度付きゴーグルはどこで買える?失敗しない選び方と購入場所を徹底ガイド!

度付きゴーグルはどこで買える?失敗しない選び方と購入場所を徹底ガイド!

水泳やスキー、スノーボードを楽しむ上で、視力の悪い人にとって「度付きゴーグル」は必須アイテムですよね。
でも、いざ買おうと思っても、普通のコンタクトやメガネのように、どこにでも売っているわけではないので、「どこで手に入るの?」「自分に合うものを選べるの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

この記事では、そんな度付きゴーグルを探しているあなたのために、
購入できるお店の選択肢から、失敗しないための選び方のコツ、さらには価格相場まで、モモストアが徹底的に解説していきます!
この記事を読めば、もう迷わずに自分にぴったりの度付きゴーグルを見つけることができますよ。

・度付きゴーグルを購入できる主な場所は?市販と専門店の違い
・眼鏡店(JINS, Zoff, メガネスーパーなど)での取り扱いはある?
・スポーツ用品店(アルペン, ゼビオなど)の販売状況と特徴
・ディスカウントストア・ホームセンターでの度付きゴーグル事情
・オンラインショップ(Amazon, 楽天市場など)で購入するメリットと注意点
  1. 度付きゴーグルを購入できる主な場所は?市販と専門店の違い
    1. 購入先を決定する前に知っておきたい!3つの主要な選択肢
  2. 眼鏡店(JINS, Zoff, メガネスーパーなど)での取り扱いはある?
    1. 大手眼鏡チェーン店の取り扱い状況を徹底リサーチ!
      1. JINS・Zoff:水泳用はオンライン中心、スキー用はほぼ取り扱いなし
      2. メガネスーパー:専門店ならではの対応力!スポーツ特化のサービスも
  3. スポーツ用品店(アルペン, ゼビオなど)の販売状況と特徴
    1. 水泳用ゴーグル:種類が豊富で、即日購入も可能
      1. 店員さんに相談できるのは大きなメリット
    2. スキー・スノボ用ゴーグル:インナーレンズ対応モデルが主流
  4. ディスカウントストア・ホームセンターでの度付きゴーグル事情
    1. ドン・キホーテなどのディスカウントストアの場合
  5. オンラインショップ(Amazon, 楽天市場など)で購入するメリットと注意点
    1. オンライン購入の最大のメリット:選択肢の幅広さと価格競争力
    2. 購入前に必ずチェック!オンラインならではの注意点
      1. PD(瞳孔間距離)の確認が必須
      2. サイズ感とフィット感
  6. 失敗しない度付きゴーグルの選び方:近視度数・PD(瞳孔間距離)の重要性
    1. 度付きゴーグルの度数選びの基本
      1. 水中・雪上では度数を調整する必要がある?
    2. PD(瞳孔間距離)が合わないとどうなる?
      1. PDの重要性を無視できない理由
  7. 水泳用とスキー/スノボ用でどう違う?それぞれの度付きゴーグルの特徴
    1. 水泳用度付きゴーグル:防水性とフィッティングが命!
      1. 水泳用の特徴
    2. スキー・スノボ用度付きゴーグル:視界の広さとレンズの機能性!
      1. スキー・スノボ用の特徴
  8. 度付きゴーグルにかかる費用の相場と保険適用の可能性
    1. 既製品とオーダーメイドの価格帯比較
      1. 既製品(水泳用が中心)の相場
      2. オーダーメイド・インナーレンズの相場
    2. 健康保険・医療費控除の適用は?
  9. 既製品とオーダーメイド(専門製作)の違いとそれぞれのメリット・デメリット
    1. 既製品のメリット・デメリット
    2. オーダーメイド(専門製作)のメリット・デメリット
  10. 度付きゴーグルを今すぐ手に入れたい!即日購入が可能な店舗はどこ?
    1. 即日購入が可能なのは「既製品」のみ!
      1. 即日購入が狙える店舗のリスト
    2. 即日購入を成功させるための具体的な手順
  11. 子ども用の度付きゴーグルはどこで探す?選ぶ際のポイント
    1. 子ども用度付きゴーグルが手に入りやすい場所
    2. 子ども用の度付きゴーグルを選ぶ際の重要ポイント
      1. レンズの「耐衝撃性」をチェック!
      2. サイズ調整のしやすさ(ストラップと鼻ベルト)
      3. 度数は「少し弱め」が基本
  12. ネットで度付きゴーグルを買う前に準備すべき3つのこと
    1. 準備1:PD(瞳孔間距離)と左右の正確な度数を把握する
    2. 準備2:レビューや寸法を徹底的に比較する
    3. 準備3:返品・交換ポリシーを確認する
  13. 度付きゴーグルの寿命は?長持ちさせるためのお手入れ方法
    1. ゴーグルの寿命を縮める最大の敵は「塩素」と「摩擦」!
      1. レンズ寿命のサイン
      2. クッション・ストラップ寿命のサイン
    2. 長持ちさせるための3つのお手入れ術
      1. 使用後はすぐに真水で優しく洗う
      2. レンズの内側は絶対に「拭かない」!
      3. ケースに入れて保管する
  14. 眼鏡店とスポーツ用品店、オンラインショップの得意なことのまとめ
    1. あなたの「目的」に合った購入先は?
  15. 度付きゴーグル以外で視界を確保する代替案!コンタクト・レーシックとの比較
    1. 代替案1:使い捨てコンタクトレンズを使用する
      1. メリットとデメリット
    2. 代替案2:レーシック手術などの屈折矯正手術
      1. メリットとデメリット
  16. 乱視が強い人はどうする?オーダーメイドの専門店を探そう!
    1. 乱視対応は「専門のオンラインショップ」か「特定の眼鏡店」へ
      1. 乱視対応ゴーグルの探し方
  17. 「度付き」なのに曇りやすい?曇り止めを長持ちさせる裏ワザ!
    1. 曇りの原因は「温度差」と「コーティングの剥がれ」
      1. 絶対にやってはいけないNG行為!
    2. 曇り止めを復活・長持ちさせる裏ワザ
  18. まとめ:度付きゴーグルを快適に使うためのチェックリスト

