ローズマリーはどこで買える?生葉・苗・オイルの販売店と最安値も徹底解説!
こんにちは、モモストアです!
今日は、爽やかな香りで料理にもアロマにも大活躍する「ローズマリー」の購入場所について、徹底的に解説していきますね。
ローズマリーって、スーパーで見かけることもあれば、ホームセンターの園芸コーナーにも並んでいますし、アロマ専門店にもありますよね。
でも、いざ「今すぐフレッシュな生葉が欲しい!」とか「おうちで育ててみたいけどどこに売ってるの?」と思ったとき、どこに行けば確実なのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
この記事では、生葉・苗・エッセンシャルオイルという3つの主な形態ごとに、具体的な販売店舗から、ちょっとした裏ワザ、そして気になる最安値情報まで、詳しくご紹介します。
この記事を読めば、もうローズマリー探しに迷うことはありませんよ!
・【生葉・フレッシュ】ローズマリーはスーパーのどこで売っている?
・【苗・鉢植え】ローズマリーを買うならホームセンターが一番のおすすめ!
・【ドライ・スパイス】料理用の乾燥ローズマリーの取り扱い店舗
・ローズマリーのエッセンシャルオイル(精油)が買える専門店と選び方
- ローズマリーが買えるのは生葉・苗・エッセンシャルオイル?用途別に解説!
- 【生葉・フレッシュ】ローズマリーはスーパーのどこで売っている?
- 【苗・鉢植え】ローズマリーを買うならホームセンターが一番のおすすめ!
- 【ドライ・スパイス】料理用の乾燥ローズマリーの取り扱い店舗
- ローズマリーのエッセンシャルオイル(精油)が買える専門店と選び方
- 100円ショップ(ダイソー・セリア)でローズマリーは買える?
- ドラッグストアやコンビニでローズマリーは売ってる?
- ローズマリーの品種と特徴!料理用、観賞用、用途で選ぶポイント
- ローズマリーの栽培に必要なものと初心者が失敗しない育て方
- ローズマリーを一番安く手に入れるための狙い目店舗と購入術
- ローズマリーをネット通販で買うメリットとおすすめサイト(Amazon/楽天/Yahoo!)
- ローズマリーを購入する際にチェックしたい鮮度や品質の見分け方
- ローズマリーの保存方法と日持ちは?フレッシュとドライの違い
- ローズマリーを使ったおすすめの料理レシピと活用法
- ローズマリーは犬や猫に大丈夫?ペットがいる家庭での注意点
- ローズマリーの代用品となるハーブとその他のフレッシュハーブの購入場所
- ローズマリーを枯らさないための冬越しの注意点と剪定のコツ
- 【上級者向け】ローズマリーを挿し木や種から増やす方法
- 【まとめ】ローズマリーの購入で失敗しないための最終チェックリスト
ローズマリーが買えるのは生葉・苗・エッセンシャルオイル?用途別に解説!

まず、ローズマリーを探す前に、自分が「どの形のローズマリーが欲しいのか?」を明確にしておくことが大切です。というのも、ローズマリーは用途によって、売られている場所が全く違うからです。
主な形態は、大きく分けてこの3つになります。
| 形態 | 主な用途 | 主な購入場所 |
| 生葉(フレッシュ) | 肉料理、魚料理、ハーブティー、自家製ハーブオイル | スーパーの野菜・ハーブコーナー、デパ地下、専門の園芸店(切り枝として) |
| 苗・鉢植え | ガーデニング、ベランダ菜園、料理に使う葉を収穫 | ホームセンター、園芸店、100円ショップ(稀)、ネット通販 |
| エッセンシャルオイル(精油) | アロマテラピー、ルームフレグランス、手作りコスメ(化粧水など) | アロマ専門店、ドラッグストア(アロマコーナー)、ネット通販 |
この表を見ていただくと、「料理に使いたいから生葉を探そう!」「お風呂に入れたいからオイルを探そう!」というように、目的と購入場所が紐づきますよね。それぞれの形態で、どこのお店が強いのかを深掘りしていきましょう。
「生葉・フレッシュ」のローズマリーが欲しい!
「今晩の鶏肉料理に使いたい!」「フレッシュなハーブティーが飲みたい!」という場合は、もちろん生葉を探します。生葉は香りが強く、料理の風味付けには欠かせません。
生葉を取り扱っているお店は、主に「食料品を扱うお店」に絞られます。特に、生鮮食品を重視しているスーパーや、デパートの地下食料品売り場は要チェックです。小さなパックに入った状態で、他のフレッシュハーブ(バジル、イタリアンパセリなど)と一緒に並んでいることがほとんどです。
生葉のメリットは、なんといってもその新鮮な香りですが、デメリットとして日持ちしないことが挙げられます。そのため、必要な分だけ購入するようにしましょう。どうしても近くで見つからない場合は、次に紹介する「苗」を購入して、自宅で必要な分だけ収穫するという方法も非常に有効ですよ。
「苗・鉢植え」で育てたい!
ローズマリーは、とても丈夫で育てやすいハーブなので、「常にフレッシュなものを手元に置いておきたい」という方には苗や鉢植えでの購入が断然おすすめです。一度買ってしまえば、あとは水やりと日当たりに気を付けてあげるだけで、どんどん成長してくれます。
苗の販売場所のメインは、やはり園芸専門店やホームセンターです。特に春と秋は、たくさんの品種が並びます。育て方を店員さんに聞けるのも大きなメリットですね。料理用であれば「匍匐性(ほふくせい)」ではなく、上に向かって伸びる「立性(たちせい)」の品種を選ぶと、葉の収穫がしやすくなりますよ。品種選びについては、後ほど詳しく解説します。
「エッセンシャルオイル」で香りを楽しみたい!
「アロマディフューザーで楽しみたい」「手作りの石鹸や化粧水に加えたい」という場合は、エッセンシャルオイル(精油)を購入しましょう。オイルの購入場所は、他の形態とは大きく異なります。
品質にこだわるなら、やはりアロマ専門店が安心です。専門店では、精油のグレードや抽出方法について詳しく説明を受けられますし、テスターで実際に香りを試すことができます。特に、肌に触れるものや飲用を目的としたものを選ぶ際は、信頼できる専門店の情報(Google検索)を参考に、慎重に選ぶようにしてくださいね。
このように、目的によって購入する形態が変わり、それに伴いお店も変わる、ということを覚えておくと、ローズマリー探しがグッと楽になりますよ。
【生葉・フレッシュ】ローズマリーはスーパーのどこで売っている?
