緩衝材はどこで売ってる？ホームセンターから100均まで最適な購入場所を徹底調査！

フリマアプリの発送や、大切な人へのプレゼントを壊れないように送りたい時、「あれ？緩衝材ってどこに売っているんだろう？」と迷ってしまうこと、ありますよね。
実は、緩衝材は専門店だけでなく、皆さんの身近な100円ショップやコンビニでも手軽に手に入るんです！
この記事では、「少量だけ欲しい」「とにかく安く大量に欲しい」「専門的なものが欲しい」といった様々なニーズに合わせて、最適な購入場所を徹底的に解説していきますね。この記事を読めば、もう緩衝材探しで困ることはありませんよ。

緩衝材が買える場所【目的別】一覧表

緩衝材が手に入る場所はたくさんありますが、ご自身の「目的」に合わせて選ぶことが最も重要です。例えば、急いでいるのにホームセンターまで行くのは時間の無駄ですし、大量に必要なのに100均でチマチマ買うのは非効率ですよね。

「急いでいる・少量で良い」場合のベストな選択

「今すぐ」「一つだけ」緩衝材が欲しい場合は、利便性を最優先しましょう。

• コンビニ: 梱包資材は最小限ですが、クッション封筒など一体型のものなら手に入ります。24時間営業なので、夜間や早朝に急に必要になったときに頼りになります。
• 郵便局・宅急便営業所: 発送ついでに購入できます。特にメルカリなどのフリマアプリ専用の箱は、緩衝材がなくても大丈夫な構造になっているものもありますよ。
• 100円ショップ: 少量でコスパ最強なのはここです。ただし、営業時間があるため、急ぎの場合は事前に確認が必要です。

この選択肢は、とにかく「手軽さ」が最大のメリットです。少し割高でも、時間を節約できると考えれば十分にお得ですよね。

「コストを抑えたい・大ロット」場合のベストな選択

定期的に発送する方や、引っ越しなどで大量に使う方は、「単価の安さ」を徹底的に追求すべきです。

• ホームセンター: プチプチの大きなロールや、発泡スチロールの大きな板など、大容量パックが充実しています。単価で見ると100均より圧倒的にお得になります。
• 通販（Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング）: 梱包資材の専門業者が出品していることが多く、業務用サイズが格安で手に入ります。特に「緩衝材　ロール」などで検索すると、驚くほど安い商品が見つかりますよ。
• 梱包資材専門店: 一般の人でも購入できる店舗やオンラインショップがあります。非常に専門的な緩衝材や、オリジナルのサイズで注文できるのが強みです。

どちらの目的で緩衝材を探しているのか、まずはご自身の状況を整理してみるのが一番の近道です。下の表で、主な購入場所のメリット・デメリットを比較してみてくださいね。

購入場所	メリット	デメリット
100円ショップ	安い、少量で買える、手軽	種類が少ない、大量購入には不向き
ホームセンター	大容量が豊富、専門的な種類もある、実物を見られる	少量だと割高、持ち帰りが大変
コンビニ・郵便局	24時間（コンビニ）、発送ついでに買える、緊急時に便利	種類が極めて少ない、価格は高め
通販サイト	最安値になりやすい、種類・サイズが豊富、自宅まで届く	届くまでに時間がかかる、送料がかかる場合がある

【少量だけ欲しい人向け】100円ショップの緩衝材ラインナップ

「ちょっとしたものを一つ送りたいだけ」「家に緩衝材のストックがない」という場合に、最も頼りになるのが100円ショップです。ダイソー、セリア、キャンドゥのどの店舗でも、レジ周りや文房具・ラッピングコーナー近くに置かれていることがほとんどです。

100円ショップの強みは、何と言っても「少量パック」が充実していること。ロール状のものもありますが、ハガキサイズやCDケースサイズなど、あらかじめ使いやすい大きさにカットされたシート状の緩衝材が豊富に揃っています。これは、通販で大きなロールを買って余らせてしまう心配がないため、たまにしか使わない方には最高の選択肢と言えます。

100均で買えるプチプチ（エアキャップ）のサイズとコスパ

100円ショップで最も人気があるのは、やはり気泡緩衝材、いわゆる「プチプチ」です。これは、正式にはエアキャップやエアーパッキンなどとも呼ばれますが、商品名としては「プチプチシート」「クッションシート」といった名前で販売されています。

• シートタイプ: 20cm×30cm程度のシートが3〜5枚入っているものが主流です。スマートフォンやゲームソフトなど、薄いものを包むのに最適です。
• ロールタイプ: 幅30cm、長さ1〜2m程度のロールも売られています。これを一つ持っておけば、小さな箱の隙間埋めにも使えるため、応用が利きます。
• 袋タイプ（クッション封筒）: 封筒の内側にあらかじめプチプチが貼られているタイプです。切手や宛名シールを貼るだけで発送できるため、フリマアプリ利用者には特に人気があります。

