エチケットライオンが売ってないのはなぜ？製造終了の真相と代替品『NONIO』を徹底解説！

「あれ？最近、ドラッグストアでエチケットライオンを見かけないな…」と感じて、この記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか？
長年愛されてきたあの懐かしい歯磨き粉が、本当に販売終了してしまったのか、その真相をモモストアが徹底的に調査しました！
製造終了の正確な時期や理由、そして後継として推奨される商品まで、詳しくお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

エチケットライオンは本当に販売終了したの？ライオンに確認してみた

結論からお伝えすると、残念ながら長年愛されてきたエチケットライオンは販売終了しています。
ドラッグストアやスーパーの店頭で見かけなくなったのは、皆さんの勘違いではありません。
製造元のライオン株式会社は、この「エチケット」ブランドの終息を決定しています。

長年の歴史に幕を下ろした「エチケット」

エチケットライオンは、1968年の発売以来、実に約56年もの長きにわたって日本の口臭ケア市場を支えてきたパイオニア的な存在でした。
特に、その強力な爽快感と、口臭の原因となる舌苔などを除去する効果で、多くのビジネスパーソンやエチケットを気にする方々に支持されてきた歴史があります。

しかし、時の流れとともに、消費者のニーズやオーラルケア技術も進化し、
より専門的で、多様な悩みに対応する製品が市場に溢れるようになりました。
メーカー側としても、ブランド戦略の見直しや資源の集中といった背景があり、
「エチケット」という歴史あるブランドに、一つの区切りをつける決断をしたようです。

モモストア編集部がライオンの公式情報や、過去のリリースなどを確認したところ、
主要な製品であるハミガキは、段階的に製造が終了していたことが判明しました。

製造終了の確認方法と注意点

もし、店頭でエチケットライオンに似たパッケージや、名前の製品を見つけた場合でも、
それが本当に「エチケットライオン」なのか、確認が必要です。
特にインターネット上では、過去の在庫品や並行輸入品が高値で取引されているケースがあります。
しかし、メーカーとしては既に製造・販売を終了していますので、
公式ルートから新品を入手することは、もはやできないという認識で間違いありません。

また、歯磨き粉は使用期限があるものですから、
古すぎる在庫品の使用は、品質や効果の面で推奨できません。
愛用者としては寂しい限りですが、新しい口臭ケアの定番を見つける時期に来ていると言えるでしょう。

次に、具体的な販売終了の時期について、もう少し詳しく掘り下げていきますね。

エチケットライオンが売ってない！ブランド終息となった正確な時期と経緯

エチケットライオンが市場から姿を消した時期は、すべての製品が一斉に終了したわけではなく、
容量やタイプによって段階的に製造が終了していきました。
長年の愛用者にとって、どのタイミングで「最後のチャンス」があったのか、
その正確な経緯を知ることは、ブランドの終焉を理解する上で重要になります。

ヨコ型・タテ型・ミニサイズ、それぞれのラストラン

エチケットライオンは、一般的なチューブタイプの他に、旅行などに便利なミニサイズなど、複数のラインナップがありました。
製造終了の時期が早いものから順に見ていきましょう。

製品タイプ	容量（内容量）	製造終了時期	特記事項
ヨコ型	130g	2023年10月	最初に製造終了となった主力タイプの一つ。
タテ型	130g	2024年4月	最後まで残った主力サイズ。ブランド終息の区切り。
ミニサイズ	40g	2024年4月	タテ型と同じ時期に製造終了。旅行用や持ち運び用として人気でした。

この表からもわかるように、2024年4月をもって、エチケットライオンのハミガキ製品はすべて製造終了となりました。
つまり、2024年春以降、店頭で見かけることが完全に難しくなったということです。
もし今、お店で見かけたとしたら、それはそのお店の棚に眠っていた奇跡的なデッドストックと言えるでしょう。

