大きなダンボールはどこで買える?用途別のおすすめ購入場所と選び方を徹底解説!
こんにちは、モモストアです!
急に大きなものを送ることになったり、引っ越しや大掃除で「特大のダンボールが急ぎで必要!」と焦った経験はありませんか?
普通のスーパーやコンビニには、なかなか希望のサイズが見つからなくて困ってしまいますよね。
この記事では、「大きなダンボール」を確実かつお得に手に入れるための購入場所を、用途別やサイズ別に徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、もうダンボール探しで迷うことはなくなりますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね!
ちなみに、大きなダンボールは、ホームセンターやネット通販が特に優秀です。
それぞれのメリット・デメリットをしっかり比較して、あなたにぴったりの購入先を見つけましょう!
・【引っ越し・収納ならココ】ホームセンターでの購入がおすすめな理由
・大口・規格外もOK!ネット通販(Amazon・楽天)のメリットと注意点
・郵便局やヤマト運輸・佐川急便で大きい段ボールは買える?
・意外と穴場?100均(ダイソー・セリア)で買える最大のダンボールサイズ
- 大きなダンボールを購入できる場所【ざっくり比較リスト】
- 【引っ越し・収納ならココ】ホームセンターでの購入がおすすめな理由
- 大口・規格外もOK!ネット通販(Amazon・楽天)のメリットと注意点
- 郵便局やヤマト運輸・佐川急便で大きい段ボールは買える?
- 意外と穴場?100均(ダイソー・セリア)で買える最大のダンボールサイズ
- スーパーやコンビニで「無料の段ボール」を探す際のコツと注意点
- メルカリやラクマなどのフリマアプリ発送で役立つダンボールの選び方
- 特大サイズのダンボールが必要な時の裏ワザと業者選定のポイント
- ダンボールの強度・厚さ(Aフルート、Bフルートなど)を理解して選ぼう
- 大きすぎるダンボールを「小さくする」簡単な裏ワザ
- 【価格比較】購入場所別!大きなダンボールのコスパ徹底検証
- 目的別!最適な大きなダンボールの「大きさ」と「個数」の目安
- 大きなダンボールを処分する際の正しい方法と注意点
大きなダンボールを購入できる場所【ざっくり比較リスト】

「大きなダンボール」と一言で言っても、実は購入できる場所はたくさんあります。
しかし、どの場所を選ぶかによって、サイズ展開、価格、手に入りやすさ、そして何より品質が大きく異なります。
ここでは、主要な購入場所をざっくりと比較し、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
まず、大きなダンボールを探すなら、以下の4つのカテゴリーがメインの候補になります。
- 【確実性・サイズ豊富】ホームセンター・専門店
- 【規格外・大口】ネット通販(Amazon・楽天・専門サイト)
- 【手軽さ・規格品】運送会社(ヤマト・郵便局)
- 【コスト重視】100円ショップ・無料の箱
特に引っ越しや大量の荷物を送る場合など、ある程度の強度とサイズが必要な際は、ホームセンターやネット通販の「専門性の高い商品」を選ぶのが失敗しないための秘訣です。
反対に、ちょっとした荷物を送るだけなら、運送会社や100円ショップの手軽さが魅力になります。
購入場所別のメリット・デメリット徹底比較
それぞれの場所には、購入する上での強みと弱みがあります。あなたの用途に合わせて、最適な場所を選びましょう。
| 購入場所 | メリット | デメリット | 特におすすめな人 |
| ホームセンター | ・実物を目で見て確認できる ・サイズ展開が豊富 ・急ぎの時にもすぐ手に入る ・梱包資材全般が揃う |
・特大サイズは在庫切れの可能性 ・持ち帰りが大変 ・価格はネットより割高なことも |
・強度や厚さを確認したい ・急ぎで数個だけ欲しい ・その他の梱包資材も同時に欲しい |
| ネット通販 | ・規格外の超特大サイズがある ・セット購入で単価が安い ・自宅まで配達してくれる ・専門的な商品が豊富 |
・実物が見られない ・届くまでに時間がかかる ・在庫が多くなりがち |
・引っ越しなどで大量に必要 ・極めて大きなサイズが必要 ・品質と価格のバランスを重視 |
| 運送会社窓口 | ・発送規格にぴったりのサイズ ・手軽にその場で購入・発送できる ・品質は安心 |
・サイズ展開が限定的 ・価格は少し高め ・本当に「大きな」箱はないことが多い |
・送る荷物が規格内 ・手軽さ最優先 ・郵便局やヤマトのヘビーユーザー |
| 100円ショップ | ・圧倒的な安さ ・手軽に購入できる |
