バイクヘルメットはどこに売ってる?主要な販売場所と種類・選び方を徹底解説
こんにちは、モモストアです!
バイクに乗る人にとって、ヘルメットは命を守るための最も重要なアイテムですよね。
「そろそろ新しいヘルメットが欲しいけど、どこで買えるの?」「お店によって品揃えや価格は違うの?」
と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、バイクヘルメットの主要な販売場所を徹底的に解説し、それぞれの場所で買うメリット・デメリットから、失敗しないヘルメットの選び方まで、詳しくご紹介していきます!
ぜひ最後まで読んで、あなたにぴったりのヘルメットを見つける参考にしてくださいね。
・【専門店】バイク用品店で買うメリット・デメリットと有名チェーン
・【実店舗】カー用品店やホームセンターでの取り扱い状況と注意点
・【ディーラー】メーカー系正規店で購入する際の安心感と価格帯
・【ネット通販】Amazon、楽天、ヤフーショッピングで買う場合の賢い方法
- バイクヘルメットを売っている主要な販売ルートは大きく分けて3つ
- 【専門店】バイク用品店で買うメリット・デメリットと有名チェーン
- 【実店舗】カー用品店やホームセンターでの取り扱い状況と注意点
- 【ディーラー】メーカー系正規店で購入する際の安心感と価格帯
- 【ネット通販】Amazon、楽天、ヤフーショッピングで買う場合の賢い方法
- 種類別!あなたにぴったりのヘルメットはどれ?
- 安全基準は必ずチェック!SGマークとPSCマークの重要性
- 初心者が失敗しないためのヘルメットサイズの正しい測り方
- 人気の国内メーカーArai・SHOEIの特徴と価格帯を比較
- 初心者が失敗しないためのヘルメットサイズの正しい測り方
- 予算別!コスパ最強のおすすめヘルメットの探し方
- 中古ヘルメットはメルカリやフリマアプリで買っても大丈夫?
- ヘルメット購入時のよくある疑問Q&A
- バイクヘルメットを売っている主要な販売ルートは大きく分けて3つ
バイクヘルメットを売っている主要な販売ルートは大きく分けて3つ

バイクヘルメットの購入を考えたとき、選択肢は一つだけではありません。大きく分けて、「専門店」「一般店舗」「ネット通販」の3つのルートがあります。
それぞれのルートが持つ特徴をしっかり理解することで、あなたのニーズに最も合った購入場所を選ぶことができますよ。
バイク用品専門店・量販店ルート
これは、最も多くのライダーが利用する王道のルートです。代表的なのは「ナップス」や「ライコランド」、「2りんかん」といった全国展開している大型チェーン店ですね。
最大のメリットは、圧倒的な品揃えと専門知識を持つスタッフの存在です。
国産のArai(アライ)やSHOEI(ショウエイ)はもちろん、OGK KABUTOや海外ブランドまで、幅広いメーカーと種類のヘルメットを実際に手に取って試着できます。
特に、ヘルメットは頭の形にフィットすることが非常に重要なので、専門店の試着は失敗を避けるための必須プロセスと言えます。また、フィッティングサービスを行っている店舗も多く、購入後の安心感も高いのが特徴です。
一般的な実店舗(カー用品店・ホームセンターなど)ルート
次に、日常的に利用するお店でも、ヘルメットを取り扱っている場合があります。
例えば、「オートバックス」や「イエローハット」などのカー用品店、一部の大型「ホームセンター」などが該当します。
これらの店舗は、バイク用品専門店に比べて品揃えは絞られますが、利便性が高いのが魅力です。車のメンテナンスついでに立ち寄れるため、「とりあえず急ぎで手頃なものが欲しい」という場合に便利かもしれません。
ただし、取り扱いモデルは比較的ベーシックなものや、原付向けのものが中心になることが多く、最新モデルや高級ブランド、専門的なカスタムパーツなどは期待できません。スタッフもバイク専門ではないことが多いため、フィッティングや深い質問には答えられない可能性がある点には注意が必要です。
オンライン通販・フリマアプリ・オークションルート
そして、現代の買い物において欠かせないのがネット通販です。
「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」といった大手通販サイトでは、実店舗を構えることなく、全国の在庫から商品を比較検討できます。価格競争が激しいため、実店舗よりも安価に手に入れられる可能性が高いです。
また、「メルカリ」や「ヤフオク」などのフリマ・オークションサイトでは、中古品や掘り出し物を見つけることができます。
このルートの最大の課題は、「試着ができない」ことです。ヘルメットはサイズが合わないと走行中にグラついたり、逆に痛くなったりと非常に危険です。ネットで購入する場合は、事前に実店舗で試着してサイズを把握しておく、または返品・交換ポリシーをしっかり確認することが鉄則となります。
どのルートを選ぶかは、「何を重視するか」にかかっています。安心感やフィット感を優先するなら専門店、価格や利便性を優先するなら一般店舗やネット通販を検討しましょう。特に初心者の場合は、一度は専門店に足を運ぶことを強くおすすめします。
【専門店】バイク用品店で買うメリット・デメリットと有名チェーン
バイクに乗るなら、一度は訪れるべき場所がバイク用品専門店です。ここでは、専門店ならではのメリットと、全国展開している主要なチェーン店について深掘りしていきますね。
専門店を利用する5つの大きなメリット
専門店がライダーから圧倒的に支持されるのには理由があります。単にヘルメットが売っているだけでなく、購入体験そのものが充実しているからです。
- 試着可能なモデル数が段違い:
Arai、SHOEIといったハイエンドモデルから、OGK KABUTO、HJCなどの中堅モデルまで、ほぼ全ての有名メーカーの現行モデルが揃っています。実際に被り比べられるため、デザインだけでなく、フィット感や軽さを比較できます。 - 専門知識を持ったスタッフによるアドバイス:
スタッフ自身がライダーであるケースが多く、ヘルメットの規格、バイクの種類との相性、シールドの曇り対策など、専門的な知識に基づいた的確なアドバイスがもらえます。 - 有料または無料のフィッティングサービス:
頭の形は人それぞれ異なり、ヘルメットの内装を微調整(チークパッドや内装パッドの交換など)することで、より安全で快適なフィット感を実現できます。このサービスは専門店最大の強みです。 - 購入後のサポートが充実:
購入後のメンテナンス方法や、パーツ交換(シールド、内装)の相談にも乗ってもらえます。 - インカムなどのオプション品も同時購入可能:
ヘルメットに装着するインカムや、曇り止めシート(PINLOCK®など)といった周辺アクセサリーも豊富に取り揃えられており、その場ですぐに取り付けてもらうことも可能です。
知っておきたい専門店を利用するデメリット
とはいえ、専門店にもデメリットはあります。
- 価格設定が定価に近い場合が多い:
特に新製品や人気モデルは、ネット通販と比較すると割引率が低い、もしくは定価販売の場合が多いです。ただし、セールやキャンペーンを狙えば、お得に購入できるチャンスもあります。 - 店舗の場所が限られる:
都市部や主要幹線道路沿いに集中していることが多く、地方在住の方にとっては気軽に立ち寄れない場合があります。
主要な有名バイク用品チェーン店(最新情報は要チェック)
全国展開している主なチェーン店をまとめました。在庫状況やサービス内容は、事前に公式ウェブサイトで確認することをおすすめします。
| チェーン名 | 特徴 | Webサイト |
| ナップス (NAPS) | ピットサービスも充実した大型店舗が多い。オリジナルブランドも展開。 | ナップス 公式サイト(外部リンク) |
| ライコランド (Ricoland) | ヘルメットの品揃えが豊富で有名。イベントやキャンペーンも頻繁に開催。 | ライコランド 公式サイト(外部リンク) |
| 2りんかん | イエローハットグループ。用品とメンテナンスサービスの両方を手広く提供。 | 2りんかん 公式サイト(外部リンク) |
このように、専門店は価格面ではネットに劣る可能性がありますが、「安全」と「快適性」というヘルメット選びの最重要項目を担保してくれる場所です。特に初めて高級ヘルメットを買う方、サイズに不安がある方は、まずは専門店で試着から始めるのが賢明です。
【実店舗】カー用品店やホームセンターでの取り扱い状況と注意点
「バイク用品店は遠いし、まずは近所のカー用品店やホームセンターを覗いてみよう」と考える方もいるでしょう。実際にこれらの一般店舗でもヘルメットは販売されていますが、専門店とは異なる特徴があります。
カー用品店(オートバックス・イエローハットなど)のヘルメット事情
多くのカー用品店では、バイク用品コーナーの一角にヘルメットが置かれています。主な取り扱い傾向は以下の通りです。
- 原付(50cc)や小型バイク向けが中心:
法規制上、原付乗車時にはヘルメットが必要です。そのため、比較的安価なジェットヘルメットやハーフヘルメット、そしてOGK KABUTOなどのベーシックモデルが中心の品揃えとなります。 - 車検・認証工場併設の大型店舗が狙い目:
特にバイクの整備も行っているような大型店舗では、バイク用品の取り扱いも多く、フルフェイスやシステムヘルメットといった選択肢が増える可能性があります。 - メーカーは限られる:
AraiやSHOEIといったハイエンドな高級メーカーの最新モデルは、ほとんど取り扱われていないか、あってもごく一部の定番モデルに限定されます。
注意点:カー用品店のスタッフは車に関する知識は豊富ですが、バイクヘルメットのフィッティングや詳細な規格(例えば、SNELL規格やMFJ公認など)については専門外であることがほとんどです。フィッティング調整を期待せずに、あくまで「手軽な価格で、とりあえず必要なヘルメットを買う場所」として利用するのが良いでしょう。
ホームセンターでの取り扱いと、購入時の注意すべきこと
「コメリ」「カインズ」「DCM」などの大型ホームセンターでも、稀にヘルメットを見かけることがあります。しかし、取り扱いがあるのは本当に一部の店舗に限られます。
- 安全基準の確認が必須:
ホームセンターで売られているヘルメットは、工事用ヘルメットと並んで置かれていることもあり、バイク用として公道を走行できる「PSCマーク」や「SGマーク」が付いているかを必ず確認してください。安すぎるヘルメットの中には、これらの安全基準を満たしていない粗悪品が紛れている可能性もゼロではありません。 - 基本は原付用、または自転車用:
ほとんどの場合、50cc以下のバイク向けジェットヘルメットか、自転車用のヘルメットです。大型バイクに乗る方が、安全性の高いフルフェイスヘルメットを探す場所としては適していません。
どちらの一般店舗も、専門性では専門店に及びませんが、突然ヘルメットが必要になった時や、手頃な価格帯のものを探している時には、一度チェックしてみる価値はあります。ただし、「安全基準の確認」だけは絶対に怠らないようにしてくださいね。万が一の事故の際、命を守ってくれるのがヘルメットですから、その安全性には妥協しないことが大切です。特に初めてヘルメットを購入する方は、販売店の公式サイトなどで取り扱いブランドや店舗情報を確認してから向かうと、無駄足にならずに済みますよ。
【ディーラー】メーカー系正規店で購入する際の安心感と価格帯