度付きゴーグルを購入できる主な場所は?市販と専門店の違い

momo-store.jp

度付きゴーグルは、大きく分けて「市販の既製品」「度数を合わせて作る専門店・オーダー品」の2種類があり、購入できる場所もそれぞれ異なります。

市販の既製品は、主にスポーツ用品店やオンラインショップで手に入り、
予め決まった度数(例:-2.0、-3.5など)が設定されているのが特徴です。手軽に買えて価格も手頃ですが、乱視や左右の度数の違いには対応していません。
専門店のオーダー品は、眼鏡専門店や、度付きスポーツ用品を扱うオンラインの専門ショップで取り扱われます。あなたの視力や瞳孔間距離(PD)に合わせて細かく調整できるため、よりクリアで快適な視界が手に入りますが、その分、価格は高くなります。

購入先を決定する前に知っておきたい!3つの主要な選択肢

まずは、主な購入先として挙げられる3つの場所について、特徴をサクッとチェックしてみましょう。

購入場所 主な取り扱い メリット デメリット
1.眼鏡店 水泳用ゴーグル(一部)、スポーツ用インナーレンズ 正確な度数測定ができる、視力に関する相談がしやすい ゴーグル自体の種類は少ない、即日対応が難しい場合がある
2.スポーツ用品店 水泳用ゴーグル(既製品が豊富)、スキー/スノボ用ゴーグル 実物を見て試着できる、水着やウェアと同時に揃えられる 乱視などの特殊な度数には対応できない、専門的な視力測定は不可
3.オンラインショップ 既製品、専門店のオーダー品(選択肢が豊富) 価格競争が激しく安い、自宅でゆっくり選べる、専門店オーダーも可能 試着ができない、PD(瞳孔間距離)などの自己測定が必要になる

ご自身の必要な度数や予算、利用シーンを考えながら、最適な購入先を探してみてくださいね。

眼鏡店(JINS, Zoff, メガネスーパーなど)での取り扱いはある?

「視力のことならメガネ屋さん!」と真っ先に思い浮かべる方も多いかと思います。
実際、JINSやZoff、メガネスーパーといった大手眼鏡チェーン店でも、度付きゴーグルに関するサービスは提供されていますが、取り扱いの内容は店舗によって、そしてゴーグルの種類によって大きく異なります

大手眼鏡チェーン店の取り扱い状況を徹底リサーチ!

JINS・Zoff:水泳用はオンライン中心、スキー用はほぼ取り扱いなし

近年、JINSやZoffなどのファッション性の高いメガネ店では、度付きゴーグルは「インナーレンズ」の販売や、「水泳用ゴーグル」のオンライン限定販売が中心となっています。
実店舗では、度付きゴーグルそのものの在庫を置いていることは稀で、
特にスキー・スノボ用のゴーグル本体の取り扱いは、基本的に行っていないと考えておいたほうが良いでしょう。
ただし、あなたの正確な視力やPD(瞳孔間距離)を測ってもらうには、メガネ店は最適な場所です。度数を測ってもらい、そのデータを持ってオンラインやスポーツ用品店で購入するというのが、賢い活用法と言えます。

メガネスーパー:専門店ならではの対応力!スポーツ特化のサービスも

メガネスーパーは、他のチェーン店に比べると、スポーツに特化した度付きレンズやゴーグルの相談に力を入れている傾向があります。
特に、インナーフレームに度付きレンズをセットするタイプのゴーグルや、
一部の店舗では水泳用の度付きゴーグルも取り扱っていることがあります。視力測定だけでなく、スポーツ時の視界の悩みを相談したい場合は、メガネスーパーのような老舗のメガネ店に相談してみるのがおすすめです。

<眼鏡店で購入する際の重要ポイント>

  • 最大のメリットは正確な測定:
    度付きゴーグルはメガネとは異なり、レンズと目の距離が遠くなるため、同じ度数でも見え方が変わることがあります。メガネ店で現在の正確な度数やPDを把握しておくことが、失敗を避けるための第一歩です。
  • 「インナーレンズ」の相談:
    スキーやスノボ用のゴーグルは、ゴーグル本体ではなく、内側に取り付ける「インナーレンズ」を度付きにするのが一般的です。メガネ店では、このインナーレンズの製作に対応していることが多いため、相談してみましょう。

もし、あなたの家の近くにどんなサービスがあるか確認したい場合は、事前に各店舗の公式ウェブサイトで「度付きゴーグル」や「スポーツ」といったキーワードで検索(JINS公式サイトで検索)してみることをお勧めします。

スポーツ用品店(アルペン, ゼビオなど)の販売状況と特徴

水泳やウィンタースポーツが目的であれば、やはりスポーツ用品店が最も身近で種類も豊富な購入先となるでしょう。
アルペン、スポーツデポ、ゼビオなどの大型スポーツ用品店では、特定のスポーツに特化した度付きゴーグルが数多く並んでいます。これらの店舗の特徴は、「既製品の度付きモデル」が中心であるという点です。

