着付け小物セットどこで売ってる?おすすめ5選と購入場所【保存版】
成人式や卒業式、結婚式などで急に必要になる着物。いざ着ようと思っても、「着付け小物セットはどこで売ってるの?」と焦ってしまう方は少なくありません。
デパートや呉服店に行けば確実ですが、お値段が張ることも多く、最近では「コスパ重視で通販サイトを利用する人」が急増しています。特に初心者の方は、何が何個必要なのかを把握するだけでも一苦労ですよね。
この記事では、着付け小物セットが売っている場所を徹底調査し、初心者でも失敗しない選び方や、実店舗と通販のメリット・デメリットを詳しく解説します。
この記事を読めば、あなたにぴったりの購入先が必ず見つかりますよ!
・しまむらや100均(ダイソー・セリア)に着付け小物セットはある?
・ドン・キホーテや大型スーパー(イオンなど)の取り扱い状況
・百貨店や呉服店で買うメリットと高価格帯の理由
・通販サイト(Amazon・楽天・Yahoo)がコスパ最強な理由
- 着付け小物セットはどこで売ってる?主要な販売店まとめ
- しまむらや100均(ダイソー・セリア)に着付け小物セットはある?
- ドン・キホーテや大型スーパー(イオンなど)の取り扱い状況
- 百貨店や呉服店で買うメリットと高価格帯の理由
- 通販サイト(Amazon・楽天・Yahoo)がコスパ最強な理由
- 初心者におすすめの着付け小物セット5選!これを選べば間違いなし
- 着付け小物セットの中身は何が入っている?全アイテム解説
- 【種類別】振袖・袴・訪問着で必要な小物の違いは?
- 着付け小物セットを安く買うための裏技・テクニック
- 初心者におすすめの着付け小物セット5選!これを選べば間違いなし
- 着付け小物セットの中身は何が入っている?全アイテム解説
- 【種類別】振袖・袴・訪問着で必要な小物の違いは?
- 着付け小物セットを安く買うための裏技・テクニック
- 着付け小物セットを「通販」で買うのが最強なこれだけの理由
- 【トラブル回避】通販で着付け小物セットを買う際の注意点
着付け小物セットはどこで売ってる?主要な販売店まとめ

着付け小物セットを探している時、まず思い浮かぶのは呉服店かもしれません。しかし、実際にはもっと多様な場所で販売されています。大きく分けると、実店舗とネット通販の2種類があります。
実店舗の場合、ショッピングモールの中にある呉服チェーン店や、地域の老舗呉服店、大型百貨店の和装コーナーなどが代表的です。これらの場所では、実際に手に取って質感を確かめられるのが最大のメリットです。
一方で、最近主流となっているのがオンラインショップです。Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手モールには、数多くの着付けセットが出品されています。
「とにかく安く済ませたい」という方から、「一生モノの質の良いものが欲しい」という方まで、目的に応じて選ぶ場所が変わってきます。まずは、それぞれの販売店の特徴を把握することから始めましょう。
実店舗で購入する場合の選択肢
実店舗で購入する場合、まず検討すべきは大型ショッピングモール内のテナントです。「きものやまと」などの全国チェーン店は、初心者向けのセット商品を常備していることが多いです。
百貨店(三越、伊勢丹、高島屋など)の和装コーナーは、品質が非常に高く、冠婚葬祭などのフォーマルな場面でも恥ずかしくない品揃えが魅力です。ただし、価格設定は高めになる傾向があります。
また、リサイクルショップ(ブックオフの大型店やハードオフ、セカンドストリートの一部店舗)でも、未使用の着付け小物が安く手に入ることがあります。運が良ければ数千円で揃うこともありますが、在庫が不安定なのが難点です。
急ぎの場合は、地域の電話帳やネット検索で「地元の呉服店」を探してみるのも手です。店主の方に相談しながら必要なものを揃えられる安心感があります。
ネット通販で購入する場合の選択肢
今の時代、もっとも賢く買い物をするなら「ネット通販」は外せません。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、価格帯が非常に幅広く、比較検討が容易だからです。
特に楽天市場の「和装小物専門店」などは、ユーザーレビューが充実しており、実際の使い心地を確認してから購入できます。また、セット内容も「5点セット」から「21点セット」まで細かく分かれています。
メルカリなどのフリマアプリでも多数出品されていますが、直接肌に触れる肌襦袢(はだじゅばん)などは、できれば新品を選びたいところです。
通販サイトなら、深夜でも注文できて自宅に届くため、忙しい方や近くに店舗がない方にとって最強の味方となります。ポイント還元を考慮すると、実店舗の半額以下で同等のものが揃うことも珍しくありません。
しまむらや100均(ダイソー・セリア)に着付け小物セットはある?