バイク用品店や一般店舗の他に、バイクのディーラー(メーカー正規販売店)でもヘルメットを購入することができます。ここでは、ホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキといったメーカー系のディーラーでヘルメットを購入する際のメリットや価格帯について解説します。
メーカー系ディーラーのヘルメット販売の特徴
ディーラーのメイン事業はバイク本体の販売と整備ですが、多くの店舗で純正アクセサリーや関連用品を取り扱っています。ヘルメットに関して言えば、以下の特徴があります。
- 純正ヘルメット(OEM品)の取り扱い:
例えば、ヤマハの「ZENITH(ゼニス)」シリーズのように、メーカー自身が企画・販売しているヘルメットが中心となります。これらの多くは、提携しているヘルメットメーカー(OGK KABUTOなど)が製造を請け負っているOEM品です。 - バイク本体とのデザイン統一性:
愛車と同じメーカーのヘルメットを選ぶことで、バイクのデザインやカラーリングと高い統一感を出せるのが魅力です。純正品ならではの安心感もあります。 - AraiやSHOEIの特別コラボモデル:
稀に、AraiやSHOEIといった高級メーカーとディーラーがコラボレーションした限定グラフィックモデルを取り扱うことがあります。これらのモデルは市場に出回る数が少なく、コレクターズアイテムとしても人気があります。
ディーラーで購入するメリットとデメリット
ディーラーでの購入は、以下のようなメリットとデメリットがあります。
| メリット | デメリット |
| 安心感 | 品揃えの幅が狭い |
| 純正品ならではのデザインマッチング | 価格競争力が低い場合がある |
| バイク購入時のオプションとして一緒に購入できる | 専門のフィッティングサービスは期待薄 |
| メンテナンスや点検時に一緒に見てもらえる | 他のメーカー品と比較できない |
価格帯とおすすめの利用シーン
価格帯は、純正品であれば一般的な中堅メーカーと同じく1万円台から5万円程度、コラボモデルなどになるとAraiやSHOEIの通常ラインナップと同じく5万円~8万円以上となることもあります。
ディーラーの利用がおすすめなのは、主に次のケースです。
- 新車購入時:
バイク本体と同時にアクセサリーや用品をまとめて購入・契約することで、割引や特別なサービスを受けられる場合があります。 - デザイン統一を最優先したい時:
「このバイクにはこの純正ヘルメットしかない!」という強いこだわりがある場合に最適です。 - バイクのメンテナンスのついでに:
日頃から利用しているディーラーであれば、気軽にヘルメットやその他の用品について相談できます。
ディーラーはヘルメット専門ではありませんが、バイクのプロフェッショナルが在籍しています。愛車とのトータルコーディネートを重視するなら、ぜひチェックしてみてください。ホンダ純正ヘルメットのラインナップはこちら(外部リンク)から検索できますよ。
【ネット通販】Amazon、楽天、ヤフーショッピングで買う場合の賢い方法
専門店での試着は重要ですが、最終的に価格の安さや利便性からネット通販を選ぶライダーも非常に多いです。ここでは、大手通販サイトでヘルメットを購入する際の賢い方法と注意点をお伝えします。
ネット通販の最大の魅力:価格と選択肢の多さ
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったプラットフォームは、実店舗を構えるコストがないため、実店舗よりも大幅に安価に販売されているケースが多々あります。特に型落ちモデルや旧カラーなどは、驚くほどの割引率になっていることがあります。
また、全国の小売店や並行輸入業者が参入しているため、国内未発売の海外ブランドモデル(HJC、AGVなど)も簡単に見つけることができ、選択肢が無限に広がります。
失敗しないためのネット購入の鉄則3カ条
試着できないという最大のデメリットを克服するために、以下の3つの鉄則を守りましょう。
- 鉄則1:必ず事前に実店舗で試着しておく
これは絶対に譲れないポイントです。気に入ったモデルのサイズ(S/M/Lなど)を把握するだけでなく、「AraiはLサイズ、SHOEIはMサイズが合う」といったメーカーごとの傾向までメモしておくと完璧です。 - 鉄則2:販売元と返品・交換ポリシーをチェック
ネット通販では、販売業者が非常に多岐にわたります。国内の正規代理店を通していない並行輸入品の場合、保証や修理対応が受けられないリスクがあります。また、サイズが合わなかった場合に備え、「未開封・未使用品であれば〇日以内はサイズ交換可能」といった返品・交換ポリシーを、購入前に必ず確認しましょう。 - 鉄則3:最新の製造年月日をチェック
ヘルメットは素材の経年劣化があるため、製造から3年〜5年程度で交換が推奨されます。ネットで安く売られているモデルは、在庫期間が長いため製造年月日が古い場合があります。もし可能であれば、購入前に製造年月日を確認するか、最新モデルの販売開始からあまり時間が経っていないものを選ぶようにしましょう。
フリマアプリ(メルカリ)やオークション(ヤフオク)での購入について
さらに安く手に入れたいなら、中古品も選択肢に入ってきますが、これについては後の見出しで詳しく解説します。基本的に、中古品は「誰が、どのように使用・保管していたか」が不明なため、リスクが高いことを念頭に置いておいてください。
ネット通販は、「サイズさえ間違えなければ」最もコストパフォーマンスが高い購入方法です。実店舗で現物をチェックし、ネットで最安値を探すというハイブリッドな買い方が、最も賢いと言えるかもしれません。
種類別!あなたにぴったりのヘルメットはどれ?
