ボタン電池はどこで売ってる?急ぎの時に役立つ販売店と種類を徹底解説!
突然リモコンが動かなくなった、子どものおもちゃの電池が切れた、車のキーレスエントリーの反応が鈍くなってきた…
日常生活で「あ、ボタン電池が必要だ!」となる瞬間は意外と多いですよね。
でも、いざ買いに行こうとすると、「どこに売ってるの?」「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない!」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
このページでは、モモストアがボタン電池が買える場所を、緊急度や求める種類に応じて徹底的に解説します。
コンビニ、100均、ドラッグストアなど、それぞれのメリット・デメリットを分かりやすく比較。
さらに、CRやSRなど、記号だらけで分かりにくいボタン電池の正しい選び方までご紹介しているので、もう二度と電池選びで失敗することはありませんよ!
・【超定番】100円ショップ(ダイソー・セリア)での取り扱い状況
・ドラッグストア(マツキヨ・スギ薬局など)は意外と穴場?
・コンビニエンスストア(セブン・ファミマ・ローソン)での購入は割高?
・家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラ)は専門的な種類が揃う
- ボタン電池の主な種類と記号の意味をまず理解しよう
- 【超定番】100円ショップ(ダイソー・セリア)での取り扱い状況
- ドラッグストア(マツキヨ・スギ薬局など)は意外と穴場?
- コンビニエンスストア(セブン・ファミマ・ローソン)での購入は割高?
- 家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラ)は専門的な種類が揃う
- ホームセンター(カインズ・DCMなど)のバッテリーコーナーをチェック
- スーパーやディスカウントストア(ドンキ・イオン)の品揃え
- ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)でのメリットとデメリット
- 急に必要になった時のための「最終手段」と営業時間
- ボタン電池の正しい選び方:交換したい電池と完全に一致させること
- 種類がわからない時の対処法と互換性について
- ボタン電池を長持ちさせる保管方法と交換時の注意点
ボタン電池の主な種類と記号の意味をまず理解しよう

ボタン電池を探しに行く前に、まず知っておきたいのがその「種類」です。
ボタン電池には主に3つの大きなタイプがあり、それぞれ使われている素材や電圧、用途が全く異なります。
これを間違えると、機器が動かないどころか、故障の原因にもなりかねないので、電池の選び方の基礎としてしっかり押さえておきましょう。
最もポピュラーな「CR」リチウム電池
おそらく皆さんが最もよく目にするのが「CR」と書かれたリチウムコイン電池です。
この「CR」は、主に二酸化マンガンリチウムが使われていることを示しています。
特徴はなんといっても「高電圧(3V)」と「長寿命」であること。
車のキーレスエントリー、パソコンのバックアップ電源、電子手帳、薄型のLEDライトなど、高い電圧が必要で、かつ頻繁に交換できない機器によく使われます。
特に「CR2032」や「CR2016」といった型番は、コンビニや100円ショップでも必ずと言っていいほど置いてある超定番商品です。
時計などに使われる「SR」酸化銀電池
腕時計や補聴器、医療機器など、精密機器に使われることが多いのが「SR」と書かれた酸化銀電池です。
「SR」は酸化銀が使われていることを示し、電圧は1.55Vと低めですが、放電特性が安定しているのが最大のメリット。
つまり、電池が切れる直前まで安定した電圧を供給できるため、正確な動作が求められる時計に最適なのです。
もし腕時計の電池交換が必要な場合は、迷わずこのSRタイプを探しましょう。
ただし、CRに比べるとコンビニなどでの取り扱いは少なく、家電量販店や時計店での購入が基本になります。