安さの代名詞である「しまむら」や「100円均一ショップ(ダイソー、セリア、キャンドゥなど)」で着付け小物が手に入れば最高ですよね。結論から言うと、「時期と店舗による」というのが現実です。
しまむらでは、浴衣のシーズンである夏場(6月〜8月頃)になると、浴衣用の簡易着付けセットが販売されることがあります。しかし、振袖や訪問着に使うようなフルセットは常時置いているわけではありません。
100均についても同様で、腰紐や着物ベルトの代用品になるようなヘアクリップなどは見つかることがありますが、「着付け小物セット」としての販売はほとんど見かけません。
こうした低価格店で一つ一つ買い集めるのは、初心者にとっては「何が足りないか」が分からなくなるリスクがあるため、あまりおすすめできません。結局、「通販でフルセットを買うのが一番コスパが良い」という結論に至る人が多いようです。
100均で代用できるもの・できないもの
100均で探す場合、以下のものは代用できる可能性があります。
| 代用可能なもの | ガーゼ、脱脂綿(補正用)、洗濯バサミ(着物クリップの代わり)、ヘアピン |
| 100均では難しいもの | 帯枕、前板、衿芯、肌襦袢、裾よけ、伊達締め、帯揚げ |
補正用のタオルやガーゼ、脱脂綿などは100均で十分に揃います。また、着付けの際に背中心を止めるためのクリップは、しっかりした洗濯バサミで一時的に代用することも可能です。
しかし、帯の形を整える「帯枕」や、襟をピシッとさせる「衿芯」などは、専用品でないと美しく仕上がりません。これらは呉服店や通販サイトで「専用の小物セット」として購入するのが鉄則です。
無理に100均で済ませようとして、いざ着る時に着崩れてしまっては元も子もありません。大切な日の装いですから、最低限の専用品は確保しておきましょう。
しまむらの和装小物取り扱い時期について
しまむらで和装小物を探すなら、狙い目は「夏(浴衣シーズン)」と「正月前後」です。この時期は、季節商品として和装関連が店頭に並びやすくなります。
ただし、セット内容は浴衣用(肌着、前板、腰紐2本程度)の簡易的なものが多く、本格的な礼装用としては不十分なケースがほとんどです。
「今日、今すぐ腰紐が1本だけ欲しい!」という緊急事態には役立つかもしれませんが、一から全て揃える場合は、しまむらに過度な期待をするのは避けた方が無難でしょう。
それよりも、楽天やAmazonで「翌日配送」に対応しているショップを探すほうが、確実かつ安価に希望のセットを手に入れることができます。通販の圧倒的な品揃えは、実店舗の比ではありません。
ドン・キホーテや大型スーパー(イオンなど)の取り扱い状況
次に調査したのは「ドン・キホーテ」や「イオン、イトーヨーカドーなどの大型スーパー」です。これらの店舗は、しまむらや100均に比べると和装小物の取り扱い確率がグッと上がります。
イオンなどの大型スーパーには、たいてい「和装コーナー」や提携の呉服店が入っています。卒業式や入学式のシーズンには特設会場が設けられ、着付け小物セットが目立つ場所に陳列されることも多いです。
ドン・キホーテについても、都心部の大型店舗であれば、浴衣コーナー周辺に通年で和装小物を置いていることがあります。特に、若年層向けのリーズナブルなセットが並んでいるのが特徴です。
ただし、店舗によって在庫状況が極端に異なるため、事前に電話で確認してから向かうことを強く推奨します。無駄足を運ぶくらいなら、「スマホで数ポチ」して届くのを待つほうが効率的と言えるでしょう。
イオンの和装コーナーのメリット
イオンで購入する最大のメリットは、「品質が担保されていること」と「買い物ついでに寄れること」です。
イオンに入っている和装コーナーは、初心者にも分かりやすい「フルセット」を販売していることが多く、店員さんに「振袖用が欲しい」「卒業式の袴用が欲しい」と伝えれば、適切なものを選んでくれます。
価格は、3,000円程度の簡易セットから、10,000円を超えるしっかりしたセットまで選べます。WAONポイントなどのポイントも貯まるため、現金で買うよりはお得感があります。
しかし、実店舗のデメリットとして、通販に比べるとどうしても価格が高いという点があります。同じ内容のセットが、Amazonなら数千円安く売っていることが多々あります。
ドン・キホーテで探す際の注意点
ドン・キホーテで和装小物を探す場合、メインは「夏場の浴衣小物」であることに注意してください。礼装用の本格的な腰紐や伊達締めは、奥のほうにひっそりと置かれていることが多いです。
また、品質についてもバラつきがあります。とにかく安さを追求している商品もあるため、パッケージをよく見て、素材を確認することが大切です(例えば、腰紐がポリエステル100%だと滑りやすく、初心者には着付けが難しい場合があります)。
ドンキの良さは「深夜でも買える可能性がある」ことですが、これも全店舗共通ではありません。確実に、かつ高品質なものを安く手に入れたいのであれば、やはり専門のネットショップに軍配が上がります。
結局のところ、実店舗を探し回るガソリン代や手間を考えると、通販で「コスパ最強」と謳われるセットを買うのが一番の賢い選択です。
百貨店や呉服店で買うメリットと高価格帯の理由
着付け小物セットを百貨店や老舗の呉服店で購入するのは、少しハードルが高く感じるかもしれません。確かに価格は15,000円〜30,000円ほどすることもあり、通販と比較すると数倍の差があります。
なぜこれほど高いのか。その理由は、「素材の質」と「専門的なアドバイス」にあります。例えば、腰紐一本とっても、100円のポリ製と、1,000円以上の正絹(シルク)製では、締まり具合と着崩れのしにくさが全く違います。
また、百貨店の店員さんは着物のプロです。「何を持っていけば、着付け師さんに迷惑をかけないか」「長襦袢との相性はどうか」など、細かい相談に乗ってくれます。
これは、右も左も分からない初心者にとって非常に心強い味方となります。しかし、「一回きりの着用なので安く抑えたい」という人にとっては、過剰なサービスと感じるかもしれません。
素材の違いが着心地を左右する
百貨店で扱われる小物は、肌に優しい綿やシルクなどの天然素材が中心です。
| アイテム | 高級品(百貨店など) | リーズナブル品(通販など) |
| 肌襦袢 | 上質な綿・麻(吸汗性が高い) | ポリエステル混(やや蒸れやすい) |
| 腰紐 | 正絹(緩みにくい) | ポリエステル(滑りやすい) |
| 伊達締め | 本場筑前博多織(しっかり止まる) | ゴム製、ポリエステル(安価) |
このように、素材の違いは「着心地」と「着姿の美しさ」に直結します。長時間着物を着る場合や、大切な式典に出席する場合は、少し奮発して良いものを選ぶ価値は十分にあります。
ただ、最近のネット通販でも、これらの中間をいく「コスパの良い天然素材混」のセットが増えています。無理に最高級品を揃えなくても、賢く選べば満足のいく品質は手に入ります。
プロに相談できる安心感の代償
呉服店で購入する場合、その価格には「技術料」や「相談料」も含まれていると考えるのが妥当です。着付けのコツや、小物の手入れ方法まで丁寧に教えてくれるため、授業料だと思えば高くはないかもしれません。
一方で、呉服店に入ると「着物本体」を勧められたり、高額なオプションを提案されたりする可能性もあります。これが負担に感じる方は、実店舗ではなく、自分のペースで選べるネットショップのほうが気楽に買い物ができるでしょう。
ネット上には、着付けの解説動画や、小物の使い方を説明したサイトが溢れています。わざわざ店舗に行かなくても、情報は自分で手に入る時代です。それなら、浮いたお金を美容院代や小物のアップグレードに回すほうが現代的と言えますね。
通販サイト(Amazon・楽天・Yahoo)がコスパ最強な理由
「着付け小物セット どこで売ってる」と検索してこの記事にたどり着いた方に、最終的に一番おすすめしたいのは大手通販サイトです。理由は明白、「同じ予算で、より多くのものが揃うから」です。
実店舗ではスペースの都合上、1〜2種類しか置けないセットも、Amazonや楽天なら何十種類の中から選べます。通気性に優れた夏用、暖かい冬用、さらに初心者向けのガイドブック付きなど、自分にぴったりのものが必ず見つかります。
さらに、注文から最短翌日には届くスピード感は、忙しい現代人にとって何物にも代えがたいメリットです。店を何軒も回って在庫切れに落ち込む必要もありません。
ここでは、なぜこれほどまでに通販が支持されているのか、具体的な理由を掘り下げていきます。
価格競争による圧倒的な低価格
通販サイトでは、多くの和装ショップがしのぎを削っています。そのため、常に適正価格、あるいはそれ以下のセール価格で商品が提供されています。
例えば、フルセット10点以上で3,000円台という驚きの価格設定もあります。これは店舗を持たないことで固定費を削っているオンラインショップならではの強みです。
「安かろう悪かろう」ではないか?という心配もあるかもしれませんが、レビュー評価をチェックすれば、質の低い商品はすぐに淘汰される仕組みになっています。
星4つ以上のショップを選べば、実店舗で数千円高く売られているものと遜色ないクオリティのものが届きます。浮いたお金で、美味しいランチに行けちゃいますね!