約56年の歴史に幕。なぜブランドを終わらせたのか？

半世紀以上にわたって親しまれたブランドを終息させるのは、メーカーにとっても大きな決断だったはずです。
主な要因としては、「ブランドの再編」と「主力製品への集中」が挙げられます。

ライオンは現在、口臭ケアの主軸を完全に『NONIO（ノニオ）』ブランドにシフトしています。
NONIOは、舌の上の口臭原因菌の増殖を抑えるといった、より科学的で先進的なアプローチを特徴としており、
現代の消費者ニーズに合致していると言えます。

エチケットライオンが担っていた役割は、NONIOに完全に引き継がれる形となりました。
メーカーとしては、複数のブランドで同じターゲット層にアプローチするよりも、
一つの強力なブランド（NONIO）に資源を集中し、さらなる市場シェアの拡大を目指したと考えられます。
これは、企業の戦略としては非常に理にかなった動きと言えるでしょう。

このブランド終息のニュースは、多くのSNSや掲示板でも話題になり、
「あの爽快感がもう味わえないなんて」と惜しむ声が多数上がっていました。
モモストア編集部員も、初めての口臭ケアはエチケットライオンだったという者も多く、
寂しさを感じています。

エチケットライオン製造終了の理由は何？メーカーの狙いを推測

エチケットライオンの製造終了は、単に「売れなくなったから」という単純な理由だけではありません。
もちろん、市場のトレンドの変化は大きな要因ですが、メーカーの長期的なブランド戦略が深く関わっています。
ここでは、モモストア編集部が考える、製造終了の主な理由と、ライオンの狙いを推測してみます。

推測される製造終了の主な理由

理由１：ブランドの整理統合と世代交代

前述の通り、ライオンには強力な口臭ケアブランド「NONIO」が存在します。
エチケットライオンが主に「口臭予防」という機能に特化していたのに対し、
NONIOは「口臭科学から生まれた」というキャッチフレーズのもと、より若年層や現代のライフスタイルに合わせたデザインと機能を提供しています。
古いブランドを終了させ、新しいブランドに完全に移行することで、マーケティング資源を一点に集中させることができます。

消費者の多くは、機能性はもちろん、パッケージデザインやブランドイメージも重視します。
エチケットライオンのパッケージは長年親しまれてきましたが、
現代の洗練されたデザインを好む層にはアピールしにくくなっていた可能性も考えられます。

理由２：製品機能の進化と差別化の難しさ

エチケットライオンの主成分や機能は、発売当初は画期的でしたが、
現在では多くの競合製品が同等以上の口臭ケア機能を持っています。
例えば、歯周病ケアやホワイトニングなど、他の付加価値を求める消費者が増える中、
純粋な「口臭予防」のみに特化したエチケットライオンは、市場での差別化が難しくなっていたのかもしれません。

また、NONIOの登場により、社内でも製品ラインナップが重複し、
最終的にNONIOを口臭ケアのフラッグシップブランドとして位置づけることになったのでしょう。

ライオンがNONIOに託した未来

ライオンは、エチケットライオンの終息により、口臭ケア市場での地位をさらに強固にする狙いがあります。
NONIOブランドは、歯磨き粉だけでなく、マウスウォッシュ、マウススプレー、舌クリーナーなど、
トータルで口臭ケアができる製品群を展開しています。
この包括的なラインナップで、あらゆる口臭の悩みに応える体制を築くことが、
メーカーの最大の目的だと言えるでしょう。

長年のエチケットライオンユーザーにとっては寂しいニュースですが、
メーカーの視点から見ると、これは未来を見据えた合理的な戦略だったと理解できますね。
次の見出しでは、懐かしのエチケットライオンのデザインを振り返ってみましょう。

昔のエチケットライオンのパッケージはどんなデザインだった？懐かしの記憶を辿る

エチケットライオンのチューブを見ると、なぜかノスタルジックな気持ちになる人も多いはずです。
長年、大きなデザイン変更をせずに愛され続けたパッケージには、
時代の移り変わりを超えた魅力がありました。