安価で広く使われる「LR」アルカリボタン電池
「LR」はアルカリマンガン電池のことで、電圧は1.5Vです。
おもちゃ、電卓、小型のリモコンなど、比較的消費電力が少なく、安価に済ませたい機器によく使われます。
LRのメリットは、なんといってもコストパフォーマンスの良さ。
100円ショップでも複数個入りで売られていることが多く、手に入りやすいのが魅力です。
ただし、LRは電池が減るとともに電圧も低下していくため、精密機器や時計には不向きです。
もし使いたい機器が「LR」を指定している場合は、必ずLRを購入してくださいね。
これらの主要な3種類をまとめると、以下の表のようになります。
| 記号 | 種類 | 電圧 | 主な用途 | 販売場所の傾向 |
| CR | リチウム電池 | 3V | キーレス、PC、電子機器 | 広範囲(コンビニ、100均、家電) |
| SR | 酸化銀電池 | 1.55V | 腕時計、精密機器、補聴器 | 専門的(家電、時計店、ドラッグストアの一部) |
| LR | アルカリ電池 | 1.5V | 電卓、おもちゃ、小型リモコン | 広範囲(100均、ドラッグストア、スーパー) |
このように、ボタン電池は見た目が似ていても中身が全く違うため、交換する際は必ず元の電池に書かれている記号(CR, SR, LR)と数字(2032, 44, 1130など)をメモしていくか、写真に撮っていくことを強くお勧めします。
【超定番】100円ショップ(ダイソー・セリア)での取り扱い状況
「安く済ませたい」「とりあえず今すぐ手に入ればいい」という方に、まず選択肢として上がるのが100円ショップです。
ダイソーやセリアといった大手100円ショップは、ボタン電池の取り扱いも非常に充実しており、多くの方が利用しています。
100円ショップで買えるボタン電池の種類と価格
100円ショップで主に取り扱われているのは、先ほど解説した中でも最もポピュラーな「CR」と「LR」の2種類です。
特に「CR2032」や「CR2016」といった定番品は、ほぼ確実に見つけることができます。
価格はもちろん100円(税込110円)です。この価格帯で手に入るのは非常に魅力的ですが、ここで重要なのが「入っている個数」です。
CRタイプは1個入り、LRタイプは2〜4個入りで販売されていることが一般的です。
例えば、LR44を4個使いたい場合、100円ショップなら110円で済むため、他の店舗と比べても圧倒的な安さになります。
ただし、SRタイプ(腕時計用)などの専門的な種類は、ほとんどの店舗で取り扱いがないので注意が必要です。
また、パッケージに「LR」としか書いていない場合でも、型番(LR44など)をしっかり確認して、必要なものと間違いないかチェックしましょう。
| 店舗 | 取り扱い傾向 | 価格帯 | 注意点 |
| ダイソー | CR・LRの定番品が豊富 | 110円(1個または複数個) | 品質は十分だが、有名メーカー品は少ない |
| セリア | CR・LRの定番品が中心 | 110円(1個または複数個) | 店舗によっては品揃えにバラつきがある |
| キャンドゥ | CR・LRの定番品が中心 | 110円(1個または複数個) | キーホルダー型ライトなどとセット販売されていることも |
【裏ワザ】100円ショップでのボタン電池の探し方
100円ショップは売り場が広いので、「どこに電池があるかわからない!」となることも。
電池コーナーは、主に以下の場所のいずれかにある可能性が高いです。
- レジ横の消耗品コーナー(万引き防止のため、レジに近いことが多い)
- 電球・ライトなどの照明器具コーナー
- 工具・DIY用品のコーナー(ドライバーなどと一緒に陳列されている)
もし見つからなければ、迷わず店員さんに「ボタン電池はどこですか?」と尋ねるのが一番早いです。
急ぎの時は、まず近所の100円ショップに駆け込むのが、安く手に入れるための最も効率的な方法と言えるでしょう。
ドラッグストア(マツキヨ・スギ薬局など)は意外と穴場?