コスパについてですが、大容量の通販品と比べると割高に見えますが、必要な分だけ買えるという利便性を考慮すると、トータルコストは最も安く抑えられます。「ロールで買うと邪魔になる」という方には、間違いなく100均の少量パックがおすすめです。

100均の「紙パッキン」や「ミラーマット」はどんな時に使う？

プチプチ以外にも、100均には様々な緩衝材があります。

一つは「紙パッキン」（またはバラ緩衝材）です。これは、細かくシュレッダーされたような紙のクッション材で、主に瓶や雑貨などの「見た目を可愛く、おしゃれに梱包したい」時に使われます。茶色だけでなく、ピンクや水色などのカラーバリエーションがあるのも100均ならではの魅力です。

もう一つは「ミラーマット」（または発泡ポリエチレンシート）です。これは、柔らかくてツルツルした白い薄いシート状の緩衝材で、主に食器やガラス製品を包むのに適しています。プチプチと違って気泡がないため、跡が残りにくいのが特徴です。特に高級な食器や光沢のあるものを送る際は、プチプチよりもミラーマットの方が安心ですよ。

このように、100円ショップでも目的によって緩衝材を使い分けることができるのです。

意外と使える！100均の梱包用グッズの組み合わせ

緩衝材を探すついでに、100円ショップで他の梱包グッズもチェックしておくと便利です。

• 梱包用テープ: ガムテープやOPPテープ。箱の補強に必須です。
• 段ボール箱: 小さな箱であれば、100円で専用の段ボール箱が手に入ります。
• 宛名シール: プリンターで印刷できるシールや、手書き用のシールなど。

緩衝材とこれらのグッズを組み合わせるだけで、すぐに発送できる状態を整えることができるのが、100円ショップの最大の魅力です。

ダイソー・セリア・キャンドゥで買える緩衝材の種類と特徴

大手3社であるダイソー、セリア、キャンドゥは、それぞれ緩衝材の品揃えに微妙な違いがあります。自分の欲しい種類や量に合わせてお店を選ぶと、より効率的に緩衝材をゲットできますよ。

ダイソーは「プチプチのロール」、セリアは「小分けシート」に強い？

実際に筆者（モモストア）がリサーチしたところ、このような傾向が見られました。

ダイソー（DAISO）
ダイソーは、どちらかというと「使いきりではなく、少しストックしておきたい」というニーズに応えるラインナップが多いです。

• プチプチロール: 他の100円ショップよりも少し長めのロール（約30cm×2mなど）を置いていることが多いです。
• 発泡スチロール: 工作コーナーに、隙間埋めに使える小さな発泡スチロールのビーズや、カッターで加工しやすいシート状のものがあることがあります。

セリア（Seria）
セリアは、「オシャレさ」と「小分け」に特化している印象です。

• 小分けシート: アクセサリーや小物梱包に最適な、手のひらサイズのプチプチシート（10枚入りなど）が充実しています。
• カラー紙パッキン: ラッピング用品として、豊富な色の紙パッキンを取り扱っています。プレゼント梱包のクオリティを高めたいならセリアがおすすめです。

キャンドゥ（Can☆Do）
キャンドゥは、ダイソーとセリアの中間のような立ち位置で、梱包資材全体をバランス良く揃えています。

• 宅配便用資材: 宅急便コンパクトの箱にぴったり合うサイズの緩衝材シートなど、具体的な発送方法に合わせた商品が見つかりやすいです。
• 圧縮袋一体型: 衣類などの梱包に使える、プチプチ付きの圧縮袋など、ユニークな商品も時折見かけます。

緩衝材以外の梱包資材（テープやタグ）も一緒に揃える

緩衝材だけでは完璧な梱包はできません。100円ショップでは、以下のアイテムも併せて購入することで、梱包作業の効率が格段に上がります。

絶対に必要なものリスト

1. カッター: 緩衝材や段ボールをきれいにカットするために必須です。
2. OPPテープ: 透明で丈夫なテープ。見栄えも良く、箱をしっかり閉じられます。
3. 壊れ物注意シール: 「われもの注意」の文字が入ったシールやスタンプ。荷物の安全性を高めるための重要なアイテムです。

特に「壊れ物注意シール」は、自分で手書きする手間を省けますし、運送業者の方への視認性も高くなるので、必ずチェックしてみてください。

3社の緩衝材比較まとめ表

ショップ名	特徴的な緩衝材	おすすめのユーザー
ダイソー	長めのプチプチロール、発泡スチロールビーズ	「少し多めにストックしたい」「箱の隙間埋めに使いたい」人
セリア	カラー紙パッキン、小分けのプチプチシート	「ラッピングも兼ねたい」「少量しか使わない」人
キャンドゥ	宅配便サイズに特化したシート、圧縮袋一体型	「フリマアプリの発送が多い」「梱包資材を時短で揃えたい」人