レビューによる「失敗しない」買い物
実店舗の店員さんはメリットを強調しがちですが、通販サイトのレビューは消費者の本音が詰まっています。「肌触りが良かった」「腰紐が少し短かった」「初心者でも使いやすかった」などの具体的な意見は、何よりの参考になります。
特に着付け小物の場合、「実際に着付け師さんに使ってもらってどうだったか」という意見が非常に役立ちます。着付け師さんに「このセットは使いやすいですね」と褒められた、というレビューは信頼性が高いです。
こうした情報を精査できるのは、ネット通販だけの特権です。また、「返品・交換」の制度がしっかりしている大手サイトであれば、万が一内容が違っていた場合のリスクも最小限に抑えられます。
店舗での対面販売も良いですが、客観的なデータに基づいて選べる通販のほうが、結果として「買ってよかった」と満足できる確率は高いのです。
初心者におすすめの着付け小物セット5選!これを選べば間違いなし
「種類が多すぎて、結局どれを買えばいいの?」と迷ってしまう方のために、「これさえあれば安心」というおすすめの着付け小物セットを5つ厳選しました。
初心者の方が使いやすいように、必要なものが全て揃っているだけでなく、素材や使い勝手、そして何より「コストパフォーマンス」を重視して選んでいます。通販サイトで購入できるものばかりなので、ぜひ参考にしてください。
着物の種類(振袖、袴、訪問着など)によって必要な点数が異なる場合もありますが、基本的には10点〜12点程度のセットを選んでおけば、ほとんどの場面で対応可能です。それでは、詳しく見ていきましょう。
楽天で不動の人気!オールインワン12点セット
まず最初におすすめしたいのが、楽天市場のランキングで常に上位に君臨する「オールインワン12点セット」です。このセットの最大の特徴は、初心者でも迷わない「親切設計」にあります。
肌襦袢や裾よけはもちろん、帯枕や前板、さらには衿芯まで、着付けに必要な基本アイテムが完璧に揃っています。しかも、その一つ一つの品質が安定しており、実際に着付け師さんからも「使いやすい」と評判です。
価格も5,000円前後と非常にリーズナブル。「一から買い揃えるのが面倒」という方にとっては、まさに救世主のようなセットと言えるでしょう。
また、サイズ展開も豊富なため、小柄な方からふくよかな方まで安心して選べるのも嬉しいポイントです。迷ったらまずはこのセットをチェックすることをおすすめします。
Amazonベストセラー!コスパ最強10点セット
「とにかく安く、でも最低限の質は確保したい」という方には、Amazonでベストセラーとなっている「コスパ重視の10点セット」が最適です。
このセットは、過剰な装飾を省くことで、3,000円台という驚愕の低価格を実現しています。プラスチック製の前板や、マジックテープ式の伊達締めなど、機能性を重視したアイテムが中心です。
特にマジックテープ式の伊達締めは、結ぶ手間が省けるため、初めて自分で着付けをする方にも非常に扱いやすいと好評です。配送も早いため、急ぎで必要な時にも頼りになります。
「数回しか着る予定がないから、高いものは必要ない」という割り切った選び方をするなら、このセット以上の選択肢はありません。浮いたお金で、髪飾りを少し豪華にするのも賢い戦略ですね。
振袖・成人式用!安心の15点フルセット
成人式や卒業式で振袖を着る予定の方は、通常より品数が多い「15点以上のフルセット」を選んでおくと安心です。振袖は通常の着物よりも着付けが複雑で、三重仮紐(さんじゅうかりひも)などの特殊な小物が必要になるからです。
この15点セットには、振袖特有の華やかな帯結びを支えるためのアイテムが全て含まれています。呉服店で勧められるままに買うと数万円することもありますが、通販なら1万円以下で同等品が手に入ります。
また、和装ブラジャーがセットに含まれているものを選ぶと、より美しい着姿を目指せます。「大切な一生に一度の日」だからこそ、不足品がないようにしっかりしたセットを選びましょう。
帯揚げや帯締めなどの「見える小物」は、セットに含まれていない場合が多いので、別途自分の好みに合わせて買い足すのが一般的です。
通気性抜群!夏用・浴衣兼用着付けセット
夏の結婚式や、夏祭りの浴衣、あるいは暑がりの方におすすめしたいのが、「通気性に特化したメッシュ素材セット」です。通常の小物は意外と蒸れやすく、長時間着用すると不快感を感じることがあります。
このセットに含まれる前板や帯枕はメッシュ素材になっており、熱がこもりにくい設計です。また、肌着も接触冷感素材や吸汗速乾素材が使われていることが多く、夏場の着付けを劇的に快適にしてくれます。
「着物は暑くて辛い」というイメージを覆すことができる、非常に現代的なセットと言えます。浴衣の着付けにもそのまま使えるため、一セット持っておくと一年中重宝しますよ。
冬場でも室内は暖房が効いていることが多いため、あえてこの夏用セットを一年中愛用しているプロの着付け師さんも少なくありません。
プロ愛用!正絹(シルク)腰紐入り上質セット