水泳用ゴーグル:種類が豊富で、即日購入も可能

水泳用の度付きゴーグルは、スポーツ用品店で最も手に入りやすいアイテムです。
競泳ブランド(アリーナ、スピード、SWANSなど)から、左右のレンズを別々に購入できるタイプの既製品が販売されており、
-1.0から-8.0程度までの度数が、0.5刻みで用意されていることが多いです。
特に、左右の視力差が比較的少ない方であれば、その場でレンズを選び、ストラップと組み立てて即日持ち帰ることが可能です。

店員さんに相談できるのは大きなメリット

スポーツ用品店では、水泳やスキーに詳しい店員さんがいるため、
「ゴーグルのフィット感」や「曇り止め効果」、「UVカットの有無」など、
スポーツに特化した質問をすることができるのが大きなメリットです。特にゴーグルは顔の形に合わないと水が侵入したり、曇りやすくなったりするので、試着ができるのはとても重要です。

スキー・スノボ用ゴーグル:インナーレンズ対応モデルが主流

スキーやスノーボード用の度付きゴーグルは、水泳用と異なり、ゴーグル自体に度付きレンズが組み込まれているものはほとんどありません。
多くの場合、「メガネをかけたまま装着できるOTG(Over The Glasses)モデル」を選ぶか、
ゴーグル内部に「インナーフレーム」を取り付け、そこに度付きレンズをはめ込む方式が主流です。
スポーツ用品店では、このインナーフレーム対応のゴーグル本体とインナーフレーム(別売りが多い)の取り扱いがありますが、
インナーフレームに入れる度付きレンズ自体は、眼鏡店や専門店で作成する必要があることがほとんどです。購入する際は、対応するインナーフレームがあるかを確認しましょう。

<スポーツ用品店で購入する際の注意点>

  • 既製品の度数限界:
    -8.0以上の強い近視や、乱視には対応できません。自分の正確な度数を把握した上で利用しましょう。
  • PD(瞳孔間距離)の調整不可:
    既製品はPDが固定されているため、PDが合わないと目が疲れたり、見え方に違和感が出ることがあります。試着時に、左右の中心でしっかり見えているか確認することが大切です。

ディスカウントストア・ホームセンターでの度付きゴーグル事情

「手っ取り早く、とにかく安く度付きゴーグルを手に入れたい!」という方もいらっしゃるかと思います。
ドン・キホーテなどのディスカウントストアや、コーナン、カインズといった大型ホームセンターでは、安価な水泳用ゴーグルの取り扱いがありますが、度付きゴーグルとなると、その取り扱いはかなり限定的になります。

ドン・キホーテなどのディスカウントストアの場合

ディスカウントストアでは、夏場を中心に水泳用品が並びますが、そのほとんどは度なしの一般用ゴーグルです。
ごく稀に、-2.0や-3.0といった、ごく一般的な度数の既製品が置かれていることもありますが、
それは在庫限りで、継続的な取り扱いではないことが多いです。特に、左右の度数が違う人や、乱視対応のゴーグルを探すのはほぼ不可能と言っていいでしょう。

<ディスカウントストア・ホームセンターの現状>

店舗タイプ 度付きゴーグルの有無 特徴
ドン・キホーテ ごく稀に既製品(低度数)がある程度 価格は非常に安いが、選べる種類やサイズは期待できない。
ホームセンター ほとんど取り扱いがない 水遊び用ゴーグルはあるが、本格的な度付きは期待薄。
ドラッグストア ほぼ取り扱いなし 日焼け止めや簡易的な水泳用品はあっても、度付きは専門外。

つまり、ディスカウントストアやホームセンターは、「手軽に買える」という点では魅力がありますが、「度付き」となると、種類や品質、度数の正確性において、あまり期待できないのが現状です。
特に、長く快適に使いたい、スポーツのパフォーマンスを上げたい、という目的であれば、
最初から眼鏡店やスポーツ用品店、または信頼できるオンラインショップを選ぶ方が、結果的に満足度が高くなるはずです。

オンラインショップ(Amazon, 楽天市場など)で購入するメリットと注意点

最近では、度付きゴーグルを購入する主流な選択肢として、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといったオンラインショップの存在感が非常に大きくなっています
自宅にいながら、様々なメーカーや価格帯を比較できるのは、本当に便利ですよね!

オンライン購入の最大のメリット:選択肢の幅広さと価格競争力

オンラインショップの魅力は、何と言ってもその商品の種類の多さ価格の安さにあります。

  • メーカー横断で比較可能:
    SWANS、アリーナ、ビュー、タバタなど、複数の水泳ブランドの度付きゴーグルを、画面上で瞬時に比較できます。
  • 珍しいタイプも見つかる:
    実店舗ではなかなか見つからない、高めの度数(例:-9.0、-10.0)対応のゴーグルや、
    珍しい色のレンズ、女性や子ども向けの細かなサイズ調整が可能なモデルも見つけやすいです。
  • 専門店のオンラインストア:
    「度付きスポーツ用品専門」のオンラインショップも存在し、
    ここでは乱視対応や、メガネの処方箋に基づいた高品質なオーダーメイドゴーグルを注文することも可能です。(オンライン専門店をGoogleで探す

購入前に必ずチェック!オンラインならではの注意点

価格や選択肢の多さは魅力的ですが、オンライン購入にはいくつかの注意点があります。特に初めて度付きゴーグルを買う方は、以下の点に気を付けてください。

PD(瞳孔間距離)の確認が必須

度付きメガネと同様に、ゴーグルも左右のレンズの中心と、あなたの瞳の中心(PD)が一致していることが、快適な視界を得るための絶対条件です。
既製品のゴーグルはPDが固定されていることが多いので、自分のPDを把握しておかないと、視界が歪んだり、頭痛の原因になったりすることがあります。
自分のPDは、メガネ店で測ってもらうか、自分で簡単に測定する方法を調べておきましょう。

サイズ感とフィット感

ゴーグルは、顔の形や目の周りの骨格によって、フィット感が大きく変わります。
オンラインでは試着ができないため、過去に使ったゴーグルのメーカーや型番を参考にしたり、
購入者のレビュー(「水の侵入はなかったか」「顔に跡が残りすぎないか」など)を徹底的にチェックしてから購入を決めるようにしてください。

失敗しない度付きゴーグルの選び方:近視度数・PD(瞳孔間距離)の重要性

ここからは、実際に購入する際に「これだけは絶対に知っておいてほしい!」という、度付きゴーグル選びの核心的なポイントをお伝えします。
特に、度数とPD(瞳孔間距離)は、快適さに直結するので、しっかり確認してくださいね!

