【ここひえ】悪い口コミは本当?2024年最新モデルの評判と効果的な使い方を徹底解説!
猛暑が続く日本の夏、エアコンを使うほどではないけれど、自分の周りだけ涼しくしたい…そう考えたときに目に留まるのが、ショップジャパンから発売されているパーソナルクーラー「ここひえ」ですよね。
「電気代が安い」「持ち運びできる」とCMで見るけれど、ネット上では「全然冷えない」「買って後悔した」といったネガティブな口コミも多く、実際のところどうなのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、最新モデルの「ここひえR7」を中心に、良い評判も悪い評判も徹底的に検証し、デメリットを解消する効果的な使い方まで、筆者モモストアが詳しく解説していきます。
「ここひえ」の購入を検討しているなら、ぜひ最後まで読んで判断材料にしてくださいね!
・【買って後悔?】「ここひえ」に関するネガティブな悪い口コミ・評判
・「冷えない」「意味がない」と感じる原因と対処法を徹底解説!
・【満足度が高い】「ここひえ」の良い口コミ・メリットを分析
・最新モデル「ここひえR7」はどこが進化して何が変わった?
- 「ここひえ」って結局どうなの?購入前に知っておきたい結論
- 【買って後悔?】「ここひえ」に関するネガティブな悪い口コミ・評判
- 「冷えない」「意味がない」と感じる原因と対処法を徹底解説!
- 【満足度が高い】「ここひえ」の良い口コミ・メリットを分析
- 最新モデル「ここひえR7」はどこが進化して何が変わった?
- ここひえの致命的なデメリット!カビや湿度が上がる問題は大丈夫?
- 気になる電気代はどれくらい?エアコンと比べると本当に安いの?
- 【裏ワザあり】ここひえを最大限に「ひんやり」させる使い方
- 「ここひえ」を使うのに向いている人・向いていない人をチェック
- 給水頻度やフィルター交換は面倒?お手入れ方法と衛生管理
- ここひえの購入はどこが一番お得?最安値の販売店を徹底比較
- 【Q&A】よくある疑問を解決!騒音や車中泊での利用について
- 「ここひえ」を公式サイト以外で購入する際の注意点
- 【モモストアの総評】「ここひえ」は買って損なしのアイテム?
「ここひえ」って結局どうなの?購入前に知っておきたい結論

「ここひえ」の口コミを徹底的に調べ、その構造や仕組みを理解した上で、モモストアが導き出した結論からお伝えします。結論から言うと、「ここひえ」は使い方と期待値を間違えなければ、非常に優秀なパーソナル冷却アイテムです。
ただし、一般的な「エアコン」や「扇風機」と同じ感覚で購入すると、「全然冷えない」「期待外れ」と感じてしまう可能性が高いため、製品の特性を正しく理解しておく必要があります。
「ここひえ」はエアコンの代わりにはならない!
多くの人が「ここひえ」に失望する最大の原因は、「部屋全体を冷やすクーラー」だと勘違いしてしまう点にあります。
「ここひえ」は、水が蒸発するときに周囲の熱を奪う「気化熱」の原理を利用した「パーソナルクーラー(冷風扇)」です。これは、扇風機の風を濡れたタオルに当てたときに涼しく感じるのと同じ仕組みです。水をフィルターに染み込ませ、そこに風を当てることで、吹き出し口から通常の扇風機よりも冷たい風(メーカーによると最大で約-13℃の冷風)を送り出します。しかし、この冷風の効果が届く範囲は、本体からわずか30cm〜50cm程度と非常に狭いのです。
そのため、広い部屋全体や、本体から離れた場所にいる人を冷やす力はありません。
「自分のデスク周り」「寝室の枕元」「キッチンで料理をする足元」など、ピンポイントで「ここだけ」を涼しくしたいという目的で使うなら、その真価を発揮してくれます。この使い方を理解しているかどうかが、満足度を大きく分けるポイントになると言えるでしょう。
最新モデルR7が解決した過去の課題
過去のモデルでは「音がうるさい」「給水タンクが小さい」「カビやニオイが気になる」といった問題が指摘されていました。しかし、最新モデルの「ここひえR7」では、これらの多くの課題が改善されています。
例えば、公式サイトの情報や新しい口コミを見ると、静音性が向上し、就寝時にも使いやすくなったという声が増えています。また、給水タンクも取り外しが可能になり、お手入れのしやすさが改善されています。さらに、防カビ・抗菌フィルターが採用されており、衛生面への配慮もなされています。
もちろん、根本的な「冷風範囲の狭さ」は気化熱の仕組み上変わりませんが、製品自体の使い勝手や衛生面は大幅に向上しているため、「昔のここひえはダメだった」という評判だけで判断するのはもったいないと言えます。