「バイクヘルメット」と一言で言っても、実は様々な種類があり、それぞれ安全性や用途、快適性が大きく異なります。あなたのバイクライフに合ったヘルメットを選ぶために、主要な5つのタイプを知っておきましょう。
フルフェイスヘルメット:最高の安全性と静粛性
名前の通り、顔全体を完全に覆う最も安全性の高いヘルメットです。
特徴:
- 顎(あご)まで保護されているため、転倒時の安全性が最高レベル。
- 外部の騒音を遮断し、風の巻き込みも少ないため、高速道路での長距離ツーリングやスポーツ走行に最適。
デメリット:脱着がやや面倒、夏場は熱がこもりやすい、開放感がない。
おすすめユーザー:大型バイク乗り、高速道路を頻繁に利用するライダー、安全性最優先の方。
ジェットヘルメット:開放感と視界の広さ
顔の正面(シールド部分)が開いているタイプで、街乗りや短距離移動でよく見かけます。
特徴:
- 脱着が簡単で、気軽に被れる。
- 視界が広く、開放感があり、信号待ちなどで飲み物を飲んだり、会話したりしやすい。
デメリット:フルフェイスに比べると安全性が劣る(顎を保護できない)、高速走行時は風切り音が大きい。
おすすめユーザー:原付、スクーター、近隣の街乗りがメインのライダー。
システムヘルメット:フルフェイスとジェットのいいとこ取り
チンバー(顎の部分)が可動式になっており、フルフェイスの状態から、チンバーを上げてジェットヘルメットのように使えるタイプです。
特徴:
- フルフェイスに近い安全性を持ちながら、休憩時などは顔全体を開放できる利便性。
- 眼鏡をかけたままでも比較的脱着しやすい。
デメリット:構造が複雑な分、フルフェイスより重くなる傾向がある、価格が高め。
おすすめユーザー:利便性を重視するツーリングライダー、眼鏡をかけている方。
オフロードヘルメット:特有の機能美と機能性
口元が張り出し、ひさし(バイザー)が付いているのが特徴です。
特徴:
- 口元の張り出しは、呼吸を楽にし、泥や砂の跳ね上げから顔を守る。
- ひさしは、日差しや泥から目を守る役割。
デメリット:公道で使用する場合、防風性が低いためゴーグルが必須、高速走行には不向き。
おすすめユーザー:林道ツーリング、モトクロス、アドベンチャー系バイクのライダー。
ハーフヘルメット(半キャップ):最も手軽だが要注意
頭頂部のみを覆う最も簡素なヘルメットです。
特徴:手軽で非常に軽い。
デメリット:安全性が最も低い(衝撃から守れる範囲が狭い)、高速走行には不向き。
おすすめユーザー:極めて短距離の移動に限る、ファッション性を重視する一部のユーザー。
※大型バイクや高速道路での使用は推奨されません。安全性を考慮すると、ジェット以上をおすすめします。
どの種類を選ぶかによって、あなたのライディングスタイルは大きく変わります。用途と安全性のバランスを考えて、最適なタイプを選びましょう。例えば、週に一度の長距離ツーリングがメインならフルフェイスかシステムヘルメットが最も快適で安全です。迷ったら専門店で店員さんに相談するのが一番ですね!