「安物買いの銭失いはしたくない」「着崩れを絶対に防ぎたい」というこだわり派の方には、「主要な小物が正絹素材のセット」をおすすめします。価格は1万円台になりますが、その価値は十分にあります。
特に、着付けの要となる「腰紐」がシルク製であることは、着崩れ防止において決定的な差となります。ポリエステル製のように滑ることがなく、一度締めたらピタッと止まってくれます。
また、伊達締めも博多織などの上質なものがセットになっており、長く使い続けることができます。「娘や孫の代まで受け継げる」ような、しっかりした道具を揃えたい方には最適の選択肢です。
見た目の美しさはもちろん、着ている時の安定感が全く違うため、着物上級者への第一歩として検討してみてはいかがでしょうか。
着付け小物セットの中身は何が入っている?全アイテム解説
着付け小物セットの広告を見ると、「10点セット!」「15点セット!」と書かれていますが、具体的に何が入っていて、それぞれがどんな役割をしているのか分からないことも多いですよね。
名前が似ているものもあり、混乱しがちですが、「何のために使うのか」を理解すれば、セット選びがグッと楽になります。ここでは、一般的なセットに含まれる主要なアイテムを一つずつ詳しく解説していきます。
これを知っておけば、手持ちの小物がある場合に「これだけ買い足せばいいんだ!」という判断もできるようになりますよ。それでは、着る順番に沿って見ていきましょう。
肌襦袢(はだじゅばん)・裾よけ(すそよけ)
これはいわゆる「着物用の下着」です。最近では、上半身の肌襦袢と下半身の裾よけが一体になった「ワンピースタイプ」が主流となっており、セットに含まれることも多いです。
肌襦袢の役割は、汗を吸い取って着物や長襦袢を汚れから守ることです。また、裾よけは足さばきを良くし、静電気で着物が足にまとわりつくのを防ぐ役割があります。
素材は綿100%のものが吸湿性に優れていておすすめですが、安価なセットではポリエステル製が含まれることもあります。直接肌に触れるものなので、できれば肌触りの良いものを選びたいところです。
サイズ選びも重要で、丈が長すぎると裾から見えてしまい、短すぎると足さばきが悪くなるため、自分の身長に合ったものが入っているか確認しましょう。
衿芯(えりしん)
衿芯は、長襦袢の襟(えり)の中に差し込んで、襟元をピシッと立たせるための細長いプラスチック製の板です。これがないと襟がフニャフニャになってしまい、だらしなく見えてしまいます。
特に振袖などのフォーマルな着物では、襟元を美しく抜く(後ろに下げる)ことが重要なので、衿芯は必須アイテムです。硬さや太さにはいくつか種類がありますが、初心者は標準的な硬さのものを選べば問題ありません。
「襟元で美しさが決まる」と言われるほど重要なパーツですので、セットに必ず入っているか確認しましょう。
使用後は汚れを拭き取り、丸めずに平らな場所で保管するのが長持ちさせるコツです。
腰紐(こしひも)
腰紐は、着物を体に固定するための最も重要な紐です。通常、一回の着付けで3本から5本ほど使用します。着物を止める「腰」の部分、襟元を止める「胸」の部分、そして仮止め用などに使います。
素材はモスリン(ウール)、綿、ポリエステル、絹など様々です。ポリエステル製は安価ですが滑りやすく、モスリン製は緩みにくいので初心者には一番扱いやすいと言われています。
「紐一本で着姿が変わる」ため、予備を含めて多めに入っているセットを選ぶと安心です。10点セットであれば、だいたい3〜4本は含まれているはずです。
最近はゴム製の「ウエストベルト」で代用するセットもあり、こちらは締め付けが少なく楽に着られるというメリットがあります。
伊達締め(だてじめ)
伊達締めは、腰紐の上に締める少し太めの帯状の紐です。腰紐が「止める」役割なら、伊達締めは「形を整え、おはしょりを平らにする」役割を持っています。
通常、長襦袢の上に1本、着物の上の帯の下に1本の、計2本使用します。これにより、襟元が崩れるのを防ぎ、美しいシルエットを保つことができます。
博多織の本格的なものから、マジックテープ式の簡単なものまであります。初心者はマジックテープタイプのほうが、結び目がゴロゴロせず、着太りして見えないのでおすすめです。
これもセットに2本入っているか、あるいはウエストベルトと併用する形になっているかを確認しておきましょう。
前板(まえいた)・帯枕(おびまくら)
これらは帯の形を整えるためのアイテムです。前板は帯の前面に入れてシワを防ぎ、パリッと見せるための板です。帯枕は帯の後ろ(お太鼓結びなど)の膨らみを作るためのクッションのような道具です。
前板には「ゴム付き」と「ゴムなし」がありますが、一人で着るならゴム付きのほうが帯を巻く前に固定できるので便利です。帯枕も、紐がついているタイプが一般的です。
振袖用の場合は、通常より少し大きめの前板や、変わり結び用の帯枕が入っていることがあります。「帯の仕上がりを左右する名脇役」ですので、これらが揃っていないと美しい着姿は完成しません。
安価なセットだと、これらの板が非常に薄い場合があるため、ある程度の厚みと強度があるものを選ぶのが理想的です。
【種類別】振袖・袴・訪問着で必要な小物の違いは?