「100円ショップより少し品質の良いものが欲しい」「急いでいるけど、自宅や職場から一番近いのがドラッグストアだ」という場合、ドラッグストアは非常に強力なボタン電池の購入場所になります。
医薬品や日用品のイメージが強いかもしれませんが、ボタン電池のような消耗品はしっかりと取り扱っていることがほとんどです。
ドラッグストアのメリット:有名メーカー品が手に入る
ドラッグストアの大きなメリットは、パナソニックやソニー、マクセルといった信頼性の高い有名メーカー製のボタン電池が手に入りやすいという点です。
100円ショップの電池でも基本的な使用に問題はありませんが、精密機器や高価な機器には、安心できるメーカーのものを使いたいという方もいるでしょう。
ドラッグストアなら、そうしたニーズに応える高品質なボタン電池が揃っています。
取り扱い種類も豊富で、定番のCR2032はもちろん、一部の店舗ではSRタイプ(腕時計用)も置いていることがあります。
特に、補聴器や体温計など医療機器に関わる消耗品を広く扱う店舗では、SRやPR(空気電池)なども見つけられる可能性が高まります。
価格は100円ショップよりは高くなりますが、品質と安心感を買うと思えば納得できるレベルです。
| 店舗例 | 取り扱い種類 | 特徴 |
| マツモトキヨシ | CR、LR、一部SR | ポイントがたまる。消耗品コーナーが充実。 |
| スギ薬局 | CR、LR、一部SR・PR | 調剤薬局併設店は補聴器関連電池があることも。 |
| ウェルシア | CR、LRが中心 | 24時間営業の店舗があり、深夜の急なニーズに対応可能。 |
| ハックドラッグ | CR、LR、一部SR | 駅前など立地の良い店舗が多く、アクセスしやすい。 |
電池コーナーの場所と探す時のコツ
ドラッグストアでのボタン電池の陳列場所は、主に以下の2パターンです。
- レジ付近のカウンター横: 防犯上の理由から、小型の高額商品や消耗品が置かれていることが多いです。
- 日用品のコーナー: 乾電池や電球など、他のバッテリー類と一緒にまとめて陳列されています。
急いでいる場合は、レジ横をまずチェックし、なければ乾電池が並んでいる棚をじっくり探してみてください。
もし見つからない場合でも、薬剤師さんや店員さんがいるため、尋ねやすいのもドラッグストアの利点です。
モモストアの経験上、大型のドラッグストアほど、ボタン電池の専門的な種類(SRやPR)の在庫がある傾向にあります。
近所のドラッグストアの品揃えを一度チェックしておくと、いざという時に困りませんよ。
コンビニエンスストア(セブン・ファミマ・ローソン)での購入は割高?
「今すぐ!」「深夜でも!」「とにかく手ぶらで帰れない!」という緊急事態に、私たちの強い味方となってくれるのがコンビニエンスストアです。
セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといった主要なコンビニは、私たちの生活を支えるインフラとして24時間営業しています。
コンビニで買える種類と価格のリアル
コンビニで確実に取り扱いがあるのは、汎用性の高い「CR」タイプ、特に「CR2032」です。
このCR2032は、車のキー、パソコン、小型電子辞書など、幅広い機器に使われているため、コンビニでも最優先で在庫が確保されています。
一方、「LR」や「SR」といった種類は、ほとんどの店舗で取り扱いがない、またはごく一部の型番(例:LR44)しかないことが一般的です。
腕時計の電池交換を急いでいる場合は、コンビニに頼らず、他の店舗を探すことを強くお勧めします。
価格については、正直に言って、他の店舗に比べて割高になります。
100円ショップが110円(1個〜複数個)で提供しているのに対し、コンビニでは同じCR2032が300円〜500円程度で販売されていることが多いです。
これは、コンビニが「緊急時の利便性」を提供しているためであり、価格は高くなりますが、真夜中に手に入るという価値を考えれば納得のいく価格設定と言えるでしょう。