【大容量・専門品向け】ホームセンターの緩衝材を比較！

引っ越しや大量の商品発送など、「とにかく量が必要」「特殊な緩衝材が欲しい」という場合は、迷わずホームセンターへ行きましょう。ホームセンターは、100円ショップとは比べ物にならないほど、専門的かつ大容量の緩衝材を取り扱っています。

ホームセンターで扱う「業務用」や「建築資材」用の緩衝材

ホームセンターの梱包資材コーナーでは、小売店ではなかなか見られないプロ仕様のアイテムが並んでいます。

• 大型プチプチロール: 幅1.2m、長さ10mや20mといった、業務用サイズのロールが主流です。100均で買うよりも圧倒的に単価が安く、コストを大幅に削減できます。
• 発泡スチロールブロック・板: 家具や家電などの大型荷物に対応できる厚さ数センチのブロック状の緩衝材があります。カッターで自由にカットできるため、複雑な形のものを梱包する際に重宝します。
• 養生資材としてのシート: 「ミラマット」などの発泡ポリエチレンシートは、本来は建築現場の養生用として使われますが、そのクッション性と耐水性から、美術品や高価な精密機器の梱包にも使われます。

これらの資材は、主にDIYコーナーや建築資材コーナーの近くに置かれていることが多いので、通常の梱包用品コーナーで見つからなかったら、そちらも探してみてください。

大量購入の際の注意点と保管場所の確保

ホームセンターで大容量の緩衝材を購入する際の最大の注意点は、「保管場所」です。

プチプチのロールや発泡スチロールのシートは、圧縮されていないため非常に場所を取ります。特にマンションなどの集合住宅にお住まいの場合は、購入前に必ず収納スペースを確保しておきましょう。

保管する際は、直射日光や高温多湿を避け、ホコリがつかないようにビニールなどで覆うことをおすすめします。プチプチは熱に弱いため、夏場の車内やベランダに放置するのは避けてくださいね。

発泡スチロールシートやブロックの加工方法

発泡スチロールは緩衝材として優秀ですが、サイズを合わせるために加工が必要です。きれいにカットするためのコツをご紹介します。

加工のコツ

• カッターを温める: カッターの刃をライターなどで軽く温めてからカットすると、発泡スチロールが溶けてスムーズに、かつ切りくずが出にくくなります。（火傷には十分注意してください。）
• 定規を使う: 必ず長い定規を当て、一気に力を入れて引くのではなく、何回かに分けて軽く引くようにすると、断面がガタガタになりにくいです。

また、加工した後の発泡スチロールの切りくずは静電気で散らばりやすいので、掃除機を近くに用意しておくか、新聞紙の上で作業することをおすすめします。

カインズ・コーナン・DCMの緩衝材の特徴と価格帯

国内の主要なホームセンターチェーンも、それぞれ緩衝材の品揃えに個性を出しています。普段利用する店舗があれば、事前にネットで在庫や価格をチェックしておくと二度手間になりません。

カインズのオリジナルブランド緩衝材のコスパ

カインズ（CAINZ）は、オリジナルブランドの「CAINZ工房」製品が充実しており、緩衝材も例外ではありません。オリジナルブランドの強みは、なんといっても高いコスパです。

• 梱包用プチプチ: 大容量ロールが、他社メーカー品よりも安価に設定されていることが多いです。質も十分高く、家庭や小規模事業での利用には最適です。
• 紙緩衝材: カインズのDIY・クラフトコーナーには、緩衝材として使えるおしゃれな紙製品や、クラフト用の発泡スチロールなど、多角的な商品が並んでいます。

特にフリマアプリの梱包で「毎回使うから安いものがいい」という方は、カインズのオリジナルブランドを一度試してみる価値があります。

コーナンの「梱包資材館」のような専門コーナー

コーナン（ホームセンターコーナン）は、店舗によっては「資材館」や「プロショップ」を併設しています。このような専門コーナーがある場合、一般的な店舗よりもさらに専門的で大容量の緩衝材を見つけることができます。

• プロ仕様: 建築現場で使われるような厚手のミラマットや、特殊な形状に成形された発泡スチロールなどが置いてあることがあります。
• 営業時間の長さ: 資材館は通常の店舗よりも営業時間が長いことが多く、仕事終わりに立ち寄りたい方には非常に便利です。