「標準的なセットを買ったけど、袴の着付けに行ったら足りないと言われた」というトラブルを避けるために、着物の種類による違いを知っておきましょう。
基本のセット(肌襦袢、腰紐、伊達締め、衿芯、前板、帯枕)は共通ですが、一部の着物では追加の小物が必要になります。特に成人式の振袖や、卒業式の袴は要注意です。
事前に自分が着る予定のものを想定して、「プラスアルファ」で何を揃えるべきかを確認しておきましょう。ここでは代表的な3つのケースを紹介します。
振袖(成人式など)の場合
振袖の着付けは最も小物が多くなります。基本セットに加えて、以下のアイテムが必要になることがほとんどです。
- 三重仮紐(さんじゅうかりひも): 華やかな帯の変わり結びを作るために必須です。
- 後板(うしろいた): 前板より少し小さい板で、帯の後ろ側にもシワが寄らないように入れます。
- 着付けクリップ: 長い袖や襟を固定するために、3個程度あるとスムーズです。
- 和装ブラジャー: 胸元を平らにして着物美人のシルエットを作るために強く推奨されます。
多くの「振袖用着付けセット」にはこれらが含まれていますが、安いセットを買うと後から買い足す羽目になります。「振袖対応」と明記されたセットを選ぶのが一番の近道です。
袴(卒業式など)の場合
袴の着付けは、実は振袖や訪問着よりも小物が少なくて済みます。しかし、特有の注意点があります。
| アイテム | 袴着付けでの扱い |
| 帯枕 | 基本的には不要です(袴に帯枕は使いません)。 |
| 前板 | 袴の下に隠れるので、通常より小さめのものを使うと楽です。 |
| 足袋(たび) | 草履なら必須。ブーツなら不要(ストッキング等でOK)。 |
袴の場合、帯枕が不要な代わりに、補正用のタオルを多めに用意するよう指示されることが多いです。また、足元が草履かブーツかによって、足袋が必要かどうかが変わるため、事前に決めておきましょう。
「袴用セット」として売られているものは、不要な帯枕を省いて価格を抑えているものもあり、賢く選べば節約になります。
訪問着・付け下げ(結婚式・入園式など)の場合
結婚式の参列や、お子様の入園・入学式で着る訪問着などは、いわゆる「基本セット」があれば十分です。
ただし、おめでたい席ですので、小物が汚れていたり古びていたりするのは避けたいところです。特に、襟元からチラリと見える衿芯が折れ曲がっていたりすると、写真で見返した時に気になってしまいます。
また、訪問着の帯結びは「二重太鼓」が基本ですので、標準的な大きさの帯枕があればOKです。「清潔感と基本の徹底」が、フォーマルな場での美しさを生みます。
もし古いセットを持っている場合でも、ゴム部分が劣化して伸びきっていないか、マジックテープが弱くなっていないか、事前にチェックしておくことをおすすめします。
着付け小物セットを安く買うための裏技・テクニック
着物関連はどうしても「高い」というイメージがありますが、工夫次第で驚くほど安く揃えることができます。ただでさえお得な通販サイトを、さらにお得に使いこなすテクニックをご紹介します。
「どこで売ってる?」の答えとして通販を選んだなら、次は「いつ、どうやって買うか」にこだわってみましょう。タイミングを合わせるだけで、数千円の差が出ることもあります。
特に急ぎでない場合は、これから紹介する裏技をぜひ試してみてください。予算に余裕ができれば、その分で髪飾りを一つ増やしたり、当日のランチを贅沢にしたりできますよ。
楽天・Amazonのセール時期を狙い撃つ
まず基本中の基本ですが、セールのタイミングを逃さないことです。楽天なら「お買い物マラソン」や「スーパーSALE」、Amazonなら「プライムデー」や「ブラックフライデー」です。
これらの期間中は、和装ショップも対抗して「ポイント10倍」や「限定クーポン配布」を行うことが多いです。特におすすめなのが、楽天の「0と5のつく日」です。ポイント還元率が上がるため、セットのような数千円の商品を買うには絶好のタイミングです。
また、Amazonでは「タイムセール」の対象になることも多いので、欲しい商品を「ほしい物リスト」に入れておくと、値下がりした時に通知が来て便利です。
「急ぎでないなら、セールの波を待つ」。これが通販最強の節約術です。
メルカリやヤフオクなどの「中古・新古品」を活用する
「一度しか使わないから、中古でも気にしない」という方には、フリマアプリの活用が最強の裏技です。成人式や卒業式が終わった直後の2月〜4月頃は、出品数が急増します。
特におすすめなのが「新古品(未使用品)」です。予備で買ったけど使わなかった、親が買ったけど本人が別のものを使った、という理由で新品が定価の半額以下で出品されていることがあります。
ただし、セット内容が欠けていないか、自分のサイズに合っているかを慎重に確認する必要があります。説明文をよく読み、不明な点は質問しましょう。
肌着などの直接肌に触れるものだけ新品を通販で買い、前板や帯枕、クリップなどの「傷まない道具」だけをメルカリで揃えるというハイブリッドな買い方も非常に賢い選択です。
「福袋」や「ワケあり品」をチェックする
和装ショップによっては、在庫処分のために「着付け小物福袋」や「ワケありセット」を販売することがあります。ワケありと言っても、「パッケージが少し汚れている」「製造過程で小さなシミがついた」程度で、使用には全く問題ないものがほとんどです。
これらの商品は、通常価格の30%〜50%オフで売られていることもあり、見つけたらラッキーです。ショップ内で「ワケあり」「アウトレット」「在庫処分」などのキーワードで検索してみてください。
特に「実用性重視で、見た目の完璧さは求めない」という方にとっては、これほど美味しい話はありません。どうせ帯の下に隠れて見えなくなるものですから、賢く割り切りましょう。
ただし、福袋の場合は中身がランダムなこともあるため、必ず「何点入り」「最低限これが入る」という保証があるものを選ぶようにしてくださいね。
初心者におすすめの着付け小物セット5選!これを選べば間違いなし
「種類が多すぎて、結局どれを買えばいいの?」と迷ってしまう方のために、「これさえあれば安心」というおすすめの着付け小物セットを5つ厳選しました。
初心者の方が使いやすいように、必要なものが全て揃っているだけでなく、素材や使い勝手、反映されるべき「コストパフォーマンス」を重視して選んでいます。通販サイトで購入できるものばかりなので、ぜひ参考にしてください。
着物の種類(振袖、袴、訪問着など)によって必要な点数が異なる場合もありますが、基本的には10点〜12点程度のセットを選んでおけば、ほとんどの場面で対応可能です。それでは、詳しく見ていきましょう。
楽天で不動の人気!オールインワン12点セット
まず最初におすすめしたいのが、楽天市場のランキングで常に上位に君臨する「オールインワン12点セット」です。このセットの最大の特徴は、初心者でも迷わない「親切設計」にあります。
肌襦袢や裾よけはもちろん、帯枕や前板、さらには衿芯まで、着付けに必要な基本アイテムが完璧に揃っています。しかも、その一つ一つの品質が安定しており、実際に着付け師さんからも「使いやすい」と評判です。
価格も5,000円前後と非常にリーズナブル。「一から買い揃えるのが面倒」という方にとっては、まさに救世主のようなセットと言えるでしょう。
また、サイズ展開も豊富なため、小柄な方からふくよかな方まで安心して選べるのも嬉しいポイントです。迷ったらまずはこのセットをチェックすることをおすすめします。
Amazonベストセラー!コスパ最強10点セット