もし急ぎでなければ、昼間に100円ショップやドラッグストアで購入するのが賢明です。
コンビニは「CR2032」を急いで手に入れたい時の救世主
「車のキーの電池が切れそう!」「明日の朝までにどうしても必要なんだ!」
そんな時にコンビニは真価を発揮します。
全国どこにでもあり、24時間いつでも開いているという利便性は、他の追随を許しません。
- 深夜や早朝の急な電池切れに対応できる
- 駅前や幹線道路沿いなど、アクセスが良い場所にある
- 在庫はCR2032など「定番中の定番」に絞られているので、探しやすい
コンビニでの電池の陳列場所は、ほとんどがレジのすぐ後ろの棚か、カウンターの横の消耗品コーナーです。
お店に入ってすぐに目につく場所にあるので、迷うことは少ないでしょう。
もし、あなたが探している電池がCR2032で、なおかつ時間がない場合は、迷わず最寄りのコンビニに向かってください。
ただし、前述の通り、価格は高めなので、あくまで緊急時の利用に限定するのがベストです。
家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラ)は専門的な種類が揃う
ボタン電池の種類が特殊でどこにも見つからない場合や、「どうせ買うなら高性能で信頼できるメーカー品をまとめ買いしたい」という場合は、迷わず家電量販店を訪れるべきです。
ヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダ電機といった大手家電量販店は、ボタン電池に関するあらゆるニーズを満たしてくれる専門店です。
あらゆる種類が手に入る「電池のデパート」
家電量販店の電池コーナーは、まさにボタン電池のデパートです。
ここでは、CR、LR、SRの主要3種類はもちろん、他の店舗ではなかなか見つからない特殊な型番や、補聴器用のPR(空気電池)も豊富に揃っています。
たとえば、SR電池だけでも、SR626SW、SR927SWなど、非常に細かい型番まで在庫していることが多く、腕時計の電池交換で困ることはありません。
また、ボタン電池以外にも、カメラやゲーム機など特殊な機器に使われるリチウム電池(CR123Aなど)も手に入ります。
もし、「この型番、どこにも売ってない!」と困ったら、最後の砦として家電量販店を頼りにしましょう。
| 量販店 | 品揃えの特徴 | 購入メリット |
| ヨドバシカメラ | 全種類、全メーカーの取り扱い | ポイント還元率が高く、実質的な価格がお得。 |
| ビックカメラ | 全種類、特にカメラ関連の電池に強い | 駅前店舗が多く、仕事帰りなどにも立ち寄りやすい。 |
| ヤマダ電機 | CR、LRが中心だが、大型店はSRも豊富 | 全国のロードサイド店が多く、車でのアクセスが良い。 |
価格と専門スタッフのアドバイス
価格帯は、コンビニよりは安く、ドラッグストアと同等か少し安いくらいの価格設定が多いです。
特に、家電量販店はポイント還元率が高い場合が多いため、実質的な購入価格は他の店舗よりもお得になる可能性があります。
そして何より、家電量販店の最大のメリットは、「専門知識を持ったスタッフに相談できる」という点です。
「このおもちゃの電池を交換したいんだけど、どれを選べばいい?」と、現物や型番の写真をスタッフに見せれば、最適な電池を的確にアドバイスしてもらえます。
型番がどうしてもわからない、互換性について不安があるという方は、安心と専門的なアドバイスを求めて家電量販店を選ぶのが最善です。
在庫検索も非常に便利で、多くの家電量販店は、ウェブサイト上で特定の型番のボタン電池が、どの店舗に在庫があるかをリアルタイムで検索できるサービスを提供しています。
お店に行く前に、ヨドバシカメラのサイトなどで在庫状況を確認しておくと、無駄足にならずに済みますよ。
ホームセンター(カインズ・DCMなど)のバッテリーコーナーをチェック
DIY用品、園芸用品、日用品など、生活に必要なものが何でも揃うホームセンターも、ボタン電池を購入する際の有力な選択肢の一つです。
