亀のスケボー（タートルボード）はどこで売ってる？販売店や通販情報を徹底調査！

亀の甲羅のような見た目で、腹ばいになってスイスイと進むことができる「亀のスケボー」。
正式名称は「タートルボード」や「カメ型フロアボード」などと呼ばれており、体育の授業や幼児教室、リハビリ施設などで幅広く使われていますね。

「うちの子にも買ってあげたいけど、どこで売ってるの？」と疑問に思っている方は多いはず。
一般的なおもちゃ屋やスポーツ用品店では見かける機会が少なく、探すのに苦労することも。

この記事では、タートルボードが実店舗で売っているのか、それとも通販一択なのか、最新の販売状況を徹底的に調査しました！
確実に手に入れるための購入方法や、選ぶ際のチェックポイントまで詳しくご紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

亀のスケボー（タートルボード）ってどんな商品？人気の秘密を解説

まず、私たちが探している「亀のスケボー」ことタートルボードが、一体どんな商品なのかを再確認しておきましょう。

タートルボードは、その名の通り、亀の甲羅をモチーフにしたデザインが特徴的なボード遊具です。
一般的には、厚めのプラスチック製で、四隅にキャスター（車輪）が付いています。このキャスターが非常に滑らかに動くため、フローリングや体育館の床をスイスイと移動できるのが最大の魅力です。

主な用途としては、

• レクリエーション・体育の授業：小学校や幼稚園、保育園での集団遊びや体づくり運動に使われます。
• 体幹トレーニング：腹ばいになって移動することで、自然と体幹やインナーマッスルが鍛えられます。
• リハビリテーション：特定の部位に負担をかけずに移動できるため、リハビリ用具としても活用されます。

といったものがあります。

特に、自宅での遊びに取り入れる保護者の方が増えているのは、楽しみながら子どもの運動能力を伸ばせるという点が大きいでしょう。
腹ばいで手足を使って動く動作は、ハイハイの延長線上にあるため、全身の協調性を養うのに最適だとされています。

商品によってサイズや耐荷重が異なり、色も豊富です。
個人で購入する場合は、主にSサイズやMサイズを選ぶ方が多いですね。また、最近ではゴム製のキャスターを使った静音タイプも人気を集めており、マンションなどの集合住宅でも使いやすいものが増えています。

ただし、見た目がおもちゃっぽいからといって、すべてのおもちゃ屋で取り扱いがあるわけではないのが、このタートルボード探しの難しいところなんですよ。
どちらかというと、「運動器具」や「学校教材」といったカテゴリで扱われることが多いため、探す場所を間違えると「どこにも売ってない！」という状況になりがちです。

この後の章で、具体的にどのルートで探すのが最も確実なのかを詳しく見ていきましょう。

タートルボードの基本的な特徴

主な名称	タートルボード、カメ型フロアボード、亀のスケボー
材質	プラスチック（PP）、キャスター（ナイロンまたはゴム）
主な用途	レクリエーション、体幹・全身運動、リハビリ
特徴	腹ばいになって手足で床を蹴って進む、滑らかなキャスター付き
購入場所の傾向	スポーツ用品店、学校教材店、通販サイトが中心

これらの基本情報を頭に入れておくと、お店のスタッフに尋ねる際にもスムーズですよ。

【結論】タートルボードを確実に購入できる場所はどこ？

「すぐにでも手に入れたい！」という方のために、まず結論からお伝えします。

タートルボードを最も確実、かつ豊富な種類の中から選んで購入できるのは、

「Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手通販サイト」

です。

なぜなら、タートルボードは一般消費者向けというよりも、学校や施設などの団体向け、あるいはスポーツ・教材用品を専門とする業者によって販売されているケースが多いためです。

実店舗での購入は、正直なところ「運」の要素が強く、確実性に欠けます。

実店舗と通販の比較

購入方法	メリット	デメリット	確実性
実店舗	実物を見てサイズ感を確認できる	取り扱い店舗が限定的で在庫が少ない、種類を選べない	低い
通販サイト	種類・サイズ・価格を比較しやすい、静音タイプなども選べる	送料がかかる場合がある、実物を見られない	高い

