • 用途: ボタンや簡単な模様の型取り、小さなパーツの補修

本格的な立体型取りには向きませんが、「指輪の飾り部分の模様だけを型取りたい」といった部分的な型取りには、手軽で便利です。見つけたらぜひ試してみてください。ただし、常に店頭にあるわけではないので、見つけたらラッキーと思ってくださいね。

手軽な「ハンドメイド用シリコンモールド」の活用方法

「型取り」というと、ゼロからモールドを作るイメージがあるかもしれませんが、ダイソーではすでに完成している高品質なシリコンモールドが豊富に手に入ります。これを活用することで、手間をかけずにオリジナルの作品を作ることができます。

H3:ダイソーモールドの魅力的なラインナップ

ダイソーのシリコンモールドは、その多様性とコストパフォーマンスが最大の魅力です。

定番の図形モールド

  • 丸、四角、三角: 基本的なアクセサリーパーツの形。レジン初心者にはまずこれ。
  • ハート、星、月: 可愛らしいモチーフの定番。

トレンドを押さえたモチーフモールド

  • シャカシャカモールド: 振ると中のパーツが動くキーホルダーを作るための型。
  • アルファベット、数字モールド: ネームタグや記念日モチーフの作品作りに。
  • カメオ、香水瓶型: アンティーク風のアクセサリー作りに。

これらの既製品モールドは、型取り材を探す手間を丸ごと省略できるため、すぐに作品作りを始めたい方には最適です。

H3:既製モールドをさらに活用する裏ワザ

モールドはそのまま使うだけでなく、少し工夫することで、さらに幅広い作品作りに活用できます。

裏ワザ1:モールドを組み合わせて使う

例えば、小さな丸型のモールドで作ったパーツを、大きな四角型のモールドの底に配置し、その上からレジンを流し込むことで、「作品の中に別の作品を埋め込む」という高度な表現が可能です。

裏ワザ2:モールドをカットして形を変える

シリコンモールドはハサミで切ることができます。例えば、ハート型のモールドの先をカットして、半円形や滴型として使う、といった応用が可能です。ただし、一度切ってしまうと元には戻せないので、失敗しても良いモールドで試してくださいね。

裏ワザ3:モールドを自作モールドの原型にする

もしあなたが、ダイソーのモールドの形が気に入ったけれど、もっと耐久性の高い型が欲しい場合、本格的な二液性シリコンゴムを使って、そのダイソーモールドを「原型」として型を取ることも可能です。そうすれば、耐久性の高いシリコン型を安価に手に入れられますよ。

モールド種類 メリット デメリット
レジン用モールド デザイン豊富、耐久性高い オリジナルな型は作れない
お菓子作り用型 サイズが大きい、柔軟性がある 細部の再現性低め、化学物質に弱い可能性あり

ダイソーの立体型取り材はメルカリやフリマアプリで買える?

ダイソーやセリアなどの100円ショップの限定品や廃盤品は、メルカリなどのフリマアプリで取引されることがあります。もしあなたが探しているものが、過去にダイソーで限定的に販売されていた「立体型取り材」だった場合、フリマアプリは有効な手段となり得ます。

H3:フリマアプリで見つかる可能性のあるアイテム

フリマアプリで「ダイソー 型取り」と検索すると、以下のような商品が見つかることがあります。

過去の限定シリコンパテ

ダイソーやセリアでは、数年前に「型取り用シリコンパテ」がクラフトコーナーで販売されていた時期があります。これは二液性の本格的なものではなく、先述した手でこねるタイプのシリコン粘土ですが、一度に大量に購入して余らせた人が出品していることがあります。

転売された人気モールド

SNSで話題になった特定のシリコンモールド(例:特定の形のシャカシャカモールドなど)は、一時的に品薄になり、定価(100円〜300円)より高い価格で転売されることがあります。

未開封の「おゆまる」セット

様々な色がセットになった「おゆまる」の大量パックや、おゆまるを使った型取りキットなどがまとめて出品されていることもあります。

H3:フリマアプリ利用時の注意点

フリマアプリは便利ですが、型取り材を購入する際には特に以下の点に注意が必要です。

使用期限と劣化

シリコンゴムやアルギン酸塩などの化学素材は、時間経過とともに品質が劣化します。特に二液性のシリコンゴムは、開封していなくても硬化剤の効力が落ちたり、主剤が分離したりする可能性があります。
フリマアプリで購入する際は、必ず「いつ頃購入したものか」「未開封か」を質問し、極端に古いものは避けるようにしましょう。

価格のチェック

ダイソーで100円〜300円の商品に、送料込みとはいえ定価以上の価格を払うのは勿体ないです。必ずAmazonや楽天市場で類似品の定価をチェックしてから購入を検討してください。