特に、郊外にお住まいで車でのアクセスが便利な方にとっては、大型のホームセンターは非常に頼りになります。
ホームセンターの強み:大容量セットやDIY用電池
ホームセンターのバッテリーコーナーは、乾電池や充電池といった大型の電池がメインですが、その隣には必ずボタン電池のコーナーも設けられています。
ホームセンターの大きな特徴は、「業務用」や「大容量のセット」での販売が多いという点です。
例えば、CR2032を10個、20個といった単位でパック販売していることがあり、大量に消費する方や、ストックしておきたい方には非常に魅力的です。
価格も、家電量販店やコンビニと比較して、単価で見ると割安になる傾向があります。
取り扱い種類については、CRやLRの汎用的な型番が中心ですが、一部の大型ホームセンターでは、工具や計測機器に使われる特殊なSR電池や、小型のリチウム電池も扱っています。
例えば、電動ノギスやレーザー測定器などに使われる電池は、工具コーナーの近くに陳列されていることもあるので、通常の電池コーナーで見つからなかった場合は、そちらも探してみましょう。
| 店舗例 | 取り扱い傾向 | メリット | 探す場所 |
| カインズ | CR、LRの定番品。大容量パックあり。 | オリジナルの低価格電池がある。 | レジ付近、または照明・電材コーナー。 |
| DCM | CR、LRが中心。工具用電池あり。 | DIY関連の特殊な電池も同時に見つけやすい。 | バッテリーコーナー、または工具コーナー。 |
| コーナン | CR、LRの定番品が充実。 | 生活用品全般が揃うため、ついで買いに便利。 | 電球・照明の棚。 |
広大な売り場で迷わないためのヒント
ホームセンターは売り場が広大なので、電池コーナーまでたどり着くのが大変なこともあります。
一般的にボタン電池は、「電球・蛍光灯などの照明器具コーナーの近く」か、「乾電池や延長コードなどが集まっている電材コーナー」に陳列されていることが多いです。
また、小型のボタン電池は万引き防止のため、鍵のかかったガラスケースの中に陳列されていることもあるので、見当たらない場合は店員さんに声をかけてみてください。
ホームセンターは、他の買い物ついでにボタン電池も手に入れたいという方や、大量にストックしたいという方に最適な購入場所と言えるでしょう。
ただし、深夜の急なニーズには対応していないので、営業時間には注意が必要です。
スーパーやディスカウントストア(ドンキ・イオン)の品揃え
日々の食料品や生活雑貨を買いに行くスーパーやディスカウントストアでも、ボタン電池は手に入ります。これらの店舗は「ついで買い」の利便性が非常に高いのが特徴です。
ディスカウントストアのドン・キホーテは種類も豊富
ディスカウントストアの代表格であるドン・キホーテは、その豊富な品揃えと低価格で知られています。
ボタン電池のコーナーも例外ではなく、CRやLRの定番品はもちろん、一部の店舗ではSRや特殊な型番も販売されていることがあります。
特に、ドン・キホーテは小型のデジタルガジェットやおもちゃの取り扱いが多いため、それらに使われる電池も充実している傾向にあります。
価格もディスカウント価格で提供されていることが多く、安く手に入れたい場合に狙い目です。
ドン・キホーテでのボタン電池の場所は、他の乾電池と一緒の「家電・PC周辺機器コーナー」か、またはおもちゃやライトなどが集まる「雑貨コーナー」のどちらかを探してみると見つかりやすいでしょう。
ただし、店舗によって陳列場所が大きく異なるため、見つからなければすぐに店員さんに尋ねることをお勧めします。
イオンやイトーヨーカドーなどのスーパーは定番品が中心
イオンやイトーヨーカドーといった総合スーパーでも、ボタン電池は取り扱われています。
これらのスーパーでは、「一般家庭で最もよく使われるもの」に特化した品揃えになっています。
つまり、CR2032やLR44などの超定番品は確実に見つかりますが、SRや特殊な型番はほとんど期待できません。
スーパーでの電池コーナーは、主に以下の場所で見つかります。