「とにかく安く、でも最低限の質は確保したい」という方には、Amazonでベストセラーとなっている「コスパ重視の10点セット」が最適です。
このセットは、過剰な装飾を省くことで、3,000円台という驚愕の低価格を実現しています。プラスチック製の前板や、マジックテープ式の伊達締めなど、機能性を重視したアイテムが中心です。
特にマジックテープ式の伊達締めは、結ぶ手間が省けるため、初めて自分で着付けをする方にも非常に扱いやすいと好評です。配送も早いため、急ぎで必要な時にも頼りになります。
「数回しか着る予定がないから、高いものは必要ない」という割り切った選び方をするなら、このセット以上の選択肢はありません。浮いたお金で、髪飾りを少し豪華にするのも賢い戦略ですね。
振袖・成人式用!安心の15点フルセット
成人式や卒業式で振袖を着る予定の方は、通常より品数が多い「15点以上のフルセット」を選んでおくと安心です。振袖は通常の着物よりも着付けが複雑で、三重仮紐(さんじゅうかりひも)などの特殊な小物が必要になるからです。
この15点セットには、振袖特有の華やかな帯結びを支えるためのアイテムが全て含まれています。呉服店で勧められるままに買うと数万円することもありますが、通販なら1万円以下で同等品が手に入ります。
また、和装ブラジャーがセットに含まれているものを選ぶと、より美しい着姿を目指せます。「大切な一生に一度の日」だからこそ、不足品がないようにしっかりしたセットを選びましょう。
帯揚げや帯締めなどの「見える小物」は、セットに含まれていない場合が多いので、別途自分の好みに合わせて買い足すのが一般的です。
通気性抜群!夏用・浴衣兼用着付けセット
夏の結婚式や、夏祭りの浴衣、あるいは暑がりの方におすすめしたいのが、「通気性に特化したメッシュ素材セット」です。通常の小物は意外と蒸れやすく、長時間着用すると不快感を感じることがあります。
このセットに含まれる前板や帯枕はメッシュ素材になっており、熱がこもりにくい設計です。また、肌着も接触冷感素材や吸汗速乾素材が使われていることが多く、夏場の着付けを劇的に快適にしてくれます。
「着物は暑くて辛い」というイメージを覆すことができる、非常に現代的なセットと言えます。浴衣の着付けにもそのまま使えるため、一セット持っておくと一年中重宝しますよ。
冬場でも室内は暖房が効いていることが多いため、あえてこの夏用セットを一年中愛用しているプロの着付け師さんも少なくありません。
プロ愛用!正絹(シルク)腰紐入り上質セット
「安物買いの銭失いはしたくない」「着崩れを絶対に防ぎたい」というこだわり派の方には、「主要な小物が正絹素材のセット」をおすすめします。価格は1万円台になりますが、その価値は十分にあります。
特に、着付けの要となる「腰紐」がシルク製であることは、着崩れ防止において決定的な差となります。ポリエステル製のように滑ることがなく、一度締めたらピタッと止まってくれます。
また、伊達締めも博多織などの上質なものがセットになっており、長く使い続けることができます。「娘や孫の代まで受け継げる」ような、しっかりした道具を揃えたい方には最適の選択肢です。
見た目の美しさはもちろん、着ている時の安定感が全く違うため、着物上級者への第一歩として検討してみてはいかがでしょうか。
着付け小物セットの中身は何が入っている?全アイテム解説
着付け小物セットの広告を見ると、「10点セット!」「15点セット!」と書かれていますが、具体的に何が入っていて、それぞれがどんな役割をしているのか分からないことも多いですよね。
名前が似ているものもあり、混乱しがちですが、「何のために使うのか」を理解すれば、セット選びがグッと楽になります。ここでは、一般的なセットに含まれる主要なアイテムを一つずつ詳しく解説していきます。
これを知っておけば、手持ちの小物がある場合に「これだけ買い足せばいいんだ!」という判断もできるようになりますよ。それでは、着る順番に沿って見ていきましょう。
肌襦袢(はだじゅばん)・裾よけ(すそよけ)
これはいわゆる「着物用の下着」です。最近では、上半身の肌襦袢と下半身の裾よけが一体になった「ワンピースタイプ」が主流となっており、セットに含まれることも多いです。
肌襦袢の役割は、汗を吸い取って着物や長襦袢を汚れから守ることです。また、裾よけは足さばきを良くし、静電気で着物が足にまとわりつくのを防ぐ役割があります。
素材は綿100%のものが吸湿性に優れていておすすめですが、安価なセットではポリエステル製が含まれることもあります。直接肌に触れるものなので、できれば肌触りの良いものを選びたいところです。
サイズ選びも重要で、丈が長すぎると裾から見えてしまい、短すぎると足さばきが悪くなるため、自分の身長に合ったものが入っているか確認しましょう。
衿芯(えりしん)
衿芯は、長襦袢の襟(えり)の中に差し込んで、襟元をピシッと立たせるための細長いプラスチック製の板です。これがないと襟がフニャフニャになってしまい、だらしなく見えてしまいます。
特に振袖などのフォーマルな着物では、襟元を美しく抜く(後ろに下げる)ことが重要なので、衿芯は必須アイテムです。硬さや太さにはいくつか種類がありますが、初心者は標準的な硬さのものを選れば問題ありません。
「襟元で美しさが決まる」と言われるほど重要なパーツですので、セットに必ず入っているか確認しましょう。
使用後は汚れを拭き取り、丸めずに平らな場所で保管するのが長持ちさせるコツです。
腰紐(こしひも)
腰紐は、着物を体に固定するための最も重要な紐です。通常、一回の着付けで3本から5本ほど使用します。着物を止める「腰」の部分、襟元を止める「胸」の部分、そして仮止め用などに使います。
素材はモスリン(ウール)、綿、ポリエステル、絹など様々です。ポリエステル製は安価ですが滑りやすく、モスリン製は緩みにくいので初心者には一番扱いやすいと言われています。
「紐一本で着姿が変わる」ため、予備を含めて多めに入っているセットを選ぶと安心です。10点セットであれば、だいたい3〜4本は含まれているはずです。
最近はゴム製の「ウエストベルト」で代用するセットもあり、こちらは締め付けが少なく楽に着られるというメリットがあります。
伊達締め(だてじめ)
伊達締めは、腰紐の上に締める少し太めの帯状の紐です。腰紐が「止める」役割なら、伊達締めは「形を整え、おはしょりを平らにする」役割を持っています。
通常、長襦袢の上に1本、着物の上の帯の下に1本の、計2本使用します。これにより、襟元が崩れるのを防ぎ、美しいシルエットを保つことができます。
博多織の本格的なものから、マジックテープ式の簡単なものまであります。初心者はマジックテープタイプのほうが、結び目がゴロゴロせず、着太りして見えないのでおすすめです。
これもセットに2本入っているか、あるいはウエストベルトと併用する形になっているかを確認しておきましょう。
前板(まえいた)・帯枕(おびまくら)
これらは帯の形を整えるためのアイテムです。前板は帯の前面に入れてシワを防ぎ、パリッと見せるための板です。帯枕は帯の後ろ(お太鼓結びなど)の膨らみを作るためのクッションのような道具です。
前板には「ゴム付き」と「ゴムなし」がありますが、一人で着るならゴム付きのほうが帯を巻く前に固定できるので便利です。帯枕も、紐がついているタイプが一般的です。
振袖用の場合は、通常より少し大きめの前板や、変わり結び用の帯枕が入っていることがあります。「帯の仕上がりを左右する名脇役」ですので、これらが揃っていないと美しい着姿は完成しません。
安価なセットだと、これらの板が非常に薄い場合があるため、ある程度の厚みと強度があるものを選ぶのが理想的です。
【種類別】振袖・袴・訪問着で必要な小物の違いは?
