ビール券はどこで買える？近くの販売店からお得な購入方法まで徹底解説！

「お祝い返しでビール券を贈りたい」「急に必要になったけど、近くのどこで売っているの？」と、ビール券の購入場所で困っている方は多いのではないでしょうか？
いざ買おうと思っても、コンビニやスーパーなど、身近な場所では取り扱いがないこともあり、探し回るのは大変ですよね。
この記事では、ビール券が買える確実な場所や、お得に手に入れるための裏技、さらには購入時にチェックしておきたい種類や金額まで、モモストアが分かりやすく解説していきます！

ビール券の販売場所はどこ？購入できるお店の全体像

結論からお伝えすると、ビール券はすべての場所で販売されているわけではありません。金券のように見えますが、正確には「清酒・ビール共通券」という全国酒販協同組合連合会（全酒協）が発行している商品券です。
そのため、主にビールや酒類を取り扱うお店での販売が中心となります。
購入できるお店の種類としては、大きく分けて次の3つが挙げられます。

ビール券が買える主要な販売店リスト

ビール券は、お酒の販売免許を持つ一部の店舗でのみ購入が可能です。具体的にどんなお店で買えるのか、主要な販売店とそれぞれの特徴をまとめてみました。

販売店の種類	特徴・メリット	購入のしやすさ
百貨店・デパート	確実な取り扱い、贈答用の「のし」対応が充実、クレジットカード利用可能な場合が多い。	◎（確実）
大型スーパー（一部）	店舗によっては販売しているが、レジではなくサービスカウンターでの対応が多い。	△（要確認）
街の酒販店（酒屋）	地域密着型のお店。全酒協の加盟店であれば購入可能だが、小さな店舗では現金のみの対応も。	〇（探せばある）

やはり、一番確実で安心して購入できるのは「百貨店・デパート」です。特に贈答用として購入したい場合は、手提げ袋や熨斗（のし）のサービスも充実しているので、まず足を運ぶべき場所と言えます。

一方、「近くのあのお店で買えるかな？」と、つい立ち寄りたくなるコンビニやドラッグストアについては、次で詳しく解説していきますね。

【公式】ビール券はコンビニやドラッグストアで買えるの？

「ちょっとした贈り物だから、仕事帰りや買い物のついでにコンビニでサッと買いたい！」そう考える方は多いですよね。
しかし残念ながら、現在のところ、大手コンビニエンスストア（セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなど）ではビール券の販売は行っていません。これは、POSシステムの関係や在庫管理の複雑さなど、様々な要因が関係しているようです。

コンビニは「販売」はしていないが「利用」はできる

ここは勘違いしやすいポイントですが、コンビニではビール券を「購入」することはできませんが、購入したビール券を「利用」することは可能です！
つまり、他の場所で手に入れたビール券を使って、ビールはもちろん、その他の商品を購入することができます。お釣りが出るか出ないかは券の種類によって異なりますが、もしビール券を持っていたら、コンビニでのお買い物にも活用してみてくださいね。

ドラッグストア・ディスカウントストアの販売状況は？

近年、ドラッグストアやディスカウントストアでもお酒の取り扱いが増えていますよね。例えば、ウエルシア、マツモトキヨシ、スギ薬局などの大手ドラッグストアや、ドン・キホーテなどのディスカウントストアです。
これらの店舗でも、ビール券の販売は基本的に行われていません。ただし、スーパーマーケットを併設しているような大型店舗や、地域によっては独自のサービスで取り扱いがある場合もごく稀にあるようです。
しかし、確実性を求めるなら、やはり百貨店や酒販店を選ぶのが一番の近道と言えるでしょう。無駄足になってしまう可能性を考えると、事前に電話で確認するか、確実な販売店に行くのが賢明です。

ビール券を確実に購入したいなら「百貨店・デパート」がおすすめ

「絶対に失敗したくない」「大切な取引先への贈り物にしたい」など、確実性や贈答品質を求めるなら、やはり百貨店・デパートの利用が一番です。
全国展開している主要な百貨店（三越、伊勢丹、高島屋、大丸、そごうなど）のほとんどで、ビール券はギフトカードや商品券と同じように、サービスカウンターや専用のギフトサロンで販売されています。