- 日用品や洗剤が並ぶ消耗品コーナー
- レジ横のカウンター(急なニーズに対応するため)
- おもちゃ売り場(LRタイプが多い)
スーパーのメリットは、食料品の買い物ついでにサッと購入できることと、有名メーカーの電池が適正価格で販売されていることです。
もし、ご自身が探している電池がCRやLRの定番品であれば、いつものスーパーで買い物リストに追加するのが最も手間のかからない方法でしょう。
スーパーの営業時間は、一般的に夜9時〜10時頃までですが、大型モール内の店舗であれば、もう少し遅くまで営業していることもあります。
ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)でのメリットとデメリット
ここまで実店舗での購入場所を紹介してきましたが、ボタン電池の購入において、ネット通販は今や外せない存在です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトを利用することで、実店舗にはない大きなメリットを享受できます。
ネット通販の最大のメリット:種類と価格の圧倒的な優位性
ネット通販のメリットは、以下の3点に集約されます。
- 圧倒的な種類の多さ: 実店舗ではまず見つからないような超マイナーな型番や、古い機器に使われる特殊な電池も簡単に見つかります。SR、PRといった専門性の高い電池も、在庫切れの心配がほとんどありません。
- 価格の安さ: 特に大量購入(バルク品)やセット購入の場合、実店舗の単価を大きく下回ります。まとめ買いをしてストックしておきたい方には、断然ネット通販がお得です。
- 比較のしやすさ: メーカーや価格、レビューを自宅にいながらにして比較検討できます。どのメーカーが信頼できるか、どの販売店が安いかを一目で判断できます。
モモストアとしても、急ぎでなければ、ネット通販でのまとめ買いを最も推奨しています。特にCR2032などは、いつか必ず使うことになるので、安いうちに購入しておくのが賢明です。
デメリット:緊急時には間に合わない
一方で、ネット通販の最大のデメリットは、「すぐに手に入らない」という点です。
Amazonプライムなどの当日配送サービスを利用しても、最短で数時間、通常は翌日以降の到着となります。
「今すぐリモコンを使いたい」「今すぐ車のキーの電池を交換したい」といった緊急時には、実店舗に勝るものはありません。
また、ネット通販で購入する際は、以下の点に注意が必要です。
- 信頼できる販売元を選ぶ: あまりにも安すぎるノーブランド品は、すぐに電池が切れたり、液漏れを起こす危険性もあります。レビュー評価の高い、信頼できる販売元を選びましょう。
- 型番を再度確認: ネットで注文する際、手軽さゆえに型番を間違えやすいです。注文確定前に、必ず元の電池の型番と、購入する商品の型番が完全に一致しているか確認してください。
購入時には、以下のボタンからAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングをチェックしてみてください。豊富な種類と価格の安さに驚くはずです。
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急に必要になった時のための「最終手段」と営業時間
「真夜中に電池が切れた」「旅行先で急に必要になった」など、通常の店舗が使えない場合の「最終手段」を知っておくと、焦らずに対処できます。
最終手段①:コンビニエンスストアを諦めない
先ほども解説しましたが、深夜や早朝の緊急時には、やはり24時間営業のコンビニが唯一の選択肢となります。
もし探している型番(例:SRや特殊なLR)がなくても、CR2032など、手に入るもので代用できないかを確認するだけでも価値があります。
たとえば、おもちゃ用のLRが切れても、CRが一時的に使える場合もあります(電圧の違いには注意が必要ですが、応急処置として)。
【営業時間のまとめ(急ぎの場合)】
| 店舗 | 営業時間 | 緊急度 |