コーナンに行く際は、「資材館」が併設されているかどうかを事前にGoogle検索で確認してみましょう。

DCMのオンライン在庫と店舗取り置きサービスの活用法

DCM（旧DCMホーマック、カーマなど）も、梱包資材に力を入れています。DCMの大きなメリットは、オンラインストアの利便性です。

• オンライン在庫確認: 欲しい緩衝材が最寄りの店舗にあるかどうかを、ウェブサイトでリアルタイムに確認できます。
• 店舗取り置き: オンラインで注文し、店舗で受け取れるサービスは、大型のプチプチロールを買う際に特に便利です。重い緩衝材を自分で探してレジに持っていく手間が省けます。

「ロールを買いたいけど、車に乗るか心配」「確実に在庫があるか知りたい」という方は、DCMのオンラインサービスをぜひ活用してみてくださいね。

コンビニ（セブン・ファミマ・ローソン）でも買える？緊急時の対処法

「今すぐ荷物を発送したい！」「もう夜だけど、緩衝材がない！」そんな緊急時に頼りになるのがコンビニエンスストアです。結論から言うと、コンビニ単体では純粋な緩衝材（プチプチのロールなど）はほぼ売っていません。しかし、「緩衝材の機能を兼ね備えた梱包資材」なら手に入れることができます。

コンビニで買える最小限の梱包セットの内容

主に、宅急便やゆうパックのサービスを提供するコンビニ（セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなど）では、以下の資材がレジ横やカウンターで販売されています。

• クッション封筒: 内側にプチプチが貼られた封筒です。CDや本、薄いアクセサリーなどを送るのに最適です。これ一つあれば、他に緩衝材を用意する必要はありません。
• 宅急便コンパクト/ゆうパケットプラス専用箱: ヤマト運輸や郵便局の小型配送サービス専用の箱です。箱自体が丈夫なため、よほど精密なものでなければ、隙間を新聞紙などで埋めるだけでも十分な緩衝性を発揮します。

また、テープやハサミはレジで貸してもらえることもありますが、確実ではありませんので、小型の粘着テープだけでも持っておくと安心です。

緩衝材がない時の緊急代用品の調達

もし、どうしてもプチプチが必要なのに手に入らない場合は、コンビニで買えるもので代用しましょう。

1. 新聞紙・チラシ: コンビニに置いてある無料の情報誌や、自宅の新聞紙を丸めて隙間に詰めるのが最も古典的で効果的な方法です。
2. タオル・ハンカチ: 雑貨コーナーに売っている場合もあります。特に重いものを送る際、タオルを厚く畳んで衝撃が加わりやすい角に当てると効果的です。

特に新聞紙は、丸めるだけでなく、一度クシャクシャにしてから広げ、それを何枚か重ねて包むように使うと、より高い緩衝効果が得られますよ。

宅急便コンパクト専用箱の緩衝材一体型

ヤマト運輸の「宅急便コンパクト」の専用箱は、薄型の資材も用意されていますが、一部の箱は内側に折り込み式の緩衝材（ダンボールの耳）がついています。これは、薄いものを入れる際、動かないようにしっかり固定する役割を果たしてくれます。

コンビニで専用箱を購入する際、箱の種類がいくつかある場合は、この「折り込み式」のタイプを選ぶと、別途緩衝材を用意する手間が省けるかもしれません。詳しくはヤマト運輸の公式サイトや、コンビニの店員さんに尋ねてみてください。

ドラッグストアやスーパーで緩衝材は見つかる？

ドラッグストアやスーパーマーケットは、日用品や食料品がメインのため、基本的に梱包資材としての緩衝材は販売されていません。しかし、どうしても手ぶらで帰れない場合の「最終手段」として、代用品になり得るものを探すことは可能です。

ドラッグストアで唯一見つかるかもしれない「代用品」

ドラッグストアの品揃えの中で、緩衝材の代用として使える可能性があるのは、以下のアイテムです。

• トイレットペーパー・ティッシュペーパー: 未開封のパックを箱の隙間に詰めることで、動かないように固定できます。ただし、衝撃吸収力は低いため、重いものや精密機器には不向きです。
• キッチンペーパー: 食器などを包む際に、プチプチの代わりに巻いて傷防止に使うことができます。こちらも緩衝性はほとんどありませんが、摩擦による傷を防ぐことはできます。

これらはあくまで「代用品」であり、本格的な緩衝材としては期待できません。特にワレモノを送る場合は、やはり100円ショップやホームセンターで購入することをおすすめします。

スーパーの「代用品」を狙うならどのコーナー？

スーパーマーケットでは、梱包用の資材を見つけるのはさらに難しいですが、「食品の包装材」をヒントに代用品を探すことができます。

• 肉・魚の下に敷かれているシート: 発泡スチロール製の薄いシートや、白い吸水シート（キッチンペーパーのようなもの）は、小物やアクセサリーの傷防止に役立つことがあります。
• レジ袋や無料の箱: 商品を入れてきたレジ袋をクシャクシャに丸めて箱の隙間に詰めるのは、よく使われる方法です。また、スーパーに置いてある無料の段ボール箱（みかん箱など）は、大きな緩衝材の代わりになります。

