ダイソーのパステルは本当に売ってない？入手難易度と代用品を徹底調査！

こんにちは、モモストアです！
最近、SNSやネット掲示板で「ダイソーのパステルがどこにも売ってない！」「幻の商品なの？」という悲痛な叫びをよく見かけます。

たしかに、お目当ての画材コーナーに行っても、肝心のパステルだけがごっそり空っぽ…なんて経験をされた方も多いのではないでしょうか。
今回は、ダイソーパステルの入手難易度を徹底的に調査し、売ってないと言われる本当の理由と、手に入らない時の代用品まで詳しくご紹介しますね！

ダイソーのパステルが「売ってない」と言われる真相とは？

「ダイソーのパステルが売ってない」という噂は、残念ながら半分は本当、半分は誤解が含まれています。結論から言えば、ダイソーは今もパステルを販売していますが、特定の人気商品が極端に入手困難になっているのが現状です。

なぜこのような事態になっているのか、その真相は主に以下の3つの要因にあります。

SNSやYouTubeでの紹介で需要が爆発的に増加した

最大の原因は、SNSやYouTubeなどのインフルエンサーによる紹介です。

「100円でこんなに本格的なアートが楽しめるの！？」と、プロのイラストレーターや趣味で絵を描く層だけでなく、デコレーションやハンドメイドの素材としても注目され、一気に火がつきました。
特に、ダイソーのパステルは発色の良さと色の豊富さが、高価な画材メーカーのものと比べても遜色ないと評判になり、一時期は「見つけたら即買い」が鉄則と言われるほどでした。

これにより、従来の需要をはるかに上回る注文が殺到し、店舗によっては入荷してもすぐに在庫切れになってしまう状況が続いています。この現象は、ダイソーの人気商品、特に画材や文房具ではよく見られる傾向ですね。もしかしたら、あなたがお探し中のパステルも、まさに今頃誰かのカートに入っているかもしれませんよ！

季節や時期によって入荷量が不安定になっている

ダイソーの商品は、海外の工場で大量生産されることが多いため、生産ロットや船便の都合などで、入荷のタイミングが非常に不安定になりがちです。

特にパステルのようなホビー用品は、生活必需品ではないため、他の商品よりも入荷が後回しになるケースも考えられます。
また、新学期や夏休みの工作シーズンなど、需要が高まる特定の時期に合わせて多めに生産されることもありますが、それ以外の時期は生産量が絞られてしまい、「売ってない」状況が続いてしまうことがあります。

店舗の店員さんも「いつ入ってくるか分からない」としか言えないのは、こうした物流の都合が背景にあるからなんですね。

ソフトパステルとオイルパステルの誤認が起きている

実はダイソーにはパステルの種類がいくつかあり、多くの方が探している「幻のパステル」は、主に「ソフトパステル」というチョークのようなタイプです。

しかし、店舗には比較的在庫がある「オイルパステル」（クレヨンのような、ねっとりした質感のもの）を見て、「パステルは売ってるじゃないか」と思う人もいれば、その逆でソフトパステルが見つからないだけで「パステル自体が売ってない」と勘違いしてしまう人もいます。

この二つの商品の認知の違いも、「売ってない」という情報が拡散する一因になっていると考えられます。もし店員さんに尋ねる際も、「ソフトパステルを探しています」と具体的に伝える方が、在庫確認がスムーズになるはずですよ。

より詳しいダイソーパステルの情報を調べるなら、こちらの検索結果を参考にしてみましょう。ダイソー パステル 品薄 検索

ダイソーで買えるパステルの種類とそれぞれの特徴を解説！

先ほども触れたように、ダイソーには主に2種類のパステルがあります。それぞれの特徴をしっかりと理解しておけば、どちらのパステルが売ってないのか、また自分の用途に合っているのかがすぐに分かります。

本格的なアートに使える！「ソフトパステル」

多くの人が「売ってない！」と探しているのは、このソフトパステルです。

ソフトパステルは顔料をわずかな糊で固めたチョークのような画材で、粉っぽく、色を紙の上で混ぜたり、指でぼかしたりするのが得意なのが特徴です。イラストの背景をぼかしたり、ネイルアートのグラデーションに使ったりと、その用途は多岐にわたります。

