切手はどこで買える?24時間販売場所からコンビニ・郵便局の全情報まとめ
「急に手紙を出さなきゃいけなくなったけど、もう郵便局は閉まってる…」「そもそも切手ってどこで買えるんだっけ?」
日常生活で、ふと切手が必要になる瞬間ってありますよね。特に急いでいる時や、夜遅い時間だと、どこに行けば確実に手に入るのか不安になるものです。
ご安心ください。切手は、郵便局以外にも私たちが普段利用しているお店で、実は簡単に手に入るんです!
この記事では、「切手を買う場所」の全てを、モモストアが徹底的に調査しました。
24時間営業のコンビニから、お得に買える意外な場所、そして気になる支払い方法まで、あなたの「知りたい!」を全て解決します。この記事を読めば、もう切手探しで困ることはなくなりますよ!
・コンビニで切手を買う方法と注意点!24時間いつでも手に入るのは便利
・郵便局の営業時間と窓口・ATMでの切手購入のポイント
・切手はドラッグストアやスーパーでも買える?意外な販売店の探し方
・Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどネット通販で切手を買うメリット・デメリット
- 切手が買える場所はどこ?実は郵便局以外にも選択肢がたくさん
- コンビニで切手を買う方法と注意点!24時間いつでも手に入るのは便利
- 郵便局の営業時間と窓口・ATMでの切手購入のポイント
- 切手はドラッグストアやスーパーでも買える?意外な販売店の探し方
- Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどネット通販で切手を買うメリット・デメリット
- 金券ショップの切手は本当に安いの?購入する際の裏ワザとリスク
- 切手を購入できる時間帯は?24時間営業のお店とそうでないお店
- 切手の種類と値段は?普通切手から特殊切手まで徹底解説
- 購入できる切手の額面は限られている?必要な金額の切手を買うには
- 切手購入はキャッシュレス決済できる?コンビニ・郵便局の支払い方法
- 切手以外にレターパックや収入印紙も一緒に買える場所
- 郵便ポストの位置は?切手を購入後すぐに投函するなら
- 【モモストアの結論】失敗しない切手の買い方とおすすめの購入場所
- コンビニで買える切手の額面は限られている?必要な金額の切手を買うには
- 郵便局の営業時間と窓口・ATMでの切手購入のポイント
- 切手はドラッグストアやスーパーでも買える?意外な販売店の探し方
- Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどネット通販で切手を買うメリット・デメリット
- 金券ショップの切手は本当に安いの?購入する際の裏ワザとリスク
- 切手を購入できる時間帯は?24時間営業のお店とそうでないお店
- 切手の種類と値段は?普通切手から特殊切手まで徹底解説
- 購入できる切手の額面は限られている?必要な金額の切手を買うには
- 切手購入はキャッシュレス決済できる?コンビニ・郵便局の支払い方法
- 切手以外にレターパックや収入印紙も一緒に買える場所
- 郵便ポストの位置は?切手を購入後すぐに投函するなら
- 【モモストアの結論】失敗しない切手の買い方とおすすめの購入場所
切手が買える場所はどこ?実は郵便局以外にも選択肢がたくさん

切手と聞いて、まず頭に浮かぶのは「郵便局」だと思いますが、実はそれだけではありません。郵便局が閉まってしまった後でも、あるいはもっと自宅や職場に近い場所で、切手は驚くほど多くの場所で販売されています。
「郵便局まで行くのが面倒だな」「平日の昼間は時間が取れないから、夜や休日に買いたい」という方のために、主な販売場所を一覧にまとめました。この一覧を見るだけでも、購入場所の選択肢がぐっと広がるはずです。
最もポピュラーな切手の販売場所一覧とその特徴
切手は、大きく分けて「郵便関連施設」「日常の小売店」「お得な購入場所」「オンライン」の4つのカテゴリーで探すことができます。
| カテゴリー | 具体的な場所 | 特徴・メリット |
| 郵便関連施設 | 郵便局(窓口・ゆうゆう窓口) | 全種類の切手、関連商品(レターパック、印紙など)が揃う。記念切手も豊富。 |
| 日常の小売店 | コンビニエンスストア | 24時間購入可能。店舗数が多く、気軽に立ち寄れる。 |
| 日常の小売店 | スーパーマーケット(サービスカウンター) | 買い物のついでに購入可能。ただし販売していない店舗も多い。 |
| 日常の小売店 | ドラッグストア | 一部店舗で取り扱いあり。日用品と一緒に購入できる。 |
| お得な購入場所 | 金券ショップ | 額面よりも安く買える可能性がある(普通切手のみ)。 |
| オンライン | Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング | 大量購入や珍しい切手が探せる。自宅まで届く。 |
特に注目したいのは、コンビニと金券ショップです。
コンビニは「今すぐ欲しい!」を解決してくれる最強の場所であり、金券ショップは「少しでも安く済ませたい」というニーズに応えてくれます。販売場所ごとの「得意なこと」を知っておけば、急な時でも迷うことはありません。
郵便局はもちろん切手のプロフェッショナルですが、日常的に利用するお店でも手軽に買えることを覚えておくと、あなたの生活がちょっと便利になりますよ。
コンビニで切手を買う方法と注意点!24時間いつでも手に入るのは便利
私たちにとって最も身近で頼りになる存在、それがコンビニエンスストアですよね。
「こんなものまで売っているの?」と驚くほど便利な商品が並ぶ中で、切手もしっかりと販売されています。最大のメリットは、やはり24時間、年中無休で営業している点に尽きます。仕事で帰りが遅くなった夜でも、急な用事ができた早朝でも、切手を購入できるのは本当に助かります。
主要コンビニでの切手の取り扱い状況
国内の主要なコンビニであれば、ほとんどの店舗で切手の取り扱いがあります。
- セブンイレブン: ほぼ全店で取り扱いあり。
- ローソン: ほぼ全店で取り扱いあり。
- ファミリーマート: ほぼ全店で取り扱いあり。
- ミニストップ: ほぼ全店で取り扱いあり。
- デイリーヤマザキ: ほぼ全店で取り扱いあり。
ただし、切手は基本的にレジカウンターの奥や、タバコの棚の近くに保管されていることが多いです。
目に見える場所に並んでいるわけではないので、購入したい時は必ず店員さんに声をかけてください。
「84円切手と、63円切手を一枚ずつお願いします」と具体的な額面を伝えれば、スムーズに対応してもらえますよ。
コンビニで買える切手の種類と購入時の注意点
コンビニで取り扱っているのは、基本的に「普通切手」のみです。
| よく取り扱われる額面 | 使途(目安) |
| 63円 | ミニレター、往復はがきなど |
| 84円 | 定形郵便物(25gまで) |
| 94円 | 定形郵便物(50gまで) |
| 120円~500円 | 定形外郵便物、速達など |
【購入時の注意点】
1. 記念切手や特殊切手は基本的に売っていない
コンビニでは在庫管理の都合上、汎用性の高い普通切手しか置いていません。「可愛いキャラクターの切手が欲しい」「結婚式の招待状に使いたい」といった特殊な切手を求めている場合は、郵便局に行く必要があります。
2. クレジットカードで購入できない
これが最大の注意点かもしれません。ほとんどのコンビニでは、切手の購入は現金のみと定められています。これは、切手が「有価証券」として扱われており、クレジットカードのポイント還元や換金を防ぐためです。