| コンビニ(セブン・ローソンなど) | 24時間営業 | 最高(深夜・早朝) |
| ドラッグストア(一部) | 9時〜24時(一部24時間) | 高(夜間) |
| スーパー・ホームセンター | 9時〜22時頃 | 中(日中) |
| 家電量販店 | 10時〜21時頃 | 低(計画的な購入) |
最終手段②:大型駅や空港の店舗を探す
出先で困った場合は、大型駅や空港の売店やドラッグストアを探してみてください。
特に新幹線停車駅や主要路線の乗り換え駅には、早朝から深夜まで営業している小型のコンビニやドラッグストアが入っていることが多いです。
また、空港のターミナル内には、旅行者が忘れがちな消耗品を扱う店舗が集まっているので、意外とボタン電池の在庫がある可能性が高いです。
そして、地域の小さな電気屋さんや時計屋さんも、実は隠れたボタン電池の宝庫です。
品揃えは少ないかもしれませんが、SRなどの専門的な電池は確実に取り扱っていますし、店主さんに相談すれば交換までしてもらえることもあります。
スマホで「ボタン電池 近くの店」と検索して、通常のチェーン店以外も探してみるのがおすすめです。
緊急時には、まず冷静になり、「CR2032であればコンビニ」「SRであれば家電量販店や時計店」という基本ルールを思い出して行動してくださいね。
ボタン電池の正しい選び方:交換したい電池と完全に一致させること
ボタン電池を購入する際、最も重要なのは「完全に同じ型番」を選ぶことです。
「なんとなくサイズが同じだから大丈夫だろう」という安易な考えは、機器の故障や電池の寿命を縮める原因になりかねません。
ここでは、電池選びで失敗しないための具体的なチェックポイントを解説します。
型番の「記号」と「数字」を徹底的に確認
ボタン電池の型番は、大きく分けて「記号」と「数字」の組み合わせでできています。
- 記号(CR、SR、LRなど): 電池の素材と電圧を示します。
- 数字(2032、44、626など): 電池のサイズを示します。(例:CR2032なら、直径20mm、厚さ3.2mm)
例えば、車のキーに使われている「CR2032」を交換する場合、「CR」と「2032」の両方が完全に一致しているものを選ばなければなりません。
CRをLRに変えてしまうと、電圧が3Vから1.5Vに下がり、キーが動作しなくなったり、動作が不安定になったりします。
また、数字が2032から2016に変わると、厚さが3.2mmから1.6mmに変わり、接触不良を起こして機器が動作しません。
特に、老眼などで文字が見えにくい場合は、必ずスマホのカメラで拡大写真を撮るなどして、型番を正確に読み取りましょう。
| チェック項目 | 確認すべきこと | 間違った場合の影響 |
| 記号(CR/SR/LR) | 電圧(3V/1.55V/1.5V)と素材 | 動作不良、故障、電池寿命の短縮 |
| 数字(サイズ) | 直径と厚さ | 接触不良、蓋が閉まらない、機器の破損 |
互換性の問題:SRとLRは基本的に別物
稀に、「SR電池の代わりにLR電池が使える」といった情報を見かけることがありますが、これは基本的に間違いです。
確かにサイズが同じ型番(例:SR44とLR44)は存在しますが、前述の通り、電圧の安定性が全く異なります。
腕時計などの精密機器でLRを使うと、時間が狂いやすくなったり、電池が急激に切れたりする原因になります。
もし、元の電池がSRであれば、必ずSRを、LRであればLRを選ぶようにしてください。
特に腕時計は、高価なものも多いため、SR以外の電池は絶対に使わないようにしましょう。
迷ったら、電池のパッケージに「〇〇互換」などと記載されている商品を選ぶか、家電量販店のスタッフに相談するのが一番確実です。
種類がわからない時の対処法と互換性について
「交換したい電池を捨ててしまった」「型番が削れて読めない」など、交換前の電池の型番がどうしてもわからない場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか?