・サイズはさほど大きくない ・強度が低め |
・ちょっとした収納に使いたい ・小物配送用 |
このように、目的と状況に応じて最適な購入場所は変わってきますので、一つずつ詳しく見ていきましょう。
【引っ越し・収納ならココ】ホームセンターでの購入がおすすめな理由
引っ越しや家中のモノを収納したい、といった目的で大きなダンボールを探しているなら、まずはホームセンターをチェックするのがおすすめです。
カーマ、コーナン、カインズ、DCM、コメリなどの大手ホームセンターには、必ずと言っていいほど専門の梱包資材コーナーが設けられています。
ホームセンターを選ぶ最大のメリットは「実物確認」と「急ぎの対応力」
ネット通販が主流の時代ですが、ホームセンターにはネットにはない強力なメリットがあります。
- 【実物確認】ダンボールの「厚さ」や「強度」を実際に触って確認できるのは大きなメリットです。ネットの画像だけではわからない安心感があります。特に大きなダンボールは、強度がないと持ち上げた時に底が抜けたり、フタがたわんだりする危険性があるため、実物確認は非常に重要です。
- 【即時性】「明日、急に大量の荷物を片付けなければならなくなった」という場合でも、すぐに購入して持ち帰ることができます。
- 【品揃えの幅】ダンボールだけでなく、緩衝材(プチプチ)、ガムテープ、ひも、カッターなど、梱包に必要なすべてのアイテムが一つの場所で揃います。
特に「特大」とされるサイズの目安としては、3辺合計で140cm~160cm程度のものが一般的です。
これらのサイズは、衣類や寝具、かさばる日用品の収納・運搬に最適で、ホームセンターであればほぼ確実に在庫が見つかります。
ただし、ホームセンターで一番大きなサイズを買う際は、車での持ち帰りが前提となるため、車に積み込めるかどうかのサイズ確認を忘れないようにしましょう。
また、大量購入をする場合は、事前に店舗に電話をして在庫を確認するか、ネットで注文して店舗で受け取る「取り置きサービス」を利用すると確実です。
ダンボール以外も必須!一緒に買っておきたい梱包資材
大きなダンボールを活かすためには、以下の資材も一緒に購入するのが賢明です。
| 資材名 | 役割 | 選定のポイント |
| 布テープ | 底やフタを補強。強度が必要な大きな箱に。 | 強度が高く、手でまっすぐ切れるもの。 |
| クラフトテープ | 軽量な荷物や宛名書き用。 | 油性ペンで文字が書けるもの。 |
| 緩衝材(プチプチ) | 中身の保護。隙間埋めにも必須。 | 大判で、カットしやすいロールタイプ。 |
| 新聞紙・更紙 | 食器などの梱包、隙間埋め。 | インク移りが気になる場合は更紙を選ぶ。 |
| カッター・ハサミ | 作業効率UPのために、切れ味の良いものを。 | 安全ロック付きのものがおすすめ。 |
特に、大きなダンボールの底抜け防止には、布テープを「H型」に貼って補強するのが基本です。このひと手間が、大切な荷物を守ることにつながりますよ。
ホームセンターのウェブサイトで、取り扱いのあるダンボールのサイズを事前にチェックしてから向かうと、より効率的です。
(例:カインズの梱包用品など、大手ホームセンターのサイトで在庫状況を確認できます。)
大口・規格外もOK!ネット通販(Amazon・楽天)のメリットと注意点
「大量に必要」「とにかく規格外のデカい箱が欲しい」という場合は、ネット通販が最強の選択肢になります。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手プラットフォームはもちろん、ダンボール専門の通販サイトも非常に優秀です。
ネット通販を選ぶべき3つの理由
ネット通販の強みは、その品揃えの幅とコストパフォーマンスにあります。
- 規格外サイズの豊富さ:ホームセンターでは見かけない、3辺合計で180cmや200cmを超えるような超特大サイズが手に入ります。引っ越し業者も使うプロ仕様の規格です。
- 圧倒的なコストパフォーマンス:特に10枚、20枚といったセット販売が基本のため、一枚あたりの単価が非常に安くなります。引っ越しシーズンなど、大量に使う予定があるなら迷わずネット通販を選びましょう。
- 自宅配送の便利さ:大きなダンボールは、持ち帰るのが本当に大変です。ネット通販なら、指定した日時に自宅まで届けてくれるため、手間が一切かかりません。
ネット通販で大きなダンボールを探す際は、以下のキーワードで検索すると見つけやすいです。
- 「引っ越し用 段ボール 大」
- 「特大 段ボール 160サイズ」
- 「超特大 段ボール 200サイズ」
- 「業務用 段ボール」
ネット通販で失敗しないための注意点
実物を見られないネット通販だからこそ、失敗しないために以下の点に注意してください。
