ダイソーのメタリックペイントが売ってない！幻の塗料の再販状況と代用品の最新情報

こんにちは、モモストアです！
今回は、DIY好きの間で「幻の塗料」とも呼ばれる、ダイソーのメタリックペイントについて、徹底的に深掘りしていきますね。

「近所のダイソーに行っても、いつもゴールドやシルバーのメタリックペイントだけが見当たらない…」
そう思って検索された方も多いのではないでしょうか？
ご安心ください！売ってない理由から、代用品の選び方、オンラインで探す秘訣まで、最新の情報と裏技を分かりやすく解説していきます。
この記事を読めば、あなたのDIY熱が冷める前に、きっと解決策が見つかるはずですよ！

ダイソーのメタリックペイントが「売ってない」と言われる本当の理由

「ダイソーのメタリックペイントが売ってない」という声が、X（旧Twitter）や各種SNSで頻繁に聞かれるのには、いくつかの明確な理由があります。

最も大きな原因は「DIYブームとSNSによる爆発的人気」です

まず、一番の原因として挙げられるのが、特定のDIY動画やブログで紹介されたことによる爆発的な需要増です。特に「エイジング塗装」という、新品のアイテムをアンティーク風やヴィンテージ風に加工する技法において、このダイソーのメタリックペイントが非常に優秀だと評価されています。

なぜなら、プロが使うような高価な専門塗料に匹敵する「金属感」を、わずか110円（税込）で手軽に再現できるからです。特に人気の高いゴールドやブロンズは、一時期、店頭に並んだ瞬間に買い占められるような状況が発生していました。これは、店舗の陳列キャパシティや、通常の在庫発注量では、突発的なブームによる需要の急増に追いついていないことを示しています。

「売ってない」と感じるのは、決して商品が廃盤になったわけではなく、単純にあなたの地域のDIY愛好家たちが、あなたより一足早く購入している可能性が高いと言えます。ダイソー側も再生産や供給体制の強化は行っているはずですが、需要と供給のバランスが崩れている間は、この「幻の塗料」状態が続くことが予想されます。この現象は、他の100均の人気アイテム、例えば特定のカラーボックスや収納グッズでも見られることで、一時的な現象であり、商品自体に問題があるわけではないと理解しておきましょう。

店舗によって販売戦略や入荷サイクルが異なるためです

次に、店舗ごとの事情が関係しています。ダイソーといっても、その規模や立地、そして店舗の裁量によって、商品の取り扱いには大きな差があります。

• 大型店舗（ロードサイド店など）: DIY用品や手芸用品のコーナーが広く、在庫も豊富に用意されている傾向にあります。再入荷のサイクルも比較的早いことが多いです。大型店は、一般的に商品のジャンルを広くカバーし、在庫を深く持つ戦略をとっているため、メタリックペイントのような「趣味・ホビー」系のアイテムも手厚く扱う傾向があります。
• 小型店舗（駅ビル内や商業施設内のテナント）: 陳列スペースが限られているため、特に人気が高く回転の速い商品（例えば食品や文具）を優先し、DIY塗料のような専門性の高いアイテムの在庫は少なめに設定されていることがあります。ここでは、どちらかというと日用品や消耗品が優先され、メタリックペイントはそもそも発注数自体が少ない、というケースも少なくありません。

そのため、「A店にはなかったけど、車で少し行ったB店にはあった！」という体験談も多く聞かれます。つまり、あなたの行っている店舗が、たまたまDIY用品に力を入れていない、またはスペースがないだけという可能性も考えられますね。特に、テナント型の小型店では、商品の種類を絞り込む傾向が強いので、もし小型店で探しているなら、諦めずに別の大型店を探す方が賢明です。

「売ってない」と嘆く前に、まずは大型の店舗や、DIY需要が高そうな地域にある店舗を狙ってみるのが賢明な戦略だと言えるでしょう。また、入荷したばかりのタイミングを狙うことも重要です。これは次のH2で詳しく解説しますね。また、SNSで「〇〇店の在庫状況」を検索してみるのも、リアルタイムな情報を得る一つの方法ですよ。

ダイソーメタリックペイントの基本的な情報と魅力（色・容量・価格）

「幻の塗料」と呼ばれるメタリックペイントですが、具体的なスペックや、なぜそこまで人気なのかという魅力を知っておくと、代用品を探す際の基準にもなりますし、見つけたときの喜びもひとしおですよね！