料理に使う生葉のローズマリーを探すなら、まずは近所のスーパーをチェックしましょう。しかし、ただのスーパーではなく、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。全てのスーパーで生葉が売られているわけではないからです。
結論から言うと、生葉のローズマリーが売っている可能性が高いスーパーは以下の通りです。
- 高級スーパー・デパ地下系:成城石井、紀ノ国屋、明治屋など
- 大型スーパー:イオン、イトーヨーカドーなど(特に「グルメ」「有機野菜」コーナー)
- 地域密着型スーパー:生鮮食品の品揃えに力を入れている店舗
これらのスーパーでは、バジルやタイムといった他のフレッシュハーブと並んで、小さなプラスチックのパックや袋に入って販売されています。価格帯は、だいたい1パック200円〜400円程度が相場です。大量に使う予定がなければ、このパックで十分間に合うでしょう。
意外と見落としがちなスーパーのハーブコーナー
スーパーの中でローズマリーが置かれている場所は、主に以下の3つのエリアです。
- 野菜売り場の一角(フレッシュハーブコーナー):これが一番多いパターンです。レタスや水菜などの葉物野菜の近くに、専用の棚が設けられています。
- 肉・魚売り場の近く:特にローストビーフや魚の香草焼きのレシピ提案として、肉や魚のパックの近くに置かれていることがあります。
- 輸入食品・調味料コーナー:これはドライハーブのケースですが、まれに生葉もこちらに移動されていることがあります。
初めて行くお店だと分かりにくいですが、店員さんに「フレッシュハーブはどこですか?」と尋ねるのが一番早くて確実です。モモストアの経験上、午後よりも午前中の早い時間に行った方が、品揃えが豊富で新鮮なものを選びやすい傾向にあります。
生葉の最安値を狙うならどこがいい?
もし頻繁にローズマリーを使う予定があるなら、最安値を狙うよりも「自分で育ててしまう」のが長期的に見て一番お得です。苗が数百円で買えて、あとは水と日光だけでほぼ無限に収穫できるからです。
しかし、「今すぐ少量だけ欲しい」という場合の最安値は、「産直市場」や「道の駅」が狙い目です。地元農家さんが育てたものが、スーパーよりも安価で新鮮な状態で売られていることがよくあります。スーパーでの最安値は、特売日などを除くとあまり変動しませんが、産直市場はぜひチェックしてみてください。
また、ご近所に家庭菜園をしている方がいれば、分けてもらうというのも一つの手です。ローズマリーはとてもよく育つので、声をかければ快く分けてくれる方も多いかもしれませんよ。
<生葉のローズマリーが買える具体的な店舗例>
| 店舗カテゴリー | 具体的な店名(例) | 売られている形態 |
| 高級スーパー | 成城石井、紀ノ国屋 | フレッシュ(小パック)、ドライ |
| 大型量販店 | イオン、カルディ(ドライ) | フレッシュ(小パック)、ドライ(スパイス) |
| デパート食料品 | 三越、伊勢丹、高島屋のデパ地下 | フレッシュ(高品質)、ドライ、輸入品 |
カルディなどの輸入食品店では、生葉は取り扱っていませんが、品質の高いドライのローズマリーが手に入ります。用途に合わせてお店を使い分けるのが賢い方法ですね。
【苗・鉢植え】ローズマリーを買うならホームセンターが一番のおすすめ!
ローズマリーを自宅で育てたい、という方にとって、最も有力な購入先は間違いなくホームセンターです。ホームセンターの園芸コーナーは、苗の種類が豊富で、価格もお手頃なのが魅力です。
ホームセンターの圧倒的な品揃えと価格の秘密
カインズ、コーナン、コメリ、DCMといった大手ホームセンターでは、ローズマリーの苗が年間を通して並んでいます。特に春の植え付けシーズン(3月~5月)と秋(9月~10月)には、品種のバリエーションも増え、小さなポット苗から、すぐに飾れるような大きな鉢植えまで、幅広く取り揃えられます。
- 小さなポット苗(9cm〜10.5cm):価格帯は298円〜498円程度で、一番安価です。ここから大きく育てていく楽しみがあります。
- 中鉢(6号鉢など):価格帯は1,000円〜2,000円程度。すぐに料理やアロマに使いたい場合に便利です。
ホームセンターがおすすめな理由は、価格の安さだけではありません。ローズマリーは品種によって見た目や香りがかなり違います。立性の品種(トスカーナブルー、マジョルカピンクなど)や、地面を這うように育つ匍匐性の品種(プロストラータスなど)を実際に見て、自分の育てたい環境や目的に合わせて選べるのが大きな利点です。料理によく使うなら立性が便利ですし、寄せ植えやグランドカバーにしたいなら匍匐性が適しています。
専門店との違いと選び方
ホームセンター以外にも、街の小さな園芸店やフラワーショップでもローズマリーの苗は買えます。専門店で購入するメリットは、珍しい品種に出会える可能性が高いこと、そして店員さんがより専門的な育て方の知識を持っていることです。
しかし、価格はホームセンターよりも高めになることが多いので、初めてローズマリーを育てるという方は、まずはホームセンターで手に入りやすい丈夫な品種(例えば、モーツァルトブルーなど)から始めるのがおすすめです。品種選びに迷ったら、ローズマリーの育てやすい品種(Google検索)で調べてみると、より詳しい情報が見つかりますよ。
ローズマリーは、日当たりと水はけさえ良ければ、ほとんど手間がかからないハーブです。ぜひ苗を購入して、自宅で育ててみてくださいね。
【ドライ・スパイス】料理用の乾燥ローズマリーの取り扱い店舗
生葉のローズマリーが手に入らない時や、長期間保存したい時には、乾燥(ドライ)ローズマリーが便利です。料理に使う場合は、生葉よりも香りが凝縮されているため、少量でしっかり風味を出したいときに重宝します。乾燥ローズマリーは、生葉や苗とはまた違ったお店で売られています。
主要な販売ルートは「スパイスコーナー」
乾燥ローズマリーの主な購入場所は、以下の通りです。
- スーパーマーケット:調味料・スパイスコーナー
- ドラッグストア:食品・調味料コーナー
- 100円ショップ:スパイス・キッチン用品コーナー(少量パック)
- 輸入食品店:カルディ、ジュピターなど
スーパーやドラッグストアでは、S&Bやハウスなどの大手スパイスメーカーの商品が主流です。小さなガラス瓶や袋に入って販売されており、価格はメーカーや内容量によって異なりますが、だいたい300円〜600円程度が相場です。一度購入すれば、かなり長持ちするのがドライハーブのいいところですね。
高品質な乾燥品を求めるなら輸入食品店