大手通販サイトでは、様々なメーカーの製品が常時取り扱われており、耐荷重の大きな大人用から、幼稚園児向けの小型サイズ、マンションでも安心な静音キャスターモデルまで、ニーズに合わせた選択が可能です。

特に、Amazonや楽天市場では、レビューを参考にしながら購入できるため、品質や使い心地についても事前に確認しやすいというメリットがあります。
実店舗を探し回って無駄足を踏むよりも、最初から通販サイトで検索するのが、最も効率的で確実な購入方法と言えますね。

もちろん、「どうしても実物を見てから買いたい！」という方もいるでしょうから、この後で各実店舗の調査結果も詳しく解説していきますね。

大手スポーツ用品店（ゼビオ・デポなど）での取り扱いはある？

タートルボードは運動器具に近い側面を持つため、「もしかしたら大手スポーツ用品店にあるのでは？」と考えるのは自然な流れですよね。
実際に、ゼビオやスポーツデポ、アルペンといった大型のスポーツ用品チェーン店の店頭やオンラインストアを調査してみました。

結論から言うと、これらの大手チェーン店での常時取り扱いは、非常に稀だということがわかりました。

なぜなら、スポーツ用品店が主に扱うのは、本格的な競技用品や、ランニング、トレーニングなどのメジャーなスポーツ関連アイテムだからです。
タートルボードは、どちらかというと「レクリエーション用品」や「学校教材」のカテゴリに分類されるため、通常の商品ラインナップからは外れてしまいがちなんですね。

過去の取り扱い事例や推測

• 一時的な企画：稀に、子どもの運動能力向上やインドア遊びに特化した特集コーナーなどで、一時的に入荷されることはあるようです。しかし、これは店舗や時期によって異なり、在庫もすぐになくなってしまうことが多いです。
• 学校教材コーナー：大型店舗の中には、学校の部活や体育で使用する用具を扱うコーナーがありますが、そこにタートルボードが並んでいるケースも少ないです。やはり、専門の教材販売ルートが主流のようです。

もしお近くに大型のスポーツ用品店がある場合は、念のため立ち寄ってみる価値はありますが、電話で問い合わせてから行く方が無駄足にならずに済みますよ。

ただし、もし見つからなかったとしても、ガッカリしないでください。
これらの店舗でなくても、タートルボードと似たような運動遊びができるアイテム（バランスボードや体幹ローラーなど）が見つかる可能性もあります。

大手スポーツ用品店で見つからなかった場合の代替え品候補

代替え品	得られる効果	特徴
バランスボード	バランス感覚、体幹	上に立って使うタイプ。省スペース。
体幹ローラー	腹筋、体幹の安定	腹ばいではなく、手で転がして使う。
エクササイズマット	ストレッチ、柔軟性	床での運動を快適にする。

「タートルボードが欲しい！」という気持ちはわかりますが、これらの代替え品でも十分にお子さんの運動をサポートできますよ。
もちろん、通販サイトでは本物のタートルボードが簡単に手に入りますので、そちらを優先するのがやはり賢明です。

ホームセンター（DCM・カインズ）で探してみた結果

次に、家具やDIY用品、アウトドア用品などが豊富に揃うホームセンターでの取り扱いについて調べてみました。
大型のホームセンター、例えばDCM、カインズ、コーナンなどでは、園芸用品やペット用品だけでなく、家具や荷物の運搬に使う「台車」や「キャスター付きボード」も売っていますよね。

実は、ここにタートルボードの「ヒント」が隠されていることがあります。

タートルボードそのものの販売
タートルボードそのものが、おもちゃや遊具として販売されていることは、スポーツ用品店と同様にほとんどありません。
ホームセンターの主な客層は、DIYや生活用品の購入者であるため、教育・教材系の遊具は基本的に置いていないのです。

代替品としての「運搬用台車」
しかし、「運搬用台車」のコーナーを覗いてみるのは、一つの手です。
特に、木製やプラスチック製の、低床で小型の運搬用台車は、タートルボードと構造が非常に似ています。

ただし、運搬用台車を子どもの遊びに使う際は、細心の注意が必要です。

• 角が鋭利：子どもが使うことを想定していないため、角が丸く加工されていないことが多く、怪我の原因になる可能性があります。
• 耐荷重と素材：業務用は重い荷物を載せる設計なので頑丈ですが、子どもが遊ぶには不必要なほど重い場合もあります。
• キャスター：業務用キャスターは耐久性が高い反面、床を傷つけやすかったり、静音性が考慮されていない場合があります。