変わらない安心感、緑と白のコントラスト

エチケットライオンといえば、やはり深緑色と白色を基調としたデザインが特徴的でした。
この色は、清涼感と清潔感を象徴しており、口臭ケア製品としての役割を明確に示していました。
特に、緑色の背景に白抜きの「エチケットライオン」という文字がシンプルに配置されているデザインは、
昭和から平成にかけての家庭の洗面台には欠かせない風景だったと言えます。

パッケージには、ライオンのマスコットキャラクターが描かれていたわけではありませんが、
そのシンプルで実直なデザインこそが、製品の信頼性を高めていたのかもしれません。
派手な装飾がなく、機能性が一目でわかるデザインは、
今の時代にはかえって新鮮に映るかもしれませんね。

時代と共に変わった小さな変化

完全にパッケージが変わらなかったわけではありません。
製造終了までの間に、問い合わせ先のフリーダイヤル化や、ライオンの本社移転に伴う住所変更など、
細かい文字情報の変更は何度か行われていました。
しかし、商品の印象を大きく左右する色使いやレイアウトは、ほとんど変わらなかったため、
長年のファンにとっては「いつものエチケットライオン」として認識され続けていました。

特に、「エチケット」という言葉が持つ、礼儀やマナーといった意味合いが、
製品名にもしっかり込められており、
「これで口臭を気にせず、人と会話できる」という安心感を私たちに与えてくれていました。

最近の歯磨き粉は、パッケージがおしゃれでスタイリッシュなものが増えていますが、
エチケットライオンのような、ノスタルジックなパッケージには、また違った魅力がありますね。

エチケットライオンの代替品はこれ！後継ブランド「NONIO（ノニオ）」の魅力

エチケットライオンが製造終了し、「次に何を使えばいいの？」と困っている方も多いでしょう。
ライオンが明確に「後継」として市場に押し出しているのが、口臭科学から生まれたブランド『NONIO（ノニオ）』です。
エチケットライオンのファンであれば、まずNONIOを試すことを強くおすすめします。

NONIOは口臭ケアの「現代版」エチケットライオン

エチケットライオンが発売された時代とは異なり、現代の口臭研究は大きく進んでいます。
NONIOは、その最先端の研究成果を元に開発されたブランドであり、
まさにエチケットライオンの機能を現代の技術でアップデートした後継者と言えます。

NONIOの主な製品ラインナップ

NONIOは、歯磨き粉（ハミガキ）だけでなく、様々な口臭ケア製品を展開しています。

製品カテゴリー	代表的な製品名	エチケットライオンとの関連性
ハミガキ	NONIO ハミガキ (各種)	日常的な口臭予防のメイン代替品。
マウスウォッシュ	NONIO マウスウォッシュ	エチケットライオンには無かった強力なリフレッシュ機能。
マウススプレー	NONIO マウススプレー	過去のエチケットシリーズのマウススプレーの後継製品。
舌クリーナー	NONIO 舌クリーナー	口臭原因の約6割と言われる舌苔除去に特化した製品。

特に注目すべきは、NONIOブランドが「舌苔」に着目している点です。
エチケットライオンも舌苔除去を謳っていましたが、
NONIOは歯磨き粉の成分だけでなく、専用の舌クリーナーまで用意することで、
口臭の根本原因にアプローチする体制を整えています。

エチケットライオンユーザーがNONIOを選ぶべき理由

NONIOのハミガキには、「イオンクレンジング成分」が配合されており、
口臭の原因となる「菌の塊（タンパク質汚れ）」を分散し、口臭の発生を防ぐ効果があります。
また、香味のバリエーションも豊富で、エチケットライオンの「爽快ペパーミント」に近い、
強力な清涼感を求める方にも満足できるラインナップが揃っています。

エチケットライオンの長年のファンであれば、
「どうせなら、同じライオンの製品で、最も口臭ケアに特化したものを試したい」と考えるはずです。
そういった意味で、NONIOは最も有力な代替候補と言えるでしょう。

