観葉植物はどこで買うのが正解?失敗しないお店選びのコツを徹底解説!
新生活や引っ越し、お部屋の模様替えをするとき、「何か癒やしになるものがほしいな」「インテリアにグリーンを加えたいな」と感じて、観葉植物の購入を検討される方は多いですよね。
でも、いざ買おうと思っても、「どこで買うのが一番いいの?」「値段の相場は?」「初心者でも大丈夫?」と、疑問がたくさん出てくるのではないでしょうか。
ホームセンター、お花屋さん、雑貨屋さん、そして最近はネット通販も主流になっています。選択肢が多すぎて、どこを選べばいいか迷ってしまいますよね。
ご安心ください!この記事では、観葉植物を「買う場所」に焦点を当てて、それぞれのメリット・デメリット、そして失敗しないための選び方のコツを、モモストアが徹底的に解説します。
あなたのお部屋にぴったりの、元気なグリーンを見つけるための参考にしてくださいね!
・初心者さんにおすすめ!手軽に買えるお店のメリット・デメリット
・失敗しない!実店舗で観葉植物を選ぶ時のチェックポイント
・ホームセンター・園芸店で買うメリットと注意点
・家具店・雑貨店でのおしゃれな観葉植物の探し方
- 観葉植物が買える場所【ジャンル別一覧】
- 初心者さんにおすすめ!手軽に買えるお店のメリット・デメリット
- 失敗しない!実店舗で観葉植物を選ぶ時のチェックポイント
- ホームセンター・園芸店で買うメリットと注意点
- 家具店・雑貨店でのおしゃれな観葉植物の探し方
- 【穴場】意外な場所で素敵な観葉植物を見つける方法
- ネット通販(オンラインストア)で観葉植物を買うメリット・デメリット
- ネット通販で失敗しない!サイズ選びと育て方の情報チェック
- 観葉植物を購入する前に知っておきたい!準備と予算の目安
- モモストアが厳選!おすすめの観葉植物ベスト3
- 観葉植物を長く楽しむための「購入後のひと手間」
- 観葉植物を安く手に入れるための裏技とタイミング
- 観葉植物の購入に関するQ&A
- まとめ:観葉植物は「目的」に合わせて購入場所を選ぶのが正解!
観葉植物が買える場所【ジャンル別一覧】

「観葉植物を売っている場所」と言っても、実は様々なジャンルのお店があります。それぞれのお店で、扱っている植物の種類や価格帯、品質、そしてお店の雰囲気までガラリと変わるんですよ。
まずは、代表的な購入場所をジャンル別に一覧でご紹介します。自分が何を重視したいか(価格、品質、手軽さ、デザイン性など)に合わせて、お店の候補を絞り込んでみましょう。
【実店舗】手にとって選べる安心感があるお店
実店舗で購入する最大の魅力は、なんといっても実際に自分の目で植物の状態を確認できることです。葉の色つや、土の湿り具合、虫がいないかなど、細部までチェックできるのは大きなメリットです。
特に初めて観葉植物を買う方や、大きなサイズを検討している方は、実店舗での購入をおすすめします。
主な実店舗の購入場所と特徴
実店舗といっても、専門店から身近なお店まで様々です。それぞれの特徴を理解しておくと、目的の植物を探しやすくなります。
- 園芸専門店(ナーセリー):
専門知識を持ったスタッフが多く、珍しい品種や大きな樹木も扱っています。植物の育て方に関する相談にも乗ってもらえるのが強みです。品質はトップクラスですが、価格はやや高めになる傾向があります。 - ホームセンター:
価格帯が手頃で、土や肥料、鉢、植木鉢スタンドなど、必要な資材がすべて揃います。ただし、管理が行き届いていない店舗もあるため、植物の状態をしっかり見極める目が必要です。 - フラワーショップ・お花屋さん:
ギフト用の小さな鉢植えや、インテリア性の高いおしゃれな品種を扱っています。ラッピングや配送サービスも充実していることが多いですが、大型のものは少ないです。 - インテリアショップ・雑貨店:
主に小型〜中型の観葉植物を扱っており、鉢カバーや家具とのコーディネートがしやすいようなデザイン性の高い商品が多いです。植物の専門知識を持つスタッフが少ない場合があるため、育て方は自分で調べる必要があります。 - 100円ショップ(ダイソー、セリアなど):
サボテンや多肉植物、小さなハイドロカルチャー(水耕栽培)など、手のひらサイズの植物を手軽に試せます。ただし、大きく育てたい方には向かず、品種も限られます。
このように、どこで購入するかによって、商品のラインナップや価格帯、そして購入後のサポート体制が変わってきますので、事前にチェックしておくと安心ですね。
初心者さんにおすすめ!手軽に買えるお店のメリット・デメリット
観葉植物を初めて買う初心者さんにとって、専門的なお店は敷居が高く感じられるかもしれません。最初は、身近にあるお店や、手軽にチャレンジできる場所からスタートするのがおすすめです。