ただし、これらの代用品を使う際は、清潔なものを選ぶことと、商品と直接触れないようにビニール袋などで包んでから使うなど、衛生面にも配慮しましょう。

郵便局や宅急便の営業所での緩衝材の取り扱い

荷物を「送る」場所である郵便局や宅急便の営業所でも、もちろん梱包資材は手に入ります。特にフリマアプリの発送を頻繁にする方にとっては、発送手続きと同時に購入できるという利便性は非常に高いです。

ゆうゆうメルカリ便、らくらくメルカリ便の専用資材

メルカリと提携している郵便局（ゆうパック、ゆうパケット）やヤマト運輸（らくらくメルカリ便、宅急便）の営業所では、専用の資材が販売されています。

• ゆうパケットポスト専用箱: 箱の内側に緩衝材は入っていませんが、薄いものならこれ一つで十分な耐久性があります。
• 宅急便コンパクト専用箱: 上述の通り、箱自体が丈夫で、薄手のものをしっかり固定する構造になっています。

これらの専用資材は、コンビニでも買えますが、郵便局やヤマト運輸の営業所の方が種類を豊富に揃えている場合があります。

郵便局で販売している「クッション付き封筒」のサイズ

郵便局で一般に販売されているのは、「クッション封筒」と呼ばれるものです。これは、封筒の裏地にプチプチが貼り付けられた一体型の資材で、手間をかけずに安全に発送できるのが魅力です。

• サイズ展開: CDサイズ、A4サイズなど、複数のサイズが用意されています。
• 価格: 100円ショップのものよりは少し高い傾向にありますが、品質はしっかりしており、安心して使えます。

郵便局の窓口で「クッション封筒はありますか？」と尋ねるか、ロビーに設置されている販売コーナーをチェックしてみてください。また、郵便局のネットショップでも購入できますが、急ぎで欲しい場合は窓口が確実です。

営業所で資材を購入するメリットとデメリット

メリット

• 発送サイズとの適合: 荷物のサイズを測ってもらいながら、最適な資材を選べるため、サイズオーバーの心配がありません。
• 専門的なアドバイス: 局員さんやスタッフの方に、梱包方法についてアドバイスをもらえる場合があります。

デメリット

• 営業時間の制限: 窓口の営業時間が決まっているため、夜間や土日の対応が難しい場合があります。（ただし、ゆうゆう窓口や一部のコンビニ取扱店を除く）
• 品揃えの制限: あくまで「発送に必要な資材」がメインで、プチプチのロールなど、大容量の緩衝材は取り扱っていません。

急ぎで発送したい荷物があるなら、郵便局や営業所で資材を揃えるのが最も効率的です。

【通販が最強】Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングのメリット

もしあなたが、フリマアプリで頻繁に物を送る、または趣味でコレクションを海外に送るなど、緩衝材をコンスタントに使う立場なら、間違いなく通販サイトの利用が「最強」です。実店舗では手に入らない種類の豊富さ、そして何よりコストパフォーマンスの高さが魅力です。

プチプチの「ロール」や「紙パッキン」は通販で買うべき理由

大容量の緩衝材は、通販で購入することで、実店舗購入時のデメリットを全て解消できます。

1. 圧倒的な低単価: 10mや20mといった業務用ロールは、1mあたりの単価が非常に安くなります。特に「まとめ買い割引」が適用されると、ホームセンターよりもさらに安くなることも珍しくありません。
2. 豊富なバリエーション:
   • プチプチの粒のサイズ: 小粒、大粒、極小粒など、実店舗では選べないサイズが選べます。
   • カット方法: あらかじめ5cmや10cm幅にスリット（切れ目）が入ったロールなど、作業効率を高める工夫がされた商品があります。
3. 自宅配送: 大きくて重い緩衝材を、自宅まで配送してくれるのは非常に大きなメリットです。

特にプチプチの歴史や細かい製品バリエーションについては、Googleで検索してみると、その奥深さに驚かされるかもしれません。

専門業者から直接購入できるメリットと価格差

Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングには、「梱包資材の専門業者」が出店しています。これらの業者は、自社で製造・仕入れを行っているため、中間マージンが少なく、非常に安い価格で提供できるのです。

また、専門業者ならではの、以下のような特殊な緩衝材も手に入ります。

• ボーガスペーパー: 大量の紙をクシャクシャにして隙間埋めに使う、再生紙の緩衝材。非常に安価です。
• 巻きダンボール: ロール状の薄い段ボールで、家具や電化製品の表面を保護するのに使います。
• 気泡なし緩衝材: 薄いウレタン素材など、光沢のある製品を包んでも跡が残りにくい資材。