次では、実際にエチケットライオンとNONIOを比較し、どの部分が進化しているのかを見ていきます。

エチケットライオンユーザーにNONIOがおすすめな理由を徹底比較

エチケットライオンとNONIOは、どちらもライオンの口臭ケアブランドですが、
約半世紀の時を経て、その機能やアプローチには大きな違いがあります。
ここでは、エチケットライオンユーザーがNONIOに乗り換えるべき具体的な理由を、比較を通じて解説します。

口臭アプローチの違いを理解しよう

エチケットライオンが発売された時代は、「強いミントで臭いを打ち消す」というアプローチが主流でした。
もちろん、口臭原因の除去成分も含まれていましたが、爽快感が際立っていたのはそのためです。

一方、NONIOは「科学」を前面に出しています。
最大の特徴は、口臭の原因となる「タンパク質汚れ（ネバつき）」を分散・除去する力と、
長時間殺菌を可能にする成分の配合です。

以下の表で、主要な特徴を比較してみましょう。

	エチケットライオン	NONIO ハミガキ (クリアハーブミントなど)
主要なアプローチ	口臭原因の除去、強力な爽快感	口臭原因菌への長時間殺菌、タンパク質汚れの分散
核となる成分	ラウロイルサルコシンNa (LSS) など	LSSに加え、殺菌成分(LSS/CPC/BTCなど)、イオンクレンジング成分
爽快感の系統	伝統的なペパーミント系	ミント系、シトラス系など多様なフレッシュフレーバー
付加機能	ムシ歯予防	ムシ歯予防、歯の白さ、フッ素の滞留性向上（製品による）

NONIOの「長時間殺菌処方」の優位性

エチケットライオンも殺菌成分を含んでいましたが、NONIOはさらに進化しています。
特にマウスウォッシュで採用されている「長時間殺菌処方」は、
寝ている間など、長時間口臭リスクが高まる時間帯でも原因菌の増殖を抑制し続けます。

「朝起きた時の口のネバつきが気になる」という方は、
就寝前にNONIOのマウスウォッシュを併用することで、エチケットライオン時代には得られなかったレベルの清潔感を実感できるはずです。
歯磨き粉だけでなく、トータルなケアができるのがNONIOの最大の強みです。

NONIOの多様な香味とデザイン

また、エチケットライオンは基本的に「ペパーミント」一択でしたが、
NONIOは「クリアハーブミント」「ピュアリーミント」「スプラッシュシトラスミント」など、
好みに合わせて選べる幅広いフレーバーを展開しています。
パッケージデザインも洗練されており、洗面所に置いてもおしゃれで、
毎日のオーラルケアのモチベーション維持にも繋がるでしょう。

エチケットライオンが果たした役割は偉大ですが、
時代はNONIOへと移行しています。新しい口臭ケアの定番として、ぜひお試しください。

エチケットライオンの独特な「爽快感」に近い歯磨き粉を探してみた

NONIOが後継ブランドであることは理解できたけど、
「どうしてもエチケットライオンのあの強烈な、突き抜けるような爽快感が忘れられない！」
という方もいらっしゃるでしょう。
長年の愛用者にとって、あのペパーミントの清涼感は、他の歯磨き粉では得難いものです。
そこでモモストア編集部が、エチケットライオンに近い爽快感を持つ歯磨き粉を独自にリサーチしてみました。

爽快感の強さで選ぶ！他社製品を含めた候補

エチケットライオンの爽快感の源は、ペパーミントオイルやメントールなどの清涼成分が、
独自のバランスで配合されていたことにあります。
「刺激が強いほど効いている気がする」というユーザーの心理を満たす製品を探してみました。

候補１：アセスE

これは口臭ケアとは少しジャンルが異なりますが、独特な使用感と清涼感で知られています。
生薬成分が配合されており、歯肉炎や歯槽膿漏の予防を目的としていますが、
その塩味とハーブの強い風味が、「ただのミント味ではない」という点で、
エチケットライオンの個性的な使用感に通じるものがあるかもしれません。
刺激の強さを求める方には、一度試す価値があるかもしれません。