モモストアとしては、エアコンの補助、またはスポット冷却ツールとして、そのコンパクトさと経済性(電気代の安さ)を評価し、適切な使い方をすれば「買って正解」なアイテムだと結論づけます。
<最新モデルR7の主な進化点>
| 特徴 | 旧モデル(R3以前) | 最新モデル(R7) |
| 静音性 | 強モードでは騒音が気になる | 静音性が向上し、寝室でも使いやすいレベルに(約39dB) |
| お手入れ | 給水タンクの取り外し不可でお手入れが面倒 | 給水タンクが取り外し可能になり、水洗いしやすい |
| 衛生面 | カビ・ニオイの発生リスクあり | 防カビ・抗菌フィルターを採用 |
| 風量・涼しさ | 風量が弱いという意見が多い | 風速が向上し、より涼しさを感じやすくなった |
| 電源 | USB電源(モバイルバッテリー対応) | USB電源(モバイルバッテリー対応)+リモコン付き(モデルによる) |
【買って後悔?】「ここひえ」に関するネガティブな悪い口コミ・評判
「ここひえ」を検索すると、どうしても目立ってしまうのが、購入者のネガティブな口コミです。これらの「悪い評判」は、決して嘘や大げさなものではありません。しかし、その多くは製品の特性と使用環境のミスマッチから生まれていることがわかります。
ネガティブな口コミ①:「全然冷えない!ただの扇風機と変わらない」
最も多く見られる不満は、やはり「冷えない」という声です。購入者はエアコンのように部屋全体が冷えることを期待してしまいがちですが、前述の通り、ここひえは局所冷却に特化した製品です。具体的な口コミの内容を見てみましょう。
「CMを見て期待して購入しましたが、真夏の締め切った部屋で使っても全く涼しくならない。エアコンをつけずにこれだけで過ごそうと思っていたのが間違いでした。結局、エアコンと併用しないとダメで、扇風機と大差ないかも。」
「吹き出し口から2メートル離れるともう風が来ているのかどうかも分からないレベル。デスクの隅に置いても、顔全体に冷風が当たることはなく、がっかりしました。」
これらの口コミは、ここひえの「パーソナル」という機能を無視して使用した場合に発生します。冷風が届くのは最大でも50cm程度。それ以上離れて使ったり、広いリビング全体を冷やそうとしたりすると、その効果はほとんど感じられません。特に、室温が30℃を超えるような猛暑日には、これ単体で快適に過ごすのは困難です。エアコンの設定温度を少し上げて、その補助として使うなど、適切な利用シーンを選ぶことが重要です。
ネガティブな口コミ②:「カビ臭い、ニオイがする、フィルターがヌルヌルする」
次に深刻なのが、衛生面に関する口コミです。水を扱う冷風扇の宿命とも言えますが、お手入れを怠るとカビや雑菌が繁殖し、不快なニオイが発生する原因になります。中には「布団にカビが生えた」といった極端な報告もあります。
「数日使っていると、水タンクの底やフィルターがヌルヌルしてきました。掃除をサボると、風が酸っぱいような嫌なニオイになり、とてもじゃないけど顔に向けて使えません。毎日掃除するのが面倒で、結局使わなくなりました。」
これは、気化熱式冷風扇の構造上、避けられない問題です。水が常にフィルターに染み込んでいる状態は、雑菌やカビにとって非常に増殖しやすい環境です。特に日本の夏は高温多湿なため、お手入れを怠るとすぐに衛生状態が悪化します。
最新モデルでは抗菌・防カビフィルターが採用されていますが、これらはあくまで「発生しにくくする」ためのもので、定期的なお手入れと、使用しないときの水抜き・乾燥は必須です。この手間を「面倒」と感じる人にとっては、大きなデメリットとなります。
ネガティブな口コミ③:「強モードの音がうるさい!寝室で使えない」
音に関する不満も多く見られます。静音性が向上した最新モデルでも、風量を「強」に設定すると、動作音が気になるという意見があります。
「就寝時の枕元で使うために買いましたが、強モードだと『ブーン』というモーター音が意外と大きく、寝つきの悪い日は気になってしまいました。弱モードだと静かだけど、今度は冷たさをあまり感じられず…バランスが難しい。」
ここひえの動作音は、一般的に図書館の騒音レベル(約40dB)に近いとされていますが、静かな寝室で使う場合、特にモーター音や水の循環音が気になることがあります。神経質な方や、完全に無音で眠りたい方には、弱モードでの使用をおすすめします。ただし、強モードで「うるさい」と感じる方は、より冷たい風を求めている可能性が高いため、冷たさとのトレードオフになってしまいます。
「冷えない」「意味がない」と感じる原因と対処法を徹底解説!