PayPayや楽天Edyなどの電子マネーも使用できないケースが多いため、コンビニに行く際は現金を準備しておきましょう。
(※一部の店舗やコンビニ独自電子マネーで例外がある場合もありますが、基本は現金と覚えておいてください)
緊急時や夜間の購入には、コンビニが圧倒的に便利です。ただし、支払いは現金、種類は普通切手、この2点をしっかり押さえておきましょう。
郵便局の営業時間と窓口・ATMでの切手購入のポイント
切手の販売場所の「本命」は、やはり郵便局です。切手に関するすべてのサービスと商品が揃っているため、特に特殊な切手や大量の切手が必要な場合は、迷わず郵便局に行くべきでしょう。
しかし、郵便局と一口に言っても、窓口の営業時間や、切手を扱っているサービスによって購入できる時間帯が異なります。ここでは、郵便局での賢い切手の買い方をご紹介します。
一般窓口、ゆうゆう窓口、郵便局ATMでの取り扱い
郵便局には主に3つの購入経路があります。
一般郵便窓口
最もスタンダードな方法です。
ここでは、普通切手はもちろん、その時に発行されている最新の記念切手、ふるさと切手、特殊切手など、すべての種類の切手を購入できます。
また、レターパックや収入印紙、書き損じハガキの交換などの手続きも全てここで完結します。
営業時間:
多くの郵便局では、平日9:00〜17:00(または19:00まで)が一般的です。土日祝日は基本的に休業ですが、郵便局の規模や立地によって異なります。
ゆうゆう窓口
大規模な郵便局(主に集配局)に設置されている窓口です。これは、夜間や休日も郵便物の差し出しや、書留などの特別な郵便サービスを行うための窓口です。
実は、このゆうゆう窓口でも切手を購入することができます。
「仕事帰りで17時に間に合わない!」という方は、この窓口がある郵便局を探してみると良いでしょう。
営業時間:
平日夜間や土日祝日も開いていることが多いです。ただし、取り扱い時間や曜日は局によって大きく異なるため、事前に確認が必要です。 最寄りの郵便局の営業時間・ゆうゆう窓口の有無を確認するとスムーズです。
郵便局ATM
一部の郵便局のATMでは、実は切手を販売していることがあります。これは主に、ATMの操作画面から切手のシート(例:84円切手10枚シートなど)を購入する機能です。
ただし、すべてのATMで取り扱っているわけではないため、あまり期待はせず「もし買えたらラッキー」くらいに思っておくのが無難です。
郵便局で切手を購入する最大のメリットは、すべてのニーズに対応できることです。珍しい切手が欲しい、大量に購入したい、といった場合は、多少時間に融通をつけても窓口を利用するのが最も確実で賢い選択と言えます。
切手はドラッグストアやスーパーでも買える?意外な販売店の探し方
「切手=郵便局かコンビニ」というイメージが強いですが、実は私たちの生活に密着した他の小売店でも取り扱いがあるのをご存知でしたか?
それは、ドラッグストアやスーパーマーケットです。これらの店舗は、日用品や食料品のついでに切手を買えるという点で、非常に便利です。
ドラッグストアでの切手取り扱い状況
ドラッグストアは、薬や化粧品だけでなく、食品や日用品まで幅広く取り揃える「総合小売店」へと進化しています。
切手を販売しているのは、主にレジのサービスカウンター付近です。
- マツモトキヨシ、スギ薬局、ウエルシアなど: 大型の店舗や、昔から営業している店舗の一部で取り扱いがあるケースが多いです。
- 共通点: 郵便局の「委託」を受けて販売している形式が多いため、取り扱っている切手の種類は、コンビニと同様に普通切手の主要な額面(84円、94円など)が中心となります。
もし、ドラッグストアで切手を見かけたら、それは非常にラッキーです。風邪薬を買うついでに、シャンプーを買うついでに、一緒に済ませられるのは時間の節約になりますよね。
ただし、チェーン全体で統一されたサービスではないため、「このお店なら確実!」とは言い切れません。レジで確認するのが確実です。
スーパーマーケット(総合スーパー)での購入
イオンやイトーヨーカドーのような大型の総合スーパーでは、店内のサービスカウンターで切手やはがきを販売していることがあります。
こちらは、店内にある「郵便局の出張所」のような位置づけで、小さな郵便局窓口が併設されているケースもあります。
【スーパーでのメリット】
- 日中の買い物のついでに済ませられる。
- 店舗によっては、郵便局窓口と同じように記念切手や特殊切手の取り扱いがある場合がある。
- 比較的、広い駐車場があるため車でのアクセスがしやすい。
これらの意外な販売店を探す際は、「サービスカウンター」や「インフォメーション」と書かれた場所を目印に探してみてください。
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどネット通販で切手を買うメリット・デメリット
「切手を買いに行く時間すらない!」という方もいらっしゃるでしょう。
そんな現代の忙しい私たちにとって、ネット通販は非常に魅力的な選択肢となります。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった巨大なオンラインモールでも、切手は販売されています。
ネット通販で切手を購入するメリット
オンライン購入には、実店舗にはない大きなメリットがたくさんあります。
自宅から一歩も出ずに購入が完了する
これが最大の魅力です。重い荷物を持って帰る必要もなく、人との接触もありません。深夜でも早朝でも、自分の好きなタイミングで注文できます。
普通切手から特殊切手まで品揃えが豊富
郵便局の在庫切れや、コンビニでは扱っていない過去の記念切手、珍しいデザインの切手、海外の切手などを探すことができます。特にコレクターの方にとっては、宝の山のような場所です。
大量購入(シート単位)に強い
法人の方や、大量にハガキや封筒を出す予定がある方にとって、ネット通販でのシート購入は非常に効率的です。まとめて買うことで、送料が無料になったり、ポイント還元でお得になる場合もあります。
例えば、Amazonや楽天市場で「切手 〇〇円 シート」と検索すると、郵便局の公式ショップや、切手買取専門店が出品している商品を見つけることができます。
ネット通販のデメリットと購入時の注意点
便利なネット通販ですが、切手という特殊な商品にはいくつかのデメリットも存在します。
すぐに手に入らない(配送時間)
「今すぐ投函したい!」というニーズには対応できません。注文から手元に届くまでに、最低でも1日〜数日かかります。急ぎの場合は、コンビニなどを利用しましょう。
送料が発生する場合がある
切手自体は比較的安価な商品なので、送料が発生すると割高になってしまいます。送料無料の条件(例:〇〇円以上の購入で送料無料)を確認して、まとめて購入するのがおすすめです。
定価よりも高い場合がある
ネット通販では、プレミア価格がついて販売されている切手もあります。特に発行枚数が少なかったり、人気が高い記念切手は、額面よりも高く売られていることがあるので、購入前に必ず額面と販売価格を比較しましょう。
また、メルカリやラクマなどのフリマアプリでも切手が売買されていますが、個人間の取引になるため、状態の確認や信頼できる出品者かどうかを慎重に見極める必要があります。
金券ショップの切手は本当に安いの?購入する際の裏ワザとリスク
「切手は定価で買うもの」という認識を覆してくれるのが、金券ショップです。
「どうせ使うものだから、少しでも安く手に入れたい!」という、賢い節約志向の方に人気の購入場所です。
金券ショップで切手が安くなる仕組み
なぜ、金券ショップでは定価よりも切手を安く買えるのでしょうか?