候補２：シュミテクト 歯周病ダブルケアEX (クールミント系)

シュミテクトは知覚過敏ケアで有名ですが、製品によっては非常に強いクールミントフレーバーを採用しているものがあります。
知覚過敏のケアと同時に、口臭や歯周病もケアできる製品を選べば、機能性も担保できます。
特に、パッケージに「クールミント」「エクストラクール」などの表記がある製品は、
エチケットライオン並みの刺激を感じられる可能性があります。

候補３：NONIOの超爽快タイプ

やはり後継ブランドとして、NONIOの中でも最も清涼感が強いタイプを選ぶのは鉄板です。
NONIOには、特に「NONIO スーパークールミント」のような、
刺激的な爽快感を追求した製品も存在します。
エチケットライオンの「目が覚めるようなミント感」を求めるなら、
この手の超強力ミント系フレーバーを試すのが、最も近道かもしれません。

爽快感の持続性にも注目

エチケットライオンは、「爽快感が長続きする」ことも魅力の一つでした。
代替品を選ぶ際も、単に磨いている時の刺激だけでなく、
磨き終わった後のスッキリ感がどれだけ持続するかを意識して選んでみてください。
NONIOや他の高機能歯磨き粉は、殺菌効果の持続性も高いため、
エチケットライオン以上の持続性を感じられる可能性もあります。

【激レア】エチケットライオンの在庫が残っている可能性がある場所はどこ？

製造が終了したとはいえ、「どうしてももう一度使いたい！」と願うのがファン心理です。
メーカーから新品が流通することはもうありませんが、店舗の棚の奥や倉庫に眠っている「デッドストック」を探すことは可能です。
ここでは、エチケットライオンの激レア在庫が残っている可能性がある場所を、モモストアの経験に基づいて紹介します。

在庫を発見できるかもしれないお店の傾向

大手チェーン店や都市部の店舗では、商品の回転が速いため、終売決定と同時に棚から消えている可能性が高いです。
狙い目となるのは、以下のような店舗です。

狙い目１：個人経営の小さな薬局や雑貨店

大手チェーンのドラッグストアと違い、個人経営の薬局や、地域に密着した小さな雑貨店、
あるいは昔ながらの金物店などが、意外な穴場となることがあります。
これらの店舗は、商品の入れ替えサイクルが遅い場合があり、
終売の連絡が来ていても、棚の奥のスペースに古い在庫が残されているケースがあります。
「エチケットライオン、まだ残ってませんか？」と、店員さんに直接尋ねてみるのが一番効果的かもしれません。

狙い目２：郊外や地方のマイナーなスーパー

都市部から離れた郊外や地方にある、あまり目立たない規模のスーパーマーケットも、可能性が高いです。
特に、日用雑貨コーナーの管理があまり厳しくない店舗は、
長期間、同じ場所に商品が置かれ続けていることがあります。
賞味期限（使用期限）のチェックは必須ですが、探してみる価値はあります。

狙い目３：旅行用品コーナーがある大型店舗の隅

エチケットライオンは、40gのミニサイズが旅行用としてよく販売されていました。
大型のドラッグストアやホームセンターでも、メインの歯磨き粉コーナーではなく、
旅行用のアメニティグッズを集めたコーナーの隅に、
古いミニサイズの在庫が残っているケースがごく稀にあります。
「旅行用アメニティ」としてチェックしてみましょう。

ただし、これらの在庫は非常に稀であり、見つけられたら本当にラッキーだと思ってください。
無理に探すよりも、次にご紹介するフリマサイトなどを利用する方が確実かもしれません。

フリマサイトやオークションで高値で取引されているって本当？在庫状況をチェック

実店舗で見つからなくても、オンライン上のフリマサイトやオークションサイトでは、
エチケットライオンが頻繁に取引されています。
しかし、製造終了品ゆえの注意点と、価格が高騰している現状がありますので、
利用する前にしっかりと確認しておきましょう。