もし、より豊かな香りや、珍しいブレンドの乾燥ローズマリーを求めているなら、輸入食品店がおすすめです。カルディや業務スーパーなどでは、大容量で安価なものや、オーガニックの認証を受けた高品質な商品が見つかることがあります。
特に、カルディコーヒーファームでは、ハーブやスパイスの品揃えが豊富で、ローズマリー単体の商品だけでなく、数種類のハーブがブレンドされた「プロヴァンスハーブ(Google検索)」のような商品も見つかります。こうしたブレンドハーブは、肉や魚に一振りするだけで本格的な味わいになるので、忙しい日の料理に大活躍しますよ。
また、ご自宅でローズマリーを育てている方は、収穫した葉を自分で乾燥させることもできます。乾燥させることで、香りが落ち着き、生葉とは違う風味を楽しめます。
<ドライローズマリーの購入時のチェックポイント>
| チェックポイント | 詳細 | メリット |
| 粒の大きさ | 細かく砕かれているか、そのままの葉の形か | 細かく砕かれたものは香りがすぐに出る。ホールは長時間煮込む料理向き。 |
| 色 | 鮮やかな緑色を保っているか | 色がくすんでいるものは鮮度が落ちている可能性あり。 |
| パッケージ | 密閉性の高い瓶や袋に入っているか | 光や湿気を防げるパッケージのものが品質を保ちやすい。 |
パッケージに記載されている賞味期限だけでなく、見た目の色や粒の形状も確認して、ベストな一品を選んでくださいね。
ローズマリーのエッセンシャルオイル(精油)が買える専門店と選び方
ローズマリーのオイル、つまりエッセンシャルオイル(精油)は、アロマテラピーの世界では欠かせない存在です。集中力を高めたり、気分をリフレッシュさせたりする効果が期待でき、マッサージオイルやルームスプレー作りにも使われます。
アロマオイルを買うならここ!安心の専門店
オイルの場合、販売場所は「アロマ」や「癒やし」に関わるお店が中心となります。特に品質にこだわるのであれば、以下の専門店がおすすめです。
- 生活の木:ハーブとアロマの老舗専門店。オイルの種類、品質、専門知識が豊富で安心。
- 無印良品(MUJI):手軽に始められる価格帯と、ディフューザーなどの関連グッズも充実。
- その他アロマテラピー専門店:地域に根ざした小さなアロマショップ。
エッセンシャルオイルは、植物から抽出された非常に濃縮された成分です。そのため、「100%天然由来」「ピュアエッセンシャルオイル」といった表記があるか、しっかり確認することが重要です。安価な「フレグランスオイル」や「ポプリオイル」は、合成香料が使われていることが多いため、アロマテラピー効果を期待する場合は避けた方が無難でしょう。
生活の木や無印良品であれば、精油に関するガイドラインがしっかりしており、初心者の方でも安心して購入できます。特に無印良品は、アロマ初心者向けのセットも販売しているので、これからアロマを始める方にはおすすめです。
ローズマリーオイルの「ケモタイプ」って何?
ローズマリーの精油は、他の植物と比べて少し特殊で、「ケモタイプ」という分類がされることがあります。これは、同じローズマリーでも、育った環境や気候によって含まれる化学成分のバランスが変わり、香りや期待できる作用が異なるためです。
代表的なケモタイプは以下の3種類です。
| ケモタイプ | 特徴的な成分 | 期待される作用・香り |
| カンファー | カンファー(樟脳) | メントールに似たツンとした刺激的な香り。スポーツ後のマッサージなどに使われることが多い。 |
| シネオール | 1,8-シネオール | 最も一般的なローズマリーの香り。クリアで爽やか。呼吸器系に良いとされ、ルームフレグランスにも人気。 |
| ベルベノン | ベルベノン | マイルドで優しい香り。スキンケアやヘアケアに使用されることが多い。 |
店頭で購入する際は、「ローズマリー(シネオール)」のように表記されていることがあります。どれを選んだらいいか迷ったら、まずは最もポピュラーで使いやすい「シネオール」タイプを選ぶと間違いがありません。
購入場所は、専門店以外にも、東急ハンズやロフトといったバラエティショップのアロマコーナーでも取り扱いがあります。ただし、ケモタイプまで記載されているのは、専門性の高いお店に限られることが多いです。用途が明確であれば、お店の方に相談してみるのも良いでしょう。
100円ショップ(ダイソー・セリア)でローズマリーは買える?
「とりあえず試してみたい」「ガーデニング初心者だから失敗しても惜しくないものがいい」という方にとって、100円ショップでの購入は魅力的な選択肢ですよね。実は、ローズマリーは100円ショップでも手に入るチャンスがあるんです!
100円ショップで買えるローズマリーの形態
ダイソーやセリアといった100円ショップで取り扱いがあるローズマリーの形態は、主に以下の3つです。
- 小さな種(タネ):春先に園芸コーナーで販売されることが多いです。
- ドライハーブ(少量パック):スパイスコーナーや製菓材料コーナーで、ごく少量パックが販売されています。
- 小さな苗(非常に稀):時期や店舗によりますが、観葉植物やハーブの苗が100円で売られていることがあります。
最も確実性が高いのは、種とドライハーブです。特に種は、100円で大量のローズマリーを育てるチャンスがありますが、発芽には時間がかかるため、すぐに使いたい方には不向きです。
100円苗のメリットとデメリット
もし100円でローズマリーの苗を見つけたら、それはとてもラッキーです!しかし、100円ショップの苗には、メリットと同時にいくつか注意点があります。
| メリット | デメリット・注意点 |
| 圧倒的な安さ | 品種が選べない(品種名不明なことが多い) |
| 手軽に始められる | 土の量が少ないため、すぐに植え替えが必要 |
| 近くのお店で買える | 流通段階で傷んでいる可能性がある |
100円ショップの苗は、土の量が少なく、このままにしておくとすぐに根詰まりを起こして枯れてしまうことがあります。購入したら、すぐに一回り大きな鉢に植え替えてあげることが、枯らさずに大きく育てるための鉄則です。
また、ドライハーブについても、品質や香りの強さは専門店や大手スパイスメーカーのものと比べると劣る場合があります。あくまで「ちょっとお試し」として使うのが良いでしょう。もし、料理に本格的に使いたいなら、やはりスパイスコーナーで売られている専門メーカーの商品や、ネット通販で大容量のものを購入(Google検索)するのがおすすめです。
結論として、100円ショップは「ローズマリーの種や少量ドライハーブを試す場所」として活用し、苗や高品質なオイルは専門の場所で購入するのが、失敗が少なく、満足度が高い買い方だと言えます。
ドラッグストアやコンビニでローズマリーは売ってる?