安全性を考慮するなら遊具用を選ぶべき
「どうしても今すぐ似たようなものが欲しい！」という状況でなければ、安全基準を満たした遊具として販売されているタートルボードを通販で購入することを強くおすすめします。

子どもの遊びに使うものは、予期せぬ動きや衝撃が加わるものですから、メーカーがしっかりと遊具として設計し、安全基準をクリアした製品を選ぶのが、親としての責任だと思います。

ホームセンターでは、子どもの遊び用として、小型のスケートボードやキックボードを扱っていることはありますが、タートルボードのような腹ばい用のボードは期待薄です。

結局のところ、ホームセンター巡りはDIY用品の購入ついでに確認する程度にしておき、本命は通販サイトに絞るのがベストです。

おもちゃ屋さん（トイザらス）での販売状況は？

子どものおもちゃといえば、トイザらスや地域のおもちゃ専門店を思い浮かべますよね。
見た目が可愛らしい亀の形をしているので、当然おもちゃコーナーにあるだろうと期待してしまいます。

しかし、この点に関しても、残念ながら大規模なおもちゃ専門店での常設の取り扱いは少ないという結論になりました。

トイザらスなどの大型店の状況
トイザらスなどの大型おもちゃ屋さんは、基本的にトレンドのキャラクターものや、世界的に人気のある知育玩具、そして外遊び用のキックボードや自転車などに力を入れています。
タートルボードは、その性質上、前述したように「教材」や「運動器具」の要素が強いため、おもちゃの一般的な分類から外れてしまいやすいのです。

ただし、ここでも「運」が絡む可能性があります。

• 知育玩具・教育玩具コーナー：大型店舗の一部の知育玩具コーナーや、体を動かすおもちゃを集めたスペースで、極めて稀にですが、取り扱いがあったという過去の報告があります。ただし、これは特定の時期やプロモーションに限定されることがほとんどです。
• アウトレット店：ごく稀に、トイザらスのアウトレット店などで、型落ち品や在庫処分品として安価に販売されているのを見かけることもあるようです。

 

トイザらスのオンラインストアで「タートルボード」と検索してみても、直接的なヒットがない場合がほとんどです。

おもちゃ屋巡りは、お子さんと一緒に楽しみながら探しに行くのは良いですが、「今日中に手に入れたい」という目的で訪れるのは避けた方が無難でしょう。

おもちゃ屋に行くのであれば、代わりに体を動かす系のおもちゃのコーナーで、別の魅力的な商品を見つける方に期待した方が賢明かもしれません。

例えば、バランスストーンやトランポリンなど、タートルボードとは違った方法で子どもの運動を促せるアイテムもたくさんありますよ。

ドン・キホーテやバラエティショップでの販売は稀？

驚安の殿堂ドン・キホーテや、ロフト、ハンズなどのバラエティショップは、予想外の商品が並んでいることが魅力ですよね。
特にドン・キホーテは、スポーツ用品から日用雑貨、ちょっとした遊具まで、幅広いラインナップを誇ります。

「もしかしたら、ドンキのレクリエーション用品コーナーの片隅にタートルボードが…？」

そんな淡い期待を持って調査してみましたが、やはりタートルボードの販売は非常に稀であるという結果になりました。

ドン・キホーテの場合
ドン・キホーテでは、安価なキックボードやスケートボード、バランスボールなどは頻繁に目にします。
しかし、タートルボードのような「教育・教材系の遊具」は、ほとんど取り扱われていません。
ただし、

• 季節もの：夏場のアウトドア用品や冬場のインドア遊び用品の入れ替え時期に、スポット商品として入荷される可能性はゼロではありません。
• 店舗の特色：大型店舗や、学校や幼稚園が近くにある店舗では、店長の采配で仕入れている可能性も考えられます。