メタリックペイントの基本スペックとラインナップ

ダイソーで販売されているメタリックペイントは、主に水性アクリル系の塗料で、手軽さと扱いやすさが特徴です。その圧倒的なコスパの良さと品質のバランスが、多くのユーザーに支持される理由です。具体的な情報は以下の通りです。

項目	詳細	備考
価格	110円（税込）	驚異のコストパフォーマンス！複数色買ってもお財布に優しい
容量	約40ml程度（リニューアルで変動あり）	少量で試しやすいサイズ。全色集めやすい
種類（色）	ゴールド、シルバー、ブロンズ（銅色）	主にこの3色が人気を牽引。特にブロンズはアンティーク感に必須
性質	水性アクリル	臭いが少なく、水で薄めたり筆を洗ったりできるため初心者向き
主な用途	木材、紙、粘土、プラスチックなど	DIY、リメイク、クラフト全般で幅広く活躍

※容量は時期によってパッケージ変更があるため、必ず店頭で確認してください。特に小容量になったことで、品質はそのままで価格も据え置きのため、さらにコスパが良くなったと評価されています。

高見えする「色と質感」が最大の魅力です

この塗料が他の100均塗料と一線を画しているのは、その「本物に近い金属の質感」にあります。一般的なメタリック塗料は、光を反射する「ラメ」や「パール」の粒子が目立つことが多いのですが、ダイソーのメタリックペイントは、非常に細かく、均一な金属粉が配合されているような仕上がりになります。そのため、光の反射が派手すぎず、落ち着いた重厚感を演出できるのです。

特にブロンズ色は、アンティーク調の小物や、古びた真鍮のような質感を出すのに最適で、DIY作品を一気に「高見え」させてくれます。水性なので重ね塗りやぼかしも簡単で、初心者でも失敗しにくいのも大きなメリットですね。筆ムラも目立ちにくく、綺麗に均一に塗れるため、初心者の方でも安心して扱えるのが魅力です。

また、他のダイソーの塗料（例えば水性ニスやアクリル絵の具）と混ぜることで、オリジナルのメタリックカラーを作り出すことができる汎用性の高さも、リピーターが絶えない理由の一つです。例えば、シルバーに少量の黒を混ぜることで、より渋い「ガンメタリック」風の色を再現したり、ゴールドに赤を混ぜて「ローズゴールド」風にしたりと、表現の幅が広いのが特徴です。この裏技については後ほど詳しくご紹介しますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。この柔軟性が、DIYクリエイターたちの創作意欲をくすぐり続けているのです。

【最新情報】メタリックペイントの再販状況と店舗在庫を確かめる方法

最も気になるのが「いつ、どこで手に入るか」という点ですよね。人気商品であるメタリックペイントを効率よく見つけるための、具体的なアクションプランをご紹介します。

再販・再入荷のタイミングを見極める三つのポイント

ダイソーの商品は、週に一度や月に数回など、店舗によって独自の入荷サイクルを持っています。人気商品を見つけるためのコツは、このサイクルを知ることです。やみくもに店舗を回るより、戦略的に動く方が時間も体力も節約できますよ。

店舗への直接問い合わせを活用しましょう

これが最も確実な方法です。多くのダイソー店舗では、商品の在庫状況や次回の入荷予定について、電話で丁寧に教えてくれます。ただし、電話で聞く際には、スムーズに確認してもらうために、以下の情報を伝えると良いでしょう。

• 商品名: 「メタリックペイント」
• 希望の色: 「ゴールド」または「ブロンズ」
• JANコード（バーコード下の番号）: （例: 4549892xxxxxx）※レシートやSNS情報で事前に調べておくと確実です。JANコードは商品の特定に必須なので、事前に「ダイソー メタリックペイント JANコード」で検索して控えておくとスムーズです。
• 具体的な入荷日: 「次回の入荷予定日は分かりますか？」と尋ねることで、入荷直後を狙うことができます。

「今すぐ欲しい」という気持ちは分かりますが、電話する際は「お忙しいところ申し訳ありません」と一言添えて、丁寧な対応を心がけることが、情報提供を引き出す鍵となりますよ。いくつかの店舗に電話をかけて、入荷のタイミングを比較してみるのも良い方法です。特に大型店の方が、在庫管理がシステム化されていることが多く、正確な情報が得られやすい傾向にあります。

公式オンラインストアのチェックは必須です

日本のダイソーには、現在「ダイソーネットストア」と「DAISOオンラインショップ（大口向け）」の2種類があります。特にダイソーの店舗検索はこちらから最寄りの店舗情報を確認しつつ、公式オンラインストアの動向をチェックするのは重要です。