百貨店購入の3大メリット

百貨店で購入するメリットは、単に「売っている」ということだけではありません。贈答品としての質を高めるためのサービスが充実している点が、大きな魅力となります。

• メリット1：贈答品のプロによる「のし」・ラッピング対応
  目的に合わせた最適な「のし」の種類（御中元、御歳暮、御祝など）をプロが提案してくれ、きめ細やかなラッピングをしてもらえます。
• メリット2：クレジットカード利用の可能性が高い
  高額になることもあるビール券の購入ですが、百貨店ではクレジットカードや自社のハウスカードが利用できることが多いため、ポイントやマイルを貯めることができます。
• メリット3：在庫が安定している
  ギフト商品として常に一定の需要があるため、在庫切れの心配がほとんどありません。急ぎで大量購入したい場合でも、スムーズに対応してもらえます。

ただし、百貨店は郊外には少ないため、お住まいの地域によっては近くに店舗がない、ということもあるかもしれません。その場合は、次に紹介する大型スーパーや、公式の取扱店検索を利用するのがおすすめです。

オンラインでのビール券購入はできる？

「百貨店に行けないけど、オンラインで買いたい」というニーズもあるかと思いますが、原則として、ビール券を発行している全酒協の公式サイトや、大手百貨店のオンラインストアでは、ビール券そのものを販売していません（ビールギフトは販売しています）。
しかし、金券ショップのECサイトや、Amazon、楽天市場などの大手ECモール内で、金券類を取り扱う専門のストアが販売しているケースはあります。この場合、手数料や送料がかかるため額面より高くなることがほとんどですが、「どうしてもオンラインで完結したい」という時には選択肢の一つになります。

大手スーパー（イオンやイトーヨーカドー）でのビール券販売状況

百貨店は敷居が高い、または近くにないという場合、普段の買い物で利用する大手スーパーは有力な候補になりますよね。特にイオンやイトーヨーカドー、ライフといった大型スーパーは、ギフト商品の取り扱いに力を入れているため、期待が持てます。

サービスカウンターでの販売が主流

大手スーパーの場合、お酒のレジや通常のレジではなく、「サービスカウンター」や「お客様センター」で販売されていることが多いです。
これは、商品券の管理や、贈答用の複雑な対応（のし書きなど）を専門のスタッフが行う必要があるためです。通常のレジで「ビール券ありますか？」と聞いても、「サービスカウンターへどうぞ」と案内されることがほとんどなので、直接そちらに向かうのが二度手間を防ぐコツですよ。

ただし、すべてのスーパーで販売しているわけではありません。特に、都市型の小型店舗や、お酒の取り扱い自体が少ない店舗では販売していないことがほとんどです。

モモストアが調べた限り、大手スーパーの販売状況は以下の傾向があります。

• イオン（イオンスタイル含む）：ギフトカウンターやサービスカウンターで、比較的高い確率で取り扱いがあります。
• イトーヨーカドー：こちらもギフト専門のサービスカウンターで取り扱いがあることが多いですが、事前に電話で確認するのが確実です。
• その他のスーパー：地域密着型のスーパーや、食料品専門のスーパーでは、取り扱いがないことが多いです。

スーパーで購入する際の注意点

スーパーで購入する場合、百貨店と比べて少し注意が必要な点があります。

注意点1：クレジットカードは使えないことが多い
スーパーでは、商品券や金券類は「現金払いのみ」としている店舗が非常に多いです。クレジットカードのポイントを貯めたい方は、事前に店舗のサービスカウンターで確認してください。ただし、スーパーによっては電子マネー（WAONやnanacoなど）やポイントでの購入が可能な場合がありますが、これは店舗ごとの独自ルールなので、本当に要チェックです。

注意点2：「のし」対応は簡易的なことが多い
百貨店のような豪華な包装や、細かな「のし」の相談には対応できない場合があります。シンプルな贈答用で十分という方には問題ありませんが、格式を重んじる場面での贈り物には、やはり百貨店の方が安心かもしれません。

地域密着型の「酒販店」はビール券の穴場？

大手スーパーや百貨店が近くにない場合、諦めるのはまだ早いです。地域の皆さんにお酒を販売している「酒販店（いわゆる町の酒屋さん）」も、ビール券の購入先として見逃せません。

酒販店で購入するメリットとデメリット

昔ながらの町の酒屋さんは、全酒協に加盟していることが多く、ビール券を取り扱っている可能性が高いです。特に、法人や団体向けの贈答品を扱っているお店であれば、かなりの確率で在庫を置いています。