そのため、ドン・キホーテ巡りは完全に「宝探し」の感覚で楽しむのが良いでしょう。見つからなくても、面白い新商品との出会いがあるはずです。

ロフト・ハンズなどのバラエティショップの場合
ロフトやハンズは、どちらかというと「デザイン性」や「アイデア商品」に特化しています。
タートルボードは、良くも悪くも実用性重視のシンプルなデザインであるため、これらの店舗のラインナップには馴染みにくいと言えます。

これらのショップで探すなら、「ユニークなフィットネス用品」や「バランス系のおもちゃ」に目を向ける方が成果があるでしょう。

結局、実店舗での購入にこだわる場合は、「在庫の確認」と「無駄足の覚悟」が必要になります。時間を節約したいなら、次の章で紹介する通販サイトの利用が最も効率的です。

メルカリやフリマアプリでの中古品の相場と注意点

タートルボードは、子どもが一時的に使用することが多い遊具です。そのため、「メルカリ」や「ラクマ」といったフリマアプリでも、比較的頻繁に出品されています。

中古品での購入は、コストを抑えたい方にとって非常に魅力的な選択肢です。

タートルボードの中古相場はどのくらい？

フリマアプリでのタートルボードの相場は、商品の状態やサイズ、キャスターの種類によって大きく変動しますが、おおよその目安は以下の通りです。

商品の状態	相場の目安（送料込み）	新品価格との比較
新品未使用・美品	新品価格の7割〜9割程度	ほぼ新品と変わらないため、少しお得な程度。
通常使用品（傷あり）	新品価格の5割〜7割程度	最も多く、価格交渉の余地もある。
使用感大（汚れ・傷多）	新品価格の3割〜5割程度	キャスターの状態に注意が必要。

通常、新品のタートルボードは2,000円〜4,000円程度で販売されているため、中古では1,500円〜3,000円程度で購入できることが多いです。

中古品購入で絶対に確認すべき注意点

フリマアプリでタートルボードを購入する際は、特に以下の点に注意してください。

１．キャスターの状態
タートルボードはキャスターの滑らかさが命です。写真では分かりにくいですが、「キャスターに髪の毛やホコリが絡まっていないか」を必ず質問しましょう。
また、キャスターの回転が悪くなっていると、子どもが一生懸命動かしても進まず、楽しさが半減してしまいます。写真で拡大してもらうなどして、摩耗具合を確認してください。

２．耐荷重とサイズ
購入後に「小さすぎた」「耐荷重が足りない」という事態を避けるため、商品のサイズ（特に幅と奥行き）と、メーカーが定める耐荷重を尋ねましょう。
子どもの年齢や体型に合っているかをしっかり確認することが重要です。

３．アルコール消毒の有無
特に幼い子どもが使うものですから、出品者がアルコールなどでボード表面を拭き上げているかを確認すると安心です。
もし消毒されていない場合は、届いてからご自身でしっかりと清掃しましょう。

中古品は一点ものなので、掘り出し物を見つける楽しさがありますが、安全性を最優先して選ぶように心がけてくださいね。

Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの通販状況

冒頭の結論でもお伝えしましたが、タートルボードを最も簡単かつ確実に手に入れられるのは、やはりAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトです。

これらのサイトでは、ただ売っているというだけでなく、実店舗ではありえないほどの「選択肢の広さ」が魅力です。

通販サイトが最強の理由：豊富な種類と専門性の高さ

なぜ通販サイトが最強なのでしょうか？その理由は、

• 学校教材専門業者の出店：一般の小売店だけでなく、学校や体育施設向けの教材を専門に扱っている業者が多数出店しています。彼らは、タートルボードのような遊具を定番商品として取り扱っているため、在庫が安定しています。
• 静音キャスターモデルの選択：マンションやアパートにお住まいの場合、階下への騒音が心配ですよね。通販では「静音」を売りにしたゴムキャスターモデルが豊富に販売されており、用途に合わせて選べます。
• 耐荷重のバリエーション：大人がリハビリやトレーニングに使用することを想定した、耐荷重100kg以上の頑丈なモデルも簡単に見つけることができます。
• セット販売：幼稚園や子ども会などで複数個まとめて必要な場合、割安なセット販売を利用できるのも魅力です。

通販サイトで検索する際は、単に「亀 スケボー」だけでなく、「タートルボード 静音」「フロアボード 耐荷重」といった具体的なキーワードで検索すると、より自分の希望に合った商品が見つかりやすいですよ。