特に、「ホームセンター」と「インテリア雑貨店」は、初心者さんが気軽に観葉植物デビューできる場所として人気があります。それぞれのメリットと、注意すべきデメリットを比較してみましょう。
ホームセンターで購入するメリット・デメリット
ホームセンターは、観葉植物コーナーが充実している店舗が多く、価格も非常にリーズナブルなのが最大の魅力です。また、植物本体だけでなく、植え替えに必要な「鉢底石」「培養土」「肥料」「ジョウロ」といった資材もすべて同じ場所で手に入ります。
<メリット>
- 価格が安く、コストを抑えられる。
- 植物の品揃えが豊富で、サイズも小型から大型まで選べる。
- ガーデニング用品が一式揃うため、手間がない。
- 全国どこにでもあるため、アクセスしやすい。
<デメリット>
- 店舗によっては、植物の管理(水やり、日当たり)が十分ではない場合がある。
- 専門知識を持つスタッフが少なく、質問に答えられないことがある。
- 鉢カバーのデザインがシンプルで、おしゃれなものが少ない場合がある。
特に冬場など、売り場の温度管理が甘いと植物が傷んでいる可能性もあるため、購入前には植物の状態をしっかりチェックすることが重要です。
インテリア雑貨店で購入するメリット・デメリット
おしゃれな家具店や雑貨店で観葉植物を見かけることも増えました。例えば、無印良品やIKEAなどでも、生活に溶け込むようなスタイリッシュな植物が販売されています。
<メリット>
- 鉢カバーや鉢のデザインがおしゃれで、すぐに部屋に馴染むものが多い。
- インテリアとの相性をイメージしやすい。
- 大型店では、家具とのトータルコーディネートの提案を受けられる。
<デメリット>
- 植物の種類が限られていることが多い。
- 価格がやや高めに設定されていることがある。
- 植物の生育環境(日当たりなど)が売り場で整っていない場合があり、購入後に急に調子を崩す可能性がある。
- 園芸の専門家がいないため、育て方のアドバイスは期待できない。
「見た目のおしゃれさ」を最優先したい場合は雑貨店がおすすめですが、「植物を長く育てること」を重視するなら、専門知識を持ったスタッフがいる場所での購入を検討しましょう。
失敗しない!実店舗で観葉植物を選ぶ時のチェックポイント
実店舗で購入する最大のメリットは、「自分の目で見て触って選べる」ことです。しかし、ただ見た目がきれいなものを選ぶだけでは、家に持ち帰ってからすぐに枯れてしまう…なんていう悲しい事態になりかねません。
元気で長く楽しむことのできる観葉植物を選ぶために、必ずチェックしてほしい重要なポイントをまとめました。
【3つの確認事項】植物の元気度を見極める方法
観葉植物は生き物ですから、元気な株を選ぶことが、その後の生育の成功を大きく左右します。以下の3つのポイントを、じっくりと観察してみてください。
葉の色つやと形
葉全体の色が濃く、ツヤがあるものを選びましょう。葉に張りがなく、黄色っぽく変色していたり、斑点やカビのようなものがある葉が多い場合は、すでに病気や栄養不足の可能性があります。
また、新しい葉(新芽)が出ているかどうかも重要なポイントです。新芽が出ているということは、その株が今も成長を続けている証拠であり、元気な証拠と言えます。
土の状態と鉢底の確認
植物が植えられている土の状態をチェックしてください。表面がカチカチに乾燥しすぎている、または逆に常にびしょびしょに濡れた状態が続いている場合は、水やりが適切に行われていない可能性があります。
さらに、鉢をそっと持ち上げて、鉢底の穴から根が飛び出していないか確認しましょう。根がギュウギュウに詰まっている(根詰まり)状態だと、購入後にすぐに植え替えが必要になります。少し根が見える程度なら問題ありませんが、大量に飛び出している場合は避けた方が無難です。
虫がついていないか
これが最も重要かもしれません。葉の裏や茎の付け根、鉢の土の表面などに、小さな白い綿のようなもの(カイガラムシ)や、黒や茶色の小さな粒(アブラムシなどの排泄物)がないかを徹底的にチェックしましょう。
虫がついている植物を家に持ち帰ってしまうと、他の植物に移ったり、お部屋の中で虫が増えてしまう原因になります。特に、葉の裏側や、葉と茎が接する部分などは見落としやすいので、しっかり確認してください。害虫の早期発見と対策については、ぜひ検索して知識を持っておくと安心です。
ホームセンター・園芸店で買うメリットと注意点
ホームセンターや園芸店は、観葉植物の購入場所として最も一般的で、多くの方が利用されています。ここでは、この2つのタイプのお店に焦点を当てて、それぞれの詳細なメリットと、逆に注意すべき点について深掘りしていきましょう。