安全基準は必ずチェック!SGマークとPSCマークの重要性
ヘルメットを選ぶ上で、デザインや価格よりも優先すべきなのが「安全性」です。公道を走るバイク用ヘルメットには、法律で定められた安全基準があり、これを知らずに購入すると、最悪の場合、違反になったり、事故時に命を守れなかったりする可能性があります。
必須の安全基準:PSCマークとSGマーク
日本国内でバイク(排気量問わず)に乗る際、使用するヘルメットには、以下の2つのマークが非常に重要になります。
| マーク名 | 意味・役割 | 重要性 |
| PSCマーク | Product Safety Community 消費生活用製品安全法に定められた技術基準に適合していることを示すマーク。 |
公道走行に必須。このマークがないヘルメットで公道を走ると、法律違反になります。 |
| SGマーク | Safety Goods 製品安全協会が定めるより厳しい安全基準に合格した製品に付けられるマーク。 |
安全性の高い製品の証。万が一、製品の欠陥で人身事故が起きた場合、製品安全協会から賠償措置が講じられます。 |
PSCマークは「公道を走るための最低限の条件」であり、SGマークは「より高い安全性が保証され、万が一の補償もある」という認識で間違いありません。どちらのマークも、ヘルメットの後ろ側や内側のシールで確認できます。特にネット通販やフリマアプリで購入する際は、画像でしっかり確認するか、出品者に質問するようにしましょう。
さらに上の安全基準:SNELL規格とMFJ公認
一般の公道走行であればSGマークがあれば十分ですが、さらに安全性を追求したい方や、サーキット走行を考えている方は、以下の規格も参考にしてください。
- SNELL規格:
アメリカの非営利団体であるスネル記念財団が定める、世界で最も厳しいとされる安全基準。特に耐貫通性や衝撃吸収性において、非常に高いレベルが要求されます。最高峰のヘルメットの証とも言えます。 - MFJ公認:
一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)が公認したヘルメット。サーキットでのレースや競技会に出場するためには、このMFJ公認マークが必要になります。
これらの規格を持つヘルメットは、当然ながら価格も高くなりますが、その分、事故の際のライダーの安全を最大限に守る設計となっています。特に大型バイクに乗る方や、高速道路をメインで利用する方は、SGマークはもちろん、SNELL規格などを意識して選ぶと、より安心感が得られますよ。PSCマークとSGマークの詳しい違いはこちら(外部リンク)から検索できます。
初心者が失敗しないためのヘルメットサイズの正しい測り方
ヘルメットは、洋服のように「少し大きい方が楽」というわけにはいきません。適切なサイズを選ばないと、安全性も快適性も損なわれてしまいます。ここでは、あなたがヘルメット選びで失敗しないように、正しいサイズの測り方と、試着時のチェックポイントを解説します。
ご自宅でできる!正確な頭囲の測り方
まず、あなたの頭のサイズ(頭囲)を正確に把握することがスタートラインです。一人でもできますが、誰かに手伝ってもらうとより正確に測れます。
- 用意するもの:
裁縫などに使う柔らかいメジャー(なければ紐と定規でも代用可)。 - 測定箇所:
一番広い部分を測ります。具体的には、おでこの最も出っ張っている部分(眉毛のすぐ上あたり)と、後頭部の最も出っ張っている部分を結んだラインです。 - 測定方法:
メジャーを頭に一周させ、少しきつめに締め付けて測ります。髪の毛のボリュームを潰すようなイメージで、地肌に近い状態を測ることが重要です。 - 記録:
測った数値をメモします(例:58.5cm)。メーカーのサイズ表記はS、M、Lだけでなく、cm表記(57-58cmなど)が多いので、この数値が基準になります。
メーカーごとのサイズ表記の目安
メーカーによって同じMサイズでも若干の誤差がありますが、一般的なサイズ目安は以下の通りです。
| サイズ表記 | 頭囲(目安) | 適用ユーザー |
| S | 55〜56cm | 小柄な方、女性 |
| M | 57〜58cm | 平均的な日本人男性、女性 |
| L | 59〜60cm | 頭が大きめの方 |
| XL | 61〜62cm | 非常に頭が大きい方 |
試着時に絶対チェックすべき3つのポイント
専門店で試着する際は、以下の点に注意してください。
- グラつきがないか:
ヘルメットを被った後、顎紐(あごひも)を締めずに頭を振ってみてください。ヘルメットが前後左右にグラグラと大きく動くようではサイズが大きすぎます。 - 締め付けが痛すぎないか:
被った瞬間は頬や頭全体が強く締め付けられている感じがしますが、これが正しい状態です。ただし、特定の場所(特にこめかみや額)に「圧迫による痛み」を感じる場合は、頭の形とヘルメットの形が合っていない可能性があり、サイズアップやフィッティング調整が必要です。 - 脱げにくいか:
顎紐を締めた状態で、ヘルメットの後ろ側から前に向かって力を加え、脱げないか試してください。これは事故時にヘルメットが脱げてしまうのを防ぐ、最も重要な安全チェックです。
ヘルメットの内装は使用していくうちに必ず馴染んでくるため、「少しきついかな?」と感じる程度がジャストサイズであることが多いです。遠慮せずに何度も試着して、プロの意見を聞くようにしてくださいね。
人気の国内メーカーArai・SHOEIの特徴と価格帯を比較