前述の通り、「ここひえ」が「冷えない」と感じるのには、必ず原因があります。モモストアが考える主な原因は3つ。それぞれに具体的な対処法がありますので、「買って失敗したかも…」と思っている方は、ぜひ試してみてください。
原因1:使用環境が「多湿」すぎる
ここひえが利用する「気化熱」の原理は、湿度が高い環境では効果が大幅に低下します。水が蒸発しにくい(空気がすでに水蒸気を多く含んでいる)状況では、気化熱による冷却効果がほとんど得られません。それどころか、排気される風がさらに湿度を高めてしまい、かえって体感温度が上がってしまう「ジメジメ感」を生む可能性があります。
→ 対処法:エアコンや除湿機と併用する
最高の効果を発揮させるには、エアコンや除湿機で室内の湿度を下げることが最も重要です。例えば、エアコンの設定温度を28℃にして湿度を下げた上で、「ここひえ」をスポット的に使用すると、快適な冷風が届き、エアコン単体よりも節約しつつ涼しく感じられます。特に梅雨時期や雨の日は、ここひえ単体での使用は避け、必ず除湿を心がけましょう。
原因2:水タンクに「氷」や「保冷剤」を入れていない
ここひえは、水タンクに水を入れるだけでも冷風が出ますが、その冷たさは水温に依存します。常温の水を使うと、期待するほどの冷たさは得られにくいです。
→ 対処法:凍らせたフィルターや氷水を活用する
最も手軽で効果的なのは、水タンクに「冷たい水」または「氷水」を入れることです。水温が下がれば下がるほど、吹き出し口の温度は確実に下がります。
さらに上級者向けの裏ワザとして、「専用フィルターを水で濡らしてラップで包み、冷凍庫で凍らせてからセットする」という方法があります。この方法だと、吹き出し口の温度が一時的に劇的に下がり、非常に強力な冷風を感じることができます。ただし、この超冷却状態が続くのはせいぜい1時間程度なので、ピンポイントで涼みたいときに試してみてください。
原因3:本体を「自分から離れた場所」に置いている
風が届く範囲は30cm〜50cm。これは、ここひえの設計上の限界です。この範囲を超えて使っていると、「風が弱い」「冷えない」と感じるのは当然です。
→ 対処法:顔や体に「直接」当てる位置に置く
対処法は極めてシンプルです。本体を顔や体の近く(30cm以内)に置くこと。デスク上ならキーボードの横、寝室なら枕元、キッチンならシンクの横のカウンターなど、自分が「ここだけ冷やしたい」と思う場所に密着させて使ってください。ピンポイントで冷たい風が当たることで、体温の上昇を防ぎ、体感的な涼しさが格段に向上します。特に、熱がこもりやすい頭や首元に冷風を当てるのが効果的です。
【満足度が高い】「ここひえ」の良い口コミ・メリットを分析
ネガティブな評判が目立つ一方で、実は「ここひえ」を使って「買ってよかった!」と満足しているユーザーも非常に多いです。彼らが感じるメリットは、この製品の本来の価値をよく表しています。
メリット1:エアコンと比べ物にならない「電気代の安さ」
ここひえの最大の魅力は、そのランニングコストの低さです。公式サイトによると、消費電力はわずか4W〜6W程度。一般的なエアコン(6畳タイプで最低消費電力130W程度)と比較すると、電気代は約95%も節約できるとされています。
一晩中つけても1円以下!圧倒的な経済性
具体的な電気代を見てみましょう。最新モデルを風量(強)・首振り運転なし(消費電力4W)で使った場合、電気料金の目安を1kWhあたり31円とすると、1時間の電気代はわずか約0.12円です。
もし一晩(8時間)つけっぱなしにしたとしても、電気代は約0.9円〜1.0円程度で済みます。エアコンだと一晩で数十円〜100円以上かかることを考えると、この経済性は非常に魅力的です。
「エアコンはもったいないから使いたくない」「寝るときだけ涼しくなればいい」という方にとっては、ここひえの経済性は大きなメリットとなります。特に、夏の電気代高騰が気になる近年、家計に優しい冷却手段として再評価されています。
メリット2:軽くてコンパクト!どこへでも持ち運び可能
ここひえは、約20cmの立方体ほどのコンパクトサイズで、重さも非常に軽いです。最新モデルには取っ手も付いているため、片手で簡単に持ち運べます。
電源がない場所でも使えるUSB対応
さらに、USB給電に対応しているため、ACアダプター(別売りまたはモデルによっては付属)だけでなく、モバイルバッテリーからも電源を取ることができます。これにより、使用場所の自由度が格段に上がります。
- キッチンや脱衣所:エアコンの風が届きにくい、熱がこもりやすい場所で大活躍。
- アウトドア・車中泊:モバイルバッテリーさえあれば、電源のないテントの中や、エンジンを切った車内(自己責任での使用が前提ですが)でも、ピンポイントで涼しさを確保できます。(ただし、車中泊での使用は推奨されていません。詳しくは後述します。)
- ペットのケージ周り:人間はエアコンで涼しくても、床に近いペットのケージ周りは暑くなりがちです。ここひえの優しい風で、ペットに快適な環境を提供しているユーザーも多いです。
「涼しさを持ち運べる」というコンセプトは、ここひえの最大の強みであり、多くのユーザーが満足しているポイントです。
メリット3:エアコンの風が苦手な人にも優しい冷風
エアコンの冷風は、肌が乾燥したり、体が冷えすぎてだるくなったりと、体調を崩す原因になることがあります。特に冷え性の方や、小さなお子様、高齢の方にとっては、エアコンの風は強すぎることがあります。
自然な風で体への負担が少ない
ここひえの風は、水を蒸発させる過程で作られるため、エアコンの冷たさとは違い、より自然で優しい冷風です。肌の乾燥を感じにくく、体への負担が少ないため、「エアコンが苦手だけど夏は涼しくいたい」という層から高い支持を得ています。
また、直接冷たい風が当たることで、ピンポイントで火照った体をクールダウンできるため、「顔だけ暑い」「足元だけ涼しくしたい」といった、体感温度の微調整にも役立ちます。
最新モデル「ここひえR7」はどこが進化して何が変わった?