人気商品の場合、オンラインで先行して在庫が復活することや、オンライン限定でセット販売されるケースも過去にありました。オンラインストアでは、実店舗の在庫をリアルタイムで反映しているわけではありませんが、商品の取り扱い自体があるかどうかの判断基準にはなります。もしオンラインで「在庫切れ」と表示されていても、頻繁にページをチェックすることで、突発的な再入荷を見逃さずに済みます。

特に地方にお住まいの方や、複数の色をまとめて購入したい方は、オンラインでの在庫復活通知機能などを活用すると、手間なく確実に手に入れるチャンスが高まります。また、オンラインストアの動きは全国の在庫状況を反映しているため、ここで動きがあれば、実店舗への再入荷も近いと予測できます。

入荷が多い曜日や時間を狙ってみましょう

一般的に、ダイソーなどの小売店では、週末に向けて在庫を充実させるために、週の半ば（火曜～木曜）に入荷作業を行うことが多いです。ただし、これも店舗によって大きく異なります。特に、大型商業施設内の店舗は、施設の搬入規定により、入荷時間が固定されていることが多いです。

もし、あなたが特定の店舗に頻繁に行けるのであれば、何度か足を運んで、どの曜日の午前中に品出しが多いかを観察してみるのも一つの手です。品出し直後の時間は、まさにメタリックペイントが棚に並んだばかりの、最も競争率の低いゴールデンタイムと言えるでしょう。ただし、早朝開店と同時に駆け込むのは、他の買い物客の迷惑にならないよう注意が必要です。開店から1時間後など、少し時間をずらして訪れるのが、ストレスなく探すコツですよ。

メタリックペイントはなぜ品薄になる？DIYユーザーに愛される理由

単に「安いから」という理由だけで、これほどまでに品薄が続くことはありません。ダイソーのメタリックペイントには、価格以上の「DIYユーザーが手放せない」特別な魅力があります。

「エイジング塗装」に革命を起こした質感の再現度

前述の通り、この塗料の最大の強みは、その「エイジング塗装への適性」です。エイジング塗装とは、木材やプラスチックなどの素材に、わざとサビや汚れ、経年劣化したような加工を施し、アンティークのような風合いを出すことです。

従来の安価なメタリック塗料では、粒子の粗さから「おもちゃっぽい」「ギラギラしすぎる」という問題がありました。しかし、ダイソーのメタリックペイントは、粒子が非常に細かいため、薄く塗るだけで下地の素材に自然に馴染み、まるで本当に金属が酸化したかのような、落ち着いた光沢と深みを生み出します。特にブロンズ色は、アンティーク調のランプやフレームの「古美（ふるび）加工」に最適で、作品に歴史と重厚感を与えてくれます。

このクオリティを考えると、ホームセンターで数百円〜数千円する専門の塗料を買う必要がないと感じる人が増えた結果、一気に需要が高まり、品薄へと繋がったのです。実際に、多くのDIY動画がこの塗料を取り上げています。気になる方は、「ダイソー メタリックペイント エイジング塗装 コツ」で検索して、その驚きの効果をチェックしてみてください。一度このリアルな質感を知ってしまうと、他のメタリック塗料では物足りなくなってしまうほど、中毒性のある魅力を持っています。

少量で試せる「ちょうどいい容量」が創作意欲を刺激する

プロ仕様の塗料は、大容量で高価なものが多く、「試しにちょっと使ってみたい」という初心者にはハードルが高いものです。一方、ダイソーのメタリックペイントは約40mlという非常にコンパクトなサイズで販売されています。

この「少量」というのが、DIYユーザーにとって非常に重要なポイントなのです。なぜなら、

1. ちょっとした小物（リメイク缶、小さなフィギュアなど）の塗装にちょうどよく、余らせてしまう心配がない。
2. 全色（ゴールド、シルバー、ブロンズ）を気軽に購入し、混色実験などがしやすい。3色揃えても330円です！
3. 失敗しても「110円だからやり直せばいい」と心理的なハードルが下がるため、大胆な挑戦ができる。
4. 塗料が乾いてしまう前に使い切れるため、塗料の無駄が少ない。

このように、気軽に試せて、失敗を恐れず挑戦できる環境を提供していることが、メタリックペイントがこれほど多くのファンを獲得し、結果的に品薄になる要因となっているのです。この容量と価格の絶妙なバランスが、他の塗料には真似できない魅力と言えます。特に「DIY初心者だけど、アンティーク風の雑貨を作ってみたい」という層にとって、これ以上の入門用塗料はないでしょう。