急な料理やアロマテラピーでローズマリーが必要になったとき、身近なドラッグストアやコンビニで手に入るかどうかも気になるところですよね。結論から言うと、生葉や苗はほとんど期待できませんが、用途によっては購入できる可能性があります。
ドラッグストアは「オイル」と「ドライ」が狙い目
ドラッグストアは、意外とローズマリーの取り扱いがある場所です。ただし、生葉のハーブはまず置いてありません。
- エッセンシャルオイル:アロマテラピーのコーナーや入浴剤コーナーに置かれていることがあります。ただし、他の専門店に比べると品種は少なく、シネオールタイプが主流です。価格は比較的安価なことが多いですが、品質は製品によってまちまちなので、成分表示をしっかり確認しましょう。
- ドライハーブ・スパイス:食品・調味料コーナーがあるドラッグストアであれば、大手メーカーの乾燥ローズマリーが売られています。これはスーパーと同じような品揃えです。
- ハーブティー:ティーバッグタイプのハーブティーとして、ローズマリーがブレンドされた商品が置いてあることがあります。
ドラッグストアはポイントが貯まる、夜遅くまで営業しているというメリットがあるので、「急遽アロマオイルが必要になった」という場合には非常に便利です。ただ、陳列場所が分かりにくいことが多いので、店員さんに尋ねるか、アロマコーナーや入浴剤コーナーをくまなく探してみてください。
コンビニでの取り扱いはほぼゼロ
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどの主要なコンビニエンスストアでは、ローズマリーの生葉、苗、オイルのいずれも、基本的に取り扱いはありません。コンビニは、日持ちする加工食品や日用品を中心に扱っているため、生鮮食品であるハーブは商品ラインナップから外れていることがほとんどです。
ただし、ごく稀に、お弁当やサラダの付け合わせとしてローズマリーが使われていることはあります。しかし、それは食材として販売されているわけではありませんので、購入はできません。
「どうしても今すぐローズマリーの香りを!」という場合は、コンビニよりも、24時間営業の大型スーパーや、夜遅くまで開いているドラッグストア、あるいは24時間営業のスーパーのハーブコーナー(Google検索)を探す方が確実です。
ローズマリーの品種と特徴!料理用、観賞用、用途で選ぶポイント
「ローズマリー」と一言で言っても、実はたくさんの品種があり、それぞれ見た目や香りの強さ、育ち方が異なります。特に苗を選ぶ際には、この品種の違いを知っておくことが、失敗しないための大きなポイントになります。
大きく分けて「立性」と「匍匐性」
ローズマリーの品種は、その木の形によって大きく2つに分けられます。
- 立性(たちせい):枝が上に向かってまっすぐに伸びるタイプ。
- 匍匐性(ほふくせい):枝が地面を這うように横に広がるタイプ。
この2つのうち、料理用に一番使いやすいのは「立性」です。枝葉が高くなるため、収穫しやすく、剪定もしやすいのが特徴です。一方、匍匐性は花壇の縁取りやグランドカバー、ハンギング(吊り下げ)鉢で楽しむのに適しています。
人気の品種と使い道
ホームセンターや園芸店でよく見かける代表的な品種の特徴をまとめたので、購入時の参考にしてくださいね。
| 品種名 | 特徴・形状 | 主な用途 |
| トスカーナブルー | 立性。枝が太くまっすぐ伸びる。香りが強く、樹形が美しい。 | 料理(肉・魚)、剪定して生垣・樹木として観賞 |
| マジョルカピンク | 立性。花がピンク色で観賞価値が高い。比較的丈夫。 | 観賞用、アロマ、軽めの料理 |
| モーツァルトブルー | 立性。青紫色の花が咲き、比較的小ぶり。 | ガーデニング初心者、料理用、鉢植え |
| プロストラータス | 匍匐性。這うように広がる。青い花を咲かせる。 | グランドカバー、ハンギング鉢、ベランダの装飾 |
| マリンブルー | 立性。濃い青色の花が美しい。香りが特に強い。 | アロマ、ポプリ、料理(強い風味が必要な場合) |
「香り」の強さにも違いがあり、一般的に葉の色が濃く、厚いものほど香りが強い傾向にあります。もし、店頭で触ってもOKな苗があれば、葉をそっと触ってみて、自分の好きな香りや強さの品種を選ぶのが、長く愛用する一番のコツです。
特に料理に使う場合、香りが強すぎる品種は料理の味を邪魔してしまうこともあります。初めての方は、香りのバランスが良い「モーツァルトブルー」や「トスカーナブルー」あたりから試してみると失敗が少ないですよ。
ローズマリーの栽培に必要なものと初心者が失敗しない育て方
ローズマリーの苗を手に入れたら、次に気になるのは育て方ですよね。モモストアの経験上、ローズマリーはとても丈夫で初心者向きのハーブですが、いくつか知っておきたいポイントがあります。
ローズマリー栽培の3つの鉄則
ローズマリーを枯らさず、元気に育てるためのポイントは、この3つだけです。
- 日当たり:とにかく日光が大好きです。日当たりの良い場所で育てましょう。日陰だと枝がひょろひょろになり、香りも弱くなってしまいます。
- 水はけ:乾燥気味の環境を好むため、土が常に湿っている状態はNGです。水やりは、土の表面が完全に乾いてから、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。過剰な水やりは根腐れの原因になります。
- 風通し:湿度を嫌うため、風通しの良い場所に置くことが大切です。特に梅雨時期などは、葉が密集しすぎないように注意しましょう。
この「日光」「水はけ」「風通し」さえ守れば、ローズマリーはすくすくと育ってくれます。水やりは「乾いたらやる」を徹底してください。土が乾いているかどうかは、指で触ってみるのが一番わかりやすいですよ。
鉢植えに必要なものと植え替えの注意点
小さなポット苗で購入した場合、すぐに植え替えてあげましょう。植え替えに必要なものは以下の通りです。
- 鉢:元の鉢より一回り大きなもの(直径で3cm程度大きいもの)を選びます。
- 土:ハーブ専用の培養土、または、赤玉土と腐葉土を混ぜた水はけの良い土が適しています。
- 鉢底石:水はけを良くするために、鉢の底に必ず敷きましょう。
ローズマリーは成長が早いので、1〜2年に一度は植え替えが必要です。植え替えを怠ると、根が鉢の中でいっぱいになってしまい(根詰まり)、水や栄養を吸収できなくなり、枯れる原因になります。植え替えは、春か秋の過ごしやすい時期に行うのがおすすめです。
<植え替え時のチェックリスト>
| 確認事項 | 対応 |
| 根がびっしり回っているか | 優しくほぐして、古い土を落とす |
| 新しい鉢のサイズ | 必ず一回り大きくする |
| 水やり | 植え替え直後はたっぷりと与える |
適切な環境と少しの手間をかけてあげれば、ローズマリーは長年あなたのキッチンやガーデンを彩ってくれますよ。もし病害虫の心配があれば、ローズマリーの病害虫対策(Google検索)を参考に、早めの対策を心がけてくださいね。
ローズマリーを一番安く手に入れるための狙い目店舗と購入術
ローズマリーは比較的安価なハーブですが、少しでもお得に、賢く手に入れたいですよね。ここでは、ローズマリーを最安値で手に入れるための裏ワザと、狙い目の店舗をご紹介します。
生葉・苗・オイルの最安値は?