ここひえは毎年、少しずつアップデートを重ねています。特に最新モデルの「ここひえR7」は、従来のユーザーからの不満点を解消するために、多くの点で進化を遂げています。もしあなたが旧モデルの評判を見て購入をためらっているなら、R7の進化ポイントを知っておくことで、評価が変わるかもしれません。
進化点1:給水タンクが「取り外し可能」になり、お手入れが簡単化
旧モデルの大きな不満点の一つが、給水タンクのお手入れのしにくさでした。タンクが一体型になっていたため、水垢やぬめりを掃除するのが非常に難しく、カビやニオイの原因となっていました。
衛生面への配慮が大幅アップ
R7では、給水タンクが完全に取り外せる構造に進化しました。これにより、使用後に残った水を簡単に捨てられるだけでなく、タンクの内部を隅々まで水洗いし、乾燥させることが可能になりました。
また、フィルターには「防カビ抗菌フィルター」を採用。もちろん、これも水洗いが可能で、衛生的に長く使い続けられるよう配慮されています。水の入れ替えや掃除の手間が減ったことで、「面倒だから使わなくなった」というユーザーの声の解消に繋がっています。
進化点2:風速アップ!より「涼しい」風を遠くまで
「冷えない」「風量が弱い」というネガティブな意見に対応するため、最新モデルでは送風システムが改良され、風速が向上しています。
体感的な涼しさがより強力に
風速が上がることで、冷風がよりシャープに、体により強く当たるようになり、体感的な涼しさが向上しています。もちろん、部屋全体を冷やすほどのパワーアップではありませんが、従来のモデルで「ちょっと物足りない」と感じていた方にとっては、この風速アップは非常に大きな改善点と言えるでしょう。特に、フィルターに氷水や凍らせたフィルターを組み合わせた時の冷風の強力さは、旧モデルとは比較にならないほどの快適さを生み出します。
進化点3:モデルによっては「リモコン付き」で操作性向上
R7のタワー型などの特定のモデルでは、リモコンが付属しています。これは、寝室の枕元やデスクの下など、少し離れた場所に本体を置いた時に非常に便利です。
寝る前の操作も楽ちんに
寝る前にタイマーや風量を設定したい場合、いちいち体を起こして本体のボタンを押す必要がありません。ベッドに入ったままリモコンで操作できるのは、就寝時の快適性を大きく向上させる機能です。
進化は細部にわたり、ユーザーがよりストレスなく使えるように工夫されています。そのため、これから購入を検討するなら、機能と使い勝手が格段に向上したR7以降の最新モデルを選ぶのが賢明です。
ここひえの致命的なデメリット!カビや湿度が上がる問題は大丈夫?
「ここひえ」を検討する上で、どうしても無視できないのが、気化熱式冷風扇特有の「湿度上昇」と「カビ・雑菌」の問題です。これは、製品の仕組みに根ざした根本的な課題であり、使い方を間違えると健康面や住環境に悪影響を及ぼす可能性があります。しかし、正しい知識があれば十分に対策が可能です。
デメリット1:必ず湿度を上げる!部屋全体での使用は危険
冷風扇は、水を蒸発させて(気化させて)風を冷やすため、その過程で必ず空気中に水蒸気を放出します。つまり、ここひえを使うと、必ず室内の湿度が上昇します。
熱中症のリスクを高める可能性も
湿度が上がると、人間の汗が蒸発しにくくなり、体温調節が難しくなります。その結果、熱中症のリスクが高まる可能性があります。特に、締め切った部屋で長時間使用すると、湿度が80%以上になることもあり、これが「ジメジメしてかえって暑くなった」という口コミの原因です。
【対策】
繰り返しになりますが、必ず換気をするか、エアコンや除湿機と併用してください。ここひえをスポット的に使用し、部屋の湿度はエアコン(除湿運転)に任せるのがベストな使い方です。特にマンションなどで結露やカビが心配な場合は、常に湿度計でチェックし、50%〜60%を目安に保つように心がけましょう。
デメリット2:フィルターやタンクの衛生管理は必須!カビの温床になりやすい
水を使う家電製品の最大の敵は、水垢、ぬめり、そしてカビです。ここひえのフィルターは常に湿っている状態にあるため、雑菌やカビが繁殖しやすい環境です。これが、「酸っぱいニオイがする」「カビ臭い」といった口コミにつながります。
毎日のお手入れを習慣化する
最新モデルの抗菌フィルターを使っても、お手入れを全くしなくて良いわけではありません。衛生的に使うためのポイントは以下の通りです。
- 毎日の水交換:タンクの水は毎日必ず交換し、継ぎ足しは避ける。
- 使い終わったら乾燥:その日の使用が終わったら、残った水を捨て、数十分〜数時間、送風運転をしてフィルターを完全に乾燥させる。これが最も重要です。
- 週に一度の洗浄:取り外し可能なタンクやフィルターを中性洗剤やクエン酸で洗浄し、徹底的に乾燥させる。
- 定期的なフィルター交換:フィルターは消耗品です。メーカー推奨の交換時期(通常はワンシーズンごと)を目安に交換してください。新しいフィルターに交換することで、購入時の快適さが戻ります。
これらの手間を惜しまず行えるかどうかで、ここひえに対する満足度は大きく変わります。手間をかけるのが苦手な方には、ペルチェ式などの他の冷却アイテムを検討することをおすすめします。正しい掃除方法を知って、快適に使いましょう。
気になる電気代はどれくらい?エアコンと比べると本当に安いの?
「ここひえ」の大きなセールスポイントの一つが、「圧倒的な電気代の安さ」です。本当にエアコンと比べてそんなに安くなるのか?具体的な消費電力と電気代を詳しく見ていきましょう。この経済性が、ここひえを「買って正解」のアイテムにする大きな理由です。
ここひえの消費電力はたったの4W〜6W!