特徴	粉っぽく、色を重ねてぼかしやすい。発色が非常に良い。
質感	サラサラしており、描いた後に定着スプレーが必要。
主な用途	本格的な絵画、グラデーション、ネイルアート、ドールメイク。
入手難易度	非常に高い（品薄）

特に、ダイソーのソフトパステルは12色入りなどで販売されており、色のラインナップも使いやすいものが揃っているため、プロも驚くほどのクオリティだと言われています。その人気ゆえに、見つけるのが非常に困難になっているわけです。

油絵やクレヨンのように使える「オイルパステル」

もう一つがオイルパステルです。これはクレヨンの進化版のようなもので、顔料を油性のバインダーで固めてあります。描いた線がしっかり残り、ツヤのある仕上がりになるのが特徴です。

ソフトパステルとの決定的な違い

オイルパステルは油分を含んでいるため、紙に描くと色がしっかり定着し、粉が落ちる心配がほとんどありません。しかし、その反面、ソフトパステルのように指やティッシュでふんわりと色をぼかすのは難しいです。

油絵のように、別の色を重ねて塗ったり、溶剤を使って溶かしながら描くといった技法が向いています。お子さんのお絵かきや、ポスター制作など、はっきりした色を出したい場合に活躍します。

ダイソーの店舗によっては、このオイルパステルは比較的在庫が安定していることが多いので、まずは「オイルパステルなら手に入るかも」という認識で探してみるのが良いでしょう。

このように、同じ「パステル」という名前でも全く違う画材であることを知っておけば、探す手間も、購入後の「イメージと違う！」という失敗も減らすことができますよ。

特に品薄なのはどの商品？パステル売り切れ情報のリアル

ダイソーのパステルの中でも、特に品薄状態が続いているのは、特定のセットや色数が多い商品です。ここでは、その中でも「幻」と言われるパステルに焦点を当てて、具体的な商品名と、なぜそれが人気なのかを深掘りしていきましょう。

「12色ソフトパステルセット」が王者の貫禄！

最も入手が難しいのは、おそらく「12色ソフトパステルセット」でしょう。これは、ダイソーパステルブームの火付け役とも言える商品で、以下の点で圧倒的な人気を誇っています。

• 絶妙な色合いのセット構成: 12色という限られた色数でありながら、肌色や中間色など、イラスト制作で頻繁に使う色がバランスよく入っているため、追加で他の色を揃える必要があまりありません。
• 圧倒的なコスパ: 100円（税抜）でこの発色と色数を提供できるメーカーは、他にはなかなかありません。プロ用のソフトパステルは1本数百円することも珍しくないので、ダイソーの価格は破格中の破格です。
• 高い隠蔽力: 安価なパステルにありがちな「色が薄い」「重ねても下の色が見える」ということが少なく、しっかりとした隠蔽力があるため、プロのユーザーからも高評価を得ています。

この「12色ソフトパステルセット」の売り切れ情報は、まさに日々更新されており、Twitterなどで「〇〇店でパステルあった！」という目撃情報が出るたびに、すぐに在庫が消えるという現象が起きています。もしこれを見つけたら、それは超ラッキーなことだと思ってくださいね！

季節限定や特殊カラーのパステルも狙い目！

ソフトパステルだけでなく、ダイソーは時々季節限定の特殊なカラーパステルを出すことがあります。

例えば、「メタリックカラー」「ネオンカラー」といった、通常のアート画材では高価になりがちな特殊な色のパステルは、発売と同時に話題になり、すぐに完売してしまうことが多いです。これらの商品は、再入荷自体が稀であるため、特にコレクターやハンドメイド作家の間で「見つけたら二度と出会えないかもしれない」と判断され、買い占められる傾向があります。

具体的にどの商品が品薄かを知るには、リアルタイムの目撃情報を探すのが一番です。TwitterやInstagramで「ダイソー パステル 再入荷」といったキーワードで検索してみると、最新の状況がわかるかもしれませんよ。

もし最新の再入荷情報や目撃情報を探すなら、以下の検索クエリが便利です。ダイソー パステル 再入荷 目撃情報

パステルはダイソーのどこに売ってる？正しい陳列場所

「売ってない」という情報だけでなく、「そもそもどこを探せばいいのか分からない」という方もいるのではないでしょうか。ダイソーの店内は広く、商品ジャンルが多岐にわたるため、パステルがどこに置かれているかを知っているだけでも、見つけられる確率は格段に上がります。