ダイソー以外でメタリック塗料を探すなら？販売店舗徹底比較

「ダイソーで売ってないなら、どこなら手に入るの？」という疑問は当然ですよね。メタリックペイントは、DIYやアートのジャンルで広く使われるため、ダイソー以外にも様々な場所で入手可能です。ここでは、ダイソーが見つからなかった場合に次に足を運ぶべき店舗をご紹介します。

ホームセンターのDIYコーナーは「高品質な代用品」の宝庫

カインズ、コーナン、DCM、コメリなどの大型ホームセンターの塗料コーナーは、ダイソーメタリックペイントの優秀な代用品を探す上で最も重要な場所です。ここで売られている塗料は、ダイソーのものより高価ですが、その分、耐久性や色のバリエーション、専門性が格段に上がります。

• メリット:
  • ターナー色彩、アサヒペンなどの専門メーカーのメタリック塗料が豊富に揃っている。特にエイジング塗装に特化した製品が多く、目的の色や質感を確実に再現できる。
  • 「アイアンペイント」や「ラスティ（錆び）カラー」など、より専門的なエイジング塗装用の塗料も見つかる。これらの専用塗料を使えば、ダイソーのメタリックペイントでは難しい複雑な質感も簡単に表現できる。
  • 色数や容量の選択肢が格段に多い。試し塗り用の少量サイズがある場合もあります。
  • 専用のプライマーやトップコートなど、関連商品も同時に手に入るため、トータルで最高の仕上がりを目指せる。
• デメリット:
  • 価格帯がダイソーの110円よりは高くなる（数百円～千円台が中心）。予算オーバーにならないよう注意が必要。
  • 容量が大きいものが多いため、少量だけ試したい場合には向かない。余らせてしまうと保管場所に困ることも。

「ダイソーの品質で110円」には及びませんが、仕上がりのクオリティを最優先するなら、ホームセンターの塗料がベストです。特に、「アイアンペイント」シリーズは、ダイソーのメタリックペイントに匹敵、あるいはそれ以上のリアルな金属感を再現できると評判ですよ。ホームセンターの店員さんに相談すれば、あなたのDIYの目的に合った塗料を親切に教えてくれるはずです。

手芸・クラフト専門店やバラエティショップの可能性

手芸用品店（ユザワヤ、オカダヤなど）や、ロフト、ハンズといったバラエティショップのアート用品コーナーにも、メタリック塗料が置かれていることがあります。ここでは、DIYとは少し違う、より「アート」や「デコレーション」に特化したメタリック塗料が見つかる可能性があります。

店舗カテゴリー	期待できる商品	チェックすべき点
手芸・クラフト店	トールペイント用のアクリル絵の具、布用メタリック塗料	容量が極端に少ない場合がある、DIY用より「絵画」寄りの色が多い。筆塗り専用が多い。
バラエティショップ	文具メーカーのアートマーカー、DIYブランドの限定色	価格は高め、塗料ではなくマーカータイプの場合もある。デコレーション用途が中心。
画材店	専門的な金属粉顔料、リキテックスなどの高級アクリル絵の具	最も品質が高いが、非常に高価。プロ向け。粒子が非常に細かく、最高の光沢を求めるならここ。

画材店で売られている専門のメタリック塗料は、光沢や発色が非常に優れていますが、価格はダイソーの何十倍にもなります。もし、「少量でいいから最高のメタリック感を出したい」という目的なら、手芸店などで売られている小容量のアクリル絵の具を探してみるのも一つの選択肢となります。布用やガラス用など、素材に特化したメタリック塗料が見つかれば、より専門的なリメイクが可能になります。

ダイソーのメタリックペイントは、これらの専門店の塗料と、他の100均塗料のちょうど中間に位置する、稀有なバランスの取れた商品だと言えるでしょう。探す手間やコストを考え、どこまで妥協できるか、代用品の選択肢を広げてみてください。

セリアやキャンドゥなど他の100均メタリック塗料との徹底比較

ダイソーで見つからないからといって、すぐに諦める必要はありません！セリアやキャンドゥなど、他の100円ショップにもメタリック調の塗料は存在します。ここでは、それぞれの特徴を比較し、「ダイソーの代わりになるか」を検証してみましょう。

セリアのメタリック塗料：「色数」と「パステル系」に強み

セリアでも、アクリル絵の具のシリーズの中にメタリックカラーがラインナップされています。ダイソーとセリアの主な違いは以下の通りです。この違いを知ることが、求める質感への近道です。