「緩衝材の質にはこだわりたいけど、コストも抑えたい」という方は、ぜひこれらの専門業者を探してみてください。

メルカリやラクマでの梱包に特化した資材

最近の通販サイトでは、メルカリやラクマなどのフリマアプリ利用者をターゲットにした専用商品も増えています。

• クリックポスト対応サイズ: 規定サイズにぴったり収まるクッション封筒セット。
• A4サイズセット: 梱包に最もよく使われるA4サイズのプチプチシートが大量に入ったセット。
• 見た目を重視したカラー緩衝材: 発送する商品の色に合わせて、ピンクや黒などのカラープチプチも販売されています。

フリマアプリでの評価は梱包の丁寧さも大きく影響します。メルカリの公式梱包ガイドなどを参考にしながら、最適な資材を通販で見つけるのが効率的です。

緩衝材の選び方！種類（プチプチ・紙・発泡材）ごとの使い分け

「プチプチさえあれば大丈夫！」と思われがちですが、送るものによって最適な緩衝材は違います。衝撃から守るだけでなく、商品の品質を保つためにも、適切な種類を選びましょう。

種類1: 「プチプチ（エアキャップ）」の粒のサイズと用途

気泡緩衝材（プチプチ）は、その名の通り空気の粒で衝撃を吸収します。実はこの粒のサイズによって、最適な用途が異なります。

小粒タイプ（φ7mm〜10mm程度）

• 特徴: 粒が小さく、きめ細かく包むことができます。
• 用途: アクセサリー、小型フィギュア、CD、文庫本など、小さなものや角ばったものを包むのに適しています。製品表面の保護にも優れています。

大粒タイプ（φ20mm〜30mm程度）

• 特徴: 粒が大きく、クッション性が非常に高いです。
• 用途: 大型家電、壺や花瓶などの陶器、重さのある精密機器など、強い衝撃から守りたいものや、箱の隙間埋めに適しています。ただし、製品に粒の跡が残る可能性があるので、先に薄い紙などで包んでから使用するのがおすすめです。

種類2: 「紙パッキン（バラ緩衝材）」は見た目も重視したい時に

紙パッキンは、クシャクシャにされた紙の緩衝材です。衝撃吸収力はプチプチに劣りますが、他の緩衝材にはない大きなメリットがあります。

• メリット: 見た目がおしゃれで、ラッピングの一部として使えることです。特にギフトやハンドメイド作品を送る際に、箱を開けた瞬間の「わあ！」という感動を演出できます。
• 用途: 瓶詰めのジャム、ワインボトル、キャンドル、化粧品など、商品の魅力を損なわずに保護したい時に使います。

ただし、紙パッキンは湿気を吸いやすいという弱点がありますので、雨の日の発送や長期間の保存が必要な場合は、内側のビニール包装をしっかりすることが大切です。

種類3: 「ミラマット・ウレタン」は精密機器やガラスに最適

ミラマット（発泡ポリエチレンシート）やウレタンシートは、プチプチと並んで非常に優秀な緩衝材です。

• 特徴: 表面が滑らかで、製品に傷や跡がつきにくいのが最大の特徴です。
• 用途:
  • ガラス製品・鏡: 表面に傷をつけずに包めます。
  • 精密機器・光沢のある金属製品: プチプチの粒跡が残る心配がないため、デリケートな製品の一次包装に使われます。
  • 結露防止: 断熱性が高いため、冬場に結露しやすい商品を包むのにも役立ちます。

緩衝材の種類別用途まとめ表

種類	素材・特徴	最適な用途	主な購入場所
プチプチ（エアキャップ）	気泡入り、高い衝撃吸収性	一般のワレモノ全般、箱の隙間埋め	100均、ホームセンター、通販
紙パッキン	細切り紙、見た目が良い、隙間埋め	ギフト、瓶、雑貨、見た目を重視する梱包	100均、通販、手芸店
ミラマット/ウレタン	発泡ポリエチレン、跡が残りにくい、耐水性	ガラス、鏡、精密機器、高級品	ホームセンター、通販（専門業者）
ボーガスペーパー	再生紙、クシャクシャにして使う	大量の隙間埋め、コスト最優先の梱包	通販（業務用）、ホームセンター

梱包のプロが教える！緩衝材を節約する裏技と代用品

頻繁に荷物を送るようになると、緩衝材のコストもバカになりませんよね。ここでは、緩衝材のプロ（モモストアスタッフの経験含む）も実践している、コストを抑える裏技や、身近な代用品の使い方をご紹介します。