度付きゴーグルの度数選びの基本

度付きゴーグルは、基本的に「近視用」のレンズが主流です。メガネの処方箋にある「S(球面度数)」の数値が、ゴーグル選びの基本となります。
しかし、メガネと同じ度数を選べば良いかというと、実はそうではありません。

水中・雪上では度数を調整する必要がある?

水泳用ゴーグルの場合、水中では物の見え方が変わる(大きく見える)ため、
メガネよりも1段階〜2段階(約-0.5D〜-1.0D)弱めの度数を選ぶのが、疲れにくい視界を確保するためのセオリーとされています。
強い度数に慣れている人は、特に弱めのものを選んだ方が違和感が少ないでしょう。
スキー・スノボ用ゴーグルも同様に、インナーレンズと目との距離や、広大な雪面を見る環境から、メガネよりもやや弱めの度数を選ぶことが推奨されています。

PD(瞳孔間距離)が合わないとどうなる?

PDとは、「右目の瞳孔の中心から、左目の瞳孔の中心までの距離」のことです。
これがゴーグルのレンズの中心とズレていると、プリズム効果が発生し、目の負担が大きくなります。

PDの重要性を無視できない理由

  • 疲労の原因に:
    ズレが大きいと、視線がレンズの中心を通らないため、無理に焦点を合わせようとして目が疲れやすくなります。頭痛や肩こりの原因になることも少なくありません。
  • 強い度数ほど影響大:
    特に-5.0を超えるような強い度数の場合、PDのズレが少しでもあれば、見え方の違和感や疲れはより顕著になります。

既製品のゴーグルは、一般成人男性の平均的なPD(約62mm〜66mm)に合わせて作られていることが多いですが、
自分のPDが平均から大きく外れていると感じる方(PDが狭い女性や子ども、PDが広い男性など)は、左右別々のレンズを組み合わせてPDを調整できるタイプを選ぶか、
迷わずオーダーメイドを検討するのが賢明です。

水泳用とスキー/スノボ用でどう違う?それぞれの度付きゴーグルの特徴

度付きゴーグルと言っても、水泳用とスキー・スノボ用では、その機能性、構造、そして度付きレンズの対応方法が全く異なります。
目的に合ったものを選ばないと、せっかく買っても快適に使えないので、それぞれの特徴をしっかり理解しておきましょう。

水泳用度付きゴーグル:防水性とフィッティングが命!

水泳用ゴーグルの最重要ポイントは、「水の侵入を防ぐ完璧な防水性」「耐久性のある曇り止め」です。

水泳用の特徴

  • 左右別レンズ方式:
    多くのメーカーが、左右で異なる度数を選べるように、レンズとストラップをバラ売りしています。これにより、左右の視力差がある人でも対応しやすいです。
  • 近視度数対応の幅:
    既製品でも-1.0〜-8.0程度まで対応しているものが豊富です。それ以上の強い度数や乱視は、専門メーカーのオーダー品になります。
  • クッション材の有無:
    競泳選手は抵抗を減らすためにクッションなしの「ノンクッション」を選びますが、レジャーやフィットネスでは、目の周りを優しく保護する「クッション付き」がおすすめです。

水泳で使う場合は、購入したらすぐに水に浸けずに、一度顔に当てて水が入らないか試すことをお勧めします。

スキー・スノボ用度付きゴーグル:視界の広さとレンズの機能性!

ウィンタースポーツ用のゴーグルは、紫外線から目を守るだけでなく、広い視界と、雪面の凹凸を見やすくするレンズの色(コントラスト性能)が重要になります。

スキー・スノボ用の特徴

  • インナーレンズ方式:
    前述の通り、ゴーグル本体ではなく、内側のインナーフレームに度付きレンズをはめ込む方式が一般的です。このインナーレンズは、レンズと目の距離が近くなりすぎないように調整されているため、快適な視界を保ちやすいです。
  • 曇り止め・ベンチレーション:
    温度差による曇りは、スキー・スノボでは致命的です。レンズの曇り止め加工はもちろん、通気口(ベンチレーション)がしっかりと機能しているゴーグルを選びましょう。
  • OTG(メガネ対応)モデル:
    度付きのインナーレンズを作るのが面倒な場合や、すぐに使いたい場合は、自分のメガネをかけたまま装着できる設計のOTGモデルを選ぶのも一つの手です。ただし、メガネのフレームによっては窮屈に感じることもあるので、必ず試着してください。

度付きゴーグルにかかる費用の相場と保険適用の可能性

度付きゴーグルを購入するにあたり、やはり気になるのは「いくらくらいかかるの?」という費用面ですよね。
購入場所や、既製品かオーダーメイドかによって、価格帯は大きく変動します。ここでは、一般的な相場と、気になる保険適用の可能性について解説します。