必ず「内寸」と「外寸」をチェックする
配送業者に送る場合、サイズは「外寸」で計算されます。しかし、荷物を詰める際は「内寸」が重要です。
ネット通販のページには必ず記載がありますので、入れたいモノのサイズを測ってから、内寸を基準に選ぶようにしましょう。
例えば、3辺合計160cmの箱でも、外寸ギリギリのものを詰めるのは避けたほうが賢明です。
強度は「材質」と「厚さ」で判断する
強度を示す指標として、「Aフルート(A/F)」や「K5(ライナーの材質)」といった表記があります。
* Aフルート(約5mm厚):一般的な段ボール。引っ越しや収納に最適です。
* Wフルート(約10mm厚):二層構造で、非常に強度が高いです。重いものや精密機器の運搬におすすめ。
大きなものを送る場合は、この「Wフルート」や、強度の高いライナー(K6など)を使ったダンボールを選ぶと安心感が格段に増します。
Amazonや楽天市場では、ダンボール専門業者が多数出店していますので、レビュー評価が高い店舗を選んで購入することをおすすめします。
また、フリマアプリの発送など、一枚だけ欲しい場合は、メルカリなどで「未使用のダンボール」が出品されていることもあるので、そちらをチェックするのも裏ワザの一つです。
郵便局やヤマト運輸・佐川急便で大きい段ボールは買える?
荷物を送るついでにダンボールも買いたい、という場合、郵便局やヤマト運輸、佐川急便といった運送会社窓口での購入を考える方も多いでしょう。
結論から言うと、ダンボールは購入できますが、「大きなサイズ」はあまり期待できません。
運送会社が販売しているダンボールのサイズ事情
運送会社が販売しているダンボールは、基本的に「自社の配送サービスに合わせた規格品」です。
例えば、ヤマト運輸の宅急便であれば、60サイズから160サイズまで用意されていますが、特に需要の高い100サイズ、120サイズがメインです。
- 郵便局(ゆうパック):最大で「大サイズ(3辺合計120cm程度)」までが一般的です。「特大」とされる140~160サイズは、店舗によっては取り扱いがないことが多いです。
- ヤマト運輸(宅急便):最大で160サイズ(3辺合計160cm)のダンボール箱の販売がありますが、店舗によっては在庫がない場合もあります。
- 佐川急便(飛脚宅配便):100~160サイズまで販売していますが、こちらも窓口での在庫は流動的です。
運送会社で販売されている箱は、そのサービスの規格にぴったり合うので便利ですが、引っ越し用の大きな荷物や、規格ギリギリの大きなものを詰めるのには向いていないことが多いです。あくまで、発送に特化した「標準サイズ」と認識しておきましょう。
運送会社の「オリジナル資材」を使うメリット
運送会社のダンボールを選ぶメリットは、何と言っても「サイズ間違いの心配がない」点です。
例えば、ヤマト運輸の160サイズ箱であれば、そのまま宅急便の最大サイズとして発送できます。
また、フリマアプリなどでよく利用される「宅急便コンパクト」や「ゆうパケットプラス」といった専用箱は、そのサービスを利用する際には必須となります。これらの専用箱は、送れるサイズを最大限に活かせるように設計されているため、非常に効率的です。
(例:郵便局のゆうパック資材のサイズ展開を確認してみると、特大サイズがないことがわかります。)
ただし、窓口での購入は単価が高めになるため、大量に必要な場合はやはりネット通販でのセット購入をおすすめします。
運送会社のダンボールは、「今すぐ、送る荷物にぴったりの箱が一つだけ欲しい」という時に利用するのがベストな使い方と言えるでしょう。
意外と穴場?100均(ダイソー・セリア)で買える最大のダンボールサイズ
「できるだけ安く済ませたい!」「ちょっとした収納に使いたいだけ」という場合は、100円ショップのダンボールが優秀です。
110円(税込)という安さで手に入るので、コストパフォーマンスは抜群です。
100均ダンボールのサイズ限界と使い道
残念ながら、100円ショップで「超特大」サイズのダンボールを見つけるのは難しいです。
最大のサイズは、店舗や時期によって変動しますが、一般的には以下のサイズが限界となります。
- 【ダイソー】店舗によっては3辺合計で80cm~100cm程度の「大きめ」の箱を取り扱っています。特に「引っ越し用」と銘打たれたものは、通常の箱よりも大きめですが、160サイズのような特大サイズはありません。
- 【セリア・キャンドゥ】収納ボックスとしてのダンボールは豊富ですが、配送用の大きなダンボールは、B4サイズ程度のものが主流です。
100均のダンボールは、主に「小物の収納」や「書籍の整理」に利用するのが最適です。