フリマサイトは「最後の砦」だが、価格は高騰傾向

メルカリ、ラクマ、Yahoo!オークションなどのフリマ・オークションサイトは、
個人の家に眠っていた新品・未使用のデッドストックが出品される場所です。
エチケットライオンを今すぐ手に入れたいなら、最も現実的な方法と言えるでしょう。

驚きの高値取引の現状

定価数百円だったエチケットライオンですが、製造終了後はプレミア価格がついています。
特にタテ型やヨコ型の130gは、まとめて出品されることが多く、
一本あたり定価の数倍以上の価格で取引されているケースが散見されます。
愛用者の「もう手に入らない」という心理が、価格を押し上げている要因です。

購入前に必ずチェックすべき重要事項

フリマサイトで購入する際は、以下の点を必ずチェックしてください。

1. 製造年月日（使用期限）：ハミガキ粉には使用推奨期限があります。パッケージに記載されている製造年や、出品者が購入した時期を確認し、古すぎるものは避けるべきです。一般的に、製造から3年以内が目安とされていますが、製造終了品の場合は特に注意が必要です。
2. 保管状態：高温多湿の場所で保管されていた場合、中身の品質が劣化している可能性があります。出品者に保管場所や状態を質問してみましょう。
3. 本物であるか：極めて稀ですが、転売目的で中身を入れ替えるなどの悪質な出品がないとも限りません。評価の高い出品者から購入し、商品写真でパッケージの傷みなども確認しましょう。

定価より高い金額を払うわけですから、後悔しないよう慎重に選ぶ必要があります。
「メルカリ エチケットライオン 取引例」などで実際の取引価格を調べてみると良いでしょう。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの状況

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトでも、
一部のマーケットプレイス出品者が、在庫を抱えて販売していることがあります。
しかし、これらも基本的にはフリマサイトと同様のデッドストック品です。
価格が高めに設定されていることが多く、購入の際は「新品・未使用」という記載だけでなく、
レビューや出品者の評価を参考に、信頼できるところから購入しましょう。

これらのECサイトでは、後継品のNONIOは定価に近い価格でいつでも購入できますので、
もしエチケットライオンが見つからなかった場合は、迷わずNONIOに切り替えることをおすすめします。

エチケットライオンの40g、タテ型、ヨコ型の違いとそれぞれの終売時期

長年販売されていたエチケットライオンには、いくつかのタイプがありました。
「あれ？うちで使ってたのはヨコ型だったっけ？」と思い出せない方もいるかもしれません。
ここでは、それぞれの特徴と、いつ市場から姿を消したのかを整理します。

容器の形状と容量の違い

エチケットライオンのハミガキ製品には、主に以下の3つのタイプが存在しました。

• タテ型 (130g)：一般的な家庭用サイズで、洗面台に立てて置くことができるタイプ。最後まで製造が続けられた主力製品です。
• ヨコ型 (130g)：同じく家庭用サイズですが、横置きタイプ。タテ型よりも一足早く製造が終了しました。昔ながらの洗面台の棚には、ヨコ型の方が収まりが良かったという方もいるかもしれません。
• ミニサイズ (40g)：旅行や出張、あるいは職場のロッカーに置いておくのに便利な携帯サイズ。こちらもタテ型と同じ時期に終売となりました。

各タイプの製造終了時期の再確認

先にも触れましたが、改めて製造終了時期を確認しておきましょう。

タイプ	容量	終売時期	主な用途
ヨコ型	130g	2023年10月	家庭用（横置き派）
タテ型	130g	2024年4月	家庭用（標準）
ミニサイズ	40g	2024年4月	携帯用、旅行用

ヨコ型が2023年秋に消えた後、タテ型とミニサイズが2024年春まで販売されていたことになります。
「あれ？去年まで売ってたのに！」と感じた方は、ヨコ型ユーザーだった可能性が高いかもしれません。