メリット：融通が利きやすい、地域で探しやすい

個人経営の酒販店の場合、在庫があれば比較的すぐに購入できることが多いです。また、顔見知りであれば、多少の融通（例：領収書の発行方法など）が利きやすいというメリットもあります。

デメリット：在庫や決済方法が安定しない

大きなデメリットとしては、在庫が少ない場合があること、そしてクレジットカードや電子マネーでの支払いに対応していないお店が多いことです。高額な購入を考えている場合は、必ず現金を持参し、事前に電話で在庫と決済方法を確認しておきましょう。

また、ビール券は全国共通ですが、店舗によっては取り扱いを辞めてしまったケースもあるため、「酒販店ならどこでも買える」と思い込まずに、確認のひと手間を惜しまないことが大切です。

酒販店の探し方

では、どうやって近くの酒販店を探せば良いでしょうか？
最も簡単なのは、Googleマップで「酒屋 ビール券」と検索することですが、それよりも確実なのが、次にご紹介する公式の取扱店検索サービスを利用する方法です。公式情報なので、確実にビール券を扱っているお店を見つけることができますよ。

ビール券の公式取扱店を近くで探す方法

無駄足を踏まずに「今すぐ近くで買えるお店」を見つけるために、発行元である全酒協の公式サイトにある取扱店検索を活用しましょう。これが、ビール券を探す最も確実で効率的な方法です。

「全酒協」の公式サイトで加盟店を検索する

ビール券（清酒・ビール共通券）は、全国酒販協同組合連合会（全酒協）が発行しています。この連合会の加盟店、またはその傘下の「びんごや」などの加盟店であれば、原則としてビール券の購入が可能です。

全酒協の公式サイトには、加盟店を検索できるページが用意されています。
全酒協のビール券取扱店検索ページへ

ここで、お住まいの都道府県や市区町村を入力して検索すれば、ビール券を購入できるお店のリストが表示されます。表示されたお店に直接電話して、「ビール券の在庫と、今すぐ購入できるか」を確認すれば、失敗なく購入できます。

この方法を使えば、「〇〇にある、あのスーパーはどうかな？」と一つ一つ調べる手間が省けるので、ぜひ活用してみてください。

ギフト専門店や郵便局はどうなの？

金券といえば、ギフト専門店や郵便局を思い浮かべる方もいるでしょう。

場所	ビール券の販売	補足情報
郵便局	×（販売していません）	切手や年賀はがきの販売が主。商品券や金券類の販売はなし。
チケットぴあ・旅行会社	×（販売していません）	興行チケットや旅行券の販売が主。ビール券のような共通券は扱っていない。
ギフト専門店（地域限定）	△（要確認）	一部のギフト券を扱う専門店では、二次流通品として販売されている可能性があります。

ご覧の通り、郵便局や大手チケット販売店では取り扱いがないため、やはり「百貨店」「大手スーパーのサービスカウンター」「全酒協加盟の酒販店」の3つに絞って探すのが最善です。

ビール券の種類と値段（額面）をチェック！2種類あるって知ってた？

ビール券は「ビールがもらえる券」というイメージが強いですが、実は2種類あり、それぞれ金額（額面）が異なります。贈答用として購入する前に、必ずこの違いを理解しておきましょう。

ビール券は「缶」の容量で2種類に分かれている

ビール券には、次の2つの種類があります。これは、交換できる缶ビールの容量に基づいています。

• A券（大瓶633ml 2本相当）：現在では「350ml缶 2缶」と交換できる額面として使われることが多いです。
• B券（缶ビール350ml 2缶相当）：現在では「500ml缶 2缶」と交換できる額面として使われることが多いです。

ただし、券面には「缶ビール350ml×2本」や「缶ビール500ml×2本」と記載されているのではなく、「清酒・ビール共通券」として金額（額面）が印字されています。現在の発行額は、ビール1本あたりの価格変動に合わせて改定されます。

現在のビール券の額面例

例えば、2023年時点での発行額は次のようになっています（価格は変動する可能性があるため、目安としてご覧ください）。

券の種類	相当するビール	販売価格（非課税）の目安
清酒・ビール共通券（A券相当）	缶ビール350ml×2缶	約830円
清酒・ビール共通券（B券相当）	缶ビール500ml×2缶	約1,190円

これらの価格は、ビール券の「額面」であり、販売店で実際に購入する際は、この額面に加えて、券の発行手数料（数十円程度）が上乗せされることが一般的です。たとえば、830円の券を850円で購入する、といったイメージです。