それは、金券ショップが扱う切手が、「使用済みではないが、一度人の手に渡った未使用の切手」だからです。
- 企業や個人が、使いきれなかった切手やハガキを金券ショップに持ち込みます。
- 金券ショップは、額面の約90〜95%程度の価格で買い取ります。
- その後、金券ショップは、額面の約95〜98%程度の価格で消費者に販売します。
つまり、額面(100%)と販売価格(98%)の差額がお得になる部分です。
たった数パーセントの違いですが、数十枚、数百枚と大量に購入する場合は、その差は非常に大きくなります。
【例】84円切手を100枚購入した場合
| 購入場所 | 単価 | 合計金額 |
| 郵便局・コンビニ(定価) | 84円 | 8,400円 |
| 金券ショップ(97%の場合) | 約81.48円 | 約8,148円 |
約250円ほどの節約になります。この節約額をどう捉えるかは人それぞれですが、毎月大量に郵送する方には見逃せないメリットです。
購入する際の裏ワザと知っておきたいリスク
裏ワザ:バラの切手よりも「切手シート」を選ぶ
金券ショップでは、1枚ずつ切り離された「バラ切手」よりも、10枚や20枚が繋がった「切手シート」の方が、少しだけ安く販売されていることが多いです。
もし、大量に必要な場合は、積極的にシートで購入できないか店員さんに尋ねてみましょう。
リスク1:額面の種類が偏っている
金券ショップにある切手は、持ち込まれたものなので、在庫状況が不安定です。「84円切手が欲しいのに、94円切手しかない…」ということもあります。購入前に電話で在庫を確認するのが確実です。
リスク2:記念切手が多い場合がある
金券ショップで売られている切手は、普通切手の地味なデザインではなく、少し派手な記念切手のデザインが多いです。ビジネス文書などに使用する場合は、相手に失礼にならないか、デザインが派手すぎないか確認してから購入しましょう。
お近くの金券ショップを探すには、「最寄りの金券ショップ」で検索してみてください。
切手を購入できる時間帯は?24時間営業のお店とそうでないお店
切手が必要になる瞬間は、選べません。特に夜間や早朝に「あっ、切手が足りない!」と気づくこともありますよね。
ここでは、切手が「いつ」買えるのか、場所ごとの時間帯を徹底比較します。
24時間いつでも購入できる場所
コンビニエンスストア
これ一択です。主要なコンビニはすべて24時間営業なので、極端な話、真夜中の3時でも切手を買うことができます。
ただし、先述の通り、販売しているのは基本的に「普通切手」の主要な額面のみです。深夜に記念切手を探しても見つからないので、注意してください。
【コンビニ購入のメリットが活きるシーン】
- 旅行先や出張先で、急遽ハガキを出したくなった時。
- 夜間に急ぎで書類を投函しなければならない時。
- 郵便局や金券ショップの営業時間に間に合わない時。
時間制限がある場所
1.郵便局(一般窓口)
大半の郵便局は平日の9:00〜17:00が営業時間です。土日祝日は休業です。
2.郵便局(ゆうゆう窓口)
平日の夜間や土日祝日も営業している局がありますが、24時間営業している局は非常に稀です。ほとんどの局は夜22:00頃には閉まってしまうため、夜中の利用は難しいと考えましょう。
3.ドラッグストア・スーパー・金券ショップ
これらの店舗も、それぞれの営業時間に準じます。
ドラッグストアやスーパーは比較的遅くまで営業していますが、切手を扱うサービスカウンターは早めに閉まることがあります。金券ショップは、平日の日中が主な営業時間で、週末は短縮営業や休業の店舗が多いです。
知っておきたい「郵便局の土曜営業」
以前は土曜日も午前中だけ営業している郵便局が多かったですが、現在は土曜日の窓口営業を休止している郵便局が増えています。
そのため、「土曜日なら大丈夫だろう」と油断せず、必ず最寄りの郵便局の最新の営業時間を確認することを強くおすすめします。
切手の種類と値段は?普通切手から特殊切手まで徹底解説
切手を購入する際に、「いくらの切手を買えばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
切手には、手紙の重さや送るものの種類に応じて、様々な額面と種類があります。ここでは、主要な切手の種類と、それぞれどのような郵便物に使うのかを解説します。
最も使用頻度の高い普通切手の主要額面
私たちが日常で最もよく使うのが、風景や伝統工芸品などが描かれた普通切手です。
| 額面(2025年11月現在) | 主な使途 | 販売場所 |
| 63円 | 通常ハガキ | 郵便局、コンビニ、金券ショップ |
| 84円 | 定形郵便物(25g以内) | 郵便局、コンビニ、金券ショップ |
| 94円 | 定形郵便物(50g以内) | 郵便局、コンビニ |
| 120円 | 定形外郵便物(規格内50g以内) | 郵便局、一部コンビニ |
| 140円 | 定形外郵便物(規格内100g以内) | 郵便局 |
特に84円切手は、A4サイズの紙3~4枚程度を入れた封筒(定形郵便の25g以内)を送る際に最もよく使われます。この額面を多めに持っておくと安心です。
特別な手紙に最適な特殊切手・記念切手
記念切手や特殊切手は、「この切手で送りたい!」という楽しさを与えてくれます。
記念切手
国家的なイベントや、スポーツ大会、特定の人物の生誕〇周年などを記念して、期間限定で発行される切手です。
デザイン性が非常に高く、コレクターの間でも人気があります。
特殊切手
グリーティング切手(お祝い、季節の挨拶)、アニメ・キャラクター切手、ふるさと切手など、特定のテーマに沿って発行される切手です。
【購入場所の注意】
これらの特殊切手や記念切手は、基本的に郵便局の窓口でのみ購入できます。コンビニやドラッグストアでは扱っていません。
もし、最新の記念切手が欲しい場合は、日本郵便の切手発行情報をチェックしてから郵便局に行くと確実です。