また、強度が低い場合が多いので、重いものを入れると底が抜けたり、ゆがんだりする可能性があるので注意が必要です。
特に、配送用として使う場合は、必ず底面をガムテープでしっかり補強してから使いましょう。
100均で買うべき「ダンボールではない」資材
ダンボール自体は大きくないかもしれませんが、100均では大きな荷物の梱包に役立つ優秀な資材が手に入ります。
| 資材名 | 活用法 | 選ぶポイント |
| OPPテープ(透明) | 引っ越しやフリマアプリの梱包に。 | ガムテープよりも薄く、見た目がきれい。 |
| PPロープ(ひも) | ダンボールを束ねる、資源ゴミをまとめる。 | 太さがあり、しっかり結べるもの。 |
| 圧縮袋 | 大きな荷物である布団や衣類をコンパクトに。 | 大きなダンボールの容量を最大限活かせる。 |
| 養生テープ | 一時的な仮止め、家具の保護に。 | 剥がしやすいのが特徴。 |
これらを駆使することで、ホームセンターやネット通販で購入した大きなダンボールの性能をさらに高めることができます。
ダンボール本体は強度とサイズを重視して専門業者から購入し、テープや緩衝材といった消耗品は100均で調達するのが、賢い節約術と言えるでしょう。
スーパーやコンビニで「無料の段ボール」を探す際のコツと注意点
「お金をかけたくない」「今すぐ一つだけ欲しい」という時に真っ先に思い浮かぶのが、スーパーやコンビニ、ドラッグストアで提供されている無料のダンボールです。
これは、もちろん最もコストパフォーマンスの高い方法ですが、大きなダンボールを探す際にはいくつかのコツと注意点があります。
無料のダンボールをゲットするための3つのコツ
ただ店員さんに「ダンボールください」と聞くだけでは、なかなか大きなサイズは手に入りません。以下のコツを試してみてください。
- 【時間帯を狙う】店舗への納品直後(早朝や午前中)が狙い目です。この時間帯は、陳列作業のために大量のダンボールがまだバックヤードにあることが多いです。
- 【商品の種類を狙う】大きな箱が必要な商品は、以下のカテゴリです。
- ドラッグストア/スーパー: 紙おむつ、トイレットペーパー、飲料ケース、かさばるお菓子などの箱は、比較的大きめです。
- コンビニ: 飲料系のケースや、酒類の箱は強度もそこそこあります。
特に紙おむつなどの箱は、サイズも大きく、衛生的で使いやすいとモモストアも思います。
- 【「きれいな箱」を依頼する】配送用として使うなら、「液漏れしていないか」「匂いがついていないか」が重要です。「配送に使うので、きれいな箱があればお願いします」と具体的に伝えてみましょう。
無料のダンボールを使う際の2つの大きな注意点
無料のダンボールは魅力的ですが、以下の2点には細心の注意を払う必要があります。
強度のバラつきと衛生面
スーパーなどで手に入る箱は、商品の保護が主な目的であり、再利用されることを前提に作られていません。そのため、強度が弱いものや、食品や洗剤の匂いが残っているものもあります。
特に冷蔵品や冷凍品が入っていた箱は、湿気を含んで強度が落ちていることが多いので、重い荷物や高価なものを送る際には絶対に使わないようにしましょう。あくまで「収納用」「軽量品の配送用」と割り切って使うのが賢明です。
配送規格との適合性
フリマアプリなどで配送する際、運送会社は「縦+横+高さの合計」でサイズを計測します。無料のダンボールは規格がバラバラなので、計測時に「わずかにオーバーしてしまい、送料が上がってしまう」という失敗が非常に多いです。
必ず、運送会社の最大規格サイズ(160サイズなど)より少し小さめのものを選び、定規でしっかり測ってから使用するようにしてください。
もしサイズが大きすぎる場合は、「大きなダンボールを『小さくする』簡単な裏ワザ」のセクションで解説する方法を試してみてくださいね。
(関連情報:スーパーで無料のダンボールをもらう裏ワザを参考に、効率よく探しましょう。)
メルカリやラクマなどのフリマアプリ発送で役立つダンボールの選び方
最近はフリマアプリの利用者が急増し、「送るためのダンボール」の需要が非常に高まっています。
フリマアプリでの発送では、送料が利益に直結するため、大きなダンボールの選び方が特に重要になってきます。
フリマアプリで大きなダンボールを選ぶ際の「送料基準」
メルカリやラクマなどで大きな荷物を送る場合、主に「宅急便(ヤマト運輸)」か「ゆうパック(日本郵便)」のサービスを使うことが多いです。これらのサービスは、サイズ(縦・横・高さの合計)によって送料が決まります。
【重要】送料を節約するための鉄則
フリマアプリにおいて、大きな荷物(例えば、家電、冬物アウター、大量の書籍など)を送る際の送料の境目は以下の通りです。