焦らず、いくつかの方法で型番を特定することができます。
対処法①:機器の取扱説明書をチェック
最も確実なのは、電池を使っている機器の取扱説明書を確認することです。
説明書には、必ず使用する電池の型番が記載されています。
説明書を紛失した場合でも、メーカーの公式ウェブサイトで「製品名+取扱説明書」と検索すれば、PDFファイルで見つかることがほとんどです。
これが、型番を特定する上での最優先事項です。
例えば、CASIOの時計であればカシオの公式サイト、任天堂のおもちゃであれば任天堂のサポートページをチェックしてみましょう。
対処法②:電池の寸法を測る
取扱説明書も見つからなかった場合は、残っている電池の寸法を測るしかありません。
ボタン電池の型番の数字は、以下の法則に基づいています。
【CR電池の型番法則】
最初の2桁:直径(mm)
後ろの2桁:厚さ(0.1mm)
例:CR2032 → 直径20mm、厚さ3.2mm
例:CR1616 → 直径16mm、厚さ1.6mm
【LR・SR電池の型番法則】
こちらは少し複雑ですが、主な型番のサイズは以下の通りです。
- LR44 / SR44:直径11.6mm、厚さ5.4mm
- LR41 / SR41:直径7.9mm、厚さ3.6mm
- SR626SW:直径6.8mm、厚さ2.6mm
ノギスがあれば正確に測れますが、なければ定規で直径を測り、厚さについては、メジャーな型番のサイズ表と見比べて推測します。
寸法がわかれば、あとはCR/SR/LRの記号を推測するだけです。
機器が腕時計ならSR、おもちゃや電卓ならLR、キーレスや薄型機器ならCRと判断できます。
最後に、念のため購入前にAmazonなどの商品ページで寸法を確認し、間違いないか再チェックしましょう。
互換電池の利用について
互換電池とは、「型番は違うが、電圧やサイズが同じで代用できる」とされている電池のことです。
たとえば、SR626SWの代わりにSR626Wが使えるなど、細かい記号が違うだけの互換性は認められることが多いです。
しかし、CRとSR/LRの間のような大きな違いがある電池は、互換性はありません。
特に安い互換品の中には、粗悪なものもあるため、基本的には元の電池と完全に同じ型番の「正規のメーカー品」を使うことを強くお勧めします。
互換電池を選ぶ場合は、信頼できるメーカーの製品のみに限定してください。
ボタン電池を長持ちさせる保管方法と交換時の注意点
ボタン電池は頻繁に交換するものではないからこそ、いざ必要になった時に「ストックの電池も切れてた!」となると困りますよね。
ここでは、ボタン電池を長持ちさせる正しい保管方法と、交換時に気をつけるべきポイントを解説します。
ボタン電池の正しい保管方法
ボタン電池を長持ちさせるために、以下の3つのポイントを守って保管しましょう。
- 直射日光と高温多湿を避ける: 電池は熱に非常に弱いです。車内や窓際など、高温になる場所での保管は厳禁です。また、湿気が多い場所も避けてください。
- パッケージのまま保管する: ボタン電池は、プラス極とマイナス極が接触すると放電してしまいます。
パッケージから出してそのまま引き出しに入れると、他の金属や電池同士が触れて、知らない間に電力が消耗してしまいます。
必ず購入時のパッケージに入れたまま、または専用の電池ケースに入れて保管してください。 - 涼しい場所で保管する: 最適な保管場所は、「冷暗所」です。冷蔵庫での保管も有効ですが、結露を防ぐために、ジップロックなどに入れて密閉し、野菜室など温度変化の少ない場所を選びましょう。
ボタン電池には使用推奨期限があり、リチウム電池(CR)で約10年、酸化銀電池(SR)やアルカリ電池(LR)で約2〜5年程度です。
ストックする際は、パッケージに記載されている期限を確認し、古いものから使うように心がけましょう。
交換作業時の重要な注意点
ボタン電池の交換作業自体は難しくありませんが、いくつかの重要な注意点があります。
- 素手で触らない: ボタン電池の側面や表面の金属部分を素手で触ると、手の脂や汗が付着し、それが原因で接触不良やサビ、さらには短寿命化につながることがあります。
交換作業を行う際は、必ずティッシュペーパーやピンセット、手袋などを使用し、直接触らないように注意してください。 - プラス・マイナスを間違えない: 電池の平らな面がプラス極(+)、反対側がマイナス極(-)です。
機器の表示に従って、正しい向きでセットしてください。間違った向きでセットすると、機器が壊れる原因になります。 - 交換後は蓋を確実に閉める: 特に防水性能を持つ腕時計などの場合、蓋やネジの締め方が緩いと、そこから水や湿気が侵入し、内部が故障します。
確実に、そして均等に蓋を閉めることが重要です。
そして、最も重要なのは、使用済みのボタン電池は絶対に一般ゴミとして捨てないことです。
火災の原因となるため、乾電池と一緒に、家電量販店やホームセンターなどの回収ボックスへ持っていくようにしましょう。
自治体によって回収方法が異なる場合もあるため、念のためお住まいの自治体のルールを確認してから処分してくださいね。