購入できる切手の額面は限られている?必要な金額の切手を買うには
「送りたい郵便物の重さがわかったけど、ぴったりな額面の切手がない…」
「390円の送料がかかるけど、390円切手なんて売ってないよね?」
ご心配なく。切手は、必ずしもピッタリの額面を買う必要はありません。むしろ、複数の切手を組み合わせて、必要な金額にするのが一般的です。
組み合わせで必要な額面を作る方法
郵便局で送る場合は、窓口で重さを測ってもらい、必要な金額を伝えれば、局員さんが切手の組み合わせを用意してくれます。
自分で投函する場合は、市販されている切手を組み合わせて額面を作ります。この時、「いかに少ない枚数で、必要な額面に近づけるか」がポイントになります。
【組み合わせの具体例】
| 必要な合計金額 | おすすめの切手の組み合わせ | 合計枚数 |
| 194円 | 84円切手 × 2枚 + 2円切手 × 1枚 | 3枚 |
| 300円 | 120円切手 × 2枚 + 60円切手 × 1枚 | 3枚 |
| 710円(速達など) | 500円切手 × 1枚 + 210円切手 × 1枚 | 2枚 |
郵便局では、1円切手、2円切手、5円切手といった細かな額面も販売されています。これらは、合計金額の微調整をするのに非常に便利です。
コンビニなどで84円切手や94円切手を多めに買っておき、足りない分を小さな切手で補うのが、最も賢い切手の使い方と言えるでしょう。
端数切手の扱いに困ったら「交換」も可能
もし、過去に買った切手やハガキが余ってしまい、半端な額面が残ってしまった場合でも大丈夫です。
郵便局の窓口では、未使用の切手やハガキを、手数料を支払うことで新しい切手やハガキに交換してもらえます。
「昔の40円切手がたくさんあるけど、今の送料には使えない…」と諦めずに、郵便局で相談してみてください。手数料はかかりますが、無駄にならずに済みますよ。
切手購入はキャッシュレス決済できる?コンビニ・郵便局の支払い方法
現代はキャッシュレス時代。「切手もスマホ決済でサクッと買いたい」と思うのは自然なことです。しかし、切手は「有価証券」という特殊な扱いのため、他の商品とは支払いルールが異なります。
ここでは、切手が購入できる場所での、最新の支払い方法について解説します。
コンビニ:原則「現金のみ」を徹底
先述の通り、コンビニでの切手購入は、ほとんどの店舗で現金のみです。
- クレジットカード: 使用不可
- 交通系IC(Suica、PASMOなど): 使用不可
- QRコード決済(PayPay、楽天ペイなど): 使用不可
- 電子マネー(iD、QUICPayなど): 使用不可
【理由】
切手をクレジットカードなどで購入し、すぐに換金(現金化)する行為を防ぐためです。これは、コンビニ側が不正利用のリスクを避けるための徹底した対策だと理解しておきましょう。
コンビニに行く際は、切手代を忘れずに財布に入れておいてくださいね。
郵便局:キャッシュレス決済への移行が進む
郵便局では、近年キャッシュレス決済の導入が急速に進んでいます。
郵便窓口での支払い方法
1.ゆうちょPay
ゆうちょ銀行が提供するスマホ決済サービスで、切手、ハガキ、レターパックなど、ほぼ全ての商品で利用可能です。
2.クレジットカード・電子マネー
郵便局の直営店では、クレジットカード(Visa、Mastercardなど)や電子マネー(Suica、楽天Edyなど)が利用できる局が増えています。
ただし、ここでも「有価証券類」の購入制限があります。
- 切手、ハガキ、レターパック、収入印紙: ゆうちょPayはOK、それ以外のクレジットカードや一般の電子マネーは使用不可のケースが多いです。
【例外】
ゆうパックの運賃支払いなど、郵便サービスにかかる料金であればクレジットカード決済が可能なことが多いです。切手や印紙などの「商品」を購入する場合は、やはり現金が最も確実だと覚えておきましょう。
もし、どうしてもキャッシュレスで購入したい場合は、郵便局の窓口で「この切手、〇〇ペイで支払えますか?」と、購入前に確認することをおすすめします。
切手以外にレターパックや収入印紙も一緒に買える場所
切手を探していると、ついでに「レターパック」や「収入印紙」も必要になることがありますよね。
これらも切手と同じ「有価証券」扱いの商品ですが、切手とは少しだけ販売場所やルールが異なります。
レターパックの販売場所
レターパックは、追跡サービス付きで送れる便利な配送サービスです。「ライト」と「プラス」の2種類があり、料金は全国一律です。
郵便局
当然ながら、すべての郵便局の窓口で購入できます。大量購入にも対応してくれます。
コンビニ
ほとんどのコンビニでレターパックの取り扱いがあります。切手と同様、レジカウンターで店員さんに声をかけてください。
ただし、切手と同じく、支払いは基本的に現金のみです。
金券ショップ
レターパックも金券ショップで安く販売されていることがあります。特に、企業からの持ち込みが多く、定価よりも数十円〜数百円安く手に入るため、まとめて購入するなら非常にお得です。
【重要】レターパックを購入したら、すぐに最新のレターパックの種類と料金を確認して、最適なものを使いましょう。
収入印紙の販売場所
収入印紙は、領収書や契約書などの特定の文書に対して国に税金を納めるために貼る証票です。
郵便局
すべての郵便局の窓口で購入できます。特に200円の収入印紙は、領収書によく使われるため、常備している局が多いです。高額な印紙が必要な場合は、事前に在庫を確認した方が安心です。
コンビニ
多くのコンビニで「200円の収入印紙」のみ取り扱っています。これは、領収書を作成する際に最も使用頻度が高いためです。
200円以外の収入印紙が必要な場合は、郵便局に行く必要があります。
法務局・登記所
役所関連の書類提出の際に使う収入印紙は、法務局や登記所内にある売店でも販売されています。