特にホームセンターは「安いけど品質が心配」、園芸店は「高いけど安心」というイメージがあるかもしれませんが、その特徴を正しく理解すれば、より良いお買い物ができます。
園芸専門店での安心できる購入体験
園芸専門店、またはプロのナーセリーと呼ばれる場所は、植物を育てるプロフェッショナルが運営しています。そのため、流通している植物の品質が非常に高いのが特徴です。
| メリット | デメリット |
| ・植物の生育環境が整っているため、元気な株が多い。 | ・価格設定が、ホームセンターなどに比べて高め。 |
| ・珍しい品種や、芸術的な樹形(曲がり仕立てなど)の植物が見つかる。 | ・店舗が少ない、または郊外にある場合が多い。 |
| ・育て方やトラブル解決について、専門的なアドバイスがもらえる。 | ・敷居が高く感じられることがある。 |
少々値が張っても、長く愛せる「一点モノ」を探したい方や、初めてで育て方に不安がある方は、まずは園芸専門店に足を運んでみることを強くおすすめします。プロのアドバイスは、初心者にとって非常に心強い味方になってくれますよ。
ホームセンター利用時の「見極め力」の重要性
ホームセンターは、手軽さと安さが魅力ですが、その分、お客さん自身が「良い植物」と「そうでない植物」を見極める力が必要になります。
- 【注意点1】仕入れと在庫管理の時期
季節の変わり目や、大量に仕入れられた直後の植物は元気なことが多いですが、長く売れ残っているものは、水やりや日当たりが不足して弱っている可能性があります。 - 【注意点2】鉢カバーとセット販売
おしゃれな鉢カバーとセットで売られていることがありますが、植物と鉢カバーがピッタリすぎて通気性が悪いと、蒸れや根腐れの原因になることがあります。見た目だけでなく、通気性や排水性も考慮して選びましょう。
ホームセンターで掘り出し物を見つけるコツは、やはり「観察」です。売り場全体を見て、活気があり、植物が生き生きとしているかを確認してから、気になる株をじっくりとチェックしてください。
家具店・雑貨店でのおしゃれな観葉植物の探し方
最近は、植物を「育てるもの」としてだけでなく、「インテリアの一部」として捉える方が増えています。それに伴い、家具店や雑貨店でも、空間にマッチするようなデザイン性の高い観葉植物が取り扱われるようになりました。
ここでは、おしゃれなグリーンを探している方に向けて、家具店・雑貨店での選び方のヒントと、植物専門ではないお店で買う際のコツをご紹介します。
人気のインテリアショップの植物の特徴
IKEAや無印良品、ニトリといった大型のインテリアショップでは、家具や小物のテイストに合わせた観葉植物を扱っています。これらのショップの植物は、以下のような特徴があります。
<家具店・雑貨店の観葉植物の特徴>
- 小型・中型が中心:
日本の住宅事情に合わせ、窓辺や棚に置けるサイズ感のものがメインです。 - スタイリッシュな鉢が多い:
テラコッタ鉢よりも、シンプルでモダンな陶器やプラスチック製の鉢、または麻布などの鉢カバーとセットになっていることが多いです。 - 品種が定番:
育てやすいモンステラ、ポトス、サンスベリア、ガジュマルなど、初心者でも手が出しやすい定番の品種が中心です。
特に、北欧風やミニマリスト風のインテリアを目指している方にとっては、家具店・雑貨店の観葉植物は非常に選択肢に入れやすいでしょう。
おしゃれだけど注意!デザイン重視の落とし穴
デザイン性が高い植物を選ぶ際にも、いくつか注意点があります。見た目だけに惑わされず、植物にとって最良の状態であるかを確認しましょう。
- 【注意点1】鉢カバーと受け皿
おしゃれな鉢カバーの中には、水が溜まる「受け皿」がついていないものや、鉢カバーの底に水が溜まりやすい構造のものがあります。水やり後に水が溜まったままだと、すぐに根腐れを起こしてしまうため、必ず受け皿の有無や、排水のしやすさを確認してください。 - 【注意点2】生育環境
雑貨店の売り場は、照明が暗かったり、エアコンの風が直接当たるところに配置されていることがあります。お店で元気に見えても、その後の管理が不十分だった可能性もありますので、実店舗での選び方の項目で解説した「葉の色つや」「土の状態」をしっかりとチェックしましょう。
おしゃれさと実用性を兼ね備えたグリーンを手に入れるには、デザインだけでなく、植物の健康状態をチェックする「賢い目」を持つことが大切です。
【穴場】意外な場所で素敵な観葉植物を見つける方法