購入したい形態によって、最安値の場所は異なります。
- 生葉(フレッシュ): * 最安値:道の駅や産直市場 * 理由:中間マージンがかからず、農家さんが直接販売しているため、スーパーよりも安価なことが多いです。ただし、時期や店舗に左右されます。 * 次点:大型スーパーの特売日。
- 苗・鉢植え: * 最安値:ホームセンター(ポット苗) * 理由:大量仕入れによるコストダウンで、9cmポット苗は300円前後と圧倒的に安いです。 * 次点:100円ショップ(見つけられれば)。
- エッセンシャルオイル: * 最安値:ネット通販(Amazon、楽天市場)の大容量サイズ * 理由:店舗を持たないネット通販は人件費などが抑えられるため、大容量の業務用サイズがお得になることが多いです。
特に苗の購入を考えているなら、ホームセンターをいくつか回って、価格と苗の元気さを比較することをおすすめします。同じ品種でも、お店によって状態がかなり違うことがありますよ。
ネット通販は「送料無料ライン」を狙え!
「エッセンシャルオイル」や「ドライハーブ」など、日持ちする商品を安く購入するなら、ネット通販が非常に強力な選択肢になります。
Amazonや楽天市場では、複数のブランドのローズマリー製品を比較できますし、レビューを参考に品質を確認できるのも大きなメリットです。ただし、ネット通販で最安値を実現するための最大のコツは、「送料無料ライン」を狙うことです。
送料が数百円かかると、せっかく本体価格が安くても、結果的に店頭価格よりも高くなってしまうことがあります。オイルやハーブティーなど、他の消耗品と一緒に購入して、送料無料の金額に到達させるのが賢い買い方です。特に、ハーブ専門店やアロマオイルのメーカーが直接出店しているネットショップは、定期的にセールを実施しているので、チェックしてみる価値があります。
<購入形態別・最安値狙い目リスト>
| 形態 | 最安値狙い目 | チェックすべきこと |
| 生葉 | 道の駅、特売のスーパー | 鮮度、葉の色ツヤ |
| 苗 | ホームセンター | ポットの根詰まり、病害虫の有無 |
| オイル | ネット通販(大容量) | 100%ピュアの表記、ケモタイプ |
| ドライ | 輸入食品店(大容量) | 粒の大きさ、色、密閉性 |
どの形態を選ぶにしても、「本当に必要な量か」「品質はどうか」を天秤にかけて、あなたにとってベストなローズマリーを見つけてくださいね。
ローズマリーをネット通販で買うメリットとおすすめサイト(Amazon/楽天/Yahoo!)
店舗ではなかなか見つからない品種の苗や、高品質なオーガニックのエッセンシャルオイルなど、ネット通販はローズマリーの購入において非常に便利なツールです。ここでは、ネット通販のメリットと、主要なショッピングサイトでの賢い買い方をご紹介します。
ネット通販の大きなメリット3つ
ネット通販ならではのメリットは、実店舗での購入にはない利便性があります。
- 品種・ブランドの選択肢が無限大: * 実店舗では限られた品種しかありませんが、ネット通販なら、珍しいピンクの花を咲かせる品種や、特定のケモタイプを持つエッセンシャルオイルなど、あらゆる種類のローズマリーが見つかります。
- レビューで品質を確認できる: * 特にエッセンシャルオイルやドライハーブは、香りを試せないのがデメリットですが、他の購入者のレビューを読むことで、品質や香りの強さなどをある程度把握できます。
- 大容量・業務用サイズが手に入る: * マッサージオイルや手作り石鹸などで大量に消費する方にとって、ネット通販の業務用サイズは価格面で圧倒的に有利です。
もちろん、苗の場合は実際に見て選べないというデメリットはありますが、信頼できるショップを選べば、元気な苗が丁寧に梱包されて届きます。ショップの評価や過去の販売実績を参考に選ぶようにしましょう。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの使い分け
日本の主要なネットショッピングサイトは、それぞれ特徴があります。
| サイト名 | 得意な商品 | 賢い使い方 |
| Amazon | エッセンシャルオイル、ドライハーブ(海外ブランド含む) | プライム会員なら送料を気にせず、すぐに届くものを探す。 |
| 楽天市場 | 苗・鉢植え(専門の園芸店が出店)、国内メーカーのオイル | ポイントアップデーを狙い、鉢や土などの園芸用品とまとめて購入する。 |
| Yahoo!ショッピング | LOHACOなどと連携した日用品とのまとめ買い | TポイントやPayPayポイントを貯めている方におすすめ。 |
特に苗を探すなら、楽天市場がおすすめです。多くの優良な園芸ショップが「ハーブ苗セット」のような商品を出しており、ローズマリー以外のハーブも一緒に購入できて便利です。
また、ネット通販でローズマリー製品を購入する際は、「オーガニック」や「無農薬」といったキーワードで検索してみるのも良いでしょう。特に料理やアロマテラピーに使う場合は、より安心して使用できます。ぜひ、ご自身のライフスタイルに合わせて、最適な購入方法を見つけてくださいね。
ローズマリーを購入する際にチェックしたい鮮度や品質の見分け方
せっかくローズマリーを購入するなら、できるだけ新鮮で品質の良いものを選びたいですよね。ここでは、購入する形態別に、「これは良いものだ!」と見分けるための具体的なチェックポイントをご紹介します。
生葉(フレッシュ)のチェックポイント
スーパーのハーブコーナーで生葉を選ぶ際には、以下の3点を確認しましょう。
- 葉の色とツヤ: * 鮮やかな緑色で、ツヤがあるものを選びましょう。葉の先端が茶色く変色していたり、黄色っぽくなっているものは、鮮度が落ちています。