切手、レターパック、収入印紙をまとめて購入したい場合は、「郵便局の窓口」が最も確実な場所です。ただし、「レターパックと200円の収入印紙だけ」であれば、コンビニで全て揃えられますよ。
郵便ポストの位置は?切手を購入後すぐに投函するなら
切手を購入したなら、次は投函です。「せっかく切手を買ったのに、ポストがどこにあるか分からない…」となっては本末転倒ですよね。
ここでは、切手購入から投函までの導線をスムーズにするために、ポストの探し方と、投函する際のちょっとした注意点をお伝えします。
ポストを見つけるための簡単テクニック
実は、ポストはあなたの予想以上に身近な場所に設置されています。
切手を購入した場所の近くを探す
郵便局:
郵便局の敷地内には、ほぼ必ずポストが設置されています。局の出入り口のすぐそばにあることがほとんどです。
コンビニ:
コンビニの店舗によっては、出入り口の外や駐車場の一角にポストを設置している場合があります。特に主要なチェーンの店舗では、ポストの設置率が高いです。
地図アプリで「ポスト」と検索する
最も確実で便利な方法は、Googleマップなどの地図アプリで「ポスト」や「郵便ポスト」と検索することです。
今いる場所から最も近いポストの位置をすぐに確認できますし、集荷時間(ポストから郵便物が回収される時間)が表示される場合もあるため、急いでいる時には非常に役立ちます。
投函時の注意:規格と区分をチェック
切手を貼ってポストに投函する際、最後にチェックしてほしいのが「郵便物の規格」と「投函口の区分」です。
郵便物の規格を確認する
ポストの投函口に入るかどうかが問題です。
- 定形郵便(細長い封筒): 小さな投函口でOK。
- 定形外郵便(大きな封筒や厚みのあるもの): 大きな投函口(「定形外」「大型郵便」などと書かれている方)に入れる必要があります。
無理に小さな投函口に押し込むと、郵便物が破損したり、中で詰まってしまったりする原因になるので注意してください。
投函口の区分を確認する
ポストには、投函口が2つに分かれているものが多いです。
| 左側の投函口 | 右側の投函口 |
| 手紙・はがき(定形郵便物) | 定形外郵便物・ゆうメールなど |
どちらの区分に入れるかによって、集荷後の仕分け作業が変わってきますので、間違えないように注意しましょう。
ポストの位置を探すのに困ったら、まずはGoogleマップで「郵便ポスト 現在地」と検索してみてください。
【モモストアの結論】失敗しない切手の買い方とおすすめの購入場所
ここまで、切手が買える様々な場所を徹底的に見てきました。最後に、あなたの状況に応じて「どこで切手を買うべきか?」の最適な結論を、モモストアがまとめます。
状況別!最適な切手の購入場所
あなたの切手購入の「目的」に合わせて、場所を使い分けましょう。
| 購入目的 | 最適なおすすめ場所 | 理由 |
| 急いでいる・夜間/休日 | コンビニエンスストア | 24時間営業。主要な額面(84円、63円)を確実に手に入れられる。 |
| 記念切手・特殊切手が欲しい | 郵便局(一般窓口) | 全種類の切手を取り扱っている。デザインを選んで購入できる。 |
| 少しでも安く購入したい | 金券ショップ | 額面の95〜98%程度で買える。大量購入するほどお得。 |
| 大量にシートで購入したい | ネット通販(Amazon・楽天) | 自宅まで届く。在庫切れの心配が少ない。ポイント還元もある。 |
| レターパックや収入印紙も同時に欲しい | 郵便局(一般窓口) | すべての郵便関連商品が揃う。 |
| 買い物ついでに済ませたい | ドラッグストア・スーパー | 日用品の購入と一緒に済ませられる。ただし、在庫は要確認。 |
もし、「急ぎではないけれど、いつか必要になるからストックしておきたい」という場合は、金券ショップで普通切手のシートを安く購入し、手元に置いておくのが最も賢い方法です。
モモストアが推奨する賢い切手ストック術
切手を「いざという時」のために常備しておくための、簡単なストック術をご紹介します。
1.「84円切手」と「10円切手」を多めにストックする
定形郵便物の基本料金である84円と、細かな調整に便利な10円切手をセットで持っておくと、ほとんどの郵便物に対応できます。
2.可愛らしい特殊切手を少し買っておく
お礼状や私的な手紙を送る時、可愛い特殊切手を貼るだけで、相手の印象がぐっと良くなります。郵便局に行った際、気に入ったデザインがあれば、数枚だけ買っておくと便利です。
3.切手専用の小さなケースを用意する
切手を財布の中に無造作に入れたり、引き出しにしまったりすると、端が折れて使えなくなってしまうことがあります。名刺入れのような小さなケースに入れておくと、折れずに綺麗に保管できますよ。
切手の購入場所を知っておけば、あなたはもう急な郵送で焦ることはありません。必要な時に必要な場所を選んで、賢く切手を購入してくださいね。
コンビニで買える切手の額面は限られている?必要な金額の切手を買うには
コンビニは24時間営業で非常に便利ですが、「コンビニで買える切手は種類が少ないんじゃないか」という疑問を持つ方も多いでしょう。
結論から言うと、コンビニで買える切手の額面は、郵便局と比べるとかなり限定されています。しかし、日常的な郵便物の投函であれば、ほとんどの場合で問題なく対応できます。
コンビニで取り扱われる主な切手の額面
コンビニが在庫として置いているのは、「販売頻度が高い切手」に絞られています。
- 63円切手(ハガキ用): 63円ハガキの送料に。
- 84円切手(定形郵便物25gまで): 最も使用頻度が高い。
- 94円切手(定形郵便物50gまで): 少し重めの手紙用。
店舗によっては、120円切手やそれ以上の額面(例:140円や210円など)も置いていますが、主要な3種類(63円、84円、94円)さえあれば、ほぼ困ることはありません。
なぜ額面が少ないのか?