バイクヘルメットの購入を考える際、必ずその名を聞くのが「Arai(アライ)」と「SHOEI(ショウエイ)」という日本の二大巨頭です。どちらも世界最高峰の安全性と品質を誇るメーカーですが、それぞれに独自の哲学と特徴があります。
Arai(アライ):卵型と「R75」の安全性
Araiヘルメットは、創業以来一貫して「安全」を最優先に開発を続けています。
最大の特徴は、独自のシェル形状である「R75」です。
これは、ヘルメット表面のカーブが半径75mm以上の連続した滑らかな曲線で構成されていることを意味します。なぜこれが重要かというと、万が一転倒した際に、地面や障害物に衝突した衝撃を「受け流す」ことを最も重視しているからです。衝撃を吸収する能力だけでなく、いかに障害物に引っかからずに滑っていくか、という点に命をかけています。結果として、Araiのヘルメットは全体的に丸みを帯びた卵のような形をしています。
- フィッティング傾向:比較的「日本人の頭の形」にフィットしやすいと言われますが、人によっては横幅がタイトに感じる場合もあります。
- 価格帯:フルフェイスの高級モデルは5万円台~10万円前後。
- おすすめユーザー:安全性に対する意識が極めて高い方、特にサーキット走行を視野に入れている方、クラシカルなデザインを好む方。
SHOEI(ショウエイ):多様なモデルと緻密なベンチレーション
SHOEIは、世界シェアでもトップクラスを誇り、高い安全性に加え、機能性や快適性、デザインの多様性に優れています。特に換気性能(ベンチレーション)は、多くのライダーから高く評価されています。
最大の特徴は、モデルごとの明確なコンセプトと、快適性を高める技術です。
例えば、静粛性を極めたツーリングモデルや、超軽量化を実現したスポーツモデルなど、用途に合わせた最適な設計がされています。また、独自の風洞実験施設を持ち、空気抵抗や風切り音の低減にも力を入れています。
- フィッティング傾向:内装のカスタマイズ性が高く、幅広い頭の形に対応しやすいように設計されています。モデルによってはアライよりも横幅にゆとりがあると感じるライダーもいます。
- 価格帯:フルフェイスの高級モデルは5万円台~10万円前後。アライとほぼ同等ですが、エントリーモデルも充実しています。
- おすすめユーザー:快適なツーリング性能を求める方、最新の空力特性やデザインを重視する方、多様なモデルから選びたい方。
どちらも最高のヘルメットメーカーですが、「ヘルメットは頭を守るもの」という哲学が若干異なります。Araiは「受け流す安全」、SHOEIは「快適性と機能性の追求」という側面が強いと認識しておくと選びやすいかもしれません。できれば両メーカーのモデルを試着して、あなたの頭に「しっくりくる」方を選ぶのがベストです。AraiとSHOEIの最新モデル比較はこちら(外部リンク)から検索できます。
初心者が失敗しないためのヘルメットサイズの正しい測り方
ヘルメットは、洋服のように「少し大きい方が楽」というわけにはいきません。適切なサイズを選ばないと、安全性も快適性も損なわれてしまいます。ここでは、あなたがヘルメット選びで失敗しないように、正しいサイズの測り方と、試着時のチェックポイントを解説します。
ご自宅でできる!正確な頭囲の測り方
まず、あなたの頭のサイズ(頭囲)を正確に把握することがスタートラインです。一人でもできますが、誰かに手伝ってもらうとより正確に測れます。
- 用意するもの:
裁縫などに使う柔らかいメジャー(なければ紐と定規でも代用可)。 - 測定箇所:
一番広い部分を測ります。具体的には、おでこの最も出っ張っている部分(眉毛のすぐ上あたり)と、後頭部の最も出っ張っている部分を結んだラインです。 - 測定方法:
メジャーを頭に一周させ、少しきつめに締め付けて測ります。髪の毛のボリュームを潰すようなイメージで、地肌に近い状態を測ることが重要です。 - 記録:
測った数値をメモします(例:58.5cm)。メーカーのサイズ表記はS、M、Lだけでなく、cm表記(57-58cmなど)が多いので、この数値が基準になります。
メーカーごとのサイズ表記の目安
メーカーによって同じMサイズでも若干の誤差がありますが、一般的なサイズ目安は以下の通りです。
| サイズ表記 | 頭囲(目安) | 適用ユーザー |
| S | 55〜56cm | 小柄な方、女性 |
| M | 57〜58cm | 平均的な日本人男性、女性 |
| L | 59〜60cm | 頭が大きめの方 |
| XL | 61〜62cm | 非常に頭が大きい方 |
試着時に絶対チェックすべき3つのポイント
専門店で試着する際は、以下の点に注意してください。
- グラつきがないか:
ヘルメットを被った後、顎紐(あごひも)を締めずに頭を振ってみてください。ヘルメットが前後左右にグラグラと大きく動くようではサイズが大きすぎます。 - 締め付けが痛すぎないか:
被った瞬間は頬や頭全体が強く締め付けられている感じがしますが、これが正しい状態です。ただし、特定の場所(特にこめかみや額)に「圧迫による痛み」を感じる場合は、頭の形とヘルメットの形が合っていない可能性があり、サイズアップやフィッティング調整が必要です。 - 脱げにくいか:
顎紐を締めた状態で、ヘルメットの後ろ側から前に向かって力を加え、脱げないか試してください。これは事故時にヘルメットが脱げてしまうのを防ぐ、最も重要な安全チェックです。
ヘルメットの内装は使用していくうちに必ず馴染んでくるため、「少しきついかな?」と感じる程度がジャストサイズであることが多いです。遠慮せずに何度も試着して、プロの意見を聞くようにしてくださいね。
予算別!コスパ最強のおすすめヘルメットの探し方