粒子の細かさと質感の違い

セリアのメタリック塗料は、ダイソーのものと比較して、ラメやパール感がやや強く、粒子の輝きが目立つ傾向があります。そのため、

• ダイソー: 落ち着いた、本物の金属のような「マットで深みのある光沢」を重視。エイジング塗装向き。
• セリア: キラキラとした、アクセサリーやデコレーション向きの「華やかな光沢」を重視。デコレーションやレジン封入などに向いている。

という風に、仕上がりの印象が大きく異なります。もし、あなたが「アンティーク感」や「エイジング感」を求めているなら、セリアの塗料は目的と少しズレてしまうかもしれません。逆に、ポップで明るいメタリック感を出したいなら、セリアの方が適していると言えます。

色のバリエーション

セリアは、メタリックカラー以外にもパステルカラーや蛍光色など、色鉛筆のように豊富なアクリル絵の具のラインナップを展開しています。中には、ダイソーにはない「メタリックレッド」や「メタリックブルー」といった、鮮やかなメタリックカラーが見つかることもあります。もし、ゴールドやシルバーにこだわらず、カラフルなメタリック表現をしたい場合は、セリアをチェックする価値はあります。これらの色を混ぜることで、より複雑なメタリックカラーを作り出すことも可能です。

キャンドゥやワッツ（Watts）のメタリック塗料について

キャンドゥやワッツでも、時期や店舗によってはメタリック調の塗料が販売されていることがあります。これらは、「水性アクリル絵の具のセット」の一部として入っていることが多いです。単色での販売はダイソーやセリアほど安定していません。

単色での販売はダイソーやセリアほど安定していませんが、もし見つけたら、その場で購入することをおすすめします。ただし、品質や質感はダイソーのメタリックペイントに比べると、さらに「絵の具」寄りで、金属感の再現度は一歩譲るというのが一般的な評価です。粒子が荒く、塗膜が薄い傾向があるため、何層も重ね塗りする必要があるかもしれません。

結論として、「ダイソーの代わり」としてエイジング塗装に使えるレベルの塗料は、ホームセンター系を除けば見つけにくいというのが現状です。しかし、他の100均でもそれぞれに独自の魅力や色があるため、用途によっては代用が可能です。あなたのDIYの目的に合わせて、賢く使い分けてくださいね。

ダイソーの「水性ニス」と混ぜる裏技！オリジナルメタリックカラーの作り方

ダイソーのメタリックペイントを少しでも長く、そして多様な色で楽しむために、DIYユーザーたちが編み出した素晴らしい裏技があります。それは、ダイソーの「水性ニス」や「アクリル絵の具」と混ぜて、オリジナルのメタリックカラーを作り出す方法です。この方法を使えば、品薄で手に入らない色も、自分で作り出すことが可能になります。

アンティーク感をアップさせる「水性ニス」の役割

ダイソーの水性ニスには、「ウォールナット」「チーク」「メープル」など、様々な色があり、木材に塗ると深みのある色合いとツヤを与えることができます。この水性ニスと、メタリックペイント（特にブロンズやシルバー）を混ぜることで、以下のような効果が得られます。

• 色に深みが出る: ブロンズにウォールナットニスを少量混ぜると、より古びた、酸化が進んだような銅の色合いを表現できます。ニスの茶色成分が、メタリックの粒子を包み込み、渋みを増すイメージです。
• 塗膜の強度が増す: ニスを混ぜることで、メタリックペイント単体よりも塗膜が丈夫になり、剥がれにくくなる効果が期待できます。特に、頻繁に触る小物などに塗る場合は、この耐久性の向上は大きなメリットです。
• 透明感を調整できる: ニスのクリアな性質を利用し、メタリックペイントの濃度を調整することで、下地の色を活かした「半透明の金属光沢」を出すことも可能です。例えば、濃い色の上に薄くメタリックのベールをかけるような表現ができます。

混ぜる際の比率は、メタリックペイント1に対してニスを0.3〜0.5程度から試してみて、お好みの色合いになるまで少しずつ調整するのがコツです。混ぜすぎると金属感が薄れてしまうので注意が必要ですよ。混ぜる際は、別の容器に少しずつ取り出して試すようにしましょう。

混ぜて作れる！人気のオリジナルメタリックカラーレシピ

水性ニス以外にも、同じくダイソーで手に入る通常のアクリル絵の具と混ぜることで、新しい色を生み出すことができます。特に「錆び風」や「青銅（ブロンズ）の経年劣化」を再現するレシピは人気です。