コンビニは、あくまでも切手の「販売代行」のような形をとっています。多種類の切手を扱うと、在庫管理やレジでの操作が複雑になり、回転率の悪い商品を置くスペースも無駄になります。
そのため、「多くの人が、いますぐ必要としているもの」に絞って販売しているのです。
必要な額面がコンビニで揃わない場合の対処法
もし、あなたが「194円の切手が必要!」となった場合、コンビニには194円切手はありません。この場合の対処法はシンプルです。
複数の切手を組み合わせて額面を作る
最も基本的な方法です。
- 例: 194円が必要な場合 → 84円切手 × 2枚 (168円) + 26円不足
- 残りの26円を補うために、もし店に20円切手と6円切手があればそれを使います。(現実的には20円切手はない場合が多い)
- より現実的には、94円切手 × 2枚 (188円) + 6円切手(郵便局で購入)などで調整します。
コンビニだけでは、端数の調整が難しいのが現状です。そのため、高額な切手が必要な場合や、細かい調整が必要な場合は、最初から郵便局でまとめて購入することをおすすめします。
レジで「〇〇円分」と伝えて購入する
「〇〇円分の切手を下さい」と伝えると、店員さんがその額に最も近い切手の組み合わせ(在庫にあるもの)で対応してくれる場合があります。
ただし、コンビニの店員さんは切手のプロではないため、あまり複雑な組み合わせは依頼しない方がスムーズです。
郵便局の営業時間と窓口・ATMでの切手購入のポイント
切手の購入場所として最も信頼性が高いのが郵便局ですが、その営業時間には実は様々なパターンがあり、購入できる時間帯が大きく異なります。ここでは、それぞれの窓口での購入のコツを深掘りします。
一般郵便窓口の確実な利用法
ほとんどの郵便局の一般窓口は、平日9:00から17:00までの営業です。お昼休みなどを避けて、午前中早めの時間に行くのがおすすめです。
平日の午前中が狙い目
窓口は、17時が近づくにつれて、仕事帰りの人たちで混み合う傾向にあります。
特に、連休明けや月末は、大量の郵便物や荷物を発送する企業の人たちで非常に混雑します。
平日の午前中、特に10時〜12時の間は、比較的空いていることが多いです。
特殊な切手は在庫を確認する
大型の郵便局であれば、ほとんどの切手が揃っていますが、小規模な郵便局では、高額切手(例:500円、1000円)や、古い記念切手の在庫がない場合があります。
もし、「この切手が絶対に欲しい!」というものがあるなら、訪問前に一度電話で在庫を確認するのが、無駄足を踏まない確実な方法です。
ゆうゆう窓口の賢い活用術
ゆうゆう窓口は、郵便局の中でも特に利用価値の高い場所です。
ゆうゆう窓口は「夜間・休日の救世主」
一般窓口が閉まっている時間帯でも、ゆうゆう窓口があれば切手を購入できます。
例えば、夜20時まで開いているゆうゆう窓口がある郵便局を探せば、仕事が終わった後でも切手を購入し、その場ですぐに投函まで完了できます。
ただし、ゆうゆう窓口は基本的に大規模な集配局にしか設置されていません。
最寄りのゆうゆう窓口の営業時間や場所を調べるには、日本郵便の公式ホームページで検索するのが一番早いです。
ゆうゆう窓口でも記念切手は買える?
はい、ゆうゆう窓口でも、在庫があれば記念切手を購入できます。しかし、一般窓口ほど在庫の種類が豊富ではない場合があるので、あくまで「普通切手が買える場所」として利用し、特殊な切手は一般窓口の営業時間内に購入する、と使い分けるのが賢明です。
切手はドラッグストアやスーパーでも買える?意外な販売店の探し方
「切手は郵便局かコンビニ」という常識を打ち破るのが、ドラッグストアやスーパーマーケットでの購入です。
これらの店舗で切手が買えるのは、主に地域住民へのサービスの一環として、郵便局から販売を委託されているからです。
ドラッグストアでの切手購入の隠れたメリット
ドラッグストアは、風邪薬、トイレットペーパー、食品など、日常生活に必要なものが全て揃う場所です。
駐車場の心配がない
これがドラッグストアの大きなメリットです。郵便局は都心部だと駐車場がないことも多いですが、ドラッグストアは広い駐車場を完備していることがほとんどです。車でサッと立ち寄って、切手だけを買って帰るという使い方ができます。
ポイントが貯まる場合も?(注意が必要)
ドラッグストア独自のポイントカードや、共通ポイント(Tポイント、Pontaなど)を導入している店舗が多いですが、切手はポイント付与の対象外であるケースがほとんどです。
しかし、一部のキャンペーン期間中や、店舗独自のルールでポイントが付く可能性もゼロではありません。レジで念のため確認してみると良いでしょう。
【探し方のヒント】
ドラッグストアで切手を取り扱っているのは、比較的大型で、地域のコミュニティセンター的な役割を担っている店舗が多いです。レジの横などに「郵便」「切手販売」といった張り紙がないか探してみるか、サービスカウンターで尋ねてみましょう。
スーパーマーケット(総合スーパー)での購入の注意点
イオンやイトーヨーカドーなどの総合スーパーは、切手販売の穴場です。
サービスカウンターの営業時間に注意
スーパー自体は夜遅くまで開いていても、切手などのサービスカウンターの営業時間は17時〜19時頃までと短いことが多いです。切手を購入する場合は、日中の明るい時間帯に訪問するように計画を立てましょう。
郵便局の「出張所」が併設されている場合
特に大規模なショッピングモールやスーパーの中には、本当に小さな郵便局の出張所が併設されていることがあります。この場合は、一般の郵便局窓口とほぼ同じサービスが受けられるため、記念切手なども購入できる可能性が高いです。
ドラッグストアやスーパーは、「ついで買い」ができるという利便性が魅力です。普段の買い物の動線に組み込んでしまえば、切手のためにわざわざ時間を作る必要がなくなります。
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどネット通販で切手を買うメリット・デメリット
ネット通販で切手を買うという選択肢は、「時間」と「利便性」を最優先したい現代人にとって、非常に魅力的です。ここでは、オンラインでの購入を最大限に活用する方法と、失敗しないためのデメリット回避策を解説します。
オンライン購入が向いている人・向いていない人
【オンライン購入が向いている人】
- 会社で切手を大量に消費する法人・個人事業主
- 特定の種類(例:古い記念切手)を集めているコレクター
- 近くに郵便局や金券ショップがない、または行く時間がない人
- フリマアプリで売られている珍しい切手を探したい人
【オンライン購入が向いていない人】
- 「今すぐ、今日中に!」切手が必要な人
- 切手を1枚、2枚のバラで購入したい人(送料で割高になる)
- 商品の状態(折れ、汚れ)を自分の目で確認したい人
ネット通販でのデメリットを回避するコツ
送料を必ずチェックする
84円切手を1枚買うのに、送料が200円かかったら、切手代よりも送料が高くなってしまいます。
ネット通販で購入する際は、「送料無料の切手シート」や「他の商品と合わせて送料無料になる」条件のショップを選ぶことが鉄則です。
「額面割れ」の出品を探す
Amazonや楽天に出品されている切手は、基本的に定価(額面)販売ですが、中には金券ショップが出店しているモール店があります。
これらのショップでは、「額面97%」や「95%」といった、定価よりも少しだけ安い切手が売られていることがあります。商品の説明文をよく読んで、お得な出品を探してみてください。