- 140サイズ(3辺合計140cm): 送料が大きく上がる手前のサイズ。このサイズに収まるように梱包するのが理想的です。
- 160サイズ(3辺合計160cm): 通常の宅急便・ゆうパックの最大サイズ。これを超えると「大型らくらくメルカリ便」など、より高額なサービスに切り替わる場合があります。
送る荷物を測り、140サイズか160サイズに収まるように、ミリ単位でギリギリのサイズのダンボールを選ぶのが、プロのやり方です。
そのため、フリマアプリ専用のダンボールを取り扱うネット通販や、ホームセンターの規格品が非常に役立ちます。
フリマアプリ発送で人気のダンボール専門通販サイト
フリマアプリでの大きな荷物の発送を頻繁に行う方は、以下の専門通販サイトを利用するのがコスパ最強です。
これらのサイトは、フリマアプリの規格に合わせたサイズを細かく取り揃えており、セット購入で一枚あたりの単価を大幅に下げることができます。特に「140サイズ」「160サイズ」の専用カテゴリがあるため、非常に探しやすいです。
| 通販サイト | 特徴 |
| ダンボールワン | サイズ展開が豊富で価格も安い。大量注文に強い。 |
| アースダンボール | 特注サイズや特殊な形状の箱も作れる。専門性が高い。 |
| タマホーム梱包資材 | 引っ越し業者系のノウハウがあり、強度が高い箱が多い。 |
専門サイトから購入する際の裏ワザとして、「140サイズと160サイズを数枚ずつセットで購入しておく」という方法があります。
これで急な発送にもすぐ対応でき、送料の差額による無駄な出費を防ぐことができます。
また、大きな荷物を送る際には、荷物の重さが30kgを超えないように注意しましょう。ダンボールのサイズと合わせて、重さも送料計算の基準となるため、重量オーバーで追加料金を取られないように気を付けてください。
特大サイズのダンボールが必要な時の裏ワザと業者選定のポイント
一般的な160サイズ(3辺合計160cm)では収まらない、200サイズや250サイズといった「特大サイズ」のダンボールが必要になることもあります。
例えば、大型のスポーツ用品、美術品、家具などを送る場合です。このレベルのサイズになると、もうホームセンターでは見つけるのが非常に難しくなります。
裏ワザ1:運送会社の「大型貨物」サービスを逆利用する
ヤマト運輸の「ヤマト便」(現在はサービス終了)や、佐川急便の「飛脚ラージサイズ宅急便」など、通常の宅配便規格を超える荷物を扱うサービスがあります。
これらのサービスを利用する際、「資材の提供」についても相談してみるのが裏ワザの一つです。
運送会社によっては、大型貨物輸送用に特化した梱包資材(木枠やパレット用の資材)を取り扱っている場合があり、そこからヒントを得たり、規格内の資材を譲ってもらえる可能性があります。
ただし、基本的に特大のダンボール箱自体は提供されませんので、最終的には専門業者への依頼が必要です。
裏ワザ2:ダンボール専門業者に「特注」を依頼する
最も確実で高品質な特大サイズを手に入れる方法は、先述したダンボール専門のネット通販サイトで「特注(オーダーメイド)」を依頼することです。
「ダンボールワン」や「アースダンボール」といった専門業者は、1枚からでも好きなサイズでダンボールを製作してくれます。
- メリット:入れたいモノのサイズにピッタリの箱が作れるため、梱包が非常に楽になり、中の荷物が動きにくく安全です。
- 注意点:特注は製作期間(通常1週間程度)と、通常品よりも割高な費用がかかります。
特大サイズを発注する際のチェックリスト
特注する場合は、以下の点を明確に伝えることが重要です。
| 項目 | 詳細 |
| 内寸 or 外寸 | 「内寸の幅・奥行き・高さ」をミリ単位で指定する。 |
| 強度(材質) | 「Wフルート(二重構造)」を必ず指定しましょう。特大サイズは重さもかかるため、Wフルートは必須です。 |
| 重量 | 箱に入れる予定の最大重量を伝える。業者側で最適な材質を選んでくれます。 |
| 印刷(不要) | 特注の場合は印刷の有無も聞かれますが、「印刷なし」にすると安く済みます。 |
特注と聞くとハードルが高いと感じるかもしれませんが、専門サイトのフォームは非常に分かりやすく作られているので、誰でも簡単に依頼できますよ。特大サイズが必要な場合は、ぜひトライしてみてください。
(例:ダンボールのオーダーメイド専門サイトを検索して、価格を比較してみましょう。)
ダンボールの強度・厚さ(Aフルート、Bフルートなど)を理解して選ぼう
大きなダンボールを選ぶ際に、デザインや価格だけでなく、「強度」を理解しておくことは非常に大切です。特に重いものや壊れやすいものを入れる場合は、この強度知識が荷物を守る鍵となります。
ダンボールの強度を示す「フルート」とは?