基本は「文房具・画材コーナー」をチェック！

パステルの基本的な陳列場所は、「文房具・画材コーナー」です。

これは、色鉛筆、マーカーペン、水彩絵の具、スケッチブックなどが集まっている場所の近くです。しかし、ダイソーの店舗の規模やレイアウトによって、この「画材コーナー」の場所は大きく異なります。

具体的には、以下の3つのパターンに分かれることが多いです。

• 大型店舗の場合: 独立した文房具売り場の奥、または棚一列が画材で埋め尽くされている場所。
• 標準店舗の場合: 文房具の隣、もしくはレジから遠い壁側の棚。
• 小型店舗の場合: 季節の雑貨やホビー用品と一緒に小さなスペースにまとめられていることが多い。

特に、パステルは「デコレーション用品」や「ハンドメイド材料」として使われることもあるため、これらのコーナーの近くに「ひっそりと」置かれている場合もゼロではありません。画材コーナーで見つからなかったら、ハンドメイド系の棚も軽く見て回ることをお勧めします。

陳列棚の「高さ」も重要なチェックポイント！

画材コーナーにたどり着いても見つからない場合、陳列棚の「高さ」に注目してみてください。

ダイソーのソフトパステルは、パッケージが小さいため、大きな絵の具セットやスケッチブックの陰に隠れて見逃されがちです。また、人気商品ゆえに在庫を隠すように陳列されることはありませんが、入荷直後は棚の上部や下部に仮置きされているケースもあります。

探す場所	チェックすべき理由
目線の高さ	定番商品や新商品が並ぶため、最も売り切れやすい。
棚の上段	在庫整理中の商品や、目立たない陳列になっている場合がある。
棚の下段	しゃがまないと見えないため、意外と在庫が残っている可能性がある。

もし時間に余裕があるなら、店員さんに「ソフトパステルの在庫はありますか？」と尋ねるのが一番確実です。迷惑にならないよう、忙しくない時間帯を狙って尋ねてみましょう。

ダイソーパステルの価格と色数は？コスパ最強の秘密

ダイソーパステルがこれほどまでに人気を集める理由。それは、やはり他の追随を許さない「コスパの良さ」に尽きます。ここでは、具体的な価格帯と、その色数の魅力について解説します。

驚異の「100円で12色」は画材界の革命

ダイソーのパステルの多くは、100円（税抜）で販売されています。その中で最も注目されているソフトパステルは、なんと12色がセットになって100円です。

これは、一般的な画材メーカーのソフトパステルと比較すると、以下の通り、その差は歴然です。

• 一般メーカーのパステル: 1本あたり150円〜300円程度。12色セットだと最低でも2,000円〜3,000円が相場。
• ダイソーのパステル: 12色セットで100円（1色あたり約8.3円）。

特に、ソフトパステルは描いているうちにどんどん減っていく消耗品なので、この価格で手に入るのは、趣味で大量に使う人や、練習用として使いたい初心者にとって、本当にありがたいことですよね。まさに、ダイソーパステルが「画材界の価格破壊」と言われるゆえんです。

色数が少ないからこそ生まれる「使いやすさ」

ダイソーのパステルは、プロ用の高級なパステルセット（数十色〜百数十色）に比べれば、色数は限定的です。しかし、この「少ない色数」が、かえって使いやすさを生み出しています。

例えば、12色セットに含まれている色は、以下の通りです。

系統	含まれる色（イメージ）	用途
基本色	赤、青、黄、緑、白、黒	色の混ぜ合わせの基本となる色
中間色	茶、オレンジ、紫、水色	イラストの影や空、肌の色に使いやすい
特色	ピンク、黄緑	花や明るい部分の表現に最適

これだけの色があれば、混ぜ合わせることで無限に近い色を作り出すことが可能です。初心者は色数が多すぎるとかえって迷ってしまうことが多いので、ダイソーのパステルは色の勉強にも最適だと言えます。

「まずはパステル画を試してみたい」という方にとって、このダイソーのコスパ最強のパステルは、最適な入門ツールとなるはずです。

ダイソーのパステルに代わる優秀な代用品はこれ！

「もう何店舗も回ったけど、やっぱりダイソーのパステルは売ってない…」
そんな風に諦めかけている方のために、ダイソーパステルに負けないくらい優秀で、手に入りやすい代用品をいくつかご紹介しましょう。用途に合わせて選べるように、質感や価格帯に分けてリストアップしました。