特に大量の切手シートを購入する際は、「切手シート 格安 通販」で検索して、複数のサイトを比較検討することをおすすめします。
金券ショップの切手は本当に安いの?購入する際の裏ワザとリスク
金券ショップ(チケットショップ)は、「安さ」を追求するなら外せない選択肢です。しかし、その安さの裏には、知っておくべき「裏ワザ」と「リスク」が存在します。
金券ショップでの「安さ」を最大限に引き出す裏ワザ
裏ワザ1:高額切手シートを狙う
金券ショップの切手の割引率は、一般的に高額の切手(例:500円、1000円)や、切手シートの方が高くなります。
これは、金券ショップ側も「単価の高い商品」の方が利益率が高くなるためです。もし、500円切手を数枚使う予定があるなら、84円切手よりも500円切手の在庫を探した方が、割引率が高い可能性があります。
裏ワザ2:古い記念切手はもっと安い
金券ショップでは、見た目が地味な普通切手よりも、古いアニメや風景の記念切手の方が、さらに割引率が高く設定されていることがあります。
「デザインにこだわりはない、とにかく安く送れればいい」という目的であれば、店員さんに「今一番安い普通切手はどれですか?」と尋ねてみるのも一つの手です。ただし、ビジネス文書には派手すぎるデザインは避けた方が無難です。
金券ショップの「在庫不安定」リスクへの対策
金券ショップの在庫は、「誰が何を売りに来たか」によって毎日変わります。
「昨日行った時は84円切手がたくさんあったのに、今日はもう売り切れていた」ということは日常茶飯事です。
そのため、切手が大量に必要な場合や、特定の額面が必ず必要な場合は、訪問前に必ず店舗に電話で確認してから向かうようにしましょう。
「84円切手のシートが3枚欲しいのですが、在庫はありますか?」と具体的に伝えることで、無駄足を踏むことを避けられます。
金券ショップは、賢く使えば確実にお得になります。購入前に電話確認というひと手間を加えるだけで、あなたの切手ライフは格段に快適になりますよ。
切手を購入できる時間帯は?24時間営業のお店とそうでないお店
切手の購入場所を選ぶ上で、「営業時間」は最も重要な要素の一つです。ここでは、あなたの「今すぐ欲しい!」というニーズが、時間帯によってどう変化するかを解説します。
深夜・早朝に切手が必要になったら
迷わずコンビニエンスストアへ行きましょう。
日本のコンビニの24時間営業は、世界に誇れるインフラです。切手は必ずレジカウンターの奥に保管されていますので、深夜でも遠慮せずに店員さんに声をかけてください。
ただし、深夜帯のレジスタッフは、切手の販売に慣れていない可能性もあります。「84円切手を1枚」など、シンプルかつ具体的に伝えることで、スムーズな購入が可能です。
土日祝日に切手が必要になったら
土日祝日は、郵便局の一般窓口は休みです。この場合も、まずはコンビニが第一候補になります。
ただし、大量に切手が必要な場合や、特殊切手が欲しい場合は、以下の場所を探しましょう。
大規模郵便局の「ゆうゆう窓口」
全国の主要駅や都市の中心部にある大規模な郵便局には、土日祝日も夜間まで営業している「ゆうゆう窓口」があります。
この窓口であれば、普通切手だけでなく、在庫があれば記念切手も購入できますし、レターパックや収入印紙も購入できます。
総合スーパー内のサービスカウンター
イオンやイトーヨーカドーなどの総合スーパーは、土日祝日も営業しています。サービスカウンターが切手販売を委託されている場合は、土日でも切手を購入できる可能性があります。ただし、繰り返しになりますが、サービスカウンターの営業時間はスーパー本体の営業時間よりも早く終わることが多いので注意が必要です。
あなたの街の土日も開いている郵便局を探すなら、日本郵便の公式ウェブサイトで検索してみてください。
切手の種類と値段は?普通切手から特殊切手まで徹底解説
「切手」と一言で言っても、その種類とデザインは多岐にわたります。ここでは、切手を送る郵便物の種類別に、必要な額面と、その切手が持つデザインの魅力について解説します。
最も汎用性の高い普通切手のデザイン
普通切手は、日本の風景や動植物、文化財をモチーフにした、シンプルで飽きのこないデザインが特徴です。
【主なデザイン例】
- 84円: ソメイヨシノ(桜)や国宝の五重塔など
- 94円: 鳩や鯉などの動物モチーフ
- 120円: 富士山や日本の名所
普通切手は、コンビニや金券ショップでも手に入りやすく、ビジネスやフォーマルな場面でも安心して使える、最も頼れる切手です。
趣味性・コレクション性の高い特殊切手
記念切手や特殊切手は、受け取った相手に「特別な思い」を伝えることができます。
グリーティング切手(お祝い・季節の切手)
「ハッピーグリーティング」「冬のグリーティング」など、季節の挨拶やちょっとしたお祝いのメッセージを送る時に使います。
- 可愛らしいキャラクターやイラストが描かれているものが多いです。
- 結婚式の招待状や、友人へのバースデーカードなどに貼ると、非常に喜ばれます。
ふるさと切手
日本の各地域の観光名所や、ご当地グルメなどをテーマにした切手です。
- 地元の魅力をアピールしたい時や、旅行先からハガキを送る際に最適です。
【特殊切手の魅力】
特殊切手は、手紙の「顔」になります。受け取った人が、切手のデザインからあなたの気持ちやメッセージを感じ取ってくれるでしょう。
これらの特殊切手は、郵便局の窓口でしか販売されていません。手紙を出す前に、少しだけ郵便局に立ち寄って、お気に入りのデザインを探してみるのも楽しいですよ。
購入できる切手の額面は限られている?必要な金額の切手を買うには
郵便物の送料は、重さやサイズによって細かく分かれています。そのため、「580円の送料が必要だけど、580円切手なんて見たことがない」という状況に頻繁に遭遇します。
郵便のプロであるモモストアが、切手の「組み合わせテクニック」を伝授します。
端数切手を賢く使う「組み合わせ術」
必要な送料が細かな金額になった場合、郵便局で販売されている低額面切手を組み合わせるのが基本です。
低額面切手(1円、2円、5円、10円)を常備する
郵便局では、1円切手から販売されています。
【例】94円の送料が必要だが、84円切手しかない場合
- 84円切手 + 10円切手 = 94円
【例】140円の送料が必要だが、120円切手しかない場合
- 120円切手 + 10円切手 × 2枚 = 140円
この1円や10円切手を数枚持っておくだけで、コンビニなどで買った主要な切手(84円など)が無駄にならず、非常に柔軟に対応できるようになります。
高額切手で枚数を減らす
もし、300円や500円といった比較的高額な送料がかかる場合は、高額切手を組み込むことで、封筒に貼る枚数を減らすことができます。
【例】580円の送料が必要な場合
- 500円切手 × 1枚 + 80円切手 × 1枚 = 580円(合計2枚)
- (高額切手がない場合)94円切手 × 6枚 = 564円 + 16円切手(合計7枚)
切手の枚数が多いと、貼る手間もかかりますし、見た目もごちゃごちゃしてしまいます。高額切手は郵便局でのみ購入できますが、一度買っておくと非常に便利です。
切手購入はキャッシュレス決済できる?コンビニ・郵便局の支払い方法
切手購入におけるキャッシュレス決済は、多くの人が知りたいトピックであり、同時に多くの人が勘違いしやすいポイントでもあります。
コンビニの「現金縛り」はなぜ存在するのか?