既製品とオーダーメイドの価格帯比較

既製品(水泳用が中心)の相場

  • 価格帯: 2,000円〜5,000円程度
  • 特徴:
    スポーツ用品店やオンラインショップで手に入る、一般的な度数(-1.0〜-8.0)が固定されたモデルです。
    左右別々にレンズを購入する場合は、レンズ代(1,000円〜2,500円/枚)+ストラップ代(1,000円前後)となり、合計で4,000円前後になることが多いです。

オーダーメイド・インナーレンズの相場

  • 水泳用オーダー品: 8,000円〜20,000円程度
  • スキー・スノボ用インナーレンズ(メガネ店作成): 10,000円〜30,000円程度(レンズの品質による)
  • 特徴:
    乱視や強度の近視に対応でき、PDも正確に合わせられるため、見え方の快適さが格段に向上します。
    スキー・スノボ用は、インナーフレーム代が別途かかることもあります。レンズには高性能な曇り止めや、度数の調整加工などが施されるため、価格は高めになります。

「Amazonや楽天で売ってる格安の度付きゴーグルはどうなの?」という疑問もあるかと思いますが、
極端に安い製品は、レンズの歪みや曇り止め効果がすぐに切れてしまうなどの問題がある場合があるので、有名スポーツブランドや信頼できるメーカーのものを選ぶのが無難です。

健康保険・医療費控除の適用は?

残念ながら、一般的な水泳用やスキー・スノボ用の度付きゴーグルは、健康保険や医療費控除の対象外となります。
これらは「治療を目的とした医療機器」ではなく、「スポーツ用品」と見なされるためです。

ただし、ごく稀なケースとして、

  • 医師の診断書があり、特定の疾患の治療のために必要と認められる場合
  • 身体障害者手帳の交付を受けている人が、日常生活用具として購入する場合

など、特定の条件を満たすと、自治体の補助制度や医療費控除の対象となる可能性もあります。これは非常に例外的なので、購入前に必ず医師や自治体の窓口に相談(医療費控除の情報を検索)してくださいね。

既製品とオーダーメイド(専門製作)の違いとそれぞれのメリット・デメリット

度付きゴーグル選びで最も悩ましいのが、「既製品で済ませるか、それともお金をかけてオーダーメイドにするか」という選択です。
それぞれの違いを理解することで、あなたの目の状態や利用頻度、予算に合わせた最適な答えが見つかります。

既製品のメリット・デメリット

メリット デメリット
✅価格が安い: 予算を抑えたい人に最適。 ❌乱視に対応できない: 乱視が強い人は見えにくい。
✅即日購入可能: 急いでいる場合でもすぐに手に入る。 ❌PD(瞳孔間距離)が固定: 目に合わないと疲労や頭痛の原因に。
✅種類が豊富: 色やデザインの選択肢が多い。 ❌度数に限界がある: 強度近視(-8.0以上など)には対応が難しい。

既製品は、「たまにプールに行く程度」「度数が比較的弱い」「乱視がほとんどない」という方には、手軽でコスパの良い選択肢と言えます。

オーダーメイド(専門製作)のメリット・デメリット

メリット デメリット
✅乱視や超強度近視にも対応: どんな視力の人でも快適な視界を確保。 ❌価格が高い: 既製品の数倍のコストがかかることが多い。
✅PDを正確に合わせられる: 目の疲れを最小限に抑え、最高のパフォーマンスを引き出す。 ❌時間がかかる: 注文から受け取りまで、数週間かかる場合がある。
✅カスタム性: レンズの色やコーティングなどを細かく選べる。 ❌取り扱い店舗が少ない: 専門の眼鏡店やオンラインショップに限定される。

オーダーメイドは、「週に何回も泳ぐ・滑る」「目が疲れやすい」「乱視があって既製品では見えない」という、視界の快適性を最優先したい方におすすめです。特に、スポーツで高い集中力を維持したい方は、オーダーメイドによる「見え方のストレスゼロ」の環境を手に入れる価値は十分あります。

度付きゴーグルを今すぐ手に入れたい!即日購入が可能な店舗はどこ?

急な旅行や、明日からの水泳教室などに備えて、「今日中に度付きゴーグルを手に入れたい!」というケースもあるかと思います。度付きゴーグルは、メガネやコンタクトと比べて即日対応が難しい商品ですが、特定の条件を満たせば即日購入は可能です。

即日購入が可能なのは「既製品」のみ!

オーダーメイドや、インナーレンズに度付きレンズを組み込む方法は、レンズの加工に時間がかかるため、即日対応は不可能です。
そのため、即日購入のターゲットは、棚に並んでいる「既製品の度付き水泳用ゴーグル」に絞られます。

即日購入が狙える店舗のリスト

店舗タイプ 可能性 狙い目となる条件
大型スポーツ用品店
(アルペン、ゼビオなど)
◎ 高い 水泳用品コーナーが広い店舗。左右別レンズの在庫が豊富。
ドン・キホーテ・ホームセンター △ 低い 在庫があれば可能だが、度数が限定的。品切れの可能性も高い。
眼鏡店
(JINS, Zoff, メガネスーパー)
× ほぼ不可能 在庫としてゴーグル本体を置いていることが稀。レンズ作成には時間がかかる。

即日購入を成功させるための具体的な手順

  1. 自分の度数を把握する:
    最低でも、左右のメガネ度数(S値)と、水中では弱めの度数を選ぶということを考慮した「希望度数」を頭に入れておくこと。
  2. 店舗に電話で確認:
    「水泳用の度付きゴーグルで、-○.○と-△.△の在庫があるか」を、事前に店舗に電話で問い合わせるのが確実です。これにより、無駄足を踏むことを避けられます。
  3. 左右別レンズタイプを選ぶ:
    即日購入できるのは、ほとんどの場合、レンズとストラップを自分で組み立てる「セパレートタイプ」です。これにより、左右で異なる度数のレンズをその場で選んで購入できます。