- 乾燥やしおれの有無: * 葉がパリパリと乾燥していたり、茎から垂れ下がってしおれているものは避けます。茎がしっかりとしていて、葉にハリがあるものが新鮮です。
- パック内の水滴: * パック内に水滴がつきすぎているものは、結露によって葉が蒸れていたり、傷み始めている可能性があります。適度な湿度は必要ですが、水滴だらけのものは選ばないようにしましょう。
可能であれば、パックの上からでも良いので、葉を軽く押さえてみてください。強い刺激的な香りがするものが、元気な証拠です。
苗・鉢植えのチェックポイント
ホームセンターや園芸店で苗を選ぶ際は、以下の点に注目しましょう。
- 根元と茎の状態: * 根元近くの茎が、グラグラしていないか、折れていないかを確認します。元気な苗は、茎が太くしっかりしています。
- 病害虫の有無: * 葉の裏や茎に、小さな虫や白い粉(うどんこ病の可能性)がついていないかをチェックします。病害虫がいると、他の植物にも移ってしまう可能性があるため、避けた方が良いでしょう。
- 根の張り具合: * 鉢の底から根が少し見えているくらいが、根がしっかり張っている証拠です。ただし、根が鉢底をぐるぐる回って固まっている状態(根詰まり)は、植え替えが必要なサインなので、初心者は避けてもOKです。
店頭で店員さんに「一番元気な苗はどれですか?」と尋ねてみるのも、良い苗を選ぶための有効な手段です。プロの視点で選んでもらうことで、より安心できますよ。
ローズマリーの保存方法と日持ちは?フレッシュとドライの違い
ローズマリーを無駄なく使い切るためには、正しい保存方法を知っておくことが大切です。特に生葉(フレッシュ)は日持ちしないため、工夫が必要です。ここでは、形態別の最適な保存方法と日持ちの目安をご紹介します。
生葉(フレッシュ)の保存方法
生葉のローズマリーは、そのまま冷蔵庫に入れておくとすぐに乾燥して香りが飛んでしまいます。以下の方法で保存することで、鮮度を長持ちさせることができます。
冷蔵保存(約1週間)
これが最も一般的な方法です。
- ローズマリーの切り口を水で湿らせたキッチンペーパーで包みます。
- それをジップロックなどの密閉できる袋に入れ、空気を抜いて冷蔵庫の野菜室に入れます。
まるで花瓶に生けるように、少し湿らせたキッチンペーパーで包むのがポイントです。ただし、水滴がつきすぎると葉が傷む原因になるので、湿らせすぎには注意してください。
冷凍保存(約1ヶ月)
大量に手に入った場合や、長期間使わない場合は冷凍保存が便利です。
- 葉を枝から外し、軽く水気を拭き取ります。
- ジップロックに入れて冷凍するか、または刻んでオリーブオイルと一緒に製氷皿に入れて冷凍します。
オリーブオイルと一緒に冷凍しておくと、使うときにそのまま炒め物やマリネに使えて非常に便利です。香りは少し弱くなりますが、風味を閉じ込めることができます。
ドライローズマリーの保存方法
乾燥(ドライ)のローズマリーは、適切に保存すれば非常に長く日持ちします。
- 密閉容器に入れる:湿気は大敵です。必ず密閉できるガラス瓶や缶などに入れます。
- 冷暗所に置く:日光や高温は香りを劣化させる原因になります。キッチンの中でも、シンク下や棚の中など、光が当たらない涼しい場所で保存しましょう。
正しく保存すれば、ドライローズマリーは1年〜2年は香りを保つことができます。ただし、香りが弱くなってきたと感じたら、料理に使っても十分な風味が出ないため、交換の目安にしてくださいね。
ローズマリーオイルの保存方法
エッセンシャルオイルは、光と熱、そして空気に触れることで品質が劣化します。
- 遮光瓶(茶色や青の瓶)で保存:購入時の遮光瓶に入れたまま保存します。
- キャップをしっかり閉める:使用後はすぐにキャップをしっかり閉めて、空気に触れる時間を最小限にします。
- 冷暗所に置く:これもドライハーブと同様に、温度変化の少ない冷暗所で保存しましょう。
オイルは種類にもよりますが、未開封であれば2〜3年、開封後は半年〜1年を目安に使い切るのが理想的です。特にローズマリーオイルは揮発性が高いので、早めに使い切ることを意識しましょう。
ローズマリーを使ったおすすめの料理レシピと活用法
ローズマリーは、ただ料理に使うだけでなく、日常生活の様々な場面で活用できる万能ハーブです。ここでは、フレッシュなローズマリーもドライローズマリーも、そしてオイルも活用できる、モモストアおすすめの活用術をご紹介します。
定番!チキン・ポーク料理を格上げする使い方
ローズマリーといえば、やはり肉料理との相性が抜群です。特に鶏肉や豚肉の臭みを消し、上品な香りを加えてくれます。
<鶏肉のローズマリー焼き>
鶏肉(もも肉やむね肉)に塩胡椒をし、オリーブオイルを引いたフライパンで焼きます。このとき、フレッシュなローズマリーの枝を2〜3本、皮面に乗せて一緒に焼くだけで、香りが肉に移り、格段に美味しくなります。焼き上がったら、ローズマリーは取り除いてください。シンプルな料理ですが、ローズマリーの香りが効いてレストランのような味わいになります。
<ポークソテーのハーブ風味>
豚肉の厚切り肉をソテーする際、焼き色がついてから、ドライローズマリーを少量振りかけます。ドライハーブは焦げやすいので、火を止める直前に入れるか、オリーブオイルに漬け込んでハーブオイルとして使用すると、失敗なく風味をつけられます。
ローズマリーのハーブティーとアロマ活用
料理だけでなく、ローズマリーは健康や美容にも嬉しい効果が期待できます。
ハーブティーとして
フレッシュなローズマリーの葉を数枚、またはドライハーブを小さじ1/2程度カップに入れ、熱湯を注いで数分蒸らすだけで、爽やかなハーブティーが完成します。ローズマリーティーは、頭をスッキリさせたいときや、朝の目覚めの一杯におすすめです。ただし、妊娠中の方や高血圧の方は、摂取量に注意が必要なので、不安な場合は専門家にご相談ください。