ホームセンターや園芸店だけでなく、「え、こんなところにも?」と驚くような穴場で、素敵な観葉植物に出会えることがあります。定番の購入場所に飽きてしまった方や、人とは違う個性的なグリーンを探している方は、ぜひ以下の穴場スポットもチェックしてみてください。
100円ショップ・プチプラショップの活用法
ダイソーやセリアといった100円ショップでは、小さな観葉植物、サボテン、多肉植物などが販売されています。これらは、コストをかけずに植物の世話を試してみたい初心者さんにとって最高のスタート地点です。
- 【活用のヒント】
100円の小さな植物をいくつか買って、自分でオリジナルの寄せ植えにチャレンジしてみるのも楽しいですよ。また、100均ではおしゃれな鉢や小さな植木鉢スタンドも売っているので、植物本体だけでなく、ガーデニンググッズも一緒に揃えられます。 - 【注意点】
もちろん、成長した大きな株は売っていませんし、品質にばらつきがあることも事実です。購入後、すぐに植え替えるなど、少し手をかけてあげると元気に育ちやすいですよ。
フリマアプリ(メルカリなど)や地域の譲渡会
メルカリやラクマなどのフリマアプリでは、「株分けしたもの」「大きくなりすぎたものを出品」といった形で、個人から観葉植物を購入できます。プロの販売ルートには乗らない、珍しい品種や、個性的な樹形の植物に出会える可能性があります。
<フリマアプリ利用時の留意点>
| メリット | デメリット |
| ・専門店では見つからない珍しい品種が見つかる。 | ・品質保証がないため、写真だけで判断する必要がある。 |
| ・価格交渉ができる場合がある。 | ・梱包・配送時に植物が傷つくリスクがある(特に寒い時期)。 |
| ・大きなサイズでも、送料込みでお得に手に入る場合がある。 | ・育て方に関する詳しい情報は得られない。 |
フリマアプリを利用する際は、出品者の評価をチェックし、梱包方法や発送時期(特に寒冷地への発送)について事前に質問するなど、慎重に進めることが重要です。個人の出品なので、トラブルが起きないように配慮しましょう。
ネット通販(オンラインストア)で観葉植物を買うメリット・デメリット
近年、観葉植物の購入方法として人気が急上昇しているのが、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトや、観葉植物専門のオンラインストアです。実店舗では手に入りにくい品種も豊富で、忙しい現代人にとって非常に便利な購入方法と言えます。
実店舗とは全く違うメリット・デメリットがありますので、購入前にしっかり把握しておきましょう。
オンライン購入が実店舗を上回るメリット
なぜ多くの方がオンラインで観葉植物を買うようになったのでしょうか?その最大の理由は、圧倒的な「利便性」と「情報量」にあります。
- 【メリット1】重いものを運ぶ手間がない(特に大型)
大きな観葉植物は、鉢や土を含めると非常に重くなります。オンラインなら、玄関先まで届けてもらえるため、運搬の手間が一切かかりません。特に車を持っていない方や、マンションの高層階にお住まいの方には大きなメリットです。 - 【メリット2】品種のバリエーションが豊富
実店舗ではスペースの都合上、定番種しか扱えないことが多いですが、オンラインストアは全国の生産者やナーセリーと繋がっているため、非常に珍しい品種や、特定の仕立て(曲がり仕立て、吊り下げなど)の植物を見つけやすいです。 - 【メリット3】購入前に情報収集がしやすい
商品の説明欄には、サイズ、品種名、育て方(日当たり、水やり頻度)、そしてお客様レビューが詳しく記載されていることが多いです。購入前に、自宅の環境(日当たりの強さ)に合うかどうかをじっくり検討できます。
特に大型の観葉植物を購入する場合は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手サイトで、信頼できる専門店が出品している商品を探すのがおすすめです。
オンライン購入で注意すべきデメリット
一方で、オンライン購入には「実物を見られない」という大きなデメリットが伴います。このデメリットをカバーするために、以下の点に特に注意が必要です。
<デメリットと対策>
| デメリット | 具体的な対策 |
| ・実物の大きさや樹形、葉の量が写真と異なる場合がある。 | ・「樹高〇〇cm」といった数値情報を必ず確認し、可能であれば「現品限り」の商品を選ぶ。 |
| ・配送中に植物が傷つく可能性がある。 | ・梱包が丁寧かどうかのレビューをチェックし、信頼できるショップを選ぶ。 |
| ・冬場や夏場の配送で、温度変化によるダメージを受ける可能性がある。 | ・真冬の寒い時期の購入は避け、保温資材が使われているか確認する。 |