ここひえの消費電力は、風量(強)・首振り運転なしの場合でわずか4W、首振り運転ありの場合でも6W程度です。これは、スマホの充電器よりも低い消費電力と言えるほどです。
エアコン・扇風機との電気代比較(モモストア調べ)
ここでは、電気料金の目安を1kWhあたり31円として、ここひえと一般的な冷房器具の電気代を比較します。最新の「ここひえR7」のデータを使用します。
| 製品名 | 消費電力の目安 | 1時間あたりの電気代 | 8時間(一晩)の電気代 | 1ヶ月(30日)の電気代 |
| ここひえR7(強・首振りなし) | 4W | 約0.12円 | 約0.99円 | 約29.7円 |
| 一般的な扇風機(中) | 20W | 約0.62円 | 約4.96円 | 約148.8円 |
| 6畳用エアコン(最低運転時) | 130W | 約4.03円 | 約32.24円 | 約967.2円 |
※上記はあくまで目安であり、使用環境や地域、電力会社のプランによって変動します。
この表を見ていただくと、ここひえの経済性が一目瞭然です。エアコンの最低運転時と比べても、約1/32という驚異的な安さです。扇風機と比べても、電気代は1/5以下に抑えられています。
この数字を見れば、「エアコンをつけたいけど、電気代が怖い」という方にとって、ここひえがいかに魅力的な選択肢であるかが分かるでしょう。特にテレワークでデスクに座りっぱなしの方や、夜間の睡眠時など、「長時間・ピンポイント」で使いたいシーンでは、ここひえの経済効果が最大限に発揮されます。
電気代をさらに節約する裏ワザ
ここひえは元々電気代が安いですが、エアコンと併用することで、さらに大きな節約効果を生み出します。そのポイントは、「エアコンの設定温度を上げる」ことです。
通常、エアコンの設定温度を1℃上げると、約10%の節電になると言われています。
例えば、エアコンの設定温度を26℃から28℃に上げ、その代わりに「ここひえ」を自分の近くで使うとどうなるでしょうか?
エアコンの運転効率が上がり、消費電力が大きく削減されます。そして、自分の周りはここひえの冷風で快適なまま。これにより、体感的な涼しさを維持しつつ、電気代全体を大幅にカットすることが可能になります。
夏場の電気代を抑えたいなら、ここひえをエアコンの「節約サポーター」として導入するのは非常に賢い選択と言えるでしょう。この組み合わせこそが、ここひえの最もコスパの良い使い方だとモモストアは断言します。
【裏ワザあり】ここひえを最大限に「ひんやり」させる使い方
「ここひえ」を単なる扇風機以上の「ひんやりアイテム」に変えるためには、ちょっとした工夫が必要です。前述した対処法をさらに掘り下げて、モモストアが実践している「最大限に冷たさを引き出す裏ワザ」を伝授します。これらの方法を試せば、「冷えない」という不満はほとんど解消されるはずです!
裏ワザ1:氷水だけじゃない!「凍らせたフィルター」を使う
水タンクに氷水を入れるのは基本中の基本ですが、さらに冷たさを追求するなら、専用フィルターを凍らせてみましょう。
【実践手順】
- フィルターを本体から取り出し、水で湿らせて軽く絞ります。
- ジップ付きの袋やラップで包み、冷凍庫で数時間凍らせます。
- 凍ったフィルターを本体にセットし、水タンクにも氷水を入れます。
この状態で運転すると、最初の30分〜1時間程度は、まるで簡易エアコンのような、キンキンに冷えた風が吹き出します。猛暑でどうしてもすぐに冷やしたい時や、お風呂上がりのクールダウンに最適です。ただし、フィルターを凍らせると冷風の持続時間は短くなるため、長時間使う場合はこまめに交換する必要があります。
裏ワザ2:エアコンとの併用時は「設置場所」を工夫する
電気代節約のためにエアコンと併用する場合、ここひえの設置場所を工夫することで、より効率的に冷房効果を高めることができます。
エアコンの冷気を効率よく巡回させる
エアコンから出てくる冷たい空気は、下に溜まりやすい性質があります。
【おすすめの設置方法】
ここひえを部屋の隅で、エアコンの冷気が当たる位置に置き、首振り運転をさせるのが効果的です。これにより、ここひえがエアコンの冷気を吸い込み、さらに冷やして(気化熱による冷却)、その冷たい風を局所的に送り出すというW冷却効果が得られます。また、扇風機のように空気をかき混ぜることで、部屋全体の冷房効率も向上します。
裏ワザ3:「アロマオイル」でリラックス効果もプラス
ここひえの風をただ冷たいだけでなく、より快適なものにするために、水タンクにアロマオイルを数滴垂らすという裏ワザもあります。これは、リラックス効果を得たい寝室での使用に特におすすめです。
ただし、アロマの種類には注意が必要!