新聞紙を丸めて詰める時の「形」の作り方

緩衝材の代用品として最も手軽で優秀なのが新聞紙です。ただし、ただ丸めて詰めるだけでは十分な効果が得られません。ポイントは、「箱の隅にしっかりフィットさせる」ことです。

効果的な詰め方

1. 新聞紙を広げる: 1日分程度の新聞紙をざっと広げます。
2. クシャクシャに丸める: 全体を一度、両手で思いっきりクシャクシャに丸めます。この「クシャクシャの空気層」が衝撃を吸収します。
3. 箱に合わせて成形: 丸めた新聞紙を、箱の底、または隙間に押し込み、荷物が動かないよう壁を作るイメージで成形します。
4. 荷物を置く: 新聞紙の壁と底に荷物を置き、残りの隙間に同じように丸めた新聞紙を詰めます。

特に、荷物の角や箱の角には、新聞紙を硬めに丸めたものを当てるようにすると、落下時の衝撃から守りやすくなりますよ。

広告チラシや古着・タオルを代用する際の注意点

新聞紙がない場合は、広告チラシや古着・タオルも立派な緩衝材になりますが、いくつか注意点があります。

広告チラシ

• 新聞紙よりも紙が硬く、クッション性が低めです。その分、箱の中で荷物を「固定する」用途に向いています。
• カラーインクが多いため、水濡れなどで商品に色移りしないよう、必ずビニール袋などで包んでから使いましょう。

古着・タオル

• 非常に高い緩衝性がありますが、衣類を送っていると間違われないように、梱包材であることがわかるようにメモを添えると親切です。
• 相手が不快にならないよう、必ず洗濯済みの清潔なものを使用してください。
• 小さなアクセサリーなどを包むと、受け取った側が緩衝材と一緒に捨ててしまう可能性があるため、目立つ色や柄のタオルを使うなど、工夫が必要です。

梱包材として再利用できる身近なもの

コストを抑えるには、届いた荷物の緩衝材を再利用するのが一番です。

1. プチプチ: きれいに剥がして保管しておけば、何度でも使えます。
2. 紙パッキン: 湿度に注意しつつ、次回のギフト包装まで保管しておきましょう。
3. エアーピロー（空気袋）: 通販の箱によく入っている空気で膨らませた袋です。箱の隙間埋めにはこれ以上ないほど優秀です。

特にエアーピローは、軽量で緩衝性も高いため、捨てる前に再利用することを強くおすすめします。

緩衝材を安く買うなら「まとめ買い」がおすすめの理由

「一度に使う量は少ないけど、毎月何回か発送する」という方は、「まとめ買い」に切り替えるだけで、緩衝材にかかるコストを大幅に削減できます。最初は高く感じても、長期的に見ると圧倒的に得になりますよ。

ロール単位で購入する際の単価メリット

緩衝材のプチプチは、100円ショップのシートタイプと、通販のロールタイプを比較すると、面積あたりの単価が2倍以上違うことも珍しくありません。

例として、以下の比較を見てみましょう。

商品	価格	サイズ	1㎡あたりの単価
100均のシート	110円	0.09㎡ (30cm×30cm×10枚)	約1,222円
通販のロール	1,980円	12㎡ (1.2m×10m)	約165円

ご覧の通り、単価が約7分の1になる計算です。発送頻度が高ければ高いほど、ロール単位での購入が経済的であることは明らかです。

保管場所の確保と湿気対策

まとめ買いの最大の壁は「保管場所」ですが、これはアイデア次第で解決できます。

• 吊るす収納: ロール状の緩衝材は、S字フックなどを使って、クローゼットの端やガレージの天井から吊るすと、床面積を取らずに保管できます。
• 湿気対策: 湿気はプチプチや紙パッキンの劣化（クッション性の低下）につながります。特に梅雨の時期などは、緩衝材全体をビニールで覆い、除湿剤を近くに置くなどの対策をしてください。

少しの工夫で、安くて大容量の緩衝材を快適にストックできますよ。

緩衝材を購入する前の注意点とよくある質問

緩衝材を探す前に、ちょっとした知識を持っておくだけで、「買って失敗した…」という事態を避けることができます。特に、発送サイズに関わる部分は要注意です。

緩衝材の「厚み」はどのくらい必要？

A. 緩衝材の厚みは、「荷物を落とした時の衝撃を吸収し、元の厚みに戻る余裕」があるかどうかが重要です。

• 精密機器・ガラス: 荷物と箱の間に、最低でも2cm〜3cmの緩衝材の層を作るのが理想です。プチプチなら、3重〜5重に巻くイメージです。
• 本・衣類など: 傷防止が主目的なら、プチプチ1重、または薄いシートで十分です。

ただし、メルカリなどで定形外郵便やクリックポストなどの「規格内」で送る場合は、厚みで送料が変わってしまうため、緩衝材の厚さを調整する必要があります。特に、郵便局で販売しているゆうパケットポスト専用箱を使う際は、厚み3cmを絶対に超えないように注意しましょう。