| ・土の乾き具合などが確認できない。 | ・届いたらすぐに開封し、水をやるか、植え替えが必要かチェックする。 |
植物専門のオンラインストアであれば、傷みや枯れに対する「安心保証」をつけている場合も多いので、購入前に返品・交換の条件を読んでおくと安心です。
ネット通販で失敗しない!サイズ選びと育て方の情報チェック
オンラインストアで観葉植物を購入する際、特に失敗しやすいのが「サイズ選び」と「情報チェック」です。写真だと大きく見えても、実際に届いたら小さすぎた、または逆に大きすぎて置く場所に困った、という話はよくあります。
オンラインで賢く、そして失敗なく観葉植物を手に入れるための、具体的なチェック項目を解説します。
購入前にメジャーで確認!サイズ選びの黄金ルール
オンラインストアで観葉植物を探すとき、商品写真のイメージだけで判断するのは絶対にNGです。必ず、以下の3つの数値をチェックしましょう。
<オンラインで確認すべき3つの数値>
- 樹高(鉢下からの高さ):
植物本体と鉢を含めた全体の高さです。設置したい場所(床から天井まで、棚の高さなど)に対して、どれくらいのスペースが必要かを確認します。 - 鉢の号数(直径):
鉢の直径を示す単位で、「号」で表記されます。(例:6号鉢=直径約18cm)鉢の大きさを知ることで、置く場所の面積を把握できます。 - 葉の最大幅:
商品説明に記載がないことが多いですが、できればショップに問い合わせて確認したい情報です。葉が最も広がったときの幅が、植物の「存在感」を決めます。
これらの数値を確認したら、設置したい場所にメジャーを当てて、実際にどれくらいの大きさになるのかをイメージするのが、失敗しないための黄金ルールです。特に、リビングのシンボルツリーとして購入する場合は、少し大きめのサイズを選ぶと見栄えが良くなります。
「育て方の情報」を読み解く重要性
オンラインストアの商品ページには、「育て方」に関する情報が必ず記載されています。この情報をしっかりと読み解くことで、自分の部屋の環境に合っているかを判断できます。
- 【チェック項目1】耐陰性(たいえいせい)のレベル
「耐陰性が高い(日陰に強い)」と記載されていれば、窓のない部屋や、日当たりが悪い北側の部屋でも育てやすいです。逆に「日光を好む」とあれば、日当たりの良い南側の窓辺に置く必要があります。 - 【チェック項目2】水やりの頻度
「土の表面が乾いたらたっぷり」が基本ですが、品種によっては「乾燥気味で」や「年間を通じて湿り気を保つ」といった特殊な育て方があります。自分の生活スタイル(まめに水やりできるか)と照らし合わせてみましょう。 - 【チェック項目3】耐寒性(たいかんせい)
「最低温度5℃以上」など、冬を越すために必要な最低気温が記載されています。寒さに弱い品種を寒い玄関や窓際に置くと、すぐに枯れてしまうので注意が必要です。
これらの情報は、Amazonや楽天市場の販売ページで、植物専門のショップが詳しく解説してくれていることが多いので、購入前に熟読することをおすすめします。
観葉植物を購入する前に知っておきたい!準備と予算の目安
「よし、観葉植物を買おう!」とお店に向かう前に、少し立ち止まって「準備」をしておくと、購入後の満足度が格段に上がります。
特に重要なのは、「どこに置くか」という設置場所の決定と、「予算をどれくらいにするか」という金銭的な計画です。この2つの準備を怠ると、せっかく買った植物がすぐに枯れてしまったり、部屋の雰囲気に合わなかったりといった失敗につながりかねません。
設置場所の環境と必要な準備
観葉植物は、その種類によって好む環境が全く違います。まずは、植物を置きたい場所の環境を正確に把握することから始めましょう。
日当たりのレベルをチェック
置きたい場所が「直射日光が当たる場所」「カーテン越しの明るい場所」「電気をつけないと暗い場所」のどれに当てはまるかをチェックします。
【目安】
| 場所 | 適した植物の例 | 注意点 |
| 南向きの窓際 | 日光を好む品種(オリーブ、サンスベリアなど) | 真夏の直射日光は葉焼けに注意 |
| 北向きの窓辺、リビング中央 | 耐陰性の高い品種(ポトス、モンステラ、アグラオネマなど) | 時々、明るい場所に移動させてあげると良い |
| 玄関、廊下(暗い場所) | 日陰に非常に強い品種(アジアンタム、アイビーなど) | 水やりを控えめにし、週に数時間、明るい場所で光合成させる |
床の保護(受け皿の準備)
植物に水やりをすると、鉢底の穴から余分な水が出てきます。この水を溜めるのが「受け皿」ですが、受け皿がないと床が濡れたり、カビが生えたりする原因になります。