アロマテラピーとして
エッセンシャルオイルは、集中したいときや、記憶力を高めたいときに役立つと言われています。特に、仕事や勉強中にディフューザーで香りを拡散させると、リフレッシュ効果が高まります。
- ルームスプレー:無水エタノールにオイルを数滴混ぜ、精製水を加えてスプレー容器に入れれば、自家製ルームスプレーになります。
- マッサージオイル:キャリアオイル(ホホバオイルなど)にローズマリーオイルを少量(1%以下の濃度)混ぜてマッサージに使えば、血行促進やリラックス効果が期待できます。
このように、ローズマリーは色々な形で私たちの生活に役立ってくれるハーブです。ぜひ、あなたにぴったりの活用法を見つけて、ローズマリーライフを楽しんでくださいね。
ローズマリーは犬や猫に大丈夫?ペットがいる家庭での注意点
ローズマリーを自宅で育てたり、アロマオイルを使ったりする場合、ペット、特に犬や猫を飼っている家庭では注意が必要です。人間にとっては良い香りのローズマリーも、ペットにとっては有害になる可能性があるからです。
アロマオイルの取り扱いに特に注意!
ローズマリーのエッセンシャルオイルは、非常に濃縮された成分です。この精油成分は、特に猫に対して毒性を示す可能性があるため、細心の注意が必要です。
猫は、精油の成分を体内で分解するための酵素を持っていない(または非常に少ない)ため、精油成分が体内に蓄積しやすく、肝臓に負担をかけることがあります。ディフューザーで香りを拡散させるだけでも、猫の体調に影響を与える可能性があるため、猫を飼っている部屋ではアロマオイルの使用は控えるか、使用する場合は換気を徹底し、猫が近づかないようにすることが重要です。
犬の場合も、猫ほどではないにせよ、体調不良を引き起こす可能性はあります。特に子犬や老犬、持病のある犬には使用を避けるべきでしょう。
<ペットがいる家庭でのオイル使用のルール>
| 対象 | 精油の使用 | 生葉の摂取 |
| 猫 | 原則禁止(特にディフューザーでの拡散は厳禁) | 大量摂取は避ける。軽度の中毒症状の報告あり。 |
| 犬 | 少量・短時間の使用に留める。皮膚への塗布は専門家の指示に従う。 | 少量であれば問題ないことが多いが、積極的に与えるのは避ける。 |
生葉や苗を育てる際の注意点
ローズマリーの生葉や苗を庭やベランダで育てている場合、ペットが誤って大量に食べてしまう危険性があります。
ローズマリーには、カンファーなどの成分が含まれており、特に大量に摂取した場合、嘔吐や下痢、重度の場合は神経症状を引き起こす可能性が指摘されています。犬や猫が口にしないよう、手の届かない場所で育てるのが最も安全です。
また、ローズマリーをハーブティーとして飲用したり、料理に使ったりする場合も、ペットの食器や飲み水に混ざらないよう注意が必要です。ペットの健康を守るためにも、ローズマリーの取り扱いには十分注意し、ペットとアロマの安全性(Google検索)に関する情報を事前に確認しておくことをおすすめします。
ローズマリーの代用品となるハーブとその他のフレッシュハーブの購入場所
もし、急にローズマリーが必要になったのに見つからない、またはローズマリーの香りが苦手という場合、代わりに使えるハーブを知っておくと便利です。また、ローズマリーと一緒に購入したい他のフレッシュハーブの購入場所もご紹介します。
ローズマリーの代用品となるハーブ
ローズマリーの「松の葉のような独特な風味」と「肉や魚の臭みを消す力」に近い代用品として、主に以下のハーブが挙げられます。
| 代用ハーブ | 特徴とローズマリーとの違い | 用途 |
| タイム | レモンのような爽やかな香りが特徴。ローズマリーよりマイルドで使いやすい。 | 肉・魚料理(特に鶏肉)、スープ、ポテト料理 |
| セージ | ハーブ特有の強い香り。肉の臭み消しにはローズマリー以上に強力。 | 豚肉(特にソーセージ)、鶏肉、詰め物料理(スタッフィング) |
| オレガノ | ややスパイシーで温かみのある香り。イタリア料理に欠かせない。 | トマトソース、ピザ、パスタ、ラム肉 |
特にタイムは、ローズマリーと同じく枝のまま料理に入れて香りを移すことができるため、料理での代用として最もおすすめです。タイムやセージは、ローズマリーよりもスーパーやドラッグストアのスパイスコーナーで見つけやすい傾向にあります。
他のフレッシュハーブの購入場所
ローズマリーを探すついでに、バジルやミントなどの他のフレッシュハーブも手に入れたいですよね。これらのハーブも、基本的にローズマリーと同じ場所で買えますが、特に品揃えが豊富な場所は以下の通りです。
- バジル、イタリアンパセリ: * スーパーの野菜コーナー。ローズマリーよりも一般的で、ほとんどのスーパーで通年取り扱いがあります。
- ミント、レモングラス: * ホームセンターや園芸店の苗コーナー。ミントは品種が多く、苗で購入して育てるのが楽しいです。
- パクチー(コリアンダー): * アジア系食材店や、最近では大型スーパーの野菜コーナーでもよく見かけます。
フレッシュハーブは、一度にたくさんの種類を買って、自家製ハーブミックスを作るのも楽しいですよ。色々なハーブを混ぜてオリーブオイルに漬け込むだけで、いつもの料理がワンランクアップします。ローズマリーと一緒に、新しいハーブに挑戦してみてはいかがでしょうか。
ローズマリーを枯らさないための冬越しの注意点と剪定のコツ
ローズマリーはとても丈夫ですが、冬の寒さには少し注意が必要です。また、元気に育ちすぎると枝が茂りすぎてしまうので、適切な剪定(せんてい)も長生きさせるための重要なポイントになります。
ローズマリーの冬越し対策