「標準的なセットを買ったけど、袴の着付けに行ったら足りないと言われた」というトラブルを避けるために、着物の種類による違いを知っておきましょう。
基本のセット(肌襦袢、腰紐、伊達締め、衿芯、前板、帯枕)は共通ですが、一部の着物では追加の小物が必要になります。特に成人式の振袖や、卒業式の袴は要注意です。
事前に自分が着る予定のものを想定して、「プラスアルファ」で何を揃えるべきかを確認しておきましょう。ここでは代表的な3つのケースを紹介します。
振袖(成人式など)の場合
振袖の着付けは最も小物が多くなります。基本セットに加えて、以下のアイテムが必要になることがほとんどです。
- 三重仮紐(さんじゅうかりひも): 華やかな帯の変わり結びを作るために必須です。
- 後板(うしろいた): 前板より少し小さい板で、帯の後ろ側にもシワが寄らないように入れます。
- 着付けクリップ: 長い袖や襟を固定するために、3個程度あるとスムーズです。
- 和装ブラジャー: 胸元を平らにして着物美人のシルエットを作るために強く推奨されます。
多くの「振袖用着付けセット」にはこれらが含まれていますが、安いセットを買うと後から買い足す羽目になります。「振袖対応」と明記されたセットを選ぶのが一番の近道です。
袴(卒業式など)の場合
袴の着付けは、実は振袖や訪問着よりも小物が少なくて済みます。しかし、特有の注意点があります。
| アイテム | 袴着付けでの扱い |
| 帯枕 | 基本的には不要です(袴に帯枕は使いません)。 |
| 前板 | 袴の下に隠れるので、通常より小さめのものを使うと楽です。 |
| 足袋(たび) | 草履なら必須。ブーツなら不要(ストッキング等でOK)。 |
袴の場合、帯枕が不要な代わりに、補正用のタオルを多めに用意するよう指示されることが多いです。また、足元が草履かブーツかによって、足袋が必要かどうかが変わるため、事前に決めておきましょう。
「袴用セット」として売られているものは、不要な帯枕を省いて価格を抑えているものもあり、賢く選べば節約になります。
訪問着・付け下げ(結婚式・入園式など)の場合
結婚式の参列や、お子様の入園・入学式で着る訪問着などは、いわゆる「基本セット」があれば十分です。
ただし、おめでたい席ですので、小物が汚れていたり古びていたりするのは避けたいところです。特に、襟元からチラリと見える衿芯が折れ曲がっていたりすると、写真で見返した時に気になってしまいます。
また、訪問着の帯結びは「二重太鼓」が基本ですので、標準的な大きさの帯枕があればOKです。「清潔感と基本の徹底」が、フォーマルな場での美しさを生みます。
もし古いセットを持っている場合でも、ゴム部分が劣化して伸びきっていないか、マジックテープが弱くなっていないか、事前にチェックしておくことをおすすめします。
着付け小物セットを安く買うための裏技・テクニック
着物関連はどうしても「高い」というイメージがありますが、工夫次第で驚くほど安く揃えることができます。ただでさえお得な通販サイトを、さらにお得に使いこなすテクニックをご紹介します。
「どこで売ってる?」の答えとして通販を選んだなら、次は「いつ、どうやって買うか」にこだわってみましょう。タイミングを合わせるだけで、数千円の差が出ることもあります。
特に急ぎでない場合は、これから紹介する裏技をぜひ試してみてください。予算に余裕ができれば、その分で髪飾りを一つ増やしたり、当日のランチを贅沢にしたりできますよ。
楽天・Amazonのセール時期を狙い撃つ
まず基本中の基本ですが、セールのタイミングを逃さないことです。楽天なら「お買い物マラソン」や「スーパーSALE」、Amazonなら「プライムデー」や「ブラックフライデー」です。
これらの期間中は、和装ショップも対抗して「ポイント10倍」や「限定クーポン配布」を行うことが多いです。特におすすめなのが、楽天の「0と5のつく日」です。ポイント還元率が上がるため、セットのような数千円の商品を買うには絶好のタイミングです。
また、Amazonでは「タイムセール」の対象になることも多いので、欲しい商品を「ほしい物リスト」に入れておくと、値下がりした時に通知が来て便利です。
「急ぎでないなら、セールの波を待つ」。これが通販最強の節約術です。
メルカリやヤフオクなどの「中古・新古品」を活用する
「一度しか使わないから、中古でも気にしない」という方には、フリマアプリの活用が最強の裏技です。成人式や卒業式が終わった直後の2月〜4月頃は、出品数が急増します。
特におすすめなのが「新古品(未使用品)」です。予備で買ったけど使わなかった、親が買ったけど本人が別のものを使った、という理由で新品が定価の半額以下で出品されていることがあります。
ただし、セット内容が欠けていないか、自分のサイズに合っているかを慎重に確認する必要があります。説明文をよく読み、不明な点は質問しましょう。
肌着などの直接肌に触れるものだけ新品を通販で買い、前板や帯枕、クリップなどの「傷まない道具」だけをメルカリで揃えるというハイブリッドな買い方も非常に賢い選択です。
「福袋」や「ワケあり品」をチェックする
和装ショップによっては、在庫処分のために「着付け小物福袋」や「ワケありセット」を販売することがあります。ワケありと言っても、「パッケージが少し汚れている」「製造過程で小さなシミがついた」程度で、使用には全く問題ないものがほとんどです。
これらの商品は、通常価格の30%〜50%オフで売られていることもあり、見つけたらラッキーです。ショップ内で「ワケあり」「アウトレット」「在庫処分」などのキーワードで検索してみてください。
特に「実用性重視で、見た目の完璧さは求めない」という方にとっては、これほど美味しい話はありません。どうせ帯の下に隠れて見えなくなるものですから、賢く割り切りましょう。