購入する植物の鉢の大きさに合った受け皿(できれば鉢のデザインに合うおしゃれなもの)を、忘れずに準備しておきましょう。特に木製の床やカーペットの上に置く場合は必須です。
観葉植物のサイズ別:予算の目安
観葉植物の価格は、品種や樹形、そして最も重要な「サイズ」によって大きく変動します。あくまで目安ですが、予算を決める際の参考にしてください。
<観葉植物のサイズ別 予算の目安>
- 手のひらサイズ(2〜3号鉢): 100円〜1,500円程度
100円ショップや雑貨店で購入できます。テーブルやデスクに置くのに最適です。 - 卓上サイズ(4〜6号鉢): 2,000円〜6,000円程度
最も種類が豊富で、初心者の方におすすめのサイズです。棚や出窓に置くのに適しています。 - 中型サイズ(7〜8号鉢): 8,000円〜20,000円程度
リビングの片隅や、比較的広い玄関に置くのにちょうど良いサイズ感です。部屋の雰囲気をグッと引き立てます。 - 大型サイズ(9号鉢以上): 20,000円〜50,000円以上
シンボルツリーとして存在感を発揮するサイズです。樹形や品種によっては10万円を超えることもあります。
これらの予算は、鉢カバーや植木鉢スタンドの代金を含んでいませんので、その分の予算も別途確保しておきましょう。
モモストアが厳選!おすすめの観葉植物ベスト3
観葉植物を買う場所の次は、「何を」買うかが重要ですよね!
特に初めて観葉植物にチャレンジする方や、忙しくてこまめな世話が難しい方に向けて、モモストアが「育てやすさ」「インテリア性」「人気度」の3つの観点から厳選した、おすすめの観葉植物ベスト3をご紹介します。まずは、この中のどれかからスタートしてみてはいかがでしょうか。
1位:育てやすさ抜群の「モンステラ」
モンステラは、大きな葉にユニークな切れ込みが入っているのが特徴的な、南国ムード満点の観葉植物です。
耐陰性が非常に高く、多少日当たりが悪くても元気に育ってくれるため、初心者の方に最もおすすめできる品種の一つです。また、病害虫にも比較的強く、手がかかりません。
- 【おすすめポイント】
水やりは「土が完全に乾いてからたっぷり」というメリハリのある管理でOK。葉の切れ込みから差し込む光が壁に映る影も美しく、インテリアとしても最高です。成長が早く、新しい葉が出るたびに嬉しくなりますよ。 - 【購入場所のヒント】
非常に人気があるため、ホームセンター、園芸店、雑貨店、そしてオンラインストアのどこでも見つけることができます。サイズも豊富なので、お部屋のスペースに合わせて選べます。
2位:空気清浄効果も期待できる「サンスベリア」
シュッと縦に伸びるシャープな葉が特徴のサンスベリアは、モダンなインテリアによく合います。別名「トラノオ」とも呼ばれ、その強い生命力と、NASAが認めた空気清浄効果が人気を集めています。
- 【おすすめポイント】
とにかく乾燥に強く、「水やりを忘れても枯れにくい」という特徴があります。水やりは夏でも月に1〜2回程度、冬場はさらに頻度を減らしても大丈夫なくらいです。忙しい方や、旅行などで家を空けることが多い方には最適です。 - 【購入場所のヒント】
100円ショップで小さな株が売られていることもありますし、大型のものは園芸店やホームセンターで見つかります。ただし、寒さに弱いので、冬場に購入する際は、暖かい室内で育てられていた株を選びましょう。
3位:生命力と樹形の面白さが魅力の「ガジュマル」
どっしりとした根(幹)の形が愛らしく、「多幸の木」とも呼ばれるガジュマルは、丸い葉と独特の樹形が特徴です。まるで妖精が宿っているかのような姿が人気で、和室にも洋室にも合う不思議な魅力を持っています。
- 【おすすめポイント】
乾燥にも日陰にも比較的強く、初心者でも育てやすいです。何より、一つとして同じ形がない幹の面白さがあり、見るたびに癒やされます。卓上サイズであれば、オフィスやデスクにもおすすめです。 - 【購入場所のヒント】
最近は雑貨店やホームセンターでもよく見かけるようになりましたが、特に個性的な樹形のものを探したい場合は、観葉植物専門のオンラインストアや園芸店を覗いてみるのがおすすめです。
観葉植物を長く楽しむための「購入後のひと手間」
無事に観葉植物を購入し、家に持ち帰った後、すぐに「枯れた」「元気がない」といったトラブルに見舞われることがあります。これは、お店と自宅の環境が大きく異なるために、植物が「環境の変化」に戸惑っていることが原因です。
植物を新しい環境にスムーズに慣れさせ、長く楽しむために、購入後すぐにやってほしい「ひと手間」を解説します。
【必須】「環境慣らし」のための置き場所と水やり
観葉植物は、購入直後が最もデリケートな状態です。新しい環境に慣れさせる「環境慣らし(順化)」の期間を設けることで、その後の生育が格段に安定します。