ビール券の額面は「お釣り」が出るかどうかに関わる

ビール券は、印字された金額未満の商品と交換した際、基本的にお釣りが出ます。そのため、「ビール券＝ビールにしか使えない」というわけではなく、「額面の金額分、金券として使える」と考えた方が実態に近いです。
例えば、額面830円のビール券で600円のビールを購入した場合、230円がお釣りとして返ってきます。これは、贈る側にとっても受け取る側にとっても嬉しいポイントですよね。
念のため、お釣りが出るかどうかは全酒協の公式サイトなどで最新情報を確認してみてください。

贈答用におすすめ！ビール券購入時の「のし」やラッピング対応

贈り物としてビール券を購入する場合、気になるのがラッピングや「のし」の対応ですよね。特に目上の方や取引先に贈る場合は、失礼のないようにしっかりと対応しておきたいところです。

購入場所ごとの「のし」対応比較

ビール券の贈答用サービスは、購入する場所によって大きく異なります。

購入場所	「のし」対応	特徴・備考
百貨店・デパート	◎（充実）	用途に合わせた水引や表書き、外のし・内のしなど、プロの対応が期待できる。
大手スーパー	〇（簡易的）	シンプルな紅白蝶結びなど、一般的な「のし」には対応。複雑な相談は難しい。
酒販店	△（お店による）	手書きで対応してくれる場合があるが、対応していないお店も多い。要確認。
オンライン購入（金券EC）	×（不可が多い）	金券として配送されるため、ラッピングや「のし」は基本的に自分で準備が必要。

やはり、格式を重んじる場面では、百貨店で購入するのが最も安心です。サービスカウンターで「御中元で」「お祝い返しで」など、用途を伝えれば最適な形で準備してもらえます。

少額ならビール現物との組み合わせもおすすめ

もし贈る相手が親しい友人や同僚であれば、ビール券のみを贈るのではなく、ビール券とビール現物を組み合わせた「ちょい足しギフト」も人気です。

例えば、珍しいクラフトビールを数本選び、その横にビール券を添えるだけで、実用性と特別感がアップします。ビール券は「好きなものを買ってね」というメッセージになりますし、現物ビールは「とりあえずこれを飲んでみて」というサプライズになりますよ。

この場合は、現物ビールとビール券の組み合わせギフトを扱っている酒販店や、Amazon、楽天市場などのECサイトで探してみるのも楽しいかもしれません。

クレジットカードや電子マネーでビール券は買える？

ビール券は金券に近いため、購入時に「クレジットカードは使えるの？」と疑問に思う方も多いでしょう。高額な購入になればなるほど、カードで支払ってポイントやマイルを貯めたいですよね。

基本は現金だが、百貨店は例外

ビール券の購入は、基本的に「現金のみ」としている店舗がほとんどです。これは、ビール券が現金と同様の価値を持つ「商品券」であるため、不正利用防止や、クレジットカード会社への手数料負担を避けるためです。

クレジットカードが使える可能性が高い場所

しかし、例外としてクレジットカードが使える可能性が高いのは、前述の通り「百貨店・デパート」です。

百貨店はギフト需要が高く、高額な商品券の購入が多いため、顧客サービスの一環としてクレジットカード決済に対応している場合が多いです。特に、その百貨店のハウスカードであれば、より確実に利用できるでしょう。
ただし、ここも最終的には店舗のルールによりますので、購入前にサービスカウンターで「ビール券をクレジットカードで購入できますか？」と一言確認すると安心です。

電子マネーやスマホ決済はほぼ不可

残念ながら、PayPay、楽天ペイ、d払いなどのスマホ決済や、Suica、PASMO、WAONなどの電子マネーを使ってビール券を購入できるお店は、現在のところほとんどありません。金券類は、ほとんどの決済事業者で「ポイント付与対象外」や「利用不可」と定められていることが多いからです。
ビール券を購入する際は、現金を用意していくのが最も安全で確実だと覚えておきましょう。

大量購入したい場合の注意点と法人向けの購入窓口

会社の上司や取引先への贈答品として、または企業の記念品として、ビール券を数十枚、数百枚単位で大量に購入したいというケースもあるかと思います。大量購入の場合は、個人で購入する時とは少し違った注意点があります。