子ども用の度付きゴーグルはどこで探す?選ぶ際のポイント

お子さんが水泳を習い始めたり、家族でスキーに行く際に、「子ども用の度付きゴーグル」を探す親御さんは多いですよね。
大人用と違って、子どものゴーグルは「安全性」と「成長」を考慮した選び方が必要になります。もちろん、購入できる場所も少し変わってきます。

子ども用度付きゴーグルが手に入りやすい場所

子ども用の度付きゴーグルも、基本的には大人用と同じく水泳用が中心となります。販売経路は以下の通りです。

  1. 大型スポーツ用品店:
    最もおすすめです。子ども用のサイズが豊富で、カラフルなデザインも多く、試着も可能です。もちろん、大人用と同様に左右別の度数を選べるものが主流です。
  2. オンラインショップ(Amazon, 楽天市場):
    「子ども用」「ジュニア」といったキーワードで、大人用よりも細かくサイズ展開されているものが見つかります。特に、メーカー直販のオンラインストアでは、子どもの顔の形に特化したモデルが見つかりやすいです。
  3. スイミングスクールの売店:
    通っているスイミングスクールによっては、提携メーカーの度付きゴーグルを扱っていることがあります。コーチに相談できるという点で安心感があります。

子ども用の度付きゴーグルを選ぶ際の重要ポイント

レンズの「耐衝撃性」をチェック!

子どもはプールサイドで転んだり、ゴーグルを落としたりすることが多いため、レンズの耐衝撃性が高いポリカーボネート製のものを選ぶようにしましょう。
万が一割れても破片が飛び散りにくい安全な素材が使われていることが重要です。

サイズ調整のしやすさ(ストラップと鼻ベルト)

子どもの顔は成長が早いため、ストラップだけでなく鼻ベルトも細かく調整できるタイプを選んでください。
鼻ベルトが合わないと、水が入りやすくなるだけでなく、目に圧迫感を与えてしまいます。購入前に、調整方法が簡単であるかを確認しておくと、子ども自身でも使いやすくなります。

度数は「少し弱め」が基本

大人と同様に、水中では物が大きく見えるため、メガネの度数よりも1段階(-0.5D)程度弱いものを選ぶのが基本です。
度数が強すぎると、プールの底を見た時などに違和感やめまいを感じやすくなるため、「見えるギリギリの弱さ」を選ぶようにしてください。

ネットで度付きゴーグルを買う前に準備すべき3つのこと

オンラインショップは選択肢も多くて魅力的な購入先ですが、試着ができないという最大のデメリットがあります。
ここでは、ネットで失敗せずに度付きゴーグルを購入するために、事前に準備しておくべき3つのことをまとめてみました。

準備1:PD(瞳孔間距離)と左右の正確な度数を把握する

ネットで既製品を買う場合、「自分の瞳孔間距離(PD)が、ゴーグルのPDとどれくらい近いか」を知っておくことが非常に大切です。
初めて購入する場合は、必ず一度眼鏡店で視力測定を行い、以下の情報をメモしておきましょう。

  • PD(瞳孔間距離): 左右の目幅(例: 64mm)
  • S(球面度数): 近視の度数(例: 右-3.00、左-3.50)
  • C(円柱度数)とAXIS(乱視軸): 乱視がある場合

既製品は乱視に対応できませんが、乱視が強い人は「乱視度数の半分を近視度数に足す(等価球面度数)」という計算を行い、補正した度数で買うという方法もありますが、これは自己責任になるため、基本的には専門店に相談するのがベストです。

準備2:レビューや寸法を徹底的に比較する

実物を手に取れないネットでは、他の購入者の意見が非常に貴重な情報源となります。
特にチェックすべきは以下の点です。

チェック項目 確認すべき内容
フィット感 「水が入らないか」「跡が残りすぎないか」「鼻ベルトの調整幅」
曇り止め 「どのくらいで曇り始めるか」「曇り止めの効果は長持ちするか」
レンズの色 「プールで暗すぎないか」「屋外で眩しすぎないか」

度付きゴーグル レビュー 比較などで検索して、事前にしっかり情報を集めておきましょう。

準備3:返品・交換ポリシーを確認する

万が一、購入したゴーグルが顔に合わなかったり、度数が合わなかったりした場合のために、返品や交換の条件を必ず確認しておきましょう。
特に、一度でも水に濡らしたり、鼻ベルトを調整したりすると返品不可になるケースがほとんどです。
届いたらすぐに開封し、濡らさずに顔に当ててみて、フィット感や見え方をチェックするようにしてください。

度付きゴーグルの寿命は?長持ちさせるためのお手入れ方法

せっかく自分にぴったりの度付きゴーグルを手に入れたなら、できるだけ長く快適に使いたいですよね。
ゴーグルの寿命は、使い方や素材、そして日頃のお手入れによって大きく変わってきます。ここでは、長持ちさせるためのお手入れ方法と、交換時期の目安について解説します。

ゴーグルの寿命を縮める最大の敵は「塩素」と「摩擦」!