最初の1〜2週間は「半日陰」で管理
いきなり直射日光の当たる窓際や、エアコンの風が当たる場所に置くのは避けましょう。購入後、最初の1〜2週間は、明るい日陰や、午前中だけ日が当たるような「半日陰」の場所に置いて、新しい環境に徐々に慣らしてあげてください。 特に冬場など、急激な温度変化も植物にとっては大きなストレスになります。暖房の風が直接当たらない、穏やかな場所を選んであげましょう。
水やりは「様子見」で慎重に
お店でたっぷり水をもらっている場合もあるため、家に持ち帰ってすぐに水を与える必要はありません。土の表面を触ってみて、「完全に乾いている」ことを確認してから、たっぷりと水を与えてください。
もし土が湿っているようであれば、水やりは翌日以降に延期しましょう。新しい環境で水やりの頻度が変わるため、最初のうちは「土の乾き具合」を毎日チェックする習慣をつけることが大切です。
植え替えはすぐに必要?土と鉢のチェック
ホームセンターや園芸店で購入した植物は、多くの場合、生育に適した「プラスチック製の育成鉢」に入っています。しかし、インテリアショップなどで購入したものは、デザイン重視の鉢カバーに入っているだけの場合があります。
- 【植え替えの必要がない場合】
プラスチック製の鉢に入っていて、鉢底から根が飛び出していない状態であれば、すぐに植え替えをする必要はありません。植え替えは、春〜秋の生育期(5月〜9月頃)に、ワンサイズ大きな鉢に行いましょう。 - 【植え替えを検討する場合】
おしゃれな鉢カバーに、ただ植物が入れられているだけの場合は、鉢カバーの底に水が溜まりやすいです。根腐れの原因になるため、一度取り出して水はけのよい土に入れ替え、受け皿付きの鉢に植え替えることを検討してください。
購入後のひと手間をかけることで、植物は新しい環境に順応し、元気いっぱいに育ちやすくなりますよ。
観葉植物を安く手に入れるための裏技とタイミング
「おしゃれな観葉植物が欲しいけど、予算を抑えたい…」という方は多いはず。実は、観葉植物を定価よりも安く手に入れるための裏技や、お得なタイミングが存在します。ここでは、賢くグリーンライフをスタートさせるための、いくつかのテクニックをご紹介します。
最も安く買える「処分品」や「セール」を狙う
観葉植物も、衣料品や雑貨と同じように、季節の変わり目や在庫調整の際にセール販売されることがあります。特に狙い目なのは以下のタイミングです。
年末・年始の在庫一掃セール
多くのホームセンターや園芸店では、クリスマスや正月飾りの販売が終わった後、既存の観葉植物の在庫を一掃するためにセールを行うことがあります。この時期は、寒さで少し葉が傷んでいる株もありますが、回復の見込みがある元気な株を格安で手に入れられるチャンスです。
夏の終わり〜秋口(9月〜10月)
観葉植物は、夏に向けて需要が高まりますが、夏の終わり頃になると、翌年の仕入れに向けて在庫を減らそうとする動きが出ます。この時期は、植物の生育にはまだ適した温度が保たれているため、品質が安定している植物をお得に購入しやすい時期と言えます。
「処分品コーナー」での掘り出し物探し
ホームセンターや園芸店には、「見切り品」「処分価格」として、葉焼けや多少の傷がある植物が集められたコーナーがある場合があります。これらの植物は、少し手入れをしてあげれば十分に回復するものが多いです。 ただし、根腐れを起こしている株や、害虫が大量についている株は避けて、健康な部分が残っている株を選ぶようにしましょう。
オンライン通販でのクーポンとポイント活用
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトでは、定期的にポイントアップキャンペーンや、クーポン配布が行われています。
- 【ポイント活用】
特に楽天市場やYahoo!ショッピングでは、「〇倍ポイントデー」などを狙って購入すると、実質価格を大幅に下げることができます。大型の植物は高価なので、ポイント還元率が高い日に買うだけで数千円分のポイントが返ってくることもあります。 - 【クーポン利用】
観葉植物専門のオンラインストアでは、LINE登録やメルマガ登録で初回クーポンを発行していることが多いです。初めて利用するショップがあれば、購入前にぜひチェックしてみましょう。
賢くこれらのサービスを活用すれば、品質の高い観葉植物でも、手頃な価格で購入することが可能です。
観葉植物の購入に関するQ&A
最後に、観葉植物の購入場所や選び方に関して、読者の方からよく寄せられる疑問にお答えしていきます。疑問を解消して、安心してグリーンライフをスタートさせましょう!