大量購入は「在庫の確保」が最重要

一度に大量に購入する場合、個人経営の酒販店や、小規模なスーパーでは在庫がない可能性があります。そのため、事前に在庫確認と取り置き依頼をすることが必須です。

大量購入を検討するなら、以下の場所がおすすめです。

• 百貨店・デパートの法人窓口：最も確実性が高く、在庫も豊富です。
• 大手酒販チェーン（カクヤスなど）：在庫が比較的安定しており、配送サービスなど法人向けの対応も充実しています。
• 全酒協の地域事務局：直接、発行元に近い窓口に相談することで、確実な対応をしてもらえる場合があります。

法人向けの購入窓口を利用するメリット

法人として購入する場合、一般のレジではなく、専用の法人窓口やサービスを利用することをおすすめします。

領収書の発行や経理処理がスムーズになる

法人窓口を利用すれば、「上様」ではなく、会社名義での正式な領収書を滞りなく発行してもらえます。また、大量購入の場合、事前に注文書を作成してくれるなど、経理処理に必要な書類をスムーズに準備できます。

配送や熨斗（のし）の一括対応

多数の贈答先に一括で配送したい場合や、それぞれに異なる「のし」をつけたい場合など、複雑な要望にも対応してもらえます。手間をかけずに贈答品の手配を完了させたい法人担当者の方は、ぜひ専用窓口を利用してみてください。

法人向けのギフトサービスについては、「法人ギフト専門」のECサイトでも相談を受け付けている場合があります。

ビール券が安く買える場所はある？金券ショップの活用

「プレゼントではなく、個人的にビールを買うために少しでもお得にビール券を手に入れたい！」という方もいるでしょう。そんな時に検討したいのが、金券ショップ（チケットショップ）の活用です。

金券ショップの販売価格は？

金券ショップでは、一般の人が手放したビール券を、額面よりも少し安く購入することができます。販売価格はショップや地域によって異なりますが、一般的には額面の1%～5%引き程度で販売されていることが多いです。

例えば、額面830円のビール券の場合、790円〜820円程度で購入できるイメージです。

「たった数十円の割引か」と思うかもしれませんが、ビール券は購入に際して発行手数料がかかるため、金券ショップで購入すれば、発行手数料＋割引分が実質的なお得になります。

• 金券ショップのメリット：額面より安く買える、クレジットカード決済の手数料がない。
• 金券ショップのデメリット：在庫が安定しない、古いデザインの券や有効期限が近い券がある場合がある。

オンラインの金券ショップもチェック

近くに金券ショップがない場合は、オンラインの金券ショップをチェックしてみましょう。オンラインであれば、家から一歩も出ずに購入できますが、送料がかかるため、数枚程度の購入ではあまりお得にならない可能性があります。

オンラインで購入する場合は、以下のポイントに注意してください。

注意点1：送料と手数料を確認する
送料込みで、定価よりも高くなっていないかを確認しましょう。大量購入であれば送料が無料になるサービスもあります。

注意点2：有効期限を確認する
古いビール券が販売されている場合があります。有効期限が短いと使い切れない可能性もあるので、必ず「有効期限：なし」または「有効期限：〇〇年まで」という記載を確認しましょう。

もし、金券ショップの在庫状況を知りたい場合は、金券ショップのビール券販売価格を検索して、最寄りの店舗の情報を集めてみてください。

ビール券はどこで使える？利用可能な店舗を解説

無事にビール券を購入したら、今度は「どこで使えるの？」という疑問が出てきますよね。贈答用で渡す場合も、受け取った相手が迷わないように、使える場所を把握しておくと親切です。

利用できるお店は「ビールを売っているお店」が基本

ビール券が使えるお店は、基本的に「ビール（お酒）を販売しているお店」です。特に、ビール券の発行元である全酒協の加盟店であれば、ほぼ間違いなく利用できます。

主な利用可能店舗リスト

ほとんどの場所で使えるため、実用性は非常に高い商品券と言えます。

• コンビニエンスストア：セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなど主要なコンビニ全てで使えます。ビールだけでなく、お菓子や日用品も購入可能です。（お釣りも出ます）
• 大型スーパー：イオン、イトーヨーカドー、ライフなど、ほとんどの大手スーパーで使えます。
• ドラッグストア：ウエルシア、マツモトキヨシなど、お酒を取り扱うドラッグストアで使えます。
• ディスカウントストア：ドン・キホーテ、業務スーパーなど、お酒を取り扱う店舗で使えます。
• 町の酒販店：もちろん、発行元の加盟店なので使えます。
• 百貨店・デパート：デパ地下や食料品売り場など、ビールを取り扱う売り場で使えます。