アロマオイルの中には、プラスチックを劣化させたり、フィルターに影響を与えたりするものもあります。
【安全な使い方】
メーカーは本来、水以外の使用を推奨していません。もし試す場合は、精油ではなく、水溶性のアロマウォーターやアロマタブレットを使うのが安全です。特に、ペパーミントやレモンのアロマは、体感的な涼しさをさらに高めてくれる効果があります。
冷たい風と心地よい香りで、夏の夜の睡眠の質を向上させてみてください。ただし、自己責任での実施をお願いします。
「ここひえ」を使うのに向いている人・向いていない人をチェック
あなたが「ここひえ」を買って満足できるか、それとも「買って後悔」してしまうかは、あなたの「使い方」と「期待値」にかかっています。モモストアが考える、ここひえの特性を活かせる「向いている人」と、別のアイテムを検討すべき「向いていない人」の特徴をまとめてみました。
「ここひえ」を使うのに【向いている人】
ここひえの「パーソナル冷却」というコンセプトを最大限に享受できるのは、以下のようなニーズを持つ方々です。
- とにかく電気代を安く抑えたい人:
「一晩つけても1円以下」という経済性は、他の冷房器具では実現できません。電気代を気にせず涼みたい節約志向の方に最適です。 - エアコンの冷気が苦手な人:
乾燥した冷風ではなく、優しい自然な冷風を求める人。冷え性や、小さな子ども・ペットのいる家庭で、体への負担を減らしたい場合に適しています。 - 特定の場所だけを冷やしたい人:
デスクワーク中、化粧中、キッチンで火を使っているときなど、「今、自分がいる場所だけ」を集中して冷やしたいニーズがある人にぴったりです。 - 頻繁に持ち運びたい人:
リビング、寝室、洗面所、さらにはベランダや屋外(電源がある場合)など、部屋を移動するたびに涼しさを連れて行きたい、という使い方をする人には、そのコンパクトさとUSB対応が非常に便利です。 - お手入れの手間を苦にしない人:
衛生管理が必須な製品であることを理解し、毎日水を替え、定期的にフィルターを乾燥・洗浄する手間を「涼しさへの対価」として受け入れられる人。
これらのポイントに3つ以上当てはまるなら、ここひえはあなたの夏の救世主になる可能性が高いです。
「ここひえ」を使うのに【向いていない人】
逆に、「ここひえ」を買ってしまうと「失敗した!」と感じやすいのは、以下のような期待を持っている方です。
- 部屋全体を冷やしたい人:
「エアコンの代わりになる」と期待している人。ここひえは部屋全体を冷やす能力は一切ありません。広い部屋で使うのが主な目的であれば、素直にエアコンや大型の冷風機を選ぶべきです。 - 完璧な「冷風」を求める人:
真夏の炎天下で、キンキンに冷えた風を期待している人。エアコンの冷房のような強力な冷却力はありません。あくまで「扇風機よりは涼しい」というレベルであることを理解できないと、がっかりします。 - メンテナンスが面倒な人:
水交換やフィルター掃除をサボりがちな人。カビやニオイの問題は必ず発生します。手軽さだけを求めて衛生管理を怠る人は、後悔することになります。 - 騒音に極度に敏感な人:
最新モデルでも、強モードでは動作音がします。無音に近い環境を求める方や、寝つきを邪魔されるのが嫌な方は、静音性に特化した他の扇風機や小型エアコンを選ぶ方が良いでしょう。
向いていない人の特徴に当てはまる場合は、再検討をおすすめします。購入前にもう一度、あなたの夏の過ごし方や、冷房に対する優先順位を整理してみてください。
給水頻度やフィルター交換は面倒?お手入れ方法と衛生管理
「ここひえ」を快適に、そして衛生的に使い続ける上で、最も重要なのが「水の管理とお手入れ」です。これが面倒だと感じてしまうと、前述の通りカビやニオイの問題に直面し、「買って後悔」につながってしまいます。ここでは、実際のお手入れの頻度や、フィルター交換の必要性について詳しく解説します。
給水タンクの容量と給水頻度
ここひえの最新モデルの給水タンク容量は、通常モデルで約600ml(モデルによって若干異なります)。これは、連続運転できる時間から考えると、決して大容量ではありません。
連続冷却時間は最大で約11時間
公式サイトによると、最大運転時間は約11時間とされていますが、これは使用環境(特に湿度)や風量設定によって大きく変動します。湿度が高く、強モードで運転した場合、実際には4時間〜6時間程度で水がなくなってしまうという口コミが多く見られます。特に真夏の昼間に連続で使う場合は、一日に2〜3回の給水が必要になると考えておきましょう。
ただし、寝る前に満タンにしておけば、一晩(8時間)は持つことが多いので、就寝時の使用にはそこまで頻繁な給水は必要ありません。最新モデルはタンクが取り外せるので、給水自体は非常に楽になっています。
フィルター交換の必要性と費用
ここひえの心臓部である「気化フィルター」は、水を吸い上げて冷風を生み出す重要なパーツですが、同時に消耗品でもあります。
ワンシーズンごとに交換が基本
メーカーは、ワンシーズン(約3〜6ヶ月)ごとの交換を推奨しています。これは、どれだけ丁寧に掃除をしていても、フィルター内部に水垢やミネラル分が蓄積したり、繊維が劣化したりするのを防ぐためです。
フィルターを交換せずに使い続けると、冷風の性能が落ちるだけでなく、カビや雑菌の温床になり、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。交換用フィルターの価格は、モデルによりますが、大体2,000円〜3,000円程度です。この費用もランニングコストとして考慮しておく必要があります。