Q1: 100円ショップの観葉植物は、大きく育ちますか?
A: 育て方次第で、十分に大きく育ちます!
100円ショップで売られている小さな観葉植物は、まだ「赤ちゃん株」の状態です。そのため、すぐに大きな鉢に植え替えて、適切な水やりと日当たりを与えてあげれば、数年かけて立派なサイズに成長させることは十分に可能です。 ただし、土や肥料はプロ仕様のものに替えてあげることが成功の鍵になります。100均の植物は、愛情を込めて育てる楽しみを教えてくれる、素晴らしいスタートラインですよ。
Q2: 観葉植物の専門店に行くのが、ちょっと恥ずかしいです…
A: まったく心配いりません!むしろ歓迎されます。
園芸店のスタッフさんは、植物に対する愛情が深く、初心者の方の質問に答えることを楽しみにしている方がほとんどです。「初めてなんですけど…」と正直に伝えていただければ、あなたの家の環境に合った、育てやすい品種を丁寧に教えてくれるはずです。
もし緊張するようでしたら、まずは下見としてお店の雰囲気を覗くだけでも大丈夫。オンラインで先に欲しい品種を決めてからお店に行くのもおすすめです。
Q3: 観葉植物の鉢カバーは、どこで買うのがおすすめですか?
A: 観葉植物本体とセットで買うか、インテリアショップがおすすめです。
鉢カバーは、植物の印象を大きく左右するインテリアアイテムです。
- 【セット購入】
観葉植物専門のオンラインストアや、おしゃれな雑貨店では、植物本体とデザイン性の高い鉢カバーがセットで販売されていることが多いです。サイズ合わせの手間がないのが大きなメリットです。 - 【インテリアショップ】
イケア、無印良品、ニトリといったインテリアショップには、トレンドを押さえたおしゃれなデザインの鉢カバーが豊富に揃っています。
ただし、必ず鉢カバーの「内寸」を確認し、今持っている鉢が問題なく入るか、そして鉢底に水が溜まらないように底上げできるかを確認してくださいね。
観葉植物の専門店訪問のヒントはこちらから検索できます。
まとめ:観葉植物は「目的」に合わせて購入場所を選ぶのが正解!
観葉植物はどこで買えるのか、それぞれの購入場所のメリット・デメリット、そして失敗しないための選び方のコツを、たっぷりと解説させていただきました。
もう一度、購入場所の選び方のポイントをまとめておきましょう。
購入場所選びの最終チェックリスト
あなたの「観葉植物を買う目的」に合わせて、最適な購入場所は変わってきます。
| 目的 | 最適な購入場所 |
| とにかく安さを重視したい | ホームセンター、100円ショップ、フリマアプリ(メルカリなど) |
| 品質と専門的なアドバイスが欲しい | 園芸専門店(ナーセリー)、信頼できる観葉植物専門オンラインストア |
| おしゃれなデザインと手軽さを重視したい | インテリア雑貨店(IKEA、無印など)、大手ECサイトの鉢カバーセット商品 |
| 大型の植物を運ぶ手間なく手に入れたい | 観葉植物専門オンラインストア、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング |
観葉植物との出会いは一期一会です。どこで購入するにしても、この記事でご紹介した「失敗しないチェックポイント」を思い出し、葉の色つや、土の状態、虫の有無をしっかりと確認してくださいね。
きっとあなたのお部屋にぴったりの、元気なグリーンを見つけることができるはずです。
素敵なグリーンライフを、モモストアも応援しています!