なぜヨコ型だけ先に終わったのか？

なぜヨコ型だけが半年ほど早く製造終了したのか、正確な理由は公表されていませんが、
推測される理由としては、以下のようなものが挙げられます。

• 市場の需要：現代の洗面台はスペース効率を重視する傾向があり、立てて置けるタテ型の方が販売数が多かった可能性があります。ヨコ型は相対的に需要が低かったのかもしれません。
• 生産ラインの合理化：同じ内容量であれば、容器の形状が少ない方が生産ラインの効率が上がります。ブランド終息に向けて、まずは需要の低いタイプから順に生産を終了させていったと考えられます。

いずれにしても、2024年4月以降は、どのタイプも新品で手に入れることは不可能となってしまいました。
最後の在庫を手放さなかった方は、まさに歴史的なコレクションを持っていると言えるでしょう。

マウススプレーなど、エチケットシリーズの他の製品はどうなった？

エチケットブランドは、ハミガキだけでなく、様々な口臭ケア製品を展開していました。
「エチケットライオンのマウススプレーが好きだったんだけど…」という方もいるはずです。
ここでは、ハミガキ以外のエチケット製品の運命についても解説します。

エチケットシリーズの全体像と終息

「エチケット」というブランド名で展開されていた製品は、ハミガキの他に、
携帯用のマウススプレーや、清涼食品などがありました。
これらの製品も、ブランド戦略の変更に伴い、段階的に製造が終了しています。

過去の主要なエチケット関連製品

製品名	主な用途	製造終了時期	後継・代替品
エチケットブレスフレッシュ	ハミガキ (縦型)	2000年代初期	エチケットライオンへ統合後、NONIOへ
エチケット ダブルカプセル	清涼食品（カプセル）	2003年3月	他社のブレスケア製品など
エチケット マウススプレー	携帯用スプレー	2019年4月	NONIO マウススプレー
エチケットライオン (ハミガキ)	ハミガキ	2024年4月 (最終)	NONIO ハミガキ

このように、エチケットブランドの製品は、ハミガキが終了するよりもずっと前から、
時代の流れと共に徐々に終息に向かっていました。
特に、携帯用の「エチケット マウススプレー」は、2019年という比較的早い時期に製造が終了し、
すぐに『NONIO マウススプレー』へと継承されています。

マウススプレーはNONIOで完全に進化

エチケットのマウススプレーを愛用していた方は、NONIOのマウススプレーを試すことを強くおすすめします。
NONIOのマウススプレーも、口臭原因菌を殺菌し、瞬時に息をリフレッシュする機能を持っていますが、
こちらも口臭科学に基づいた新しいアプローチが採用されています。

• 速効性：NONIOはシュッとひと吹きで、すぐに清涼感が広がり、口臭を瞬時にケアします。
• デザイン：スタイリッシュなデザインで、持ち運びにも抵抗感がありません。
• フレーバー：ミントだけでなく、シトラスなど、多様なフレーバーが展開されています。

ハミガキとマウススプレーを同じNONIOブランドで揃えることで、トータルな口臭ケアが可能になります。
エチケットシリーズの終焉は寂しいですが、NONIOの評判をチェックしてみると、
その進化ぶりにきっと驚かれるはずですよ。

NONIO以外で口臭ケアに特化したおすすめの歯磨き粉【3選】

後継ブランドのNONIOだけでなく、「他のメーカーの製品も試してみたい」という方のために、
口臭ケア機能に優れ、エチケットライオンユーザーにもおすすめできる歯磨き粉を、
モモストア編集部が厳選して3つご紹介します。

おすすめ１：サンスター オーラツー プレミアム ステインクリア

オーラツーは、特に女性からの支持が厚いブランドですが、その機能性は非常に高いです。
この「プレミアム ステインクリア」タイプは、ステイン（着色汚れ）の除去に特化しつつ、
口臭予防成分もしっかりと配合されています。