緩衝材に色付きは意味がある？

A. 透明なプチプチが主流ですが、黒やピンク、水色などの色付き緩衝材も販売されています。これらは、機能的な違いはほとんどありませんが、以下のようなメリットがあります。

• 中身の目隠し: 黒い緩衝材は、中身を透けさせたくない場合に便利です。
• 特別感の演出: ラッピングやギフトとして送る際、商品の色やテーマに合わせて色を選ぶことで、受け取った方に特別感を演出できます。
• 識別: 倉庫などで資材を区別するために、色付きの緩衝材を使っているプロの業者もいます。

価格は透明なものより少し高くなることが多いですが、こだわりたい方はぜひ試してみてください。

持ち込みと通販、どちらがお得？

A. これは「どのくらいの量が必要か」によります。

• 少量・緊急時: 100円ショップやコンビニでの持ち込み購入がお得です。移動時間やガソリン代などの見えないコストを考えても、手軽さが勝ります。
• 大量・定期利用: 通販が圧倒的にお得です。特に送料無料の業者を選ぶか、梱包資材専門店の通販などでまとめ買いをすることで、単価を最小限に抑えられます。

「月1回以上は緩衝材を使う」という方は、通販に切り替えることをおすすめします。

モモストアが厳選！おすすめの緩衝材通販サイト3選

最後に、モモストアがこれまでの経験から「ここなら間違いない」とおすすめできる、優秀な緩衝材を扱う通販サイトの選び方と、注目すべきポイントをご紹介します。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで販売されている商品を探す際の参考にしてください。

専門店の強み：サイズオーダーやオーダーメイド

一般的な通販サイトでも、専門業者が運営するストアを見つけることができます。これらの専門業者ストアの最大の強みは、サイズオーダーやオーダーメイドができることです。

• 例: 「幅35cmのプチプチが5mだけ欲しい」「自作の箱に合わせたサイズの紙パッキンが欲しい」といった、細かいニーズにも応えてくれます。
• 注意点: オーダーメイドはロット（最小注文数）が設定されていることが多いため、個人の利用では割高になる可能性もあります。まずは既製品の中で最も近いサイズを探すことから始めましょう。

Amazon・楽天市場で評価の高い「優良ストア」の見つけ方

大手通販サイトで失敗なく緩衝材を購入するには、「優良ストア」を見極めることが重要です。

1. レビューの数と評価: 評価が4.5以上で、レビュー数が数百件以上あるストアは信頼性が高いです。特に「リピート購入」のコメントが多いストアは、品質に安定性があります。
2. 「梱包資材」「包装用品」専門: 衣類や食品など、他のジャンルの商品を扱わず、梱包資材だけを専門に扱っているストアは、品揃えも豊富で質問への対応も的確なことが多いです。
3. 「送料無料」ラインの確認: 緩衝材はかさばるため、送料が高くなりがちです。〇〇円以上で送料無料、というラインを把握し、必要な分をまとめて購入することで、トータルコストを抑えましょう。

特にプチプチや紙パッキンのような消耗品は、一度良いストアを見つけたら、「お気に入り」や「ブックマーク」に登録して、毎回そこから購入するのがおすすめです。

この記事でご紹介した通り、緩衝材は様々な場所で手に入ります。お近くのホームセンターのオンライン在庫をチェックしたり、Amazonで評価の高いロールをポチったり、ご自身の状況に合わせて最適な緩衝材を手に入れてくださいね。安全で丁寧な梱包で、大切な荷物を送りましょう！

緩衝材の口コミなども確認して、さらに深掘りしたい場合はいつでもご相談ください！

【まとめ】緩衝材購入の最終チェックリスト

最後に、この記事の重要ポイントを簡潔にまとめます。

購入場所の選び方

• 少量/緊急時: 100円ショップ、コンビニ、郵便局。
• 大量/低コスト: 通販サイト（Amazon, 楽天など）、ホームセンター（カインズ, コーナンなど）。

緩衝材の種類と使い分け

• プチプチ: 一般的な衝撃吸収。粒の大小で使い分ける。
• 紙パッキン: ギフト、見た目重視。湿気に注意。
• ミラマット: 傷防止、精密機器、光沢品。

コスト削減のコツ

• 再利用: 届いた荷物のエアーピローやプチプチは必ず保管。
• 代用品: 新聞紙はクシャクシャにして箱の隅にしっかり詰める。
• 通販: ロール単位の「まとめ買い」で単価を大幅に下げる。

この情報が、皆さんの梱包ライフの一助となれば幸いです。安心安全な梱包で、素敵な商品や気持ちを届けてくださいね。