① キャンドゥ・セリアのパステル（100均代替品）

まずは同じ100円ショップの商品をチェックしてみましょう。セリアやキャンドゥも、ダイソーと同様に画材やホビー用品に力を入れています。

• キャンドゥ: 「ソフトパステル」を販売していることが多く、ダイソーのものと遜色ないクオリティだと評判です。ダイソーで売り切れていても、キャンドゥなら在庫がある！というケースは多いですよ。
• セリア: こちらもソフトパステルを取り扱っていますが、店舗によっては色数や種類がダイソー・キャンドゥに比べて少ない場合があります。しかし、セリアならではの「くすみカラー」など、特殊な色合いを狙って探すのもおすすめです。

これらの100均パステルは、質感や発色に若干の違いはありますが、基本的な使い方はダイソーのパステルと同じです。店舗を回る際は、ダイソーだけでなく、近隣のセリアやキャンドゥにも足を運んでみましょう。

② サクラクレパスの「クーピーペンシル」（身近な代用品）

パステル特有の「粉っぽさ」は出ませんが、色鉛筆とクレヨンの良いとこどりをしたような画材として、クーピーペンシルが代用になる場合があります。

特に、細かい部分への着色や、パステルよりも芯が硬く折れにくいという点で、初心者には扱いやすいかもしれません。パステルで全体をぼかし、クーピーで細かい線画やハイライトを描く、といった併用もおすすめです。

③ ぺんてるの「オイルパステル」（高コスパ＆高品質）

もし、ダイソーの「オイルパステル」に似た使用感を求めているなら、文房具店や画材店で手に入るぺんてるなどの有名メーカーのオイルパステルがおすすめです。

もちろんダイソーの100円よりは高くなりますが、その分、色ムラが出にくく、重ね塗りや混色が非常にスムーズに行えるため、クオリティの高い作品を作りたい場合に最適です。特に、パステル画の楽しさが分かってきたら、ステップアップとして挑戦してみるのも良いでしょう。

100均のパステル比較に関する詳しい情報は、こちらのGoogle検索も参考にしてみてくださいね。100均 パステル 比較

セリアやキャンドゥなど他の100均のパステル事情はどうなの？

ダイソーのパステルが買えないとなると、次に気になるのはやはり「他の100円ショップはどうなのか？」という点ですよね。セリア、キャンドゥもそれぞれ独自の魅力的なパステルや画材を取り扱っており、ダイソーの代替として非常に優秀です。ここでは、各社のパステル事情を詳しく比較し、おすすめポイントをご紹介します。

キャンドゥは「色数の豊富さ」が魅力！

キャンドゥのパステルは、ダイソーと同様にソフトパステルを取り扱っていることが多いのですが、セットの色構成がダイソーとは違うところに注目です。

店舗によっては、よりニュアンスカラーに特化したセットや、蛍光色、くすみカラーといった「痒いところに手が届く」ような特殊な色のパステルを見つけることができます。ダイソーのベーシックな12色セットが手に入らなくても、キャンドゥで代わりの色を揃えれば、問題なくアート制作を進められるはずです。

項目	キャンドゥパステルのおすすめ度	特筆すべき点
色の多様性	★★★★☆	特殊な色セットが見つかりやすい。
入手難易度	★★★☆☆	ダイソーよりは在庫が安定している傾向あり。
質感（粉っぽさ）	ダイソーとほぼ同等	ぼかしやすさ、定着性は問題なし。

特に、キャンドゥはハンドメイド系の材料に強いので、パステルがデコレーション用品の近くに陳列されている場合も多く、探す際にはその周辺も注意深くチェックしてみてくださいね。

セリアは「シンプルさと品質」で勝負！

セリアも画材に力を入れていますが、ダイソーやキャンドゥに比べると、パステルのラインナップは比較的シンプルなことが多いです。しかし、セリアの商品は品質に定評があり、パッケージデザインもシンプルでオシャレなものが多いため、大人の趣味にもぴったりです。