通販サイトでの上手な選び方と注意点

通販サイトでの購入で失敗しないために、以下の点をチェックしましょう。

１．レビューと評価：実際に購入した人のレビューを必ずチェックしましょう。特に、「キャスターの滑り具合」「プラスチックの耐久性」「匂い」などについてのコメントは非常に参考になります。

２．送料：商品価格が安くても、送料が高くつく場合があります。特に大型商品なので、「送料無料」の有無や、住んでいる地域への送料を必ず確認しましょう。

３．返品・交換条件：初期不良があった場合の返品・交換がスムーズにできるかどうかも、購入前に販売者情報を確認しておくと安心です。

タートルボードは、通販サイトでじっくり比較検討し、納得のいく製品を選ぶのが一番です。

タートルボードを選ぶ際のチェックポイントと種類

通販サイトで多くの種類を見て、「どれを選べばいいんだろう？」と迷ってしまうかもしれませんね。
ここでは、タートルボード選びで失敗しないための重要なチェックポイントを解説します。

チェックポイント１：キャスターの素材と静音性

最も重要なのがキャスターです。タートルボードには主に以下の2種類があります。

キャスターの種類	特徴	推奨される環境
ナイロン製（硬質）	軽い力でよく滑る、安価。床を傷つけやすい、音が響きやすい。	体育館、広い部屋、一軒家（階下を気にしない場合）
ゴム製（静音）	音が静か、床に優しい、グリップが効きやすい。ナイロンより高価。	マンション、アパート、フローリングの部屋

自宅のフローリングや集合住宅で使用する場合は、必ず「ゴム製キャスター」や「静音タイプ」と明記されたものを選びましょう。ナイロン製は滑りが良い反面、ゴロゴロという音が響きやすく、またフローリングを傷つけてしまうリスクもあります。

チェックポイント２：サイズと耐荷重

使用する人の体格に合わせて、適切なサイズと耐荷重を選ぶ必要があります。

• 子ども用：幅30cm〜35cm程度のものが一般的です。耐荷重は50kg〜80kg程度あれば十分です。
• 大人・リハビリ用：幅40cm以上、耐荷重100kg以上の頑丈なモデルを選びましょう。ボードの厚みも増し、安定感が高まります。

お子さんが大きくなっても使えるようにと、最初から大人用を選ぶ方もいますが、大きすぎるとかえって操作しにくくなるため、まずは年齢に合ったサイズを選ぶことをおすすめします。

チェックポイント３：持ち手（取っ手）の有無

ボードの両端に穴が開いた「持ち手」が付いているモデルと、そうでないモデルがあります。
持ち手付きは、移動中に手を置く位置が安定し、収納時に持ち運びやすいというメリットがあります。
安全性を考慮するなら、持ち手が付いているモデルを選ぶと良いでしょう。

タートルボードは代用できる？似た遊びができるアイテム

「タートルボードが見つからないけど、似たような遊びで子どもの運動能力を鍛えたい！」という場合、いくつかの代用アイテムがあります。
タートルボードの目的は、「床に腹ばいになる」「四肢を使って移動する」「体幹を意識する」という3点です。

これらの要素を満たす代用アイテムをいくつかご紹介しましょう。

キャスター付きの「IKEAの台車（DUNDRA）」など

ホームセンターの章でも触れましたが、IKEAやニトリなどで販売されているキャスター付きの小型台車は、見た目も構造もタートルボードに似ています。

ただし、前述の通り、角が鋭利でないか、子どもが手を挟む隙間がないかなど、安全性の確認が必須です。

フェルトを貼った「段ボールボード」

これはDIYで簡単に作れる代用品です。

• 作り方：頑丈な段ボールを二重・三重にし、遊ぶ側の面に厚めの布やクッションを貼ります。床に接する面には、家具の滑り止めに使う「フェルト」を四隅に貼ります。
• メリット：キャスターがないので安全性が高く、フローリングを傷つける心配もありません。
• デメリット：滑りが悪く、タートルボードのような「スイスイ感」は出せません。