AraiやSHOEIといった高級ヘルメットは魅力的ですが、バイク初心者やセカンドヘルメットを探している方にとって、予算は大きな問題ですよね。ここでは、予算に応じたヘルメットの賢い選び方と、コストパフォーマンスの高いブランドの探し方を解説します。
1万円~3万円台:初めてのバイクに最適!コスパ重視の選択肢
この価格帯は、国内メーカーのOGK KABUTO(カブト)や、リーズナブルな海外メーカー(HJC、LS2など)のエントリーモデルが中心となります。
選び方のポイント:
- 規格:この価格帯でも、もちろんPSCマークとSGマーク付きのものを選んでください。
- 種類:ジェットヘルメットやシンプルなデザインのフルフェイスが中心です。システムヘルメットも選択肢にありますが、機能がシンプルなものになります。
- 狙い目:OGK KABUTOの「カムイ」や「アサギ」といったシリーズは、品質と価格のバランスが非常に優れており、日本の頭の形にも合いやすい設計になっています。
この予算帯のヘルメットは、最新の空力技術や最高級の内装素材は使われていませんが、安全基準は満たしています。まずは「サイズがぴったり合うこと」を最優先に選びましょう。
4万円~6万円台:高性能とデザインを両立!ミドルレンジの選択肢
この価格帯に入ると、AraiやSHOEIの中堅モデルや、上位モデルの旧カラー・型落ち品が選択肢に入ってきます。ここからは、快適性やデザイン、静粛性といった付加価値も重要になってきます。
- 機能:インナーサンシェード(サングラス)内蔵モデルや、高性能なベンチレーションシステム、PINLOCKシート標準装備など、ツーリングを快適にする機能が充実してきます。
- 狙い目:SHOEIの「Z-8」やAraiの「ラパイドネオ」など、定番モデルのベーシックなソリッドカラー(単色)などがおすすめです。型落ち品をネット通販や専門店のセールで探すと、この価格帯で見つけられることもあります。
7万円以上:最高の安全性とブランド力!ハイエンドの選択肢
Araiの「RX-7X」やSHOEIの「X-Fifteen」といった、各メーカーのフラッグシップモデル(最高級モデル)が中心です。レースユースにも対応できる、安全性、軽さ、空力性能の全てにおいて最高レベルの製品です。
- グラフィック:有名ライダーのレプリカモデルなど、デザイン性の高いグラフィックモデルも選び放題です。
- 素材:軽量で強度の高いカーボン素材などが使用されることもあり、長時間走行での疲労軽減にも繋がります。
ヘルメットは一度買えば数年間使うものです。初期投資は高くても、安全と快適性への投資と考えれば、後悔しない選択になるはずですよ。予算をしっかり決めた上で、最適な一品を探してください。OGK KABUTOのおすすめヘルメットはこちら(外部リンク)から検索できます。
中古ヘルメットはメルカリやフリマアプリで買っても大丈夫?
メルカリやヤフオクなどのフリマアプリやオークションサイトを見ると、非常に魅力的な価格で高級ヘルメットが出品されていることがあります。「安く手に入れたい」という気持ちはよく分かりますが、中古ヘルメットの購入には、新品にはない大きなリスクが伴うことを理解しておく必要があります。
中古ヘルメットの最大の「見えないリスク」
ヘルメットの安全性は、内側の衝撃吸収ライナー(発泡スチロールの部分)によって保たれています。このライナーは、一度大きな衝撃を受けると潰れてしまい、再利用できなくなります。つまり、見た目が綺麗でも、過去に大きな事故で使われたヘルメットは、安全性ゼロになっている可能性があるのです。
中古品の注意すべきポイント:
- 過去の事故歴:
出品者が「一度も転倒なし」と書いていても、本当かどうかを確認する術はありません。一度でも落下させている場合、内装に目に見えないヒビが入っている可能性も否定できません。 - 経年劣化:
ヘルメットの寿命は一般的に「製造から3年、使用開始から5年」が目安です。内装のウレタンや衝撃吸収ライナーが経年劣化している場合、本来の性能を発揮できません。製造年月日が古いものは避けるべきです。 - 内装の衛生状態:
汗や皮脂が染み込んだ内装は、匂いやカビの原因になります。内装が完全に外して洗えるモデルか、または新品の内装に交換できるかを確認しましょう。
メルカリ・フリマアプリで購入する際のチェック項目
それでも中古品にチャレンジしたい場合は、以下の項目を徹底的にチェックしてください。
- 製造年月日の確認:
ヘルメットの内側(多くは顎紐の近くや内装の下)に記載されている製造年月日を確認し、製造から3年以内のものに限定しましょう。 - PSC/SGマークの確認:
公道走行に必要なマークがしっかり付いているか、写真で確認しましょう。 - 内装の交換可能性:
チークパッドや内装パッドが別売されており、交換可能かを確認します。できれば購入後に新品に交換することで、衛生面のリスクを下げられます。 - 出品者の評価:
信頼できる出品者かどうか、過去の取引評価をチェックしましょう。
個人的な意見としては、特に初心者の方は、まずは新品のSGマーク付きヘルメットを購入することを強くおすすめします。命を守るものに代えがたい安心感があります。中古品は、構造を理解し、自己責任でリスクを判断できる上級者向けの選択肢と考えるべきです。
ヘルメット購入時のよくある疑問Q&A
ヘルメットを購入する際に、多くの方が疑問に感じるであろう質問をまとめました。最後まで読んで、すべての疑問を解消してスッキリした気持ちでヘルメットを選んでくださいね。
Q1:ヘルメットの寿命はどれくらいですか?