セリアのパステルは、以下の点で評価が高いです。

• 粉飛びが少ない: ソフトパステルでありながら、粉飛びが比較的抑えられているという声が多く、作業環境をあまり汚したくない人におすすめです。
• 単色販売の可能性: まれにですが、よく使う白や黒などの単色を売っている店舗もあり、特定の減った色だけを補充したい場合に便利です。（ただし、これは店舗や時期によります）

セリアは、店舗数が多く、家の近くにある方も多いと思いますので、ダイソーの在庫切れに遭遇したら、まずはセリアを覗いてみるのが賢明な選択と言えるでしょう。100円ショップを賢く使い分けて、画材の品切れリスクを分散させるのが、今の時代を生き抜くアート愛好家の知恵ですね。

SNSで話題！ダイソーパステルを使った作品例と使い方

ダイソーのパステルがなぜこれほど人気なのか、その理由の一つに、SNSで次々と投稿される驚くほどクオリティの高い作品があります。ここでは、パステルを最大限に活かした具体的な作品例と、すぐに試せる簡単な使い方をいくつかご紹介します。

作品例：背景の「ふんわりグラデーション」

ソフトパステルの最大の魅力は、色の「ぼかし」と「グラデーション」を簡単に作れる点です。SNSでは、風景画の空や、イラストの背景に、ダイソーパステルを使った作品が多数投稿されています。

• 空の表現: 青、水色、白のパステルを紙に塗り、指で優しく混ぜ合わせるだけで、本物のような雲の表現や夕焼けのグラデーションが表現できます。
• ドールメイク: 人形やフィギュアのメイク（チークやシャドウ）に、削ったパステルの粉を筆で乗せていく手法も非常に人気です。繊細な色合いを表現するのに、ダイソーパステルの発色の良さが活きています。

使い方①：指やティッシュで「ぼかす」技法

ソフトパステルは粉状になる性質を利用して、指やティッシュ、綿棒などでこすることで色が広がり、境目のない滑らかな表現が可能です。

1. ざっくり塗る: 濃い色から薄い色へ、おおまかにパステルを塗ります。
2. ぼかす: 指やティッシュで、色の境目を優しくこすりながら混ぜていきます。
3. ハイライト: 最後に白のパステルで光を入れると、一気に立体感が増します。

使い方②：「パステルペンシル」として使う裏技

パステルを細く削り、それを画用紙に定着させることで、パステルカラーの線画として使うこともできます。この技法は、特に細かい文字やイラストの輪郭を描きたいときに有効です。

削ったパステルをそのまま使うのではなく、筆先に水をつけて、パステルの粉を水彩絵の具のように溶かして使う「水彩色鉛筆」のような使い方もできますが、ダイソーパステルが水に溶けやすいかどうかは、事前に小さな端材で試すことをおすすめします。

もっと多くの作品例やプロのテクニックを知りたい方は、SNSで検索してみましょう。ダイソー パステル 使い方 SNS

パステル以外にも注目！ダイソーで買える優秀な画材リスト

パステルを探しにダイソーに行ったものの、「売ってない」と肩を落として帰るのはもったいないです！ダイソーの画材コーナーには、パステル以外にも価格からは想像もできないほど優秀なアイテムが数多く並んでいます。パステルと一緒に使えるものや、パステルの代わりになるものをご紹介しますね。

① アクリル絵の具

「アクリル絵の具」は、ダイソー画材の中でも特に評価が高いアイテムです。

• 特徴: 水に溶けて使いやすく、乾くと耐水性になるため、木材やプラスチックなど様々な素材に描くことができます。
• 用途: 油絵のような重厚なタッチから、水彩のような淡い表現まで自由自在。パステル画の背景をアクリル絵の具で塗りつぶした後、パステルでハイライトを入れる、といった使い方もできます。

ダイソーのアクリル絵の具は、カラーバリエーションも豊富で、特に「パールカラー」や「メタリックカラー」といった特殊な色も充実しています。もしパステルが見つからなくても、アクリル絵の具で新しいアートの世界を広げてみるのはいかがでしょうか。

② 水性マーカー（イラスト用）

コピックのようなアルコールマーカーが高価で手が出しにくい…という方におすすめなのが、ダイソーの「イラスト用マーカー」です。

• 特徴: 両端に太字と細字のペン先が付いているタイプが多く、グラデーションや塗りつぶしがしやすいと人気です。
• パステルとの併用: マーカーでイラストの主線やメインの着色を行い、パステルでその上から影やハイライトをふんわりとぼかすと、独特の柔らかいイラストが完成します。