あくまで「腹ばいになって床を移動する」という体験の導入としては使えますが、運動能力を鍛えるための遊具としては、少し物足りないかもしれません。

バランスボールやバランスストーン

タートルボードとは遊び方が異なりますが、「体幹を鍛える」という目的では非常に優秀な代用品です。

バランスボールは、上に座ってバランスを取るだけでも体幹が鍛えられますし、バランスストーンは、飛び移る遊びを通して空間認識能力とバランス感覚が養われます。

タートルボードを探すのが難しい場合は、これらの体幹系おもちゃを検討するのも良いでしょう。

しかし、やはりタートルボードならではの「寝転がって進む楽しさ」には敵いません。新品も中古品も通販で簡単に手に入る今、代用品を探すよりは、本物の購入を検討するのが一番です。

タートルボードの対象年齢と安全に遊ぶためのポイント

タートルボードは非常にシンプルなおもちゃですが、安全に使用するためには対象年齢や使用上の注意点を守ることが大切です。

対象年齢は3歳頃からが目安

多くのメーカーが定めるタートルボードの対象年齢は、「3歳頃」からとしていることが多いです。
これは、

• 自分の体重をある程度支えられるようになること
• 手足を使ってボードを操作し、方向転換ができるようになること
• 危険を察知し、急な動きを止められるようになること

といった基本的な運動能力が身についてくる時期だからです。

ただし、あくまで目安です。
例えば、2歳児でも運動能力が非常に高い子であれば、親の監視のもとで短時間遊ぶことは可能です。
逆に、小学生になっても体幹が不安定な子にとっては、良いトレーニングになりますので、年齢の上限はあまり気にしなくても大丈夫です。
重要なのは、「遊び方」と「周囲の環境」です。

安全に遊ぶための5つのポイント

子どもがタートルボードで遊ぶ際は、以下の点に特に注意してください。

１．必ず大人の監視下で
特に遊び始めたばかりの頃は、バランスを崩して手足をボードの下に挟んだり、勢い余って家具にぶつかったりする危険性があります。遊んでいる間は目を離さないようにしましょう。

２．保護具の着用
屋内であっても、ヘルメットやひじ・ひざ用のプロテクターを着用させると、万が一の怪我を防げます。特にスピードが出やすい体育館のような広い場所では必須です。

３．段差や階段の近くで遊ばない
キャスターが付いているため、小さな段差でも乗り越えようとしてバランスを崩しやすいです。階段やベランダなどの転落の危険がある場所の近くでは絶対に遊ばせないでください。

４．フローリングは滑り止め対策を
フローリングの上で遊ぶ場合、キャスターが滑りすぎて制御不能になることがあります。ラグの上で遊ばせるか、周囲に家具がない広いスペースを確保しましょう。

５．床の掃除
キャスターに髪の毛や小さなゴミが絡まると、動きが悪くなります。遊ぶ前に床をきれいに掃除しておくことで、スムーズな滑りを保ち、キャスターの寿命も延ばせます。

子供の運動能力向上に役立つタートルボードの遊び方

タートルボードはただ乗って進むだけでも楽しいですが、遊び方を工夫することで、子どもの体幹やバランス感覚、協調性をより効果的に鍛えることができます。
ここでは、運動能力向上に特化したタートルボードの遊び方をいくつかご紹介しましょう。

腹ばいリレー（体幹強化）

これは、最も基本的な遊び方でありながら、最も体幹を鍛えられる方法です。

• 方法：腹ばいになり、手の力だけで床を漕いで進みます。足は上げても床についてもOKですが、足の力を使わずに移動することが重要です。
• 応用：目印（カラーコーンなど）を置いて、蛇行しながら進む障害物競走にすると、方向転換の練習になり、より全身の協調性が養われます。

腹ばいの姿勢は、頭を上げた状態をキープするため、首の後ろから背中、お腹にかけてのインナーマッスルを集中的に使うことになります。

座ってロープ牽引（上半身強化）

タートルボードに座り、ロープを体に結びつけるか、手でロープの端を持って、親や兄弟に引っ張ってもらう遊びです。

• 方法：ボードに座った状態で、体幹を崩さないように真っ直ぐ座り続けます。
• 応用：引っ張る側がジグザグに進んだり、スピードを変えたりすることで、座っている側は常にバランスを取る必要があり、より高度な体幹トレーニングになります。