レシピ例：錆びついた鉄（ラスティアイアン）風

エイジング塗装で最も人気の高い色の一つです。本物の鉄が酸化したような、赤茶色のサビの質感を再現します。

材料	比率（目安）	ポイント
メタリックペイント（ブロンズ）	4	ベースの金属光沢を出す。ゴールドやシルバーでも代用可能
アクリル絵の具（赤茶、またはテラコッタ）	3	サビの色を再現。マット系がおすすめ。水で少し薄めても良い
アクリル絵の具（黒）	1	全体のトーンを落とし、重厚感を出す。少量で効果絶大
水（少量）	適量	筆の伸びを良くし、ムラを出しやすくする。入れすぎ注意

この色をベースに、乾燥後に少量のシルバーやゴールドを「ドライブラシ」で軽く乗せると、よりリアルなサビの凸凹感が表現できます。また、水性ニス（クリア）で仕上げにコーティングすれば、サビの色が剥がれるのを防げます。このように、品薄なメタリックペイント単色に頼るのではなく、他の塗料と組み合わせることで、表現の幅は無限に広がりますよ！手に入らないという状況を逆にチャンスと捉えて、混色に挑戦してみてください。

メタリックペイントを使ったDIY作品事例とSNSでの評判

メタリックペイントが具体的にどんなものに使えるのか、SNSなどで見られる人気の活用事例を知ることで、あなたの創作意欲がさらに刺激されるはずです。人気の作品事例と、ユーザーのリアルな声を集めてみました。

リメイク缶やインテリア小物の「高見え」リメイク

最も一般的な使用例は、空き缶やガラス瓶、プラスチックケースなどをアンティーク調の入れ物にリメイクする方法です。この「リメイク缶」は、多肉植物や観葉植物の鉢カバーとして大人気です。

特に、コーヒー豆の空き缶や、お菓子のブリキ缶などにブロンズ色を塗り、黒のアクリル絵の具で汚し加工（ウェザリング）を施すだけで、数百円の材料とは思えないほどの高級感あふれるインテリアに生まれ変わります。缶の表面にラベルを貼ったり、スタンプを押したりすることで、さらにオリジナリティあふれる作品になります。

SNSでは、「まるで海外の雑貨屋に売っているみたい！」「まさかダイソーの塗料だとは思わなかった」といった驚きの声が多く、このメタリックペイントを使ったリメイク作品は、常に高い注目を集めています。特に、インダストリアル（工業的）な雰囲気や、シャビーシック（古めかしくて上品）なインテリアを目指す人たちにとって、この塗料は欠かせない存在です。

• 人気のリメイク対象:
  1. リメイク缶（観葉植物の鉢カバーやツール入れ）
  2. 塩ビパイプ（インダストリアル風の棚受けや照明器具のカバー）
  3. プラスチック製の装飾品（洋風インテリアのフレームやオーナメント）
  4. フィギュアやプラモデル（重厚感のあるロボットや武器のリアルな塗装）
  5. 家具の取っ手や蝶番（金属パーツをアンティーク調に統一する）

プラスチックのような無機質な素材も、メタリックペイントの重厚な質感によって、一気に冷たい印象から温かみのあるアンティーク品へと変貌するのが、DIYの醍醐味ですね。この塗料一つで、部屋の雰囲気をガラッと変えることができるのです。

SNSで話題沸騰！驚きの使用例とリアルな口コミ

SNS上では、メタリックペイントを本来の用途以外で活用する、クリエイティブなアイデアが日々共有されています。例えば、

「使い古したスマホケースに薄くシルバーを重ね塗りしたら、チタン合金みたいな質感になってかっこよくなった！友人にどこのケースか聞かれた」

「ハロウィンのコスプレで使うプラスチック製の剣にブロンズを塗ったら、本物の小道具みたいになって感動した！舞台小道具にも使えるレベル」

「レジン液に少量混ぜてみたら、深みのあるメタリックなレジンパーツが作れた！他の絵の具より粒子が細かくてきれいに混ざる」

といった、驚きの声が多数上がっています。これらの口コミから分かるのは、

• 塗料の「隠ぺい力」（下地の色を隠す力）が高く、発色が鮮明であること。
• 乾燥後の定着性が比較的良いこと（プライマーを使えばさらに剥がれにくい）。
• 少量を混ぜるだけで、他の塗料や素材の質感をガラッと変える力があること。

という、110円という価格を遥かに超えたポテンシャルを持っているということです。このようなユーザーの体験談こそが、「売ってない」状態を生み出すほどの人気に繋がっている証拠だと言えるでしょう。ぜひSNSでハッシュタグ検索をして、他の人の作品からもインスピレーションを得てみてください。