水泳用ゴーグルのレンズやクッション材、ストラップは、プールの塩素と、レンズを拭く際の摩擦によって劣化していきます。

レンズ寿命のサイン

  • 曇り止め効果の消失:
    レンズの内側に施されている曇り止めコーティングは、最も早く寿命が来る部分です。頻繁に曇るようになったら、コーティングが剥がれ始めているサインです。(市販の曇り止め液で一時的に回復可能)
  • レンズの傷:
    レンズ表面に細かい傷がつくと、水中で光が乱反射し、見えづらくなります。これは寿命のサインであり、度付きレンズの場合は交換が必要です。

クッション・ストラップ寿命のサイン

  • クッションの硬化・ひび割れ:
    目の周りに当たるクッション材が硬くなったり、ひび割れたりすると、水の侵入の原因になります。
  • ストラップの伸び:
    ストラップが伸びきってしまい、強く締めても顔にフィットしなくなった場合も、交換の目安です。

長持ちさせるための3つのお手入れ術

使用後はすぐに真水で優しく洗う

プールから上がったら、すぐに水道水(真水)でゴーグル全体を優しく洗い流し、塩素を完全に除去してください。
このひと手間が、ゴーグルの寿命を格段に延ばします。熱いお湯はレンズのコーティングを傷める可能性があるため、必ず冷水かぬるま湯を使いましょう。

レンズの内側は絶対に「拭かない」!

レンズの内側には、デリケートな曇り止めコーティングが施されています。
タオルや指でゴシゴシと拭いてしまうと、一発でコーティングが剥がれてしまいます。水気を切る際は、軽く振って水を払い、自然乾燥させるのがベストです。どうしても水滴を取りたい場合は、ティッシュの角などで優しく水分を吸い取る程度にしてください。

ケースに入れて保管する

脱衣所などに放置せず、必ず専用のゴーグルケースに入れて保管してください。
これにより、レンズに傷がつくのを防ぎ、カバンの中で他の荷物に押しつぶされてフレームが歪むのを防ぐことができます。
また、高温になる場所(車のダッシュボードなど)での保管は、ゴムやプラスチックの劣化を早めるため、避けるようにしましょう。(ゴーグル長持ちさせる方法を調べる

眼鏡店とスポーツ用品店、オンラインショップの得意なことのまとめ

ここまで読んでくださってありがとうございます!
最後に、あなたのニーズに合わせて、どの購入場所が一番最適なのかをまとめてみましょう。

あなたの「目的」に合った購入先は?

目的 おすすめの購入先 ポイント
✅正確な度数で作りたい
(乱視対応、強度の近視)
眼鏡店 + 専門オンライン 眼鏡店で測定し、オーダーメイドのインナーレンズを製作するのが確実。
✅急いでいる・安く済ませたい
(レジャー用、低度数)
大型スポーツ用品店 既製品の在庫が豊富。試着してその場で持ち帰れるのが最大の魅力。
✅種類を比較したい
(デザイン、機能性を重視)
大手オンラインショップ 自宅で多数のメーカーを比較し、最も良いレビューのものを探すのが効率的。
✅スキー・スノボ用が欲しい スポーツ用品店 + 眼鏡店 スポーツ店で本体を試着し、眼鏡店でインナーレンズの度数を作るのが主流。

度付きゴーグルは、快適なスポーツライフを支える大切な道具です。
メガネとは異なり、一度水に濡らしてしまうと返品が難しくなるため、購入前の情報収集が本当に大切になってきます。
この記事でご紹介した「PD」「弱めの度数」といったポイントを参考に、ぜひあなたにぴったりの最高のゴーグルを見つけてくださいね!

度付きゴーグルは、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手オンラインモールで、多種多様なモデルが販売されています。
特に水泳用は、左右別々に度数を選べるタイプが人気で、価格競争も激しいので、一度検索してみることを強くおすすめします。
また、メルカリなどの中古市場でも、試着のみの美品が出品されていることがありますが、衛生面や保証の面で不安が残るので、新品の購入を検討されることをおすすめします。

度付きゴーグル以外で視界を確保する代替案!コンタクト・レーシックとの比較

度付きゴーグルを探しているということは、「水中でメガネなしでクリアに見たい」というニーズがあるはずです。実は、度付きゴーグル以外にも視界を確保する方法がいくつかあります。ここでは、コンタクトレンズとレーシック手術について、度付きゴーグルと比較しながらメリット・デメリットを解説します。

代替案1:使い捨てコンタクトレンズを使用する

水泳選手やダイバーなど、多くの方が採用しているのが、使い捨てのコンタクトレンズを着用した上で、度なしのゴーグルを装着する方法です。

メリットとデメリット

メリット デメリット
✅最もクリアな視界: PDのズレがなく、メガネと同じ見え方。 ❌感染症のリスク: 特に水泳では、細菌や塩素がレンズと目の間に入り込み、感染症を起こす危険がある。
✅費用が安い: 既にコンタクトを使っているなら追加費用は度なしゴーグル代のみ。 ❌紛失しやすい: 水が入った拍子に外れてしまうと、二度と見つからないことが多い。

水中でのコンタクトレンズの使用は、眼科医の多くが推奨していません。特にソフトコンタクトレンズは水分を吸収するため、アカントアメーバなどのリスクが高まります。使用する場合は、必ず「使い捨て」のものを選び、使用後はすぐに外して破棄し、清潔なメガネに切り替えるなど、衛生面に最大限の注意を払う必要があります。

代替案2:レーシック手術などの屈折矯正手術

度付きゴーグルもコンタクトも煩わしいと感じる方にとっては、根本的な解決策としてレーシック手術(もしくはICLなどの眼内コンタクトレンズ)も選択肢に入ります。手術によって裸眼視力を回復すれば、水泳でもスキーでも、度なしのゴーグルで快適に過ごせるようになります。

メリットとデメリット

メリット デメリット
✅恒久的な解決: 手術が成功すれば、以降ゴーグルもコンタクトも不要になる。 ❌高額な費用: 手術費用は高額であり、健康保険も適用されない。
✅安全性が高い: 水中での感染症やコンタクト紛失の心配がなくなる。 ❌リスクがある: 手術である以上、合併症や後遺症のリスクがゼロではない。

レーシックは費用やリスクを伴うため、自分のライフスタイルや目の健康状態をよく考えた上で、信頼できる専門医と相談(レーシック手術について調べるしてから検討してください。

結論として、最も安全で手軽な方法は、やはり「度付きゴーグル」を購入することです。特に水泳では、感染症リスクを避けるためにも、度付きゴーグルを選びましょう。

乱視が強い人はどうする?オーダーメイドの専門店を探そう!