これは、特に正しい姿勢を保つ力（姿勢保持筋）を鍛えるのに役立ちます。

足漕ぎボート（下半身と股関節の強化）

ボードに座った状態で、手は持ち手やボードのフチに添え、足だけを床につけて漕ぎ進みます。

• 方法：足で床を強く蹴り、前に進みます。
• 応用：足の裏だけでなく、かかとや爪先、足の側面など、様々な場所で床を蹴るように指示すると、普段使わない股関節周りの筋肉を刺激できます。

タートルボードは、様々な姿勢で遊べるため、遊び方を工夫するほど運動効果が高まります。ぜひ色々試してみてくださいね。

タートルボードの寿命は？長く使うためのメンテナンス方法

タートルボードは、基本的には非常に頑丈なプラスチック製品ですが、消耗品であるキャスターがあるため、永遠に使えるわけではありません。
しかし、ちょっとしたメンテナンスを行うことで、長く、そして安全に使い続けることができます。

タートルボードの寿命はキャスター次第

ボード本体が割れたり、ヒビが入ったりすることは滅多にありませんが、キャスター（車輪）の寿命が、ボード全体の寿命と言っても過言ではありません。

キャスターの寿命を縮める主な原因は、

• ゴミの絡まり：髪の毛、ホコリ、ペットの毛などがキャスターの軸に絡まると、回転が悪くなり、無理な力が加わって軸が歪んでしまうことがあります。
• 過度な摩擦と摩耗：ザラザラしたアスファルトの上など、屋内以外の場所で使用すると、車輪部分が激しく削れてしまいます。
• 錆：水に濡れたまま放置すると、キャスターの金属部分やベアリングが錆びて、動きが非常に悪くなります。

適切な環境（屋内、体育館など）で使っていれば、数年〜10年近く使える耐久性を持っています。

長く使うための簡単メンテナンス

キャスターの寿命を延ばすために、以下のメンテナンスを定期的に行いましょう。

１．絡まったゴミの除去
最低でも月に一度は、ボードを裏返してキャスターをチェックしましょう。
ピンセットや爪楊枝などを使って、キャスターの軸に絡みついた髪の毛やホコリを丁寧に取り除きます。これだけでも、滑らかさがかなり回復します。

２．軸の注油（ベアリングがある場合）
キャスターの回転が悪くなってきたと感じたら、シリコンスプレーやミシン油などの潤滑油を少量だけキャスターの軸に吹き付けます。
ただし、油をつけすぎるとホコリを吸着しやすくなるので、ごく少量で十分です。

３．濡らさない
ボード本体は水拭きしても大丈夫ですが、キャスターの金属部分を濡らさないように注意してください。もし濡れてしまった場合は、すぐに乾いた布で拭き取りましょう。

これらの簡単な手入れで、タートルボードの滑らかな動きを長く維持することができますよ。

【まとめ】亀のスケボーを買うならココ！おすすめの購入方法

ここまで、亀のスケボーことタートルボードの販売状況について詳しく調査してきました。
最後に、最も確実で賢い購入方法をまとめておきましょう。

タートルボードを買うならこのルートが確実

【最優先】大手通販サイト（Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング）

• 理由：種類の豊富さ、在庫の安定性、価格の比較のしやすさ、静音モデルなど特殊な製品も選べる点から、最もおすすめの購入ルートです。
• 探すキーワード：「タートルボード」「フロアボード」「カメ型フロアボード」

【予算重視】フリマアプリ（メルカリなど）

• 理由：中古品に抵抗がなければ、定価よりも安く手に入れることができます。
• 注意点：キャスターの状態とサイズを必ず確認しましょう。

【運試し】実店舗（スポーツ用品店・おもちゃ屋・ドンキ）

• 理由：常時取り扱いは稀ですが、一時的な入荷やアウトレット品に遭遇する可能性があります。
• 行動：事前に電話で問い合わせるか、他の買い物のついでに確認する程度に留めましょう。

 

タートルボードは、子どもの体幹やバランス感覚を遊びながら養える素晴らしい遊具です。
ぜひ、この記事を参考に、ご自宅の環境に合った最適なタートルボードを見つけて、親子で楽しく運動してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。