| お手入れ項目 | 推奨頻度 | ポイント |
| 水の交換 | 毎日 | 水を継ぎ足さず、必ず古い水を捨てて新しい水を入れる。氷水の使用もOK。 |
| フィルター乾燥 | 使用後(特に寝る前) | 残った水を捨て、数十分〜1時間送風運転でフィルターを完全に乾かす。 |
| タンク・フィルター洗浄 | 週に1回 | 取り外して水洗いし、水垢やぬめりを取る。クエン酸水が効果的。 |
| フィルター交換 | ワンシーズンごと | 性能維持と衛生面のため、シーズンオフに新しいものに交換する。 |
給水やフィルター交換の手間はありますが、エアコンの掃除やメンテナンスと比較すれば、ここひえの手間は格段に少ないと言えます。この程度のメンテナンスを習慣化できるなら、ここひえの快適性を十分に享受できるでしょう。
ここひえの購入はどこが一番お得?最安値の販売店を徹底比較
「ここひえ」を購入しようと決めたら、次に気になるのが「どこで買うのが一番お得なの?」という点ですよね。ここひえはショップジャパンの製品ですが、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトでも取り扱われています。販売店ごとのメリット・デメリットと、最安値で購入するためのコツをモモストアが徹底比較します。
販売店ごとの特徴とメリット・デメリット
ここひえを購入できる主なチャネルと、それぞれの特徴をまとめました。
| 販売店 | 主なメリット | デメリット | 最安値になりやすい時期 |
| ショップジャパン(公式サイト) | 正規品保証、返品保証がある、専用アクセサリーが充実 | 価格が定価の場合が多い、セール時以外は最安値ではない | 新モデル発売時、大型セール(サマーセールなど) |
| Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング | ポイント還元が大きい、配送が速い、他社製品との比較が容易 | 出品者が多く、非正規品や型落ちモデルに注意が必要 | 楽天スーパーセール、Amazonプライムデー、Yahoo!のポイントアップデー |
| 家電量販店(実店舗) | 実物を見て試せる、その場で持ち帰れる | 在庫が不安定、基本的に定価販売、旧モデルが残っていることも | 決算期(3月・9月) |
| フリマアプリ(メルカリなど) | 中古品なら格安で購入可能 | 保証なし、衛生面で不安、フィルター交換が必須 | いつでも(ただしタイミング次第) |
最安値で購入するためのモモストア流戦略
純粋な「本体価格の安さ」を追求するなら、タイミングを見計らったECサイトの活用が最も効果的です。
戦略1:ECサイトの「大型セール」を狙う
楽天市場の「楽天スーパーセール」や、Amazonの「プライムデー」といった大型セール期間中は、ショップジャパンが出店している場合でも、ポイント還元を含めると実質的な購入価格が最も安くなることが多いです。ポイントを最大限に活用できるなら、ECサイトでの購入がおすすめです。
戦略2:型落ちモデルを検討する
最新のR7にこだわらなければ、前モデルのR6やR5は、新モデル発売後に価格が大幅に下がります。性能差はありますが、基本的な冷風機能は備えていますので、「少しでも安く試したい」という方には型落ちモデルを狙うのも手です。
戦略3:中古品の注意点
メルカリなどのフリマアプリでは、数千円単位で出品されていることもあります。しかし、ここひえは衛生面が非常に重要です。中古品を購入する場合は、必ず新品の交換用フィルターを別途購入することを前提に検討してください。フィルター代を加味しても新品より安いかどうかを冷静に判断しましょう。
【Q&A】よくある疑問を解決!騒音や車中泊での利用について
ここひえを購入する前に、多くの人が抱くであろう具体的な疑問について、モモストアがQ&A形式でまとめて回答します。特に騒音レベルや、モバイルバッテリーを使った利用シーンは、ユーザーの満足度に直結する重要なポイントです。
Q1: 実際、音はどれくらい大きいの?寝るときに使える?
A: 最新モデルR7は静音性が向上していますが、強モードでは音が気になる人もいます。
ここひえの音量は、公式情報では約39dB(デシベル)程度とされています。これは「図書館の中」や「静かな住宅地の昼間」とほぼ同じレベルです。
弱モードであればほとんど気にならず、寝室での使用も快適ですが、強モードにすると「ブーン」というモーター音と水の循環音が目立ち始めます。特に神経質な方や、静かな環境でしか眠れない方は、弱モード主体で使うか、耳栓をするなどの対策が必要です。
もし音が気になる場合は、本体を枕元から少し離して足元に置く、またはエアコンとの併用で弱モードをメインにするなど、使い方を工夫してみてください。
Q2: 車中泊やアウトドアで使えるって本当?
A: モバイルバッテリーで動きますが、「車中泊」での使用は推奨されていません。
ここひえはUSB電源で動作するため、5V/1A以上のモバイルバッテリーがあれば、電源のない場所でも使用可能です。キャンプやバーベキューでのテーブル横など、屋外でのスポット冷却には非常に便利です。
しかし、締め切った車内で使用するのは推奨できません。車内は非常に高温になりやすく、ここひえが放出する水蒸気が車内の湿度をさらに上げてしまいます。湿度が上がりすぎると、熱中症のリスクを高めるだけでなく、車内の結露やカビの原因にもなりかねません。車中泊で使う場合は、換気を徹底するか、一時的な使用にとどめるべきです。
Q3: 水道水以外、例えばアロマオイルやミネラルウォーターは使える?