このように、ビール券は非常に汎用性が高い商品券です。ただし、一部のガソリンスタンドや、お酒を扱っていない個人商店などでは利用できない場合もあるため、使う前にレジで確認するのが確実です。

お釣りが出ることを忘れずに活用しよう！

先述の通り、ビール券はお釣りが出る商品券です。例えば、額面1,190円のビール券を1枚持っていたら、1,190円以下のビールを買っても、残りがお釣りとして返ってきます。

このお釣りを活用すれば、「ビール券でビール以外のものを買う」という使い方も可能です。例えば、コンビニでコーヒーやお弁当を購入し、不足分だけを現金で支払う、といった使い方もできるので、お財布の中の現金が少ない時などにも非常に役立ちますよ。

有効期限はいつまで？ビール券の期限切れ対応

ビール券は、食品ではなく商品券なので腐ることはありませんが、実は有効期限が設定されています。「古いビール券が出てきたけど、これってまだ使えるの？」という疑問を抱えている方は、ぜひここで確認しておきましょう。

ビール券は有効期限がある商品券！

ビール券には、必ず有効期限が設定されています。券面のどこかに、「有効期限：〇〇年〇月〇日」と記載されているので、確認してみてください。

しかし、安心してください。実は、現在発行されているほとんどのビール券は、有効期限が非常に長く設定されています。具体的には、発行日から約7年間です。7年間あれば、ほとんどの方が使い切ることができるのではないでしょうか。

期限切れのビール券は残念ながら使えない

もし、有効期限が切れてしまったビール券が出てきた場合、残念ながらその券は使用することができません。交換や払い戻しの対応も原則として行われていません。
ただし、昔発行されたビール券の中には、ごく一部ですが「有効期限の記載がない券」が存在します。この「有効期限の記載がない券」は、現在でも問題なく使用することが可能です。

有効期限が近いビール券を見つけたら？

もし、有効期限が近いビール券を見つけたら、すぐに使い切ることをおすすめします。

使い切るための賢い活用法

• １．コンビニで少額利用：ビール券はお釣りが出ますから、少額の商品を購入して残りを現金で受け取ってしまうのが一番簡単な方法です。
• ２．額面以上の商品購入に充てる：額面が不足していても、不足分を現金や他の決済方法で補って、好きなビールや商品を購入しましょう。
• ３．金券ショップに持ち込む：有効期限が近い場合でも、金券ショップによっては買い取ってくれる場合があります。ただし、期限が近いほど買取価格は下がります。

「せっかくのビール券を無駄にしたくない！」という方は、ぜひお財布や引き出しの中をチェックして、有効活用してくださいね。

【モモストアおすすめ】ビール券を贈るなら〇〇のセットも人気！

最後に、モモストアから、ビール券を贈る際のちょっとしたアイディアをご紹介します。ビール券は確かに便利な贈り物ですが、少しだけ工夫を凝らすことで、相手の満足度をぐっと高めることができますよ。

「ビール券＋つまみ」の最強セット

ビール券と一緒に、少し高級なおつまみや珍しいおつまみをセットにして贈るのはいかがでしょうか？
例えば、デパ地下で見つけた上質なチーズ、ちょっと高めのナッツ類、地域限定の珍味などです。

ビール券があれば、相手は好きなタイミングで好きなビールに交換できます。そこに、すぐに楽しめる美味しいおつまみが添えられていたら、「センスの良い贈り物だな」と思ってもらえること間違いなしです。

このセットのメリットは、ビール券だけでは出せない「すぐに開けて楽しんでほしい」という贈り手の気持ちを伝えることができる点です。また、ビール券の購入時に百貨店やスーパーで同時に購入できるため、手間もかかりません。

【オンライン購入】Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで買えるもの

ビール券自体はオンラインでは金券ショップでの二次流通が主ですが、贈答品として考えた場合、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、ビール券とほぼ同等の価値を持つ「ビールギフト」や「カタログギフト」を購入することができます。

現物のビールギフトであれば、熨斗対応やメッセージカードの添付もオンラインで完結できますし、相手の住所さえ分かれば、直接配送することも可能です。

また、ビール券を探し回るのが大変な場合は、いっそのことAmazonや楽天市場で人気のビールギフトをチェックしてみるのも、一つの賢い選択肢ですよ。

ビール券は、贈る人も、受け取る人も笑顔になれる素敵なギフトです。この記事が、あなたのビール券購入の一助となれば幸いです。