コンビニが切手の支払いを現金に限定する最大の理由は、マネーロンダリングやクレジットカードの不正利用を防ぐためです。
切手は換金性の高い「有価証券」であり、もしクレジットカードで購入が許されてしまうと、不正に入手したカードで切手を大量に購入し、金券ショップで換金するという犯罪行為が発生しやすくなります。
コンビニは、こうしたリスクを回避するために、全国一律で厳格に「切手は現金」というルールを徹底しているのです。
郵便局でのキャッシュレス決済の「壁」
郵便局では、キャッシュレス化が進んでいますが、切手などの有価証券については慎重な対応が取られています。
ゆうちょPayは有価証券もOK
ゆうちょ銀行の「ゆうちょPay」は、郵便局の関連サービスであるため、切手、ハガキ、レターパックなどの有価証券の購入にも利用できることが多いです。
もし、現金を持ち歩きたくない場合は、ゆうちょPayを準備しておくのが、郵便局での最先端の支払い方法と言えます。
その他決済の「利用不可」を前提に行動する
SuicaやPayPayなどの一般的なキャッシュレス決済については、「切手や印紙などの購入には使えない」というルールを前提に行動することが重要です。
たとえ「使える」という情報を見つけたとしても、それは一部の例外的な店舗や期間限定のキャンペーンである可能性が高いため、確実性を求めるなら現金を用意しておくのがベストです。
結論として、切手は「現金」で購入するもの、という認識を持っておけば、購入時に慌てることはありません。
切手以外にレターパックや収入印紙も一緒に買える場所
切手が必要な時、ついでにレターパックや収入印紙も欲しくなる…これはよくあることです。これらの郵便関連商品がどこで手に入るか、そして切手との違いを解説します。
レターパックの購入場所は「コンビニ」と「郵便局」が二強
レターパックは、追跡サービスが付いており、厚さ制限内で荷物を送れる非常に便利なサービスです。
郵便局:全種類、確実に購入可能。
コンビニ:ほとんどの店舗で「ライト」と「プラス」の2種類を販売。
金券ショップでも販売されていますが、急いでいるならやはりコンビニが便利です。レジで「レターパックをください」と伝えればすぐに購入できます。
【注意点】
レターパックは、購入場所ではなく、ポストまたは郵便局の窓口から投函することで初めて効力を発揮します。購入した場所が投函場所ではありません。
収入印紙の購入場所は「郵便局」と「一部コンビニ」
収入印紙は、税金や手数料を納めるためのものです。
郵便局は全ての額面に対応
郵便局の窓口では、200円から高額なものまで、全ての額面の収入印紙を取り扱っています。契約書や不動産の登記などで高額な印紙が必要な場合は、郵便局一択です。
コンビニは「200円」に特化
コンビニで販売されている収入印紙は、基本的に「200円の収入印紙」のみです。これは、5万円以上の領収書に貼る義務があるため、最も需要が高いからです。
もし、領収書に貼る目的であれば、コンビニでも問題なく購入できます。
切手、レターパック、収入印紙を一度にすべて揃えたい場合は、郵便局の窓口へ行くのが最も確実で効率的です。
郵便ポストの位置は?切手を購入後すぐに投函するなら
切手を買って、「さあ、ポストはどこ?」と探すのは、最後の関門です。ここでは、切手購入の興奮そのままに、スムーズに投函を完了させるためのポストの見つけ方を伝授します。
ポストを見つけるための「連想ゲーム」
ポストは、郵便物が多く集まる場所に設置されているという原則を覚えておくと、見つけやすくなります。
「郵便局」の近くには必ずある
郵便局の建物周辺、特に入口のすぐそばには、必ずポストが設置されています。郵便局で切手を購入した場合は、その場ですぐに投函が完了できます。
「コンビニ」の駐車場や店頭の隅
特に主要なコンビニチェーンの店舗では、駐車場の一角や、店舗の出入口横にポストが設置されていることがあります。
コンビニは24時間切手を購入できるため、ポストも併設されていると非常に便利ですが、設置されていない店舗もあるので注意が必要です。
「駅前」や「大きな病院」の前
人が多く集まる場所、特に駅前や総合病院の入口付近にも、ポストは高確率で設置されています。これらの場所は、多くの人が利用するため、集荷回数も多い傾向にあります。
投函する前の最終チェックポイント
ポストを見つけたら、投函する前に以下の2点をチェックしましょう。
1.切手の貼り忘れはないか?
急いでいると、切手を貼るのを忘れてしまうことがあります。切手が貼られていない郵便物は「料金不足」となり、相手に届かないか、相手に不足分を請求されてしまいます。
2.投函口を間違えていないか?
ポストには「手紙・はがき用」と「定形外郵便物用」の投函口があります。大きな郵便物や厚みのあるものを小さな口に無理やり入れようとすると、ポストの中で詰まる原因になりますので、必ず正しい投函口に入れましょう。
ポストの正確な位置と集荷時間を確認する際は、Google検索で「郵便ポスト 集荷時間」と調べてみてください。
【モモストアの結論】失敗しない切手の買い方とおすすめの購入場所
モモストアの記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。切手は生活の必需品ですが、どこで買うかを知っているだけで、あなたの時間と費用は大きく節約できます。
最後に、あなたの切手購入の「目的」に合わせた、失敗しない究極の購入場所と方法をおさらいしましょう。
失敗しない切手購入は「目的別」に使い分ける!
切手は、「現金で購入する有価証券」という特殊な商品であることを理解すれば、場所の使い分けは簡単です。
利便性・スピード重視なら「コンビニ」
急ぎの時、夜間、休日に切手が1枚だけ必要な場合は、迷わずコンビニです。ただし、現金を持っていくのを忘れないようにしましょう。
品揃え・確実性重視なら「郵便局」
記念切手や高額切手が欲しい、大量にシートで購入したい、レターパックや収入印紙も同時に買いたい場合は、郵便局の窓口一択です。平日の日中が確実です。
節約・ストック重視なら「金券ショップ」
切手を頻繁に使う人、大量にストックしておきたい人は、金券ショップで額面より安く購入するのが最もお得です。訪問前に電話で在庫を確認する手間を惜しまなければ、最高の節約になります。
切手は、コンビニ、郵便局、金券ショップ、ネット通販など、あなたの生活スタイルに合わせて様々な場所で手に入ります。
この記事の情報が、あなたの切手購入の不安を解消し、よりスムーズで賢い郵送ライフを送るための一助となれば幸いです。また何かお困りのことがあれば、いつでもモモストアを頼ってくださいね!