メタリックペイントを綺麗に塗るためのプロ直伝のコツと下準備

せっかく苦労してメタリックペイントを手に入れても、塗り方が雑だとその魅力は半減してしまいます。ここでは、プロのDIYクリエイターも実践している、メタリックペイントの真価を引き出すための塗り方と下準備のコツをご紹介します。このコツを知っているかどうかが、仕上がりのクオリティを大きく左右します。

仕上がりを左右する「塗る前の下準備」を徹底解説

美しいメタリック感を出すためには、塗料を塗る前の下準備が非常に重要です。特に以下の2点に注意してください。この工程をサボると、せっかくの塗料が無駄になってしまう可能性があります。

塗る素材の表面処理（サンディングと脱脂）

木材や紙以外の素材（プラスチック、金属、ガラスなど）に塗る場合は、塗料が剥がれにくいように表面を処理する必要があります。

【脱脂の重要性】
素材の表面には、指紋の油分や製造過程で付着した皮脂などが残っています。これらが残っていると、塗料が弾かれたり、乾燥後にポロッと剥がれたりする原因になります。塗る前に中性洗剤で洗い、よく乾燥させるか、アルコールで拭き取る「脱脂」の工程は絶対に省かないでください。特にプラスチック製品は、油分が残りやすいので念入りに行いましょう。

【サンディング（ヤスリがけ）】
プラスチックなどのツルツルした素材は、目の細かいサンドペーパー（400番〜800番程度）で軽く表面を曇らせるようにヤスリがけをすると、塗料の食いつきが格段に良くなります。このヤスリがけによって、塗料が引っかかる小さな傷が無数にでき、定着性が向上します。

プライマー（下塗り剤）の使用

特にツルツルした素材や、色の濃い下地に対しては、ダイソーなどでも売られている「プライマー」や「マルチプライマー」といった下塗り剤を塗布することをおすすめします。
メタリックペイント自体は隠ぺい力が高い方ですが、プライマーを使うことで発色が安定し、塗料の節約にも繋がります。プライマーは塗料と素材を密着させる接着剤のような役割を果たしますので、特に剥がれやすい素材に塗る場合は必須です。プライマーが完全に乾いてから、メタリックペイントを塗り始めるようにしましょう。プライマーは白やグレーのものが多く、メタリックカラーの発色を良くする効果もあります。

「薄塗り」と「重ね塗り」がメタリック感を際立たせる

メタリック塗料の塗り方の最大のコツは、一度に厚塗りしないことです。

メタリックの粒子は、薄く均一に広がることで、最も美しく光を反射します。厚塗りしてしまうと、粒子がムラになって集まってしまい、逆にギラつきが目立つ「汚い仕上がり」になりがちです。焦らず、時間をかけて塗り重ねることが、プロのような仕上がりへの近道です。

1. 塗料の調整: メタリックペイントを少量だけ取り、筆の運びが良くなる程度に水で薄めてください（水で薄めすぎると金属感が落ちるので注意）。粘度は牛乳くらいのイメージです。
2. 一層目を薄く: 筆に塗料をつけすぎず、下地が透けて見えるくらい薄く、素早く塗っていきます。この段階ではムラがあっても気にしなくて大丈夫です。メタリック粒子を均一に広げることに集中します。
3. 完全乾燥: 塗料が完全に乾くのを待ちます。水性なので比較的早いですが、焦りは禁物です。指で触って完全に乾いていることを確認しましょう。
4. 二層目（本塗り）: 一層目が乾いたら、同じように薄く均一に重ね塗りします。この二層目でしっかり色が乗るはずです。必要に応じて三層目を塗ることも検討してください。

また、筆ではなくスポンジや筆の毛先の乾燥した部分で軽く叩くように塗る「ドライブラシ」という技法は、エイジング塗装において、よりリアルな金属の質感やサビの凹凸感を出すのに非常に効果的ですよ！このテクニックは、塗料が売ってないときに、少ない量で広い範囲をカバーするのにも役立ちます。

代用品として優秀！プロも認めるホームセンター系メタリック塗料3選

「もう待てない！」「DIYをすぐに始めたい！」という方のために、ダイソーのメタリックペイントが売ってない場合の優秀な代用品を3つご紹介します。これらは、価格は上がりますが、品質と入手のしやすさでダイソーを凌駕するプロ仕様の製品です。