ローズマリーは地中海原産の植物なので、日本の特に寒い地域の冬は苦手です。品種によって耐寒性は異なりますが、一般的に以下の対策が必要です。
- 鉢植えの場合: * 最低気温が5℃を下回るようになったら、室内の日当たりの良い窓際に移動させましょう。 * 窓際が寒い場合は、夜間だけ新聞紙や布で鉢を覆ってあげると、寒さから守れます。
- 地植えの場合: * 温暖な地域であれば特に何もせずとも冬を越せますが、霜が降りる地域では、株元にワラや腐葉土を敷き詰めて(マルチング)、寒さ対策をしてあげましょう。
冬場は生育がゆっくりになるため、水やりの頻度も大幅に減らします。土が完全に乾いてから数日後にあげる程度で十分です。水をあげすぎると、寒さで弱った根が腐りやすくなるので注意してください。
大きく育てるための剪定のコツ
ローズマリーは、剪定をしないと枝が伸びすぎて形が悪くなったり、木の内部に日光が当たらなくなって葉が枯れたりします。定期的な剪定は、元気に育てるための必須のお手入れです。
- 時期:剪定の適期は、春(3月〜4月)か、秋(9月〜10月)です。花が咲き終わった後に行うのが一般的です。
- 剪定する場所: * 伸びすぎた枝を、全体の形を整えるように切ります。 * 古い枝(木質化した茶色い部分)の途中からは、新しい芽が出にくいので、剪定しすぎないように注意します。 * 新しい緑色の枝(葉がついている部分)の三分の一程度を目安に切るようにしましょう。
剪定した枝は、捨てずに挿し木に使うことができます。水に挿しておくだけで根が出てくるほど丈夫なので、どんどん増やして楽しむことができますよ。剪定で出た葉は、ポプリにしたり、乾燥させてドライハーブとして活用したりして、余すところなく利用しましょう。
【上級者向け】ローズマリーを挿し木や種から増やす方法
ローズマリーは、「一度買ってしまえば、もう買う必要がない」と言われるほど、簡単に増やすことができます。特に、挿し木(さしき)という方法を使えば、購入した苗を元手に、何株でも増やすことができるんですよ。
挿し木はローズマリー増殖の最強テクニック!
挿し木は、ローズマリーの枝を切って土や水に挿し、根を出させて新しい株を作る方法です。成功率が高く、初心者でも簡単に挑戦できます。
- 枝を切る:元気な枝の先端から10cm〜15cm程度の長さで切り取ります。
- 下準備:切り取った枝の下半分についている葉を丁寧に取り除き、切り口を斜めにカットします。
- 水挿しまたは土挿し: * 水挿し:切り口を下にしてコップなどの容器に挿し、水を毎日交換します。2週間〜1ヶ月ほどで根が出てきます。 * 土挿し:湿らせた赤玉土や挿し木用の土に枝を挿し、明るい日陰に置きます。土が乾かないように管理します。
根が出たら、小さな鉢に植え替えてあげれば、新しいローズマリーの誕生です。挿し木の適期は、春(4月〜5月)と秋(9月〜10月)です。元気な親株があれば、何度も挑戦してみてくださいね。
種から育てるのは難易度高め
100円ショップなどでも種は販売されていますが、ローズマリーの種は発芽率が低く、発芽にも時間がかかるため、挿し木に比べると難易度は高めです。
- 種の準備:種を一晩水に浸けておくと、発芽しやすくなります。
- 土にまく:種まき用の土に、種が重ならないようにまき、薄く土をかけます。
- 管理:乾燥しないように水やりをし、暖かい場所で管理します。
種から育てると、発芽までに数週間〜数ヶ月かかることもあります。しかし、ゼロから育てたローズマリーは格別の愛着が湧きますよね。発芽後の苗は、他の雑草と間違えて抜いてしまわないように、注意深く見守ってあげてください。
もし、ローズマリーの栽培に興味が出てきたら、園芸雑誌や、ローズマリーの挿し木成功率を上げる方法(Google検索)などを参考に、ガーデニングの楽しさを味わってみてくださいね。
【まとめ】ローズマリーの購入で失敗しないための最終チェックリスト
さて、ここまでローズマリーの購入場所から、種類、育て方まで詳しく見てきました。最後に、あなたがローズマリーを買いに行く前に、失敗しないための最終チェックリストとして、大事なポイントをまとめておきましょう!
このリストを頭に入れておけば、もうお店選びに迷うことはありませんよ!
購入形態と目的を明確にする
- 料理に少量使いたい $\rightarrow$ 【生葉】:スーパーのハーブコーナーや道の駅へ。
- 長く育てたい $\rightarrow$ 【苗】:ホームセンターや園芸店へ。
- アロマで楽しみたい $\rightarrow$ 【オイル】:アロマ専門店やネット通販へ。
- 手軽にストックしたい $\rightarrow$ 【ドライ】:スーパーや輸入食品店のスパイスコーナーへ。
購入場所ごとのチェックポイント
| 購入場所 | チェックポイント | 最安値・高品質のヒント |
| スーパー | 葉の色ツヤ、しおれの有無 | 特売日や産直コーナーを狙う。 |
| ホームセンター | 品種(立性か匍匐性か)、病害虫の有無、根元の太さ | 300円前後のポット苗を狙う。 |
| 専門店(アロマ) | 「100%ピュア」の表記、ケモタイプ(シネオールが一般的) | 品質重視なら生活の木、手軽さなら無印良品。 |
| ネット通販 | レビュー評価、大容量の価格、送料無料ライン | 業務用サイズやセット購入で単価を下げる。 |
ペットや家族への配慮
アロマオイルは、特に猫を飼っている家庭では使用を控えるか、換気を徹底して、ペットに影響がないように注意しましょう。生葉も、犬や猫が大量に摂取しないよう、置き場所に気を付けてくださいね。
ローズマリーは、使い道が豊富で、料理から癒やしまで、毎日の生活を豊かにしてくれる素敵なハーブです。ぜひこの記事を参考にして、あなたにぴったりのローズマリーを見つけてください!