度付きゴーグルを探す上で、最も壁となるのが「乱視」です。
既製品の度付きゴーグルは、ほとんどの場合、近視(S値)にしか対応していません。
そのため、「メガネがないと遠くが見えない」上に「乱視で視界がボケる」という方は、既製品では快適な視界を得ることができません

乱視対応は「専門のオンラインショップ」か「特定の眼鏡店」へ

乱視を矯正するための「円柱レンズ(C値)」を組み込むには、完全なオーダーメイド製作が必要になります。これは一般的なスポーツ用品店や、通常のメガネ店では対応できません。

乱視対応ゴーグルの探し方

  1. 「度付きスポーツゴーグル 乱視」で検索する:
    乱視対応を専門とするオンラインショップを見つけ、処方箋を提出して製作を依頼します。この手の専門店は、PD(瞳孔間距離)の測定や、レンズの角度調整にも長けています。
  2. スポーツに特化したメガネチェーン店に相談する:
    一部の大型眼鏡チェーン店や、スポーツアイウェアに特化した店舗では、乱視用のレンズをインナーフレームに組み込むサービスを提供しています。

乱視が強い方は、「既製品で妥協する」という選択肢は避けるべきです
乱視が合っていない状態でスポーツをすると、目の疲れやめまいがひどくなり、運動に集中できません。特にスキー・スノボのようにスピードが出るスポーツでは、視界の歪みは非常に危険です。少々費用がかかっても、オーダーメイドで快適な視界を確保することが、安全とパフォーマンス向上への近道となります。(乱視対応の度付きゴーグルを検索

乱視用のオーダーゴーグルは、既製品の価格(約4,000円)に比べ、15,000円〜30,000円程度と高額になりますが、その分、満足度は非常に高いはずです。

「度付き」なのに曇りやすい?曇り止めを長持ちさせる裏ワザ!

新品の度付きゴーグルを買ったのに、「すぐに曇ってしまった…」という経験はありませんか?
せっかくのクリアな度付きレンズも、曇ってしまっては意味がありませんよね。
実は、度付きゴーグルに施されている曇り止めコーティングは非常にデリケートで、間違った使い方をするとすぐに効果が失われてしまいます。ここでは、曇り止めを長持ちさせる裏ワザをご紹介します。

曇りの原因は「温度差」と「コーティングの剥がれ」

ゴーグルが曇る最大の原因は、レンズ内側と外側の温度差です。特に水泳では、冷たい水と、体温で温められたゴーグル内の空気との温度差で曇りが発生します。

絶対にやってはいけないNG行為!

  • ❌指やタオルでレンズの内側を拭く:
    曇り止めコーティングは、レンズ内側に薄く塗られた膜です。指で触ったり、タオルで拭いたりすると、すぐに剥がれてしまいます。
  • ❌レンズに唾を塗る:
    昔ながらの方法ですが、プールの水を汚す原因になるだけでなく、雑菌がコーティングを傷める可能性もあります。
  • ❌洗剤で洗う:
    食器用洗剤などは、曇り止めを強力に剥がしてしまうので、絶対に使用しないでください。

曇り止めを復活・長持ちさせる裏ワザ

  1. 使用前に「水に浸す」:
    水泳用ゴーグルは、泳ぎ始める直前にプールの水に軽く浸し、レンズ内側を濡らして温度差を小さくしておくと、曇りにくくなります。
  2. 専用の「曇り止め液」を使う:
    既製品の曇り止め効果が切れてきたら、必ずゴーグル用の専用曇り止め液(アンチフォグ液)を使用してください。
    この液は、コーティングに近い成分で膜を張り、一時的に曇り止め効果を復活させてくれます。
  3. 自然乾燥を徹底する:
    使用後は、真水で優しく洗い流し、風通しの良い日陰で自然乾燥させてください。レンズを下向きにして水滴が残らないようにするのがポイントです。

正しいお手入れで、せっかくの度付きゴーグルのクリアな視界を長く維持しましょう!

まとめ:度付きゴーグルを快適に使うためのチェックリスト

度付きゴーグルの購入は、メガネやコンタクト選びよりも少し複雑です。最後に、この記事でお伝えした「失敗しないための必須チェックリスト」をもう一度確認しておきましょう。

<購入前の最終チェックリスト>

・自分の「PD(瞳孔間距離)」を把握しているか?
・メガネよりも「0.5〜1.0」弱い度数を選ぶつもりでいるか?
・乱視がある場合、既製品ではなくオーダーメイドの専門店を検討しているか?
・水泳用なら、「水の侵入」を防ぐために試着(またはレビュー確認)を徹底したか?
・スキー用なら、「インナーレンズ対応」の本体と、それに合う度付きレンズの製作方法を理解しているか?

このチェックリストをクリアすれば、あなたに最適な度付きゴーグルがきっと見つかります。
メガネやコンタクトを気にすることなく、水や雪の世界を思い切り楽しんでくださいね!
また、もしAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでぴったりの商品が見つかったら、ぜひレビューを参考に購入してみてください。

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