ターナー色彩「アイアンペイント」シリーズ

DIY界で「本物の鉄の質感を再現する塗料」として絶大な人気を誇るのが、ターナー色彩のアイアンペイントです。これはダイソーのメタリックペイントのグレードアップ版とも言える存在で、特にインダストリアル系のDIY作品を作る人たちからの信頼が厚いです。

• 特徴: 特殊な砂状の粒子が配合されており、塗るだけでザラザラとした鋳物のような質感が表現できます。表面に凹凸ができることで、光の反射が不均一になり、よりリアルな金属の古びた雰囲気を醸し出します。
• 色: ブラック、ブラウン、ライトゴールド、シルバーなど、インダストリアルインテリアに最適なシックなカラーが豊富です。特に「アイアンブラック」は、深みのある鉄の質感が出せると評判です。
• ダイソーとの違い: ダイソーのメタリックペイントが「金属の光沢」を再現するのに対し、アイアンペイントは「金属の質感（触感）」まで再現できるのが最大の強みです。触ったときのザラザラ感が、作品の説得力を高めます。
• 価格帯: 500円〜1,500円程度（容量による）。ダイソーに比べれば高価ですが、品質を考えれば納得の価格です。

少し高価ですが、ダイソーのメタリックペイントが見つからなくても、このアイアンペイントを使えば、あなたのDIY作品は確実にワンランク上の仕上がりになるでしょう。ホームセンターの塗料コーナーで実物を見て、質感を確認してみてください。

アサヒペン「水性多用途ペイント」のメタリック系

ホームセンターで最も手に入りやすく、汎用性の高さで信頼できるのが、アサヒペンの水性多用途ペイントです。塗料メーカーの最大手の一つであるため、品質の安定性は抜群です。

• 特徴: 屋内だけでなく、屋外でも使用できるほどの耐久性を持っています。塗膜が非常に丈夫なため、頻繁に触れる小物や、屋外に置くガーデニング用品などにも安心して使用できます。
• 色: 基本的なメタリックカラーは揃っていますが、ブロンズのような渋い色は少ないかもしれません。主に明るいゴールドやシルバーが中心です。
• ダイソーとの違い: ダイソーのものより塗膜が厚く、塗料特有の強い臭いが少ないのがメリットです。アサヒペンは安全性を重視しているため、室内での作業にも適しています。ただし、粒子感はダイソーの方が繊細な場合があります。
• 価格帯: 800円〜（小容量の場合）。

アサヒペンは、塗料メーカーとして長い歴史と高い信頼性があるため、DIY初心者の方にも失敗が少なく、大変おすすめできるブランドです。耐久性を重視するなら、間違いなくアサヒペンを選ぶべきでしょう。また、小さな缶タイプも販売されているため、少量だけ欲しいというニーズにも応えてくれます。

和信ペイント「水性ウレタンニス」のゴールド

こちらはメタリックペイントというよりも「メタリックニス」に近い製品です。水性ウレタンニスは、家具などにも使われる非常に強靭な塗膜を作ることで知られています。木材の保護を兼ねてメタリック感を出したい場合に最適です。

• 特徴: ゴールドやパール系の色があり、塗った後の耐久性や耐水性が抜群です。乾燥後は耐摩耗性もあるため、テーブルの天板などにも使用できます。
• ダイソーとの違い: ニスなので、メタリックペイント単体よりも透明感のある光沢が出ます。木目を活かしつつ、金属感をプラスしたい場合に最適です。塗料とニスのいいとこ取りをしたような製品です。
• 価格帯: 1,000円〜2,000円程度。

完全にダイソーの代用とはなりませんが、ダイソーのメタリックペイントが乾燥後に剥がれてしまうのが心配な方は、上からこのウレタンニスをコーティングとして塗るか、最初からこの製品を選ぶという選択肢もありますよ。ウレタンニス特有の滑らかな仕上がりも魅力です。

オンラインで確実に手に入れる方法！通販サイトの価格と在庫をチェック

店舗で「売ってない」という状況が続くなら、やはりオンライン通販サイトを頼るのが最も確実です。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、そしてメルカリといったフリマサイトでの状況をチェックしてみましょう。

Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの探し方と注意点

大手通販サイトでは、ダイソーの商品自体は公式には販売されていませんが、業者が少量セットにして販売しているケースや、ダイソーより少し高価な同等品が売られていることがよくあります。これらのサイトをうまく活用すれば、自宅にいながらにして目的の塗料を手に入れることが可能です。

• セット販売を狙う: 単色では売り切れていても、「メタリックペイント3色セット」や「DIY塗料セット」の中にダイソーのメタリックペイントが含まれている場合があります。特に、