A: メーカーは水道水以外の使用を推奨していません。
前述の「裏ワザ」で少し触れましたが、アロマオイルやアロマウォーターは、フィルターや本体内部のプラスチック部品を劣化させたり、保証対象外となるリスクがあります。特に油分の多いオイルは、フィルターが目詰まりを起こす原因にもなります。
また、ミネラルウォーターは水道水と比べてミネラル分(カルシウムなど)が多く、水垢として本体内部にこびりつき、故障の原因になる可能性があります。衛生面と故障リスクを避けるためにも、基本的に清潔な水道水のみを使うようにしましょう。
「ここひえ」を公式サイト以外で購入する際の注意点
Amazonや楽天市場など、公式サイト以外で「ここひえ」を購入する場合、価格の安さに目が行きがちですが、いくつかの重要な注意点があります。失敗しないために、以下のポイントを必ずチェックしてください。
注意点1:モデルと型番を必ず確認する
ここひえは毎年モデルチェンジをしています。「ここひえR7」が最新モデルですが、ECサイトでは旧モデルの「R6」「R5」などが非常に安く販売されていることがあります。これらの旧モデルは、最新モデルに比べて以下のような点で劣ります。
- 静音性が低い(音がうるさい)
- 給水タンクが一体型で掃除がしにくい
- 冷風の風速が弱い
「最新モデルだと思ったら型落ちだった」という失敗を避けるため、商品ページに記載されている型番(例:CCH7WHWSなど)や、商品名に「R7」「2024年モデル」といった表記があるかを必ず確認してください。特に「ここひえ」としか書かれていない場合は、旧モデルの可能性が高いです。
注意点2:出品者が「ショップジャパン公式」であるかチェック
Amazonや楽天市場は、様々な販売者が出品できるプラットフォームです。中には、非正規のルートで仕入れた商品や、粗悪な模倣品、中古品を新品として販売している悪質な業者も存在します。
保証と返品対応のためにも正規店が安心
購入する際は、出品者名が「ショップジャパン公式」「メーカー公式ストア」などと明記されているかどうかをチェックしましょう。正規店からの購入であれば、万が一初期不良があった場合のメーカー保証や、返品・交換対応がスムーズに進みます。
極端に安い価格で販売している業者には特に注意が必要です。相場よりも大幅に安い場合は、何らかの理由(旧モデル、在庫処分品、非正規品など)があると考え、慎重に検討してください。
注意点3:交換用フィルターも同時に購入できるか確認する
ここひえのフィルターは消耗品であり、ワンシーズンごとに交換するのが衛生的に使用するための基本です。しかし、ECサイトによっては本体は売っているものの、交換用フィルターの在庫がない場合があります。
ランニングコストまで考えて購入を!
フィルターの在庫がなければ、シーズン途中で衛生面の問題が発生しても対応できず、結局本体が使えなくなってしまいます。
購入前に、交換用フィルターが同じショップで販売されているか、または大手ECサイト内で簡単に入手できる状態にあるかを確認しておくことで、夏の途中で困る事態を避けられます。ランニングコスト(電気代+フィルター代)全体を考えて、最適な購入先を選んでください。
【モモストアの総評】「ここひえ」は買って損なしのアイテム?
最後に、これまで見てきた良い口コミ、悪い口コミ、そして最新モデルの進化を踏まえて、モモストアが考える「ここひえ」の最終的な評価と総評をお伝えします。
総評:期待値を調整すれば「夏の快適性」が劇的に向上する
結論として、「ここひえ」は「部屋を冷やすエアコン」の代わりとして購入するなら、買って損をする可能性が高いです。ネガティブな口コミのほとんどは、この誤った期待値から生まれています。
しかし、「エアコンが届かない場所のスポット冷却」「電気代を極限まで抑えた快適な睡眠」「エアコンの設定温度を上げて節約するための補助」という、本来のパーソナルクーラーとしての役割を理解して使うなら、買って損なし、むしろ夏の快適性を劇的に向上させてくれるアイテムだと断言できます。
最新モデルR7でデメリットは大幅に改善された
旧モデルで指摘されていた「給水・掃除の面倒さ」「音の大きさ」といった致命的なデメリットは、最新のR7で取り外し可能なタンクや静音性の向上によって、大きく改善されています。衛生管理さえ怠らなければ、以前よりも格段に快適に使用できるようになりました。
特に、「一晩中つけっぱなしでも電気代が約1円以下」という経済性は、夏の光熱費を気にする全ての人にとって無視できない大きな魅力です。
モモストアがおすすめする最強の利用シーン
モモストアが考える、ここひえを最も有効活用できる最強の利用シーンは以下の3つです。
- 就寝時:エアコンをタイマーで切った後、枕元で弱モードで運転。優しい冷風で朝まで快適に。
- テレワークのデスク:足元や顔の近くに設置し、エアコンの設定温度を28℃に上げて節約しながら集中力を維持。
- 脱衣所やキッチン:一時的に熱がこもる場所で、火照った体をすぐにクールダウン。
「ここひえ」は、あくまで賢く夏を乗り切るための「第二のクーラー」。この位置づけを忘れずに、ぜひこの夏、その経済的で優しい涼しさを体験してみてください。もし購入を検討される際は、公式サイトや正規ECサイトで最新モデルをチェックすることをおすすめします!