ダンボールは、平らな紙(ライナー)と波型の紙(中芯)を貼り合わせてできています。この波型の紙の部分を「フルート」と呼び、その波の幅や高さによって種類が分けられています。
私たちが一般的に目にしたり、大きなダンボールとして使われているのは、主に以下の2種類です。
- Aフルート(A/F):
- 厚さ: 約5mm
- 特徴: 一般的なダンボールの規格。大きな箱を作るのに適しており、引っ越しや収納で最も使われています。強度とクッション性のバランスが良いです。
- Bフルート(B/F):
- 厚さ: 約3mm
- 特徴: Aフルートより薄く、小さな箱や内箱に使われます。強度より省スペース性を重視したい時に選ばれます。
- Wフルート(W/F):
- 厚さ: 約8mm~10mm
- 特徴: AフルートとBフルートなど、2種類のフルートを組み合わせた二重構造。非常に強度が高く、重いもの(書籍や工具)や海外輸送などの過酷な環境での使用に最適です。大きなダンボールで重量物を運ぶなら、これを選んでおけば間違いありません。
大きなダンボールを選ぶ際は、最低でも「Aフルート」、重量物を入れるなら「Wフルート」と覚えておきましょう。
「ライナー」の強さもチェック!K5とC5の違い
フルート(波型の紙)だけでなく、表面と裏面の平らな紙(ライナー)の強さも重要です。
ライナーの強度は、「K(強)」または「C(並)」といった記号と、数字で表されます。数字が大きいほど強度が高くなります。
| 記号 | 強度目安 | 用途 |
| K5 | 比較的強い | 一般的な引っ越し用、宅配便 |
| K6 / K7 | 非常に強い | 重量物、長期保管、海外輸送 |
| C5 | 一般的(並) | 軽量物、一時的な収納、100均の箱など |
ネット通販で大きなダンボールを購入する際、「材質:K5 A/F」といった表記を見かけたら、「比較的強いライナーを使った、厚さ5mmのダンボールだ」と理解できるようになります。
この知識があれば、ネット通販でも実物を見ずに高品質なダンボールを選び抜くことができるようになりますよ。
大きすぎるダンボールを「小さくする」簡単な裏ワザ
大きなダンボールを買ったはいいものの、「荷物を詰めたら隙間ができてしまった」「フリマアプリの規格サイズ(例:140サイズ)を少しオーバーしてしまった」という経験はありませんか?