A:一般的には「製造から3年、使用開始から5年」が交換の目安とされています。
ヘルメットは外側のFRP(繊維強化プラスチック)やポリカーボネートが、紫外線や湿度によって劣化します。さらに、内側の衝撃吸収ライナーも、熱や汗によって徐々に弾力性を失っていきます。
たとえ外装に傷がなくても、上記期間を目安に新しいものに交換することで、万が一の際の安全性を確保できます。製造年月日は内装のどこかに記載されていますので、一度確認してみてください。
Q2:ヘルメットはバイクの色に合わせるべきですか?
A:これは完全に個人の自由で、合わせる必要はありません。
確かにバイク本体のカラーリングに合わせると統一感が出ておしゃれですが、最近はあえて「派手なグラフィックモデル」を選んで目立たせる方も増えています。目立つカラーは、周囲の車からの視認性が向上し、安全面でもメリットがあります。自分が最も気に入ったデザインを選ぶのが一番です!
Q3:シールドの曇り対策はどうすればいいですか?
A:寒い日や雨の日は、内側のシールドが曇り、視界が悪化して非常に危険です。対策としては主に以下の3つがあります。
- PINLOCK(ピンロック)シートの装着:
シールドの内側に特殊なシートを装着することで、シールドとシートの間に空気層を作り、結露を防ぐ最も効果的な方法です。多くの高級ヘルメットは標準装備またはオプションで対応しています。 - 曇り止めスプレー/液の使用:
手軽にできる対策ですが、効果は持続しません。走行前に塗布する必要があります。 - ベンチレーションの活用:
ヘルメットの口元や額にある通気口(ベンチレーション)を開けて、ヘルメット内部の湿った空気を外に出しましょう。停車中は少しシールドを開けるだけでも効果があります。
Q4:ヘルメットを試着するとき、どこに重点を置くべきですか?
A:先述しましたが、最も重要なのは「こめかみに痛みがないか」と「顎紐を締めた状態でヘルメットが脱げないか」の2点です。
日本人は頭の横幅が広い傾向にあるため、欧米メーカーのヘルメットだと横がきつく感じることがあります。こめかみの痛みは慣れることが難しく、頭痛の原因にもなりますので、少しでも痛みを感じたら、他のモデルを試すか、フィッティングサービスを依頼してくださいね。
Q5:ネットで買うとき、保証書は重要ですか?
A:非常に重要です。
AraiやSHOEIなどのメーカーは、保証書がないと修理や内装パーツの交換などの正規のアフターサービスを受け付けない場合があります。ネットで購入する際は、必ず「保証書が付属しているか」「正規販売店からの出品であるか」を確認しましょう。並行輸入品や中古品の場合、保証書が付属しないことが多く、その場合は故障や修理時にすべて自己負担となるリスクがあります。
バイクヘルメットを売っている主要な販売ルートは大きく分けて3つ
バイクヘルメットは、あなたの命を守り、バイクライフを快適にしてくれる重要な相棒です。この記事でご紹介した通り、販売場所によって得られるメリットが全く異なります。
最後に、それぞれの購入場所のメリットをまとめます。
- バイク用品専門店(ナップス、ライコランドなど):
最大のメリットは、「試着・フィッティング」による最高の安全性の確保と、専門スタッフによる的確なアドバイスです。特に初めてのヘルメット購入や高級モデル購入時には、このルートが最も安心です。 - 一般店舗・ディーラー(オートバックス、ホンダなど):
最大のメリットは、「利便性」や「純正品との統一感」です。ただし、品揃えや専門性は専門店に劣るため、手頃なものや純正品を求めている場合に適しています。 - ネット通販(Amazon、楽天市場など):
最大のメリットは、「価格の安さ」と「選択肢の多さ」です。ただし、事前に実店舗で試着し、自分のサイズとモデルを把握していることが大前提です。
どのヘルメットを選ぶか迷ったときは、ぜひこの記事を参考に、まずは近隣の専門店に足を運び、実際に様々なヘルメットを被り比べてみてください。
頭の形にぴったり合ったヘルメットを見つけて、安全で快適なバイクライフを楽しみましょう!モモストアも、あなたのヘルメット選びを応援しています!