• プレミアムな香味：アロマティックミントなど、従来のミントとは一味違う、上品で華やかな香味が特徴。エチケットライオンの強いミントとは異なりますが、気分転換になります。
• ステインケア：口臭と同時に、歯の表面の黄ばみやくすみもケアしたいという方に最適です。
• 使用感：泡立ちが細かく、丁寧に磨き上げることができます。

口臭だけでなく、見た目の美しさも追求したい、という現代的なエチケット意識を持つ方に特におすすめです。

おすすめ２：アース製薬 モンダミン ペパーミントハミガキ (薬用)

マウスウォッシュで有名なモンダミンですが、実はハミガキも展開しています。
特に「ペパーミント」の香味は、エチケットライオンの系統に近い、王道の爽快感を求める方にぴったりかもしれません。
こちらは薬用成分で口臭・ムシ歯・歯肉炎をトータルケアできるのが魅力です。

• 王道ミント：万人受けするペパーミントの香味で、エチケットライオンの爽快感を思い出させます。
• モンダミンとの相乗効果：同ブランドのマウスウォッシュと併用することで、より強力な口臭ケア効果が期待できます。
• コストパフォーマンス：比較的手に取りやすい価格帯であることも魅力の一つです。

シンプルで信頼性の高い口臭ケア製品を探しているなら、一度試してみてはいかがでしょうか。

おすすめ３：ライオン システマEX ハミガキ (メディカルクールミント)

ライオンの製品からもう一つ。こちらは「歯周病ケア」がメインですが、
実は口臭の原因となる歯周病菌への殺菌効果が高く、口臭予防にも優れています。
メディカルクールミントの香味は、「効きそう」と感じさせる適度な刺激があります。

• 歯周ポケットケア：歯周病菌を徹底殺菌する成分が、口臭の原因を根本から断つサポートをします。
• 高い清涼感：クールミント系のフレーバーで、磨き上がりは非常にスッキリします。
• 年齢層：40代以降で、口臭だけでなく歯周病も気にし始めた方に最適です。

エチケットライオンの終焉を機に、自身のオーラルケアを見直す意味でも、
システマのような高機能製品に切り替えるのは良い選択肢と言えます。

エチケットライオンを愛用していたモモストア編集部が選ぶ最終結論

最後に、長年にわたりエチケットライオンを愛用してきたモモストア編集部の視点から、
今回の製造終了を受けての「最終結論」と、今後のおすすめの行動をまとめます。

寂しいけれど、進化を受け入れる時

エチケットライオンは、私たちのオーラルケアの歴史の中で、非常に重要な役割を果たしてくれました。
あのシンプルで力強い爽快感は、今でも多くの人の記憶に残っています。
しかし、企業がより良い製品を開発し、資源を集中させるという戦略は、
結果的に消費者により高性能な製品を届けることに繋がります。

私たち編集部が出した結論は、以下の通りです。

なぜNONIOに切り替えるべきなのか？

エチケットライオンのファンが最もNONIOに切り替えるべき理由は、「科学的な根拠に基づいた安心感」です。
現代の口臭ケアは、単なる消臭ではなく、口臭の原因菌をコントロールする時代に入っています。
NONIOブランド全体が、その最先端の技術を詰め込んでいるため、
エチケットライオン時代よりも、さらに自信の持てる息を手に入れることができるはずです。

モモストア編集部のおすすめ乗り換えプラン

1. まず、NONIOのハミガキ（スーパークールミントなど）を試す。
2. 朝の口臭が気になる場合は、夜の歯磨き後にNONIOのマウスウォッシュをプラスする。
3. 特に気になる時に、NONIOのマウススプレーを携帯する。

この3ステップで、エチケットライオンが担っていた役割を完全にカバーし、
さらに進化させたトータルケアが可能になります。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、NONIO製品が豊富に取り揃えられていますので、
ぜひ一度、検索してレビューをチェックしてみてください。
エチケットライオンの思い出を大切にしつつ、新しい時代の口臭ケアを始めていきましょう！

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
筆者のモモストアでした！
皆様のオーラルケア生活が、より快適で自信に満ちたものになるよう願っています。