もったいないからといってそのまま送ると、荷物が中で動いて破損したり、予定外のサイズで送料が上がったりする可能性があります。
ダンボールを「規格サイズぴったり」にする3つの裏ワザ
ここからは、大きすぎるダンボールを簡単に小さくする方法を解説します。どれもカッターと定規、テープがあればすぐにできる方法です。
カッターで「切り込み」を入れて高さを調節する
これが最も一般的な方法で、高さを調節したい時に使います。
- フタを閉じ、フタの上から、希望の高さ(縮めたい分)を定規で測って、鉛筆で印をつけます。
- その印に沿って、縦方向の四隅にカッターで切り込みを入れます。
- 切り込みを入れた部分から、残りの四面を水平に一周、カッターで切断します。
- 切断した部分のフタを再利用して、新しい高さで閉じれば完了です。
この方法のポイントは、カッターの刃を最後まで一気に引き切らず、何度か軽く刃を入れて丁寧に切ることです。
これで、荷物の量に合わせた「カスタムサイズ」のダンボールが完成します。
定規で「折り筋」をつけて幅・奥行きを調節する
少し難易度は上がりますが、幅や奥行きも小さくすることができます。
- 縮めたい分だけ、ダンボールの側面に折り筋をつけたい位置を測ります。
- その位置に定規を当て、カッターの刃を背中側(刃のない方)にして、グッと押し当てるようにして折り筋をつけます。
- 折り筋をつけた部分を山折りにして、ダンボールを内側に折り込みます。
- あとはガムテープで内側からしっかり補強すれば、幅や奥行きも変更できます。
この裏ワザは、宅配便の規格ギリギリのサイズに調節したい時に非常に有効です。ただし、強度の一部を犠牲にするため、重いものを入れる場合は内側にしっかり補強テープを貼りましょう。
緩衝材(プチプチ・新聞紙)で「嵩上げ」をする
これは物理的に箱を小さくするわけではありませんが、隙間を埋めて荷物の破損を防ぐ最も簡単な方法です。
ダンボールの中に緩衝材や丸めた新聞紙をギッシリと詰めて、中の荷物がカタカタ動かない状態にするのが重要です。
隙間を埋める資材は、100均でも安く手に入りますので、こちらも組み合わせて活用してみてください。
【価格比較】購入場所別!大きなダンボールのコスパ徹底検証
大きなダンボールを購入する場所はいくつかありますが、結局のところ「どこが一番安いの?」という疑問は尽きません。
ここでは、引っ越しなどでよく使われる「140サイズ(3辺合計140cm)」のダンボールを例に、購入場所別の価格を比較し、最もコストパフォーマンスが良い場所を検証します。
140サイズダンボール(5枚セット想定)の価格帯
以下の価格は、モモストアが独自に調査した目安の価格です。地域や時期、材質(強度)によって変動しますので、あくまで参考としてご覧ください。
| 購入場所 | 1枚あたりの価格目安 | 特徴・備考 |
| ネット通販(セット販売) | 約250円~400円 | 最も安い。セット販売が基本。強度が高い材質を選べる。 |
| ホームセンター(バラ売り) | 約350円~550円 | 実物を見て買えるが、単価は高め。急ぎの少量購入向き。 |
| 運送会社窓口(規格品) | 約450円~600円 | 規格に合っているが、サイズ展開は限定的で最も割高。 |
| 無料(スーパーなど) | 0円 | 無料だが、サイズ、強度、衛生面に難あり。 |
コスパ最強は「ネット通販のセット購入」で決まり
この比較表からもわかる通り、コストパフォーマンスを最優先するなら、ネット通販のセット購入が断トツで最強です。
1枚あたりの価格がホームセンターや運送会社窓口に比べて大幅に安くなります。
特に、引っ越しや大掃除などで10枚、20枚と大量に必要になる場合は、その差は数千円にもなるため、無視できません。
結論として、大きなダンボールは「品質」と「価格」の両面で優位性があるため、ネット通販での購入が最もおすすめです。
価格を左右するもう一つの要因:ロット(購入枚数)
ネット通販で価格をさらに抑えたいなら、「ロット(購入枚数)」を増やすことがポイントです。
たとえば、ある専門業者では、140サイズのダンボールの価格が以下のように設定されている場合があります。
- 5枚セット: 1枚あたり400円
- 10枚セット: 1枚あたり350円
- 30枚セット: 1枚あたり280円
このように、ロットが大きくなるほど単価は下がる傾向にあります。
もし余ったとしても、ダンボールは長期保存がきくため、「将来の収納用」「資源ゴミの回収用」として取っておくのも良いでしょう。
大量購入を検討する際は、家族や友人と共同で購入して、送料を折半するのも賢い節約術ですよ。
目的別!最適な大きなダンボールの「大きさ」と「個数」の目安
大きなダンボールが必要なシーンはさまざまですが、目的によって最適な「サイズ」と「個数」は異なります。