③ 定着スプレー（フィキサチーフ）

パステル画には欠かせないのが、描いた粉を紙に定着させるためのスプレー、「定着スプレー」です。ダイソーでは、画材用として販売されていることもありますが、もし見つからなければ、ヘアスプレーなどで代用できる場合もあります。

ただし、ヘアスプレーは紙を傷める可能性もあるため、使用する際は必ず目立たない場所で試してからにしてください。パステルを手に入れたら、一緒に定着スプレーも探して、作品を長持ちさせる準備をしておきましょう。

幻のパステルを確実に手に入れるための再入荷を待つコツ

いくら代用品が優秀だとはいえ、やっぱりダイソーのあの幻のパステルを手に入れたい！そう思っている方も多いはずです。ここでは、ダイソーの入荷の仕組みを理解し、再入荷の波を確実に捉えるための具体的なコツをご紹介します。

① 店員さんに直接「次回の入荷予定」を聞いてみる

一番確実な方法は、やはりお店の店員さんに直接尋ねることです。

ただし、ただ「パステルありますか？」と聞くだけでは「ありません」で終わってしまいます。一歩踏み込んで、「ソフトパステルの次回の入荷予定」を尋ねてみましょう。

大型店舗や熱心な店舗では、商品の発注状況や物流センターからの出荷予定をある程度把握している場合があります。もし具体的な日付を教えてもらえなくても、「だいたい〇曜日の午前中に入荷が多いですよ」といった、入荷の傾向を教えてもらえるだけでも大きなヒントになります。

② 入荷の多い「曜日」と「時間帯」を狙う

ダイソーでは、店舗によって異なりますが、週に数回、決まった曜日に入荷があることが多いです。

• 曜日: 一般的に、平日の火曜や水曜に入荷が多いという店舗もあります。（週末は来店客が多く、陳列が間に合わないため）
• 時間帯: 入荷があっても、すぐに陳列されるわけではありません。開店直後の午前中や、夕方の品出しが終わった後など、「品出し直後」の時間帯を狙うのがベストです。

ただし、これはあくまで一般的な傾向です。あなたのよく行く店舗の入荷傾向を把握するために、数回足を運んで、棚の状況を観察してみることをおすすめします。

③ 違う店舗、特に「穴場」を探す

人気商品が売り切れるのは、主要な駅前店や大型ショッピングモール内の店舗など、人が多く集まる店舗です。

あえて、以下のような「穴場」を探してみるのも一つの手です。

• 郊外の独立したロードサイド店: 普段、画材を購入する人が少ない可能性があり、意外な在庫が残っていることがあります。
• 小型のエキナカ店: 文房具の品揃えは少ないかもしれませんが、在庫が回転しにくいため、人気商品が残っていることがあります。

「売ってない」という言葉に惑わされず、「まだ見ぬ在庫」を探し出すハンター精神で、色々な店舗を巡ってみましょう！

ネット通販（Amazon・楽天）でのダイソーパステル風商品の探し方

「店舗巡りをする時間がない…」「どうしても今すぐパステル画を始めたい！」という方は、ネット通販でダイソーパステルに匹敵する、もしくはそれ以上の高コスパな代替品を探すのが最も手っ取り早い方法です。

「初心者向け ソフトパステル セット」で検索

Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでダイソーの商品名そのままを検索しても、転売品以外は出てこないことが多いです。そこで、以下のようなキーワードで検索してみましょう。

検索キーワード	期待できる商品
初心者 ソフトパステル セット	ダイソーのものより色数が多く、発色も良い入門セット。
36色 オイルパステル	より多くの色で本格的な絵を描きたい方向け。
激安 水彩パステル	水に溶ける性質を持つ、新しいタイプのパステル画材。

特に「初心者」や「入門」といった言葉を入れると、ダイソーパステルと同じく、手軽に始められる価格帯の商品が多くヒットします。中には、ダイソーのものと同じ中国メーカーが製造しているのではないか？と思わせるほど似た商品が、多少高い価格で販売されていることもあります。