商品名の確認

出品者が「型取り材」と書いていても、それが本当にあなたが探している本格的なシリコンなのか、それとも「おゆまる」のような代用品なのかを、写真や商品説明でしっかり確認することが重要です。

モモストアの見解としては、フリマアプリは限定品を探すのには便利ですが、品質と価格の安定性を求めるなら、新品をAmazonや楽天市場で購入する方が確実でおすすめです。

在庫切れ・廃盤の可能性も?見つからない時の最終チェックリスト

ダイソーで何かを探す時、「売ってない」と感じる原因は、店舗の在庫切れか、商品の廃盤・終売であることがほとんどです。
「もしかしてこの商品はもう手に入らない?」と諦める前に、確認すべき最終チェックリストをご紹介します。

H3:【店舗編】「在庫切れ」と「取り扱いなし」を見分ける方法

商品が見つからない時、それが「今、たまたま売り場にないだけ(在庫切れ)」なのか、「この店舗ではそもそも売ってない(取り扱いなし)」なのかを知ることで、次のアクションが変わってきます。

売り場担当者に「発注予定」を聞く

売り場に空きスペースがある場合や、POPが残っている場合は、在庫切れの可能性が高いです。その際、店員さんに「この商品、近いうちに再入荷の予定はありますか?」と聞くことで、商品のステータスがわかります。
明確な入荷日を教えてもらえなくても、「今週中に入荷予定です」といったヒントが得られることがあります。

店舗の規模と立地を確認する

前述の通り、ホビー・クラフト用品は大型店優先で入荷されます。小型店で見つからなかったら、それは「廃盤」ではなく「この店舗の品揃えから外れている」可能性が高いです。諦めずに、より大きなダイソーをチェックしに行きましょう。

ダイソーの公式オンラインショップをチェックする

ダイソーには、一部の商品をネットで購入できる公式オンラインストアがあります。ここに商品が掲載されていれば、それは「現行品」であり、廃盤ではないことが確定します。
ただし、オンラインで取り扱っていても、すべての店舗にあるわけではない点には注意が必要です。

ダイソー公式オンラインショップの検索はこちら

H3:「廃盤」が確定した場合の代替策

もし店員さんから「廃盤になりました」と聞かされた場合でも、代替策はいくつかあります。

目的 廃盤品の代替策
(例)特定のレジン型 セリアやキャンドゥなど、他の100円ショップのレジンコーナーを探す。
(例)特定の粘土 手芸店で類似の粘土(例えば、軽量石粉粘土など)を探すか、ネット通販で「お試しサイズ」を購入する。
(例)型取り用シリコンパテ 本格的な二液性シリコンパテ(少量タイプ)をネットで購入するのが最も確実です。

特に100円ショップの商品は入れ替わりが激しいため、「廃盤=もう手に入らない」と落ち込むのではなく、「廃盤=新しい、もっと便利な商品に置き換わるチャンス」と前向きに捉えて、最新のトレンド商品をチェックしてみましょう。

まとめ:ダイソーで型取り材を探す時の心得

最後に、ダイソーで「立体型取り材」を探す方が、最も効率よく、満足度の高い結果を得るための心得をまとめます。

H3:【最終結論】目的別!購入先フローチャート

あなたの型取りの目的が何であるかによって、ダイソーで探すべきか、他の場所で買うべきかが明確になります。

目的1:シンプルな形を少量作りたい(おゆまるで十分)

→ダイソーで「おゆまる」を探す。

  • 売り場: ねんど・工作コーナー。
  • 心得: 大容量パックを探すなら、他の熱可塑性樹脂もチェック。

目的2:複雑なフィギュアや手形を正確に複製したい(本格派)

→ダイソーではなく、ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)で購入する。

  • 購入先: 二液性シリコンゴム、またはアルギン酸塩のキット。
  • 心得: 価格は高いが、失敗が少なく、後悔しない仕上がりになる。

本格的なレジン用型取り材を探す

目的3:既製品の形でアクセサリーを作りたい(モールドで十分)

→ダイソーで「レジン用シリコンモールド」を探す。

  • 売り場: ハンドメイド・レジンコーナー。
  • 心得: 季節ごとに新しいデザインが出るので、こまめにチェックする。

H3:モモストアからのメッセージ

ダイソーはDIY・クラフトの入り口として最適な場所ですが、プロ仕様のアイテムはやはり専門店やネット通販の領域です。
「売ってない」という事実に直面した時、がっかりするのではなく、「じゃあ、この材料で何ができるかな?」と視点を切り替えることが、趣味を続ける上での一番のコツです。
ダイソーの身近な材料で腕を磨き、本当に本格的な型取りが必要になったら、ネットで質の高い型取りキットに挑戦してみてくださいね。
あなたのクリエイティブな活動をモモストアは応援しています!

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