ただし、福袋の場合は中身がランダムなこともあるため、必ず「何点入り」「最低限これが入る」という保証があるものを選ぶようにしてくださいね。
着付け小物セットを「通販」で買うのが最強なこれだけの理由
ここまで様々な販売店を比較してきましたが、最終的な結論として、やはり「ネット通販」が最強であると言わざるを得ません。かつては「着物小物をネットで買うなんて不安」という声もありましたが、現在は状況が全く違います。
むしろ、実店舗で買うよりも通販のほうが「情報の透明性」が高く、納得のいく買い物ができるケースが非常に多いのです。
なぜここまで通販がおすすめなのか。忙しいあなたにこそ知ってほしい、4つの決定的な理由をまとめました。これを読めば、わざわざ週末に呉服店へ足を運ぶ必要がないことがお分かりいただけるはずです。
圧倒的な商品数から自分にピッタリを選べる
実店舗の場合、棚のスペースに限りがあるため、置けるセットはせいぜい2〜3種類です。しかし、楽天やAmazonといった通販サイトであれば、数百、数千という選択肢の中から選ぶことができます。
「予算は3,000円以内」「素材は綿100%にこだわりたい」「翌日には届けてほしい」といった、あなたのワガママな条件にピッタリ合う商品が、検索一つで見つかるのです。
自分の体型や、その時々の用途に合わせて柔軟に選べるのは、通販ならではの大きなメリットです。店舗で「これしかないのか…」と妥協して買う必要はもうありません。
24時間365日、いつでも注文可能
成人式や卒業式の準備は、直前になって「あ!あれが足りない!」と気づくことも多いものです。しかし、呉服店の多くは19時〜20時には閉まってしまいますし、定休日もあります。
通販であれば、深夜のベッドの中でも、通勤電車の中でも、思い立った瞬間に注文が完了します。「明日着るのに小物が足りない!」という時でも、あす楽やPrime配送を使えば間に合う可能性があります。
この安心感と利便性は、一度体験すると実店舗には戻れなくなります。時間は有限ですから、賢く通販を活用して、自分の時間を作り出しましょう。
他人の目を気にせず、じっくり比較できる
呉服店に入ると、どうしても店員さんが付いて回ります。親切ではありますが、「高いものを勧められたら断りづらい」「ゆっくり考えたいのにプレッシャーを感じる」という方も多いのではないでしょうか。
ネット通販なら、そんな心配は一切無用です。複数のショップのページを同時に開いて、価格や内容をじっくり見比べることができます。「納得いくまで何時間でも悩める」。これは、後悔しない買い物のための必須条件です。
また、不要な営業トークに惑わされることもないため、自分が必要としているものだけをストレートに購入することができます。
ポイント還元でお得に賢くお買い物
通販サイトを利用する最大の楽しみの一つが、ポイント還元です。楽天なら楽天ポイント、AmazonならAmazonポイントが貯まり、次回の買い物に充てることができます。
数千円のセットを購入すれば、それだけで数百円分のポイントが返ってくることも珍しくありません。実店舗で定価で買うのと比べると、実質的な支出には数千円の差が出ることもあります。
さらに、クレジットカードのポイントも合わせれば「ポイントの二重取り」が可能です。どうせ買うなら、一円でも安く、お得に手に入れたいですよね。
【トラブル回避】通販で着付け小物セットを買う際の注意点
メリットだらけの通販ですが、画面越しに商品を選ぶ以上、いくつかの注意点も存在します。「届いてみたらイメージと違った」「必要なものが入っていなかった」という悲劇を防ぐために、購入ボタンを押す前に以下のポイントを確認しましょう。
着付け小物は「機能性」が命です。見た目の可愛さや安さだけで決めてしまうと、肝心の着付けの段階で苦労することになります。
「プロの目線」でチェックすべき項目を3つに絞りました。これさえ守れば、通販での失敗はほぼゼロにできるはずです。
セット内容の詳細を必ず「一点ずつ」確認する
「10点セット」と書かれていても、ショップによって中身はバラバラです。あるショップでは腰紐が3本なのに、別のショップでは2本しかない、ということもよくあります。
必ず「内容一覧」を目を通し、自分が着る予定の着物に必要なものが揃っているかを確認してください。特に「肌着のタイプ」や「伊達締めの本数」は要チェックです。
また、画像には写っているのに説明文には「別売り」と書かれているケースも稀にあります。文字情報を優先して信頼するようにしましょう。
レビューの「最新」と「画像付き」をチェックする
レビューを見る際は、全体の評価だけでなく、最近の投稿を確認することが重要です。数年前は良かった商品でも、最近になって素材が変更されていたり、梱包が雑になっていたりすることがあるからです。
また、購入者が投稿した「実物写真」があるレビューは非常に参考になります。パッケージの質感や、肌着の透け具合など、プロのモデル写真では分からない「生の情報」が得られます。
「使いやすかった」という一言だけでなく、具体的な不満点が書かれているレビューも、許容できる範囲かどうかを判断する材料になります。
サイズ表記(M・L・LL)を慎重に選ぶ
着付け小物の多くは、洋服と同じようにサイズ展開があります。特に肌襦袢や裾よけ、前板などはサイズが合っていないと、着太りの原因になったり、途中で外れてしまったりすることもあります。
自分の身長やウエストサイズと照らし合わせ、適切なサイズを選んでください。迷った場合は、「一つ上のサイズ」を選んでおくと、着付けの際にタオルなどで補正して調整しやすくなります。
また、腰紐の長さも重要です。ふくよかな方や、男性が使用する場合は「長尺タイプ」が含まれているかを確認しておくと、いざという時に長さが足りないという事態を防げます。