「メルカリ」で未開封品を狙うのも一つの手

フリマアプリのメルカリやラクマでは、ダイソーパステルの未開封品や、数回使用しただけのセットが出品されていることがあります。

ただし、これは定価よりも高い「転売価格」になっていることがほとんどです。どうしても今すぐ手に入れたい、という場合や、すでに廃盤になった色を探している場合は有効ですが、購入する際は、商品の状態や価格を冷静に判断しましょう。

まずはAmazonや楽天で、高品質で大容量の「初心者向けセット」を探すのが、長期的に見て最も賢明な選択と言えますね。

ネット通販で類似商品を探すなら、こちらの検索結果も参考にしてみてください。ソフトパステル 初心者 セット 通販

ダイソーパステルをより長持ちさせる保存方法と注意点

苦労して手に入れたダイソーのパステルですから、大切に、そして長く使いたいですよね。ソフトパステルは非常にデリケートな画材なので、保存方法や使用上の注意点をしっかり守ることが、作品のクオリティ維持にもつながります。

① 衝撃と湿気から守る「保存ケース」

ソフトパステルは、ちょっとした衝撃でボロボロと崩れてしまうことがあります。ダイソーのパッケージも頑丈ですが、より長く使うためには、専用の保存ケースや密閉容器に移し替えることをおすすめします。

• 仕切り付きのケース: 1本ずつ仕切られたケースなら、パステル同士がぶつかり合って折れるのを防げます。
• 乾燥剤を入れる: パステルは湿気に弱く、湿気を吸うと描き心地が悪くなることがあります。ケースの中にシリカゲルなどの乾燥剤を少量入れておくと、品質を維持できます。

② 描いた後の「定着」は絶対に忘れずに！

ソフトパステルで描いた作品は、粉が紙に乗っているだけの状態なので、少し触れただけで色がこすれてしまいます。描き終わったら必ず定着スプレー（フィキサチーフ）を吹きかけましょう。

吹きかける際は、以下の点に注意してください。

• 換気の良い場所で: スプレーは吸い込むと健康に良くありません。必ず窓を開けるか、屋外で行ってください。
• 離して均一に: 紙から20〜30cmほど離し、作品全体に均一に、薄く数回に分けて吹きかけるのがコツです。一度にかけすぎると、色がにじんだり、紙が波打ったりすることがあります。

③ 折れたパステルも捨てずに活用！

万が一、パステルが折れてしまっても、絶対に捨てないでください！

折れたパステルは、以下の方法で再利用できます。

• 粉にして使う: カッターなどで削り、粉末状にして筆や綿棒で色を乗せると、より広い範囲にふんわりと色を乗せることができます。
• 接着剤で直す: 折れた部分を木工用ボンドなどの接着剤でそっとくっつけると、また使えるようになります。（ただし、折れた線が少し残ることは避けられません）

ダイソーパステルはコスパが良い分、遠慮なく使えますが、その分デリケートな画材だということを忘れずに、大切に扱ってあげてくださいね。

まとめ：ダイソーパステルは売ってない？最終的な結論

さて、ここまでダイソーパステルの「売ってない」真相から、代替品、手に入れるコツまで、詳しくご紹介してきました。最後に、この記事の結論をまとめてみましょう。

結論：売ってないわけではないが「極度の品薄」が継続中！

ダイソーのパステルは、廃盤になったわけではなく、現在も販売されています。

しかし、SNSによる人気爆発と、入荷の不安定さから、「ソフトパステル」を中心に極度の品薄状態が続いています。特に、駅前や大型店の「目線の高さ」にある棚は、ほとんど空になっている可能性が高いです。

「幻のパステル」を手に入れるための3つの行動

それでもダイソーパステルを手に入れたい！という方は、以下の3つの行動を試してみてください。

1. 店員さんに「ソフトパステル」の入荷予定を尋ねる: これが最も確実な方法です。忙しくない時間帯を狙って聞いてみましょう。
2. 郊外の「穴場」店舗を巡る: 人通りが少ない店舗には、意外な在庫が残っているかもしれません。
3. キャンドゥやセリアのパステルで代用する: ダイソーに固執せず、他の100均の優秀なパステルでアートを始めるのも賢い選択です。

ダイソーのパステルは素晴らしい画材ですが、アートの楽しさは道具の価格で決まるわけではありません。手に入ったパステルや代用品を駆使して、ぜひ自分だけの素敵な作品作りに挑戦してみてくださいね！