「大は小を兼ねる」と言いますが、大きすぎる箱は運びにくく、中身が動きやすいというデメリットもあります。
ここでは、主要な目的別に、おすすめのダンボールの選び方を解説します。
目的1:引っ越し(単身・家族)
引っ越しで大きなダンボールを使う際は、サイズを2種類に分けるのが基本です。
- 大サイズ(140サイズ~160サイズ):
- 用途:衣類、寝具(布団・毛布)、タオル、ぬいぐるみ、かさばる日用品など「軽くて大きいもの」専用。
- 個数目安:単身で5~8枚、2人家族で10~15枚程度。
- 小サイズ(80サイズ~100サイズ):
- 用途:書籍、食器、工具、CD・DVDなど「重くてかさばらないもの」専用。
- 理由:大きな箱に重いものを詰めると、持ち運びができなくなるため。
大きなダンボールの選び方の鉄則は、「軽くて割れないものだけを入れる」ことです。
そうすることで、運ぶ人(業者や自分自身)の負担を大幅に軽減できます。
目的2:フリマアプリでの大型商品発送
フリマアプリでは、送料の規格に合わせたサイズが全てです。
- 120サイズ or 140サイズ:
- 用途:冬物アウター、小型家電、ゴルフバッグなどのスポーツ用品。
- 選び方:縦・横・高さを計測し、その合計が120cm、140cmを超えないように、ぴったりのサイズを選びます。
- 160サイズ:
- 用途:中型家電、ギターケース、複数商品のまとめ売り。
- 選び方:160cmが最大規格の境目なので、これを超えるようなら「大型メルカリ便」などへの切り替えを検討します。
フリマアプリでは、「送料を1ランク下げる」ことがそのまま利益アップにつながるため、サイズにシビアになることが大切です。
目的3:自宅での長期保管・収納
衣替えや季節の飾り付け、思い出の品などを長期保管する場合は、「サイズ」よりも「強度」と「蓋の形状」を重視します。
- 強度:湿気に強くて丈夫なWフルート(二重構造)を選ぶと安心です。
- 蓋の形状:フタが完全に覆いかぶさる「みかん箱タイプ」よりも、フタが独立している「保存箱タイプ」の方が、重ねた時の安定性が高いです。
- 個数:用途に合わせて10枚セットなどを購入し、同じサイズの箱で統一すると、棚やクローゼットにきれいに積み重ねて収納でき、見た目もすっきりします。
最適なサイズと個数を選び、効率よく荷物を整理しましょう。
大きなダンボールを処分する際の正しい方法と注意点
無事に荷物の運搬や収納が終わり、最後に残る問題が「大きなダンボールの処分」です。
特に大きなダンボールは、折りたたんでもかさばるため、自治体の回収ルールを守って正しく処分する必要があります。
自治体のルールを確認!「回収日」と「出し方」
ダンボールは、基本的に資源ごみとして回収されますが、自治体によって回収日が異なります。
- 回収日:週に1回、または月に数回と決められていることが多いです。前もって回収日を確認し、大量にある場合は数回に分けて出すことも検討しましょう。
- 出し方:
- 必須:必ず平らに折りたたみ、かさばらないようにします。
- 必須:ガムテープやビニールテープは、必ず全て剥がします。(これができていないと回収されない場合があります)
- 必須:雨の日は避け、濡れないように出す。(濡れるとリサイクルできなくなるため)
- 結び方:十字にしっかりと縛って出すのが一般的です。紐は紙ひもを使うのが推奨されています。
特に注意したいのが、ガムテープの除去です。剥がし忘れると、資源として再利用する際の妨げになりますので、手間でもしっかり取り除くようにしてください。
「大量の大きなダンボール」を一度に処分する裏ワザ
引っ越しなどで、数百枚単位の大量のダンボールが出た場合、一度に資源ごみに出すのは大変です。そんな時は、以下の裏ワザを検討してみてください。
- 【古紙回収業者に持ち込み】地域の古紙回収センターや、不用品回収業者に自分で持ち込むと、即日無料で引き取ってくれる場合があります。業者によっては少量でもOKなところもありますので、事前に連絡してみましょう。
- 【引っ越し業者に依頼】引っ越しで使ったダンボールは、多くの引っ越し業者が「無料回収サービス」を提供しています。荷解きが終わり次第、連絡すれば回収に来てくれるので、最も手間がかかりません。
- 【フリマアプリで売る】状態の良い大きなダンボール(特に160サイズなど)は、意外と需要があります。「引っ越し用ダンボール10枚セット」としてメルカリなどで出品すると、売却できる可能性があり、処分費用をかけずに収入を得られます。
「どうせ捨てるから」と適当に処分するのではなく、ぜひリサイクルに協力する気持ちで、きれいにまとめて処分しましょう。このひと手間が、環境にも優しく、また地域への貢献にもつながります。
(関連情報:ダンボールのリサイクルのための正しい分別方法はとても重要です。)

